11/06/21 01:27:09.38 Jy/5rsZC
ぐりぐりと少女は快感を求める。
「お兄様、お兄様」
呼吸を荒くさせ、ロックの体の上に手を置いて、ふやけた顔で動く。
「おに、い、さまぁ」
「ぐう、うう……うお!」
ロックの物から精液が、先ほどよりも多く放出される。
ゼノンの股の間を太股を赤いワンピースを内側から汚す。
「……はう」
それを感じてか、ゼノンは息を吐くと糸が切れた操り人形のように、ロックの上に倒れた。
そのまま寝息を立てて、少女は眠りについた。
ロックはすぐにゼノンを担いで部屋に戻し、濡れタオルで拭いて着替えと思える者を身につけさせて。
部屋に戻って色々と直したあと、興奮を何とか抑えて寝た。
朝、すでに着替えたゼノンは荷物を持って家の扉を開ける。
見送りに来たロック、欠伸をしながらテリーも玄関まで来た。
「もう帰るのか? なんなら送って行くが」
「構いませんわ、途中でタクシーを拾って帰りますし」
「そうか」
それ以上はテリーも口にしなかった。本来なら年端もいかない少女をサウスタウンで一人あるかせるのは危険である。
だが狼の本能か、テリーも彼女が只者ではない事を理解していた。
ゼノンはロックへと目くばせする。
「次はお兄様の方がわたくしの国に遊びに来て下さいね」
「……」
オッドアイの目が頬笑みに変わった。
「でないと、また来ますわよ?」
最後にそう脅迫して、少女は空中をゆっくりと移動しつつ去って行った。
彼女の国で別のカンフー少女に出会うのは、また別の話。
久しぶりに書いたが、色々とあれだった。今度こそストーリーで書こう。