TIGER & BUNNYでエロパロat EROPARO
TIGER & BUNNYでエロパロ - 暇つぶし2ch660:名無しさん@ピンキー
12/02/12 00:33:35.15 jBXBix9f
>>656です
ミラクルジャンプ読みました!
マジリンリンしてて最高でした!
リンリンリンリンリンリンリンリンリンリンリンリンリンリンリンリン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

661:名無しさん@ピンキー
12/02/12 02:19:26.08 PlWozAPY
NC1977年11月1日は
折紙先輩にとって『初めて女性に触れてもらった(肩を)記念日』か……

662:名無しさん@ピンキー
12/02/12 21:16:36.58 mVBWW6G8
誰か…虎薔薇を…

663:名無しさん@ピンキー
12/02/13 19:56:50.08 8BJFT0NO
エロもいいけど恋愛をォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

664:名無しさん@ピンキー
12/02/14 22:22:11.69 pcego9Id
遅れてもいいからリンリンコンビでバレンタインネタをぉ!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

665:名無しさん@ピンキー
12/02/15 08:04:29.34 k/AwgAhL
自分でお書きなさい


666:名無しさん@ピンキー
12/02/15 12:10:58.53 aucZkQ0m
なんか書きたいけどキャラの把握がなぁ
アニメだけだと把握しにくい

…と思ったら漫画の単行本が出てるじゃないか
買いにいこうかね

667:名無しさん@ピンキー
12/02/15 23:27:10.67 dimEt34y
>>665
ごめんなさい文才無いです<(_ _)>

>>666
ありがとう!、そしてありがとう!

668:名無しさん@ピンキー
12/02/17 10:00:19.34 ynQsdNA+
薔薇の相手が虎(希望)なのは公式だけど、
龍の相手役に選ばれるの、折紙が多いな。
やっぱ公式燃料は強いなあ。
他の龍受けが息してない感じ。
かろうじて空龍?
あとはもうモブ相手とかになる感じ?

669:名無しさん@ピンキー
12/02/17 10:23:27.61 vwyM7viH
>>668
ナターシャさんや青薔薇と百合でもいいじゃないか
あと体格差で牛とか
でかい牛に全身使ってご奉仕する龍ちゃんでもええじゃないか

670:名無しさん@ピンキー
12/02/17 10:36:24.10 X2U/fHkH
牛のでかくて堅いチンポで突かれたら龍ちゃん壊れちゃいそう

671:名無しさん@ピンキー
12/02/17 11:51:16.40 ynQsdNA+
>>669
668だけど、現実問題として閲覧・入手できるのが折龍ばっかりなんだよな。
他のキャラっていうか、テイストの作品も見たいんだけど、あんまない。
折龍だと、童貞処女のもだもだは心ゆくまで読めるんだけど、バリエーションが少ないというか。
龍薔薇は見たことあるな。女性向けだからぬるかったけど。
牛龍いいね。見てみたい。かいてよ。

672:名無しさん@ピンキー
12/02/17 11:56:14.50 tdEiyeO0
公式は虎薔薇じゃなく虎←薔薇なんだけどな…
折龍も公式燃料なんか皆無だと思うが。
つか無い無いって嘆くのはそれでやってる人に失礼だし、欲しいならまず自分が書いたらどう?

673:名無しさん@ピンキー
12/02/17 12:41:29.26 ynQsdNA+
どのカプかはいえないし、ここでじゃないけどかいてるよ。
あと別に折龍が嫌なわけでもない。
もっといろいろ読みたいなってだけだよ。
キャラがいないわけでもないのに、虎と薔薇とか、折と龍とか、なんか限定的になってるのがもったいないなってだけ。
コミックを公式と考えるかどうかは微妙だけど、監修は入ってるわけだし、ミラジャンで実際折龍の人達は喜んでるしね。
虎←薔薇に関してはその通りだな、すまん。
でも、他のヒーローたちも基本性格がいいから、変なこと(ロリ強姦とか)させたくないっていう気持ちもあるだろうね。
折龍が流行ってるのもそこらへんが他のキャラよりマイルドにできるってのもあるんだろう。
ヤバい話がモブ相手が多いのも納得はしてる。
でもまあ、読みたいなってだけだよ。
グチに見えたかもしれんが、希望を言ってみただけ。

674:名無しさん@ピンキー
12/02/17 13:02:22.98 ynQsdNA+
追記
ミラジャンとか公式絵師の落書きとかで、折龍の人が盛り上がって作品も増えてるのも、他のカプの人がやや萎縮しちゃったのも事実だろ。
公式でカプ展開来てもくれてもいいけど、やっぱり影響はあるよね。
他のカプ描きたかった人も発表やめちゃったりするし。

675:名無しさん@ピンキー
12/02/17 15:08:07.97 X2U/fHkH
俺も何か書いてみるか

676:名無しさん@ピンキー
12/02/17 15:53:42.22 vwyM7viH
好きなのは折龍の読み専なんだけど>669で言ってみた後、
意外といいんじゃね?って思って書き始めてみたら
いつの間にか折紙先輩がいて牛龍折になっててBL風味が混ざってしまったので
ここには投下できない…スレチになってまうし、ぬるいし未遂。
なんていうか読みたいものと書けるものは違うな。

677:名無しさん@ピンキー
12/02/17 22:34:02.69 ncfnNCB0
龍折もしくは折龍やる時ってふつうの恋愛か
ロリエロか●年後ネタとか結婚後とかだよね

678:名無しさん@ピンキー
12/02/17 22:50:23.77 aPj0N8C6
カプものだとpixivに結構転がってるからそっち見てるな

679:名無しさん@ピンキー
12/02/18 00:04:40.70 X3xk3zpv
エロ無し健全カプなら支部にあるけど、エロ有りはなかなか見つからない

680:名無しさん@ピンキー
12/02/18 00:45:48.54 yrGoOupg
「ちょっと!何やってんのよ!」と罵倒されて泣きそうになりつつも、
最後には認めてもらえていい雰囲気に…みたいな折アニが見たい

681:名無しさん@ピンキー
12/02/18 07:40:32.75 JGQUpErj
触れた女性に絶倫チンコ生やさせる能力を持ったNEXT犯罪者が、
ドラゴンキッドにチンコ生やしてムラムラさせて、ブルーローズを襲わせちゃう

って妙な妄想が頭に浮かんだ…

682:名無しさん@ピンキー
12/02/18 23:33:10.00 sgSw0weD
>>681
自分より小柄なキッドに力で勝てず、いいようにされるローズ……見てみたい

683:名無しさん@ピンキー
12/02/19 00:07:32.06 gYE3Rk9h
>>676
シブに牛龍折あげたのお前か。
めっちゃ身バレしてるけど、いいんか?


684:名無しさん@ピンキー
12/02/19 02:36:21.86 bcBy7WDr
pixivとか見てるんだ。

685:名無しさん@ピンキー
12/02/19 09:04:58.09 PV76hte+
>>682
そう言えばブルーローズって、腕力そのものは鍛えた女性並みくらいなのかな?
ヒーロースーツで補正されてたりとかは無さそうだし、能力使っても力が上がるわけじゃないだろうし。
キッドはカンフー使いだから、ローズよりは強そうだな。

686:名無しさん@ピンキー
12/02/19 13:03:38.40 IGa8sDjm
ローズは7話観るかぎり、モブ子抱えられるくらいの力はあるっぽい

687:牛アニ(前)
12/02/19 14:22:17.48 yQtOy+QA
流れも読まず、需要があるのかも鑑みず、
タイバニ女子発情シリーズ(?)の3
牛角×アニエスさんでラテンの二乗なやつ投下します。
リア充でイケてる牛角さんとかちょっとビッチなアニエスさんとか
「違う」って人はスルーお願いします。

688:牛アニ(1/8)
12/02/19 14:23:37.96 yQtOy+QA
言っても誰も信じやしないだろうけれど、そうね、今となっては自分でも信じられないくらいなことだけど、少女の時代の私は地味で大人しい娘だった。
クラスの友達に比べて胸が大きいことがむしろコンプレックスで、人目を避けるようにことさら地味な服を着て少し猫背気味に歩いていた。
勉強が好きで、本を読むのが好きで、TVで報道番組と古い映画とネイチャー系のドキュメンタリーを観るのが好きだった。
初めて恋人ができたのは大学生の時。容姿に合う服を選び、自信を持って胸を張って歩くことを教えてくれた彼には、今でも感謝している。例え彼の目的が、連れて歩くのに見映えのいいセックスの相手を手近で得る事だけであったとしても。
だってもう顔だってろくに覚えていない彼のおかげで私は知ったのだから。大嫌いだった派手な顔だちや大きな胸、張った腰つき、褒め言葉で選べばセクシーと呼ばれるその全てが、ある種の武器になり得ることを。
マスコミ志望は就職の競争率が高かった。
就職してからの社内での競争も激しかった。
私は自分が有能なのを知っているし、仕事には自信があった。
だが実力だけではどうにもならない部分を、思わせぶりな態度や挑発、極稀には本当に体まで与えて補ってきた。雌犬と呼びたければ呼べばいい。性的な魅力は私に与えられた能力の一つであり、私はそれを有効に使ってきただけ。何が悪いというのだろう。
でもそれも昔の話ね。
今の私には実力に見合った職場での地位があり、誰に媚びなくても十分に仕事を楽しみ、更なる高みを目指すことができるのだから。


689:牛アニ(2/8)
12/02/19 14:24:37.29 yQtOy+QA
元は報道志望だったから、娯楽要素の強いリアルタイムのドキュメンタリーである今の仕事は完全に希望通りではないにしろ、やりがいがあって毎日が充実している。
多忙なのもあって、暫らく男なんて必要ないと思っていた。だけど、そうね、いつだって男に与えているつもりでしかなかったベッドでの情事を、成熟した女の肉体もやはり欲していたということなのだろう。
体だけの関係を情事の相手に求めることに私は何の禁忌も持たない。何故ならいつだって、彼らが求めるのも私の肉体だけなのだから。
彼を選んだのは、彼が私に欲望を持っていることが明らかだったから。でも別にそれは彼に限ったことじゃない。少しトウが立った自覚はある今でも、私は男達に劣情の目を向けられているのに気付くことは珍しくない。
独身で身元も知れている彼はバーで出会う見知らぬ男達よりは安全な相手だし、小賢しいところがなくて扱いやすそうだ。同じ仕事の現場にはいるけれど部下でも上司でもない。手近で都合がいいとまで言ったら残酷だろうか。
でももっと正直に言えば、彼がセクシーだったからだ。
人気商売である彼のライバル達にはハンサムだのスマートだのと持て囃される者もいるが、あれは憧れの王子様として魅力的であるに過ぎない。
でも彼の逞しい肉体や男臭い少し癖のある容貌の方が、成熟した女に対してはるかにダイレクトな性的希求力を発揮しているように私は感じる。
「なあアニエスさん、その、今晩いっしょに飯でも食わな…いや、いかがですか?」
不器用に彼が私を食事に誘う。誘いたがっていた彼を私がそう仕向けたのだ。
「ええそうね、ご一緒するわロックバイソン。いいえ、アントニオと呼んでも?」
恋がしたい訳じゃないの。食事の後にベッドにも誘ってほしかっただけ。ええ本当に、それだけ。
でも私の承諾に驚いた後で喜び、そして更にその後で照れて見せる彼の笑顔は、まるで少年のようだった。


690:牛アニ(3/8)
12/02/19 14:25:39.87 yQtOy+QA
食事を済ませホテルのバーに誘うところまでは不器用なりにスムーズだった。
でも大きな手の中でバーボンの氷が溶けていくのに、彼は次の段階を踏むことができない。
「えっともう1杯飲むかいアニエスさん」
「アニエスでいいのよアントニオ。もうお酒は十分」
私はカクテルを2杯飲んで、これ以上お酒は欲しくない。私が欲しいのはもっと別のもの。それをあなたは今夜くれる気があるのかしら。
「そ、そうかい?」
それとも何度かデートしてお互いもっとよく知り合ってから?
「ねえアントニオ、お酒はもう要らない。でも私は今夜まだ帰りたくないの。この意味がわかるかしら?」
彼はまた驚きを隠すことができない。自分から誘うような女には萎えるタイプだとしたら残念だけど、その時は自分の選択の誤りを認めて大人しく帰るしかない。
「ああ、わかる。わかるよアニエスさん…いや、アニエス」
幸い彼は紳士で大人だった。女に恥はかかせない。
「実はもう、部屋はとってあるんだ」
そして思ったよりは悪い男であるらしい。少し照れてはいるけれど、悪戯っぽく笑って見せる顔はうっとりするほど男臭くてセクシャルだ。
部屋は上層階の眺めのいい部屋で、豪華とはいえないが充分に上等だ。
情事の前にはシャワーを浴びない方が好みなのも趣味が合う。でもそんなことを一々口に出して確認するのは興醒めで、ちょっと拗ねた気分になった私は彼に背を向けて窓硝子に向かってブラウスのボタンに手をかけた。
硝子に映って、彼が後ろから来るのは見えていた。妙に真剣な表情なのがおかしい。脇から両腕が回され、大きくて無骨そうな手が私からボタンを外す作業を奪う。
振り返り気味に顔を上げると唇がふさがれる。ヒールを履いたままの私よりも彼はまだ背が高いのが判って、なんだか嬉しいような気分になる。厚い舌が絡められる。バーボンの香りが快い。
舌の動きは拙く感じるほどに情熱的で、なのに相反して指の動きは繊細で器用だった。ブラウスもスカートも気付かないうちに床に落ち、背中のホックも外されて彼の手が私の乳房を弄い始める。
無骨そうな大きな手の太い指が乳房を掴み、軽く揉み上げながら捏ねるように優しく乳首を刺激する。それだけで腰の奥からぞくぞくと快楽が湧き上がり熱い潤いが股間に満ちてくる。
久しぶりだからだろうか。彼のもう片方の手がガーターベルトを過ぎてレースと絹でできた最後の1枚を剥ぎ取ろうとする。
立っているのが辛い。唇を離し、この先はベッドで…と告げるよりも先に彼の腕が私を抱え上げ、一瞬の酩酊の内にシーツの上に運ばれていた。


691:牛アニ(4/8)
12/02/19 14:26:26.64 yQtOy+QA
私の股間で、乳房で、脇で、舐め上げ捏ね回し摘んだり摩ったりと、彼の舌と指は彼の外観の印象に似合わず繊細で献身的だった。
性的に興奮した彼の体臭は獣臭いようで荒い息の音も大型の猛獣を思わせるのに、扱われ方の優しさとのギャップが面白いくらいで、それが私を煽っていく。
「私にもさせて…?」
「…あ」
彼も上半身は脱いでいたが、下はまだベルトも外していない。それが不満で彼の股間に手を伸ばそうとすると、妙に気弱な声を出して彼が身を引いた。
「なあに、私には触らせてくれないの?」
むっとした声が出てしまった。せっかくいい具合にとろけていた肉体が少し冷めるくらいの気持ちになる。
「すまない…そういうつもりじゃなくて」
観念した彼を仰向けにさせてベルトを外しジッパーを下ろす。下ろす前から彼の躊躇いの原因は布地の盛り上がりで見当は付いていたが、下着から取り出してみると予想以上のそれに、私の咽がごくりと鳴った。
彼は体が大きい。相対的にそこも大きいのは当然なのかもしれないが、それにしてもこれは、フェラチオをしたら顎が外れてしまいそうな気さえする。
「俺はその、必ずしも入れなくてもかまわないんだ…」
私が怯んだと思ったのか、彼が遠慮がちな声を出す。
「どういう意味?」
とりあえず軽くキスをして、掌でその砲身を磨き上げるようにしてみる。熱い。
「俺のは、ちょっと…でかすぎるからって玄人でも嫌がる子がいて、その場合は腿を使わせてもらったり」
「あら、あなたでも女を買ったりするのね?」
「あ。いやその…若い頃…」
「でも私は玄人じゃないわ。素股で済ませるって?冗談でしょ?これだけの物を見せられて、それじゃあ私が収まる訳ないじゃないの」
まったく恐くないといえば嘘になる。これほどの逸物は私も初めてだ。だけど壊れるなら壊れてしまえ。私はこれが欲しかったのだ。
舌でその根元から先端までを舐め上げる。この熱い塊こそ私が欲しかったものなのだ。


692:牛アニ(5/7)
12/02/19 14:27:41.30 yQtOy+QA
彼が私の両足を抱え上げる。蕩けきった私のそこは彼の遠慮がちな侵入を受け入れる。
ああ、すごい、私の内臓が押し広げられる。犯される、という言葉を私は改めて理解する。ゆっくりと、本当にゆっくりと彼が入ってくるものだから、私は余計に彼の大きさを、熱さ、硬さを感じることができる。
「ふっ…」
「…ぁはぁ…」
知らずに息をつめていたらしい。彼が奥まで納まると私は彼と共に息を吐いていた。
「…痛くないか…?」
まだ少し心配そうに彼が訊いてくる。
「大丈夫よ…好きにし…ぁ、あ、あ…!」
言い終わらないうちに彼が動き始めた。ああ、巨大な塊に体の中心を犯されたまま、私の体が大きく揺すり上げられる。
「あ、すごい、すご…あ、ああ、おおう、おぁっ・・・」
声が言葉にならない、獣のように私は鳴きはじめる。私の声に煽られるように彼の動きは更に激しくなる。
大きく広げられた私の股間で、熱い鉄塊のような物が暴れている。押し入る時は小陰唇もクリトリスとも内側に引きずり込まれるように、引く時には子宮も膣壁も外に引きずり出されるように感じる。
彼の右手が私の頭の上にあるのを感じる。ベッドヘッドにぶつけないように庇ってくれていたのだが、その時の私にはそこまで理解できない。
だがそこを支えられることで何か安心感を与えられていたのは確かで、また、それによって私の体は完全に彼の体に同調させられてもいた。
乳房が千切れそうに揺れる。走ると揺れて痛いから、胸の大きい女は走るのが嫌いなのよ、知ってる?
なのに今、揺さぶられるこの振動は乳房からすら私に強い快楽を与えてくる。ああ、たまらなくて私は自分の乳房を掴む。ああ、いい、よすぎてイけない…あまりに快楽が強すぎて、どこが頂点か解らない…!
彼が体位を変える。身を起こし、私の体を自分の上に乗せるように抱え上げる。
腕をとられて引き上げられる瞬間、彼の顔も快楽に歪んでいるのが見えた。体が縦になると接合したそこから脳天に向けて爆発するような感覚が突き抜ける。
私は自分の口から獣の咆哮を聞く。ああ、深い、まだ私の体にこんな深奥が隠されていたなんて…まだこんな…私は彼にしがみつき、その肩口に歯を立てる。
いい、すごくいいわ、と伝えるために。


693:牛アニ(6/7)
12/02/19 14:28:24.24 yQtOy+QA
最後の方はもう何がどうなったのかよく憶えていない。気が付いたら私達は並んで横たわってぐったりと荒い息をついていた。
股間からあふれ出す彼の精液を拭う力もない。男を切らしている時期でもピルはずっと続けているし、彼は職業柄ヘルスチェックは常に受けている。中で出すことを許したのは私だ。
否、中で出してほしかった。熱い彼の奔流を体の奥で受け止めたかった。そして彼は私の望んだままにたっぷりと注いでくれたのだ。
「…大丈夫か…やっぱり、痛かったんじゃ」
「…いいえ?…」
何故そんなことを訊くのだろうといぶかしむと、彼の指が私の目尻とそっと拭った。
「あら…感じすぎて涙が出るなんて、都市伝説だと思ってたわ」
彼が驚いたような顔をする。
「あなた、すごく良かった…こんなの初めてよ」
照れたように彼は微笑み、優しい目で私を見つめる。
「あんたも最高だった。俺もこんなに自由に動いたの初めてだよ。まるであんたは…」
言いかけて口をつぐむので先を促すと、あんた怒るよと言う。私のあそこが人より緩いとでも言いたいのだろうか。それぐらいじゃ今更怒らないからと更に促すと、ちょっと目を逸らして白状する。
「まるで俺の為に用意されたような体だって…思ったんだ」
「アントニオ、あなた…」
自分に似合わない、少しはにかんだような表情になってしまっている自覚がくすぐったい。
「…馬鹿ね…」
「う…よく言われる」
本当に馬鹿。
くすくすとひとしきり笑って、私はシャワーを浴びるために体を起こす。でも足に力が入らなくて、彼がバスルームまで運んでくれた。


694:牛アニ(7/7)
12/02/19 14:29:54.95 yQtOy+QA
シャワーを浴びるのを手伝ってくれたのはいいけれど、化粧がない顔もきれいだとか彼が言い出して、結局私達はバスルームでもう一度お互いの体を貪ってしまった。拒まない私も馬鹿なのかもしれない。
でもバスタブに縋って腰を突き出し、後ろから思うさま彼に突かれるのは私の中の牝を完全に狂喜させた。私の獣の声がバスルームに反響する。私は鳴いていた。泣いていた。官能の喜びに泣き叫んでいた。
私の肉体は、本当に彼の為に用意されたのかもしれない。でもそれならば彼の肉体もまた、私の為に用意されたのだろう。
それでもう完全に疲れきって、私達は眠るために再びベッドに横たわる。
情事の後、男の胸で眠るなんていつ以来だろう。初めてかもしれない。少なくとも、こんなに満たされて、安らいで眠るのは初めてだ。
さっきまであんなに私を興奮させ駆り立てていた彼の体臭が、今はほのかにボディシャンプーの香りを帯びてあやすようにゆっくりと私を眠りに誘っていく。
まるで子供時代に抱いて寝たぬいぐるみであるかのように、彼の胸元の体毛に私はうっとりと頬を寄せる。
彼はもう先に寝息を立てていて鼓動も穏やかだ。
もしかしたら私は。彼には言わないけれど。男と寝たくて彼を選んだのではないかもしれない。
もしかしたら、彼と眠りたくて発情したのかも…そうね、絶対彼には告げない。でも。
また誘ってね。それぐらいは言ってもいいだろう。そんなこと言わなくてもきっと彼は誘ってくれるけれど。
毎回ホテルの部屋を用意しなくても、彼の部屋でもいいわ。コーヒーくらいは出るんでしょう。
私の部屋に呼ぶのは駄目よ…だってあなたと眠るには、ベッドが小さすぎるから…


695:牛アニ(後)
12/02/19 14:30:52.02 yQtOy+QA
途中まで分割数の分母間違ってました…スミマセン…

696:名無しさん@ピンキー
12/02/19 14:32:32.37 GAzimXGO
>>695
どんまいww
すごいよかったよ!官能小説っぽい語り口も好みだ
翻弄されるアニエスは可愛いな!!乙!

697:名無しさん@ピンキー
12/02/19 16:48:23.29 Xj0XI9FC
マジ乙です!
アニメで牛角さんな回無かったので牛角さんなヤツ見ると涙でてきますね(T_T)

698:名無しさん@ピンキー
12/02/19 16:59:43.22 Iq+AM705
牛アニイイね!
ありがとう!

699:名無しさん@ピンキー
12/02/19 20:17:32.96 PV76hte+
アニエスさんもこうやってじっくり書かれるとなかなかイイなぁ
個人的には興味なかったはずなのに、可愛いと思ってしまった
あと牛がイイ男。GJ!

700:名無しさん@ピンキー
12/02/19 22:59:30.70 Iq+AM705
なんか隆慶一郎の小説であった、デカすぎて誰ともセックス出来なくて
暴力に走っちゃう孤独な人の話思い出してちょっと泣けた…。
牛はそういう人ではないんだけど、なんていうか牛が優しいのはそのせい?みたいに妄想した。
このアダルトで包容力のある感じは龍や薔薇ではだせないね。グッジョブ!
あーいろんなカプ見れるっていいなあ。
タイバニ女の子かわいいからもっと男女エロみたいぜ。


701:名無しさん@ピンキー
12/02/20 20:30:51.85 shTohS5V
マーベリックがもっとエロい人だったら…って思ったが、
他人を操る能力じゃなくて記憶を植え付ける能力だから、
よほど上手い事やらないとエロいことに使うのは難しそうだな

702:名無しさん@ピンキー
12/02/20 21:12:50.05 Ys/9ygt7
一番リンリンコンビがいいな!

少し年上の男性に興味を持ったパオリンちゃんが
イワンを意識し始めちゃったみたいなヤツとかよくないっすか?

703:名無しさん@ピンキー
12/02/20 21:20:05.63 FW0dRnI9
牛アニ良かったよー

牛優しいしカッコイイ。アニエスさんもエロイのに可愛かった!
大人組いいなぁ~もっと増えればいい。

704:名無しさん@ピンキー
12/02/20 23:07:34.40 aY8+mbyL
牛さんとアニエスさんはビジュアル的にもお似合いなんで、もう結婚しちゃえばいいよ!
有能で気が強いけど体力的にはあくまで普通の女でしかない美女と
不器用で優しい巨漢のタフガイとか、かなり萌えるんですけど!

705:名無しさん@ピンキー
12/02/20 23:54:05.89 w1KiGhf9
何この腐臭いスレ

706:名無しさん@ピンキー
12/02/21 06:10:15.69 zvRBgVaf
腐ってのは、男男が好きな奴らのことなので、まあ同人くさいスレだとは思うし、女の割合高そうだが、腐とはいわないよ。
言葉の定義の問題だ。

707:名無しさん@ピンキー
12/02/21 07:15:23.64 kGcqsrRA
原作からして女受け良さそうだったからある意味仕方ない
でもラブラブな和姦だけじゃなく、NEXTの犯罪者にヤられちゃう女性キャラの話とかも歓迎なんだが…
俺得的な意味で

708:名無しさん@ピンキー
12/02/21 08:29:06.84 1Q/UdqBg
こないだ買った本で、H01に龍薔薇が襲われるのあった。萌えた。
和姦の方が好きだけど、たまにはそういうエロもいいよな。
ヒーロー同士だとそういうのあんまり見たくないけど。

709:名無しさん@ピンキー
12/02/21 19:00:53.02 9LXhB2Ix
H01に凸があるならシスに凹があってもいいよな
あの変態赤鼻氏なら他のどこよりも念を入れて作ってあるかもしれん

710:名無しさん@ピンキー
12/02/21 20:08:53.22 kGcqsrRA
キース「な、中で出してもいいかな?」
シス「なぜ?」
キース「それはその、君との子供が早く欲しいから・・・君はまだ早いと思うかい?」
シス「いいえ」
キース「そうか! じゃ、じゃあ・・・」
シス「だいじょうぶ」
キース「ありがとう!そして、ありがとう! スカイハーーーイ!」 ドピュドピュッ
シス「・・・・・・ヒーロー」 キュイーン

711:名無しさん@ピンキー
12/02/21 22:29:32.02 sYTnhIr6
>>710
カマキリの後尾のような恐ろしさがある

712:名無しさん@ピンキー
12/02/22 02:01:26.87 v+4Fa2d5
>>710
ワロタwww

713:名無しさん@ピンキー
12/02/22 04:06:02.21 7opFdD3X
>>710
wwww

714:710
12/02/22 09:05:10.85 lyG97FpA
なんかちゃんと書きたくなったので空シスを
5レスくらい

715:空シス(1/5)
12/02/22 09:07:13.81 lyG97FpA
ある夜、自信喪失していたキースが公園に向かった時だ。
すでにかなり夜も更けているというのに、『彼女』がいつものベンチに座っていた。
キースは思わず駆け寄ると、まるで救いを求めるかのように自分の悩みを打ち明ける。
そしてキースは、『彼女』との会話の中で自らの答えを導き出すのだった。

「もう遅い。家まで送ろう」
「はい」

キースの申し出を『彼女』は断るはずだった。
なぜなら『彼女』はアンドロイドであり、主人以外の人間に従うはずもない。
だがこの時、何かの不具合が生じたのか、はたまた奇跡が起きたのか、『彼女』はキースの提案を受け入れた。

「…家はどこなんだい?」
「わからない」
「わからないって…」
「わからない」

『彼女』は、ただ分からないと繰り返す。
何かの事情があって、本当に分からないのだろうと判断したキースは、しばし迷った末にこう言った。

「よしわかった。一度私の家に行こう」
「……」
「……あ、その変な意味じゃなくて! 夜の公園は寒い、そして冷えるからね」
「はい」

こうして、キースは愛する『彼女』を家に連れ込むことになった。
成功だ。そして、性交だ! と思っていたかどうかは分からないが。

716:空シス(2/5)
12/02/22 09:09:15.73 lyG97FpA
――

「なにか飲むかい?」
「はい」

本来、『彼女』は戦闘用アンドロイドである。
従ってそれ以外の機能は不要なはずなのだが…製作者の趣味で、体機能が限りなく人間に近づけられていた。
よって、酒を飲むくらいのことはできるのである。

「今日は私の悩みを聞いてくれてありがとう」
「ええ」
「おかげで自信を取り戻せそうな気がするよ」
「ええ」
「あ、そうだ、お腹は空いてないかな? なにか作ろうか」
「だいじょうぶ」
「そうか、じゃあもう少し飲もうか」
「はい」

こんなやり取りがしばらく続き……
キースも酒が回ってきた。

「私は……初めて会った時から、君のことが好きだった、そして、愛していた」
「なぜ?」
「もちろん君が美しかったのも理由の一つだ。でも、それだけじゃなくて…
 君は落ち込んでいた私に元気をくれたんだ」
「わからない」
「わからなくてもいいさ。少なくとも私はそう思ったんだ。君は、私のことが…嫌いかい?」
「わからない」
「そうだね、まだ出会って間もないのに、こんなことを聞いて悪かった」
「いいえ」

一方『彼女』の方も、多少は飲めると言っても多少は多少。
大量に飲んでしまうと動作不良を起こしてしまうらしく、少しずつ動きがおかしくなってきた。
頬が朱にこそ染まらないものの、まるで酔っているかのようにふらふらと上体を揺らし、
あるいはキースにもたれかかる。

717:空シス(3/5)
12/02/22 09:11:28.89 lyG97FpA
「だ、だいじょうぶかい?」
「ごめんなさい」
「少し横になった方が…」
「だいじょうぶ」
「あぁ、危ない!」

だいじょうぶと言いながら、足がもつれて転ぶ『彼女』。
キースの胸に抱かれる形で床に倒れ込んでしまった。

「ごめんなさい、だいじょうぶ」
「……!!」

キースが目を開けると、目の前に『彼女』の顔が。
その瞳が心配そうにこちらを見つめている(少なくともキースにはそう見えた)。
キースは憂いを帯びた(キースにはそう見える)彼女の瞳を見つめながら、徐々に唇を近付け……



(…冷たかった。ついにキスをしてしまった!)

浮かれるキースであったが、『彼女』の様子が何かおかしい。
唇を押さえて固まっている。
もしや、無理やりキスされたと感じたのでは…と慌てるキース。

「その、無理にするつもりはなかったんだ。すまない、謝るよ」
「だいじょうぶ」
「え? 許して、くれるのかい?」
「ええ」

それどころか『彼女』はキースを抱き寄せると、再びキスをした。
ただ唇を重ねるだけの軽いキスだったが、『彼女』の方からされたことで舞い上がるキース。

718:空シス(4/5)
12/02/22 09:13:48.81 lyG97FpA
――

酒の勢いも手伝い、いつしか二人は抱き合ってソファーに倒れ込む。

「本当にいいのかい?」
「はい」
「ありがとう、君は私にとって女神のような存在だ」
「わからない」
「それほど眩しく、美しいってことさ」

キースが『彼女』の衣服を脱がせると、均整のとれた美しいボディが現れた。
まるで人工物のように完璧な(実際そうなのだが)ボディラインで、キースは見惚れてしまう。

「きれいだ、そして、きれいだ…」
「……」

何も言わずに視線をそらす『彼女』。
恥じらう彼女(キースには略)にもう一度優しく口づけすると、キースは優しく彼女の身体を愛撫し、ゆっくりと解きほぐしていく。
ちなみに、戦闘用アンドロイドである『彼女』だが、製作者の趣味で女性器も完璧に作られている。
その精巧さは、丁寧に刺激すれば潤滑液が出るようになっているという変態っぷりであった。

――

『彼女』の身体が十分にほぐれたのを確認して、キースはゆっくりと挿れはじめた。
もちろんゴムは着けている。

「い、痛くないかい?」
「だいじょうぶ」
「じゃあ、ゆっくり動くからね」
「ええ」

719:空シス(5/5)
12/02/22 09:15:50.75 lyG97FpA
キースが動き始めると、『彼女』は腕をキースの首に回して抱きついてきた。
また、キースからキスをすれば、それに応えてキスを返してくれた。
『彼女』の膣の方もさすがに精巧に、そして強力に作られているだけあって、
あまり女性慣れしていないキースは痺れるような快感に耐えるのが大変であった。

「う…くっ……も、もう……」
「だいじょうぶ」
「い、いや、すまない…あんまり気持ちいいので……も、もうダメだ…」

ついに先に果ててしまったキース。
『彼女』が心配そう(キースに略)に気遣う。

「だいじょうぶ」
「あぁ、ありがとう」
「ごめんなさい」
「謝るのは私の方さ……情けない」
「なぜ?」
「……! そ、そうだったね。君に励ましてもらったばかりなのに、また落ち込むところだったよ。
 ありがとう…そして、ありがとう」

キースは『彼女』を抱き寄せると、優しくキスをした。
そしてその時確かに、『彼女』が微笑んだように、キースには見えたのだった。


――


その頃、某公園にて
「シスー! シスー! どこに行ってしまったんだー?」
シスという名のアンドロイドを探す変態技術者の姿があったとさ。

720:名無しさん@ピンキー
12/02/22 09:19:25.11 lyG97FpA
空シス終わり

721:名無しさん@ピンキー
12/02/22 16:12:19.85 /mpXerNF
シスのセリフが綾波ボイスで浮かんでしまった、アラサー終わりかけの俺、悲しい、そして悲しい…。


722:名無しさん@ピンキー
12/02/22 17:48:04.81 zH2QYXmZ
オリエンタルk…いや、なんでもない

723:名無しさん@ピンキー
12/02/22 23:01:18.22 wiiqqTJY
ロトワングwww

724:名無しさん@ピンキー
12/02/23 02:13:20.55 oEvRCV9A
GJ!空シス面白かった!
赤鼻って変態そうだし、設定に違和感ないww


725:名無しさん@ピンキー
12/02/23 08:04:00.30 nfIBNPba
ロボ娘とか好きだからシスは好みなんだが、会話パターンが少ないよな
「ありがとう」くらい言えるようにしとけ赤鼻!

726:名無しさん@ピンキー
12/02/23 12:45:41.53 ayhE33yE
SF大好きなんで、空と身体重ねるうちにバグとかエラーで、心が生まれちゃうシスの話とかあったらいいなあと思いながらイベント通ってる。
けど、ないなあ。

727:名無しさん@ピンキー
12/02/24 00:36:33.63 th5bPMy4
りんりん+ばらちゃんの小ネタ投下します。

728:りんりん+ばら(1/3)
12/02/24 00:37:37.68 th5bPMy4
今日は少し寄り道がしたかったのでカリーナは他のメンバーより早くにトレーニングルームを出て、着替えも済ませて一旦外に出たのに、ロッカールームにお気に入りのボディローションを忘れてわざわざ取りに戻ったのだ。
明日にすればよかった。そう思ったのはロッカーをごそごそ探した挙句にシャワーブースにあるのをやっと見つけた直後だった。
「ちょ…パオリン、まずいって」
ばたんとドアが開く音に続いて、このロッカールームのもう一人の主である少女とは違う声が聞こえた。
「へーき、カリーナもう帰ったのボク見たもん」
シャワーブースの中にいるカリーナに二人は気が付いていないらしい。
「だから今日はもうここ、僕たち二人だけだよ?」
聞いたことのないような、甘えた言い方だ。やだ、あの子たち付き合ってたの、と驚いてしまったカリーナは、すぐ出て行けばよかったのに、つい息をひそめてしまったのだ。
「でも…」
「最近ずっと忙しかったから、ちっとも二人っきりになれなくてボク寂しかったんだよ?」
「そりゃ僕だって」
「ね?」
ちゅ、と軽い音がして、キスをしたのが判る。これじゃもう出ていく訳にはいかない。
「ん…好き…」
「んん」
繰り返されるキスの音と小さな声。
「…ね?」
「ここで?」
え、ここで何をする気なの?
「言ったでしょ…誰も来ないよ…」
カリーナは聞き耳を立ててる自分がただでさえ嫌なのに、その先を予想して息を飲む自分が更に嫌になる。
衣擦れの音。やだちょっと、脱いでるの?


729:りんりん+ばら(2/3)
12/02/24 00:38:08.74 th5bPMy4
「ん、ふ…」
鼻にかかった嬉しそうな声。
「…可愛い…」
ぴちゃぴちゃと小さくと舐めるような音。満足げな少女の息遣いが聞こえる。
「あ、やん、摘んじゃや…」
摘むって、何処を? カリーナは我知らずに自分の胸を手で抑えている。服の中で硬く尖った感触が掌に伝わって悲しくなる。
「なんで?痛い?」
「だって…あ、あんっ、ビリビリするもん」
「ビリビリするの嫌い?」
「や…やぁ、すぐ我慢できなくなっちゃうからぁ…」
子供のくせになんて声を出すんだろう。否、幼く見えるだけで彼女は自分と殆ど年齢も変わらない。カリーナもそれは知っているのだが。
「我慢しなくていいよ」
我慢しなさいよ、そもそもこんな場所でそんなことするのを我慢してよ、と心の中で罵るが、当然二人には伝わらない。
「んあっ…あっ…あっ…」
ぬちゃ、と何かもっと粘性の高い音が聞こえ始める。少女の小さな喘ぎ声が止まらなくなる。
カリーナがいるのは3つ並んだシャワーブースの最も奥側でロッカールームでも一番奥なのに、入り口付近で睦みあってると思われる二人の荒い息遣いさえ、すぐ傍で聞こえるような気がする。
「…後ろから?」
「…や、やだ、顔見たい…」
子供のくせに!子供のくせに! カリーナは必死に心の中で二人を責める言葉を捜すがうまくいかない。
「じゃあ僕が座るから、パオリン上に乗って」
「うん…」
多分それはカリーナがいつも着替えに使ったりカバンを置いてたりする小さなソファのことで、肘掛も背もたれもないそれを使って対面座位を試みようとしているのだろう。
体面座位、という言葉をカリーナが思い浮かべた訳ではない。ただいつか友達とこっそり見ていたHな記事のイラストが思い出されただけだ。
「…これ初めてだね…うまくいくかな…」
「ん、もう少し…前…」
「…ふぁ」
二人が息をつめ、そして吐き出す。
「ふぁ、あ、できた…あ、あぁん、ふぁ…!」
ギシギシとソファがきしみ、少年の荒い息に被せて少女があられもない声を上げる。
「あっ、あっ、あぁん…!」
「パ、パオリン、声大きい…」


730:りんりん+ばら(3/3)
12/02/24 00:38:54.86 th5bPMy4
「ああん、だ…だって、気持ちいいよう!…あん、我慢…できな…」
急に少女の声がくぐもる。
我慢ができなくなったのはカリーナだ。こっそりとシャワーブースのカーテンの陰から片目だけ出して二人の方を伺う。
予想通りのソファの上で、トレーニングウェアの下をずらしただけの少年に正面から抱きつくように殆ど全裸の少女がまたがっている。ほぼ予想通りの体勢だったが、ぐりぐりと擦り合わせるように揺れている腰の動きが生々しかった。
少年の手が少女の尻肉を強く掴んでいる。声がくぐもったのは口を合わせているからだ。キスと呼ぶには深すぎて、もごもごとお互いを咀嚼しているように見えた。
耐え切れずカリーナはすぐに目を逸らしてシャワーブースの奥の壁に背中をつける。さっきシャワーを使ったから壁は濡れている。だが服が濡れてしまうのを気にする余裕は今のカリーナにない。
「あ、で、出るよ…!」
ちゅぽん、と多分口が離れたのだろう音の後に、少年の切羽詰った声が聞こえた。
「んん、きてぇ…!」
ぎゅっとカリーナは目をつぶってしゃがみこんでいた。自分が下着を濡らしてるのが判って泣きたくなる。涙は少し溢れたが、嗚咽は必死にこらえた。
(何よ、あたしだって…あたしだって…!)
カリーナの脳裏に、密かに思う男の顔が浮かんだ。こんな時に思い出したくない。カリーナの中で、恋はもっときれいなものにしておきたかったのに。
外で待ち合わせをした少年が先にロッカールームを出て行き、残った少女が鼻息混じりに手前のブースでシャワーを浴び、着替えてから出て行く。
それからまた暫らく待って、やっとカリーナは立ち上がって自分もロッカールームを出た。惨めで、ひどく疲れた気分だった。寄り道をする気はとっくになくなっていて、ともかく早く家に帰りたかった。
「なんだ、ブルーローズ、今日は早く帰るんじゃなかったのか」
なのにこんな時に限って、能天気な男の声がかかる。
「ん?雨降ってんのか?お前服が濡れて…」
「バカバカ! 大っ嫌い!」
叫んでカリーナは走り出した。
「…な、なんだぁ?」
後に残った髭の男は、最近の若い女の子はさっぱり理解ができないとしきりに首をひねるばかりだった。



731:名無しさん@ピンキー
12/02/24 02:13:03.02 n35eU/Dx
GJ!
これはカリーナ辛いな
そして八つ当たりされる虎徹w

732:名無しさん@ピンキー
12/02/24 02:46:00.79 Y+SYt1/e
GJ!でもローズたん可哀想…
相手はタイガーでなくても、
ぜひ幸せになって欲しいもんだ

733:名無しさん@ピンキー
12/02/24 09:13:02.86 /nNai36/
カリーナが可哀想すぎて幸せになってほしいよ…
本気でカリーナと向き合ってくれる男キャラといえば誰かな

734:名無しさん@ピンキー
12/02/24 09:35:55.88 q0EgLv4W
いいな、いいなー!
先輩の「我慢しなくていいよ」に「しなさいよ!」って突っ込むとこなんか思わず吹いた。
ローズの相手は、たしかに悩むよね。
ローズに手を出す虎徹って、たぶんローズの好きな虎徹じゃないんだよな、悲しいことに。
個人的には兎どうかなと思ってるけど。


735:名無しさん@ピンキー
12/02/24 11:21:13.01 m6T+1wdo
>>734
>ローズに手を出す虎徹って、たぶんローズの好きな虎徹じゃないんだよな、悲しいことに。
はげど
ここらへんがもどかしい…

先輩とローズちゃんも一番歳近いしありかなぁ。
でもここで読んだネイサンとの話に萌えすぎて今しばらくは炎薔薇がアツイわ

736:名無しさん@ピンキー
12/02/24 12:04:57.30 /nNai36/
先輩とカリーナだと男女の仲って想像しにくいなぁ…
個人的には兎か牛…牛がいい
それとは別口で確かにあの炎薔薇良かった

737:名無しさん@ピンキー
12/02/24 12:32:49.14 q0EgLv4W
ローズってたぶん虎徹に抱かれる妄想はめっちゃしてると思うけど、実際虎徹が本気で手出したら、ものすごい軽蔑するんじゃないかなあと思ってる。
絶対自分に手出したりしない虎徹が好きなんだと思ってるので、ヤってる虎薔薇はなんか違和感…。
なので、虎徹なh01はたしかにエロパロとしてありだ!と思って萌える。

シアワセに、なって欲しいんだけど…。

738:名無しさん@ピンキー
12/02/24 13:16:57.32 lmPnB+rc
あんまり違和感違和感言って書きにくくする雰囲気を作られても困るが。
俺がその二人で書くわけじゃないけど。
純愛以外でも、強姦でも変態プレイでも注意書きさえあれば大抵の内容は有りのスレであって欲しい。

739:名無しさん@ピンキー
12/02/24 17:42:20.43 n35eU/Dx
カリーナが大学まで行ったら平気かもな。
なんていうか、虎徹も娘嫁行ったらこの先一人かと思うと、
二人で過ごして欲しい。
薔薇「昔はあんたに惚れてるっていうと年上趣味にも程があるっていわれたわねー」
虎「ま、この年まで来ちまったら、かわんねえやな」
薔薇「ねえ」
虎「ん?」
薔薇「あたしあんたより長生きしてあげるから、
生きてるうちはあたしを一番にしてよね。
あの世じゃ譲ってあげるからさ。
だって、あたしのほうが、あんたとずっと一緒にいたもの」
虎「だっ!……馬鹿だねそれじゃ俺が先に死ぬみたいじゃねえか」
薔薇「あらだって年齢的にそうでしょ」
虎「最近思うんだ。あっちいっても順番なんかつけられねえよ。
向こうのアイツも、おれのことだから、仕方ねぇって思ってるさ。
だってどっちも俺の女房だもの」
薔薇「……まーね。こんなのに惚れたんだから仕方ないわね」
虎「死んだらわからんけど、生きてるうちはお前が一番だよ」
薔薇「……馬鹿。ほんとーに仕方ないんだから」
虎「なんだよなんで一番って言われて怒るんだよ!」
薔薇「そういうことを真顔でいうから馬鹿だっていうのよいい年して恥ずかしい!」
虎「年は関係ねえだろもう!」

740:名無しさん@ピンキー
12/02/24 19:22:11.39 nRFPHNeM
737だけど、悪い。disるつもりはなかったんだ。
ただ、なんで自分はコレ嫌なんだろうと思って。
てか、739読んだら全然平気だった。そうか、やっぱ自分は年の差に引っかかってるのか!
強姦でも、陵辱でも、注意書きつけたら、別にいいんじゃね? 2chで人の反応なんて気にしないだろ。


741:名無しさん@ピンキー
12/02/24 20:44:19.11 AaZpYlkQ
>>739
ちょ、イイじゃねえか…!

742:名無しさん@ピンキー
12/02/24 20:52:03.82 EX3lT7DT
>>739
イイ!
いつかエロありでも頼む!

743:名無しさん@ピンキー
12/02/25 02:10:14.04 e1SRai+N
なんかみんなのレス読んでたら陵辱モノ書きたくなってしまった。

ジェイク戦の順番、スカイハイの次にブローローズだったら、のifで、
ちょっとだけ虎←薔薇←空風味です。

744:薔薇陵辱 1/3
12/02/25 02:11:13.99 e1SRai+N
風遣いが吊るされている。
あのヒーローの王様が為す術もなく一方的に痛めつけられ、悪魔の祭壇に捧げられる生贄のように高く吊るし上げられている。
ぐったりとして命があるのかどうかすらわからない。
一番強いはずの人があんな有様であるのに、自分に何ができるというのか。
がくがくと足が震えそうになるのを必死で抑え、少女は闘技場へ足を踏み出した。
どんなに恐くても逃げる訳にはいかない。
自分はヒーローで、多くの人々の期待と祈りを担っているのだから。
「かわいそうにな、可愛い娘ちゃん。ヒーローになんてならなけりゃこんな恐い目にあわずに済んだのに」
「あんたなんて恐くないわ。すぐに氷付けにしてやるんだから待ってなさい」
ひゅう、とテロリストが短く口笛を吹く。
誰が聞いたってただの強がりだ、そんなの自分が一番よくわかってる。
わかっていたのだ、自分はこの男に勝てるはずがないと。

745:薔薇陵辱 2/3
12/02/25 02:11:53.50 e1SRai+N
残酷なテロリストは最初、少女の肉体に直接攻撃を加えなかった。
卵の殻でもむくように少しづつ、少女を守る美しい鎧だけを破壊していく。
「なんだ、がっかりだな。結構な上げ底じゃねえか。俺、ロリコンのケはねえんだよ」
あらわになってしまった胸を片手で抑え、少女はそれでも歯を食いしばって必死に氷の銃をテロリストに向ける。
ヘッドギアも破壊されて、乱れた髪が視界を狭くしている。
実況の声が聞こえない。でもまだ放送は続いているのだろう。
それもまた彼らの残酷な要求の内なのだから。
「そろそろお子様は見ちゃいけない場面だな!」
氷の刃をかいくぐり、男の拳が少女の腹部にめりこむ。
声も上げられずに少女は悶絶した。下半身に残った僅かな鎧に男の手がかかるが、苦痛のあまり抵抗もできない。
「俺はな、女の顔は殴らないんだ。何故だかわかるか?」
ぐいっと、苦痛に歪む少女の顔を掴みあげて。
「女を殴るってことは、その後犯すってことだからさ。腫れた顔とか、萎えるだろ?」
「…い、いや…っ」
遠くの方で、止めろと叫ぶ声が聞こえる。
助けて、と少女はその声の主を思う。
だが手出しは許されていない。
「でも安心しな、言ったろ。俺はロリコンじゃないんだ」
「や、やめ…!」
胴体から肌を隠す物を全て奪われ、両足を大きく広げられながら、何を安心すれば良いというのだろう。
「突っ込むのはおまえ自身のこれだからさ」
「…あ、ぃやぁああぁ…っ!」

746:薔薇陵辱 3/3
12/02/25 02:12:40.75 e1SRai+N
「…いや、いやあ! ひ、い、痛っ…!」
冷たい。私の氷はこんなにも冷たかったのか。
氷の刃の切っ先が少女の、まだ何も知らなかった陰部にねじ込まれている。
風が強くなり、どこからか新聞紙や紙くずが舞いおりてきた。
「お優しいね、キングは」
くりくりと弄ぶように少女の中を氷でかき回しながらテロリストが耳元で囁く。
「お前をカメラから隠そうとしてくれてるんだぜ?」
ならば彼は生きているのか。氷に犯されている酷い恐慌の中に小さな安堵が生まれる。
「…ひあっ!」
だがそれもつかの間、氷の切っ先が何か今までとは違う場所に当たる。
「ここか?」
「あっ、や…あ…ああっ!」
「ここなんだな?」
いやだ。今まで耐えてきた涙がついに少女の頬をぬらす。
冷たいのも痛いのも嫌、だけどこんな状況で無理矢理感じさせられるなんてもっと嫌だった。
だがテロリストはまるで体の中が見えているかのように、的確に性感の生まれる場所を突いてくる。
小さいと嘲った胸を、空いた手でついでのように揉みしだく。
「ひ…あふっ…」
乳首を強く刺激されて、こらえようとしても声が出てしまう。
「うは、悪い子だな、お嬢ちゃん。
公衆の面前で氷なんて突っ込まれてアヘアヘ喜んでるなんて」
とんだ変態ヒーローだな、と言われてぐっと突かれ、少女は声のない叫びを上げる。
それがエクスタシーなのだと、未経験だった少女は知る由もない。
遠くなる意識の中で、ローズ、と誰かが呼んでいる。為す術もなく無力なまま、ただ叫んでいる。
風が舞い、それでも少しはこの痴態を隠してくれたのだろうか。
「あんなのがいいのか、お前趣味悪ぃなあ」
気が殺がれたように男は少女の体を放り出した。
何故この男は自分の気持ちが分かったのだろう。
何かを理解できそうな気がして、少女は薄れる意識を必死に繋ぎとめようとする。
ああ、言わなければ。この後に闘うだろう彼に、この男の秘密を伝えなければ…
優しい風が彼女の体に何か布切れを運んでくれる。
それでも少女が思うのは、ただ無力に叫ぶ男のことだった。


747:名無しさん@ピンキー
12/02/25 02:14:41.55 e1SRai+N
タイガーがやられた直後にローズ、
いきなりキッドちゃんから、
ローズ&キッドを並べて…

ジェイク戦のifは夢が広がるなあ!

748:名無しさん@ピンキー
12/02/25 07:19:08.70 4nkYepxM
>>747
腫れた顔は萎えるから顔は殴らないってジェイク様のこだわり素敵
あと空は優しいな

>ローズ&キッドを並べて…
そんな展開になってたら胸熱
女子組と一回くらい戦って欲しかった

749:名無しさん@ピンキー
12/02/25 08:54:37.19 D+nmITBA
空の優しさが報われないのが切ないな
見返り期待しないのが空のいいところだけど

750:名無しさん@ピンキー
12/02/25 14:20:31.62 XhGGqAa/
つか男性ヒーローのなかで、こんなに好きなんだから○○なんて言いそうなのは
自分の中では先輩だけだ。

751:名無しさん@ピンキー
12/02/25 15:18:19.47 FnVsX944
折紙だけはなんかちょっと変態チックな性癖持ってそうだよな。
他はみんな紳士な感じ。ネイサンも相手見てセクハラしてそうだし。
あと、兎はトラウマ持ちなんで、重そう。

752:名無しさん@ピンキー
12/02/25 16:16:08.12 jysmVs4D
>>751
あの諦めの悪さが恋愛に出たら、両思いで仲良しなら一途で良い彼氏・夫だけど
フラれたり浮気されたりしたら…


そんなバーナビーがローズちゃんを監禁調教するお話はどこかにありませんか

753:名無しさん@ピンキー
12/02/25 19:04:21.11 N+fE/Pzi
>>751
そこで楓さまですよ
成長した楓さまパワーでトラウマなど吹っ飛びます

楓「10歳の時も13歳の時もずっとまってた!」
兎「え?クリスマスプレゼントはあげましたよね?」
楓「プロポーズよ!あなたはプロポーズのかわりに、そのメガネをくれるのかしら?」
兎「あーはいはい。大人になったら考えてあげますから」

楓二十歳
兎「すみませんお義父さん。楓さんを僕に下さい」
虎「てめえにやるタンメ……じゃない、楓はねえ!帰れ!一生くんな!あとお義父さんっていうな!」
楓「じゃ、あたしがバーナビーをもらうから。ねっ、バーナビー。
バーナビー・ブルックス・ジュニア・鏑木かしらこの場合?」
虎「そういう意味じゃねえええええええ!」
兎「楓、あなたにそんなことはさせられません。お義父さんが納得してくれるまで頑張りますよ」
楓「うん、がんばってねバーナビー。でもあまり無理しないでね?」
虎「お前ら人の話を聞けえええええ!」

754:名無しさん@ピンキー
12/02/25 20:18:49.35 7Sap6o2i
唐突に空薔薇にハマった。
マイナー過ぎて作品少ないよね。
プリーズミー。

755:名無しさん@ピンキー
12/02/25 20:30:39.95 4nkYepxM
どうしようもない小ネタ
折紙が変態すぎるので注意

―トレーニングルーム
龍「今日、折紙さん見ないね」
薔薇「『能力の修業をするでござる』とか言ってたわ。どこかで特訓でもしてるんじゃないかしら」
龍「ふーん」
薔薇「あら、汗かいてるじゃない。ちゃんと拭かないとダメよ」
龍「うん。えーと、タオルタオルっと」 フキフキ
?「あふっ」
龍「ん?ブルーローズ何か言った?」
薔薇「何も言ってないけど」
龍「そう? まあいいや。あ、服の中もびちょびちょだ…」 フキフキ
?(あぁっ、そんなところを!…もうダメでござる!) ビクンビクン
龍「あれ、なにこのタオル…何かついてる……」
薔薇「どうしたの?」
龍「うん…何か白い液体が……変な臭いもするし、捨てちゃおっと」 ポイッ
薔薇「シャワーでも浴びに行こうか?」
龍「うん」

二人が去った後、ごみ箱から現れる折紙サイクロン
折紙「ふぅ、危なかった…でも気持ちよかった……」

おわり 変態でスマン

756:名無しさん@ピンキー
12/02/25 20:39:52.94 D+nmITBA
折紙wwwww変態っていうか犯罪www

757:名無しさん@ピンキー
12/02/26 13:40:37.51 AD0y6kcO
同じようにスカイハイが変態だったら、風でシスのスカートをめくってだな

…ところで、シスはパンツはいてるんだろうか?
はいてるとしたら、ロトワングがパンツを選んだことになるのか
はいてないとしたらスカートの中はどうなっているのか
謎だ!そして謎だ!

758:名無しさん@ピンキー
12/02/26 16:08:54.89 dr9S9uLf
キモ

759:名無しさん@ピンキー
12/02/26 23:22:13.69 0KQe7BgV
ロトワングは、鼻を赤くする事ができるネクスト

「鼻を元に戻して欲しければ、解除スイッチを押しなさい」

760:名無しさん@ピンキー
12/02/27 18:17:45.35 F4K+nSWc
折紙は性格いいからしないだろうけど、ホントに犯罪者向きの能力だよな。
折紙が女の子に擬態してオ○ニーと、スカイハイがスカートめくりだったら、たぶん前者の方の確率が高そう…。
俺の中の折紙像悪すぎるww

でも男性ヒーローたちがあほらしくスカートめくりにキャーキャー言ってるような微笑ましいのも見てみたかったり。
これは悪用じゃないよ、みたいなスカイハイを尊敬する男どもみたいな。


761:名無しさん@ピンキー
12/02/27 18:53:06.45 uWgaYn2u
かーみーかーぜーのー術ーー!
をやるスカイハイさんと折紙か…

762:名無しさん@ピンキー
12/02/27 19:16:22.51 cYUp4jFn
折紙先輩はもっとジャポネスクに走って銭湯とか温泉とか試してみるべき
もちろん擬態して

763:名無しさん@ピンキー
12/02/27 22:46:48.09 rT/xqu2R
銭湯後はきっとこんなワンシーンが


折紙「風呂上がりには鏡の前でビン入りのフルーツ牛乳を一気でござる」
兎「それ、やらないといけないんですか?」
虎「」当然だろ!腰に手を当てるのを忘れるな!」
牛「風呂上がりの火照った体に冷たくて甘い牛乳が心地いいな」
空「旨い!そして美味しい!」

薔薇「向こうは楽しそうね…って、あなたまでそれやるの?」
龍「二人もやる?フルーツ牛乳美味しいよ」
炎「いただくわ。風呂上がりには水分を摂った方がいいのよ」
薔薇「ちょっと!なんでファイヤーエンブレムがこっちにいるのよ!」

764:名無しさん@ピンキー
12/02/28 01:28:00.86 BXJ+PifM
キッドたんはタオルを巻かずに腰手一揆をやってくれると信じている

765:764
12/02/28 01:28:58.27 BXJ+PifM
×一揆 → ○一気

766:名無しさん@ピンキー
12/02/28 01:29:08.61 3FMH7QEY
ファイヤーは女子ry


767:名無しさん@ピンキー
12/02/28 08:36:53.06 /exwa30J
いくら女子といえど股間に付いてるもんがあるからなぁww
普通に受け入れてるキッドたん可愛い


768:名無しさん@ピンキー
12/02/28 18:24:07.14 C56dglPI
銭湯話には、どうにかして女湯覗こうとしてどうやってもうまく行かず失敗して、
でもちょっとしたアクシデントでちらっとだけ裸体が見えるのが様式美だよな!

769:名無しさん@ピンキー
12/02/28 19:28:44.52 hlxCRaze
第一話と最終回較べてもキッドって背も胸も育ってないように見えるじゃん?
丸2年育たないってのはつまり、成長期過ぎてるってことだよな?
童顔でチビで貧乳なだけで子供じゃないよって作品中で証明されてる訳だよ。明確に。

本作品の登場人物は全て18才以上ですってことでさ、だから

770:名無しさん@ピンキー
12/02/28 19:59:06.30 nEbqhZXm
温泉で擬態ネタで、しかも犯罪じゃないのなら
折紙が入っていた温泉は混浴で、そこに後から入ってくる女子組
あわてて隠れようとして風呂の椅子に擬態してしまう折紙だが、出るに出れないまま上に座られてしまい…
…なんて展開もありか

>>769
そういや育ってないなぁ
まあ現実に大人でも童顔で胸無くて背が低い人もいるし、そういう人(育たない人)もいるんじゃね?
それに18歳未満の方が(ry

771:名無しさん@ピンキー
12/02/28 20:09:53.35 C56dglPI
タイバニって、過去の映像と今の姿一緒じゃない?
キッドの旅立ち?のシーンと今だって同じ姿だったし。
折紙だってアカデミー時代と全く一緒だし。
まあバニーはさすがに何段階かあったけど、そこらへんタイバニ金かかってねーって思うよね。

772:名無しさん@ピンキー
12/03/01 14:45:58.18 0rRBj60B
ジェイク戦で超聴覚とか嘘こいてたけど、ハンドレッドパワーって聴覚も鋭敏になるんだよな
身体能力が100倍って筋力だけかと思ってたから意外だった

つまり視覚なんかも鋭敏になるとしたら…と思ったがさすがにいくら目が良くなっても透視は無理だなw

773:名無しさん@ピンキー
12/03/01 15:06:27.53 0rRBj60B
つか、楓の声を聞きつけた時の描写からして、ジェイクの嘘能力の超聴覚並みのこと(筋肉の音を聞くとか)できそうだ

その五感の鋭さをエロに応用できないか…
聴覚は難しいが、嗅覚とか触覚ならあるいは

774:名無しさん@ピンキー
12/03/01 19:31:09.80 HEdaT1kR
>>767
姐さんはしっかりタオル巻いてガードしてそうだけど、横からチラチラ見てるカリーナたんハァハァ
「あらん?気になる?」
「べ、べっつに!」
「触ってみてもいいのよ?」
「なんでもないってば!」
「じゃあボクさわるー!」
「ちょ、パオリン!やめなさい!」
「あんたじゃ洗いっこしても楽しくないわねぇ…ほらブルーローズ、ここ気持ちいいでしょ?」
「だ、ダメ、ネイサン…ふぁっ」
「結構こってるのねぇ、ここをほぐすとね、リンパの流れが良くなって、美肌に効くのよ」
「そ、そう…なの?…っあ、あ…」
「あら、意外とあるのね(たぷたぷ)」
「やだ、ネイサン、やぁ」
「ずるーい、カリーナばっかりぃ」
「はいはい、あんたはこっち」
「ねぇボク上手?」
「うーん、ぎこちない手つきもいいわぁ」
みたいな

775:名無しさん@ピンキー
12/03/01 21:18:02.16 evvrKXQO
>>774
ちょ、それで一筆頼む・・!!

776:名無しさん@ピンキー
12/03/01 23:50:38.12 oL/UsKN5
>>773
全ての能力動員して友恵さんの性感帯を探っている虎なんかとてもいやだなw

あーでも虎は能力人助けの為にしか使わないんだよなー。



777:名無しさん@ピンキー
12/03/02 00:12:27.28 28RMkiph
>>776
痛がる処女の性感帯を探して気持ちいい喪失にしてあげるのは人助けだろ?

778:名無しさん@ピンキー
12/03/02 04:15:38.18 Wp/mKH2k
>>777
相手選ばず、誰にでもできるのならな

779:名無しさん@ピンキー
12/03/02 07:15:11.60 KngoI5xI
しかし虎の能力は5分しかもたないので、それまでに探り当てられなかったらセックルは1時間おあずけだな
普通にした方が早そうだw

>>774
レズもいいね
レズ…だよな?

780:名無しさん@ピンキー
12/03/02 23:52:45.24 28RMkiph
>>779
もちろんレズだ
そして百合だ

781:名無しさん@ピンキー
12/03/04 00:06:02.35 65iPmkJi
最終戦でカリーナのおっぱいに顔をうずめた影響でおっぱい星人に覚醒するホァンちゃんかー

782:名無しさん@ピンキー
12/03/04 10:50:37.40 DatdQLzo
公式設定を知らず、9話を見るまでずっとキッドちゃんをショタと勘違いして龍薔薇おねショタ妄想に熱くなったのもいい思い出

783:名無しさん@ピンキー
12/03/07 22:15:54.04 QqYjgGVo
折紙さんの嫁は一目OP見たときからどストライク!

784:モブ×龍仔 1/2
12/03/11 17:45:53.82 bP6yU9/A
陵辱系なので駄目な人はスルー推奨。



男なんて、暴力なんて何も怖くなかった。昨日まで。
小さい頃から拳法を習っていて普通に闘ったって自分は強い。
しかも電撃による攻撃能力があるネクストだ。
(誰もボクには触れないよ、ボクが許さない限り。)
そう思っていた。昨日まで…ついさっきまで。
ネクストの能力を封じる薬が、研究されてるとは聞いたことがあった。
自分の能力の制御が十分でない小さい子供の安全を守る為とか、大人でも何かの弾みで発動してしまったら重大な危険を伴う能力とか、必要性は理解できる。
でもまだ研究段階で、実用化されてないって話だったのに。
「実用化されないのは副作用があるからさ。体の自由が利かないだろう?」
「俺達の目的にはむしろ実用的だけどな」
嬉しそうに男達が嗤う。
手足が全く動かない訳ではないが、力が入らず、ヒーロースーツが少しず体から外されていくのにひどく弱弱しい抵抗しかできない。
「やだ…やめて…」
声も酷く弱弱しく、自分の声のように聞こえない。
ヒーロースーツの着脱は構造を理解しない者にはそう簡単ではない。
頭部の大きい輪のパーツを取るのに、少し髪を切られた。
だがゆっくりと少しづつパーツを外していくのが、男達にはむしろ楽しみであるらしい。
「ほら、女の子じゃねえか。誰だよ女装少年とかいった奴」
「かわいいおっぱいだな、おい、しっかり録っとけよ?」
録画されている。無防備にさらされた未発達の胸を隠そうにも、腕は押さえられ、大きくカメラに向けて開かされてしまう。
「陥没してるぜ、ほんとうにまだガキなんだな」
「やっ…さわんな…」
「いいや、さわるね」
くりくりと薄い色の部分を弄られて、怖気で鳥肌が立つ。
「お、出てきた」
ぷつんと、小さな乳首が立ち上がるのを自分でも感じる。なんで?こんなこといままでなかったのに。
かすかに膨らみ始めた胸は、その中心の形状はまだ子供のままの形だったはずだ。


785:モブ×龍仔 2/2
12/03/11 17:46:29.56 bP6yU9/A
下半身のパーツを外すのは上半身よりずっと手間がかかる。
4人いる男達の2人がかりでそれを試行錯誤する間、上半身を抑えてる男が時々思い出したように薄い胸を揉み、小さな乳首を弄る。もうひとりは色々に角度を変えて、その様子を詳細に手持ちのカメラに収めていく。
固定カメラもあって、絶望にぎゅっと目を閉じ涙に濡れた表情も、弱弱しく会の無い抵抗を示す全身をずっと録画し続けているのだが、録られている本人はそこまで認識していない。
「足のパーツは残しておきたかったけど、先に外さないと無理だな」
「取れた。出るぞ」
ずるっと、下半身のパーツが取り去られる。
「…いやぁ…!」
「やっぱ下にパンツはいてんのか」
「バカ、こういうのはサポーターって言うんだよ」
「すぐに脱がすなよ、先に上からだ」
ヴィインと、かすかな機械音が下半身の方でする。
何をされるのかわからないが、なにか嫌なことをされるのだけはわかる。
「やだ、助けて…、お願い、嫌…や…!」
叫ぼうとして、声にならなかった。
なにか細かい震動を与える小さいものが、男達がサポーターの上から足の間の敏感な部分に押し付けられる。
びくびくと体が跳ね上がって、強烈な感覚が突き抜けていく。
「すげえ、こんなチャチなローターでこれかよ」
「これがもうひとつの副作用だよ、実用的だろ?」
一瞬離れてはまた少し角度を変えられて押し付けられる。
「ひぐぅ…!」
普通の下着よりはずっと厚い布が、汗でない物に湿っていく。それを確かめるように男の指が足の付け根の方から布と肌の間に差し入れられる。
ぬちゃ、と、糸を引くような感触があった。実際に音もしたかもしれない。
「このまま入れんのは無理そうだな。そろそろ脱がすか?」
「切った方がよくないか」
「…ひゃう、やぁ…!」
ローターと指で刺激を続けながら男達は相談し、カメラの男の演出上との意見が通って半分切って片足に引っ掛けて残すのがいいだろうとの結論に達する。
それが耳には入るが、意味が解らない。
上半身担当の男が早くしようぜ、と不平を言いながら乳首を引っ張る。
「ひゃ!」
痛い、助けて、と頭の中で繰り返す。
痛い、という表現は他にこんな強烈な感覚を知らないからだ。
その感覚は強すぎて、神経が焼ききれそうで、怖くてたまらない。
自分の肉体がその感覚の続きを期待しているのだとの自覚はまだない。
じゃきりとハサミの音がして、サポータの右の腰の部分が切られ、左足の方にずるりと下げられる。
「パイパン●んこがぐしょぬれだ」
もうやめて、許して、と言おうとしたのだが、口から出るのは小さな悲鳴のような喘ぎばかりだった。


786:名無しさん@ピンキー
12/03/11 17:47:54.30 bP6yU9/A
とりあえずここまで。
半端でゴメンよ。需要があればそのうち続き書くかも…

787:名無しさん@ピンキー
12/03/11 19:37:05.89 TIowIL4X
ヒャッハー!需要はあるぜ!
イチャラブも良いけど陵辱も良いものだ。

>「ほら、女の子じゃねえか。誰だよ女装少年とかいった奴」
ワロタw女装少年発言した奴は何を期待してたんだw


788:名無しさん@ピンキー
12/03/13 10:40:47.04 hJH19D5b
龍が最終回でH01二人に両脇掴まれたシーンでヤバイ萌えを感じたんだけど、
龍関係のエロ本買ってたらみんなそこで萌えたこと書いててわろたww
みんな考えること同じなんだな…。

789:名無しさん@ピンキー
12/03/14 21:50:16.09 r0gjIfsb
鏑木夫婦誰か書いてくんねえかなぁ
青い春の高校三年生の処女と童貞でも楽しいし
同棲したての新居でタガの外れる虎徹もいい
初夜もいいなー楓が寝てからもいいなー

790:モブ×龍仔(続き) 1/4
12/03/14 23:39:40.56 f0tmlh06
すまん。需要は何よりも自分の中にあった。
さらに非道な内容なので、可哀相なのが嫌な人は引き続きスルーで頼む。



足をM字に大きく開かれる。柔軟な股関節がその内側をさらけ出す。
男達の指にぐいっと左右に引かれて、外気に触れることなどなかった未通の内壁までがカメラに見せつけられる。
「ピンクだ、ピンク。色は子供だな」
「だけどビクビクいってるぜ」
「…ぁが…!」
きゅっと、小さな陰核が指で摘みあげられる。
「ぅあっ、は…ゃあ…」
下着越しの刺激でさらに敏感になって腫れているようなそこを、掻き分けるように弄られてビクビクと腰が震える。ぴゅっぴゅっと音が出るように何かが体の中から小さく噴出す。
「おお、撮ったか今の?」
「おう。潮吹き…とまではいかないか」
体全体がぴりぴりと痺れたようになって、もうどこを触られてもびりびりと痛いようだった。
「ひっ…うく…ひぅ…」
なのに男達は、一番敏感な部分を弄り回すのを止めてくれないので、しゃくりあげるような声がもう止まらない。
弄られているのは下半身なのに、その衝撃が胸の先端にまで響いて、ぴくぴくと小さな両の粒が震えているのを感じる。
「剥けないか?」
「中身が小せえから接写しなきゃわかんねえかな…」
「処女●んこの内に撮れるモンは一応みんな撮っとけ。後で編集したらどこかに使えるだろ」
邪魔な指や道具は一旦全て避け、カメラが開かれた足の間を下からゆっくりと舐め上げるように接写し臍から更に上にあがって泣き濡れた顔を映す。
これはただの少女陵辱なのではない。
誰もが知っているあの「ヒーロー」を汚す映像なのだと、強調するために。


791:モブ×龍仔(続き) 2/4
12/03/14 23:40:51.59 f0tmlh06
「もういいよな?」
「…ああ、こんな濡れ濡れちゃんをあんまり待たせちゃ可哀想ってもんだ」
誰が何を待っているのか、耳で聞いた言葉を理解できる理性はもうなかった。
あらかじめ順番が決めてあったのか、何の相談もなく男の一人がジッパーを下げてカメラのどいた足の間に入る。
何かが、何か熱くて怖ろしい物が狭い入り口にあてがわれる。
「や、やだ、やだ…!」
叫んだのは理性ではなく本能だ。許してはいけない暴挙を察して全身が拒絶の声を上げる。
「狭いな」
だが肝心のその部分は弄られ、濡らされて、柔らかくなってしまっている。
「やあ、いやああ!」
ぬるりと、何かが体の中に入り込んでくる。
「おお、きつい!」
狭い入り口の少し奥で薄い肉が裂ける。
「…あ、あふ…っ!」
痛い、と思った。熱い、と思った。嫌だ、と思った。
なのに体中を駆け抜けるこの甘いような痺れは、いったいなんなのか。
あぅん、あぅん、と何か動物の泣くような声が自分の口から出ているのが信じられない。
「本当に初めてか、このガキ、えらいよがりようだぜ」
「血ぃでてんだろうが」
「おう、締まる、締まる、もたねえぞこりゃ」
体の中を自分の意思でなく激しく動く物があって、気持ち悪い。恐い。
なのにそれを嬉しがってびくびくと踊るように動く自分の腰が、ぎゅうぎゅうと締め付ける股の奥の器官が信じられない。
ああん、ああん、と更に高くなっていく甘えたような声が自分の声だなんて、絶対に信じたくない。
「おほっ!」
ひときわ強く腰を使われてどろっと、何かが中で叩きつけられる。
「…はふ…」
ずるりと体から少し柔らかく鳴った物が出て行く。引きずり出される感触に背筋が震えた。ごぼっとした粘性の高い感触がそれに続く。
「早ぇな、中で出したのか」
「我慢できねえよ、すげえ締まるんだもんよ」
終ったんだろうか。首からの上のほっとしたような気持ちと、寂しい、物足りないと訴えるような体の感覚が相反して、自分の形がわからなくなる。
「ブッカケは後でもいいだろ」


792:モブ×龍仔(続き) 3/4
12/03/14 23:41:46.73 f0tmlh06
薄く開けた目に、次の男がのしかかってくるのが見えた。片足を大きく担ぎ上げるようにされてやや斜めから挿し入れられる。
「…あうぅん!」
期待していた。確かに自分は、少なくとも自分の体は期待してたのだ。
そして角度を変えて与えられたそれにあからさまな悦びの声をあげたのだ。
「ほお、こいつぁ確かに溜まらんっ」
腰が少し持ち上がりぎみになり、結合部がカメラに晒される。ぐいぐいと腰を使いながら男は繋がっている部分の直ぐ上にある突起を弄りだす。
「ぅあ、ぅあぁ!」
「そうかそうか、気持ち良いか」
にやにやと嗤うような声で言って、挿入しているのとは別の男が腫れて充血したような胸の突起を片手で弄りながら、もう片方の手で自らの股間をしごきだす。
顔に近い。むせるような熱気と汚らしい音が厭なのに、顔を背けることもできない。
胸から、陰核から、裂けた奥から、絶え間ない刺激が混ざり合ってもうどれが何処からの刺激なのか区別が付かない。もう自分の体は人間の形を保てている訳がない、と感じた。
再び中に出されると殆ど同時に、胸を弄っていた男に顔にかけられた。
次の男には犬のように這わされて背後から挿れられた。
他の男が髪を掴んで顔を持ち上げ、口に入れてきた。咽に当たって苦しかったが、歯があたるといって直ぐに抜いてくれたので窒息せずに済んだ。
替りに手を引かれて、上から握られて扱かせられた。
下に敷いたマットに顔が押し付けられる不自然な姿勢で苦しかったし、その恐ろしい器官の形状を手の中で感じさせられるのはたまらなく厭だった。
こんな物が自分の中に入り込んでいて、激しく動いて蹂躙した挙句、そこから汚らしい物を中に吐き出すなんて、それを自分の体が嬉しがっているなんて。
そんなことを思い知らされたくない。
その後も何度か中に出された。顔にかけられて髪を汚され、胸にかけられて刷り込むように塗り広げられた。
後ろの穴も弄られた。狭すぎて入れるのは無理だ、壊したら後で売値が下がるから止めとけ、と聞こえた。
だが膣内に入れられながら後ろの穴から指を入れられて、その近さを思い知らされるように弄られた時は、目の中が真っ白になって骨が折れそうなくらいに背中が反り返った。


793:モブ×龍仔(続き) 4/4
12/03/14 23:42:36.64 f0tmlh06
「さすがに反応鈍くなってきたな…俺もこれが最後の一発、っと…」
疲れたような声でのしかかりながら腰を使っている男が言う声が遠くで聞こえた。ああやっと終るのだろうかと、疲れきってもうひくひくと細かい痙攣でしか反応を示せない体の奥で思う。解放してくれるのだろうか。
殺してほしい。この汚れ切った肉体から解放してほしい。
薄く目を開けると、腰を振る男の肩の向うで他の男たちが拘束具を手に待ち構えているのが見える。
ぱりっと、指の間に電気が走るのを感じた。
「…いや…」
売る、と男たちは言っていなかっただろうか。終らないのだ、男たちは自分を殺す気はないのだ。
「お、まだ声が出るのか?」
「いや!いや!いやあああ!」
薬効が切れかけていたのだろう。
叫びと共に、制御できない電撃が全身から周囲に向けて放たれる。
「が…っ!」
体が繋がっていた男は短く声を上げて瞬時に絶命した。のしっと重い体が被さってくる。
「いやあ!」
それが嫌で、放電が止まらない。逃げるには近くにいすぎた3人の男たちは、声も無く踊るような動きを繰り返し、やがて崩れ落ちる。
重い。蛋白質の焦げる臭いに吐き気がする。
だがもう動けなかった。ぱりぱりと不規則に小さな放電だけを繰り返し、疲れきった体は死んだ男の体をどかすことも、体内に入ったままの物を抜くことさえかなわない。
「…たすけて…だれか…」
小さい声が出たが、誰にも届かない。
自分はヒーローではなかったのか。人々を助ける、強い存在だったはずではなかったのか。
汚れきり、疲れきり、もう自分では死ぬ力さえ残っていない。

やがて仲間達が見つけてくれるまでの、長いのか短いのかすら知覚できなくなった時間の中、死んだ男に犯されたまま、もう泣くことさえできずに暗い目を宙に向けていることしかできなかった。

794:名無しさん@ピンキー
12/03/15 07:18:55.86 8izVH8cK
>>789
嫁さんってヒーローマニアなんだっけ?
ワイルドタイガーのコスプレ(つっても本人だが)でセックスしたら、
怒りそうな反面、ちょっとだけいつもと違った火が点きそうでw

>>793
続き乙です
この後どうなっちゃうの?みたいな後味の悪さが中々…
個人的には売られちゃう展開も見たかったけど

795:名無しさん@ピンキー
12/03/15 11:24:21.72 6rmjFOH+
>>793
乙乙です!個人的にはここからの折龍が見たい


796:名無しさん@ピンキー
12/03/15 19:02:27.06 hRntWTVX
>>793
力作乙。
この後も延々続いて終わりがないのかと覚悟しながら怖々読んだんだけど、
最後はなんとか終わりがきたから、そこは救いかなと。力戻って良かった…

797:名無しさん@ピンキー
12/03/15 20:34:05.97 iwHycMYx
>>795
俺も折紙がさっそうと来て助けてくれないかとドキドキしてしまった…。
なんでか兎とか虎とか牛はイメージじゃないんだよな。
それか空か。
ガワのイメージかな。
別に普段折龍なわけでもないんだが。


798:名無しさん@ピンキー
12/03/15 23:03:31.75 Yed8EuWK
パオリンちゃんが汚れるのがすごくいやな感じがしたけれど、それよりも何故か罪悪感がすごい…

この後折紙さん(中の方)が助けにきて泣いているパオリンちゃんをなんとか自分の家につれていってシャワーを浴びさせる。やっと泣きやんだパオリンちゃんにスポドリを渡すなんとも優しい折紙さん。「水分補給しなくちゃね」みたいな台詞でパオリンちゃんを慰める。
折紙さんの優しさにだんだん目尻が熱くなりウルウルしはじめるパオリンちゃん。
そこで折紙さんがそっと抱きしめる。
号泣するパオリンちゃんの背中をさすりながら抱きしめる。
まだしゃっくりが止まらないけど泣きやんで自分から抱きしめ返すパオリンちゃん。
折紙さんが愛の告白。
でもパオリンちゃんが「でもボク…汚れちゃったよ…」
その後に折紙さんからのキス。
「ここはまだかな?」

みたいな感じのがいいかな

799:名無しさん@ピンキー
12/03/15 23:43:22.70 v5VJGpAR
いやここまでされたら専門医に診せて洗浄する必要、場合によっては縫合の必要すらある。
なのでまず病院だ。
ちゃんと処置してもらってひとまず肉体の傷は心配なくなったけど、
心を闇に沈めちゃったパオリンはふらりと病院を抜け出してしまうんだよ!

夜の街に消えた少女を必死に探すヒーローたち、彼女を見つけ出し

800:名無しさん@ピンキー
12/03/15 23:48:13.10 v5VJGpAR
ごめん、途中送信しちゃった

彼女を見つけ出し、その傷ついた心を救うのは誰だ!?
みたいなところから始まる救済の物語をプリーズ!


闇堕ち仲間のルナティックとかも良いかなと思うんだ

801:名無しさん@ピンキー
12/03/16 08:03:49.16 jN5uTGI6
陵辱モノ少ないんだから、ダークなまま楽しみたいなぁ
救済とかに持っていきたいのも分からないでもないが…

802:名無しさん@ピンキー
12/03/16 09:49:38.16 sc7nztpn
先輩にそんなオットコマエなことできるわけないだろJK
触れることもできずにオロオロして、挙句「助けられなくてごめんね」なんて最悪なこと言って
「イワンなんてだいっきらい!!最低!しんじゃえー!!!!!」ってボコボコにされて
ぐわーっと泣かせて発散、が関の山。

龍タイプには有効な癒しだけど、本人達は必死という。

803:名無しさん@ピンキー
12/03/18 08:35:36.48 fjzmfJcU
虎薔薇お願いします…

804:名無しさん@ピンキー
12/03/18 13:24:12.83 BXfUBate
なんだかものすごく少女マンガでスイーツで爆発しろで「もげろ」な
兎×薔薇を書いてしまったのでここに置かせてください。
エロは温いけど、渋はちょっと違う気がしたので・・・


805:うさばら 1/7
12/03/18 13:24:57.57 BXfUBate
「好きなの」
何度目かの告白だった。
最初の頃の遠まわしなアプローチは全く気付いてもらえなかった。
はっきり好きだと告げても、ありがとうなと言われて終わった。
女として扱えと詰め寄っても、お前は子供だと言われた。
「あたし、今日で二十歳になったわ。もう子供じゃないの」
「なら余計にそんなこと言っちゃ駄目だ。
 俺は先のないロートルで、しかも女は死んだ女房だけって決めちゃってるんだ」
これが最後の告白だった。
「一度だけでもいいの」
一度だけでも抱いてほしかった。
「駄目だ、ブルーローズ。もう会わない」
彼の能力は既に完全に失われていた。
能力の減退していく中で何度も怪我をして、身体能力ももう限界だった。
今度こそ彼は完全に引退して、今夜この街を去るのだ。
「お前は若い。俺なんかすぐに忘れるよ」
忘れたくない、と言って泣いた。
彼は振り返らなかった。
いつもどこかふざけた男なのに、こんな時だけ冷徹だ。
誕生日の夜なのに。
彼だけの為に家族も友人も全部放り出してきたのに。
自分の幼い恋の切ない結末だけを胸にして、夜の街に一人きりだった。


806:うさばら 2/7
12/03/18 13:25:37.80 BXfUBate
「子供がお酒なんて飲むもんじゃありませんよ」
何もかも忘れたくて飲んでいたグラスが手元から奪われる。
「・・・残念でした。もう子供じゃありません~」
「じゃあ、言い方を変えます。
 若い女性がそんな風に酔っ払うのはみっともないです」
「ほんとあんたって性格悪い」
「よく言われます。主にあなたにですが」
見上げた先で、バーナビーの厭味なくらいハンサムな顔が少し眉を寄せてカリーナを見ていた。
「さっさと行きますよ。僕は顔バレしてるんであまり目立ちたくないんです」
腕をとられてバーのカウンターから立たされる。
会計は済ませていたらしい。バーテンにそっと目で合図だけして、カリーナの腕を引いて店を出ようとする。
スマートな手際のよさが鼻についた。
「あによ、何処に行くの?」
「家に送ります」
「いやあよ、帰りたくないー」
足を踏ん張って抵抗しようとするが、有無を言わさぬ男の力で引きずるように歩かされる。
「わがまま言わないで下さい。言ったでしょう、目立ちたくないんです」
じゃあ放っておけばいいのに。
「・・・どうせタイガーに言われてきたんでしょう・・・」
あのバーにあたしを置き去りにしたから見に行ってやってくれとか何とか、冷たい振りして実は心配してくれたに違いない男が心底憎たらしい。
「解ってるんじゃないですか」
「だから厭なの!」
車の助手席に詰め込まれながら。
「どうせ!愛してもらえないなら!あたしなんてどうなったっていいの!」
「どうなったって?」
ぐいっと詰め寄られて顔が近くなる。
本気で怒っている表情だ。
「酔っ払って前後不覚になって暴漢にさらわれてレイプされても?」
「う・・・」
「さんざん犯された後に殺されても、虎徹さんが責任を感じて一生後悔すればいい、と?」
「そ、そんなこと・・・」
「どうなってもいい、というのはそういうことです」
「そんなこと、おもって、な、ないもん!」
子供のような声が出て、涙が溢れ出す。
心配して他の誰かを呼ぶくらいなら、本人に傍にいてほしかっただけなのに。
本当にただそれだけなのに。


807:うさばら 3/7
12/03/18 13:26:18.16 BXfUBate
泣き出したカリーナが大人しくなったのを見てますます顔をしかめ、バーナビーは音を立てて助手席のドアを閉めた。
(怒ってる?)
運転席に乗ってくる気配を感じて、カリーナは怖くなって泣きながら体を丸める。
「シートベルトをして下さい」
「・・・家に帰るのはいや・・・」
「まだそんなことを・・・」
「こんな顔して帰ったら・・・きっとすごい心配する・・・た、誕生日なのに・・・」
今日は朝まで家に帰らなくても、友達に一晩中祝ってもらってると思うだけだ。
まだ両親とも起きている。こんな時間に帰ったら多分それだけでも不思議がられる。
「僕には家族がいないから解りませんが・・・そういうものなんですか?」
「あ・・・」
顔を上げると、バーナービーは怒っていると言うよりは困っている表情でカリーナを見ていた。
「解りました。でもとりあえずここからは離れるのでシートベルトをして下さい」
頷いてシートベルトを装着する。
車が向かったのはバーナビーの部屋だった。
むやみに広いので時々仲間達の内輪の集まりに利用され、カリーナも何度か来たことがある。
見知ったリビングなのに、二人きりで音楽も仲間達の笑い声もないと寒々しく広く感じた。
精一杯の誘惑で露出の高い服を着ているので本当に寒さを感じて体が震える。
「こんなものしか貸せませんが」
バーナビーがバスタオルを渡してくれたので肩に羽織る。
「ありがとう・・・ごめんなさい」
「珍しく素直ですね」
「な・・・何よ、あたしがいつも礼儀知らずだって言うの?」
「僕に対しては時々そうです」
「だって・・・それは・・・」
この男が憎たらしかった。コンビだなんて名目でいつも彼を独占しているように見えた。
彼がカリーナに絡まれて困っている時、さりげなく助け舟を出して彼を連れ去って行った。
「あんたが、タイガーを独り占めするから・・・」
止まっていた涙がまた溢れてくる。
子供っぽい自分の嫉妬が情けない。

808:うさばら 4/7
12/03/18 13:26:53.29 BXfUBate
「独り占めって・・・僕たちはコンビで会社も同じなんだし、一緒にいる時間が長いのは当たり前でしょう?」
「うそつき。いっつもあたしの邪魔ばっかりしてたくせに」
「別に邪魔なんてしてません!」
「してたもん! 何よホモ! あんたもタイガーのこと好きだったんでしょ!」
「・・・言うに事欠いて・・・なんてことを・・・!」
「じゃあ何よ、彼のこと嫌いなの?」
「嫌いな訳ありません」
「ほらやっぱり!」
バカみたいなことを言ってる、とカリーナは自分でも解っていた。
「じゃああなたがレズでないなら、お母さんや学校の友達やドラゴンキッドさんを嫌いなんですか?」
「・・・大好き」
「それなら・・・」
「でもタイガーが一番好きだったの!」
ただ、もてあました感情を目の前の男にぶつけてしまいたいだけだった。
この人はカリーナが馬鹿でみっともない女だってもう知ってる。
みんなの憧れのブルーローズでも、近所で評判の美人女子大生でもない。
初恋の相手に逃げられた、惨めで情けない女の子だって知っているのだから。
「・・・コーヒーをいれてきます」
「いらない・・・」
遠慮がちに袖を掴んで。
「お願い・・・傍にいて・・・」
それに多分、カリーナとは別の意味でバーナビーも彼を失うのだ。
この街から。この寂しい部屋から。
「ひとりにしないで」
バーナビーは黙って並んで座り、胸を貸してくれた。
男の広い胸でもたれてなくのは、小さい頃両親の胸で泣いたのとは違う、友達に慰められるのとも違う、甘い痛みを伴う優しさだった。
「あの、ブルーローズ」
カリーナの涙が収まるのを待っていたように、バーナビーが声をかけてくる。
「なに?」
「さっきも言いましたが、僕はホモセクシャルではないんです」
「・・・わかってるわよ・・・?」
「ですから、そろそろ離してくれないと、あなたの為に良くありません」


809:うさばら 5/7
12/03/18 13:27:33.69 BXfUBate
驚いて見上げると、バーナビーは本当に少し困ったような顔をしていた。
「・・・だってバーナビー・・・こんなの慣れてるんじゃないの?」
街中の女の子の憧れ、ハンサムでカッコいいバーナビー。
どんな美女も思いのままなんじゃないの?
「僕は街中に顔を知られてるんですよ?
 若い女性と二人きりなんて状況だってものすごく久しぶりです」
少し拗ねたような言い方が意外だった。
「・・・あたしのことなんて嫌いかと思ってたし・・・」
「僕は嫌いな人を自分の部屋に上げたりしません。
 迎えにいったのだって・・・あなたでなければ置き去りにした本人に責任を取らせてました」
「ねえバーナビー」
「ですから少し離れて・・・」
「あたし、いいのよ?」
「は?」
「あたしバーナビーだったら、いいの」
自分でも少し驚いていた。でもカリーナの正直な気持ちだった。
「・・・失恋のヤケクソでそういうことをするのは感心しません」
本気で怒っている声だった。信じてもらえないのも無理はない、と思った。
「違うの、そうじゃないのバーナビー。解ったわ、あたしは子供だったの」
でも信じてほしい、とも思う。
「彼があたしを受け入れてくれなかったのは、あたしの恋が子供の恋だったからだわ。・・・多分。
 あたしは、それを卒業したい。大人になりたいの。
 ・・・バーナビー、あなたとなら・・・なれる気がする」
驚いたようにじっとカリーナの瞳を覗き込んで、少しの間バーナビーは何かを考え込んでいるようだった。
「僕は・・・ステディでない人と関係を持つような女性は好きではありません。だから・・・」
信じてもらえなかっただろうか。
「だから?」
「僕にそういうことを言うなら、あなたは僕だけのものにならなければいけない。
 ・・・僕の・・・恋人にならなければ」
「恋人に・・・なるわ。あなたが・・・してくれるなら」
受け入れてほしくて、解ってほしくて、ただそれだけだった少女の恋。
それはもう終わってしまったのだ。
「ブルーローズ・・・」
「違うわ。カリーナよ、バーナビー」
「カリーナ?」
バーナビーの唇がカリーナの唇に重ねられる。
キスをするのは、受け入れてもらって、してもらうのではない。
お互いを受け入れるために、理解しあうために、唇を交わすのだ。


810:うさばら 6/7
12/03/18 13:28:28.91 BXfUBate
セクシーなドレスも新しい下着も、彼の為に用意したはずだった。
それが今は全て、バーナビーの手で剥ぎ取られていく。
いつものすました表情は見られず、真剣な、少し焦ってさえいるようにさえ見える顔が新鮮だった。
キスをするのと服を脱がすのと、どちらを優先するか決めかねているような性急な手つきにはいつものスマートさの欠片も感じられない。
「ねえ、バーナビー」
「・・・なんですか?」
「あなたも初めてなの?」
手が止まり、憮然とした表情になるのは、肯定だと思っていいのだろうか。
男の人にこんなこと訊くべきじゃなかったのかもしれない、とカリーナは後悔する。
「・・・ごめんなさい」
「謝らないで下さい、かえって傷つく。それに初めてって訳じゃない、すごく・・・久しぶりなだけで」
「そうなの?」
「ああでも・・・」
言いにくそうにためらい、きゅっと抱きしめてから。
「・・・初めてなのかもしれない・・・遊びと割り切ったのではなく・・・」
「あたしは全部初めてなの、バーナビー」
親愛のキスじゃないキスさえも。
「だから・・・優しくして・・・?」
「・・・っ!」
噛み付くようにキスをされた。
優しくしてと言ったらかえって激しくなるなんて。男の人は難しい、とカリーナは思った。
「あなたは・・・」
赤ん坊のように胸に吸い付きながら、息継ぎみたいにバーナビーが言う。
「いつもわがままで・・・生意気で・・・」
「あ・・・っ」
大きな手でもう片方の胸を揉みしだかれる。少し痛い。
「なのに・・・なんで・・・」
だがその痛みに背筋が震えて、伝わった下半身の甘いけだるさに変わる。
「・・・こんなに・・・」
きれいも可愛いも、聞き慣れた褒め言葉だ。
だがバーナビーはそのどちらも言わなかった。
言葉を続けずにただ手を下にやり、確かめるようにカリーナの秘密の場所をまさぐってくる。
「ああっ・・・んっ・・・」
反射的にきゅっと腿をきつく合わせると、そこにある他人の手の存在感が余計に鮮明になる。
「力を抜いて・・・カリーナ、俺を拒絶しないで・・・」
あ。今オレ、って言った。敏感な場所をゆっくりと刺激されて混乱する頭の中でそれに気が付く。
怖がる本能に逆らって、なんとか腿を閉じる筋肉を緩める。
この男を受け入れたい。もっとバーナビーを理解したい。愛し合いたい。
繋がってしまえば、もう何も怖くなかった。
否、初めての官能に肉体は慄いていたけれど、何処かに飛んでいってしまうかわからないような不安に涙が出たけれど。
バーナビーがそこにいた。
同じように不安そうな目でカリーナを見て、ずっと手も、体も、繋ぎ合わさっていたから。


811:うさばら 7/7
12/03/18 13:29:18.28 BXfUBate
「電気消してって・・・言ったのに・・・」
この家には何度も来たことがあったけど、寝室に入るのは初めてだった。
そんなことを今更思いながら、カリーナは小さく不平を言う。
バーナビーこだわりの間接照明は煌々と明るい訳ではなかったが、それにしても全部はっきり見せてしまうくらいには充分に明るく、少しロマンチックが足りないように思える。
「そんなこと言いましたか?」
「言ったわ・・・多分・・・」
あまり自信がない。
それに、終わった後でせっかく毛布をかけたのにそれが下半身だけで、あらわな胸がまだバーナビーの手の中にあるのもどうなのかしらと思う。
「育ちましたよね。最初の頃はスーツの胸、余ってたのに」
ふにふにと軽く握りなおすように揉むのは、できればそろそろやめてほしい。
「あんなすました顔して、そんなとこ見てたのね?」
「若くて可愛い女の子があんな格好でいたら誰だって見る。当然だ」
「あん、や・・・っ」
こりこりと親指で先端を悪戯される。
「あなたは・・・カリーナはもう少し、自分が世間一般の男にどう見られているか自覚すべきだ。
 僕は嫉妬深い方だと思うし、これからはもっと気をつけてもらわないと」
押しつぶしたりはさんだりと、バーナビーの大きな掌と長い指がカリーナの憶えたばかりの性感をほじくりだすように責めてくる。
「ああん、わ、わかった、気をつけるからぁ・・・!」
「わかってくれればいいんです」
もしかしたらこの男は想像以上に面倒くさい恋人になるのかもしれない。
ちょっと厭な予感がしたが、抱き寄せられてキスをすればどうでもよくなった。
「・・・まだするの・・・?」
胸を弄っていた手が毛布の中に入り、脚を開かせようとしてくる。
「します。厭ですか?」
どこか甘えるような声だった。
「別に・・・もう一回くらい・・・いいけど」
甘やかしたい気分でカリーナは答える。
また電気を消してもらえないのも、もう一回じゃ済まないのも、カリーナはまだ知らない。

更に。
翌朝の某タブロイド誌に、バーの前で車に乗せられるところとバーナビーの部屋に入るところ、二枚のパパラッリ写真が載ることも。
「バーナビー熱愛発覚?」「お相手は美人女子大生」だのの見出しとともに、何だかすごく面倒くさいことが始まろうとしていることも。
そして多分、ちゃんとハッピーエンドに辿り着けるはずだということも。
二人ともまだ知らなかった。


812:名無しさん@ピンキー
12/03/18 13:30:09.77 BXfUBate
以上です。
色々捏造でごめんなさい・・・

813:名無しさん@ピンキー
12/03/18 13:33:41.75 BXfUBate
しかも早々に誤字発見・・・
パパラッリじゃなくてパパラッチでし。重ね重ね失礼しました・・・orz

814:名無しさん@ピンキー
12/03/18 15:30:59.08 lfjsKbn5
乙乙!
兎薔薇には正直興味がなかったんだが
こんなにイイものとは…今更気づくとか勿体ないや
また何か書いてくださいなー

815:名無しさん@ピンキー
12/03/18 23:50:06.95 76R6Jss8
>>813
ドン( ゚д゚)マイ 気にするなよー
こっちはお話堪能させて貰った、ありがとう、そしてありがとう!

816:名無しさん@ピンキー
12/03/19 01:13:10.63 07XnHpAx
うひょおおおおおおおおおおおおおおおおお超美味しかった!!!!!
いやあ、いいなあw
カリーナの可愛い所と、バーナビーのかっこよさとめんどくささが凄い上手いわw

817:名無しさん@ピンキー
12/03/19 01:41:09.45 +jB5HJEM
兎薔薇いいな!
てかちゃんとオトコな兎がかっこいいし、かわいいな。
俺になったとことか特に!
正直、同人だと801なバニーしかいねーから…。

818:名無しさん@ピンキー
12/03/20 16:48:16.00 OEVx666R
家族がほしいバニーちゃんは確信犯で中田氏、
更に独占欲丸出しで見えるとこにマークつけまくり
翌朝は家に送るついでにご両親に挨拶
熱愛発覚の記者会見では「結婚を前提に真面目に交際」宣言して
もう逃げ道はないカリーナ…まで想像した
ごちそうさまでした。もげろ。

819:名無しさん@ピンキー
12/03/20 20:14:52.84 aCfbn9xj
やったねバニーちゃん、家族が増えたよ!

820:名無しさん@ピンキー
12/03/20 21:01:49.64 hydbzHbj
おいやめろ。
おい…

821:名無しさん@ピンキー
12/03/20 23:33:40.26 AmOxJuGT
兎薔薇いいね。
確かに兎は対外的には良いが面倒くさい彼氏になりそうだ。
ここで空薔薇などの薔薇受け好きになったけど、作品少なくよね。

822:名無しさん@ピンキー
12/03/21 06:14:14.96 LZpeR3aV
>819
それオジサンが言ったらマジ鬼畜だけど
おっさん無邪気に心の底から喜んで言いそうでアレだなw

薔薇は書き手としては動かし難いのが問題。
虎の次くらいに動かしにくい。おっさんエロ方面では動いてくれないんだ。
バニーはネタ担当なので好きに動かしやすい。
リンリンスカイは勝手に動く。
牛姐は抜群の安定感で、そういう意味では動かない。
あくまで自分の場合ね。でも虎薔薇書いてみたいわー

823:名無しさん@ピンキー
12/03/21 08:13:55.66 KibFYtiX
>>822
感情表現抜いたら虎薔薇はものっそいえろくなりそうだけどなぁ
天然たらしおっさんのテクニックに翻弄されるオボコ娘なんて最高じゃまいか
年甲斐もなくがんばっちゃうおじさんとか
どっちもそんなつもりじゃないのに勝手に開発されてくカラダとか

824:名無しさん@ピンキー
12/03/21 09:53:56.27 rPN1BDP5
薔薇関係結構多くない? まあ牛相手は見たことないけど。
龍の相手が以前より折紙多くなってきてる気がなんとなくするのは、ミラジャンのせいかなあ。
そろそろジャンル内に、なんとなくこのキャラにはこのキャラ、みたいな空気ができてきてしまったイメージがある。
話のパターンとキャラが固まってきたというか。
薔薇は虎・兎・ちょっと少なめだけど空。
龍は折紙・空あたり。
アニエスは牛、みたいな。
炎はみんなの相談相手で。

825:名無しさん@ピンキー
12/03/21 10:50:44.71 LZpeR3aV
ミラジャン読んでない自分涙目w

薔薇は存在がわかりやすくエロいからなぁ。
セクシーな女王という秘密の顔を持つ美少女が、実は片思いもきちんと自覚できない
奥手娘、というのは非常に美味しいです^q^

826:名無しさん@ピンキー
12/03/25 00:35:04.20 KMfrqCo6
今日ついに!
サークルKの!
オリジナルクルセイドカード!
リンリンコンビ!
コンプリート!

マジ折紙先輩のカードみつけんの苦労した…

827:名無しさん@ピンキー
12/03/25 02:20:34.15 GDTIch6N
そー? 俺はバディ結局見つからんかった。リンリン、ローズはすぐあった。
牛と炎と月のあまり具合が泣けたので、俺が貰ってやった(や、買ったんだけど)。

828:名無しさん@ピンキー
12/03/29 00:44:26.75 uwqB828N
近くにセブンとローソンしかない奇跡

829:名無しさん@ピンキー
12/03/29 22:42:47.88 bbASbqzY
ブルーローズに擬態した先輩とカリーナちゃんのナルシストな百合プレイが書きたい…
もちろん先輩が受けで

830:名無しさん@ピンキー
12/04/01 08:15:13.71 wiaySGgm
純情君の先輩も良いが変態の先輩もオイシイよな。
バニーやスカイハイだと常態で変体行為しそうだが
先輩は裏表がありそうだ。

831:名無しさん@ピンキー
12/04/01 13:24:19.91 KvdlazCD
温泉に入って和の雰囲気に浸っていたしてた折紙
そこへ女子組がやってきてしまう。温泉は混浴だったのだ!
慌てた折紙は風呂の椅子に擬態するが、その上に座られて…
な、ネタを話に昇華しようと思ったができなかった

832:名無しさん@ピンキー
12/04/01 13:26:21.40 KvdlazCD
× 浸っていたしてた折紙
○ 浸っていた折紙

「浸っていたしてた」じゃあ、何かいかがわしいことしてたみたいだよ全くw

833:名無しさん@ピンキー
12/04/01 15:18:34.04 1refH6iP
浸って いたしていた からこそ慌てたんだと素直に解釈した

風呂の椅子も良いが脱衣所のマッサージチェアに擬態も良いと思うぜ!

834:名無しさん@ピンキー
12/04/02 19:37:04.88 j5Kmv/ru
猫とかに擬態してパオリンちゃんにスリスリしてもらいたい

835:名無しさん@ピンキー
12/04/03 03:16:44.31 TJPZSX+K
折紙って犬とか猫とか動物にも本当に擬態できる設定なのかなあ?
動物とか、もっといや昆虫とかレベルで小さいものに擬態できるなら
ヒーロー向いてない能力どころか事故・災害系ではかなり使える
能力だと思うんだけどな
まあ犯人追跡系には使えないけどさ

836:名無しさん@ピンキー
12/04/03 15:38:44.85 Iskh909D
この場合、擬態というのが「人の目にそう見える」だけなのか、
実際にその姿・形・大きさに変わっているのか、が問題だな
TVカメラに映ることを考えたら後者なのだとは思うが、
そうするとあまりに大きさが違うものだと難しいかもしれない


だがしかし。
前者とした場合、ローズと貝を合わせていたはずが、なんか入ってきてるぅ!なキッドちゃん、という
究極の男の娘攻めプレイができるので、前者であってほしい気持ちが自分にはあるのだが


837:名無しさん@ピンキー
12/04/03 19:41:31.43 sdz4O2fw
指名手配ポスターから元に戻る時を思い出して欲しい
一時的に頭部だけ折紙に戻っていただろ?
つまり一部だけ擬態も可能ということ…!

温泉椅子に擬態した場合、上に座られた状態でチンコだけ元に戻し、挿入してしまうことも十分に…
いやまてよ、その場合折紙の体勢はブリッジ状態か?さすがにキビシイか

838:名無しさん@ピンキー
12/04/03 22:58:13.97 VirO3sof
やっぱりパオリンちゃんのトラックスーツに擬態してキャッキャッウフフ

839:名無しさん@ピンキー
12/04/04 11:46:59.04 5JAaLNs7
烏龍「パンツに変身するのは得意だ。さあ、はけ」

840:名無しさん@ピンキー
12/04/05 23:45:39.03 V56drQs7
折紙「パンツになるのは拙者でござるーー!!」

841:名無しさん@ピンキー
12/04/06 00:20:13.46 eLpBB4i+
先輩スラブ系らしいし何気に巨根だったりしないかな

巨根な先輩と処女パオリンの初セックスとかね
挿入が大変なんだろうな

842:名無しさん@ピンキー
12/04/06 07:37:58.11 kRvZqDzt
>>841
最初は入らず暴発を繰り返す訳だな

843:名無しさん@ピンキー
12/04/06 08:13:41.70 VQdOj/jR
丘ぬらしとはオツでござるな

844:名無しさん@ピンキー
12/04/11 16:43:05.03 nfoiCphH
リンリンコンビっ!

845:名無しさん@ピンキー
12/04/13 20:39:09.25 m6+OjNb6
728~のりんりん+ばら
の数後日が
594~の焔×薔薇
て読めるな、てふと思ったり

846:名無しさん@ピンキー
12/04/15 00:53:14.66 kxFoi7H6
今読んできた!

リンリンのピー(自主規制)で色々と悶々しちゃった感じだね

847:名無しさん@ピンキー
12/04/18 02:22:17.94 w1nPsg4U
1スレだけで落ちそうだねここ
作品の盛り上がりの割に盛り上がらなかったのは何故だろう
ノーマルエロ書きの琴線には触れなかったのかな

848:名無しさん@ピンキー
12/04/18 08:28:40.10 +aAcFnvX
女子がワンサカ出るようなアニメじゃないし
ヒロインは実らぬ片思いだしなあ

849:名無しさん@ピンキー
12/04/18 09:46:44.23 xJtnuFCW
ただでさえ少ないのにわざわざ2に書くのもったいない

850:名無しさん@ピンキー
12/04/18 11:02:34.36 XCNNF2vt
カップリングの選択肢が少ない+エロまで発展する可能性が薄い が敗因ではなかろうか

851:名無しさん@ピンキー
12/04/18 20:47:12.59 HAUuMCTt
数は多くなくてもいいものが読めて満足なんだぜ
盛り上がらなかったなんて形容するのは書き手諸氏に失礼

852:名無しさん@ピンキー
12/04/18 21:17:52.28 SpR9ji1l
いっそのことリンリン一択でいいんじゃ

853:名無しさん@ピンキー
12/04/19 00:35:05.06 hPZeZWw2
これだから

854:名無しさん@ピンキー
12/04/19 02:00:24.49 ytnTrOma
虎薔薇でお邪魔させていただきます
本当はもっとえっろーいのを書きたかったんですが
その前段で終わってます

【注意】 虎薔薇 二人は付き合っている 若干虎徹がS

855:虎薔薇 1/5
12/04/19 02:02:46.06 ytnTrOma
 虎徹はソファーへ横になるようにだらりと腰かけ、雑誌をぱらぱらと流し見ている。
 そして小脇にかかえた菓子袋から一口サイズのチョコレートをつまむ。
「まったくもう、だらしない……」
 カリーナがそんな虎徹の様子を呆れたように見ている。
 いくら虎徹の自宅とはいえ、普段きちんとしているカリーナにしてみれば虎徹のそんな様子はとてもだらしなく見えて仕方がない。
 それに今日はせっかく二人きりだというのに。
 仕事や学業でそれぞれいつも忙しくしているし、ヒーローとして出動要請がかかってしまえば、それこそプライベートうんぬん言っていられない。貴重な時間なのだから、もう少し甘いひと時を過ごしたいと思っているのに、虎徹はつれない。
 ちらりと虎徹がつまらなそうにしているカリーナに視線をやり―ほんのわずか、口の端をあげる。
 チョコレートをつまんでいた指をすっ、とカリーナの方へ伸ばす。
「ちょっと、タイガー、何やってるのよ。」
 やっとかまってもらえるのかと嬉しそうに表情を変えたカリーナだったが、何事かと迷惑そうに眉をひそめる。
「なめて。」
「は?」
 ちょいちょい、と、とけたチョコレートで汚れた指先を動かした後、さらにぐっとカリーナの眼前へと伸ばされた。
「舐めて綺麗にしてくれよ。」
「何言って―」
「舐めろよ。」
「……」
 にっと人のいい笑みを浮かべている。だが、その目は有無を言わせない力があった。
「な、カリーナ。」
 ましてそんな風に甘く優しく響く声で名前を呼ばれてしまうと、カリーナにはもう抗う事などできなかった。


856:虎薔薇 2/5
12/04/19 02:03:28.08 ytnTrOma
「……意味わかんない……」
 そう言いながらも、おずおずと虎徹が横になっているソファのそばの床に座り、厚みのある唇を近付ける。
 ぺろ、と一舐め。
 チョコレートが甘い。
 目の前の男は満足そうに笑った。まったく、子どもだ。呆れてしまう、などとカリーナが文句の一つでも言おうとしたところで、その指がぐい、とカリーナの口にねじ込まれた。
「……ん、っ。」
 虎徹の指先がカリーナの口内を犯す。
 虎徹はにたにたと意地悪く笑っている。
 しばらくそうやって弄んだ後、気がすんだらしく、ようやく虎徹の指がカリーナの口から引き抜かれる。指先のチョコレートはカリーナのおかげで綺麗に拭われていたが、かわりにてらてらと濡れている。
 虎徹はカリーナを見ると、わざわざカリーナの目に入るようにぺろりとその指先を舐めてみせた。
 再度、小脇にかかえたチョコレートの袋へ手を突っ込む。
 一つ取りだすとそれをすぐには口に放り込まず、ねちゃねちゃと指先の体温で溶かしてからようやく口に含んだ。もちろん虎徹の指先はチョコレートで汚れており―その指先を再度カリーナの眼前へ突き出す。
「……食べ物で遊んじゃいけないのよ。」
「―真面目だねえ?」
 へらり、と虎徹が笑った。

857:虎薔薇 3/5
12/04/19 02:05:13.74 ytnTrOma
「あ、む。ん……」
 仕方ない、といったふうにカリーナが虎徹の指を含み、虎徹の指をしゃぶる。虎徹の指を舐めながら、虎徹の様子をうかがい見るように視線を動かす。
「美味いか?」
「……ふ、う……う……」
 何をどう喋ろうにも、虎徹の指が邪魔をして、喋る事ができない。
 虎徹もそれに気付いたようで、どちらの反応を楽しもうかしばらく逡巡した後、カリーナの口から指を引き抜く。
「美味いだろ?俺の指。」
「美味しくなんか……」
「あっ、そお?」
 そう言いながら虎徹は身を起こした。読んでいた雑誌と―さて、本当に読んでいたのだろうか―チョコレートをソファーの端に置くと、カリーナと向き合うようにして座り直す。
カリーナは床にぺたんと腰をおろしているので、変わらず虎徹が見下ろすような位置にいるのだが。むしろ、きちんと座った分、先ほどよりも視線は高くなっている。
「もっと美味いもん、しゃぶりたい?」
「―な、にを……」
 カリーナは言葉に詰まる。
 カリーナの想像したものと虎徹の意図するものはおそらく同じもので―だからだ。
「ふうん。じゃあ、おしまーい。」
「あっ……」
「どした?カリーナ?」
 虎徹の手のひらの上でいいように弄ばれているのが悔しい、とカリーナは思った。常は人のいい、ただのお節介なオジサンとして皆に接しているというのに。
 目の前の虎徹は―獣のような荒々しさを隠そうともしない。

858:虎薔薇 4/5
12/04/19 02:05:55.20 ytnTrOma
「……な、何でも……」
「……」
 金色にもうつる捕食者の瞳が獲物を見つめている。
 どう抗おうとも、標的となった獲物は、獣を満たす以外に逃れるすべはないのだ。で、あれば、素直に従うのが得策だ。
「何でも―なく、ない。」
 従うのは目の前の男にではない、己の本能に、だ。
「そうだろそうだろ。素直が一番だぜ?」
「―っ。へんたい、っ!」
「だって、お前の反応が余りに良すぎるから。こんなのサバサバ対応されると萎えちまうもん。こういうのは相手あってのもんよー?」
「相手にしなきゃよかった!」
「そう言うなよ。……えろーいオジサンの相手は、えっろーいカリーナさんじゃないと駄目なの。」
「えっ、えろ……っ!?わ、私は違っ―」
「嘘つけ。」
 くっくっと、虎徹が堪え切れないといったように笑って見せる。
「物欲しそうに俺の指しゃぶってたくせに。……嫌なんだろ?あれだけで終わりは。もっと別のもんしゃぶりてぇんだろ?」
 虎徹がぐいとカリーナの腕を引く。
「―しゃぶるだけじゃ物足りないんだろ?」

859:虎薔薇 5/5
12/04/19 02:06:43.22 ytnTrOma
 膝の上に座らせると、もう辛抱たまらないといった様子で、唇を重ねてきた。指ではなく、今度は舌がカリーナを蹂躙する。虎徹はいつも荒々しい。
 もっと優しく、お姫様のように、ガラス細工のように扱って欲しいと思うのは今も同じだ。だが、こんな風に組み敷かれ、征服されていく事に快感を覚えていく自分も感じる。
「……ソファーでするのはヤダ……」
「ほいきた。それじゃあ、参りますかね?」
 カリーナからの、とりあえずの同意を得られた事で虎徹が子供のようににっこりと笑う。カリーナを軽々とお姫様抱っこすると、ロフトベッドの方へ向かう。
「……あと、シャワー浴びたい。」
「そのお願い聞こうとすると、ソファーどころか、風呂場でやる事になるけどどうす―あ痛ぁ!?」
 ……調子付かせるときりがないのは虎徹の悪いところかもしれない。他にも悪い所は色々あるようにも思うが。

860:名無しさん@ピンキー
12/04/19 02:10:32.20 ytnTrOma
以上です!
モノをしゃぶるより女の子が男の指をしゃぶってる方が
エロい! という自分の嗜好で満たされていますが
少しでもどなたかのお気にめすものであれば……

861:名無しさん@ピンキー
12/04/19 04:03:15.48 Ma/8By2o
うおおおSな虎徹さんGJ!!!!
カリーナちゃん可愛い

862:名無しさん@ピンキー
12/04/19 20:12:17.19 kWJn66AP
その先が読みたい気もするが寸止めも良いものだ
乙乙!

863:名無しさん@ピンキー
12/04/22 20:05:33.59 NIzGWS3A
ワイルドS・タイガー

864:名無しさん@ピンキー
12/04/25 17:37:45.26 JXIGqQxm
ミラジャンゲットッ!

でもスカイハイか…

865:名無しさん@ピンキー
12/04/29 00:17:21.12 t37QjY23
保守

866:名無しさん@ピンキー
12/05/02 19:23:39.65 zIW+E6wL
保守ぅ~~

867:名無しさん@ピンキー
12/05/05 12:09:21.60 EOSfX/Pu
>>859の続きないかな

868:名無しさん@ピンキー
12/05/15 21:39:54.85 7jfcR/wk


869:名無しさん@ピンキー
12/05/18 20:43:28.10 Y8FwccQR
潮時?

870:名無しさん@ピンキー
12/05/18 22:31:06.65 AkQ9xSps
これからは「TIGER&BUNNYでエロパロ・1sentence」と名を改め、1行ネタを書き連ねる二軍スレッドとして頑張ります。

871:名無しさん@ピンキー
12/05/19 17:43:24.20 4e+j59ff
も~!
なんで二軍はテレビで撮さないの?
信じられない!

うろぼろえ

872:名無しさん@ピンキー
12/05/19 21:19:36.77 a3G6IkOg
もうネタがない
ロトワング×シスとかしか思いつかないな

873:名無しさん@ピンキー
12/05/20 17:11:26.12 yjTk1rXk
872
いこうか

874:名無しさん@ピンキー
12/05/21 00:37:31.16 4zd+zLjL
>>872
ここでそんな爆弾を投げてくるか

875:名無しさん@ピンキー
12/05/21 10:05:42.00 ve/Z11oP
>>872
思いついたなら書くべし


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