11/02/07 22:59:49 DqaGxfYj
「まって、まって。塗り方にもコツがいるんだ。手本を教えてあげるから
そこで顔の下に腕置いてうつ伏せになってよ」
そう言って撫子の背中に手をあててエアーマットへと導く。
(わわっ……男の人に身体触られてる……!)
慣れないどころか、ほとんど初めての行為に頬がみるみる赤く染まっていく。
肉親の触れ合いや蛇の怪異で暦に助けてもらった時以外、大人の男性に触られた経験など撫子にはなく
暦の時だって全身を襲う苦痛でそんなものを意識できる状態ではなかった。
「恥ずかしいかもしれないけど、お兄ちゃんに喜んでもらうためだから頑張ろうね」
慌てる撫子は男の言葉で平静を取り戻して決意を固めなおすとバスタオルが敷いてあるエアーマットに体を横たえた。
男の下には中学生のとても可愛い少女。しかもほとんど全裸の紐ビキニ。
白い肌がわずかに日焼けしたのか背中がうっすらと赤らんでいるのが生々しいそこへとオイルをゆっくりと垂らしていった。
「ひゃっ」
慣れない液体の感覚に声をあげる撫子の背にオイルが溢れ流れるのを浅黒い手がゆっくりと塗り広げていく。
(すげえ気持ちいい。二十歳過ぎた女とは比べ物になんねえ)
若く張りと弾力を併せ持つ限られた時間にしか存在しない少女の背中の背骨に沿ってじっくりとした圧を加えていく。
「んっ……」
くすぐったさに少しだけ身震いする撫子の様子を見て男は別の所へ指を走らせた。
両手を少しずつ下げ、腰のくびれ周辺を人差し指と親指を使い刺激すると
撫子がよりくすぐったいのか身じろぎする。
「くすぐったい?もうちょっとしたらよくなってくるから頑張ってね」
「んんっ……はいっ」
生温いオイルローションが撫子と男の体温に混ぜられて暖かく、さらに肌触りよく撫子の身体へ纏わりついていく。
(気持ちいい……のかな?)
男の指先が優しく肌表面をなぞり、時には軽い指圧が筋肉の薄く柔らかい撫子の身体を
さらに柔らかくほぐしていって、撫子は経験のない感覚で気持ちよさそうに目を瞑った。
手がそれ以上下がると布地が全然無いお尻に触れそうになる位置から
浮かされ、今度は脚へとオイルを垂らしあまり肉がついていない細くて可憐な太腿へと手を滑らせる。
「脚は疲れやすいから、お兄ちゃんにも強くしてあげるといいよ」
「やぅぅっ!」
指が太腿に押し込まれる強い刺激に思わず声をあげる。ビクンと身体が勝手に動いて
その度に小さいお尻が男の眼下で艶かしく震えるのがよく見えた。
「お兄ちゃんは泳ぎ疲れてるからきっとこうするのが気持ちいいから」
「はぁ……ぃ……」
痛みと、でもそれだけではない感覚で返事もろくにできない撫子。
そうして今度は指で土を掘り返すようなマッサージから、また優しい愛撫へと変わる。
「ふっ、あぁっ…………はぁはぁっ……」
肌がぬるぬるの粘液で覆われて暖かい。先ほどの痛みとは相反する刺激で息を荒げていて。
「気持ちいい?」
「わ、わかり……ませ……んぅっ!」
手が腿の内側の際どい部分を撫でると感じやすいのか声が漏れ指先が脚から上のほうへと滑ると
肉付きはないが弾力と柔らかさを併せ持つお尻がオイルと指に引っ張られてプルンと震える。
露出度の高い水着を着た撫子がオイルローションの匂いに混じって汗と女の子らしい体臭を振り撒いて
悶えている様はこの男でなくたって興奮していただろう。
うつ伏せの撫子からは見えないがすでに男の股間は水着越しからもわかるほどに
男性を主張していて、十代半ばにも届かない少女の肌を弄くる手は激しさを増していた。