11/11/24 21:26:12.83 lfrgHqUR
>>557
アニエスさん辺りは接触とか有りそう
実は肉食系なユーリさんに翻弄されるアニエスさんとかもいいなぁ(個人的願望
559:名無しさん@ピンキー
11/11/25 11:46:50.74 dMSFIt7B
龍「折紙さん、まだ傷治りきってないよね。じゃあお家でゲームして遊ぼ♩(ヒキコモリぽそうだし)」
折紙「…ジャパニーズゲームなら」
龍「龍が如くとか天誅とか?」
折紙「二人でするならNARUTOとか鉄拳の方がいいんじゃないかな(ホァンならそっちの方が好きそうだし)」
龍「NARUTO観た事ないんだよね」
折紙「じゃあDVDも観ようか」
家デートさせたいけど何故か子供ぽくなってしまうなこの二人(´д`)
なんかその内、折紙がヒートアップして暴れん坊将軍家とか観させたがるだろうし
そしたら次はホァンがジャッキーも面白いよって観ちゃうだろうし。
んで気付いたら色々DVD鑑賞になっちゃって、壬生義士伝とか観てホァンが号泣して折紙がホァン撫でてほのぼの。
エロに行けない。
ちょっと頑張ってくる←
560:名無しさん@ピンキー
11/11/26 16:18:17.44 jyqhXRzu
パオリンちゃんもカリーナも子供だからなぁ。
男ヒーローもいいやつ過ぎて子供に手出さなさそうだし。
年齢的には折薔薇がいい感じか。
スカイハイとシスもシスが普通の女の子じゃないからか、妄想しても結局スカイハイが喘いでるわ…。
561:名無しさん@ピンキー
11/11/26 17:10:32.20 iTecKQPH
シスはひたすら無表情でマグロなのと
沢山の比較データや高度なテクニックをプログラミングされててがんがん攻めてくるのと
どっちで想像したら楽しいだろう
562:名無しさん@ピンキー
11/11/26 21:55:08.65 GFQ4F2W8
>>561
このスレ的には後者だな。
563:名無しさん@ピンキー
11/11/27 18:21:44.26 Hq2u88I+
シスのテクにより、散々絞り尽くされてダウンする
タイガー&バーナビーか。
564:名無しさん@ピンキー
11/11/29 13:27:42.36 e3olRZq9
プログラムしたのがロトワングだと思うと一気に萎えないか
565:名無しさん@ピンキー
11/11/30 01:11:51.02 uq91i/0/
oh…
566:名無しさん@ピンキー
11/12/04 15:40:26.30 WCxXWT7k
どうしてくれる、この萎えを
567:名無しさん@ピンキー
11/12/06 12:12:25.24 6jAj2/Wf
実はプログラミングおおもとはバニー父
「ジュニアよ、お前に渡した誕生日プレゼントにパスワードが」
568:名無しさん@ピンキー
11/12/09 00:22:27.43 RaFF5wYi
ちょっと投下してみる↓折龍の予定
「サァッ!!」
それまでの閉鎖空間を打ち破るかのごとく、じめりとした空気が充満する地下室に不釣り合いな声が響く。
自分の身の丈をはるかに超える男達をいとも簡単にその手中に捕え、「ドラゴン・キッド」ことホァン・パオリンは小さく一息ついた。
反撃する気力も逃げる気力も失った、まだまだ働き盛りであろう二人の男を見やり、今度はため息をついた。
「いい大人が麻薬なんてモノで金儲けなんて…。情けなく思えてくるよ」
山積みにされた段ボールには高値で売買されることを待つ、白い粉末状の薬が詰まっていた。
犯人確保までの映像が地味だと、TV中継されることのない一人の逮捕劇。パオリンの気分は落ちこむ一方であった。
「連絡待つのもなんだし、さっさと連れて行こうっと」
手前に転がっていた男の腕を掴み立たせようとしたとき、男がクククッと喉の奥を鳴らし気味の悪い笑みを浮かべながらパオリンに話しかけた。
「お前、名前の通り子供だからこんなやっつけ仕事みたいなの任せられたんだろ」
「…はぁ?」
「可哀相になぁ…。まともに一人前のヒーローとしてテレビに映るのは何年先のことやら」
「ボクもう立派なヒーローなんだけど」
あからさまな挑発に、未成熟な彼女の心から冷静さが消えていった。
「でもまだ周りの大人たちはお前を子供扱いしてるだろうよ。違うか?」
「そんなこと…っ」
「俺たちは何も人の心を壊すような薬だけを売っていたわけじゃないんだよ。麻薬は新薬開発のための資金集めで、もう少しで真っ当な人生を歩むつもりだったんだ」
「誰がそんな話を信じるってのさ」
「嘘だと思うんなら試してみろよ。試作品が俺の内ポケットに入ってる。どうせ捕まる身だからな…お前にやるよ」
「いらない」
「細胞の活性化を促進し、成長を促す薬だ。今どき高校生に見える小学生も珍しくないだろ」
「小学生じゃないもん!」
「使ってみる価値はあると思うけどな…グァッ!?」
無理矢理会話を終わらせるかのようにパオリンは電撃を食らわせた。気を失ってなお、男の顔には笑みが浮かんでいる。まるで一仕事を終えたかのようだ。
パオリンは乱暴に男の服を剥ぎ取り、内ポケットから半透明のピルケースを取り出した。中にはカプセルが五つ入っており、風邪薬だと言われれば信じてしまうかもしれない。
「結局は押収されちゃうし…。中身を調べてみて安全だったらいいわけだし!」
誰が聞いているわけでもない。パオリンは強引に自分を納得させ、ケースを自らのスーツの中に押し込んだ。
「キッド!」
数日が経った後、トレーニングのために出かけようとしていたパオリンは現在の保護者であるナターシャに呼び止められた。
振り返り、待ってましたと言わんばかりの期待を隠して平常心を装いながらパオリンは向き合った。
「この間渡された薬なんだけど…、ただのサプリメントみたい」
「サプリメント?ただの?」
「そう。ただのサプリメント」
「ふーん、そっか。わかった!ありがとね!」
パオリンは背を向け、急いでいるわけでもないのに小走りで去って行った。パオリンを見送るとナターシャはホッと胸を撫で下ろした。
「これで良かったのよね。本当のことなんて言えるわけがないじゃない…」
ジャスティスタワーに向かう途中、足をとめたパオリンはポケットから例のケースを取り出し、落ち込んだ表情を浮かべた。
ケースにはナターシャに渡した一つを除いた残り四つの、サプリメントらしいカプセルが入っている。どうやら一つだけを渡し、残りは持ち続けていたらしい。
「やっぱり嘘だったんだ…。あー、もう!!」
ケースを握りしめ、捨てる場所はないかと周りを見渡すがやめた。
「サプリメントだったなら誰かにあげようかな…。よし、折紙さんを健康にしてあげるか!」
再びケースをポケットに戻し、ジャスティスタワーへと向かい走り出した。
569:名無しさん@ピンキー
11/12/09 01:04:59.82 sPcq9CgD
全裸で待ちます
570:名無しさん@ピンキー
11/12/09 10:36:27.47 w7yfyBQ8
wktkwktk
571:名無しさん@ピンキー
11/12/09 14:41:37.11 mMFHIUwM
全裸待機には辛い日だが耐える……
572:名無しさん@ピンキー
11/12/10 10:05:35.03 JTlisKzv
全裸待機…、今日はつらいな
573:名無しさん@ピンキー
11/12/12 03:58:04.64 hEUhwNsC
わっふるわっふる
574:名無しさん@ピンキー
11/12/12 15:28:56.74 HFxVgLp5
全裸でワッフル焼いて待ってるよ……
575:名無しさん@ピンキー
11/12/12 16:31:11.74 g4i4Zic5
全裸待機してたら雪が降ってきました
576:名無しさん@ピンキー
11/12/12 21:45:07.41 WUg9n2aU
全裸でわっふる尻に挟んどくから早く
577:名無しさん@ピンキー
11/12/13 14:37:13.12 PaQ/3cpB
続きマダー?
トレセンにて
パオりん「折紙さんおはよう!折紙さんに貸してもらった電動こけし、すごく気持ちいいよ!」
イワン「うっわあああ!言っちゃダメでござる!」
578:名無しさん@ピンキー
11/12/13 16:14:39.97 KRdQKPKY
あまりクレクレすると創作意欲下がったりするから
まったり待とうか
579:名無しさん@ピンキー
11/12/21 10:55:53.55 kWzSichP
タイマン勝負の時、ジェイクがブルーローズとかドラゴンキッドを引き当ててくれてたら…
580:名無しさん@ピンキー
11/12/21 11:00:16.20 ZI/6soTy
牛角さんが醜態晒すこともなかったかもな…
581:名無しさん@ピンキー
11/12/21 11:09:04.96 kWzSichP
牛角さんの能力ってなんか役に立ってるのかなあ…
皮膚を固くするのに、全身を覆うスーツ着てたら意味ないような
物質の硬質化能力なら良かったのに(触れてる物なら何でも硬くでき、スーツを固くして戦う)
ってそうじゃねえよw
ジェイクにヤられるローズとかキッドがみたいって話だよw
クリームとレズでも可
582:名無しさん@ピンキー
11/12/22 19:30:08.07 u0Z9fx8Q
牛角さんの息子の皮をだな…
583:名無しさん@ピンキー
11/12/23 00:57:32.00 1HTGJVU7
硬くて剥けないとな
584:名無しさん@ピンキー
11/12/23 03:26:19.39 Izf38Cbm
ミラクルジャンプではかっこよかったので、
その辺にしといてあげて下さい> <
585:名無しさん@ピンキー
12/01/02 09:47:32.14 v6Am7aAI
虎徹「今年もよろしくな、バーニー」
バーナビー「ええ、こちらこそ宜しくお願いします。ところで虎徹
さん、もうアレを済ませましたか?」
虎徹「アレか…う~ん、アレはまだだな…ってなんだよ、アレって」
バーナビー「知らないんですか?分かりました。教えてあげます。
アレってのは姫はじめですよ」
虎徹「い…いきなりなんてことを…!?」
バーナビー「なにを動揺してるんです?虎徹さんの故郷の風習じゃ
ないんですか?」
虎徹「確かに俺の故郷独特の風習というか伝統みたいなもんだが…」
バーナビー「されたんですか?」
虎徹「するって…おまえ…そ、そんなわけあるか…」
バーナビー「されないんですか?ヒーローともあろうものがそんな
心構えでいいと思ってるんですか?」
虎徹「ん?なんだそりゃ?」
バーナビー「三が日までに姫はじめをするとその年は幸運に恵まれ
るとききました。犯罪者を取り締まるのになにより実力は必要です
が、やはり運もよくないとダメだと思うんですよね。なにかと貧乏
くじを引く虎徹さんは絶対にこの機会を逃すべきではないんですよ
。運が悪かったために犯人を逃してしまったらその分市民の安全が
脅かされますし、もしかしたら市外に犯人が逃走し、楓ちゃんに危
険が迫ることになるかもしれないんですよ?」
586:名無しさん@ピンキー
12/01/02 09:49:00.06 v6Am7aAI
虎徹「う…分かった。分かった。してやるよ、姫はじめを…はぁ、
っつたく…」ぴぽぱ
バーナビー「え?なにをされてるんですか?」
虎徹「アントニオにいいデリバリーヘルスを紹介してもらおうかと
思ってな」
バーナビー「はぁ…虎徹さん、あなたは全然わかってない…いいで
すか、姫はじめというのはですね、年はじめの女性はだれもが神が
宿りアゲマンだというアゲマン信仰をもとに男性は自身の性器と女
性の性器を介することでアゲマンパワーを注入してもらい一年間を
アゲ↑アゲ↑にしてもらう呪術的行為なんです。つまり、おまんこ
しないと意味がないんですよ。デリヘルじゃ本番できないのでただ
性欲を解消するためになってしまいます。それならボクのお尻を…」
虎徹「あー最後はよく聞こえなかったが。でもよー、シュテルンビ
ルトは風営法で本番ありのソープ店はないんだぜ。わざわざ都市の
外にでるのもな…」
バーナビー「大丈夫です。そのことなら問題ありません」
虎徹「まさか買春しろなんていわないよな?」
バーナビー「言うわけないですよ。仮にも虎徹さんはヒーローなん
ですからそんなものは駄目です」
虎徹「いや、れっきとしたヒーローなんだがな…二軍だけど…」
587:名無しさん@ピンキー
12/01/02 09:50:29.47 v6Am7aAI
バーナビー「御託はいいです。そうですねぇ…カリーナさんはどう
です?」
虎徹「な、な…なんであいつと…それにまだ女子高生だろうが…そ
れに最近目も合わせてくれないしよ…嫌われてるのかな?」
バーナビー「大丈夫ですって。それにカリーナは虎徹さん、あなた
にお熱なんです。両者の合意があればセックスOKです。あれ?そ
の疑ってるような眼差しはなんです?ホントですって。実際彼女と
して確かめればいいですし、そうじゃなくても虎徹さんのテクニッ
クでメロメロにすればいいんですよ」
虎徹「親指をあげてもな…やっぱり駄目だ」
バーナビー「う~ん。それじゃぁ…虎、兎ときたら次は辰ですもん
ね。ドラゴンキッドことパオリンさんはどうです?」
虎徹「ブフッー!!!よけいアウトじゃねぇか!」
バーナビー「じゃぁ、グッドマン先輩の最近できた彼女のシス(改)
さんはどうです?」
虎徹「それアゲマン信仰的にいいの?後輩のお古はちょっとな…」
バーナビー「虎徹さんて、結構我が儘ですよね。アニエスさんはど
うです?年齢とか全然クリアしてますしけっこうむっちりしてません?」
虎徹「ま、まぁ…そうだが…性格がな…苦手なんだ…」
バーナビー「もしかして…虎徹さんて…ネイサ…」
虎徹「却下!!」
588:名無しさん@ピンキー
12/01/02 09:51:44.97 v6Am7aAI
バーナビー「困りましたね…そうですねぇ、残りは…虎徹さんの娘
の楓ちゃんだけですね。」
虎徹「おい、兎。絞めるぞ…」
バーナビー「まーまー落ち着いて下さい、先輩。」
虎徹「これが落ち着いていられるか…!」
バーナビー「でも、いいんですか?」
虎徹「なにがだ?」
バーナビー「このままではどこの馬の骨ともわからない輩が楓ちゃ
んのはじめてを奪ってしまいますよ?」
虎徹「…!」
バーナビー「それに最近の小学生はとてもゆとりんぐなので、書き
初めを、姫はじめ、と勘違いして、楓ちゃんで姫はじめてを行うか
もしれませんね」
虎徹「……!!」
バーナビー「楓ちゃん、クラスでも可愛いって評判なのでクラス中
の男子から姫はじめてを要求されそうですし、強気なようでこうい
う押しには弱い楓ちゃんは仕方なく頷いて、でも小学生童貞男子は
楓ちゃんが痛いの無視して腰ふってそうだなぁ…」
虎徹「わりぃ!俺ちょっとしばらく出かけるわ!」
翌日
バーナビー「虎徹さんからメールです。なになに。『もう一人子供
ができそう』ですって。画像も添付されてますね。虎徹さんと楓ち
ゃん、二人とも一緒の布団から裸の上半身を出して仲良くピースし
てますね。」
おわり
589:名無しさん@ピンキー
12/01/02 10:32:37.08 SSeFOJ14
新年から近親はないわ…
590:名無しさん@ピンキー
12/01/02 12:37:13.60 ZvZdQJUC
近親相姦どころか○学生の娘を妊娠させるとかねーわ
しかも写真撮ってんの母ちゃんか兄ちゃんだろ?
591:名無しさん@ピンキー
12/01/02 14:53:16.97 5sIR7wsS
お正月ネタ投下GJ
面白かったよ
592:名無しさん@ピンキー
12/01/03 00:16:47.28 zE8G+LCN
投下はありがてぇけど親近ネタなら一言注意書きしてくれよ
593:名無しさん@ピンキー
12/01/03 01:59:48.70 X+rjA0pS
折龍の人はオレを全裸待機させたまま、どこへ行ってしまったんだ…?
寒いよ…。
594:焔×薔薇(1)
12/01/04 22:47:35.78 aI4WXmM2
「ニキビが治らないの」
たかがそれだけの事実がカリーナを絶望の淵に突き落としている。
オシャレ好きな少女として、更に常に注目の的のアイドルとして、当然なのかもしれないが。
「あらやだ、洗顔剤は何使ってるの? 薬は?」
「今は友達が効いたっていうの使ってるけど」
「あらこんな安物じゃ駄目よう」
ただの女子高生である級友達とは美容に関する責任も、そのために投資すべき額も桁が違うのだ。
ネイサンは立場の近い年上の女性(厳密な意味ではそうではないのだが)として、カリーナの美容に関する悩み相談をこれまでも何度も受けてきた。
本来ライバルであるところの自分に頼ってくるのは、今時娘カリーナの実は純情ですれてない少女らしさなのだろう。高飛車キャラが売りのくせに、こういう時は素で泣きそうな表情を向けてくる。
「会社のメイクさんに教えてもらった高いの使っても同じだったの」
並べられた銘柄を聞いて、とりあえず一通りは試してみたのだと知れる。
食事にも洗顔方法にも問題があるようには思われなかった。
「メイクでごまかしてるけど、きっとTVでアップになったら判っちゃう」
「ちょっとメイク落として見せてごらん?」
「…ここじゃ嫌…!」
ここというのは彼らの共用のトレーニングルームで、二人はその隅の方で小声で話しているのだが、フロアの真ん中辺りで談笑しながらトレーニングマシンを使っている男達の中にはカリーナの想い人も含まれているのだ。
「しょうがない娘ね。見てあげるから後でアタシの部屋にいらっしゃい」
素直に頷くカリーナを見て、ネイサンは少し心配になる。
(そりゃアタシはできれば自分を同性として扱ってほしい訳だけど、生物学的にはそうじゃないのは残念ながら明らかな訳で、こんなに若くて可愛い娘が平気で部屋に一人で来るなんて、ちょっと無防備に過ぎるんじゃないかしら?)
その信頼が、まあ嬉しくはあるのだが。
595:焔×薔薇(2)
12/01/04 22:49:06.55 aI4WXmM2
ネイサンがカリーナを連れて行ったのは自宅ではなく、仕事用に借り上げているホテルの一室だ。
以前にも年少組をまとめて連れて来てホテルスイーツをふるまったりしたのでカリーナも初めての場所ではない。
「ニキビはたいしたことないけど、全体ちょっと荒れてるわね」
言われるがままに化粧を全て落とし、無防備に素顔を晒すカリーナは常より幾分幼く見える。
「うん、この頃ドーランの乗りが悪いってメイクさんにも注意されてて、美容液とか色々教わったんだけど」
「あんたこれストレスじゃないの? ちゃんと発散してる?」
むう、とカリーナが唇をアヒルにする。
「それどういう意味?」
「欲求不満、て・こ・と。女の子でもちゃんと抜かなきゃ駄目よう?」
言ってから、しまったこの子はまだ未成年で、ほぼ確実に処女で、いつものセクハラ対象である牛男や下ネタも軽く流してくれる訳知りの秘書とは違うんだったと反省するが、口に出してしまった言葉は戻らない。
「だって、そんなの…」
耳まで赤くなって、だが怒るかと思った少女は俯いて泣きそうな声を出す。
「しょ、しょうがないじゃない、か、彼氏なんていないし…」
もしかしたら欲求不満に自覚があったんだろうか。
「あんた可愛いんだから、すぐ彼氏なんかできるわよう。あんなニブチン親父の虎野郎なんか狙ってないでさ、もっと若くてピチピチの見つけなさいよ」
ばっと、カリーナが真っ赤に染まった顔をあげる。
「な…ち、違…」
「やあね、アタシの目をごまかせると思ってたの?」
「い、言わないで!誰にも言わないで!」
「馬鹿ね、誰にも言わないわよ。それに他の誰も気がついてやしないから大丈夫」
なんて理不尽なのかしら。再び下を向いてしまったカリーナを見てネイサンは溜息をつく。若くて健康でスタイルもいい美少女で、育ちが良くて才能もある。誰もがうらやむこんな極上品の女の子が、なんで片思いなんかしてなきゃいけないの?
だが亡き妻一筋のコブ付きヤモメはどうもこの美少女に吊り合わなくて、応援してやろうという気にはなれない。
596:焔×薔薇(3)
12/01/04 22:50:07.98 aI4WXmM2
「もっといい男いくらでも紹介してあげるわよ?」
ぷるぷるとカリーナが首を振る。
「なんであんなのがいいの?」
「そんなのわかんないけど…他の人は嫌…」
「あらじゃあ、あんた自分で抜くしかないわねえ」
「お、女の子はそんなことしないもん!」
「あら普通よう。変な男に引っかかるよりはずっと安全で我慢するより健康的よ?」
「嘘!嘘!ネットなんかみんな嘘ばっかり!オナニーなんて全然気持ちよくなかった!」
「試してはみたのね?」
自分が叫んでしまったことに気が付いて、カリーナが赤くなった顔を今度は青ざめさせてネイサンの顔を見る。
「あ、あたし…!」
羞恥に涙がにじんでいる。
「だからあ、大丈夫、普通のことなの!」
よしよしと頭を撫でると、濡れた瞳が縋るように見上げてくる。極上の美少女の無防備な泣き顔は、何か悪戯心のような気分を生じさせる。欲情したのかと言われればそれは否で、ネイサンは基本的に女に性的な興味はない。だが女体に対する忌避があるかと問われればそれも否だ。
「教えてあげようか?」
思春期の、まだ自分のセクシャリティに迷いがあった頃、背が高くてセンスのいいネイサンに自然と寄ってくる女の子達と戯れのように関係を持ってみたこともあったのだ。
「女の子の気持ちいいところ、教えてあげる」
大きく見開いた目でカリーナがネイサンを見上げていた。震えた唇がきゅっと閉じられ、咽がこくりと鳴った。
597:焔×薔薇(4)
12/01/04 22:50:57.08 aI4WXmM2
ネイサンはベッドに座り、下着だけを外したカリーナを足の間に挟むように座らせた。
「ここ、さわってみたの?」
ネイルチップを外したネイサンの長い指がカリーナの肉芽をなぞる。スカートに隠して直に見えないようにするのは視覚的シゲキをやわらげてあげる思いやりだが、腕をさりげなく胸に押し当てるのは軽い意地悪だ。
こくりとカリーナが頷く。
「でも、なんか痛か…っ」
びくっと腕の中で少女の体が震える。
「…な、なんで…?」
「乾いたまま触ったでしょ? 痛くて当たり前。最初はローション使いなさい」
ネイサンの指は軽くローションで濡らしてあったが、何度か撫で上げるように刺激してやればすぐに少女自身の蜜が溢れてきて、後からローションを足す必要はなくなった。
「あ、なんか変、変なカンジ」
「変じゃないの、気持ちいいでしょ」
「あん、あ、あ」
2本の指で挟むようにして往復してやると、肉芽の下の入り口が何かを訴えるように外に開いてくるのが判った。試しにそっと中指を差し入れてみると、きゅうっと誘い込むように内壁が動く。
「ふぁ・あ…」
この娘は中の方が好きなのかもしれないわね、と思いながら少し奥に進むと、案の定、ひうっと吸う息で咽を鳴らしてカリーナが体を捩る。
「あと、ここも」
右手で股間を刺激しながら左手を少女の形のいい胸にあてる。服の上からでも乳首が硬く尖ってるのが判る。
「強くしちゃ駄目、軽く、下の方からね」
指で先端を刺激しながらすくい上げるように揺らしてやる。
「自分でやってごらん?」
カリーナの左手を取って胸に当てると、利き手じゃないのがもどかしいのか服の上からがもどかしいのか、右手を服の下から差し入れようとする。
「直に触るなら脱いだ方がいいわね」
背中のホックを外すのもチェニックを脱がすのも抵抗はなかったが、その動作の中で右手が股間から外れると、くうんと不満そうに鼻が鳴った。
「や、下…」
「はいはい、じゃあもうスカートも脱いじゃおうか」
「ん」
598:焔×薔薇(5)
12/01/04 22:51:46.43 aI4WXmM2
全裸になった少女の白い体を抱えなおし、右手を股間に、左手を左の乳房に戻す。
少女の自身の右手は右の乳房にあって、人差し指と中指に乳首を挟んでゆすり上げるネイサンの左手の動きを必死に真似ようとしていた。
だがそれだけの動きだと物足りないのか、くっと少し引っ張るような動きを自分で加える。
硬くなった乳首の下で乳輪全体も少し盛り上がってくる。
形の綺麗な白い胸に、先端は鮮やかな桃色で、乳首の大きさの割りに乳輪が少し狭い気がしたが、多分盛り上がっているのでそう見えるのだろう。
白とピンクの境目をなぞる様に擦ると形のいい乳房全体がふるふると反応する。
指の下で快感が電流となって流れるのが感じられるようだった。
「んっ、ふ…んっ」
カリーナの左手は、ネイサンの右手を逃がしたくないというように重ねられていた。
くるくると狭い中をかきまぜると、きゅうきゅうと締め付けようとしてくる。
「あ…あ…中、中…」
肉芽を掌で押しつぶすように中指を限界まで奥に入れる。
「んぁあ!」
「ここ好き?」
「す、好きぃ…ぁあん」
やりすぎだろうか、とネイサンは自問する。こんな奥まで暴いても、少女自身の指では届かないだろう。
そっと指を戻し肉芽の刺激に戻る。軽く押しつぶし、指先でこそぐように微かな筋目を刺激する。
「あ、やあ、あん」
ぎゅっと、非難するように少女の指がネイサンの手首を掴む。
「ん? 自分でしてみる?」
「あ、やぁ、もっと中ぁ…」
「わがままな娘ねえ」
「ご、ごめんなさい、だって…」
半泣きの声でネイサンに擦り寄るように身を捩る。
「あ…!」
「なあに?」
「…固くなってる?」
カリーナの腰の後ろで、ネイサンの股間は確かに反応していた。
599:焔×薔薇(6)
12/01/04 22:52:55.84 aI4WXmM2
「あらやだアタシ、レズっ気もあったのかしら」
あるいは乱れるカリーナの白く美しく肢体に、理想の自分の痴態を夢想したのだろうか。
ネイサンは自分の黒い肌もすらりと背の高い容姿も気に入ってはいたが、まるで男達の描く理想のような白くしなやかなカリーナの肉体に憧れのようなものを感じないと言ったら嘘になる。
「み、見ていい…?」
「しょうがない子ね」
脅かしてやろう、と言う気が少しあった。この少女はあまりにも無防備に過ぎる。
少女の体をこちらに向けさせ、ボトムだけを脱ぎ捨てる。
「…大きい…」
ネイサンの男性自身は体型に似て、太さは大してないし雁首も張っている方ではないがすらりと長く、黒々としているので勃起すると迫力がある。
「こんなのが入るの…?」
「入るわよ」
頑張ればお知りにだって入るんだから、とは余計なことなので口には出さない。
そっと、白く柔らかな少女の手がその黒い凶器に触れる。触れていいとは言ってないのに、と思うがこれも口には出さない。
「指よりずっと長いのね…熱い…」
うっとりとカリーナの目が潤む。
ああこの娘は完全に欲情している、愛らしい片思いも少女らしい潔癖さも忘れて、指を抜かれて寂しくなった股間を目の前の物で満たしたい欲望に体中が震えているのだ。
ネイサンの中で彼我の意識が曖昧になる。自分が目の前の白い少女で、目の前には黒く艶めく男根があるような気がしてくる。
「入れたい?」
そっと、後ろに押し倒すとカリーナは抵抗しなかった。
「で、でも…」
体中に欲望をたぎらせながらそれでも最後のためらいが言葉になる。
「入れてあげてもいいのよ?」
割れ目に押し当て、膣口から肉芽へと滑らせる。
「あ…」
「入れたいでしょ?」
焦らすように一旦離して、もう一度膣口に当てる。少しめり込ませるように、だが入り込みはせずにまた肉芽へと滑らせる。
「や、あ、あ…い、いれてぇ!」
3回往復しただけで少女は陥落した。
600:焔×薔薇(7)
12/01/04 22:54:11.49 aI4WXmM2
充分すぎるほど濡れて物欲しげに蠢くようなそこは、雁首まで埋めるのに何の抵抗も示さなかった。
「ひ…う…」
だが処女の狭さと不慣れはそこから先を簡単には許さない。無理強いに入れるよりも、引き攣った底の周りを柔らかく撫で、からかうように肉芽に刺激を加える。
「…痛っ…あん、ぃい…あああっ!」
ずくっと潜り込む破瓜の瞬間、カリーナは短い悲鳴を上げた。長大なネイサンの男根は収まりきらずに子宮口に突き当たる。
「は、はいってる…お、奥まで、奥、ああん!」
やっぱりこの個は奥が好きらしい、と思いながらネイサンは軽く腰を揺らす。
破瓜の痛みよりも奥の快楽が勝っているか、全身を朱に染めた少女が合わせるように腰を揺らしてくる。
狭く、熱く、なのに柔らかく蠢くような内部の感触がたまらなかった。
この娘はそんなところまで男達の夢のままにでできているのかと、憎たらしいような気持ちと、長大な凶器に突かれて喘ぐ少女に同調するような感覚が、十何年かぶりの女体にネイサンを夢中にさせる。
「あ、あ、熱いよう!」
ああしまった、避妊具をつけていない。頭のどこかで警鐘が鳴る。少女の足が腰に絡み、抜くことができない。
「あ・あ・あ…」
グラインドを強くすると少女の声が高く断続する。乳首を軽くつまむと、面白いように中がギュッと締まる。
抜きたくない、が妊娠させてしまう訳には行かない。
「いいい…ひうっ!」
絶頂を迎えた少女の内部の絶妙な蠕動に耐え、なんとか外に出すことができた。
601:焔×薔薇(8)
12/01/04 22:55:37.96 aI4WXmM2
白い腹の上に出した白濁に軽く自己嫌悪し、枕元からティッシュを取って拭う。ついでに大量の蜜と少しの破瓜の血に汚れたカリーナの股間も拭ってやると、自失していた少女がやっと我にかえる。
「あ、じ、自分でやる…!」
「もう拭いちゃったわよ。もう少し休んだらシャワー浴びてきなさい」
「う…ご、ごめんなさ…」
毛布をかけてやると恥ずかしそうに顔を隠す。
「なんで謝るの?」
答えはなく、ただ金髪の可愛い頭がプルプルと横に震える。
「ん?気持ちよかったでしょ?」
「…あ、あたし、でも…」
一時の欲望に負けて恋人でもない相手に抱かれてしまったことを後悔してるのだろうか。
「あのね、これはレズだから大丈夫。ノーカン」
「レズ?」
毛布の下から目だけを出して。
「そうよ、レズよ、女同士なんだから。なあに、なんか反論があるの?」
「あ、えと、その、レズだとノーカンなの?」
「そう。ちょっとオモチャ使って膜はなくなっちゃったけど、本当の初めての『男』はこれからだから大丈夫。オナニーと変わんないの!」
そうゆうことにしときなさい、と言うと。そうね、そうしとく、と恥ずかしそうに笑顔を見せた。
翌日。
思惑通りにキビも肌荒れも直ってピカピカの肌になったカリーナは常にもまして極上の美少女で、まるで輝くような若々しさに虎だの牛だのの中年組はまるで眩しい物のように目を逸らしていた。
「ねえ、レズでオナニーなら、何度してもノーカンなの?」
ちょっと遠慮がちに、それでも甘えるような上目遣いは、ネイサンの隠されていたレズ心を刺激するのに十分すぎるくらいの小悪魔ぶりだ。
「そうね、アタシのことお姉さまって呼んだらまたしてあげる」
そしてもちろん、女同士の秘密は男達には絶対内緒なのもお約束なのだ。
602:名無しさん@ピンキー
12/01/04 22:57:49.53 /C+1e1nX
リアルタイム乙。物凄い勢いでリロードしてしまったw
603:焔×薔薇(終わりました)
12/01/04 22:58:35.29 aI4WXmM2
予告なく投下&けっこうな長さになってしまった。
失礼しました。ごめんなさい。
正月休み中に妄想が暴走して書いてしまったので緊急投下でした。
次にまた暇な休みがあれば先輩×竜子ちゃんも書きたいです。
でわまた。
604:名無しさん@ピンキー
12/01/04 23:16:53.70 HyANk3me
ぐっじょおおおおおおぶ!
否、ごっじょぶ!
丁度炎薔薇に嵌りかけてたので、ごっつんツボ入りました。
先輩と龍も期待してます!
605:名無しさん@ピンキー
12/01/04 23:19:34.03 qq9TjDS9
乙乙!乙すぎる!何度でも妄想暴走してもいいのよ
姐さんの大人の女とも男ともいえる絶妙なバランスがいいな
でもやっぱり気遣いのできるいい女なんだよなあ
折龍も楽しみにしてますです!
606:名無しさん@ピンキー
12/01/05 00:04:31.13 k0vdDvPC
GJ!!
炎薔薇ってあんまり想像できなかったけどありだな!
607:名無しさん@ピンキー
12/01/05 00:09:45.68 cT+FqGhq
うっひょおおおおおおおおおおおお!これはアリ!超あり!目覚めたわ!
折龍も超楽しみです!
608:名無しさん@ピンキー
12/01/05 02:41:11.23 G/3cHVWL
ネイサン好きだ…!
なんか男でもなく女でもなく、どちらでもあるって萌えるな!
なんか読後感がよかった。ありがとう!
折龍超期待。
609:名無しさん@ピンキー
12/01/05 07:57:50.27 kbqTqfUN
リンリン。エロなし。
書きたかったから書いてみたので批判は受け入れます。1レス。
どんな理由だったのかは忘れた。
その手首を掴んだ、そんな些細なことが切欠だったと思う。
自分の未熟な、大きくはない手でも覆えてしまう細さ。
確かな筋肉、しかし自分のそれとは違う、静かな力。
少しひやりとする温度。しっとりとなじむ肌。
何もかも違う女性のそれに、言いようもない衝撃を受けたのだ。
「なに?」
手首を掴まれていることになんの頓着もなく、パオリンが首を傾げた。
「あ・・・何でもござらん」
慌てて手を離すと普通に手を引かれて「大丈夫?」と気に掛けさえされる始末。
自分の指が、パオリンの肌の感触を追っていることを感じて恥じ入る。
「大丈夫でござる。・・・申し訳ない」
「?いいヨー」
にこ、と笑った顔が妙に焼きついた。
時間にすれば2分に満たない、あまりにも小さな出来事。
610:名無しさん@ピンキー
12/01/05 12:03:14.43 gBt+kpXY
なんてGJなんだ・・・!炎薔薇に目覚めざるを得なかった
あくまでネイサンは女で最後までレズ、ってのがいい!!
611:名無しさん@ピンキー
12/01/05 12:38:06.88 TCXYjDwb
>>609
年少組可愛い
性の目覚めも、全く意識してなくてニコニコしてるのも、とにかく可愛い
612:名無しさん@ピンキー
12/01/06 10:32:51.14 NUHefoMA
>>609
なんという思春期w
ニヨニヨがとまらん、GJw
613:1
12/01/07 15:08:43.32 Kn3XZvkU
609の続き。エロなしです。
ごめんねこんなんばっかしで。水色時代最高でごめんねごめんね。
トレーニング後の張り付くシャツの不快さにはいつまでも慣れない。
「もうこんな時間?シャワー浴びよっか」
「うん!」
暗くなった表を見たカリーナが、パオリンをシャワーに誘う。
素直な返事にカリーナは微笑んで、自分の使っていたタオルの乾いた部分でパオリンの額の汗をとんとんと叩いた。
ローズはいつも良い匂いがするなぁ・・・
汗を拭いたはずのタオルからふわりと漂う香りに、そんなことを思う。
「新しいソープ見つけたの。使ってみる?」
「うん!使う使う!」
二人ではしゃぎながら、シャワー室へ向かった。
「痛っ」
シャツを脱ごうとしたパオリンの、手が当たった胸がずきずきと痛んだ。
「どうしたの?」
カリーナが振り返っても、パオリンは不審そうにそろそろと胸を撫でていた。
「痛いの?」
「うん・・・」
「どんな風に?」
カリーナがパオリンの胸を観察しても、不自然なところはない。
直線とも曲線ともいえないようなカーブ、赤みやそばかすのない象牙の肌。
トラブルの少なそうなその肌をちょっと羨ましいと思っていることはまだ秘密だ。
「ちょっと触るね?」と断ってから、そっと胸に触れた。
あるのかないのか、言うのもはばかられるふくらみをそっと下から撫でる。
「そこ、痛いよローズ」
痛みを我慢する子供の声で、パオリンが訴えた。
ごめんね、と謝りながらその先のピンクの輪をつつけば、「いたいよぅ」と涙声が聞こえてカリーナはまた謝りながら離れた。
「ねぇこれなに?やっぱり病気かな?」
涙声のまま不安を口にするパオリンの頭をそっと撫でる。
「それね、たぶん成長痛」
「せいちょう・・・?」
「胸が大きくなろうとしてるってことよ」
「えっ」
一応お医者さんに診てもらってね。とシャワーブースに別れた。
614:2
12/01/07 15:10:27.52 Kn3XZvkU
38度強め。と声で告げれば、最新設備の機器が要望どおりのぬるめの湯を降らせる。
強い流れが汗をはがしていくようで、パオリンはふっと息を吐いた。
胸が、大きくなろうとしている・・・?
想像できなかった。例えば、カリーナみたいに?
アニエスさんぐらい大きくなったりするんだろうか。それはちょっとイヤだな(いろいろとメンドクサそう)。
自分の胸を見下ろす。今は痛みも治まって、大きくなる気配もない、まったいらの胸元。
成長を喜べるか、といえばそうでもない自分が不思議でもあった。普通の女の子ならもうちょっと喜びそうなものなのに。
コンコン、と隣のブースのカリーナがノックしてきた。と、仕切りの上からグリーンのボトルが差し出される。
「コレコレ、さっき言ってた新しいソープ。髪にも使えるのよ」
「わ、ありがとう」
手のひらに落ちてきたボトルを見ると、可憐な赤い花が描かれている。
「”ゼラニウム”?」
「あなたがいるしあわせ、って意味の花なのよ。女の子にとても良い花だからちょうどいいんじゃないかしら」
「ふーん?」
とろりとした液体を手に取り、泡立てる。バラに似た甘い香りがする泡を、するすると体に滑らせた。
「凄い、良い匂いだね!」「でしょ?良い香りって、それだけで嬉しくならない?
「なるなる!」
何というか、女の子って感じがして、パオリンには少しこそばゆい。
泡を胸に滑らせたとき、やはり痛みを感じて少し顔をしかめた。
次は慎重に触れてみる。甘い香りに包まれた胸がなんだかおかしい。
「カリーナもさ」
「え?」
「カリーナも、痛かったの?」
「え、うーん・・・痛かったと思う」
「覚えてないの?」
「他に痛いところがあったからね」
「そっかぁ・・・やっぱり男の人は大きい方が好きなのかな?」
「(ごふごほっ)ひ、人によるんじゃないかしら」
615:3/終わり
12/01/07 15:13:10.81 Kn3XZvkU
「そういうものなの?」
「そういうものなの」
そろりと胸を撫でる。淡いふくらみを確認してふと思う。
折紙さんも大きい方が好きなのかな?
ん?
何で折紙さん?
中空を睨んで思考の軌跡を追っても、唐突に出てきた折紙の理由が分からなかった。
頭を振って、泡を流してバスに向かう。あごの下まで浸かると、また折紙のことを考えた。
なーんで、折紙さん?
さっき会ったからだろうか。手首を掴まれた。
雪のように白い手からは想像できない熱さだった。少年ぽい外見とは違う硬い肉、細かな傷の多い骨ばった手も。
ノンアクションで手首を抑えられたことさえ、思いもしないことだったのだから。
驚いて折紙を見ると、スミレ色の瞳は自分より驚いていた。思わず案じてしまうほどに。
おとこのひとって、あんななのかなー・・・?
手首を見れば、指のあとがついてないことが不思議なくらいの。
ぷくりと湯に沈んで、伸び上がって頭を振れば、淡く甘い香りが髪から漂う。
自分に似合うとは思えないその香りを、パオリンは記憶に刻むことにした。
616:名無しさん@ピンキー
12/01/07 16:20:17.06 BVuGAmPQ
GJです!この二人はのんびりペースで少しずつ自覚してけばいいなぁ。
そんな過程をぜひ書いてほしい。思春期いいね甘酸っぱいね。
617:名無しさん@ピンキー
12/01/07 23:32:24.46 0HVz8T+z
あまずっぺぇ!!GJです
618:名無しさん@ピンキー
12/01/08 00:31:52.52 I7y2t65I
>>603
超乙
すごく萌えた
619:試春期(前書き)
12/01/08 03:22:37.18 jqi96RLZ
焔×薔薇に続いての妄想暴走。
思春期清らか?な竜子ちゃんが続いてる中、申し訳ないようですが
思ってるだけでなく試してしまう折紙×竜子ちゃん投下します。
十分割予定。いざ。
620:試春期(1)
12/01/08 03:24:29.90 jqi96RLZ
パオリンの周囲には殆ど大人達しかいない。
学校に行かずにヒーローの仕事をしてるんだからしょうがないとは思うし、大人たちは優しいし可愛がったりかまったりしてくれるので寂しいとは感じないのだが、やはりちょっとつまらないという気はしていた。
数少ない歳の近い人間の中で、ブルーローズは同性だしたまにおしゃべりしたりするくらいはするのだが、おしゃれで女の子らしくて(それにすごく綺麗で)何だか少し自分とは違う気がする。第一にカリーナは地元の子で学校にも行ってて、他に友達がいっぱいいるのだ。
もう一人、歳の近いヒーローがいる。男の子なのは気にならない。幼い頃からカンフーを習っていたパオリンはこの街に来る前から男の子と遊ぶことの方が多かった。
だが彼は、仲間達の集まるトレーニングセンターにもあまり頻繁に顔を出さない。
仕事の時も今まで絡むことが少なくて、個人的に話したことはあまりなかったし、今までこちらから積極的に近付こうともしてこなかったと思う。
ランキングが自分より下の彼を、もしかして少し侮っていたのかもしれない。でもそんなのボクの傲慢だよね、とパオリンは反省したのだ。
ウロボロスによるテロ事件が一段落し、ヒーロー達の半数が痛手を負って入院している中に彼もいた。
お見舞いは全員を回るけれど、特に彼とはちゃんとお喋りしよう、とパオリンは思った。
それで、もっと仲良くなれたらいいな。いっしょに遊びにいけるくらい。
621:試春期(2)
12/01/08 03:25:16.69 jqi96RLZ
「すごいね、単独で潜入作戦とか、折紙サイクロンは勇気があるよね!」
きらきらと光る目に真正面から褒められて、イワンは面映かったり、ドキドキしたり、面食らったりしていた。
「えっと、でも結局そんなに役にたたなかったって言うか…」
「そんなことないよ!すごいよ!ねえ、折紙サイクロン…って長くて呼びにくいや。ねえ名前なんてゆうんだっけ?」
「イワン…イワン・カレリン…」
「イワンて呼んでいい?…あ、ボクはね、パオリン。ホァン・パオリン。ホァンがファミリーネームだから、パオリンて呼んでね!」
「う、うん」
知ってるよ、とイワンは心中でつぶやく。だってもうずっと前から、初めて一緒に仕事をするようになった当初から、すごく可愛いなあと思っていた女の子なのだから。
まさしくアイドルのブルーローズや大人の色気の女プロデューサーも女性として魅力的かもしれないけれど、それに比べたって、否、比べ物にならないくらいに、可愛くて魅力的だと感じるのは自分に東洋趣味があるからだけじゃないと思う。
強くて明るくて前向きで、ランキング最下位でともするとネガティブになりがちな自分とは全然違う。
そんなパオリンがこんなに親しく話しかけてきて、ファーストネームで呼んでくれたりファーストネームで呼べと言ったりしてくれるなんて、もしかしてケガは予想以上に深刻で僕はもうすぐ死ぬんじゃないだろうかとまで考えてしまう。
「今日ね、お見舞いにお菓子持ってきたんだ。ボクのスポンサーお菓子の会社なの、知ってる?」
「うん。よく買うよ」
オマケのヒーローカードや食玩フィギュア(ともにドラゴンキッド限定)が目当てだとは言えないが。
「よかった!いっぱいあるよ、イワン何が好き?いっしょに食べよう?」
(ああ、もう拙者いつ死んでもいいでござる!)
だが勿論イワンは死ななかったし、これが幸福の絶頂という訳でもなかったのだ。
622:試春期(3)
12/01/08 03:26:29.02 jqi96RLZ
仲良くなって色々話すようになると、イワンは予想以上に好ましい友人だった。
少しネガティブであまり自信満々なタイプではないが、その分だけ努力家で謙虚だったし、物知りなので話していて面白い。
カンフーに興味があると言ってくれたので、教えて一緒に練習した。
優しくて、言えばたいていの事に付き合ってくれるが、彼自身の趣味や嗜好もはっきりしていて押し付けがましくはしてこないのに促せばいくらでも新しい世界を見せてくれる。
いっしょに街の中を歩くだけでも楽しい。
何よりイワンの前では可愛がられ子ども扱いされるのでもなく、ヒーローとして大人以上の存在を期待されるのでもなくて、素直に自分のままでいられる気がする。
「イワンは、すっごく顔が綺麗だよねえ?」
それは最近気が付いたことで、率直に告げるとシャイな彼は頬を染めて照れてしまう。
「パ、パオリンだって、すごい、か、可愛いよっ」
お世辞かもしれないがイワンに褒められると他の誰に言われるより嬉しい。
「えへへ、ありがと!」
ボクもっと可愛い服とか着た方がいいのかな。
イワンはジャポネスク趣味があるからキモノとか着てみようか。
でもボクの故郷の伝統衣装も綺麗なんだよ。実は舞台やTVでしか見たことないけども。
それともイワンは普通にスカートとかの方が好きかなあ。
そんな、以前は思いつきもしなかったようなことまで考えるようになった自分の変化をパオリンはうすうす気が付いていたのだが、まだそれに名前をつけてはいなかった。
623:試春期(4)
12/01/08 03:27:40.71 jqi96RLZ
彼女のことを知る程にまた更に好きになる気がする。
パオリンと仲良くなれて、いっしょに出かけたり、あまつさえ最近は家に遊びに来るようにさえなってきて、イワンは自分の幸福が信じられないような気分だった。
彼女の会社の人々はまだ幼くさえ見えるパオリンが一人で出歩くのを危惧しているようなのだが、他のヒーローと一緒だと言うと安心するそうで、イワンの家に来るのも特に止め立てされないらしい。
イワンと二人っきりだとちゃんと知ってるのだろうか。それとも信用されているのだろうか。
チキンな自分にどうせ何ができる訳でもないんだと自嘲はするが、イワンの趣味の日本式の部屋で靴を脱いでごろごろと座ったり寝転んだりとくつろぐパオリンを見ているのはそれだけで幸せで、その幸せを許してくれる信頼は純粋にありがたかった。
今日はコレクションしている浮世絵を見せる約束で、持ち出してきたコレクション箱から取り出した鮮やかな風景画の連作が座卓の上に乗り切らず畳の上にまで広がっている。
「たくさん集めたねえ、こんなにきれいなの、すごくお金かかった?」
「これはデジタルの複製だからそんなに高くないよ。本物の版画は年代物でなくても高いけど、あんまり手に入る物じゃないし、1枚しか持ってない」
「どれ?」
「それは特別だから別にしてしまってあるんだ」
「それも見たいなあ」
「待ってて、今出してくる」
「うん、これ見て待ってる」
イワンのコレクションの大多数は風景画や武者絵だが本物の1枚は美人画だ。特にその絵が好きという訳ではなかったが、たまたま手に入れる機会があったので買ったものだ。
だが絵柄に関わらず和紙や顔料の質感という意味でやはり特別な思い入れがある。
取り出した額入りのそれを眺めて、女の子はきれいなキモノの美人画のほうが興味あるかな、と自分のコレクションを頭の中で並べてみる。
富士山や街道ごとの風景画シリーズ、剣豪物の武者絵と世話物…
(あ、ヤバイ!)
慌てて足を速める。箱の底の方に隠していた秘密のコレクションを見られる訳には…
「ねえ、イワン、これも浮世絵?」
遅かった。まさに見られたくないその数枚を、パオリンが箱から出して眺めていた。
「だ、駄目!女の子がそんなの見ちゃ駄目だよ!」
あわてて取り上げようとするが、敏捷性に勝るパオリンがぱっと身を翻してイワンの手を避ける。
「なんで?ずるい。男の子はいいのに女の子は駄目なの?」
「だって、そんなの」
そんなあからさまに結合部までしっかり描いてある春画なんて、パオリンみたいな可愛い女の子が見ていいものじゃない。見てほしくない。てゆうか、そんなのを自分が見てたなんて、パオリンに知られたくもない。なかった。
「僕が…恥ずかしいじゃないか…」
624:試春期(5)
12/01/08 03:29:04.46 jqi96RLZ
もっと色んなの見たい、と思ってイワンのコレクションボックスを探っていたら、底の方から他とは違う包装の束が出てきた。
開いてみると、描いてあるのは全裸だったり半裸だったりの男女が絡みあってる絵で、男の股間に生えた不自然に大きい逸物が女の股間に挿しいれられているところまでひどく生々しく表現されている。
あ、これエッチな絵だ、と思ってちょっとドキドキしながら見ていると、戻ってきたイワンがひどく慌ててそれを取り上げようとしてくる。
自分の持ってた絵のくせに、真っ赤になって恥ずかしがってるのはなんだかひどく可愛らしかった。
「男の子はみんなエッチなのが好きなんでしょ?恥ずかしくないよ」
「恥ずかしいよ!…それにパオリンにはそんなの見てほしくない…」
「ボクそんなに子供じゃないもん、赤ちゃんがどうやってできるかだって知ってるよ?イワンが見てるなら僕だって見たい」
赤面したまま黙り込むのでなんだかかわいそうになって、パオリンは春画の束をイワンに返した。
イワンはそれをそそくさと箱の奥にしまい直す。
その様子を眺めながら、もう少し見たかったな、と目に焼き付けた絵を反芻した。ボク、女の子だけどエッチな子なのかもしれないな、思う。
でも保健体育的な意味では知識にあったけれど、あんなところにあんな物を入れるなんて、なんだかものすごいことだ。
男なんてそんなことばっかり考えてるんだからめったに気を許しちゃ駄目よって、単身都会出る娘を心配した母親に言い含められたことを思い出す。
「ねえイワン」
「…何?」
「イワンもああゆうことしたいの?」
がばっと大きな動作でイワンが顔を上げ、目を見開いてパオリンを見る。
「ボクとしたいって思う?」
あまり深く考えて言葉にした訳ではない。どうなんだろうってふと思って、そのまま口に出てしまっただけだ。
「だ、駄目だよ、パオリン、そんなこと言っちゃ駄目だ!」
「どうして?」
「だって、こういうことは、本当に好きな人としかしちゃいけないことで」
パオリンとしたいかどうかってことを聞いて、その答えとして、『本当に好きな人』としかしちゃいけないんだ、と返ってくる。
ということは、つまり、イワンはパオリンのことを『本当に好き』じゃないんだろうか。
急にものすごく悲しくなって、パオリンの目に涙が溢れてくる。
イワンは、ボクのこと、好きじゃないんだ。
625:試春期(6)
12/01/08 03:29:52.37 jqi96RLZ
なんだかものすごい質問をされたので、ひどく慌ててしまってなんだか言い訳みたいなことを口走ったら、パオリンが急に泣き出すのでイワンはすっかり混乱してしまった。
「え、ど、どうしたの?」
「…ック、そうだよね、だってボク、カリーナみたいにきれいじゃないし…胸だって小さくて女の子らしくないし…」
「そんなことないよ?パオリンは可愛いよ?」
「ボクはイワンのことすごく、一番、好きだけど、イワンは違うんだ…」
何を言ってるんだろう彼女は。混乱しながらもイワンはなんだか悲しいような怒ったような気分になる。
「そんなの!僕の方が好きに決まってるじゃないか!僕はずっと前から世界中で一番パオリンが好きだよ!」
「…ほんと?」
「パオリンは知らないんだ、僕がパオリンと一緒にいてどれだけ嬉しいかとか、どんなに毎日ドキドキしてるかとか」
どれだけ言葉を尽くしても足りない気持ちをなんとか伝える為に必死に語彙を探そうとして、どさくさまぎれの告白に自覚が追いつかない。僕はいったい、何を口走ってるんだ。
「嬉しいよう」
小柄だが敏捷な、でもやはり柔らかい少女の体が抱きついてくる。
「じゃあイワンはやっぱり、ボクとああゆうことしたい?」
「そ、それは…」
「…したくないの?…やっぱり、女の子としての好きじゃないんだ…」
しゅんとして、パオリンが身を離そうとする。全く何てひどい子なんだろう。どこまで告白させれば気が済むんだ。イワンは離れようとする少女の体を強く抱きしめ返す。
「したくない訳ないじゃないか!」
想像すると汚してしまいそうであまり具体的な妄想はしないようにしていたけれど、この柔らかそうな唇にキスしたらどんなだろうって、それくらいは常に考えていた。
実際にしてみると、想像以上に柔らかくて温かくて、少し震えていて、幸せと言うより何だか恐ろしい程だった。
626:試春期(7)
12/01/08 03:31:06.43 jqi96RLZ
ああボク、いつの間にかイワンに恋をしてたんだ。
自覚の訪れと両想いの確認が殆ど同時にやってきて、パオリンは夢でも見ているような気持ちになる。キスされて嬉しくて、嬉しすぎて、これが本当に夢だったらどうしようと変な不安に駈られる。
不安のままにイワンにしがみついて唇をもっと深くする。大人のキスはペロを入れるんでしょ?どうやるんだろう?
あまり上手にはできなかったけれど、イワンも一生懸命に協力してくれるのが嬉しかった。
体全体がどきどきして、居ても立ってもいられない。服越しに合わさった胸でイワンの鼓動も早いのが解る。
小さな胸の先端が硬くなって、押し付けたイワンの胸に当たっているのが心地良い。
服が邪魔だ、と思った。もっとイワンに近くなりたい。触りたい。触ってほしい。
唇が離れたので、イワンが何か言うより先に言わなくちゃ、と思う。今全部確かめておかないと、夢になってしまうかもしれない。
「イワン、お願い、僕のこと好きなら証明して」
頬が熱い。自分は今、赤い顔をしてるとパオリンは思った。イワンの頬も赤くて熱くて目が潤んでる。絶対イワンだって同じ気持ちのはずだ。
「さっきの絵みたいに、して?」
体が少し離れたので突き放されるかと思って泣きそうになるが、イワンの手が服の前ジッパーにかかって下ろしてくれたので、舞い上がりそうに嬉しくなる。
脱がされるのも押し倒されるのも、全部嬉しい。
さっきの絵も、多分あれは畳の上だった。だからボクらも畳の上でするんだ。
「イワンも脱いで…?」
キモノを半分着たままの絵もあったけど、ボクは二人とも脱いでる方がいいな。全部見せて、全部見た方が、許しあってるカンジが強い。
イワンの股間は絵のそれよりも恐い感じがしなくて、濃いピンクで、可愛く感じる程だ。硬く反り返っているのは興奮してる証拠で、パオリンとしたいと思ってくれてる証拠なのだと思うと愛おしくて嬉しい。
畳の上で、裸で抱き合ってもう一度キスをする。裸の胸が合わさるのは、やっぱり服の上からよりもずっと近くて幸せだった。
627:試春期(8)
12/01/08 03:32:15.55 jqi96RLZ
僕は今度こそ本当に死ぬんじゃないだろうか。パオリンの柔らかい裸体を抱きしめてイワンは殆ど現実感をなくしていた。
何回も、確かめるようにキスをする。パオリンはうっとりしたように応じてくれる。舌を絡めるだけで射精してしまいそうだった。
小さな胸を撫でると、パオリンが仔猫のように鼻を鳴らす。鍛えた筋肉の上に乗ったそこだけ柔らかい乳房の上で小さな薔薇色の先端が尖っていて、誘われるようにそこにキスをする。
桜桃のようで甘そうだと思って舌を使ってなめてみると、くうんと今度は仔犬のように声が上がる。なんて可愛いんだろう。
空いてる方の胸は勿体無いので掌で撫でる。そうして両方の胸に交互にキスをした。
引き締まった腹部は硬そうに見えるのに柔らかくて、キスをするとふるふると震えた。
まろやかな下腹部も、その下も、すべすべとして子供のように肌理細やかだ。無毛で、そこだけを見れば、そしてパオリンの実年齢を知らなければ、完全に子供の体だと思ってしまいそうだ。
「アジア系の人は剃らない人が多いって聞いたけど、パオリン剃ってるんだね」
少し落ち着こうと思って、声を出してみる。
「え?何を?」
「ここ」
「あれってもっとずっと大人になったらはえるんじゃないの?」
「はえてないんだ…?」
ちょっと驚く。
「ボク変なの?」
彼女の年齢なら生えているのが普通だと思うが、人より遅いのかもしれない。ずっと生えないままの人もいると知ってる。
「変じゃない、すごい可愛い」
子供じゃない証拠に、甘そうな蜜がしとどに滴っている。可愛いと思ってる証拠に、イワンはそこにもキスをした。胸にしたのと同じように、割れ目の中に隠れた可愛い桜桃に舌を絡めて、吸い上げる。
「ぁきゃん!」
悲鳴のような声を上げてパオリンの体が強くのけぞった。
628:試春期(9)
12/01/08 03:33:35.18 jqi96RLZ
お豆、と内心で呼んでいたそこを強く吸われて、まるで自分の能力の電撃を自分で食らってしまったかのような衝撃がパオリンの全身を貫く。
お豆を触ると何だか少し気持ちよくて不思議な感触がするのは知っていたが、いけないことのような気がして自分でもあまりしないようにしていたのに、いきなりその刺激は強すぎて、良すぎて、一瞬気が遠くなる。
「ひゃ、あん、あん、もういい、そこもういいよ、イワン」
軽くイった後も、何度もイワンがそこをなめ上げるので、気持ちがいいより切なくて苦しくなってくる。
自分の股間がびしょびしょに濡れてるのが解って、恥ずかしい。濡れるのは男性器を挿入するためだ。パオリンだってそれくらいは知ってる。
自分の体はイワンが挿入してくれるのを待っているのだ。
イワン、入れないの?
「パオリン、でも僕たち避妊具を使ってないよ。赤ちゃんできちゃうよ」
苦しそうに、我慢してる顔でイワンが言う。
なんだそんなこと、とパオリンは歯がゆくなる。
「大丈夫だよ、ボク大丈夫だから、して?」
イワンの先端が入り口を探す。ここだよと教えてあげようとするが上手くいかない。
ちょっと苦労して、やっと先端があてがわれる。入ってくる、入った、ああでもめりめりして痛いよう、と思ったところでイワンのそこから何かが弾け出すような感触があった。
はあはあと大きく息をついて、イワンの体重が少しかかってくる。苦労の末に折角入ったばかりの物を抜こうとするので、やだ、まだいて、と強く抱きしめた。
「ごめん、僕…早くて…」
「これって早いの?」
「うん、多分」
「もう終わりなの?」
会話の振動が伝わるのか、びくん、とパオリンの中でイワンが反応する。イワン、気持ち良さそう。まだ終わりじゃなくても良いんじゃないの?
「ねえ、もう少ししてよう?」
「でもパオリン、痛そうだよ」
うん、痛い。なんだかまだめりめりするし、お腹も苦しくて、眉が寄ってしまうのを我慢できない。
「でももう少し、イワンに中にいてほしい」
それに痛いけど、お豆がぐりぐりされて同時にちょっとだけ気持ちもよくもあるのだ。
629:試春期(10)
12/01/08 03:34:39.05 jqi96RLZ
大丈夫って言うから初めてなのに中に2回も出してしまって、なのにパオリンは安全日だとかを言ってる訳ではなかったのだ。
「だってボクたちお互いに一番好きなんだし、働いて自活してるんだし、赤ちゃんできても大丈夫だよ。ボク、イワンの赤ちゃんなら何人でもほしいや」
それはそうかもしれないけど、とイワンは自分が困ってるのか嬉しいのか解らなくなる。
「でもパオリン、痛かったよね?」
「女の子は最初みんな痛いんだって。してるうちに段々気持ちよくなるって、書いてあったよ」
「…何に…?」
「トレーニングルームに置いてあった雑誌」
男連中もさすがに風俗誌の類は持ち込まないが、ネイサンの持ち込む経済誌やカリーナのファッション誌にだって、それくらいの記事は載ってるかもしれない。否ここで犯人探しをしてもしょうがないだろう。
「イワンだけ最初から気持ちいいのずるいや。何回もして、ボクも早く気持ちよくなりたいよ」
「だったらさ、やっぱり次からはちゃんと避妊しよう?」
次があることを疑わないなんて、僕も随分ポジティブになったなぁと思いながら。
「えー?なんで?」
「パオリンが気持ちよくなる前に赤ちゃんできちゃったら勿体無いだろ」
「そっか、そうだね!イワンはやっぱり頭いいなぁ!」
いっぱいしよう、と、それでも少しは照れくさそうにパオリンが言う。でも今日ので赤ちゃんできちゃったらそれでもいいや。赤ちゃん産んだ後でまたいっぱいすればいいんだもんね。
そんな風に言うパオリンは遠くから見ていた頃に思っていた穢れなき天使とは少し違うのかもしれないけど。
今日でまたもっと好きになった。
またしたらきっともっと好きになる。例え今日限り二度としなくても、ずっといつまでも好きだよ。
まだ少し親になるには若すぎる気もするけど、赤ちゃんできてたらそれでもいいんだ、とイワンも思った。
だって僕たちは、お互いに一番好きな同士なのだから。
おわり
630:名無しさん@ピンキー
12/01/08 03:39:56.66 667gRcVQ
うおおおおおおおお
GJGJGJGJGJGJGJ!!!!
リアルタイムで読めて感激した!
リンリンかわいいよリンリン
631:名無しさん@ピンキー
12/01/08 04:09:47.46 Q+9wC8Kj
二弾目早すぎ乙すぎです!
天真爛漫な魔性のパオリンかわいいよ、ハアハア
632:名無しさん@ピンキー
12/01/08 13:10:53.98 tjTrVyGm
GJGJGJ!!!
リンリンかあいい!!!
633:名無しさん@ピンキー
12/01/08 13:27:25.22 mNZkqoKk
天然小悪魔パオリンちゃんhshs
思春期でも試春期でも気持ちのうえでプラトニックには変わりないよね
リンリン可愛いよリンリン
634:名無しさん@ピンキー
12/01/08 21:03:48.56 y1Hy4KUO
うおお、GJGJ!!
コレはいい折龍
爽やかエロというか素直エロというか
とにかくよかった!
635:名無しさん@ピンキー
12/01/09 23:43:28.79 8qSoZQ7r
リンリンも炎薔薇もいいな!
このスレいるといろんなカプに開花する…
あとは牛さんとアニエスさんあたりで誰か書いてくれねぇかなー
636:名無しさん@ピンキー
12/01/10 00:02:39.78 C3a+0Xy4
「そっか、そうだね!」
マジ天使…
637:名無しさん@ピンキー
12/01/10 17:59:24.56 zJv+0cfT
このスレは保管庫は無いのかな?
638:名無しさん@ピンキー
12/01/10 19:32:15.44 uSfWxtsl
保管するほど作品が…いや、でも気づいたらそれなりにある…か?
639:名無しさん@ピンキー
12/01/10 20:50:01.32 0SKpt88q
まあ、個別でなきゃ嫌ってんでもなきゃエロパロ総合のアニメの部屋にでも
収納してもらったらいいんじゃね
管理人さんに掲示板で頼まないといけないけど
640:名無しさん@ピンキー
12/01/10 23:57:00.96 1VrK9nRu
みなさん乙
うーん炎薔薇とか盲点だったけどかなり萌えた……
雰囲気がなんかエロいね
641:名無しさん@ピンキー
12/01/12 00:52:54.63 kB1/k8Yl
チンコはえてるお姉さま、アリだね>炎
上の作品でもレズだからと言ってたけど、ジャンルでいうと百合になる気がする
642:名無しさん@ピンキー
12/01/12 07:47:46.73 kkGk2urB
再放送でシスの話を見た
おぉ、スカイハイ×シスとかよくね?と思ってたら…
…金属むき出しは無理ですorz
643:名無しさん@ピンキー
12/01/16 01:11:27.33 94PWShEA
シスって外見モデルいねぇのかな
スカイハイとシスの外見モデルがバッタリ出会って色々あってあっはんうっふんry
だと空シスってより空×オリキャラになっちゃうか
話としては書いてみたいが・・・
644:名無しさん@ピンキー
12/01/16 10:45:02.78 wACTYKjg
シスは戦闘用ドロイドだと思っているので
スカイとうっふんしたらデータから人離れしたディープスロートとかして悶絶させそうだが、
結局スカイハイはDTなままな気がしてならない。
645:名無しさん@ピンキー
12/01/16 10:53:16.69 gU1RfCFm
キース君の妄想ってオチにすればいいんじゃないかな?
646:名無しさん@ピンキー
12/01/16 10:57:30.46 wACTYKjg
やっぱりDTのままじゃないかw
647:名無しさん@ピンキー
12/01/18 08:47:05.33 iTgsJIT0
より完璧なアンドロイドを目指して作られたシスの改良型が登場すれば良かった
あっちの構造やテクも完璧なのでスカイハイさんも満足
648:名無しさん@ピンキー
12/01/29 01:35:36.24 9QhZktCu
折薔薇がすごく読んでみたい
あんまり見かけないような 年は近いけど
649:名無しさん@ピンキー
12/01/29 08:08:49.68 jfnZzo9A
青薔薇ちゃんの尻に敷かれる折紙先輩か
650:名無しさん@ピンキー
12/01/30 00:45:20.16 vtwMxZZE
りんりんりんりんりんりんりんりんりんりん
りんりんりんりんりんりん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
651:名無しさん@ピンキー
12/01/30 01:27:39.59 0hN1JG5i
>>650 キャラソン聴いてホアアアしたクチか
652:名無しさん@ピンキー
12/02/01 16:28:01.85 yuXfHft7
二次作見すぎたクチです
653:名無しさん@ピンキー
12/02/08 23:11:16.56 wz0McbdI
だいぶご無沙汰ですけど誰も居ないんですか?
てか映画いつ?
リンリンコンビが早くみたい!
654:名無しさん@ピンキー
12/02/08 23:46:31.64 zngQeCXj
リンリンコンビといえば今月のミラクルジャンプw
655:名無しさん@ピンキー
12/02/09 17:30:10.12 knxhBrih
話の都合なのは分かってるが、仲良くショッピングとか
帰宅とか…くそう、かわいいじゃないか
656:名無しさん@ピンキー
12/02/09 23:21:28.65 3qR1jL36
ミラクルジャンプまだ売ってる?
コンビニとかで
657:名無しさん@ピンキー
12/02/10 07:14:40.58 l41Jong2
MJよりも作家さんのツイッターの方がリンリン成分パネェけどな
658:名無しさん@ピンキー
12/02/11 11:32:19.53 QLV1uKVh
桂さんのツイッター?
探したけどなかった
659:名無しさん@ピンキー
12/02/11 11:43:34.81 MfUhNhi4
上田先生のツイッターじゃ。
黙ってればイケメンな折紙の膝の上に
パオリンちゃんが座ってるやつ。
660:名無しさん@ピンキー
12/02/12 00:33:35.15 jBXBix9f
>>656です
ミラクルジャンプ読みました!
マジリンリンしてて最高でした!
リンリンリンリンリンリンリンリンリンリンリンリンリンリンリンリン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
661:名無しさん@ピンキー
12/02/12 02:19:26.08 PlWozAPY
NC1977年11月1日は
折紙先輩にとって『初めて女性に触れてもらった(肩を)記念日』か……
662:名無しさん@ピンキー
12/02/12 21:16:36.58 mVBWW6G8
誰か…虎薔薇を…
663:名無しさん@ピンキー
12/02/13 19:56:50.08 8BJFT0NO
エロもいいけど恋愛をォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
664:名無しさん@ピンキー
12/02/14 22:22:11.69 pcego9Id
遅れてもいいからリンリンコンビでバレンタインネタをぉ!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
665:名無しさん@ピンキー
12/02/15 08:04:29.34 k/AwgAhL
自分でお書きなさい
666:名無しさん@ピンキー
12/02/15 12:10:58.53 aucZkQ0m
なんか書きたいけどキャラの把握がなぁ
アニメだけだと把握しにくい
…と思ったら漫画の単行本が出てるじゃないか
買いにいこうかね
667:名無しさん@ピンキー
12/02/15 23:27:10.67 dimEt34y
>>665
ごめんなさい文才無いです<(_ _)>
>>666
ありがとう!、そしてありがとう!
668:名無しさん@ピンキー
12/02/17 10:00:19.34 ynQsdNA+
薔薇の相手が虎(希望)なのは公式だけど、
龍の相手役に選ばれるの、折紙が多いな。
やっぱ公式燃料は強いなあ。
他の龍受けが息してない感じ。
かろうじて空龍?
あとはもうモブ相手とかになる感じ?
669:名無しさん@ピンキー
12/02/17 10:23:27.61 vwyM7viH
>>668
ナターシャさんや青薔薇と百合でもいいじゃないか
あと体格差で牛とか
でかい牛に全身使ってご奉仕する龍ちゃんでもええじゃないか
670:名無しさん@ピンキー
12/02/17 10:36:24.10 X2U/fHkH
牛のでかくて堅いチンポで突かれたら龍ちゃん壊れちゃいそう
671:名無しさん@ピンキー
12/02/17 11:51:16.40 ynQsdNA+
>>669
668だけど、現実問題として閲覧・入手できるのが折龍ばっかりなんだよな。
他のキャラっていうか、テイストの作品も見たいんだけど、あんまない。
折龍だと、童貞処女のもだもだは心ゆくまで読めるんだけど、バリエーションが少ないというか。
龍薔薇は見たことあるな。女性向けだからぬるかったけど。
牛龍いいね。見てみたい。かいてよ。
672:名無しさん@ピンキー
12/02/17 11:56:14.50 tdEiyeO0
公式は虎薔薇じゃなく虎←薔薇なんだけどな…
折龍も公式燃料なんか皆無だと思うが。
つか無い無いって嘆くのはそれでやってる人に失礼だし、欲しいならまず自分が書いたらどう?
673:名無しさん@ピンキー
12/02/17 12:41:29.26 ynQsdNA+
どのカプかはいえないし、ここでじゃないけどかいてるよ。
あと別に折龍が嫌なわけでもない。
もっといろいろ読みたいなってだけだよ。
キャラがいないわけでもないのに、虎と薔薇とか、折と龍とか、なんか限定的になってるのがもったいないなってだけ。
コミックを公式と考えるかどうかは微妙だけど、監修は入ってるわけだし、ミラジャンで実際折龍の人達は喜んでるしね。
虎←薔薇に関してはその通りだな、すまん。
でも、他のヒーローたちも基本性格がいいから、変なこと(ロリ強姦とか)させたくないっていう気持ちもあるだろうね。
折龍が流行ってるのもそこらへんが他のキャラよりマイルドにできるってのもあるんだろう。
ヤバい話がモブ相手が多いのも納得はしてる。
でもまあ、読みたいなってだけだよ。
グチに見えたかもしれんが、希望を言ってみただけ。
674:名無しさん@ピンキー
12/02/17 13:02:22.98 ynQsdNA+
追記
ミラジャンとか公式絵師の落書きとかで、折龍の人が盛り上がって作品も増えてるのも、他のカプの人がやや萎縮しちゃったのも事実だろ。
公式でカプ展開来てもくれてもいいけど、やっぱり影響はあるよね。
他のカプ描きたかった人も発表やめちゃったりするし。
675:名無しさん@ピンキー
12/02/17 15:08:07.97 X2U/fHkH
俺も何か書いてみるか
676:名無しさん@ピンキー
12/02/17 15:53:42.22 vwyM7viH
好きなのは折龍の読み専なんだけど>669で言ってみた後、
意外といいんじゃね?って思って書き始めてみたら
いつの間にか折紙先輩がいて牛龍折になっててBL風味が混ざってしまったので
ここには投下できない…スレチになってまうし、ぬるいし未遂。
なんていうか読みたいものと書けるものは違うな。
677:名無しさん@ピンキー
12/02/17 22:34:02.69 ncfnNCB0
龍折もしくは折龍やる時ってふつうの恋愛か
ロリエロか●年後ネタとか結婚後とかだよね
678:名無しさん@ピンキー
12/02/17 22:50:23.77 aPj0N8C6
カプものだとpixivに結構転がってるからそっち見てるな
679:名無しさん@ピンキー
12/02/18 00:04:40.70 X3xk3zpv
エロ無し健全カプなら支部にあるけど、エロ有りはなかなか見つからない
680:名無しさん@ピンキー
12/02/18 00:45:48.54 yrGoOupg
「ちょっと!何やってんのよ!」と罵倒されて泣きそうになりつつも、
最後には認めてもらえていい雰囲気に…みたいな折アニが見たい
681:名無しさん@ピンキー
12/02/18 07:40:32.75 JGQUpErj
触れた女性に絶倫チンコ生やさせる能力を持ったNEXT犯罪者が、
ドラゴンキッドにチンコ生やしてムラムラさせて、ブルーローズを襲わせちゃう
って妙な妄想が頭に浮かんだ…
682:名無しさん@ピンキー
12/02/18 23:33:10.00 sgSw0weD
>>681
自分より小柄なキッドに力で勝てず、いいようにされるローズ……見てみたい
683:名無しさん@ピンキー
12/02/19 00:07:32.06 gYE3Rk9h
>>676
シブに牛龍折あげたのお前か。
めっちゃ身バレしてるけど、いいんか?
684:名無しさん@ピンキー
12/02/19 02:36:21.86 bcBy7WDr
pixivとか見てるんだ。
685:名無しさん@ピンキー
12/02/19 09:04:58.09 PV76hte+
>>682
そう言えばブルーローズって、腕力そのものは鍛えた女性並みくらいなのかな?
ヒーロースーツで補正されてたりとかは無さそうだし、能力使っても力が上がるわけじゃないだろうし。
キッドはカンフー使いだから、ローズよりは強そうだな。
686:名無しさん@ピンキー
12/02/19 13:03:38.40 IGa8sDjm
ローズは7話観るかぎり、モブ子抱えられるくらいの力はあるっぽい
687:牛アニ(前)
12/02/19 14:22:17.48 yQtOy+QA
流れも読まず、需要があるのかも鑑みず、
タイバニ女子発情シリーズ(?)の3
牛角×アニエスさんでラテンの二乗なやつ投下します。
リア充でイケてる牛角さんとかちょっとビッチなアニエスさんとか
「違う」って人はスルーお願いします。
688:牛アニ(1/8)
12/02/19 14:23:37.96 yQtOy+QA
言っても誰も信じやしないだろうけれど、そうね、今となっては自分でも信じられないくらいなことだけど、少女の時代の私は地味で大人しい娘だった。
クラスの友達に比べて胸が大きいことがむしろコンプレックスで、人目を避けるようにことさら地味な服を着て少し猫背気味に歩いていた。
勉強が好きで、本を読むのが好きで、TVで報道番組と古い映画とネイチャー系のドキュメンタリーを観るのが好きだった。
初めて恋人ができたのは大学生の時。容姿に合う服を選び、自信を持って胸を張って歩くことを教えてくれた彼には、今でも感謝している。例え彼の目的が、連れて歩くのに見映えのいいセックスの相手を手近で得る事だけであったとしても。
だってもう顔だってろくに覚えていない彼のおかげで私は知ったのだから。大嫌いだった派手な顔だちや大きな胸、張った腰つき、褒め言葉で選べばセクシーと呼ばれるその全てが、ある種の武器になり得ることを。
マスコミ志望は就職の競争率が高かった。
就職してからの社内での競争も激しかった。
私は自分が有能なのを知っているし、仕事には自信があった。
だが実力だけではどうにもならない部分を、思わせぶりな態度や挑発、極稀には本当に体まで与えて補ってきた。雌犬と呼びたければ呼べばいい。性的な魅力は私に与えられた能力の一つであり、私はそれを有効に使ってきただけ。何が悪いというのだろう。
でもそれも昔の話ね。
今の私には実力に見合った職場での地位があり、誰に媚びなくても十分に仕事を楽しみ、更なる高みを目指すことができるのだから。
689:牛アニ(2/8)
12/02/19 14:24:37.29 yQtOy+QA
元は報道志望だったから、娯楽要素の強いリアルタイムのドキュメンタリーである今の仕事は完全に希望通りではないにしろ、やりがいがあって毎日が充実している。
多忙なのもあって、暫らく男なんて必要ないと思っていた。だけど、そうね、いつだって男に与えているつもりでしかなかったベッドでの情事を、成熟した女の肉体もやはり欲していたということなのだろう。
体だけの関係を情事の相手に求めることに私は何の禁忌も持たない。何故ならいつだって、彼らが求めるのも私の肉体だけなのだから。
彼を選んだのは、彼が私に欲望を持っていることが明らかだったから。でも別にそれは彼に限ったことじゃない。少しトウが立った自覚はある今でも、私は男達に劣情の目を向けられているのに気付くことは珍しくない。
独身で身元も知れている彼はバーで出会う見知らぬ男達よりは安全な相手だし、小賢しいところがなくて扱いやすそうだ。同じ仕事の現場にはいるけれど部下でも上司でもない。手近で都合がいいとまで言ったら残酷だろうか。
でももっと正直に言えば、彼がセクシーだったからだ。
人気商売である彼のライバル達にはハンサムだのスマートだのと持て囃される者もいるが、あれは憧れの王子様として魅力的であるに過ぎない。
でも彼の逞しい肉体や男臭い少し癖のある容貌の方が、成熟した女に対してはるかにダイレクトな性的希求力を発揮しているように私は感じる。
「なあアニエスさん、その、今晩いっしょに飯でも食わな…いや、いかがですか?」
不器用に彼が私を食事に誘う。誘いたがっていた彼を私がそう仕向けたのだ。
「ええそうね、ご一緒するわロックバイソン。いいえ、アントニオと呼んでも?」
恋がしたい訳じゃないの。食事の後にベッドにも誘ってほしかっただけ。ええ本当に、それだけ。
でも私の承諾に驚いた後で喜び、そして更にその後で照れて見せる彼の笑顔は、まるで少年のようだった。
690:牛アニ(3/8)
12/02/19 14:25:39.87 yQtOy+QA
食事を済ませホテルのバーに誘うところまでは不器用なりにスムーズだった。
でも大きな手の中でバーボンの氷が溶けていくのに、彼は次の段階を踏むことができない。
「えっともう1杯飲むかいアニエスさん」
「アニエスでいいのよアントニオ。もうお酒は十分」
私はカクテルを2杯飲んで、これ以上お酒は欲しくない。私が欲しいのはもっと別のもの。それをあなたは今夜くれる気があるのかしら。
「そ、そうかい?」
それとも何度かデートしてお互いもっとよく知り合ってから?
「ねえアントニオ、お酒はもう要らない。でも私は今夜まだ帰りたくないの。この意味がわかるかしら?」
彼はまた驚きを隠すことができない。自分から誘うような女には萎えるタイプだとしたら残念だけど、その時は自分の選択の誤りを認めて大人しく帰るしかない。
「ああ、わかる。わかるよアニエスさん…いや、アニエス」
幸い彼は紳士で大人だった。女に恥はかかせない。
「実はもう、部屋はとってあるんだ」
そして思ったよりは悪い男であるらしい。少し照れてはいるけれど、悪戯っぽく笑って見せる顔はうっとりするほど男臭くてセクシャルだ。
部屋は上層階の眺めのいい部屋で、豪華とはいえないが充分に上等だ。
情事の前にはシャワーを浴びない方が好みなのも趣味が合う。でもそんなことを一々口に出して確認するのは興醒めで、ちょっと拗ねた気分になった私は彼に背を向けて窓硝子に向かってブラウスのボタンに手をかけた。
硝子に映って、彼が後ろから来るのは見えていた。妙に真剣な表情なのがおかしい。脇から両腕が回され、大きくて無骨そうな手が私からボタンを外す作業を奪う。
振り返り気味に顔を上げると唇がふさがれる。ヒールを履いたままの私よりも彼はまだ背が高いのが判って、なんだか嬉しいような気分になる。厚い舌が絡められる。バーボンの香りが快い。
舌の動きは拙く感じるほどに情熱的で、なのに相反して指の動きは繊細で器用だった。ブラウスもスカートも気付かないうちに床に落ち、背中のホックも外されて彼の手が私の乳房を弄い始める。
無骨そうな大きな手の太い指が乳房を掴み、軽く揉み上げながら捏ねるように優しく乳首を刺激する。それだけで腰の奥からぞくぞくと快楽が湧き上がり熱い潤いが股間に満ちてくる。
久しぶりだからだろうか。彼のもう片方の手がガーターベルトを過ぎてレースと絹でできた最後の1枚を剥ぎ取ろうとする。
立っているのが辛い。唇を離し、この先はベッドで…と告げるよりも先に彼の腕が私を抱え上げ、一瞬の酩酊の内にシーツの上に運ばれていた。
691:牛アニ(4/8)
12/02/19 14:26:26.64 yQtOy+QA
私の股間で、乳房で、脇で、舐め上げ捏ね回し摘んだり摩ったりと、彼の舌と指は彼の外観の印象に似合わず繊細で献身的だった。
性的に興奮した彼の体臭は獣臭いようで荒い息の音も大型の猛獣を思わせるのに、扱われ方の優しさとのギャップが面白いくらいで、それが私を煽っていく。
「私にもさせて…?」
「…あ」
彼も上半身は脱いでいたが、下はまだベルトも外していない。それが不満で彼の股間に手を伸ばそうとすると、妙に気弱な声を出して彼が身を引いた。
「なあに、私には触らせてくれないの?」
むっとした声が出てしまった。せっかくいい具合にとろけていた肉体が少し冷めるくらいの気持ちになる。
「すまない…そういうつもりじゃなくて」
観念した彼を仰向けにさせてベルトを外しジッパーを下ろす。下ろす前から彼の躊躇いの原因は布地の盛り上がりで見当は付いていたが、下着から取り出してみると予想以上のそれに、私の咽がごくりと鳴った。
彼は体が大きい。相対的にそこも大きいのは当然なのかもしれないが、それにしてもこれは、フェラチオをしたら顎が外れてしまいそうな気さえする。
「俺はその、必ずしも入れなくてもかまわないんだ…」
私が怯んだと思ったのか、彼が遠慮がちな声を出す。
「どういう意味?」
とりあえず軽くキスをして、掌でその砲身を磨き上げるようにしてみる。熱い。
「俺のは、ちょっと…でかすぎるからって玄人でも嫌がる子がいて、その場合は腿を使わせてもらったり」
「あら、あなたでも女を買ったりするのね?」
「あ。いやその…若い頃…」
「でも私は玄人じゃないわ。素股で済ませるって?冗談でしょ?これだけの物を見せられて、それじゃあ私が収まる訳ないじゃないの」
まったく恐くないといえば嘘になる。これほどの逸物は私も初めてだ。だけど壊れるなら壊れてしまえ。私はこれが欲しかったのだ。
舌でその根元から先端までを舐め上げる。この熱い塊こそ私が欲しかったものなのだ。
692:牛アニ(5/7)
12/02/19 14:27:41.30 yQtOy+QA
彼が私の両足を抱え上げる。蕩けきった私のそこは彼の遠慮がちな侵入を受け入れる。
ああ、すごい、私の内臓が押し広げられる。犯される、という言葉を私は改めて理解する。ゆっくりと、本当にゆっくりと彼が入ってくるものだから、私は余計に彼の大きさを、熱さ、硬さを感じることができる。
「ふっ…」
「…ぁはぁ…」
知らずに息をつめていたらしい。彼が奥まで納まると私は彼と共に息を吐いていた。
「…痛くないか…?」
まだ少し心配そうに彼が訊いてくる。
「大丈夫よ…好きにし…ぁ、あ、あ…!」
言い終わらないうちに彼が動き始めた。ああ、巨大な塊に体の中心を犯されたまま、私の体が大きく揺すり上げられる。
「あ、すごい、すご…あ、ああ、おおう、おぁっ・・・」
声が言葉にならない、獣のように私は鳴きはじめる。私の声に煽られるように彼の動きは更に激しくなる。
大きく広げられた私の股間で、熱い鉄塊のような物が暴れている。押し入る時は小陰唇もクリトリスとも内側に引きずり込まれるように、引く時には子宮も膣壁も外に引きずり出されるように感じる。
彼の右手が私の頭の上にあるのを感じる。ベッドヘッドにぶつけないように庇ってくれていたのだが、その時の私にはそこまで理解できない。
だがそこを支えられることで何か安心感を与えられていたのは確かで、また、それによって私の体は完全に彼の体に同調させられてもいた。
乳房が千切れそうに揺れる。走ると揺れて痛いから、胸の大きい女は走るのが嫌いなのよ、知ってる?
なのに今、揺さぶられるこの振動は乳房からすら私に強い快楽を与えてくる。ああ、たまらなくて私は自分の乳房を掴む。ああ、いい、よすぎてイけない…あまりに快楽が強すぎて、どこが頂点か解らない…!
彼が体位を変える。身を起こし、私の体を自分の上に乗せるように抱え上げる。
腕をとられて引き上げられる瞬間、彼の顔も快楽に歪んでいるのが見えた。体が縦になると接合したそこから脳天に向けて爆発するような感覚が突き抜ける。
私は自分の口から獣の咆哮を聞く。ああ、深い、まだ私の体にこんな深奥が隠されていたなんて…まだこんな…私は彼にしがみつき、その肩口に歯を立てる。
いい、すごくいいわ、と伝えるために。
693:牛アニ(6/7)
12/02/19 14:28:24.24 yQtOy+QA
最後の方はもう何がどうなったのかよく憶えていない。気が付いたら私達は並んで横たわってぐったりと荒い息をついていた。
股間からあふれ出す彼の精液を拭う力もない。男を切らしている時期でもピルはずっと続けているし、彼は職業柄ヘルスチェックは常に受けている。中で出すことを許したのは私だ。
否、中で出してほしかった。熱い彼の奔流を体の奥で受け止めたかった。そして彼は私の望んだままにたっぷりと注いでくれたのだ。
「…大丈夫か…やっぱり、痛かったんじゃ」
「…いいえ?…」
何故そんなことを訊くのだろうといぶかしむと、彼の指が私の目尻とそっと拭った。
「あら…感じすぎて涙が出るなんて、都市伝説だと思ってたわ」
彼が驚いたような顔をする。
「あなた、すごく良かった…こんなの初めてよ」
照れたように彼は微笑み、優しい目で私を見つめる。
「あんたも最高だった。俺もこんなに自由に動いたの初めてだよ。まるであんたは…」
言いかけて口をつぐむので先を促すと、あんた怒るよと言う。私のあそこが人より緩いとでも言いたいのだろうか。それぐらいじゃ今更怒らないからと更に促すと、ちょっと目を逸らして白状する。
「まるで俺の為に用意されたような体だって…思ったんだ」
「アントニオ、あなた…」
自分に似合わない、少しはにかんだような表情になってしまっている自覚がくすぐったい。
「…馬鹿ね…」
「う…よく言われる」
本当に馬鹿。
くすくすとひとしきり笑って、私はシャワーを浴びるために体を起こす。でも足に力が入らなくて、彼がバスルームまで運んでくれた。
694:牛アニ(7/7)
12/02/19 14:29:54.95 yQtOy+QA
シャワーを浴びるのを手伝ってくれたのはいいけれど、化粧がない顔もきれいだとか彼が言い出して、結局私達はバスルームでもう一度お互いの体を貪ってしまった。拒まない私も馬鹿なのかもしれない。
でもバスタブに縋って腰を突き出し、後ろから思うさま彼に突かれるのは私の中の牝を完全に狂喜させた。私の獣の声がバスルームに反響する。私は鳴いていた。泣いていた。官能の喜びに泣き叫んでいた。
私の肉体は、本当に彼の為に用意されたのかもしれない。でもそれならば彼の肉体もまた、私の為に用意されたのだろう。
それでもう完全に疲れきって、私達は眠るために再びベッドに横たわる。
情事の後、男の胸で眠るなんていつ以来だろう。初めてかもしれない。少なくとも、こんなに満たされて、安らいで眠るのは初めてだ。
さっきまであんなに私を興奮させ駆り立てていた彼の体臭が、今はほのかにボディシャンプーの香りを帯びてあやすようにゆっくりと私を眠りに誘っていく。
まるで子供時代に抱いて寝たぬいぐるみであるかのように、彼の胸元の体毛に私はうっとりと頬を寄せる。
彼はもう先に寝息を立てていて鼓動も穏やかだ。
もしかしたら私は。彼には言わないけれど。男と寝たくて彼を選んだのではないかもしれない。
もしかしたら、彼と眠りたくて発情したのかも…そうね、絶対彼には告げない。でも。
また誘ってね。それぐらいは言ってもいいだろう。そんなこと言わなくてもきっと彼は誘ってくれるけれど。
毎回ホテルの部屋を用意しなくても、彼の部屋でもいいわ。コーヒーくらいは出るんでしょう。
私の部屋に呼ぶのは駄目よ…だってあなたと眠るには、ベッドが小さすぎるから…
695:牛アニ(後)
12/02/19 14:30:52.02 yQtOy+QA
途中まで分割数の分母間違ってました…スミマセン…
696:名無しさん@ピンキー
12/02/19 14:32:32.37 GAzimXGO
>>695
どんまいww
すごいよかったよ!官能小説っぽい語り口も好みだ
翻弄されるアニエスは可愛いな!!乙!
697:名無しさん@ピンキー
12/02/19 16:48:23.29 Xj0XI9FC
マジ乙です!
アニメで牛角さんな回無かったので牛角さんなヤツ見ると涙でてきますね(T_T)
698:名無しさん@ピンキー
12/02/19 16:59:43.22 Iq+AM705
牛アニイイね!
ありがとう!
699:名無しさん@ピンキー
12/02/19 20:17:32.96 PV76hte+
アニエスさんもこうやってじっくり書かれるとなかなかイイなぁ
個人的には興味なかったはずなのに、可愛いと思ってしまった
あと牛がイイ男。GJ!
700:名無しさん@ピンキー
12/02/19 22:59:30.70 Iq+AM705
なんか隆慶一郎の小説であった、デカすぎて誰ともセックス出来なくて
暴力に走っちゃう孤独な人の話思い出してちょっと泣けた…。
牛はそういう人ではないんだけど、なんていうか牛が優しいのはそのせい?みたいに妄想した。
このアダルトで包容力のある感じは龍や薔薇ではだせないね。グッジョブ!
あーいろんなカプ見れるっていいなあ。
タイバニ女の子かわいいからもっと男女エロみたいぜ。
701:名無しさん@ピンキー
12/02/20 20:30:51.85 shTohS5V
マーベリックがもっとエロい人だったら…って思ったが、
他人を操る能力じゃなくて記憶を植え付ける能力だから、
よほど上手い事やらないとエロいことに使うのは難しそうだな
702:名無しさん@ピンキー
12/02/20 21:12:50.05 Ys/9ygt7
一番リンリンコンビがいいな!
少し年上の男性に興味を持ったパオリンちゃんが
イワンを意識し始めちゃったみたいなヤツとかよくないっすか?
703:名無しさん@ピンキー
12/02/20 21:20:05.63 FW0dRnI9
牛アニ良かったよー
牛優しいしカッコイイ。アニエスさんもエロイのに可愛かった!
大人組いいなぁ~もっと増えればいい。
704:名無しさん@ピンキー
12/02/20 23:07:34.40 aY8+mbyL
牛さんとアニエスさんはビジュアル的にもお似合いなんで、もう結婚しちゃえばいいよ!
有能で気が強いけど体力的にはあくまで普通の女でしかない美女と
不器用で優しい巨漢のタフガイとか、かなり萌えるんですけど!
705:名無しさん@ピンキー
12/02/20 23:54:05.89 w1KiGhf9
何この腐臭いスレ
706:名無しさん@ピンキー
12/02/21 06:10:15.69 zvRBgVaf
腐ってのは、男男が好きな奴らのことなので、まあ同人くさいスレだとは思うし、女の割合高そうだが、腐とはいわないよ。
言葉の定義の問題だ。
707:名無しさん@ピンキー
12/02/21 07:15:23.64 kGcqsrRA
原作からして女受け良さそうだったからある意味仕方ない
でもラブラブな和姦だけじゃなく、NEXTの犯罪者にヤられちゃう女性キャラの話とかも歓迎なんだが…
俺得的な意味で
708:名無しさん@ピンキー
12/02/21 08:29:06.84 1Q/UdqBg
こないだ買った本で、H01に龍薔薇が襲われるのあった。萌えた。
和姦の方が好きだけど、たまにはそういうエロもいいよな。
ヒーロー同士だとそういうのあんまり見たくないけど。
709:名無しさん@ピンキー
12/02/21 19:00:53.02 9LXhB2Ix
H01に凸があるならシスに凹があってもいいよな
あの変態赤鼻氏なら他のどこよりも念を入れて作ってあるかもしれん
710:名無しさん@ピンキー
12/02/21 20:08:53.22 kGcqsrRA
キース「な、中で出してもいいかな?」
シス「なぜ?」
キース「それはその、君との子供が早く欲しいから・・・君はまだ早いと思うかい?」
シス「いいえ」
キース「そうか! じゃ、じゃあ・・・」
シス「だいじょうぶ」
キース「ありがとう!そして、ありがとう! スカイハーーーイ!」 ドピュドピュッ
シス「・・・・・・ヒーロー」 キュイーン
711:名無しさん@ピンキー
12/02/21 22:29:32.02 sYTnhIr6
>>710
カマキリの後尾のような恐ろしさがある
712:名無しさん@ピンキー
12/02/22 02:01:26.87 v+4Fa2d5
>>710
ワロタwww
713:名無しさん@ピンキー
12/02/22 04:06:02.21 7opFdD3X
>>710
wwww
714:710
12/02/22 09:05:10.85 lyG97FpA
なんかちゃんと書きたくなったので空シスを
5レスくらい
715:空シス(1/5)
12/02/22 09:07:13.81 lyG97FpA
ある夜、自信喪失していたキースが公園に向かった時だ。
すでにかなり夜も更けているというのに、『彼女』がいつものベンチに座っていた。
キースは思わず駆け寄ると、まるで救いを求めるかのように自分の悩みを打ち明ける。
そしてキースは、『彼女』との会話の中で自らの答えを導き出すのだった。
「もう遅い。家まで送ろう」
「はい」
キースの申し出を『彼女』は断るはずだった。
なぜなら『彼女』はアンドロイドであり、主人以外の人間に従うはずもない。
だがこの時、何かの不具合が生じたのか、はたまた奇跡が起きたのか、『彼女』はキースの提案を受け入れた。
「…家はどこなんだい?」
「わからない」
「わからないって…」
「わからない」
『彼女』は、ただ分からないと繰り返す。
何かの事情があって、本当に分からないのだろうと判断したキースは、しばし迷った末にこう言った。
「よしわかった。一度私の家に行こう」
「……」
「……あ、その変な意味じゃなくて! 夜の公園は寒い、そして冷えるからね」
「はい」
こうして、キースは愛する『彼女』を家に連れ込むことになった。
成功だ。そして、性交だ! と思っていたかどうかは分からないが。
716:空シス(2/5)
12/02/22 09:09:15.73 lyG97FpA
――
「なにか飲むかい?」
「はい」
本来、『彼女』は戦闘用アンドロイドである。
従ってそれ以外の機能は不要なはずなのだが…製作者の趣味で、体機能が限りなく人間に近づけられていた。
よって、酒を飲むくらいのことはできるのである。
「今日は私の悩みを聞いてくれてありがとう」
「ええ」
「おかげで自信を取り戻せそうな気がするよ」
「ええ」
「あ、そうだ、お腹は空いてないかな? なにか作ろうか」
「だいじょうぶ」
「そうか、じゃあもう少し飲もうか」
「はい」
こんなやり取りがしばらく続き……
キースも酒が回ってきた。
「私は……初めて会った時から、君のことが好きだった、そして、愛していた」
「なぜ?」
「もちろん君が美しかったのも理由の一つだ。でも、それだけじゃなくて…
君は落ち込んでいた私に元気をくれたんだ」
「わからない」
「わからなくてもいいさ。少なくとも私はそう思ったんだ。君は、私のことが…嫌いかい?」
「わからない」
「そうだね、まだ出会って間もないのに、こんなことを聞いて悪かった」
「いいえ」
一方『彼女』の方も、多少は飲めると言っても多少は多少。
大量に飲んでしまうと動作不良を起こしてしまうらしく、少しずつ動きがおかしくなってきた。
頬が朱にこそ染まらないものの、まるで酔っているかのようにふらふらと上体を揺らし、
あるいはキースにもたれかかる。
717:空シス(3/5)
12/02/22 09:11:28.89 lyG97FpA
「だ、だいじょうぶかい?」
「ごめんなさい」
「少し横になった方が…」
「だいじょうぶ」
「あぁ、危ない!」
だいじょうぶと言いながら、足がもつれて転ぶ『彼女』。
キースの胸に抱かれる形で床に倒れ込んでしまった。
「ごめんなさい、だいじょうぶ」
「……!!」
キースが目を開けると、目の前に『彼女』の顔が。
その瞳が心配そうにこちらを見つめている(少なくともキースにはそう見えた)。
キースは憂いを帯びた(キースにはそう見える)彼女の瞳を見つめながら、徐々に唇を近付け……
―
(…冷たかった。ついにキスをしてしまった!)
浮かれるキースであったが、『彼女』の様子が何かおかしい。
唇を押さえて固まっている。
もしや、無理やりキスされたと感じたのでは…と慌てるキース。
「その、無理にするつもりはなかったんだ。すまない、謝るよ」
「だいじょうぶ」
「え? 許して、くれるのかい?」
「ええ」
それどころか『彼女』はキースを抱き寄せると、再びキスをした。
ただ唇を重ねるだけの軽いキスだったが、『彼女』の方からされたことで舞い上がるキース。
718:空シス(4/5)
12/02/22 09:13:48.81 lyG97FpA
――
酒の勢いも手伝い、いつしか二人は抱き合ってソファーに倒れ込む。
「本当にいいのかい?」
「はい」
「ありがとう、君は私にとって女神のような存在だ」
「わからない」
「それほど眩しく、美しいってことさ」
キースが『彼女』の衣服を脱がせると、均整のとれた美しいボディが現れた。
まるで人工物のように完璧な(実際そうなのだが)ボディラインで、キースは見惚れてしまう。
「きれいだ、そして、きれいだ…」
「……」
何も言わずに視線をそらす『彼女』。
恥じらう彼女(キースには略)にもう一度優しく口づけすると、キースは優しく彼女の身体を愛撫し、ゆっくりと解きほぐしていく。
ちなみに、戦闘用アンドロイドである『彼女』だが、製作者の趣味で女性器も完璧に作られている。
その精巧さは、丁寧に刺激すれば潤滑液が出るようになっているという変態っぷりであった。
――
『彼女』の身体が十分にほぐれたのを確認して、キースはゆっくりと挿れはじめた。
もちろんゴムは着けている。
「い、痛くないかい?」
「だいじょうぶ」
「じゃあ、ゆっくり動くからね」
「ええ」
719:空シス(5/5)
12/02/22 09:15:50.75 lyG97FpA
キースが動き始めると、『彼女』は腕をキースの首に回して抱きついてきた。
また、キースからキスをすれば、それに応えてキスを返してくれた。
『彼女』の膣の方もさすがに精巧に、そして強力に作られているだけあって、
あまり女性慣れしていないキースは痺れるような快感に耐えるのが大変であった。
「う…くっ……も、もう……」
「だいじょうぶ」
「い、いや、すまない…あんまり気持ちいいので……も、もうダメだ…」
ついに先に果ててしまったキース。
『彼女』が心配そう(キースに略)に気遣う。
「だいじょうぶ」
「あぁ、ありがとう」
「ごめんなさい」
「謝るのは私の方さ……情けない」
「なぜ?」
「……! そ、そうだったね。君に励ましてもらったばかりなのに、また落ち込むところだったよ。
ありがとう…そして、ありがとう」
キースは『彼女』を抱き寄せると、優しくキスをした。
そしてその時確かに、『彼女』が微笑んだように、キースには見えたのだった。
――
その頃、某公園にて
「シスー! シスー! どこに行ってしまったんだー?」
シスという名のアンドロイドを探す変態技術者の姿があったとさ。
720:名無しさん@ピンキー
12/02/22 09:19:25.11 lyG97FpA
空シス終わり
721:名無しさん@ピンキー
12/02/22 16:12:19.85 /mpXerNF
シスのセリフが綾波ボイスで浮かんでしまった、アラサー終わりかけの俺、悲しい、そして悲しい…。
722:名無しさん@ピンキー
12/02/22 17:48:04.81 zH2QYXmZ
オリエンタルk…いや、なんでもない
723:名無しさん@ピンキー
12/02/22 23:01:18.22 wiiqqTJY
ロトワングwww
724:名無しさん@ピンキー
12/02/23 02:13:20.55 oEvRCV9A
GJ!空シス面白かった!
赤鼻って変態そうだし、設定に違和感ないww
725:名無しさん@ピンキー
12/02/23 08:04:00.30 nfIBNPba
ロボ娘とか好きだからシスは好みなんだが、会話パターンが少ないよな
「ありがとう」くらい言えるようにしとけ赤鼻!
726:名無しさん@ピンキー
12/02/23 12:45:41.53 ayhE33yE
SF大好きなんで、空と身体重ねるうちにバグとかエラーで、心が生まれちゃうシスの話とかあったらいいなあと思いながらイベント通ってる。
けど、ないなあ。
727:名無しさん@ピンキー
12/02/24 00:36:33.63 th5bPMy4
りんりん+ばらちゃんの小ネタ投下します。
728:りんりん+ばら(1/3)
12/02/24 00:37:37.68 th5bPMy4
今日は少し寄り道がしたかったのでカリーナは他のメンバーより早くにトレーニングルームを出て、着替えも済ませて一旦外に出たのに、ロッカールームにお気に入りのボディローションを忘れてわざわざ取りに戻ったのだ。
明日にすればよかった。そう思ったのはロッカーをごそごそ探した挙句にシャワーブースにあるのをやっと見つけた直後だった。
「ちょ…パオリン、まずいって」
ばたんとドアが開く音に続いて、このロッカールームのもう一人の主である少女とは違う声が聞こえた。
「へーき、カリーナもう帰ったのボク見たもん」
シャワーブースの中にいるカリーナに二人は気が付いていないらしい。
「だから今日はもうここ、僕たち二人だけだよ?」
聞いたことのないような、甘えた言い方だ。やだ、あの子たち付き合ってたの、と驚いてしまったカリーナは、すぐ出て行けばよかったのに、つい息をひそめてしまったのだ。
「でも…」
「最近ずっと忙しかったから、ちっとも二人っきりになれなくてボク寂しかったんだよ?」
「そりゃ僕だって」
「ね?」
ちゅ、と軽い音がして、キスをしたのが判る。これじゃもう出ていく訳にはいかない。
「ん…好き…」
「んん」
繰り返されるキスの音と小さな声。
「…ね?」
「ここで?」
え、ここで何をする気なの?
「言ったでしょ…誰も来ないよ…」
カリーナは聞き耳を立ててる自分がただでさえ嫌なのに、その先を予想して息を飲む自分が更に嫌になる。
衣擦れの音。やだちょっと、脱いでるの?
729:りんりん+ばら(2/3)
12/02/24 00:38:08.74 th5bPMy4
「ん、ふ…」
鼻にかかった嬉しそうな声。
「…可愛い…」
ぴちゃぴちゃと小さくと舐めるような音。満足げな少女の息遣いが聞こえる。
「あ、やん、摘んじゃや…」
摘むって、何処を? カリーナは我知らずに自分の胸を手で抑えている。服の中で硬く尖った感触が掌に伝わって悲しくなる。
「なんで?痛い?」
「だって…あ、あんっ、ビリビリするもん」
「ビリビリするの嫌い?」
「や…やぁ、すぐ我慢できなくなっちゃうからぁ…」
子供のくせになんて声を出すんだろう。否、幼く見えるだけで彼女は自分と殆ど年齢も変わらない。カリーナもそれは知っているのだが。
「我慢しなくていいよ」
我慢しなさいよ、そもそもこんな場所でそんなことするのを我慢してよ、と心の中で罵るが、当然二人には伝わらない。
「んあっ…あっ…あっ…」
ぬちゃ、と何かもっと粘性の高い音が聞こえ始める。少女の小さな喘ぎ声が止まらなくなる。
カリーナがいるのは3つ並んだシャワーブースの最も奥側でロッカールームでも一番奥なのに、入り口付近で睦みあってると思われる二人の荒い息遣いさえ、すぐ傍で聞こえるような気がする。
「…後ろから?」
「…や、やだ、顔見たい…」
子供のくせに!子供のくせに! カリーナは必死に心の中で二人を責める言葉を捜すがうまくいかない。
「じゃあ僕が座るから、パオリン上に乗って」
「うん…」
多分それはカリーナがいつも着替えに使ったりカバンを置いてたりする小さなソファのことで、肘掛も背もたれもないそれを使って対面座位を試みようとしているのだろう。
体面座位、という言葉をカリーナが思い浮かべた訳ではない。ただいつか友達とこっそり見ていたHな記事のイラストが思い出されただけだ。
「…これ初めてだね…うまくいくかな…」
「ん、もう少し…前…」
「…ふぁ」
二人が息をつめ、そして吐き出す。
「ふぁ、あ、できた…あ、あぁん、ふぁ…!」
ギシギシとソファがきしみ、少年の荒い息に被せて少女があられもない声を上げる。
「あっ、あっ、あぁん…!」
「パ、パオリン、声大きい…」
730:りんりん+ばら(3/3)
12/02/24 00:38:54.86 th5bPMy4
「ああん、だ…だって、気持ちいいよう!…あん、我慢…できな…」
急に少女の声がくぐもる。
我慢ができなくなったのはカリーナだ。こっそりとシャワーブースのカーテンの陰から片目だけ出して二人の方を伺う。
予想通りのソファの上で、トレーニングウェアの下をずらしただけの少年に正面から抱きつくように殆ど全裸の少女がまたがっている。ほぼ予想通りの体勢だったが、ぐりぐりと擦り合わせるように揺れている腰の動きが生々しかった。
少年の手が少女の尻肉を強く掴んでいる。声がくぐもったのは口を合わせているからだ。キスと呼ぶには深すぎて、もごもごとお互いを咀嚼しているように見えた。
耐え切れずカリーナはすぐに目を逸らしてシャワーブースの奥の壁に背中をつける。さっきシャワーを使ったから壁は濡れている。だが服が濡れてしまうのを気にする余裕は今のカリーナにない。
「あ、で、出るよ…!」
ちゅぽん、と多分口が離れたのだろう音の後に、少年の切羽詰った声が聞こえた。
「んん、きてぇ…!」
ぎゅっとカリーナは目をつぶってしゃがみこんでいた。自分が下着を濡らしてるのが判って泣きたくなる。涙は少し溢れたが、嗚咽は必死にこらえた。
(何よ、あたしだって…あたしだって…!)
カリーナの脳裏に、密かに思う男の顔が浮かんだ。こんな時に思い出したくない。カリーナの中で、恋はもっときれいなものにしておきたかったのに。
外で待ち合わせをした少年が先にロッカールームを出て行き、残った少女が鼻息混じりに手前のブースでシャワーを浴び、着替えてから出て行く。
それからまた暫らく待って、やっとカリーナは立ち上がって自分もロッカールームを出た。惨めで、ひどく疲れた気分だった。寄り道をする気はとっくになくなっていて、ともかく早く家に帰りたかった。
「なんだ、ブルーローズ、今日は早く帰るんじゃなかったのか」
なのにこんな時に限って、能天気な男の声がかかる。
「ん?雨降ってんのか?お前服が濡れて…」
「バカバカ! 大っ嫌い!」
叫んでカリーナは走り出した。
「…な、なんだぁ?」
後に残った髭の男は、最近の若い女の子はさっぱり理解ができないとしきりに首をひねるばかりだった。
731:名無しさん@ピンキー
12/02/24 02:13:03.02 n35eU/Dx
GJ!
これはカリーナ辛いな
そして八つ当たりされる虎徹w
732:名無しさん@ピンキー
12/02/24 02:46:00.79 Y+SYt1/e
GJ!でもローズたん可哀想…
相手はタイガーでなくても、
ぜひ幸せになって欲しいもんだ
733:名無しさん@ピンキー
12/02/24 09:13:02.86 /nNai36/
カリーナが可哀想すぎて幸せになってほしいよ…
本気でカリーナと向き合ってくれる男キャラといえば誰かな
734:名無しさん@ピンキー
12/02/24 09:35:55.88 q0EgLv4W
いいな、いいなー!
先輩の「我慢しなくていいよ」に「しなさいよ!」って突っ込むとこなんか思わず吹いた。
ローズの相手は、たしかに悩むよね。
ローズに手を出す虎徹って、たぶんローズの好きな虎徹じゃないんだよな、悲しいことに。
個人的には兎どうかなと思ってるけど。
735:名無しさん@ピンキー
12/02/24 11:21:13.01 m6T+1wdo
>>734
>ローズに手を出す虎徹って、たぶんローズの好きな虎徹じゃないんだよな、悲しいことに。
はげど
ここらへんがもどかしい…
先輩とローズちゃんも一番歳近いしありかなぁ。
でもここで読んだネイサンとの話に萌えすぎて今しばらくは炎薔薇がアツイわ
736:名無しさん@ピンキー
12/02/24 12:04:57.30 /nNai36/
先輩とカリーナだと男女の仲って想像しにくいなぁ…
個人的には兎か牛…牛がいい
それとは別口で確かにあの炎薔薇良かった
737:名無しさん@ピンキー
12/02/24 12:32:49.14 q0EgLv4W
ローズってたぶん虎徹に抱かれる妄想はめっちゃしてると思うけど、実際虎徹が本気で手出したら、ものすごい軽蔑するんじゃないかなあと思ってる。
絶対自分に手出したりしない虎徹が好きなんだと思ってるので、ヤってる虎薔薇はなんか違和感…。
なので、虎徹なh01はたしかにエロパロとしてありだ!と思って萌える。
シアワセに、なって欲しいんだけど…。
738:名無しさん@ピンキー
12/02/24 13:16:57.32 lmPnB+rc
あんまり違和感違和感言って書きにくくする雰囲気を作られても困るが。
俺がその二人で書くわけじゃないけど。
純愛以外でも、強姦でも変態プレイでも注意書きさえあれば大抵の内容は有りのスレであって欲しい。
739:名無しさん@ピンキー
12/02/24 17:42:20.43 n35eU/Dx
カリーナが大学まで行ったら平気かもな。
なんていうか、虎徹も娘嫁行ったらこの先一人かと思うと、
二人で過ごして欲しい。
薔薇「昔はあんたに惚れてるっていうと年上趣味にも程があるっていわれたわねー」
虎「ま、この年まで来ちまったら、かわんねえやな」
薔薇「ねえ」
虎「ん?」
薔薇「あたしあんたより長生きしてあげるから、
生きてるうちはあたしを一番にしてよね。
あの世じゃ譲ってあげるからさ。
だって、あたしのほうが、あんたとずっと一緒にいたもの」
虎「だっ!……馬鹿だねそれじゃ俺が先に死ぬみたいじゃねえか」
薔薇「あらだって年齢的にそうでしょ」
虎「最近思うんだ。あっちいっても順番なんかつけられねえよ。
向こうのアイツも、おれのことだから、仕方ねぇって思ってるさ。
だってどっちも俺の女房だもの」
薔薇「……まーね。こんなのに惚れたんだから仕方ないわね」
虎「死んだらわからんけど、生きてるうちはお前が一番だよ」
薔薇「……馬鹿。ほんとーに仕方ないんだから」
虎「なんだよなんで一番って言われて怒るんだよ!」
薔薇「そういうことを真顔でいうから馬鹿だっていうのよいい年して恥ずかしい!」
虎「年は関係ねえだろもう!」
740:名無しさん@ピンキー
12/02/24 19:22:11.39 nRFPHNeM
737だけど、悪い。disるつもりはなかったんだ。
ただ、なんで自分はコレ嫌なんだろうと思って。
てか、739読んだら全然平気だった。そうか、やっぱ自分は年の差に引っかかってるのか!
強姦でも、陵辱でも、注意書きつけたら、別にいいんじゃね? 2chで人の反応なんて気にしないだろ。
741:名無しさん@ピンキー
12/02/24 20:44:19.11 AaZpYlkQ
>>739
ちょ、イイじゃねえか…!
742:名無しさん@ピンキー
12/02/24 20:52:03.82 EX3lT7DT
>>739
イイ!
いつかエロありでも頼む!
743:名無しさん@ピンキー
12/02/25 02:10:14.04 e1SRai+N
なんかみんなのレス読んでたら陵辱モノ書きたくなってしまった。
ジェイク戦の順番、スカイハイの次にブローローズだったら、のifで、
ちょっとだけ虎←薔薇←空風味です。
744:薔薇陵辱 1/3
12/02/25 02:11:13.99 e1SRai+N
風遣いが吊るされている。
あのヒーローの王様が為す術もなく一方的に痛めつけられ、悪魔の祭壇に捧げられる生贄のように高く吊るし上げられている。
ぐったりとして命があるのかどうかすらわからない。
一番強いはずの人があんな有様であるのに、自分に何ができるというのか。
がくがくと足が震えそうになるのを必死で抑え、少女は闘技場へ足を踏み出した。
どんなに恐くても逃げる訳にはいかない。
自分はヒーローで、多くの人々の期待と祈りを担っているのだから。
「かわいそうにな、可愛い娘ちゃん。ヒーローになんてならなけりゃこんな恐い目にあわずに済んだのに」
「あんたなんて恐くないわ。すぐに氷付けにしてやるんだから待ってなさい」
ひゅう、とテロリストが短く口笛を吹く。
誰が聞いたってただの強がりだ、そんなの自分が一番よくわかってる。
わかっていたのだ、自分はこの男に勝てるはずがないと。
745:薔薇陵辱 2/3
12/02/25 02:11:53.50 e1SRai+N
残酷なテロリストは最初、少女の肉体に直接攻撃を加えなかった。
卵の殻でもむくように少しづつ、少女を守る美しい鎧だけを破壊していく。
「なんだ、がっかりだな。結構な上げ底じゃねえか。俺、ロリコンのケはねえんだよ」
あらわになってしまった胸を片手で抑え、少女はそれでも歯を食いしばって必死に氷の銃をテロリストに向ける。
ヘッドギアも破壊されて、乱れた髪が視界を狭くしている。
実況の声が聞こえない。でもまだ放送は続いているのだろう。
それもまた彼らの残酷な要求の内なのだから。
「そろそろお子様は見ちゃいけない場面だな!」
氷の刃をかいくぐり、男の拳が少女の腹部にめりこむ。
声も上げられずに少女は悶絶した。下半身に残った僅かな鎧に男の手がかかるが、苦痛のあまり抵抗もできない。
「俺はな、女の顔は殴らないんだ。何故だかわかるか?」
ぐいっと、苦痛に歪む少女の顔を掴みあげて。
「女を殴るってことは、その後犯すってことだからさ。腫れた顔とか、萎えるだろ?」
「…い、いや…っ」
遠くの方で、止めろと叫ぶ声が聞こえる。
助けて、と少女はその声の主を思う。
だが手出しは許されていない。
「でも安心しな、言ったろ。俺はロリコンじゃないんだ」
「や、やめ…!」
胴体から肌を隠す物を全て奪われ、両足を大きく広げられながら、何を安心すれば良いというのだろう。
「突っ込むのはおまえ自身のこれだからさ」
「…あ、ぃやぁああぁ…っ!」
746:薔薇陵辱 3/3
12/02/25 02:12:40.75 e1SRai+N
「…いや、いやあ! ひ、い、痛っ…!」
冷たい。私の氷はこんなにも冷たかったのか。
氷の刃の切っ先が少女の、まだ何も知らなかった陰部にねじ込まれている。
風が強くなり、どこからか新聞紙や紙くずが舞いおりてきた。
「お優しいね、キングは」
くりくりと弄ぶように少女の中を氷でかき回しながらテロリストが耳元で囁く。
「お前をカメラから隠そうとしてくれてるんだぜ?」
ならば彼は生きているのか。氷に犯されている酷い恐慌の中に小さな安堵が生まれる。
「…ひあっ!」
だがそれもつかの間、氷の切っ先が何か今までとは違う場所に当たる。
「ここか?」
「あっ、や…あ…ああっ!」
「ここなんだな?」
いやだ。今まで耐えてきた涙がついに少女の頬をぬらす。
冷たいのも痛いのも嫌、だけどこんな状況で無理矢理感じさせられるなんてもっと嫌だった。
だがテロリストはまるで体の中が見えているかのように、的確に性感の生まれる場所を突いてくる。
小さいと嘲った胸を、空いた手でついでのように揉みしだく。
「ひ…あふっ…」
乳首を強く刺激されて、こらえようとしても声が出てしまう。
「うは、悪い子だな、お嬢ちゃん。
公衆の面前で氷なんて突っ込まれてアヘアヘ喜んでるなんて」
とんだ変態ヒーローだな、と言われてぐっと突かれ、少女は声のない叫びを上げる。
それがエクスタシーなのだと、未経験だった少女は知る由もない。
遠くなる意識の中で、ローズ、と誰かが呼んでいる。為す術もなく無力なまま、ただ叫んでいる。
風が舞い、それでも少しはこの痴態を隠してくれたのだろうか。
「あんなのがいいのか、お前趣味悪ぃなあ」
気が殺がれたように男は少女の体を放り出した。
何故この男は自分の気持ちが分かったのだろう。
何かを理解できそうな気がして、少女は薄れる意識を必死に繋ぎとめようとする。
ああ、言わなければ。この後に闘うだろう彼に、この男の秘密を伝えなければ…
優しい風が彼女の体に何か布切れを運んでくれる。
それでも少女が思うのは、ただ無力に叫ぶ男のことだった。