おむつ的妄想6枚目at EROPARO
おむつ的妄想6枚目 - 暇つぶし2ch150:名無しさん@ピンキー
11/02/14 05:12:31 vHPLjMa/
>>148
続きwktk


>>149
書けばいいじゃない

151:神海沙羅
11/02/14 22:55:39 niSJX5T9
「ねぇ、麻奈...私もしちゃったんだ。」
そういって私は彼女を引き離しながらスカートを捲り上げた。
そこには黄色く膨らみパンパンな紙おむつが現れる。
「ほら、大丈夫だからおむつ替えよ!」
「えっ!? そ、そんなぁ」
狭い個室のなかだ。あとずさることで自然と便器にもたれ掛かる状態になる。
捲れ上がったスカートからはおむつが見えている。



152:99
11/02/15 01:01:46 mj5nY9iE

>>149
書いちゃえ書いちゃえ。思いのままに

さて、続きです。

とあるロリコンの少女(ペット)~第三話~

「やれやれ、やっと終わりましたね」
ここに来てまだ日の浅い「ひばり」のおむつ交換はアルの大量の排便の処理を
主に手伝わされたおかげですっかり遅れてしまった。
もともと便秘気味だったらしい上に肉類たっぷりの食事を取らされ、おむつを開いた時にはおしっこもたっぷりと吸い込んでいたのだ。
私は手伝わないと明言して主もそれを良しとしたがその臭いと汚物の量を前にお互いの意見はあっさりと撤回された。
「2日に1回は朝に浣腸してあげるとするか」
「それだったらいっそのことおまるの方が楽な気がしてきました。
というか普通にご飯食べさせてあげましょうよ」
「そうか、おまるねぇ・・・」
おまるという単語に反応してニヤリと笑う主。
どうやら私が何気なくぼそっと発した言葉は彼に余計なインスピレーションを与えてしまったようだ。
げんなりした私の心情も自らがまき散らした悪臭も露知らず幸せそうに眠りに浸っているアルの寝顔がちょっと憎たらしい。
「アルのおむつ交換は結局手伝わせちゃったからひばりのは僕がやるよ」
「わかりました。では私はこれで・・・」
「いや、横で待っててほしいな。ついでだしおむつも三人分まとめて捨てちゃおう」
主はむくれる私を見ないフリして新入りの少女に微笑みながら声をかける。
「どうだい?よく眠れたかな?」
先ほどの倒錯した欲望に溢れるニヤリとしたそれとは違った笑みは
性欲故にペットを支配下に置いているなんて想像すらつかないほど優しい。
主は包容力に満ちたその微笑みと欲望ムキ出しの残虐な笑み、
筋肉の動き一つで生まれるとは信じがたいギャップをペットの精神に対しての
飴と鞭として使い分けることで少女に芽生えたマゾヒズムをゆっくり確実に成長させる。
「・・・ぐすっ」
少女は一晩泣き明かした真っ赤な目をうつろにしたまま答えない。
「うーん・・これはまだ調教を始めるまでかかるね。朝からこれじゃ心が壊れちゃう」
年齢はゆなやアルよりも上、とはいってもやはり幼い少女だ。
主張はしなくともはっきりと女の形を見せる身体にまだ垢抜けないあどけない顔は
一歩だけ大人の階段に踏み出す少女独特の魅力がある。
そんな彼女を見ながら私は静かに鎖を調節した。
「今日はひばりにかかりっきりになりそうだね。さあ、おむつを替えよう」
「やあぁ・・・」
僅かな拒否の意志も虚しくむあっとした熱気ととも真っ黄色に染まった恥ずかしい姿を晒す紙おむつ。
アルやゆなと違って今さっき出したばかりなのか不思議と匂いは薄い。
主が備え付けのおしりふきを花弁にあてるとひばりは突如わっと泣き出した。
「ううっ、ひくぅ」
「気持ち悪かったね。ほら、新しいおむつだよ・・・ね、ふかふかで気持ちいいでしょ」
「うう、ぐすっ」
「怖がらなくていいんだよ。よしよし」
おむつの交換を終えて拘束を解かれたひばりは主の胸に飛び込んでさめざめと泣いている。
「瑠衣ちゃん、おむつを片づけたら少し休憩してていいよ」
私はいつもの倍の疲労を感じながらまだ眠っているアルと
まだぐずっているゆなの拘束を解き、本館へと向かった。
大量におしっこを含んだ三つのおむつと一人分とは思えない量の
うんちが入った強烈な匂いを放つバケツの処理と
私にとっての数少ない癒しを求めて・・・



続く

※次回はショタ成分たっぷりにつき注意

153:19
11/02/15 01:25:30 nPyCxjS5
そろそろか。
部屋でお気に入りの作家のミステリーを読みながら愛美は思い出す。
瑞穂の部屋での飲み会。
ピンポーン。
チャイムの音。
ドアを開くと案の定笑顔の瑞穂が立っていた。
「先輩。用意出来ましたよ」
「そっか。じゃあお邪魔させてもらおうかな」
「全然邪魔じゃないですから!早く早く」
瑞穂に促されて部屋に入る。
「へえ・・・。綺麗にしてるじゃない」
瑞穂の性格を知る愛美にとって意外なほど部屋は綺麗だった。
大量のぬいぐるみが置いてあるのがまた彼女らしい。
「綺麗にしてますよお。先輩私のことバカにしてるでしょ」
「ううん。そんなことは」
「ほんとかなあ?まあいっか」
ふとテーブルの上を見ると缶ビールやカクテルが沢山置かれていた。
これはちょっと飲みすぎじゃないか?
「はりきっていっぱい買っちゃいました。今夜は帰しませんよ・・・うふふ」
「ちょっと・・・あなたってそういう気があったの?ごめんなさい失礼します」
「あ~!ちょっと待って下さい!嘘!嘘ですから!」
本当だろうな。
一抹の不安を抱きながらテーブルまで戻る。
「じゃあ、かんぱーい」
瑞穂の乾杯の音頭に合わせて感ビールの栓を開ける。
おいしい。
こうして二人で飲むのもいいものだ。
しばらくしてだいぶ二人ともいい気分になってきた頃。
「ん・・・。先輩・・・おしっこ」
「おしっこ?トイレ行けばいいでしょ」
「う・・・ん。そうですね。そろそろ行かなきゃ」
「もう・・・。しっかりしてよ」
よたよたと瑞穂が立ち上がってトイレに行こうとする。
大丈夫か?
アルコールによって急激に尿意が高まったのだろう。
慌ててトイレに向かう瑞穂。
「だめっ・・・。もう出ちゃうっ・・」
「ちょっと!まさか・・・」
瑞穂の股間から勢いよくおしっこが溢れる。
それはジャージのお尻から太腿を伝い、靴下を濡らす。
あっという間に内股で立ち尽くす瑞穂の足元に大きく水溜りを作っていく。
「瑞穂・・・。間に合わなかったの?お漏らし・・・なんて」
「先輩・・・。出ちゃいました・・・。おしっこ・・・」
「気にしないで。早く着替えなさい」
「はい・・・。すみません・・・。瑞穂お漏らししちゃいました・・・」
「怒らないから。ね」
優しく瑞穂の頭を撫でてやる。
心なしか瑞穂は安心した表情を浮かべているように思えた。
「先輩優しい・・・。ぐすっ」
「泣かないの。いいこいいこ。いいから着替えちゃって。ここは拭いとくから」
「ありがとうごじゃいましゅ・・・」
まるで幼児のような言葉を漏らし着替えに向かう瑞穂。
しかし。
ずいぶん大量にやっちゃったね。
トイレットペーパーでトイレの前の床を拭きながら愛美は思う。
やっぱりショックだろうな。
慣れているとはいえ、お漏らしを他人に見られてしまった。
今日はいっぱい優しくしてあげよう。

154:19
11/02/15 02:09:40 nPyCxjS5
瑞穂のお漏らしを綺麗に拭き終わる。
そろそろ着替えも終わっただろう。
愛美は部屋に戻る。
「先輩っ!早いです!ちょっと待って!」
見るとまだ瑞穂は着替え終わっていなかった。
それよりも。
「瑞穂・・・。それ・・・。何」
瑞穂はちょうどそれを履き終わるところで。
「これは・・・。その・・・ええと」
それは紙オムツ。
成人した女性が身につけるのは不自然な下着だった。
「見られちゃった・・・。だって・・・私」
すっかり酔いも覚め、愛美は瞬時に理解する。
今日は優しくしてあげるって決めたんだ。
オムツを履こうとして固まっている瑞穂に優しく話しかける。
「大丈夫よ、気にしないから。笑ったりしない」
「ほんと・・・ですか。オムツ・・・笑ったりしないですか」
「うん。しょうがないこともあるもん。誰にも言わないし、バカにしたりも絶対しない」
「実は・・・最近オムツをしてるんです。その・・・昼間も」
そうだったのか。
あまり我慢が出来ない瑞穂にとってオムツは安心するのかもしれない。
「でも、先輩と一緒の時はオムツやめようって思って。でもしちゃいました・・・お漏らし」
「いいのよ。私と一緒の時でもオムツして。そのほうが安心するでしょ?」
「はい・・・。そのどうしてもお漏らししちゃうのが心配で。オムツすると凄く安心するんです」
オムツ・・・か。
小さい頃を思い出す。
そういえば私もなかなかおねしょが治らなくて困ったことを思い出した。
確か小学校高学年までおねしょが治らなかった。
でも不思議とお母さんは怒らなかったな。
優しく慰めてくれたっけ。
「でも・・・。私オムツするの嫌じゃないんです。その・・・オムツが好きなんです。変ですよね」
「そう・・なんだ。どうして?」
「その・・・お漏らししても平気だし・・・。なんていうか守られてるっていうか、安心するんです。オムツにお漏らししちゃうのが好き・・・なんです」
長い間、瑞穂はお漏らしに苦しんできたのだろう。
しかしオムツをすることによってお漏らしの不安から開放されたのだろう。
もう足元に水溜りを作ることもない。
他人にお漏らしの始末で迷惑をかけることもなければ、からかわれることもない。
そう考えると、オムツを好きになるのもわかる気がした。
「先輩も・・・どうですか?オムツ、気持ちいいですよ?」
突然何を言い出すのか。
「え?私は・・・いいよ」
「きっと・・・先輩も気に入ると思います!だって・・・本当に安心しますよ?もこもこのオムツに包まれてお漏らししちゃうのは気持ちいいですよ?」
そんなに気持ちいいのだろうか。
でも・・・う~ん。
「私のオムツ少しあげますから・・・。ちょっと試してみて下さいっ。私の気持ち少しでもいいから・・・わかって欲しいんです」
瑞穂は泣きそうな顔で哀願する。
今日は優しくしてあげるんだ。
「わかった。私も・・・オムツしてみる。恥ずかしいからあんまり見ないでよ」
「はいっ。これ、履いて下さい。きっと先輩だって・・・」
瑞穂が自分の紙オムツを私に手渡す。
いつの間にか泣きそうな顔から笑顔に戻っていた。


155:名無しさん@ピンキー
11/02/15 14:36:42 5v09sKy/
>>154
GJ!
このスレで声を大にしては言えないんだが、おむつじゃない着衣おもらしも大好きだ!
羞恥や被虐より、おもらしして慰められたり優しくされるのがツボだから他でもあまり書く人がいないんだよな



156:MUSEハイビジョンテレビ(dion軍)
11/02/15 19:24:41 EYFNhHLR
>>154
excellent!!!!
どこぞやの奴とは大違いだな

157:名無しさん@ピンキー
11/02/15 23:55:11 L8c13UVo
>MUSEハイビジョンテレビ(dion軍)

とか入力するのって流行りなの?
すげー厨くさい……

158:19
11/02/16 01:14:51 kFHVWuQ2
瑞穂に紙オムツを手渡された愛美はトイレに入り、ショーツを下ろす。
なんだか懐かしいな。
おねしょで紙オムツを使っていた頃を思い出す。
ゆっくりと足を通して股間にあてがう。
ああ・・・この感じ。
瑞穂が安心するのもわかる気がする。
「ちょっと気持ちいい・・・かも」
性的な快感ではなくなんともいえない気持ち良さ。
成熟した大人の陰部を優しく包み込むオムツにしばしの間身を任せる。
「瑞穂もこれで元気になってくれるといいな。嫌ったりしないよ」
そう呟くと瑞穂の元へ戻る。
「ど、どうですか?オムツ・・・」
「なんていうか・・・。懐かしくて安心するっていうか・・・」
「そうですよね!気持ちいいですよね!」
「そうかも。でも・・・やっぱりちょっと恥ずかしいかな」
「最初は私もそうでした。でも段々慣れますから」
慣れるって。
オムツは今夜で終わりのつもりなんだけど。
しかし、今はそんなことを言うよりも瑞穂に付き合ってあげよう。
「先輩。まだまだお酒ありますから。飲んで下さいっ。私もまだいけますよ~」
「私は大丈夫だけど・・・。無理しないでよ」
「大丈夫です!せっかく2人きりなんだから・・・。それに先輩・・・オムツしてるからお漏らしも平気ですよ」
「私はしないっての」
「ええ~。せっかくオムツしてるんんだからしちゃっていいんですよ?」
「でも・・流石に」
「お漏らしすると・・・オムツの中があったかくなって。お漏らししちゃってるのに漏れることはなくて。とっても安心しますよ?気持ちいいですよ?」
瑞穂はうっとりと目を細める。
そんなに気持ちいいのだろうか。
瑞穂だけの感覚ではないのか?
「う~ん。まあ、気が向いたらね」
とりあえず適当にはぐらかしておく。
「そうですか。じゃあ気が向いたらしちゃって下さい。おしっこ」
瑞穂が飲みながら言う。
なんていうかもう。
大人の女性の言葉じゃないな。
ふふ。
でも元気になったみたいね。

しばらく楽しくおしゃべりしながら飲み続けた。
1時間ほど経っただろうか。
急に瑞穂が黙り込み、俯いて体が微かに震える。
「ん・・・はあ・・・」
「瑞穂・・・しちゃった?」
「えへへ。ばれちゃいましたね。お漏らし、しちゃいました」
慌てて瑞穂のお尻のあたりを見てみるが特に濡れている様子はなかった。
「オムツにしちゃうなんて、なんか赤ちゃんみたい」
「だって楽なんですよ。私おしっこ近いし、お酒飲んでるといつもよりもっと我慢できないんです。でもオムツしてればそのまましちゃっていいし」
「そうね。瑞穂にとって一番な方法を選べばそれでいいと思うよ」
受け入れてもらえたことが嬉しいのだろう。
瑞穂はすっかり安心した笑顔で私を見つめていた。

159:19
11/02/18 00:40:11 +sZbt80f
うーんなかなか盛り上がらりませんね
エロパロ板自体が衰退気味だし、こういうマイナーなジャンルじゃあ尚更か・・・



160:名無しさん@ピンキー
11/02/18 08:32:28 nKWr689X
>>159
下手に目立って荒らされるよりはいいんじゃないの
スレが落ちない程度に投稿があれば

161:名無しさん@ピンキー
11/02/18 17:46:38 +Wnb4zEo
>>159
GJを一匹見たら300人ROMってると思へ

えらいひとはこういいました
気にすることはないさ
少なくとも俺の股間は盛り上がってる

162:名無しさん@ピンキー
11/02/20 02:30:47.92 YwxYj5jB
ゴキブリのごとくGJ!

163:名無しさん@ピンキー
11/02/20 02:36:17.48 FFEc3U/I
俺も盛り上がってる

164:名無しさん@ピンキー
11/02/20 08:47:01.36 PbTKkoWL
ここの取扱範囲は小だけ?

165:名無しさん@ピンキー
11/02/20 22:12:10.73 eguriKON
大もありだけど、ダメな人もいるので一言注意書きしてくれると助かります

166:名無しさん@ピンキー
11/02/22 21:20:24.82 4GEyokDE
保守

167:名無しさん@ピンキー
11/02/23 05:05:51.90 MOZtDE93
99さんありがとうございます!
次回も楽しみにしてます

168:名無しさん@ピンキー
11/02/28 18:31:26.39 FBmgmnWM
保守

169:名無しさん@ピンキー
11/02/28 20:02:11.92 qu8Gg9uZ
なんという神スレ

170:19
11/03/01 01:38:44.74 IS8R8evG
長らく放置してしまって申し訳ありません
近いうちに続きを書きたいと思っています

171:名無しさん@ピンキー
11/03/02 19:17:02.89 hXatHfKf
>>170
期待してるぜ
次の作品も神だったらおれも一肌脱ぐわ。

172:名無しさん@ピンキー
11/03/13 04:33:28.54 ZmbuCTa0
sage

173:名無しさん@ピンキー
11/03/16 21:01:48.80 oO/I/Wkk


174:名無しさん@ピンキー
11/03/17 21:31:32.24 ZOOu4T6Q


175:名無しさん@ピンキー
11/03/20 02:28:42.35 fo6SNAJ/


176:名無しさん@ピンキー
11/03/21 00:02:11.84 s9F1nJjr
 保守替わりに初投稿。


 由美は、ナースコールのボタンを押した。
 「すみません」
 ベッドに横になって、肩まで布団をかけていた。
 実は、下半身に何も身につけていない。頼りなさと肌寒さを感じた。
 由美は布団の中で背筋を丸める。
 するとすぐに、スピーカーから若い看護師の声がした。
 「どうしました?」
 「あの、手伝ってくれませんか」
 「…何をですか?」
 聞き返されて、由美は困った。口を開け、小さく声帯を震わせようとして、やめる。恥ずかしい。
 「……」
 「聞こえません。大丈夫ですか?」
 すこし強い語調で、看護師が聞き返す。由美は震える両手でパジャマの裾を握った。
 「おむつを……」
 一人部屋だが、ドアが開いている。医者が患者の状態をチェックしやすいようにするためだ。
 「おむつを……その、一人で出来なくて、手伝ってくれませんか」
 声が外に聞こえてしまわないか。
 そう思うと、消え入りそうな声しか出なかった。
 「……初めてなんです」

177:名無しさん@ピンキー
11/03/21 00:04:11.33 nAiClHgX
 カーテンが開き、廊下の蛍光灯の光が差し込んだ。看護師が現れる。
 「こんばんは。『一人でやる』って言ったんだって?」
 笑顔が由美の方を向いた。由美より、十歳ほど上だろうか。
 「あてるだけなら……出来ると思ったんです」
 由美は自分の頬が紅潮するのが分かった。
 おねしょも卒業して久しい年齢。
 他人にに下着の世話をしてもらうのが嫌だった。
 そこで「自分でやる」と言ったものの、いざ挑戦すると難しいことが分かったのだった。
 「ごめんなさい……」
 看護婦と目を合わせるのが恥ずかしくて、名札に目を向けた。「佐藤芳香」と書いてある。
 看護婦の芳香が、由美の布団を引きはがした。
 「あら、下がはだかんぼ」
 由美は脚を閉じた。露出している下半身が寒い。
 お尻の下には、シワのよった「それ」がある。
 「布おむつは自分であてるの難しいよ。ほら、やってあげる。由美ちゃんはお漏らし、どれくらいするの?」
 「いえ、したことないです」
 即答した。失禁する人だなんて、なんて看護婦にも思われたくない。
 「お薬の副作用で、今夜からするかも知れないって言われて……。本当は嫌なんですが」
 「そうなんだ。もししちゃったら教えてね」
 由美はうなずく。お漏らしなんてしたくない。
 できればこのまましないで済むと良い。そう思っていた。
 芳香がピンクのおむつカバーの形を整え、その上に布を敷きこむ。
 頭を動かして、下半身の方を見遣ったたが、やはり今からつける「下着」を受け入れたくない。
 現実逃避するように由美は横を向いた。
 「よし、こっちに腰を動かせる? うん、そう」
 由美はお尻に、やわらかくて温かい感触を覚えた。ずっと布団の中に入っていたためか、人肌くらいの温度になっている。
 股をくるまれ、続いて下腹部も包みこまれる。錯覚だろうが、懐かしい気がした。
 芳香の手が布の間に何度か入り、しめつけ具合を調節してくれる。彼女の手が冷たい。
 「恥ずかしいよね。私も研修であてられたことあるんだ」
 「はい……」
 「人前でトイレをするみたいでね。女の子はおしっこの音が聞かれるのだって嫌なのに『して良い』なんて言われて。
 そんなこと言われると、本当に今にも漏れちゃいそうな気がしちゃうよね」
 排泄を待ち構えられていると思うと、尿意を忘れそうになる。確かにそんな気はした。
 もし漏らしてしまったらどうしよう。冷たいのだろうか?
 少量なら汗だと言える可能性もある。
 「大丈夫。おむつが濡れたら、替えてあげるからね」

178:名無しさん@ピンキー
11/03/21 01:09:53.94 nAiClHgX
 消灯時間が過ぎていた。
 廊下の電気も消えた暗闇の中、いよいよ困った由美はナースコールを押した。
 「どうしました?」
 知らない老けた看護婦の声が聞こえる。
 「あの、トイレに行きたいんですが、良いですか?」
 「というと…? あ、今佐藤芳香にかわりますね」
 スピーカーから音が途絶えた。由美はじれったく思い、布団に顔をうずめる。
 股をもじもしと摺り寄せた。限界とは言わないが、強い尿意を感じていた。
 「もしもし、由美ちゃん?」
 芳香の声が聞こえて、由美は胸をなで下ろした。
 「あの、トイレなんです」
 「あら、漏れちゃった?」
 「いえいえ」
 由美は身体を起こした。
 「トイレ」と言ったのにどうしてこんな反応になるのか。憤りを感じた。
 「普通にお手洗いに行きたいんですが、一人でおむつカバーをはずしたり、つけたりするのが分からないんです。手伝ってもらえますか?」
 ドアが閉まっているので、外の人には聞かれない。普通の声の大きさで言った。
 スピーカーからの返答には、間があった。
 芳香が困ったように息を吐くが分かる。
 「由美ちゃん、それはね、できないよ」
 芳香は苦笑した口ぶりだった。
 「病院には由美ちゃんだけじゃなく、沢山の人がいるの。
一人のトイレのお世話に時間を取られていると、他の人の看護が出来なくなる。それはわかるよね?」
 「は、はぁ……」
 何を言われるのだろうか。嫌な予感がした由美は言葉を濁す。
 背中に焦燥が走るのが分かった。
 「それでね、今あなたが付けている下着はなんだっけ?」
 質問されて由美は一瞬考える。下着は上半身にも付けているからだ。
 しかし、文脈から考えて芳香が差しているのが下半身の方だと言うのは、想像に難くなかった。
 トイレについて話しているのだ。
 だから口に出すのも恥ずかしい単語を、自分にも聞こえないくらい小さく囁いた。
 「お…おむつです」
 口中に声がこもる。羞恥心で耳が熱くなった。
 「そう。だからね、由美ちゃんは今おむつをあてているんだから……」
 芳香は、続く言葉を申し訳なさそうに言った。
 「トイレは、その中でして欲しいの」
 ノイズ交じりに聞こえた言葉に、由美は絶句した。
 その中でして欲しい……!?
 尿意はある。副作用でなくなってなんていないのだ。
 なぜこの、膨らんだ下着の中で排泄しなければいけない?
 「ちょ、ちょっと、待って下さい! 私は普通にトイレに行けます!」
 枕を握る指に力がこもった。汗が滲む。「下着」の中も温かくなった。
 「うん、わかるよ。ごめんね。でも仕方ないことなの。今夜からお漏らししちゃうかも知れないのは、聞いたしょう? 
だから漏れても良い『用意』はなきゃいけない。でも『用意』をすると一人でトイレへ行けない。
かと言って、トイレの度にお手伝いするのは、手間がかかり過ぎる。
だから、おむつがある程度濡れてから、交換することにしたい。私が言ってること、変かな?」
 由美は口を開け、しかし反論できずに視線をさまよわせた。
 理屈は分かるものの、受け入れるにはあまりに酷な話だったからだ。
 弱弱しく首を振る。
 「い、嫌……そんなの嫌」
 「ごめんね。もし副作用のお漏らしがもし全くないなら、明日の午後にはおむつとれるから。
それまでは、濡れちゃってから、教えて」
 芳香その言葉を最後に、スピーカーから音は聞こえなくなった。
 一人部屋に残された由美は、股に手をあてて布団にもぐる。
 柔らかく膨らんだ感触が、強く握ったこぶしに伝わった。

179:名無しさん@ピンキー
11/03/21 01:48:34.53 MYdD+dfO
支援

180:名無しさん@ピンキー
11/03/21 11:36:47.61 nAiClHgX
 由美は目を覚ました。昨晩いつ眠ってしまったのか、記憶が曖昧だった。
 (トイレを我慢していて、布団に横になって、しばらくモジモジしてて、そうしたら徐々に尿意がなくなって……)
 そうだ。それで安心して、眠りに落ちたのだろう。
 そこまで考えてから、慌てて下半身に手をやった。
 重たい。
 少し冷たい、かも知れない。
 「まさか……?」
 密着した布おむつは、案外濡れているのかどうかが分かりにくい。布団の中で温めているせいもある。
 しかし身をよじると、股にひやりとした液体の感触が伝わった。
 その感触は、下腹部全体に広がっている。
 由美が驚きと焦りで、起きあがろうとした時だ。
 「おはようございます」
 ドアが開き、看護師が入って来た。芳香ではない。
 由美は挨拶を返すこともできずに、鼻まで布団をかぶった。
 「お加減、どうですか?」
 色白の看護師が由美に問う。
 「ふ、普通です」
 そう言いながら、布団の中にこもった「におい」を吸った。
 やってしまったんだ……。
 看護婦に体温計を渡され、体温を測る。その間「におい」がバレないかが心配だった。
 今バレなければ良いというものでもないが、とにかく隠したかった。
 本当に寝ている最中に、おしっこをしてしまったらしいこと。
 つまり、自分がおねしょをしたことを隠したかったのだ。
 せめて、自分の意思で排泄したと言いたい。
 看護婦はいくつか健康状態を聞き、部屋を出ていこうとした。
 すると、芳香がドアから顔を出した。
 「おはよう、おむつはどう?」
 色白の看護師が首を傾げた。
 「おむつ?」
 「あ、やっぱり聞いてないんだ。その子してるのよ」
 芳香の視線が、由美を射止めた。
 「病気の症状だけじゃなく、薬の副作用とかも情報回さないとね。朝礼で言わないと」
 芳香がこちらに近づいてくる。笑顔がまぶしい。
 「由美ちゃんは私がやっとく」
 「じゃあ、お任せします」
 色白の看護師は出て行き、部屋の中は二人きりになった。
 「まだしてないの?」
 「何をですか」
 由美は目を背けた。身体は動かさない。
 ヘタに下半身を動かすと、おしっこが布団にまで溢れてしまうんじゃないかと恐かった。
 その様子を見た由美は吹き出した。
 「とぼけないの。おしっこしたんでしょう?」
起きてからしたの? 寝ている間にしたの? さすがに寝る前ってことはないよね」
 そう言われて、由美はハッとした。
 考えてみれば、他人からはいつしたのか分からないのだ。嘘を言う事もできる。
 「さ、さっきです」
 「身体に悪いなぁ。結局昨晩は我慢したんだ」
 言いながら芳香は布団をはがした。
 「じゃあ尿意はなくなってないの?」
 「……はい」
 「トイレ行けそう?」
 「……まぁ」
 「そっか。じゃあはずしちゃうかな」

181:名無しさん@ピンキー
11/03/21 11:40:38.35 nAiClHgX
 芳香が慣れた手つきでパジャマを下ろし、おむつカバーを露わにした。太ももが寒い。
 しかし逆に、股や下腹部は蒸れて温かくなっていた。
 「防水シート敷くよ。お尻上げて」
 腰から下に、ツルツルしたシートを広げられた。
 おむつカバーのマジックテープを外される。大きな音がした。
 カバーが外れると布の隙間に外気が入ってくる。自分の下半身が、いかに濡れているかが分かった。
 途端に羞恥心に襲われる。
 いかに同性の看護師相手とはいえ、他人にトイレでない場所で排泄したおしっこを見られている。
 首筋が熱くなった。
 ただ救いだったのは、芳香におねしょをしたと気付かれていない点。
 朝起きてから、自分の意思で放尿したと勘違いされている点だった。
 「驚いたな。昨晩は、副作用のピークだったはずなんだよね。それなのに我慢できたなら、体質的にお漏らししにくいのかも」
 芳香はぐっしょり濡れた布を、股と下腹部から外す。
 「いっぱい出たね」
 タオルと正体不明のビニールの生地に触られた。
 頭をもたげて見てみると、いつの間にか芳香が使い捨てビニール手袋をはめていた。タオルで下半身を拭いてくれる。
 濡れた布とおむつカバーは、バケツの中にいれた。
 「よし、ちゃんとトイレいけるなら、こっちをはこうか」
 芳香は、動物がプリントされたパンツを見せてきた。
 「なんですか、それ」
 「吸水パンツ。少量ならこれで受けてめられるから」
 「でも……」
 由美は何と言おうか迷った。本当は昨晩、無意識におしっこをしてしまっているのだ。
 さすがに、今日起きている間に失禁することはないと思う。
 しかし、昼寝をしている時などはどうなるか分からない。
 吸水パンツで大丈夫なのだろうか。
 「あの、トイレに行けるには行けるんですが、その……」
 「わがまま言わないの。普通のパンツは午後からね。
本当は15時以降から吸水パンツにするはずだったんだけど、大丈夫そうだから特別なの」
 笑顔の芳香が、少し真面目な顔になる。
 「もう一度聞くけど、本当に起きた時おむつは濡れてなかったんだよね?」
 「多分……そうだと思います」
 「分からないくらいの量なら、吸水パンツでも大丈夫だね」
 芳香が足にパンツを通してくれる。
 半日ぶりに下着を「はく」感触を味わえた。心地良い。
 柔らかく、スリムな生地が脚を滑る。
 もし今本当のことを言ったら、この心地良さが逃げてしまう。
 赤ん坊のような恥ずかしい「下着」に逆戻りしてしまう。
 由美は決心して、嘘をつき通すことにした。
 「あの、パンツなら私、自分ではけます」
 「あ、そうだよね。ごめんごめん」
 芳香が笑う。由美も笑った。
 まぁ、こまめにトイレに行けば大丈夫だろう。
 この時はそう思っていたのだった。

182:名無しさん@ピンキー
11/03/22 11:25:58.44 vQaWitQG
超GJ!

183:名無しさん@ピンキー
11/03/25 03:36:24.95 VBoKar91
期待

184:名無しさん@ピンキー
11/03/25 09:44:47.52 fp24PdBJ
おむつをはいててもおしっこあふれちゃうフラグか

俺原発の近くに住んでるけど続き読むまで全裸で待つわ

185:名無しさん@ピンキー
11/03/26 00:19:57.08 7eSJcycb
 じわり。
 下着に温かいものが広がる感覚を覚え、由美はとっさに脚を閉じた。
 スカートの上から、股間を両手で押さえる。
 焦る気持ちを落ち着かせ、深呼吸。
 立ったまま、下腹部の力加減を調節した。
 脱力し過ぎないように、力み過ぎないように。
 吸って、吐いてを数回繰り返す。
 すると幸い「液体の感覚」が途中で止まり、中腰の姿勢をやめることができた。
 脚を動かすと、吸水パンツの分厚い生地の一部が、濡れてしまったのが分かる。
 いわゆる「ちびった」状態。
 情けない気持ちになりかけたが、まだ被害が少なくて良かったとも思う。
 一人部屋だから、おかしな大勢で脚を閉じても、誰にも見られなかったことだし。
 (あぶなかった…。この服が汚れたら大変)
 今、由美はパジャマではなく、外に出かけるような私服を着ていた。
 「病気で入院している」と言っても、体感的にはそこまでつらくはない。
 軽い倦怠感があるだけで、じっと寝ていることこそが本当の苦痛。
 話相手もおらず、テレビや本を睨むのも疲れた。
 そうして退屈した由美は、ロッカーから洋服を取り出し、着てみていたのだった。
 母が用意したものだから、由美自身の趣味とは違う。
 由美はもう少し大人っぽい服が良いのだが、母が持ってきてくれたのは典型的な「清楚で可愛らしい」スカートとシャツだった。
 全く、子供扱いされている。
 普段だったらそう思って、袖も通さない所だが、病院のパジャマでいるよりは気分転換になるというもの。
 そう考えて着替えた所で、不意に「でちゃう」感覚に襲われたのだった。
 (確かに、お昼ごはんの前から、二時間トイレに行ってなかった)
 健康体ならお漏らししてしまうほど長い間隔でもないが、副作用のこともある。
 由美はその服のまま病室を出て、素早くトイレに向かおうと思った。

186:名無しさん@ピンキー
11/03/26 00:26:59.86 7eSJcycb
 しかし廊下に出て、思わず由美は立ち止った。
 「たすけて、くだ……」
 音を立てて、車いすが倒れそうになるのを目撃したのだ。
 すぐに駆け寄って、それを支える。車いすの前輪が一つ、故障したようだ。
 乗っているのは由美より年下の女の子。水色のパジャマを着て、髪をポニーテールにしていた。
 「大丈夫?」
 由美が声をかける。車いすの前の方を持ちあげるようにしてやった。
 だが女の子は、まだ苦しそうにしている。息が荒い。
 「たすけ…」
 「なに、どうしたの?」
 緊急事態かもしれない。困った由美が聞くと、女の子は車いすの後ろの方を指差した。
 見れば、機械とチューブのようなものがあり、それが彼女のパジャマの中に繋がっている。
 さらに良く観察すると、そのチューブの途中の部分から、空気が漏れ出ているのだ。
 「あ! これ?」
 由美は直感し、それに手を伸ばす。空気が溢れ出てている所を手でつまんだ。
 すると数秒して、女の子は落ち着いた表情でゆっくり呼吸をはじめた。
 「ありがとう……ございます」
 「ううん、大丈夫?」
 由美は車いすの人の視線に合うように、軽くしゃがんだ。
 簡単に挨拶して、すぐにトイレに行きたかった。
 尿意が強まっている。
 「はい、今はおかげ様で大丈夫です。でも……」
 女の子が言葉を濁す。唇を噛む彼女の視線の先には、壊れた廊下の手すりがあった。
 そこにチューブと、車いすの持ち手が引っかかっている。
 「トモが悪いんです…。」
 彼女の名前はトモと言うらしい。 
 「久しぶりに『よいしょ』って病室から出てみたら、車いすが上手く使えなくて。
手すりに『がつん』とぶつかって、タイヤが『ばきっ』って壊れて、チューブが『びりっ』ってなっちゃったんです。
しかも引っかかって、動けなくなってしまいました」
 額に汗を滲ませたトモが、目を細めて笑う。由美はつられて苦笑した。
 「大変だ。じゃあ看護婦さん、呼んだ方が良いね」
 「あ、それなんですが…」
 トモは眉間にしわを寄せた。
 「お手数なんですが、このまま車いすを支えていてもらわないと、トモ困っちゃいます。
倒れると呼吸ができなくなって『うぐぅ』ってなって、その、チッソクしちゃいます」
 「え、窒息?」
 由美は目をしばたたかせた。
 頭を抱えたたかったが、もちろんそうはしない。手を離す訳にはいかないようなのだ。
 これは困った。
 トモの容態がかかっている。他の人が助けに来るまで車いすから離れることはできなさそうだ。
 が、由美は由美で、危機が迫っていた。
 (急がないと、いよいよ間に合わなくなる。)
 いつも以上に内股にした。
 そうしないと、「して」しまう。
 由美にはそれが自覚できた。
 病室にいた時は「尿意はないが、出てしまいそうな気配がある」状態だったのだが、今は違う。
 明確な尿意が、下腹部を圧迫していた。
 こんな廊下、しかも年下の女の子の前で、我慢の限界が来ることは避けたい。
 救いの手を求め、由美は周囲を見回した。

187:名無しさん@ピンキー
11/03/26 14:30:04.85 By47ZVl+
ワッフルワッフル

188:名無しさん@ピンキー
11/03/30 15:13:03.19 uMAN7373
保守

189:名無しさん@ピンキー
11/04/03 03:36:20.08 Bn0tgddw
捕手

190:名無しさん@ピンキー
11/04/04 04:14:26.07 TVcGkb3L
SM的な要素もない病院物で、こんなにふんわりほっこりなSSは初めて。
布おむつもいいかもなーと思った。GJ!
続きに期待!

191:名無しさん@ピンキー
11/04/17 11:46:18.17 NUPeeipv
保守

192:名無しさん@ピンキー
11/04/23 16:14:12.18 ateQMRt9
妄想力減退orz

193:名無しさん@ピンキー
11/04/25 09:46:59.00 jRffo9mt
 「すみません! 誰か助けて!」
 何度か呼んだが人は来ない。由美の両足は震えだした。
 病院では「患者を助けるのは医師だ」と決まっている。
 患者の声に反応して、来てくれる患者は少ないのだ。
 「ごめんなさい、トモのせいで」
 謝られても困る。トモを攻めることはできない。
 車いすを握る手に、力を込める。
 手の温度で、金属のフレームが熱くなっていた。
 「誰でも良いから! はやく!」
 由美は叫んだ。
 下腹部の感覚が、今までにないくらい不安定だった。
 我慢し続けていることが難しい。まるで洪水の川の水が、自然と溢れていくのを眺めるような気分。
 危ないのは分かるのに、自分ではどうにもコントロールしきれきない。
 じわり。
 由美は息を飲む。
 圧手のパンツが、水分を吸い取ったのがわかった。
 まずい。
 「誰か!」
 額に汗を浮かべて精一杯に声を張り上げた。
 すると、少し離れた病室から七十歳くらいの男性が出てくるのが見える。
 「どうしたお譲ちゃんたち」
 反応して、トモが手を上げた。
 「助けて下さい。トモが『がつん』となったせいで、動けなくなってしまいました」
 「車いすが壊れてしまったんです!」
 由美も言うと、男性は早歩きで来てくれた。脚の動きがぎこちない人だった。
 「ああこりゃ大変だべ」
 男性が頷いた。
 「今、看護婦さん読んでくるわぁ」
 そう言って、ナースステーションの方に行く。
 由美はむしろ、車いすを支える役を交代して欲しかったのだが。
 「トイレ……」
 脚を閉じる。
 開いたら、決壊してしまう。
 吸収した水分の感触が気持ち悪い。
 早く男性が戻って来ないか、廊下の先に視線を向けた。
 まだ早歩きで足を踏み出している、最中だった。
 しかしそちらから、別の人がこちらに来るのも見える。
 五十歳くらいの女性が不思議そうな表情で近寄って来る。
 「どうしたの」

194:名無しさん@ピンキー
11/04/25 09:52:35.47 jRffo9mt
 由美は女性に今の状況を早口で伝えた。そして、
 「トイレに行きたいんです。交代してくれませんか?」
 と続けた。しかし女性は眉間にしわを寄せる。
 「大変なのは分かるけど私車いすのこと分からないから……」
 「そんなのいいんです!」
 いら立った由美が、女性を睨みつけた時。
 車いすが、急に重くなった。
 廊下の手すりに引っかかっていた部分がついに外れたのだ。
 転倒しそうになる。
 由美は必死に、力を込めた。どうにか踏みとどまる。
 「あらあら」
 さすがの女性も、支えるのを手伝ってくれた。
 だがもう、彼女がいても由美は手を離せない状況になっている。
 二人で支えてないと倒れてしまう。
 踏ん張ったため、余計に漏れそうになった。
 (だめ……もう少し我慢)
 スカートの生地を、股の間に挟んだ。
 そこでようやく男性が、看護師を連れてくるのが見えた。朝会った色白の看護師だ。
 由美は安堵と共に、胸をなで下ろした。
 (やっとトイレに行ける)
 その油断がいけなかった。
 ……。
 気付いたのは、感触が先だった。
 下着が急に生温かくなる。水分が円形に肌へ広がった。
 慌てて力をこめる。
 しかしそれが逆効果。
 一気に出してしまった。
 その後で、猛烈な尿意に襲われる。順序がおかしい。
 「え……」
 由美は無言で、スカートへ視線を落とした。
 周りの人は、何か話している。トモと会話している。
 だが今は何も聞こえない。
 股間のスカートの生地が変色する。
 吸水パンツの許容量の限界だった。両足の間から溢れだす。
 太ももを伝い、ふくらはぎを伝い、靴下が濡れる。
 そこでも受け止めきれない水分が重力に引かれた。
 靴の中が温かくなる。
 身体を動かすことができない。
 呆然とした。
 しかしどこかで「気持ち良い」と思ってしまう自分がいる。
 液体は床に流れた。
 両足の下に水たまりが出来上がる。
 波紋と共に、水たまりは大きくなった。
 そしてついに脚の間ではなく、吸水パンツの中心からも溢れだす。
 床に落下した水が音を立てる。
 皆の視線が、ようやく由美に向いた。
 「お姉さん……」とトモの声。
 「あらあらお漏らし」
 「これはいけねぇ」
 見ないで、という声は出なかった。
 水たまり同士が繋がって大きくなる。
 お尻の方まで濡れた。
 スカートが水を吸って、太ももに張り付く。下着のラインが浮かび上がった。
 お漏らしした自覚が明確になる。羞恥心。
 看護師は由美を放置し、トモの看護を始めた。
 廊下で立ちつくす。
 幼児でもないのに、おしっこのまず溜まりを作っている。
 野次馬が病室から顔を出した。
 助けを呼んだ時は、来なかったくせに。

195:名無しさん@ピンキー
11/04/26 19:29:42.04 Fp16jwuN
gj
とりあえず謎の白い体液を出してきた

196:名無しさん@ピンキー
11/04/26 22:20:29.57 QWfqQxn2
まず溜まりw

197:名無しさん@ピンキー
11/04/27 00:57:45.34 mLsKboyR
携帯からでこのクオリティか………

198:名無しさん@ピンキー
11/04/28 22:25:26.69 vsVqpgrS
水着=見られていい日常的な下着な世界観でのおむつ娘という電波を受信した!

199:名無しさん@ピンキー
11/05/03 16:39:51.59 kiaW5geC
電波を受信したらあとは書くだけだな
ガンバレ

200:名無しさん@ピンキー
11/05/03 19:43:28.66 p+7Rb+OV
200

201:名無しさん@ピンキー
11/05/10 07:26:05.90 sVCwyxTS


202:名無しさん@ピンキー
11/05/10 22:51:38.11 xk5SKyyd


203:名無しさん@ピンキー
11/05/11 01:37:26.69 dbO35X6S


204:名無しさん@ピンキー
11/05/11 06:02:39.65 wxo4sidg


205:名無しさん@ピンキー
11/05/16 21:09:12.62 zHpban7Y
 病室に寝かされていた。
 裸の下半身が、ふわりとした感触に包まれる。
 「はい、お尻横にしてくれますか?」
 無表情な色白の看護師に言われる。朝も会った人だ。
 由美は仕方がなく従った。
 恥ずかしい布を当てられてしまうのを、しぶしぶ受け入れる。
 顔が熱くなった。
 対する下半身は、寒い。
 タオルで拭かれるまで、びしょびしょに濡れていたのだ。
 現実から逃げるように、目を閉じた。
 すると音がはっきりと聞こえだす。カサカサと、カバーが動く音。
 廊下も騒がしい。バケツで床を拭いている看護師たちの声がした。
 (私の失敗の後始末……)
 耳も閉じたくなった。
 泣きたくなるのを我慢する。
 ぐっと唇と噛んだその時、カーテンが開いた。
 「もう、あんたったら。よりによって買ってあげたスカートにオシッコかけるんだから」
 入ってきたのは由美の母だった。
 由美が我慢の限界に達して、廊下に立ち尽くした数分後に、面会に訪れたのだ。
 母は、洗ってきたばかりの水色のハンカチを、きれいに伸ばして、ハンガーに引っ掛けた。
 それはあの後、トモが貸してくれたハンカチだ。
 受け取ってはみたが、由美には嫌味にすら思えた。
 こんな布で、なにが拭けるっていうの。
 だからほとんど使わなかった。
 使っていたら、今頃スカートやシャツと一緒に、洗濯機の中だったろう。
 「なんでパジャマ着てなかったの」
 「別に……」
 由美は、誰もいないカーテンの方を向く。泣きそうな表情を見られたくない。
 「気分転換だもん。ストレスが一番良くないって言うし」
 声に力が入らなかったが、必死に平然を装おうとした。大人っぽく振舞う努力をする。
 しかし、直後に股を締め付ける感触があり、
 「きつくないですか?」
 看護師に話しかけられる。
 もこもこの下着の、締め付け具合の話だった。
 「これくらいにした方が漏れ無くて良いんだけど、いたくないですか?」
 漏れ。そんな直接的に言われては、大人っぽさも何も保てない。
 由美は無言で頷いた。
 「大体、そうやっておしめしてれば良かったじゃない。『今日の朝まではしてた』
って聞いたわよ。あ、看護婦さん、私がやりますよ」
 母の手が、由美の股間を触る。
 「自分の娘ですもの」
 「いえ、もう終わりますので」
 マジックテープを調節すると、音がする。廊下まで聞こえてしまいそうなほど大きかった。
 おむつのシワを引っ張った看護師が、丁寧に言う。
 「お母さん、今回は事故みたいなものだったんですよ。責めないであげて下さい」
 弁護に便乗して、由美自身も口を開く。
 「そうだよ。トイレに行く途中で、車椅子の患者さんが転びそうになってたんだもん。あの子さえいなければ……」
 由美は語尾を濁した。最後まで言いたくなかった。
 「何度も聞いた。それは確かに、偉かったわね」
 母は怒っていると思っていたが、違ったらしい。振り向くと、、苦笑の表情だったのだ。
 「でもそれはそれ。オシッコたれて迷惑かけたのは、反省しなさい。」
 「反省って何するの」
 「繰り返さないようにするの。そのために、しばらくおしめしてなさい」
 ポンと、へそのあたりを叩かれる。
 いつもなら、そのお腹の部分にはTシャツの感触がある。
 しかし、今日は柔らかくて温かいものがあった。
 しばらく、この状態は続くらしい。

206:名無しさん@ピンキー
11/05/16 21:13:47.46 zHpban7Y
感想書いてくれる方、ありがとうございます。
みんな無反応だったら、続き書いてないと思います。

207:名無しさん@ピンキー
11/05/16 21:47:39.17 J++TmCdW
①①①①

208:名無しさん@ピンキー
11/05/16 23:42:56.70 A6ppvWAK
GJ!!!

209:名無しさん@ピンキー
11/05/17 19:17:36.53 CKsb1mcq
 夕食の後、由美は困っていた。何度も体を動かして、座り直す。
 テレビが付いているが、全く見ていなかった。
 「どうしたの。落ち着きないわね」
 母がパイプ椅子に座ったまま聞く。
 「トイレ行きたい」
 さすがに母親相手だと、これを伝えることに躊躇はない。
 「すればいいじゃない」と母が笑う。
 由美は額の汗を拭った。
 「もう」
 「嘘よ。じゃあトイレする?」
 母が身を乗り出してきた。
 「え、良いの」
 「お母さんがいる時だけならね。おしめくらい外してあげられるわよ。そしたらトイレできるでしょう」
 由美は飛び上がりそうになった。
 「良いの!?」
 これでちゃんと排泄できる。
 「じゃあちょっと、待ってなさい」
 母は立ち上がり、どこかに行く。
 「すぐ戻るわ。看護婦さんに行ってくる」
 「急いでね、結構やばい」
 すぐ行けるようにテレビを消す。
 急に静寂が訪れて、由美は不安になった。

 戻ってきた母は、何かを手で押していた。
 「なにそれ」
 「ポータブルトイレ」
 「トイレってそれぇ?」
 由美はがっかりして肩を落とした。
 一見椅子に見えるような木のフレームに、便器が入っている。
 部屋でそれに座って「する」ということだろう。想像とは、かなり違った。
 「嫌なら返してくるわよ?」
 「だめだめ! ごめんなさい!」
 由美は立ち膝で首を振った。トイレに行けなくなるのは最悪だ。もうあまり、もたない。
 母が、ベッドの所までポータブルトイレを持って来る。
 「さすがに、おしめ外してトイレまで歩くのはあぶないわよ。
廊下で間に合わなくなったら困るでしょう?」
 「まぁ……」
 「でもここなら大丈夫」
 ポータブルトイレを指さす。由美としては納得はいかないが、使えるだけマシだった。
 特に今の状況で、わがままを言う余裕はない。
 「じゃ、外すわよ」
 母の手が下腹部へ伸びてくる
 「脱ぐだけな自分でできるよ」
 母の手を払いのける。立ち膝のままパジャマをおろし、ピンクのカバーに手をかけた。
 その瞬間の感覚は、自分でも驚いた。
 「あ」
 限界ではなかった。
 なのに、どうしてだろう。
 股の間が生温かいかい。
 見た。
 おむつカバーを通してもわかる。
 何かが広がっている。
 「ちょっとあんた」
 由美は何も言えなかった。
 じっと、自分の股間を見つめた。
 身体を動かしていないのに、下着のシワが微妙に動く。
 広がっていく。
 立ち膝の姿勢だからか、お腹までは濡れない。
 むしろお尻のあたりが温かかった。
 母が咳払いした。

210:名無しさん@ピンキー
11/05/17 19:38:36.29 CKsb1mcq
感想くれたら明日も書きますよ
とか言ってみるww

211:名無しさん@ピンキー
11/05/17 21:34:24.49 5HFIDS+o
最高
是非続きもがんばってほしい!

212:名無しさん@ピンキー
11/05/18 02:49:30.93 ZWVrAj+g
GJ!

213:名無しさん@ピンキー
11/05/18 20:06:08.78 eAyMccQc
 ※スカトロ注意。
 苦手な人は読み飛ばしても、大体意味が伝わるようにします。


 正直、由美がしたかったのは、大きい方だった。
 それが漏れそうで焦っていたのだ。
 しかし、ふとしたタイミングで漏れたのは、小水だった。
 「仕方ないわね。そのまま全部しちゃいなさい」
 「……」
 「今はずしたらこぼれちゃうわ」
 「や……」
 「全部でたら、替えてあげるから」
 「やだ……」
 由美は首を振った。
 「やだ漏れちゃう」
 下腹部の圧迫感が確かにあった。
 大きい方は、昨日もしていない。
 したい。
 でも、したくない。
 後悔。
 (なんでトイレに行けるうちにしなかったんだろう)
 出てしまいそうだ。
 母は笑った。
 「『漏れちゃう』って、もう十分」
 ―――。
 音が言葉を遮った。
 鈍い笛のような響き。
 由美のお尻から出た音だった。
 濡れた布のフィルターで、不自然な振動となった音色。
 顔が真っ赤になる。
 母は驚いた顔で、何も言わなかった。
 首筋が熱い。
 実の母親とはいえ、この年になって、おもいきり聞かせることはない。
 しかも見られたまま。
 下着を露出したまま。
 しかもその下着は……。
 混乱した。訳が分からなくなった。
 気が動転して、視界が狭くなる。
 唇を真一文字にした由美は、そのまま立ち上がり、ポータブルトイレに座った。
 「由美、ほらもういいから」
 トイレの蓋は、閉じたままだった。
 しかし、開けている余裕はなかった。
 力は入れない。
 脱力するだけだ。
 ―――!
 お尻から空気をだした。
 下着が部分的に膨らむ。
 すぐに脚の間から抜けて、あたりに匂いが拡散した。
 「あんたしたいのって、オシッコじゃなくて……?」
 由美は行動で回答する。
 我慢できない。
 ふんばらなくても自然にもれる。
 あてられた布のせいで上手く出ないのも、最初だけ。
 お尻から出たものは、左右に広がった。
 トイレのふたと、由美の身体に潰されて、伸びる。
 気持ち悪い。
 しかし、とても、気持ち良い。
 濡れた布にくっつく。
 もこっと膨らむ。
 消えない、実態をもった羞恥の塊。

214:名無しさん@ピンキー
11/05/20 00:24:55.51 L3qU1aLq
GJ

215:名無しさん@ピンキー
11/05/25 00:56:54.10 4eHrjqH3
楽しみな展開になってきた

216:名無しさん@ピンキー
11/05/30 01:42:48.43 DMugrvUW
支援保守

217:名無しさん@ピンキー
11/05/30 01:50:18.92 DMugrvUW
 幾らおさがりとは言え、12才の妹が着るには、高校の制服は大きすぎていた。
 裾も丈も余っていて、まるで子どもが大人の背広を着る様な格好になるのだ。
 けれど、それを不釣り合いな背伸びだと、妹の制服姿を今の鈴花が笑う事は出来なかった。もう二度と、鈴花がそれを着ることは出来ないのだから。

 幼児向けアニメのイラストの入った、フリルのついたトレーナー。歳にしては小柄な少女が辛うじて着られたパジャマには、対象年齢の幼児にはない胸の膨らみが異様な主張を見せている。
 見上げるツインテールの自慢げな顔に、胸の奥で嫉妬や後悔ばかりに苛まれて、鈴花は、自分の妹から目を逸らさずにはいられなかった。
 おどおどと、顔を赤らめて縮こまる姉に、妹の智は馬鹿にするような軽い口調で言い放つ。
「同じ16才でも、大学に行く人もいるのに。飛び級って残酷だよね。妹に追い抜かれたショックで、幼稚園に落第なんて」
「智、ち、ちがうの! 病気だから仕方ないって、お母さんも言ってたから……」
 必死の抗弁も、すぐに途絶えた。
 こともなげに智は、鈴花が穿いていたパジャマズボンを掴んで開いた。滑り込んだ手は穿いた下着を捉え、揉み始める。
 ぐちゅ、ぶちゅぅ、と鈍い水音とおぞましい不快感。鈴花は言葉も無くし、唇を噛んで、辱めが過ぎるのを堪えるしかなかった。
「いいから早くしてよ。私、学校行かなきゃいけないの。お姉ちゃんとちがって」
 幼稚な姉の無様な反抗心を削いだ征服感に、目を輝かせた妹・智が嗤う。
「なんで、智なんかに……」
 妹に屈服し、尚も依存させられる無力感に、姉・鈴花は臆病にも震えていた。

「……ちゃんといわなきゃ替えないから」
 冷たい声色の最後通牒に、寒気が走る。
 反射的に覚えた切ない生理欲求を、鈴花は両脚をすりあわせて、僅かに堪えた。
「……お、おねがい……します……」
 妹の見ている前で、鈴花はゆっくりと穿いていたズボンを降ろしていった。
 両脚の途中で、鈴花の手を智が止める。足枷のような形で留まったせいで、もう、逃げることも出来ない。
 にやにやと嗤う妹から、逃げられない。

 まるで何も出来ない小さな妹のように、たどたどしい、媚びた言葉を並べながら、鈴花は、パジャマの裾を両手で掴んだ。
 自分がもう脱ぐことも許されない、恥ずかしい下着を妹に晒してみせるために。

「と……とも、おねえちゃん……鈴花の、おむつ……替えて、ください……」

 屈辱に目を潤ませた赤々と燃える顔は、羞恥に悦ぶ少女が見せる、緩んだ笑みへと綻んでいく。
 絶望の縁に立つ姉に智が口にさせた言葉は、残っていたプライドを自らの手で辱めていく、その為のプロセスだった。

218:名無しさん@ピンキー
11/05/30 01:50:32.26 DMugrvUW
 ハート模様の踊る、ピンク色のファンシーな紙おむつ。鈴花の細い両脚の中で、クロッチ部分だけがぷっくりと膨れていた。
 羞恥に目を塞いで堪えようとする姉に絶え間なく意識させるために、智は丹念に執拗に、鈴花の紙おむつを撫でていく。
 怯えて、思わず目を開けた鈴花も、その様子を見てしまいまたすぐに目を瞑ってしまう。
 苛めて欲しいと言わんばかりの弱々しさを、ほんの少し前まで自分の姉だった筈の少女が、幼女のような有様で晒している。
 今や智の嗜虐心は、止めようも無いほどに肥大化してしまっていた。

 ビニールで出来た滑りの良い生地の感触に浸り、智は何度も指を擦りあげる。
 時折嬉しそうな嬌声をあげた姉をからかうのが、智にもクセになってしまっていた。
「朝のトイレ、間に合わなかったの? 紙おむつ、ぱんぱんにしちゃってさ」
「き、今日はがまんできたの。それは、お、おねしょだけで……」
 何度目かの往復が、急に止まる。強く押さえた指の感触に、嬉しそうな声が一際大きく響いた。
「……信じられない。鈴花、またおねしょの回数増やしたの? またおむつ交換増やさなきゃいけないんだよ」
 芝居がかった、わざとらしい声色。三文芝居に、智自身も呆れているのだが。
「ご、ごめん……。ごめんなさい……」
 それでも、鈴花は必死になって許しを乞い、媚びるように縋り付く。
 自分がいないと何も出来ない、幼児と同じ程度にまで堕ちた姉に、また愛おしい想いが胸中に渦巻いてゆく。
「約束通り、今日はお仕置きだからね。ベッドに寝て。グズグズしないの!」
 手を掴んで、強引に押し倒した姉は、もう後戻り出来ないほどに退行してしまっていた。
 口元に残るよだれのあと、布団に敷かれた黄色いシミのついたおねしょシーツ、『すずか』と書かれたあひるのおまる。
「そんな……おしおき、やだぁぁ……」
 頭を振った弱々しい拒絶を見せながらも、鈴花は自然と両手を胸の前に置き、脚をあげてしまっている。
 期待するかのように、自らおむつ替えに相応しい格好を取るまでになった姉を、昔の智なら軽蔑していたかも知れない。

「ほら、鈴花ちゃんの大好きなおむちゅですよぉ」
「やだぁ! おむつなんか好きじゃないよぉっ!」
 ばたばたと布団に脚を叩く大きな身体を掴み、智はパンツ型おむつの裾をやぶる。
 両端が開かれた紙おむつが、ぼとりと重みに崩れるように下へと落ちた。
 真っ黄色に染まった生地には、ギャザーでせき止められていたおむつがじわりと溢れ出している。
 ぴったりと閉じた無毛の下腹部を晒しながら無様に泣き喚く姉に、覚えた失望も侮蔑も、今の智からは消え失せている。

「ほら、いっぱい漏らしてる。鈴花、ほんとはおむつでするのが好きなんだよね」
 また、容易く泣き喚く、稚な姉。掌の上で容易く踊る恥ずかしい幼児退行の少女に、智の心はとっくに心奪われていた。

219:名無しさん@ピンキー
11/05/30 01:50:53.13 DMugrvUW
 おむつの上から執拗に責める指や、濡れた肌をなぶるようなおむつ替えに、溢れた声を抑えることも出来ない。
 泣きそうになりながらも、吐く息にはいつの間にか熱が篭もってしまう。鈴花は、早くおむつ替えが終わる事を祈った。
 新しい、テープ式のおむつが、お尻の下に敷かれる。そっと触れた乾いた感触に、昂ぶる心臓も静まり始めていた。
 もうすぐおわる。安堵の中で、鈴花はもう一度目を開いた。ぼやけた視界が光りに馴染み、ゆっくりと像を結んでいく。
「鈴花さぁ、おむつにしちゃうの、クセになってるでしょ? 可愛い紙おむつで、オナニーばっかりしてるからだよ」
「そ、そんなの……、あ……」
 智が手にした携帯電話に、写っていたのは自分の姿。
『あっ、あっあっ! あうぅ……きもちぃ……いくぅ……いっちゃうう! いっちゃうよおお!』
 おむつに両手を当て、指で押すように、つまむように、何度も何度も執拗に自らを責め続けている。
「私がいたのにも気付かないほど、夢中なんだもん。おむつマニアの変態さんは」
「あ、あぁっ……。ちがう、ちがうもん! すずか、ちがうったらああぁ……!」
 過ぎた嵐に安堵していた鈴花の視界が、また熱い雫でぼやけていく。嘲笑う智の顔も、涙で滲んでいった。

「ち、ちがうの……病気だからっ、わたしのせいじゃ……あ、あうううっ!」
「おむつ替えの途中なのに、おまんこひくひくさせちゃうなんてさ……。鈴花、なに期待してたの? ねぇ、紙おむつだよ? お漏らしでも興奮しちゃうの? ……ほんと、救いようのない変態だよね」
「ちが、うぅ……智、やだ……いじっちゃやだぁ……。はやく、替えてよぉ……」
 新しく用意された紙おむつなのに、内股から流れた雫が恥ずかしい染みを広がっていく。智の指が鈴花の蜜壺を掻き回す度に、お漏らしとは異なるとろりとした愛液が止め処なく溢れていく。
 自分でさわった時より強い刺激に途惑い、たまらず鈴花は哀願するように自らおむつ替えを乞うも、それも加虐に悦ぶ妹には、劣情を煽る振る舞いでしかない。
「そんな風に、おむつ替え誘ってるんだ。ほんと幼稚症の真性誘い受けのド変態!」
「やらああああっ!」
 興奮に歯止めも忘れ、智は乱暴だった愛撫に、更に暴力的なまでの力を込める。
 執拗に与えられた愉悦に身悶えした秘所を、貫く疼痛が鈴花の意識を飛ばした。苦悶の中で絶頂に至る鈴花を、智は尚も容赦なく恥辱と倒錯の言葉で責めたてる。
「ほらほら、お漏らし我慢しなきゃね。鈴花ちゃんはほんとは、16才のおねえちゃんなんだよ? それなのに、なんで? なんで、紙おむつ穿いてるのかなぁ?」
「トイレ、行かせてよぉ……! おむつになんか、恥ずかしいだけだから……!」
「だめ。正直に言わないなら、このまま」
 快楽が呼び水になり、尿意はもう、痛くなる程に高まっている。一度でもトイレに行けば、紙おむつから卒業出来ると信じているのに、力の入らない身体では、鈴花は智に逆らう事も出来ない。
 なすがまま、両側のテープを智が当てると、鈴花の下半身は、また愛液に蒸れた紙おむつだけの姿に戻っていた。

220:名無しさん@ピンキー
11/05/30 01:51:03.90 DMugrvUW
「う、うぅ……。わ、わたしっ、いもうとにおいぬかれて……ううぅ……いやだ、こんなの、言いたくないよぉ……!」
「あらあら、可哀想でちゅねぇ。自己憐憫が恥ずかしいのに、気持ちいいんだ? 鈴花ちゃんって、ほんと気持ちわるいよね。おむつフェチの真性マゾとか……」
「あ、あぁっ……いっ、いじわるっ、言わないでよ……あ、あううっ!」
 言葉よりも吐息の回数が増えていく。お腹を押さえて、必死に膀胱の決壊を阻止しようとした鈴花を、智はまた紙おむつの上からなぶり始める。
 歪んだ悦楽に殉じるように、ひくついた秘所は刺激に震えていた。短い尿道に打ち寄せた波を、押し戻そうとする間隔も徐々に短くなっていく。単なる生理的欲求の筈が、昂ぶる心は恥悦に焦がれる。
「そんなに恥ずかしいの好きなら、私の友だち呼んできてあげるよ! みんなに教えてあげなきゃね。お漏らしっ子の鈴花お姉ちゃんは、赤ちゃんおむつオナニーが止められない変態幼女なんだって!」
「や、やだぁ……そんな、そんなのっ、やだあああッ! あ、ああっ……あああああっ!」
 苦悶と恥悦に飲み込まれて、息も絶え絶えに喘いだ甘い声が止められない。際限なき責苦の中にいた鈴花に、冷酷に断頭台を堕としたのは智の手だった。
 鈴花が押さえていた腹部に目掛けて、振りあげた手がくびきを砕く。
「ひゃうっ……うあぁ……やっ、あっ、あっあっああぁ! やだあああああ!!」
「もう漏らしちゃうんだ。いいよイっちゃえ。おむつでイっちゃえ、この変態!」
 始まってしまったお漏らしが、じょろじょろと勢いをあげた水音を立てていた。ぬくもりが紙おむつの中に広がると共に、恥ずかしい染みは紙おむつの股に用意された『お漏らしサイン』を浮かべている。
 年相応のプライドも、姉としての矜持も、人格さえも壊れてしまう程の絶望の中で、堪えてきたお漏らしを垂れ流してしまった倒錯的な開放感と羞恥心に、身体が繰り返し覚えた、絶頂が鈴花を飲み込む。
 全てを投げ出す程の快楽の奔流の中で、智の声が聞こえてくる。自分が何ものであったかを思い出させるような言葉は、鈴花にとっては避けがたく残る羞恥があることを、何度も何度も、刻みつけていた。
「楽しみだね、鈴花お姉ちゃん……。ふふ、やっぱ鈴花はお姉ちゃんの方がいいや……。そしたら『おむつのお姉ちゃん』だもん。もっと、恥ずかしいよねぇ……」



 妹の智はお下がりを貰う事に文句をつけたが、姉の鈴花が新しい制服を揃えた事には、むしろ歓迎さえしたのだ。
 鈴花もまた、サイズの不釣り合いな幼稚園児の姿を着せられていた。
 ひらがなで書かれた名札付きのスモックは、16才児が着るには余りにも短い。
 すぐに汚すからという理由でスカートを穿くことも許されなかった下半身には、新しい紙おむつが顔を覗かせていた。
「い、行きたくない! こんな格好で、幼稚園なんて行くのやだぁ!」
「おしおき、って言ったでしょ。大丈夫、鈴花ちゃん、おむつ可愛いってみんな見てくれるから」
 人より早く進んだ未来に生きた少女が、爽やかに吐いたのは遠回しの侮辱。
 人より幼いままに生きていた背の高い幼女には、それが耐えがたい真実だった。
「また、おむつがヌルヌルになったら、公園で替えてあげるから心配しなくてもいいよ。……ね、おねえちゃん」
「やっ、やだっ……やだああああっ!」
 手を引かれて歩く大きな園児と、胸を張って先を行く小さな高校生を、街ゆく人は奇異の目で見つめた。
 とりわけ大きな園児が穿いた紙おむつを、哀れむように、嗤うように。

 幼稚性に堕ちて初めて知った官能の喜悦は、鈴花を大人にも子どもにもなれない、歪な存在に換えた。
 幼児のように涎を零しながらも、紙おむつの中は、じくじくと恥ずかしい染みが無毛の恥部を濡らす。
 もう二度と後戻りの出来ない変態性欲に溺れながらも、また昂ぶる尿意に、鈴花はふっと力を抜いていく。
 紙おむつに広がっていくお漏らしに浸りながら、鈴花は、まるで幼児のように、無垢なる笑顔を見せていた。

221:名無しさん@ピンキー
11/05/30 01:59:18.02 DMugrvUW
保守がてらお目汚し失礼しました
引き続き職人様の投下お待ちしてます

222:名無しさん@ピンキー
11/05/30 08:21:43.40 fg4PC3Vy
素晴らしいぃっ

223:名無しさん@ピンキー
11/05/30 11:11:41.97 77675dWU
イイヨー

224:名無しさん@ピンキー
11/05/30 11:39:35.60 nNXJMAVd
GJすぎる!!

225:名無しさん@ピンキー
11/05/30 13:55:58.85 RgS7hWeN
面白かったですできたらキャラクターの説明もかねて何故こうなったか簡単なあらすじを書いてほしい。

226:名無しさん@ピンキー
11/05/30 13:59:24.01 RgS7hWeN
読みづらくてすみません。
面白かったです。
できたら、キャラクターの説明もかねて、何故こうなったか簡単な、あらすじを書いてほしいです。
書き直しました。

227:名無しさん@ピンキー
11/05/30 17:27:02.39 Gg/ECOPq
ベッドに移った由美は、パジャマを下ろして横になっていた。
下腹部全体が、生温かい。
気持ち悪い。
もう、こんなの嫌。
「開けるわよ」
マジックテープの音と共に、カバーがはずされた。
布おむつだけが股間に残った状態。
肌が外気に触れて、さらに強く「濡れている」ことが実感できた。
においもする。
申し訳ない気持ちになって、由美はつぶやいた。
「ごめん、なさい……」
「いいのよ、生理現象なんだから」
そう言った母は由美の脚をつかみ、引っ張る。
「看護婦さんは。どうやって替えてるのかしら」
母のやり方は、完全に赤ん坊のおむつ替えの方法だった。
脚を大きく広げさせて、お尻に敷かれた布を外す。
思いきり恥部を見られるような格好だ。
棚に置いてあるクマのぬいぐるみの視線を感じて、由美は唇を噛んだ。
恥ずかしい。
看護師は、身体全体を横に倒すように交換してくれる。
ここまであられもない態勢にはならない。
由美は下半身の方へ目を向けた。
涙で、視界が霞んでいる。
ちらとこちらを見遣った母と、視線が合った。
「そんな、泣きそうな顔しなくても」
母に笑われる。
「だって嫌だもん、こんなの」
「いいじゃない、一生って訳じゃないんだから」
股を、お尻拭きでなぞられる。
ひやりと冷たいものが、前からお尻の方へ滑っていった。
由美はため息をつく
「お母さんも、こんな世話なんて嫌じゃないの?」
「嫌じゃないわよ、家族なんだから」
「でも……」
「じゃああんたは、お母さんがおしめする事になっても替えてくれないの?」
由美はそう言われて、口を閉じた。
少し考える。
その間、母は慣れた手つきで新しいお尻拭きを掴み取っていた。
繰り返し、ぬぐわれる。
下腹部もお尻も、きれいにしてもらった。
「そこであんたが『うん』と言ってくれないと、お母さん困るんだけどな」
母が苦笑した。
腰の下に、防水生地の感触が広がり、続いて布が当てられる。
これもまた、看護師とは当て方が違った。
お腹の方まで、分厚いもこもこの布で包まれてしまう。
しかし、先ほどまでのぐしょぐしょに汚れた状態よりは、ずっとマシに思えた。
やわらかくて、ほかほかする。
体温で少しずつ温められる。
テープの位置を調整している母に、由美は顔を向けた。
「替えて、あげる」
手元に目を落としたまま、母が微笑した。
「お母さんがオシッコ垂れても?」
「うん、だから―」
由美は首筋が熱くなるのを自覚しながら、続けた。
「今は私のおむつ替え、お願いね」

228:名無しさん@ピンキー
11/06/01 00:07:29.16 Y38H3TCf
>>227
激しくGJです。

229:名無しさん@ピンキー
11/06/02 00:14:18.09 C1GZuZaI
翌日。看護師の芳佳に「おむつ外す?」と聞かれたが、由美は断った。
「用心のために当ててます」と答えたが、実際に尿意が薄れているせいでもある。
大体、副作用が始まった一日目の夜から、由美はおねしょをしてしまっているのだ。
それは必死に隠したし、廊下でのお漏らしの時も「不運だった」というふうに説明したが、事実はけっこう違う。
本当に、我慢できない身体になってしまっている事実。
それを誤魔化していることを、由美は今更になって申し訳なく感じ始めた。
(私は、嘘をついている……)

思わぬ人が病室に来たのは、その日の昼だ。
「こんにちは、お姉さん」
カーテンを開けて姿を見せたのは、車椅子に乗った年下の少女だった。
水色のパジャマにポニーテールの髪。
昨日廊下で助けた、トモという子だ。
「あ」
ベッドで座ってファッション雑誌を開いていた由美は、一瞬トモの方を向いた。
が、すぐに顔を誌面に戻す。
どんな顔をしたら良いのか分からない。
トモの目の前で、由美はお漏らしをしてしまったのだ。
「昨日は、ありがとうございました」
トモが頭を下げた。
『うぐっ』ってなってた時にお姉さんがいなかったら、トモはチッソクでした」
「うん……まあ」
語尾を濁した返事をする。
昨日のことなんて、思い出したくない。
それに今「恥ずかしい下着」をあてていることも気づかれたくない。
出来ればすぐに帰って欲しかった。
由美は自分の、もこもこにふくらんだ下半身が見られないように、布団を引っ張った。
ポーカーフェイスを決め込む。
そうして俯いていると、トモが手に持っていたものを、こちらへ差し出して来た。
「これ、お礼です」
条件反射で由美は手を出した。
「トモ、何をあげたら良いのか分からなかったんですが、これは見てて『きゅん』とするし、可愛いかなって」
それは、手のひらサイズのぬいぐるみだった。
黒いうさぎ。
そのウサギは、下半身に何かを身につけている。
見て驚いた。
それはガーゼのような生地でできた、作り物のおむつだったのだ。
頭が重くなる。
(私を馬鹿にしてるの……)
ぬいぐるみを放り投げたい衝動に駆られる。
(失禁した私への当てつけ? だとしたら、無邪気な顔でなんてことするの)
そう思った時、トモが口を開いた。
「昨日は、ごめんなさい。おトイレ間に合わなくしてしまって」
年齢の割には大人びた口調でトモが言う。
「おむつすることに、なっちゃいましたよね……」
なぜ知っているのだろう?
問いただそうかと思ったが、やめた。
謝られると、怒鳴ったり尋問するのが忍びなくなる。
少しの沈黙のあと、トモは続けた。
「私も分かるんです。同じお薬、使ってますから」
想定外の話に、由美は顔をあげた。
「え?」
トモは微笑んでいる。
「『じわぁ』ってパンツが濡れるのとか、それで吸いとり切れないおしっこが『ぼたぼた』と溢れちゃうのとか……」
思い出すように語りながら、車椅子に乗っている身体を傾ける。
「おむつする事になっちゃうのとか、それが赤ちゃんみたいで恥ずかしいのとか……」
トモがパジャマの上を捲って、ズボンを少し下げる。
水色の下着が見えた。
防水加工を施された生地。
それはもこもこに膨らんだおむつカバーだった。

230:名無しさん@ピンキー
11/06/02 22:48:27.03 2dUaT8Uo
期待せざるをえない

231:名無しさん@ピンキー
11/06/02 23:00:07.70 XhxzyLiz
GJ!

232: 忍法帖【Lv=2,xxxP】
11/06/04 04:15:27.79 tAxnSykI
Gj!

233: 【東電 67.6 %】
11/06/05 00:35:59.15 ytZY8SV8
GJ

234:名無しさん@ピンキー
11/06/05 15:59:22.52 Rr0+OG1o
すばらしい

235:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/11 16:52:40.71 Z5KgpFjv


236:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/13 16:54:09.74 gRXm4JT5
「そういうの、トモも分かるんです」
由美はどう反応したら良いのか分からず、もらったぬいぐるみを握った。
手元に目を落とす。
「そう、なんだ」
するとトモが、不安そうな口ぶりで聞いてきた。
「トモのこと、仲間だと思ってくれませんか?」
「ええと、その……」
由美は当惑しながら頭をかく。
確かに、馬鹿にされてないと分かって安堵はした。
同じ薬を使い、同じ副作用に苛まれていると分かって共感もしている。
しかし、なぜだろう。素直に友達になろうと思えない。
(きっと私は、昨日の廊下の出来事が気になっているんだ)
由美はそう自己分析した。
そしてそれを、トモへ素直に告げることにする。
「あのね、私はその、同じ薬を使ってるって教えてくれて嬉しいし、お友達になってあげたい気もするの。でも……」
「でも?」
トモが食い入る様にこちらの顔を伺ってくる。どうしても、仲間になりたいのかも知れない。
由美は唾を飲み込んで、言葉を選びながら続ける。
言いたくない単語を、勇気を出して声にだした。
「お、お漏らししたのがどうしようもなく恥ずかしくて、嫌で、忘れたいのに忘れられなくて……。
それを見られちゃったトモちゃんに、どんな顔を向けたら良いのか分からないの」
それを聞いたトモは、なんでもないというふうに微笑む。
「そんなの気にしなくて良いですよ。トモだっていつも『しょわあ』っておむつにおしっこしてます」
由美は一度頷き、しかしその後首を振った。
「それは分かるの。けどね、話に聞くのと実際に見られたのは違うでしょう?」
例えばトイレに行ったというのは恥ずかしくないが、トイレを盗撮されるのは恥ずかしい。
そういう思いが由美の喉元に引っかかっていた。
ぬいぐるみのおむつを、指でつまむ。上目遣いでトモを見遣った。
見ればトモは、首を傾げて考えるようにしていた。
そしてすぐに「そうだ」と言ってさらにズボンを下ろす。
「こうしましょう」
水色のパジャマの裾も上げて、カバーを露出させる。
白くてやわらかそうな肌が見えた。
太ももは、ギャザーの付いた防水生地に絞めつけられている。
カバーのゴムが食い込んだお腹。
もこもこの股間。
膨らんだお尻。
「確かにちょっと、恥ずかしいですね」
トモの笑顔が弱々しくなる。
何のつもりかと、由美が尋ねようとした時だった。
トモは下腹部に力を込め、すぐに脱力した。
四肢が弛緩する。
頬が赤くなっていた。
とても気持よさそうな表情。
続いて聞こえる、鈍い水の音。
布に水分が吸われる音がする。
由美ははっとした。
トモが目の前で排泄しているのだ。
おむつカバーの中心から、何かが広がった。
ゆっくりと時間をかけて。
じわりじわりと濡れていく。
防水生地がそれをしっかり受け止めるのが分かる。
カバーのシワが動く。
重たそうになっていく。
その間車椅子の少女は、心地良さそうに微笑していた。
無言の数秒間が過ぎる。
音がしなくなった頃、トモ口を開いた。
「すっきりです」
恥じらったように脚を閉じていた。
「おむつの中に、しちゃいました。これで一緒ですよね?」

237:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/13 21:43:22.71 MeSioRjL
つ④

238:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/19 14:47:45.67 Fe8WNNUf
続け続け

239:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/22 23:56:22.33 u5Hk+2g1
gj

240:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/27 11:42:24.14 l9XweD6O


241:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/28 21:06:30.97 ELwiwm0f
wikiにある「城木 絣、城木 紬」みたいな病院物で羞恥的治療や痛い治療で女を治療や診察、検査
みたいなことする小説が読みたいです。誰か書いてくれませんか?

242:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/29 16:27:45.42 zRuBRMfJ
you書いちゃいなよ

243:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/29 21:34:35.94 oPrPzaWL
【社会】受刑者へのトイレ不許可に違法性なし、作業中小便垂れ流し精神的苦痛の控訴審、逆転敗訴へ/福井
スレリンク(newsplus板)

244:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/30 21:37:22.15 nGF4mE/4



245:名無しさん@ピンキー
11/07/05 16:49:18.85 dwWMMJbt
 

246:名無しさん@ピンキー
11/07/08 16:49:33.54 CW7DzNpi
19氏!もっといいものをたのむ

247:名無しさん@ピンキー
11/07/12 17:00:01.86 /CSzdoO6
 

248:名無しさん@ピンキー
11/07/12 22:10:08.44 PkSIOhSu
>>236
GJ!

わっふるわっふる

249:名無しさん@ピンキー
11/07/16 21:35:12.03 r2uGpwKt
続編期待age

250:名無しさん@ピンキー
11/07/22 09:28:48.34 7dH4YJQZ
あげ

251:名無しさん@ピンキー
11/07/22 17:14:28.04 ya5cyMQl
藤林丈司

252:名無しさん@ピンキー
11/07/24 03:18:45.30 wBMoS+Op
「勘弁してよ!」
美穂は強気な口調で言った。
せめて言葉の上だけは威厳を保っていたかった。

しかし、呆れ口調の姉に笑われてしまう。
「そんな格好で強がられてもねぇ」
目を細めて、くすくすと肩を震わせる姉の花穂。
「今の美穂、一人で立ち上がることすら出来ないんじゃん」
「それは、骨折してるんだから仕方ないじゃない!」

美穂はベッドの上で、必死にもがいた。
しかし、両手両足にギブスが付いている。
暴れようにも身体が痛むだけで、全く身動きが取れない。

その様子を眺めていた姉が、こちらに顔を近づけて来た。
「そう。仕方ないの。骨折してるんだから、おむつをあてるのも仕方ないの」
「だ、だから、それは勘弁してったら!」
「え、勘弁していいの? おむつしなくていいの? そろそろ限界なんじゃないの? 
このままじゃ、寝間着もパンツもビショビショになっちゃうんじゃないの?」

そう言われ、ぎくりとする。
美穂は数時間の間、排泄していない。
我慢の限界は近かった。
さらに、お腹も壊している。
まずい状況だ。

でも、それを認めたらいけないと思った。
「そ、そんなことないよ」
涼しい表情を無理矢理作る。
ここで「漏れそうだ」なんて言ったら、問答無用でおむつをあてられてしまう。
美穂は机を見遣った。
「これまでみたいに、尿瓶を使わせてよ」
「あのね、オシッコを取ってあげると、その度に私やお母さんや、看護婦さんがお手伝いしなきゃいけなくなるの。おむつだったら、その回数が半分以下になるのよ」

「でも……パンツじゃなきゃ嫌!」
口を尖らせて美穂が抵抗すると、花穂はからかうように言った。

「何、パンツを脱ぎたくないの?」
花穂はごそごそと紙おむつを取り出した。
「じゃあ、パンツの上からおむつあてるね」

「なんでそういう話になるの! ねえやめてったら、もう、いや、だめ―おむつなんてあてないで!」

いくら叫んでも聞き入れない花穂。
美穂のお尻の下に、ついに紙おむつが敷き込まれた。
四肢を固定されているせいで、逆らうことができない。

本当に、パンツの上に当てられる。
かさかさと乾いたものが、股間に通される。
下着の上に下着を重ねられ、ごわごわする。
恥ずかしい。
失禁することを強要されているようだった。
惨めな気持ちになる。

「離して!」

「沢山オシッコしてもいいように、尿パッドも入れておくよ」
花穂が、生理用ナプキンを何枚も重ねたようなシートを、美穂の股に当てた。
その上で、股ぐりを固定される。

253:名無しさん@ピンキー
11/07/24 20:09:29.22 wBMoS+Op
子供扱いどころではない。
排泄のコントロールすら出来ない、赤ん坊扱いをされている。

「やめて!」

抵抗は虚しい。
自分の声が部屋に響く。
ギャザーの感触が、鼠径部に感じられた。
おむつをあてられている、という実感。
羞恥の波が下半身を包む。
脚が震えた。

パンツの上に分厚いパッド。
さらにその上に、紙おむつが重なっている。
股間もお尻も、もこもこに膨れ上がっていた。

誰にも見られたくない。
みっともない姿。

「よし、隙間を作らないようにして……」
つぶやきながら、花穂がテープを止めた。
下腹部を締められ、股の辺り一帯が完全に密閉される。
熱がこもっていた。

「できた。もうオシッコしてもいいよ」
笑顔で花穂が言う。
美穂は泣きそうになりながらも強がった。
「しないもん、オシッコなんて」
不思議と口調が、幼児のようになる。
「我慢は身体に良くないよ? 出ちゃいそうなんでしょう? いいんだよ、しちゃって」
「でないんだもん……」

しかし、身体は、反応してしまう。
「しちゃっていい」などと言われると、筋肉が緩みかける。
まるで催眠術にでもかかったように。
こらえていたものが、溢れそうになる。
ずっと我慢していたものが決壊する。

「オシッコできるかなぁ?」
花穂が猫なで声で言う。
優しくされているような錯覚。
甘えたくなるような表情。

「しー、しー、しー」
小さい子に言うみたいに、無声音を発する花穂。

暗示にかけられるように、思わず筋肉が弛緩した。
いけないと理性が叫ぶ。羞恥心が駆け抜ける。
しかし条件反射のように美穂は―。

放尿した。

最初は、温かいものが広がるのが分かった。
肌に直に当たっているのは、おむつではない。
いつも身につけている白いパンツ。

それの中心が濡れて、お腹の方まで生ぬるくなる。
寝ているせいか、お尻の方が濡れていく。

ぐしょぐしょになる。

254:名無しさん@ピンキー
11/07/25 01:17:06.27 7S3Vd2oH


255:名無しさん@ピンキー
11/07/25 01:37:56.60 9IIzZ1Ev
GJ
続き!続き!

256:名無しさん@ピンキー
11/07/25 20:18:27.00 GqDlDxtR
本来失禁を想定してはいない下着だ。
汚れた感触がひどく、気持ち悪い。

しかし、それは寝間着には伝わらない。
まずは尿パッドが吸収する。
それでも受け止めきれないオシッコを、外側の紙おむつが吸う。
羞恥の液体は、外には拡散しなかった。
恥ずかしい下着によって吸収され、閉じ込められる。
汗と尿がまざり、それが肌に残った。

そうして美穂は、おむつの中に大量のオシッコを垂れた。
温かい下腹部。
びしょびしょの股間。

やってしまった。
下着をつけたまま、オシッコをしてしまった。
この年で。
人に見られながら。
それを改めて実感して、呆然としてしまう。

身体を動かせなかった。
動くと、濡れた感触があって、不快だったのだ。
忘れたい。
夢だと思いたい。

「でちゃった?」
姉に聞かれる。
絡みつくような視線。
妙に丁寧な語調で言われる。
「ちょっと乱暴にしちゃってごめんね。
看護婦さんには『プライドを傷つけないように』って言われたんだけど、美穂、こうでもしないとおむつしないでしょう?」

花穂が申し訳なさそうに笑った。
「おむつ替えようか?」

美穂の肩が震えた。
視界が揺れる。
知らず知らずの内に、泣きそうになっていた。

なぜかは分からない。
屈辱。
やりきれない思い。
しかし、嬉しいような、温かいような、感謝の気持ちも入り交じる。
混乱した。
どうしたら良いのか判断できない。

だから、泣くのをこらえて美穂は口を開いた。

「……替えて」

「ん? 何」
姉が聞き返す。

「おむつ替えて……」
もう、パンツを履かせてもらえないのは分かっていた。
大体、こういう様態だから仕方が無いのも知っている。
駄々を捏ねてみただけだ。

257:名無しさん@ピンキー
11/07/25 21:58:41.85 GqDlDxtR
※スカトロ注意

これも、骨折が治るまでの辛抱。

パンツは履けない。
だからせめて、汚れていないおむつをあてたい。

濡れたパンツをはずしたい。

「よし、じゃあ替えよっか」
姉がテープに手をかけた。
ばりばりと、音がする。
このまま交換して、さっぱりできる。

そう思った時だった。

ぐぅ、と美穂のお腹がうずいた。
鈍い痛み。
腸が動く。
脈動する消化器の感覚。

まずい。
今一度、焦燥を覚える。
しかし、どうにもならない。

思えば我慢していたのは、尿ばかりではなかった。
おむつ騒動で忘れていたが、お腹を壊していた。

「お、お姉ちゃん……!」
「ん?」

花穂は美穂の股に顔を近づけている。
この態勢は駄目だ。
やばい!

「はなれ……」

しかし、言い切る前に音がした。
自分の身体から。
勢い良く。

―ブブブゥぶぶぶぶぅ……!

お尻からの音。
気体と液体と個体が同時に漏れ出した。
それは丁度、おむつの股ぐりを外しかけた時。

外気が下半身に流れ込み、濡れたパンツの不快感がより強く分かった時。

下品な音。
強烈な匂い。
気持ち悪い感触。

それでも本能的に「快感」を覚えてしまう。

数秒で全てを出し切った。
お尻にぐちょぐちょしたものがこびりついているのが分かる。
美穂は背筋を固定したまま、姉の方に視線を向けた。


258:名無しさん@ピンキー
11/07/25 21:59:36.25 GqDlDxtR
「最低!」

白い目をこちらに向けている。

「やけに素直だと思ったら、私の顔におならかけたかった訳?」
「ち、ちが……」
「ほんと最低!」

花穂はそう言い捨てると、開いたおむつをもう一度閉じてしまう。
一度肌から離れかけた不快感が再び密着する。
そのまま放置される以上の気持ち悪さだった。

「美穂のおむつなんか替えてあげない!」
「ごめん! 違うの! 本当にわざとじゃないの!」

何度言っても、聞く耳を持たない花穂。
臭いを封じるようにおむつをテープで密閉してしまう。

もはや美穂のパンツは、汗とオシッコと下痢でぐちゃぐちゃになっていた。
それを、濡れた尿パッドとおむつが包んでいる。
不快なんてものではない。

「ごめん! ごめんなさい! 謝るから!」
「美穂なんか知らない!」
花穂が部屋から出て行ってしまう。

「いや! 待って!」

一人残された病室で、美穂は涙を飲んだ。
膨らんだ股の間を見ながら。

「おむつ、替えてよぉ」


美穂が、清潔で柔らかな新しいおむつを当ててもらえるのは、それから四十分以上後の事だった。

END


259: 忍法帖【Lv=10,xxxPT】
11/07/26 11:15:37.87 QBwUs9GJ
GJ!!!

260:名無しさん@ピンキー
11/07/26 18:28:27.16 7ndmBi8e
超GJ!

261:名無しさん@ピンキー
11/07/27 17:19:59.21 lMADsRlz
GJGJ!!

262:名無しさん@ピンキー
11/07/30 13:51:12.13 WY9D3c02
主人公は中~高校の女の子
排泄をコントロールする神経が未熟で、大小便とも我慢がききにくい

先天的な腎性尿崩症を患い、おしっこの量が異常に多い
・1日の尿量は10リットル以上(通常の成人の6~7倍以上)
・常に1時間に2~3回の排尿or失禁は避けられない
・脱水を防ぐため、頻繁に水分補給の必要がある
・睡眠(8時間程度)中の尿量は2~3リットルに達する

以上から、常時おむつ着用が必要
登校時は、パンツタイプ紙おむつの中に長時間用尿パッドを入れ、上からパンツタイプおむつカバーを着用
在校中に3~4回は尿パッドを交換、横漏れ時や大便失禁時は紙おむつも一緒に交換

在宅時は布おむつとおむつカバーを着用
一度に20枚の股用布おむつを使用するが、約2時間ごとにおむつ交換の必要あり
睡眠中に10数回はお漏らしをする為、30枚の布おむつを当てても深夜におむつ交換が必要


どなたか、こういう設定の女の子でお話を書いて下さい

263:名無しさん@ピンキー
11/07/30 22:03:49.14 uNawBDcb
>>262が書くんじゃないのかよw

264:名無しさん@ピンキー
11/07/31 00:23:32.22 Uea2UpWf
もうこんなに枯れてると萌えシチュ書くだけでもいいんじゃねえかなと思えてきた

265:名無しさん@ピンキー
11/07/31 00:35:13.80 BEez6I0d
>>262
世の中には、「言いだしっぺの法則」ってものがある。
精々頑張れや。

266:名無しさん@ピンキー
11/07/31 15:32:25.31 a/ThAnKV
>>262
おら、すっげえワクワクしてきたぞ!!

267:名無しさん@ピンキー
11/08/01 00:42:14.02 uzUfjh0u
書いては消し書いては消し・・・・
こんどこそ書き終わりますように(-人-)祈願保守

268:名無しさん@ピンキー
11/08/01 09:51:32.69 eVLUvvYo
>>267
読み返さないでとりあえず最後まで書ききるのが完成のコツ
「END」まで書いてから推敲した方が無駄がない
アドバイス保守

269:名無しさん@ピンキー
11/08/02 21:06:22.28 iJO5hohZ
とりあえず即興で書き起こしてみた。

全寮制の六実女学園では寮と学校が直結しているため、
学舎と寮を繋ぐの通路に早起き当番の風紀委員が服装の乱れがないか
チェックするのが習わしである。

「ちょっと、そこのあなた」
普通ならばおとなしい生徒ばかりの六実女学園で風紀委員が
呼び止めることはまずない。
「えぇっと・・・・・・なんでしょう?」
ほんの一握りの例外となった生徒、甲野実零は一年生らしく上級生の
風紀委員に対して必要以上に恐縮している。
「おむつ・・・・・・見えているわよ」
呼吸を整え、頬をやや赤らめながら風紀委員はそう指摘する。
「えっ!」
と同時に実零は背筋が凍り、あわてて紺のプリーツミニスカートを確かめる。
指摘されたようにミニスカートから黄色く変色した紙おむつが露呈していた。
実零の顔は一気にリンゴのように赤くなった。
必死に裾を引っ張るが前に引けば後ろが露出し、後ろに引けば前が見えてしまい
シーソーゲームでしかなかった。
周りからは失笑すらあったっが、本人はそんなことを気にしてられない。
「あっ、こんなときに・・・・・・!ダメ、ダメだってば・・・・・・・!」
実零は急にそう叫ぶ。
しかし、彼女の体のいうことが聞かなかったようだ。
それで風紀委員達も事態を察した。
だが、彼女らはあまりにも事態が変わりすぎたため、
実零の紙おむつがさらに膨らむ様子を観察することしかできなかった。
「あぁぁぁぁ、・・・・・・・朝からこんなのって・・・・・・・」
全てが終わった実零はその場にアヒル座りになって放心するしかなかった。

270:名無しさん@ピンキー
11/08/04 05:02:39.36 81bsf+0h
(・∀・)イイ! 続き待ってる

271:名無しさん@ピンキー
11/08/04 10:17:22.84 M+vL+LQh
ここって俺みたいなROM専多いからひとすくなくみえるけど、
みんなきっちり読んでると思うぞ。
GJ!!

272:名無しさん@ピンキー
11/08/04 10:58:40.71 2vM8auJF
いやまだ続くのかと思って
>>269
GJ!

273:名無しさん@ピンキー
11/08/04 19:22:27.83 O1V0HV1X
>>262を自分の妄想で味付けしてみたんだが・・・・・・・
どこまで書けるか分からないけどやってみます。

その放課後、六実女学園の養護教諭、夕霧加美はセミロングの髪をクシャクシャと
掻きあげ悩んでいた。
原因は今朝の実零の失禁劇にある。
彼女は崩尿症を患っており、このようなことは既に想定の範疇だ。
が、排泄にトラブルを抱える生徒が集う六実女学園といえど
一般社会に適応できるよう教育するか
をモットーとするため、このような事態が続くようでは良くないのも
また事実である。
そもそも彼女のためにもならない。
「あのぉ・・・・・・・」
すると、ショートカットの小柄な女生徒が視界に入ってきた。
対処法に没頭していたため保健室に入ってきたことに気づかなかったらしい。
「あら、甲野さん」
「は、はい」
その生徒が甲野実零であることと認めると夕霧は無意識に微笑みを見せる。
これはただでさえ傷つきやすい生徒たちから反感を買わないため
身につけた技能と言えるかもしれない。
「おむつ・・・・・・・有りますか?」
どうやら、彼女の紙おむつは限界らしい。
「じゃぁ、ベッドに横になって」
「エッ・・・・・・・」
実零は予想と違う反応に困惑した。
通常ならば換えのオムツを差し出されて終わるからだ。
「ちょっと、あなたの体の診るよう指示が来ているの」
「あっ、分かりました・・・・・・・」
夕霧は咄嗟に嘘をついた。しかし、こうでもしないと彼女の排泄状況を診られない。
つまり、解決策が出せるかもしれないという期待感があった。
思い当たる節が彼女にもあるのでスンナリと受け入れてくれた。
実零はベッドに横になりミニスカートをたくし上げて役目を終えつつある
紙おむつを晒し、羞恥に耐える。
そして紙おむつを見て夕霧はすこし驚いた。

274:名無しさん@ピンキー
11/08/04 20:16:31.09 Z1FtmFeO
尿崩症だったorz

275:名無しさん@ピンキー
11/08/04 20:40:32.96 Z1FtmFeO
それは意外にもパンツタイプの紙おむつだったからだ。
パンツタイプは概ね吸水する回数がどうしても劣る。
六実女学園では出てしまう量が多ければ吸水量の多い
テープタイプを推奨するくらいである。
「甲野さん、テープのじゃないのね」
「・・・・・・・はい」
役割を終えた紙おむつを専用のゴミ箱に畳んで入れると
夕霧はあくまでも優しく問う。
しかし、実零はまるで悪いことをして見つかった子供のように怯えていた。
「いいの、でもおむつ丸出しで気づかないというのもどうかと思うわ」
「・・・・・・・」
実零は今朝の件のことを言われていることに気がつき体が更にピクッと震える。
そしてやや涙目になり「どうすればいいのですか」と夕霧に表情で問う。
「う~ん、このおむつがいいんじゃないかしら?」
夕霧は少し考えたあと、新しい紙おむつ取り出した。
それを見て実零は目を丸くした。今までのパンツタイプではなく、
テープで固定するタイプだったからだ。
「それでは・・・・・・・トイレでおしっこができません・・・・・・・」
実零があくまでパンツタイプに拘ったのはトイレで脱ぎやすいからだ。
おむつはあくまでも緊急手段というプライドがあったが、
それを否定されたようで心が痛む。
「でもね、甲野さん考えて・・・・・・テープだって換えを巾着袋に入れて
持って行けばトイレですることも可能の筈よ」
夕霧のいう通りそういった工夫でおむつにしないでトイレでするということも
可能なのだ。
「そう・・・・・・・ですよね・・・・・・・」
理屈では納得できるのだが感情では言いようのない敗北感に苛まれる。
しかし、その敗北感の証を実零は受け入れた。

276:名無しさん@ピンキー
11/08/04 20:45:53.07 AWZUud95
gjすぎわろた

277:名無しさん@ピンキー
11/08/04 21:19:20.39 YbUk+7Vs
そして、また新しい1日が始まった。
毎日おねしょが欠かさない実零であるが、今日は今までとちょっと違う。
寝る際には更にパッドを入れていたのだが、今回はそれがない。
その代わりとして厚手なテープ式紙おむつがある。
(これ・・・・・・・結構いいかも・・・・・・・)
実のところ漏れでるケースがあり何度か布団に地図を稀に描いたこともある。
しかし、テープ式は厚手であることも相まってその心配は無さそうである。
おまけに、朝のHRくらいまでは保ちそうだった。
先日の失態は遅刻しそうな為、交換しなかったことが原因であるため、
遅刻しそうなときでも安心できそうだった。
(ちょっと・・・・・・・スカートが心配かな・・・・・・・?)
だが当然ながら良いこと尽くしというわけでもない。
作りが厚手なのでどうしてもぷっくりとスカートが持ち上がる。
(ちょっと気をつけ歩かないと)
学園の制服のスカートはおむつ交換の利便性とか通気性を考慮して
短いので尚のこと心配だった。
一応、おむつが見えてしまうことは御法度でもある。
だけども、妙に日々のプレッシャーから解放される錯覚を覚える。
(これで・・・・・・・行ってみよう・・・・・・・)
慣れなテープ止めのおむつを時間をかけて交換し、制服のスカートを整え
翻らないようゆっくりと部屋を出る。
この経験がまた彼女に科せられた試練を乗り越えるための糧となっていくのだった。

(終?)

278:名無しさん@ピンキー
11/08/05 09:57:16.57 33/SW04u
(・∀・)bグッジョブ

279:名無しさん@ピンキー
11/08/05 11:56:38.55 aXAIfwoC
次回作に期待

280: 忍法帖【Lv=13,xxxPT】
11/08/05 20:03:05.79 9mr9739p
GJ

281:名無しさん@ピンキー
11/08/06 02:15:19.62 KpWsWN08
身長150ぐらいの女の子にあうおむつってなんかないかな?
今度ひょんなことからおむつ履いてデートすることになっちゃってw
教えてほしいんだー。
初心者でごめんね。

282:名無しさん@ピンキー
11/08/06 02:16:05.48 KpWsWN08
ごめん誤爆した…恥ずかしい

283:名無しさん@ピンキー
11/08/06 02:17:41.69 KpWsWN08
↑これを誤爆したw
おむつのことは普通に教えて頂きたいので、よろしくお願いしますっ!

284:名無しさん@ピンキー
11/08/06 21:23:08.23 3H4Zil71
軽く書いてみたい
誰か設定をくれないか?

285:名無しさん@ピンキー
11/08/07 01:49:55.00 LA1igy8T
妹が生まれて、小学生・中学生くらいのお姉ちゃんが、ショックで赤ちゃん返りして、オムツが必要になったり、一時的に保育園などに預けられる話などはどうでしょう?
のんびり待ちますので、楽しみにしてます。
お体にお気をつけて。

286:名無しさん@ピンキー
11/08/07 21:52:11.11 ayXai2p5
ショックというのかわかりませんが姉が妹にお母さんをとられてしまうと無意識のうちに思ってしまい自分で排泄をコントロールできなくなりおむつを…
というのでいこうと思います

書くのは初めてなのでおかしい点があるかもしれません。

287:名無しさん@ピンキー
11/08/07 21:53:38.52 AA/Bh7/Y
wktk

288:名無しさん@ピンキー
11/08/07 22:19:29.35 ayXai2p5
どうしてこんなことになったんだろう。
そう考えるのは何回目だろうか。
最初に異変が起こったのはお母さんと妹が家に来たときだ。
お母さんが妹につきっきりだった。
それは当然のこと。
…でも、その光景を見て思ってしまった。
このままじゃお母さんが取られちゃう。
そしてその日の夜、それは起こった。

朝、目がさめて気づいた。
布団が濡れている。
暑くなかったし汗をかくことはないはずだ。
それなら…?本当はわかっていた。
ただそれを現実だと認識したくなかった。
私は、おねしょをしてしまっていた。
「えっ…?もしかしておねしょしちゃった…?」
私はそこから動くことができなかった。
「奈々ー?そろそろ起きて朝ご飯食べた方がいいんじゃないかー?」
お父さんの声がする。
やっぱりお母さんは起こしに来てくれなかった。
でもそれよりこのおねしょをどうするかを考えないと…

なんか長くなりそうです
というかまだおむつが出てきてませんね

289:名無しさん@ピンキー
11/08/07 23:05:11.46 0aaA6KYR
余計な気は使わずに一気に書き上げよ

290:名無しさん@ピンキー
11/08/07 23:54:26.31 ayXai2p5
濡れた服なら着替えればいい。
でも布団はどうしようもできない。
私は片づけることを諦めた。
「奈々ー?まだ寝てるのか?」
お父さんが部屋に入ってきてしまった。
もうごまかすことだってできないだろう。
それなら言ってしまったほうがいい
「おねしょしちゃった…」
お父さんは優しい顔をしていた
「いつまでもそのままだと風邪ひいちゃうからシャワーでも浴びてきなさい。こっちは片づけておくから」
シャワーを浴びている間になぜ漏らしてしまったのか考えていた。
「なんでかなぁ…?あ、そういえば昨日の夜は喉が乾いて水をたくさん飲んだはず…」
それをしなければ今日のようなことは起こらない。そう思っていた。
だが、惨劇は繰り返された。
次の日の朝、また布団が濡れていたのだ。
「なんで?こんなのまるで赤ちゃんだよ…」
今朝も起こしにきたのはお父さんだった。
お父さんにまたやってしまったことを伝え、逃げるように風呂場へと向かった。
「昨日は水分を取りすぎないようにしたし、こんなことになる原因なんてないはずなのに」
部屋に戻るとお父さんが真剣な顔で私を見ていた。
「昨日と今日おねしょしてしまったことは、しかたないとしか言いようがない。ただ、布団が濡れてしまうと洗濯が大変だ。母さんも怜の世話をするので大変なんだよ。できるだけ家事の手間は増やしたくない。だからこれをはいてみないか?」
そういってお父さんが取り出したのは女児用の紙おむつだった。
「…嫌だよ、だってそれは赤ちゃんが穿くものでしょ?」
とにかく嫌だった。
小さい子供のようなことをすることが。
そして年の離れた妹と同じものを身につけることが。

そういえば設定がまだですね
姉が奈々で中二
妹が怜で生まれたばかりです

学校のほうの話も必要でしょうか?

291:名無しさん@ピンキー
11/08/08 00:42:32.43 gJRBUpVm
小4くらいかと思ってた

292:名無しさん@ピンキー
11/08/08 01:03:32.15 Qn9WjZGD
とても面白いです。
あせらず、自分のペースで書いてください。
それと、できたら、学校の話もお願いします。
お体にお気をつけて。

293:名無しさん@ピンキー
11/08/09 05:27:59.82 IgtjZaSS
いじめネタは避けて欲しいな・・・

294:名無しさん@ピンキー
11/08/09 17:14:01.99 giQoOFCf
おまいさんが避けれ

295:名無しさん@ピンキー
11/08/12 00:43:14.09 4WgFpkVd
支援保守

296:名無しさん@ピンキー
11/08/12 00:45:58.94 4WgFpkVd
URLリンク(u3.getuploader.com)
passは062です

保守がてらお目汚し失礼しました
引き続き職人様の投下お待ちしてます

297:名無しさん@ピンキー
11/08/12 02:20:58.06 NfkK/qha
>>296
GJ!!!


298:名無しさん@ピンキー
11/08/12 19:17:01.41 FeX1UJat
gj

299: 忍法帖【Lv=14,xxxPT】
11/08/12 19:55:25.84 3TbBq4yw
>>296
GJ!!

300:名無しさん@ピンキー
11/08/13 08:12:55.37 oX2V+u78
>>296
gj!

301:名無しさん@ピンキー
11/08/14 19:47:36.99 nKxtEzUd
>>296
まとめの保管庫にupしてくれませんか
携帯厨ですいません

302:名無しさん@ピンキー
11/08/14 23:42:52.05 umwVJBQZ
>>301
保存wikiの方に参加申請送りましたので、受理され次第上げていきます

303:名無しさん@ピンキー
11/08/15 11:43:33.53 RxFMQmmb
>>302
ありがとうございます

304:名無しさん@ピンキー
11/08/16 22:04:33.41 llo3rHIz
>>296
遅くなりましたがGJ
最高でした

305:名無しさん@ピンキー
11/08/19 21:35:12.13 0LIDN/by
>>302
遅れました。性欲が減退すると巡回が滞ってしまった・・・・・・
スマナイ。

306:名無しさん@ピンキー
11/08/19 21:52:19.92 Ho9/5HKZ
>>305
お疲れさまです。こちらでも一応〆のついている分には保管庫入りさせて貰いました。
酷暑続きで夏バテもあろうと思います。お体ご自愛くださいませ。

307:名無しさん@ピンキー
11/08/27 19:15:28.28 5ewYkFSI
ああ人がいない

308:名無しさん@ピンキー
11/09/05 01:54:22.04 2O/QyaDK
実体験を元に、短いので良ければ

309:名無しさん@ピンキー
11/09/05 12:44:18.28 RIGIgMYx
>>308
是非

310:名無しさん@ピンキー
11/09/08 14:19:54.70 EuEffcI7
URLリンク(wakagaeri-ar.jimdo.com)

311:名無しさん@ピンキー
11/09/08 21:48:08.22 DNFlkHC6
>>310
よいサイトだった。ありり

312:名無しさん@ピンキー
11/09/09 18:51:44.01 u8s9qrtd
>>310
おもしろいな

313:名無しさん@ピンキー
11/09/23 16:59:38.01 D/q0KBXU
保守

314:名無しさん@ピンキー
11/09/23 20:22:12.47 cgQCJiwU
2ちゃんねる恐怖症ですが、このスレにレスしてもいいですか。
もちろん、おむつ大好きです。

315:名無しさん@ピンキー
11/09/23 22:01:19.92 D6cUxngH
いちいち恐怖症と書かんでも、レスしてええがな。

316:名無しさん@ピンキー
11/09/25 00:12:35.93 TW+DC6En
ここは2chじゃないし

317:名無しさん@ピンキー
11/09/28 17:10:30.92 nrC6AQ8j
なんかないかー?

318:名無しさん@ピンキー
11/09/29 16:06:41.39 FBbugJgy
エロ描写のない百合系ならこつこつ作ってる
赤ちゃんプレイよりも赤ちゃんごっこが近いけど投下して需要ある?

319:名無しさん@ピンキー
11/09/29 16:29:25.90 Oob6Qpl+
ぜひお願いします!

320:あぼーん
あぼーん
あぼーん

321:が集まるとあるサイトを眺めていた時のことだ。 パートナー募集、と書かれた書き込みにふと目が止まった。 いつもなら怪しいと決め付けて無視するところだが、気まぐれでメールしてみたのだ。 メールの相手は20歳の女性。 短大に通っており、実家が遠方のためアパートで一人暮らしをしているという。 名前は由希子。 あまり期待はしていなかったもののメールによるやりとりは続き、昨夜遂に電話をし、今日初めて会うのである。 メールや電話によると、20歳になってからもおもらしやおねしょが治らない。 外出時には尿パッドが欠かせず、夜は紙オムツをしているという。 どうやら生まれつきらしく、もう諦めていると。 こんな自分でも会ってくれる男性がいるならと思い切ってサイトに書き込んだらしい。 「本当なら最高なんだけどな・・・」 小さく呟く。 電車の走る音にかき消され聞こえることもない小さな呟き。



322:19
11/10/10 23:11:13.88 tra09Kva
俺はオムツやおもらしをしてしまう女性に会ったことは無い。
まず普通ではありえないし、特殊な性癖のため今まで交際した女性にも秘密にしてきた。
しかし遂に今日長年の夢が叶うかもしれない。
電話の印象ではおとなしく控えめな印象だった。
震える声を必死に隠して話しているような・・・そんな声。
考えても仕方が無い。
ほら、もうすぐ彼女が待つ駅に着く。
腕時計で時間を確認すると携帯を開き、彼女にメールをする。
「もうすぐ着くよ」
すぐに返信が来た。
「私、駅の改札を抜けたところで待ってます。白いスカートを履いています。」
一気に胸が高鳴る。
期待と不安が入り混じった気持ちで電車を降り、ホームの階段を上り、改札が見えてくる。
そこに彼女、由希子はいた。
華奢な体型で身長は150くらい。
黒髪のセミロングが良く似合うおとなしそうな可愛い女の子だった。


323:19
11/10/10 23:28:47.17 tra09Kva
「は、はじめまして。由希子・・・です」
「はじめまして。でもなんかメールや電話でやりとりしてたからあんまり初めてって感じじゃないね」
出来るだけ優しく不安がらせないように。
笑顔でそう答える。
「そ、そうですね。それに・・・やっぱり優しそうな人で安心しました」
可愛い。こんな女の子がおもらしやおねしょしちゃうなんて・・・。
小さく揺れる白いスカートの中は今も尿漏れパッドやオムツなのだろうか。
いかんいかん。
「その・・あの・・・」
「ん?どうしたの?」
顔を赤らめてうつむいたまま由希子は言った。
「手、繋いで欲しいんです」
ちょっと、いやかなり驚いたが、断る理由もないだろう。
「いいよ。なんかもう恋人同士みたいだね」
「そう・・・ですか?でも、嬉しいです。ありがとうございます」
微笑む由希子は本当に可愛い。
意外と積極的なのは驚いたが。
「じゃあ、どこ行こっか」
「そうですね、じゃあ喫茶店にでも行きませんか?私そこのケーキが大好きなんです」
「いいよ。じゃあ行こうか」
小さくてやわらかい由希子の手を握ったまま、俺は歩き出した。

324:19
11/10/10 23:43:54.05 tra09Kva
由希子に連れられてやってきた喫茶店は小さいながらも雰囲気が良い店だった。
「ふふ。ここのケーキおいしいんですよ。」
「そうなんだ。でも俺は甘いもの苦手で・・・」
「そうなんですか?うーん・・・じゃあこんなのもありますよ」
由希子がメニューを指差す先にコーヒー味のケーキがあった。
「これなんか男の人でも良く食べてる方がいますよ。甘さ控えめで人気みたいです」
「じゃあそれにするよ。由希子ちゃんはもう決まってるの?」
「はい!私はいつものクランベリーラズベリーブルーベリーストロベリータルトにします」
おおう・・・。甘すぎて胃がもたれそうなメニュー・・・。
「本当においしいんですよ。良かったら少し食べますか?」
「い、いや俺は遠慮しとくよ・・・。あとコーヒーも頼もうかな」
注文を店員に告げ、しばらくするとケーキがやってきた。
由希子は甘いタルトを食べながらいろんな話をした。
短大でのこと、友達のこと・・・。
本当にいい子だな。

325:19
11/10/11 00:08:41.24 nTuL8G+q
「ふーおいしかったあ。やっぱりここのケーキは最高です」
最高かどうかはともかく、楽しそうにしているのを見てほっとする。
最初に会った時の緊張はもうほぐれたらしく、良く笑う顔が可愛い。
「ちょっと早いかもですけど・・・私の家にもう行きます?」
「え?うん・・・でも本当にいいの?」
「はい・・・。あなたなら、私いいんです」
「でも俺だって男だし、その」
「大丈夫です。あなたは怖いことしないって信じてますから」
今日俺は由希子のアパートにお泊りすることになっていた。
しかし実際は無理だろうと思っていたが・・・。
まさかね。
「じゃあ行きましょう。私のアパートここから近いんですよ」
由希子に手を引かれ喫茶店を出る。


326:19
11/10/11 00:26:26.36 nTuL8G+q
気のせいかもしれないが。
楽しそうに話す由希子逆に心配になってきた。
無理して明るく振舞っているような、そんな感じだ。
そして少しの間会話が途切れたその時。
「あっ・・・いや」
急に立ち止まると由希子がその場にしゃがみこんでしまう。
「どうしたの?・・・もしかして」
由希子は真っ赤な顔をしてうつむいている。
しばらくすると震えていた体が弛緩したように見えた。
「しちゃった・・・。おしっこ、出ちゃいました・・・」
泣きそうな声でそう言うと涙目で俺を見上げる。
おもらしをしてしまったにも関わらず地面には水滴ひとつ無い。
「いいんだよ。俺、由希子ちゃんのことわかってるから。気にしないで。ね」
小さい子にするように頭を撫でてやると、由希子の目から涙が零れる。
「でもっ・・・私こんな・・・もう大人なのにっ・・ひっく。嫌われちゃう」
「大丈夫。嫌ったりしないよ。それにそんな由希ちゃんも可愛いよ」
「そう・・・ですか?・・・えっく」
「うん。だからもう泣かないの。ね」


327:19
11/10/11 01:11:47.09 nTuL8G+q
由希子の頭を優しく撫でながら優しく抱きしめてやると幾分落ち着いてきたようだ。
「あの・・・すみません・・。取り乱してしまって」
気丈に振舞う由希子がとても儚げだ。
「私・・・やっぱりおもらし治らなくて。今日もオムツしてるんです」
「オムツ?パッドじゃなくて?」
「はい・・・。やっぱりパッドだけだと不安なので。それに、今日はあなたが会いに来てくれる日だったから。失敗してもいいようにオムツにしました」
「そっか。俺はそんな由希ちゃん凄く可愛いと思うよ。知ってると思うけど俺は女性のおもらしやオムツが好きな男だから」
「ふふっ。そうでしたね。我慢できなくておもらししちゃう私のこともあなたならわかってくれますよね」
「そうだよ。由希子ちゃんがおもらししちゃった時凄く可愛かったよ。俺達、うまくやっていけそうだね」
「そうですね。んっ・・・はあ」
由希子の体がぶるっと小さく震えた。
「おしっこ・・・まだ残ってたみたいです。ふう」
「全部出た?スカート濡れてないよ。オムツしてて良かったね」
「はい。こんな私でもいいんですか?その・・・おもらしとかおねしょとかしちゃいますよ?」
「俺は由希子ちゃんみたいな子が好きなんだ。何も心配いらないよ。もうすぐアパートに着く?」
「あ、はい。もうすぐですよ」
いつの間にか日が傾いてきていた。


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