ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α10at EROPARO
ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α10 - 暇つぶし2ch238:名無しさん@ピンキー
10/12/28 00:42:13 WCL62g2b
以下の内、このスレの住民にとって一番辛いのって何だ

1、長年連れ添ったメイドロボが事故で自分を庇って大破→再起不能
2、長年連れ添ったメイドロボが事故で自分を庇って大破→古いモデルでパーツが足らず、新型筐体に。新機能の殆どに対応していない旧式AIが、自身と身体の不一致から暴走・自壊。
3、長年連れ添ったメイドロボが事故で自分を庇って大破→完全修復したもののデータが全部飛んで初期化、全く同じ型の他人として、義務的に接してくる。
4、長年連れ添ったメイドロボが事故で自分を庇ってくれずに大怪我→病院のベッドで「これで、ずっと一緒に居られますね!」
5、長年連れ添ったメイドロボが起こした事故に巻き込まれて大怪我→病院のベッドで「うわーーんごめんなさいマスター!わたしのせいでっとととととと、きゃーーー!」大事な管が外されてチーン。
6、長年連れ添ったメイドロボがどうみてもカリフォルニア州知事

239:名無しさん@ピンキー
10/12/28 09:55:15 Tju6tDGD
>>238
すべて美味しく頂けますがなにか?

240:名無しさん@ピンキー
10/12/28 10:56:47 Doeu/KmL
ですよね~

241:名無しさん@ピンキー
10/12/28 11:08:52 XTgAtU2e
最後待てw

242:名無しさん@ピンキー
10/12/28 12:42:02 f6zlQ7Q/
7、長年連れ添ったメイドロボが事故で自分を庇って大破→特殊モデルでパーツが足らず、新型筐体に。新機能の殆どに対応していない旧式AIが、自身とどうみてもカリフォルニア州知事の外見の不一致から暴走

243:名無しさん@ピンキー
10/12/28 22:53:46 4awSS74J
最後のは娘じゃないだろ・・・! と思ったら姉妹スレじゃなかったのでセーフだった。
とりあえず全部いけそう。

244:名無しさん@ピンキー
10/12/28 23:00:00 6NeGmlzB
8、長年連れ添ったメイドロボと仲良く轢かれてチーン。しかしその意識はメイドロボのAIに移植され、少女の身体に心がふたつ。

245:名無しさん@ピンキー
10/12/28 23:04:35 EdrywdWg
>>242
可愛らしいガワが吹っ飛んだらターミネーターの中身みたいなのがボロリと出てくるメイドロボもいいな

246:名無しさん@ピンキー
10/12/28 23:56:57 oF9BKF4/
9、長年連れ添ったメイドロボが実は男の娘だった

247:名無しさん@ピンキー
10/12/29 00:31:15 kcXiVFDd
>>246
なにそのご褒美

248:名無しさん@ピンキー
10/12/29 01:44:05 Bv3/1IwU
褐色肌のショタロイドにメイドコス着させて買い物行かせたい。
疑似ペニスを携帯からの信号でいつでもエレクちおんさせられるようにして、メイドショタロイドが女性下着売り場の前に来た時にスイッチオン。
恥ずかしさの余りその場にへたり込んで、フリルスカートのうえから必死に股間抑えるショタロイド。

気付いた女性店員(実は精巧に作られたガイノイド)が近づいてきて「どうかなさいましたか?」って聞くと、ショタロイドは「ご、ごめんなさい……ボク、その……」ってカクカク震えながら謝りだす。
疑似オニンニンがエレクちおんしているのに気付いたガイノイド店員は、事情を察して「持ち主の方の悪戯ね?大丈夫、信号の届かない部屋があるから、そこで細工を解除してしまいましょう」と言ってスタッフルームに連れて行く。

薄らと邪な笑みを浮かべながら、後ろ手でドアのカギを描けるガイノイド店員。
電気棒片手ににじり寄りながらニコニコ。

「ダイジョーブ、痛くしないから!ね!」
「やだーー!やだーー!助けてマスター!」
「ダイジョーブ!音も外に漏れないからね!痛いのは最初だけだから!」


続き頼んだ。

249:名無しさん@ピンキー
11/01/01 15:58:55 dRGgab6F
>>248
ガイノイド店員さん、萌えっ

250:CWGに口づけを
11/01/06 03:27:06 stHpZ8ux
スコープを覗く。
少女が一人、小型の電探を背負って辺りを見回している。
「敵発見。数一、ライザモデル。装備からして偵察兵と判断。指示求む。」
偵察兵は面倒だ。人形は特に。
こちらの位置をある程度掴んだ上での偵察か、破壊させて場所を割り出す囮か区別できない。
『近々ミラージュの侵攻が有るらしい。その下調べだろう。手早く撃ち抜いてやれ。』
やれやれ。簡易偵察なら、ラジコンで充分だろうに。
引き金を引く。
二桁行くか行かないかの小娘の頭が爆ぜ、金属や半導体を撒き散らして地面に倒れる。
ラジコンと同じ物を撒き散らして、人型をした物が倒れる。
何度撃ち抜いても慣れない、奇妙な違和感。
「頭を撃ち抜いた。後続無し。引き続き警戒する。」
『了解。後続が来たら連絡して下がれ。歩行戦車の部隊を送る。』
戦場の主力が人形と歩行戦車になっても、人間の歩兵は不要にならない。
人と同じ思考能力の人形は、歩兵十人分の働きをして歩兵千人分の金がかかる。
「…マスター。せめて、AIを避けるとかはできないんですか?」
…最も、ソレは戦場でと言った条件を付けた上でだが。
「ジャイロを撃っても下手すりゃ自爆するし、他の部位を撃っても止まるまでは時間がかかる。AIが一番マシだ。」
俺の相棒であるコイツは、クレストのエリスモデルだ。
すっかり旧式の癖して、優秀な学習機能はコイツに悲しいくらいの人間臭さを与えた。
「でも、きっと自爆しない可能性だって…」
それも、狙撃屋の相棒には不釣り合いなお人好しな人間臭さを。
敵であっても、自我のロクに無い軍用の人形であっても、コイツは同情しちまうらしい。
コイツのAIの基礎設定組んだヤツを殴りたくなるような優しさである。
「狙撃は1ショット1キル、悪くても2ショット1キル。ソレで仕留めなきゃヤバいんだ、加減なんてできない。」
神様。アンタを恨む。
心優しい俺の相棒は、俺が銃を撃つといつもこの会話を繰り返す。
優秀な学習機能もコレだけは学習してくれず、俺は何時も咎めるような視線と涙声での懇願を受けるんだ。
「もう、こんな仕事辞めて都市に帰りましょうよぉ。マスターならきっと他の仕事も…」
そうして、俺は何度繰り返したか分からないいつもの答えを返す。
「お前と結婚できる日が来たら、考えてみるさ。」
それが現実になる事を祈りながら。

ネタが湧いたので即興で書き上げた。
近頃やっているゲームとやや世界観が被ったが許してほしい。
…熟成させた方が良かったかな。

251:名無しさん@ピンキー
11/01/06 03:33:47 ZIDb0e7+
大変結構でございます
書き続けながら熟成するのも宜しかろうと
つきましては是非続きをですね

252:名無しさん@ピンキー
11/01/11 20:49:18 mwpkneiL
NHKクローズアップ現代 1/12 19:30~19:58
アンドロイド“人間らしさ”の追求
URLリンク(cgi4.nhk.or.jp)

253:名無しさん@ピンキー
11/01/12 17:42:59 4Ud5UDTN
お前と結婚できる日が来たら、考えてみるさ。・・・か、主人公、かっこいい^^

254:名無しさん@ピンキー
11/01/23 03:16:44 f4kw2Ghp
保守

255:雲流れる果てに…8 ◆lK4rtSVAfk
11/01/24 18:13:40 rbUjHWMh
 僕は反則スレスレのブロックで8、9位を押さえ込み、順位をキープしたままホームストレッチを駆け抜けた。
 そのまま第1チェックポイントを兼ねたゲートを潜り、公道コースへと入り込む。
 ここからはエンジンパワーに左右されないテクニカルコースが続く。
 下手に馬力に頼ろうとすると─ミラーに映った後続2台のようにパワーを持て余して振り回される。
 パワーに対するスタビライザーの強化不足が原因で、ケツが流れ気味になっているのだ。
 とは言うものの、僕の乗るビアンカも燃料噴射や点火タイミングの狂いから本調子が出ていない。
 特に加速不足は致命的で、一旦エンジン回転を落とすとなかなか吹け上がらない。
 そのため車体を横滑りさせ、パワーバンドを維持したまま機首の向きを変えるスライド走行を強いられる。

 これだと視界を広く取れるため、ブラインドコーナー続きのコースじゃ有効ではある。
 しかし、体に掛かる横Gが半端じゃないから、疲労は著しく蓄積していく。
 救いと言えば、後席のシズカがケロッとしていることくらいか。
 つか、彼女が制御コンピュータとしてまともに機能してくれたら、こんな苦労をしなくてもすむのだ。
 こうなったら、特機隊の訓練で身に付けたテクニックをフルに発揮して頑張るしかない。

 いつ事故ってもおかしくないようなコーナリングを続けていると、ようやく赤いプースカのテールが見えてきた。
 コリーン嬢もこのテクニカルコースに手を焼いているようで、追い抜くにはまたとないチャンスである。
 レディファーストの精神は嫌いじゃないが、レースではそうも言ってられない。
 第一、手を抜いたりしてはコリーン嬢に失礼だし、かえって怒らせてしまうだろう。
 振り返るたびにリアウィンドウ越しに見えるご尊顔にも、かなり苛立ちの色が滲んでいるようだし。
「クロー……さっさとブチ抜いて……」
 後席からシズカが煽ってくるが、ここは冷静に抜きどころを見極めないと。

 コリーン嬢のバックに取り付いて様子を窺っていると、Rの小さなコーナーが近づいてきた。
 道幅も充分だし、ここならアウトからパスできる。
 コリーン嬢が制動を掛けると同時に、僕はアクセルを吹かしてアウト側から被せていった。
 ボディを極限までバンクさせて遠心力を緩和させる。
 上手くスライドが決まり、クリッピングポイントまでにプースカと横並びになる。
 やった、と小躍りしかけた次の瞬間、僕の心臓は凍りつきそうになった。
 イン側にいるコリーン嬢がニヤリと笑ったと思うと、強引に幅寄せしてきたのだ。

 彼女にしてみれば、ずっとこの機会を待っていたに違いない。
 自分に恥をかかせた僕たちを葬り去ろうと、チャンスを窺っていたのだ。
 横Gの掛かっていたビアンカはあっさり弾き飛ばされ、頑丈なガードレールに激突した。
「オーッホッホッホッホッ。ごめんあそばせ」
 高笑いを残し、コリーン嬢のプースカは走り去っていった。


「シズカ……大丈夫か?」
 僕はふらつく頭を巡らせて、背後のナビゲーターシートを確認した。
「問題ない……それよりクロー……頭から血が……」
 当然のことながら、アンドロイドのシズカは無傷だった。
 この娘さんときたら、至近距離からロケット弾の直撃を受けても平気なのだから。
 それでも、事故ったのはドライバーである僕の責任だから、同乗者が無傷なのは何よりもありがたい。

256:雲流れる果てに…8 ◆lK4rtSVAfk
11/01/24 18:14:44 rbUjHWMh
 続いて僕はコクピットを降り、ビアンカの点検に移った。
 その横を、もの凄いエグゾーストノートを残し、後続車両の集団が駆け抜けていく。
 せっかくタイムを稼いでいたのに、これでビリになってしまった。
 何とかレースに復帰し、ここから巻き返さないとビッグ・ベンを止めることはできない。
 それに早く次のチェックポイントを通過しないと、失格になってレースの参加資格そのものを失ってしまう。
 ビアンカのボディを点検すると、左のスラスターが微かに擦過していたが、内部メカには異常は無いようだった。
 よし、これならレースを続けることができる。

 ドライバーシートに乗り込もうとしたら、シズカが熱っぽい目で僕を見詰めていた。
「クロー……自分より……シズカを心配してくれた……やっぱりクローにとって……シズカが一番……」
 はあ?
 同乗者を気遣うのは、運転手として当然の義務だろ。
 何をそんなに目をウルウルさせているのやら。

 呆れながらコクピットに入った僕だったが、今度はこっちが感激してウルウルくる番であった。
 なんとAIシンクロ率は100パーセントを超え、メーターを振り切っていたのだ。
「シズカ君。いよいよやる気になってくれたのか」
 これならオリジナルの性能を上回るポテンシャルを引き出せそうだ。
「シズカ……やる……あの性悪女に追いついくから……クロー……是非お仕置きを……」
 いやいや、性格の悪さでは君だって負けていない。
 それは置いておいて、とにかくレースに復帰しなくては。

 とは言っても、今からじゃまともに走っていては、とてもじゃないがトップグループに追いつけない。
 ここからはヘアピンカーブが連続するつづら折れになっていて、おいそれとスロットルを開けないのだ。
 路外は急峻な崖になっていて、コースアウトは即リタイアを意味する。
 しかし、ここを一気に駆け下りることができたら、ショートカットでかなりの時間が稼げるのではないか。
 幸いなことに、この辺は植樹されたばかりの人工林だから木々も疎らだ。
 少々危険だけど、冒険してみる価値はあるだろう。

「よし、シズカ。ちょっと揺れるけど、行くぞっ」
 僕は意を決すると、アクセルを目一杯踏み込んでガードレールを乗り越えた。
 途端に機首がガクリと落ち、ビアンカが急降下を開始した。
 いきなり大木が目の前に迫ってくる。
 僕は左のバーニアを吹かし、ギリギリのところで大木を避けた。
 安心する間もなく、ケツが浮き上がって機首が地面に突っ込みそうになる。
 シズカのお陰で姿勢制御機能が働き、自動的に尾部のダウンフォースが有効になった。
 機首が上がり、機体が地面と平行を保つ。
 実際には45度以下の斜面なのだけど、感覚的にはほとんど垂直落下も同然だ。
 何度も死ぬような目にあいながら降下を続けると、ようやく山麓に到着した。

 大きく蛇行した道路を直線で貫くワープ走行が功を奏し、かなりの時間を稼げた。
 コースアウトはしたが、前後2つのチェックポイントはきっちり通過しているから、規定上は反則とはならない。
 これをルールの不備だと、主催者を指弾するのは酷であろう。
 今のようなキ印じみたコース取りは、まともなレース関係者の想定外なのだから。
 僕をズルイと責めるのなら、他の選手も同じことをすればいい。
 たとえもう一度やれと言われても、僕は遠慮させてもらうけど。

257:雲流れる果てに…8 ◆lK4rtSVAfk
11/01/24 18:15:46 rbUjHWMh
 なんにせよ、麓に辿り着いた時、僕は2位に浮上していた。
 チェックポイントで得た情報では、先に通過していった車はUMワークス1台のみだ。
 僕は一か八かの賭けに勝利したのだった。
 ここからはパワーさえあればどうにでもなる、対面4車線の沿岸周回コースだ。
 幸い復調なったシズカのお陰で、ビアンカのパワーは最大限に引き出せる。
「400……450……500……」
 アッと言う間に愛機RX9の最高速度である時速470キロを超える。
 レシプロ戦闘機並みの速度を地表スレスレで出すのだから、体感速度ときたら恐ろしいほどだ。
 上空にいる報道ヘリも、今のビアンカにはついてこれない。
「……550……600……」
 遂に僕も経験したことのない別次元の速さに突入した。
 それでもスタビライザーの働きで揺れは少なく、機動は驚くほど安定している。
 流体力学の粋を集めた機体設計なのだ。
 あのニーノ・ダイナって女子大生は天才に違いない。

 緩やかなカーブの海岸線をフルスロットルで駆け抜けると、長いストレートの先にUMワークスのプースカが見えてきた。
 完全自動のロボカーだが、パワーはビアンカの方が強いようだ。
 これなら直ぐに追いつける。
 最初からシズカが本気を出していてくれたら、僕もこんなに疲れることはなかったろうに。
 そう考えるとなんか釈然としない。
 褒めるべきか怒るべきか、複雑な思いに駆られていると、シズカがポツリと呟いた。
「確か……この先に……トンネルがある……長さは5.2キロ」
 なるほど、ビッグ・ベンが現れるならそこだ。
 上空のヘリから死角になる場所といえば、トンネルの中だけだから。
 警戒されずに待ち伏せするには、またとない絶好のポイントなのだ。
「よし、トンネルに入るまでにUMロボカーの前に出る。そしてベンと対決するんだ」
「分かってる……大事な…大事な……アタックチャンス……」

 トンネルまで5キロの地点で、僕たちは遂にロボットプースカに並んだ。
 一気に前に出ると、ロボプーがサッとスリップストリームに入ってきた。
 機械のくせに生意気な─と言うより、妙に人間じみていて不気味である。
 だが、これこそ僕が待っていた通りの動きだったのだ。
 ロボプーが真後ろに取り付くと、僕はフラップを開いてエアブレーキを利かせた。
 速度が落ちると同時に、ロボプーが右から追い抜きに掛かる。
 そうはさせじと、ビアンカを右へ流してブロックする。
 ロボプーはリトラクタブルライトを起こして激しくパッシングしてくる。
 この辺の品のなさは、AIデザイナーの性格によるものなのか。
 はたまた学習によって身に付けた後天的なものなのか。

 しばらくそのまま走り続けていると、急にロボプーが大人しくなった。
 それどころかスピードを落として後方へと遠ざかっていく。
 何か企んでいるのかと思ったが、シズカがその理由を話してくれた。
「シズカが……教えてあげた……アンタ死にたいの……って……」
 ロボプーが先にトンネルに入れば、待っているビッグ・ベンによって確実に破壊される。
 いきなりそんなことを言われたら、たとえ人工知能でもビビって当然だ。
 続いてシズカは、トンネルの入り口で待っているようロボプーに命令する。
 これでロボプーを巻き添えにしなくて済みそうだ。
「無線LANの……暗号解読に手間取った……もう大丈夫……」
 さすが、スーパーアンドロイドの看板は伊達じゃない。

 僕たちがトンネルに突入すると、いきなり正面から強烈なヘッドライトを浴びせられた。
 その先に見慣れた流線型のシルエットが浮かび上がる。
 もちろん、彼こそ僕が探していたビッグ・ベンだ。
 思った通り、ベンはここでUM製のエアカーが来るのを待ち構えていたのだ。
 僕はベンの姿を認めると、ブレーキターンでビアンカを横滑りさせた。
 そのままベンの頭をTの字に押さえ込むように停止する。
 自分と寸分違わぬボディの出現に、ベンは戸惑ったようにフリーズしていた。

258:雲流れる果てに…8 ◆lK4rtSVAfk
11/01/24 18:16:32 rbUjHWMh
「やあベン、迎えにきたよ。一緒にニーノさんのところへ帰ろう」
 僕はビアンカのコクピットから降り、ベンに話し掛けた。
 すかさずシズカがベンの通訳を買って出る。
「UM車は全部破壊する……邪魔するな……と怒ってる……こいつ生意気……」
 やはり、彼はUM車を1000台破壊するつもりでいるのだ。
「あのね。UMのエアカーを幾ら壊したって、ベットー教授は……死んだ人間は戻ってこないんだ」
 シズカが通訳すると、ベンのヘッドライトの光量が上がった。
 まるで興奮した人間の血圧が上がるみたいに、急に発電量が増加したようだ。

 まさかとは思うが、シズカが誤解を生むような通訳をしたんじゃないだろうな。
「していない……従わないと……ブッ飛ばすと言っただけ……」
 勝手に余計な脚色を付け加えないでくれ。
 ハナから喧嘩腰では話し合いにもならないだろ。
 考えてみれば、シズカは前にベンを取り逃がしている。
 きっと再戦のチャンスを虎視眈々と狙っていたのだ。
「もう遅い……どのみち話し合いは……不毛……」

 シズカが呟きおわる前に、ベンに搭載された1000サイクロン級エンジンの排気音が轟いた。
「ベンッ、落ち着けって」
 僕は両手を上げてベンをなだめにかかる。
「熱くなってるAIに……何を言っても……無駄……」
「君が熱くさせたんだろ。つか、君はなんでそんなにクールなんだ。とにかくベンを落ち着かせてくれ」
 巻き込まれたら大変だから、僕はビアンカに乗って安全圏まで後退することにした。
 こうなったら僕にはメイドロボ対マシン兵器の決戦を見守ることしかできない。

 戦いはベンのぶちかましから始まった。
 ベンは無人機ならではの加速をもって、真っ正面からシズカに体当たりを敢行してきた。
 ただ、助走が短く速度が乗り切らなかったため、シズカはベンのノーズを押さえ込むことに成功する。
 シズカはそのままベンの鼻先を抱え込み、左の拳をハンマーのように振り下ろした。
 ガンと音がして、レールガンすら弾く超合金のボディがへこむ。
 パンチは弾よりも遅いから衝撃がじわりと浸透し、避弾経始が有効に機能しないのだ。
 更にもう一発、強烈なハンマーパンチが叩き込まれる。
 これにはベンも驚いたのか、バーニアを逆噴射してシズカの腕から逃れた。

「腋に毛がないから……滑った……毛の必要性について……クローに再考を求める……」
 シズカは僕に冷たい目を向ける。
 えぇっ、僕のせいなのか?
 生えていようがいまいが、どのみちそこの毛は処理するものなんだけど、今はそんなことを言ってる場合じゃない。
 一旦後退して距離を取ったベンが、充分な加速を付けて再度突っ込んできたのだ。
 今度はシズカも押さえ切れず、重量1.5トンもある金属の塊に吹っ飛ばされた。
 1.5トンといえば、大昔の戦艦に搭載されていた主砲弾に匹敵する重さだ。
 それが猛スピードで突っ込んでくるのだから、衝撃は以前喰らった鉄球の比ではない。
 これには軽量級のシズカはひとたまりもなかった。

 トンネルの壁に激突したシズカは、一時的に機能をシャットダウンさせた。
 それでも急速に再起動を果たし、よろよろと起き上がる。
 その頃にはベンも転回を済ませ、またも猛スピードで突っ込んできた。
 トンネル内といえ片側2車線もある広い空間だから、ベンは持ち前の高機動力を充分に活かせる。
 シズカはギリギリまでベンを引き付けると、サッと左へ身をかわした。
「上手い」
 と思ったのも束の間で、またもシズカの体は吹っ飛ばされた。

 何事かと注視すると、ベンのボディから腕が生えているではないか。
 シズカは油断したところにラリアートを喰らったのだ。
 こんな奥の手を隠していたとは、宇宙世紀のモビルアーマーも真っ青だ。
 少々まずいことになってきたな。
 このままではシズカはやられてしまう。
 しかし、シズカは僕が思っているよりずっとタフでクレバーだった。

259:雲流れる果てに…8 ◆lK4rtSVAfk
11/01/24 18:17:17 rbUjHWMh
 ゆっくりと起き上がったシズカは、左手を前へと突き出した。
 その手首がポロリと外れたと思うや、鈍い輝きを放つ銃身が現れた。
「まさか……こんなところで……これを使うとは……思わなかった……」
 彼女の言う“これ”とは、僕も初見となる秘密兵器であった。
「プラズマキャノン砲の……使用許可を……」
「許可っ。許可するっ」
 僕は一も二もなくシズカの申請を受諾した。
 銃身の側面についた赤いLEDが次々と灯っていき、エネルギーが充填されていくのが分かる。
 やがてLEDがグリーンに切り替わり、発射態勢が整ったことを告げるアラームが鳴る。

「発射……」
 短くクールな射撃申告と同時に、シズカの左手から眩しいプラズマ火球が飛び出した。
 目を開けてられないような眩しい光の球だ。
 それが合計5発、トンネルの壁と天井に命中して大爆発を起こした。
 四方を囲まれた閉所だったから衝撃波は尋常ではなかった。
 ビアンカに乗っていなかったら、僕もただでは済まなかったろう。
 後でシズカに聞いたところによると、これでも僕のことを気に掛けて出力を絞っていたらしい。
 本当かどうか疑ったら、シズカはムキになって怒ってきた。
 だから余計に怪しい。

 それはともかく、激しい落盤はトンネル内に即席のシケインを作り上げ、ベンはその高機動力を活かせなくなった。
「あんな車……潰すのは簡単……けど……それでは……クローの面目も……潰れる……」
 シズカは得意がる風でもなく、あくまでクールに左手を元に戻した。
 これで俄然シズカの有利になったと思ったが、そう簡単に行かないのが現実の厳しいところだ。
 ベンは少しの間戸惑っていたが、直ぐに新たな戦術に切り替えてきた。

 2基のメインスラスターを支えているスウィングアームが尾部へと後退したと思ったら、ガクンと下方向へ90度転回した。
 続いてボディが上方向へ90度転回する。
 なんと、ベンはスラスターを脚代わりにして立ち上がったのだ。
 格納されていた両腕が飛び出ると、ベンは二足歩行型の戦闘ロボットへ変貌を遂げた。
「ト、トランスフォーム?」
 僕は驚くよりも、ニーノ嬢の稚気というか懐古趣味に呆れていた。
 20世紀末のアニメじゃあるまいし、変形ロボなんか今どき流行らないだろうに。
 多目的マシンは便利なように見えて、下手をすると全ての能力が中途半端になるおそれがあるんだぞ。
 でも、どこか燃えるものがあるのも確かである。

「ガォォォーォォッ」
 全長7メートル超のマシンロボは雄叫びを上げて走り出した。
 対するシズカはあくまで冷静であった。
 シリーズネームのウーシュとはラテン語で“恐れを知らぬ者”の名。
 たとえ敵がスーパーヘビーウェイトであろうとも、真っ正面から挑戦を受け止めるのだ。

 両手を広げて襲いかかってきたベンに対し、シズカは体を捻りながらジャンプしてローリングソバットを叩き込む。
 カウンターを喰らったベンが仰向けに倒れると、そこに情け容赦のないニードロップを仕掛ける。
 が、ベンは右手を振るってそれをはたき落とす。
 軽量級のシズカは簡単に吹き飛び、路面を転がった挙げ句、トンネルの壁にぶち当たってようやく止まる。
 立ち上がったベンはシズカに駆け寄ると、全体重を掛けたスタンピングを雨霰と降らせた。
 あんな強烈なものを連続で喰らうと、衝撃で主電源が飛んでしまう。

260:雲流れる果てに…8 ◆lK4rtSVAfk
11/01/24 18:18:05 rbUjHWMh
「シズカッ、逃げろ」
 僕に言われるまでもなく、シズカは側溝に転がり込んでベンの蹴りを逃れていた。
 そしてバランサーが回復すると、キックの合間をぬってベンの股間から背面へと転がり抜けた。
 起き上がったシズカは脚部にフルパワーを掛け、ダッシュと共に体当たりを敢行する。
 体重の軽さを加速度で補うニュートンアタックだ。
 たまらず膝を屈したベンの脇腹に、シズカのハンマーパンチが炸裂する。
 しかしウェートの差は如何ともし難く、ベンが身を振るうとシズカはあっさり吹き飛ばされてしまった。

 今度転がったのは道路の中央付近だから逃げ場はない。
 まずいぞシズカ。
 ベンは仰向けになったシズカを容赦なく踏みつけた。
 シズカは腹の上で腕をクロスさせ、必死で集中防御を図る。
 この体勢ではウェイトの差がモロに出て、シズカは逃げ出すことができない。
 手に汗握って戦いを見守っていると、なんか焦げくさい臭いがしてきた。
 過負荷のせいでシズカの回線がショートしているのだ。

「シズカッ」
 僕がコクピットから飛び出すと、シズカはチラリとこちらを見たが、何も言わずにベンとの戦いに意識を戻した。
 なんてことだ。
 火器を使えば有利に戦えるのに、敢えて素手で戦い抜くつもりなのか。
 彼女は僕のニーノ嬢への体面を考えてくれているのだ。
 しかし、そんなことを言っている場合ではなくなってきた。
 ベンを壊してニーノ嬢に嫌われるのは辛いけど、シズカを失うわけにはいかない。
 シズカは僕にとって大切なパートナーなのだから。

「シズカッ……」
 僕が火器の使用を許可しようとした時だった。
 いきなり眩い光源が突入してきたと思ったら、トンネル中に爆音が轟いた。
 真っ赤なUMプースカがトンネル内に進入してきたのだ。
「な、なんですの、この騒ぎはっ?」
 コリーン・ティラーノのキンキン声が響いた。
 ようやく後続のグループが追いついてきたのだ。
 その集団の中にUMロボカーの姿は見えない。
 シズカの脅しが利いており、まだ大人しくトンネルの入り口で待機しているのであろう。

 停止しているロボプーを見てコリーン嬢がどう思ったのかは知らないが、トップに躍り出る機会を彼女が見逃すわけがない。
 今回はサポート役に徹するつもりだったのに、ロボカーを制して優勝できるチャンスが巡ってきたのだ。
 ところが、トンネルに入るや目にしたのはロボットプロレスだった。
 ましてリタイアしたと思っていた僕たちが、いつのまにか先行していたのだから驚かない方がどうかしている。

「ど、ど、どうしてあなた達が? そ、そうですわっ。反則を使ったに違いありませんわっ」
 反則魔はアンタの方だろ、お嬢さま。
 コーナーでビアンカをお弾き飛ばしあそばしたのは、ホンの数十分前のことだぞ。
 突発性の健忘症でも発症したというのなら、同情くらいはして差し上げるけど。
 だが、彼女の登場は僕たちにとって、まさに女神降臨とも言うべき天佑であったのだ。

 シズカを踏みにじっていたベンがピタリと止まった。
 その視線の先にはお嬢さまの愛機、真っ赤なUMプースカが─。
 ベンは果たすべき優先順位を判断した結果、シズカの腹から脚を外してプースカを振り返った。
 そしてドシドシと足音を立てて突進を始めた。

261:雲流れる果てに…8 ◆lK4rtSVAfk
11/01/24 18:18:38 rbUjHWMh
「なんなんですのォッ? アレェェェ~ッ」
 コリーン嬢は愛機の前に立ちすくみ、あられもない悲鳴を上げた。
 憎ったらしいお嬢さまだが、警視庁職員としては見殺しにするわけにもいかない。
 僕は横っ飛びにコリーン嬢に飛び付くと、そのまま転がってプースカから離れた。
 直後にベンが突入し、哀れプースカはスクラップになった。
 漏れ出した燃料に火が付き、ボディが爆発を起こして吹き飛ぶ。
「ひっ」
 肩口にしがみついてるコリーン嬢の手に力がこもる。
 小刻みに震えているのがちょっとだけ可愛かった。

「クロー……何してるの……」
 シズカの冷たい声が僕たちを我に返らせた。
 僕はコリーン嬢に覆い被さり、その豊満なボディを抱きしめていたのだ。
「不埒者ぉっ」
 ピシャリという鋭い音と同時に、僕の左頬に焼け付くような傷みが走った。
 僕はコリーン嬢を救ったご褒美に、畏れ多くも強烈なビンタを拝領したのだった。
 コリーン嬢は真っ赤になって息を荒げていたが、その場から駆け出してトンネルの入り口へと走り去った。
 人前で恥をかくのに慣れていらっしゃらない人だから仕方ないのだろうな。

 などと感慨に浸っていると、それがとんでもない間違いだと気付かされた。
 なんとお嬢さまはトンネルの入り口で待機しているロボプーに乗り込むと、マニュアルモードで強制発進させたのだ。
「オォ~ホッホッホッ。あなた達はここで遊んでらっしゃい。優勝は私のものですわっ」
 コリーン嬢は高笑いを残して僕たちの傍らを駆け抜けていく。
 なかなかどうして、タフなお嬢さまではないか。
 笑うしかないが、笑っているわけにもいくまい。
 焦っているのはベンも同じだろう。
 一暴れしてようやく落ち着いたころだろうし、そろそろディスカッションに入るか。

「ベン、聞いてくれ。僕たちは邪魔じゃなく、君に協力するようニーノさんに頼まれて来たんだ」
 シズカを介して話し掛けると、ベンはデュアルアイのカメラを僕に向けてきた。
「賢い君のことだ、本当は知ってるんだろ? UM製の車を1000台潰したところで、教授が戻ってこないことくらい。
第一、君を作った教授の命って、UMのエアカー1000台分にしかならないほど安っぽいものなのかい? 違うだろ」
 いや、実のところベンはUMカー1000台と教授の命を等価で交換できると信じていたに違いない。
 幾ら優秀だといっても、彼には生命の概念は理解できないのだから。
 しかし僕の指摘を受けて試算したところ、教授の命の値段が3千万クレジットにしかならないことに気がついたのだ。
 その金額と教授の生涯賃金の差額を計算すれば、不可解な結果が出てきて当たり前だ。

 フリーズしたベンの横を、数台のUMマシンが駆け抜けていく。
 それに気付いたベンが唸りを上げて反応する。
「よせ、もういいっ。もういいんだ、ベン」
 僕が一喝すると、ベンは大人しくなった。
「1台3万クレジットのケチな車を壊してどうなるもんじゃない。それよりどうだ、僕と組めば連中にもっと深刻な
大打撃を与えることができる。一気に数万、いや数十万台のUMマシンをぶち壊すのと同じくらいの超大打撃をね」

 僕はベンに教えてあげた。
 UM社がこのレースを新開発のロボカーの宣伝に使っていること。
 そして優勝すればロボカーが量産に入り、月に数万台の販売体制が敷かれることを。
 勿論、親会社のティラーノグループが、この島にUMの生産工場を建設しようと数十億を先行投資していることも。

262:雲流れる果てに…8 ◆lK4rtSVAfk
11/01/24 18:19:23 rbUjHWMh
「だからUMのロボカーに絶対優勝させちゃいけない。その上、連中を負かしたのが無名の僕たちとなればどうだろう。
大企業のUM社にしたら死ぬほど恥ずかしくって、とてもじゃないけどこの島に居座ることはできなくなるだろうな」
 となれば、UMが大損害を被ることは間違いない。
 その損害額はとてもじゃないがエアカー1000台程度では済まないのだ。
 それに、レースでベンの優越性を示すことで、亡き教授の無念を晴らしてあげることができる。
「了解した……ロボプーはレースで葬り去る……と言ってる……」
 シズカがつまらなそうに呟いた。


 そこからのベンの活躍は圧巻だった。
 調整済みの専用AIを搭載したロボカーは、シズカを直結しただけのビアンカの比ではなかった。
 燃料の混合比、噴射率、点火タイミングなど、全てが最良の状態に保たれたエンジンは、完全に別物だった。
 その上で、風向風速や慣性Gまでを計算に入れた最高のライン取りでコーナーを駆け抜け続けるのだ。

 僕たちが先行集団に追いつくまでに、さほどの時間を必要としなかった。
 それらをゴボウ抜きにすると、いよいよコリーン嬢の搭乗するロボプーとの一騎打ちだ。
 男の僕でさえきついGを感じているのだから、逃げるお嬢さまもかなりこたえているだろう。
 やはりティラーノグループ宗家の意地なのであろうか。
 つか、ロボプーは完全自動操縦下にあるのだから、たとえコリーン嬢が失神しても同じことなんだけど。
 それでもお嬢さまの頑張りは称賛に値するだろう。
 だが、名門の意地だけではどうにもならないことだってある。
 僕の乗るベンKCは、確実にロボプーを追い詰めていった。

 この時の僕は、ゴールまでにはどうにか逆転できるだろうと楽観視していた。
 それにシズカが異を唱えたのは、ゴールまであと僅かとなった時であった。
「残念……双方がこのペースを保てば……0.03秒から0.09秒の差で……負ける……」
 シズカの計算した結果は冷徹なものだった。
 なんてこった。
 グングン追い上げているのに、ギリギリのところで間に合わないのか。
 もう少し距離があったら届くのに。

「撃っても……いい……?」
 最初シズカが何を言っているのか正確に理解できなかった。
「ロボプーの……ミラースポイラーを……吹き飛ばせば……ゴール寸前で逆転できる……許可を……」
 なんと、シズカは狙撃による走行妨害を申し出てたのだ。
 なるほど、整流効果を乱して速度を失わせれば勝てるだろうし、シズカにはそれが可能だ。
 だが、それは紛れもない規則違反であり、僕はシズカにそれを命じるわけにはいかない上司なのだ。
 第一、目の前であからさまなインチキを行うのだから、それで勝ったとしてもベンは喜ぶまい。
 そんなことよりも、シズカが悔しそうな顔をしていることに僕は驚いていた。
 機械の彼女が悔しいという感情を、しかもそれを他人のために露わにしているのだ。
 少し前までなら考えられないような成長ぶりである。

 バックミラーに映るシズカの膨れっ面を、複雑な思いを込めて見詰めていた時であった。
 シズカが急に眉をひそめて右方向へ首を振った。
「銃声……」
 呟き声がしたと思ったら、前方を走っているロボプーが急にふらつき始めた。
 AIが車酔いでも起こしたのかと思いきや、よく見ればスポイラーを兼ねた右のサイドミラーが吹き飛んでいる。
「狙撃された?」
「シズカじゃ……ない……」
 無論、分かってる。
 シズカは右手のスタンドを睨み付けているが、シューターの姿は視認できないらしいく黙ったままであった。
 それでも狙撃があったのは事実なのだ。
 時速600キロで突っ走っているエアカーのドアミラーを、それも偏差の激しい横方向から狙って。
 信じられないことだが、目の前で起こった出来事である。
 そしてロボプーが急激に速度を落としたのも、紛れもない事実であった。

263:雲流れる果てに…8 ◆lK4rtSVAfk
11/01/24 18:19:54 rbUjHWMh
 神聖な勝負に第三者の介在があったとすれば不本意だが、僕が直接手を下したことではない。
 従って何も遠慮することはないのだ。
「今だっ、ベン。ぶち抜けぇぇぇっ」
 僕の叫びに応えるように、ベンの1000サイクロンエンジンがひときわ高く咆吼した。

 その結果─僕たちがゴールラインを通過した時、UMロボプーには5メートルの差をつけていた。



 火を噴くようなデッドヒートを制した僕は、表彰台の一番高いところにいた。
 もちろんシズカも一緒だ。
 スタンドを埋め尽くした観衆は、割れんばかりの歓声を上げて大興奮している。
 おおよその予想を覆し、全くの無名のダイナモータースが優勝したのだから当然だ。
 オッズは知らないが、当たり車券はもの凄い配当になっていることだろう。
 それと反比例して、UMの新型ロボカーの価値は大暴落しているに違いない。
 なにせ町工場の作った手製のエアカーに敗北したのだから。

 興奮していると言えば、僕の隣にも飛び切りエキサイトしている女性がいた。
 2位でゴールしたコリーン嬢である。
「悔しいですわっ。私、これまで一度だって男の人に後れを取ったことなどありませんのにっ」
 コリーン嬢はキンキンわめいていたが、それでも落ち着きを取り戻すと僕に礼を述べてきた。
「でも、助けてくれてありがと……」
 何のことかと思ったら、トンネルの中での一件だ。
 僕が突き飛ばしていなかったら、彼女はベンの体当たりを受けて即死していただろう。
 口調は不本意感ありありだし、声量もほとんど呟き同然だったが、コリーン嬢はレディとしての作法をきちんと守ったのだ。

「やあ、優勝おめでとう。それに、娘を悪のロボットから守ってくれたんだって? 父親として礼を言わせてもらうよ」
 気がつくと、目の前に優勝カップを抱えたキーヨ・ティラーノ氏が立っていた。
 その隣には白河法子都知事が満面の笑みを浮かべて並んでいる。
 今までどこで何をしていたのやら、射撃の名人、ナースのジョオ・ウィッチが知事の傍らに佇んでいた。
「ハンサム君ならきっとやってくれると信じてたわ。ゴメンね、キーヨ。なんか恥かかせちゃったみたいで」
 法子都知事はキーヨ氏からカップを受け取ると、それを僕に突き付けてきた。

「いやいや、勝負の世界は実力本位です。素直に彼の才能を讃えるべきでしょうな」
 キーヨ氏はあくまで笑顔を崩さずに僕を褒めちぎった。
 この辺りがやはり大物たる所以である。
 彼はこの島に注ぎ込んだ、何十億クレジットという先行投資をふいにしたというのに。
「しかし、このレースが障害物競走だとお聞かせいただいておれば、事前にそれなりの対策をとっておりましたものを」
 キーヨ氏の口調が少しだけ嫌味っぽくなった。
 ベンがUMのエアカーを狙っており、レース中に襲ってくる可能性があったとは、さしものキーヨ氏も知らなかったろう。

264:雲流れる果てに…8 ◆lK4rtSVAfk
11/01/24 18:20:26 rbUjHWMh
「ホントに怖いわ。世の中って一寸先は何が起こるか分かんないものねぇ」
 喰えない女都知事は身を竦ませてブルルッと震えて見せた。
 怖いも何も、全部自分が仕組んだことなのに。
 殺人ロボカーを誘き出して葬り去り、首都の流通機能を回復する。
 そして宮家島からティラーノグループを撤退させてカジノ化計画を独占する。
 彼女は同時にそれだけのことをやってのけたのだ。
 しかも自分の手を全く汚さずに。
 本当に怖いのは、この女自身じゃないのか。

「確か、クロード君……とか言ったね」
 キーヨ氏の目が冷たく光った。
「と……シズカ……」
 シズカに混ぜ返されて、キーヨ氏の目が一瞬和んだ。
「失礼、シニョリーナ。君たちのことはよく覚えておくよ」
 キーヨ氏は一礼すると、優雅な身のこなしで立ち去っていく。
 コリーン嬢が慌ててその後を追った。

「さてっとぉ、そろそろ私も帰ろうかな」
 都知事は伸びをしながら独り言のように呟いた。
 彼女にとって伸るか反るかの大バクチは終わった。
 ティラーノグループを撃退した知事には、次にカジノ事業の準備が待っている。
 都条例の改正とか問題は山積しているが、この人は全てそつなくこなすことであろう。
「そうそう、その車は都の備品なんだけど、今回のご褒美としてハンサム君にあげるわ」
 女都知事は思い出したように付け加えると、送迎の特別ヘリに乗って島を去っていった。


 こうして無事にレースを終えた僕だったが、大変なのはこれからだった。
 まずはトンネル内に隠したビアンカを掘り出して、スクラップにしなくてはならない。
 勿体ないとは思うけど、殺人ロボットカーの残骸として、その一部を上司に提出するためだから仕方がない。
 僕にもやむを得ない大人の事情があるのだ。
 それが済めば、上手く辻褄を合わせて捜査報告書を書かなければならない。
 今回は話が入り組んでいて、ボカさなければいけない点が多いから頭が痛い。
 首尾よくお偉方を納得させられたらいいのだが。

 最後にベンKCのことだ。
 幸いなことに、コリーン嬢を始めとするレーサーたちは、バトロイド体型のベンしか目にしていない。
 よって、僕がエアカーモードのベンを使っても、まさかトンネル内で見たロボットと同一のマシンとは誰も思うまい。
 それはそれでいいのだが、弱ったのは彼とシズカとの相性の問題だ。
 双方とも自分こそが僕の右腕だと主張して譲らないのである。

 シズカとすれば自分が先輩だという自負心がある。
「お前は……バカのヒューガーの次だから……3番目……単なる足代わりが……生意気……」
 対するベンも、いざという時にシズカでは僕を守りきれないと言い切る始末である。
 今回の事件は何とか解決できたけど、帝都を狙うマシン犯罪者は後を絶たないというのに。
 身内でつまらぬ争いをしていてこの先どうなることやら。
 それに宮家島からは撤退したが、ティラーノ一族も帝都の覇権を諦めたわけではない。
 次はどんな手を打ってくるのか。

「そんなことより……もっと身近に問題が……ある……」
 シズカがわけの分からないことを言う。
「家に帰っても……サトコは……まだ怒ったまま……」
 ああ、その問題が残ってたか。
 それが一番の悩みの種だ。
 クタクタに疲れているっていうのに、僕には安住の場所さえないのだ。
 これならもう一周レースをしていた方がよっぽどマシだよ。

 完全に力尽きた僕は、暮れなずむサーキットにいつまでも立ちつくしていた。

265:名無しさん@ピンキー
11/01/24 18:22:12 rbUjHWMh
長い規制もようやく解除
またよろしくお願いします

266:名無しさん@ピンキー
11/01/24 20:13:27 Wy1deR5M
乙!
お久!

267:名無しさん@ピンキー
11/01/24 23:17:40 c0AH86c/
GJ
来年のNHK大河は清盛らしいし
源平ブームがきっとくる・・・と思う

268:名無しさん@ピンキー
11/01/24 23:30:50 dbd9kRjL
超大作乙!完走するだけでも凄いのに
しかも面白いとか


269:名無しさん@ピンキー
11/01/25 00:02:28 vr6jTbRc
いよいよ平家との戦いに巻き込まれていく九郎義経の図か
やっぱり後白河法皇に翻弄される運命なのな

270:者と物との境界線
11/01/25 10:23:39 7cfiQjr7
俺は、処刑人だ。
友人達は否定するが、俺はそう思い続けている。
俺は、工場長だ。
友人達は肯定するが、俺はそう思う事が出来ない。
人型をした、人と同じように動く、されど人で無い機械。
俺は、廃棄されたそれらを処理する工場の唯一の人間であり、
確かに友人達が言うように俺は処刑人では無く工場長である。
しかし、此処で処理する存在は人に似過ぎている。
当然だ。人に似せるために作った物なのだから。
廃棄されたと怒り、引き取り先が見つかったと喜び、処分されてしまうと悲しむ。
稀に、この中に自分を機械と思いこんだ人間がいるんじゃないかと不安になるほどに人間らしい存在。
昔多くの人間が胸躍らせたソレは、今では愛玩用の哺乳類より安い存在となり果てた。
最も、コレに関しては本物の犬や猫の価値が家一軒分となった事もあるのだが…
それはさておき、そんな下手な人間より人間らしい存在と関わり続けていると、何度も奇妙な感覚に襲われる。
本当は人間など何処にも居ないのでは無いか、と。
心優しいわが友人達(半数以上は人ではないが)が聞いたならば、笑うか殴って正気に戻すか思案するだろう思考。
そんな思考を頭の片隅で揺らしながら、ゆっくり動き続けるコンベアを眺める。
『ヒトガタの機械』が『部品の集まり』に変わっていく、ベルトコンベア。
そのコンベアの横に立ち、自分と同じ存在を淡々と分解している少女達。
彼女達を眺めて居ると、微笑む者も、泣く者も、淡々と作業を続ける者もいる。
此処で働き、彼女達が何を思うのかは一人一人違うだろう。
けれど、その何人が俺の様に歪な思考を廻らせるのだろうか?
何人が、俺以上の歪んだ思考を抱えているのだろうか?
者と物との境界線は、何処に消えたか分からない。


短編書いて投稿しに来たら大作が来ていた…
間が悪いとか運が悪いとかじゃなく、今投稿する自分が悪いのだけど。
とにかく、乙です!
そして、このタイミングでの投稿お目汚し申し訳ない…
250の続きは勘弁してください。
一話完結で書いたので、続け方を考えておりませんでした。
ああもう言いたい事が色々あるのに纏め切れない…
叩かれてそうで怖いからって時間置くんじゃなかったorz

271:名無しさん@ピンキー
11/01/25 20:03:33 fwSDByAj
>>270
こっちも乙!

272:名無しさん@ピンキー
11/01/25 20:13:36 RNFyYjFp
シズカがラノベとすれば、こっちは観念的SFの世界ってとこか
大人向けの味付けが苦みを効かせているぜ
バラエティ豊富なのは嬉しいことだ

273:名無しさん@ピンキー
11/01/28 23:34:37 1BuKe7TO
両方乙。

いやでもそのですね。シズカさんはまた肝心なところでエネルギー切れ
になっての補給シーンが。

いえなんでもないです。

274:名無しさん@ピンキー
11/01/29 21:45:37 PTF2z8Ow
日立のサイトにロボ娘がいるんだが、CMとのギャップが激しすぎるw
URLリンク(www.hitachi.co.jp)

275:名無しさん@ピンキー
11/01/30 21:46:23 agk3Y4vr
「考えるだけで動く車イス」がどうみてもフリーザ様です。

276:名無しさん@ピンキー
11/01/30 23:05:23 fddL15VH
>>274
「恋するロボット」のいる室内のキッチンカウンター上に、「炊飯器型ロボット」のようなものが浮いている希ガス。

277:名無しさん@ピンキー
11/02/09 20:41:43 NvFrrBja
てしゅと

278:名無しさん@ピンキー
11/02/09 20:54:43 NvFrrBja
すみません
前にSSでみたワンシーンなんですが詳細分かる方居ませんでしょうか
何かが原因で記憶(主人公達との思い出)が消えてしまう状況になってしまったのですが
アンドロイドは至って平静で記憶がなくなるだけですからー的なことを言っていました
記憶が消える瞬間になり主人公達はめっちゃ泣き
それを見ていたアンドロイドはなんで泣いてるの?な感じでしたが次第に動揺しだして
最期はやっぱ消えたくないですー!と取り乱して消えてしまう
そんな後味の悪いシーンでした
ゲームだったと思いますがひょっとしたらアニメだったかも
男タイプだったか女タイプだったかもわかりません
よろしくおねがいします

279:名無しさん@ピンキー
11/02/10 02:16:55 VFDWWneY
>>278
エレメントハンターのユノくん?

URLリンク(www.dotup.org)
URLリンク(www.dotup.org)
URLリンク(www.dotup.org)

280:名無しさん@ピンキー
11/02/10 06:03:37 cC7CBqyD
>>279
あーーーーーー!!!漫画だったんだ
某所でも言われてアニメの方見て「違うなキリッ」って言ってしまった
どうもありがとうございました

281:名無しさん@ピンキー
11/02/10 16:09:03 RDDUmgYg
>>297
こいつはまた……キツイもんがあるな。
漫画はアニメとはまた随分違うのか。

282:名無しさん@ピンキー
11/02/10 20:48:17 SzThG0Fg
後で復活するのは内緒です

283:名無しさん@ピンキー
11/02/10 23:55:25 dhVcB+fb
悲しい気持ちになると同時に3枚目の機能停止寸前の表情とか
機能停止後の光のない目に興奮してしまった自分が憎い

284:名無しさん@ピンキー
11/02/11 02:12:08 +eoDxy7V
>>282
素敵な内緒をありがとう。

285:名無しさん@ピンキー
11/02/11 08:21:47 PBvQ2mKv
停止後のレイプ目いいね

286:名無しさん@ピンキー
11/02/11 12:34:04 YbZ8YfJA
手塚御大が鉄腕アトムを最終回で特攻死させたら「かわいそう」「蘇らせて」
などと反響があったため、続編作ってアトムを復活させたら「せっかく感動したのに」
とかって非難轟々浴びせられたのを思い出した

287:名無しさん@ピンキー
11/02/11 15:28:42 OlVOPMvp
死んだままイイハナシダナーで終わるのもいいけど多少無理があってもハッピーエンドのがいいって人は居るんでね

288:名無しさん@ピンキー
11/02/12 07:40:13 jiaBhDkd
俺は復活してくれたほうが良いかな
レオンみたいな終わり方は嫌い

289:名無しさん@ピンキー
11/02/12 09:45:30 KCN9d3gW
復活しなかったら平和になった後でエッチな事とかできないじゃないですか!

290:名無しさん@ピンキー
11/02/12 11:05:53 q5EaRhmV
ふと思ったんだが、エネルギー切れがお約束のアトムが
惑星間飛行したというのが不思議でならない

291:名無しさん@ピンキー
11/02/12 11:10:23 U+0C7TH+
慣性飛行でググれ

292:名無しさん@ピンキー
11/02/13 18:33:09 AD5ryWh8
そもそもアトムはロケットじゃなくジェット推進だったのでは

293:名無しさん@ピンキー
11/02/13 19:32:48 53ps7S/+
両方付いてる
もっともジェットでは宇宙は飛べないのでは?
というツッコミを受けての後付け設定らしいけど

294:名無しさん@ピンキー
11/02/14 13:27:24 hf1wq2yK
アトムはアヌスからマシンガン発射しちゃう嫌らしいロボットだったな

295:名無しさん@ピンキー
11/02/21 17:56:09.02 N5aVN2gh
ベンのバトロイド変形わろたw
ミラー狙撃はジョオ・ウィッチさんだとおもうけど、ロボプーのAIのログなり、コリーンさんは気付いているかもしれないね。
大観衆の前で、目に見える結果としては敗北したのだから、表立っては手を打ってこないだろうけど・・・。

コリーンさんもツンデレ?さらにベンKCのメンテとかで今後もニーノさんのお世話になるだろうし。
主人公をめぐり、サトコさんにシズカさんだけでなく、ニーノさん、コリーンさんを加えた三角関係ならぬ、五角関係勃発の予感
まさかジョセフィンさんや白河知事さんも加わったり!?
主人公に女難の相ありw

296:名無しさん@ピンキー
11/02/24 23:30:41 l49goloV
保守

297:名無しさん@ピンキー
11/03/02 02:04:20.68 xYqNiT9x
鯖が移転しているじゃありませんか・・・保守

298:名無しさん@ピンキー
11/03/14 00:00:33.09 ni+Z7N9z
まあ、墜ちる心配は無いんだから馬鹿みたいに燃料噴射し続ける必要は無いわな

299:名無しさん@ピンキー
11/03/14 07:29:01.13 H8+yX33t
ここだけの話、今回のサーバーじゃ730スレで圧縮発動らしい
油断できないから誰か作品投下してくれ

300:002
11/03/14 07:52:15.09 dX/5VWdl
君はどこに落ちたい?

301:名無しさん@ピンキー
11/03/14 14:03:15.60 vASloACr
サイボーグスレに墜ちれ

302:名無しさん@ピンキー
11/03/14 20:07:29.77 ORp3c6Ov
ロボ娘が原子炉に行って直せばいい

303:名無しさん@ピンキー
11/03/14 21:30:09.73 DKvXge33
大活躍して無事に戻ってきたロボ娘が、全身被曝した上に放射性同位元素だらけになってしまっていて、ハグしてやることはおろか、
完全に新たな脅威になってしまう……というラストをなんとかハッピーエンドにできたら素晴らしいのだが。

304:名無しさん@ピンキー
11/03/14 21:38:04.66 Zkt4svIJ
>>303
迅速に人工皮膚を剥いてメンテしてやればいい
(;´Д`)ハァハァ

305:名無しさん@ピンキー
11/03/14 23:13:47.30 0iuU43Hp
そのまま胸部から記憶回路と思考回路を取り出して、
ご褒美として貰った高級ボディに移植されて皆幸せ。

306:名無しさん@ピンキー
11/03/15 00:06:43.01 I3Z137Qu
1.遠隔操作ができる廃棄前提の機体を投入する。現実でもそうだし。
2.どうしても本体を投入するなら作業完了後に無線によるコピーを行う。データは物理的に汚染されない。
3.更に転送が不可能なら>>305案。

個人的にはぜひとも1がいいな。慣れない機体に入って慣れない作業をする系の話とか。

307:名無しさん@ピンキー
11/03/15 01:19:31.15 lxcqruW9
普段堅物のロボ娘なのに、廃棄寸前のセクサロイドで作業することになり、「なんか、この身体、ヘン」みたいなの希望。作業にぜんぜん向かないけどw

308:名無しさん@ピンキー
11/03/25 18:53:44.78 z2xLOabc
いいかげんでいいならなんかキャラデザしたいなー。
特に敵役でかわいそうな感じの子。
ヒロインは放っておいても誰か構ってくれるからずるいw
ネタ投下したい奴がいたらこっちもなんかカンガルー

309:名無しさん@ピンキー
11/03/25 19:28:49.77 FFK8qwjL
基本ぼっち

310:名無しさん@ピンキー
11/03/26 15:57:47.30 hYYfP0Nc
あー、そうか。
むしろキャラ絵投げてみんなにあれこれ考えてもらうほうが建設的なのか。

311:名無しさん@ピンキー
11/03/27 01:20:16.51 SO8wm35G
キャラだけ描いてみた。
特に指定とかなんもないです
名前も年齢も立場も決めてないので自由に使ってくれてOK
もしこれ使ってなんか書いてみようーとか思った人いたら嬉しい
複数の人が別解釈だったりするともっと嬉しいなー
URLリンク(ichigo-up.com)

312:名無しさん@ピンキー
11/03/27 01:31:06.20 K48yekrw
この絵柄…
どっかのケータイアプリで見たような…


313:名無しさん@ピンキー
11/03/29 20:43:07.71 5gJnjqaD
>特に敵役でかわいそうな感じの子。

作者のシュミで、技能とか特化とか何か無いの?


例えば、攻撃された時の反応とか?
二人またはもっと大勢のロボ子が同じご主人に仕える事になって、それが原因で恋敵みたいな感情とか持ってしまい年中修羅場、
だけど、相手の攻撃を受けるとご主人が丁寧にメンテしてくれるのが快感になり、いつしかワザと攻撃をされる行動をする性格になる。
  あかん、人間なら、まぞ系か?


例えば、甘え方とか
二人のロボ子が同じご主人に仕える事になって、
相手がいつもご主人の右側で甘えるから、左側で甘えるようになる。
ご主人は両手にロボ娘。でいろいろ厄介。
買い物や、通勤はもちろん、家庭内ではトイレや風呂まで追い掛け回す。
だけど、ご主人が好きなのは、右のロボ子
毎晩一緒に寝てます。
左の私は、一体だけで台所の隅にある箱の中。


例えば、実の兄弟?と弟の同級生の女の子と。弟のロボ子
小学生の頃、弟を大好きになった女の子がいて、だけど、弟が高校の通学時間までに来ないから兄(大学生)が相手をし途中まで一緒に登校する。
弟は嫉妬し「莫迦にされてる」と思い込み、兄を攻撃するためにロボ子を作る。
ロボ子は、状況から弟の誤解だと確信するも、弟に逆らえず兄を攻撃する。
それを見た女の子が弟を思わず、平手打ち。泣きながら「弟さんがすきなの」という。


服とか下着とかが武器とかで、戦う時は服が、脱げて変形する。
なので、ひつぜん的に裸になってしまう。


実はモニター上に作られた仮の姿で
実の本体は棚に入っている複数枚のブレード型サーバー。

314:名無しさん@ピンキー
11/03/29 21:24:04.19 cIXyE8Og
ブレードを抜き差しされてビクンビクンしちゃうんですね

315:名無しさん@ピンキー
11/03/29 21:27:27.42 Nxw9uEvF
ヤ・メ・ロ・キ・リ・コ・・・

316:名無しさん@ピンキー
11/03/30 00:58:32.58 cUV6Dxtr
姉妹で敵味方といえばエララ&ユーロパだな



正直、アトランダムは生首の頃のほうが格好良かったと思う

317:名無しさん@ピンキー
11/03/30 01:19:36.33 gqLbXUM5
side A

アタシと姉さんは、二人で一人とよく言われる。
確かにだいたいソレで間違って無いよ。
アタシをモデルにして作られたアンドロイドが姉さんだし。
まぁ、何故か性格は真逆になったけどね。
けれどどっちも半人前で、
二人でようやく一人前。
コンビネーションは難しい。

side B

私とあの子は、よく二人で一人分として扱われます。
私と、私をモデルにして作られたあの子。
半人前が二人で、ようやく一人。
性格も足して二で割ったらちょうど良いとよく言われますし・・・
同じ体つき、同じ顔。
かつらを被れば区別がつかない。
最も、普段は表情で分かっちゃうんですが。
合わせるのって難しいです。

何処からともなく電波が来たので書いた。
誰か、ストーリーのネタか続きを頼む。

318:side A_1
11/03/30 02:34:23.00 gqLbXUM5
書いた本人がコレだけと言うのも良く無い気がしたので、
即興で文章化して行く事にしてみました。
どこまで続くかは、閃きとネタの神様と、皆さまの反応次第です。

アタシ達の朝は・・・と言うか傭兵の朝は早い。
昔の人たちが何も考えず作りまくった戦争用の自立兵器とそのプラント。
それらから街を防衛する為にも、24時間いつでも戦力は欠かせないのだ。
「・・・アリスちゃん?早く食べないと、交代の時間が来ちゃうよ?」
ちなみに、アタシが説明している間に先に朝ご飯を食べちゃったのが、
アタシの姉さん・・・と言う事になっているアンドロイドのベル。
髪の長さと性格以外、アタシと殆ど同じだから嫌になっちゃう。
何考えて似せたのかは知らないけど、誰よ。こんなにそっくりに作ったのは。
小さかったころのアタシに似てればせめてアタシが姉に・・・
・・・ん?アタシ、小さかった頃どんな格好してたかな・・・?
まぁ、いいや。考えるのやめよ。
今はとにかく、目の前のご飯を食べるだけっ!

319:side B_1
11/03/30 02:35:34.71 gqLbXUM5
・・・私は、朝起きていつも考える事があります。
過去の人々は、どうしてあんな兵器と、その製造プラントを作ったのでしょうか。
誰の命令も聞かず、無差別に攻撃を繰り返す狂った兵器達。
私の妹、と言う事になっているアリスの様な人にしか見えないアンドロイドを作れる人々が、
何故自分達の作った兵器によって文明のほとんどを失ってしまったのでしょうか。
「・・・アリスちゃん?早く食べないと、交代の時間が来ちゃうよ?」
とりあえず、呆けているアリスちゃんには早くご飯を食べきってもらいましょう。
朝食もこのお仕事の報酬の内。残してゴミにしてしまうのはもったいないです。
・・・体つきも顔も私そっくりなのに、性格だけは正反対。
作った人がだれかは知りませんが、多分変わった人だったんだなぁと思います。
そう言えば、アリスちゃんと会った場所を調べれば資料がきっと・・・
・・・あれ?そう言えば、アリスちゃんとはいつどこで会ったんでしたっけ・・・
うーん・・・あら。
もうこんな時間ですか・・・そろそろ行かないといけませんね。

浮かんだ部分は今のところこれだけ。
続きにご期待・・・して貰えると個人的に嬉しいです

320:名無しさん@ピンキー
11/03/30 04:53:45.25 k41wKdiU
>>319
描いてみたけど、どう?
URLリンク(ichigo-up.com)

何か敵にも同じようなのがいそうだね
しかも色々知ってる子

321:名無しさん@ピンキー
11/03/30 09:54:17.80 VkhwbupS
あんた他も含めて精力的に活動しすぎだろ……。

322:名無しさん@ピンキー
11/03/30 12:18:48.71 FYhtER0v
>>315
お前は神を殺した!

>>320
アリスちゃんかわいいよアリス

323:body ◆SyJrK5LDfg
11/03/31 12:41:35.93 ttsxLTg3
某所でさらされてたから名前だしちゃうけど
なんか追加ビジュアルほしかったら考えるかも
一応、これはこっちでも出しとく。
URLリンク(ichigo-up.com) nm33071.jpg

ただ都合上完全にこなせるかどうかはわからん
そこはノリで!
しかし海外の人なのにこんなとこも見てると思わなかった
みんなすごいなあ。
んじゃまた深夜に

324:名無しさん@ピンキー
11/03/31 15:33:17.28 9SETO8nl
大戦末期
本国を守る指揮官型拠点防衛アンドロイドLa-299Kシルトは連合軍の猛攻受けている要塞を支援せよと総統直々の命令を受けた
シルトは連合軍の要塞攻めは陽動で援軍を出し手薄になる本国が真の狙いだと進言する
しかし総統の決定は覆らなかった
「この要塞を占領されてみろ本国は首もとにフォークを突きつけられ事になるぞ!お前らロボットは私の命令を遂行すればいいのだ!破壊されてもこの要塞を死守しろこんちくしょうめ!」
罵声と共に総統の食べていた豆料理を投げつけられる
シルトは命令を復唱し総統の部屋を出た

325:名無しさん@ピンキー
11/03/31 15:35:45.11 9SETO8nl
大小様々な浮遊艦を引き連れた様相は空に浮かぶ大艦隊であった
それは全てシルト1機が指揮する無人砲台である
シルトは飛行ユニットにすっぽり収まり円陣の中央に鎮座した
既に敵の制空権内に入っている
レーダー艦からデータを受信する
「三方より敵機動部隊確認、敵機150、内飛行型アンドロイド数30、防空圏内に入り次第迎撃開始」
演算処理が増すにつれ瞳が赤く輝く
背中の放熱板からも赤い粒子が放出される
その美しき機体は悪魔のような禍々しさをかもし始めた

というイメージでよろ

326:side A_2
11/03/31 23:46:20.80 c1UINdCj
>>320
ちょ、まさかの高品質イラストっ!?
・・・そのうち壊れシーンでも入れましょうか。
それはともかく、浮かんだのでまた1セット投稿・・・やや世界観紹介入ったため内容薄め。

「幾ら哨戒とはいえ、村の周囲歩くのはやめた方が良いと思うんだけどなー。」
姉さんのシュピンネ―は多脚型だから良いだろうけどアタシのファルクスは二足歩行。
しかも増設したブースターのせいでバランス悪いからめちゃくちゃ揺れる・・・
要するに、酔うのだ。歩いてると。
ブースターふかしてやや浮いてれば少しは揺れが抑えられるけど、
戦闘も無い哨戒任務でそこまで燃料使うのは普通に勿体ないしできれば歩きたくないんだよね。
・・・正直、こんな乗り心地悪い機体使いたくない。だけど兵器相手に生身なんてまず無理だし、
村の自警団が使ってる農業用重機に手が生えたようなのは無いよりマシ程度にしかならない。
中古でも、少なくとも有人兵器が無いと傭兵なんて務まらないとはいえ・・・
「あーあ、ウェアウルフが欲しかったなぁ・・・」
四足歩行の格闘戦用機体・・・手の届かない高嶺の花を思ってぼやくアタシなのであった。

327:side B_2
11/03/31 23:50:33.27 c1UINdCj
「そんな事言っても、何処から来るか分からない以上全方位警戒しておかないと・・・」
砲撃戦用のシュピンネ―だけじゃ、接近されてしまった時に危険ですし。
・・・とはいえ、アリスちゃんのファルクスを見て居ると、右にふらふら左にふらふら・・・
操縦用のソフトでも買った方が良いんでしょうか?
ただ、アンドロイド用のソフトなんて街の裏路地ぐらいでしか買えませんし・・・
お金をなんに使ったかを言えないのも問題です。アリスちゃん、自分では人間のつもりですし。
ただでさえシュピンネ―は弾薬費がかさんで節約しなきゃいけないのに、
私が無駄遣いした・・・なんて事になったら多分めちゃくちゃ怒られます。
機体操縦用ソフトなんて物、安い値段じゃ買えませんし・・・
「そんなレア物買えるほど予算無いですし、諦めてください。」
見た目も良くて高性能、人気が高いですからね。アレは。

・・・ちなみにシュピンネーとファルクスは、
マシン・マーセナリーと言うTRPGリプレイのアラクネとフォルニッセという機体をモデルにしております。
ウェアウルフのモデルはルー・ガルー・・・
しかし、手早く書くとロボ分薄くなるのはどうにかしないといけませんね。

328:名無しさん@ピンキー
11/04/03 11:02:15.54 aMj+WbqK
アンドロイド役が似合う女優って誰がいるだろう
昔はアンドロイド少女ゼロワンの小林由岐子とか
初代ロビンちゃんの島田歌穂がいたけど

前田敦子は何がいけなかったのだろう

329:名無しさん@ピンキー
11/04/03 11:27:26.87 COuZCh/5
>>328
ルックスと演技力、表現力

330:名無しさん@ピンキー
11/04/03 15:14:26.94 fp6VCWBe
>>328
ウルトラマンマックスのエリーを演じた、満島ひかりさんはどうでしょう?

331:名無しさん@ピンキー
11/04/03 17:18:40.02 qHAzDi0x
一つ言えることは、メカ少女を演じることができる役者は
敢えてメカメカしい演技をしなくても自然にロボっぽく見えるってことだな

ロボット調の喋り方をしても、まったくロボットに見えない役者もいるってのに

332:名無しさん@ピンキー
11/04/03 21:13:09.47 J9XmBzmM
逆にダメな役者はいくらメカっぽい喋り方や仕草をしても
全然ロボ娘には見えないな
ただの頭の残念な女に見えてしまう

333:名無しさん@ピンキー
11/04/03 21:34:22.90 c+IqXgD1
>>328
アンドロイド少女ゼロワンは「小林夕岐子」だ

334:名無しさん@ピンキー
11/04/04 14:37:00.87 +8lghOjw
野良ロボをテーマに何か設定作ろうと思うけど
「機械は人に支配されるもの」ってのが当たり前の世界で
仕えるべきマスターを持たないロボ娘さんを存在させるのに
納得行く出生と背景が思いつかないでござる

335:名無しさん@ピンキー
11/04/04 14:41:17.26 KTf78Fhb
元のマスターか製作者が
マスター契約を解除して死んじゃった
とかでいいんじゃね?
あるいは廃棄されて元データ全て
消去されてたのが再起動しちゃうとか

336:名無しさん@ピンキー
11/04/04 15:24:29.36 1OMl7xA/
不良品のロボ子たちが捨てられるゴミの島
主人公はそこで廃品の中から使えるパーツを見繕って
売ってる男。ある日見つけたちょっと修理すれば
完動品と遜色ないロボ子を見つけて……

ありがちだな

337:名無しさん@ピンキー
11/04/04 15:43:37.47 XDkzMCcP
『陸運局に登録されていない車』と同じと考えればネタが応用できるかも。
ナンバー削られた盗難車だとか、スクラップからのニコイチ・サンコイチの再生品で車検通してないとか。

338:名無しさん@ピンキー
11/04/04 15:48:39.52 +8lghOjw
>>335
前者だと普通に稼動停止しそう、年寄りがマスターな場合想定してそうだし
後者だと逃避行ものにはなりそうだ
普通にうろついてたら不穏分子として処分されそうで恐い
>>336
修理しただけだと主人公がマスターになりそうなのをどげんかせn(ry

とりあえず自分で思いついたのは下2つくらい

・いなくても自立稼動するようなロボ子さんを危ない人が作っちゃう
後に危険性を指摘されて研究を凍結された所を処分逃れて誰かに介抱されてスタート
・プログラムの壁を突き破って主人殺し→「後はお前の好きなように生きろグフッ」

長文スマン


339:名無しさん@ピンキー
11/04/04 16:11:35.95 1OMl7xA/
遥か未来。惑星は荒廃し、果てない砂漠の中に
ぽつんぽつんと存在するレインスポットで
人類は身を寄せていた。
ロボットたちは遺跡で発見され、感情を抑制され、
奴隷として扱われる。
主人公はまあ適当に盗掘屋で、たまたま遺跡で
隠し部屋を発見し、スリープモードになっている
ロボ子を見つける。目が覚めたロボ子はマスターを
探さなきゃと一人砂漠を行こうとするが、
ロボ子を軍に売り飛ばしたい主人公はなんだかんだ
理由を取り付けてついていくことにする。
旅は順調とはいかなかったが、感情の抑制がされていない
ロボ子が、一つずつ感情を覚えていき、二人は親交を
深めていくが、生きているかもわからないマスターに
課せられた設定をロボ子は解除できず、ついにマスターと
出会うが、マスターは地球リセットを目論見、
ロボ子はその機械の核となる存在だった
地球リセットを敢行すると、人類は滅んでしまう。
さあどする、ロボ子!

色々なものからパクったのが丸分かりのラノベに
なってしまった。

340:名無しさん@ピンキー
11/04/04 16:23:36.00 XtaT+a3I
RCの雨上がりの夜空にをロボ子で妄想するとすんごく切ないね…

341:名無しさん@ピンキー
11/04/04 22:20:06.26 OBfCAznk
銃夢ってマンガが昔あってな

342:名無しさん@ピンキー
11/04/04 22:56:09.78 +8lghOjw
「マスター、起動しましたよー」
「へーい。・・・本当にそのまま起きてくるか」

視界がはっきりしない中、見知らぬ男性が話しかけてくる。
「どうだ、自分の名前が言えるか」
「なまえ・・・」
記憶を探る。しかし、情報がうまく引き出せない。
「私は、・・・?」
深層に検索をかけるが、データは空のものばかり。
「・・・わからない」
「最適化の途中なんじゃないのか。起動したてにあんまり無理するもんじゃねぇよ。
憂いを無くすつもりで、データもここに来る前にあらかた抹消済だろうし」
「そのあたりの復元は無理そうです。でもこれだけ大胆な処理をされてたのに、よく稼動しましたね」
若干明瞭になった視界の隅の方、若い女性が見えた。
センサーの識別によれば、彼女は人間ではないらしい。

「ここは、どこなんですか」
「とある田舎の町工房、って所か。しかしアンタ、本当にマスター、いないんだな」
「マスター?」
「私達のようなオートマタには仕えるべき存在がいるはずなんです、
個人か企業か、あるいは国家の場合もありますね。個人所有型であれば、
起動時に何らかの登録動作が必要なはずです。マスターのいない、
存在意義を失ったオートマタは通常存在できないはずなんですけど」
「そう、なんですか」
自分は特別らしい。けれどその思考は随分古いもののように思えた。
「一応、事情はある程度知ってるんだけどな。
アンタを縛れる物は動力源とメンテくらいしかない。その2つはここで面倒を見れるし、
それも依頼の内。他は自分の好きにしていい。どうする?」

「私は―」


前のレスの設定で頑張ってみたけど爆死した 厨二設定書き連ねる方が楽だったワァー

343:名無しさん@ピンキー
11/04/05 08:17:07.69 8SvUszfE
くらんぷノちょびっツを捩る。

登録されてない人が、再起動させると、基本システム以外の記憶を完璧に消す設定。
指紋でも、声紋でも、網膜血管でも、何でも良い。何でも良いけど、何かの識別方法がある。
ただ、持ち主の登録を行うのにも、その識別方法で認められないとダメ。

単に消すだけでなく、イメージとしては、HDD、SSD、などの記憶領域全体に
「0」を書き込んだあと、「1」を書き込む。順に「9」まで書き込むと「A」から「Z」を。

だめかな?

344:名無しさん@ピンキー
11/04/05 15:22:45.56 rCQBtwZF
メイドロボ製作ゲームあったら面白いだろうな
ジャンク屋とかゴミ捨て場を巡ってパーツをかき集めて
完成したメイドロボによってストーリーとエロシーンが変わるの

345:名無しさん@ピンキー
11/04/05 18:24:42.64 IMdNbD0g
>>344
こないだ見たドラえもんを思い出したじゃないか

「ここのところ、性器ユニットが入るところだと思うんだけど」
「仕方ない、買ってこよう」

346:名無しさん@ピンキー
11/04/05 18:42:32.76 GR/rNvyU
さすがに性器ユニットは中古とか、ゴミ捨て場にあったのは使いたくないなw

347:名無しさん@ピンキー
11/04/05 20:10:05.30 NBBi3R9L
おじいちゃんの蔵の中に秘伝の性器ユニットがあるんだよな

348:名無しさん@ピンキー
11/04/05 20:52:57.18 5g52f9UF
よっしゃSS書くぞーと張り切ったら
エロのエの字もないまま5レス分が経過した

なにこのエロゲーのエロいらね議論状態
メカ分とエロ分の振り分けがわかりません先生ェ

349:名無しさん@ピンキー
11/04/05 21:16:34.25 xddaOT6B
世界観とかロボイメージ説明すると軽く数レス使うよな
人と違ってロボは機能を細かく設定できるから

350:名無しさん@ピンキー
11/04/05 21:33:27.03 13PsTNIx
エロとメカを混ぜればいいじゃない

351:名無しさん@ピンキー
11/04/05 21:47:44.37 bVmR+CQq
>>344
ロボっ娘もののエロゲ最近無いよね。マリカン3も絶望的だし・・・。
そういえば、PSPの武装神姫ってどんな感じ?このスレ的に美味しいシーンとかあるのかな?

352:名無しさん@ピンキー
11/04/05 22:10:48.62 Ztr2SLIA
>>351
各神姫のシナリオはだいたいこんな感じ
・人間になりたい話
・バグ持ち不良品の話
・記憶をロックされ心を閉ざした神姫
・ラブラブおままごと
・ホームレスを拾った話
・武器マニア
・イカサマバトル
・恋のキューピット大作戦
・世話焼き学級委員長
・マスターの方が調教される話

メインシナリオやライバルは基本的にホビーマンガのノリに近いと思う
まあ、ウィルス仕込まれて爆発散華や違法改造でボドボドやら使い捨てみぎぃもあるけど

353:名無しさん@ピンキー
11/04/05 23:04:39.99 5g52f9UF
結局非エロで申し訳ないけどせっかくだからきりの良い所まで投下してみる
>>342の続きなんだけどね!

354:名無しさん@ピンキー
11/04/05 23:07:15.47 5g52f9UF
――――――――――

自分の好きなようにと言われたが、自身が機械である事以外
右も左も分からない私は、ひとまず彼等に頼らざるを得なかった。

「自己紹介がまだだったな。俺はジャムス。所謂ジャンク屋」
「マスター・・・さっき町工房って言いませんでしたか」
「いや、機材とかは結構でかくなったけどさ、やってる事は昔と変わんねーし・・・」
「っと、この人がシルビ。俺の相棒兼嫁」
「初対面の方に唐突にカミングアウトしてどうするつもりですか」
「ロボっ子さん相手なら、何言ってもドン引きされないからいいなぁ、と」
「冗談が通じない相手なんですから、正確な情報だけ伝えて下さいよ。
 先程のは語弊ありますが半分事実なので否定しませんけれど」
奇妙に見えるやり取りを見た後、間を置いて二人の名前を口にする。
「あの・・・ジャムスさん、シルビさん、よろしく、お願いします」


「で、名前とか、思い出せた?」
「深層記憶から、ナギというのが。形式番号はSATX-133、です。
 OSのデータからそう読み取れました」
「ナギさんか。S社製でお決まりのXナンバーと。間違いは無いな」
「・・・えっと、ジャムスさんの持ってる情報を教えてもらえませんか。
 私、これ以上のデータを見つけられなくて、自分がよくわからなくて」
分からない、という事から、底知れない不安が表層に出力される。
「そりゃ意識が戻ったら名前以外何も覚えてないときたら、人間なら混乱するが。
 けどナギさんの場合は実質生まれたてみたいなモンだし、なぁ」
心配するような事は無いんじゃないか、と彼は言う。
「とりあえずこちらに損は無いし、知ってる事は話そう。たださっきも言ったが、
ナギさんに必要なのはこれまでじゃなくてこれからと・・・って、泣いてるのか」
視覚素子から潤滑液が漏れていた。自分でも上手く制御が出来ない。
ややあって、そっとシルビさんが近づいてきた。
「マスターは相変わらず女性の扱いがイマイチです。こういう時は言葉でなく体で表現しないと」
「あれー、この人ホントにオートマタだっけ・・・」
温かい両手に優しく包まれる。機械の身体と感じさせない程、心地良かった。
「ひとまず今日からここが、貴方の居場所。私は一応貴方のお仲間なんだから、頼っていいの」
乱雑なデータが行き場を失い、
「それにしても綺麗な黒髪ね、惚れ惚れしちゃうなぁ」
嬉しい、という感情を認識した所で、意識が途切れた。

355:名無しさん@ピンキー
11/04/05 23:08:36.19 5g52f9UF
――――――――――

再起動すると、メンテナンス用の寝台の上に寝かされていた。
気付いてやってきたジャムスさんから、この前の続きで詳しい話を聞かせてもらう事になった。
私がある研究所の実験機だった事、機械として存在理由を1つも持たずに
稼動できる事、後に「機械は人に支配されて然るもの」と考える上層部に
危険分子とされ、部署ごと処分された事。私がスクラップにならずに
済んだのは、ある研究者の計らいでジャムスさんの所に行き着いた事・・・
これからの生活に必要無い、という意味は理解できた。
客観的にはネガティブな境遇なのだろうが、私の感情はこれといった反応を示さなかった。
わたしには、マスターがいない。これはいい事なのか悪い事なのかは分からない。
通常なら、存在理由が無くなったオートマタはAIが自壊して稼動停止するという。
ただ私はそうならない。これも良し悪しは判断できなかった。
今の所、そういった話をただ事実として受け止めるだけ。


「えーっと、ナギさん」
「ナギでいいです。私に敬称を使う配慮は、必要ありません」
「さようでございますか。・・・それはともかく。
 表層意識が落ちてる間に、出来る範囲でメンテをしておいた。
 駆動系のリンクは一応改善したつもり。昨日よりは動きやすい、と思う。
 しかしまぁブラックボックスの多い事。 流石にS社の最新世代は伊達じゃねぇなぁ、
 マサダさんのデータ無かったら詰んでたよ」

「・・・あの、ありがとうございます」
この恩をどうやって返せばいいんだろう、という思考が浮かびつつ
寝台から起き上がろうと試みる。
「・・・」
昨日は上半身の感覚しか返ってこなかったが
今は下半身にもエラーは検知されず、
リンクは正常で、問題無く四肢は動作した。
「そういえば、服・・・」
「ん?あり合わせのをシルビが適当に着せてた。
 気に入らなかったら言ってくれ」
「ん・・・いい、と思います」
やや特殊な見た目に思えたものの、不快と感じる要素は少なかった。

「そうか。じゃあ俺はそろそろ仕事に戻る。動けるならうろついていいけど、
 場所が場所だし、危険か危険でないかくらいは、自分で判断してくれよな」

「・・・了解しました」

「あー、俺はアン・・・ナギのマスターじゃないから、そういう言い方はしなくてよろしい」
「では、どのような返事が良かったのですか」
「はい、とか、分かりました、とかでいいんじゃないすか」
「はい、分かりました」

356:名無しさん@ピンキー
11/04/05 23:09:44.67 5g52f9UF
――――――――――

ジャムスさんが離れた後、出歩く前にセルフメンテナンスをする。
意識が落ちている間にリカバリーが行われていたのか、
ジャムスさんのメンテも相まって身体機能はほぼ復旧できた。
感情処理層も異常無し。といっても、昨日はオーバーフロー起こしちゃったけれど。
ただ記憶領域は汎用ライブラリ以外空っぽ。結局研究所に居た頃のデータは何も見つからず。
ライブラリも後で更新しないと。今の私には、日常会話が可能な最低限しか入っていないだろうから。

メンテを終えて小部屋を出ると、屋外に向かうにつれ騒がしい音が聞こえ始めた。
先ほどまで居た建造物も二人で住んでいるには若干持て余すような大きさだが、
外へ出て見回せば、より広大なガレージがすぐ隣にあった。
入口には商品?を陳列するスペースが設けられている。
昨日起動した場所はおそらくこのガレージの搬入口の近くだ。
搬入したての廃品の山には、オートマタのような物体も混ざって堆積している。
有機、無機が入り混じる異質で不快な光景。
中央には廃品を溶かす炉のような物や、大型の作業台のような物、
遠目では箱にしか見えない物、そういった機材が何らかの制御で動いている。
計器類はほとんどサインフレーム式。何も無い空間にディスプレイが浮かび状態を写している。

作業の傍ら、ジャムスさんが話しかけてくる。
「原料抽出はプラントごとにプログラム制御できる部分が大半で
 その辺はシルビが片手間でやっちゃうし、俺がやる仕事って
 オートマタの修理解体と機材のメンテとかそのくらいなんだよね。
 勿論パーツの製作とかやるけど、俺はただの仕掛け人」

「私にも手伝える事って、ないですか」
どうしてか、口にしてしまった。
「マスター不在でも、奉仕の心は健在ってか。オートマタの性なのかねー」
ジャムスさんは茶化すが、
「私がオートマタだから、という理由ではないと思います。
 ただ、ここまで良くしてもらって何もせず居座るのは悪いと思ったんです」
こういう風に思考するのは、間違っていないはず。しかし、
「あー・・・ナギの世話をする分では既に報酬を貰ってる。
 あと俺達が君の世話をするのは、依頼という事以外にも理由があるから。
 変な義務感を持つ必要は無いんだが」
最初から何もしなくても良い状況にあった。
「それでも、納得いかないです」
「なるほどね・・・(それっぽくなってきたかなぁ)」
ややあって、
「けど、今の所は間に合ってるから平気だ。
 そのうち忙しくなる時期はあるから、その時に頼むよ」
そう言われ、ジャムスさん達の家―私が出てきた建物―の横のテーブルに誘導された。
暇、という状態が何か罪深い物に思えるのは何故だろう。

357:名無しさん@ピンキー
11/04/05 23:10:58.10 5g52f9UF
――――――――――

「ヤコブおじさーん、なんか新しいパーツある?」
「そうだなー。M社製のCPUとかS社製の記憶素子とか、そのへん。
 C社のはブループリントがまだ来ないから待ってくれよ。
 あとは頭髪型マニピュレータとか作れたな」
「なに、それ」
「愛玩用に手足の無いオートマタが昔販売された事があったんだが、
 たまたま思い出して復元してみた。どう?」
「へぇ、意外と髪として体裁は保って・・・ごめんやっぱ動いてるとキモい」

今ジャムスさんと入口で会話をしているのは、
オートマタ用のパーツを買い足しにくる常連客の一人らしい。
親しい周辺住民には、ああいった呼称もされるみたいだ。
「新しい子?こんちわっす。・・・ひょっとしておじさん、浮気中?」
顧客から視線を浴びる。どう反応していいか分からないので、
軽く礼をして表情を変えずに様子を見る。
「違うな、依頼が来て引き取った、というか今の所保護してる」
「ふーん。まぁシルビさんの機嫌損ねない程度にね。じゃあまた来るよおじさん」
「だから違うっての。全く」
常連客は記憶素子と処理層拡張メモリを買っていった。
オートマタのスペックアップに熱心な人だという。


「ところで、シルビさんは何をしているんですか?」
ガレージの奥の方、オートマタにケーブルを刺して回る様子が見えた。
歩く度に揺れる長い銀髪が艶かしさと可愛らしさの両方を感じさせる。
「あぁ、あれ。レストアしたオートマタの状態管理。解析して簡単なエラー診て回ってる。
 ああやってもらえると、俺が弄る時に後の作業がしやすい、と。ぶっちゃけめんどくさかったら
 該当OS再インストールでも起動するんだけどなー」
「面倒臭さで優先序列変えるオートマタはいませんよ。私は作業効率命、です。
 安易な手段に乗らないのは、マスターの腕が良いからって事なの」
遠くからでも無線でしっかり突っ込みを入れてくるシルビさん。褒めている、らしい。
廃品から復旧された内で通常稼動してる個体がいるのは、
ジャンク屋という企業所属を一時的に与えているからだとか。
殆どは溶かされるが、状態が良い個体は新しい働き手を与えて引き取ってもらうという。
私が壊れたらどうなるんだろう。何も言えなくても、ジャムスさん達に直してもらえるだろうか。


358:名無しさん@ピンキー
11/04/05 23:12:21.96 5g52f9UF
――――――――――

一仕事終えて夜になり、ジャムスさん達は家に戻って食事を始めた。
私は外装表面―肌部分が有機体ベースなので、その組織の維持には
何らかの方法で有機物の摂取が必要になる。メンテナンス部から
溶媒を注入するのが一般的だが、「それじゃ面白くない」と言われて
食卓につかされた。経口摂取でも過剰分は僅かなエネルギーにできるし
分解して液体として排出できるので支障は無いけれど。

ジャムスさんはそこそこな量を、シルビさんはいつも通り、といった風に
オートマタとして妥当な―ジャムスさんと比べると半分ほどを口にする。
私の席にはジャムスさんと同等レベルの質量をあてがわれていたが、
私の場合この三分の一程度で足りてしまうのでかなり過剰。
量を減らして欲しいと請うと、「初めての食事なんだからたらふく食わないと勿体無いぞ」
というような事を言われて結局全部平らげる羽目になってしまった。
でも、食事を美味しいと認識できる機能があったのは幸いだった。


片付けを手伝わせて貰う事ができて、シルビさんと言葉を交わす。
「ナギさん、やっぱり変わってるなー。マスターは勿論だけど、私だって貴方に興味あるんですよ」
興味、と言われた。私にはまだそういった思考が生まれないのに。
「ナギでいいです。けど、私にはシルビさんの方が変わって見えますよ」
「そう?」
センターに狂いは無い。人と変わらない体温は恒温機の所為。
ただ、そこには鼓動が無い。赤い視覚素子は今でも何らかの処理をしているのか、微かに光が波打っている。
「同じオートマタなのに、私なんかよりずっと人間みたいで」
「・・・私は改造と機能拡張、20年くらい繰り返してますから。
 その間に色んな感覚を覚えてきましたし。流石に貴方には負けちゃうけど、
 型落ちなんて言わせませんよー。」
近距離無線でデータが送られてくる。届いたのは彼女の形式番号―CAT-21d。
ガレージで見かけたモデルと比べても数世代は軽く前のものと分かる。
だが、後で自慢げに送られてきたスペックのデータは私と同じくらい。
「ただ、私はどんなに人間のように振舞えても、オートマタとしての役割は無くならない。
 はっきりと自我のような物を扱えるようになってからも、一義的な行動理念はマスターです。
 だから貴方が何にも縛られずに生きられるのは凄い事、だと思う。私はマスターに尽くす事に
 不満はないので、羨ましいという思考は持ちえませんけどね。」
プログラムされた物であるにしては、それはとても綺麗で、澄んでいて。
「・・・だってマスター、とっても良い人でしょ? 私はあの人がマスターで良かった、
 とか最近はちょっとイリーガルな思考もできるようになってしまって」
ちょっと困惑するような、しかしとても満足そうな笑みを浮かべる。
「そうですね・・・」
この人はきっと、命令なんかなくてもジャムスさんと一緒に暮らしそうだ。

「ところで、ジャムスさんっておいくつなんですか?」
「禁則事項、ですね。けど、マスターは不老処置受けてますから、
 私が壊れてしまうよりは長く生きてくれますよ」

359:名無しさん@ピンキー
11/04/05 23:15:16.67 5g52f9UF
おわり
構想はあったけどやっぱりエロなんか向いてなかった
スレ汚しすまねぇ

360:名無しさん@ピンキー
11/04/06 03:51:05.74 eqej/nP7
>>347
おじいちゃんのお下がりは流石に遠慮したいところだ
いにしえの性器ユニットとかって、現代の科学では製造不可能なオーパーツだったりして

361:名無しさん@ピンキー
11/04/06 05:22:59.56 AF72Cy/W
いにしえのユニットを制作する「秘伝の書」を拝領するってのでどうだ

362:名無しさん@ピンキー
11/04/06 06:01:18.42 6MsqlI9y
そんなもの公にするわけにもいかないだろう
まさに秘伝だわなw

363:名無しさん@ピンキー
11/04/06 09:29:04.68 QVq3iceU
>>359
>ロボットやアンドロイド燃え・萌えを語りましょう。

「エロ」は必要では有りませんよ?
また、どこかのお花畑に逝ったか、みょうな電波を受信したら、投下して下さい。

364:名無しさん@ピンキー
11/04/06 11:46:07.46 9mnXeAOu
>>361-362
そして、性器ユニット職人の朝は早い・・・になるわけだな。

365:名無しさん@ピンキー
11/04/06 13:28:54.44 v0TV4Cqw
マソコスペースにオナホは必要か?
もっと有意義な使い方はないのか





なかった

366:名無しさん@ピンキー
11/04/06 15:09:20.74 XS3TVjO2
水素発電で水が発生
垂れ流しするわけにはいかないので下腹部のタンクに一時ストック
マスターの趣向で黄色く着色する事も!

367:名無しさん@ピンキー
11/04/06 15:22:00.39 0BsgVGMN
普通に冷却水に回せw

368:名無しさん@ピンキー
11/04/06 15:31:31.67 MGR1zy0e
冷却に使ってぬるまったのがストックされるんだろ?

369:名無しさん@ピンキー
11/04/06 18:04:32.88 8CWNi6Em
お前ら、どうあっても37度前後の温水をロボ娘の股間から放出させたいと言うんだな
この変態どもめw

370:名無しさん@ピンキー
11/04/07 06:58:30.35 1UlZU4k9
感情を持ったアンドロイドはまだ造られないのか

371:名無しさん@ピンキー
11/04/07 07:54:32.36 FzCicWKb
>>370
造れない(技術不足)
造らない(倫理的宗教的嫌悪感)
造っても公表しない(お察しください)
の三重苦

372:名無しさん@ピンキー
11/04/07 11:14:57.68 A2vXy2Ao
そもそも何をもって「感情を持った」といえるか定義できてない

373:名無しさん@ピンキー
11/04/07 12:15:07.35 qSgCrT9g
ピッ(警告音)
「マスター、タンクが一杯です、排水しても良いですか?」
 YES
→NO

ピーピー(重大な警告音)
「マスター内部圧力が限界値を超えています、このままでは重大な損傷の恐れがあります」
 YES
→NO

ジョロジョロー(漏らしちゃった音)
「マスターごめんなさい・・・内部圧力上昇により漏洩してしまいました・・・」

→お仕置き

374:名無しさん@ピンキー
11/04/07 15:01:44.51 gGxMMLa1
>>373
俺が全部飲んでやんよ

375:名無しさん@ピンキー
11/04/07 18:20:19.17 1UlZU4k9
>371 1と3はともかく2は何故だろうな

376:名無しさん@ピンキー
11/04/08 07:59:25.08 DwiKuDZV
>>375
人間が人間を造るのは神に背く行為だという
宗教感に毒された人がまだまだいますからなあ

377:名無しさん@ピンキー
11/04/08 09:54:05.43 NMs0nGFG
生きてるうちにメイドロボ出来ないかな

378:名無しさん@ピンキー
11/04/08 13:50:43.44 k199ioGN
質問です。

「感情」とはどういうモノですか?
・猫、犬、ウサギ、馬、牛、などの家畜などは感情を持ってますか?
・コンピュータで行うには、どうしたら、良いのですか?


メイドロボ?
どういう機械を考えてますか?

・欧米では一口に「メイド」と言っても組織的な階級制度がありますが?どの階級ですか?。

・日本で言う「お手伝いさん」「家政婦さん」などの代行で良いのですか?だったら、格好は機械機械してても良いのですね?
変な事を書けば、キッチンワゴンなどに走行機能と義手と赤外線リモコンなどを付けて
 ->赤外線リモコンで、例えば「掃除機」「エアコン」「照明」「テレビ」などを操作する。
 ->ダイニングのテーブルから食器を、食器洗い乾燥機に移す。その後、収納棚にしまう。
 ->とりあえず、音声での会話が出来ない訳ではない。

などでも良いと思われます。

・単にメイド服を着た、女性型の機械で良いのですか?だったら、仕事などが出来なくても良いのですか?
 ->防水、防塵、耐熱、で一緒に風呂に入れて、添い寝をしてくれる。
 ->市販の婦人服などに着替えてくれる。
 ->でも家事全般は、まったく出来ない。
 ->股間は一応受け入れが出来る形にはなってはいるが、手入れは持ち主が行う。

などでも良いと思われます。

どうしましょうか?

379:名無しさん@ピンキー
11/04/08 14:11:27.36 xMreoPJM
一生懸命なドジッ子じゃないと嫌だなあ

380:名無しさん@ピンキー
11/04/08 23:28:55.86 cLkN5tzF
キャタピラの付いた炊飯器一択だろ

381:名無しさん@ピンキー
11/04/09 00:25:09.12 AOtXQugn
>>376
たしかに、ASIMOですらバチカンにお伺いをたてたらしいし。

>>378
初期のメイドロボは、そういう自走キッチンワゴンレベルどまりだろうね。
会話もきびしんじゃないか?コマンドは音声で指示できるだろうが。
料理くらいはしてほしいが・・・。

382:名無しさん@ピンキー
11/04/09 01:11:20.82 pvWQHasp
>>381
実用に堪えるかどうかは別として、その程度のレベルなら今でも実現可能。>自走キッチンワゴン

383:名無しさん@ピンキー
11/04/09 07:51:47.85 30WABbZA
商品名は忘れたが、あの自動で充電しながら部屋を掃除してくれる丸っこい奴
あれがメイドロボ1号機ってことか……

384:名無しさん@ピンキー
11/04/09 11:20:29.57 FGTmxEQl
ルンバ100式ぐらいになるころには…!

385:名無しさん@ピンキー
11/04/09 11:30:07.95 lgMD6zCd
ルンバも階段から落っこちちゃうようなドジッ娘だったらよかったのに
それとエネルギー補給時におねだりせずに勝手に行うのはどんなもんだろう

386:名無しさん@ピンキー
11/04/09 12:34:19.45 BGToWhm6
Wikipediaの
> 敷物の端などがからまって動けなくなった場合、動ける範囲だけを掃除するか、停止して悲しげな音を発して人間になんとかしてもらうのを待つ。
という記述はちょっと萌へ

>>385
ごみ捨ては人間が世話してやらないといけないんだろう?

387:名無しさん@ピンキー
11/04/09 14:17:19.85 tPldnvPo
つまり、排泄だけは手伝ってやらなければならないと……

388:名無しさん@ピンキー
11/04/09 15:56:49.47 B7LzHDKY
ルンバに炊飯器を載せれば良いのですか?

ドジ? プログラムなドジは嫌です。

何だかさ?
キッチンワゴンの下にスイブル・スイーパーG2かホーキー または コロコロ を入れて
顔の変わりに炊飯器載せると、理想になるのかな?

良くはわかりませんが、ルミナスかアイリス・オーヤマの幅80cm、奥行き60位、高さ140cm位のワゴンでは大きいですか?


389:名無しさん@ピンキー
11/04/09 17:57:01.16 O2mnowrw
ルンバと言えば、我が家にもあるから多少の質問は受けるよ。

・実は円盤型の周辺がバンパーになっていてそれが当たると障害物を検知する。
従って、そのバンパーが当たらないが頭がつかえる程度に低い隙間に入ると、
何度も何度も前進を試みて右往左往するが、これは「進めない理由が判らない」らしい。

・壁際は、壁の際ぎりぎりまで掃除するために蛇行しながら進行する。
このときたまたまゴミ箱があると、少しずつ押しながら壁に沿ってコーナーまで運んでしまう。
これは、「ゴミ箱を嫌って少しずつ蹴りを入れて隅っこに押しやった」と観測されている。

・毛屑の出やすいカーペットは埃センサーが反応するのか丁寧に掃除する。
挙句、端っこを絡めては巻き戻し、絡めては巻き戻しを繰り返すのでどうしても
フローリングよりも長く留まっている。そう、まるで「カーペットが気に入っている」ように。

・ホームベースは壁際などに設置していないとドッキングの際に動いてしまう。
そのためいつまで経ってもドッキングできないとドッキングを諦めて周辺の掃除に戻る。
その結果、「充分掃除できたと納得する」のか大抵は部屋の隅のほうで、停止状態になる。

どうだい、これでも萌えないかい?w

390:名無しさん@ピンキー
11/04/09 18:11:37.37 DPmX8wIE
お前、ルンバの動きを研究するためだけに買いやがったなw

391:名無しさん@ピンキー
11/04/09 18:57:01.73 YyAflQhl
ルパンがどうしたって?

392:名無しさん@ピンキー
11/04/09 19:22:56.57 34yzwRf6
>>389
すげー


人間の想像力

393:名無しさん@ピンキー
11/04/09 19:59:10.01 /O0is5n3
>>358の続きのようなものの電波の解析が終わったので投下します
また唐突ですんません

394:名無しさん@ピンキー
11/04/09 20:00:50.99 /O0is5n3
――――――――――


自室で端末と睨めっこをしていると、几帳面なノックが聞こえた。
横目に入室を許可する旨を伝えると、入ってきたのはナギ。
「ジャムスさん、お願いがあるんですけど」
作業を止めて一端振り向く。
「ん?どうした」
「ライブラリの更新で、回線を借りてもいいでしょうか」
「ああ、いいよ。それ以外の用途でも好きに繋いでいいんだけど」
通信技術の進歩の賜物か、今ではそこらじゅう繋ぎ放題になっているが。
やはりオートマタは生真面目。でもこの初々しさも趣がある。
「ありがとうございます。あと、身体機能のうちでまだ復旧してない部分があって」
むぅ。そのうち気付くとは思っていたけど、昨日の今日で、とは。
「……そういえばそうだったな。(さて、どうしたものか)」

復旧していない部分とは、下半身の女性器ユニット。
あのあたりはどこも各メーカー秘蔵のシステム構成で、ましてナギは一応最新型。
ソフト側からアプローチするのは相当に困難だ。
その上彼女にはマスターがいない。その行為での悦びだけに囚われて、
快楽を求めて彷徨うオートマタになんかなったら、たまったもんじゃない。
そう危惧するところもあって、敢えて手をつけなかった。

「その部分がどういった用途があるかは、ライブラリで参照しました。
 今後使うかどうかは分からないんですけど、まだ自分の身体を
 掌握できてないというのは、不安なので……。だから、」
直して欲しい、という事なんだろうが、だ。
いくら実験機といっても、羞恥心とか貞操観念とかそういうのは無いのか彼女。
性行為というものを抽象的なデータでしか判断できないからこそかもしれないが。
「何を言っているのか分からないと思うが(略」みたいなのを地でいくような主張を聞く。

「あー……そのへんは結構デリケートだから、出来れば俺が調整したいけど。
 アンタはただのオートマタじゃないから、背徳感、感じずにいられなくてね」
普通のオートマタだったら、ユニット換装して整合性取れたら終了、あとマスター頼り。
そう出来ない現状、外部から刺激を与えるのが一番ってのも難儀だが……
自分で弄るのはとても気が引ける。となると、シルビに頼む以外に選択肢は無さそうか。

「背徳感、ですか。私はジャムスさんに調整される事に
 不満はありません。私への配慮は不要ですけど……」
素で言ってるのかなこの人。なんだかますます復旧させるのが恐ろしい発言である。
「……シルビへの配慮って事で」
「なるほど、そういう事でしたら、仕方ないですね」
とりあえずこう言って納得させる。実際最近の彼女は
我が強くなってきたから、浮気したら説教くらいは受けるかもしれない。

「とりあえず、後でシルビにやってもらおうと思うから、待ってくれよ」
「はい、分かりました」

395:名無しさん@ピンキー
11/04/09 20:02:06.86 /O0is5n3
――――――――――


しばらくして、シルビさんの部屋に招かれる。
ジャムスさんの居る部屋と違い、完璧な程物の整理がなされている。
今までで気が付いた事と言えば、どの部屋にも
メンテナンス用の機材が共通して存在した事だろうか。
「えっと、シルビさん、よろしくお願いします」
「構いませんよ、マスターのお願いもありますが、私も好奇心に任せて行動できる良い機会なので。
 ほら、外付けの張形デバイス。私とマスターの間だと、使う事は一度も無かったんですけど」
実物を見たことは無いが、あれが男性器を模したもの、と思われる。
そういった需要も一部あって製作されたものの余剰品を見つけてきたという。
私の女性器ユニットに接続して、システムリンク復旧を促すという話だけれど。

「セクサロイド機能、私のは後付けですけど、最近のは当たり前のように
 プログラムされてるんでしたか。貴方の場合はそれこそ本能のように動けてしまうのかも。
 ただ、自分を律する事が出来なければ、快楽に溺れるだけになってしまうかもしれませんよ。
 そのことには、気をつけておいて」
「了解しました」
「……ナギ、マスターからそんな硬い返事するな、って言われませんでした?」
「あ、はい、分かりました」
「ふふっ、それでよろしい」
あの時の会話をどこから聞いていたのだろうか。
この建物とガレージ一体は、彼女の監視下にあるのかもしれない。
若干不敵な笑みを浮かべられながら、ベッドへ誘われた。

「ちょっと、くすぐったい、です」
「そのうち気持ちいい、に変わりますよきっと」
処理層に未知の信号が届く。
これが性感、というものなんだろうか。

「私は先に準備、しておくから……」
ピ、というわずかな操作音と、ヴ、という駆動音。
視覚素子の発色が変化し、より妖艶な雰囲気を醸し出し始めた。
「ん、はぁ……」
淫らな吐息が漏れる。呼吸、という概念が擬似的に体現されている。
鎖骨のあたりにはサインフレームが浮かび上がる。
表示されているのは、最大稼動での活動限界時間と、オーガズムのレベルのグラフと%表示。
「この表示はマスター向けなんですけど、参考にして下さいね」


「……さて、早速いきましょうか」
言われたものの、それは自分の場所と未だサイズが不釣り合いなまま。
「シルビさん、こんなの、入るわけ……!」
「復旧したらちゃんと伸縮しますよ、それじゃ接続申請」
「あ、きゃ……っ!」

意識の隅で、何かが弾けた。

{Connection Recognized} Status:activated ...

396:名無しさん@ピンキー
11/04/09 20:03:15.24 /O0is5n3
――――――――――


ナギの動きが変わり、シルビは
あちら側のスイッチが入った事を認識した。
マスターから受けた指示はおよそ達成したが、
好奇心を満たす事を優先して行為を続ける。
「んあっ、あっ…はぁ……!」
「さすがに…ぅ、うまいなぁ…」
膣部は最初から強烈な動きを繰り出してくる。
男性側の立場で性交をするのは初めてでも、自分のものと比較すると
上手だと推測できる。それにリードしているのは向こう側だ。
「ひゃ、んっ…!」
「ナギ、ちょっとゆっくり、んんっ、して」
サインフレーム、見てもらえてないのかな。
動きを緩めてもオーガズムのレベル上昇が早くて、驚いてしまう。
感度設定を間違えたんだろうか。
「や、あぁん……ぅう…!」
初めてのはずなのに、デバイス登録時に設定された
"クセ"の部分を執拗に狙われている。
「やぁっ、あ……う、そ」
私のボディ固有の、感度が高い箇所も見透かされているような。

「はぁ……ん……!」
「あっあっ、ア―――!」
もう、絶頂を認識してしまった。あまりの快楽にノイズが混じる。
けど、ナギは動きを止めてくれない。
それどころかより激しく、強く求めてくる。
「え…?あ、ひャ……!!」
「ナギ、―う、―――!?」
処理層が圧迫されて、上手く言葉を発せられない。
想定を超えて増幅する信号の処理で、凄まじい勢いでリソースを喰われる。

「また―イっちゃ―、!―――」

「ナ―、―おねが――、や―テ――!」

恐怖と快楽が入り混じる思考の中、自らの訴えはノイズに消されてしまう。

「キ――、ピ――、―ッ―」

「――――、`/4|v|&7[-#!:」

もう、声帯部からまともな出力はできなかった。

397:名無しさん@ピンキー
11/04/09 20:04:28.48 /O0is5n3
――――――――――


「っは……はぁ……ぅ……」
今の私は、対象に最大限の快楽を与えるだけの存在。
そして、自身にも送られてくる信号を増幅させて
反応を得るだけの機械。
「ぁ……ぁ……あぁっ……」
マダタリナイ マダホシイ
モットハゲシク モットキモチヨク モtttttttttttttttttttt
「はぁ……ん……んんぅ……!」

ナギ、それじゃ駄目―

「や、ア――――」
意識が飛びそうになった所で、呼びかけてくる声に気が付いた。

Status:cancelled ...


――強制開放されたタスクを抑え付けた時、彼女の視覚素子に光は灯っていなかった。
間をおいて外装表面から放熱板が控えめに展開し、強制冷却が始まる。

「シルビさん、ごめん、なさい……」

サインフレームのグラフはずっと頭打ちとなっていて、最後に確認した稼働時間からは
10分近く経っていた。データを飛ばして語りかけてみるが反応は返って来ず、
何もできずに途方にくれていると、様子がおかしいのに気付いたのかジャムスさんが入ってきた。
「あー……」
驚きと不安を隠せない表情だったが、
シルビさんの様子を少し見るなり、頭をかきながら話す。
「……たぶん大丈夫だろう。お前もちゃんと直すから、そう泣くな。
 あれより酷いのを、何度も直してきてる」
言って、頭頂部に手を乗せられる。
「想定してなかった訳じゃないが、しかし随分と派手に……。
 まぁなんだ、動けるならまずその淫乱すぎる状況を改善して欲しい。俺も男だし」

シルビさんとの接続は、まだ解除されていなかった。

398:名無しさん@ピンキー
11/04/09 20:05:29.57 /O0is5n3
――――――――――


シルビはなかなか無茶をしたらしく、冷却が一段落するまで下手に手は出せない。
状況を落ち着けて、ひとまずナギのメンテをする。
解析の結果は、駆動系に若干過負荷がかかった所以外は異常無しだった。
ソフト面のエラーは自己修復が働いているし、彼女は色々と頑丈に出来ているらしい。
自立稼動のコンセプトを考えると妥当かもしれないが、設計した奴はかなりの天才か変態だ。
セクサロイド機能が止まらなかったのは、性器ユニットが
射精を認識できない状況下でループに囚われた、と推測……まぁ、百合だし。
シルビが静止を働きかけたと思うが、ナギも初めてだったから
制御が上手くいかなかったのだろう。結局、俺の我儘で
ナギにもシルビにも悪い事をしてしまった。

「シルビさん……!」
事のいきさつと現況をナギから聞いている間に、シルビは自己保持が働いたのか
ゆっくりと再起動を初め、弱弱しく首だけ動かしてこちらを見る。

「マス、ター……おはよう、ございます」
「おう、おはよう」
「ナギ、は……?」
「大丈夫だ、お前よりは全然平気」
「それは―った、です」
この期に及んで自分よりナギの心配をするのは、少々自己犠牲が過ぎる。
不完全な音声出力から悲哀を感じずにはいられない。

「……お前、オーバークロックして処理に耐えようとしただろ。
 その気になればもっと強引に止められたと思うが、どうしてだ」
「ナギが感――いまま、私だけ達して終わらせる、のは
 公平性、に欠く、と判断しました、から。」
「いや、自分が壊れたらどうするつもりだったんだよ……あと俺の面倒が増えて困る」
「マスターなら、それでも直し――ると、信じて、ましたよ」
ちょっと妙だ。信頼してくれるのは嬉しいけど。
三原則的なハードルに正面からダイブしてこけてしまったみたいな。
「しかしその様子だと、処理層のダメージは確実かぁ。他が痛んで無ければマシだが。
 あの辺弄ってまだ間もないってのに、ちょっともったいねぇよなー……」

愚痴はこぼしたが、ひとまずナギを安心させた後シルビを休止状態にする。
時間も遅いので、復旧は明日だ。数日仕事が滞っても、今は支障は無いからいい。
家屋のスペースは余っているものの、ナギは責任のようなものを感じているのか、
今夜はシルビの部屋に留まる事にしたらしい。
一緒に横になっている様はまるで姉妹みたいに見えそうになって、ちょっと危なかった。
俺が彼女を縛るような事は、したくない。

399:名無しさん@ピンキー
11/04/09 20:09:25.40 /O0is5n3
おわり
つまらなかったら叩いてくれた方が
もう別の媒介で挑戦する方向で諦めがつくんだけどどうだろう・・・
やっぱり文字だけで浪漫を伝えきるのは無理すぎるでござる

400:名無しさん@ピンキー
11/04/09 20:10:59.91 Kt4t5MKJ
>>389
ルンバって意外に可愛いんだなw
ひょっとして名前なんか付けてる?

401:名無しさん@ピンキー
11/04/09 20:13:23.06 sU0cA3tT
ちょwww
名前つけるのはさすがにヤバいだろw

402:名無しさん@ピンキー
11/04/09 20:16:31.25 Kt4t5MKJ
ペットにだって名前くらい付けるだろ、普通
パソにだって名前を付ける人間がいるくらいだし
自由に動く分だけルンバの方がパソよりよっぽど動物っぽいぞ

403:名無しさん@ピンキー
11/04/09 20:21:20.29 IgTkFI8B
ん十年の昔、愛妻号って商品名の洗濯機があったんだが
あれは妻の家事を少しでも楽にしてあげようっていう意図があった命名だったんだな
当時、モテない男は女の代わりに洗濯機を愛妻になくちゃならないなんて悲しいことだなあ
なんて真剣に思っていたw

404:名無しさん@ピンキー
11/04/09 20:30:51.52 sU0cA3tT
名前をつけるのはいいが、人前では絶対に呼べないな

405:名無しさん@ピンキー
11/04/09 20:35:21.64 f46VA8OL
>そのバンパーが当たらないが頭がつかえる程度に低い隙間に入ると、
>何度も何度も前進を試みて右往左往するが、これは「進めない理由が判らない」らしい。

稲中卓球部の「前に進めない~」を思い出した




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