【銀魂】空知英秋作品でエロパロ18【13】 at EROPARO
【銀魂】空知英秋作品でエロパロ18【13】 - 暇つぶし2ch750:名無しさん@ピンキー
11/07/26 19:50:24.59 H/0dH2QD
そうか?俺は処女でも好きだが

751:名無しさん@ピンキー
11/07/26 20:35:52.92 tHLVCUCj
お妙は18だしキャバでも一応武家の娘設定だから処女でもわかるけど、
20越え確実そうで忍のさっちゃんと吉原の月詠が処女ってすげー違和感あった
>>748の言うとおり処女じゃない方が好き

752:名無しさん@ピンキー
11/07/26 21:19:29.74 1eJDGbUZ
>>751同意
清らかな身体じゃない方が魅力あるキャラもあると思う

753:名無しさん@ピンキー
11/07/26 21:34:49.79 woSucaZM
処女厨なので全員処女が希望

754:名無しさん@ピンキー
11/07/26 22:46:11.91 wHSqTjnk
>>749
追加も何も最初から自分の顔に傷入れて客を取った事がないって設定なのに何言ってんだ

755:名無しさん@ピンキー
11/07/27 05:22:24.09 cOM9mLpB
>>754
遊女ではないのは解ってるけど花街在住の経験豊富キャラだったら良かったかなって話
いい加減スレチだな

756:名無しさん@ピンキー
11/07/27 07:09:46.87 Ug+OuxkJ
ほんとどのスレでも空気読めないよな月読むの信者は

757:名無しさん@ピンキー
11/07/27 07:44:13.32 v3XErwws
とりあえず、月詠さんはともかくさっちゃんは今の所処女とか言われてないんだから処女が嫌なら処女じゃないっておもっときゃ良いじゃん


758:名無しさん@ピンキー
11/07/27 11:23:29.52 NyxCgXFN
人妻と熟女が大好きな俺はお登勢さんが一番萌えるがな

759:名無しさん@ピンキー
11/07/27 20:11:58.16 v3XErwws
>>758
若いころなら…

760:名無しさん@ピンキー
11/07/27 20:24:16.98 ewvWHNf3
熟女通り越してるお

761:名無しさん@ピンキー
11/07/27 23:12:53.53 gFGUf7WK
世の中にはババアに萌える人も存在するのを、あるDVDで知った

762:名無しさん@ピンキー
11/07/27 23:23:06.90 Q81hI9m+
銀登勢・・・

763:名無しさん@ピンキー
11/07/28 02:10:25.25 fNtBgasD
漫画で銀さんとお登勢さんがラブホのベッドに寝てたときはわろたw

764:名無しさん@ピンキー
11/08/01 12:02:00.14 rgEzUsaW

俺も笑ったよ。あん時の銀サンの表情最高だったわ。
それはそうと、新神って無いのかぇ?

765:名無しさん@ピンキー
11/08/01 21:57:20.94 rG2XZfA5
加藤茶さん見て銀さんとお登勢さんアリかと思ったw
誰か書いてくれんかな・・・?

766:名無しさん@ピンキー
11/08/02 00:05:53.25 Wioy1FaL
逆かよw

767:名無しさん@ピンキー
11/08/02 03:10:47.66 Ccrjo5Z0
>>765
なんだかそのカプは汚したくないw

768:名無しさん@ピンキー
11/08/02 07:45:50.71 ljrLSe3f
>>765
だったら銀さんと幼女キャラにしようぜ。


769:名無しさん@ピンキー
11/08/02 12:54:48.49 l+sMK5XT
銀登勢って結構人気あんのな。意外だわ。(゜o゜)

770:名無しさん@ピンキー
11/08/02 17:23:45.01 qWmkkCAY
これからは旦那の代わりに俺が護るってすげーよな
ババアやられた時のブチキレ方も凄まじかったし
ババアがもーちょい若ければ銀さんカプで最大だったろうな

771:名無しさん@ピンキー
11/08/03 02:15:19.67 ClXNK6Eg
最近全く本誌もコミックスも読んでないんだが
処女設定なんて出てきたのかよww

772:名無しさん@ピンキー
11/08/03 07:46:53.30 HJ9YTQQp
職人みんなありがとうだけど、最近のは>>698-の近妙が文章も上手いし絶品だった
後半は女性上位なのもよい
ケツ毛剃毛糞わろた

773:名無しさん@ピンキー
11/08/03 10:39:35.21 tVgvLSgr
>>771
別にそんな設定は出てない。ただ単にそんな感じがしたってだけの話

774:名無しさん@ピンキー
11/08/04 10:51:18.65 q87Fk+sU
江戸時代の後家は同じ長屋の独身者の共有物だったとか
同じ村の若者の筆下しの相手を勤めたとか

775:名無しさん@ピンキー
11/08/04 15:23:44.85 ZGTtYolG
幾松さんは店主だから違う?

776:名無しさん@ピンキー
11/08/04 20:02:52.98 JhU1b0y3
>>774
ちょっと江戸時代に行ってくる

777:名無しさん@ピンキー
11/08/04 23:17:50.79 gTeyxxjp
>>774
それ、近所のオバチャンたちも話してた。<筆下ろし

778:名無しさん@ピンキー
11/08/05 00:26:25.53 ld6TH85i
近所のおばちゃんどんだけオープンに話してんだよ

おばちゃんと言えば八郎の母ちゃん良かったなあ
まさかの勝男との絡みとか

779:名無しさん@ピンキー
11/08/05 07:59:54.40 bN3XesHe
雑談ほどほどにな
職人かもん

780:名無しさん@ピンキー
11/08/05 08:37:22.77 roMq+vST
八郎の母ちゃんエロいよな

781:名無しさん@ピンキー
11/08/05 09:55:29.13 Zj4qM578
なんだ?ババ専の人でも来たのか?www


782:名無しさん@ピンキー
11/08/05 11:36:01.77 uZQt7onG
お登勢萌えの人だろ

783:名無しさん@ピンキー
11/08/05 11:36:29.37 1vhKjbtt
お登勢萌えの人だろ

784:名無しさん@ピンキー
11/08/05 11:37:49.17 1vhKjbtt
ん?なんか変なことなったスマン

785:名無しさん@ピンキー
11/08/05 11:43:43.37 s443ZUzl
まあでも旦那の墓の前で次郎長に犯されるお登勢さんはみてみたいな

786:名無しさん@ピンキー
11/08/05 14:18:06.84 YqqQLYNN
もちろん綾乃さん時代だよね…?

787:名無しさん@ピンキー
11/08/05 15:29:57.70 O2CzL95k
それすごい萌えるw

788:名無しさん@ピンキー
11/08/05 17:55:56.78 Zj4qM578
やっぱ年寄り専門の人がいるとしか思えないな

789:名無しさん@ピンキー
11/08/05 19:40:58.51 +lMKRR63
>>785
見てえええええ

790:名無しさん@ピンキー
11/08/05 21:55:40.59 ld6TH85i
団子の時のじいさんが実は一度だけ綾乃さんと過ち犯してた
とか考えたけどあの人ただの片思いなの確定だし無理があるな

791:名無しさん@ピンキー
11/08/06 22:34:36.94 RcS4yqL2
職人待ってるよ
エロいの投下してくれ

792:名無しさん@ピンキー
11/08/06 22:39:57.06 ytOAlxJ3
銀さちのボテ腹セックスSSを書いている途中だが
つい最近さっちゃん祭りがあったから投下しにくいな……

793:名無しさん@ピンキー
11/08/06 22:54:52.43 +S4TFcpb
>>792
何を言っている! すぐにでも投下シル!!
いや、してください、お願いします!!

794:名無しさん@ピンキー
11/08/06 23:55:12.66 FxkgfqI0
>>792
投下YE━━ d(゚∀゚)b ━━S!!

795:名無しさん@ピンキー
11/08/07 08:23:27.30 b3FKPVPK
取り敢えず書き上げてからの話だわな

796:名無しさん@ピンキー
11/08/07 15:01:54.40 X7f4TkGN
>>792
お待ち申し上げておりまする

797:名無しさん@ピンキー
11/08/08 19:02:24.54 +4oR5f0o
ザキのガチャグッズがついに出たが、「あんぱん」言うだけだった
ボタン長押しでエンドレスあんぱん・・・


というわけでザキのSS誰か頼んます

798:名無しさん@ピンキー
11/08/08 22:24:43.16 4lUfZ1Wl
確かに山崎のは少ないな
さっちゃん相手に腹黒設定の凌辱とか似合うと思うんだが

799:名無しさん@ピンキー
11/08/08 23:41:24.61 gt5IqTwg
>>797
女あんあんあんあんあんあん
男ぱんぱんぱんぱんぱんぱん

800:名無しさん@ピンキー
11/08/09 00:07:14.82 AToFB017
天才

801:名無しさん@ピンキー
11/08/09 01:22:22.76 vo6Syrd4
クソワロタ

802:名無しさん@ピンキー
11/08/09 12:48:02.96 +yA25g/K
なんか山崎は女を襲うより女に襲われる方が似合うな。

803:名無しさん@ピンキー
11/08/09 17:47:50.62 WnmhKZYy
あんぱんはエロい

804:名無しさん@ピンキー
11/08/09 18:09:50.05 ViDIy0gp
>>802
わかる
新八は暴走して襲うのもアリなんだがなー

805:名無しさん@ピンキー
11/08/10 00:16:38.44 4f0R1osq
山崎は↓のような流れだと自然に使える気がする

1.ザキ密偵の仕事中、銀魂女キャラの恥ずかしい所を目撃
2.他言しないと告げるが、言葉のみだと心許ないのでセックスして弱みを作る
3.ザキのモノに嵌ってしまい、以降セフレとなる

腹黒だと沖田を使った方が楽というか簡単なんだよな…

806:名無しさん@ピンキー
11/08/10 05:50:29.43 UHB2N9P9
腹黒沖田じゃ意外性が無いのが難点だな

807:名無しさん@ピンキー
11/08/10 10:01:02.45 kwJDp97H
ミツバさんに童貞奪われるピュア沖田で

808:名無しさん@ピンキー
11/08/10 12:16:57.89 yaQ1jdu+
>>807
おお、近親相姦か

809:名無しさん@ピンキー
11/08/10 15:21:24.23 +lht21fX
いいなそれ
沖田はたまに里帰りぐらいしてただろうし思春期に過ちがあっても不思議じゃない

810:名無しさん@ピンキー
11/08/10 16:48:24.40 qsIYmO5v
お姉ちゃん、お姉ちゃん・・・
と言いながらミツバさんをかきいだき、はだけた胸に顔を埋めるピュア沖田。

811:名無しさん@ピンキー
11/08/10 18:08:29.54 1XGIcG8q
>>810
禿げた

812:名無しさん@ピンキー
11/08/10 21:30:31.20 d7/0dv2r
ピュア沖田いいな、戸惑いながらもリードしてしまうミツバさんとか

813:名無しさん@ピンキー
11/08/11 00:00:28.71 eJ7QvBOd
ミツバさんリードピュア沖田はされるがまま、か…いいなw

814:名無しさん@ピンキー
11/08/11 00:12:49.14 hISE4HJV
ミツバさんが初めてじゃないのに色々悶々する沖田とかいいな

815:名無しさん@ピンキー
11/08/11 10:13:16.34 9NURVGMf
いきなりミツバが沖田のちんこぺろぺろちゅぱちゅぱしゃぶりついて沖田が止まらなくなる展開が読みたい
姉弟で69

816:名無しさん@ピンキー
11/08/11 10:26:36.59 N8jxmfY0
いきなり流れを変えてしまうけど、鬼畜万斉を読みたい
万斉×高杉×また子の3Pでもいいから・・・

817:名無しさん@ピンキー
11/08/11 12:36:01.47 RmXNrNWA
万斉×お通でもいいと思う。

万斉が鬼兵隊の人斬りだということをお通が知ってしまう。
でもお通はじつは万斉のことが異性として好きで、「あなたが誰であっても・・」といった具合で、
万斉を人斬りだからといって嫌悪したりはしない。
そんなお通に対して万斉は、お通が自分に愛想を尽かせるために無理矢理ヤッてしまう。
ヤル最中でもお通は、「あなたは本当は優しい人よ・・」と言って万斉を信じているが、
万斉は冷酷な表情、言葉でお通を犯す。

・・・なんていうのはどうだろう

818:名無しさん@ピンキー
11/08/11 13:47:12.70 150EXx1y
>>817
よし、書け。いや、書いてくださいお願いします

819:名無しさん@ピンキー
11/08/11 16:15:26.51 sQW7q0r9
挫折するかもしれませんが、万斉×お通、書いてみます。


 世間の人が思っているほど、私は強い女の子じゃない。
何度も何度も、生きているのが嫌になった。どんなに頑張っても、結局全て無駄になるんじゃないか。
私を応援してくれていた人たちだって、簡単に私のことが嫌いになってしまう。
そんな風に、積み重ねてきたものが、崩れる時にはいとも容易く崩れてしまうのなら、
もう頑張ってもしんどいだけだよ・・・
 でも、そんな時に、あなたに出会った。
あなたがいたから、私はまた頑張ることができた。
あなたという素敵なひとに出会えたこの世界なら、私はもう恐れない。
わたしは、強くなれたの。
あなたのおかげで・・・


 「ねえ、つんぽさん。」
 「何でござるか、お通殿。」
某大手音楽会社の一室にて。
お通は、万斉に呼び出されていた。新曲の打ち合わせである。
「私、今度はつんぽさんが作った曲の作詞をしてみたいなぁって思うんですけど・・・」
「ほう」
楽譜に目を通しながら万斉はこたえた。そして、お通に顔を向けぬまま問い返した。
「作曲もしたいとは思わぬのか。作詞だけでござるか?」
そう聞かれて、お通は少し頬を紅くした。
「あ、はい!作曲もいいんですけど、あの・・・『作曲:つんぽ 作詞;寺門通』っていうのがいいんです!」
「ふむ」
「えーと、つまり・・・。私とつんぽさんが二人で作った・・・そういうのがいいんです・・・。
言ってて恥ずかしくなり、お通はうつむいた。しかし、万斉は涼しい表情である。
「何故そうしたいでござるか」相変わらず、視線は楽譜の方だ。
「なぜって・・・わ、私もつんぽさんに協力したいんです!!」
「拙者が作った歌をそなたが完璧に歌う。それで協力できているではないか?」
万斉はそっけなく言い放つ。
「そ・・・それはそうですけど・・・」
「そなたは歌手でござる。プロデューサーに協力したいから作詞したいと思う暇があるのなら、歌手として他にすべきことがあるでござろう。」
「あのっ、違うんです!私は・・・」
お通が何か言いかけた時、部屋に携帯の着信音が響いた。
万斉の携帯からだ。
万斉は立ち上がり、「しばし待て」とお通に言って部屋を出た。
部屋の中が静まり返った。
「はあ・・・・。」
お通はひとり溜息をついた。
「そうじゃないのに・・・」
万斉が座っていた向かいのソファーに目を移すと、ふと、三味線がソファーの横に立てられてあるのが目についた。
万斉が普段背負って持ち歩いているものである。
「いつも持ち歩いているよね、つんぽさん。これで作曲しているのかな?」
お通は立ち上がり、三味線のほうに近づいた。そして、それを手に取ってみる
思っているより重かった。


 すみません、とりあえずここまで・・・

820:万斉×お通②
11/08/11 21:19:59.36 sQW7q0r9
上の続きです。

 「うわっ。三味線って結構重いんだぁ・・」
いつも背負って疲れないのだろうかとお通は思った。
「まあ、つんぽさんは男の人だしね。力あるし平気か。」
あまり勝手に触っていても失礼だと思い、再び立てかけようとした。が、
「おっととと!」
立てたと思ったそれは、バランスを崩し、重い音をたてて床に倒れた。
「あわわわ・・・!どうしよう、大丈夫かな!?・・・ん・・・?」
倒れた三味線に手を伸ばし、傷がついていないか確認してから立て直そうとした。
見てみると、先端部分がパックリと割れている。お通は、青くなった。
「ど、ど、どうしよう!つんぽさんの大事な三味線壊しちゃった!!って、・・・あれ・・?」
冷静に見直してみると、その二つに割れた部分から何かが飛び出していることに気が付いた。
何かと思い、恐る恐る見てみると今度は鼓動が速まるのを感じた。
飛び出しているのは、日本刀であったのだ。
廃刀令のこのご時世、刀を差しているのは真選組のように幕府の役人か、
あるいは
攘夷浪士か、である。
「そんな、どうして三味線の中に・・・」
割れているのは倒して壊れたからではない。もともと二つに分かれて刀が取り出せるように改造してあったのだ。
「仕込み刀」というやつだ。
「い、いけないっ。」
我に返ったお通は、急いで三味線を元の形に戻し、ソファーの横に立てた。
(つんぽさんが、攘夷浪士・・?)
動揺していると、ガチャリとドアが開く音がした。お通はびくりと肩を震わせ後ろを振り返った。
万斉であった。通話が終わったらしい。
「すまない、お通殿。拙者急用ができてしまった。呼び出しておいて何だが・・・・どうしたでござるか?」
さっきまでとお通の様子が違うと感じた万斉。
そう聞かれてお通は、無理に笑顔をつくった。
「な、なんでもないですよ!それより、急用なんでしょう?私のことは全然いいですから、行ってきてください!!」
「そうか。・・すまぬな。」
「いえいえ、それじゃあ私はこれで!気を付けて行ってくださいね!」
そう言うとお通は足早に部屋を後にした。
その後ろ姿を見送るサングラスの下の万斉の目は、訝しげであった。

続く


 

821:名無しさん@ピンキー
11/08/12 11:37:47.80 5RNvYL3z
他の人が投下しづらいので、全部完成させてからまとめて投下してください。
感想レスは完結後につけさせてもらいますから。

822:万斉×お通③
11/08/12 12:09:48.86 Sl2cPfXP
 帰路の途中でも、お通は万斉のことが気がかりであった。
帯刀が禁じられている今の世の中において、楽器の中に忍ばせてでも持ち歩く理由。
よっぽど愛着があるものだからか?
しかしそれなら尚更持ち歩くのは変ではないか。
(それじゃあ、やっぱり・・・。)
攘夷浪士か。
しばらく顔を出さない日が続いたことは何度もあった。会う予定であったのを突然
万斉の都合でキャンセルになったことも、そして、今日みたいに「急用ができた」と
言って打ち合わせが途中で終わったことも。
それらを考えると、可能性が高くなってくる。
(そういえば、つんぽさん、本当の名前おしえてくれないもんなぁ・・。)
小さな頭の中で色々な考えが交錯する。だんだん頭が痛くなってきた。
「やめたやめた!ひとりで勝手に考えても仕方ないヨーグルト!
今日はもともとオフだったんだし、買い物して遊んで、そして家でゆっくり休まない父さんの頭超さみしい!」
そう思い直して、お通は繁華街へと向かった。


 帰った時にはすっかり日も落ちていた。夕食を済ませ、明日からのスケジュールを
確認しつつテレビを見、それからシャワーを浴びることにした。
(今日は変なことがあったけど、可愛い服やアクセサリーも買ったし、ゆっくりして
リセットして、また明日から頑張るゾウさんのお鼻めっさ長い♪)
シャンプーを洗い流しながら、お通は思った。
 浴室から出、頭と体をふき、体にバスタオルを巻き、リビングに出た。
母親がまだ帰っていないことが確認できた。お通の母はマネージャーも兼ねており、
お通が帰宅する少し前に「事務所に用事がある。」という旨のメールが届いたところだ。
「お母さん、遅いなぁ。」
時計は夜の10時を回っている。ツアーが近いからそのことで時間をとっているのだろう。
お通は階段を上がり、自室へ向かった。

 「ふう・・・。」
バスタオルを取り、浴衣のような薄い生地の寝巻に着替え、帯を締めている
その時
「いい湯であったか?お通殿」
背後から、艶を含んだ低音の、そして聞き慣れた声がした。
「えっ・・・・」
今、家にはお通以外誰もいないはず。
声がした方を振り向いた。
そこには、万斉が腕を組んで壁にもたれかかり立っていた。

続く

823:名無しさん@ピンキー
11/08/12 12:14:23.48 Sl2cPfXP
>>821
分かりました。すみません。
それでは、完成したら投下します。
 ご迷惑をおかけしました。

824:名無しさん@ピンキー
11/08/12 12:56:15.84 Q+bLnGtM
>>823
gj!気長にがんば~

825:名無しさん@ピンキー
11/08/12 14:52:11.64 zky26L9n
>>823
待ってまーす
暑いから体に気をつけてガンバッてー

826:名無しさん@ピンキー
11/08/13 13:15:40.45 s9bXpWQS
うおお!!!続きはまだか!!!!

827:名無しさん@ピンキー
11/08/13 14:14:43.65 8D4evUmC
待ってマス!

828:万斉×お通④
11/08/13 14:49:27.87 qKjAMzHA
完成したので、残りを投下します。


 「つ・・・つんぽさ・・ん・・・?」
一瞬、思考が止まった。居るはずがない男がそこに居るのだ。
しかも、声をかけられるまでまったく気配を感じなかった。
「どうして・・あなたが・・・。」
やっとのことで口を開く。当の万斉はいつものように涼しい表情のままだ。
「そなたに、用があってな。また呼び出すのも悪いと思い、こちらから参った次第でござる。」
そう淡々と言いながら万斉はお通との距離を少しずつ詰める。
それに合わせて、お通も反射的に後ずさる。
「どうした?怖いのか?怖がる必要はなかろう。拙者はそなたもよく知っている『つんぽ』で
 ござる。」
二人の距離が徐々に狭くなる。
「だ、誰だってびっくりします!い、・・いきなり部屋に人がいるんだから・・たとえ、よく
 知っている人でも・・・・。」
「フッ・・・。そうでござるな。」
少しずつではあるが、お通は落ち着きを取り戻していった。
ただ、今のこの状況が「普通」でないことはハッキリと分かる。
後ずさるお通の体は、ついに壁にあたってしまった。万斉が近づいてくる。
二人の距離が一尺ほどにまで縮まったところで万斉は足を止めた。
「あ・・・・。」
お通は体が強張るのを感じた。長身の万斉に見下ろされ、その視線から目を逸らすことができなかった。
万斉は、お通の逃げ場を阻むかのように両手を壁につけた。
そして、じっと見下ろす。
少女は、まっすぐに自分を見つめ返してくる。
「あ、・・・あなたは・・・。」お通が口を開いた。
「お願いです、教えてください・・・・あなたは・・・誰ですか・・・?つんぽさん・・・・。」
「・・・・。」
「実は、わたし、今日見たんです。・・・つんぽさんが電話に出ているときに、その、勝手にあなたの
 三味線さわっちゃって・・・そしたら、中に・・・・・」
言い終わる前に、何か風を切る音がしたと思ったら、お通の首に刀があてられていた。
「これを見た。・・・・で、ござるか?」
「!!・・・・。」
「そう、真剣。まがい物などではない、殺人の道具でござる。」
「つんぽさ・・・」
「拙者は河上万斉。攘夷集団『鬼兵隊』の幹部、そして人斬りでござる。」
「!!」
お通の目が、大きく見開かれた。


829:万斉×お通⑤
11/08/13 14:51:09.28 qKjAMzHA
 万斉は刀を背中の三味線に収め、さらに続ける。
「音楽プロデューサー『つんぽ』としての仕事は、攘夷活動の資金源を確保する為のものでござる。
 そなたが知っている『つんぽ』は拙者であり、拙者ではない。」
「つんぽさん・・・」
「そなたが知りたがっている様であったのでな。突然変な場所で知り、変に騒がれると困るゆえ、拙者から申したまで。そして・・・。」
うつむき加減になっていったお通の顎に指を添えて、クイッと再び上に向かせた。
「安心しろ。真実を知ったからといってそなたを殺しはせぬ。手放すつもりもない。そなたは組織の大事な資金を稼ぐための可愛い人形でござる。」
「・・・・・」
「無論、口外でもすれば、ただでは済まさぬがな・・・?」
万斉は、お通から手を放した。再び、お通はうつむいた。そして、静かに口を開いた。
万斉にとっては、意外すぎる言葉であった。
「そう、だったんですか・・・。良かった・・やっと、あなたを知ることができました・・・。
 ありがとうございます、万斉さん・・・・。」
動揺するわけでも、泣き叫ぶわけでも、自分を騙した人斬りを罵倒するわけでもない。
それどころか、礼を言っている。しかも、顔を上げたお通の表情は弱々しいが、優しさに満ちた笑顔であった。

 その柔らかい少女の表情を見て、万斉は眉を寄せた。
「万斉さん。私はこれからも万斉さんが・・・つんぽさんが作った曲を、心をこめて歌います。
 私を応援してくれるファンのために、私の歌を聴いた人が少しでも元気になれるように、
 そして、」
お通は、万斉の手をとった。柔らかく、優しく包み込むように。
「万斉さん。あなたのために・・・。これは、私が私であるためでもあるんです。」
「そなた・・・。」
「私、つんぽさんが、万斉さんのことが好きです。」
ためらうことなく、お通は告げた。万斉は、表情を変えることなく聞いている。
「たとえ、万斉さんが攘夷浪士でも人斬りであっても、私の心の中の、そっけないけれどとても優しいあなたが消えてしまうことはありません。・・・・万斉さんはつんぽさんで、つんぽさんは万斉さんです。
今日初めて知ったことも受けとめて、あなたを好きでいたいです・・・・これからも・・・。」
そう言って、お通は少し頬を紅くした。にっこりと微笑みながら。
やっと、自分の思いを告げることができたのだ。
しかし
「片腹痛いでござるな。」
無表情に、そして冷酷に万斉は言い放つ。その声には温度など感じられない。
「ぬしのような小娘にくだらぬ感情を持たれても拙者は煩わしいだけでござる。」
「万斉さん・・・・。」
「ぬしは、これからもただ人形として拙者の言う事を聞いていればよい。そこに恋慕の情などいらぬ。
 あるべきは・・・」
片腕をお通の細い腰に回し、グイッと引き寄せ、もう片方の手で顎を持ち無理やり自分の方を向かせた。
「拙者に対する『畏れ』を含んだ従順さでござる。」
そう低く囁くと、突然、万斉はお通の唇を奪った。


830:万斉×お通⑥
11/08/13 14:52:45.15 qKjAMzHA
 「んんっっ・・・・!!」
万斉の舌が、お通の唇をなぞり、歯列をなぞり、そして、口内に侵入し、舌をからめる。
「んっ・・ふぁ・・・ぁむ・・・・」
お通が想像していた接吻よりも万斉のそれは、遥かに激しいものであった。身体の芯が熱くなり、
疼くのを感じた。
鼓動も激しくなる。
「ぁむん・・・ん・・ふぁ・・んんんっ・・!」
息苦しくなってくる。それでも接吻は終わらない。唾液があふれでてきた。
「んんっ・・・ぷはぁ!!」
限界寸前のところで、唇が離れた。二人のあいだに、糸が引いている。
「ばん・・さい・・さ・・ん・・・・。」
「これから・・・」
万斉は耳元で囁いた。ゾクリと、寒気のようなものが背中を走るのをお通は感じた。
「ぬしに絶望を見せてやろう。二度とくだらぬ感情を拙者に抱けぬように・・・。ぬしは、己を騙し続けてきた血生臭い人斬りに貞操を奪われるのでござる・・・。」
「ち、が、・・う・・・・」
「そしてこれからは、拙者を畏れ、ただ人形のように従順に歌うがよい。」
「ちがう!!あっ・・・・!」
何かを否定するお通を尻目に、万斉はその小柄な体を抱き上げベッドへと向かう。
「は、放して・・・!きゃっ・・・」
お通をベッドに降ろして寝かすと、馬乗りになり、こんどは細い首筋に接吻をする。
「ん・・・・」
首筋を舐められたと思ったら、耳朶を甘噛みされ、またお通は身体がカーッと熱くなった。
すると、万斉の手が寝間着の隙間から侵入し、お通の白く形の良い乳房をまさぐった。
「ぁ・・はぁんっっ・・・・っ!!」
鷲掴みにされ、強く、激しく揉まれたと思えば、次は焦らすように乳輪をなぞってくる。
その時も万斉は首筋をペロリペロリと舐め回している。
「ぁ・・・んんっ・・ふぅん・・・あっ!・・」
お通は肩を揺らした。乳輪をなぞっていた万斉の長い指が、乳頭に触れたのだ。
そのまま、指はクリクリと乳頭を刺激する。
「はぁぁんんっっ・・!ぁ・・いやぁ・・・」
「嫌、でござるか?」万斉は口角を上げて妖しく笑った。
「ならば身体に聞いてみるか・・・。」
そう言うと、お通の寝間着の帯を片手で解いた。白く、華奢で柔らかな美しい裸体が露わになる。
「ほう・・・。小娘かと思えば、身体の方はなかなかでござるな?」
「み、見ないでください・・・」
万斉に視姦され、お通はたまらなくなり羞恥のあまり顔を横に逸らした。
「恥ずかしがることはない。ぬしは上物の類に入ると見た。・・・さて・・・」
さすがに鬱陶しくなったのか、ヘッドホンとサングラスを外す。
サングラスの下を初めて見たお通は、妙に胸が高鳴るのを感じた。
切れ長の、鋭く、そして恐ろしいほど美しい瞳が、お通を見下ろした。
万斉は、舌舐めずりをし、ニヤリと笑った。


831:万斉×お通⑦
11/08/13 14:54:47.80 qKjAMzHA
その姿がひどく艶めかしく、お通は腰の辺りが疼いた。
すると、万斉は乳房に顔をうずめ、舌で乳輪を舐め回した。
「んん・・・・ふぅ・・ん・・・」
そして、先ほどと同じように、乳頭も刺激する。舌で突き、吸い上げる。
「やぁんっ・・・!」
片方の乳房を舌で弄んでいる間、もう片方の乳房を強く、激しく、そして焦らすように揉みほぐした。
すると、その手は乳房から横腹へとゆっくりたどり、やがて、内腿に到達する。
万斉の筋張った手が、白く柔らかなお通の内腿を撫でる。
「あ・・・はぁ・・んん・・・あぁ・・」
顔を乳房から放し、快楽に悶えるお通を再び見下ろした。湯上りでまだ充分に乾いていない紫の長い髪はふり乱れており、汗で額や頬にべったりとくっついて、それがまた普段の彼女よりも数段色っぽく見せた。
生理的な涙なのか、その瞳は若干潤んでいた。お通も、万斉を見上げた。
「ばん・・さい・・さん・・・」
「そんな表情をして・・。感じているのか?人斬りに犯されて。」
言いつつ万斉は内腿を撫でていた手を足の間に移した。
そして、割れ目をなぞるようにして指を動かす。
「あっ・・・!」
割れ目をなぞっていた指を二本に増やし、お通の中へクチュリ・・と音をたてて入っていった。
「あっ、あっ・・・はぁん・・んんっ・・・!」
「お通・・・分かるか?ぬしのココは愛液で溢れておる・・・。拙者のような血生臭い人斬りに犯されておきながらな・・・。ぬしも淫らなおなごでござるな・・?」
「・・・・んっ・・くぅっ・・・・」
中に入れた指をゆっくりと上下に動かし、それから、ぐるりと円を描くようにかき乱した。
「はぁん・・・!!あっ、あぁ・・・・」
「ぬしは、実に良い声で鳴くな。・・お通。」
指を引き抜いた。二本の指は、愛液でべったりしていた。万斉はそれをお通の口にあてがり、
「舐めろ」
と、低く言った。


832:万斉×お通⑧
11/08/13 14:56:12.08 qKjAMzHA
お通は言われるがまま、万斉の長い指を口に含み、愛液を舐めとった。
「あむ・・・んん・・ちゅぱっ・・ふぁ・・・」
「フフッ・・・。お通。ぬしの愛液だけでない。血の味もするであろう?今まで拙者が斬り捨ててきた者どもの血が・・・。この手で何人殺めたのか、もう分からぬ。」
「・・・・・・・。」
「そして、この手から曲を生み出し、ぬしに歌わせてきた。そして、これからも・・・・・」
「万斉さ・・ん・・・!!」
お通が万斉の言葉を遮った。
「どうして、・・そんなことを言うんですか?・・・なぜ、無理に自分の事を悪く見せようとするんですか・・!?」
「無理に・・?だと・・・」
万斉は眉を寄せた。
組み敷かれながらも、自分を見上げ、真っ直ぐに見据えながらお通は続けた。
その表情は、凛としたものであった。
「そうです!万斉さんは・・・自分で自分を傷つけています・・・!本当は優しいあなたを・・・温かいあなたを、なぜ万斉さん自身で殺してしまうのですか・・・・・っ!!・・・ひぃっ・・・・!」
万斉は、無理矢理お通の細く美しい脚を胸につくくらいに折り曲げ、M字に開かせた。
「まだ、そのように達者な口がきける余裕があったか。」
殺気立つ鋭い目で、お通を睨みつける。情など微塵も感じられない、冷酷な目であった。
「万・・斉、さん・・・」氷のような視線に射抜かれ、お通は恐怖と痛みに顔をゆがませた。
「そう・・・その表情だ。とても良い表情でござる・・・。」
そう言うと、万斉は片手で素早くベルトを緩め、猛々しく筋の走った自身をとりだした。
お通の腰を少し上げ、そして、
一気に挿入した。


833:万斉×お通⑨
11/08/13 14:57:34.37 qKjAMzHA
「あああああぁぁっっ・・・・!!!」
身体を裂かれるような激しい痛みが、少女を襲う。処女膜が破れ、シーツが点々と紅く染まった。
万斉は容赦なく膣内を蹂躙する。
「・・・っやはり・・生娘であったか・・」
猛った雄を、子宮に届くくらい深く打ち込む。お通は、身体を反らした。
「あっ・・!!はぁんんっ・・・ふぅ・・ん・・・!!」
年齢の割には豊かな乳房を揺らし、白い肌を紅潮させて悶える。
万斉は、一層激しく腰を振った。それに合わせて乳房も激しく揺れる。
「あっ・・・あっ・・んん、ひゃうっ・・・!!」
「っ・・・良い声だ・お通。もっと奏でるがいい・・・美しき狂想曲を・・・。」
挿入したまま自分も身体を曲げ、お通に覆いかぶさる。猶もピストンは続く。
摩擦による二人の体液の音が、グチュリグチュリと部屋に響く。激しく、深いピストンに、
痛みからくる呻きではなく、甘い嬌声がお通の口からもれる。
「ばん・・さい・・・さん・・・」
徐々に意識が遠のいていく中、お通は無意識に自分が愛する男の名を呼んだ。
「ばん、さい・・さん・・・」
その頬には、涙が伝った。目の前の男を見つめるお通の瞳は、ひどく悲しい色をしていた。
生理的な涙ではない。
ただ、悲しかった。
快楽に反応する身体とは反して、その心は、ただ空しかった。
「んん・・・くっ・・・ふっ・・ひっく・・・・。」
「・・・お通・・・・。」
ぼんやりとした意識の中、万斉が自分の名を呼ぶ声がした気がした。
「泣くな。お通・・・・。」
その声は、さっきまでの凍りつくような冷たいものではなく、悲しく、そして優しいものに聞こえた。
「泣くな・・。そなたに泣かれると、拙者は・・・」
万斉はお通の目尻にたまっている涙を舌で舐めとった。
ピストンを止め、一旦自身を引き抜いた。そして、再びソレを激しく、奥まで一気に打ち込む。
「ああっ!!・・・んっ・・ふぅ・・ん!!ああああっ・・・・!!!」
「っっ・・・・・!!」
膣の襞が中を蹂躙する雄をぎゅうっと締め付けた。それでも、万斉は奥までの侵入を止めない。
いっそう、内壁が狭くなった。
「はあああぁぁんっっ・・!!う、やあぁ・・・あっ・・・!!!」
お通は昇天し、完全に意識を失い、がくりとうなだれた。
達する寸前、万斉は自身を引き抜いた。外気にふれた途端に白濁液が放たれ、それはお通の白く美しい裸体に飛び散った。


834:万斉×お通⑩
11/08/13 14:58:55.09 qKjAMzHA
スキャンダルの件以来、私は芸能界から消えたも同然だった。
何もかも嫌になって、やるせなくて、それでも何だかくやしくて、
ただ、がむしゃらに毎日路上で歌い続けていた。
あなたに出会ったのは、そんな時だった。
『聴くに耐えぬものでござるな?』
あなたが私に最初に話しかけた時の言葉は、ちょっぴりムッとくるものだった。
『ひどく雑で、本能的で・・・喧嘩を売るようなリズムでござる。』
『そ、それなら、聴かなければいいじゃないですか!』
『だが・・・いじらしく、そして可愛らしい。』
そう私に言った時のあなたの表情、声は、とても温かかった。
刺々しくなっていた私の心が、柔らかくなる気がした。
『え・・・。』
『拙者、音楽プロデューサーをやっている『つんぽ』と申す。』言いながら、私に名刺を渡した。
(男の人なのに、なんて長くて綺麗な指・・・)
名刺を持つあなたの手を見て、そう思った・・・。
『どうでござるか?拙者と共に来ぬか。もう一度そなたを返り咲かせてみせるぞ。・・・寺門通殿?』


 復帰してから初めてのライブの前夜。緊張のあまり、知らず知らずのうちにあなたの携帯番号を押していた。
『つ、つんぽさん・・・ど、どうしよう!すっっごく緊張する・・・。』
『ライブは初めてではなかろう?』電話越しで、あなたは可笑しそうに笑った。
『だって、久しぶりなんだもん!しかもスキャンダルの後だし・・・。どうしよう、ステージに上がった途端いきなりヤジとか飛んできたりして・・・か、「帰れコール」とか・・・・ああ、どうしよう!』
『お通殿。』
勝手な想像をして勝手に動揺する私を、あなたは温かく優しい声で慰めてくれた。
『そなたは何もやましいことをしていないのだから、堂々とすれば良い。
人の目ばかり気にしていては、身動きがとれなくなるぞ?』
『あ・・・・』
『ステージの上で、そなたは独りで歌うのではない。・・・拙者も共にあると思え。
大丈夫でござるよ。そなたは拙者が見込んだだけのおなごだ。自信を持て。』
その言葉に、私はどれだけ勇気づけられただろう。
『ありがとうございます・・・つんぽさん・・。』
『ライブが終わったら、どこか食べに行くでござるか。拙者が御馳走するぞ?』
『は・・・はい!!』


 あなたに出会って、私は歌手として、寺門通として、もう一度生まれ変わった。
あなたといると、温かくなった。優しい気持ちになった。強くなれた。
あなたの全てに惹かれた。ずっと、好きだった。
長くて、綺麗な指をした筋張った手。そこから生まれてくる音楽。低くて、色っぽくて、落ち着いた声。
そして、
そっけないけれど、とても優しいあなたが
好きだった。
間違いなく、私が大好きなあなたは、万斉さん・・・あなたなのです・・・。

『「つんぽ」は拙者であり、拙者ではない』

 あなたはそう言ったけれど、それは、ちがう。
なのに、
あなたは、自分で自分を否定するのですか・・・?
私が大好きな優しいあなたを、なぜ否定するのですか・・・?


835:万斉×お通⑪
11/08/13 15:01:15.43 qKjAMzHA
 自分の体液で汚れたお通の身体を拭き、乱れた寝間着を整えてやり、掛布団を掛けた。
お通は、寝息をたてて深い眠りについている。
万斉は、その紫の長く美しい髪に指を絡めた。
「そなたは、救いようの無いほど愚かだな・・・そして・・・」
指の間から、髪がサラリとすべり落ちた。
「なんと、美しき調べを奏でることか・・・」
そう言って、ヘッドホンとサングラスをつけて、窓から出ていった。


 夜道を歩いていると、前方に人影があった。笠をかぶっている。煙管もくわえているようだ。
「よお・・・」
影の主・・・高杉晋助が声を発した。
「テメェもなかなか罪な男だねぇ・・」
「鬼兵隊の総督は、随分なヒマ人でござるな?」
そっけなく答える万斉。
「ククッ・・・そう怒るなよ?」
そう言って高杉は横に並んで一緒に歩いた。
「あの小娘の気持ちをテメェから引き離そうとしてヤッたんだろうが・・・。ヤりまくって餌付けして、テメェ無しでは生きられねえくらいにしたほうが、あいつも「従順」になると思うぜ・・・?ククッ・・・。」
「晋助」
「ん?」
「ちと、喋り過ぎだ。」
「ククッ・・・。へいへい・・・。」

 二人の影は、闇の中へ消えていった。

終わり


 拙い文章を最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

836:名無しさん@ピンキー
11/08/13 16:40:17.04 9w/LQDOa
お疲れ様でござる 乙でござる
ラスト細かいことだが高杉がへいへい・・・はキャラおかしくね?すまん高杉好きなもんで・・・

837:名無しさん@ピンキー
11/08/13 17:20:57.86 KSn9ipjg
藤林丈司は裏切り者

838:名無しさん@ピンキー
11/08/13 23:03:35.79 D4quJ8Eh
GJ!
お通ちゃんかわゆす

839:名無しさん@ピンキー
11/08/15 14:47:14.16 ZizZwE5W
乙!
お通ちゃんと万斉の出会いとか原作でやってくれないかね
最後の高杉の台詞で、高杉もまた子をヤリまくって従順にしたのかなと妄想

840:名無しさん@ピンキー
11/08/17 00:42:27.57 u3Cb5oup
ピラ子のないの?

841:名無しさん@ピンキー
11/08/17 00:51:58.68 J8U+KpGY
ピラ子は上の方になかったかな?
前スレだったっけ・・・

842:名無しさん@ピンキー
11/08/17 00:53:46.82 m4wNjtQj
上にある
>>714

843:名無しさん@ピンキー
11/08/17 02:05:34.69 sGunDVvs
これで職人(笑)

844:名無しさん@ピンキー
11/08/17 23:24:18.68 1bch4vwu
>>839
その妄想を是非文章にしてみないか?

845:名無しさん@ピンキー
11/08/17 23:26:20.32 dko65GOL
最高です

846:名無しさん@ピンキー
11/08/18 00:31:33.92 x/RP1Meq
>>839
拾った当時は反抗的だったまた子(処女)を
高杉が有無を言わさず破瓜→そのまま調教→初めは生意気だったのが今はベタ惚れ

というコースだったら萌える

847:名無しさん@ピンキー
11/08/18 02:37:21.00 a13wepCL
ミツバ×ピュア沖田(?)、投下します。
誤字脱字ありましたら、すみませんです。

848:ミツバ×ピュア沖田1/9
11/08/18 02:40:01.74 a13wepCL

「総悟、ただ今江戸から帰省しやした。姉上様には益々ご健勝で何よりで・・・」
「くすくす。なぁに、そーちゃんたら。自分のおうちなのに、畏まって可笑しいわ」
夏の休暇で、久々に里帰りした総悟を、笑いながら姉のミツバが迎えた。

「疲れたでしょう?さあ早く上がって上がって!」
総悟の荷物を受け取り、手を引いた。
「あっ、姉上、待って下せぇ」
慌てて玄関を上がったので、靴がバラバラに脱げてしまった。
暖かいミツバの手に、あぁ帰ってきたんだ・・・しみじみそう思う総悟だった。

「あ、お風呂沸いてるわよ。入る?」くるりと振り向いてミツバが尋ねる。
「あっ、へい。入りやす。姉上、どうぞ構わないでくだせぇ」
「私は構いたいわ。だって久しぶりなんだもん」本当に嬉しそうに笑顔を浮かべる。
ついつられて笑顔になってしまう。

ミツバを一人きりで置いて旅立った過去を振り返り、総悟の胸の奥がズキンと痛んだ。
(休みの間、姉上孝行たくさんしやすから)ミツバの後姿に、心の中でそう呟いた。

トプンと檜の湯船に浸かり、ふーっと大きくため息をつく。
「湯加減、どうかしら?」外からミツバが声をかける。
「はいっ、丁度いいっす。気持ちいいっす姉上」
湯船に浸かって、顔をばしゃばしゃ洗う。タオルを畳んで頭にのっけようとしてたら、
「そーちゃん」
さっきまで外にいたミツバが、脱衣所から声をかけた。
「背中、流してあげる。入っていい?」
湯船のふちに頭を乗せてくつろいでた総悟は、バシャンと湯の中に沈んでしまった。
「うえっごほっごほっげほっ、姉上いいです!自分で洗いやすから!」
「いいでしょ?せっかく久しぶりに二人きりなんだから」
がらりと戸が開いて、裾を絡げたミツバが入ってきた。
真っ白で細い足首に目を奪われる。
「いや、でも・・・」うろたえる総悟は、「昔は一緒に入ってたでしょ?」と
恥ずかしい過去を口にされ、しぶしぶタオルを下半身に巻いて湯船を出た。


849:ミツバ×ピュア沖田2/9
11/08/18 02:40:55.61 a13wepCL

「大人しくしててね」ミツバの声は楽しそうだった。
石鹸をタオルで泡立てて、ミツバは総悟の背中を洗おうとして、ハッとした。
たくさんの傷跡・・・浅いものから、きっと深かったであろう傷まで、
逞しくはなったけれど、その背中にたくさん刻まれていた。

武装警察真選組、一番隊隊長。
事件の戦場(いくさば)へ、いの一番に飛び込んでいく切り込み隊。

この子はまだ少年なのに・・・

総悟は、自分の背中を指でなぞるミツバの手が、震えてるのに気づく。
ミツバはひとつひとつの傷跡を、柔らかな指でなぞる。
ビクっとして、総悟はミツバに声をかけた。

「姉上?どうしやした?気分でもわるくなったんじゃ」
「そーちゃん・・・逞しくなったわね。立派なお侍さんになったのね」
か細く聞こえるミツバの声は、涙ぐんでいる。
「でも約束してね。絶対無理はしないって・・・約束してね」
「当たり前でさぁ。姉上残してあの世に行くようなヘマはしやせん」
振り返ってミツバの手をがっしと握り、そう告げた。

いつか、多分、どこかの戦いで命が尽きることがあるだろう。
それでも今は、このか弱い姉を安心させたかった。

総悟の言葉に安心したのか、涙を拭きもせず、にっこりとミツバは笑った。

その笑顔を、弟ながら綺麗だ・・・と、心の中で思う。
幸せになってほしい。誰か優しい男と一緒になって欲しい・・・
一瞬、マヨラーの顔が浮かんだのを、風呂の壁に頭をぶつけてねじふせる。
(むかつく。なんであんな野郎が!)
「ど、どうしたのそーちゃん!?怪我するわよ」
「すいやせん。マヨネーズがニコ中なんでさァ」 振り返ってそう言った。
「え???」何を言ってるのかわからないミツバは、不思議そうな顔で弟をみつめた。

850:ミツバ×ピュア沖田3/9
11/08/18 02:41:31.73 a13wepCL

次の瞬間、総悟は愛しい姉の体を抱きしめていた。
細い体・・・誰よりも大事な姉。
そこらの奴らにやれるもんかぃ。

ミツバもそっと抱き返す。 そして呟く。
「苦しい・・・そーちゃん」
ハッとして、手を緩めた。「すいやせん、あとは自分でやりやすんで!」
ドボンと湯船に飛び込んだ。
「そう?じゃあ夕食の準備してるわね」
にっこり笑って風呂場を後にした。

その後姿に、「おねえちゃん・・・ぶくぶく」小さくお湯の中で呟いた。
さっきの自分は、明らかに実の姉に劣情を抱いていた。
だめだだめだだめだ!
頭まで湯に浸かり、打ち消そうとする。
護りたい気持ちはある。だが、こんな汚れた感情とごっちゃにしちゃいけねぇ。
大事な大切な女性(ひと)。

そう決意して、風呂を出た。
脱衣カゴには、姉の手縫いの浴衣が綺麗に畳んで置かれていた。
自分の里帰りの為、ミツバが縫ってくれた浴衣だった。

それを着て、「どうっすか?」照れくさそうにミツバに見せる。
「良かった。ぴったりだわ。とっても似合ってるわよ、そーちゃん」
「よかったっす。ありがとうございやす、姉上」
「ねえ、そーちゃん。ここにいる間は”姉上”はやめて、昔みたいに呼んでくれない?」
優しい顔で言うミツバ。
「昔みたいに・・・ですかぃ?」
「そうよ。だめ?」
「・・・ありがとう、おねえちゃん」俯いてぼそっと言った。自分の顔が赤くなってるのが、
自分にもわかる。恥ずかしいが、「ありがとう」とミツバが喜んでくれたので、
まぁ、いいか。と、思うことにした。

851:ミツバ×ピュア沖田4/9
11/08/18 02:42:03.64 a13wepCL

「夕食、出来てるわよ。ささ、早く座って」
久しぶりに姉の手料理を味わう。
「江戸の飯は不味くていけやせん。姉・・・おねえちゃんの料理の腕は天下一品でさぁ」
「たくさん食べてね。むこうでもちゃんと食べてるの?好き嫌いしてない?」
「食える物は何でも食ってまさぁ。好き嫌いは・・・あ~マヨネーズは大嫌いです。
ノンオイルドレッシング派でさぁ」
「そうなの?」ふとミツバの手元を見ると、味噌汁に七味唐辛子をザザザザと、入れている。
「おっおねえちゃん!?そりゃいけやせん!体に悪いです!」
「美味しいわよ?そーちゃんも試してみる?」唐辛子のビンを向けられて、
「いや、俺・・・僕はいいです。ほんとに体に悪いっすよ」
総悟の心配をよそに、真っ赤な味噌汁を飲んでいるミツバ。
(マヨラーだの糖分王だの、なんで俺のまわりは味覚崩壊者ばっかなんでィ)

「そーちゃん、誰か可愛いガールフレンドとか、いないの?」
「えふっ!?」 飲んでた味噌汁を吹きそうになった。
「があるふれんど・・・ですかぃ!? 」
ふっと万屋のチャイナ娘「神楽」の顔が浮かんだ。
「いや・・・ガールフレンドというか・・・喧嘩相手なら」
「まあ。女の子と喧嘩するの?まさか叩いたりしてないでしょうね」
きっとなって、ミツバが詰め寄った。
「喧嘩と言っても口喧嘩すよ。これがまたすごい毒舌な娘で、決着が付いてないんでさぁ」
「ふふふ」総悟の言葉にミツバが笑う。
「そーちゃんはきっとその子のこと、好きなのね」
「ぶはっっ!」今度はほんとに味噌汁を吹く。
「べべべ別にあんなクソ生意気な女、好きなわけありやせん!!!」
「そうなの?」
「そうです!」
「そーちゃんがいつか、可愛い女の子を連れて帰って来るの、楽しみにしてるのよ」
笑顔でそう言うミツバに、(あんな大食らい連れて来ちゃ大変ですぜ)そう心で呟く。

852:ミツバ×ピュア沖田5/9
11/08/18 02:42:31.52 a13wepCL

「久しぶりに並んでお布団敷いて寝てもいいかしら?」
「懐かしいす。俺・・・僕も嬉しいっす。あ、僕がやります」
布団を二枚並べて敷く。
小さかった子供の頃以来か・・・

ふと見ると、ミツバの姿がない。
振り返ったら、縁側に座って月を見ていた。

「おねえちゃん、夜風は体にさわりまさァ」
「見て、そーちゃん。綺麗な満月よ」
「ああ・・・ほんとに・・・綺麗っす」ミツバの隣に腰を下ろし、横顔を見てぽつりと言った。
青白い月の光に、輪郭を縁取られ、妖しいくらい美しい横顔。
団扇でゆっくり扇ぐ姿は、我が姉ながら見惚れるようだ。

総悟は、自分の鼓動が早くなるのを感じていた。
風呂の時のように、だめだだめだだめだ!自分に言い聞かせる。
そんな均衡を破ったのは、ミツバだった。

隣に座った総悟の肩に、コツンと頭を乗せた。
「本当はね、ずっと寂しかったの」
その言葉が、今までの凝縮された思いだと知ると、どうしようもなく姉が不憫になる。
そして、愛おしくなる。

そっと手を回し、ミツバの細い肩を抱いた。
その細さに、胸がまたズキンと痛んだ。
「みんな私を置いていったわ・・・あの人も・・・」
その瞬間、自分の中でカッと熱いものが湧き上がるのを感じた。
それは激しい嫉妬――

ミツバの肩をガッと握り、総悟はミツバに口づけをした。
奴の名前が出てこないように・・・
ただ唇で唇を塞ぐだけだった。

853:ミツバ×ピュア沖田6/9
11/08/18 02:43:05.75 a13wepCL

ミツバの手が総悟の背中へ回り、ぎゅっとしがみ付いてきた。
はっ、と総悟は目を見張る。
ミツバの舌が総悟の口内へ侵入し、絡んできたのだ。
目を閉じているミツバ。
総悟は自分も目を閉じ、進入してきた舌に答え、自分の舌を絡め、ミツバの口内を
激しく犯し始めた。
舌を絡め取られ、吸われ、ミツバの息が絶え絶えになる。

「んっ・・・ふっ・・・そー・・・ちゃ」
苦しい息の下から総悟の名を呼ぶ。
いつしか、彼女の白い手が総悟の首に回る。
お互いに離したくない、離れたくないと言うように、舌を絡め合う。
唾液が溢れ、ミツバの唇の端から糸のように流れ、胸元へ落ちる。

口づけをしたまま、総悟はミツバの浴衣の上から、胸の膨らみを掴んだ。
ビクンと彼女の体が反応する。
そのままゆっくり、膨らみを揉みしだく。
浴衣の帯に手をかけた時、ミツバが消え入りそうな声で「お布団へ・・・」そう告げた。

色んな人間を斬って生きてきた。
今さら「背徳」などと、罪の一つ増えるくらい、自分にはどうでもいい事だ。
ただ、この大切な女性(ひと)を、今夜だけでも自分のものにしたかった。
ミツバを抱きかかえ、布団を敷いた部屋へ入り、そっと布団へ下ろす。

ミツバは上半身を起こして帯を解き、立ち上がって浴衣を肌からすべり落とす。

月の光が彼女の白い肌を、豊かではないが整った乳房を、なだらかな腰を、
浮かび上がらせていた。
肌の色はとても白くて、青い血管が透けて見える程だ。
下の茂みは薄く、柔らかそうで、うっすらと割れ目を覗かせていた。
恥ずかしそうに片手で胸を、片手で下の茂みを隠し、目を伏せた。

854:ミツバ×ピュア沖田7/9
11/08/18 02:43:54.26 a13wepCL

総悟は立ったまま、浴衣を脱いだ。
先ほどの口づけだけで、もう彼の男根は起き上がっていた。
あどけない少年の顔に似合わないそれに、ミツバが息を呑む。

立ったまま、二人は抱き合った。
そしてそっとミツバを支えて布団に横たえた。

総悟の舌が、ミツバの形のいい胸を這う。突起を捉えて吸うと、くぐもった声が
ミツバから漏れる。
もう片方の乳房を鷲掴みにし、円を描く様に揉みしだく。

空いた手を肌の上を滑らせ、下の茂みに這わせ、そっと差し入れる。
ビクッとミツバの体が反る。

中指で一番敏感な突起をさぐり、そっと撫で上げると、「はぁ・・っ」と
甘く悶える声が漏れた。
「そーちゃん・・・そーちゃん」総悟の首に手を回し、愛撫に溺れるミツバ。
「そーちゃん・・・女の人、抱いた事あるの?」
思いがけない姉の問いに、愛撫していた手が止まる。

真選組の一番隊隊長になって間もない頃、年上の男連中に遊郭に連れて行かれた。
化粧の濃い、積極的過ぎる女郎に辟易した総悟は、事が済むととっとと逃げ出した。
嫌な思い出が蘇ってしまった。

ミツバは殆ど化粧をしていないにもかかわらず、美しかった。
奥ゆかしく、自慢の姉だった。

「仕事に忙しいんで女には縁がないんでさァ」小さな嘘をつく。
「そうなの?」

855:ミツバ×ピュア沖田8/9
11/08/18 02:49:18.40 a13wepCL

ミツバの秘口はもう蜜が溢れ、茂みまで濡れそぼっていた。
総悟は、ミツバの肌に紅い痕をつけながら、胸から下へ下へ、口づけして行った。
そして両足の膝を抱え、敏感な突起へ舌を這わせた。

「あっ」ミツバの体が跳ねる。ぐいっと押さえつけて愛撫をやめようとしない。
敏感な突起から蜜を流し続ける秘口へ、舌を這わせ、蜜を舐め取り、秘口へ舌をすぼめて入れる。
止まらない蜜に、そっと指を秘口へ差し入れた。
「はあ・・・っ・・・ん」艶かしい声に頭の中をかき乱されそうになるのを堪え、
もっと奥へ奥へと指を進め、抜き刺しを繰り返す。
「そう・・ちゃん・・・私も・・・」布団に押し倒され、ミツバが自分の昂ぶりを
そっと手に取り口に含んだ。
ピチャペチャと、卑猥な音をたてて姉が自分の男根を口に含んでいる・・・
そう考えるだけで、今にも爆発してしまいそうだった。
それをぐっと堪える。
「すごいのね・・・そーちゃんの」滑らかな手が、愛おしそうに握り、愛撫を繰り返す。
舌が先端から陰嚢までも舐め尽す。
「くっ・・・おねえちゃん・・・」思わず総悟の口から声が漏れる。
「もう、いい?」
総悟の体を跨ぎ、膝まづいて太く硬くそそり立った男根を、騎上位で受け止めようとしている。

「大丈夫ですかぃ?俺が・・・」
総悟の言葉を遮るように、それはずぶりとミツバの秘口に刺さり、ずぶずぶと飲み込まれていった。
暖かく、柔らかな襞に包まれ、眩暈がする。時々、ぎちっと締め付けてくる。
「あ・・・あああ!すごい・・・」総悟の上で、ミツバの体が仰け反った。
「動いて、いい?」
「はい・・・」
ミツバは腰をゆすり始めた。
初めはゆっくりと、段々早く、動くたびに乳房が揺れていた。
下からそっと、両の乳房を掴み、揉みあげ、乳首を摘む。
「ああ・・・っ・・・ふぅ・・・んん」

856:ミツバ×ピュア沖田9/9
11/08/18 02:49:53.89 a13wepCL

目を閉じたまま快感に悶える姉の顔は、すごく淫らで、そしてとても美しかった。
それを見ながら総悟自身も快感に溺れ、ひとつの疑問を持った。

姉上は処女じゃない。

快感の波に飲まれながら、起き上がってミツバの体を抱きしめ、
「おねえちゃん・・・おねえちゃん」無意識にそう呼びながら姉の胸に顔を埋め、
自らも腰を激しく揺らした。
「射精(だ)しやす」と告げた時、「中はダメ!」ミツバの声がそれを止めたが、
彼女の一番深いところで、昂ぶりの全てを吐き出してしまった。

ミツバ自身も同時に「ああっ!そーちゃん・・・そーちゃん!」一際高い声で
絶頂に達し、強張り、大きく仰け反った後、くったりと総悟の胸にもたれかかった。
お互いに荒い息に汗だくの体を抱きしめ、姉の耳元で「おねえちゃん・・・」
そう呟いた。
ミツバは汗だくになったまま、涙を零していた。
繋がった部分から、総悟が放った精液と、ミツバの蜜が合わさって漏れていた。

あの涙は、何の涙だったのか。
そして、彼女を最初に抱いた男は誰なのか。
考えても詮無い事だ。今の姉を今の自分が愛してる。
それだけでいい。
今夜の情交でもしミツバが身篭ったとしても、それでもいい。

姉の涙を唇で舐め取り、再び口づけをする。
「おねえちゃん・・・」もう一度そう囁く。
「そーちゃん・・・」総悟の胸の中でミツバが応える。
二人は裸のまま、抱き合って眠った。

これは二人だけの秘密。

今宵の満月と、二人しか知らない「背徳」


<< おわり >>

857:名無しさん@ピンキー
11/08/18 04:07:06.74 vBku7jkK
最近は抜けるやつないな
素人女が男キャラ萌えのSS垂れ流してるって感じ


858:名無しさん@ピンキー
11/08/18 07:26:17.40 2LKpEb63
GJ!!
エロい姉弟いいよいいよ

859:名無しさん@ピンキー
11/08/18 07:53:58.19 RHo8uHGa
>>857
ほう、じゃあ抜けるSSとやらを書いてもらおうか

860:名無しさん@ピンキー
11/08/18 13:47:54.83 ya8YvqSj
GJGJ
沖田姉弟イイネ

861:名無しさん@ピンキー
11/08/18 14:09:32.23 ot01v4T8
ピュア沖田乙
万屋じゃなくて万事屋ですぜぃ

862:名無しさん@ピンキー
11/08/18 18:28:19.38 DUTdTsjh
>>857
前はあったってことか?

863:名無しさん@ピンキー
11/08/18 21:06:38.64 rWDATliB
ミツバの処女奪ったの誰だぁぁぁぁぁ

マヨラーか、マヨラーなのかぁぁぁぁぁ

864:名無しさん@ピンキー
11/08/19 18:12:10.58 ygSQ+E9n
GJ!!
情景が思い浮かぶような描写
沖田・ミツバの細やかな揺れる心理
禁忌でありながら品格あるラブシーン
そして余韻を残すミステリアスな幕切れ

読み応えありました!

865:名無しさん@ピンキー
11/08/20 18:27:34.45 e2Ru8IXt
またネトウヨが自分で書いて自分で絶賛か

866:ミツバ×ピュア沖田
11/08/20 23:56:50.97 1SQkLvzb
ありがとうございます。どもお粗末さまでした。
ミツバさん萌えなので、書いては消し書いては消し・・・
「万屋」はしまったぁぁ!orz 
「ばんじや」で変換しなきゃいけなかった。

867:名無しさん@ピンキー
11/08/21 11:21:53.98 DN1Up77h
志村姉弟も待ってるぜ

868:名無しさん@ピンキー
11/08/21 17:43:56.97 21jqfqe3
志村姉弟だと新八が攻めることになるのか?

869:名無しさん@ピンキー
11/08/21 21:48:21.71 KvJFPKrc
            ゙'.    '.;`i  i、 ノ  .、″
             ゙'.     ,ト `i、  `i、    .、″
                |    .,.:/""  ゙‐,. `    /
             `  .,-''ヽ"`    ヽ,,,、   !
                、,、‐'゙l‐、      .丿 : ':、
               、/ヽヽ‐ヽ、;,,,,,,,,,-.ッ:''`  .,"-、
              ,r"ツぃ丶  ``````   ../  `i、
          ,.イ:、ヽ/ー`-、-ヽヽヽ、-´    .l゙`-、
         _,,l゙-:ヽ,;、、             、、丶  ゙i、,,、
        ,<_ l_ヽ冫`'`-、;,,,、、、、.............,,,,、.-`":    │ `i、
      、、::|、、、ヽ,、、.    ```: : : ```      、.、'`  .|丶、
     .l","ヽ、,"、,"'、ぃ、、,、、、、.、、、.、、、_、.,,.ヽ´    l゙  ゙).._
    ,、':゙l:、、`:ヽ、`:、  : `"```¬―'''"`゙^`     : ..、丶  .l゙ `ヽ
   ,i´.、ヽ".、".、"'ヽヽ;,:、........、           、、...,,,、-‘`   、‐   |゙゙:‐,
  ,.-l,i´.、".`ヽ,,,.".`   `゙゙'"`'-ー"``"``r-ー`'":      _.‐′  丿  ,!
 j".、'ヽ,".、".、"`''`ー、._、、、           、._,、..-‐:'''′   .、,:"  丿
 ゙l,"`"`''ヽヽ"`"`  ```゙'''"ヽ∠、、、、ぃ-`''''": `      、._./`  ._/`
  `'i`ヽヽヽ`''ーi、、、: :                   、.,-‐'`   、/`
   ``ヽン'`"`  : `~``―ヽ::,,,,,,,,,,.....................,,,,.ー'``^    ,、‐'"`
      `"'゙―-、,,,,..、、               : ..,、ー'"'`
           : `‘"`―---------‐ヽ``"''''''""

870:名無しさん@ピンキー
11/08/25 11:37:30.47 S81GCyb8
換気

871:名無しさん@ピンキー
11/08/25 21:55:13.85 NZLtDxSQ
職人さん待ってるよ!

872:名無しさん@ピンキー
11/08/26 00:27:09.82 lQx3jdSU
昔のログ読んでるけど神威がまた子犯す話は結構良かったな
欲を言うなら高杉もまだ手を付けてない処女だったのを無理やり~
って展開だったらもっと良かった(お前が書けよって話だが)

873:名無しさん@ピンキー
11/08/26 06:59:18.90 /ajpi9nh


874:名無しさん@ピンキー
11/08/26 14:19:28.33 JES8Za+h
>>870
シンプルなその書き込みにワラタw
でも冷静な対応GJ

875:名無しさん@ピンキー
11/08/27 12:40:25.87 PnsELf5V
>>872
なにそれ読みたい
どのあたりにある?

876:名無しさん@ピンキー
11/08/27 16:08:19.65 mOdCquhv
>>875
テンプレにあるよ


(これまでに投下されたSSの置き場)
2chエロパロ板SS保管庫
URLリンク(sslibrary.gozaru.jp)

877:名無しさん@ピンキー
11/08/27 18:29:33.87 PnsELf5V
>>876
ありがとう!

878:名無しさん@ピンキー
11/08/28 19:31:55.41 Yo4OOWIk
沖田「その女やるのは、俺でぃ」

879:名無しさん@ピンキー
11/09/01 22:09:32.03 WEzp8cA2
銀さち書いて久しぶりにここに来て見たら
>>792さんが銀さち書いてる途中とのことで
投下しずらいな…。

880:名無しさん@ピンキー
11/09/01 23:01:23.49 d3onE0/D
>>879
焦らしプレイだなんて、興奮するじゃないのよぉぉぉぉ!!!!

881:名無しさん@ピンキー
11/09/01 23:20:10.98 zIlvpI6o
いいから早く投下しろ、お願いします

882:銀さち1
11/09/01 23:39:04.37 WEzp8cA2
銀さち投下します。

「銀さーん!また放置プレイ?」
「るせェーな。消えろこのストーカー女!」
朝っぱらから万事屋で聞こえてきたのはこの二人のいつものくだらないやりとり。
「まーたやってるネ。あの二人」
「懲りないですねー。さっちゃんさんも」
神楽と新八は二人の光景を朝食をとりながら呆れた顔して見ていた。
「俺ァ、今から朝飯食うんだよ。お願いだから邪魔しないでくれる?つーか人ん家に勝手に不法侵入すんの辞めろっつーただろーが」
「不法侵入じゃないわ。今日は銀さんに渡したい物があってきたの」
そういうとさっちゃんはいつの間にか手に持っていた箱を銀時に渡した。
「全蔵の知人の誕生会が昨晩あってケーキが大きすぎちゃって余ったから銀さんにもおそそわけしようかと思って」
銀時が箱を開けると中には大量の納豆が上に乗っているケーキが入っていた
「食えるかーー!!!!」
銀時はさっちゃんの顔面にケーキを投げ付けた
「あーあ銀ちゃん!下の方なら普通に食べれるネ!もったいないヨ」
神楽はさっちゃんの顔面についたケーキを指でとって口に加えた。
「ひどい………」
さっちゃんが俯きながら口を開いた。
「あぁ?」
「ひどいわ銀さん!せっかく銀さんを思って…全蔵の知人の知り合いの孫の友達のお母さんのママ友達の旦那さんが食べようとしてたとこを無理矢理譲って貰ったケーキなのに…!!!」
「果てしなく迷惑だろうが!!!つーか大きすぎて食べ切れなかったケーキを捨てるなら下さい的な感じで貰ったやつじゃねーのかよ!」
銀時がそう言い終えた後にはすでにさっちゃんの姿はなかった。
「…ったくあのヤローのせいで今日1日分の体力使い果たしちまったぜ」
と銀時はようやく朝食が取れるとホッとするが銀時の皿は空っぽだった。
「ちょっと俺の飯は?!」
「銀ちゃんいつまでも食べないから食べないと思って私食べちゃったヨ」
それを横に新八は食べ終わった食器を片付けだす
「何勝手に人の許可なく食ってんだよ!食べないじゃなくて食べれなかったんだよ!てめーらも間近で見てただろーが!」
「冷める前に僕が神楽ちゃんに食べちゃっていいよって言ったんですよ」
「新八、私のこと庇わなくていいネ。私が…ご飯はあったかいうちに食べてあげたほうが喜ぶって…」
「神楽ちゃん。久しぶりに朝食作った僕が言うのもアレだけど…こういう自体を予測して僕がもうちょっとあとに銀さんの朝食をだしていれば…いつもは一緒じゃないからイマイチペースが…」
「……………だからなんなんだよこの会話!意味わかんねーし!つか何二人で庇いあってるわけ?」


883:銀さち2
11/09/01 23:40:00.36 WEzp8cA2
「あれ…」
新八が何かに気づいた。
「なんか、弁当箱がありますよ」
床には手紙つきの弁当箱が置いてあった。
新八は備えてあった手紙を読んだ
「『銀さんへ。昨日まる1日使って頑張って作りました。これ食べて1日頑張るんだぞ♪さっちゃんより』…ですって」
「おめーら食っていいよ。どーせ納豆ご飯とかだろ。俺ァコンビニでパン買ってくるわ」
そう銀時は言うと外にでる支度をはじめた
「銀ちゃん最低ネ!女の子がまる1日一生懸命作った愛情タップリの手料理は市販のパンごときの価値アルか?!ゴミを扱うようなその舐めきった態度私、許せないネ!銀ちゃんなんか地獄に堕ちればいいネ!この天然パーマ!」
「天然パーマは関係ねーだろうが!!!!!」
「そうですよ。銀さん。神楽ちゃんの言うとおりです。女の子がまる一日…あれ?でも昨晩は全…」
「うおぉおおお!!!!なんじゃこれえぇい!!!!!」
「どうしたの神楽ちゃ…………おおおお!!!!!!!!!」
新八と神楽は何かに驚いた様子だ。
銀時は二人をチラっと見ると弁当はすでに開けられている様子だった
「ホラ、見ろ。納豆ご飯だったろ?」
銀時は得意げに言う。
「…まぁ、銀ちゃんが食べてもいい言うなら食べてあげてもいいアルヨー」
神楽の意外な返しに銀時は弁当の中身をみた
「!!」
弁当の中身は普通に唐揚げや卵焼き煮物などいろとりどりのおかずと梅干しご飯が入った美味しそうな弁当だった。
「なんだか彼氏に作ってあげるような可愛いらしいお弁当ですねー」
新八が羨ましそうに弁当を見ている
「いらないなら食べちゃうネ」
そう言うと神楽は卵焼きを手にとり口に入れた
「うわっ!これめっちゃ美味しいネ」
神楽は満悦の笑みを浮かべ卵焼きを胃袋に入れた
「ああ!!」
銀時は思わず声をあげた
「銀ちゃんいらないなんて珍しいネ。まぁ、食べないならもったいないアル。さっちゃんには可哀相だけど一生懸命作ってくれたのにどーせゴミ箱いきなら私達が食べてあげたほうがさっちゃんも喜ぶネ。ホラ、新八も食べるアル」
そういうと神楽は唐揚げを手に取り口に入れた
「…それもそうですね。可哀相ですけど。捨てちゃうのはもったいないですし」
そういうと新八は梅干しを手に取り口に入れた。
バッ!!!銀時は神楽が持っていた弁当を奪った
「あ!銀ちゃん何するネ!!」
「し、仕方ねーから食うよ」
「無理して食べられてもさっちゃんが可哀相ネ!!!!」
「そうですよ銀さん。ホラ、いいんですか?コンビニ行かなくて」
神楽と新八は銀時を見た
「…あァー!なんかいちいちコンビニ行くの面倒臭くなっちまったんだよ。」
銀時は頭をかきながら箸を手に取り弁当を頬張った。
「………あとでちゃんとさっちゃんさんにお礼言うんですよ」
「なんで頼んでないのに礼なんかしなきゃいけねーんだよ」
「卵焼き美味しかったって言っとけヨ。ゴミパーマ」
「なんだよゴミパーマって。天パの方が大分マシじゃねェーか」



884:銀さち3
11/09/01 23:41:53.61 WEzp8cA2
________

夕方。パチンコから銀時はでてきた
「チッ!最初は機嫌よかったのによォ」
銀時はため息をつく
「あら、ダーリン。またパチンコぉ?」
視線を声の方にやるとそこには某アニメの若妻の姿をしたさっちゃんが立っていた。
銀時はスルーして歩きだす
「ちょ!!ダーリン!!」
「……」
「ねぇねぇ見てみて!
エコバックにねダーリンと私の刺繍入れたのよ♪どう?可愛い?」
「……」
「なぁに?ちょっとこんな皆が見てるとこで新婚早々焦らしプレイ?ダーリンはそういうのが好きなのね。いいわよもっと焦らしなさいよ!」
「……」
さっちゃんが銀時に抱き着こうとした瞬間
ドガッ!!!!!!!!
銀時はさっちゃんを蹴り飛ばした
「ダーリン!!」
「だからその呼び方ヤメロっつーの!」
「イヤよ!!私達もう夫婦じゃない!!朝だって愛妻弁当食べてくれたじゃない!!愛妻弁当でダーリンの胃袋を掴んだはずよ?」
「いつオメーと俺が結婚したんだよ!胃袋も掴んでもねェーし。つーか居たのかよ!!!」
「照れなくていいのよダーリン。」
「照れてねぇーし、その呼び方辞めろっつーてんのが聞こえねーのか」
「ダーリン、ウチのこと好きだっチャ?」
「ラムちゃんみたいに言ってもダメだっつーの!」
「銀さん……私のことスキ?」
「あぁ?俺は積極的な女は嫌いなんだよ。わかりましたか?わかったらとっとと銀さんの前から姿を消してください。ハイ右回れ」
「……」
さっちゃんは何も言わずに銀時の前をさった。

________

ある日の事。
銀時が帰宅の最中。
前方の方から見覚えのある顔が歩いてきた。
「…あら銀さん」
さっちゃんだ。銀時はさっちゃんを無視してスタスタと歩いていく
そんな銀時に対しいつものように追いかけることもなくさっちゃんもそのまま立ち去った。
いつまでもこないさっちゃんに対し銀時が後ろを振り向くとさっちゃんは普通にそのまま歩いていた。
「……ま、いっか…」
いつもと違った感覚に少々戸惑った銀時であった。



885:銀さち4
11/09/01 23:43:00.71 WEzp8cA2
またまたある日の事
万事屋の仕事終わり。
皆で帰宅の最中
前方から見覚えのある姿が。

「あっ!さっちゃんネ!」
神楽がさっちゃんに聞こえるくらいの声で話した
「あら、万事屋さん達。仕事終わりかなにか?」
さっちゃんは笑みを浮かべ話しかけてきた
「そうアルヨ。犬の捜索してたネ!まぁ無事保護したアルけどな。私のおかげネ」
「おいおい神楽、俺が見つけたのをお前が捕まえただけだろーが。何勝手に自分一人のおかげみたいになっちゃってんの?」
「捕まえる方が難しいアル!」
「見つける方が難しいから!」
「まぁまぁ二人とももうどっちだっていいじゃないですか…あ、さっちゃんさんなんかすみませんね」
「いいえ。よかったわね依頼達成できて。それじゃあね」
さっちゃんはそういうと歩いて行ってしまった
「あれ?さっちゃんいつもみたいに銀ちゃんに絡まなかったネ。」
「そういえば…なんかおかしいなと思ったんですよ」
「銀ちゃんさっちゃんに何かしたアルか?」
「いや別に何も…」
「今日たまたまなんか落ち込むことでもあったんじゃないんですか?また今度会った時は銀さーんって言ってますよ」
「そうかもしれないアルネ。気にすることないヨ銀ちゃん」
「いやいやこの流れおかしくない?気にすることないヨとかおかしいでしょ。なんで俺が落ち込んでるみたいになってるわけ?逆に清々してるんですけど。嬉しいんですけど!」


________

そしてしばらくたったある頃-
銀時は部屋でボサッとソファで寝転がりながらジャンプを読みながらゴロゴロし、新八は部屋の片付けをしていた。その時
「銀ちゃーん!!!」
神楽の大きな声が部屋に響いた。
「銀ちゃん銀ちゃん!ビッグニュースアル!!」
「あー?道端に酢昆布でも落ちてたの?」
「さっきさっちゃんと会ったからガールズトークしてきたネ」
「それの何処がビッグニュースなんだよ」
「最後まで話し聞けヨ今から話すネ」
「で、何があったの?」
新八が片付けをしながら神楽に問いかけた
「早く言えよ」
銀時もジャンプを見ながら適当に神楽の言葉に相槌をする
「さっちゃん、銀ちゃんのこと諦めたって。好きでもなんでもないってヨ。よかったアルな」
その言葉に一瞬空気が凍った。
「……そ、それ本当なの?神楽ちゃん」
新八は片付けを辞めソファに座った


886:銀さち5
11/09/01 23:43:43.65 WEzp8cA2
「本当ネ。私嘘つかないアル。銀ちゃんがいつまでも振り向いてくれないから愛想尽かしちゃったんだヨさっちゃん」
「…でもさっちゃんさんも結構楽しんでませんでしたか?てか喜んでませんでしたか?あの人ドMですし…」
「まったく女心全然わかってないアルな新八わ。これだからいつまでも童貞なんだヨ」
「童貞言うなー!!!!関係ねーだろー!!!!!……ちょっとは関係あるか…」
「ちょっと銀ちゃん聞いてるアルか?」
神楽が銀時からジャンプを奪う
「あ!なにすんだよ今いいとこだったのに」
「銀ちゃんがモタモタしてるからとうとうさっちゃん愛想尽かしちゃったヨ。あーあもったいないネー」
「まぁ、さっちゃんさんもあの性癖がなきゃ普通に美人だし気が利くし仕事できるしスタイルいいし胸も大きいですし…」
「新八オメーさっちゃんに会ったら胸ばっか見てたアルか?だからお前はいつまでたっても童貞ネ!」
「いや、もはやもう童貞関係なくね?それに胸が大きかったら視線いくのは普通のことでしょ」

「そーか。よかったよかった」
そう言うと銀時は寝転がってた身体を起こしソファに寄り掛かった。
「いやー銀さん、普通に嬉しいんだけど。やっとストーカー被害から解放されたわけでしょ?付き纏われなくなったわけじゃん」
銀時はホッとした顔をする。
「まぁ、さっちゃんも銀ちゃんみたいなマダオ好きだったこと自体十分おかしかったから早く目、覚めてよかったアルヨ。銀ちゃんもよかったじゃん。」
「まぁ…それもそうですね。よかったじゃないですか銀さん。もう不法侵入もないですし」
「あー本当によかったよかった。もう疲れなくてすむわー。神楽ジャンプ」
神楽は銀時にジャンプを渡す
ジャンプを受け取った銀時は適当にひらき読み出した。
「あー今日のギンタマンおもしれェ」
「…銀さん。逆さまですよ」



_________

その夜
銀時は一人で呑みにでも行こうかと月を眺めながら夜道を歩いていた。今日の月は一段と綺麗であるとともに今夜は熱帯夜だ。この蒸し暑さに外にでなければよかったと後悔する。
そして今、少しでもさっちゃんの事を考えている自分がいた。そんな自分に嫌気がさした銀時は道に頃がっていた空き缶を蹴り飛ばした。
「キャッ!」
暗闇の中から悲鳴が聞こえた。空き缶が誰かに当たってしまったようだ。だがどことなく聞き覚えのある声だった。
銀時はその声の元へ小走りで向かった。
「…もう!誰!?痛いじゃないの…」
月夜に照らされていたのは髪を上に一つに束ね、着物を着ているさっちゃんであった。一瞬ドキっとした銀時だったがすぐに冷静を保つ
「…なんだおめぇか。珍しいな、お前がそんなかっこ…」
銀時がさっちゃんの顔をよく見ると目から涙がでていた。
「わ、わりィ。そんな痛かったか?!」
さっちゃんの涙はどんどん増えていく。
「………駄目なの」
「?!」
「最近駄目なの…。任務失敗ばかりで…今日もうまくいかなくて…………………ごめんなさい。私ったら何言ってるのかしら…。それじゃあ」
さっちゃんは手で涙を拭いて銀時の前を立ち去ろうとするが銀時はすぐにさっちゃんの腕を掴み止まらせた。
「そーいや弁当箱返してぇからさァ、ちょっとうちまで来てくんない?」
さっちゃんは振り返り銀時を見た
「オメェーと会う事も減ったし返すタイミングがなくてな」
「…別に返さなくていいのよ」
「俺が嫌なんだよ。家に置いときたくねーの」
「…そう」
さっちゃんは少し落ち込んだ。自分の弁当箱も置いときたくないなんてやっぱり銀さんは自分のことをなんとも思っていなかったのだと。むしろ嫌いな方であったのじゃなかったのかと。


887:銀さち6
11/09/01 23:46:18.73 WEzp8cA2
そして二人は万事屋につき「ここで待ってろ」という銀時の言葉を受けさっちゃんは階段の下で待っていた
すぐに銀時が現れ下におりてくる。片手には弁当箱を持っている。そしてそれをさっちゃんに渡した。
「それじゃあ…」
そうさっちゃんは告げ帰ろうとする
「おい、何処行くんだよ」
銀時が呼び止めた
「何処って…家に…」
「ん」
銀時はスナックお登勢を指でさす
「え?」
「いつまでもくよくよ考えてねェーで今日あったことや今までの事は呑んで忘れちまうのが1番だ」
「…でも…」
「ホラ、とっとと入れ」
さっちゃんは銀時によって強制的にスナックにはいらされた。
「あれ、銀さん。そちらのべっぴんさんは彼女かい?」
勘定をしている店の客に話しかけられる
「そんなんじゃねぇよ」
そうお客に言うと銀時は奥のカウンターへさっちゃんを座らせた。
「で、あんたらいつからそんな関係だったんだい?」
お登勢がタバコをふかし話しかけてきた
「だからそんなんじゃねぇっつーてんだろうが!!!!…とりあえずなんでもいいから酒だしてくれ」
銀時がそうお登勢に言うと適当に瓶酒を持ってくる。お登勢はさっちゃんに話しかけてきた
「アンタがそんな格好してんなんて珍しいじゃない。やっぱりデートしてたんじゃないの?あんたら」
「銀さんとは途中でバッタリ逢って…この格好なのは仕事で…」
銀時が出された瓶酒を手にとりグラスに注ぎさっちゃんに渡した
「今日は好きなだけ呑んで気持ち入れ換えろよ」
「…ありがとう」
さっちゃんは素直に受け止めグラスに入っているお酒を一口で飲み干した。


888:銀さち7
11/09/01 23:49:49.46 WEzp8cA2
随分たち、大分酔いが回ったさっちゃんは瓶酒を手に取り
そのままグイッと飲み干す。
「………………るの?…」
そして誰に話しかけるわけでもなく独り言のようにゆっくり話しだした
「…なんで諦めようとすると優しくするの?!…。
ずるいよ…振り向いてもらおうとどんなに頑張っても積極的な女は嫌いだなんて
言われちゃったらもう……。何もしないままじゃ振り向いてももらえないじゃない!
……でも諦めようとしても辛いの。銀さんを見ると辛くなる…。
やっぱり銀さんが好きだから…。このことばかり考えちゃって
仕事も全然うまくいかなくて…………辛いよ…」
そう今まで胸の中に秘めていたことを話し終えるとしばらくしてそのまま眠りについてしまった。
「銀時あんたも罪な男だね全く。どうすんだい?」
お登勢はタバコをふかしながら銀時に問いかけた。
銀時はグラスに入っている水を一気に飲み干すと席を立ち上がる
「バァさんワリィな。もう閉店時間とっくに過ぎてるだろ。勘定頼む」
辺りを見渡せばすでにお客はいなくなっており静かな部屋に二人の声と
さっちゃんの寝息だけが静かに響き渡る。「今日はまけといてやるよ」と
お登勢の気遣いに「ワリィな」と頭をかきさっちゃんを持ち上げ
お姫様抱っこをする。弁当箱をさっちゃんのお腹に乗せると二人は店を出た。
階段を登ろうとした時に足を止め銀時は弁当箱を見た。
「さっきわざわざ弁当箱持ってこなくてもよかったじゃねェか」と台詞を吐き捨てるとゆっくりと階段を上っていく。
「…弁当、悪くなかったぜ」
銀時がそう呟くと二人は万事屋の中へと入っていった



889:銀さち8
11/09/01 23:52:56.70 WEzp8cA2
__________
「ん…」
どれくらい時間がたっただろうかさっちゃんが目を覚ますと見慣れた天井が見える。
さっちゃんもそれがどこだかすぐに気付いた。
「!!つぅ…」
ゆっくりと起き上がると激しい頭痛に襲われた
身体にはタオルケットがかけられていた
なぜ今この状況にいるのかすぐに見当がついた。
お酒を呑んだあとから覚えていないがその後いつのまにか寝てしまい万事屋に運ばれたのだろうと。
ソファーの上で寝ていたさっちゃんが向かいのソファーを見ると、自分はタオルもかけずに気持ちよさそうに寝ている銀時の姿があった。
さっちゃんはソファーから立ち上がるとかけられていたタオルケットを銀時にかけ
無防備な姿の男を見つめた。このままキスをしてしまいたい衝動に襲われる
「銀さん…」
もうこんな状況は二度とないかもしれない…。さっちゃんはゆっくりと銀時の顔に近づける。
「ありがとう…銀さん」
そして―
「大スキ」
さっちゃんは銀さんの頬に優しくキスをした。いざこういうシチュエーションに
なれてもやっぱり唇に口づけをする勇気はなく哀しく微笑むと立ち上がった。その時
「!!!?」
さっちゃんの腕が銀時に捕まれ一気に引き寄せられる。
そして今、二人は唇と唇が重なりあっている。
さっちゃんは慌てて銀時から顔を離した。
「ぎ、銀さん起きてたの?!」
さっちゃんは顔が真っ赤になり今起きている状況が何がなんだかわからなくなっている
その瞬間、銀時は仰向けになっている自分の身体を起き上げると顔を赤らめる女をソファーに押し倒し
馬乗りになり女の眼鏡をサッと外す。
そして顔を傾けさっちゃんの唇に自分の唇を強く押し付けるとともに
銀時の舌がさっちゃんの口内に侵入してくる。口の中に何故か甘い味が広がる。
その口づけはあまりにも激しくその甘い味とともに身体がとろけてしまいそうになる。
ようやく唇が離れると引き裂かれた男の舌に絡み付いたいやらしい唾液が女の顔に落ちる
「はぁ…はぁ」
キスだけでおかしくなってしまいそうな勢いだった。今、目の前にずっとこうなりたかった相手が私の瞳を見つめている。
嬉しいはずなのにどことなく違和感を感じてしまっている自分がいた。
銀時がさっちゃんの首筋に近づいてきた時
「銀さん…やっぱり…」
そう言って銀時がくるのを肩を押して阻止した。
「俺とこうなりたかったんじゃねェの?」
銀時は鋭い眼差しでさっちゃんを見る
「た、たしかにずっとこうなりたかったけど…なんか…いつもの銀さんじゃないというか…」
「何が?いつもの銀さんだけど。」
そういうと銀時は肩を抑えられているさっちゃんの手を振り払い女の耳元に近づく
「そういうオメェこそいつものメスブタじゃねェじゃんか」
男の低い声が女の全身を奮い立たせる。


890:銀さち9
11/09/01 23:55:16.73 WEzp8cA2
「そ…それは…銀さんが……………や、優しすぎるから…」
そう違和感を感じていた原因はこんな自分に気にかけてくれたり直接銀時から優しさに触れ合うことが多かったからだ。
「ふーん。銀さんはいつでも優しいけど」
「こ、こんなに優しい銀さん見たの初めてだったから…」
「そうだっけか?」
そう言うと銀時は自分の腰に巻いている帯を解きさっちゃんの両腕を頭の上に持って行き
手首に痛みがくるほど強く縛りつける
「んっ!!ぎ、銀さん!!?」
「オメェーこーゆーの好きなんだろ?」
そう言うと銀時は女の耳に甘噛みをした
「はあっ…」
女から自然と甘い声がでてしまう
「何、お前。耳弱いの?」
男は耳元で意地悪な顔をして囁く
「は、恥ずかしいわ…」
今のさっちゃんは何処を触られても敏感になってしまっている
「今のうちにいっとくけど恥ずかしがってられんのは今のうちだけだからな」
男は手慣れた手つきで女の着物に巻かれてる帯を解くと着物は開け、
女の豊満な胸にくびれのあるお腹、そのスタイル抜群な身体があらわとなる。顔が横に向けられているためうなじが見えその姿はとにかく色っぽい。
その姿に思わず銀時も顔を赤らめる
「やべェ…」
そう呟くと女の首筋を思いっきり舐めた
「はぁっ!」
女の身体はまるで媚薬を飲んだかのように触れられるだけで反応してしまう
男の手は女の胸元にゆっくりと近づき下着の上から強く揉みほぐした
男の唇は女の唇へと近づいていき甘噛をする。男の舌が女の下唇を舐めると段々と女の口内へと侵入してくる。
女もそれに応えるように口を少し開く。すると一気に男の舌が入ってきた。
その舌に女も応える。何度も角度を変えて激しいキスをする。
胸も強く揉みほぐしている手は下着を上に上げ女の胸の膨らみの中心にある突起物を
優しくコリコリと撫で回している。男は舌を抜くと舌に絡み付いたやらしい唾液をその突起物へ垂らしなめ回す。
「はぁあん!」それに女の声は大きくなっていってしまう。
男は胸への愛撫を止め起き上がり女も起き上がらせる。
銀時はソファーに座るとさっちゃんを自分の膝の上に自分と同じ向きで座らせた。
「なんか後ろから責めたくなっちまってな」

耳元で銀時は囁く
「それにこの体制ならいつでも耳元に口を置いとけるしな」
そう囁くと女の耳を下からゆっくりと舐めあげた
「ひゃっ…!」
さっちゃんは顔をビクンとさせる
「お前、結構言い声だすじゃねェか」
耳元で小さく囁かれてる分いつもより低く色っぽく聞こえる銀時の声は
声だけでイッてしまいそうなくらいだ
「そう言う銀さんもよ…」
男はフッと意地悪くニヤリと笑うと右手で女をM字開脚させ左手で女の胸を揉みだす。
右手は焦らすように太股を優しく撫でられる
「じ、焦らさないで…」
「オメェ、忘れたのかよ。俺ァ、ドSだぜ?」
「フッ…銀さんはそうじゃなきゃね…」
舌は首筋を舐め左手は胸を掴み人差し指で胸の膨らみの突起物を
触られ右手は段々と女の秘部へと近づいていく


891:銀さち10
11/09/01 23:57:18.58 WEzp8cA2
「ハァ…ハァ」女の呼吸は荒くなっていく
「お前はこれからどうされてェの?」
いやらしく女の太股を撫でながら男は話かけてくる
「ど、どうって…い、言わせないでよ……」
すると男は一旦動きをとめ太股から手を離した。
「!?」
女の腕に縛りつけられている帯を男は解く
再び男が女の太股に手をもっていくと女の手を自分の手の上にのせた
「俺の手使って自分で動かしてみな」
「え!?」
「ホラ、これから俺にしてほしかったこと自分でやってみろや」
「そ、そんなこと…」
「なにカマトトぶってんだ?いつものドMなお前は何処行ったんだよ」
たしかに自分でもわからない。ただいつもの自分じゃないことだけはわかる。
いざ銀時とこうなっていると考えると恥ずかしくて仕方がないのだ。
「じ、自分でもわからないわ…」
一瞬沈黙になり「そうか…」と呟くと男は女の顔に左手をもっていき口元に
指がいやらしく触れる
「まぁ、俺ァどっちかっつーとそういう風のほうが好きだから別に構わねェけどな」
銀時はニヤリと妖しく笑う
「ほら早くしねェと銀さん辞めちまうぞ?」
さっちゃんは恥じらいながらも言われた通りに銀時のゴツゴツとした
男らしい手を掴み下着の上から自分の秘部へと触れる
クチュ―
「あぁっ!」
触れると同時にいやらしい音と女の思わずこぼれてしまった鳴き声が無音の部屋の中に響いた。
「凄ェー。なんでもうこんなになってるわけ?銀さんに教えてくんないかな?」
そういうと銀時は下着の上から女の秘部を上からゆっくりと撫でる
「はぁんっ!」
思わず身体が疼くが男はまた手を動かすのをやめる
「早く言わねェと続きやらねェぜ」
男の左手が女の顎をクイっと持ち上げた
「……ぎ、銀さんに………………から…」
「なに?聞こえねェな」
「銀さんに…好きな人に触れられてるから………です…」
さっちゃんは俯きながら顔を真っ赤にして男の手をギュッと強く握る
「…じゃあそのまま自分で撫でてみな」
男は女に強く握られた手を女の秘部に持っていく
「銀さんのいじわる…」
そういいながらも女は言われた通りに男の指を使って自分のしたいように動かしていく
「はぁあ…」
男は左手で女の胸を揉みほぐしながらコリコリと豊満な胸についている小さい突起物をいじくりまわす
「あぁっ!あぁん…」
女の鳴き声が部屋中に響き渡る
「あんま大きい声ばっかだしてると神楽が起きてくるぜ」
男が女の耳元でニヤリとする


892:銀さち11
11/09/01 23:58:47.02 WEzp8cA2
「!!」
その時、女は我にかえり手を動かすのをやめる
「神楽ちゃんいたの…?」
「ったりめェだろ。あそこの押し入れで寝てらァ」
「…銀さん…やっぱり…」
「いつ気づかれるかわからない状態ってのも興奮するよなァ」
「え?!」
「声、抑えろよ」
銀時は自分の指を女の下着の中に入れる
「まあ俺が我慢できなくさせてやるけどな」
そういうと女の中へとゆっくりと動かしていく
「あぁっん!」
まるで身体に電流が走ったかのように女の中が疼く
「声、抑えろって」
男の指が激しくなる
声がでそうになるのをさっちゃんは口を手で抑え声を押し殺す
「んっ…んっ!!…」
「オイ、手なんか使っちゃダメだぜ」
そういうと男は女の口元から手を離させた
「こ…声でちゃ……はぁっ!あっ…」
そんな女の声を無視をし男の指の動きは激しさをましていく。
「あっ!ああ!だ…ダメ…ダメ銀さん!や、やめて…」
「なんだ?やめていいのか?ん?」
男は今にもイキそうだった女の中から指を抜いた
「え…?」
「お前がやめろっつーたんだぜ」
「そ…それは…」
「続けてほしいか?」
男は耳元で囁いた。それに対して女はゆっくりと頷いた。それを見ると
男は女を再びソファーに押し倒した
「どうしてほしいか言ったら続けてやってもいいぜ」
男はいつものだるそうな眼差しで女を見つめた。


893:銀さち12
11/09/01 23:59:23.64 WEzp8cA2
恥ずかしくなった女は顔を横にした。
「……ほしい…です…」
「なァに?そんなんじゃわからねェよ」
「入れて…ほしい…」
「何を?それとこっちむいて話してくんない?」
女は銀時の方を見るが直視できないので腕で顔をかくす
「ぎ、銀さんのモノを私の中に入れてくださいっ……」
フッと男は口角をあげると上に着ている服を脱いだ。たくましい上半身があらわとなる。
ズボンを下にずらすと男は女の穿いている下着を脱がす。女は男のモノが腕の隙間から大きくなっているのが見える。自分でこんなになってくれている男を見て女は嬉しくなった。そしてゆっくりと男のモノが女の中に入っていく。
「んああっ!!!!!」
今までにない快楽が女を襲う。
それに男も眉をしかめた。
「んっ…」
思わず男から吐息がこぼれた。
そしてゆっくりと動かされていく
「はぁんっ…ああっああ!!」
もうさっちゃんはおかしくなりそうなくらい快楽に溺れていた
「もう…イっちゃ…ああん…イく…!!ああん!」
「おい早すぎんだろおま…っつー俺も…」
「はあっ…ああっ…」
「オイ、腕おろせ。顔…見えねェだろうが」
女が腕を下ろすと男が口付けてきた。
「ん……ん……!!」
舌と舌が絡みあう。今されているキスはどんなキスよりも気持ちが良い。
唇が離されると男の唇が女の耳元に向かう
「なぁ、さっちゃん……困ったことに俺達、結構相性がいいみてェなんだけど…」
銀時がそう囁くと腰の動きが激しくなっていく
「あああっ!!銀さん!!!!来て!もう…私…」
「口にだすからな…」
「あああん!!!!!!!イく…あっ!はあぁあん!!!!」
そして男のモノが女の口内へとだされる。
だしおえると男は女の口内の中に舌を入れ熱いキスをした。




894:銀さち13
11/09/02 00:02:10.50 0xDRARJy
―――――


「なぁ、なんで嘘ついた?」
銀時は突然話しを振ってきた。
「え?」
さっちゃんはなんのことだかさっぱりわからない
「ケーキだよ。前にオメェ持ってきただろ。納豆のせて」
弁当と一緒に持ってきた時にたしかに持ってきたことを思い出した。
「本当は全蔵の知人の誕生会なんてなかったんだろ?」
「え?!」
「…1日かけて作ったとか手紙に書いてあったけど嘘になるぜ」
「!!!」
「あのケーキ…手作りか?」
「…………」
「なんで嘘ついたんだ?」
「………から…」
「あん?」
「恥ずかしかったから…」
「!?」
「渡そうとした時、やっぱりもしまずかったらどうしようかと思って…。本当は弁当は渡さないはずだったのに何故だか床に置き忘れていて…。
でも弁当は食べてくれていたからよかったけど…」
「…ワリィことしたな」
「ぎ!銀さんが謝ることじゃないわ!!」
そしてさっちゃんがずっと思っていたことを口にした。
「……ねぇ、銀さん」
「んあ?」
「もしかしてケーキの代償で私と…その…………セックスしたの…?き、嫌われてる方だと思ってたから…」
さっちゃんは俯いた
「ケーキの代償?あぁーじゃあ今日の酒代でもいいか?」
「え…?」
さっちゃんは顔を上げ不思議そうな顔をしている
「なんだよ?……あんなの自然の原理だろ?あんなことされて何もしない奴がいたらお目にかかりたいねェ。
…あと今度はちゃんと食ってやるからまたケーキ作ってくれよ」
さっちゃんは目を丸くしていた。
「なんだよその顔わ。あ!納豆はのせんじゃねぇぞ!それと不法侵入じゃなくてちゃんとインターホン押せよな!
……まぁなんなら別にオメェん家に食べに行っても俺は構わねェぜ」
さっちゃんは今までにないくらいの笑顔で微笑んだ。
「銀さん…今日はありがとう。じゃあ…仕事頑張ってくるね。」
銀時は見送りすることもなくソファーに座って手をひらひらしていた。
「おい」
玄関に向かおうとしたさっちゃんに話しかけてきた。
「俺ァ、そっちの髪型の方が好きだぜ」
さっちゃんは銀さんを見ることもなく
「それじゃあ仕事行ってきます」
と満悦の笑みを浮かべ立ち去った
―終―



895:銀さち14(終)
11/09/02 00:03:19.83 WEzp8cA2
P.S.
「あー!!!!!本当に苦痛の日々だったわ。私が銀さんにその気がないふりをするのに…。
本当は銀さんに飛びつきたくてショーがなかったのよ!!!!!!
ふふふ…銀さんに積極的な女は嫌いと言われてからの私の行動は
全部銀さんを振り向かせるための計算だったのよ!!
押してダメなら退いてみろ♪男って…馬鹿な生き物…。
そのあとも今度は嬉しすぎて始末屋の仕事をミスしまくっているのは言うまでもない…。

―本当におしまい―


以上です。純情なさっちゃんもいいですがこういう色々考えて
行動しているさっちゃんも見てみたいなー的な感じでかきたかっただけですw
無駄に長文&読みずらかったかと思いますが読んでくださり
ありがとうございました。


896:名無しさん@ピンキー
11/09/02 00:33:33.45 iEv6/oGH
な、なげーよwけどエロが個人的に好みだった
さっちゃんの勝利ですな

897:名無しさん@ピンキー
11/09/02 21:09:00.18 +47oWyRK
これはひどい自演劇
チラシの裏どころかてめーの家の古びた畳に書いてろレベル

898:名無しさん@ピンキー
11/09/02 22:39:56.40 YQWHYT0l
グッジョブ!

899:名無しさん@ピンキー
11/09/02 22:49:45.75 TDltHWpx
GJ!銀さち読みたかったから嬉しい!

900:名無しさん@ピンキー
11/09/03 06:19:28.82 rXXjl/j0
グッジョブ
銀さち好きだから嬉しい
自分も銀さち書きたくなった

901:名無しさん@ピンキー
11/09/03 20:04:54.68 J0o37pff
>>882
GJ!

今日新巻買ったけどフミ姐はエロパロ的においしいキャラだなぁwww


902:名無しさん@ピンキー
11/09/05 00:40:47.45 +HVhYcEl
桂×幾松考えてるんだがどう考えてもエロなし純愛にしかならん

903:名無しさん@ピンキー
11/09/05 01:46:43.30 oT5BHT1l
しかし最近SS書く奴がいないな

904:名無しさん@ピンキー
11/09/05 03:07:00.17 vdZKpsFx
ほぼ一年ぶりに来て見たら
好きなクリ責めがかなりあって超良かった
職人相変わらず凄いな

905:名無しさん@ピンキー
11/09/05 05:26:09.50 JSpixG+j
桂幾とか土ミツはガチ過ぎて逆にエロハードルが高くなるジレンマ


906:名無しさん@ピンキー
11/09/05 12:21:29.19 VjfJcjIu
そう考えると坂本陸奥、高杉また子あたりはお手軽なんだな
あと銀さん絡み

907:名無しさん@ピンキー
11/09/05 20:16:45.50 avDCjt3X
>>904
ねっとりみっちりクリ責めとかいいよな

908:名無しさん@ピンキー
11/09/05 20:33:33.92 /xE6VroT
>>905
は?ねえよ

909:名無しさん@ピンキー
11/09/05 21:59:14.53 jRGA6m3X
接点がないけど、以前投下された高妙が好きだったな。

910:名無しさん@ピンキー
11/09/05 22:04:47.44 gdbhCLX8
最近まで忙しくてアニメとか溜め込んでたのをやっと余裕が出たので一気に見たんだが、
丁か半かのまた子が可愛すぎたので思わず高また書いちまったw近いうちに投下できるといいなぁ…

911:名無しさん@ピンキー
11/09/05 22:34:28.86 8QKvWw1I
クリスレあるぞ




新刊読んだが、ジャンプはあの露出狂元カノおkなのかw

912:名無しさん@ピンキー
11/09/06 12:21:15.07 KiFKTEjk
高またやっほーーい
待ってます

913:名無しさん@ピンキー
11/09/06 18:07:29.47 KT0l8E3y
しかし職人がいないスレで誰が書き込んでいるのか

914:名無しさん@ピンキー
11/09/06 20:33:15.20 L1jPf+is
>>913
いつもの人、あげ保守お疲れ様w


高妙はなぜかエロスが感じられる

915:名無しさん@ピンキー
11/09/06 21:17:36.26 qv8TSqF9
>>910
また子好きだから投下楽しみにしてます

916:名無しさん@ピンキー
11/09/07 15:36:13.57 thUPIJDU
だれか神威とまた子書いてください
高また楽しみですなあ

917:名無しさん@ピンキー
11/09/07 15:38:32.84 OPcP5AdN
しかしもう5年経過するものの職人が全く現れないな

918:名無しさん@ピンキー
11/09/07 15:49:49.80 SajQDZP8
>>917
定期ageと保守いつも乙です

919:高また1
11/09/09 00:05:07.38 54ey/da5
 現実の輪郭が滲む。
 虚無はすぐ隣に張り付いて、今にもまた子の芯を折ろうと嘲笑っているのが分かる。
無論そんな分かり易い呼び声に負ける筈はないが、月が煌々と輝く夜空の下、下肢の痛みを堪えながら息を切らせ這うようにして帰営しようとしている己の姿を思い浮かべれば、惨めさに涙が零れそうになった。
 チンピラ風情などには負けぬ実力がまた子にはある。大人数での大立ち回りを少人数で潜り抜けた経験もある、捕らわれた事とて初めてではない。捕らわれて痛めつけられただけで済んでいた今までが、むしろ幸運だったのだろうか。
 まさか自分が、捕らえられて陵辱の対象になるなどと思ってもみなかった。否、そういう卑劣な手を取る輩がいるのであろう、という予想は頭の中ではしていた。
しかし、まさか自分がそういった目にあうはずはないと頭のどこかで思っていたのだ。そしてそういう役回りは、捕虜として捕らえられたか弱い女なのだろうとも。
 否が応でも突きつけられた圧倒的な「力」の差。「力量」ではない単純明快な「力技」としての差に捻じ伏せられるなどと、まさか鬼兵隊の幹部を張っている己の身に振りかかるとは。
 だがそれは全て過信だったのだ。全多方面での危機を予測して乗り込むべきだった、敬愛し想い慕うあるじの野望が成就される前に斃れる訳にはいかないと思い続けてきたというのに。
「……晋助さま」
 想う彼の名を口にした途端、堪えていた涙が決壊した。鬼兵隊幹部としてではなく、ただの女としての部分が受け入れがたい現実に打ちひしがれている。
 しかし、停泊している艦(フネ)が見えてくると涙を拭い唇を噛んだ。この醜態、誰にも感づかれてはならない。背筋を伸ばすと、また子は甲板にいる見張りに帰営の合図をした。


920:名無しさん@ピンキー
11/09/09 00:06:47.26 54ey/da5

*****

 艦内は静まり返っている。足音を忍ばせ自室へ一歩、また一歩と近づくごとに感情が解けていくのがよく分かった。
早くシャワーを浴びて身体中にこびり付いた臭いを取り去ってしまいたい、何よりも身体の奥深く放たれた毒を掻き出したい…。
 先刻までの光景を反芻すれば、吐き気に襲われて思わず廊下に蹲った。
「っ…」
 下卑た男共の嘲笑う声が鼓膜に蘇る、伸びてくる手、容赦なく突き入れられる雄。反芻すればするほど、額に脂汗が滲んでくる。
ノイズとして蘇る音や感覚がまた子の身体中を覆いつくそうとしていた。湿った地下の空気までが鼻先にまで迫っている、気持ち悪さに意識が揺らいだ刹那。
「おい、来島」
 ぱちん、と霧散した幻影。顔を上げれば、闇よりも濃い存在として立つあるじの姿が在って、また子は一瞬呼吸を止めた。
「晋助、さま…」
「何やってんだ、報告はまだかよ」
「あ…」
 しまった、先に高杉の所へ報告に訪れるのが先であったのだ。我が身のことばかりに捉えられていたことを恥じ入ったまた子は、壁に縋るようにして立ち上がった。
「報告遅れて申し訳ないッス…目標の首魁以下全員、皆殺しにしたッス」
 報告に虚偽はない。また子を蹂躙して満足気にしている男共の頭をぶち抜いている。
「そうか。これであの辺りでの『商売』もやり易くなるってもんだ、ご苦労だったな」
 たった一言の労いの言葉で泣きそうになるだなんて、どうにかしている。狂おしいほど彼を慕っているこの感情がなければ、ここまで喰らいついてはいない。
「じゃ、じゃあ私これで…」
「なァ、一杯付き合えよ」
「は…?」
「なァに、俺の部屋だ。面倒はあるめぇ」
 また子の返答など聞きもせず、高杉は先に立って歩いて行ってしまう。無論それはまた子が拒否をするなどとは思ってもなかろう、しかし今夜だけは固辞しなくてはならない。
高杉の前で醜態を曝すことは恐怖であり、そして恥なのだ。何より、平静でいられれる自信は全くと言っていいほどない。
「あの、晋助さまっ…今夜は、ちょっと…」
 離れていく背に声を掛けると、顔だけで振り返った相手が僅かに小首を傾ぐ。ピンクのスカートの裾を握り締めて、また子は言葉を繋げた。
「ありがたいっスけど、ちょっと具合が悪いんっス…すみま」
「お前の具合が悪いなんぞ、明日は雪でも降るんじゃねェか?」
 言い終える前に言葉を遮った高杉が喉奥で笑う。続きを言えずにいると、こちらに戻ってきた高杉はまた子の手首を突然掴んだ。
「!? 晋助さ…」
「とりあえず話聞かせろ、今後何か支障があったら困るからな」
 低い声に恐怖で背筋が粟立つ。翡翠の右目に何もかも見透かされているようで、拒否もできぬままのまた子は高杉に手を引かれたまま彼の居室へと引っ張り込まれた。


921:高また3
11/09/09 00:09:04.66 54ey/da5

*****

「いつまでだんまりしてるつもりだ、てめぇの口は飾りじゃねぇだろ?」
 開け放たれた障子の向こうに広がる夜空に浮かんでいた月は、どうやら厚い雲に覆われているらしく、うっすらと月光が雲の輪郭を浮かび上がらせている。
紫煙を燻らせる相手の表情は、弱く灯した蝋燭の明かりも相まって余計剣呑に見えた。…どこの女が恋い慕う相手に強姦された、などと言えるだろうかとまた子はただ唇を噛む。
「お前、マワされたな?」
 唐突に言われ、僅かの間相手の問うた意味を咀嚼しかねて唖然としてしまった。そして問いの中身を理解した途端、己の呼吸と室内の空気が一気に固まる。
平坦な声で核心をついた高杉は紫煙を吐き出し、気怠げに肘置きに凭れかかった。
「ち、違…」
 慌てて首を振るが、表情に平静を貼り付けられていないことはまた子自身がよく分かっている。確信を得たであろう高杉は、なんでもないことのように言葉を次いだ。
「なに、よくある話だろう。とはいえ…」
 一旦言葉を切った相手は、また子の内心までを見透かすように右のまなこを細めた。
「鬼兵隊の幹部張ってる奴の失態にしては随分と粗末だとは思わねぇか」
 …高杉の叱責は尤もであろう。女という以前に、己は鬼兵隊の一員である。一点の落ち度もあってはならぬのだ。しかし。
「っ…」
 まだ受け入れることなど出来ていない現実を、誰より思って止まぬ高杉に突きつけられて涙が零れ落ちる。彼との関係が発展する未来など、予想すらしたことがなかった。
それは無論鬼兵隊という枠の中だけで構築されるだけの関係だと諦めていたからだ、それでも。
「っ…ひっ…く…」
「…来島よォ、てめぇに泣かれたらまるで俺が悪者みてぇじゃねェか」
 決壊した涙腺は、後から後から涙を押し出してくる。正面から高杉の顔を見ることはできず、また子は手の甲で涙を拭いながらようよう声だけは押さえつけ顔を反らした。
「すいません…私…」
 泣き顔を見られたくないと思って顔を背けたのだが、呆れたような溜め息が聞こえて益々居たたまれなくなる。
高杉に否定されたら最後、何を主柱に据えて生きてゆけばいいのか分からなくなってしまう。
「まァ、てめぇの嘆きは分からない訳じゃねェがな。それとこれと話は別だ。…仕置きが必要、だな」
 かん、と灰を落す音が聞こえて視線だけを上げる。すると、口の端を吊り上げた高杉が冷たいまなこのまま愉しげな声色で宣告を下した。
「てめぇで穴穿って見せろ」
「え…?」
 唖然としているまた子に呆れるかのように舌打ちをし、高杉はちぎりを丸めながら苛立たしげに言葉を次いだ。
「中に出されたモノ、掻き出して見せろって言ってんだよ」
 …これは、鬼兵隊という組織の幹部という位に甘えていた己への罰なのだろう。言葉を紡げぬまま居るまた子をじっと正面から見詰め、高杉は小首を傾いだ。
「…来島よ、お前は誰のモンだ?」
 問いに答えられぬのは、恐怖が勝っているからだ。視線に射殺される…そう思うのに、恐怖と混じり合うのは場面にそぐわぬ温い色をした感情で、また子は震える唇を必死に押し堪えて声を出した。
「私は、…晋助さまの、モノ、っス…」
「…ふん…ならてめぇがやるこたァ一つだ。…そうだろう?」
 搾り出した回答にさして興味もなさげに一笑に付した高杉の視線に促され、唇を噛み締めながらまた子はそろりと脚を開く。羞恥心で身体中が千切れそうになりながら、ショーツをゆっくりと脱いだ。

922:高また4
11/09/09 00:14:24.43 54ey/da5
「っ…ぅ…」
 視線で舐られる、というのはこういうことだろうか。心から慕い、敬愛して止まない高杉の視線が、己の下肢に注がれている。
袷を寛げ、胸の先端を弄りながら右の指で下肢に触れた。
「んっ…」
 …視線を感じる。冷たい、刀のような視線だ。
無言が支配する空間は重苦しくまた子の心を苛んでいるというのに、しかしそれと同時に身体の芯がとろりと淵を失い始めていた。
「ん、ぁっ…」
 自慰のやり方を知らぬほどおぼこではない。眼前の相手を思いながら何度か自身を慰めたこともある、
とはいえその相手の前で自慰を強制されるとは予想だにしていなかった。
 硬くなった胸の尖りを押し潰し、指の腹で捏ねる。すると滲んできた蜜はあっという間に量を増し、陰唇全体を濡らした。
「あ、ぅんん…」
 くちくちと聞こえてくる音に頭が沸騰する。
短い息を吐きながら、浅いところを擦り続けているがやはりまだ恥ずかしさが勝っていてその先を越えられない。
すると、向かいから舌打ちが聞こえてきた。
「撫でてるだけじゃあ出てこねぇだろ」
「っ…」
 ぬめった肉の外側ばかりを撫でているのまた子に焦れたのか、高杉の声が飛んできたのだ。
ぎゅっと目を閉じ、覚悟を決めると中指を埋めた。
「は…! っ…」
 淫核よりもずっと奥まで指を埋め、肉の壁を擦りあげる。
ぐちぐちと濡れた音を立てながら蜜は溢れ出し、指の根元まで垂れているのが分かった。
「あ…ぁ…!」
 見られている。先程までは羞恥心が勝っていたというのに、一旦指を入れてしまえば理性は脆くもあっという間に瓦解し、
もっと視線で嬲って欲しいとさえ思い始めている。上下に抜き差しすると、こぽりと愛液が溢れ出した。
「ふ…あァ、あ…」
 被虐心が勝りはじめ、薬指をも入れれば益々満たされる。
上下に、左右にと指を動かし、胎内奥深くに放たれた毒液を掻きだす光景を想像しながら、必死に指を使う。
合間にぷっくりと屹立したクリトリスを撫でれば、背筋を走る快楽は掻き混ぜることの比ではない。
くにくにと指の腹で弄っていると、包皮の皮が剥け、充血した核が顔を出した。
「は…あァ…あっ、ふ…!」
 羞恥心も超越し、先刻までの恐怖心と不快感をも彼方に放り出した己は只の雌だと自覚すれば、
それすら快感の奈落に堕ちるだけのスパイスになる。
「おいおい、俺は『てめぇで中のモンを掻き出せ』と言ったんだがなァ?」
 うっすらと目蓋を上げた先に座す高杉は、愉しげに目を細めながら頬杖をついている。
その視線は弱者を嬲り殺すときのそれだ、凶器のような視線にすら欲情して、また子は熱い吐息を吐いた。
「しん、すけさまァ…」
「…まるで発情期の雌犬だな。仕置きにもなりゃしねェ」
 くつりと喉奥で笑いながらも己が名を呼びながら乱れていく姿に気をよくしたのか、
間合いを詰めてきた高杉は挿入しているまた子の指を左右に開かせた。
「んあ…!」
「まぁいい。首魁を始末したてめぇの努力は買ってやる。手伝ってやるからそのまま拡げてろ」
 拡がった入り口から、もう一本の指が浅く挿入される。入り込んできた高杉の指は、また子の淫核だけを柔く擦り上げた。
「んあァァ…!」
 反射的に閉じかける脚を大きく開かされ擦られる、剥き出しになった淫核は擦られ押し潰され、また子はびくびくと畳の上で身体を跳ねさせた。
「あ、あ、あ…しん、す…さま…あ、あ、駄目…イクっス…ぅ…!」
 あっさりと果てを見たまた子の膣口から、勢いよく蜜が飛び散り畳を汚していく。
駆け上がった絶頂の余韻に浸っていると、突然身体をうつ伏せにひっくり返された。

923:高また5
11/09/09 00:16:55.28 54ey/da5
「クク…僅かだが残ってるぜ、臭いやがる」
 耳元で言いながらまた子の眼前に愛液のこびりついた指をちらつかせる。
間近でダイレクトに聞こえる低音は子宮に響き、果てを見たばかりだというのにまたしても芯が疼いてしまい恍惚の予感に戦慄いた。
「おい、聞いてんのか」
「ん…! ぐ…!」
 すると、不機嫌な声と共に突然口腔にそれを突っ込まれて目を見開く。
容赦なく咥えさせられる指は舌を押し潰し、息苦しさに畳に爪を立てた。
「よォくしゃぶってみろ、味が残ってンだろ?」
「う…えっ…ぐ…」
 嘔吐くまた子に構うことなく指を突っ込み続けながら、空いた手で腰を掴まれているのが分かる。
そして開ききった挿入口に硬く滾った楔を押し当て、円を描くように入り口を嬲りはじめた。
 不快感と直接与えられぬ快感のもどかしさに苛まれ、脳が霞がかったような錯覚に陥る。
抵抗しても無駄だと相手の手首を両手で掴み、素直に舌を這わすとつぷつぷと肉の壁を楔が掻き分けながら入り込んできた。
「ん…ん…」
 破瓜の痛みは既にない。無理矢理開かされた部分が痛むことは否定できないが、充足感のほうが勝っていた。
ぬめった内壁が肉楔を包み込み、奥へ奥へと導いている。やがて子宮口と亀頭の先端が触れると、やっと口腔から指が引き抜かれた。
「ん…晋助、さま…」
 下腹部に力を入れ、挿入された楔の形を思えば恍惚とする。
膣内を満たす質量が与えてくれる圧迫感すらいとおしい、ゆっくりとした抽送が開始されると苦しさに首が反った。
 目を閉じて神経を身体の内部に集中させると、まるで内部の肉を逆撫でするように動く肉楔の形や硬さをつぶさに感じることが出来る。
身体の奥底から滾々と溢れてくる熱に翻弄され、また子は畳に縋りついた。
「あ、あ…んっ…」
 先刻までの苦痛などもう感じられはしない。繋がった部分は酷く熱く「生」を生臭く伝えている。
 一旦入り口近くまで引き抜かれ、満たされたばかりの洞は空洞になってしまった状況に満たされず、自然と腰が揺れた。
「あ、や…しん、すけさま…」
「口に出さねぇと分からねぇぞ?」
 低い声に笑われて唇を噛む。その間もカリは裸になった淫核を擦りつづけ、物憂げな溜め息を洩らすと突然臀部に破裂するような痛みが走った。


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