【友達≦】幼馴染み萌えスレ21章【<恋人】 at EROPARO 【友達≦】幼馴染み萌えスレ21章【<恋人】 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト350:ねがいごと〈下〉 ◆ncmKVWuKUI 11/01/23 21:57:48 yUpUnVHb ……健一郎は動きをとめ、顔を近づけて屈みこみ、美奈の首筋に手をそえる―― 彼は美奈の体調を測るためにそうしたのだが、美奈は別の意味に受け取った。 朦朧とした少女は、少年の首を腕で巻きしめて、花弁のような唇を自分から重ねた。 舌をひらめかせて彼の口内を掃除し、無我夢中で奉仕愛撫のための口づけを行っていく。 最初はためらっていた健一郎だったが、結局、あきらめて激しく口づけを返した。 どこかで、引き返せない泥沼にはまっている気が、した。 (なんだよ、これは……) この行為を彼からは、止めることができなかった。 もし誰かが知れば、馬鹿げていると思うはずだ。健一郎の意思しだいでいつでも止められるはずだ、と。 (そうだ、責めたてているのは僕のほうのはずなのに……) 出来なかった。阿片を吸ったように、彼もどろりと思考を濁らせていた。 出しても出してもいつのまにか勃起していて、気がつけば身体も思考の大半も、蠱惑的に乱れる少女のほうへ強烈に誘引されていくのだ。 美奈の体は、彼女自身さえ知らない魔性を帯びているかのように、健一郎を呪縛し……妖しい力でもって彼をとどめ、この加虐行為から手を引かせようとしなかった。 健一郎は少女の白い裸身にぞくりと畏怖を感じた。妖術によって、自分が、腰を振る本能だけの、昆虫の雄にでも変えられたような気がしはじめていた。 そして畏怖よりなにより、彼女から伝わってくる想いに圧倒されていた。 組み敷いた年下の幼馴染みの呼気に、声音に、色づく肌に、くゆる女香に、男を搾る胎内に、そして潤む瞳に、恋を見た。尽きない愛が揺らめいていた。 命の薄い少女が、その命を燃料に恋の火を燃やし、みずからの身で雄をつなぎとめている。炎から火の粉がふりまかれるように、無音の声が室内に響いていた。 わたしを抱いて。 わたしを抱きしめて。 あなたが好き。 あなたが好き。 あなたが好き。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch