11/06/26 09:16:55.15 HJNiTK0W
(あれ、私どうしたんだろう・・・・・・)
目覚めたばかりの視界はまだ霞んでいる。頭を持ち上げようとするが、酷く重い・・・・・・。
「お、さゆりちゃん起きたみたいっすよ。」
男の人が私の名前を呼ぶ声が聞こえてくる、誰だろう・・・・・・?
ようやくはっきりとしてきた私の視界に映ったのは、窓の無い部屋だった。辺りを見回してみると、
部屋は様々な物で雑然としており、男の人が三人居る、二人は何かの作業をしているようだ。
私はこの部屋の雰囲気には不釣合いな、大きなベッドに寝かされているようで、服は
セーラー服のままだった。
「やあ、さゆりちゃんおはよう。よく眠れたかい。」
正面のソファーに座っていた男の人が、私に話しかけてくる。なんだか軽薄そうで、あまり良い
印象を持てない人だ。こんな人知り合いには居ない筈だけど・・・・・・?
そんな事を考えていると、男の人は傍らから小さな布切れを取り上げ、指で摘まんで
顔の高さに垂らす。
「さゆりちゃん、これ何か分かる?」
その指先にぶら下がるものを見た瞬間、私の顔は真っ赤になっていたと思う。
「そ、それ、私の・・・・・・」
恥ずかしさのあまり言葉にするのもはばかられたが、男の人の指先にぶら下がっているものは
間違いなく私のパンツだった。しかも、今日はいている筈の・・・・・・。
動揺しつつ、スカートの上から手でそっと腰の辺りに触れてみると、当然あるべき下着の感触が
感じられない。
「ど、どうして・・・・・・」
私の発した疑問に対する男の人の答えは、耳を疑うようなものだった。
「さゆりちゃんが寝てる間にちょっと借りたんだよ。これからここでさゆりちゃん主役で
AVの撮影をするからさ。」
「え?」
その言葉が一瞬理解できず、固まってしまった私の反応を満足そうに眺め、男の人は更に
言葉を続ける。
「まだこっちの準備ができてないみたいだから、段取りを説明しとくね。俺等の撮ってるのは、
プレイ毎の短編もので、 お客さんは女の子を見て、好みのプレイの動画を選んで御購入って
システムな訳。」
あっけにとられて固まっている私をよそに、男の人はどんどん話しを進めていく。
「で、これからさゆりちゃんで撮るのは、正常位レイプ物・後背位レイプ物・アナルレイプ・
浣腸・イラマチオ・輪姦・・・・・・」
次々と読み上げられていく言葉に、顔から血の気が引いていくのが自分でも解った。
「・・・・・・で、最後が3リットル浣腸入れての妊婦プレイ。これマジできついみたいだから
頑張ってね~。一作品大体15~20分だから、4時間くらいで今日の分はお終いかな。
その後半日休憩して、明日は和姦物の撮影ね。さゆりちゃんの演技力に期待してるよ。
まぁ、皆『もう一回妊婦物撮る?』って聞くと、必死になって演技してくれるんだけどね。
舌を絡めあう甘々のディープキスから、足を絡ませての中出しおねだり、事後のお掃除
フェラや、サンプル用の笑顔での自己紹介までさ。」
楽しそうに喋っている男の人と反対に、私の顔は青ざめ、手足は震えていた。
「準備できましたよ。」
今まで後ろで何か作業をしていた人が、ビデオカメラを持ってこっちへやってくる。
「お、やっとか。じゃあ、撮影開始といきますか。」
そう言って男の人が立ち上がるのを見て、私は思わず反対側へ逃げようとした。でも、そこには
いつの間にか別の男の人が居て、私はあっという間に両手を掴み上げられてしまう。