11/09/03 21:46:06.07 dkPFXX06
震える手に気付かれないよう、彼女のジッパーを下ろす。
ゆっくりと胸元を開いていけば、普段は隠れていてわからなかったが柔らかそうな白い肌が露になる。
……普通に、女の子じゃないか……
彼女はいつも自らの事を“女の子らしくない”と言う。
確かに言動は少年のようだし、周りの女性達と比べれば割と性別を意識することなく話しが出来る。
ただ、女性らしくない―なんて僕には全然思えない。
彼女が的外れな見当を思い込む程、無防備になるありとあらゆる瞬間
その度に僕は、彼女に性的な衝動を覚えてしまう。
触れてみたい。抱きしめたい。キスがしたい。
今まさにその妄想が実現しているなんて夢みたいだ。
唇でそっと胸元に触れれば、しっとり汗ばんでいて少し冷たい肌の感触が伝わってくる。
そのまま啄ばむように、可愛らしい膨らみに触れた。
「ひゃあっ!」
パオリンが反射的に声を上げ身体を強張らせる。
「えっ!…あ…すいませんっ!!」
思いもよらぬ反応に、どうしていいかわからず固まってしまった。
パオリンは両手で顔を覆ってしまい表情がわからない。