ファルコムでエロ小説PartⅦat EROPARO
ファルコムでエロ小説PartⅦ - 暇つぶし2ch642:445
11/11/03 08:25:54.62 3df8Qd0o
「これって…クロスベル警備隊の認証タグかい?」

ノエルは差し出した右手を開き、ロイドに見せた。
そこには『NOEL SEEKER』と刻まれた銀色のタグがあった。
本来、国防軍に所属が切り替わる際に不要になった認証タグなのだが、捨てるに捨てられず持ち続けていたものだ。

「そっか…でも、どうして俺に?」

一度は国防軍としてロイド達の敵にまわったノエルが、今こうしていられるのは、ロイドを始めとした仲間たちのおかげであることは十分理解している。
だからこそ明日の作戦ではいざという時に自分が仲間を守る決意も固めていた。
そして万が一ノエルに何かあったとき、そのタグをロイドが持つことで共に戦っていたという証を残し、願わくば彼に女神の御加護があることを祈って預けることにしたのだ。

「…分かった。喜んで預からせてもらうよ」

「ほっ…ありがとうございます!」

「はは、別に礼を言われるようなことじゃないさ」

ロイドにタグを受け取ってもらえてよかったと安堵する。

「それにノエルも俺達と一緒に行動するわけだし、くれぐれもピンチの時に自分だけが犠牲になろうだなんて思わないでくれよ?」

本当にこの男は鈍いのか鋭いのかわからないと思う。
そのくらいわかると言われても普段の様子を見る限り全く説得力がない。
当のノエルは自分の考えが見透かされていたことにただ驚くだけだったのだが。

「あくまで支援課の仲間として一緒に付いて来て欲しいんだ」

この言葉を聞いてノエルは少し涙ぐんでしまった。
自分のことを仲間の一人としてみなしてくれるロイドについて来て本当によかったと心の底から感謝していた。
そして、そんな彼にますます好意を寄せるようになっていた。


「ぐすっ…はい、わかりました!」



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