ファルコムでエロ小説PartⅦat EROPARO
ファルコムでエロ小説PartⅦ - 暇つぶし2ch250:聞かせて、世界で一番優しい音楽【後編・21】
11/07/06 00:31:55.67 CFq5TOjA
「ティオすけ……そろそろいいか?」
 力と熱を取り戻した男根が起き上がるのを感じながら、ランディはティオから身体を離す。彼女の
右乳首と唇の間で唾の橋がかかる一方、蜜壷から引き抜いた右中指の先から多量の愛液が糸を引いて
滴り落ちていた。
「……は、い……」
 蚊の鳴くような声でティオが頷くと、ランディも安心と嬉しさを混ぜた笑顔を浮かべる。
「んじゃちょっと待ってろ。今ゴムとってくるから」
 そう言ってランディがティオから背を向けてベッドから下りようとした矢先、
「待って、ください……」
と、ティオが引き止めてきた。
「? どーしたティオすけ」
 ランディが振り向いて首を傾げる中、ティオは何かを考えるような表情で天井を見つめ、唇を数度
動かす。
「わたしの月経パターンと女性機能の推移を照らし合わせて計算した結果、今日の妊娠確率は17%
と出ました」
 かすれたままのティオの声は、不思議な程よく響いた。
「勿論、あくまでも確率です。不測の事態で月経パターンがずれていた場合は、導き出した確率自体
も大きく変わってきます」
 それでも。
「もし、ランディさんが構わなければ……そのまま、でも、いいです……」
 絶頂の余波でとろんとしたままの目と共に告げられた言葉は、ランディの中で、心臓が引き絞られ
る程の鼓動と熱を起こした。
「……確率とかギャンブルみてぇな事を言われたら、のらない訳にもいかねぇなぁ」
 ランディは、ティオの両脇に両手をあてて抱き上げると、ベッドの上に座り込む。そして、彼女の
顎を自分の肩に乗せて身体を支えてやりながら、彼女の両足を開かせ、露わになった秘部を屹立した
己の男根へ乗せた。
 ずぶっ……と、愛液に濡れた花弁から微かに音がたったかと思うと、蜜壷の入口が開いて亀頭を呑
み込み始める。
「あぁっ……!」
 指やクスコとは比べものにならない程の熱と質量と太さ―そして痛み―を前に、ティオがライ
トブルーの髪の毛を揺らして切なげに顎を震わせた。
「くっ……う、ぅう……」
 股の位置がもっと上へ行くのではと錯覚してしまう程の痛みを、ティオは両目を強くつぶって耐え
る。正直、全くの未通ではない身体―教団にクスコを突っ込まれた経験があるのだから、初めてで
も痛くないだろうとたかをくくっていた。
「ティオすけ……力を抜いて、息を止めるな……」
 蔦が幾重にも絡みついて締め上げてくるようなティオの肉壁に理性をもっていかれそうになるのを
堪えながら、ランディは、ゆっくりと、彼女の中へおのが一物を挿入していく。
「っ、あっ……は、ぃつ……」
 ティオは瞳を開いて頷くと、硬直していた身体の力を抜いて肺に長く留まっていた息を吐き出す。
下半身が内側から裂かれていくような激痛が、ほんの少しだけ治まったような気がした。


251:聞かせて、世界で一番優しい音楽【後編・22】
11/07/06 00:32:46.55 CFq5TOjA
「っふ、あ……っ」
 ティオが安堵の息を零した途端、蜜壷の最奥にある肉壁へランディの亀頭が当たり、少しだけめり
込む。
「っあ!?」
 たちまち炭酸が弾け飛ぶような衝撃波が下腹部に巡り、ティオの意思や思考をグチャグチャに攪拌
してきた。
「あぁあっ!!」
 瞼を大きく剥いてティオが身悶える中、花弁から愛液がトロトロ滴り、蜜壷へ入りきってない竿の
根元部分をしとどに濡らす。
 ランディは、開きっぱなしの彼女の口端へそっとキスをすると、右手でティオの指と自身の指を絡
ませて握り合った。
 彼の赤茶色の髪の毛が、ティオの頬を撫でながらライトブルーの髪へ絡まっていく。
 衣擦れのような音をたてて交わる互いの髪の感触と、指の股と手の甲に触れてくる彼の温もりに、
ティオは少しだけ我に戻る。
「ランディさ……んっ……!」
 快楽に艶めいた瞳でランディを見つめ、握り合った手にぎゅっと力を込めると、ティオは自ら腰を
落とした。
 入りきってなかった竿の根元が花弁の中へ隠れていく。
 蜜壷の最奥にある肉壁が、ランディの男根によって更に奥へ押し込まれていく。
 激痛と快楽という真逆の感覚が、ティオの中で混沌と融合していく。
「無茶すんな、ティオすけ……!」
 少し苦しげな声で忠告してくるランディに、ティオはいやですと首を横に振った。
「知りたい、んです……わたしの、この場所で、ランディさんの事、を……」
 ティオが激痛に顔の筋肉を引きつらせながら腰を揺らす。
「ここは、赤ちゃんが通る道です……ならば、この位の融通は利く筈、です……」
「いやでも、初めてでメッチャ痛いのを無理したってしょうがねぇだろ?」
 いつ涙が零れてもおかしくないほど瞳を潤ませるティオに、ランディが嬉しいような困ったような
顔で返す。
「それに……全部呑み込まなくたって、俺の事を知る術はあるぜ?」
 少しだけ眼光を鋭くさせて告げると、ランディはティオと重なり合ったままベッドの上へ倒れ込ん
だ。
 ティオの内部で男根のあたる感触が大きく変わり、その痛みと快楽に全身が内側からビリビリ痺れ
る。
「あぅっ……!」
 たまらず呻くティオの左右にランディが両肘をついて己の身体を支えると、腰を繰り返し振るって
きた。
 ぎっし、ぎっし、とベッドのスプリングをリズミカルに軋ませながら、ランディは腰を動かす。亀
頭から竿の中程までを使って、ティオの蜜壷を何度もしごいて押し開き、肉壁の締まりと柔らかさを
堪能していく。
 竿の出入りに合わせて花弁が微妙に形を変えつつ、愛液を周囲に撒き散らす。
「あ、あぁっ! あ! んふぁ!」
 悲鳴のような嬌声をあげるティオの脳裏では、絶頂による閃光の花火が再び炸裂していた。
「……っと、すまん、大丈夫か?」
 ようやく腰を止めたランディが、ティオの顔を心配そうに覗き込む。と、指を絡ませたままの右手
をぎゅっと強く握られた。
「もっと……教えてください……」
 ティオが掠れた声で請う。悦楽で艶めいた瞳に、汗ばんだ頬へ乱れ髪が数本貼り付いた彼女の顔は、
言葉と合わさって強烈な色香を放つ。
 それを何の身構えもなく見てしまったランディは、脳を直にブン殴られるような衝撃と、下腹部へ
の熱と血流が―それこそ立ち眩みを起こしそうなほどの勢いで―集まるのを感じた。


252:聞かせて、世界で一番優しい音楽【後編・23】
11/07/06 00:33:44.64 CFq5TOjA
「っ……!」
 ランディは慌てて歯を食いしばって暴発を耐えると、ティオへ顔を近づける。
「んな事言われると、マジでとまんねーぞ?」
 いいのか? と笑って囁くランディに、ティオは唇を綻ばして返した。
「信じてますから、ランディさんのこと」
 彼女の表情と言葉は、ランディの中で僅かに残っていた理性を潰す。
「っは……!」
 ランディは笑うように吐息を吐き出すと、止めていた腰を再び振るい始めた。
 蜜壷へ挿入されたままだった男根が動き出す。進み、擦って、突いて貫き、少し下がってまた潜る。
 互いの腰と腰が深く強く触れ合う度に、ずぽっ、じゅぷっ、ぐぷっ、と卑猥な水音と飛沫がたち、
ベッドのスプリングが呻くように軋む。
「あぁっ! あっ、はっあ、んふあっ!」
 身体の芯を直接えぐっていく男根の動きに、ティオが顔を真っ赤に染めて仰け反る。下腹部を裂か
れる痛みは、彼のモノで自分の肉体が作り替えられていく悦びの気持ちを呼び起こし、上下の口が零
す嬌声と愛液の勢いを増させる。
「あっ! んっ、は、あ、ふぁ、あ、あぁっ!」
 ティオの髪がシーツの上で波打つ上で、ランディの髪が振り子のように揺れ動く。時折、赤茶の髪
の先端から汗の滴が飛び散っては、ライトブルーの髪の中へ吸い込まれていった。
「あぁっ! あ! ふぁああ! ああんっ!!」
 ティオの目の奥で、絶頂による閃光の連続花火があがり始める。熱と情報のオーバーフローで意思
と理性が完全に焼き切れ、すぐ目の前にある筈の彼の顔がぼんやりしたものになってくる。
「はぁんっ! あ!! はっ、ふぁっ!!」
 閉じる事を忘れた口からティオが涎と嬌声を垂れ流して悶えていたら、彼の髪の毛が頬を軽く撫で
てきた。
 全てが曖昧になった視界の中で、彼の顔がぐっと大きくなる。かと思ったら、吐息と嬌声の上に被
さる格好でキスをしてきて、舌と舌を絡めてくる。
 ざらざらした舌の表面と暖かな弾力を感じた途端、ティオの首骨と頭蓋骨に岩を砕かんばかりの強
い快楽の震えが駆け下り、それを受け取った蜜壷が絶叫をあげるように打ち震えた。
「んっ―!!」
 ベッドを凹ます勢いで身体を揺らすティオを、ランディの腰が容赦なく突き上げる。男根を根元ま
で押し込んで、蜜壷の奥行きを何度も伸ばす。
 ティオのお尻へランディの睾丸が繰り返し当たり、ぱしんっ、ぱしんっ、と、乾いた音が、メトロ
ノームのように響きだす。
 一方、花弁のひだから零れる卑猥な水音は、零れる愛液が少し泡立ってきた為に濁った音色へ変質
していく。
「んっ、ん、んんっ、ん!」
 唇と舌を貪り合う二人の顔の横では、ライトブルーと赤茶の髪が激しいダンスを躍りながら縺れて
いく。
 互いを求める行為が激しさを増す中、指と指を絡めて握り合った二人の手はベッドの上にそっと置
かれたまま、時折相手の存在を確認するように指先を軽く動かしていた。
「ん……!?」
 何度目になるか解らない貫きが蜜壷を抉って奥行きを伸ばしてきた時、ティオの体内で、内臓と骨
の全てを四散させそうな程の衝撃が走る。
「っ……!!!」
 一瞬で視界がホワイトアウトし、眩しさに意識と蜜壷が眩暈を起こす。
 蜜壷の肉壁が甲高い悲鳴をあげるように蠢き、その振動と刺激を間近に浴びた男根もつられて身を
震わせる。
 そして、蜜壷の中へ、男根が、おのが欲の塊である精液を解き放った。
「んんんんんんんっ!!!!」
 身体の芯へ直に浴びせられる精液の感触と熱に、ティオが塞がれた唇の中で絶頂の声をあげる。
 肉や肌がめり込むほどに密着した股と股の間では、男根と蜜壷が抱き合って震え続けていた。


253:聞かせて、世界で一番優しい音楽【後編・24】
11/07/06 00:34:35.04 CFq5TOjA

※※※
 
 それは夢の中だった。
 ただひたすら暗い闇の中、灯りの消えたランプが転がっていた。
 
 やがて、闇の中を転がっていたランプの前に、ほんのり小さな灯りを付けたランプが現れる。と、
今まで転がっていたランプが、小さな灯りへ噛みつくように飛びかかった。
 
 灯りが消える。再び暗い闇だけが世界に広がる。
 
 でもすぐに、灯りは戻ってきた。元あったランプの中にだけではなく、今まで消えて転がっていた
ランプの中にも光が灯された。
 
『ああ、そっか―』
 一連の様子を眺めていたティオの耳に、声が聞こえてくる。
『灯りってのは、こうして増やす事も出来るのか』
 
※※※

「……」
 自然と開いたティオの視界に、古ぼけた天井の光景が飛び込む。
 気が付けば、上に薄手の毛布をかけられた状態で彼のベッドに寝ていた。
(今の夢は……)
 闇の中にあったランプの事を考えながらティオが顔を横へ回すと、すぐ隣でランディが眠っている。
 同じベッドの中、密着した彼から伝わる体温と規則正しい寝息は、ティオの心をほんのり温める。
彼の残滓を抱えた蜜壷も切なげに揺れ、蒸発しそうな程の熱の記憶を呼び覚ます。
「……」
 起こしてしまうかも……と思いながらも、ティオはランディの赤茶の髪を指でそっと弄くった。
「ん……」
 ランディが僅かに身動ぎ、口から声が漏れる。が、またすぐに表情が和らぎ、規則正しい寝息へ戻
る。
 ティオはほっと安堵すると、彼の髪から指をそっと離した。
 やがて、ランディの寝息のリズムが乱れたかと思うと、瞼が開く。
「おはようございます、ランディさん」
 ランディの耳元へティオが唇を寄せて囁くと、ランディが少し驚いた顔で振り向いてきた。
「……やっべ、俺、完全に寝入ってたんか」
「ええ。わたしが髪の毛をいじくっても起きませんでした」
 どこか嬉しそうな表情で頭を掻く彼に、ティオは正直に教える。
 ランディが、え、と、目を少し丸くした後、どこか嬉しそうな顔がとても嬉しそうな顔になった。
(良かった……)
 そんな彼の変化に、ティオも嬉しく感じていたら、頭に彼の手がのっかってきた。
「俺達にも出来たな。世界で一番優しい音楽」
 ランディが、優しい声でティオに囁く。
「―はい!」
 素直な気持ちで笑うティオの頭をランディは優しく撫でながら、顔をぐっと寄せた。
 乾杯でもするように、二人のおでことおでこが軽くくっつく。
「ふふっ……」
「ははっ……」
 ベッドの中、お互い抱き合って見つめ合って笑い合う。その声は、部屋の中にどこまでも優しく響
き渡っていった。





254:保管庫”管理”人様へ、6-404で保管お願いします
11/07/06 00:35:27.32 CFq5TOjA
以上です。
皆様の、心のハーケンストームに少しでもなれば幸いです。

255:名無しさん@ピンキー
11/07/06 00:35:28.12 DuTw6URa
Manco

256:名無しさん@ピンキー
11/07/06 01:02:32.24 oE0ZGRye
           /   , -――‐-、\
          /   ./          \ヽ
          ,'     |            'Y
           |    ./  ,,;;;;;,,,      ,,;;;;,,,'、
          |,...、 ./  "´__`    ´ _`'}
           | i^.ヽ|   ノ―0ゝ  .; { .ノ.‐0ヽ',   
          '、.( .||.     ̄ ノ   '、  ̄  |   
          \__ィ  ::::::  , -(_c、,ィ.)、 :::::|
            || |   /ィく_ ,. -┴'- 、_>、 /
           .|. '、    ヽヾl工l工lア/./
          /\\   `  \__ノ /
       ,,-<´\  `''-`''-.、   '⌒ / \
    ,,-''´`"'-、\ .\     ` ―-´    \

257:名無しさん@ピンキー
11/07/06 02:18:16.82 CB2e7Yyg
おつおつ!!


258:名無しさん@ピンキー
11/07/06 17:05:37.91 oE0ZGRye
     |,...、 ./  "´__`    ´ _`'}
           | i^.ヽ|   ノ―0ゝ  .; { .ノ.‐0ヽ',   
          '、.( .||.     ̄ ノ   '、  ̄  |  

259:名無しさん@ピンキー
11/07/06 18:59:32.51 +nnUTSGE
乙でした。

260:名無しさん@ピンキー
11/07/07 15:37:15.71 oHS48Ahs
素晴らしい・・・。

ここまで可愛らしいティオを書かれると自分がティオを出すときに躊躇してしまいますね。
GJです。

261:名無しさん@ピンキー
11/07/11 04:00:55.81 JVw9mgKG
誰かロイティオも

262:名無しさん@ピンキー
11/07/11 10:13:41.85 ppJgOSn6
ロイリシャとかもいいね。イリアさんも交えての3Pも可

263:共に歩みぬく意志
11/07/12 16:00:41.23 vuqkB5PE
***

翌早朝。
ひんやりと湿り気を含んだ風の吹く駅のプラットホームに、彼らの姿はあった。

「もっとゆっくり案内したいとこあったのによ。残念だな。」
「ふふ、ありがとうございます。でも、初日の皆様との散策、わたくしにとってはとても有意義な時間でしたわ。」

アロネはたたんだ日傘を両手に、なつかしそうに微笑む。

「それにしてもランディさん、いまだに警察の関係者のお方にはみえませんわね。」
「おいおい、あんまりだな。大活躍だったってのに。」
「ランディさんは普段の素行がふんだんに逆方向だからです。」

ティオの鋭い突っ込みに一同もつられて笑う。

「一週間というのは、こんなに短くも、楽しく、素敵な日々を過ごせる期間なのですわね。皆様がうらやましい。
そして嬉しいです。ロイド様が、その中に居ることが。」
「アロネ…。」
「わたくしは、わたくしの場所で、こんな日常を過ごせるように、務めますわ。
街を治める者の一族として。」
「アロネなら、きっと出来るわ。」
「ふふ。ありがとう。」

導力機関車が徐々に大きさを増し、ゆっくりと入ってくる。
ホームに至り横腹を見せると、高く軋む音と共に巨体は停止する。

「わたくしは、ある意味幸せなのかもしれませんわね。
ここを離れることが、出来るのですもの。」

つんざくような音に、そのつぶやきはかき消され、誰の耳にも届かなかった。ティオを除いて。
眉一つ動かさず振り向いた彼女と、どこか寂しげなアロネの視線が交差する。

「アロネ、かえっちゃうの?」
「ええ。」
「また、逢える?」
「もちろん。きっと逢えますわ。皆様も共和国に来たときには、是非私の街にいらしてくださいね。いつでも歓迎いたしますわ。」
「おう。」
「元気で、アロネ。」
「皆様も、どうかお元気で。」

ベルが鳴り、発車を告げる。
窓から身を乗り出し、手を振る彼女に一同も返す。やがて機関車は日の上りかけた地平線へと消えていった。

「いっちまった、か。」
「ですね。」
「今回も無事、任務達成、だな。」

ロイドが締めくくるようにこぼし、まだ手を振っているキーアを抱え、機関車の消えていった方向を眺めた。
ランディが頭を掻き、その背中を小突く。

「おいロイド。」
「なんだ、ランディ。」
「今日は俺約束があってな…。」

肩を組んだ二人がなにやら話し込む。
それをエリィとティオは、並んで見守った。

264:共に歩みぬく意志
11/07/12 16:02:22.11 vuqkB5PE
「エリィさん、私このあと、IBCに行ってきます。」
「あら、メンテナンスのお手伝い?」
「はい。夕方には戻ります。」

ティオがエリィの正面に立つ。

「ロイドさんに言いたいこと、一杯あるんじゃないですか。」
「え。」

エリィは一瞬驚いたが、直ぐに思い直す。
考えてみれば、彼女の憤りを共有していたのは、アロネだけではなかったのだ。

「そう、ね。沢山あるわね。」
「それを今日、言ってあげてください。あのにぶちんさんに思い知らせてあげてください。
今まで、今日までずっと、エリィさんがどれだけロイドさんの事で気を揉んでいたのか。」
「ティオちゃん…。」

ティオがゆっくりと、エリィに寄りかかる。抱きしめられながら、彼女は自分の行動を不思議に思う。
驚くほどに自然な行動だった。体が勝手に動くというのは、こういう事を言うのだろう。
そうしてまた、仔猫のように、彼女の豊かな温もりに擦り寄るのだった。

一同は駅を後にする。
ランディは繁華街へ、ティオはIBCへと出かけていった。
最後にキーアを日曜学校に送り出し、エリィ、ロイドの二人は支援課ビルへと戻ってくる。

「昨日までの賑わいが嘘みたいだ。」

すでに課長もどこかへ出かけていた。書置きを見ないまでも、また明日の朝ひょっこりと帰ってくるであろう事は、想像に易い。
ロイドが静まり返った室内を見渡し振り返ると、玄関を後から入ってきたエリィが、神妙な顔つきでこちらを見ているのに気づいた。

「ん、どうしたんだ、エリィ?」
「いえ…。ロイド、少し時間をもらえる?」

ドアのベルが乾いた音を立て、閉まった。
リビングにてロイドは手帳を開き、一連の事件を振り返る。
それはいつも彼が報告書を作るうえでのプロットの作成と、チームの反省点を組み立てる前哨としての、大事な作業だった。
エリィがキッチンに入ってしばらくたつが、部屋にはドア越しに彼女の立てる音以外、何も聞こえてこない。
ツァイトもどうやらティオについていったようで、ロイドが机の下を覗いても空のエサ箱だけが佇んでいた。

「なあに、机の下に何かあるの?」

キッチンを出てきた彼女の声、それに返事をするように豪快な音が返ってきた。

「あだっ!」
「きゃっ、大丈夫?ロイド。」

後頭部を机に打ちつけ、頭に手を添えながらロイドが這い出す。顔半分をしかめながら、あわてて隣に座るエリィに微笑みかけた。

「ハハ、ペンを落としたんだけど、うっかりしてたな。」
「ごめんなさいね、急に声かけて。見せて?」

エリィがロイドの頭を優しくなで、打って赤くなっている部位を見た。
彼らしからぬ事故に、彼女は少し首を傾げたが、頭を抑えるロイドの手がやや強張っているのに気づく。

(ロイドも…、緊張してる?)

265:共に歩みぬく意志
11/07/12 16:04:00.55 vuqkB5PE
いつも彼女は、彼と過ごす日々で、あの夜の甘いひと時を引き合いに出さずには居られなかった。
表情、しぐさ、かけてくれた言葉、だきしめてくれた逞しい腕、全てどの瞬間も鮮明に覚えている。
それなのにまるでこれまでの日常は、夢だったのではと思わせるほどに淡白だった。
実に三週間ぶりの、二人だけの空間である。

「報告書なら私が作るから、今日はロイド、ゆっくり休まないと。」
「ううーん。でもなんかしてないと落ち着かないというか。」
「ただでさえ、利き腕を怪我してるのよ。こういうときくらい、言う事を聞くの。」
「そうだな。ところでエリィ、それ…。」

ロイドはエリィが持ってきたものを目で指す。エリィはそれをロイドの前にスライドさせた。

「ちゃんと作ってあげなかったから…。」
「え、もしかしてずっと気にしていたのか。」

こくんとエリィが頷く。ロイドは嬉しそうに皿の上に載ったものを見つめた。
潤いを含んだ光沢を放ち、表面の細かなきめが見て解かる。
たっぷりとかけられたカラメルソースは、甘すぎることなく、香りと濃淡のグラデーションで目と鼻を楽しませる。
喉を過ぎた後にほんのりと残る苦味までも、彼は脳裏で再現できた。
今度は紛れもなく本物の、エリィ特製、カラメルプリンである。

「心配いらないって言ったのに。」
「ううん。私、身勝手だった。ロイドはただ、アロネを街の案内に連れて行っただけなのに。
それなのにあんな…。」
「君を戸惑わせてしまったのは俺だ。
いや、それもあわせて、むしろ謝るのは俺のほうなんだ。」

ロイドはプリンに視線を落としたまま、続ける。

「あれからずっと、考えてたよ。どうしてもあの日の夜の言葉は、体よくエリィを、苦しみから逃れるために利用するためのものだったんじゃないかって。
それをはっきり否定する自信が、日ごとに薄れてしまって…。」

エリィには思いも寄らない言葉だった。そのまま黙って彼の言葉に耳を傾ける。

「毎晩、改めて気持ちを伝えに行こうと、君がくれた合鍵を持って…。でも結局、あと一歩が踏み込めなかった。」
「…。」
「そんな中、今回の事件がおきた。犯人の照準は俺とランディに向くと踏んだプランで、結局君とアロネを危険な目にあわせてしまった。
肝心な所で一番浮き足立ってたのは俺だったんだ。」

常に一緒に過ごしたメンバーの、誰が彼の表情の曇りに気付けただろうか。
むしろ凛として、毅然としていたからこそ、作戦もスムーズに行われたのだ。
しかし蓋を開けてみれば、今のエリィの眼前には、苦悩にうちひしがれる若い新人捜査官が座っていた。

「だから、ハハ、謝ってばかりだけど…」

しかし、エリィは涼やかな表情で、彼の言葉を遮る。

「ダメよ。」
「えっ?」

ロイドがエリィのほうに顔をあげると、いつのまにか目の前にスプーンが浮いていた。揺れるプリンが、カラメルを滴らせて乗っている。

「はい、あーん。」
「?」
「あーん。」
「え、エリィ、まってくれ。左手を使えば、ちゃんと一人で食べられ…。」

266:共に歩みぬく意志
11/07/12 16:05:45.62 vuqkB5PE
しかし彼女の眼差しに圧倒され、ロイドはおずおずと差し出されたスプーンをほおばる。

「美味しい?」
「凄く美味しいけど…。」
「良かった。」

エリィはつぶやくと、ロイドの腕を抱き、ぴったりと彼に寄り添った。

「エリィ?」
「今こうして、街に日常が戻ってきたのは、色んな人の努力があったからよ。その中には、確かに貴方もいるの。
そのシナリオが完璧じゃなかったにせよ、誇るべき事よ。」
「…。」
「計画が上手くいかなかったら、フォローしあうのも私達の仕事では重要な事。それをただ謝ってしまっては、貴方を信じてくれた皆に失礼よ?
反省点があるなら、次に活かせばいいの。」
「ああ。そう、だな。君の言うとおりだ。」
「それに…。」

エリィはそっと、包帯に包まれたロイドの右手を撫でる。

「それに、貴方が私にかけてくれた言葉も、全部真実だって、とっくに証明してくれたわ。」
「え、いつ?」
「思い出せない?」

あの時か、いやあの台詞か、と首を傾げるロイドを見上げ、エリィは目を細めた。

「だから、胸を張って。元気を出して、ロイド。」

言葉の締めくくりに、エリィがロイドの頬に、口付けをする。
ロイドは驚き、思わずエリィのほうに振り向く。彼女はゆっくりと彼から身を離した。

「順番が逆になっちゃったけど、おまじない。」

照れ隠しのように再びプリンをすくったスプーンを、ロイドの前に差し出す。
ロイドは微かに残った感触がじんわりと溶けていくのを感じながら、スプーンをほおばった。

「ロイド、いつか市民ホールでクラシックコンサートが開かれたら、一緒に行ってくれる?」
「ン、もちろんだよ。」
「マーケットで水着を買いに行くときも、付いてきて…見立ててくれる?」
「う、うん。」
「ティオちゃんも一緒。良い?」
「え?…ああ。どこにでも、何にでも付き合うさ。」

ロイドの口をナプキンで拭きながら、エリィはよし、とうなずいた。

「ふふ。それならアロネとの浮気、許してあげるわ。」
「う、浮気?」

プリンを口に含んだまま、ロイドが素っ頓狂な叫びをあげる。

「誤解だって言ったじゃないか。初日に受けた説明を真に受けてるのか?」
「え、そうじゃないけど。だって昨日、二人っきりで…。」
「いやいやいや!少し話をしただけで、確かに一緒のベッドでは寝たけど…あっ。」

ロイドがしまったとばかり息を呑む。プリンが気管に入り、盛大にむせた。

267:共に歩みぬく意志
11/07/12 16:08:13.25 vuqkB5PE
「そう。それは彼女にとっても、素敵な思い出になったんじゃないかしら。」
「うぐっ、こほっ!ちが、エリィ。それも誤解で…。」
「良いのよ。別に何があったとしても、無理も無いもの。私がアロネだったとしても、同じ事をしたでしょうし。」

息も絶え絶えなロイドが見上げたエリィの表情は、予想に反して穏やかだった。

(三週間だけでも、こんなに辛かったんだもの。一年間なんて、私には想像できない。
それに…。)

つい先ほど見送った少女の笑顔を思い出す。

「本当に、困った人。」
「え?いや、だから謝って…!」

おもわず口をついて出た言葉に、ロイドは焦ったようにエリィの腕を掴む。

「あっ。」
「いや、君の言うとおり、謝るようなことじゃないんだ。むしろ、俺の中で出した結論を、もっと早く伝えていれば、君の誤解なんか生じようが無かったんだ。」

ロイドは両手を、エリィの肩に移動させた。いつかの廊下でもあった、距離、彼の表情。
ただあの時と違い、彼女に動揺する暇はなかった。

「エリィ!」
「は、はい。」
「俺と…俺と、結婚してくれ!」
「!」

息付く間も、瞬きする間も許さない、霹靂の如き告白。
誰かが居合わせたのならば、まさに時間の静止が現実におこりうると錯覚しただろう。
想像の世界でよくある、何もかもが停止し、自分だけが自由に動ける世界。それが今、二人によって提供されていた。
彼らの頬をつついても、髪を引っ張っても、眉一つ動きはしないだろう。顔の色だけは例外だったが。
ロイドは、その言葉を実際に口にする事の、想像以上の破壊力に、全身が岩のように強張ってしまっていた。
エリィも茹で上がった顔で、目を白黒させていたが、ロイドの熱い視線に我に返り、それが火照った肌にくすぐったく感じられ、目を逸らす。

「嬉しい。」

エリィがロイドの手に自分の手を重ねあわせる。

「私もそうなれたら、良いなって…。」
「エリィ、それじゃあ。」

ロイドが顔を綻ばせ、エリィに詰め寄る。彼女は慌てて身体をよじった。

「で、でも、こういうことは別に結論を急がなくても、良いんじゃないかしら?
まだ私たち、若いんだし…。」
「もちろん、今すぐとは言わない。婚約という形で良いんだ。君との繋がりを、確かなものにしたい。」

ロイドの言葉一つ一つに、肌を桃と赤に点滅させ、エリィは困惑していた。
喜びは本物だった。目に溜まる潤いが、それを物語っている。
彼女の今後の成り行きについても、すでにロイドは全て承知の上である。
思慮深い彼の事だ、結婚という具体的な言葉を、短絡的に出したわけではないだろう。何の不安も感じなかった。
ただ一点の心配事だけが、彼女を躊躇わせていた。

268:共に歩みぬく意志
11/07/12 16:10:10.61 vuqkB5PE
「前も言ったけど、エリィが側にいてくれるだけで、俺は嬉しいし、力が湧いて来るんだ。
そんな君と、より深く繋がる事が出来たなら、俺はどんな壁だって越えられる。」
「ロイド…。」
「愛してるよ、エリィ。」

―ああ。

エリィはこの時悟った。最初から選択肢など存在しなかった事を。どんな形であれ、彼を支えるという言葉は、嘘っぱちだったという事を。
拒む事など考えられなかった。彼女が望んだ場所は、そこ以外に無かったのだ。

―ごめんなさい。

誰に対するともわからない、六文字。言葉とすることなく放つと、彼女は瞳を閉じ、ロイドの接吻を受け止めていた。

***

269:名無しさん@ピンキー
11/07/12 19:54:53.12 joJKW/di
告白きたあああああ

乙です!!

270:名無しさん@ピンキー
11/07/12 20:19:44.54 d3+9xEDV
乙です

271:名無しさん@ピンキー
11/07/12 21:56:47.59 MZX1eahh
まさかのプロポーズキタ―(゚∀゚)―!!
あの時のプリンも伏線だったとは!

いつもながらお見事ですGJ!!!

272:名無しさん@ピンキー
11/07/12 22:45:14.33 FwdD9joO
GJ

273:名無しさん@ピンキー
11/07/13 02:11:17.13 CfvNPqSi
勇気だして「あなた」と呼ぶエリィさんがみれそうだ

274:名無しさん@ピンキー
11/07/13 15:18:44.49 rqmIhg85
何それ可愛い

275:名無しさん@ピンキー
11/07/13 15:48:22.32 iyqhub6P
               ,, -―-、       
             /     ヽ   
       / ̄ ̄/  /i⌒ヽ、|    
      /  (◎)/   / /          
     /     ト、.,../ ,ー-、       
    =彳      \\‘゚。、` ヽ。、o   
    /          \\゚。、。、o
   /         /⌒ ヽ ヽU  o
   /         │   `ヽU ∴l
  │         │     U :l
                    |:!
                    U   

276:名無しさん@ピンキー
11/07/14 04:18:10.74 z1I2L4WI
    | i^.ヽ|   ノ―0ゝ  .; { .ノ.‐0ヽ',   

277:名無しさん@ピンキー
11/07/16 14:08:11.42 VweiPVmd
;;;;;;;;;}i';;;; ト ;;;;;i'i!ハ,!‐----、、     ,,..-‐---、;}、;;;;;;;;;;;゙::!:::};;;;;;;
;;;;;;;;;{;l;;;;;;ヽヾ;;|  ,r‐''''=-、゙}   |;;;;;;,r‐''''=-、;;;;;;ヽ;;;;;;;;;i、;;;};;;;;;;
;;;;;;;;;`!;;、;;;;;;;;/ト、,/::<. o )`i==== /, ri(o  .> ="l、;;;|;;;`;/;;;;;;
;;;;;;;;;;ヽ;ミ;;;;彳|.  i. '' ""゙゙ i'   〕i.  ""゙  .i' l;;;;|ノ;;、;__゙};;;;;;;
;;;;;;;;;;;;ィノ;;;从'i   ヽ、_  _,ノ     } ヽ、_  ,,ノ,ノ;;;;|;;'';;;;;、;{;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;彡'{;;冫;;;',     ̄       };;ヽ  ̄,,,;;;;;;;;;;;;{;;;;”;;;;,|;;;;;;;;

278:名無しさん@ピンキー
11/07/19 10:07:16.95 ySwazE4O
ほす

スレ容量>レス数なのがすげえw

279:名無しさん@ピンキー
11/07/20 04:59:09.08 SylLryMb
     ∧__∧   
   /       \ 
   |  (゚)   (。) |    
   |┌  ⊂⊃ ┐|   
   |  \___/ |  
   \  \|/ /    


280:名無しさん@ピンキー
11/07/22 11:40:34.96 jg++FeQr
     ∧__∧   
   /       \ 
   |  (m)   (◎)    
   |┌  ⊂⊃ ┐|   
   |  \___/ |  
   \  \|/ /    

281:名無しさん@ピンキー
11/07/23 21:46:53.42 0gWqOEAn
;;;;;;;;;}i';;;; ト ;;;;;i'i!ハ,!‐----、、     ,,..-‐---、;}、;;;;;;;;;;;゙::!:::};;;;;;;
;;;;;;;;;{;l;;;;;;ヽヾ;;|  ,r‐''''=-、゙}   |;;;;;;,r‐''''=-、;;;;;;ヽ;;;;;;;;;i、;;;};;;;;;;
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;;;;;;;;;;;;ィノ;;;从'i   ヽ、_  _,ノ     } ヽ、_  ,,ノ,ノ;;;;|;;'';;;;;、;{;;;;;;;;;
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282:名無しさん@ピンキー
11/07/23 21:50:20.36 0gWqOEAn
;;;;;;;;;}i';;;; ト ;;;;;i'i!ハ,!‐----、、     ,,..-‐---、;}、;;;;;;;;;;;゙::!:::};;;;;;;
;;;;;;;;;{;l;;;;;;ヽヾ;;|  ,r‐''''=-、゙}   |;;;;;;,r‐''''=-、;;;;;;ヽ;;;;;;;;;i、;;;};;;;;;;
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283:名無しさん@ピンキー
11/07/25 21:27:39.31 cULtSxdT
エリィさんがたっぷり犯されてるのまだー

284:名無しさん@ピンキー
11/07/26 16:49:10.82 fo6vwqai
陵辱より純愛が良いです

285:名無しさん@ピンキー
11/07/26 17:16:10.26 ZMEzAGlo
あー、やっぱ陵辱ノーセンキューな人が多いのかな……

286:名無しさん@ピンキー
11/07/26 18:00:13.57 /NF4eLzL
陵辱とか淫乱エリィさんも別枠でみたい


287:名無しさん@ピンキー
11/07/26 18:23:43.50 pB5VG062
>>293
後で救いとかフォローがあるなら大好物ですb

288:名無しさん@ピンキー
11/07/26 18:31:25.28 idRzcKo3
貪欲なエリィさんにしちゃうと救いもへったくれもなくなるからなー

289:名無しさん@ピンキー
11/07/26 18:39:17.31 /NF4eLzL
まさかの選んだキャラと対になるキャラが乗ってくる観覧車とか
エリィ→マリアベル
ティオ→ヨナ
ランディ→ミレイユ
ノエル→フラン
ワジ→アッバス
銀→リーシャ

290:名無しさん@ピンキー
11/07/26 18:39:55.16 /NF4eLzL
ごばくした

291:名無しさん@ピンキー
11/07/26 18:53:47.72 fo6vwqai
>>293
こちらもすまん。エ○ィ弄りで大ダメージ受けたからさ

>>295
そっちはワジノエで見たいかな?

292:名無しさん@ピンキー
11/07/26 18:58:46.42 fo6vwqai
しかしミレイユさんって後でランディによるフォローがあるけど
何か陵辱されてる展開が浮かんでくる…

293:名無しさん@ピンキー
11/07/27 07:48:49.72 /8DHpQAT
エリィさんの乱交とかみたい

294:名無しさん@ピンキー
11/07/27 12:30:15.64 q0B0+I6H
ロイドのハーレムが見たい

295:名無しさん@ピンキー
11/07/27 17:15:12.41 EH5Qvrmk
ヒロイン全員がジト目なハーレムですね解ります。

296:名無しさん@ピンキー
11/07/27 18:34:46.27 q0B0+I6H
セシルさんとイリアさんがちょっとした悪戯心で…

297:名無しさん@ピンキー
11/07/27 23:34:32.46 FUJmTTzo
百合か!?百合なんだな!?イヤフー!!!

298:名無しさん@ピンキー
11/07/28 00:33:00.09 x7+KILeJ
:<. ◎ )`i==== /, .(●  .>

299: 18:00:34.06 ID:eUkeaHWd



300:名無しさん@ピンキー
11/08/08 13:47:59.89 0M2QCrH2
ミレイユはランディの腕の中にすっぽり入るくらい小さいと信じてる

301:名無しさん@ピンキー
11/08/09 00:23:07.70 tdS/ytzN
ミレイユさんもとらんじすたぐらまーさんか

302:名無しさん@ピンキー
11/08/09 10:16:30.62 AX9MRXEg
ミレイユさんはむしろ長身なイメージがあるなぁ

303:名無しさん@ピンキー
11/08/09 14:55:38.04 exPFz+NZ
でも童顔

304:名無しさん@ピンキー
11/08/10 05:48:16.74 JS3htP4C
ラニキはミレイユさんのおっぱいには反応しなかったんだろうか

305:名無しさん@ピンキー
11/08/10 07:51:22.63 J3qhlXvl
ラニキは入隊時に、当然のように口説いて殴られてたりとか?
ミレイユさんは武闘派らしいし

306:名無しさん@ピンキー
11/08/10 09:22:38.26 q62Ve3Qk
ミレイユさんは最初なんなのよアイツと思いつつ段々ランディに惚れるとか。
勿論ツンデレ全開で

307:名無しさん@ピンキー
11/08/10 09:25:40.24 HrZpueIk
ニニニニニ (_(ニニニニニニニニ
|| || || || || || ||
|| || || || || || ||
|| || || || || || ||
|| || || || || || ||


308:名無しさん@ピンキー
11/08/10 09:41:59.36 8VqLBZhy
ちょ、ちょっと暇だったから食堂の厨房借りて、料理なんかしてみたんだけど、と、特別にあなたに食べさせてあげるわ。
い、言っとくけど実験体にちょうどいいと思っただけなんだから、変な勘違いしないでちょうだいね!?
…あ、後で実験の感想聞くから、良く味わって食べなさいよ。

こうか。

309:名無しさん@ピンキー
11/08/10 10:28:58.22 kAAyaQCq
>>327
すべてお見通しでにやにやしてるか、予想外のことで嬉しくて真顔か…。
捨てがたいな。

310:名無しさん@ピンキー
11/08/10 10:38:43.85 qzSNSpLl
ランディ(正面)


311:名無しさん@ピンキー
11/08/10 19:26:18.14 DLzZxE0/
>>327
ニヤニヤ

312:名無しさん@ピンキー
11/08/10 19:54:11.25 00MmmqSK
演技の練習と称してロイドさんに太股を触らせるリーシャさん


313:名無しさん@ピンキー
11/08/12 18:06:43.57 6Qx6+oX/
そこはおっぱいだろうjk

それともそういう焦らしプレイか!?

314:名無しさん@ピンキー
11/08/13 05:20:00.14 loyV33NJ
ランディさんとミレイユさんのいちゃいちゃは想像できるけど
エロが想像できない

315:名無しさん@ピンキー
11/08/13 12:33:13.50 nGVk1kC2
░░░░▄▄▄▄▀▀▀▀▀▀▀▀▄▄▄▄▄▄
░░░░█░░░░▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒░░▀▀▄
░░░█░░░▒▒▒▒▒▒░░░░░░░░▒▒▒░░█
░░█░░░░░░▄██▀▄▄░░░░░▄▄▄░░░█
░▀▒▄▄▄▒░█▀▀▀▀▄▄█░░░██▄▄█░░░█
█▒█▒▄░▀▄▄▄▀░░░░░░░░█░░░▒▒▒▒▒█



316:名無しさん@ピンキー
11/08/13 12:35:44.13 nGVk1kC2
/ , -――‐-、\
/ ./ \ヽ
,' | 'Y ◎◎◎◎◎◎∵
| ./ ,,;;;;;,,, ,,;;;;,,,'、
|,...、 ./ "´__` ´ _`'}
| i^.ヽ| ノ◎ ゝ .; { .◎
 7:::!::::::厶イ       人 〃 {三ミミ:从   l;;;;;;;;;;;;} ノ{;;;;;;;;;r-、}     |
../::/:::::∧f´ .l゙|._'ノ__◎ノ〉⌒{ ヽ__◎\ヽ_/|/ノi }
 
     .l゙|._'ノ__◎ノ〉⌒{ ヽ__◎\ヽ_/|/ノi }
      .l゙|._'ノ__◎ノ〉⌒{ ヽ__◎\ヽ_/|/ノi }         | Y/  |ミミ三三ゝ ヽ;;;;r‐、}从ヽ;;;;;{  \     |
/!:::|::::::{ア        、 !|   |ミミ三三三}  `ー\\彡 ̄ \

'、.( .||.  ̄ ノ '、  ̄ |
\__ィ :::::: , -(_c、,ィ.)、 :::::|
|| | /ィく_ ,. -┴'- 、_> /
.|. '、 ヽヾl工l工lア/./

317:名無しさん@ピンキー
11/08/14 18:10:59.43 Zf8vDSEL
藤林丈司は裏切り者

318:保管庫”管理”人様へ、6-404で保管お願いします
11/08/22 22:57:24.69 ZWwbMHlw
ロイエリ……というかエリィ×女体化ロイドのSS投下します。
尚、女体かという色々と人を選ぶネタが入っているので、
うpろだ形式であげてます。
以下の注意書きに目を通した上で、大丈夫だという方のみリンク先にお進みくださいませ。



< W A R N I N G ! >
    この話は、エリィ×女体化ロイドのSSです。
    エリィさんが怒りのエロィさんモードになっての、疑似百合プレイです。
    怒りのエロィさんモードなので、一部、ブツを使用する展開があります。
  以下の条件に該当する方は、読まない事をお薦めします。

     ○キャラの女体化が嫌い。
     ○ブツを利用した百合が嫌い。
 ○馬鹿は嫌いだ。マジメにやれ。


  大丈夫な方は、このまま下のリンクからどうぞ。

URLリンク(u3.getuploader.com)



 いつもコメレスありがとうございます。
 皆様の、心のエアリアルカノンに少しでもなれば幸いです。


319:名無しさん@ピンキー
11/08/23 09:59:48.30 2Dgj4YYw
お久しぶりの投下お疲れ様です。

320:名無しさん@ピンキー
11/08/27 19:13:24.49 LupSkMqC
おつおつ!!結局ロイドさんはまたコンドームきれるまでやりまくりだろうな

321:名無しさん@ピンキー
11/08/27 19:14:20.84 j16fY4zH
いつもお暑いよね

322:名無しさん@ピンキー
11/08/29 23:36:31.24 N8LEstmf
>>339
最初ちょっとだけ
数が尽きる意味でのきれるではなくて、破れる的な意味でのきれると読んでしまったw

323:名無しさん@ピンキー
11/09/01 02:09:14.83 9kkO8Gip
デキ婚はお祖父様が怒りそうだw

324:名無しさん@ピンキー
11/09/01 09:38:50.34 C2WMxDL3
いや、案外仕込みそうだ

325:名無しさん@ピンキー
11/09/01 13:25:32.34 10iwkTbC
「曾孫の顔が見たかった。後悔はしていない」

326:名無しさん@ピンキー
11/09/01 17:25:03.72 Q5UQGal6
アーネスト「私がエリィのお婿さんになるんだあああ」
爺「KAERE」

327:名無しさん@ピンキー
11/09/01 18:42:50.47 VQrGNqp4
>>344
解散期間中にせっついていたら面白いかもw
もしくは帰宅する度に彼は一緒ではないのかみたいに言われてたり

>>345
エリィはアーネストさんに全く恋愛感情持ってなさそうだったなw
耳年増だったけどアーネストさんにはいかなかったのか。



328:名無しさん@ピンキー
11/09/02 02:40:11.13 /h/MHYhe
ロイドさんはお祖父様のお目がねにかなうかな

329:名無しさん@ピンキー
11/09/02 19:14:33.80 KMJ228V8
大丈夫じゃない

330:名無しさん@ピンキー
11/09/03 21:34:26.85 ZKCJTi53
藤林丈司は糞野郎

331:名無しさん@ピンキー
11/09/03 23:52:35.79 xCwbmqII
殺されかけた所を助けて貰った恩もあるし
気に入ってはいると思う。

……エリィと結婚てな話になったら
ニガトマトシェイクを一晩飲み明かしながら語り合わないと許して貰えなさそうだがw

332:名無しさん@ピンキー
11/09/04 07:22:27.70 3GCNf56v
逆ナン乱交なエリィさんが頭の中にうかんじまった

333:名無しさん@ピンキー
11/09/04 10:53:26.61 ck9/ne2I
ロイドが妄想して後ろからエリィさんが狙撃→GAMEOVERな展開なら浮かんだ

334:名無しさん@ピンキー
11/09/05 02:20:52.38 U3zLJYQs
自宅に帰る度に進展がないか聞かれるエリィさんを想像してしまうぜ
曾孫の顔がみたいやらしっかりしないととられるやら

335:名無しさん@ピンキー
11/09/05 23:36:28.69 AOBdb+JA
ランミレやらワジノエやらであれこれ考えていた筈がどうしてこうなった
以下小説ではないぶっ飛んだ妄想






・碧の軌跡後な感じ
・ご高齢のおじい様や怪しい総裁に代わり荒れ果てたクロスベルの長となったエリィ
・好きな人は相変わらずの攻略王ぶり&仕事超多忙
・捜査一課の(何故か)トップとして度々顔を合わせるダドリーはそんなエリィにいつしか…

みたいな発想がなんでか分からんけど出てきた
フライング過ぎるしダドリー×エリィとか新ジャンルにも程があるだろ俺

336:名無しさん@ピンキー
11/09/06 00:21:21.63 ValEuiwm
あえてロイドと結ばれた後で色々不満が溜まったエリィさんが悪戯っぽくダドリーさんを
翻弄するとな


337:名無しさん@ピンキー
11/09/07 22:57:28.47 BPX0250W
そして全てが終わった後
お肌つやつやでご機嫌なエリィさんの横に
頭抱えて苦悩するダドリーがいるんですね解ります

338:名無しさん@ピンキー
11/09/08 00:03:42.37 pVvcGjpS
ロイドに比べれば物足りないけど、とかとどめ刺しそうだなw


339:名無しさん@ピンキー
11/09/08 03:57:00.58 rfDRE2ww
お前らの中のエリィさんってどんなキャラなんだw
それにロイドさんとはまた違う凄さがあるかも知れんぞ、ダドリーさんにも
なんかねちっこそうだし

340:名無しさん@ピンキー
11/09/08 09:35:11.97 8Oiy3H+u
ダドリーさんはジャスティスマグナムだけどテクはなさそう
ロイドさんはどっちも完備だな。
エリィさんは絶倫

341:名無しさん@ピンキー
11/09/09 23:28:58.44 dM4TzZyU
ダドリー涙目じゃねーかwww

342:名無しさん@ピンキー
11/09/10 00:12:08.77 U/Cd2PXM
「ダドリー捜査官ってひょっとして童貞なんですか?……ふふ」
くらいのイベントであってもいい


343:名無しさん@ピンキー
11/09/11 09:14:02.96 qFEv1tp2
もうやめて!ダドリーのHPは0よ!!

344:名無しさん@ピンキー
11/09/12 23:45:36.72 R8B5dcza
そしてこのスレに向かって発動するジャスティスマグナム
「貴様ら、もう許さんぞ…」

345:名無しさん@ピンキー
11/09/13 06:52:28.75 Kgae7Tle
♂ジャスティスマグナアッーム♂

まあ百合萌えの俺には関係ないんだがね

346:名無しさん@ピンキー
11/09/13 10:02:58.62 pTAoKyus
乱交なエリィさんもみたい


347:名無しさん@ピンキー
11/09/13 16:40:33.03 hh3l50MQ
ロイエリティオの3Pがみたい

348:名無しさん@ピンキー
11/09/16 00:40:00.97 ZZg2nqiN
碧が出たらちょっとはリーシャのも増えるかな?
このスレの住人があのエロ衣装をむざむざ逃がすとは思えない

349:名無しさん@ピンキー
11/09/16 05:51:37.52 DncWBIhg
リーシャと言えばPVの「私はあなたを赦さない…!」って、やはりアルカンシェルが大変な目に遭わされて、さらに愛しのイリアさんも負傷とかが原因かな?
オルランドんとこの父娘辺りに言ってるんでしょうか。

350:名無しさん@ピンキー
11/09/16 16:22:12.48 ZZg2nqiN
リーシャ絆キタ!

351:名無しさん@ピンキー
11/09/16 21:24:03.40 5G8Uc2Y4
アルカンシェルの共和国公演のガードにロイドがついてきてくれるんだけど、
ロイドは既にエリィさんに告白済みなかんじでリーシャさんが色々悩んじゃうとか
変な妄想が浮かんだ

352:名無しさん@ピンキー
11/09/17 01:46:24.33 EEPLN67i
舞台背景書いただけで力尽きた・・・
ツッコミどころもあるだろうけど目をつむって欲しい
そしてだれか、続き頼む・・・
小説を書くということがこんなにつらいとは・・・


 唐突だがアルカンシェルは間違いなくクロスベルの顔の一つである、アルカンシェルがあるのとないのとではクロスベルに
来る旅行客の数は大きく変わるだろう。要はアルカンシェルに、特にスター二人に何かあると新聞にも大きく取り上げられる
だろうし、延いてはクロスベルだと「警察無能!」といわれる可能性もあるのだ。なので、アルカンシェルの共和国公演のガ
ードに警察が付いて行くのは、ある意味「やりすぎ」ではないのだ。そしてガードに付いていく警官の中でもイリア・プラテ
ィエの専属ガードにアレックス・ダドリーが、リーシャ・マオの専属ガードにロイド・バニングスが付くことになったのだ。

353:名無しさん@ピンキー
11/09/17 10:12:58.78 hte49yRQ
>>371
乙。
読んでて洋画のナレーション思い出した。


354:名無しさん@ピンキー
11/09/19 00:11:20.60 45l5EHPL
>>371
乙です。
小説、難しいですよね。自分も一文字一文字が修行だと思ってます。
でも、難しい分、上手く言葉を引き出せた時の爽快感は格別ですよー(・∀・)

……まぁ、自分で上手くいったと思った箇所が、
読んでくださる方々にとってもそうであるかどうかは別問題ですががorz


ま、それはともかく、ランティオSS投下ー。

355:優しい公平と世界の檻【1】
11/09/19 00:14:38.57 45l5EHPL
 
 
 外で雨宿りするなら土砂降りの方がいい。霧雨だと雨粒が細かいから衣服へすぐ染み込むし、ちょっとの
風でも軒下まで回り込んでくるから。
 ……だからといって、土砂降りなら外での雨宿りも嬉しいという事は決してないのだが。
「もうちっと降り出すのが遅けりゃ、旨いコーヒーを出す茶店に飛び込めたんだがなー」
 ねずみ色の空から際限なく吐き出される土砂降りの雨を仰ぎ見てぼやくランディに、横に立つティオもた
め息で同意する。
 ここは裏通りの片隅にある閉鎖されたビルの玄関前。分厚い板が打ち付けられたドアをノックしても、誰
かが出迎えてくれる事はない。
「なぁティオすけ。潜入捜査って事でビルの中に入らないか? 確かここ、ルバーチェの息がかかった場所
だったんだろ?」
「ええ。ルバーチェ本体が壊滅したのに合わせて放棄されたとデータベースにありました」
 ドア板を引き剥がすジェスチャーをするランディへ、ティオは頷き、ですが、と続ける。
「侵入者対策に、ルバーチェ商会のようなギミックが仕掛けられている可能性もあります」
 それでもいいんですか? と、ティオが言外に尋ね返すや、ランディが、げっ、と、顔をしかめた。
「……まだ外の方がマシだな」
 しばらくの思案の果てに、ランディは閉鎖されたドアから背を向けた。
 幸い、頭上の屋根はそれなりに広く、足下の床も道路から階段三つ分ほど高くなっているので、急な突風
が吹かない限り濡れる事はない。
「……ロイドさんとエリィさんは大丈夫でしょうか……」
「大丈夫なんじゃね? あいつらの担当した支援要請、確か警察署内での資料整理だったし」
 ザバザバ流れていく雨をぼんやり眺めるティオへ、ランディも少し気の抜けた声で返してくる。
「……うん、やっぱそんな仕事する位なら、ここで雨宿りしてた方がマシだ」
 少し間を置いてから独り言つと、ランディは土砂降りの続く空を見上げて笑った。
 会話が止まり、雨の降る音だけが世界を揺らし続ける。土砂降りの向こう、まるで織りの粗い布を通して
見ているような景色は動かない。傘を差して歩く人影すらない。
(まさかキーアやツァイトに迎えを頼む訳にもいきませんし……)
 止むのを待つしかない状況にティオがため息を吐きかけた矢先、横から微かな―それこそ土砂降りの音
で消えそうな位に小さな鼻歌が聞こえてきた。
「……雨、好きなんですか?」
 鼻歌と一緒に届いた感情―まるで弾むような心の動きに、ティオが少し目を開いてランディを見上げる。
「そうだな。濡れるのは勘弁だが、雨は好きだ。どんな奴の上にも公平に降るからな」
 降り続ける雨を慈しむように見つめたまま、ランディは答えてきた。
「公平……ですか?」
「あぁ。ソイツが偉い奴だから強い奴だから避けますなんて事、しねぇだろ?」
 驚きを隠さずに繰り返すティオに、ランディは、土砂降りの雨を指さして笑う。
「だけど、死みてぇにくそったれなシロモンでもない。死よりもずっと優しい公平だ。自分でどうとでも対
処出来るし、出来なかったらといっても、俺なら水も滴る良い男になるだけだ」
 ランディがニヤっと唇を曲げた途端、ザッ! と、突風が吹いた。
「うおっ!?」
 喚声をあげるランディの身体に、大きな雨粒が幾つもへばりつく。
「大自然からの良いツッコミ、入りましたね」
 あまりのタイミングの良さに笑いたいのを堪え、ティオは自分のみっしぃハンカチをランディへ差し出す。
彼の身体が衝立になってくれたのでティオ自身は全く濡れなかったという点も、大自然からのツッコミっぷ
りが際だって、おかしさを増幅させた。
「いーや違うな。実際に濡れる事で俺の良い男っぷりが実証されたのだー!」
 やけくそ気味に胸を張るランディに、ティオはついに噴き出す。
 ころころと鈴が転がるような笑い声が、土砂降りの音に混じって広がっていった。
「あ……す、すいません、つい……」
「いいんだよ。元からそのつもりだったんだから」
 暫くして落ち着いたティオが目端についた涙を拭って謝ると、ランディが優しげな眼差しを浮かべて、い
つもの軽い調子で笑ってくる。そして、右手でティオの頭を撫でてきた。
 彼の大きな手の重みと温もりが、ティオの胸の中を包み込む。自分でも気付かぬ内に冷えていた心の一角
を温めてくる。
「ただ待ってるより、こうしてた方が少しは気が楽になんだろ?」
 ふわっと包み込むような優しい声に、ティオもそうですねと穏やかな気持ちで頷いた。


356:優しい公平と世界の檻【2】
11/09/19 00:16:45.31 45l5EHPL
「……ランディさんは強いです」
 再び土砂降りの雨へ目を転じてティオは呟く。
「こんな雨も前向きに捉える事が出来る……正直、羨ましいです」
 わたしニハ、雨ハ。
(雨は……)
 胸の奥からせり上がってきた言葉と痛みをティオは飲み込む。が。
「ティオすけは雨は嫌いか?」
 自分の貸したみっしぃハンカチで身体を拭ったランディから問われた途端、押し込めた言葉と痛みが一気
に巻き返して、
「いえ、好きですよ? 教えてくれますから」
 気がつけば、ランディを見上げて嗤っていた。
 
 
「……世界は有限です。ただ、その有限が見えないから気付かないだけ、無限だと錯覚してしまうだけ」
 
『―今なら解ります。ガイさんを頼ってクロスベル行きの電車に飛び乗ったのは、わたしが生きる理由を
教えて欲しいだけではなかったと―』
 
「辛い事や悲しい事の詰まったこの場所から出ていけるかもと期待してしまう……」
 
『―眩しいくらい前向きで力強かったあの人なら、辛い事や悲しい事の詰まったこの場所から連れ出して
くれるのではと期待していたのもあったと―』
 
 
「……でも、そんな事は決してありません」
 ティオは、土砂降りの続く雨へ目を転じる。
「辛いことも悲しいことも、一生みんな一緒くたです。この世界の檻から誰も何も抜け出せません」
 一度背負わされた宿命から逃げだす事など、不可能です。
「雨は、それを教えてくれるから。こうして降り続ける事で、普段は見えない世界の檻を見せてくれるから
……だから……好きですよ?」
 ランディから顔を逸らしたままティオが嗤うと、雨が一瞬だけ勢いを増した。
 ぶわっ、と膨らむような雨音の後、沈黙が始まる。世界の檻が二人の元に落ちてきたかのように、軒下の
雰囲気がぴりぴりしだす。
「……すいません。わたしの重荷、分かちあって貰ったのに、こんなわがままを言って」
 ウルスラ医科大病院で倒れた夜、皆から貰った暖かさ。それを無碍にするような発言をしてしまった。
 ティオは唇をきゅっと噛みしめる。
「そんな事、気にすんなよ。ティオすけ」
 今にも消え入りそうな雰囲気で縮こまるティオに、ランディは優しく声をかけた。
「たとえ背負わされているモノが鳥の羽一枚分の重さだったとしても、決してゼロじゃない。重さはある。
背負わされている側の状況次第では、鳥の羽一枚で押し潰される事もある」
 分かち合いは分かち合い。彼女の元に在り続ける事に変わりはないのだから。
「それを重たいと言うのは我が侭じゃない。普通の事さ。むしろ、いくら軽いからといって弱音を吐いたら
駄目だっつー方が異常だ」
 ランディは少しだけ声を尖らせて告げると、
「それにな」
と、ティオの身体を強く抱き締め、そのまま持ち上げた。


357:優しい公平と世界の檻【3】
11/09/19 00:19:11.10 45l5EHPL
 ランディの温もりに導かれるように、ティオの身体が浮き、両足が地面から離れていく。土砂降りを眺め
ていた視界が回って彼の顔が正面にくる。
 優しけど鋭いランディの眼差しに、触れた箇所を通して伝わる彼の鼓動と体温に、ティオの頬と胸が自然
と熱くなる中、
「世界の檻の外へ抜け出せないんだったら、もっと狭い檻の中へ引きこもればいいんじゃね?」
 軽い声にウインク付けて、ランディが提案してきた。
「……え……?」
「いいアイデアだろ?」
 目を点にするティオへ、ランディは朗らかに笑い返すと、彼女を抱き上げている両手の位置を変える。左
腕にティオのお尻を乗せて座らせ、自分の頭上に彼女の頭が出る形にする。
「でもって、その狭い檻の中に、ティオすけの大好きなものだけを詰め込めばいい。悲しみや辛さなんざ入
り込めない程ギュウギュウにすればいい。そうすりゃ世界の檻だの有限だの、気にもならなくなるさ」
 だから。
「……その狭い檻の役目は、俺がやってやるから」
 その小さな背中にのし掛かった悲しみや辛さを引き剥がしてやるから。
「これ以上、独りで全てを抱え込むな」
 心からの想いを声に乗せて、ランディは、右手でティオの背中をそっと撫でた。
「世界よりもずっと狭い檻へ……ですか」
 ぽつりと呟くと、ティオがランディの頭頂へ顎をのせる。ライトブルーの髪の毛が羽ばたくように揺れ動
いたかと思うと、ランディの頬や髪や肩にしな垂れてくる。
「そんな事……考えてもみなかったです」
「ならこれからはちゃんと覚えてろ」
 嗚咽するように声と肩を震わせるティオに、ランディは少しだけ声を強くして告げると、右手で彼女のお
尻を撫でた。
「ひゃぁっ!?」
 ティオがかすれた喚声あげて仰け反る中、ランディの指先へ、ぬいぐるみ特有のモコモコした感触がくる。
「ランディさん、いきなり何するんですか……!」
「そーゆーティオすけこそ、お尻に何くつけてんだよオイ」
 ランディの顔を見下ろして睨むティオへ、ランディも彼女のお尻にある膨らみを人差し指で押しながら聞
き返す。
「まさか恋人の俺に内緒でアナル開は……」
「ただの、みっしぃの尻尾付きパンツです」
 言いかけたランディをジト目で黙らせると、ティオは、変態です……と吐き捨てた。
「というか、仕事中に、しかも真っ昼間の外で発情するなんて、どこのセクハラオヤジですか変態」
 感応力で伝わってくるランディの変化―愛し合う時、世界で一番優しい音楽を奏でている時と同じ鼓動
と熱を放ってくる―に、ティオは心底呆れ返って息をつく。
「そう堅いこと言うなよティオすけ」
 ランディがまぁまぁと笑って宥めると、右人差し指にティオの髪の毛を巻き付けた。
「どうせ、雨が止むまではここから動けねぇんだ。だったら、好きに過ごした方がいいだろ?」
 語尾に合わせて、ランディが右人差し指を一気に引き抜く。
 ライトブルーの髪の毛がくるくる躍っていく中、ランディは、彼女のプリーツスカートに右手を乗せた。
「……」
 ティオがジト目を緩め、観念したように表情を綻ばす。
「交渉成立だな」
 ランディもぱっと顔を輝かせて笑うと、右手を更に下げ、サイハイソックスで覆われていない内太股へ触
れた。


358:優しい公平と世界の檻【4】
11/09/19 00:21:55.68 45l5EHPL
 外気に慣れて冷えていたティオの内太股を、ランディの手の熱さが圧してくる。
「っ……」
 身体の奥で走った疼きにティオが怯えるように竦み、ランディへすがるように強く抱きつく。顎先が彼の
頭を軽く小突き、こちっ、と、歯と歯の噛み合う音が口の中で響く。
 一方、ランディはティオの内太股を存分に撫で回すと、そのままお尻へ右手を這わせた。
 彼女のプリーツスカートが盛り上がり、短くなった丈からみっしぃのふわふわ尻尾がちょろっと出てくる。
「パンツの付属品にしちゃ、結構凝ってんなコレ」
 彼女の部屋に飾られているぬいぐるみと全く同じ質感の尻尾を、ランディは右親指と人差し指で摘んで軽
く引っ張ると、残りの指をパンツとお尻の合間へ差し入れた。
 瑞々しい弾力と滑らかさがランディの指先に返ってくるや、抱き上げているティオが身体を大きく揺らす。
「あっ―!」
 頭上から降る彼女の嬌声に合わせてライトブルーの髪の毛が揺らぐ。雨のように振り注ぐ声とシャンプー
の甘い香りに、ランディの唇は笑みを作り、潜り込ませた右中指が尻の谷間へ落ちていく。そうして、最深
部に到達すると、幾重ものひだが集まった菊花の感触が指先にきた。
「っ!!」
 ティオが息を呑んで身体を硬くする。菊花もひだをきゅっと縮めたかと思うと、更に奥へ逃げようとする。
 それを指で追いかけると、ランディは、菊花をそっとくすぐり始めた。
「!! だ、駄目です……そんな汚い場所……!」
 視界の隅でライトブルーの髪の毛が驚くように揺らぎ、頭上からティオの焦る声が届く。
「どれだけの雑菌があると、思っているんで……っ!?」
 抗議するティオに、ランディは菊花を少しだけ強く圧して返した途端、魚のように彼女の身体が大きく跳
ねた。
「いやまぁ、他に弄くれる場所が今はないからなー」
 小さくてぷるんとした唇や耳は自分の頭上。
 控えめな曲線の割には柔らかさはたっぷりある乳房はアーマーとベストで幾重にも隠され。
 下の花弁はというと、彼女を乗せている自分の左手が邪魔して指が届かない。
「やっぱティオすけ自身が気持ち良くなってからじゃなきゃ入れるのは無理だろ?」
「ならば、わたしを下ろせばいいだけです……!」
 ティオが声を尖らせ、ランディの元から降りようとする。が、ティオが足を動かすより先に、ランディが
左手に力を込めて押さえつけてきた。
 万力で固定されたかのように、ティオの両足が微動だにしなくなる。
「ランディさん……!?」
 左手を力こぶで膨らませてまでして拘束してくるランディに、ティオもさすがに声を荒げる。
 しかし、ランディは何も答えず、彼女の菊花に触れたままだった右中指を再び動かし始めた。
「っつ!」
 毛虫が這い上がってくるような悪寒が、ティオの背中を揺さぶっていく。ライトブルーの髪の毛やマント
も驚いたように揺れ、彼の赤茶色の髪の毛やオレンジのミリタリーコートを擦っていく。
「こ、こんっ、な、汚い場所を、平気で弄くっ、る、なんっ、て……変態です……!」
 目尻を吊り上げ、歯を剥いて、ティオがランディを見下ろす。が、怒りの形を作る目に反して瞳はしっと
り艶めき、抗議の言葉を紡ぐ唇からは熱い吐息が零れ始めていた。


359:優しい公平と世界の檻【5】
11/09/19 00:24:01.83 45l5EHPL
 そっと通り過ぎていく風のように、ランディの右中指がティオの菊花に触れて撫でて揉んで押す。
「! っあ、んっ、あっ、あ……!」
 菊花のひだの上を彼の指が滑っていく度、蕾の中へ彼の指先が潜りそうになる度、ティオの体内はぞくぞ
く震え、両手はランディの肩を掴んで悶える。
 最初は寒かった震えは徐々に熱を帯び、尾てい骨をじりじり焦がし始める。放置された蜜壺の中でも熱が
蠢き、花弁がしっとり湿り始める。
「お願いです、これ……以上、は……っ……!」
 排泄器官で感じて始めている自分にティオが怯え、顔をくしゃっと歪めて請う。と、彼の右親指と人差し
指がパンツの下へ潜り込み、先にあった他の指と一緒にティオの尻たぶをぐっと掴んできた。
「あぁっ!」
 ティオが安堵に満ちた嬌声をあげる。菊花と違って後ろめたくない箇所という安心感で心と肉体が一気に
解放され、全身を快楽の細波が駆け巡る。
 蜜壺から熱の塊が零れ落ち、愛液となってパンツの布地を濡らした。
「あっ、んっ、ん、ぁう、あっあ……!」
 小刻みに身体を前後に揺らして悶えるティオの下で、ランディが右掌で彼女の尻たぶを掴んで揺すってこ
ね回す。時折、右中指で菊花をそっと押したり尾てい骨へ向かって軽く抉ってみると、ティオは堪え忍ぶよ
うに身体をビクンと固くして息を止めてくる。
(だんだん弄くられんのに抵抗が無くなってきたか……それとも、尻と一緒にされているからか……?)
 菊花を弄っても罵倒しなくなってきた彼女の変化をランディが楽しんでいたら、
「お尻でだからです……!」
 間違えないでくださいと、頭上からティオの抗議が降ってきた。
「おぉ、すまんすまん」
 ランディは軽い調子で謝ると、若干力を込めてティオの尻を握る。
「あぁんっ!」
 少し痛い位の刺激にティオがオクターブ高い声を出して背中を逸らす。
 そのまま引っ繰り返らないよう、ランディは慌てて彼女を抱き支える。その際、彼女の菊花と接触したま
まだった右中指を、意図せず前へ押し出した。
「ん―!」
 ティオが両肩を竦めて固まる一方、菊花の蕾が少しだけ緩む感触がランディの指先に返ってくる。
「あ……悪ぃ、うっかりしてた」
 緩んで―受け入れてくれたから良かったものの、そうでなかったら怪我に繋がっていたかもしれない状
況に、流石にランディも冷や汗かいて謝る。
「だったら早く離してください……!」
 ティオが眦を上げて睨むと、ランディもそうだなと素直に頷き、彼女の尻に密着していた右手を抜いた。


360:優しい公平と世界の檻【6】
11/09/19 00:35:35.18 45l5EHPL
 そっと通り過ぎていく風のように、ランディの右中指がティオの菊花に触れて撫でて揉んで押す。
「! っあ、んっ、あっ、あ……!」
 菊花のひだの上を彼の指が滑っていく度、蕾の中へ彼の指先が潜りそうになる度、ティオの体内はぞくぞ
く震え、両手はランディの肩を掴んで悶える。
 最初は寒かった震えは徐々に熱を帯び、尾てい骨をじりじり焦がし始める。放置された蜜壺の中でも熱が
蠢き、花弁がしっとり湿り始める。
「お願いです、これ……以上、は……っ……!」
 排泄器官で感じて始めている自分にティオが怯え、顔をくしゃっと歪めて請う。と、彼の右親指と人差し
指がパンツの下へ潜り込み、先にあった他の指と一緒にティオの尻たぶをぐっと掴んできた。
「あぁっ!」
 ティオが安堵に満ちた嬌声をあげる。菊花と違って後ろめたくない箇所という安心感で心と肉体が一気に
解放され、全身を快楽の細波が駆け巡る。
 蜜壺から熱の塊が零れ落ち、愛液となってパンツの布地を濡らした。
「あっ、んっ、ん、ぁう、あっあ……!」
 小刻みに身体を前後に揺らして悶えるティオの下で、ランディが右掌で彼女の尻たぶを掴んで揺すってこ
ね回す。時折、右中指で菊花をそっと押したり尾てい骨へ向かって軽く抉ってみると、ティオは堪え忍ぶよ
うに身体をビクンと固くして息を止めてくる。
(だんだん弄くられんのに抵抗が無くなってきたか……それとも、尻と一緒にされているからか……?)
 菊花を弄っても罵倒しなくなってきた彼女の変化をランディが楽しんでいたら、
「お尻でだからです……!」
 間違えないでくださいと、頭上からティオの抗議が降ってきた。
「おぉ、すまんすまん」
 ランディは軽い調子で謝ると、若干力を込めてティオの尻を握る。
「あぁんっ!」
 少し痛い位の刺激にティオがオクターブ高い声を出して背中を逸らす。
 そのまま引っ繰り返らないよう、ランディは慌てて彼女を抱き支える。その際、彼女の菊花と接触したま
まだった右中指を、意図せず前へ押し出した。
「ん―!」
 ティオが両肩を竦めて固まる一方、菊花の蕾が少しだけ緩む感触がランディの指先に返ってくる。
「あ……悪ぃ、うっかりしてた」
 緩んで―受け入れてくれたから良かったものの、そうでなかったら怪我に繋がっていたかもしれない状
況に、流石にランディも冷や汗かいて謝る。
「だったら早く離してください……!」
 ティオが眦を上げて睨むと、ランディもそうだなと素直に頷き、彼女の尻に密着していた右手を抜いた。


361:名無しさん@ピンキー
11/09/19 00:39:02.00 45l5EHPL
すいません、うっかり二重投稿orz
次の【6訂正】の方を読んでください。

保管庫管理人様へ。保管の際、【6】の部分は除外でお願いします。


362:優しい公平と世界の檻【6訂正】
11/09/19 00:42:55.03 45l5EHPL
(そんな、右中指だけで良かったのに……)
 ティオが残念がる間も無く、地上へ向かって上体が勢いよく前転する。ランディの左肩へ腹這いに―俗
に言う荷物担ぎの体勢にされる。
「さすがに尻だけで気持ちよくなるっつーのは上級者すぎるよな」
 うんうんと独り勝手に頷きながら、ランディはミリタリーコートのポケットから二つ折りのカード型手鏡
を取り出した。
 建物のドアに打ち付けられた板の隙間に手鏡を差し込むと、ランディは身体の向きや位置を微妙に動かし、
左肩に担いだティオの下半身が最も良く映る位置を探る。
「何をするんですか……?」
「気持ちよくなる事さ」
 少しだけ不安を覚えたティオが振り向いて問うと、ランディはいつもの朗らかな声で、プリーツスカート
をめくってきた。
 手鏡の中に、みっしぃの尻尾付きパンツを履いたティオのお尻が露わになる。
「これはこれで、中々にいい景色だな」
 ランディがヒュゥっと口笛を吹くと、彼女の腰に回した左手でプリーツスカートを抑え、右手でパンツの
みっしぃ尻尾を掴み、そのまま横へ引っ張った。
 鏡の中にティオの秘部が丸見えになる。愛液で少しだけ滑らかになった花弁は勿論、今まで弄くられてい
た菊花も、手鏡の中へばっちり映る。
「―!!」
 ティオが恥ずかしさのあまり顔を逸らす一方、ランディは右中指を菊花に、薬指と小指を花弁と肉芽に触
れた。
 手鏡を見ながらランディが指先を動かし始める。まるで髪を整えるようなノリで口笛を吹きながら、ティ
オの花弁や菊花をクチュクチュ弄くっていく。
「っ……!」
 彼の指が花弁の上を滑る感触は電流の針となってティオの下腹部を突き、蜜壺の中に熱となって膨らむ。
近くを通り過ぎる人がいないとはいえ、土砂降りでいつもよりも視界が遮られているとはいえ、昼の街角で
自分の秘部を鏡で丸見えにされて弄くられる恥ずかしさで頭が焼き切れてしまいそうだった。
「んっ、ん……ぁ、あっ、あぁっ、あ……っ!」
 切なげな声を漏らして悶えるティオの顔が赤らみ、うっすら汗をかきだす。手鏡に映る彼女の花弁もしっ
とりと濡れ、ランディの見つめる前で愛液を零していく。
「へぇ、こんな風に濡れてくるんか」
 花弁と薬指の合間を繋ぐように流れ出た愛液にランディが素直に感心した途端、ティオが盛大に身を竦め、
両足で蹴りをするようにもがいた。
 続けて、ごぽっ、と、ティオの花弁が愛液を少し多目に垂れ流す。花弁のひだとひだの合間にも流れて、
花が咲くように左右へひだを開かせる。
「……おやぁ、ティオすけは、今の感想だけで気持ち良くなったんか~」
 ランディがニヤニヤ笑って独り言ちた途端、ティオが声にならない抗議をあげて背中をボカボカ叩いてき
た。
 その反応も良いね良いねー、と、ランディは表情を綻ばすと、右人差し指で菊花を押し揉み、薬指で花弁
を横に引っ張る。鮮やかなサーモンピンクに彩られた蜜壺への道が鏡面へ映った途端、ティオの上下の口が
嬌声と愛液を吐き出した。
 肉芽の先を伝って落ちていこうとする愛液を、ランディは右小指ですくい取る。
「っつ―!!」
 肉芽を抉られ揺らされ、ティオが、髪とマントを大きく翻しながら仰け反った。


363:優しい公平と世界の檻【7】
11/09/19 00:45:46.88 45l5EHPL
「あ、あぁん! ……あんっ、あ、あ……はぁ……!」
 ティオの口から零れる嬌声が高まり、降り続ける土砂降りの音より大きくなっていく。
 雪のように白い肌が溶けそうな位に顔を赤くし、開いた唇の端は涎がうっすら糸を引く。握り締めた両手
はランディの背中へずっと押しつけたまま、両足は時折宙をかくように跳ねる。裏通りの方へ向けられた目
は悦楽の光で塞がれ、何も映していなかった。
「あぅん! あ! あっ、はっ……は、ぁ……あぁん!!」
 鏡越しに自分の場所を見つめられて弄くられる事実が、自分のあそこが気持ち良いと叫ぶ様子をリアルタ
イムで拝まれている状況下が、恥ずかしくて恥ずかしくて……それこそ頭の中身が熱で全て蒸発しそうな程
恥ずかしいのに。
 それらを全く嫌悪せず怖がらず、むしろゾクゾクしながら愉しんでいる自分に、ティオは恥ずかしくなっ
て……そして更に気持ち良くなってくる。
 そんな自分の心境をランディも気付いているのか、弄くる指の動きをあからさまに大きくして、愛液をク
チュクチュ掻き回してきた。
「あっ! あ! ぅあっ、あっあ……!」
 手鏡に映るティオの秘部は愛液を際限なく垂れ流し、花弁のひだとひだを何度も揺らす。すぐ横にずらさ
れているパンツは勿論の事、布地に縫いつけられたみっしぃの尻尾も愛液でべっとり濡れていく。
 青味の強い果実のような固さが残るお尻も弾むように震え、谷間の奥に隠れている菊花が時折だが少しだ
け開く。
 その変化を鏡越しで見ていたランディが右中指で菊花の蕾を押すと、痙攣がティオのお尻全体に広がり、
反動で花弁を弄っていた薬指と小指が蜜壺の中へ潜り込んだ。
「っ!!!」
 ティオの身体の中心を、快楽の太い針が貫いていく。
「あああっ……!!!」
 ありったけの声をあげてティオが全身を震わる一方、ランディは無言で手鏡を見つめる。彼女の花弁や肉
芽が跳ねるように痙攣を繰り返す所や、愛液が塊となって吹き出す所を、鏡を通して見つめ続ける。
 やがて、ティオの声が枯れ、全身の痙攣が止まり、ランディの肩の上でぐにゃりと伸びきる。
「……大丈夫か、ティオすけ?」
 ランディが、愛液で濡れた右手で彼女の腰を優しく叩きながら尋ねると、ティオが吐息のような声で頷い
てきた。
「今日もまだ、そんなに孕む確率は高くなかったよな?」
「はい……昨日よりは少し高くなってますが、それでも、まだ、27%ほどです……」
 絶頂の余韻にとろんと蕩けた顔で返すと、ティオは伸びきっていた身体に力を入れ直し、ランディに抱き
つく。
 唇を綻ばす息づかいと、弾むような心の動きが彼の方から伝わってきたかと思うと、ズボンのジッパーを
下ろす音が聞こえてきた。
「ティオすけ、俺の首の後ろに両手をまわして捕まってられるか?」
 ズボンの中から屹立した一物を取り出しながら問うランディに、ティオはかくんと頷き、両手を彼の首の
後ろに回す。
「上出来だ」
 ランディが口端を持ち上げて笑うと、左肩からティオを下ろし、両腕を彼女の膝裏へ、両手を彼女のお尻
へまわした。
 ティオの両足がカエルのように持ち上がる。プリーツスカートが一端下がってまためくれ、愛液が滴る程
にグショグショになったみっしぃの尻尾付きパンツが露わになる。
 パンツの股部分の布地をランディが指でずらした途端、蛇口を捻るかの如く愛液が垂れ、すぐ真下にきて
いたランディの男根へ雫が落ちた。
 亀頭を濡らす温かな感触にランディは思わずニヤけつつ、天を仰ぐように屹立した己の一物を雫の源―
ティオの花弁へくつけ、彼女を抱き上げている両手の力をそっと緩める。
 たちまち重力が彼女の身体を下へ引きずり、男根が花弁を割って入り始めた。


364:優しい公平と世界の檻【8】
11/09/19 00:48:10.66 45l5EHPL
「あぁっ……!」
 蜜壺の肉壁を押し広げて昇ってくる男根の感触に、ティオが頤を逸らして声を漏らす。蜜壺から全身へ広
がっていく気持ち良さに両手が解け、ランディの胸の上で身体が滑る。
「っ……!!」
 ティオは慌てて手の力を入れ直すと、ランディの身体にしがみつく。
 ランディは、そんなティオのおでこへ軽くキスすると、お互いの身体を揺さぶるように動き始めた。
 二人の衣服が擦れ合う音をBGMに、男根が蜜壺の出入りを開始する。地表へ降り注ぐ土砂降りとは逆に、
二人の肉体は空へ向かって何度も弾む。
「あんっ、ああ、あんっ、あ、はぁんっ……!!」
 ライトブルーの髪を振り乱しながら、必死でランディに捕まり続けるティオ。いつもより貫きが深くない
分、肉壁を抉られて擦られていく動きが激しくて、下腹部の中があっという間に沸騰する。
「あぅん、はっ、ああっ……!!」
 両手に力を込めて身体を少しだけ上へ伸ばすと、ティオはランディの唇へキスをする。乳を飲む赤子の如
く、彼の唇へ必死に舌を伸ばして吸い付いていたら、ランディも少しだけ頭を下げて、舌を突き出してきた。
「んっ……」
 口の中で絡み合う舌と舌の感触は、いつもと変わらぬキスの温もりは、ティオの胸の中を安心感で満たし
ていく。
 プリンのように弾むお尻の間で花弁が微笑むように綻び、咥え込んだ男根へ愛液をたっぷりまぶしていっ
た。
「んっ、むぁ、ぅあ、んっ……」
 重ねた唇の端から涎を零しながら、ティオはランディへしがみつく。ぬぷっ、ずぷっ、と、土砂降りの雨
音とは違う水音が股の方から響いてくるのを聞きながら、自分の蜜壺の中を昇降する男根の質感と熱を抱き
締める。
 土砂降りで少し視界が悪くなっているとはいえ、雨宿りしている軒下から裏通りまでの間に遮蔽物は何も
ない。もし誰かが通ってこちらを見れば、ナニをしているのか一目瞭然だ。
 そんな環境の中で、自分から動けない、彼の為すがままに犯される状況に、ティオは背中をゾクゾク震わ
せながら、ランディの唇にむしゃぶりついて舌と舌を絡めて、互いの唾液を全部入れ替えそうな程の深いキ
スを続ける。
 雪のように真っ白なお尻は、彼の大きな手の中で、男根の動きに合わせて弾み続ける。パンツに縫いつけ
られたみっしぃの尻尾を不規則に揺らし続ける。
「んぁっ、あっ……!」
 不意に、ティオの頭の中でフラッシュがぱっとたかれたかと思うと、上下の口が同時に痙攣する。
 すぐ目の前にいるランディが目端を少し引きつらせ、蜜壺の中へ深く潜り込んだ男根も微かに身じろいだ。


365:優しい公平と世界の檻【9】
11/09/19 00:51:39.09 45l5EHPL
「んんん……っ!!」
 男根が蜜壺の肉壁を震わす感触に、ティオが静かに悶え震える。
「すまん、ティオすけ。そろそろヤベぇ……!」
 一方、ランディは名残惜しそうに唇を離すと、少し苦しげな声で告げてきた。
「いいですよ……わたしの中を、ランディさんのでいっぱいにしてくださいっ……!」
 顔を真っ赤にしながらティオは請うと、彼の身体に全力でしがみつく。
 安堵するような笑うような息遣いがランディの元から聞こえたかと思うと、ティオの身体を跳ね飛ばすよ
うな勢いで腰を揺らし始めた。
 ずぷっ、ずぶっ、ぬぶっ、ぐぷっ。蜜壺と強く結合して律動を繰り返す男根が織りなす水音は、二人の耳
から土砂降りの音を遠ざけていく。
「あっ、あぁっ、あああっ!! あんっ!!」
 通りにまで聞こえそうな声を出してティオが喘ぎ、彼を求めて腰を揺らす。
 心臓は早鐘をうち、それに煽られるように蜜壺の肉壁も細かな震えを幾度も起こす。
 接触面に一つの層が出来そうな勢いで噴き出し地表へ流れ落ちていく愛液。だけど、彼の男根が蜜壺の内
部を昇り下りする摩擦は弱まるどころか、むしろもっとジリジリヒリヒリしてきて、ティオの体内へ拡散し
ていく。
「あん、あ、はぁっ……ぁん! ぅ……あ! あああっ!」
 ティオの目の奥で真っ白な花火が何度もあがり、蜜壺と背骨が砕けそうな勢いで身体が震える。
「ああぁんっ! あっ! あっ、はぁっ、あんっ!」
 どんなに大きな声をあげても、股の方から聞こえてくる卑猥な水音。ぐじゅ、にゅぶっ、ずっず、んぶっ、
と、濁った音色で快楽と悦びを謳い、ティオの心をかきたてる。もっと喘げ、もっと悶えろ、全身で気持ち
良いと訴えろと、囁きかける。
「ああっ、あ、ん、ぅ、あっ、あ……ああっ!!」
 誘惑のまま身体を揺らすティオのお尻の上で、みっしぃの尻尾もせわしなく動く。彼女と神経が繋がって
いる訳ではないのに、時折痙攣して停止するような仕草もしだす。
 二人の足下には愛液の小さな水たまりが出来、今も尚、真上からポタポタ雫が降り注ぐ。
「あぁっ! あんっ、あ! あはあっ、あ、あんっ!!」
 意識や思考の何もかも真っ白に染めて吹き飛ばす快楽の波動をひたすら浴びながらティオが嬌声をあげ続
けていると、彼の下腹部で熱が蠢くのを感知した。
 次の瞬間、彼の腰がぶるっと震えたかと思うと、体内で発生した熱の蠢きが爆発し、男根の中へ猛スピー
ドで流れ込む。
「―!!」
 ティオが目を見開き、背中を大きく震わせながらランディへ強くしがみついていると、男根が、蜜壺を深
く強く突き上げながら大きく脈動してきた。
 びゅるっ……どぷどぷどぷっ……! 男根が、ティオの中で精液を解き放つ。自らの身を強く引き絞りな
がら、最奥にある肉壁へ、白濁液の礫を容赦なく叩き付ける。
「ああぁあぁっ!!」
 身体を溶かしそうな熱と快楽の波動にティオが背中を大きく反らして震える中、男根はいつまでもビュク
ビュクと脈動し続けていた。


366:優しい公平と世界の檻【10】
11/09/19 00:52:27.83 45l5EHPL
 
※※※
 
 土砂降りだった雨が勢いを弱める。雨粒の大きさと間隔が開き、織りの粗い布で覆われたような見えづら
さが無くなってくる。
 そんな中、軒下では、ティオとランディが、結合した体勢のまま口づけを交わしていた。
「ん、ふっ……ふぅ……」
 全てを放出し終えた後でも尚、男根は蜜壺へ抱きついて密着したまま動かない。その質感と熱をお腹全体
で感じながら、ティオは彼の前歯を舐め上げる。と、舌の裏に彼が舌先を差し込んできた。
「んっ……」
 くすぐったさにティオが思わず肩を竦めると、ランディが更に舌を大きく回して悪戯してくる。
「んんぅっ……」
 少し困った風に笑いながらティオが身体をくねらせると、彼も目端を曲げて笑ってきた。
 やがて、男根が完全に力尽き、蜜壺からずるりと抜け落ちる。ティオのお尻が切なげに震え、パンツに縫
いつけられたみっしぃの尻尾も名残惜しそうに揺れる中、男根と一緒に滴り落ちた愛液が地表に模様を描い
た。
 下が離れたのを合図に、二人も口づけを終わらせる。
 荒い息をつきながら、じっと視線を絡ませ合うこと数十秒。どちらからともなく表情を緩めて微笑み合っ
た。
「……もう大丈夫ですよ。ここに……世界の中に、降ろしても」
 ありがとうございますと囁くティオに、ランディが少しだけ目端を揺らす。
「わたしを抱き上げ続ける事で、世界から切り離した……そういう表現だったんですよね?」
 解ってますよの言葉を目線として送ると、ティオはランディにしがみついていた両手を緩めた。
「……やっぱティオすけには隠し事は出来ねぇなぁ」
 照れ臭そうに笑いながら、ランディは、ティオを地面へ降ろす。黒いブーツを履いた彼女の足が地面へ触
れた途端、とんっ―と、軽やかな音がたった。
「でも、お陰で、思い出せました……まだ何も背負ってない頃の感覚を」
 躍るような足取りで着地すると、ティオはパンツの位置を正す。蜜壺の中にある彼の残滓が重力で滑り落
ちてくる前に、入口の秘部をパンツの布地で覆い隠す。
 すぐ後ろから、ランディが自身の男根をズボンの中に仕舞ってジッパーをあげる音が聞こえてきた。
「わたしは、幸せ者です……重荷を分かち合って貰えるだけでなく、重荷そのものから逃げ込める檻まで頂
けた」
 ティオはランディの方を振り返って見上げ、もう一度、ありがとうございますと囁いた。
「……そっか」
 ランディの顔に、嬉しさと安堵を混ぜた笑みが浮かぶ。
「また背負ってるモンを放り捨てたくなったら、いつでも言ってくれよ。ティオすけ」
「ええ。そうさせて貰います」
 ティオは素直に頷くと、ふと気になった疑問をぶつけた。
「わたしも……ランディさんにとっての小さな檻になりたい。なれますか……?」
 少しだけ不安を覚えて、ティオの声が細くなる。
「ああ。勿論さ」
 いつもの朗らかな声でランディは答えると、でもな、と続けた。
「俺にとっちゃティオすけは、もうとっくの昔に最強で最小の……そして極上の檻になってんだぞ」
 気付いてなかったのか~? と、からかうようなニヤニヤ笑いで顔を近づけてくるランディに、ティオは
正直に返す。
「すいません、全く気付きませんでした」
 淡々ときた返答に、ランディがその場で盛大にずっこける。
 そのオーバーリアクションに、ティオも思わず噴き出し破顔する。
 穏やかな雰囲気が軒下に満ちていく中、雨の降る勢いは更に弱まり、空では陽光が雨雲を割り始めていた。




367:保管庫”管理”人様へ、6-404で保管お願いします
11/09/19 00:54:37.43 45l5EHPL
以上です。

皆様の、心のエナジーサークルに少しでもなれば幸いです。

368:名無しさん@ピンキー
11/09/19 02:13:22.37 tQPvlCjh
         /ノ^,  ^ヽ\
         / (・))  (・)) ヽ
        / ⌒(__人__)⌒::: l
   ⊂ ̄ヽ_|   |r┬-|    |
    <_ノ_ \   `ー'´    /
        ヽ  ̄V ̄ ̄ ⌒,
        /____,、ノ /
        /    (__/
       (  (   (
        ヽ__,\_,ヽ
        (_/(_/


369:名無しさん@ピンキー
11/09/19 02:34:36.51 vLfbLgI2
おおおランティ乙!!!


370:名無しさん@ピンキー
11/09/19 08:01:51.84 rXMK5RQA
>>371の続き書いてみました。
ただHシーンの書き方が分からないのでここからはホントお願いします・・・


 夜の部の公演も終了し、リーシャが控室の扉を開けるとロイドが濡れたタオルとスポーツドリンクを持って立っていた。

「お疲れ様、リーシャ。これ、どうぞ」
「ありがとうございます、ロイドさん」

 冷たいタオルと冷たい飲み物、どちらも舞台で火照った体を癒してくれる。

「着替え終わったらそのままホテルに直行かい?」
「そうですね、ちょっとデパートで買いたいものがあるので寄ってもいいですか?」

 今日はデパートでとある秘密兵器を買い、この朴念仁に告白し、彼女たちと決定的な差をつけてやるのだ。二人きりな上にい
つも牽制し合っている邪魔者共もいない、これ以上ないチャンスだ。共和国公演の護衛を利用した形なので少し罪悪感を感じる
が、構うものか、恋は戦争なのだ。利用できるものを利用して何が悪い。そうだ、今日の今日まで告白できなかった彼女たちが
悪いのだ。私は悪くない。

 そう自己完結しロイドに問う。

「わかった、でもあと一時間程でデパートが閉まるから、普段着に着替えたらすぐに行こうか?」
「はい。じゃあちょっと待っててくださいね。すぐに着替えますから。」

 そう言ってロイドと別れ、リーシャは控室を出て更衣室に向かう。





「ロイドさん、ホテルに着いたら私の部屋でちょっとお話に付き合ってもらえませんか?お酒を飲みながら」

 デパートで買い物を済ませ、ホテルへの帰り道にそう尋ねる。

「いいけど、話って?」
「いろいろです。」

 賛同してもらえたのはいいが、夜、女が、部屋に、誘っているというのに本当に本当にただの話だと捉えているのが忌々しい。
この唐変木め。ちなみにデパートで買った秘密兵器とはこの酒である。さすがにシラフで告白するのは恥ずかしいし、酒が回るま
でたわいもない話もする。酒の力に頼るのは卑怯?さっきも言ったが利用できるものを利用して何が悪いのだ。

「それにしても、不思議な感じだな」

 会話が途切れてから、ロイドが言う。

「何がです?」
「いや、俺がリーシャを護衛しているって状況がな、リーシャは俺よりずっと強いのに」

 私の裏側も知っているロイドさんはそう漏らすが、それは謙遜というものだ。

「まぁ私もまだ負ける気はしませんが、ずっと強いっていうのは言いすぎです。ロイドさんはすごいスピードで強くなってますし、
そのうち追い抜かれるかもしれません。それに私一人では勝てなくても、ロイドさんと二人なら勝てるようになる相手もいっぱいい
るんですから、頼りにしてるんですよ?」

 そう言うとロイドさんは少し顔を赤くしてそっぽを向く。かわいい奴め。

 そうこうしてる内にホテルに着いた。

371: 忍法帖【Lv=1,xxxP】
11/09/19 08:42:53.57 HK9tADr3
テスト

372:名無しさん@ピンキー
11/09/20 00:08:34.21 vLfbLgI2
ロイドさんにまたがって新衣装着たままオナヌーするリーシャさんとか
どうだね

373:名無しさん@ピンキー
11/09/20 11:52:12.03 FNPBULxx
        / ⌒(__人__)⌒::: l
   ⊂ ̄ヽ_|   |r┬-|    |
    <_ノ_ \   `ー'´    /
        ヽ  ̄V ̄ ̄ ⌒,
        /____,、ノ /
        /    (__/
       (  (   (
        ヽ__,\_,ヽ
        (_/(_/

374:名無しさん@ピンキー
11/09/21 23:31:30.06 xFKRH/N2
>>385
つづきをおおおおおおおおおおお


375:名無しさん@ピンキー
11/09/22 05:20:39.21 hXOa/gGi
>>389
某所で見たものだが
Hなくてもいいからそこでイhカイチャをたのむw

376:名無しさん@ピンキー
11/09/29 22:36:09.11 YUg5lZSp
>>389
早くしたまえ

377:名無しさん@ピンキー
11/10/01 01:21:10.42 F3j/JiTn
ホテルの部屋割はロイドに夜ばいに来てほしいかのごとくに別れてるな

378:名無しさん@ピンキー
11/10/01 19:41:43.15 7PZWwpnh
マダァ?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン

379: 忍法帖【Lv=3,xxxP】
11/10/01 21:16:00.63 tAO4gN0F
寒い

380:名無しさん@ピンキー
11/10/01 23:23:31.62 CYVL/+5Z
碧の軌跡現在最終章プレイ中・・・
ネタバレ避けて言いたいことがある。
リーシャがイリアさんのこと好きすぎて百合妄想が再びやばい。

381:名無しさん@ピンキー
11/10/02 05:40:30.92 3wklcHeF
エリィちゃんの特大ウンコ、400個喰う。

382:名無しさん@ピンキー
11/10/02 11:57:27.22 F074pM6s
>>399
早いなー。こっちはまだ2章1日目だよ。

383:名無しさん@ピンキー
11/10/02 12:26:14.04 l1cpyoaG
>>401
エロには繋がらないが燃料を投下。

後半~終盤に掛けて楽曲がSAVの嵐。

384:名無しさん@ピンキー
11/10/03 17:45:59.77 pHiz+86w
碧の軌跡をクリアすると猛烈にシュリが可愛くなったんだが

385: 忍法帖【Lv=18,xxxPT】
11/10/03 22:44:10.39 rqbZc2of
おっぱいおっぱい

386:名無しさん@ピンキー
11/10/04 01:09:47.25 P//alnWf
結局のところ、ジュリオは船で夢精したのか?
新婚旅行みたいだねー!はシリーズ中でも最もかわいい台詞の部類。

387:名無しさん@ピンキー
11/10/04 01:29:10.91 bM7DlKP6
>>389の続きじゃない上にエロもないけど書いてみた
少しネタバレあるので注意

388:名無しさん@ピンキー
11/10/04 01:29:46.24 bM7DlKP6
 朝起きたら自分の机の上に手紙が置いてあった

『ロイドさんへ

 大切なお話があります。
 今日の夜0時に私の部屋に来ていただけませんか?

                  リーシャ・マオ』


「・・・リーシャ?」

 寝ぼけた頭をなんとか覚醒させ、『大切なお話』とやらを考えてみる。
 アルカンシェルの話だろうか?いや、それを自分に話して何になるというのだ。
 ならば<銀>のことだろうか?これならば納得である。彼女は<銀>のことで悩んでるいるし、自分は彼女の過去も聞いた。相談もしやすいということだろう。だが、

「とりあえず、顔洗って朝食作ろう・・・」

 今日の食事当番は自分なのである。


389:名無しさん@ピンキー
11/10/04 01:30:34.58 bM7DlKP6
コンコンッ

『・・・どうぞ』

 夜の0時、約束の時間の少し前に支援課の寮を抜け出してリーシャの部屋の前まで来たロイドは、許可が下りたので部屋に入る。 

「ロイドさん・・・すみません、こんな時間に呼び出して」

 ドアの少し先に彼女が立っていた。どうやら待っていたようだ。

「いや、それはいいんだけど、一体何の話なんだ?もしかして、あまり人に聞かれたくない話か?」

「そうですね、人に聞かれたくないのはその通りです。ロイドさんにだけ、聞いてほしい・・・」

 彼女は俯きながらそう言う。
 やはり<銀>のことだろうか?



「前に、私を・・・見守ってくれるって・・・言ってましたよね・・・」

 オルキスタワー突入前夜のことだ。

「ああ、言ったな。リーシャがどう変わっていくか、見守りたいって」

「・・・その・・・ずっと・・・ずっと見守ってほしいんです・・・」

 ?

「リーシャが俺の手の届かないところにでも行かない限り、ずっと見守るつもりだけど・・・?」

 リーシャは首を振る。そういうことではないようだ。

「・・・・・・私の側で・・・見守ってほしいんです・・・」

 どういうことだ?

「・・・・・・好きです・・・」

 ・・・今何と?

「好きです・・・私と・・・私と付き合ってください!ずっと、ずっと私の側に居てください!」

 ・・・・・・好き?付き合う??ずっと側に居ろ!?

「そ、それはアレか?付き合うって、男女の?」

 頷いた、どうやら自分の聞き間違いではないらしい。

 数日考えさせてくれ、そう言いたい気持ちが湧いてくる。だが、

390:名無しさん@ピンキー
11/10/04 01:31:25.15 bM7DlKP6
「分かった、付き合おう」

「ほ、本当ですか・・・?」

 彼女はアッサリ返事が返ってくるとは思っていなかったのか、目をぱちくりさせている。
 だが女性にここまで言わせておいて返事を保留にするなど自分にはできない。
 それに、自分は彼女に一目惚れしたこともあるのだ。あの時は胸を凝視してしまったと思ったが、それならエリィの胸も見るはずだ。
 おそらく自分は彼女の顔が好みで顔を見つめてしまったのだろう。
 最初はそんなのでも、そこから彼女と関わって行き、<銀>のことも知り、共に戦いもした。好意を持つには十分だ。
 ならばすぐにでも返事をしなければ男がすたるというものだ。

「本当に・・・本当に本当ですか?」

「本当に本当だ!」

 そうだとも。彼女にここまで言わせたのだ、絶対に責任をとって見せる。

「では・・・・・・・・・証拠を頂きます!」

「!?!?!?」

 そう言うとリーシャは一瞬で距離を詰め、自分の口を塞ぎに来た!

 長い、とても長いキスだ。ディープでないのが不思議なくらいに長いキス。
 唇を離した時、自分は放心していた。

「ぷはぁ。フフフッ、もう絶対逃がしませんよ?本当に私の側に居てもらいます。支援課の寮がある内は仕方がありませんが、無くなったら私と同じ部屋に住んでもらいます。
その機会にもう少し広いアパルトメントに引っ越すのもいいですね。あっ、西区なら支援課にも近いですし、もう引っ越しちゃいましょうか」

 そう彼女はとびっきりの笑顔で言う。
 さっきまで途切れ途切れに話していた少女と同じ人物とは思えないほどスラスラと話している。
 どうやら気持ちをぶちまけていつもの彼女に戻ったようだ。

「さ、流石にそれは・・・」

 ようやく精神が帰ってきたので抗議の声を上げる。

「フフッ、冗談です。すぐに同じ部屋で暮らしたらクロスベルタイムズに変なこと書かれちゃいそうですし」

 よかった、彼女も世間体は考えてくれるようだ。

391:名無しさん@ピンキー
11/10/04 01:31:58.92 bM7DlKP6
「でも何時かは一緒に暮らしてもらいますよ?」

「あ、ああ。それはもちろんだ」

 自分も男だ、言ったことの責任は取る。

「今日はもう遅いですし、泊って行ってください。もちろん同じベッドで」

「な、何ぃ!?」

「大丈夫、明日は私も付いていきますので、エリィさんやティオちゃん、ノエルさんが襲いかかってきたら私が蹴散らしてみせますから」

「そういうことじゃなくて!っていうか、なんでその三人が襲ってくるんだ?」

「本気で言ってます?」

 ?

「・・・やっぱり勇気を出して早く告白してよかったです。これじゃ本当に早い者勝ちで、ロイドさんを盗られちゃうとこでした。」

「どういうことだ?」

「なんでもないです。さっ、早く寝ましょう。ロイドさん♪」



 この日、リーシャがベッドの中で腕を組み、胸を押しつけてきてロイドがなかなか寝付けなかったのは言うまでもない。
 リーシャもなんだかんだで襲われるのをちょっとは期待していたため、寝付くのはロイドが寝てからだが、ロイドの体温をを長く堪能できたので、これはこれでいいかと納得した。













 因みに、ロイドとリーシャが『朝帰り』してきたため、本当にエリィ、ティオ、ノエルに襲撃されるのだが、これをリーシャが綺麗に無力化、瞬殺したのは余談である。

 三人が行動不能の数日間、穴埋めとしてリーシャが支援課の仕事を手伝うのだが、これのせいで支援課とアルカンシェルのスター、
リーシャ・マオは深い仲であるという噂が町中に広まり、クロスベルタイムズに記事にもされるのだが、これはもしかすると、リーシャの狙いだったのかもしれない。

392:名無しさん@ピンキー
11/10/04 10:35:26.43 bbYNWslK
 l川川川川川川川川云三、:::::::::::::::ヾミ从从川川川川川川川川川川  
  l川川川川川川 У 二二”'''=::::::::::::::::=''”二ヽ从川川川川川川川 |
  川川川川川У:: =三エェミ }:::::  :::::::zェエ三  ̄^ヽ川川川川川
  川川川川/::::::    `ー‐” /:::::  :::::“ー‐      V川川川川
  川川川川::::::...       /::::::              l川川川
  Ⅵ川川川::::::::::...      ノ:::::::::    、::....        l川川 
    ヾ川川|:::::::::::::..    (_:::::    _)ヽ::.....      川川
    ヾ川川ヽ、 :::::::......./::::::::⌒ー―⌒ .....\::::::...... .  川
     `"'''''l::::::::::::   {::::ZZzzzzzzzzzzzzZZ:::}      川
        ヽ:::::::::::  ::::`=エエエエエ=´       /-、
         ヽ::::::::::::    `====´        / 三`丶


393:名無しさん@ピンキー
11/10/04 10:37:56.85 bbYNWslK
     ∧__∧   
   /       \ 
   |  (゚)   (。) |    
   |┌  ⊂⊃ ┐|   
   |  \___/ |  
   \  \|/ /    


394:名無しさん@ピンキー
11/10/04 10:52:03.56 +5HTzrzi
乙。

でも次からはメル欄にsageって入れような

395:名無しさん@ピンキー
11/10/04 11:28:41.87 bbYNWslK
 l川川川川川川川川云三、:::::::::::::::ヾミ从从川川川川川川川川川川  
  l川川川川川川 У 二二”'''=::::::::::::::::=''”二ヽ从川川川川川川川 |
  川川川川川У:: =三エェミ }:::::  :::::::zェエ三  ̄^ヽ川川川川川
  川川川川/::::::    `ー‐” /:::::  :::::“ー‐      V川川川川
  川川川川::::::...       /::::::              l川川川
  Ⅵ川川川::::::::::...      ノ:::::::::    、::....        l川川 
    ヾ川川|:::::::::::::..    (_:::::    _)ヽ::.....      川川
    ヾ川川ヽ、 :::::::......./::::::::⌒ー―⌒ .....\::::::...... .  川
     `"'''''l::::::::::::   {::::ZZzzzzzzzzzzzzZZ:::}      川
        ヽ:::::::::::  ::::`=エエエエエ=´       /-、
         ヽ::::::::::::    `====´        / 三`丶


396:名無しさん@ピンキー
11/10/05 14:02:10.42 IgZ9umvA
エリィとリーシャは騎乗位が得意そう


397:名無しさん@ピンキー
11/10/05 19:03:40.94 AIOqUgh8
ノエルさんはこう後ろから責めたい

398:名無しさん@ピンキー
11/10/05 22:29:58.81 /9ggAPTl
黒月に拉致されて、支援依頼「シン少年の脱童貞案内」を強制受領させられるエリィとか

399:名無しさん@ピンキー
11/10/05 22:59:03.86 JdhxBnCV
ノエルと車で…

400:名無しさん@ピンキー
11/10/05 23:21:59.33 IgZ9umvA
エリィさん年下の少年にやさしいからな
ディーノといいシンといい。

401:Kメンテ
11/10/06 04:19:42.74 LXQp2NSM
碧やっててこれマジでイリア×リーシャいけると思ったわ
まあ次に百合書くとしても別カプになるけど…

402:名無しさん@ピンキー
11/10/06 09:59:28.58 I6Ls5rSh
>>419
つまり時属性の影響が強い遺跡に入ったせいでショタ化したロイドにキュンキュンムラムラしちゃうエリィさんとな

女性陣の争奪戦が激化しそうだ

403:名無しさん@ピンキー
11/10/06 10:22:15.00 kb6iph4F
ロイエリノエやロイエリティオの切ない3Pが見てみたい

404:名無しさん@ピンキー
11/10/06 11:40:05.42 fy/PtIm/
ロイドさんとの関係はエリィリーシャティオノエルの順にエロくなりそう

405:名無しさん@ピンキー
11/10/06 22:14:45.67 LW+wWmac
ランミレマダー?

406:名無しさん@ピンキー
11/10/06 23:01:35.68 WdjPEC4K
ノエルを誰か早く頼む

:(;゙゚'ω゚'):サムィー

407:名無しさん@ピンキー
11/10/07 06:07:14.38 B9HEOmdB

からどぼるぐ~ぅ

408:名無しさん@ピンキー
11/10/07 15:11:20.95 PEO6xDi/
たまには陵辱物読みたい

409:名無しさん@ピンキー
11/10/07 17:19:27.95 Fsa2urbn
最後に誰かが助けに来れば…

410:名無しさん@ピンキー
11/10/07 18:35:08.03 RZ78ocLH
エリィさんは性豪っぽいイメージがある

411:名無しさん@ピンキー
11/10/07 22:08:28.70 FPjh4nzG
見えるッ!
エリィさんに襲いかかろうとしたレイプ魔たちが、ストライクベルでAT早まって童貞みたいに絶頂しちゃう図が見えるッ!!

412:名無しさん@ピンキー
11/10/07 22:34:04.09 PrTt/iJJ
不良とかボンボンに囲まれる→しっぽり抜いてしまう→干からびた襲撃者達
→やっぱりロイドの無限バニハでないと満足できない

こうですね

413:名無しさん@ピンキー
11/10/07 22:38:39.03 5m32p8bL
闘魂ベルトはつけとかないとロイドさんも干からびてまうでぇ

414:名無しさん@ピンキー
11/10/07 22:45:27.94 MLkR0567
イリーシャとかロイエリとか読みたいんだが、ワジノエ話でてる割には
誰も書かないよな ワジノエ厨に恵んでくれ頼む

415:名無しさん@ピンキー
11/10/07 23:34:19.00 AC5yo7Mv
ワジノエは、ワジをどちらの性別で書くべきなのか悩む
男ならほのぼの、女なら切ない系になりそうだが

ランミレとか課長とソーニャさんとかにも惹かれた碧だけど
めちゃくちゃ茨だと分かっていながらもダドリー氏とエリィ嬢にも何か来た
フラグすら立ってない組み合わせですがね!

416:名無しさん@ピンキー
11/10/07 23:51:25.87 5m32p8bL
ワジノエ厨さんは碧はどうだったの?
ランミレな自分は2828はできたけど、ラニキの態度が微妙だ

417:名無しさん@ピンキー
11/10/08 00:19:08.58 szUWf3TG
ほんの些細な会話だったが、微妙感で逆に萌えた。正直ノエルさん絆は吃驚したが、まあロイドさんだし。

ランミレも2828したな、ロイエリランミレワジノエ押しとしてはちと辛かったが

418:名無しさん@ピンキー
11/10/08 02:39:04.37 c/U5wnlL
最新情報・・・零の軌跡2012年春、VITAでフルボイス化決定
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・イヤマジで

419:名無しさん@ピンキー
11/10/08 08:37:48.88 WdznSLvS
最新……?

420:名無しさん@ピンキー
11/10/08 15:34:37.77 ciXXpsMX
ワルノエ厨は息してない

ロイノエしかねーよ

421:名無しさん@ピンキー
11/10/08 15:35:31.96 meDR+F29
速さが足りない…だと…

422:名無しさん@ピンキー
11/10/08 17:12:53.13 2eN7SvOX
恋愛面はやっぱエリィさん一人がちだな

423:名無しさん@ピンキー
11/10/09 18:54:14.01 eZNugYsG
ノエル×ロイドマダァ?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン

424:名無しさん@ピンキー
11/10/10 13:16:46.51 fDJZKlg+
誰も書いていないな

リーシャちゃんがいないと死んでしまう

425:名無しさん@ピンキー
11/10/10 16:37:12.46 Y9SXbTJH
::::::::::::;.: --─---─-、:::::::::::::ヽ
    ./::::::::::::/ィC¨ヽ      \:::::::::::l
   /:::::::::/  └¬'´,    ';:::::::::!
  ./::::::::イ        / ,.  ヽィ◎¨ヽ';:::::::!
  l::::::::::::l       /ハ ハ } `¬┘ヾ::::j
  {::::{⌒l:!      / `   ' ヽ   V}

426:名無しさん@ピンキー
11/10/10 21:54:49.23 7mdfgBL2
お前ら待ってろ
碧二周目で絆イベント全消化できたらロイド×ノエルとかロイド×リーシャとか書いてやるから

427:名無しさん@ピンキー
11/10/10 22:10:00.14 9Q7KS+1g
>>445
ナイトメアやりながら正座して待ってるわ


428:名無しさん@ピンキー
11/10/10 23:05:45.59 Pg9OUTEM
ロイノエはフランさんも交えて(殴

429:名無しさん@ピンキー
11/10/10 23:37:09.35 Dnux++5b
ロイエリはストレートすぎてもうヤるしかないじゃんみたいな感じだった。
しかし何故かキス以上進まないロイエリにイリアツァオに吹き込まれた
リーシャがお一人様Sチケット送りまくるけなげ作戦で頑張るしょうもない図を
想像してしまう

430:名無しさん@ピンキー
11/10/12 01:59:58.43 md6bC5uq
リーシャ「ロイドさん・・・これ、受け取ってください」
ロイド「ありがとうリーシャ!」

リーシャ「ロイドさん・・・これで、また身に来てくれませんか?」
ロイド「またくれるの?なんか悪いなぁ」

リーシャ「ロイドさん・・・これ・・・」
ロイド「リーシャ!いくらなんでも連日すぎるよ!」

ってなるぞw

431:名無しさん@ピンキー
11/10/12 02:02:20.92 DpppVujq
エリィ「ロイド今日こそ夜這いにこないかな・・・ワクワク・・・」

432:名無しさん@ピンキー
11/10/12 02:14:24.22 OV/4FHRX
>>449
流石に休日とバッティングする時くらいしか送らないとは思うけど
結果エリィさんとのデートを阻止することになるというかんじでw




433:名無しさん@ピンキー
11/10/12 18:31:00.03 V0YR7DxR
エリィ絆は確実に性欲を持て余してそうだったからな二人とも

クロスベルにかえった直後にホテルの予約はとったんだろう

434:名無しさん@ピンキー
11/10/12 19:08:17.67 9v9+puBw
支援課ビルは防音なってないらしいから支援課ビルでは無理だな

435:名無しさん@ピンキー
11/10/12 20:05:27.05 V0YR7DxR
実家は実家でメイドさんも執事さんもいるからな……
かといってエリィさん敏感みたいだし、やはり防音が万全な場所にいくしかないな。

436:名無しさん@ピンキー
11/10/12 20:20:48.74 md6bC5uq
リーシャはMなのかSなのか、それが問題だ

437:名無しさん@ピンキー
11/10/12 21:38:29.67 kn80IB8a
歓楽街のホテル…並性能の車の中でやればおk

438:名無しさん@ピンキー
11/10/12 21:49:53.35 CtXyrc1Q
銀がSでリーシャがM

439:名無しさん@ピンキー
11/10/12 23:33:50.55 dnBlwVZl
職務とはいえ、片思いの対象だったロイドを逮捕せざるを得なかったノエル
そして、ロイドを拷問刑にかけると聞いて、自ら志願するノエル
さらに、ロイドを性的に(しかし優しく)責めながら、ついに未開通な自らの秘部でロイドを犯し童貞を奪うノエル
内心では、ロイドに処女を奪われるよう仕向け、かつ快楽を与え、中出しまでさせることが出来て、歓喜の涙を流すノエル

ロイドさん一筋なのに敵対せざるを得なかったノエルにとって、不本意なシチュエーションながらも愛し合い初めてを奪い合った幸せを噛み締めるような強姦風和姦

ノエルさんには幸せになってほしいんだよお
愛するロイドさんと結ばれてほしいんだよお

440:名無しさん@ピンキー
11/10/12 23:40:47.25 CtXyrc1Q
>>458
さぁ早く具体的な文章にするんだ

441:名無しさん@ピンキー
11/10/13 08:58:59.67 7EFwDA6b
ロイドが処刑されて、ノエルがロイドの子を生むENDですか

442:名無しさん@ピンキー
11/10/13 10:56:30.44 8JZ+Xa7m
   |     ヽ::           || 
   |     /  _,,,,,,,,_::: ノ ヽ:::_,,,,,,,_|         
   i⌒ッ  リ  :': _ :::::::   _ .|
   |ノ`ミ、|    <_◎_アヽ .,.,∠_◎_>         
   ((  i|     二:::::ノ ; |ヽ二. |
   ヽ_,ィ      ::::イ ::. :..)ヽ:.: |__厶-‐_''二ユ 
.     ゙| '、    ,.ノ `⌒T⌒´::::/´  _二--‐┴'′ 
     |ヽ\    `トエエエエエイ ノ    ̄二二ヱ)

443:名無しさん@ピンキー
11/10/13 16:36:02.17 XGXthgx3
ランミレェ・・・

444:名無しさん@ピンキー
11/10/13 16:59:30.43 dy+BNJzq
ロイドとキーアの逃走生活のあとクロスベルに帰ってきたら
エリィ・ティオ・ノエル・リーシャが子供を抱き抱えながら
「ロイドとの子供だから責任取ってちょうだい」
と4人に迫られるそんな2年後

445:名無しさん@ピンキー
11/10/13 20:54:01.91 VCiDDRbp
ナイスボートな未来しかみえねえぞw


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