エロパロでエロネタ書いて叩かれた 原稿用紙4枚目at EROPARO
エロパロでエロネタ書いて叩かれた 原稿用紙4枚目 - 暇つぶし2ch200:名無しさん@ピンキー
10/11/08 11:47:50 c+QgPDdF
>>196>>199
レスありがとうございます。
あれから自分でも考えてみたのですが、ここに誘導、というのは諦めます。
いつかまた文章を読んでもらう形で会うかもしれません。
その時はお願いします。

201:名無しさん@ピンキー
10/11/28 15:11:28 /q+kWXWY
ほしゅ

202:名無しさん@ピンキー
10/12/01 00:31:05 wiaGmexI
URLリンク(erorank.kir.jp)
台本形式を馬鹿にするクズはこれを読め

203:名無しさん@ピンキー
10/12/01 01:29:16 FkWqVEl6
馬鹿にしている人はここには来ないんじゃないかな。
台本形式が使われる理由は、確かにすばらしいものを書く人もいるからだから。
ああ、読んでないよ、リンク先。
2ch的に、アドレスを直リンクする人はエロパロに小説形式で投下するなんて目じゃないマナー違反だから。

204:名無しさん@ピンキー
10/12/01 03:30:26 rIIn4kEI
エロ小説がエンターテイメントで有ることは否定しないが、

全力投球でないとか読解力の無い人でもわかるようにとか
読者舐めてる上にそこに胡座をかいて、技量の研鑽を怠っている言い訳にするとかちょっと理解できない。
わざわざ愚作を読みに来てくれる人が居ると思えば、いくらでも力はいれられると思うんだけどなぁ。
漫画書け、漫画。
情景見せるだけなら絵を書いた方がずっと解りやすいわ

205:名無しさん@ピンキー
10/12/01 03:39:42 FkWqVEl6
小説形式で投下する、がマナー違反なわけないだろ!?>>203

我ながらなんて書き間違いだよ、恥ずかしい。

206:名無しさん@ピンキー
10/12/01 12:17:49 5A2lS8GH
◇作品の特徴◇
 台詞には発した人物を入れているので、読み物に慣れていない人にも読み易いと思います。誰が喋っているか考える必要などなく、妄想に没頭できます。はっきり言って、プロの小説であっても喋った人物が判り辛いことが多いです。
 素人でかつ熟練度の低い人が作った小説なんて人物特定不能でしょう。
 訪問者は小説を読みこなす人とは限らず、より多くの人に読んでもらう為に惨辱乙女では人物を入れます。
 小説を読み慣れている人には、喋っている人物を入れなくても理解でき不要かも知れませんが、大抵の人は文に慣れていません。
 つまり、通常の小説のような様式は、万人に優しくはないのです。
 台詞の前に名前を入れるのは安直な手段ではありません。読者へ真に配慮した方式です。
 アホだと[人物を入れてある小説=人物を入れないと誰の台詞か理解できない]と混同しますが、[人物を入れないと到底理解できないのに入ってない][入れなくても理解できる上に人物を入れて万全]など、様々なケースがあります。
 台詞の前に名前があった方が読み辛い人もいるでしょう。私のサイトの小説が読みたいなら慣れてください。【】で囲まれた名前が台詞の主ということで、読みやすい形式だと思います。
 くれぐれも勘違いして欲しくないのは、実力がないから誤魔化すために人物を入れているのではないということです。
 あえて言うなら、作者の私のメンテナンスが楽だからです。検索や置換が容易というわけですね。視野の狭いアホの難癖は、全く的外れというわけです。
 小説しか知らず、頭が悪くて堅い人だと、恐らくこの様式に反発したり難癖つけるのでしょうが、そんなものは視野の狭い表れでしかありません。
 今まで自分が読んできた小説の形式が絶対だと思っている人は、小説では相手にしたくないので、他のコンテンツを楽しんでください。


207:名無しさん@ピンキー
10/12/01 12:30:31 FkWqVEl6
まあ、上げっぱなしだったり、口調が妙だったり、いつもの人なんだと思うけども。
名作を書く人もいるということと、駄作しか書けないのに言い訳に使うということは全く違うということを覚えたほうが良い。

あと、多くの台本形式ってのは、台本を書く世界から見てもおかしなものが多すぎることを知ってほしい。
どういうことか少しでもわかりたかったら、最近亡くなってしまったが、脚本家の首藤さんのブログでも読んでみると良い。

208:名無しさん@ピンキー
10/12/01 12:39:23 +KY+uukk
あらら…首藤さん亡くなってしまわれたのか…。
残念。ゴーショーグンの小説の続きは未完のままなのですね。

209:名無しさん@ピンキー
10/12/12 05:33:58 K2G4UDSC
>>206
>つまり、通常の小説のような様式は、万人に優しくはないのです。
>台詞の前に名前を入れるのは安直な手段ではありません。読者へ真に配慮した方式です。

>台詞の前に名前があった方が読み辛い人もいるでしょう。私のサイトの小説が読みたいなら慣れてください。


なにこの矛盾

210:名無しさん@ピンキー
10/12/12 15:41:06 YjRW+03S
古いPC使って行ってみた
その元サイト、とうの昔に廃棄された場所
金を払って文章を見せるという形式をとっていたようだ
偽入り口とか広告だらけで、そのことについての逆ギレのような言い訳も書いてた
つまり、当時から【痛いサイト】だったことで間違いない

貼りつけたのは例の荒らしだろうさ
批判の文章書かせるためならなんでもするんだな、と思って大笑いした

211:名無しさん@ピンキー
10/12/12 23:07:50 O9VfZnBW
>>209
あまりにもまっとうな指摘にワロタ

212:名無しさん@ピンキー
10/12/25 18:17:57 WO54oERH
SSを投下するので評価お願いします

213:名無しさん@ピンキー
10/12/25 18:18:08 WO54oERH
夕暮れ時の屋上。校庭には下校している生徒の姿が見える。談笑しながら帰宅している生徒を眺め、私はこの手紙の主が来るのを屋上で待っている。
「告白・・・とかじゃないよね・・」
貰った時は初めてのラブレターかと思ってドキドキしたけど、とても可愛い字なのでその可能性は少ない。

ヒロに相談してみたら
「あら、素敵じゃない沙英。沙英にも良い相手が出来たのね♪」
とからかわれた。

こういう体験も小説の為になるならと思い、断る前提で待っている。

ヒロは今頃晩御飯の準備してるのかな、などと考えていると屋上の扉が開いた。
私が振り返ると、そこには・・・・夏目が居た。

「な、夏目!? なんでこんな場所に・・・」
私は焦った。それもそうだ、もしこのまま手紙の主が来て夏目にバレでもしたら何を言われるか分からない。
しかし、夏目は私のそんな心配をあっさりと壊した。

「て、手紙読んだでしょ? そ、それ・・・・私が書いたのよ・・・」
「え・・・てことは夏目が私を呼び出したの!?何で・・・?」
今度は別の意味でドキドキしてきた。普段は顔を合わすだけで突っ掛かって来る夏目が、今日はおとなしい。
もしかして、何か企んでいるのだろうか?そんな邪推をしてしまう。

「ねえ、沙英は、好きな人とか・・・いるの?」
「!!!?」
イキナリとんでもない事を聞かれた。何?何が目的なの・・・赤面しそうな顔を必死に出さないようにして、冷静になって答えた。

「夏目には関係ないことでしょ。まあ、私ぐらいになると好きな人の1人や2人・・・」
「それって・・・ヒロさんの事?」
「な・・・何言ってるのよ・・・女の子を好きになるわけなかろう!」
突然の振りにあっさり動揺してしまい、顔を赤くさせながら答えてしまった。相変わらず私は突然の事に弱い。

「私は、沙英の事が好きなの!最初に会って優しくされた時から・・・ でも、沙英の隣にはいつもヒロさんが居て、私には・・・勝ち目が無いって」
「ちょ・・・ちょっと待って! これは何かの冗談とかじゃないの?」
私は夏目の言葉をさえぎった。

これはきっと何かの罰ゲームで、夏目は言わされてるだけ。と自分に言い聞かせながら夏目に聞いた。しかし、逆効果だったらしく夏目が泣き出しそうな顔になった。
「普段は・・ちょっと素直になれなかったけど、今気持ちを伝えないと・・・・きっと一生後悔すると思って、沙英をこんな場所に呼び出したんだからっ!」
そう言うと、夏目は泣き出してしまった。どうしていいか分からず、迷った挙句私は夏目に近づき、そっと肩を抱いた。

「ごめん、夏目・・・夏目がそんな風に思ってるなんて、考えても見なかったからさ。本当にゴメン!」
「私も普段の接し方が悪かったのよね。いつも困らせて、ゴメンね沙英・・・」
「で、でもあのさ、女の子が女の子を好きになるってのは、どうかなって思うんだけど・・・」
「沙英だっていつもヒロさんと一緒に居るじゃない?!あれは・・・そういう関係じゃない・・・の?」
「ヒロは、その・・・特別なんだよ。ひだまり荘のみんなは特別。」
「私だって・・ひだまり荘に住んで、沙英と一緒に暮らしたかった。でももう遅かったのよ・・」
「その・・あの・・ゴメン」
私は夏目の迫力に負けて謝ってしまった。そして沈黙が続いた。
沈みかけの太陽の光が段々と消えかけ、風が心地よい放課後の屋上。そんな屋上で続く永遠とも思える沈黙を崩したのは夏目だった。
「分かった。確かに私も急すぎたよね・・・お友達になら・・なってくれる?」
素直になった夏目に太陽が当たった姿は、いつも以上に可愛く見えた。
「当たり前じゃん。私は夏目のこと友達だと思ってたんだしさ。これからも、よろしくね!」
そういうと、私は右手を夏目に差し出した。
「こちらこそ・・よろしくね、沙英!」

私たちはひだまり荘まで一緒に帰り、夏目を見送り
「今まで嫌な奴だなって思ってゴメンね、夏目・・・」
私はそんな独り言を言いつつ、自分の部屋へ戻った。



214:名無しさん@ピンキー
10/12/25 18:19:12 WO54oERH
全12話のうちの第1話です。


215:名無しさん@ピンキー
10/12/25 20:41:10 gMw7tYL/
>>214

>>1を読んでください

216:名無しさん@ピンキー
10/12/30 18:05:53 8kmxeAYi
>>214

先が思いやられます。

217:名無しさん@ピンキー
11/01/15 15:48:01 7yvJgfap
ssを投下すると、よりエロくなって返ってくる
というスレはここですか?

山田さんも、もうなくなったんですか?

218:名無しさん@ピンキー
11/01/15 16:18:36 6e7nrZzo
山田さんはいるよ
ただ>>1も読まないで来る田中さんが多くて辟易しているだけ

219:217
11/01/16 06:07:01 pnRBCxdB
しかし、そういった当たり前のことがわかんない程
不慣れだから試しにここに書き込んでみる
ということもあるのでは?

と予防線を張ってみる

まぁ、俺も>>1からのテンプレくらいは読んで欲しいと思うけど。

220:名無しさん@ピンキー
11/01/16 23:20:45 mYrVjhdK
あとは、荒らしが粘着した。

221:217
11/01/17 23:00:46 hmX0aib3
人いないなぁ
以前のようなお茶会になることを願って
投下させていただきます。

・オリジナル
・流血表現あり、苦手な人はスルー推奨
・ヒロイン病み気味?
・9レス程度

222:名無しさん@ピンキー
11/01/17 23:01:30 hmX0aib3
 薄暗い部屋にぴちゃぴちゃという水音だけが響く。
 窓もカーテンも閉まっている。熱気で、部屋が蒸し暑い。
 目の前に、跪くような格好の少女が、俺の"それ"を、舐めとって
いく。

 時折漏れる、はぁという息継ぎの音が艶めかしい。チロチロと、
時折覗く舌は、赤く、妖艶で、"それ"を舐め取るたび、赤さを増し
ていく。
 少女の肌はしっとりと汗ばみ、美しく長い黒髪が数本、頬に張り
付いている。カーテンを通して挿し込む、薄い太陽光に透けるよう
な肌に、珠のような汗が浮かんでいて、ひどく、淫らだ。

 少女の瞳は、陶酔しているように濁り、一心不乱に"それ"を舐め
とっている。
 年不相応の、卑猥な姿。少女の、妄りな熱が伝わり、勃起する。

 ごくり。
 自分の唾を飲み込む音が、異様な程大きく聞こえる。
 静かな部屋の中で、少女の周囲だけ熱で揺らめいて見える。
 少女の体は、幼く、しかし女性的な丸みを帯びていて、黒髪から
覗く、無防備に晒されているうなじが、脆く、白く、壊してしまい
たい程美しい。
 少女が、止めどなく溢れる"それ"を舐めとり、にちゃにちゃと口
 内で、味わう。

 少女がこちらを見上げ、視線を絡める。淫欲が渦巻いている幼い
瞳は、吸い込まれそうな程、淫靡だ。
 上目遣いで、魅せつけるように、ごくんと喉を鳴らす。
 それに合わせるように、ビクンとベニスが跳ね上がる。
 それを見て少女が、にやっと口元を歪める。元々、つり目がちの
 目がさらにつり上がり、三日月のようだ。
 瞳を閉じ、口元は歪めたまま、少女の美しい顔が、近づいてくる。

 口付けを、交わす。


223:名無しさん@ピンキー
11/01/17 23:02:02 hmX0aib3
 少女の、熱い舌が口内に侵入し、蹂躙される。くちゃくちゃと卑
猥な音が、鳴り響く。"それ"の味が、口いっぱいに広がる。
 顔を顰めると、それに気付いたのか、少女が唇を離す。
 赤い、唾液が糸を引く。

 「ふふっ」
 人の顔を見て、満足気に微笑むと、また"それ"を舐め始める。

 少女が一舐めするごとに、そこから全身に、電流が走る。その信
号は一度脳に入り、快感という信号に変換されて、身体中に染み渡
っていく。

 「…ふぅ」
 ゆっくりと、張り詰めた空気を外に逃がす。
 少女は一瞬だけこちらに視線をやり、すぐに"それ"を舐める作業
に夢中になる。

 電流が、全身を駆け巡るたび、首の裏あたりが痺れるようで、鳥
 肌が立つ。
 腹の底辺りに澱が、降り重なっていく。
 その感覚が心地良い。ベニスが膨らむ。

 「…は~~」
 ゆっくりと、息を吐き出す。
 ひと舐めされるごとに走る、痛みが、少しだけ薄れる。

 少女は、ただぴちゃぴちゃと卑猥に、俺の血を舐め続ける。
 先程からずっと、少女は俺の左手首につけた、一筋の傷跡を舐め
続けている。

 少女の舌が、傷口から俺の中に、入ってくる。異物の侵入による
不快感と、痛みを、感じる。それらが、最高に、感じる。
 ペニスははち切れそうな程、勃起している。

 少女が一度、口を離し、ごくんと口内に溜まった、赤い、血液を
飲む。



224:名無しさん@ピンキー
11/01/17 23:02:54 hmX0aib3
 「ふぅ」
 と少女が酸素を吸い込む。

 期待で、ペニスが跳ねる。

 そのままゆっくりと、傷口に、ちゅっと口付けを落とすと、一気
に血液を吸われる。

 体の一部がなくなっていく。喪失感。
 それと、凄まじいほどの痛みと、快感。それらが、一度に背筋を
脳髄を駆け上がる。

 視界が真っ白に染まる。
 眼を閉じてしまう。

 絶頂に、達する。射精する。
 ビクビクと、ペニスが大量の白濁を、撒き散らす。
 少女が、血液を吸うのをやめても、まだ精子は吐き出され続ける


 永遠にも思える刹那の、快感が終わる。
 身体中が、倦怠感と疲労感に包まれる。
 目を開けるのも億劫だ。

 「暁人(あきひと)」
 機械で作られたような声。少女が俺の名を呼ぶ。

 「秋那(あきな)」
 名を呼び返し、ゆっくりと目を開ける。
 目の前には、白濁にまみれた美しい、少女の顔。
 名前で呼ばれたら、名前で呼び返さないと叱られるのだ。


225:名無しさん@ピンキー
11/01/17 23:03:38 hmX0aib3
 少女の、透けるような白い肌にも、長く美しい黒の髪にも、精液
が降り掛かっている。二の腕にこびり着いた、精液を掬い取り、血
で赤く染まった唇に持っていく。視線を逸らさず、絡め取られなが
ら、赤い赤い舌で、チロっと舐め取る。

 欲望を吐き出したばかりのペニスが、硬度を取り戻す。

 クチュクチュと、ゆっくりと魅せつけるように、咀嚼し、ごくん
と体の一部とする。

 「やっぱり美味しくないね」
 ぇへっとまるで別人のように、幼さを残したあどけない笑顔で微
笑む。

 心臓が跳ねる。いや、体のほうもビクっと跳ね上がったかもしれ
ない。
 中学生の時、好きな娘に話しかけられた時のようにドキドキと心
臓が脈打っている。

 「えっち、する?」
 急に幼くなったようだ。先程までの淫靡さも卑猥さも妖艶さも、
微塵も感じられない。そんな無垢そうに、全裸で精液を身体中に
貼りつけて、そんなに純真な顔で聞いてくるする彼女は、ひどく
倒錯的で目眩がする程に、愛おしい。

 時計を見る。カーテンを通して、柔らかくなった太陽光が、薄く
部屋を照らしている。
 7時10分。半には出ないと余裕がなくなる。



226:名無しさん@ピンキー
11/01/17 23:04:08 hmX0aib3
 「いや、いい」
 できるだけ、冷静に返す。

 「そう?」
 こくんと、小首を傾げてちょっと不満げなとこは、歳相応の少女
のものだ。

 「シャワー、浴びいこっか?」
 それ程、時間に余裕はない。
 秋那が座った状態から、ぴょんっと飛び跳ねる。髪が、ばさっと
烏の羽のように広がり、その衝撃で、精液が飛び散る。
 帰ってきたら掃除してやらないとな。

 「いくー」
 血を飲む時以外は、本当に歳相応に子どもっぽい。
 そういえば、秋那の実際の年齢を知らない。見た目は小学生高学
年くらいに見えるが、最近の子供は大人っぽかったりしてよく分か
らない。
 この娘は、学校も行ってないしな。

 「なぁ、秋那は今幾つなんだ?」
 精液を身体中につけたまま、元気良く振り返る。
 掃除する場所が増えた。

 「へへへ、な・い・しょーー」
 ぱたぱたと浴室に走り去ってしまう。
 まぁ、いいか。彼女の本名も知らないのだ。あまり、深入りすべ
きでもない。
 それより、いくら気にならないからって精液をつけたまま走りま
わるなと、注意しないと駄目だな。



227:名無しさん@ピンキー
11/01/17 23:04:34 hmX0aib3
 ヴーヴーヴーヴーヴー。

 はっ。
 意識と視界が開ける。ポケットの携帯のバイブを止める。
 座っている席から、一定の眠気を誘う振動が伝わる。
 案の定、眠ってしまったようだ。

 アラームを入れておいてよかった。
 後一駅で降りなければいけない。頭を振って眠気を払う。

 朝の通勤時間だが、電車の中は満員とはとても言えない。この街
の人口自体、少ないのだ。

 あの後、さっとシャワーを浴びて、マンションを後にした。
 秋那は今頃、寝ているだろう。日中寝て、夜中起きてるのが
彼女の生活スタイルだ。

 「ふわ」
 あくびが漏れる。
 最近はそれに合わせて行動しているから、寝不足気味だ。

 左手首を右手で握る。傷跡の部分ははYシャツで隠れているし、
用心を重ねて本当に重りの入っているリストバンドを着けている。
意外と30のおっさんがリストバンドをしていても何も言われないも
のだ。同僚の山見(かなり細い。子供の頃のあだ名は骨だろう)に
、メタボ対策ですかと揶揄された程度だ(俺は中肉中背だ)。


228:名無しさん@ピンキー
11/01/17 23:05:02 hmX0aib3
 惚けっとした頭で周りを見渡す。どれもこれも、一様に眠そうな
顔をしている。
 この電車内で誰が、30の普通のサラリーマンのおっさんが、10代
前半位の少女に、毎朝血を与えて、その代償として卑猥な行為をし
ていると思いつくのだろう。
 そんなことを知られれば、10人中10人が警察に通報するか、避け
るかするだろう。いや、両方実行されるか。

 俺みたいな、数ヶ月前は普通の独身のサラリーマンが、今は犯罪
のような(本当に犯罪だろう。青少年保護やらなんやらに引っ掛か
るんだろう)ことをしている。
 一目でおかしいとわかるような人も、普通の人も内容物は一緒な
のだ。そこに違いはない。大事なのはあくまで中身。ファクターだ
。しかし、良く良く考えてみれば、見た目でおかしいと判る人は避
けようもあるが、外見は普通で中身がおかしい人は避けようがない
。あぁ、だから他人には極力干渉しないような風習みたいのが、現
代に出来ていったのか。納得だ。

 そんな下らないことを考えていたら、聞き飽きたお決まりの、ウ
ケ狙いだかなんだか分からない放送がかかる。目的の駅に着くらし
い。
 俺はこの放送が意外と好きだ。ひどく公平で平等な気がする。

 こんな自殺志願者のような傷を、持っている俺が、うまく社会に
溶け込めるように背中をそっと押してくれる気がする。

 電車が止まる。ドアが開く。立ち上がり、鞄を抱え社会の一員と
しての自分を起動させた。



229:名無しさん@ピンキー
11/01/17 23:08:58 hmX0aib3
 聞き飽きたお決まりの、ウケ狙いだかなんだか分からない放送が
かかる。目的の駅に着くらしい。

 俺はこの放送が意外と好きだ。ひどく公平で平等な気がする。

 こんなびっちりとスーツを着た、普通のサラリーマンに見えるの
俺を、元の汚い醜いグロテスクなどこにでもいる人間に戻れるよう
に背中をそっと押してくれる気がする。

 電車が止まる。ドアが開く。立ち上がり、疲労を抱えながら社会
という柵から少しだけ、はみ出した。

 空は真っ暗で星はひとつも見えない。しかし、外は薄明るく。街
灯が地上の太陽か月か星の役割をまっとうしようと佇んでいる。

 久しぶりの残業で、随分と遅くなってしまった。

 彼女のマンションに行くべきか。けど、行ったところで今日はナ
ニをしようという元気もない。今日は早く帰って寝たい。もう日付
も変わっているし、いつも通り朝方行くだろうから今日はいいか。

 彼女と出会ってからは、毎日のように通っている。泊まることも
たまにあるが、大体は夜行って夕飯(寝起きの秋那にとっては朝食
)を作って、一緒に食べた後帰って寝る。そして、朝早く起きて血
を与えて、時間があったらエッチな事をして、会社に行く。という
サイクルを繰り返していた。


230:名無しさん@ピンキー
11/01/17 23:14:03 hmX0aib3
 聞き飽きたお決まりの、ウケ狙いだかなんだか分からない放送が
かかる。目的の駅に着くらしい。

 俺はこの放送が意外と好きだ。ひどく公平で平等な気がする。

 こんなびっちりとスーツを着た、普通のサラリーマンに見えるの
俺を、元の汚い醜いグロテスクなどこにでもいる人間に戻れるよう
に背中をそっと押してくれる気がする。

 電車が止まる。ドアが開く。立ち上がり、疲労を抱えながら社会
という柵から少しだけ、はみ出した。

 空は真っ暗で星はひとつも見えない。しかし、外は薄明るく。街
灯が地上の太陽か月か星の役割をまっとうしようと佇んでいる。

 久しぶりの残業で、随分と遅くなってしまった。

 彼女のマンションに行くべきか。けど、行ったところで今日はナ
ニをしようという元気もない。今日は早く帰って寝たい。もう日付
も変わっているし、いつも通り朝方行くだろうから今日はいいか。

 彼女と出会ってからは、毎日のように通っている。泊まることも
たまにあるが、大体は夜行って夕飯(寝起きの秋那にとっては朝食
)を作って、一緒に食べた後帰って寝る。そして、朝早く起きて血
を与えて、時間があったらエッチな事をして、会社に行く。という
サイクルを繰り返していた。


231:名無しさん@ピンキー
11/01/17 23:14:58 hmX0aib3
 あの娘は、血を吸わないと生きていけないらしい。そう、自分で
言っていた。今までは自分の血を吸っていたらしく、秋那の左腕に
はリストカットのミミズのような後が無数にある。当たり前だが、
そんな設定、俺は信じてはいない。中二病のようなものだと解釈し
ている。実際、俺も中二の頃は血や死という、ダークな感じのもの
に憧れたものだ。自殺の仕方をネットで調べたりもした。そういう
年頃なのだろう。まぁ、本当に秋那が中2、だったら驚きだが。

 それでも、リストカットが出来る程度には思い詰めていたという
ことだし、出来れば力になってやりたいと思う。それが今の関係と
いうのが、笑えないのだが(いや、笑い話なのか)。
 最初は、彼女の美しい姿に惹かれて魔が差した。次に、血を啜ら
 れる感覚と、やはり彼女の年不相応の淫らな姿に惹かれ、最後に
 、幼さと淫靡さを宿した矛盾と、一緒にいると暖かくなれる彼女
 の存在そのものに惹かれた。今では時折、思春期に初恋をした、
 少年の時のような感情を彼女に覚える。

 まったく、三十路を超えて一体何をしているんだか、と思わない
でもない。

 しかし、正直秋那と出会ってからは、本当に、楽しいのだ。一緒
に夕飯を食べるのも、一緒に深夜の通販をただじっと朝まで見てる
のも、彼女に血を吸われるあの儀式も、彼女とするエッチも何もか
もが楽しい。

 秋那のおかげで、良い流れに乗っている気がする。今日の残業だ
って、久しぶりに、仕事の充実感みたいなのを得た気もする。

 疲労のせいか、頭がよく回らない。
 このまま、今は何も考えず、このいつか、必ず終わる甘い毒
のような関係を享受していこう。



232:名無しさん@ピンキー
11/01/17 23:17:40 hmX0aib3
了。
お粗末様でした。

二重書き込みとか初歩的なミスをorz
なんだか思ったように改行が行かない

稚拙な作品ですが
ご指導ご鞭撻の程をお願いします。


233:名無しさん@ピンキー
11/01/18 23:37:51 XW+v0Z7r
>>222
 ワシもここでは山田さん初めてです。気になったことをつらつらと…。
(1)セリフばっかり、擬音ばっかりの「カキコ」が多い中、真面目に情景を描こうとする姿勢は良いこと
だと思います。貴方をエロ執筆に突き動かしたのはリビドーみたいなものかもしれませんが、ラノベ以外
にも色々読んで書いて文章に磨きをかけて野郎どもの下半身を元気にしてGJゲトして欲しいと思います。
(2)一番気になったのは、丸カッコを多用していて、ある時はツッコミ、ある時は補足説明として文章に
割り込んでいるところです。流れがブチ切れるし、ウザいと言うか言い訳がましいと言うか、あまり良い
表現ではないと思います。丸カッコ無しでナチュラルな状況説明とか、表現のスパイスとしてのツッコミ
を大切に(出し惜しみして)書くと良いと思います。
(3)読点が多いように思います。文学的表現のためかも知れませんが、ちょっと文章がバラけているよう
な気がします。
(4)漢字表記(×日が挿す)や、セリフは改良の余地があります。まあ目くじら立てるほどでは無いのですが、
誤字は気づいたら萎えるし、行為に溺れる女の子の切ない感じはもっと欲しいな…と。
(5)句読点が行の頭にくるのはいただけません。できればパソコンで、少なくともテキストエディタ(メモ
帳)で推敲しながら文章を仕上げるとうpの際も間違いは少なくなると思います。ただ表現先が日本語プロ
ポーショナル環境というのは、活字メディアのように一行○文字といかないので、どう文章を整理すれば
よいのやら。(これも一応全角48字を目処に改行したのですが…。)

 淡々とした行為はそれはそれで味があるものですが、エロの期待値をちゃんと満たしてくれたら嬉しい
ものです。
 貴方の精進を期待します。


234:名無しさん@ピンキー
11/01/19 00:14:09 WIjp1g9U
とりあえず俺もいくつか気になた所を
冒頭の”それ”という表現や書き方。
これはわざとフェラと勘違いさせる演出だと思うのですが、ネタばれは口付けの時にしたほうが良いと思う。
このままでは精液を飲まされたようで早い人はここで読むのをやめてしまうんじゃないかな。

あと、主人公が30過ぎのおっさんであるということを出すのがやや遅すぎる気がします。
冒頭を情事と思わせる演出をしているのですから、その時点で年の差のある2人であることを提示しておかないと
冒頭のイメージとチグハグになってもやもやします。(実際俺は最初高校生同士ぐらいを想像していました)

文章的なことは俺にはさほど問題に感じませんでした。
ただおそらく読みやすさを意識して空改行をしているのだと思いますが、その割りに何故ここで改行しない?という部分が多い気がします。
あくまで俺の感覚ではでありますが。
個人的には”。”の後はほぼすべて改行していいと思いました。

235:名無しさん@ピンキー
11/01/19 23:29:05 pxkZg10h
先の御二方が全体的なことをコメントされているので、私は細かいところで。

> 俺はこの放送が意外と好きだ。ひどく公平で平等な気がする。
このフレーズ、なかなかカッコいい、と思いました。
行きと、帰りで2度出てくるところも良い感じです。
が、残念な点ありです。
それは、その「放送」が具体的に描写されていないこと。
その内容が明かされれば、読者もより主人公の人となりなり、心情なりを理解できると思います。
途中ではボカしていて話の最後に明かすというのもいいと思います。
「えっ、こんなありがちな放送で、こんな風に考えてたのか?」と読者を驚かせたり。

あと、「エッチもしている」といいつつ、本編では該当行為無し、というのはフラストレーションが溜まるので
この雰囲気でいくなら「本番はしてません」という設定ですすめたほうがよいかも知れません。
(もしくは本編でとっととやっていただきたい(笑))
それでは。

236:名無しさん@ピンキー
11/01/20 09:27:48 KSuRoLFR
お三方ともしっかりとされた評価
本当にありがとう御座います。

>>233
分かりやすく丁寧な批評ありがとうございます。
自分も此処でのカキコは初めてです。

誤字や改行はすみません。
気がはやって推敲もほどほどにあげてしましました。
読点は昔から使うのが苦手で…。
文が止まるたびに打ってる気がします…。

エロエロなのを書けるように精進します!

>>234
>>このままでは精液を飲まされたようで早い人はここで読むのをやめてしまうんじゃないかな。
そういう考えもありますね。
気をつけます。
>>あと、主人公が30過ぎのおっさんであるということを出すのがやや遅すぎる気がします。
これは本当に気づきませんでした。

改行は他の人のを見てもいまいちどうしたら良いかわからんとです。
目から鱗な意見、ありがとうございました。

>>235
細かいところまで、ありがとうございます。
正直に言うと電車はあまり利用しないのです。
地元の駅名さえわかんないェ…。
けど、駅とかの放送は好きです。あの言い方とか。

本番は…書こうとは思ってるんですよ。…本当に!


人から意見をもらうって大切ですね。
皆さんありがとうございました。

237:名無しさん@ピンキー
11/02/05 19:54:58 sylZGStj
何故こんなに人がいないのだろうか
中々いいスレだと思うのに……

238:名無しさん@ピンキー
11/02/05 21:11:15 ekOmTx4r
単にROMってるだけの俺から言わせてもらえるなら、
何となくだけど、山田さん・田中くん共に敷居が高いように感じるからかな?

現にそれが理由で俺、書き込み控えてるし……

239:名無しさん@ピンキー
11/02/05 22:44:14 ayXjWhcl
正直お茶どうぞのノリがよく分からないし何で山田田中と名乗らなきゃいけないのかも分からない
それに投下作品のレベルが元々高いので気軽に参加出来ない
たまにルールを弁えていないからってスルーされてる作品があるけど、
添削スレって本来それくらいの初心者の為にあるべきなんじゃないのか?とも思う

240:名無しさん@ピンキー
11/02/06 00:29:44 iFaHLN6F
んー、でも俺は”まず>>1を読む”って常識も無いのに投下なんて……って思うけどな

241:名無しさん@ピンキー
11/02/06 00:32:53 NtuJYEkO
スレに投下するほうが敷居が高い希ガス
山田さんやるにも一言ちょっと言うだけでもいいとは思う

山田田中は単に区別しやすいようにじゃないかな
>>添削スレって本来それくらいの初心者の為にあるべきなんじゃないのか?とも思う
それは俺も思うけど、ルール守れないのが叩かれるのはどこでも条件反射に近いからなぁ

意外と人いてワロタw

242:名無しさん@ピンキー
11/02/06 00:39:13 NtuJYEkO
>>240
けどちょっと>>1の注意書きって分かりにくくないか?
文の中に埋まってるし
軽く目を通したくらいじゃ見落としそう

連投スマソ

243:名無しさん@ピンキー
11/02/06 08:19:46 +zKlvoW1
>>239
 結局のところ、投下作品のレベルはスレ内の他作品とレベルが合ってきて敷居が高いので、
お茶どうぞというフレーズは「少々のことは気にせずにどうぞ。取って食ったりはせんよ」という
田中くんウェルカム・批判暴走しやすい山田さん自重の姿勢を示しているんじゃなイカな?
 無論、此のスレ>>39付近のアレは(本人が書いているのなら)GJクレクレ君なので別途対処が
必要だが。あれはイタいを通り越して…。(今なら>>55からのID:l7gVOQMR氏にGJ!!って言える。)

 山田さんとか田中くんは、どこかの秘密結社の会合にかぶって参加するマスクみたいなもの。
要はノリかと。(でも真面目な田中くんをいぢめちゃダメだぞ。)

>>242
 確かによく見ておかないと注意事項は見落としてしまう。
 箇条書きに近いぐらいまで文章の整理をすればいいんじゃないかな。
 批判に対する横レス禁止と批判の受け流しを作者に任せる旨を謳う初回スレ59は重要な事を
言っているし、そのまま残しておきたいんだけど、ちょっと長くなるのでテンプレとしては>>2で参考
資料とするか、出典を明記して整理するべきかと。

244:名無しさん@ピンキー
11/02/06 10:06:38 S+y6j3jM
正直

馴れ合い臭がきつ過ぎて気持ち悪いです。

245:名無しさん@ピンキー
11/02/06 22:18:44 E7VrzFo5
このスレ程度で慣れ合いと思うなら、エロパロ板見るのやめたほうがいいよ
ここはむしろ書きこむ人が批評を受けたいのか批評しに来たのかにわかれることで馴れ合いにくくなってるから。

246:名無しさん@ピンキー
11/02/07 15:40:54 I1n2NGKF
馴れ合いってほどじゃないけど独特の空気が出来てしまっているのは確か
しかしその空気はスレを無駄にギスギスさせないための工夫であることも分かるので何とも言えないな
依頼者用・批評者用テンプレ作って利用推奨しておけば参加しやすいかもよ

247:名無しさん@ピンキー
11/02/07 22:59:19 DqaGxfYj
今現在書いているもので二次エロパロの評価をお願いします。
内容は高校生の大好きなお兄ちゃんと一緒にプールにきている中学生の女の子(何故か紐ビキニ)が
見知らぬ男に騙されオイルマッサージと称して悪戯されているものの出だしです。

どうも書いていて描写が温いかなというのと、そのわりに女の子側の感じる反応が
今一歩かなと思っています。特に喘ぎ声はいつも悩んでます。

248:名無しさん@ピンキー
11/02/07 22:59:49 DqaGxfYj
「まって、まって。塗り方にもコツがいるんだ。手本を教えてあげるから
 そこで顔の下に腕置いてうつ伏せになってよ」
そう言って撫子の背中に手をあててエアーマットへと導く。
(わわっ……男の人に身体触られてる……!)
慣れないどころか、ほとんど初めての行為に頬がみるみる赤く染まっていく。
肉親の触れ合いや蛇の怪異で暦に助けてもらった時以外、大人の男性に触られた経験など撫子にはなく
暦の時だって全身を襲う苦痛でそんなものを意識できる状態ではなかった。
「恥ずかしいかもしれないけど、お兄ちゃんに喜んでもらうためだから頑張ろうね」
慌てる撫子は男の言葉で平静を取り戻して決意を固めなおすとバスタオルが敷いてあるエアーマットに体を横たえた。
男の下には中学生のとても可愛い少女。しかもほとんど全裸の紐ビキニ。
白い肌がわずかに日焼けしたのか背中がうっすらと赤らんでいるのが生々しいそこへとオイルをゆっくりと垂らしていった。
「ひゃっ」
慣れない液体の感覚に声をあげる撫子の背にオイルが溢れ流れるのを浅黒い手がゆっくりと塗り広げていく。
(すげえ気持ちいい。二十歳過ぎた女とは比べ物になんねえ)
若く張りと弾力を併せ持つ限られた時間にしか存在しない少女の背中の背骨に沿ってじっくりとした圧を加えていく。
「んっ……」
くすぐったさに少しだけ身震いする撫子の様子を見て男は別の所へ指を走らせた。
両手を少しずつ下げ、腰のくびれ周辺を人差し指と親指を使い刺激すると
撫子がよりくすぐったいのか身じろぎする。
「くすぐったい?もうちょっとしたらよくなってくるから頑張ってね」
「んんっ……はいっ」
生温いオイルローションが撫子と男の体温に混ぜられて暖かく、さらに肌触りよく撫子の身体へ纏わりついていく。
(気持ちいい……のかな?)
男の指先が優しく肌表面をなぞり、時には軽い指圧が筋肉の薄く柔らかい撫子の身体を
さらに柔らかくほぐしていって、撫子は経験のない感覚で気持ちよさそうに目を瞑った。
手がそれ以上下がると布地が全然無いお尻に触れそうになる位置から
浮かされ、今度は脚へとオイルを垂らしあまり肉がついていない細くて可憐な太腿へと手を滑らせる。
「脚は疲れやすいから、お兄ちゃんにも強くしてあげるといいよ」
「やぅぅっ!」
指が太腿に押し込まれる強い刺激に思わず声をあげる。ビクンと身体が勝手に動いて
その度に小さいお尻が男の眼下で艶かしく震えるのがよく見えた。
「お兄ちゃんは泳ぎ疲れてるからきっとこうするのが気持ちいいから」
「はぁ……ぃ……」
痛みと、でもそれだけではない感覚で返事もろくにできない撫子。
そうして今度は指で土を掘り返すようなマッサージから、また優しい愛撫へと変わる。
「ふっ、あぁっ…………はぁはぁっ……」
肌がぬるぬるの粘液で覆われて暖かい。先ほどの痛みとは相反する刺激で息を荒げていて。
「気持ちいい?」
「わ、わかり……ませ……んぅっ!」
手が腿の内側の際どい部分を撫でると感じやすいのか声が漏れ指先が脚から上のほうへと滑ると
肉付きはないが弾力と柔らかさを併せ持つお尻がオイルと指に引っ張られてプルンと震える。
露出度の高い水着を着た撫子がオイルローションの匂いに混じって汗と女の子らしい体臭を振り撒いて
悶えている様はこの男でなくたって興奮していただろう。
うつ伏せの撫子からは見えないがすでに男の股間は水着越しからもわかるほどに
男性を主張していて、十代半ばにも届かない少女の肌を弄くる手は激しさを増していた。

249:名無しさん@ピンキー
11/02/07 23:00:13 DqaGxfYj
全身に襲い掛かる指先は白い手足を丹念に愛撫して性感を高めていき、背筋を伸ばすように
つーっと指が背中を登っているだけの動きですら、ぞくぞくぞくっと撫子の身体へ震えを伴う快楽が走った。
「んっ……ぁ…………」
オイルでぬめるお尻を両手の指全部を使いしっかりと揉み解されると
うつ伏せのまま撫子は何かを堪えるよう、腕に頭を押し付け息を吐く。
小さなお尻が強く握られ歪められているというのに撫子は痛みを感じるよりも
肉をこねられる快感を強く感じていた。そうして男の手管に翻弄される中、男が次の指示を出す。
「それじゃ次は仰向けで」
素直に体をころんと回した撫子は目に見えて様子が違っている。どこか庇護欲を誘っていた
幼い無邪気な相貌は朱に染まって艶を纏い、上目遣いで向けられた視線は快感と期待で
物欲しそうに揺れキラキラと涙で瞬いていた。男は十分にできあがっている撫子の姿を見て大胆にも
淡い膨らみをわずかな布で隠すそこへとオイルを垂らし両の手で擦るように指を使い始めた。
「あぅっ!んあっ!…………んっ!」
撫子が仰け反って強く悲鳴を漏らす。成長途上の胸が指に侵入され、健気に反発するのを十の指が獣のように貪りつくす。
全身を襲う快楽で小さくも硬く主張している乳首を摘み上げられると撫子にもわずかな疑問が芽生えた。
(マッサージなのに、いやらしいよう…………)
「……んんっ!?」
だが爪先で先端を弾かれると疑問を上げる声すらも嬌声に変えられてしまう。
抵抗どころかオイルでトロトロになった胸をまさぐりくすぐられて
男の思うまま弄られてしまっている身体は完全に男に服従してしまっていた。

250:名無しさん@ピンキー
11/02/07 23:06:46 DqaGxfYj
終了です。

エロの時に心理描写と女の子の台詞が少なく、地の文が多いと
どうも文章に波がないというか盛り上がりが欠けてる気がします。

251:名無しさん@ピンキー
11/02/07 23:18:44 gmIHVp42
∧_∧
( ´・ω・) とりあえずお茶入れて待ちますか……
( つ旦O
と_)_) 旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦


252:名無しさん@ピンキー
11/02/07 23:34:07 CcDy0L0x
・キャラの視点をころころ移動させていて感情移入できない
(撫子主観で男の行動を描いている部分なども多い)

・背骨や筋肉の硬質単語の中で「お尻」は違和感がある

・「てにおは」をはじめ、小難しい描写を選ぼうとしているが日本語がおかしい
例:>肌がぬるぬるの粘液で覆われて暖かい。
 肌がぬるぬるの粘液【に】覆われて【温かい】。
ちょうどこの部分、
>肌がぬるぬるの粘液で覆われて暖かい。先ほどの痛みとは相反する刺激で息を荒げていて。
痛みを感じるのは撫子だが「息を荒げていて」は男か神の視点になる
もしくは撫子が客観的に呼吸を荒げている述懐か…ともあれ全体的に
【誰の視点で語られているか】を意識して地の文を書くべき

全体的にそのレベルの問題点が多く、不安定な文でつっかえて没頭して読めない

253:名無しさん@ピンキー
11/02/07 23:39:51 gmIHVp42
∧_∧
( ・ω・ ) ……これはまた手厳しい?
( つ旦~O
と_)_) 旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦

254:名無しさん@ピンキー
11/02/07 23:45:03 D6UxMUbC
>>252
どうでもいいけど、
>てにおは
じゃなくて「てにをは」ね、助詞の「て」「に」「を」「は」が由来だから
てにをはの誤りを指摘するのだから、それくらいは正確にね

255:名無しさん@ピンキー
11/02/07 23:55:28 gmIHVp42
∧_∧
( ・ω・ ) てにお茶
( つハ O
と_日 ) 旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦
~~~

256:名無しさん@ピンキー
11/02/07 23:56:17 CcDy0L0x
追加。
>若く張りと弾力を併せ持つ限られた時間にしか存在しない少女の背中の背骨に沿ってじっくりとした圧を加えていく。
『限られた時間にしか存在しない若【い】張りと弾力を併せ持つ少女の背に男は手を這わせ、
背骨に沿ってじっくりとした圧を加えていく。』
一文の中で何をメインに力を入れて描写したいのかを絞り込んだ方がいい
『若く張りと弾力を併せ持つ限られた時間にしか存在しない少女の背中』だと時期を過ぎると
背中が消滅しそうで怖い
あと『限られた時間にしか存在しない』は『成長期特有の』などシンプルな表現の方がいい
あと『背中の背骨』はないわー

>>254
誤字修正ありがとう

257:名無しさん@ピンキー
11/02/08 00:07:46 PM+HDDBr
技術的なことはわからないので感想を

これはntr物?
それなら、出だしはそのお兄ちゃんとのシーンをいれたほうがいいんじゃない?
それともう少し最初は嫌悪感みたいなのがあってもいいと思う。
最後の方は快感がまさってくって感じで波は出来るんじゃないかな。
嫌悪感を感じながらもお兄ちゃんのために、的な。

それと、一文一文が長く感じる。
それでテンポが悪くなってる気がするかな。

まぁなんか参考にでもなれば



   ∧∧
  (,,゚Д゚)  ∬   山田く~~ん、>>255さんに
pく冫y,,く__) 旦   座布団一枚
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
TTTTTTTTTTTTTTTTTTT

258:名無しさん@ピンキー
11/02/08 00:42:02 vj9uIYTN
>>252さんが先に言っているけど、やっぱり視点が飛び過ぎなのが一番気になる
こういうのは、慣れていない側(より刺激を感じている側)の視点で一貫して書いた方がエロいんじゃないかと思う
(男側で、幼女の体に触れて感動している、って書き方でも可)
使う単語も、視点となるキャラクターの語彙に合わせる(これ結構重要と思う)
あと、女の子側で書くならもっと早めに、快感を感じて、男の行動にちょっとずつ疑問を持つような感じの内面描写が欲しい

女の子視点でちょっとだけ書きなおすとこうなる
---------------------------------------------------
男がそう言って撫子の背中に手を当てエアーマットへと導く。
(わわっ……男の人に身体触られてる……!)
慣れないどころか、ほとんど初めての行為に頬がみるみる赤く染まっていくのが自分でも分る。
---------------------------------------------------
「やぅぅっ!」
指が太腿に押し込まれる強い刺激に思わず声をあげる。
(や、やだ…。変な感じ…)
ビクンと身体が勝手に動いてその度にお尻を男の眼下でいやらしく震わせてしまう。
「お兄ちゃんは泳ぎ疲れてるからきっとこうするのが気持ちいいから」
「はぁ……ぃ……」
痛みと、それ以上に与えられる快感に撫子は返事もろくにできない。
---------------------------------------------------
「それじゃ次は仰向けで」
撫子は言われるがままに体をころんと回す。
いままで感じたことのない高揚感が全身を包んでいる。
(もっと…)
頬が紅潮し、目が潤んでいるのが自分でも分る。
男を上目使いで見つめ、次の「マッサージ」をおねだりしてしまう。
男は撫子の期待に応え、大胆にも淡い膨らみをわずかな布で隠すそこへとオイルを垂らし両の手で擦るように指を使い始める。
「あぅっ!んあっ!…………んっ!」
撫子は仰け反って強く悲鳴を漏らす。
成長途上の胸が指に侵入され、健気に反発するのを十の指が獣のように貪りつくす。
全身を襲う快楽で小さくも硬く主張している乳首を摘み上げられる。
もはやマッサージとは呼べないその動き。
しかし、撫子はそれに疑問を持つどころか、その刺激を待ちかねていたように身を震わてしまう。
(マッサージなのに、いやらしいよう…………)
----------------------------------------------------
以上

259:名無しさん@ピンキー
11/02/08 00:55:10 s2r3Jq37
>>248
>どうも書いていて描写が温いかなというのと、そのわりに女の子側の感じる反応が
>今一歩かなと思っています。

というのでそのあたりに絞ってあまり此処では付かない種類のレスをあえて付けると

>(すげえ気持ちいい。二十歳過ぎた女とは比べ物になんねえ)
>若く張りと弾力を併せ持つ限られた時間にしか存在しない少女の背中の背骨に沿ってじっくりとした圧を加えていく。
>「んっ……」
>くすぐったさに少しだけ身震いする撫子の様子を見て男は別の所へ指を走らせた。
>両手を少しずつ下げ、腰のくびれ周辺を人差し指と親指を使い刺激すると
>撫子がよりくすぐったいのか身じろぎする。

序盤のここの展開がまずヌルい。ヌルすぎる。ヌルぽ。というかインポ。
「撫子の様子を見て男は別の所へ指を走らせた」
別の所…別の所…別の所とまで、意図はともかく結果として読者に気を持たせておきながら
「腰のくびれ周辺を人差し指と親指を使い刺激する」ってエステかこれは?
これはないだろう。ないでないだろうか。ないんじゃありませんか?ちっともエロくない。
序盤なのは解るがここでもうもっとガッと逝って良いんじゃないですかね。
部位的にもっとガッと。部位的に。

>(気持ちいい……のかな?)
>男の指先が優しく肌表面をなぞり、時には軽い指圧が筋肉の薄く柔らかい撫子の身体を
>さらに柔らかくほぐしていって、撫子は経験のない感覚で気持ちよさそうに目を瞑った。

続くここもヌルい。良くわからない第三者視点で「男の指先が~」と続くというのは
ヌルいというよりもはやスカしているようにさえ見える。ここは
>(気持ちいい……のかな?)
>(でもこんなので気持ちいいのって変態さんだよね?)
>(けど最近ずっと暦お兄ちゃんに指までは大丈夫って触られてるから……)
とか撫子側の心理かあるいは感覚描写で押しておくところじゃないかな。
そうしといてもバチは当たらないような気がするな。

あとは
「男の下には中学生のとても可愛い少女。しかもほとんど全裸の紐ビキニ」
「(すげえ気持ちいい。二十歳過ぎた女とは比べ物になんねえ)」
と序盤持ち上げた男の心理状態、高揚感がエスカレートしていく様子が後半ほとんど見られない。
構図を整理してみたらどうでしょか?それが「騙していいなりになっている女の子」を前に度を越していく男、
あくまで有り得ないほど「騙されてあられもない状況になっていく女の子」なのであれば
どこを強調すれば良いのか自分で判断つくと思いますがどうでしょうかね。どうでしょう。


260:名無しさん@ピンキー
11/02/08 06:00:31 s2r3Jq37
∧_∧
( ・ω・ ) …… 愛
( つ旦~O
と_)_) 旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦


261:名無しさん@ピンキー
11/02/08 06:01:23 s2r3Jq37
∧_∧
( ・ω・ ) …… のコリーダ
( つ旦~O
と_)_) 旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦


262:名無しさん@ピンキー
11/02/08 06:02:15 s2r3Jq37

        *'``・* 。
       旦~     `*。
       ,。∩      *    that's where I am
      + (´・ω・`) *。+゚
      `*。 ヽ、  つ *゚*
       `・+。*・' ゚⊃ +゚
       ☆   ∪~ 。*゚
        `・+。*・ ゚


263:名無しさん@ピンキー
11/02/08 06:03:01 s2r3Jq37

      。*・``*
 `。*`    旦~
 ☆ `* ∧,,/∩。,
  ゚+。*(・ω・` ) +
☆*゚*⊂   ノ 。*` You send me there
 + ⊂゚`・*。+・`
. ゚*。. .~∪ ☆
・`☆ ゚ ・*。+・`


264:名無しさん@ピンキー
11/02/08 06:18:41 s2r3Jq37
∧_∧
( ・ω・ )
( つ旦~O
と_)_) 旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦


265:名無しさん@ピンキー
11/02/08 06:19:21 s2r3Jq37
∧_∧
( ´・ω・) とりあえずお茶入れて待ちますか……
( つ旦O
と_)_) 旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦


266:名無しさん@ピンキー
11/02/08 09:22:49 6w+5oAHU
ID:s2r3Jq37は>>247かな?
だとしたら個別レスしろとまでは言わないけど荒らしレベルのAA貼ってないで
しっかりレスしとくのが礼儀ってものだよ
別人ならいらんAA貼るのはやめとけ


267:名無しさん@ピンキー
11/02/08 13:10:00 FGGzB/yx
>>266
>>266
>>266

268:名無しさん@ピンキー
11/02/08 13:57:49 6w+5oAHU
ID:s2r3Jq37は>>247でなく>>259の山田さんか
アドバイスしておいてAA連貼りとか荒らしっぽいのやめなよ

269:名無しさん@ピンキー
11/02/08 17:45:51 Jh30Id9N
喘ぎ声は、キャラサロンを参考にするのもいいんじゃないの

(敬称略)
kLvcCZFtYc
9vktT4nVbE :2009/10/16(金) 21:39:06
とかね

270:名無しさん@ピンキー
11/02/08 18:02:47 VomD+l2+
いや、参考にならないと思う。
チャットとSSは表現方法が違うと思う。
臨場感が重要なチャットと、読み返しができる媒体であるSS、との違い。

あと、どう考えても他板への誘導になるので、避けたほうがいい。
その先がキャラサロンなどと言われた日には、確認を取るより先にこの書き込んだ人は>>39かと考えてしまう。

271:名無しさん@ピンキー
11/02/09 09:00:55 MtKo1k9e
>>252 >>256
三人称の使い方を間違ってた気がします。
個人的に三人称はこの場合両者の行為を俯瞰的に描写できる事をメリットにして
書いてるつもりだったのですが、それと同時にその描写の視点分けができていないのがわかりました。
読み手からすると負担になる部分というのを理解してなかったです。
てにをはは完全じゃないですかある程度修正したのと表現を簡略化及び消去しました。

>>257
導入としてこの前に5kbほどのシーンがあります。
NTRというほどの意識はないのですが、嫌悪感の描写はちょっと思いついてなかったです。
文はどうも長くする癖がついていたみたいなのでほとんど一行で収まるように修正できました。

>>258
女一人称気味のが苦手なので、あくまで三人称としてなのですが
言うとおり女の子側を優先視点として書くようにします。
わかりやすいフレーズはとても参考になりまして、三つ目のところは
ほとんどお借りした形になりました。

>>259
気付いたのですが、自分の文章力ではマッサージ的なものをエロく感じてもらうには無理があったようなので
指摘されたところはほとんど省略して、あくまで前戯の前座としてさらりと流す事にしましたです。
なのでヌルい部分を短く、その次の背後から抱き締めながら、うなじ髪責め、胸とあそこを触りながらキスの練習などで
濃くいってカバーしていこうと思います。男視点も消して、あくまで女側視点に拘るようにしました。
あと、変態さんというフレーズは撫子っぽいので、後半のお尻攻めとかに使っていくことにします。


皆さんのおかげでとても文章がわかりやすくできました。
自分の癖がわからない事が多く、特に三人称での行為を欲張りに詰め込もうとしてる時の
問題点が理解できたです。続きもその流れが意識できた事で、きっと前よりいいものが書けそうです。
本当に色々とありがとうございました。

272:名無しさん@ピンキー
11/02/09 19:56:28 az+AazVd
>>271
寝取られに見えないこともないので叩かれないためにも
注意書きをいれといたほうがいいと思いますよ


>>232を批評してもらったものなのですが
あの続きを書いたので、リベンジ的な意味合いも込めて
批評してもらいたいのですが連作はスレ的に大丈夫でしょうか?

結構長くなったのですがエロシーンだけ抽出したほうがいいでしょうか?

273:259
11/02/09 21:55:28 K7Fccsrz

控え目にお茶出し。つ旦旦旦~

>>271
山田的には通常ありえない事なんですが、
楽しみにして見に行きます。いつか。
では。

>>272
ここは今をさかのぼる事、3年ほど前にとある1人の書き手が
当時すでに始まっていたエロ叩きに悩んだ挙げ句、思い詰めてスレ立てまでして

>エロパロでエロネタ書いて叩かれた者です。
>(正確には、この掲示板ではなくあるスレのまとめサイトに投稿しました)
>最初のうちは、自分があんなエロいネタを投稿したから叩かれたんだとかなり反省しましたが、
>よく見ると、他の人も程度は違えど同じような事(エロネタ)を書いていました。
>よく考えるとエロパロ板のスレのまとめサイトですからね。
>
>そうなると同じエロネタでも書いていいエロネタと悪いエロネタがある、
>そして、私が悪いエロネタを書いてしまったから叩かれているという事になります。
>
>では、その悪いエロネタというのは誰がどう定義づけているのでしょうか?
>今の所、何も定義がありませんよね。
>もし、あなた方の言う、悪いエロネタの投稿を禁止したいのなら、
>どんなエロ表現が良くて、どんなエロ表現が悪いかを明確化して
>LRとして提示するべきだと思います。
>
>エロパロ板のガイドラインを見ましたが、そのような事は書いてありませんでしたし、
>該当スレッドのLR、私が投稿したまとめサイトにもそのような事は書いてありませんでした。

というレスと共に自作を投下したという、言わば’いわく付き’のスレを
その後その時々の有志がそれぞれの目的と意図で維持発展?させてきたものです。
だから良いんじゃないでしょうか?好きにして。適当で。

274:名無しさん@ピンキー
11/02/09 21:57:08 3e6yzIF5
>>272
>批評してもらいたいのですが連作はスレ的に大丈夫でしょうか?
>結構長くなったのですがエロシーンだけ抽出したほうがいいでしょうか?

自分は最近このスレを覗くようになったので、他の人の意見は分りませんが
過去2スレをざっと読み返してみました。
・よくあるのは1~10レス程度(「レス」で抽出しただけですが)
・批評するなら数レス分で十分という意見もが前スレであり
・25レスという投下もあったが、特に苦情もない
・同一作品・シリーズの複数回投稿(改訂版、続編など)については、該当例見つからず

1.長さについて
20レス以内くらいなら、全文投下でもよいのではないかと思うけど、
同一作品の場合は全面改定が条件と思います。
抽出するなら、エロシーンは欲しいけどw、状況説明なども重要です。
個人的には、前回の指摘部分でこうしてみましたよ、というところが見てみたいです。

2.連作について
これは個人的見解です。
批評スレなんで、どっちかというと改訂版を投下したほうがレベルアップの度合いが分りやすく、
前回の山田さん達も嬉しいような気もします。
改訂版は書き上げましたか?書いていないのならばそれを書くのが先決と思います。
書いた上で、今回投下したい「続編」が前回の物とは質的に異なるモノであるという自己判断があるのならば
連作はありと思います。(失礼ですが、山田さん達が同じ指摘をしなくても済みますよね?という老婆心です)

エラソーに聞こえるかもしれませんが、自分はここで批評を受けた人が、それを取り込み、レベルアップした作品を
本来発表すべき場所で発表することを願っています。

275:272
11/02/10 01:22:40 BbDWpDqD
前例もないので断りをいれといたほうがいいかと

前回投下したのは意見を参考にして改変して目的のスレに上げました。
あれの続きで、質的には同じものなのですが
本番のシーンも書いてみたので意見を聞きたいのですが。

276:274
11/02/10 02:00:19 POUUYVpR
>>275
そういうことでしたら、問題ないと思います。
うるさいこと言ってすいません。

277:名無しさん@ピンキー
11/02/11 03:34:05 5lR1Uit5
>>276
わざわざ過去スレまで辿って頂いて有難う御座います。

投下させていただきます。

・オリジナル
>>232の続き
・流血表現あり、苦手な人はスルー推奨
・19レス程度
・エッチは13以降


278:名無しさん@ピンキー
11/02/11 03:34:47 5lR1Uit5
 最後に秋那(あきな)と会ったのはいつだったか。
 帰り道を一人歩く。
 生暖かい空気が素肌に纏わり付く。
 春が終わり、暑い夏の始まりへ日々は移りゆく。
 季節の移ろいを感じながら思案する。

 一昨日の夜は、そのまま自分のアパートに直帰して独りで寝た。
 翌朝は最近の早起きが祟ったのか、血を抜きすぎて体力が低下していたのか、
もう年なのか久々の寝坊をした。
 目が覚めたら7時半を過ぎていて、支度も程々に会社に急いだ。
 その日も会社が忙しく、よく働いて疲れ果てすぐに帰って寝てしまった。
 今朝もまた寝坊してしまい7時に起きて、彼女のマンションには寄る余裕も
なく会社に行った。
 その日はまた一段と忙しかった。
 出社して直ぐに部長に呼び出され、又仕事が増えたのかと思い憂鬱な気分で
行くと、転勤を言い渡された。

 北海道へ。
 半年間。

 それで、今日は仕事の引継ぎやらなんやらで一層疲れた。
 引越し費用は会社で出してくれるらしいし、向こうにある格安の独身寮へ
入寮させてくれるらしい。
 それに転勤手当もつく。
 詳しい日程はまだ決まっていないが、遅くて1ヶ月後というところらしい。
 向こうへ行ったら半年間、そう簡単には戻っては来れないだろう。
 しかし半年程度で、これが終われば昇進もあり得るらしい。
 こんな風に仕事を任せられるのは入社して初めてだ。

 やはり、良い流れに乗っている。
 これも秋那と出会ったおかげだろうか。

 そのせいで今日も残業で、既に日付もまわっているし身体も疲労を
訴えている。
 布団に入ってしまえば、すぐにでも眠れるだろう。
 それでも足は彼女のマンションへ向かっている。


279:名無しさん@ピンキー
11/02/11 03:35:30 5lR1Uit5
 結局、2日も会っていない。
 出会ってからは毎日のように会っていたから、2日も会わない日が
続いたのは初めてのことだ。
 一人街灯に見送られ静かな道を歩く。

 「ふわぁ」
 欠伸が一つ漏れる。
 身体は疲労を感じているが足取りは軽い。
 明日は日曜で会社も休みだしこの時間なら秋那も充分起きているだろう。
 これからもう何度、この逢瀬を重ねられるかわからない。

 半年。
 多分あっという間だ。

 しかし秋那にとってはどうだろう。
 自分があのくらいの年齢の時の半年は長く、大きかった気もする。
 どうだろうか。
 もうよく覚えてはいない。

 秋那は、俺が会社で仕事を任されたと言ったら喜んでくれるだろうか。
 そんなこと、彼女は興味ないだろうか。
 久方ぶりの良い出来事を彼女に伝えたい。
 彼女に一言、よかったねと言って欲しい。
 この喜びを彼女と共有したい。
 独り身でろくに人間関係を築けない俺には、喜びを共有できるような
相手はいない。
 不思議な関係の、独りだった少女以外。

 あの娘は2日も行かなかったことに怒っているだろうか。
 半年も会えなくなることを怒るだろうか。
 寂しんで、くれているだろうか。
 忘れられは、しないだろうか。
 久しぶりに秋那に会えるのが嬉しい半面不安もある。

 不安と喜びがグチャグチャに混ざり合って、深夜の道路で叫びだしたくなった。


280:名無しさん@ピンキー
11/02/11 03:36:40 5lR1Uit5
 こんな所で悩んでいてもしょうがないと足を進める。
 それに、彼女がちゃんと食事を摂っているかも心配だ。
 これからまた独りで生活していけるのかも心配だし、彼女を独り置いて
いくことに罪悪感もある。

 まぁそれでも、俺と会う以前から一人で生活していたらしいし、
それは心配することでもないのだろう。
 半年間、彼女は一人でやっていくのだろう。

 臓腑を引き絞られるような感覚。
 身勝手な感傷。
 独身寮に少女は連れていけない。
 それに秋那が俺に付いてくるわけがない。
 また、腹の底に嫌な物が積み重なっていく。

 思考を無理矢理にでも切り替える。

 深夜にもかかわらず光々と光るコンビニに吸い込まれる。
 異様に明るい店内を一周して、プリンやケーキをカゴに放り込んでいく。

 これでご機嫌が取れるだろうか。
 ブリンもケーキも以前に買っていったら、子供らしく喜んでくれた。
 まぁ秋那に言わせると俺の血が一番うまいらしいが。
 甘い物が好きなくせにあんな鉄分たっぷりの液体のどこがうまいん
だろうか。
 旨い旨くないというより、あの娘もよく他人の血液なんて飲めるものだ。
 そんな下らないことを考えながらレジを通す。
 色褪せた財布から、折り目がついた千円札を出しお釣りを受け取る。
 コンビニの外に出ても町は足元に困らないくらいに明るい。

 病気の感染という観点から見れば、彼女の行為はへたな性行為よりも危険だ。
 考えれば考えるほど、心配事は積み重なっていく。
 そう考えれば随分危なっかしい娘だ。
 それでも自分の娘くらいの年齢の女の子と、関係を持っている
俺ほどでもないのだろう。


281:名無しさん@ピンキー
11/02/11 03:37:55 5lR1Uit5
 意味のなさない考え事をしながら、人の少ない夜道を歩く。

 秋那が一人で住んでるマンションに辿り着く。
 外観は綺麗で、俺が住んでるアパートなんかより随分値が張るだろう。
 しかしオートロックなどはついていない。

 俺にとっては面倒がなくて有難いが、秋那のことを思うとかなり心配だ。
 小綺麗なエントランスをつっきりエレベーターまで行く。
 上、のボタンを押す。
 ボタンは上下に2つ付いていて、秋那くらいの身長でも手が届く位置に一つ余分についている。

 3階にあった箱が音もなく下りてくる。
 間抜けな電子音が鳴り、目の前の扉が開く。
 乗り込み、8Fを押し、ドアが自動的に閉まる僅かな時間さえも待てずに、
閉のボタンを押してしまう。

 エレベーターの箱の中は静かで、心臓がドクドクと煩い。
 全身の筋肉が堅くなっている、気がする。
 壁に寄りかかってみたり、離れて鏡の前にたって髪を直してみたりする。
 鏡に映った顔は固く、間抜けだ。
 また、壁に寄り掛かる。

 …落ち着かない。
 今の俺をはたから見れば、まるで緊張しているようだ。
 いや、どうも俺はここにきて緊張しているらしい。
 たった2日会っていないだけなのに、こんなにも不安になる。
 胸が苦しく、何時もしているように息ができない。

 彼女が俺のことを忘れていたら、嫌われていたら、いなくなって
しまっていたら、どうしようかとまた不安に思っている。
 自分勝手な理由で会わなかったのは俺なのに。
 あの娘より、仕事をとるのは自分だ。

 思考が負の方向にグルグルと螺旋を描く。
 現実的に将来を考えれば、仕事を選ぶのは当たり前だ。
 いやそれより、普通は得体の知れない他人より自分のことを優先するのは
何も悪いことじゃない。
 他人の子どもを置いていくのなんて当たり前のことだ。

282:名無しさん@ピンキー
11/02/11 03:39:03 5lR1Uit5
 チーンと、間が抜けた電子音が鳴る。
 ドアが自動的に開き、夜の闇とそれを隈無く照らす人工の光。
 空は黒く星ひとつ見えない。
 冷たい空気が入り込んでくる。
 思考の回転が止まる。

 「すぅ、はぁー」
 こんな事を考えていてもしょうがない。
 箱の中から出る。
 地上8階は空気が冷たく、頭が冷やされる。

 ゆっくりと、人工の地面を歩き出す。

 彼女に会ったらまず、謝ろう。
 何日も連絡もせずに来なかったこと。
 2日間もご飯を作ってやれなかったこと。
 2日間も一緒にいてやれなかったこと。

 半年も、会えなくなること。
 彼女を、置いていくこと。

 そうしよう。
 きっと、彼女は笑うのだろう。
 いつも通りの幼い笑顔で。
 もしかしたら、気にもしないかもしれない。
 所詮行きずりの関係だ。

 幼い少女のごっこ遊びだ。
 半年の間に忘れてしまうかもしれない。

 …それはそれで寂しい物があるが、それが一番いいのかもしれない。

 一番奥の部屋に辿り着く。
 そういえば、冷蔵庫の中に豚肉が余ってたな。
 賞味期限もうだめかな。
 秋那は料理、できただろうか。

283:名無しさん@ピンキー
11/02/11 03:39:53 5lR1Uit5
 インターフォンを押す。
 別に鍵は掛かっていない。

 それは、…買い物から帰って来ない母親のため、なのだろうか。
 それを聞いて最初は困惑して憤りもした。
 しかし今、自分は同じことをしようとしているのだ。
 ぎゅうぎゅうと罪悪感が入り込んでくる。
 また思考が良くない方に向かっている。

 彼女に会ったら謝ろう。
 そう決めたばかりなのに。

 ドアの向こうに反応はない。
 いつもはインターフォンが鳴ると、トタトタと急いでやってきて秋那が
ドアを開けてくれる。
 少し前までは俺の顔を見ると一瞬少し淋しげな顔をした後の笑顔になる
のが見てて辛かった。
 最近は最初から笑顔で、淋しげな顔をすることもなくなった。

 少し待ったが、ドアが開く気配はない。
 物音も、…しない。
 冷たい風が、ひゅうひゅうと不安を急き立てる。
 また、どくどくと心臓が騒ぎ出す。
 煩い。
 グルグルと取り留めのない思考が踊り出す。

 ドアノブに手をかける。
 案の定、すんなりと回る。
 勢い良くドアを開け放ち、お邪魔する。

 「秋那?」
 ……返事がない。
 いつも名前を呼んだら名前を呼び返してくれるのに。
 いつも通り暗く電気も点いていない廊下が何故かいつもより冷たい。

 「秋那!」
 靴も荷物も放り出し一番奥の部屋に走る。
 まるでぶち壊すように扉を開ける。
 暗い部屋。
 一日中カーテンが引かれ、部屋を照らすのはテレビだけ。
 そのテレビも今はただ沈黙している。
 目が慣れるのを待ち、耳を澄ませる。


284:名無しさん@ピンキー
11/02/11 03:40:26 5lR1Uit5
 「…ぁ、…はぁ」
 微かに息遣いが聞こえる。

 「秋那?」
 そこで電気を点ければいいことに気づく。
 いつも秋那が照明器具を嫌うのだ。
 
 手探りで照明の電源を探る。
 スイッチに手が触れる。
 カチッと音が鳴り、部屋が白く染まる。
 蛍光灯の白い光が目を差す。
 ゆっくりと目を開ける。

 白い壁、白く分厚いカーテン。
 壁際にはテレビが置かれ、隣に勉強机が置かれている。
 反対側の壁側には白いベット。
 それと、瞳を閉じた全裸の少女。
 傍らに刃まで赤い、愛用のカッターが転がっている。
 少女の両の手があるところの白いシーツが真っ赤に染まっていて、
少女の白い手も夥しい赤に染められている。

 「秋那!?」
 足をもつれさせながらもベットに走りよる。
 傍らに膝を付く。

 左腕には何本もの古傷に混じって新たに数本、鮮やかに赤い筋が
走っている。
 今まで白く、傷ひとつなかった右腕には一本の線が周囲の肌を
赤く染め上げている。
 近くで見た少女は蒼白で、今にも消えそうで、口元だけが
血のルージュで赤く。

 「秋那」
 名を呼ぶ。
 ゆっくりとした動作で瞼が開く。


285:名無しさん@ピンキー
11/02/11 03:42:09 5lR1Uit5
 「あき、ひと?」
 「あきな?」
 「暁人」
 少女の声は弱々しく、顔色は蒼白を通り越して、真っ白だ。

 「どうしたんだよぉ」
 「ぇへへ」
 弱々しく笑う姿は心を抉られるようで。

 「あのね、…だめなの」
 「なにが?」
 「えっと、ね。そのね、自分のじゃ、駄目、だった」
 少女はゆっくりと、もどかしくも言葉を紡ぐ。

 「暁人のじゃないと。なんかね、いっぱいにならないの」
 少女は無理に笑顔を造る。
 泣きそうな顔で。

 「足りないの。…からっぽなの。…ここら、へんが」
 億劫そうに血だらけの左手を持ち上げ、胸の真ん中あたりを指さす。

 「すごく、足り、ないの」
 必死に造られた笑顔はもう笑顔の様をなしてなく、心をガリガリと穿っていく。
 そう言って力尽きたように手を血溜まりの中に戻してしまう。
 手を下ろしたさいに、ビチャっと音が鳴る。
 痛みでか、少女の顔が一瞬歪む。
 その拍子に、一筋だけ少女の瞳から滴が溢れる。

 「……さみ、しい、の」
 小さな、耳を澄ませても聴こえないほど小さな、少女の本心。
 母親が消えても、今まで一度も言わなかった言葉。

 秋那の瞳が俺の視線を絡めとる。
 赤い左手が俺の頬に添えられる。
 冷たい、手。

286:名無しさん@ピンキー
11/02/11 03:49:01 5lR1Uit5
 「泣いて、るの?どこか、痛いの?」
 自分も泣きそうな顔で言ってくる。
 自分だって泣きたいくせに。
 自分だって痛いくせに。
 自分のことを省みず俺なんかのことを心配してくれる。
 言われて目元に手をやると、熱い滴が後から後から途切れることなく流れていた。

 今更ながらに気づく。
 実感する。
 ああ。
 こんなにも。
 俺は、この少女を、大切に思っていたのか。

 ベットに放置されていた、カッターを右手で取る。

 「ああ、俺も痛いよ。此処が」
 少女の愛用のカッターで、胸の真ん中をさす。

 「いっしょだ」
 本当に嬉しそうに微笑む。
 秋那の微笑む顔が、とても愛おしい。
 視界がよけい滲んで目の前が見えなくなる。

 カチカチと刃を出し、左手首を、切り裂く。

 「あっ」
 熱い。
 痛い。
 彼女との情事とは違って、気持ちよくも心地よくもない、ただの痛み。
 涙と同じくらい血が流れ出る。
 彼女の口元に持って行くと、舌を伸ばし舐め取る。
 少女の舌が触れた刹那、背筋に電流が走る。
 痛みという、快感という信号。
 冷たい両手で左腕をつかまれ、血を勢い良く啜られる。
 体内の血が抜けていく。
 喪失感と充足感。
 気が遠くなるような痛み。
 自分で作った痛みとはまったく異なる。
 射精して、しまいそうだ。


287:名無しさん@ピンキー
11/02/11 03:50:17 5lR1Uit5
 「はぁ、はぁ」
 「ふぅ」
 数時間位経ったか、実際は数秒しかたってないのかわからないが彼女は
傷口から唇を離すと一息ついた。
 流石に血の抜き過ぎでナニも萎んでしまった。

 クラクラとする。
 涙が止まった後に熱が溜まっている。
 身体が疲労と水分不足で、重い。
 心臓が血液を作り出そうと痛いくらいに動いている。
 全力疾走した後のように鼓動が鐘を衝いている。
 心なしか脇腹もいたい。

 「ごちそうさま」
 少女が妖艶に微笑む。
 女の涙は幻のように消えてる。

 「はぁ、はぁ、はぁ」
 血の抜き過ぎと痛みで頭がぼんやりとしてくる。
 死ぬ、死ねる。

 ぼんやりとした頭で秋那の両手に包帯を巻いてやる。
 包帯も用意はしていたらしく、ベットに転がっていた。

 ぐ~、音が鳴り響く。

 「ぇへへ」
 「…ハラ、減ったのか?」
 「うん!」
 人の元気も吸いとっていったのか、さっきとは別人のように元気に返事をする。
 簡単に包帯を巻き終える。

 「一昨日から血しか飲んでないんだもん」
 拗ねるように口を尖らす。

 「っ?!なんでそんなことしてるんだ」
 しかもその血も自分の血だろう。
 よく生きていたなこの娘は。

288:名無しさん@ピンキー
11/02/11 03:51:34 5lR1Uit5
 「だって、だってなんか足りなかったんだもん!知ってるでしょ。
 私は、血がないと死んじゃうんだよ。それなのにその血で満足
 できなかったんだもん!」
 相変わらず良く解らない理由だ。
 いや、それだけ俺が必要とされてたってことなのだろうか。

 右手で顔を覆う。
 本当に仕事なんてしてる場合じゃなかったと後悔する。
 会いに来てやればよかった。
 顔を合わせられない。

 人の気も知らず、今度は秋那が人の腕を取り包帯を巻き始める。

 「ねぇ、おなかへったー」
 「ふっ。あぁ、そうだったな」
 つい笑ってしまう。
 こちらの悩みなんてお構いなしだ。

 立ち上がると、フラっと揺れる。
 左腕は秋那によって手際よく、俺より数段綺麗に包帯が巻かれている。
 玄関まで戻って落したままのコンビニの袋を持ってくる。

 「プリン位だったら食べれるか?」
 2日も何も食べていないんだ、消化に悪いものは戻してしまうかもしれない。

 「うん!プリンすき~」
 しかし何故この娘は全裸なのか。
 血で汚れるから血を飲む時は服を脱げって言ったのは俺なのだが。
 目のやり場に困る。

 「ほれ」
 プリンとスプーンとついでにとってきた俺のTシャツを渡す。
 もともと白いTシャツは血液でプリントがあるところが真っ赤に染まってるので、
部屋着もとい情事の後用として再利用している。
 「ありがと~」
 受け取ったTシャツを被る。
 サイズのあってないそれは、膝近くまで覆い隠してくれる。

 秋那が早速プリンのフタを開けて、フタの裏を舐める。
 舌が赤く、ドキッとする。
 視線を剥がしコンビニの袋を漁る。
 もう一つプリンを買ってきたのだが。
 奥のほうに入っていたプリンを発掘する。
 俺も血を抜きすぎて何か栄養がほしい。
 フタを開ける。


289:名無しさん@ピンキー
11/02/11 03:52:35 5lR1Uit5
 「じー」
 秋那がこっちを見ている。

 「じーー」
 秋那の手の中の容器は既に空だ。

 「ふぅ、ほら」
 プリンを差し出す。
 自分がにやけているのがわかる。

 「ありがとー」
 パッと笑顔が咲く。
 本当に、この娘には敵わない。

 袋の中から鉄分たっぷりらしい携帯食をだし咀嚼する。
 パサパサと口の中の水分が奪われる。
 一緒に袋から出した栄養ドリンクで口内を潤す。
 血を吸われる事自体は覚悟の上だった。

 旨くも不味くもない携帯食を胃におさめる。
 いつの間に袋から出した出したのか、秋那がケーキと紅茶で
食欲を満していた。
 よくそんなに食べれるものだ。
 30過ぎてからは、食欲も落ちてきて人が食べるのを見るだけで満足してしまう。
 ボロボロとベットを汚しながら、ケーキをおいしそうに食べている。
 紙パックの紅茶が今にも倒れないか心配だ。
 食事をとってる様は、本当に子供っぽい。
 こちらの視線に気づく。

 「おいしいよ?食べる?」
 そう言って一欠片、今にも落ちそうなケーキを差し出す。
 苦笑し、シーツを汚す前に差し出されたフォークに食らいつく。
 甘ったるい。
 この甘さは少し辛い。

 「おいしい?」
 「ああ、うまい」
 「よかった」
 にこっと笑う。
 じんと胸が暖かくなる。
 もうこの笑顔なしでは生きていけないかもしれないと錯覚する。
 秋那がケーキを平らげ、紅茶も飲み干す。


290:名無しさん@ピンキー
11/02/11 03:54:57 5lR1Uit5
 「ふぅ」
 ひと心地着いたのか、ころんとベットに寝転がる。
 そこら辺に放置された容器やらのゴミを集める。
 秋那がじっとこっちを見つめている。
 ゴミをまとめて、コンビニの袋に入れてしまう。
 床に落ちたままのカッターも危ないので片す。
 視線がこっちの動きを追う。

 「ねぇ暁人」
 背中に声がかかる。
 振り返ると、ベットに横になったままの秋那と視線がぶつかる。
 ドキリと、高鳴る。

 「何だ。秋那」
 「えっち、して?」
 食欲の次は性欲か。

 ベットにゆっくりと歩み寄る。
 跪き、目線を合わせる。
 吸い込まれるように顔を近づける。
 何も、他のことは何も考えないようにして、唇を重ねた。
 ふんわりとした感触。
 ただ合わせているだけの唇が、じんわりと熱い。
 顔を離し見つめ合う。
 秋那の瞳は既に潤んでいて。

 「ねぇ。…して」
 唇が甘い言葉を作る。
 ベットにあがり、邪魔な服を脱ぎ捨てる。
 幼い少女に馬乗りになる。
 潰さないように気を使いながら。

 先ほど着せたばかりの秋那の服を剥ぎ取る。
 白い肌。
 両腕に巻かれた血を吸って赤い、純白だった包帯。
 その手が俺の頭を抱く。
 少女の顔が目前に迫る。
 影に覆われた中で瞳が妖しく煌めいている。
 甘い香りが思考を焦がす。

 「キス、して?」
 握りつぶせそうなほど小さな頭をかき抱き、唇を貪る。
 唇を押し付けて。
 前歯を舐め上げて。
 舌を絡めて。
 唇を吸って。
 舌を食んで。
 唾液を交換する。


291:名無しさん@ピンキー
11/02/11 03:58:37 5lR1Uit5
 「ん…っぁ……はぁ」
 少女の口内は甘く、甘く、熱く、蕩けそうで。
 脳味噌が溶ける。
 何も考えられなく、なって行く。

 息が苦しくなり口を離す。

 「はぁ、はぁ」
 秋那の瞳は濁り、息を荒らげている。

 「はぁ、…暁人の、唾液もおいし」
 艶美に微笑む。

 「秋那」
 そのまま喉に口付けを落とす。
 首筋からは、柔らかい甘い匂いが漂っている。

 「んっ」
 鎖骨に沿って舌を這わす。
 熱い体温。
 少女の平熱が高いのか、身体が昂っているのか。

 「ふふっ、くすぐったい」
 身を悶えさせる。
 ゆっくりと下に下がっていく。

 「あっ」
 薄い胸に口付けを落とすと、僅かながらに背筋を反らす。
 片方の胸をマッサージするように手の平で捏ねる。
 少女の胸はほんの少しだけ柔らかく、指を押し込むと固い骨を感じる。
 そして鼓動を感じる。
 桜色の蕾を口に加える。

 「やっ、ぁ」
 ぎゅっと小さな手のひらで頭を押さえつけられる。
 口内できゅっと尖った乳首の感触を楽しむ。

 「きゃん。あっ、ふふ、赤ちゃんみたい」
 楽しそうに少女が笑う。
 右手で固く凝った乳首を軽く摘む。

 「やんっ、はっぁ」
 背筋が弓なりに。
 左手は背中に回り滑らかな肌と絡みつく絹糸のような髪の感触が手に優しい。
 ひと通り反応を楽しみ、さらに下へ進んでいく。
 ぷっくりと柔らかく、幼く滑らかな腹。
 少女の身体をかき抱き、何度も何度もキスを落とす。
 手は下に滑らせ、若く淑やかな足に触れる。
 肌は滑らかでしっとりと手に吸いつく。


292:名無しさん@ピンキー
11/02/11 04:00:57 5lR1Uit5
 「あ、…ふぅ…はっ…ん」
 くすぐったいのか、身を捩るように悶える。
 ゆっくりと、ほぐすように腿を撫ぜる。
 少しずつ少しずつ、つけ根に向かっていく。
 小さな臍に何度もキスをする。

 「やっ、はっ、ん」
 反応に艶が交じる。
 手にぬるっとした液体が触れる。
 顔を離す。

 「はぁ、はぁ、はぁ」
 少女は両腕で顔を隠し、首まで真っ赤に染まっている。
 まだ幼い秘めやかな丘は、ひくひくと愛液で艷めいている。
 可愛らしい耳にキスをする。

 「濡れてるな」
 耳元で囁く。

 「はぁ、ぁ、んぅ、うる、さぃ」
 蚊の鳴くような声。

 「弄って、欲しい?」
 コクンと微かに頷く。
 少女の固く閉ざされた秘所に口を付ける。

 「あっ」
 筋に沿ってゆっくりと舌を這わす。

 「やぁぁ」
 言葉とは裏腹に、腰を浮かせ押し付けてくる。
 じゅっと蜜を吸い取る。
 ほぐすように舌で柔らかな陰唇を何度も撫ぜる。

 「ん、はぁ…」
 包皮に包まれたままの、固く尖った小さなクリトリスにキスをする。

 「やんっ」
 一層強く少女の手の平に力がこもる。
 小さな蕾を舌で転がし弄ぶ。


293:名無しさん@ピンキー
11/02/11 04:04:58 5lR1Uit5
 「やっ、そこっ、だっ、めっ」
 舌がそこに触れるたび、声が跳ねる。
 軽く優しく歯をたてた。

 「やっ!っーーーーーーー」
 腕の中でビクン、ビクンと熱い身体が跳ねる。
 口を離す。

 「やっ、ぁ…」
 秋那は両腕で顔を覆ったままで、表情は伺えない。
 その手はぎゅっと、固く結ばれている。

 「顔、見して」
 包帯に巻かれた両腕を掴み、広げる。
 イッたばかりの身体には力が入ってなく抵抗もない。

 「やぁ…」
 呆けた瞳。
 蒸気した頬。
 口は半開きで赤い舌と口内が覗き見える。
 イッたばかりの、幼い蕩けた顔。
 頭が、白熱する。
 痛い程に勃起したそれを秘部に押し当てる。

 「ぁ…する、の?」
 返事の替りに濡れそぼったそこに擦りつける。

 「やっ、あ…はぅ」
 「はぁ、はぁ」
 先端をワレメに割り込むように当てる。

 「ふふ。かわい。…いいよ。きて」
 差し出される両手。
 小さな指に大きく硬い指を、絡める。
 少女の手は熱っぽく、火傷しそうで。

 幼い姫穴にグロテスクな怒張を挿し入れる。
 どちらの熱さかわからない程に融け合う。
 狭い膣内を媚肉を掻き分けるように侵入する。

294:名無しさん@ピンキー
11/02/11 04:06:34 5lR1Uit5
 「いっ、あ、ぁ」
 少女の顔が歪む。
 少しずつ、少しずつ少女のなかに押し入る。
 少女の腟内は熱く、きつく、少しでも気を抜けば射精してしまいそうで。
 亀頭を完全に咥え込む。
 ぎちぎちと痛い程に締め付けてくる。
 膣内は狭くそれを切り拓くように腰を進める。
 毎回、幼い秘部は壊れてしまうんじゃないかと不安にさせる。
 媚肉を掻き分け、コツンと最奥に到達する。

 「っーーー」
 「はぁ」
 無意識に止めていた息を吐き出す。

 「は、はい、った?」
 涙目で見つめてくる。
 触れるだけのキスをして。
 首を縦に振る。
 声を出せばそれだけで果ててしまいそうで。

 「うご、いて、いいよ」
 微笑む。
 今はただ、この少女が何よりも、愛おしい。
 ゆっくりと傷つけないように腰を引く。

 「あっ、ぁぁ」
 ゆったりとしたストロークを繰り返す。
 少しずつ少女の膣内が解れていく。
 じゅぶじゅぶと水音が響く。
 愛液で動くやすくなった、少女の膣が絡みついてくる。
 先程まで固かった少女の姫穴は、今は柔らかく、熱っぽく絡みつく。

 少女を抱きしめる。
 胸元に少女の顔が押し付けられる。
 背中に小さな手のひらを感じる。
 腕の中の少女は熱く、身体が融解して混じり合ってしまうんじゃないかと。
 ぎゅっと空気ですら二人の間に入らないようにきつく抱き合う。
 何も考えず、唯々腰をふる。


295:名無しさん@ピンキー
11/02/11 04:08:49 5lR1Uit5
 「やっ、っ、あっ、はっ、ぁ」
 絶頂に向けて少女を犯す。
 混ざり合って溶けてしまえと腰を叩きつける。
 2人で欲望を貪り合う。
 先端にコツコツと最奥になんども当たる。

 「あっ、はっ、やっ、あきっ、ひとぉ」
 「あき、な」
 反射で名を呼ぶ。
 こちらを見上げる瞳と視線が絡まる。

 少女の中の怒張はもう限界で。
 もう少しこのままでいたくて。
 限界を越えるようにひたすらに腰をふる。

 「いっしょ、にぃ。…ずっ、と、いっ、っしょ、にぃ!」
 心臓を鷲掴みにされる。

 「きすぅ、してぇ」
 唇を奪う。
 がむしゃらに唇を押し付ける。
 カツンと前歯が当たる。
 少女の膣内がきゅっと締まる。
 背筋を反らし、ぎゅっと一層強くしがみつく。
 頭を痛いほどに抱き締められる。
 最奥に自身を捩じ込む。
 「んぅ」
 舌を絡める。
 少女の身体を壊すように思いっきり抱き締める。

 暗転。
 思考が真っ白に染まる。
 限界を突破し果てる。
 唇を合わせたまま、白濁を注ぎ込む。
 息を止めて。
 何度も。
 ありったけの精を少女に吐き出す。
 射精がおさまる。
 顔を離す。

296:名無しさん@ピンキー
11/02/11 04:14:56 5lR1Uit5
 「はぁはぁはぁ」
 「はぁはぁ、はぁ、あつぅぃ」
 果てたベニスが引き抜ける。

 「あっ」
 「はぁはぁはぁ」
 酸素が足りない。
 身体中が燃えてる。
 思考は霞がかってて。
 少女の隣に倒れこむ。
 向かい合うようにして、少女が横になりこちらを見上げる。

 「はぁ、はあ、いっぱい、だしたね?」
 息も荒く、少女は微笑む。
 この行為の意味も知っているかも微妙な、幼い少女が。
 下腹部を赤い包帯を巻いた手で慈しむように撫でる。

 「ふふ」
 陰唇から溢れ出した精液がひどく淫らで。
 その仕草にどきっとさせらせる。

 「はぁはぁ」
 まだ返事をするほどの余裕が無い。
 年か。

 「ふふ」
 それを見て、少女が笑む。

 「暁人」
 「はぁ、はぁ、あき、な」
 首に腕が回され、唇を奪われる。
 柔らかく頭をとろけさせるような感触。
 さらに思考が鈍る。

 「おやすみ。……今、だけでも一緒に、いてね?」
 最近は見せなくなった淋しげな顔。
 ぼやけた頭ではその意味すらろくに理解できずに。
 そう言って、返事も受け付けずに少女は眠りについた。


297:名無しさん@ピンキー
11/02/11 04:15:50 5lR1Uit5

お粗末様でした。

今度は誤字脱字は無いと思います!
句読点はなるべく減らしてみました。
改行もなるべく読みやすさを重視しました。
どうでしょうか?

もっとエロく、良い文章を書けるようになりたい。
感想だけでもお待ちしています。


298:名無しさん@ピンキー
11/02/11 11:23:19 aEryatjg
>>297
大分良くなっていると思います。
このまま投下しても問題ない、と思うけど、それ以上を目指していると思うのでより細かいところで

・改行がまだ多いイメージ
個人的には、場面転換(時間、場所、視点)するまで改行ない方がそのシーンに集中できるので好き。
一文が短めに書かれているからそれで問題ないと思う。

・裸
>先ほど着せたばかりの秋那の服を剥ぎ取る。
脱衣は、非エロシーンからエロシーンに転換する重要ポイントなんで、
ここはもうちょっと女の子の体について描写が欲しい
もっと言うと、話の前半では裸で無い方がエロシーンの裸が引きたてられていいと思う
血を吸うときの習慣、というのは面白いと思うけど、本番ありの作りなら、最初から裸で登場するより
エロシーンで剥いたほうが読者が盛り上がると思う
エロ作品なら設定もエロシーンを盛り上げるような設定にするか、そのような演出にすべき

・女の子の年齢
女の子の年齢が前回投下作で小学校高学年に見える、とあったのでそのつもりで見るとちょっと気になる個所あり
精神年齢はもっと下のように描写されているので、ロリ物として書いていると判断して指摘する
>「ごちそうさま」
> 少女が妖艶に微笑む。
これはタイミング的に早い、と思う。
(このタイミングだとかなり人外ぽさを感じてしまう)
「ごちそうさま」
少女が無邪気に微笑む。 (ロリ物だから幼さ演出)
で良くて、
>「えっち、して?」
のほうで、妖艶さを出せばいいと思う。(ここでエロ)

>「ふふ。かわい。…いいよ。きて」
「来て」はちょっと、年齢が上に感じられてしまう。
「ふふ。かわいい。…いいよ。ちょーだい」
ぐらいでいいような

・男の年齢
女の子と対比して30男なんだと思うけど、セリフをみるとどうもイメージが固定されない
(も少し若いアンチャン的なセリフも混ざっている)
もうちょっと保護者的なセリフにしたほうが雰囲気がでると思う
「何だ。秋那」->「どうした?秋那」
「顔、見して」 <-これは激しく萎える

以上、まとまり無くてすみませんが。

299:名無しさん@ピンキー
11/02/14 06:41:35 eIV++Ara
わかりやすいご指摘ありがとうございます。
参考になりました。

>>エロ作品なら設定もエロシーンを盛り上げるような設定にするか、そのような演出にすべき
設定や演出はあまり考えてなかったです。
やはり本能のまま気の向くままに書いてたら駄目ですかね。
セリフの所は設定が甘いのが出てるのか。
もう少し修正してみます。

修業不足な感は否めませんね。
精進します。
エロ方面での意見を貰える場所はそう無いので有難いです。

300:名無しさん@ピンキー
11/02/18 01:03:22 33ACpqvn
今まで何本か版権作品のSSを書いてきましたが
オリジナルを初めて書きます。

こういう場合でもここに投下していいのでしょうか?

301:名無しさん@ピンキー
11/02/18 01:12:21 KKV7C4uJ
>>1より抜粋
「二次創作・一次創作」「ジャンル・傾向」「何レス程度」などを記載

あと「どういうところを重点的に見て欲しいか」を書いておけばいいと思う

302:名無しさん@ピンキー
11/02/18 07:17:24 UWzrN8x8
>>301

重点的に見て欲しい場所が特定されない場合、特にどこというのではなく全般を見て欲しい場合は?

「どういうところを重点的に見て欲しいか」というのをこのスレに尋ねるのは
「どこを重点的に叩かれたいか」言えと命じられているのに等しいから
投下側が自ら指定するのは相当勇気が必要なことに思われるのだけど。

303:名無しさん@ピンキー
11/02/18 11:55:50 anXbHAOQ
>>302
ああ、それで今まで何度か提案あったのにテンプレ入りしてなかったんだ
じゃあそれは特に書いてもらう必要はないね

304:名無しさん@ピンキー
11/02/18 14:25:19 qyCAU925
見てもらいたいところがある人だけでもいいんじゃない?
まぁそういうのがあると批評もしやすくなるかも

305:名無しさん@ピンキー
11/02/18 20:09:11 8id7ui0m
以前批評させてもらった経験からすると、あった方が圧倒的に書き易いし、書こうって気になる
もちろん無理強いはできないけどね

306:名無しさん@ピンキー
11/02/19 00:04:42 E8Y3AM4t
進みたい目標が分かった方がアドバイスしやすいというのはあるな
まあ、そういうのがまったく全然まるでないのなら書かなくてもいいとは思うが

307:名無しさん@ピンキー
11/02/19 07:10:42 U9UUyOoR
「どこをどう批評して欲しいか書いていないSSは批評したくない」
「どう批評して良いのかわからないのでスルーすると思う」

というのが批評側の正直な心情なのであれば、その旨は明文化して
次スレの>>1に記しておけばいいと思います。
不文律にしておいて、それに従わない投下者を叱り飛ばしたり、総出で無視する方が不親切な気がします。

だいたいにおいて、どこをどう直して欲しいか明確に決まっている人ならば、
いちいち言われなくたって自らそれを示してくるものでしょうけど。
でもそうではない、自分に欠けているものが何なのか、それすらもわからないレベルの人だって居るでしょう。
そんな程度の低い書き手は相手にしたくないというのが本音なら、それは致し方のないことです。

通常のスレで、投下SSをスルーするか否かが読み手に委ねられているのと同じく、
批評を求めてくる者を無視するか否かは、こちらの批評家先生方の自由な訳ですものね。

308:名無しさん@ピンキー
11/02/19 07:42:48 dNw5BEWv
>>307
いやいや、そこまでは言ってないんじゃない?


ROM専ですけど……

309:名無しさん@ピンキー
11/02/19 08:41:27 U9UUyOoR
>>308
そうですか?
どちらにせよ、暗黙のルール的なものは少ない方が新規が入りやすいというのも、事実ではないでしょうか?
どうもこちらのスレは、不特定多数の板住人に向けたスレにしては、特殊な不文律が多いような気がします。
しかもそれが、スレ内できちんと統括されていないというか。

例えば少し上のレスを溯って見たところ
「投下者が批評した人間にレスを返さないのは失礼である」
というような意見を書いている方がいらっしゃいました。
これも、かなり特殊な不文律ですよね。
通常、エロパロ板の大部分のスレでまかり通っている
「書き手はSS以外で語るなかれ、まして、感想を書いた読み手にお礼の全レスなんてウザイことこの上なし」
の常識を念頭に置いていたら、批評家先生へのお礼なんかもしないで済ませようと考えられても、仕方ないのではないでしょうか?

無論、どんな場所への投下であっても、そのスレのログを前の方から見返して空気を読むのは投下側の礼儀であって
そうすればこちらのスレの特殊な雰囲気も理解されるはずであるし、いちいちローカルルールとして記す必要はない、といわれてしまうなら、それはそれまでのことですけど。

310:名無しさん@ピンキー
11/02/19 12:13:39 LX3EczRu
>>307>>309
>どちらにせよ、暗黙のルール的なものは少ない方が新規が入りやすいというのも、事実ではないでしょうか?
>どうもこちらのスレは、不特定多数の板住人に向けたスレにしては、特殊な不文律が多いような気がします。
>しかもそれが、スレ内できちんと統括されていないというか。

ちょっとケンカ腰なのが気になるけど、言っていることはまあ分る。
でも、ここは匿名掲示板で、住人だって同じ人がいつも常駐しているわけでもないし、
入れ替わりも相当しているはず。(自分も最近来たばっかりだし)
テンプレを整備していけばいいんだろうけど、1サイクルが半年くらいのスレだとそれも結構しんどい。
特に半分ボランティアみたいなこのスレは。

でもまあ、ちょうどいい機会だから、テンプレ改定を提案します。




311:テンプレ案
11/02/19 12:20:07 LX3EczRu

ここはジャンルを問わず、投下された作品を有志が批評するスレッドです。
エロパロ板なのに、どうして自分のエロネタは「GJ」をもらえないのか?
そんな初代スレ1さんの、そんな悩みから生まれたスレッドです。
自作のエロネタを持ち寄り、評論会の振りしたお茶会と致しましょう。

※邪神認定スレ等ではありません。
※山田さん(いろいろ言う側)も田中くん(文章を書く人)もマジレス推奨。

◎投下規定
1.作品内容
(1)自作であること
タイトルには「叩かれた」とありますが、
自作でさえあれば叩かれたことがなくても投下できます。
 投下前の最後の読み直しとして利用しても構いません。
(2)エロ・非エロ、その他ジャンルは問わず
 エロネタでなくても、投下されたネタは山田さんたちが批評してくれます。
 ただし、過剰なグロ、スカトロネタはスルーされる可能性あります。
(3)長さは10レス程度を上限に(長くても20レス)
 見て欲しいシーンのみ投下でも良いです。
 その場合、最初にあらすじなどを説明してもらえると批評しやすくなります。
(4)同一作品・シリーズの複数回投稿(改訂版、続編など)は可
 同一作品の場合は全面改定が条件です。
(5)誤字、脱字レベルのチェックは自分で行っておくこと
(6)改行
 1)全角40文字で入れるのを推奨
 2)1行ごとの改行は非推奨
(7)長文の台本形式は不可(小ネタなら可)

2.投下時の注意
(1)作品説明文を先頭で投下のこと
 ・二次創作・一次創作
  (必須)
 ・ジャンル・傾向
  (必須)2次創作なら元ネタ作品名も
 ・使用レス数
  (必須)
 ・見て欲しい個所
  (任意)書いてあった方が、山田さんが批評しやすくなります。
 ・投下対象スレ
  (任意)
(2)先に他の人が投下している場合は時間を空けて投下すること
 最後の田中くん・田中さんの投下から24時間くらいは待ってからの方が、
 皆きっちりとした評価をしてくれます。

3.批評・批評に対するレスについて
(1)批評に対する他の山田さんからの横レスは禁止
 荒れ防止のため禁止します。
(2)批評についての田中さんからのレスは自由(無くてもよい)
 批評を受け止めるか、流すかは田中さんにお任せします。
 ただし、田中さんからのレスが少しでもあった方が山田さんは喜びます。

--------------------------------------------------------------------------------
一応、過去ログもざっと読んで、まとめてみました。
改行は平均的なルールはこんなものかなというところにしています。
初スレ59の精神は引き継いだ形にしたつもりです。
他の方もご意見あれば、お願いします。


312:名無しさん@ピンキー
11/02/19 21:56:18.57 ly457beC
現状のテンプレもどきを作ったやつです。
あんときは前スレが終わっちゃったので、慌てて建てたんだよね。
(あげく、重複になっちまったという恥ずかしいオチ)

>>311で自分は全面同意。
つーか、タイミング悪かったりでなおせなくて、ずーっと『一時創作』になってるのが恥ずかしかったんだよ……

313:名無しさん@ピンキー
11/02/19 23:00:57.52 6RNB4Y0m
>>311
GJ!!テンプレ(案)作成乙です。よくまとめられていると思う。
特に批評をうけたいポイントが分からないと批評がやりにくいというのは山田さん
していると感じるところ。
よそで叩かれてやって来た時は「何が悪いのか」知りたいところだと思うので、
元スレでどういう指摘があったのかを分かれば添削もやりやすい。

最後の「田中さんからのレスが少しでもあった方が山田さんは喜びます」という
部分は激しく同意。反応が無いのはさみしい。

(それにつけても冒険の書規制は使っている専ブラがまだ対応していないのが面倒い…)


314: ◆EqHQZWqzB.
11/02/20 18:48:09.84 Bl7L/+N/
>>300です。

投下してもいいみたいなのでSSを投下します
・一次創作
・ジャンルは和姦、付き合ってしばらく経つカップルのSSです
・レス数は、20000字なので12~3レスほどになります

見てほしい場所
・キャラをイメージする描写に不足はあるか
・エロさがどのくらい不足しているか


315: ◆EqHQZWqzB.
11/02/20 18:48:52.93 Bl7L/+N/
「ふう………これで終わり、と…」
生徒会役員も楽じゃない、平の役員でもすべきことはたくさんある。
新崎育美は、小さく息をつくと目の前のパソコンから視線を外した。
鏡のほうを見ると、自分が心なしか疲れたような顔をしているのがわかる。
乾いた目をこする、大きなくりくりとした瞳にも疲労がにじんでいた。
小さくため息をつき、育美はもう一度、作業をしているパソコンの方に向き直った。
担任の頼みで生徒会に所属したが…まさかここまで多忙だとは思っていなかった。
仕事に追われる毎日に、先生には恨み言の一つでもいってやりたいくらいだった。
それでも、引き受ける人がいないなら自分がやるしかない…と気持ちを切り替える。
議事録のまとめに、会議のための書類作り、生徒からの要望の処理、
部活や同好会から提出される備品購入申請のチェックもしなければならない。
気真面目な育美にとってパソコンに向かい仕事をするのはもっとも適任かもしれないが、
多くの人の意見を…言い方は悪いがあしらわなければならないこの仕事は、
抱え込んでしまいがちな育美には、同時にもっとも不適任でもあるといえた。
「まったく、こんなものに予算が下りると思ってるのかしら…」
各部活動、同好会から提出されたプリントに一枚一枚目を通し…その内容に呆れる。
こんなもの適当に却下してしまえばいい…会長や副会長はそう笑ったが、
真面目な申請もあることを考えれば、それはどうしても許せなかった。
「………はあ、あとちょっとね…」


「お~い、なんだ……まだ終わってなかったのかよ」
大内涼は、ノックもしないで生徒会室の扉を開けた。
育美にいつもノックをしろと怒られているが、どうしても忘れてしまう。
「………ノックをしろって、いつもいつも言ってるじゃない……」
育美はすぐにこっちに気づき、涼をじろりと睨む。こっちを見る目が妙に冷たい。
ただ、いつもと違ってそこに苛立ちの色が浮かんでいる。
「また仕事押し付けられたのか? もう5時過ぎてるぞ」
「……まあね、涼は…………補習かしら?」
育美がモニターから目を離すと、少し表情が和らいだような気がした。
邪魔にならないように涼は隣の椅子に座った。
「ああ……赤点取ったくらいでこの理不尽な扱い、ひどすぎないか?」
「自業自得でしょ………今集中してるから後で」
涼が振った会話にもまったく取り合わず、会話をさえぎって仕事を再開する育美。
涼は育美の隣に座ったままその……見慣れた横顔を眺める。
「………………」
目の前の仕事を片付けている真剣な表情にはどこか冷たさが感じられる。
やっぱり育美には笑顔のほうが似合っている…涼は改めてそう感じた。
生徒会の仕事と勉強を両立させるのは、成績のいい育美でもかなり大変なのか、
休日であっても二人きりで遊びに行くということはほとんどなかった。
毎日暇な涼にとって、デートもまともにできないというのは辛いものがあったが、
それでも育美とこうやって二人きりでいられるだけでも満たされる……
事に及ぶとき、もう少し積極的になってくれれば…と思うときもあるが。


「何?」
涼が来てからどうも落ち着かない、おそらくじっと見られているからだろう…
育美は視線を涼に移し睨みつけてしまう。そんなつもりはなかったが…
「いや…改めてみると可愛いなって……そんな怖い顔するなよ」
可愛いと言われて嬉しくないわけはない。
普段だったらを喜んでみせたりもする。しかし今は大事な書類を作っているとき…
もっと空気を読んでくれと言わんばかりに育美は小さくため息をついた。
嬉しいことは嬉しいが、溜まったストレスのせいで素直になれない。
「……邪魔するなら帰って」
「なんだよ…人がせっかく褒めてやったのに…」
涼ががっかりしたような顔を見せる。悪いとは思ったが……
邪魔するほうが悪いとすぐに思考を切り替えた。
そんな涼のことは放っておいて、次はバスケ部の備品申請書に目を通す……

316: ◆EqHQZWqzB.
11/02/20 18:49:14.12 Bl7L/+N/
却下、そしてバレー部、テニス部、サッカー部と次々と却下していく。
非現実的な希望に、こんなもの頼む前から受け入れてはもらえないとわかるだろうと
ますますいらいらしてしまう。
次々と申請書を読み流し、会議に必要なデータだけを入力する…
その作業を繰り返していると、ふと涼がいないことに気が付いた。
育美が視線を動かすと、その端に涼を見つける。
本棚から本を取り出して退屈そうにぱらぱらとページをめくっていた。
「なあ、ここって漫画とかないの?」
「…………はあ、そんなものあるわけないでしょ?涼……お願いがあるんだけど………」
「おっ、手伝ってほしいのか?」
「違うわ、おとなしくしてて…あなたに任せるとろくでもないことになりそうだから」
「おいおい、ひどい言い方だなぁ……いてっ!」
隣に戻ってきた涼の後頭部を引っ叩く、涼がデリカシーのないことを言ったり
授業をサボったりしたときはいつもこうしていた。
叩かれたところをさすりながら、涼は反省したのか申し訳なさそうな顔を見せる。
育美はこの顔に弱かった、悪いのは向こうだとわかってはいるが
どうもやりすぎてしまったような気分にさせられるからだ。
「ほら、ここ座ってて………………すぐ終わらせるから」
なだめる…というわけではなかったが、
育美は小さく笑みを浮かべて優しい口調で話し、またパソコンに向かった。


「………………………」
「…………なあ、終わった?」
また叩かれてはかなわない…涼は様子を伺うように育美に話しかける。
大きな目、通った鼻筋、小さな唇……相変わらずの美しい横顔に見とれながら。
「まだ…半分くらい」
育美が返事をする、しかし目は育美の顔から豊かな胸の膨らみ、
むっちりとした太ももに注がれていた。健康的なボリュームに目を奪われてしまう。
まだ、涼のいやらしい視線には気が付いていないみたいで
育美は何かぶつぶつ言いながらキーボードを打っている。
邪魔をしないように、涼がモニターを覗き込むと、
よくわからないが、次の会議の議題についての資料を作っているみたいだった。
自分にはとても真似できない……毎日の授業だけでも面倒なのに、
大変な上に金にもならない生徒会の仕事をするなんて……
涼は、恋人の育美には、ある種の尊敬の念も抱いていた。
自分とは別世界に住んでいるような彼女に対して。
もっとも、生徒会に所属していなければ
毎日もっとあんなことやこんなこともできるのにと不満も感じていたが。
あんなことやこんなことと考えていたら股間が熱くなってしまった。
「ごくっ………なんか疲れてるみたいだし、ちょっと休んだらどうだ?」
ブラウス越しのたっぷりとした乳房…
わしづかみにすれば言いようのないマシュマロのような柔らかさ…
そしてその先端にある乳首はまだ薄い桃色で、大きさも控えめだった
……何度も見た育美の乳房を想像し、涼は生唾を飲み込む。
「今日中に終わらせないといけないのよ…休憩なんてしてる暇はないの」
仕事のほうが大事なのか、あっさりと育美に断られてしまった。
それとも、いやらしい視線に気が付いてしまったか………
いつもならここで引くが、育美の巨乳のことを考えてペニスが熱くなったからか
涼はもう少し食い下がる。せめて少しくらいは触りたかった。
「そんなこと言わずにさ…………」
「ああんっ!」
ゆっくりと手を伸ばし、ぷにゅっと育美の薄手のブラウス越しの胸をつついた。
指にはぷにぷにとした柔らかな感触が残る。
もう一度……今度は軽く揉んでやろうと手のひらで乳房を包み込む、
むっちりとした重たい…手に余るボリューム……
それを軽く、むにむにと指を沈めて揉んだところで思いっきり手を叩かれてしまった。
手の甲をさすりながら、おそるおそる見上げると怒り心頭の育美が……
「ちょっと……仕事の邪魔しないで!!」

317: ◆EqHQZWqzB.
11/02/20 18:49:34.62 Bl7L/+N/
忙しいにもかかわらず、胸を揉まれてさすがに許せなかったのか、
眉を吊り上げて涼を睨み付ける目は威圧感さえ感じさせるものだった。
ここで謝ってもいいのだが…許してもらえず、追い出される可能性もある……
道は一つと、涼は努めて冷静に振舞おうとする。
「怖い顔するなって………そんな疲れた顔して書類作っても、効率悪いだけだろ?」
「………でもっ…」
育美が何か言おうとしたが、言わせてもどうせやめろとかいい加減にしろとか…
大体予想はつくので胸をわしづかみにして言葉を封じる。
少し引っかかれて、涼は思わず手を離してしまう。
…がひるまずにたっぷりとした肉を捏ね回し育美の反撃の機会を奪っていった。
「昔からよく言うだろ………頭を使った後は、身体を動かさないといけないって」
育美も、いつまでもいいようにはさせないと、立ち上がる……
逃げようとしたのか、しかし涼は手を掴み華奢な身体を引き寄せた。
背後から育美の華奢だが柔らかい身体を抱きしめると、
両手を回してぎゅっと大きな胸を円を描く要領で揉み解した。
普段なら、ゆっくりとも胸を揉まれるのが弱いのか、
こうすると育美は力が抜けてもたれかかってくる…
それで真っ赤な顔をして、こっちの手を受け入れてくれる。
今日もいつものように指を沈め、手のひらを押し付けて乳房をまさぐった。
………と考えながら、育美の胸をパン生地をこね回すように遠慮なく揉み続ける。


「涼…ふざけないで!」
普段ならあまり抵抗できないが、状況が状況ということもあって育美は大声を上げる。
「俺は本気だぞ…それっ」
これでひるむような涼ではないということはよくわかっていた。
手つきはますます激しく…ねちっこくなっていき、指を食い込ませたかと思うと、
今度は優しく乳房をさすり、その次はボールのように手のひらの上で弾ませてきた。
涼とするとき、大概は胸から責められる。
育美にとってはあまり好きではない豊かな膨らみも、涼にとっては好みのようで、
熱い吐息を耳元や首筋に吹きかけながら両手でたわわに実った果実を揉み捏ね続ける。
「やっ…やめなさい、怒るわよ……んんっ」
身を捩じらせて手から逃げようとすると、たゆたゆと水風船のような乳肉が揺れる。
それに目をつけられたのか、ぎゅむっと強く胸を掴まれてしまう。
さらに掴んだまま力を込めると、指の隙間から柔らかな肉がはみ出てしまう。
「まあまあ……すぐ終わるから…………すげーな、ぷるぷる揺れてるぞ?」
「んあっ……ふ…う、っ………だめっ」
だめ……育美はそう言って拒絶するつもりだった。しかし、だんだんと力が抜けていく。痴漢に触られても嫌悪感しか覚えないが……涼だとまったく違う。
「顔はだめって言ってないぞ……口でいくら言われても説得力ないなぁ」
本当にそんな顔をしているのだろうか………正直言って信じたくはなかった。
生徒会の大事な仕事があるのに、
彼氏に胸を揉まれるだけでそんなことも忘れて愛撫に没頭してしまうなんて………
育美は、自分にも流されやすいところがあったのかとそれを恥じる。
「仕事が………くっ…あぁんっ……」
「あとあと」
まだ拒否できることに育美はどこか安心していたが、涼は決して引き下がろうとしない。
育美からすればいい加減な涼だったが、こういうときだけは粘り強く触り続けてくる。
「………あとで、ひどいわよ……許さないから…」
言葉では涼のことを許さないと言わんばかりに拒絶するが、
胸を揉む手を振りほどくことはできなかった。
人肌に暖められた、パンパンに張り詰めた二つの丸み。
涼は育美のそれを支配し、あたかも所有物として自由に扱っている。
下からすくい上げて手指にのしかかる重さを楽しんだかと思えば、今度は全体をさする
……まるでマッサージされているみたいだった。
声を上げようとしても、小さく息をつくことしかできない、
せめて…生徒会室じゃなくて、どちらかの部屋でやってもらいたかった。
やめろと言ったつもりなのに、口から出るのは切なそうなため息……
残っている理性を総動員して、乳房をおもちゃにしている涼の手をぎゅっとつねった。
「いてっ…………あー、そこまで怒ってるなら、思う存分しちゃおうか……


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