【俺の妹】伏見つかさエロパロ15【十三番目のねこシス】at EROPARO
【俺の妹】伏見つかさエロパロ15【十三番目のねこシス】 - 暇つぶし2ch702:名無しさん@ピンキー
11/03/07 03:16:21.13 lv704qor
オリキャラ出てしかもエロなしならSS投稿掲示板行った方がいいよ
そうすれば叩かれないしね
あと長編ならtxtで投下ぐらいマナーだと思うが
特許とか大学とか言ってるならそのくらい考えれると思うんだよね
ここはエロパロ板だからな


703:名無しさん@ピンキー
11/03/07 03:22:36.51 9luyMgOM
言っても聞かない聞きそうもないってのは
そろそろ批判する方も学んでもよさそうなもんだが
だからこんなに引っぱる羽目になってんだし

704:ADRY
11/03/07 04:05:22.11 n3NHBJc9
前スレで、一つの恋が~を投稿したものです。

新しいSSが完成しそうなので、そろそろ投稿できるのですが・・・。
今回も非エロで前作よりちょっと長くなったので、どうしようかと思っています。

とりあえず今スレでの投稿は控えておこうと思っています。
どうすればいいかホントわかっていないので(汗)、アドバイスがあればぜひともください!!

あと、投稿者は一応名前があった方がいい的な意見もあったので、名前付けときました。
今後とも、よろしくお願いします。

本当に、アドバイスがあったらください。お願いします!!

705:名無しさん@ピンキー
11/03/07 04:16:42.30 5vQ88BL8
非エロなら非エロで最初にそう明記して、メインキャラクターが誰なのか
メインキャラだけどそのキャラのカップリングじゃないなら、その注意書きとか
要するに、前回あなたがしていたような注意書きをして投下すれば、何も問題ないでしょう
(この板はみんな、書きたいものを書き、読みたいものを読みにきている板なので
作品スレではカップリングとか明記するのが望ましいってこと)

件の人が叩かれてるのは、主に、そういう注意書きをしないことと
なぜか、書き手自らがアンチを煽って正面対決していることの二点についてなので

そんなわけで、お早い投下をお待ちしています

706:名無しさん@ピンキー
11/03/07 04:17:01.50 Bhnj+uNX
人が投稿した後に一日ほど置いて投稿するだけでいいよ。
それ以外は特に気にしなくていい。

707:名無しさん@ピンキー
11/03/07 04:21:45.20 n3NHBJc9
>>705
>>706

早速のアドバイス、ありがとうございます!!
もらったアドバイスは、心身受け止めて、投稿する際に注意しようと思います。

出来るだけ早く投稿しようと思いますので、そのときはよろしくお願いします!!
今スレで投稿していいのかな・・・?

708:名無しさん@ピンキー
11/03/07 04:30:02.31 5vQ88BL8
>>706の意見も含めて考えると、今日の午前中くらいまでに誰も投下しなければ
行って構わないんじゃないですかね(あくまで俺の一意見ですが)
むしろ、不毛な争いを断ち切れるなら、投下した方が望ましいようにすら思える

709:名無しさん@ピンキー
11/03/07 04:32:16.40 CybWH64V
むしろ今投下して全然OKだろ
投下期間なんて前の人が投下してから30分~1時間も空いてれば十分だと思うし

710:名無しさん@ピンキー
11/03/07 04:40:21.54 9luyMgOM
そもそも、ぐっちゃぐちゃの混じり合いにでもならん限り、
気にするようなもんでもないと思う

711:名無しさん@ピンキー
11/03/07 04:43:56.77 VrRkFs+m
だいたい24時間は待ってたりする
感想もしやすいだろうし

712:名無しさん@ピンキー
11/03/07 04:49:49.51 +kZWdTSw
とにかく流れを変えるためにも欲しいね

713:名無しさん@ピンキー
11/03/07 04:53:31.35 n3NHBJc9
様々なアドバイス、ありがとうございます!!

とりあえず、明日何も投稿されなければ、投稿しようかなと思います。
時間帯は昼以降だと思います…。

親切な人が多くて嬉しかった。編集頑張ります!!

714:名無しさん@ピンキー
11/03/07 04:55:30.48 3N9qVEfI
SL66さんの邪魔をしなければOK。
まあ氏の作品と並んで霞むだろうが気にせず頑張れ!

715:名無しさん@ピンキー
11/03/07 05:03:06.34 /c5pi8Oc
>>714
自演乙

716:名無しさん@ピンキー
11/03/07 05:03:38.62 0gh67DLW
>>714
そういうことを書くなって
何よりも、SL 本人の迷惑になるぞ

717:名無しさん@ピンキー
11/03/07 05:08:59.32 9luyMgOM
もう触るなって

718:名無しさん@ピンキー
11/03/07 05:24:59.63 3N9qVEfI
空気作者と読専たちの嫉妬が熱いw
スレから出て行きたまえ

719:名無しさん@ピンキー
11/03/07 05:25:17.03 WiYNEZQ1
SL66氏に正論で忠告するのも荒らし
氏に善意で忠告するのも荒らし
氏の作品にツッコミ入れるのも荒らし
投下自体を喜べよカス共

720:名無しさん@ピンキー
11/03/07 05:48:48.41 Vf6j2AI5
なんか大変だなあ。
長篇を投下できるスペックの持ち主はなかなかいないんだから
読み手は黙ってろやボケ

721:名無しさん@ピンキー
11/03/07 05:57:29.27 ondV4eLD
SL66使って荒らしてる奴がウザいですって話
長編を何ヶ月もやるならブログでやってくれたらいいのに

722:名無しさん@ピンキー
11/03/07 06:32:49.05 gz64JjFQ
激しく同意

723:名無しさん@ピンキー
11/03/07 06:39:50.86 IjNDFqJa
書き手には書き手のマナー、読み手には読み手のマナーがあるみんな言い合ってんだなww

724:名無しさん@ピンキー
11/03/07 06:56:21.21 4uWZXwnL
やはり長文SSは投稿を控えたほうがいいんかね、機関車さん程にならずとも別にあげたりとか?

725:名無しさん@ピンキー
11/03/07 06:57:18.82 z2m+3afo
くだらない小ネタより長編の方がずっと価値がある。
問題はエロなしの作品が多すぎることと、一部CPを明かさない書き手がいること。

ここはエロパロ板ってことをもう一度考え直して欲しい

726:名無しさん@ピンキー
11/03/07 07:01:37.52 tXCboIHs
作者云々はともかく俺的には一連のシリーズは素直に先の気になる面白いものだと思う
うんちくが多いとか言うけれど原作がライトノベルなので比較すればまぁ人によっては
遠まわしに見えるのかも
けど逆に舞台になる地域特有のゆったりとした空気を表現するのにはいい表現と思うし
少なくともああも細かく書けるってのはそれなりの知識に裏打ちされたInputがあるからで
自分としては感心せざるをえない
…けどまぁ母親が糞過ぎるのは同意だし作者もちと煽り耐性なさ過ぎな気がするけど
ここから話がどう展開されていくか先を楽しみにしてるよ

727:名無しさん@ピンキー
11/03/07 07:54:53.66 ondV4eLD
>>724
長編でもなんでも普通に歓迎
SL66問題は誰かの投稿があったら信者なのか知らんがSL66がどうたらと感想妨害して荒らす奴が欝陶しいだけ

728:名無しさん@ピンキー
11/03/07 08:09:08.65 PZ9yPLh9
結局SL66をネタにしてスレを荒らしてるだけだから投下はいつでも歓迎

729:名無しさん@ピンキー
11/03/07 09:04:35.42 NpvKsdUB
ここはガキのたまり場か

730:名無しさん@ピンキー
11/03/07 09:25:28.88 N3zHkC5V
>>713
ひとつの提案として、
URLリンク(ex14.vip2ch.com)
こちらへの投稿をお奨めします(VIPの俺妹SS総合スレです)

理由は3つあり、
①現在のスレの流れからして、投下しても正常なレスが付かないと予想されること
 某氏との比較云々よりも、流れを変えようとするあまり無理に持ち上げるようなレスが付くと思われます
 投下する以上はやはり素直な感想が欲しいのではないでしょうか

②このスレでも何度か言われていますが、ここはあくまで「エロパロ」板であること
 特に拘りの無い方が大部分でしょうが、「エロパロ」目的で板を閲覧している方も確実に存在します
 注意書きして投下するより、氏の作品が非エロならどうせならそれを万人が求めているスレのほうが相応しいのではないでしょうか?

③書き手として、前投稿者の作品の感想レスが続いている間は次の作品の投下は避けるべきかと
 これは私個人の考えかも知れませんが、前の作品の感想が続いている中で次の作品を投下するのは失礼に当たると思うからです
 読み手さんからすればどんどん投下してほしいでしょうが、書き手さん同士ならその心情も理解出来るのではないでしょうか
 無論、現在の流れが正常な感想レスとは思いませんが、数日もすれば落ち着くでしょうし
 このスレへ投下をご希望されるとしてももうしばらく待ってみてはどうでしょう

以上、長文すみません
こんな意見もあるということだけ認識していただければ幸いです

731:名無しさん@ピンキー
11/03/07 09:31:54.37 8yFOJRLO
まあなんだ
人間引き際が大事だよな

732:名無しさん@ピンキー
11/03/07 09:48:26.44 WJ/9SzNy
誰かあやせ罵倒攻め、京介受けのエロSS書いてお願い

733:名無しさん@ピンキー
11/03/07 09:51:57.52 rKZlAo0d
>>730
いやここでいいだろ 何言ってんだ
むしろこんな流れだからこそSS投下が必要だと思うが

734:名無しさん@ピンキー
11/03/07 10:07:01.55 xq/qzhdX
非エロはVIPみたいな奴が多いけど
ここに投下されたSSのほとんどは非エロじゃないか?

735:名無しさん@ピンキー
11/03/07 10:23:29.81 PdcA/ccR
>713
カモン
投下楽しみにしてるぜ

736:名無しさん@ピンキー
11/03/07 10:23:39.27 t34Y0UoY
SLが自分以外の作者追い出そうとしてるだけだろ

737:名無しさん@ピンキー
11/03/07 10:32:40.19 /+mcXnwN
そして誰もいなくなった

738:名無しさん@ピンキー
11/03/07 10:37:07.68 nSjxY0yO
ふさわしい場所で書くべきって言ってその結果がSS速報の現在の状況だしな

739:名無しさん@ピンキー
11/03/07 10:37:30.37 /5UFEEzx
誰か空気入れ換えて

740:名無しさん@ピンキー
11/03/07 10:55:23.38 r6pDQz/z
sageてないし書き込み内容からいって荒らし目的だね730は

741:名無しさん@ピンキー
11/03/07 11:00:24.04 WAT7CDZD
小出しにすりゃいいのに、あほだなぁ

742:名無しさん@ピンキー
11/03/07 11:40:11.68 vujwtlMV
長編、短編なんでも投下大歓迎。後編お待ちしております。


743:名無しさん@ピンキー
11/03/07 11:42:14.53 N3zHkC5V
言われてsage忘れに気付きました
申し訳ありません

念の為弁明させて頂きますが、>>730は現在の状況を考慮して>>713氏に提示した一意見であって
このスレの暗黙の了解を捻じ曲げるつもりは毛頭ありません

ただ、それほど理不尽なことを言っているつもりもありませんが
個人の意見を自分の意向に反するからといって荒らし扱いするというのは
某氏と同類だとご自覚なさったほうが宜しいかと

744:名無しさん@ピンキー
11/03/07 12:09:19.23 L5AmjxMe
SL66って絶対学歴コンプあるよな

745:名無しさん@ピンキー
11/03/07 12:34:12.25 8yFOJRLO
後編投下が色んな意味で楽しみになってきた

746:名無しさん@ピンキー
11/03/07 12:37:38.01 lF8820XA
書きたいもの書いてるんだからいいじゃない

747:名無しさん@ピンキー
11/03/07 13:30:34.66 g0Sj956H
ここで流れを変えるお題募集!
気軽に読める短編・中編に仕上げるつもりです

748:名無しさん@ピンキー
11/03/07 13:32:41.65 8yFOJRLO
どうせならトルストイ級の長編で

749:名無しさん@ピンキー
11/03/07 13:33:20.73 5vQ88BL8
>>747
桐乃と黒猫が張り合って京介をおもちゃにするお話

750:名無しさん@ピンキー
11/03/07 13:36:27.90 nSjxY0yO
>>747
PSP加奈子√のあと大介と佳乃さんに加奈子紹介する話

751:名無しさん@ピンキー
11/03/07 13:37:11.33 VFkL4a4v
>>747
読モの沙織

752:名無しさん@ピンキー
11/03/07 13:37:15.04 zXkew/Ji
>>747
黒猫のオナニーが中猫に見られて
京介の前でからかわれる話

753:名無しさん@ピンキー
11/03/07 13:39:22.13 5vQ88BL8
>>747
ああでも、ID:n3NHBJc9 が投下すると言っているので、今日の投下はやめておいた方がいいかも
さすがに、そんな速攻で書きあがるとは思えないがw

754:名無しさん@ピンキー
11/03/07 14:12:20.31 SXIx5/xt
ああ、お前らみたいなのがいればなんとなく続けれそうな気がした

755:名無しさん@ピンキー
11/03/07 14:35:03.20 LQ6dw8DX
SS速報の利点はそこじゃねーよ

・連投規制がない
・依頼しない限りスレ落ちがない
・1レス行数制限が多い(60だっけ?)



この辺りだろ
ニュー速じゃないので台本形式じゃなくもOK(むしろちゃんとした文体は歓迎される)
中編以上の流さなら総合スレじゃなくて独立してスレ立ててよいし
向こうにもエロありの作品は沢山あるし、エロの有無が線引きじゃないよ
長めの作品をコンスタントに投下するのにはストレス無くてよい

756:名無しさん@ピンキー
11/03/07 15:18:52.84 JTIJWFZK
>>720
オマエ何様w

757:名無しさん@ピンキー
11/03/07 15:31:37.08 zpvDzK5S
>>753
誰かが投下してる最中ならともかく、そうじゃないならそこまで気にしなくていいだろ
投下後1日あけるとか長すぎるし

758:名無しさん@ピンキー
11/03/07 15:39:12.22 rKZlAo0d
>>746
書くのは別にかまわない
だが荒らしだから来て欲しくないだけ

759:名無しさん@ピンキー
11/03/07 16:45:02.35 8yFOJRLO
コテハン背負ってアンチにケンカ売る規格外の存在にそれまでの常識は通用しない

760:ADRY
11/03/07 17:13:30.59 n3NHBJc9
おはようございます(今起きた)!前スレで一つの恋が~を投稿したものです。
誰も投稿していないようなので、恐縮ですが、投稿いたします!!

今回は黒猫×京介中心の物語です。
一応、前作の一つの恋が~のその後をイメージして書きましたが、物語上の繋がりはないです。
非エロです。ゴメンナサイ。また前作よりも少し長いです。

また駄文が目立つ内容で、読みにくいかもしれませんが、読んでいただけたら幸いです!!

761:名無しさん@ピンキー
11/03/07 17:14:31.97 n3NHBJc9
全ては、その一日のために

俺、高坂京介には彼女がいる。
妹、高坂桐乃のオタク趣味に巻き込まれたことによって知り合った、桐乃のオタク友達であり喧嘩友達でもある五更瑠璃、通称黒猫。
マスケラというオサレ系厨二病アニメ(桐乃談)をこよなく愛し、そのマスケラの登場人物であるクイーン・オブ・ナイトメアのコスプレのゴスロリファッションをよくしている、ちょっと変わった女の子だ。
付き合い始めたのは、俺が高校3年生だった時の、夏休み終盤。
あの頃はひどくバタバタとしていたものだが、今となってはいい思い出だ。

そんな黒猫と付き合い出してから、今に至るまでの日々は、そりゃあ濃密だった。

それまで言ったこともなかった恥ずかしい言葉を言い合ったり、たくさん抱きしめ合ったり、キスしたりもした。
毎日のように連絡を取り合い、毎日のように会っていた。

それでも足りないと思えるぐらい、俺は黒猫のことを愛している。
それは高校を卒業し、大学に通っている今でも、変わっていない。


しかし、カップルの宿命というのだろうか(黒猫以外の奴と付き合ったことはないが)、今俺達はある窮地に立たされていた。

「だから違うって言ってんだろ!?」
「何が違うと言うの?私が納得する説明をしてみなさい」
「それは…!」
「ほら、出来ない。所詮、あなたもそこら辺の野蛮な男と変わらないのね」
「…ッ!お前なぁ!」

…そう、俺達は遂に


大ゲンカ、をしてしまった。


そもそもの原因は、少し前から行っていた、ある事が関係しているのだが、これは、どうしても黒猫には言えなかった。

詳細はまだ語れる時ではないのだが、何故黒猫がこんなに怒っているのか、それを話そうと思う。

話は、数日前に遡る。


762:名無しさん@ピンキー
11/03/07 17:15:07.92 g0Sj956H
俺はまだまだ書いてる途中なのでどうぞお先に
期待してます!

763:名無しさん@ピンキー
11/03/07 17:15:38.47 n3NHBJc9

***

黒猫に呼び出された俺は、集合場所の秋葉の某バーガーショップに来ていた。
腹があまり空いてなかったので、コーヒーだけ買って店の中を散策すると、
隅っこの窓際の席に一人座っていた、いつものゴスロリファッションの黒猫を見つけ、声をかけた。
…が、黒猫は何故かこちらをギラッと睨みつけてきたと思ったら、「フンッ」と言ってそっぽを向いてしまった。
どうやら、ご機嫌ナナメのご様子。
しかも、態度から察するに原因は俺。
いや、集合時間には遅れてないはずだし、何かした覚えもない。
困惑していた俺に、「早く座りなさい」と促してくれた黒猫だったが、相変わらずそっぽを向いている。
何がなんだかわけがわからずとりあえず黒猫の前に座るが、相変わらずこっちを向いてくれない。少し泣きそうになった。
「――あなた。なぜ今日呼ばれたか、わかっている?」
目だけをこっちに向けて、黒猫はやっと口を開いた。
「いや、全然」
明日何時にここに来てとしか書いてなかったメールから、どうやって目的を知れというのだこいつは。

「まぁ期待してなかったし、いいわ」
と、内心呆れたかのように言う黒猫。
ヒデー言いようだなおい。

黒猫は財布を取り出し、その中に入っていた写真らしき物を数枚俺の前に広げた。

「…!?」
「これは、どういうことかしら…?」

そこに写っていたのは、俺の幼なじみであり同じ大学へ通う田村麻奈美と、その横で親しげに話している

――俺だった。

「こ、これは…!」
「一緒に帰る、ぐらいならまだ許すわ。だけど…」
俺の前に置いていた写真の内の一枚を手に取り、俺に向ける。
「これは、どう説明するつもり?」
それは、俺と麻奈美がある和菓子屋に入る瞬間の写真。
ただの和菓子屋ならともかく、そこは…
「ここ、たしか田村先輩のお家よね?なぜあなたが一緒に入っていってるの?」
そう、麻奈美の実家は和菓子屋であり、名前も田村屋。写真には見事に『たむらや』と掘られた看板も写っており、もはやごまかしは効かない。
「そ…そりゃあ、和菓子買ってたに決まってんだろ!」
「へぇー…」
黒猫は、別の写真を手に取り、2枚こちらに向ける。
「2日連続で和菓子を買いに行ったの?あなた」
よく見ると、写真には、日付と時間が表示されており、2枚は違う日付を表示していた。
くっそぉ~!まさか一日だけじゃなかったなんて!
「つか誰だよこれ撮ったの!?」
無理矢理話しを変える。
「赤城さんよ。偶然通りかかったところを、持っていたデジタルカメラで撮って、プリントして私にくれたの」
あの腐女子があぁぁぁぁ!!
今度あいつの兄貴に怒ってもらってやる!!
…いや、わかってるよ!?無理なことぐらいはさ!

「――で、もう一度聞くけど、これは何?」


764:名無しさん@ピンキー
11/03/07 17:16:44.52 n3NHBJc9
「こ、これは…その…」

――マズイ、何と説明すればいいんだ…?
本当のことを言ってしまえば、今までの準備が全てパーになっちまう。それだけは、絶対に避けたい。
どうにかして、この場は誤魔化すしかなかった。

「べ、勉強を一緒にしてたんだよ!!」
「勉強…?」
「ああ、そうさ!!」
正直、黒猫に嘘をつくのは心が痛かったが、こうなればとことん誤魔化すしかなかった。
「なぜ図書館ではなく、わざわざ田村先輩の家で勉強するの?」
「い、今の時期は、図書館は人が多いんだよ!行っても勉強出来ない時もあるし、それなら私の家で勉強しようって麻奈美が誘ってくれたから…」
「ずっと、田村先輩の家で、一緒に勉強しているってこと?」
「ん、まぁ…ほとんど教えてもらっているんだけどな…」
ちなみに、時折一緒に勉強をする時もあるが、本当の目的は、全く違う。
ただ、それを黒猫に言うわけにはいかなかった。

「なぜ、黙っていたの?」
「そりゃあ…彼女じゃない女の家に入り浸ってるなんて、言えねぇだろ…」
「自覚はあるのね」
「まぁ…、そりゃ…な」
「…そう」

黒猫は、黙ってしまった。
ここで、黒猫がまた口を開くのを待つのは、間違いだろう。俺が、言わなきゃいけない。
言うことは、決まっていた。

「黒猫」
「…なに?」
「勉強が必要なくなったら、もう麻奈美の世話になることもなくなる。そうしたら、今までの埋め合わせをするよ。
寂しい思いをさせた分も、それ以上に楽しい思いをさせて、上書きしてやる。だから…今は待っててほしい。それまで寂しい思いをさせると思うけど…」
「あら、私がいつ寂しいと言ったかしら?自惚れるのもいい加減にしなさい」
黒猫はこちらを向いて、いつもの笑みを浮かべていた。
言っていることはヒデーが、どうやら調子を取り戻してくれたようだ。
「――でも、今言ったことを忘れたら…呪い殺すわよ」
「…おう」

俺の彼女は、やっぱり可愛かった。

「あと、私に内緒で、他の女と会うのもダメ」
「……」
「わかったのかしら」
まるであやせの纏っている黒いオーラを見せて聞いてくる黒猫に、若干の恐怖を感じた。
「ハイ!!わかりました女王様!」
「よろしい」
そう言って、黒猫はスクッと立ち上がった。
「それで?今日は一日中付き合ってくれるのかしら?」
―そんなこと、
「当たり前だろ?」


765:名無しさん@ピンキー
11/03/07 17:17:49.68 n3NHBJc9



――その日の夜、俺はとある奴に電話を掛けていた。
その相手とは…、
『はい、もしもし』
「久しぶりだな、赤城」
『お久しぶりです、高坂せんぱい!』
俺が通っていた高校の後輩で、俺の同級生で級友の赤城浩平の妹であり、黒猫の友達でもある、赤城瀬菜だ。
『突然どうしたんですか、高坂せんぱい?』
すっとぼけているわけではないみたいで、電話した理由を、どうやら本気でわかってないらしい。
「お前、黒ね…五更に、俺と麻奈美が一緒に歩いてるのを撮った写真渡しただろ?」
『ああ!そーですよ!!ダメじゃないですかー!!浮気するなんて!』
「うぐっ…!」
説教しようとしたら逆に怒られた…!
「あ、あいつとはそういう関係じゃねぇし、そんな気もさらさらねぇよ!」
『それでも、他の人から見たらそう見えても仕方ないんですよ!?ああいうのは自分で意識して、自制しないとダメですよ?』
「ぐっ…!!」
あれ~?おかしいな~?
なんで俺が説教受けてるんだろ?なんか腑に落ちないんだけどなぁ~?

――ただ、この後輩の言うことは、一つも間違っていない。悔しいが。
「反省してます…」
『それでいいんです!』
女の後輩から説教される、男の先輩である俺。
威厳もへったくれもありゃしねぇなホント。
『もうダメですよ?お兄ちゃんという人がいながら他の人に手を出すなんて…』
「おぉぉぉぉぉぉぉい!!」
今なんつったこの後輩!?

ガンッと壁を叩く音が聞こえる。
恐らく、桐乃の『うるさい』という無言の文句。
だが、スマン桐乃。今は我慢してくれ。
こいつには、叫ばずにはいられない。
『お兄ちゃんに話したら喧嘩になるんじゃないかと思って、代わりに五更さんに先輩を注意してくれるよう、言っておいたんですよ?私の気遣いに少しは感謝してほしいですよホント』
「ホント余計なことしやがって!!」
そのまま赤城だけに伝えてくれてたら、どれだけ良かったことか!!
『余計なこと…?――ハッ!!も…もしかしてお兄ちゃんに攻められるためにわざと』
「いい加減妄想から帰ってこいや!!」
こいつ、遂に妄想と現実の境界を越えやがったのか?
おい、赤城!!病院連れていけ!今すぐ!!

そう、赤城瀬菜はいつもは真面目で潔癖症な委員長タイプの女子なのだが、実はBLやガチホモ系統が大好きな腐女子なのだ。
しかも、2次元だけでは飽き足らず、3次元の男と男が絡むシチュエーションを一瞬で妄想できる、(いかれた)頭の持ち主だ。俺も、こいつの妄想の被害にかなりあっていた。(どうやら)現在進行系で。
特に俺が瀬菜の兄である、赤城浩平と仲が良いことを知ってからは、俺と赤城の絡みをよく妄想しているようだ。

てか、ここまで説明しといて何だが、説明している自分が気持ち悪くなってきた。


766:名無しさん@ピンキー
11/03/07 17:18:45.91 n3NHBJc9

「とにかく!!俺とお前の兄貴はそういう関係じゃない!つか、俺お前には五更と付き合っているって話してたよな!?」
『あれ?その後別れて、ショックが大きかった高坂先輩を、お兄ちゃんが慰めてそのまま愛を深めたんじゃなかったでしたっけ?』
「なんでお前の中では、俺達別れてることになってんの!?」

ちなみに、俺にはそっちの趣味はない。
断じて、ない。

「別れてねぇよ!そんな修羅場も起きてねぇよ!ずっと愛してるよ!ラブラブだよ!」
『す…凄く愛されてますね、五更さん…』
若干、瀬菜が引いていた。
つか、『俺達バカップルです』って宣言しているもんじゃねぇか。何言ってんだ俺。

『…ま、まぁ冗談はこの辺にしておきます…』
「…」
こいつの『冗談でした』は、ハッキリ言って信用出来ない。
だが、もし本物に冗談だとしたら、俺は瀬菜に乗せられて、一人赤っ恥をかいたことになる。
…ヤバイ、凄く恥ずかしい。

『ともかく、先輩?』
「…なんだよ?」
『なんで、2日連続で田村先輩の家に行ってたんですか?』
あれ?こいつ、麻奈美のこと知ってたの?
…まぁ大方、黒猫か赤城の奴が話していたんだろうな。
あまり気になることでも無いので、聞かないことにする。

「ん~…、お前になら、話してもいいかな…?」
『?』
「実はな――」



767:名無しさん@ピンキー
11/03/07 17:19:37.62 n3NHBJc9

『…そうだったんですか。…私、余計なことしちゃいましたね…』
「まぁ、過ぎたことはいいさ。ただ、今話したことは…」
『わかってます。五更さんには絶対に話しません』
「サンキュー、赤城」
『…高坂せんぱい』
「どうした?」
『…あの、できれば私も…』
「もちろんいいぞ。つか、いつか声をかけようと思ってたから、ちょうど良かったわ」
『あ、ありがとうございます!』
「気にすんな。んじゃ、詳細は決まり次第連絡するから」
『わかりました!お願いします!』
「ああ、じゃあまたな」
『はい!お休みなさい、高坂せんぱい!』

――パタン、と携帯を閉じる。
電話中に、壁が何度かドンドンいっていた気がするが、聞こえていないことにしておく。

部屋の電気を消し、ベッドの上に寝転ぶ。
今日は久しぶりに黒猫と一日中遊んでいたので、少し疲れた。


――明日も早いし、今日はもう寝るか…
だんだんと重くなっていく瞼に逆らわず、閉じる。




―この時、俺は知るよしもなかった。

次の日、俺にとって最大の修羅場が、待っていようとは。

この時の俺には

――わかるわけが、なかったんだ。


768:名無しさん@ピンキー
11/03/07 17:20:08.95 n3NHBJc9

***

「すまねぇな、沙織。いつも付き合ってもらっちまって」
「なんのこれしき、お安い御用でござる」

次の日、俺は都内の繁華街(渋谷)に来ていた。
もちろん、一人ではない。
俺の隣には、ぐるぐる眼鏡にオタクファッションをした長身(悔しいが、俺よりも身長は高い)の女性がおり、正真正銘俺の知り合いだ。
彼女は自分を沙織・バジーナと名乗る、見た目通りのオタクである。
彼女も、桐乃のオタク趣味に巻き込まれたことによって知り合った、桐乃にとっても、もちろん俺にとっても、大切な友達だ。

いつもは、秋葉か俺の家でみんなで集まって、遊んだり話したりするのだが、今日は渋谷に、沙織と二人で来ている。
俺みたいな見たくれ凡人と、見るからにオタクな女が渋谷の街道を歩いてるんだぜ?もう視線が突き刺さってイタいイタい。


今回、こんな俺にはあまり縁のない、渋谷みたいなオサレ街なんかに来たのには、ちょっとした目的があるのだが…すまん、今は言えねぇ。

とにかく、俺達は渋谷を一通り回り、今一息ついたところである。

「一通り回りもうしたが、どうでござったか、京介氏?」
近くにあった自動販売機で買ったジュースを適当に座って飲みながら、話をする。

「うーん…、たくさん紹介してくれたのは、有り難かったんだけど…」
「最初に見たアレが、一番印象に残っているでござるか?」
「そうだなぁ~…。やっぱりアレを見た時の衝撃は、忘れらんねーなぁ…」
「やはり、そうでござったか。アレを見た時の、京介氏の目は見たこともない輝きを放っておりましたからなぁ~」
「輝きって…、どんな輝きだよ…?」
「それはもう!不思議の国に迷い込んだアリスのような輝きでしたぞ!」
「よくわからんわその例え!」
「あの時の京介氏の目で見つめられていたら…、可愛すぎて抱きしめてしまってたかもしれないでござる!」
「なっ…!」
沙織は、その長身と見事に調和したナイスバディーでもある。出る所は出てるし、引き締まる所は引き締まっている。
こんないい身体をしている女は、他には瀬菜ぐらいしか知らない。
そんな身体に抱きしめられたら、いったいどんな天国が見えるのだろうと考えると、抱かれてみたい気が…。

――って待て待て。俺は黒猫一筋だ。黒猫以外には抱きしめさせないし、抱きしめない。
あぶねぇあぶねぇ。危うく煩悩に従って、セクハラに走るところだったぜ…。
「き、京介氏?拙者、今一瞬、身の危機を感じたのでござるが…」
「気のせいだ」



769:名無しさん@ピンキー
11/03/07 17:21:04.45 n3NHBJc9
ともかく、だ。
「本当に、助かったぜ沙織。こんなところ、桐乃に無理矢理連れてこられてしか来たことがなかったからよ。沙織が案内してくれたおかげで、今後の参考にもなったぜ」
「いえいえ!この程度のことならば、この沙織・バジーナ、いつでも京介氏の元に駆け付けてくる所属、でござるよ!」
「ハハ、そりゃあ頼もしいな」

沙織は、本当に頼もしい奴だ。
桐乃に黒猫を、そして俺と黒猫を巡り会わせてくれたのは、間違いなく沙織だ。

沙織がいなかったら、今の俺達は、存在しない。
それぐらい、かけがえのない存在なのだ。

「―さて、今日のところはこれでお開きとするでござるか」
「そうだな」
中身が無くなった缶を捨て、立ち上がる。
ふと周りを見渡すと、少し昔の、懐かしい記憶が蘇る。

一昨年前、桐乃に自身が書くケータイ小説の取材に付き合わされ、この街を訪れたことがある。
しかもその日はクリスマスイヴ、街行くカップルが多かったし、クリスマスのイルミネーションが凄かったことも、覚えている。それはもう、場違い感がハンパなかった(今もそうだが)。
あの時のことは、さすがに人に話せる内容ではないが、いい思い出だ。
…いろんな意味で。

あれから2年近い歳月が経った今、本当に変わったなと思う。
この街の景色も、桐乃も、俺も。

「?どうしたでござるか、京介氏?」
「いや、ちょっと昔の事を思い出してさ」








770:名無しさん@ピンキー
11/03/07 17:21:46.46 n3NHBJc9
「――何をやっているの、あなたたち?」

ピシッと、背筋が凍りつく。

気のせいであってほしい。

空耳であってほしい。

確かめたくないが…

確かめないといけない。

どうか、気のせいでありますように。


――しかし、運命の悪戯とは、残酷な様で、

振り向いた先にいたのは、紛れも無い、黒猫だった。



「く、黒猫…?どうしてこんなところに…?」

「…私が、『こんな』ところに来てはいけない理由があるのかしら…?」

そう、変わったのは俺と桐乃だけじゃない。
黒猫も、こんな人が多い街に来る様になるぐらい、変わっていたのだ。
ただ、それだけだ。

では、何故今日なのか。
それこそ愚問だろう。

そこに、理由なんて必要ない。
偶然この街に出てきて、偶然俺達に出会った。

それだけだった。
それだけだったのだ。

「…昨日、私言ったわよね?」
「…ああ」
「『私の知らないところで、他の女に会わないで』って」
「…ああ。言われた」
「なのに…」

黒猫は、キッと沙織を睨みつけ
「これは、何?」
と、言った。

771:名無しさん@ピンキー
11/03/07 17:22:43.48 n3NHBJc9

この時、俺は愚かにも、黒猫に対して少し腹を立ててしまった。
全部俺のせいだと言うのに。

沙織を、「これ」と言った黒猫に、腹を立ててしまった。

「おい、黒猫」
「何?」
「これって何だよ?沙織がわからないわけじゃないだろうが」
「あら、その女が大事なの?彼女であるはずの私よりも」
「違う!そうじゃねぇ!」
「ホント罪な男ね、彼女がいながら他の女と逢引なんて」
「だから違うって言ってんだろ!?」
「何が違うと言うの?私が納得する説明をしてみなさい」
「それは…!」

言えない。
それを言ってしまったら、今までの苦労が水の泡だ。
だから、言えなかった。

「ほら、出来ない。所詮、あなたもそこら辺の野蛮な男と変わらないのね」
「…ッ!お前なぁ!」

直後、俺が言った一言が、黒猫の感情を爆発させてしまう。

「お前!ずっと俺のことをそんな奴だと思っていたのかよ!?」










772:名無しさん@ピンキー
11/03/07 17:23:33.59 n3NHBJc9




「そんなわけないじゃない!!!」



今まで聴いたことのない黒猫の大きな叫びで、周りが一瞬静まった。

「あなたはそこら辺の男とは違う!臆病で、怖がりで、ヘタレだけど!優しくて、勇気があって、頼りになって…!」

「――大切にしてくれる…!」

ボソッと呟いた黒猫の顔は俯いて、どんな表情をしているのか、わからなかった。
だけど、震わせた身体とギュッと握られた拳で、何となくわかる。

俺は何も言えず、ただ黒猫の言葉を聴くことしか出来なかった。

「そう、信じていたのに…」
「黒猫…」

やっと言葉を絞り出した俺は、少しずつ黒猫に近づいて行く。
「本当に、違うんだ。何をやっていたのかは…今は言えねぇけど、黒猫が考え
た様なことじゃない。…信じてほしい」
「――何を信じろって言うの…?」
「…黒ね」
「約束した次の日から裏切られて、何を信じろって言うのよ!?」

こちらを睨んだ黒猫の目からは、涙が流れていた。

その問いに、答えることが出来ず、俺は再び口を紡ぐ。

言えるわけが、なかった。

――俺を、信じろなんて。

そんな何も言えない俺を見て、黒猫は踵を返し、走り出した。
「黒猫!」
「来ないで!」

伸ばした手は、届かず。
足は、びくとも動かない。
俺は、小さくなっていく背中を、見つめることしかできなかった。





773:名無しさん@ピンキー
11/03/07 17:25:07.26 n3NHBJc9
「――ごめんな、沙織」
「いえ、ただ黙って見ていた拙者も、申し訳ない…」
「沙織が、入れるわけないだろ?」
これは、俺と黒猫の問題なのだから。
「フフ」
「沙織?」
「いえ、部外者の入る余地なしと言われている気がしたのでござるよ…フフ」
「え、あ…」
顔が、熱くなっていた。
「――京介氏は、本当に黒猫氏のことが大切なのですな」
「あったりめーだろ」

今更、何を言っているんだこいつは。

「しかし、黒猫氏のことは、どうするでござるか…?」
「――俺が、何とかする」

正直、自信はない。
でも、今回のことは、俺じゃないと、何ともならない。いや、俺が何とかしない
といけない。

「わかりました。黒猫氏のことは、京介氏にお任せするでござる」
「…サンキュー」



その後、俺は沙織と別れ、真っ直ぐ家に帰り着いた。

「…あ」
「…ただいま」
玄関先でばったり出くわした人物は、桐乃だった。

「あんた、今日どこ行ってたの?せっかく買い物に付き合わせてあげようと思ってたのに」
何がせっかくだ。その言い方じゃ荷物持ちになってたんじゃねぇか俺。

「ちょっとな…」
「あ、まさかアレのこと?」
言葉を濁したのに、相変わらずこいつはずばり言い当てる。
「…そうだよ」
「あんた、どうしたの?リストラされたサラリーマンみたいな顔してんじゃん」
ほっとけ!どうせ幸薄い顔だよ!!
「色々あって、疲れたんだよ」
「…ふーん」
聞いてきたくせに、あまり興味のなさそうに桐乃はその場を立ち去った。
「――ねぇ」
階段を上がろうとした桐乃が、顔だけをこっちに向けた。
「なんだよ?」
「私はぶっちゃけあんまり乗り気じゃないんだけど、結構楽しみにしてんだからさ。主催のあんたがそんな顔してたら、何か不安になってくんの。だからそんな顔すんなバカ!」

そう吐き捨てて、桐乃は階段を上って行った。

不器用な桐乃なりの励ましだったのだろうか。

どちらにしろ、少し救われた気がした。
「――ありがとうな、桐乃」
誰もいない玄関で、呟く。

774:名無しさん@ピンキー
11/03/07 17:25:41.39 n3NHBJc9


どうにかしないといけないと、わかっているのだが…

どうすればいいか、考えてもわからず、


――そのまま、3日が経った。

***

その日、学校から帰った俺は、麻奈美の家であり、和菓子屋でもある田村屋の裏手の壁に寄り掛かっていた。

「…ふぅ」
一息つく。ツー…と流れる汗を借りたタオルで拭きながら、空を見る。
見事な、夕焼けだった。

「お疲れ様、きょうちゃん」
いつの間にか側にいた、麻奈美から差し出されたペットボトルを有り難く手に取り、口をつける。
冷たい麦茶が喉を通るのを感じながら、生き返ったとしみじみ思う。
「サンキューな、麻奈美」
「えへへ~」
相変わらず、麻奈美はのほほんとした仕種をする。
その仕種に、心和む俺がいた。

「――ねぇ、きょうちゃん」
「ん?なんだよ」
「最近、きょうちゃん元気ないけど…どうしたの?」
隣に寄り掛かって、俺の目を見て聞いてきた。
「…そんなこと、ねぇよ」
「きょうちゃん」
ズイッと顔を近づける麻奈美に、少したじたじな俺。
「な、なんだよ…」
「きょうちゃんは私が元気無かったら、どうしたって声を掛けてくれないの?放っておくの?」
「――いや」
「それと同じだよ?きょうちゃんが私を心配してくれるのと同じで、私もきょうちゃんが心配なんだよ?」
「麻奈美…」
前にも、同じ様なことを言われた気がする。
なんで、こういう時の麻奈美は、押しが強いのだろう。
昔から変わらないな、こいつだけは。

「わかったよ、たく…」
観念した俺がそう言うと、麻奈美の表情は、パアッと明るくなった。

全く、ホント敵わないよ、お前には。


775:名無しさん@ピンキー
11/03/07 17:26:28.58 n3NHBJc9


「―てわけだ」

俺は、黒猫に麻奈美の家に通っていたことがばれたこと、その時に内緒で他の女と会わない約束をしたのに、沙織と二人で渋谷に来ていたのを偶然見られてしまい、喧嘩してしまったことを、できるだけ詳細に話した。

話が終わると、麻奈美は「そっかぁ…」と呟いて、うーんと唸りながら、何やら考えているポーズをしている。

「黒猫と付き合って、こんなこと初めてでさ。どうしたらいいのかさっぱりわかんねーんだわ…」
「きょうちゃん不器用だもんねー」
「うっせえ」

お前が器用すぎんだよ。

「――多分、怖いんじゃないかな?黒猫さん」
「…怖い?」
麻奈美から発された言葉は、意外なものだった。
「きょうちゃん、誰にでも優しいから」
麻奈美はいつもの口調で言っているはずなのに、
なぜか、その一言には棘があるように思えた。

「本当に、自分が特別な存在なのか…恋人として、見られているのか…は言い過ぎかな?とにかく、不安なんだと思うよ?」
「不安…」
「きょうちゃんにとって、黒猫さんはどんな存在?」
「どんなって…」
「私や、きょうちゃんの知り合いの女の子と同じなの?」
「違う」
はっきりと否定する。
だって、当たり前だろう。
「黒猫は、俺にとって最も大切で、最も必要な存在だ」

そう、黒猫と同等の存在なんて、いない。
黒猫は、一人だけだ。

「うん。そうだね」
「わかってて聞いたのかよお前は」
「うん」
何と言うエスパー。今度からはエスパー麻奈美と呼ぼう。
「きょうちゃんのことは、だいたいわかるよ?」
俺限定かよ!
「黒猫のことも、わかってたじゃねぇか」
「黒猫さんのことは、あくまでも予想だよ~」
「予想でも、わかるもんなのか?」
「…私だって、女の子だよ?きょうちゃん」

つまり、こういうことか。
男にはわからない、女の共通の気持ち。
だから、麻奈美にはわかったのか。



776:名無しさん@ピンキー
11/03/07 17:27:31.80 n3NHBJc9
「…きょうちゃんにとって、一番は何?」
「…は?」
突然、麻奈美がそんなことを聞いてきた。
「私にとっての一番はね、きょうちゃんなの。――きょうちゃんと一緒に学校に行って、一緒に喋って、一緒に勉強して…。私はきょうちゃんと一緒にいられれば、それが一番なの」

麻奈美はそこまでで一旦区切って一息つき、もう一度、俺に聞いてきた。

「ねぇ、きょうちゃんにとっての一番は、何?」

――そんなの、決まってる。
「― 」

その答えに納得したのか、麻奈美はうん、と言って頷いた。

「それを、伝えてあげれば、きっと大丈夫だよ」

そっか、悩む必要は無かったんだな。
結局、俺は俺のやり方でいくしかないわけだ。
「サンキュー、麻奈美。なんかスッキリしたわ」
「うん。いい顔してるよ、きょうちゃん」
「カッコイイか?」
「うん!」

さて、やることは決まった。あとは…
「麻奈美、明日大学休むから、すまんが一人で行ってくれ」
「うん」

麻奈美は、ポケットからはみ出ていた封筒を取り、俺に渡した。
「頑張ってね、きょうちゃん」



――田村屋からの帰り道、俺はふと麻奈美の言葉を思い出した。
『―私にとっての一番は、きょうちゃんなの』

おいおい麻奈美、これはまるで…


俺が好きだと、告白しているみたいじゃねぇか。



777:名無しさん@ピンキー
11/03/07 17:28:14.72 n3NHBJc9
***

次の日の夕方、俺は懐かしい校門の前にいた。
もう卒業して、来る必要の無くなった高校。
なぜそんなところにいるか?待っていたのさ。

「……!」
俺を見た瞬間、驚いた表情をしているそいつ、黒猫を。

「黒猫」
「…ッ!」
俺に呼ばれてハッとした黒猫は、有無も言うことなく、走り出した。
「ちょ、黒猫!」
走り出した背中を、追いかける。
もう、迷いは無かった。


「待てって…黒猫!」
しばらく走ってやっと追いついた俺は、黒猫の右手を掴む。
「――ッ離して…!」
「いいや、離さねぇ!」
「あなたと話すことなんてない!」
「俺にはあるんだよ!」

黒猫の力が抜ける。
俺も、掴んでいる手の力を緩めた。
どうやら、逃げ出す様子はない。

「聞いてくれ、黒猫」
「今更、何を…」
「ごめんな。約束、破って」
「……」
「俺は、取り返しのつかないことをしたと思う。お前の信頼を、裏切るようなことをしたと思う」
黒猫はこちらを向かず、ただ黙って聞いていた。
「――でもな、黒猫」

今こそ、伝えよう。あの時、言えなかったことを。

「俺にとって、一番はお前だから!」
黒猫の身体が、ビクッと震えた。
「一番大切なのも、一番一緒にいたいのも…。――一番、必要なのも、お前なんだ!だから黒猫…ッ!?」
突然、腹に何かが突っ込んできた。

目を下にやると、俺の胸に顔を埋めて抱きついている黒猫がいた。

「――遅いわよ、バカ…!」
「え、あ…」
混乱していた俺だったが、少しずつ落ち着きを取り戻し、黒猫の頭に手を置く。
なんか、似たようなことがあったな昔。
「ごめんな…」
ただ、あの時とは状況が全く違うが。


778:名無しさん@ピンキー
11/03/07 17:29:03.31 n3NHBJc9

「ずっと、待っていたのよ…!連絡したいけど、会いたいけど、怖くて…!あなたが来てくれるのをずっと待っていたんだから!!」
そこまで言った黒猫は、嗚咽をこぼした。

4日間、会えず、話せずの状態が続いたのだ。黒猫にとっては、とても辛かったのだろう。

たった4日間?ふざけるな。
毎日のように会って、毎日のように連絡を取り合ってたのだ。
それが、4日間も出来なかったのだ。

「――ごめんな。本当に、ごめんな」
「バカ、バカ…」
ポカポカと、胸を叩く黒猫の背中に、手を回す。

――実のところ、4日間黒猫に会えなくて、俺もかなり滅入っていた。
だから、今この状況で俺は、

申し訳ない気持ちと、

とてつもない安堵感が心を占めていた。





779:名無しさん@ピンキー
11/03/07 17:30:21.84 n3NHBJc9
――その後落ち着いた黒猫から聞いた話なのだが…

どうやら、お節介な奴が二人ほどいたらしい。

一人は、赤城瀬菜。

瀬菜は、俺から電話があった後、即座に黒猫に電話を掛けて
『高坂先輩は大丈夫です!信じてあげて下さい!』
とだけ言って、電話を切ったらしい。
瀬菜にとっては、黒猫を安心させるつもりで言ったようだが…
「――不信感が募ったわ」
「…ですよねー」
そりゃあ、突然の電話で突然そんなことを言われて突然切られたら、疑いたくもなる。
そんなことがあったからこそ、次の日が大変なことになったようで…

そして、もう一人は、沙織・バジーナ。
俺と黒猫が喧嘩した後、とにかく誤解だけは解いておこうと、黒猫に会いにきたらしい。
なんとか誤解は解けたようだが、ではなぜあの時俺と二人でいたのかという質問には、沙織も『京介氏を信じてくだされ』とだけ言って、答えなかったらしい。
何をしていたのかも答えてくれないことに、混乱した黒猫は、俺に直接聞こうとしたらしいが、連絡をとるのが怖かったらしく、どうしても聞けなかったようだ。
だから、俺が連絡をしてくれるのを待っていたようだが…
「4日も待たせるなんて…。どうしようもないヘタレねあなた」
「…返す言葉もありません」
まあ、結果がどうあれ、二人のお節介が、俺には有り難かった。

「でも、田村先輩が…」
「ああ。あいつのアドバイスが無かったら、今日お前に会いに来ていたかどうかもわからねえ」
「そう…。―借りでも作ったつもりかしら…」
相変わらず、こいつは麻奈美が嫌いらしい。
「だからあいつはそんな奴じゃないっつーの!いい加減認めてやれよ!」
そう言った俺を、黒猫はじとーとした目で見て、呆れ果てたような溜息をついた。
俺、なんか変なこと言った?

「そうね、田村先輩は本当に優しいわね。――腹が立つぐらい」
どうやら、黒猫が麻奈美を好きになることは、一生なさそうだ。




780:名無しさん@ピンキー
11/03/07 17:31:35.27 n3NHBJc9
「それで?」
「…ん?」
「私、まだ大切なことを聞いてないのだけど」
「え、言わなかったけ?俺にとってお前が一番…」
「そ、それはわかったわよバカ!!」
顔を真っ赤にした黒猫は、相変わらず可愛かった。

「なぜ田村先輩の家に通い詰めていたのか、なぜあの時沙織と二人でいたのか。
理由を、聞いていないわ」
「あー…」
すっかり忘れてた。喧嘩の根本的な理由なのに。
ていうか、麻奈美と勉強していたっていうの、嘘ってばれてたのね。

「…すまん、まだ言えない」
「じゃあ、いつ言えるの?」
「明日」
「!?い、意外と早いのね…」
「ダメか?」
「そんなことはないけど…。それに、明日って…」
「ああ」
よっと立ち上がる。
「明日、学校が終わったら、校門前に待っててくれないか?迎えが行くらしいから」
「???わ、わかったわ…」

さて、準備は整った。

あとは、明日を迎えるだけだ。

***

――そして、今日。

俺達は、主役の登場を待っていた。

沙織によれば、既にこちらに着いて、そろそろここに入ってくるらしい。


ギイ、と扉が少し開く。

俺達は、構えた。



扉が完全に開いたのと同時に、

俺達は、手に持っていたクラッカーを鳴らした。


「――え?」

突然の出来事に、何がなんだかわからないというような顔をしている本日の主役に、俺達は告げた。

「「「「「「――誕生日おめでとう!」」」」」」


そう、今日は俺の彼女、

黒猫の、誕生日だ。

781:名無しさん@ピンキー
11/03/07 17:32:13.38 n3NHBJc9



――話は1ヶ月ほど前に、俺が沙織に電話したことから始まった。

「どうしたでごさるか?京介氏」
「ああ、ちょっと相談があんだけど…」
「ほう!京介氏が拙者に相談とな!?それは聞かねばなりませんな!」
「なんか嬉しそうだなお前…。――実はさ、来月あいつの…黒猫の誕生日だろ?」
「ふむ」
「その誕生日を、今年はみんなで祝ってやりたいんだ」
「それはまた、どうして?」
「あー、なんつーかさ…」
「俺達付き合って、一緒にいる時間が確かに増えた。けど…」
「そもそも、俺達が付き合えたのは、お前達がいてくれたおかげだし…そのお礼ってわけじゃないんだけど…」
「黒猫の誕生日を、祝ってあげたいのは俺だけじゃねぇだろ?だから…今年は、
みんなで盛大に祝ってやりてーんだ」
「京介氏…」
「だから、沙織がよければ…」
「もちろんでござる!会場、準備もろもろ用意しますぞ!」
「え?いや、そんなの俺ん家で…」
「いえいえ京介氏!どうせなら、黒猫氏がビックリするような大掛かりなパーティーにしましょう!サプライズならば、感動も倍増ですぞ!?」
「ハハハ、サプライズか…。―よし、沙織。会場とか任せていいか?」
「任せてくだされ!最高のパーティーにしましょうぞ!」
「ああ、もちろんだ」


――それから、桐乃達をパーティーに誘い、黒猫には内緒にしておくという共通の約束をして、今日のための準備をしていた。
まあ、会場や食べ物とかの準備はほとんど沙織がしてくれ、実質俺達は何もしてないに等しいのだが…。
つか、タキシードやドレスも用意してたのを知った時、正直たまげたぜ。

とにかく、いろいろあったが、今日という日を迎えることが出来た。
あとは、黒猫の反応がどうかという心配があったのだが…

どうやら、サプライズは成功のようだ。


782:名無しさん@ピンキー
11/03/07 17:32:51.61 n3NHBJc9

「あ、あなた達…」
「ごめんな、黒猫。ずっと黙ってて」
純白のドレスを着た(沙織マジナイスチョイス)黒猫に内心ドキドキしながら、冷静を装って話しかける。

「今年の黒猫の誕生日は、みんなで祝ってあげたいって思ってさ。サプライズにしたくて隠してたんだ」

桐乃、沙織、瀬菜、ゲーム研究部の面々…
ここにいるみんなは、お前をお祝いしたくて集まって来たんだぜ?

初めてあった時とは違う。
お前には、こんなにも仲間が、友達がいる。

お前を、こんなにも祝福してくれる人達がいる。

俺のことじゃないのに、何だか嬉しくなった。

同時に、何だかわからない一抹の淋しさも感じたが。




「――…ひっ……ひくっ…」


「く、黒猫!?」

え、なんで泣くの!?
「ちょ、ちょっとあんた!何泣かしてんのよ!?」
俺と同じく、動揺している桐乃が、俺を睨んで言った。
「えぇ!?俺か!?」
「あんたしかいないでしょうがバカ!!」
「えぇぇぇぇぇ!?」
んな理不尽な!?

「――ち、違う…違うの…」
「「え?」」

泣きながら黒猫が言ってきた。
ちゃんと言葉に出来ない黒猫の肩をポンと叩いて、沙織が代わりに答えた。

「嬉しかったのでごさるよ、黒猫氏は。嬉しさのあまり、泣いてしまったのでしょう。…ね、黒猫氏?」
沙織の言葉にコクンと頷く黒猫。

「あり…がとう。…あり、がとう…」

ボロボロ泣きながら、黒猫は必死にそれだけは告げた。


――どうやら、サプライズは予想以上に大成功だったようだ。


783:名無しさん@ピンキー
11/03/07 17:33:50.50 n3NHBJc9

***

「誘ってくれて、サンキューな高坂」
「いえいえ、部長には俺も黒猫もお世話になりましたし、むしろこちらがお礼をしたいぐらいですよ」
「なら、お互い様ってことで、チャラにしようぜ。つか、俺はもう部長じゃないだろ?」
「あぁ、そうでした。元部長」
「なんかその呼ばれ方も、微妙だなぁオイ…」
俺は今、高校3年の時に入部していたゲーム研究部の元部長、三浦絃之助(ちなみに結構年上)と、同じくゲーム研究部員の真壁楓、そして瀬菜と談笑をしている。
「しかしあの時は驚きましたよ。『真壁、お前に後は任せた』って言ったと思ったら、いきなり卒業するんですから…」
「フ、寂しかったか真壁」
「いいえ全然。むしろ毎日が静かになって快適ですよ」
そう即答する真壁君の鋭いツッコミは相変わらず生き生きしていた。
「今は、高坂先輩と同じ大学にいるんでしたっけ?」
「高坂先輩と同じ…?――ハッ!まさか高坂先輩と一緒にいたいから…」
「てめぇ妄想も大概にしとけよ腐女子!!!――真壁君、こいつの妄想癖は相変わらずなの?」
「ハッハッハ…」
真壁君の微笑から、言いたいことが何となくわかった。
察してくれってところか。
真壁君も大変なんだな。

「ん?まぁ、高坂がいくから同じ大学に行ったってのは、事実だぜ?」
「「「!?」」」
俺と真壁君は後ずさる。瀬菜は目をキラキラさせて、三浦さんを見ていた。
「?なんで離れんだお前ら?」
「部長…彼女が出来ないからって遂にそっちの道へ…」
「お、俺はそっちの趣向はないんで!!ごめんなさい!!!」
「は?…って違う違う!何考えてんだお前ら!?」
「「え?違うの?」」
俺と真壁君は同時に聞き返した。
「違うわ!…ただ、高坂みたいな面白い奴と一緒にいたら、毎日が充実しそうだなと思っただけだ!」
「「……」」

ジト目で三浦さんを見る俺と真壁君。瀬菜はさっきから妄想の世界を堪能しているようで、一人ぶつぶつ言っている。
「そ、それより高坂。お前のお姫様がお待ちのようだぞ?」
クイッと三浦さんが指をさしたところには、桐野と話しながらこちらをチラチラ見ている黒猫がいる。
気恥ずかしいのか、こちらと目が合ったらすぐにそっぽを向いてしまった。

「ほら、早く行ってやれ」
いつの間にか後ろにいた三浦さんに、ドンッと背中を押される。
「わかりましたよ。…それじゃあ、また」
「おう、またな」
「またいつか、高坂先輩」
そう言って、俺は三浦さん達から離れた。

ふと瀬菜の方を見ると…相変わらずトリップ中のようだ。
――そっとしておこう。



784:名無しさん@ピンキー
11/03/07 17:34:29.82 n3NHBJc9

黒猫の元へ向かう途中で、ポケットの中を確認する。
探していたものは、すぐに見つかった。

それを取り出そうとした時、ドスンと背中に何かがのしかかってきた。

「京介氏、まだそれは早いでござるよ?」
「さ、沙織?」
俺の背中にベッタリと身体を載せている沙織が、そこにいた。

――つか沙織さん、マズイです。
背中に柔らかい何かが当たって気持ちいいんですが、こちらをチラチラ見ていた黒猫と桐乃がこっちをめちゃくちゃ冷たい目で見てますから!!
つかニヤけてやがるコイツ!?わざとかコノヤロー!!

「京介氏のために、とっておきの場所を用意しておきましたので、そちらに行ってからでござる」
「はぁ?」
「とにかく!着いてきてくだされ!」
「お、おい!?――ぐっ!ワイシャツ襟首引っ張るな!!首絞まってんだろうが!!つか着いていくじゃなくて無理矢理連れていかれてんじゃねえか俺!!」
「細かいことは気にしない、気にしない!」
「気にするわ!」
反論も虚しく、俺は沙織に無理矢理連れていかれた。
ああ…黒猫と桐乃の視線が冷たい…



「ここで待っててくだされ!黒猫氏もこちらにきますので!合図をしたらその時ですぞ!?」
そう言って、バタンッと扉を閉めて、去って行った沙織。
俺が置いていかれた場所は、2階のバルコニーだった。
「なんなんだ?たく…」

一人取り残された俺は、することもなく、とりあえずバルコニーの縁側へ行く。

夜風に当たりながら、外の景色を見る。
辺りは一面海で、夜風に乗ってきたかのように波の音が響いていた。
それほど都会ではないこの場所では、星が結構見えており、1階のパーティー会場
とは打って変わって、とても静かだ。

「綺麗だな…」

ボソッと、呟く。
今は誰も見ていないこの景色を一人で見ていることに、ちょっとした淋しさと優越感を感じる。

そんな中で、ロマンチストになってみたいって思うのは、俺だけじゃないはずだ。



785:名無しさん@ピンキー
11/03/07 17:35:28.06 n3NHBJc9
「なに一人でニヤニヤしているの?ハッキリ言って気持ち悪いわよ」
「!?」
バッと声がした方を見る。

いつの間にかすぐ隣に、黒猫がいた。

「おまっ、いつからここに!?」
「ついさっきよ。私が入って来ても、あなたずっと外を眺めていて、全く気づかないんだから」
全く気づかなかったよホント。

どうやら、さっきの一人言は聞かれていないようだ。よかったよかった。

「――綺麗ね」
「!!!?」
「どうしたの?そんな驚くようなこと言ったかしら?」
「い、いや…なんでもない」
「?変な男ね…」
クスッと笑う黒猫。いつもの人を見下した様な嘲笑とは違う、温かみがある微笑み。
見慣れたつもりだが、未だにドキドキしてしまう。
「…本当にどうしたの?今度は顔が真っ赤になってるわよ?」
「な、なんでもねぇよ!」
恥ずかしさのあまり、プイッとそっぽを向く。乙女か俺は。

こういう時、「お前の方が綺麗だ」って言うのが正解なのだろうが…
そんなことを言えるほど、ロマンチストにはなれない。

「どれくらい前から、計画してたの?」
「ん?」
「今日の、私の誕生日パーティー」
「ああ、1ヶ月前ぐらいからかな…?まあ、ほとんど沙織が用意してくれたんだけどな」
「それはそうでしょう。私の迎えにあんな高そうな車をあなたが手配できるとは思えないわ」
「…ですよねー」
「この宴会場も、沙織が借りたの?」
「いや、ここは沙織の…眞島家の別荘らしい」
「!?」
「料理作ってくれてる人も、飲み物とか配ってくれてる人も、全部眞島家の使用人らしい。もちろん、俺達の服を用意させたのは沙織だ」
「――本当に、でたらめね」



786:名無しさん@ピンキー
11/03/07 17:36:09.70 n3NHBJc9
黒猫が驚くのも無理はなかった。
沙織・バジーナ、本名眞島沙織。
俺達が知っているのは、オタクの沙織・バジーナとは違う、眞島沙織という姿があり、マンション一戸建を一人(なのかは知らないが)で住んでいる、正真正銘のお嬢様だってことだけだ。
今日、また新たな一面を見たが…
「――でも、それも沙織なのね」
「…ああ、そうだな」
まあ、そういうこった。

そのまま、黙ってしまった黒猫に何を言えばいいのかわからず、また外の景色に目をやる。
ちらっと横に目をやると、同じ様に外を見ている黒猫。
何かを考えているように見えるが、その横顔からじゃ何を考えているのかわからない。

「そういえば」
「ん?」
「私、まだ答えてもらってないわよ」
黒猫は、再びこちらを向いた。
「何を?」
「田村先輩のところに通っていた理由と、あの時沙織といた理由よ」
「…あー」

そういや、言ってなかったな。
喧嘩の根本的な理由だったのに、忘れてたってどうよ俺。
しかも二回目だぞ俺。

――しかし、それを言う前にしなければいけないことがある。
だけど、沙織は『合図』があるまでダメだって言ってたし…
つか、合図ってなんだよ?

「どうしたの?今更言えないなんて言わないわよね?」
「いや、あのな…」
ああもう待てねぇ!
ポケットに手を突っ込み、ソレを掴む。


その瞬間





――パァンッ…



突然、辺りが明るくなる。

ハッと俺と黒猫は、同時に外に目をやる。

――パァンッ…

真っ暗な空を照らしたのは、花火だった。


787:名無しさん@ピンキー
11/03/07 17:36:54.04 n3NHBJc9

かなり近くで上げているのか、見たこともない大きさだ。

「すげぇ…」
思わず、呟いてしまう。

黒猫も、花火に目を奪われていた。

――ブルル!ブルル!

突然震えた携帯を、ポケットの中から取り出す。

宛先:沙織

件名:気に入っていただけましたか?

本文:私から、黒猫さんと京介お兄様へのプレゼントですわ。
頑張って下さいませ。


――どうやら、黒猫にとっても、最高のプレゼントになったみたいだぜ、沙織。

それに、最高の合図だよホント。

「――ありがとうな」

ここにはいない、最高の友人に、お礼を告げる。


さて、いい加減種明かしをするとしよう。
俺がやってきたことは、全てこの時のためだったのだから。

「黒猫!」
突然呼ばれた黒猫は、一瞬ビクッとし、こちらを向いた。
「な、なに?」
「俺が麻奈美のところに通っていたのも、この前沙織と一緒にいたのも」

ポケットから取り出した小さな箱を、黒猫の前に差し出す。
「全部、コレのためだったんだよ」

差し出された箱をおずおずと受け取った黒猫は、こちらをおそるおそる見た。
「あ、空けていいのかしら?」
「もちろんだ」
丁寧にリボンから少しずつ剥がしていく黒猫。

そして、箱の中に入っていたものを、取り出した。



十字架の形をした宝石をあしらった、指輪。

俺から、黒猫への誕生日プレゼントだ。

「これ…」
「ああ。プレゼントだよ」
黒猫は、まじまじと手の平に載せた指輪を見ている。
「話すとちょっと長くなるんだけどな…」

俺は、黒猫に全て話した。


788:名無しさん@ピンキー
11/03/07 17:37:42.19 n3NHBJc9



――黒猫への誕生日プレゼントを考えていた俺は、何となく形として残る物にしようとしていた。
そこで、ちょうど電話をかけていた沙織に、相談してみたのだ。

『ふむ、それならアクセサリーとかはどうですかな?』
「アクセサリーか…。ありがちだけど、無難な選択だよな。ただ…」
『ただ?』
「俺自身がそういうのに詳しくないから、どういうところで買えばいいのか、わかんねぇんだよ」
『きりりん氏に紹介して貰えばいいのでは?』
「昔、そういうアクセサリーショップに連れていかれて、無理矢理ピアス買わされたことがあるからなぁ…」

しかもクリスマスイヴに。
何と言う罰ゲームだ。

「そういうこともあって、あいつには相談したくない」
『愛されておりますなぁ、京介氏は』
「今の話からどうしてそう結論着けた!?絶対おかしいだろ!!」
『ハッハッハ。まあともかく、京介氏はきりりん氏にはお願いしたくないのですな?』
「ああ」
『ならば、僭越ながら…拙者が紹介しましょう』
「へ?沙織そういう店、詳しいのか?」
『詳しいというほどではござらんが…ウチが経営しているお店が、何件かあるのでござるよ。そこでよろしければ、紹介いたすが…』
「全然OK!!むしろ頼む!」
『承知したでござる!この沙織・バジーナにどーんと任せてくだされ!』

後日、沙織に連れられ回ったアクセサリーショップでふと目に入ったのが、今黒猫が持っている指輪だ。
何故かわからないけど、俺はそれを見た時に、『これだ』っていう確信を持っていた。

――ただ、その指輪を買うにはちょっとした問題があった。

ぶっちゃけ、高かった。親の小遣いで生きてる俺にとっては。
沙織の口添えで少し安くしてもらっても、俺には手を出せないのは変わらなかった。

とりあえず、指輪を一応残して貰って、いろんな店を何件も廻ってみた。
でも、パッと来るものはなく、また後日廻ることにして、その日は解散した。


――その後、俺は一人模索していた。あの指輪を買う方法を。

親に交渉…ダメだ、親父が許してくれないだろう。特に、彼女へのプレゼントを買うためなんてなんて不純な理由ならなおさらだ。

あとは…

「バイトするしかないよなぁ…」
「?きょうちゃん、バイトするの?」


789:名無しさん@ピンキー
11/03/07 17:38:51.97 n3NHBJc9
――ん?今の声は…

気づいたら、麻奈美が俺の顔を覗くように、こっちをじっと見ていた。
「…麻奈美、お前いつからいた?」
「さっきからずっといたよ~。きょうちゃん声かけても、一人ぶつぶつ言ってて気づかないんだもん」
「わりぃわりぃ」
そういや、ここ大学だった。

「それで、きょうちゃんバイト始めるの?」
「いや、まだ決まったわけじゃないんだけどな。…でも、この時期短期バイトなんて募集してないだろうしなぁ…」
「なんで急にバイトしたいなんて言ってるの?」
「別にしたいわけじゃないんだがな…。黒猫への誕生日プレゼントのために、金が欲しいんだよ」
「ああ~、なるほど~」
手を合わせて相変わらずの脱力しそうになる口調で言う麻奈美。
「それなら、ウチで働かない?きょうちゃん」
「へ?お前ん家で?」
「うん!今からちょっと忙しくなるから、ちょうど人手が欲しいって言ってたんだ~。おばあちゃん達には事情を説明しておくから、どうかな?」

俺には思ってもいない、最高の提案だった。
麻奈美ん家なら、親同士仲が良いし、家から近い。

「んじゃ、頼んでいいか?麻奈美」
「うん!」

どうやら俺は、最高の人達に恵まれているらしい。



「――それから、沙織と何回か店を回ったり、麻奈美ん家で働いてたりしたんだよ」
「それじゃあ、あの写真も、あの時沙織と一緒にいたのも…」
「そういうこった」

これで、全てだ。
黒猫に対して、言わなきゃいけないことは。

「――黒猫、許してくれないか?今まで隠してたことも、そのせいで傷付けてしまったことも…」
「許さないわ」
全部言う前に、却下された。


790:名無しさん@ピンキー
11/03/07 17:39:37.54 n3NHBJc9
「ど、どうすれば許してくれんだ?」
「――覚悟を、見せて貰うわ」
「覚悟?」
「ええ、そうよ」
何故か顔を真っ赤にさせている黒猫。
一呼吸置いて、俺に言った。

「私に、つけなさい」
左の手の平に置いている指輪を俺に差し出して、黒猫が言った。

「指輪を、お前に?」
「ええ、そうよ」

どういうことだ?指輪をつけてやることが、覚悟を見せることになるのか?

ん?待てよ?指輪…?

――ああ、そういうことか。

俺は、黒猫の左の手の平から指輪を取り、そのまま黒猫の左手を軽く握る。
そして、指輪をそっと左手の薬指につけてあげる。

「これで、いいか?」
「……」
「黒猫…?」

何も言わない黒猫をじっと見ていると、ツー…と黒猫の頬をつたう、一筋の雫が流れる。

「黒猫…!?」
あれ!?指輪つける場所間違えた!?

「――本当に、私なんかでいいの…?」
「え?」
「私なんかを、選んでいいの…?」
増えていく雫を拭うこともせず、黒猫は言った。


791:名無しさん@ピンキー
11/03/07 17:40:05.45 n3NHBJc9

俺は黒猫の肩を持ち、黒猫の顔を正面に立つ。
しっかり目を合わせて、言う。

「当たり前だろ、瑠璃。俺は、お前とずっと一緒にいるって決めたんだ」
「これから先も、ずっと一緒にいる。何があっても、全部乗り越えて、お前のところに帰ってくるよ」
「――だから、瑠璃。お願いします、俺とこれからも一緒に歩んでくれませんか?」
「当たり前でしょう…!?」

そのまま俺の胸に飛び込んできた瑠璃を、ギュッと抱きしめる。

パァンッ…となる花火の音が、心地好かった。

「――京介」
「ん?」
「その…ね?」

スッと瑠璃を正面に戻し、じっと瑠璃を見る。
頬を赤らめ、もじもじしている瑠璃がとても可愛く見える。

「瑠璃」
ゆっくり顔を近づける。
それに合わせて、瑠璃もゆっくり目を閉じる。


花火をバックに、俺達は誓いのキスをした。


792:名無しさん@ピンキー
11/03/07 17:40:47.85 n3NHBJc9

***

「――ここへ来るのも、何度目かしらね」
「さぁ…数え切れないぐらい、来てるからなぁ…」

誕生日パーティー終了後、俺と黒猫は、送ってくれていた運転手さんに断って、
途中で降ろして貰った。

そこから少し歩いた先に、目的の場所はある。

俺が通っていた高校であり、今黒猫が通っている高校の校舎裏。
既に着替えた黒猫は制服姿で、この場所にしっくりきていた。

事あるごとにここで黒猫と一緒にいる気がする。
今も、何となく来てしまっただけで、特に理由はない。

つか、来るだけでいいのだ。
黒猫と二人で来ることに、意味があるのだ。

「――ねえ、先輩」
「ん?どうした?」
「もう、今日みたいなサプライズはやめて」
「えっと…。もしかして、お気に召しませんでしたか…?」
「当たり前でしょう?私以外みんな知っていたなんて、私がこっそり嘲笑われているようなものよ?そんな屈辱、もう二度と味わいたくないわ」
「屈辱て…」
相変わらずの負けず嫌い。
「それに…」
「?」
「嬉しすぎて、死にそうになるから…」
そして、相変わらず可愛い。

「わかったよ、黒猫」
ポンッと黒猫の頭に手を置き、撫でてやる。
黙って撫でられている黒猫は、まるで本物の猫の様だ。

「お前が悲しむなんて、二度と嫌だからな」



793:名無しさん@ピンキー
11/03/07 17:41:36.03 n3NHBJc9
「フフ…」
「ヘヘ…」
俺の答えに満足したのか、黒猫が微笑む。
釣られて、俺も笑う。


こうして、俺達の一日は終わりを告げた。
この一日を迎えるために、たくさんの出来事があったが…
それも、今日得た物と比べたら、対価にしても足りないぐらい、最高の一日だった。

今日が終わり、明日、明後日と続き、同じ日は二度と来ないけど、俺と瑠璃の日々はこれからも、ずっと続く。
その日々一日一日を、思い出に出来なくても、大切にしよう。

今更離れることなんてないさ。
誓ったからな。

「さて、もう遅いし帰ろうぜ?送るからさ」
黒猫の手を取り、その場を後にしようとした。

――が、何故か黒猫に手を引っ張られ、歩みを止められる。
「く、黒猫?」
「あの…その…」
何故か俯いて、俺の手を握ったままもじもじしている黒猫。

「どうかしたのか?」
「あの…ね、えっとね…」





「――今日はその…、帰りたくない…気分なの」






――どうやら、俺達の一日は、まだ終わりそうにない。




Fin.


794:ADRY
11/03/07 17:45:23.80 n3NHBJc9
以上です。
前作出せなかったキャラがいっぱい出せてよかった。でもごめんあやせ!!麻奈美!!

駄文があいかわらず目立つ内容になっていますが、感想などをいただけたら幸いです。

長文、失礼しました。

795:名無しさん@ピンキー
11/03/07 17:47:53.83 rKZlAo0d
長文乙
次からは最初にカップリングを書いておいてくれ

796:名無しさん@ピンキー
11/03/07 17:52:45.00 dODpzFVX
>>795
カップリングは>>760で明記してあるだろう

797:名無しさん@ピンキー
11/03/07 17:54:39.16 rKZlAo0d
>>796
あら本当
失礼した

798:名無しさん@ピンキー
11/03/07 18:15:33.05 jXFy/4YH
>>794
お疲れ様でした。
キャラ愛にあふれた、いいSSでとても嬉しいです。
是非次回も書いてください。応援します。

799:名無しさん@ピンキー
11/03/07 18:19:00.94 g0Sj956H
>>794
ダッシュの使用が多い気がしたのと
構成が王道でオチが少し予測できてしまいましたが、綺麗にまとまっていて良かったです
文章も修辞が過不足なく、気持ちよく読み進めることができました
次回作にもすごく期待しています
乙でした!

800:名無しさん@ピンキー
11/03/07 18:29:11.27 wOqw1Fb+
>>794
乙です!
すごくよかった(*´∇`*)
ニヤニヤしながら読みました!

801:名無しさん@ピンキー
11/03/07 18:40:15.18 zXkew/Ji
>>794

黒にゃんは京介が好き過ぎですな

802:名無しさん@ピンキー
11/03/07 18:48:24.73 z2m+3afo
で、エロは?

803:名無しさん@ピンキー
11/03/07 19:11:48.66 g+x1lUkn
>>794
期待の新人さん2作目乙。GJ!
> こちらをチラチラ見ていた黒猫と桐乃がこっちをめちゃくちゃ冷たい目で見てますから!!
ここ読んだ時、京介家帰ったら正座でお説教喰らうなと思ったけど、最後まで読んだら
そんなもんじゃ済まなそうな気配が・・・
玄関開けたら、怒りの炎を吹き上げた桐乃が仁王立ちしてるみたいな?

前作もそうだったけど読みやすくて話も纏まってて良いと思う。
ただ、個人的には前作のあやせがすごく良く書けてたと思うから
ちょっと物足りない感じは受けた。
次回作も待ってますのでよろしく御願いします。

804:名無しさん@ピンキー
11/03/07 19:20:00.72 nSjxY0yO
>>794

ニヤニヤしながら読んでた

805:名無しさん@ピンキー
11/03/07 19:41:38.08 XTHWGgQ3
ちょっとすまないが質問。
・京介って文理どっちかって描写あったっけ?
・桐乃がやってるような読モって一般的にはどのくらい稼げるもんなのかな?
よろしければ回答くだしあ

806:名無しさん@ピンキー
11/03/07 19:42:39.52 XTHWGgQ3
しまったageてしまった……すまない……

807:名無しさん@ピンキー
11/03/07 19:52:26.11 VFkL4a4v
>>805
ない
現実には全く稼げないが、俺妹世界では違うようだ

あれ?あやせは稼いだ金、何に使ってんの?手錠とか?

808:名無しさん@ピンキー
11/03/07 20:11:12.33 xq/qzhdX
>>805
事務所通してなら、3千円~1万円くらい
桐乃がどういう形態で読モしているか分からんけど
フリーならもっと多いか、無償だと思う

809:名無しさん@ピンキー
11/03/07 20:11:29.83 FFw0vFJr
ドクモって稼げないの?

810:名無しさん@ピンキー
11/03/07 20:13:34.07 fGbeZhBm
>>807
手錠、目隠し、猿ぐつわ、首輪?

811:名無しさん@ピンキー
11/03/07 20:14:33.37 FFw0vFJr
あやせは地味子から京介グッズ買ってるよ。落とした消しゴムのカスとか。
本人から聞いた

812:名無しさん@ピンキー
11/03/07 20:35:16.67 1xH9JG/p
>>807
ほら、盗聴器とか

813:名無しさん@ピンキー
11/03/07 20:37:12.42 ruN/PAll
>>794
指輪指すところのニヤニヤっぷりが尋常じゃなかった
もう結婚しろよお前らw

814:名無しさん@ピンキー
11/03/07 20:39:11.12 kXXhG1rL
まあ、よくある話なのでオチは見えてたな
そこで予想を外して黒猫が別れたらおもろかった

815:名無しさん@ピンキー
11/03/07 20:40:26.81 KUP1o+Dx
>>794
乙です。
沙織と瀬菜と麻奈実が揃って出てくるシチュなんて中々難しいと思ったけど、
きれいに纏まってますね。

人一倍、勘が鋭い黒猫が気付かないワケないだろと思ったけど、
おそらくこういう誕生日の祝福のされ方って人生初だったん
だろうなと思うと、ニヤニヤがとまらん。

816:名無しさん@ピンキー
11/03/07 20:59:21.18 5vQ88BL8
オチがバレバレなのは、おそらく最初から読者に対しては隠す気などないからだろうね
良い意味での予定調和だからこそ、修羅場ってるシーンですら安心して読める
こういう優しい雰囲気の作品は、読んでてホッとするね

ところで、沙織の親の会社って、サブカル系の産業じゃないかと思うんだよね
沙織の元ネタになった十三番目のアリスのキャラは、日本有数の玩具メーカーの社長令嬢で
俺妹の沙織も、メディアスキーの雷撃文庫編集部に関連商品がいくつも置いてあるような会社だった気がする

817:名無しさん@ピンキー
11/03/07 21:26:09.51 KXswwwsL
            __
          | l l│
        彡└┴┘.         __
                  __    .| l l│
              | l l│   └┴┘ミ
             ┷┷┷


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              | l l│l l│
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        | ./          ─
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       \  |          |
        ヽ.|  ┃  ┃  |
           |  ┃  ┃  |              /
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           |    ┃    |   /    \       |
           ┷━┻━┷



818:名無しさん@ピンキー
11/03/07 21:26:50.72 KXswwwsL
ごめん誤爆した


819:名無しさん@ピンキー
11/03/07 21:33:41.01 TDX+lT0N
かわいいから許す

820:名無しさん@ピンキー
11/03/07 22:32:01.48 lgEEO5cU
でかくなるバージョンあったのか、そいつ

821:名無しさん@ピンキー
11/03/07 23:15:01.41 +kZWdTSw
あやせは京介のドールでも買ってんだよ


822:名無しさん@ピンキー
11/03/07 23:19:41.61 VKJadyVT
対して京介氏が愛でるのは大学合格後に買ったフラッグという名のバイク

823:名無しさん@ピンキー
11/03/07 23:21:27.45 VFkL4a4v
終わったら速攻忘れ去られるアニメがあるように、SSにもそういうのがあるよね

824:長文スマン
11/03/07 23:26:17.28 5Or0LVuF
>>588
専門家を名乗る人間があまりにもいい加減な話を流布すると
正直にそのまま受け止めてしまったり、他でもその内容を話してしまう人がでないとも限りません
そして今回は、特に、皆がこの板で広くやっている二次創作についてなので
おかしなところで萎縮効果(二次創作を書くのをおそれて止めてしまう)が生じるおそれもあります
以下に疑問点を指摘し、真摯な回答を求めます

>今は、特許関係の部署にいて、必要な資格をもれなく有しています。
>したがって、著作権法に触れるような、原作まんまのものは、職責上書けないということです。

まず言葉の定義を正確に明らかにして下さい
「原作まんま」というのは、他の作者さんが書いているような
原作の舞台、イメージのままのキャラを使用したものという理解で宜しいのでしょうか?

二次(的著作物)創作というのは等しく原著作物の同一性を侵すものであり
いずれも著作者の許諾を要するという点で、価値としては全て等しいものですよね?

二次創作について許諾要件を明示している作家や企業は極一部で
同人やネット小説イラスト漫画などの二次創作は、ほぼ黙認されているのが現状です

任天堂、小学館、コナミなどで訴訟や警告が取りざたされる企業もありますが
無許可の二次創作であれば、何であれほぼ訴えられた時点で負けというレベルの話であって
イメージが汚されたと原作者や会社が判断し、
その結果、犯罪を親告、あるいは民事訴訟で損害賠償を求めるという可能性はあるものの
どういったものがイメージを壊すか、訴えるに値するかというのは、
あくまで著作者が、著作者の価値観に従って判断して動いたときに明らかになるものです

外部の人間が、「これは原作のイメージまんまだから駄目」と判断できるような代物ではありえません
例えばポケモンの例でいえば、主人公とポケモンが獣姦するような
原作とはかけ離れたものが、却って訴訟の対象になりました

どらえもんの最終回を原作に忠実に描いた同人が発売中止になったこともあれば
コナンのエロ同人を描いていた人が土下座させられた例もあります

あなたの二次創作にせよ、原作のキャラクター(名)・設定をそのまま使用し
「伏見つかさエロパロスレッド」に投稿した時点で二次創作であることを自認しており、仮に訴えられれば負けでしょう
(フェアユース法理がありますが、判断基準は「原作まんま」なんて代物じゃありませんし
「江差追分事件」をはじめとする翻案にもあたりません)

「著作権法に触れる」なる発言は
何の、どういう部分が、著作権法の何条に触れるのでしょうか?
それが貴方の書いているアフターストーリーと異なる理由と共に明示して下さい
もし「アフターストーリーであれば著作権を侵害したことにならない」なんて判例があるなら、是非ご提示下さい
仮にも専門知識を有するがごとく名乗る人間が、あまりにもいい加減な発言をしないで下さい

825:名無しさん@ピンキー
11/03/07 23:36:22.92 lH8rot2k
その長文を書く気力をSSに回してくれた方が、スレとしては有難いんだが

826:名無しさん@ピンキー
11/03/07 23:55:41.53 xq/qzhdX
これ、まとめwikiに入れてくれないかなぁ
スレ違いだが、ほっておくには勿体無いと思うんだよね
URLリンク(blog.livedoor.jp)

827:名無しさん@ピンキー
11/03/07 23:55:43.26 n5ujCN8c
SL66さんに嫉妬してるんだろ
悔しかったら作品作ってあげてみろバーカw

828:名無しさん@ピンキー
11/03/08 00:04:09.91 R5zZsdDQ
>>826
vipのほうはwikiないん? vipはみてまわってないからわからないが

829:名無しさん@ピンキー
11/03/08 00:06:00.56 oOzVfCy7
>>824
長文乙
でもSL66は答えずにスルーするだろうな。
その程度の奴なんだよ。
もう放っとけ。

830:名無しさん@ピンキー
11/03/08 00:17:28.27 brd2j+pn
荒らしはどうでもいいので、どなたかSS投下してください><

831:名無しさん@ピンキー
11/03/08 00:18:18.78 PRGM1dDf
>>827
こういうレスが自演が見えるほどSL66の性の悪さが本人のレスから露呈してしまっている
SL66には正直なところ自分のブログか何かでひっそりと活動して欲しい
衒学的な文章に陶酔した物書きとその作品は見苦しい
荒らしと同じ

832:名無しさん@ピンキー
11/03/08 00:19:34.41 lj7DnRLV
頑張って書いてもつまらん話題やらで流されるとやる気無くなるわな

833:『CV:来栖加奈子』
11/03/08 00:19:47.11 hOvaXQXF
登場人物
来栖加奈子 新垣あやせ ほか

語り
来栖加奈子


エロありません。
カップリングもありません。
加奈子の日常のひとコマを短くやってみました。

834:『CV:来栖加奈子』
11/03/08 00:20:36.45 hOvaXQXF
「来栖」

担任のセンセが加奈子の名を呼ぶ。
この瞬間、加奈子、一番イヤーな瞬間なんだよね。

「加奈子? どうだった?」

あやせがいきなり食いついて来やがった。
このでかいブスのせいで、今日は特にイヤな感じだぜ、まったくよぉ。

「あ、いやー、大丈夫だったぜ。余裕じゃん?」
「か・な・こ? 何点だったの?」
「だから余裕だっつってんだろ!?」
「見せなさい!」

そう言うとあやせは、さっき返されたテストの答案をかっ攫いやがった。

「56点‥‥‥」
「いやー、ちょこっとチョーシ悪かったから仕方ないんじゃね?」
「加奈子、あなたねえ‥‥‥」

あやせのヤツ、加奈子の成績が悪りーからっつって、テストの点数が悪かったら
サシで勉強会をすると言いやがった。
しかも最初は90点以下だったら勉強会とか抜かしやがって。
そんな点数、加奈子には縁がねえし、ポーダーを60点に下げさせたんだよ。
そこで56点だぜ? 勉強会ケテーイじゃん! しかもこのブスと!!
あーやってらんねー。




835:『CV:来栖加奈子』
11/03/08 00:21:08.35 hOvaXQXF
あやせとの勉強会なんてバックレるしかないっしょ。
つーワケで、あやせの目を盗んで帰ることにしたんだわ。
ラッキー♪ あやせ、居ねえでやんの。
後は靴を履き替えて、下校なうってカンジ?
――って、加奈子の靴、ドコ? ねえじゃん?

「か・な・こ? 探し物はこ・れ・か・な?」

透明感のある悪魔の声に加奈子が振り向くと、あやせが居やがった。
手には加奈子の靴。やられたぜ、チクショー。

「さあ、勉強会しましょ。わたしたち、友達でしょ?」

この女に逆らってもロクなことがねえから、腹括るしかねえな‥‥‥




836:『CV:来栖加奈子』
11/03/08 00:21:55.11 hOvaXQXF
「んあー、疲れたー」

思わずそんな言葉が出てしまうほどの勉強会だったぜ。
あのブス‥‥‥、いや、思い出したくねえ。
今度こそはボーダーを超えねえとな。体が持たねえよ。

すっかり暗くなった道を家まで歩いていると、スーパーの前に小さいガキが居た。
独りなのか? 親とか居ねえのかよ? んー? よく見ると女の子か?
最近、おかしなヤツが居るからヤベエだろこれ。

そのガキの様子を見ていると、何やらぬいぐるみを持っている。
よく見るとメルルじゃん。へー。キモオタばかりじゃなく、ガキにも人気なんだ。

「ねえ、はやくおしごと、おわらないかな」

ガキがぬいぐるみのメルルに話しかけている。
ははーん。つまり母親がこのスーパーで働いていて、
この子は仕事が終わるのを待っているってことか。ちょっと泣けるじゃん。

「メルルも、はやくかえってくればいいとおもう?」

くぅー! 加奈子、こういうのに弱ええぜ! 早く帰ってこいよ、母親よ!

「メルルとおはなしができたら、いいのにな」

あのガキ、泣きそうだし。やってやろうじゃねえか‥‥‥!
あのガキに背後からこっそり近づいてやった。




837:『CV:来栖加奈子』
11/03/08 00:22:20.36 hOvaXQXF
「ねえ、メルル‥‥‥」
『まだまだ勝負はこれからだよ!!』
「え!? メルル?」
『そう! 星くず☆うぃっちメルルだよ!』
「ほんとに!?」
『メルルはいつも一緒! ずっと一緒だよ!』
「うん、ずっと一緒!!」
『だから寂しくなんかないんだ! 泣かないでいつも元気いっぱいに居ようね!」
「はいー」

うへえ。いつの間にか、大きなお友達ばかりか、
小さなお友達まで扱えるようになっちまった。プロ意識怖えええ。

「あ、ねえさま!」

ん? 母親じゃなくて姉ちゃんを待っていたのか?
やべ。変な人扱いされたら面倒だから、さっさと退散するか。
んじゃな。




838:『CV:来栖加奈子』 ◆ACPRLbMxAk
11/03/08 00:23:01.20 hOvaXQXF
「来栖」

担任のセンセが加奈子の名を呼ぶ。
この瞬間、加奈子、いつまで経っても慣れねえんだよな。

「加奈子? どうだった?」

あやせがまた食いついて来やがった。

「あー、ハイハイ。44点でございました!」

加奈子の答案をヒラヒラさせながらあやせに見せてやった。

「一体どうなってんのよ!? 全然ダメじゃないの!!」

うっせ、ブス! オメーの教え方が悪りいんじゃねえのかよ?

「また勉強会ね。覚悟しなさい!」


つーワケで、加奈子の家で勉強会をすることなっちまった。
あやせと一緒に加奈子の家まで歩いていると、あの決め台詞が聞こえてきた。

『いっけえ――! めてお☆いんぱくとぉぉぉぉ!』

声の主を探すと、幼稚園の庭で遊んでいるガキが目についた。
お? よく見るとこの間のガキじゃん。男の子、女の子と混ざって遊んでやがる。
ふーん。すげえ元気じゃん。加奈子のアレも無駄じゃなかったってコトか。
小さなお友達にも大人気か。加奈子、すごくね? きひひ。

「加奈子? 何を笑っているの?」
「なんでもねえよ。さ、早くウチまで行こうぜ! 競争だ!!」
「え? 加奈子? 一体なに?」
「へへーん、追いついてみろってーの!」
「加奈子! さては逃げる気ね! 待ちなさい!!」
「いやーだね、ここまでおいで―」
「かーなーこー!!」


『CV:来栖加奈子』 【了】


839:名無しさん@ピンキー
11/03/08 00:28:51.08 PRGM1dDf
小さな女の子はチビ猫かな
結局加奈子の成績は上がらず終いかw
乙でした

840:名無しさん@ピンキー
11/03/08 00:29:36.55 xa3GMqt3
乙でした。
カナカナマジプリティw

841:名無しさん@ピンキー
11/03/08 00:31:43.67 HF9qrozg
心が癒されるSSだ。GJ。


842:名無しさん@ピンキー
11/03/08 00:40:07.25 LEasO44f
乙です
もう完全にあやせは加奈子の保護者というか口うるさいママンだなw

843:名無しさん@ピンキー
11/03/08 00:41:28.03 uCB22zUP
中学にして44点か……頑張れ加奈子!

844:!ninja
11/03/08 01:12:41.24 weM0cQ8x
テスト

845:!ninja
11/03/08 01:14:28.49 weM0cQ8x
間違った(´・ω・`)

846:名無しさん@ピンキー
11/03/08 02:08:00.14 qFj35ar5
つまらん話書く人はどうでもいいので、SL66さんSS投下してください><
待ってます

847:名無しさん@ピンキー
11/03/08 02:12:55.97 xrPAe8ai
SLさんも、粘着と正面対決するくらいだったら、こういう逆方面の粘着も直々に嗜めれば好感度急上昇するよ

848:名無しさん@ピンキー
11/03/08 02:21:30.83 hzrxJvLr
下猫と加奈子の組み合わせGJです。

甘えん坊の癖に、妙に面倒見のいい加奈子の両面性がよくでてるSSだ。

849:名無しさん@ピンキー
11/03/08 02:38:34.81 WOufkDJA
下猫ちゃん無防備だと誘拐されそ

850:名無しさん@ピンキー
11/03/08 03:09:09.14 I/XMWiQ9
>>794>>833
乙です
どっかの自称専門家の小説家気取りと比べるととても面白いです
これからもヨロシク

851:名無しさん@ピンキー
11/03/08 03:35:03.73 xrPAe8ai
煽るなってば

852:名無しさん@ピンキー
11/03/08 04:33:20.31 d6T7ARyV
>>794
一ヵ所気になったとこ、769の沙織のセリフで「所属」ってとこ「所存」だよね。

853:名無しさん@ピンキー
11/03/08 07:09:47.78 ZE8qDluZ
>>794
まとめで一気に読んだ。( ;∀;) イイハナシダナー
でも彼女の誕生日イベントとか都市伝説だろ?

854:名無しさん@ピンキー
11/03/08 07:21:23.99 28Juz2WS
>>794

黒猫可愛い。京介にべったりだな

>>833

加奈子は面倒見良いよなぁ
本編でもこの組み合わせで何かやらないかな
あと、俺の日課に夜のスーパー巡りが追加

855:ADRY
11/03/08 07:23:02.85 R2H440Yf
全ては~を読んでいただいた皆さん、ありがとうございます!!
感想を読んでいたら、内容の薄さや誤字、その他諸々の指摘が多々あり、やはりまだまだだなと痛感してます。

次は、もう少し濃密な内容にしたいと思っています。
今考えているものとしましては、京介を泣かせたいとおもっています。

読んでいただき、本当にありがとうございました!!
次回も、よろしくお願いします!!

856:名無しさん@ピンキー
11/03/08 08:01:26.16 q5lcqDgJ
>>855

よかったよ、次も期待



粘着してんの本人だろ?
自分を誉めるのが自分しかいないのに
他の人のSSが誉められてて悔しいんだろうよ。

857:名無しさん@ピンキー
11/03/08 08:01:38.70 q5lcqDgJ
>>855

よかったよ、次も期待



粘着してんの本人だろ?
自分を誉めるのが自分しかいないのに
他の人のSSが誉められてて悔しいんだろうよ。


858:名無しさん@ピンキー
11/03/08 08:19:43.56 GulI2O+K
  /\___/\
/ ⌒   ⌒ ::: \
| (○), 、(○)、 |
|  ,,ノ(、_, )ヽ、,,   |
|   ト‐=‐ァ'   .::::|
\  `ニニ´  .:::/
/`ー‐--‐‐―´´\


859:名無しさん@ピンキー
11/03/08 08:20:02.65 9hFHtkAB
>>833

かなかなちゃんマジ男前

860:名無しさん@ピンキー
11/03/08 13:14:26.63 NnipJyej
掲示板やコミュニティなどにやってくる「荒らし」(英語では「Internet Trolls」と呼ばれる) への
対処方法として、長らく「無視する」「火に油を注がない」というのがベストだと言われていた。しかし、
これよりも効果的な方法がある、という話題が 本家 /. 記事で紹介されている。
Unarmed but still Dangerous の記事によると、David D. Burns による臨床心理学に関する
名著「Feeling Good: The New Mood Therapy」にその回答はあったという。詳しくはこの記事を
確認してほしいが、「やっては行けないこと」としては
1. 主張に対し批判を行う
2. 無視する
3. BANする/BAN要求をする
4. 荒らしをするなと説得する
5. 批判の対象となっているものを中止/閉鎖する
が挙げられており、その代わりに
1. 相手が何を主張したいのかを尋ねる
2. 相手に同意する
3. 相手との共通認識を持てるように徐々に交渉を積み上げていく
という対処法が勧められている。また、荒らしに対処するために心がける点としては
1. リラックスする
2. 分かりやすいはっきりとしたコミュニケーションを取る
3. 相手の言っていることに直接は反論しない
4. 非論理的な主張は避ける。特に感情的な対処は避けるべき
5. 礼儀正しく、フレンドリーにする
6. 簡潔すぎないように
7. ただし、しゃべりすぎるのもよくない
一部略
15. 会話は必ず「Hi <相手の名前>」で始め、可能な限り相手に感謝する
ということが挙げられている。
詳細は URLリンク(slashdot.jp)

861:名無しさん@ピンキー
11/03/08 17:21:21.51 ygFlfwhh
ニュー速からわざわざもってくんなよw

862:名無しさん@ピンキー
11/03/08 19:04:55.30 nR3bJ8Hv
そうだねプロテインだね最強ってことか

863:名無しさん@ピンキー
11/03/08 19:08:11.15 WTSXcOUr
隙間のない長文はスルーされるのが定石。

864:名無しさん@ピンキー
11/03/08 19:33:03.82 aca8Iea9
>>854
ああ、24時間営業のスーパーで安くなる魚とか探しに行くんだな

切り身とかなら、醤油んなか漬け込みゃあとあとガッツリとイケる

865:名無しさん@ピンキー
11/03/08 19:58:14.74 HkHPefsq
加奈子と一緒にフロ入りたい

866:名無しさん@ピンキー
11/03/08 20:33:30.18 Spe2hU1D
中猫ちゃんと黒猫といっしょにトイレ行きたい

867:名無しさん@ピンキー
11/03/08 21:00:05.92 b3RZJk8d
>>866
確かに加奈子と一緒に風呂入っていろんなところを撫で回したい。
特に性的な意味はなくなんかぷにぷにして気持ちよさそうだし。
いや、やっぱり性的な意味でそういうところを重点的に・・・・。
という葛藤を抱えながら背中洗ったりとかしたい。

868:名無しさん@ピンキー
11/03/08 21:02:37.42 VtXMLQIw
ぼくはブリジッドちゃん!

869:名無しさん@ピンキー
11/03/08 21:19:53.78 28Juz2WS
>>866
マセてる癖に夜中に一人でトイレに行けない中猫ちゃんだと……?
瑠璃ねえについて来てもらう訳か

870:名無しさん@ピンキー
11/03/08 21:23:31.30 aca8Iea9
>>868
俺の知ってるブリジットは僕っ子ではない

871:名無しさん@ピンキー
11/03/08 21:23:49.28 icuoRFP7
     〃´ ̄`ヽ
     | l |_」L」」
     Ll」 ゚ヮ゚ノ」 <一人でおトイレにも行けないなんてプークスクス
      c'}゙ゐiっ
     〝uu゙'

872:名無しさん@ピンキー
11/03/08 21:32:18.54 6bGuxYZ+
SL66さんの作品に不満があれば、それを凌駕する作品を書けばいいだけのことです。
もっとも、著作権法に触れるような原作まんまのもので満足しているような人たちには、無理でしょうがねwww

873:名無しさん@ピンキー
11/03/08 21:34:57.06 DacmoL8B
スレ破れてSL在り

874:名無しさん@ピンキー
11/03/08 21:35:23.43 GulI2O+K
>>873
嫌だ…

875:名無しさん@ピンキー
11/03/08 21:35:40.28 BckDfyZJ
ここにエロありが投下されるのって何回に一回ぐらい?

876:866
11/03/08 21:36:32.43 NnipJyej
すまんさっきはリアルで小水漏らしそうでマジ笑えない状況だったんだ
中猫ちゃんは恥ずかしがってついて来てくれなかったけど、きりりんと黒猫と3人で行ってきたからもう大丈夫だお^^

877:名無しさん@ピンキー
11/03/08 22:10:53.97 PRGM1dDf
>>872
評価する側に資格は要らない
あとSLよりも面白い長編を書く人は確かに存在するけど
そういう人はまずSLの駄文が眼中にないんじゃないかな

878:名無しさん@ピンキー
11/03/08 22:12:19.39 HkHPefsq
>>870
ブリジットがボクっ子ならオレは死んでタナ歓喜のあまり

879:名無しさん@ピンキー
11/03/08 22:21:59.25 s28+IMKQ
粘着アンチが必死になってる時点で、
SL66氏の存在の大きさが分かるな


880:名無しさん@ピンキー
11/03/08 22:26:49.21 1WxrMFxO
>>872
いちいち蒸し返して煽るなってのヴァカ
俺は素直に俺妹SSを楽しみたいだけなのに

881:名無しさん@ピンキー
11/03/08 22:27:02.49 LrftYe1V
全部SLの自演で嵐ってことで

882:名無しさん@ピンキー
11/03/08 22:50:34.19 aca8Iea9
SLって奴マジで自演してんのか 気持ち悪い
奴のコトはもう触れない方がいいな 真性だぜこいつ

883:名無しさん@ピンキー
11/03/08 23:03:47.48 MI5QdsRo
いつまでSLネタ引っ張るのー

884:名無しさん@ピンキー
11/03/08 23:11:21.24 3PSGfogf
NGワード:SL

885:名無しさん@ピンキー
11/03/08 23:12:41.52 Ys9+ywhS
だから自演の荒らしじゃね

886:名無しさん@ピンキー
11/03/08 23:17:06.50 MwVyPySw
SLは楽しくてしょうがないだろうな
この状況は

887:名無しさん@ピンキー
11/03/08 23:27:15.57 PRGM1dDf
真性マゾかよ

888:名無しさん@ピンキー
11/03/08 23:34:31.58 ZEbhmFc8
おまえらそのネタ引きずりすぎだろw

889:名無しさん@ピンキー
11/03/08 23:38:09.92 AxReSm4o
SSスレで長編がダメって考えが全く理解できん。批判すべきはエロがないってことだけだろうに。

890:名無しさん@ピンキー
11/03/09 00:00:26.87 MwVyPySw
長編がダメなんじゃなくて漏れ無くセットで付いてくるアンチその他が駄目なんだよ

891:名無しさん@ピンキー
11/03/09 00:21:02.70 ITXqTv4/
SL氏に意見をしている人間は

1、粘着と正面対決して、SL氏自身がスレ汚しになっていることを嗜める人
 (スレを荒らさないで欲しいという当たり前のマナー)
2、カップリングやエロなし等の注意書きを最初に明記して欲しいと求めている人
 (書き手が書きたいものを書くように、読み手も読みたいものを読みにきている
 =長編を最後まで読んだ上でオリキャラメインのストーリーと知ってがっかりしたくないという要求)
3、内容に関する感想、特に否定的感想を書く人
 (全ての人に受け入れられる作品があるはずもなく、まして2chで不特定多数に公開したのだから当たり前)
4、長すぎるのでロダや別スレ、別板でやれという人
 (この辺は、どちらの言い分にも一理あるのだが・・・)
5、単なる粘着荒らしおよび、便乗してSL氏を擁護しているふりをしている便乗荒らし
 (論じるに値せず)

に分けられると思うのだが、彼はこれを全部ひとまとめにして「自分と対立する人」として突っぱねる、というか罵りあうのがなあ
1や2あたりは、むしろSL氏の方が譲歩というか、守って欲しいと思うぞ

うわ、箇条書きしただけなのに、結果的にすげえ長文だ。俺キモ!

892:名無しさん@ピンキー
11/03/09 00:23:07.57 uVkqrHey
ファンも増えればアンチも増える
いつまでも話題引っ張る辺り、ホントはSL大好きなんだろお前ら

893:名無しさん@ピンキー
11/03/09 00:25:35.76 ITXqTv4/
>>892
少なくとも俺は、別に氏の作品内容を叩こうとは思わんなあ

894:名無しさん@ピンキー
11/03/09 00:40:23.13 fN27Yn4S
うーん。
このスレの中でネタ募集をした人と、
それに対してネタを提案している人がいたけど、
もしそのネタがSSにならなかったら、
横から書いてしまってもいいのだろうか。
1週間は待とうと思うけど。

895:名無しさん@ピンキー
11/03/09 00:41:26.23 0wt/BH44
話題が流れてんのに蒸し返してる奴らは、ただ便乗してるだけの荒らしだろ
そいつにレスしてる奴も更に便乗しただけの荒らしなんじゃね

荒らしじゃないなら擁護レスも叩きレスもスルーしとけよ

896:名無しさん@ピンキー
11/03/09 00:43:40.97 N2GDTaeq
SLの感想
なげえ

これ以外ある?

897:名無しさん@ピンキー
11/03/09 00:46:15.89 5O5wD1WQ
アンチうぜぇ

とか

898:名無しさん@ピンキー
11/03/09 00:52:44.16 +fL8gJV4
SLの感想
キャラちげえ
オリジナルで書け

これもあるだろ

899:名無しさん@ピンキー
11/03/09 00:54:45.05 jgBUZJSz
『あやせから毒気を抜いたらどうなるの?』っと

900:名無しさん@ピンキー
11/03/09 00:55:42.31 OLq14EAg
>>894
あんまり細かいこと気にしないで描いちゃいなよYOU

901:名無しさん@ピンキー
11/03/09 01:33:14.18 y+CD7knY
SL氏のアンチは見苦しい。
スレから出て行ってくれませんか

902:名無しさん@ピンキー
11/03/09 01:43:50.85 QWvstu9V
SLはアンチいる俺スゲーみたいなこと思ってんじゃね
アンチがステータスの一部

903:名無しさん@ピンキー
11/03/09 02:57:51.61 bdzL+A+2
SLってやつの態度悪いからこのスレから消えて欲しいだけ
SSの出来がいくらよかろうが不快
オリキャラマンセーだし、俺妹と関係が希薄だからべつのとこで書け

904:名無しさん@ピンキー
11/03/09 03:14:14.51 8F3LWWvs
別にアンチもSLもスルーすればいいのでは?

905:名無しさん@ピンキー
11/03/09 03:35:07.85 s4O6sXjo
とらドラスレで色々言われてるな

906:名無しさん@ピンキー
11/03/09 03:39:00.81 eUyNNwgS
まとめの管理人マジでもういないの?完全失踪?

907:名無しさん@ピンキー
11/03/09 03:45:42.55 KkQqQl7J
>>905
向こうでも嫌われてて吹いたわ

908:名無しさん@ピンキー
11/03/09 04:29:41.75 yMg/Cy5C
才能がある者はな妬まれやすい。
それは仕方がないと思うよ。
大半が平凡な人なのだから。

909:名無しさん@ピンキー
11/03/09 05:13:55.84 oDIIdcrR
えっ

910:名無しさん@ピンキー
11/03/09 05:56:58.26 VnoaC4Or
えっ

911:名無しさん@ピンキー
11/03/09 06:48:23.41 sO3YwxtS
えっ

912:名無しさん@ピンキー
11/03/09 06:49:59.66 K/0KjABE
Name:SL66
Skill:荒らしを呼び寄せる程度の能力

913:名無しさん@ピンキー
11/03/09 08:01:24.61 8F3LWWvs
だからわざわざ煽らんでも。

914:名無しさん@ピンキー
11/03/09 08:26:39.62 cC4QeoQr
SL滅べ

915:名無しさん@ピンキー
11/03/09 08:30:53.33 x6doIXuz
どうでもいいがそろそろエロいのを一本読みたいな
書いてくれる人がほとんどいないのが残念だ

916:名無しさん@ピンキー
11/03/09 09:13:07.68 vyY938lr
エロいの書いてストックしてあるんだけど規制中で…(汗)
近日中に投下できればいいんだけど。
次スレになるかも。

ちなみにこのレスは携帯から。

917:名無しさん@ピンキー
11/03/09 09:14:57.96 xYtIWoI/
頼むよもうマジでSLのアンチも擁護もどっか行ってくれよ
無視すりゃいいじゃん それだけじゃん

918:名無しさん@ピンキー
11/03/09 09:24:53.92 7rvG4f7x
そんなことより赤城(兄)×高坂(兄)の18禁エロパロはまだですか!?

919:名無しさん@ピンキー
11/03/09 09:31:44.19 3dbvgMJH
801板へどうぞ、といっても専用スレないけど

920:名無しさん@ピンキー
11/03/09 09:37:54.82 K/0KjABE
アニメの最新話配信されればSS熱もまた盛り上がるはず!

921:名無しさん@ピンキー
11/03/09 09:41:54.71 jb4w/vqg
アフターものは実質的にオリキャラものだから読まない人が多い
だからあんな長編を投下されれば邪魔だとも言いたくなる


922:名無しさん@ピンキー
11/03/09 10:10:53.66 E3Y+Somf
エロパロ板っていう看板で、思っている以上に敷居を高く感じちゃうのかもね

断り入れればエロも可なSS速報VIPの俺妹スレは定期的に投下あるし
キャラ個別の高坂桐乃スレはかなり賑わってるしなあ

923:名無しさん@ピンキー
11/03/09 10:31:04.53 VQx2j8sS
どちらもここみたいに頭おかしい奴があまりいないから快適ではあるな

924:名無しさん@ピンキー
11/03/09 10:44:23.15 vyY938lr
桐乃スレで若干ここの話題になってるな。
他スレ住人の目は冷静だった。

925:名無しさん@ピンキー
11/03/09 11:51:13.05 VHVknm8s
単にSLが糞なだけでアフターでも長編でもいいけどな

926:名無しさん@ピンキー
11/03/09 12:51:57.16 4k+e0ZcJ
アフター長編オリキャラなんて理想郷、虹不安、秘串部とかでやってろよ

927:名無しさん@ピンキー
11/03/09 12:54:26.62 9G8YnuU2
エロパロに投下されたものに限らず
SS速報VIPとか全体でお勧めの長編ある?
あ、もちろんSLなんちゃらのは除外で

928:名無しさん@ピンキー
11/03/09 13:04:43.35 cC4QeoQr
ない

929:名無しさん@ピンキー
11/03/09 13:10:15.44 HSfAgCOn
エロパロで桐乃なら俺と桐乃は シリーズは好き

930:名無しさん@ピンキー
11/03/09 13:11:23.30 E3Y+Somf
どのキャラの話を見たいとか
ある程度絞らないと答えにくいだろうな

931:名無しさん@ピンキー
11/03/09 13:15:53.78 K/0KjABE
>>927
現在進行中だがVIPの沙織が妹のやつ
桐乃√終わっていま黒猫√

932:名無しさん@ピンキー
11/03/09 13:18:59.93 9G8YnuU2
>>930
キャラの好み的には
あやせ>桐乃>黒猫>その他

教えてくれた人どうも

933:名無しさん@ピンキー
11/03/09 17:09:53.11 qxmn+NGQ
態度はまだしも作品内容にとやかく言うのは気が知れん

934:名無しさん@ピンキー
11/03/09 17:18:05.01 xUSsyzzF
黒猫が遠まわしに桐乃の予定聞き出して
京介と二人きりになってコスプレお願いするやつの続きはないの

935:名無しさん@ピンキー
11/03/09 17:18:41.31 l8yJvHxj
自分の好きな作品のキャラがSS作者の勝手な脳内設定で変に歪められてりゃ
言いたくもなるんじゃね

936:名無しさん@ピンキー
11/03/09 17:20:42.35 cC4QeoQr
それが嫌ならss読むなとしか

937:名無しさん@ピンキー
11/03/09 17:24:01.18 HSfAgCOn
一人を除いて歪んでないからだろう
愛ある改変じゃないから反発も増えるわけで

938:名無しさん@ピンキー
11/03/09 17:39:00.12 5O5wD1WQ
愛ある改変ってなんだよ
SSにおいてのキャラ改変に程度の差異以外に違いなんてあるか

939:名無しさん@ピンキー
11/03/09 18:02:02.86 0kQZhKXJ
違いは分からんけど
読んでて嫌悪感が湧いたSSはSLのが初めてだ

940:名無しさん@ピンキー
11/03/09 18:25:31.61 mxsLgRUL
>>938
キャラをただ貶めてるのじゃね?
SSよりは流行りに乗っただけの同人に多そうだけど

941:名無しさん@ピンキー
11/03/09 18:27:35.89 mxsLgRUL
って、愛のある改変か。間違えたスマン

942:名無しさん@ピンキー
11/03/09 18:45:07.25 jb4w/vqg
愛があろうとなかろうと、面白くても面白くなくても
完結していない作品のアフターものってだけで叩かれるに決まってる



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