らんだむダンジョンでエロパロat EROPARO
らんだむダンジョンでエロパロ - 暇つぶし2ch142:名無しさん@ピンキー
11/03/02 07:21:31.28 Yq/RGucz

>>64

「何だよう、触るなよう」
「久しぶりだから緊張してるのよ、ほら」
「あう」
 床の上、アナンタはベネットによって押し倒されていた。
 情報屋がベネットに相談があると聞いたアナンタは、親切に直接ベネット宅まで赴いた。その矢先の出来事。
 玄関口で済む話を何故か室内で、それも寝室まで誘導されて、入室した途端、ベネットは振り返りアナンタに飛びつき胸元に頬を擦り付けた。同時に、アナンタの両手は背後で縛られていた。
 ベネットの手品染みた拘束術は今に始まった話ではないが、このような状況で、一対一で理由なく縛られることなど一度もなかった。いくら馬鹿のアナンタでも、おかしいと思える程の暴挙であった。
 訳の解らぬままアナンタはキスをされて、唾液がとくとくと流れ込んできて、いよいよ訳が解らなくなって、咄嗟に声を上げた。
「ベネッチ」
「何?」
「痛いんだよう。ベネっちなんか嫌いだあ」
 そう言われて、ベネットは縛られるアナンタの両手を解放する。僅か数分の間だというのに、アナンタの両手首には縄の跡がきつく残っている。
 ベネットはアナンタの腕を捕まえ、そのまま手首を舐め始める。一体何処から出てくるのか、いつの間にか手首は唾液ですっかり濡れていた。
 その後ベネットはアナンタの髪を撫で顔を寄せ鼻を鳴らし、その特異な耳元で囁いた。
「だって、最近全然私の家に来てくれないんだもの」
「こういうことするためだけに来てたみたいな言い方止めろよ!」
「違うの?」
「違うだろ! ベネッチ!」
 ベネットはアナンタの喚き声など聞こえないと言わんばかりに艶やかに笑い、そっとアナンタの胸に手を乗せた。
 するとアナンタはベネットの袖をがしと掴み、目を瞑って唇を突き出した。
 乗り気じゃないのと言って目を細めるベネットが再度キスをした瞬間、アナンタは相手の両肩を押さえ膝で股座を持ち上げ、横に転がってベネットに覆い被さった。
 目を見開くベネットに、アナンタは躊躇うことなく舌を突き入れた。ベネットが深く貪るせいで、互いの犬歯と前歯が擦れる。その度に距離を置いて、唾液が粘つく音がする。
 アナンタの首に絡み付いて離れないベネットの腕は、秘所を強く押すと簡単に崩れた。いじわる、とベネットは呟いた。紅潮した表情は、アナンタを直視出来ていない。
「ごめんね。確かに、最近ベネっちの家には来てなかったよね。だから、今夜、もう一回来るよ」
「そうやってまた嘘吐いて私を焦らして」
「嘘じゃないよ。絶対来る。そしたら、うん。いいよ」
 だだをこねる幼子のように、ベネットは本当ね、本当ねと繰り返した。その度にアナンタはベネットの肩を撫で、何度も唇を重ねた。

「で、情報屋からベネっちに相談事があるんだって」
「へえ、何かしら。きっとつまらないことでしょうけど」
 帰り際、アナンタは玄関口で思い出したように振り返ると、再度、ベネッチベネッチと言った。ベネットは首を傾げた。
「さっきからベネッチベネッチうるさいけど、何なの?」
 アナンタは、先ほどの赤ら顔など嘘のようにからっとしている。あれ知らなかったんだ、と言ってアナンタは笑った。
「ベネットのエッチってことだよ。略してベネッチ。ベネッチベネッチ!」
「そういうことかよ!」


終わり。ぶっちゃけやっつけ。もっと長く書きたい。

俺もアナベネ大好きだぜ。
ただ、実際にそんな深い関係は持ったことなくて、互いに触れ合うくらいの可愛いものじゃないかと勝手に思ってる。



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