ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α10at EROPARO
ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α10 - 暇つぶし2ch342:名無しさん@ピンキー
11/04/04 22:56:09.78 +8lghOjw
「マスター、起動しましたよー」
「へーい。・・・本当にそのまま起きてくるか」

視界がはっきりしない中、見知らぬ男性が話しかけてくる。
「どうだ、自分の名前が言えるか」
「なまえ・・・」
記憶を探る。しかし、情報がうまく引き出せない。
「私は、・・・?」
深層に検索をかけるが、データは空のものばかり。
「・・・わからない」
「最適化の途中なんじゃないのか。起動したてにあんまり無理するもんじゃねぇよ。
憂いを無くすつもりで、データもここに来る前にあらかた抹消済だろうし」
「そのあたりの復元は無理そうです。でもこれだけ大胆な処理をされてたのに、よく稼動しましたね」
若干明瞭になった視界の隅の方、若い女性が見えた。
センサーの識別によれば、彼女は人間ではないらしい。

「ここは、どこなんですか」
「とある田舎の町工房、って所か。しかしアンタ、本当にマスター、いないんだな」
「マスター?」
「私達のようなオートマタには仕えるべき存在がいるはずなんです、
個人か企業か、あるいは国家の場合もありますね。個人所有型であれば、
起動時に何らかの登録動作が必要なはずです。マスターのいない、
存在意義を失ったオートマタは通常存在できないはずなんですけど」
「そう、なんですか」
自分は特別らしい。けれどその思考は随分古いもののように思えた。
「一応、事情はある程度知ってるんだけどな。
アンタを縛れる物は動力源とメンテくらいしかない。その2つはここで面倒を見れるし、
それも依頼の内。他は自分の好きにしていい。どうする?」

「私は―」


前のレスの設定で頑張ってみたけど爆死した 厨二設定書き連ねる方が楽だったワァー


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