11/03/05 18:55:52.17 yxsphEsY
土曜日の保健室、授業もない休日だというのに
いつものスーツ姿の教師と制服の女子高生の二人の姿があった。
「来てくれたんだね…榊くん」
木村はカチリと保健室の鍵を閉めると、榊の方へ振り返り優しく微笑む。
「ということは、これからする事は了承してくれているんだね」
「…」
榊は無言のまま、微かに首を縦に振った。
「有難う、そしてすまない。私は女子高生が好きだ…しかし君にはもっとこう、
抑えきれない感情を抱いてしまったのです。榊くん、君のその…」
「先生、その、先生の気持ちは分かってます」
普段と違い歯切れの悪い木村の言葉を遮り、榊は真っ直ぐに木村を見つめた。
「受け入れます。だから、ここにいるんです」
木村は静かに榊の近くへ歩み寄る。
「私としたことが…余計な事を言ってしまいましたね。では…」
ネクタイをスルリと取ったかと思うと、木村は躊躇なく次々と衣服を脱ぎだし
パンツをはいただけの姿で榊の前に立った。
「さぁ、榊くん。君もだ」
目を丸くする榊を木村は促す。
「私は君の裸を見たいんだ」
「…」
直球的な言葉に羞恥で顔を染めながらも、榊は覚悟を決めて制服にの
スカーフに手を伸ばした。
横目でチラリと見た真っ白なシーツで覆われた皺ひとつないベッドが、
やたらと大きな存在感を榊に感じさせていた。