10/09/21 20:51:24 XyvMcJUn
>>39 続き
「自分で触ったこと、無いの?」
「んぁ、無い、よ……、そんな……」
「ホントに? ちょっとだけ濡れてるよ? こことか……」
「―っあ! やっ…、まどか…、ダメ」
「ダメじゃないよ。気持ちいいでしょ?」
普段は隠されている部分を指先で大きく広げられ、その上部に
息づく敏感な突起を優しく、しかし執拗に愛撫される。普段の
時音からは想像できないような濡れた声がその唇から零れると、
まどかの指先の動きは一層激しくなる。
「うっ、ぁっ…ちょ、ホント、ダメ、」
「しー。ね、私爪短いから。ほら、ね?」
「ほらって…、何っ、が?」
「じっとして」
「ダメだって…、っあ、やっ、やだ、ダメだってば、まっ…まどか!」
つっ……と指先を立てられて逃げようとする身体を、後ろの2人が
しっかりと支えている。探るようにその部分を行き来した後、
遠慮がちに押し入られ、時音は思わず声を上げた。
「痛い?」
「っあ! や、ダメ、やめて……」
「でも、血は出てないよ?」
「んっ、まどか……、ダメだよ…こんなの―」
「ほら、指、全部入っちゃった。わかる?」
「んっ、ダメ。ホント、もう、ダメだってば……」
目を閉じて抗う時音に唇を寄せて来るまどかを、時音は拒絶
できないでいた。唇を重ねる合間に、少しだけ目を開けてまどかを
見る。どこか気遣わしげに時音を見つめるまどかは、やっぱりいつも
のまどかで、彼女は大切な友達だ。
「ね、時音……」
「……ん?」
「時音の中、すっごいあったかい……」
嬉しそうに呟くまどかがあまりにもいつもの彼女
だったから、時音は思わず、微笑むしかなかった。
「あーもう、熱いね」
「っていうかマジ、妬けるんですけどー」
時音の背後で彼女を支えている2人は、そんなことをぼやきながら
成り行きを見守っている。そんな2人に見せ付けるようにねっとりと
した口付けを交わした後、まどかは時音の耳元で囁いた。