エロパロでエロネタ書いて叩かれた 原稿用紙4枚目at EROPARO
エロパロでエロネタ書いて叩かれた 原稿用紙4枚目 - 暇つぶし2ch150:名無しさん@ピンキー
10/10/04 15:39:52 iAwfn0sk
>>145-147の安価は>>145-146の間違いでした。すいません。

151:名無しさん@ピンキー
10/10/13 00:24:02 JWC+bxCx
保守
お客さん少ないな
まあ少ないことは良いことか

152:名無しさん@ピンキー
10/10/13 02:23:23 IlXjIFjL
金玉をだしながらでタップダンスする王子は国民の心配の種になっていた。
タイトル・金玉の王子
キンタデスカ王国・王の間
朝議会を開いていた国王と配下達は登壇したフェラ王子に挨拶をしようと思っていた。
だが、国王と配下の予想もない出来事が起こった。王子が全裸なのだ。
「おはよう父上」
純真なあまりの元気の良い挨拶に国王と配下達は驚いた。
だが、国王が許すはずがない。
「無礼者!だれが全裸で来いと言った」
国王は顔を赤らめながら強い指摘をした。
同じくほかの配下たちもご乱心かと耳話をする。
王子は負けてはない、正論を言った。
王子「哺乳類が裸になって悪いのですか!わが王国の民も先祖の裸を見て
この王国を作ったのですよ、裸になって何が悪いのですか?!」
あまりのこの直言に配下達は驚くばっかりだが国王は冷静だった。
「確かにお前の言う事は正しい、じゃが朕達は国民の長として間違いを国民達に教えてはならぬのだ」
配下達も納得していた。だが、これで王子が食い下がるわけではない。
「では、ご先祖は暗愚な君主だといいたいのですね」
王子フェラのこの言葉に国王は怒りのあまり指先を兵士に向けた。
「話にならん!牢にぶち込め!」

153:名無しさん@ピンキー
10/10/13 02:23:52 IlXjIFjL
兵達に両肩をつかまれながらも尚発言していた。
王子(ご先祖の意思を全うせぬ父上はいずれ先祖達の呪いにかけられるでしょう」
この発言の後フェラ王子は牢に収監された―
牢屋
牢屋の兵達は王子の件について話していた。
「おい昨日の話し聞いたかよ、昨日、王子がすっぽっぽんなったんだと」
顔抑えながらもう一人の兵は反論する。
「お気の毒に・・・王妃様が亡くなれてからおかしくなった様だ」
兵達は全裸の王子を尻目に牢屋を去った。
その話を聞いた王子は大きいな声で兵達を納得させようとする。
「違う!俺は病気なんじゃない、人間のあるべき姿を表現しただけだ!」
すると隣の牢人が話しかけてきた。
「あんた、寒くないのか?」
王子は微笑しながら強気を吐く。
「お前は俺の姿を見て偉大さを感じないのか?」
隣の老人は思いっきり笑う
「はっはっはっはっは」
その笑い声に王子は怒った。
「何がおかしい!」
老人はぴったと笑い声をとめた。

154:名無しさん@ピンキー
10/10/13 02:24:21 IlXjIFjL
「こっからじゃ、お前さんが見えねえよ」
王子のいた牢は特別な独牢であった。
「おいお前なんて名だ!?」
老人は優しく語り掛ける。
「そうだな、忘れちまった」
とぼけた老人だと思った王子もさすがに反論した。
「とぼけるな!人は必ず名前を持っているはずだ」
老人はそれでも優しく語り掛ける。
「わしは昔、名前を持っていた。じゃが今は覚えては折らんのじゃ」
その老人の語り口に一瞬興味を抱いた王子フェラ。
「じっちゃんって呼んでもいいか?」
この子供口調に何か老人は同じく親しみを感じたらしい。
「いいともさ。」
この老人お言葉に王子は少し涙が出た。
「ううっ・・・」
王子は老人に聞こえるぐらいの小さな涙声を上げた
「わしに何か話してくれるんじゃないのか?あなたさまは」
少し皮肉めいた老人の言葉に王子は涙ながらに子供口調に戻った。
「おっ、俺はあなた様なんて名前じゃない、ちゃんとした名前があるんだ!」
老人は少し驚くもまたもや皮肉めいた言葉を言った。

155:名無しさん@ピンキー
10/10/13 02:24:44 IlXjIFjL
「早く名前を言わなければかぜをひいてしまうぞ」
王子は急におとなしくなって自分の名前を言った。
「・・・・・・フェラ・・・・・・」
王子は笑われると思ったが老人は普通にしゃべる。
「いい名前じゃな。」
王子は全裸なのに老人のこの発言に慌てた。
「そんな大きな声で俺の名前言わないでよ!」
老人は驚き笑いしている。
「しっかり自分の名前があると言う事はいいではないかな?」
王子はこの老人を怪しいと思った。
「おい、惚けるなよ!」
老人は王子の意図をまったく理解できなかった。
「ではフェラと言うのにはなにかいみがあるのかのう?」
王子は老人を無視する事を決めた。
ここまでの事ー
王子は自分の名前にコンプレックスを抱いている、その意味を知っているからだ。
老人はフェラと言う名前をいい名だと思っている。その意味を知らない

156:名無しさん@ピンキー
10/10/13 02:59:00 EAU47zJy
>>1に従って投下してください。
注意書きを読めないというのは「ローカルルールに従えない」という意味であり、文章がどうこうという話以前の問題です。
また、荒れやすい傾向もあるスレッドですので、sageのほうが好まれます。

157:398 ◆mK4JR6o3g7pu
10/10/26 12:19:40 H8VsQzlw
[子犬に向けられる狂気]

それは雨の降る日のことであった。
少年野球が休みだったので、小波は大急ぎで自宅に帰った。
「ああ~こんなことなら傘持ってくるべきだった~~~っ!」と小波はそう呟きながら走っていた。
するといつもの空き地を通りかかる。小波はチラッと空き地を見ると、そこには小さな人影がうずくまっていた。
「なんだろう・・・・?」小波は、雨が降りしきるなか空き地にいた人影に近づいてみる。
人影の正体は小波と同じガンバーズのチームメイトであり、小波の1年先輩であるわん子であった。
「わん子ちゃん?どうしたの?」小波はわん子に尋ねる。
「うぅ・・・・寒いワン・・・」
わん子はこの冷たい雨でガンバーズのユニフォームを雨で濡らしており、わん子身体も冷え切っていた。
濡れたユニフォームからわん子の肌が透けて見え、小波の目を引く。しかし、弱っているわん子を見て小波は
「わん子ちゃん、今日の練習はないみたいだから早く帰ろう!」とわん子に言う。
「わん子、家に帰れないワン・・・・」わん子はブルブル震えながら言う。
小波はわん子にそう言われたのだが、困っている仲間を放ってはおけないと思った。
「とりあえず、俺の家で雨がやむまでゆっくりしようか。」
「いいのかワン・・・・?」ワン子は申しわけなさそうに言う。
「まあ、ユニフォームも俺の家で乾かしてあげるから来なよ。」
「わかったワン」わん子は小波の家に行くことにした。
そしてわん子と小波は雨の中をひたすら急いで帰る。
小波は全速力で走っているが、どうしてもわん子に追いけない。なのでわん子の後ろを必死で追いかけながら道案内を
し、小波の自宅へと向かった。
「ここが俺の自宅だ。」
「おじゃまするワン」
ワン子と小波は家の中に入る。
「ただいま~。」
小波は自宅に上がりこんだ・・・・
自宅の居間で小波の父・・・・ボール親父が寝ていた。
「親父は寝てるし・・・・どうしようか・・・とりあえず自分が入ることだし、風呂の準備して服を洗濯機に入れようか。」
しかし、ここで小波は気づく。
「わん子ちゃんのユニフォームも洗濯しなくちゃいけないかな・・・・だけど女の子の服をそんな・・・・」
小波は戸惑った。女の子に「服、一緒に洗濯してあげようか?」などと言えるわけがない。
しかし、わん子が小波の家でどうして過ごせばいいかわからず立ち尽くしているので、小波は、唐突に言った。
「わん子ちゃん、風呂沸いたから・・・・先に入って温まりなよ。」
小波はわん子に恐る恐る言ってみる。
「いいのかワン?」とわん子がいう。
「別に・・・・いいけど・・・じゃあ入ってる間にユニフォームを洗濯しとくから。」
「ありがとうワン!」わん子はうれしそうにいった。


158:398 ◆mK4JR6o3g7pu
10/10/26 12:19:55 H8VsQzlw
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
あれから30分ほどたった。
「わん子ちゃん上がるの遅いなぁ・・・・・・」
小波はわん子が上がらないのを知り、様子を見に行こうとする。
「いきなり入ったらわん子ちゃん・・・・・怒るだろうな・・・」
そして、風呂のドア越しに呼ぶ。
「わん子ちゃん、お風呂まだ―?」
「うぅ・・・」
様子がおかしい。様子がおかしいことに気付いた小波は、風呂のドアを開けるとそこにはのぼせ上ったわん子の姿
があった。
風呂に入る前に身体を洗って無いためか、風呂の中が汚れが充満していた。
小波はのぼせ上ったわん子を引き上げる・・・・・・小波はその時、一糸纏わぬ姿のわん子に触れた。
小波の脳裏で何かが迫ってくる感じがした。わん子の裸を見てか、わん子の身体を触ったからか、迫ると同時に小波の下腹部が
反応し始める。
持ちあげられたことによって意識を取り戻すわん子。小波の姿を見た瞬間、一瞬驚きを見せた。
「何をしているワン!」
「ご、ごめん!わん子ちゃんがなかなか上がらないから、様子見に来たらこの有様だし、風呂が汚れてるし!」
小波は必死で答える。
「せめて身体位洗ってから入ってよ!」
「あっ・・・・ごめんなさいワン・・・・・」と謝るわん子。
だがこの間にもわん子の裸を見ている小波は、わん子の裸に欲情してしまい、何者かに操られていたかのようだった。



159:398 ◆mK4JR6o3g7pu
10/10/26 12:20:07 H8VsQzlw
そして小波はワン子にこう言った。
「じゃあ、俺が身体洗って上げるよ。」と小波はストレートに言う。
「えっ・・・・・・!」
「洗うから」
小波の勢いのある言葉にわん子はその勢いに乗せられ「わかったワン・・・・・」と返事をした。
スポンジで、わん子の身体を洗い始める。わん子の軟肌を感じながら身体を洗う小波は、次第にわん子に対して
性欲を持て余してゆく。
(ああ・・・・・わん子ちゃんの胸・・・・・すごくやわらかい・・・・・・)
(ああ・・・・なんだろう・・・・すごくわん子ちゃんを・・・・愛sいや・・・ぐちゃぐちゃにしたい・・・)
そう思う度に小波のモノがパンパンに膨れ上がる。
「小波、もっと背中も洗うワン!」わん子そういった瞬間、小波を抑えていたブレーキが利かなくなった。
手に持っていたスポンジを離し、右手でわん子の胸を触り、左の手でわん子の大事な所を触る。
「なっ・・・小波やめるワン!・・・やめっ・・・離すワン!」ワン子が必死に抵抗する。
「わん子ちゃんがかわいいからいけないんだ!」そう言うと小波は大事な所に指を入れ、かき回す。
その度にわん子は喘ぎながら、必死に抵抗する。
「あっ・・・ああ・・・やめ・・・るワン」息絶え絶えのわん子をよそに、小波の性欲は更に勢いを増す。
泡だらけのわん子を風呂場に寝かせ、わん子の大事なところに小波のパンパンになったモノのあてがう。
「わん子ちゃん、保健の授業で習ったんだけど・・・・ここにこれを入れるとすごく・・・・いいらしいんだ」
「やっ・・・・それだけは・・・ダメだワン!」
「いやだ・・・もう俺はわん子ちゃんで気持ちよくなりたい。もうガマンできないから行くよ!」
そしてわん子の秘所を勢いよく貫いた。
「くっ・・・・わん子ちゃん・・・・きつくてすごくイイ・・・・」
「がああっ・・・・っひいぃ・・・痛い・・・・・痛いワン・・・」わん子が顔を歪めながら言う。
小波とわん子を繋いでいる所から血が流れる。わん子を苦痛を味わい、小波は抑えきれないほどの快感を味わう。
「どう?わん子ちゃん?気持ちいい?」
「そんな・・・・あっあっ・・・わけ・・・ないワン! はやくやめるワン!」
「わん子ちゃんも次第に良くなるって」
「ふざけるな・・・・・・・ワン!!」まだ抵抗するわん子。
ここで小波が思いつく。
(確かこの前、近くで見つけたエッチな本にあんなやり方があったなぁ・・・)
(試してみようか・・・・・・)
すると小波は、わん子を四つん這いにして後ろからパンパンと突きあげる。
「すごいよわん子ちゃん・・・・さっきよりきつくなってきた・・・・まるでわん子ちゃん・・・『犬』みたいだ」
「なっ・・・・犬じゃっ・・・・ふあっ・・・犬じゃないワン!!」
欲にかられ、禁句を連発する小波に、わん子は本気で怒り始める。
だが、最初は痛がっていたわん子にも快楽の波が押し寄せる。
「ああっ・・・ああ・・・・頭がおかしく・・・・なり・・そうだワン」
「いやらしいよ・・・わん子ちゃん・・・! ヌルヌルしてきたじゃないか!」
「メモリーは・・・いやらしくなんか・・・ないワン!」
だんだんと高まる熱・・・・小波の突くスピードを上げてゆく。
「くっ・・・・そろそろ出るけどいいよね?」小波が言う。
「やめるワン!そんなこと・・・・・」
「うっ・・・ああああぁぁぁぁ・・・・」
「くうぅ・・・ひあっ・・・・ああああああああああああっ」
ドピュゥゥゥゥゥゥーーーーー
これほどまでに無い勢いでわん子の中で飛び出る小波の精液。
二人とも力尽き、風呂場で重なるように倒れる。
「ひどいワン・・・・・ひどいワン・・・・小波・・・・」
わん子はひたすら小波を責めた。



160:398 ◆mK4JR6o3g7pu
10/10/26 12:20:40 H8VsQzlw
それからしばらくして、わん子との情事ののあとをきれいに片づけた。わん子のユニフォームもきれいに乾かしたが・・・・・
あれからわん子は小波に口を利かなくなった・・・・。
「ごめんね、わん子ちゃん!!」小波が謝る。
「・・・・・・・・・」わん子は小波を軽蔑した。
「わん子ちゃんがどの女の子よりも可愛かったから・・・・・・つい・・・・」
「・・・・・・・過ぎたことはしょうがないワン。今回のことは許してやるワン」
「ホント!?」
「ただし・・・・アタシは犬じゃないワン!」
「わかったよ。」
そうゆうと小波はわん子の唇を自分の口で塞いだ。
「んんっ!?」
小波はわん子の臭い口の中を自分の舌でなめまわした。
「なっ・・・・・なにをするワン!」
「本当に俺はわん子ちゃんのことが好きなんだ・・・・」
「わかったワン・・・・」

そして小波とわん子は「あの日」が来るまで、なかよく過ごしたとさ。



161:398 ◆mK4JR6o3g7pu
10/10/26 12:20:58 H8VsQzlw
忌憚のない評価をお願いします

162:398 ◆mK4JR6o3g7pu
10/10/26 12:22:17 H8VsQzlw
本スレで批判された点
・レイプなのに注意書きをしなかった
・明らかな設定の誤解

これ以外の内容についての批評をしてください

163:名無しさん@ピンキー
10/10/26 14:57:12 YGMGsvXy
当該スレを覗きましたが、投下された本人とIDが違います。
(投下は昨日ですが、本人は今日も書き込みを行っていらっしゃいます)
また、>>156をお読みください。

164:398 ◆mK4JR6o3g7pu
10/10/26 18:51:45 H8VsQzlw
トリップ同じなんですけど・・・

165:名無しさん@ピンキー
10/10/26 19:09:46 ll64osCP
昨日投下で今日マルチ。早漏だね!>398◆~

166:名無しさん@ピンキー
10/10/26 19:11:41 YGMGsvXy
では成り済ましを防ぐため同じIDでそのトリップを付け投下してください。
また、>>156をお読みください。ローカルルールに従えない投下は批評されません。

167:名無しさん@ピンキー
10/10/26 19:48:08 98V3Bbwx
>>1に従わない、パワポケスレって時点で、どうせいつもの人でしょ
大体、SS投下時にトリなしで、今日になってトリ付けたって本人かどうか疑わしい

次スレがあるかどうか判らないけど、もう何度もあっちのスレの問題をこちらに持ち込まれたんだから、
パワポケスレはお断りで良いじゃん


168:名無しさん@ピンキー
10/10/26 20:21:19 q1mSZXqi
>>167
パワポケスレ覗いてきたが
この作者に例の荒らしがやたらと噛みついてるし
荒らし以外には特に叩かれている様子も無いから、例の荒らしで間違いないだろうな
それに例の荒らし、ついにパワポケスレを追い出されたみたいだし
嫉妬と恨みでここに無断転載したんだと思う

169:名無しさん@ピンキー
10/10/26 20:26:23 YGMGsvXy
こちらでも通報はするべきかもしれませんね……
二か所で行っているとなれば、規制も厳しく動いてくれるかもしれませんし。

170:名無しさん@ピンキー
10/10/27 17:48:48 QEpeXLqk
パワポケスレ住民も気の毒だな、こんな荒らしに付きまとわれて
何でも年単位の荒らしらしいね、よく気がめいらないよな

171:名無しさん@ピンキー
10/10/27 18:21:04 HqsTw/qL
このスレッドで暴れだしてからも一年以上経っていますからね……

172:名無しさん@ピンキー
10/10/27 23:54:32 NZzocx5r
小学生向けゲームのスレで作者なりすましの粘着を何年も続ける奴の
人生ってどういう人生なんだろうな……

173:名無しさん@ピンキー
10/10/28 00:12:32 fBaZD8WO
ずっとこの状況というのもさみしいので、気分転換になればと投下します。
叩かれたわけではないのですが、投下先が投下に飢えている状態なので……
元を知らない人からの評価を聞いてみたいと思います。よろしくお願いします。

二次創作(状況・設定等フェイク済み)
オフィス/恋愛感情なし・合意
男女どちらもあまり性格がよくないです。
3レス程度

174:1/3
10/10/28 00:13:25 fBaZD8WO
「終わりましたよ、内部調査なら」
平然とした顔で近江が言う。俺は思わず聞き返した。
「終わった?」
「名乗り出ました」
それだけ言うと、近江は動きを再開した。
訳が分からない。
「で、それとこれと何の関係があるんだ」
俺のズボンに手をかける同僚を見下ろす。
「何って、お礼?」
「……」
手にしていた紙袋で、ぼさぼさの、手入れされていない長髪をどついた。
ろくな化粧もされていない顔が俺を睨んでくる。
「いった、それマジで痛いんすけど」
「当たり前だ」
愛用している紙袋だが、柔らかいものだけ入れているわけじゃない。
「だいたい、何のお礼だ」
「助けられたから、じゃダメですか」
「意味がわからない」
「じゃあなんとなくです」
「もっと意味が分からない」
膝を蹴り上げてみるが、位置が悪い。この女の左腕を固めるギプスが邪魔で、うまく蹴られない。
会話をしながらも手を止めない近江は、とうとう俺のモノを取り出してしまった。
「どういうつもりか知らないが、お前に個人的感情は持ってない」
「そりゃそうです。私だって別にそんな感情ありません。
 それに恋だの愛だの言って、見えもしないものを主張されても困ります。
 所詮は本能、性欲。
 単に適当なところで見繕った相手に後ろめたいからきれいごと言ってごまかしてるだけじゃないですか。
 そんなものがなきゃ女が抱けないってんなら、どうやって自分に最適な相手見つけるんだか。
 ……そんなの、まるで超能力です」
その口のまま「私にはそんな超能力ありません。江口さんもでしょう?」なんて抜かしやがった。
ああ、その通りだよ。
だから俺は抵抗らしい抵抗もせず、こうしてほとんどされるがままなんじゃないか。
性欲なんて、手近なところで済ませられるならそれが一番手っ取り早い。
定時が過ぎたオフィスには他に人の気配もなく、蛍光灯の灯りが青白くぎらついている。
何か用事があったわけでもない。
ただ宿直の俺と、残業のこいつと。二人居残る形になったから、昨日妙に楽しげに仕掛けていた「罠」の首尾を聞いた。
産業スパイを炙り出すんだ、とか言っていたはずだ。
ただそれだけだった。
そうしたら、いきなり近江が
「そういや昨日、グラビアアイドルの口元のほくろがエロいとかどうとかって言ってましたっけ。溜まってんすか?」
とか言い出したからだ。
上から目線の、かなりエラそうな、人のことを舐めきった顔で。
だからこっちだって言い返したんだ。
「おまえこそ」
たぶん、ただの売り言葉に買い言葉だ。
それが妙な方向に転がって行って、そうして俺は仮眠室のベッドに腰を下ろしていて。
その足の間にこの女が潜り込んでいる。
「……ちょっと小さい」
「ほっとけ」
近江は取り出した俺のモノを手で扱こうとして、片手では満足に扱えないと思ったらしくいきなり舌を使い出した。
「膨張時の大きさと普段の大きさは関係ないって言いますもんね。
 ン……硬くなってきた。なんか餃子臭くないすか?」
「それはお前の舌の臭いだ」
いつものように鼻に皺を寄せて睨んできた。
「……噛み千切るぞ」
「……歯、立てたらその腕ギプスごと踏み砕いて、粉砕骨折にしてやる」
本気でそう言い返した。

175:2/3
10/10/28 00:14:41 fBaZD8WO
「えぅぃはんふうひっふひょ」
「くわえたまま喋るな」
「ぷは……。
 江口さんずるいっすよ、私からしてる一方じゃないっすか。
 もうちょっとこう楽しむ努力見せたらどうすか?もしくは優しさとかいたわりとか」
「お前相手にそんなものの持ち合わせはない」
ムカツク、と最後に付け足してまたくわえようとする女の頭を制して、タイトスカートを指した。
怪訝そうな顔を向けてきた近江に、突き放した口調で告げる。
「俺は何もしない」
「げ。マジすか」
俺の言いたいことは理解したらしく、心底嫌そうな顔をして、それでも自由な右手をスカートの間に自分で這わせる。
少しの間ごそごそしていたと思うとストッキングを邪魔そうに脱ぎ捨て、床に放り投げてしまった。
「おまえ……相当スキモノだな」
「ほくろにエロス感じる人ほどじゃないと思いますけど」
カチンと来た。
近江が俺のをくわえなおしたところで、そのぼさぼさ頭を両手で掴む。
「……じゃあ、楽しむ努力くらいはさせてもらおうか」
そう言って無理矢理に振ってやる。
「ング、ンゥ!」
苦しそうな呻き声も、喉の奥にあたる感触も、こうして自分から貪る分には心地よい。
近江も近江で、右手の潜り込んだ先は水音が聞こえるほどに動かしているようだ。
このまま出してやろうかと思った矢先、近江と目が合った。
「……」
僅かに萎えた。
顔から手を放し、額を押して距離を取る。
「出さないんですか」
「やめた。お前そのまま吐き出しそうだからな。スーツを汚されちゃたまらない」
近江はあからさまな舌打ちをした。
立ち上がったところでタイトスカートをたくし上げてやると肩を押された。
「やられっぱなしとか、性に合わないんで」
そう言って近江は自分のショーツから片足を抜き、人の腰の上に跨ってくる。
「ちょっと待て」
「なんっすか、ヒニンなら気にすんじゃねーよ男がこまっけーことぐちぐちぐちぐち……いたっ」
イラついた表情で怒鳴る近江を睨みつけ、もう一度紙袋で頭をどついた。
「替えのスーツなんか置いてないんだよ俺は」
紙袋の中からゴムを取り出すのを「別になくていいのに」とかなんとか言いながら近江が見ている。
「……じろじろ見んな」
うざったい女だ。憎たらしい顔で、あっかんべ、と舌を突き出してきた。
腹立たしくなって、先端を菊座に宛がってやる。
「あ、そっち?」
妙に色のある声が返ってきた。
……慣れてやがる、こいつ。
「バックバージンでも、と思ったんだが」
「残念でした。それともあれですか、後ろの方が好みとか。
 前に配属されてたのって男ばかりの部署でしたっけ。そっちの趣味に目覚めたとか?」
妙にかわいこぶった笑顔でそう返された。
「冗談じゃない」
男色の趣味はない。だが説明するのも面倒だった俺は先端をヴァギナに向け直し、腰を浮かせる。
潜り込んだそれを待ち構えていたようにくわえこみ、近江は自分から腰を振り始めた。
「ァ……ン、ふ、ぁっ」
普段の、女を捨ててるような態度からは想像もつかない慣れた動きに、なんとなくむかついた。
「お前、避妊は気にしなくていいと言っていたな。
 ……ピルでも飲んでるのか」
「そ、です。……んっ、生の方が、良かったですか」
「いや、ゴムでよかったと思ってる。……なんかの病気でもうつされたら困るからな」
「ひっど」
「ぐ……」
いー、っと鼻に皺をよせ、強く締め上げられた。
油断していた。一気に持って行かれそうになって、思わず呻きが漏れる。
このままこいつのペースでやられて、たまるか。

176:名無しさん@ピンキー
10/10/28 00:16:42 fBaZD8WO
俺は立ち上がると近江の腰を抱え上げ、段差に手をかけさせ、尻を向けさせた。
碁盤攻め、とかいう体位だったか。
「おまえの顔なんか見てたら、イけるものもイけなくなりそうだ」
「完っ全に同意ですね」
それ以上何かを言い出す前に、遠慮もなしに突き入れる。
「ァ……」
この姿勢がイイのか、近江の反応は急に変わった。
元からぼさぼさの髪を振り乱すように頭を振り、だらしなく開いたままの口元からは意味のない音が漏れだす。
「や、ひ、ゃア……ッ」
時折振り返り、睨みつけ文句を言おうとしているのだが、容赦なく突かれていてはそれも難しいのだろう。
顔と違い、柔肉は文句の一つも見せずに締め付けてくる。
「スキモノが」
「こ、の……変態……っ!」
吐き捨てるように言ってやったら、そう返された。
「どっちが」
のしかかるようにして、シャツの上から強く胸を揉む。
「皺、なる……っ」
「知るか」
そのまま、自分勝手な速度で愛液滴る蜜壺を突き上げる。
「ああ、あっ、あっ、あー、あーっ、あーっ」
女の、高い、獣のような喘ぎの中に、たまに人の言葉が混じる。
「ああ……っ、ごめ、ごめんなさっ、あっ、あっ、あっ」
突然、この無意味な交合の始まりに『助けられたから、じゃダメですか』と言われたことを思い出した。
……そういえば、最初に産業スパイの疑いをかけられていたのは、こいつだったか。
スパイがこいつではないことを証明したのは、俺が預けた書類だった。
その甘ったるい謝罪が、何かを言いたいのか、それともただこの女の喘ぎ方なのか。
俺には判別がつかなかった。
わからないから、さらに勢いをつけて腰をたたきつける。
「イっちまえよっ……何も考えるな、本能、だろうが……!」
「ゃ、ひ、ぃあっ、んぅ、ぅあ、ああっ」
近江の足ががくがくと震えだし、床を踏みしめるかのように強く伸ばされる。
膣中は俺をきゅうと締め上げてくる。
こっちだってもう、何かを考える余裕はなかった。
込み上げる射精感に、俺も所詮は獣なのだと思い知る。
「イけよ、イけ!」
「あ、あ………… ~~~~~~っ!!」
近江が最後に何か意味のある言葉を叫んだ、ような気がした。

床にだらしなく崩れ落ちた女のだらしない顔。
絶頂の中で意識を失ったらしく、よだれにまみれ、実に気持ちよさそうな表情で裸の尻を天井へ向けて突き出している。
こいつが起きるまで待つ義理はない。
放置して帰ろうと仮眠室を出たところで、考え込む。
「……」
誰かが何かの間違いで―たとえば忘れ物をした、とかだろうか―この様子を見たら、すわ社内で新たな事件かとなるかもしれない。
そうなれば、宿直の俺が疑われるのは明らかだ。
そもそも職場でこういうことをするのもどうかという話だが、合意があったと釈明するのも面倒だ。
この女がそれを認めるかどうかも分からない。
重い気分を無視して近江の服の乱れを直してやろうと、膝下で丸まったショーツに手をかける。
湿気を過分に含んだ布は冷え切っていた。
わざわざ穿き直させることも面倒になった俺は、それをストッキングと一緒に丸めてコンビニのビニール袋に突っ込んだ。
これで紙袋に入れても水分で破れたりしないだろうし、どこかで捨ててしまおう。
見た目だけ適当に直してやると、仮眠に見せかけるため抱え上げた。
軽い。
見た目からして細い女なのはわかっていたが、それにしても軽すぎるだろう。
そう思いながら起こさないように横たえ、除けていた布団をかぶせる。
ふと、人が死ぬとき、21グラム軽くなるとかいう話を思い出した。
それは魂の重さだと言う。
もちろんデマだ。
しかしこの軽い体からさらに21グラムも抜けてしまったら、一体どうなってしまうのか。
どこかにふわりと浮いて行ってしまいかねない。

177:4/3
10/10/28 00:18:10 fBaZD8WO
「……」
我ながら何を馬鹿馬鹿しいことを、と思いながら、なんとなく顔を寄せる。
薄い桃色の唇は肉感的だ。
あと少しで触れる、それくらいの場所で動きを止め。
「……餃子臭っ」
白けた気分でその場を離れ、俺はドアに足を向けた。

【END】




以上です。フェイク入れた分、3レスで収まらなくなってしまいました……
しかも3/3表記抜けてるし。 orz

178:名無しさん@ピンキー
10/10/28 00:55:53 XvCSHU47
オリジナル?
二次創作で状況設定のフェイクって何?

二次創作なんだから知っている人にだけわかればいいんじゃない?

179:名無しさん@ピンキー
10/10/28 02:02:20 HG8AR2P5
トリック?
ドラマ見た事まったくないけど

180:名無しさん@ピンキー
10/10/28 03:22:30 fBaZD8WO
元はSPECです。
まったく元を知らない人に見せたところ、「状況がわからなすぎる」で終わってしまって……
初回の裏がカリオストロ、2回目の裏がカイジだったりで、見てない方も多そうなのでフェイクに。

181:名無しさん@ピンキー
10/10/28 03:40:33 8THiOQvI
>>180
生物だからフェイクいれてるのかと思ったw

自分は二次元の存在は知っているけど、作品自体は見てない
気にならない点が全く無い訳ではないけど、文章は特に問題無いと思う
ただ淫語がそぐわない、というか文章から浮いている感じがする
菊座とか蜜壺とか、ガラの悪い男はあんまり言わないんじゃないかな

これは好みによるんだろうけど、女キャラの喘ぎに色気がないと思った
ぼさぼさの長髪で洒落っ気のないキャラだから、ってのもあるんだろうけど
それにしてもエロくない。これで抜けって言われても無理

あとは文章で特に気になったのをいくつか
>いー、っと鼻に皺をよせ、
何をしているのか解らない
歯をいーっ、とするんだったら、まだ解らないでもない

>すわ社内で新たな事件かと
すわの使い方がおかしい

>~、合意があったと釈明するのも面倒だ。
意味が分からない
合意の上での行為だった、と釈明するのが面倒ってこと?
じゃあレイプと思われたいのかよ、と思ってしまった

最後の一行が蛇足気味な気がしないでもないけど、こういうオチは個人的に嫌いじゃない

182:名無しさん@ピンキー
10/10/28 03:54:34 rPrkc1hM
キャラクターも人間関係も職業も何もかも二次創作の悪いクセが出て説明不足。
フェイクしてるらしいけど、妙に濃いバックボーンが不明だから男が中二病状態。

ドラマ知らない人にも楽しんでもらう=設定ぼかせばOK、ではないよ。

183:名無しさん@ピンキー
10/10/28 04:23:22 SIgojUuu
週刊少年漫画をスゲえスゲえ言っている中学2年生男子が
ドヤ顔でもどき物を書いて上梓した気になっているが当然それは
あちこちがおかしくてとても読めたものではない、みたいな?

184:名無しさん@ピンキー
10/10/28 11:33:54 lnp3VTOY
元ネタが数行でわかってしまったw

というわけで、元ネタを知ってる身から、二次創作的な観点で見た場合
の感想を言ってみたいと思うんだけど、キャラの色は結構ちゃんと付いてると思う。
ただ、Sさんが微妙に饒舌すぎ?というのはちょっと思ったかな。
まあ、でも、そこまで気になる程でもないっちゃないが。

エロ的には・・・うーん、なんだろう。何かが足りないような気がする。
恥じらい、とか? ちゃんとやる事やってるのに、グッと来る物が
あんまり無かったように思う。まあ、この二人がヤるとしたら、
あんまり恥じらいとか色気とかそういうのは無さそうだ、とは
思うけども、二次創作なんだから、あえてそういうリアリティ(って
言葉使うのもアレだけどw)はとっぱらっちゃっていいんじゃないかと。

185:名無しさん@ピンキー
10/10/29 06:21:42 8LeXP0hh
恥ずかしながら普段のエロ重視から萌え重視に内容を切り替えつつ書いて萌えというか
可愛く書けてるか自信がなくなってきたので5kbほど御付き合いお願いします。
二次で高校生兄と中学生妹の絡み?の途中までで、該当スレに投下する前です。

186:名無しさん@ピンキー
10/10/29 06:22:06 8LeXP0hh
「やっぱりぷよぷよしてて月火ちゃんの抱き心地いいぞ」
「ぷよぷよ言うんじゃない!」
なんだか肌寒くて人肌恋しい秋の夜。
地味な白くて薄いTシャツに縞々トランクスの阿良々木暦と薄緑色の浴衣を着た阿良々木月火の二人は
ベッドの上で月火を抱き枕にしてごろごろしていた。
「こことか、ぷにぷにしすぎだよなあ」
抱いたまま月火の二の腕が浴衣越しに掴まれる。
さほど力も入れていないのに指がふんわりと沈みマシュマロよりも柔い触感が伝わってきた。
「太ってるみたいじゃない」
ほっそりとしてる月火は到底太ってるとは言えないが
プヨプヨとかプニプニなんて擬音が気に入らないのか頬を膨らませている。
「そんなこと言ってもこっちもぽよぽよしてるぞ」
「んにゃっ!」
新たな擬音の追加されて脚とお尻のあいだ、微妙にお尻よりの所が無造作に揉まれた。
月火は尻の上のほうをふにふにと触られて身体が強張るがそれでもお尻はやわいままだ。
「どこ触ってるのよ」
「ぽよんぽよんしてる肉」
「酷くなった!」
言い合いながらも抵抗はしない月火。
横向きに寝ている暦の左腕は月火の下敷きに、右腕は背中とお尻にまわされて
両者向き合うように抱き合っていた。

暦の手は愛撫というものではなく空いた手が感触のいい所を適当に撫でたり揉んだりしているだけで
月火も兄が人肌恋しいと言っているのにいつも通り付き合ってあげてるだけの
どこにでもある、ごく普通の、自然極まりない、古今東西、ありふれた、わりと仲がいい兄妹の光景だ。
そしてこれから起きる事もよくある光景だった。

ぎゅっと抱きしめたまま右手が流れお尻を下側から掴むと月火は少しだけ俯いた。
若干力が入ってはいるが薄い筋肉を包むぷにぷに脂肪は指を柔らかく受け止めて
浴衣の上から指の形に沈んでいるのがわかる。
右手がぐにっと握り締められたかと思えば、円を描くように動いてぷりぷりとしたお肉が震えた。
中指が左側の尻肉にぷにっと押し込まれてゆっくりと擦り上げ、右側も同じように弄られる。
全体を撫で回し浴衣とパンツ越しの感触を右手全体でたっぷりと味わってから
またハンバーグでもこねるようにぐにぐにと揉み解し続けた。
「もぅ、お兄ちゃん妹のお尻触りすぎ…………」
春頃から妙に逞しくなった兄の胸板に額を当てたままぽそりと呟く。
暦は聞こえていないのか左手で月火の背中を撫で回し右手の動きは止まらない。
「月火ちゃん抱いてると気持ちいいぜ。髪も綺麗だし」
月火の頭に頬を寄せてすりすりすると上質の絹みたいに心地がいい。
身体が一瞬ぴくんと動く。
(……なんかわざとらしいよー)
褒められてるのがちょっとだけ嬉しくて耳がほんのり赤くなってるのに月火は気づいていない。
もちろん気づいてる暦は耳に息を吹きかけた。
「ふにゅっ……!」
ぴりぴりっとくすぐったいような気持ちがいいような刺激で変な声が出てしまう。
「どうした、月火ちゃん?」
こういう時だけ演技力豊かな暦はそぶりを一切出していない。
なので月火も何も言えずただ首を振っただけだった。

187:名無しさん@ピンキー
10/10/29 06:22:44 8LeXP0hh
お尻を触るのをやめてほんの少しだけ強めに抱きしめる。
月火の両肩が完全に暦の胸の中に収まり重圧で吐息を漏らす。
(んんっ……ぎゅっとされるのきもちいい……)
体温が高くて暖かい。
力強い腕に閉じ込められてるみたいなのに、ほっぺに触れてる硬い胸板が心地がいい。
暦が柔らかい妹の身体が抱いてて気持ちいいのと同様に
月火も堅い兄の身体に抱きしめられてるのが気持ちよかった。
小さな手が暦の背中に触れて抱きしめ返すと、月火の身体の中でも
特に柔らかい部位が二人の間でふんわりと潰れているのがわかる。
(きもちいいけど……)
月火は長い黒髪で顔が隠れているのに感謝した。
きっとほっぺからおでこまで見せられないほど真っ赤になっちゃってる。
自分でわかるぐらい、とろけそうなほどあったかいから。
強すぎず弱すぎず拘束にも似た抱擁は心地いい窮屈さと
兄と体温が交じり合う心地よさで月火は温泉にでも浸かっているかのようなゆったりとした感覚で満たされる。
今度はぎゅぎゅっと力を入れて抱きしめられた。
胸が縮められて少しだけ苦しくて息が詰まりそうなのに酷く安心できて落ち着いて
身体の中の細胞が圧力でぷちぷちと弾けてしまいそう。
抱く力が少しずつ強くなって痛くなる限界前で一気に緩められた。

「んんっ、はあっ、はぁはぁ……んぅ……はぁっ……はぁっ……」
締め付けられそうになる直前に開放された肺が酸素を求め荒く呼吸を繰り返し
流れた汗が浴衣を少しだけ濡らす。
月火は暦の胸板に顔を押し付けたまま見上げるとその瞳は何か物足りなさそうに揺れていて
白かった肌は朱色に染まっているのにそれを兄に隠そうともしていない。
「もう……いいの…………?」
か細い言葉はねっとりとした熱を帯びていてどこか色っぽく
櫛を通す必要もないほどきめ細かい髪が離れがたそうに暦と月火に纏わり付いていた。
「いやこっちからだ」
とろりとしている月火を軽く抱き上げ髪が引っかからないように背中を向かせる。
「お兄ちゃんの顔……見えないよ……」
切なそうに呟く月火を後ろからゆっくりと、初雪にそっと足を踏み入れるように
優しく優しく抱き締めた。
月火の両手が空を握り目を瞑る。
力は入れない代わりに暦は月火の黒髪に顔を埋めた。
同じシャンプーを使っているはずなのに香りが違ってとてもいい匂いがする。
「んんぅっ……」
暦の唇が首筋に触れると押し殺した声が漏れ出して
うなじを唇がくすぐるように這いちゅっちゅっと音が立てられると
月火の身体が抱き締められた内側からぴくりと震えているのがわかった。
唇は登っていって右耳に到達するとはむっと耳たぶを食んだ。
「やぅっ!」
思わずと言った悲鳴は甲高くて甘い響き。
唇の圧だけで弄られる耳たぶから、形に沿うようにはむはむと動き出し
月火は耐え切れないように全身を揺らす。
「おにいちゃっ……んあっぅっ!」
ぐちゅっと鈍い水音が鼓膜に響いた同時、月火の力はくたり抜けてしまった。
啄ばむでは飽き足らない暦の舌が内側をくりくりと弄っているのだ。
ヘッドホンを付けているかのように月火の耳へ
ぐちゅぐちゅ、ちゅちゅっ、じゅちゅりっなどと言った
卑猥な水音が零距離で響き敏感なそこを嬲られる激感が月火を襲う。
「ふっあっ……んうぅぅっっ……あっ……あぁっっ……」
其の度揺れる体と両腕は暦の腕の中であくまで優しく、でも逃がさないよう真綿に包むように
囲われ閉じ込められて、乱れた浴衣からうっすらと汗を纏った脚を覗かせる。
快感で突っ張った脚までも後ろから暦の左足が。前から右足が絡み付いて封じられる。
全身をやんわりと束縛されるような形のまま月火は耳を舌で責められ続けた。
わざと音を立てるように唾液で中を濡らされる。
耳朶を甘噛みしたまま耳たぶの先端を舌で弄ったと思えば
耳のほとんどを大きく咥えてじゅるじゅると吸い上げた。
月火は頭の中に響き渡る淫靡な音と快楽でとろけてしまいそう。

188:名無しさん@ピンキー
10/10/29 06:24:34 8LeXP0hh
終りです。5kbってニレスで収まるんですね。
萌えというかエロになりすぎてるような気もしました。
萌え系がどうにも難しい。

189:名無しさん@ピンキー
10/10/29 22:27:54 WV1VDH4j
エロから萌えへの転向という事でしたら、
煽りと焦らしと寸止めを交えると、萌え度が上がるように思われます。
erochara板ですが、◆Red3bG96tcさんとかいけてるんじゃないかと。

キャラクターに左右される部分も大きく、仁礼栖香とか、才人×アンリエッタみたいな定番でないと、分かりにくいような。


190:名無しさん@ピンキー
10/10/29 23:57:26 zVAvyhWD
携帯からの投稿でしょうか?
改行位置が不規則で、少し目がすべりやすい状態になってしまっています。
パソコンで見る場合は40文字程度で統一したほうが良いと思いますよ。

ありふれた光景、という言葉をあてるには兄妹間の行動としてそぐわない行動だと思うのですが……
兄妹としてありふれた行動と男女としてありふれた行動を「ありふれた」でくくりたかったのかと思いますが、
やはり対象が違う「ありふれた」ですから、一文でくくるには少し違和感があるような気がします。

元ネタわからないのでこのくらいで……

191:名無しさん@ピンキー
10/10/30 00:21:32 WetSdg1U
未完の作品?

192:名無しさん@ピンキー
10/10/30 00:41:56 U7f/Q2gd
>>189
なるほど。途中なのですが台詞の不足感と責めと行為に傾向していた所があったので三つを追加してみます。
すみませんがトリップのほうは検索した所ちょっとわからなかったです。
>>190
パソコンです。以前控え室で横書きは文字数がまとまっている行が続くと読みにくいという
趣旨のレスがあったのである程度散文的にやっていました。
でもおっしゃるとおり
>切なそうに呟く月火を後ろからゆっくりと、初雪にそっと足を踏み入れるように
>優しく優しく抱き締めた。
こういう次の行が半分以下に縮まっている改行は目に見えておかしいですね。修正してみます。
ありふれた光景に関しては作中の関係からあってもおかしくないなという妄想からできてるもので
男女というよりはいつもやっている事の強調のつもりでした。

お二人ともレスありがとうございます。

193:名無しさん@ピンキー
10/10/30 00:47:01 U7f/Q2gd
>>191
そうですねまだ半分もできていないです。
基本エロの行為と描写優先なのをエロと萌えの同居にしようと思ったんですが
自分で女の子の可愛い描写が上手いとこできてるかわからなくて田中くんになりました。

194:名無しさん@ピンキー
10/10/30 00:53:02 U7f/Q2gd
あ、あと30文字以下の行が多いのでもう少し詰める意識もします。
ここらへんのバランスは全然知りませんでした。

195:名無しさん@ピンキー
10/11/03 22:16:36 uZCc2hMh
こんにちわ、相変わらずこのスレが健在なようで安心しました。
自分は以前、このスレでとある2次の手袋物(+生クリーム)を山田さん達に批評してもらった者です。
結局、未完のままになっているあの時の手袋物は置いといて、1つ相談しに参りました。

まず完成したssをこのスレに投下、山田さん達に批評してもらうとします。
元のスレの方には、このスレのレス番(投下したss)を記したURLだけを報告して誘導します。
作品を収録する人にも「これ保管お願いします」と言ってカップリング、注意書きをURLを貼る際に教えます。
こういう手続きを取りたいのですが、よろしいのでしょうか?

少なくとも最近は叩かれた事がありません。
ですが、てにをはも視点移動もろくに勉強していない分際で、GJ・乙をもらっていいものかと軽く悩んでいます。
ダメならダメですっぱり諦めるか、ここでオリジナルのssでも書いて田中くんになります。
欲深い質問だと言われるのはわかっています。
山田さん、返答よろしくお願いします。

196:名無しさん@ピンキー
10/11/03 22:23:13 Jr/3s19c
誘導は「するな」と言ってもする人がいるのに、丁寧な人だなぁ。

ただ残念ながら、去年の夏から、自分が気に食わない話を作者に無断で転載し、たたかせようとする人が時々来るようになってしまった。
山田さんの性質上、マジレス上等って姿勢なもんだから……結果として、以前に比べて住人はごっそり減ってしまった感がある。
このスレの現状を考えると、ここへの誘導、ってのはちょっと避けたほうがいいかもしれないね。

197:名無しさん@ピンキー
10/11/04 02:36:10 NXzsMZ7H
久々に来て、なんとなく初代スレのログ取得して自分の書いたの読み返したら、
悶え死にしそうな気分に
まあ二年経っても完結させた経験が皆無な時点で、今のレベルも変わらんのだけど、
本文も批評も直視できない

198:名無しさん@ピンキー
10/11/04 02:38:21 NXzsMZ7H
でも恥を認めないと先に進めないか
近々また世話になるかもしれません。その時はよろしくお願いします

199:名無しさん@ピンキー
10/11/05 23:18:18 94KOLlxJ
>>195
要は普通に保管庫に載ったり、gjもらうのに躊躇いがあるんだよね?
ならここで一部だけ投下して様子見て自信ついたら投下してみたら?
自分が全く文章書いたことない人間だから、作品への迷いがどんなものかわからないけど、
せっかく書いたものなんだし、たくさん修正して時間かけてでも
該当スレに出してあげたら作品も喜ぶんじゃないかと思うんだけど

200:名無しさん@ピンキー
10/11/08 11:47:50 c+QgPDdF
>>196>>199
レスありがとうございます。
あれから自分でも考えてみたのですが、ここに誘導、というのは諦めます。
いつかまた文章を読んでもらう形で会うかもしれません。
その時はお願いします。

201:名無しさん@ピンキー
10/11/28 15:11:28 /q+kWXWY
ほしゅ

202:名無しさん@ピンキー
10/12/01 00:31:05 wiaGmexI
URLリンク(erorank.kir.jp)
台本形式を馬鹿にするクズはこれを読め

203:名無しさん@ピンキー
10/12/01 01:29:16 FkWqVEl6
馬鹿にしている人はここには来ないんじゃないかな。
台本形式が使われる理由は、確かにすばらしいものを書く人もいるからだから。
ああ、読んでないよ、リンク先。
2ch的に、アドレスを直リンクする人はエロパロに小説形式で投下するなんて目じゃないマナー違反だから。

204:名無しさん@ピンキー
10/12/01 03:30:26 rIIn4kEI
エロ小説がエンターテイメントで有ることは否定しないが、

全力投球でないとか読解力の無い人でもわかるようにとか
読者舐めてる上にそこに胡座をかいて、技量の研鑽を怠っている言い訳にするとかちょっと理解できない。
わざわざ愚作を読みに来てくれる人が居ると思えば、いくらでも力はいれられると思うんだけどなぁ。
漫画書け、漫画。
情景見せるだけなら絵を書いた方がずっと解りやすいわ

205:名無しさん@ピンキー
10/12/01 03:39:42 FkWqVEl6
小説形式で投下する、がマナー違反なわけないだろ!?>>203

我ながらなんて書き間違いだよ、恥ずかしい。

206:名無しさん@ピンキー
10/12/01 12:17:49 5A2lS8GH
◇作品の特徴◇
 台詞には発した人物を入れているので、読み物に慣れていない人にも読み易いと思います。誰が喋っているか考える必要などなく、妄想に没頭できます。はっきり言って、プロの小説であっても喋った人物が判り辛いことが多いです。
 素人でかつ熟練度の低い人が作った小説なんて人物特定不能でしょう。
 訪問者は小説を読みこなす人とは限らず、より多くの人に読んでもらう為に惨辱乙女では人物を入れます。
 小説を読み慣れている人には、喋っている人物を入れなくても理解でき不要かも知れませんが、大抵の人は文に慣れていません。
 つまり、通常の小説のような様式は、万人に優しくはないのです。
 台詞の前に名前を入れるのは安直な手段ではありません。読者へ真に配慮した方式です。
 アホだと[人物を入れてある小説=人物を入れないと誰の台詞か理解できない]と混同しますが、[人物を入れないと到底理解できないのに入ってない][入れなくても理解できる上に人物を入れて万全]など、様々なケースがあります。
 台詞の前に名前があった方が読み辛い人もいるでしょう。私のサイトの小説が読みたいなら慣れてください。【】で囲まれた名前が台詞の主ということで、読みやすい形式だと思います。
 くれぐれも勘違いして欲しくないのは、実力がないから誤魔化すために人物を入れているのではないということです。
 あえて言うなら、作者の私のメンテナンスが楽だからです。検索や置換が容易というわけですね。視野の狭いアホの難癖は、全く的外れというわけです。
 小説しか知らず、頭が悪くて堅い人だと、恐らくこの様式に反発したり難癖つけるのでしょうが、そんなものは視野の狭い表れでしかありません。
 今まで自分が読んできた小説の形式が絶対だと思っている人は、小説では相手にしたくないので、他のコンテンツを楽しんでください。


207:名無しさん@ピンキー
10/12/01 12:30:31 FkWqVEl6
まあ、上げっぱなしだったり、口調が妙だったり、いつもの人なんだと思うけども。
名作を書く人もいるということと、駄作しか書けないのに言い訳に使うということは全く違うということを覚えたほうが良い。

あと、多くの台本形式ってのは、台本を書く世界から見てもおかしなものが多すぎることを知ってほしい。
どういうことか少しでもわかりたかったら、最近亡くなってしまったが、脚本家の首藤さんのブログでも読んでみると良い。

208:名無しさん@ピンキー
10/12/01 12:39:23 +KY+uukk
あらら…首藤さん亡くなってしまわれたのか…。
残念。ゴーショーグンの小説の続きは未完のままなのですね。

209:名無しさん@ピンキー
10/12/12 05:33:58 K2G4UDSC
>>206
>つまり、通常の小説のような様式は、万人に優しくはないのです。
>台詞の前に名前を入れるのは安直な手段ではありません。読者へ真に配慮した方式です。

>台詞の前に名前があった方が読み辛い人もいるでしょう。私のサイトの小説が読みたいなら慣れてください。


なにこの矛盾

210:名無しさん@ピンキー
10/12/12 15:41:06 YjRW+03S
古いPC使って行ってみた
その元サイト、とうの昔に廃棄された場所
金を払って文章を見せるという形式をとっていたようだ
偽入り口とか広告だらけで、そのことについての逆ギレのような言い訳も書いてた
つまり、当時から【痛いサイト】だったことで間違いない

貼りつけたのは例の荒らしだろうさ
批判の文章書かせるためならなんでもするんだな、と思って大笑いした

211:名無しさん@ピンキー
10/12/12 23:07:50 O9VfZnBW
>>209
あまりにもまっとうな指摘にワロタ

212:名無しさん@ピンキー
10/12/25 18:17:57 WO54oERH
SSを投下するので評価お願いします

213:名無しさん@ピンキー
10/12/25 18:18:08 WO54oERH
夕暮れ時の屋上。校庭には下校している生徒の姿が見える。談笑しながら帰宅している生徒を眺め、私はこの手紙の主が来るのを屋上で待っている。
「告白・・・とかじゃないよね・・」
貰った時は初めてのラブレターかと思ってドキドキしたけど、とても可愛い字なのでその可能性は少ない。

ヒロに相談してみたら
「あら、素敵じゃない沙英。沙英にも良い相手が出来たのね♪」
とからかわれた。

こういう体験も小説の為になるならと思い、断る前提で待っている。

ヒロは今頃晩御飯の準備してるのかな、などと考えていると屋上の扉が開いた。
私が振り返ると、そこには・・・・夏目が居た。

「な、夏目!? なんでこんな場所に・・・」
私は焦った。それもそうだ、もしこのまま手紙の主が来て夏目にバレでもしたら何を言われるか分からない。
しかし、夏目は私のそんな心配をあっさりと壊した。

「て、手紙読んだでしょ? そ、それ・・・・私が書いたのよ・・・」
「え・・・てことは夏目が私を呼び出したの!?何で・・・?」
今度は別の意味でドキドキしてきた。普段は顔を合わすだけで突っ掛かって来る夏目が、今日はおとなしい。
もしかして、何か企んでいるのだろうか?そんな邪推をしてしまう。

「ねえ、沙英は、好きな人とか・・・いるの?」
「!!!?」
イキナリとんでもない事を聞かれた。何?何が目的なの・・・赤面しそうな顔を必死に出さないようにして、冷静になって答えた。

「夏目には関係ないことでしょ。まあ、私ぐらいになると好きな人の1人や2人・・・」
「それって・・・ヒロさんの事?」
「な・・・何言ってるのよ・・・女の子を好きになるわけなかろう!」
突然の振りにあっさり動揺してしまい、顔を赤くさせながら答えてしまった。相変わらず私は突然の事に弱い。

「私は、沙英の事が好きなの!最初に会って優しくされた時から・・・ でも、沙英の隣にはいつもヒロさんが居て、私には・・・勝ち目が無いって」
「ちょ・・・ちょっと待って! これは何かの冗談とかじゃないの?」
私は夏目の言葉をさえぎった。

これはきっと何かの罰ゲームで、夏目は言わされてるだけ。と自分に言い聞かせながら夏目に聞いた。しかし、逆効果だったらしく夏目が泣き出しそうな顔になった。
「普段は・・ちょっと素直になれなかったけど、今気持ちを伝えないと・・・・きっと一生後悔すると思って、沙英をこんな場所に呼び出したんだからっ!」
そう言うと、夏目は泣き出してしまった。どうしていいか分からず、迷った挙句私は夏目に近づき、そっと肩を抱いた。

「ごめん、夏目・・・夏目がそんな風に思ってるなんて、考えても見なかったからさ。本当にゴメン!」
「私も普段の接し方が悪かったのよね。いつも困らせて、ゴメンね沙英・・・」
「で、でもあのさ、女の子が女の子を好きになるってのは、どうかなって思うんだけど・・・」
「沙英だっていつもヒロさんと一緒に居るじゃない?!あれは・・・そういう関係じゃない・・・の?」
「ヒロは、その・・・特別なんだよ。ひだまり荘のみんなは特別。」
「私だって・・ひだまり荘に住んで、沙英と一緒に暮らしたかった。でももう遅かったのよ・・」
「その・・あの・・ゴメン」
私は夏目の迫力に負けて謝ってしまった。そして沈黙が続いた。
沈みかけの太陽の光が段々と消えかけ、風が心地よい放課後の屋上。そんな屋上で続く永遠とも思える沈黙を崩したのは夏目だった。
「分かった。確かに私も急すぎたよね・・・お友達になら・・なってくれる?」
素直になった夏目に太陽が当たった姿は、いつも以上に可愛く見えた。
「当たり前じゃん。私は夏目のこと友達だと思ってたんだしさ。これからも、よろしくね!」
そういうと、私は右手を夏目に差し出した。
「こちらこそ・・よろしくね、沙英!」

私たちはひだまり荘まで一緒に帰り、夏目を見送り
「今まで嫌な奴だなって思ってゴメンね、夏目・・・」
私はそんな独り言を言いつつ、自分の部屋へ戻った。



214:名無しさん@ピンキー
10/12/25 18:19:12 WO54oERH
全12話のうちの第1話です。


215:名無しさん@ピンキー
10/12/25 20:41:10 gMw7tYL/
>>214

>>1を読んでください

216:名無しさん@ピンキー
10/12/30 18:05:53 8kmxeAYi
>>214

先が思いやられます。

217:名無しさん@ピンキー
11/01/15 15:48:01 7yvJgfap
ssを投下すると、よりエロくなって返ってくる
というスレはここですか?

山田さんも、もうなくなったんですか?

218:名無しさん@ピンキー
11/01/15 16:18:36 6e7nrZzo
山田さんはいるよ
ただ>>1も読まないで来る田中さんが多くて辟易しているだけ

219:217
11/01/16 06:07:01 pnRBCxdB
しかし、そういった当たり前のことがわかんない程
不慣れだから試しにここに書き込んでみる
ということもあるのでは?

と予防線を張ってみる

まぁ、俺も>>1からのテンプレくらいは読んで欲しいと思うけど。

220:名無しさん@ピンキー
11/01/16 23:20:45 mYrVjhdK
あとは、荒らしが粘着した。

221:217
11/01/17 23:00:46 hmX0aib3
人いないなぁ
以前のようなお茶会になることを願って
投下させていただきます。

・オリジナル
・流血表現あり、苦手な人はスルー推奨
・ヒロイン病み気味?
・9レス程度

222:名無しさん@ピンキー
11/01/17 23:01:30 hmX0aib3
 薄暗い部屋にぴちゃぴちゃという水音だけが響く。
 窓もカーテンも閉まっている。熱気で、部屋が蒸し暑い。
 目の前に、跪くような格好の少女が、俺の"それ"を、舐めとって
いく。

 時折漏れる、はぁという息継ぎの音が艶めかしい。チロチロと、
時折覗く舌は、赤く、妖艶で、"それ"を舐め取るたび、赤さを増し
ていく。
 少女の肌はしっとりと汗ばみ、美しく長い黒髪が数本、頬に張り
付いている。カーテンを通して挿し込む、薄い太陽光に透けるよう
な肌に、珠のような汗が浮かんでいて、ひどく、淫らだ。

 少女の瞳は、陶酔しているように濁り、一心不乱に"それ"を舐め
とっている。
 年不相応の、卑猥な姿。少女の、妄りな熱が伝わり、勃起する。

 ごくり。
 自分の唾を飲み込む音が、異様な程大きく聞こえる。
 静かな部屋の中で、少女の周囲だけ熱で揺らめいて見える。
 少女の体は、幼く、しかし女性的な丸みを帯びていて、黒髪から
覗く、無防備に晒されているうなじが、脆く、白く、壊してしまい
たい程美しい。
 少女が、止めどなく溢れる"それ"を舐めとり、にちゃにちゃと口
 内で、味わう。

 少女がこちらを見上げ、視線を絡める。淫欲が渦巻いている幼い
瞳は、吸い込まれそうな程、淫靡だ。
 上目遣いで、魅せつけるように、ごくんと喉を鳴らす。
 それに合わせるように、ビクンとベニスが跳ね上がる。
 それを見て少女が、にやっと口元を歪める。元々、つり目がちの
 目がさらにつり上がり、三日月のようだ。
 瞳を閉じ、口元は歪めたまま、少女の美しい顔が、近づいてくる。

 口付けを、交わす。


223:名無しさん@ピンキー
11/01/17 23:02:02 hmX0aib3
 少女の、熱い舌が口内に侵入し、蹂躙される。くちゃくちゃと卑
猥な音が、鳴り響く。"それ"の味が、口いっぱいに広がる。
 顔を顰めると、それに気付いたのか、少女が唇を離す。
 赤い、唾液が糸を引く。

 「ふふっ」
 人の顔を見て、満足気に微笑むと、また"それ"を舐め始める。

 少女が一舐めするごとに、そこから全身に、電流が走る。その信
号は一度脳に入り、快感という信号に変換されて、身体中に染み渡
っていく。

 「…ふぅ」
 ゆっくりと、張り詰めた空気を外に逃がす。
 少女は一瞬だけこちらに視線をやり、すぐに"それ"を舐める作業
に夢中になる。

 電流が、全身を駆け巡るたび、首の裏あたりが痺れるようで、鳥
 肌が立つ。
 腹の底辺りに澱が、降り重なっていく。
 その感覚が心地良い。ベニスが膨らむ。

 「…は~~」
 ゆっくりと、息を吐き出す。
 ひと舐めされるごとに走る、痛みが、少しだけ薄れる。

 少女は、ただぴちゃぴちゃと卑猥に、俺の血を舐め続ける。
 先程からずっと、少女は俺の左手首につけた、一筋の傷跡を舐め
続けている。

 少女の舌が、傷口から俺の中に、入ってくる。異物の侵入による
不快感と、痛みを、感じる。それらが、最高に、感じる。
 ペニスははち切れそうな程、勃起している。

 少女が一度、口を離し、ごくんと口内に溜まった、赤い、血液を
飲む。



224:名無しさん@ピンキー
11/01/17 23:02:54 hmX0aib3
 「ふぅ」
 と少女が酸素を吸い込む。

 期待で、ペニスが跳ねる。

 そのままゆっくりと、傷口に、ちゅっと口付けを落とすと、一気
に血液を吸われる。

 体の一部がなくなっていく。喪失感。
 それと、凄まじいほどの痛みと、快感。それらが、一度に背筋を
脳髄を駆け上がる。

 視界が真っ白に染まる。
 眼を閉じてしまう。

 絶頂に、達する。射精する。
 ビクビクと、ペニスが大量の白濁を、撒き散らす。
 少女が、血液を吸うのをやめても、まだ精子は吐き出され続ける


 永遠にも思える刹那の、快感が終わる。
 身体中が、倦怠感と疲労感に包まれる。
 目を開けるのも億劫だ。

 「暁人(あきひと)」
 機械で作られたような声。少女が俺の名を呼ぶ。

 「秋那(あきな)」
 名を呼び返し、ゆっくりと目を開ける。
 目の前には、白濁にまみれた美しい、少女の顔。
 名前で呼ばれたら、名前で呼び返さないと叱られるのだ。


225:名無しさん@ピンキー
11/01/17 23:03:38 hmX0aib3
 少女の、透けるような白い肌にも、長く美しい黒の髪にも、精液
が降り掛かっている。二の腕にこびり着いた、精液を掬い取り、血
で赤く染まった唇に持っていく。視線を逸らさず、絡め取られなが
ら、赤い赤い舌で、チロっと舐め取る。

 欲望を吐き出したばかりのペニスが、硬度を取り戻す。

 クチュクチュと、ゆっくりと魅せつけるように、咀嚼し、ごくん
と体の一部とする。

 「やっぱり美味しくないね」
 ぇへっとまるで別人のように、幼さを残したあどけない笑顔で微
笑む。

 心臓が跳ねる。いや、体のほうもビクっと跳ね上がったかもしれ
ない。
 中学生の時、好きな娘に話しかけられた時のようにドキドキと心
臓が脈打っている。

 「えっち、する?」
 急に幼くなったようだ。先程までの淫靡さも卑猥さも妖艶さも、
微塵も感じられない。そんな無垢そうに、全裸で精液を身体中に
貼りつけて、そんなに純真な顔で聞いてくるする彼女は、ひどく
倒錯的で目眩がする程に、愛おしい。

 時計を見る。カーテンを通して、柔らかくなった太陽光が、薄く
部屋を照らしている。
 7時10分。半には出ないと余裕がなくなる。



226:名無しさん@ピンキー
11/01/17 23:04:08 hmX0aib3
 「いや、いい」
 できるだけ、冷静に返す。

 「そう?」
 こくんと、小首を傾げてちょっと不満げなとこは、歳相応の少女
のものだ。

 「シャワー、浴びいこっか?」
 それ程、時間に余裕はない。
 秋那が座った状態から、ぴょんっと飛び跳ねる。髪が、ばさっと
烏の羽のように広がり、その衝撃で、精液が飛び散る。
 帰ってきたら掃除してやらないとな。

 「いくー」
 血を飲む時以外は、本当に歳相応に子どもっぽい。
 そういえば、秋那の実際の年齢を知らない。見た目は小学生高学
年くらいに見えるが、最近の子供は大人っぽかったりしてよく分か
らない。
 この娘は、学校も行ってないしな。

 「なぁ、秋那は今幾つなんだ?」
 精液を身体中につけたまま、元気良く振り返る。
 掃除する場所が増えた。

 「へへへ、な・い・しょーー」
 ぱたぱたと浴室に走り去ってしまう。
 まぁ、いいか。彼女の本名も知らないのだ。あまり、深入りすべ
きでもない。
 それより、いくら気にならないからって精液をつけたまま走りま
わるなと、注意しないと駄目だな。



227:名無しさん@ピンキー
11/01/17 23:04:34 hmX0aib3
 ヴーヴーヴーヴーヴー。

 はっ。
 意識と視界が開ける。ポケットの携帯のバイブを止める。
 座っている席から、一定の眠気を誘う振動が伝わる。
 案の定、眠ってしまったようだ。

 アラームを入れておいてよかった。
 後一駅で降りなければいけない。頭を振って眠気を払う。

 朝の通勤時間だが、電車の中は満員とはとても言えない。この街
の人口自体、少ないのだ。

 あの後、さっとシャワーを浴びて、マンションを後にした。
 秋那は今頃、寝ているだろう。日中寝て、夜中起きてるのが
彼女の生活スタイルだ。

 「ふわ」
 あくびが漏れる。
 最近はそれに合わせて行動しているから、寝不足気味だ。

 左手首を右手で握る。傷跡の部分ははYシャツで隠れているし、
用心を重ねて本当に重りの入っているリストバンドを着けている。
意外と30のおっさんがリストバンドをしていても何も言われないも
のだ。同僚の山見(かなり細い。子供の頃のあだ名は骨だろう)に
、メタボ対策ですかと揶揄された程度だ(俺は中肉中背だ)。


228:名無しさん@ピンキー
11/01/17 23:05:02 hmX0aib3
 惚けっとした頭で周りを見渡す。どれもこれも、一様に眠そうな
顔をしている。
 この電車内で誰が、30の普通のサラリーマンのおっさんが、10代
前半位の少女に、毎朝血を与えて、その代償として卑猥な行為をし
ていると思いつくのだろう。
 そんなことを知られれば、10人中10人が警察に通報するか、避け
るかするだろう。いや、両方実行されるか。

 俺みたいな、数ヶ月前は普通の独身のサラリーマンが、今は犯罪
のような(本当に犯罪だろう。青少年保護やらなんやらに引っ掛か
るんだろう)ことをしている。
 一目でおかしいとわかるような人も、普通の人も内容物は一緒な
のだ。そこに違いはない。大事なのはあくまで中身。ファクターだ
。しかし、良く良く考えてみれば、見た目でおかしいと判る人は避
けようもあるが、外見は普通で中身がおかしい人は避けようがない
。あぁ、だから他人には極力干渉しないような風習みたいのが、現
代に出来ていったのか。納得だ。

 そんな下らないことを考えていたら、聞き飽きたお決まりの、ウ
ケ狙いだかなんだか分からない放送がかかる。目的の駅に着くらし
い。
 俺はこの放送が意外と好きだ。ひどく公平で平等な気がする。

 こんな自殺志願者のような傷を、持っている俺が、うまく社会に
溶け込めるように背中をそっと押してくれる気がする。

 電車が止まる。ドアが開く。立ち上がり、鞄を抱え社会の一員と
しての自分を起動させた。



229:名無しさん@ピンキー
11/01/17 23:08:58 hmX0aib3
 聞き飽きたお決まりの、ウケ狙いだかなんだか分からない放送が
かかる。目的の駅に着くらしい。

 俺はこの放送が意外と好きだ。ひどく公平で平等な気がする。

 こんなびっちりとスーツを着た、普通のサラリーマンに見えるの
俺を、元の汚い醜いグロテスクなどこにでもいる人間に戻れるよう
に背中をそっと押してくれる気がする。

 電車が止まる。ドアが開く。立ち上がり、疲労を抱えながら社会
という柵から少しだけ、はみ出した。

 空は真っ暗で星はひとつも見えない。しかし、外は薄明るく。街
灯が地上の太陽か月か星の役割をまっとうしようと佇んでいる。

 久しぶりの残業で、随分と遅くなってしまった。

 彼女のマンションに行くべきか。けど、行ったところで今日はナ
ニをしようという元気もない。今日は早く帰って寝たい。もう日付
も変わっているし、いつも通り朝方行くだろうから今日はいいか。

 彼女と出会ってからは、毎日のように通っている。泊まることも
たまにあるが、大体は夜行って夕飯(寝起きの秋那にとっては朝食
)を作って、一緒に食べた後帰って寝る。そして、朝早く起きて血
を与えて、時間があったらエッチな事をして、会社に行く。という
サイクルを繰り返していた。


230:名無しさん@ピンキー
11/01/17 23:14:03 hmX0aib3
 聞き飽きたお決まりの、ウケ狙いだかなんだか分からない放送が
かかる。目的の駅に着くらしい。

 俺はこの放送が意外と好きだ。ひどく公平で平等な気がする。

 こんなびっちりとスーツを着た、普通のサラリーマンに見えるの
俺を、元の汚い醜いグロテスクなどこにでもいる人間に戻れるよう
に背中をそっと押してくれる気がする。

 電車が止まる。ドアが開く。立ち上がり、疲労を抱えながら社会
という柵から少しだけ、はみ出した。

 空は真っ暗で星はひとつも見えない。しかし、外は薄明るく。街
灯が地上の太陽か月か星の役割をまっとうしようと佇んでいる。

 久しぶりの残業で、随分と遅くなってしまった。

 彼女のマンションに行くべきか。けど、行ったところで今日はナ
ニをしようという元気もない。今日は早く帰って寝たい。もう日付
も変わっているし、いつも通り朝方行くだろうから今日はいいか。

 彼女と出会ってからは、毎日のように通っている。泊まることも
たまにあるが、大体は夜行って夕飯(寝起きの秋那にとっては朝食
)を作って、一緒に食べた後帰って寝る。そして、朝早く起きて血
を与えて、時間があったらエッチな事をして、会社に行く。という
サイクルを繰り返していた。


231:名無しさん@ピンキー
11/01/17 23:14:58 hmX0aib3
 あの娘は、血を吸わないと生きていけないらしい。そう、自分で
言っていた。今までは自分の血を吸っていたらしく、秋那の左腕に
はリストカットのミミズのような後が無数にある。当たり前だが、
そんな設定、俺は信じてはいない。中二病のようなものだと解釈し
ている。実際、俺も中二の頃は血や死という、ダークな感じのもの
に憧れたものだ。自殺の仕方をネットで調べたりもした。そういう
年頃なのだろう。まぁ、本当に秋那が中2、だったら驚きだが。

 それでも、リストカットが出来る程度には思い詰めていたという
ことだし、出来れば力になってやりたいと思う。それが今の関係と
いうのが、笑えないのだが(いや、笑い話なのか)。
 最初は、彼女の美しい姿に惹かれて魔が差した。次に、血を啜ら
 れる感覚と、やはり彼女の年不相応の淫らな姿に惹かれ、最後に
 、幼さと淫靡さを宿した矛盾と、一緒にいると暖かくなれる彼女
 の存在そのものに惹かれた。今では時折、思春期に初恋をした、
 少年の時のような感情を彼女に覚える。

 まったく、三十路を超えて一体何をしているんだか、と思わない
でもない。

 しかし、正直秋那と出会ってからは、本当に、楽しいのだ。一緒
に夕飯を食べるのも、一緒に深夜の通販をただじっと朝まで見てる
のも、彼女に血を吸われるあの儀式も、彼女とするエッチも何もか
もが楽しい。

 秋那のおかげで、良い流れに乗っている気がする。今日の残業だ
って、久しぶりに、仕事の充実感みたいなのを得た気もする。

 疲労のせいか、頭がよく回らない。
 このまま、今は何も考えず、このいつか、必ず終わる甘い毒
のような関係を享受していこう。



232:名無しさん@ピンキー
11/01/17 23:17:40 hmX0aib3
了。
お粗末様でした。

二重書き込みとか初歩的なミスをorz
なんだか思ったように改行が行かない

稚拙な作品ですが
ご指導ご鞭撻の程をお願いします。


233:名無しさん@ピンキー
11/01/18 23:37:51 XW+v0Z7r
>>222
 ワシもここでは山田さん初めてです。気になったことをつらつらと…。
(1)セリフばっかり、擬音ばっかりの「カキコ」が多い中、真面目に情景を描こうとする姿勢は良いこと
だと思います。貴方をエロ執筆に突き動かしたのはリビドーみたいなものかもしれませんが、ラノベ以外
にも色々読んで書いて文章に磨きをかけて野郎どもの下半身を元気にしてGJゲトして欲しいと思います。
(2)一番気になったのは、丸カッコを多用していて、ある時はツッコミ、ある時は補足説明として文章に
割り込んでいるところです。流れがブチ切れるし、ウザいと言うか言い訳がましいと言うか、あまり良い
表現ではないと思います。丸カッコ無しでナチュラルな状況説明とか、表現のスパイスとしてのツッコミ
を大切に(出し惜しみして)書くと良いと思います。
(3)読点が多いように思います。文学的表現のためかも知れませんが、ちょっと文章がバラけているよう
な気がします。
(4)漢字表記(×日が挿す)や、セリフは改良の余地があります。まあ目くじら立てるほどでは無いのですが、
誤字は気づいたら萎えるし、行為に溺れる女の子の切ない感じはもっと欲しいな…と。
(5)句読点が行の頭にくるのはいただけません。できればパソコンで、少なくともテキストエディタ(メモ
帳)で推敲しながら文章を仕上げるとうpの際も間違いは少なくなると思います。ただ表現先が日本語プロ
ポーショナル環境というのは、活字メディアのように一行○文字といかないので、どう文章を整理すれば
よいのやら。(これも一応全角48字を目処に改行したのですが…。)

 淡々とした行為はそれはそれで味があるものですが、エロの期待値をちゃんと満たしてくれたら嬉しい
ものです。
 貴方の精進を期待します。


234:名無しさん@ピンキー
11/01/19 00:14:09 WIjp1g9U
とりあえず俺もいくつか気になた所を
冒頭の”それ”という表現や書き方。
これはわざとフェラと勘違いさせる演出だと思うのですが、ネタばれは口付けの時にしたほうが良いと思う。
このままでは精液を飲まされたようで早い人はここで読むのをやめてしまうんじゃないかな。

あと、主人公が30過ぎのおっさんであるということを出すのがやや遅すぎる気がします。
冒頭を情事と思わせる演出をしているのですから、その時点で年の差のある2人であることを提示しておかないと
冒頭のイメージとチグハグになってもやもやします。(実際俺は最初高校生同士ぐらいを想像していました)

文章的なことは俺にはさほど問題に感じませんでした。
ただおそらく読みやすさを意識して空改行をしているのだと思いますが、その割りに何故ここで改行しない?という部分が多い気がします。
あくまで俺の感覚ではでありますが。
個人的には”。”の後はほぼすべて改行していいと思いました。

235:名無しさん@ピンキー
11/01/19 23:29:05 pxkZg10h
先の御二方が全体的なことをコメントされているので、私は細かいところで。

> 俺はこの放送が意外と好きだ。ひどく公平で平等な気がする。
このフレーズ、なかなかカッコいい、と思いました。
行きと、帰りで2度出てくるところも良い感じです。
が、残念な点ありです。
それは、その「放送」が具体的に描写されていないこと。
その内容が明かされれば、読者もより主人公の人となりなり、心情なりを理解できると思います。
途中ではボカしていて話の最後に明かすというのもいいと思います。
「えっ、こんなありがちな放送で、こんな風に考えてたのか?」と読者を驚かせたり。

あと、「エッチもしている」といいつつ、本編では該当行為無し、というのはフラストレーションが溜まるので
この雰囲気でいくなら「本番はしてません」という設定ですすめたほうがよいかも知れません。
(もしくは本編でとっととやっていただきたい(笑))
それでは。

236:名無しさん@ピンキー
11/01/20 09:27:48 KSuRoLFR
お三方ともしっかりとされた評価
本当にありがとう御座います。

>>233
分かりやすく丁寧な批評ありがとうございます。
自分も此処でのカキコは初めてです。

誤字や改行はすみません。
気がはやって推敲もほどほどにあげてしましました。
読点は昔から使うのが苦手で…。
文が止まるたびに打ってる気がします…。

エロエロなのを書けるように精進します!

>>234
>>このままでは精液を飲まされたようで早い人はここで読むのをやめてしまうんじゃないかな。
そういう考えもありますね。
気をつけます。
>>あと、主人公が30過ぎのおっさんであるということを出すのがやや遅すぎる気がします。
これは本当に気づきませんでした。

改行は他の人のを見てもいまいちどうしたら良いかわからんとです。
目から鱗な意見、ありがとうございました。

>>235
細かいところまで、ありがとうございます。
正直に言うと電車はあまり利用しないのです。
地元の駅名さえわかんないェ…。
けど、駅とかの放送は好きです。あの言い方とか。

本番は…書こうとは思ってるんですよ。…本当に!


人から意見をもらうって大切ですね。
皆さんありがとうございました。

237:名無しさん@ピンキー
11/02/05 19:54:58 sylZGStj
何故こんなに人がいないのだろうか
中々いいスレだと思うのに……

238:名無しさん@ピンキー
11/02/05 21:11:15 ekOmTx4r
単にROMってるだけの俺から言わせてもらえるなら、
何となくだけど、山田さん・田中くん共に敷居が高いように感じるからかな?

現にそれが理由で俺、書き込み控えてるし……

239:名無しさん@ピンキー
11/02/05 22:44:14 ayXjWhcl
正直お茶どうぞのノリがよく分からないし何で山田田中と名乗らなきゃいけないのかも分からない
それに投下作品のレベルが元々高いので気軽に参加出来ない
たまにルールを弁えていないからってスルーされてる作品があるけど、
添削スレって本来それくらいの初心者の為にあるべきなんじゃないのか?とも思う

240:名無しさん@ピンキー
11/02/06 00:29:44 iFaHLN6F
んー、でも俺は”まず>>1を読む”って常識も無いのに投下なんて……って思うけどな

241:名無しさん@ピンキー
11/02/06 00:32:53 NtuJYEkO
スレに投下するほうが敷居が高い希ガス
山田さんやるにも一言ちょっと言うだけでもいいとは思う

山田田中は単に区別しやすいようにじゃないかな
>>添削スレって本来それくらいの初心者の為にあるべきなんじゃないのか?とも思う
それは俺も思うけど、ルール守れないのが叩かれるのはどこでも条件反射に近いからなぁ

意外と人いてワロタw

242:名無しさん@ピンキー
11/02/06 00:39:13 NtuJYEkO
>>240
けどちょっと>>1の注意書きって分かりにくくないか?
文の中に埋まってるし
軽く目を通したくらいじゃ見落としそう

連投スマソ

243:名無しさん@ピンキー
11/02/06 08:19:46 +zKlvoW1
>>239
 結局のところ、投下作品のレベルはスレ内の他作品とレベルが合ってきて敷居が高いので、
お茶どうぞというフレーズは「少々のことは気にせずにどうぞ。取って食ったりはせんよ」という
田中くんウェルカム・批判暴走しやすい山田さん自重の姿勢を示しているんじゃなイカな?
 無論、此のスレ>>39付近のアレは(本人が書いているのなら)GJクレクレ君なので別途対処が
必要だが。あれはイタいを通り越して…。(今なら>>55からのID:l7gVOQMR氏にGJ!!って言える。)

 山田さんとか田中くんは、どこかの秘密結社の会合にかぶって参加するマスクみたいなもの。
要はノリかと。(でも真面目な田中くんをいぢめちゃダメだぞ。)

>>242
 確かによく見ておかないと注意事項は見落としてしまう。
 箇条書きに近いぐらいまで文章の整理をすればいいんじゃないかな。
 批判に対する横レス禁止と批判の受け流しを作者に任せる旨を謳う初回スレ59は重要な事を
言っているし、そのまま残しておきたいんだけど、ちょっと長くなるのでテンプレとしては>>2で参考
資料とするか、出典を明記して整理するべきかと。

244:名無しさん@ピンキー
11/02/06 10:06:38 S+y6j3jM
正直

馴れ合い臭がきつ過ぎて気持ち悪いです。

245:名無しさん@ピンキー
11/02/06 22:18:44 E7VrzFo5
このスレ程度で慣れ合いと思うなら、エロパロ板見るのやめたほうがいいよ
ここはむしろ書きこむ人が批評を受けたいのか批評しに来たのかにわかれることで馴れ合いにくくなってるから。

246:名無しさん@ピンキー
11/02/07 15:40:54 I1n2NGKF
馴れ合いってほどじゃないけど独特の空気が出来てしまっているのは確か
しかしその空気はスレを無駄にギスギスさせないための工夫であることも分かるので何とも言えないな
依頼者用・批評者用テンプレ作って利用推奨しておけば参加しやすいかもよ

247:名無しさん@ピンキー
11/02/07 22:59:19 DqaGxfYj
今現在書いているもので二次エロパロの評価をお願いします。
内容は高校生の大好きなお兄ちゃんと一緒にプールにきている中学生の女の子(何故か紐ビキニ)が
見知らぬ男に騙されオイルマッサージと称して悪戯されているものの出だしです。

どうも書いていて描写が温いかなというのと、そのわりに女の子側の感じる反応が
今一歩かなと思っています。特に喘ぎ声はいつも悩んでます。

248:名無しさん@ピンキー
11/02/07 22:59:49 DqaGxfYj
「まって、まって。塗り方にもコツがいるんだ。手本を教えてあげるから
 そこで顔の下に腕置いてうつ伏せになってよ」
そう言って撫子の背中に手をあててエアーマットへと導く。
(わわっ……男の人に身体触られてる……!)
慣れないどころか、ほとんど初めての行為に頬がみるみる赤く染まっていく。
肉親の触れ合いや蛇の怪異で暦に助けてもらった時以外、大人の男性に触られた経験など撫子にはなく
暦の時だって全身を襲う苦痛でそんなものを意識できる状態ではなかった。
「恥ずかしいかもしれないけど、お兄ちゃんに喜んでもらうためだから頑張ろうね」
慌てる撫子は男の言葉で平静を取り戻して決意を固めなおすとバスタオルが敷いてあるエアーマットに体を横たえた。
男の下には中学生のとても可愛い少女。しかもほとんど全裸の紐ビキニ。
白い肌がわずかに日焼けしたのか背中がうっすらと赤らんでいるのが生々しいそこへとオイルをゆっくりと垂らしていった。
「ひゃっ」
慣れない液体の感覚に声をあげる撫子の背にオイルが溢れ流れるのを浅黒い手がゆっくりと塗り広げていく。
(すげえ気持ちいい。二十歳過ぎた女とは比べ物になんねえ)
若く張りと弾力を併せ持つ限られた時間にしか存在しない少女の背中の背骨に沿ってじっくりとした圧を加えていく。
「んっ……」
くすぐったさに少しだけ身震いする撫子の様子を見て男は別の所へ指を走らせた。
両手を少しずつ下げ、腰のくびれ周辺を人差し指と親指を使い刺激すると
撫子がよりくすぐったいのか身じろぎする。
「くすぐったい?もうちょっとしたらよくなってくるから頑張ってね」
「んんっ……はいっ」
生温いオイルローションが撫子と男の体温に混ぜられて暖かく、さらに肌触りよく撫子の身体へ纏わりついていく。
(気持ちいい……のかな?)
男の指先が優しく肌表面をなぞり、時には軽い指圧が筋肉の薄く柔らかい撫子の身体を
さらに柔らかくほぐしていって、撫子は経験のない感覚で気持ちよさそうに目を瞑った。
手がそれ以上下がると布地が全然無いお尻に触れそうになる位置から
浮かされ、今度は脚へとオイルを垂らしあまり肉がついていない細くて可憐な太腿へと手を滑らせる。
「脚は疲れやすいから、お兄ちゃんにも強くしてあげるといいよ」
「やぅぅっ!」
指が太腿に押し込まれる強い刺激に思わず声をあげる。ビクンと身体が勝手に動いて
その度に小さいお尻が男の眼下で艶かしく震えるのがよく見えた。
「お兄ちゃんは泳ぎ疲れてるからきっとこうするのが気持ちいいから」
「はぁ……ぃ……」
痛みと、でもそれだけではない感覚で返事もろくにできない撫子。
そうして今度は指で土を掘り返すようなマッサージから、また優しい愛撫へと変わる。
「ふっ、あぁっ…………はぁはぁっ……」
肌がぬるぬるの粘液で覆われて暖かい。先ほどの痛みとは相反する刺激で息を荒げていて。
「気持ちいい?」
「わ、わかり……ませ……んぅっ!」
手が腿の内側の際どい部分を撫でると感じやすいのか声が漏れ指先が脚から上のほうへと滑ると
肉付きはないが弾力と柔らかさを併せ持つお尻がオイルと指に引っ張られてプルンと震える。
露出度の高い水着を着た撫子がオイルローションの匂いに混じって汗と女の子らしい体臭を振り撒いて
悶えている様はこの男でなくたって興奮していただろう。
うつ伏せの撫子からは見えないがすでに男の股間は水着越しからもわかるほどに
男性を主張していて、十代半ばにも届かない少女の肌を弄くる手は激しさを増していた。

249:名無しさん@ピンキー
11/02/07 23:00:13 DqaGxfYj
全身に襲い掛かる指先は白い手足を丹念に愛撫して性感を高めていき、背筋を伸ばすように
つーっと指が背中を登っているだけの動きですら、ぞくぞくぞくっと撫子の身体へ震えを伴う快楽が走った。
「んっ……ぁ…………」
オイルでぬめるお尻を両手の指全部を使いしっかりと揉み解されると
うつ伏せのまま撫子は何かを堪えるよう、腕に頭を押し付け息を吐く。
小さなお尻が強く握られ歪められているというのに撫子は痛みを感じるよりも
肉をこねられる快感を強く感じていた。そうして男の手管に翻弄される中、男が次の指示を出す。
「それじゃ次は仰向けで」
素直に体をころんと回した撫子は目に見えて様子が違っている。どこか庇護欲を誘っていた
幼い無邪気な相貌は朱に染まって艶を纏い、上目遣いで向けられた視線は快感と期待で
物欲しそうに揺れキラキラと涙で瞬いていた。男は十分にできあがっている撫子の姿を見て大胆にも
淡い膨らみをわずかな布で隠すそこへとオイルを垂らし両の手で擦るように指を使い始めた。
「あぅっ!んあっ!…………んっ!」
撫子が仰け反って強く悲鳴を漏らす。成長途上の胸が指に侵入され、健気に反発するのを十の指が獣のように貪りつくす。
全身を襲う快楽で小さくも硬く主張している乳首を摘み上げられると撫子にもわずかな疑問が芽生えた。
(マッサージなのに、いやらしいよう…………)
「……んんっ!?」
だが爪先で先端を弾かれると疑問を上げる声すらも嬌声に変えられてしまう。
抵抗どころかオイルでトロトロになった胸をまさぐりくすぐられて
男の思うまま弄られてしまっている身体は完全に男に服従してしまっていた。

250:名無しさん@ピンキー
11/02/07 23:06:46 DqaGxfYj
終了です。

エロの時に心理描写と女の子の台詞が少なく、地の文が多いと
どうも文章に波がないというか盛り上がりが欠けてる気がします。

251:名無しさん@ピンキー
11/02/07 23:18:44 gmIHVp42
∧_∧
( ´・ω・) とりあえずお茶入れて待ちますか……
( つ旦O
と_)_) 旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦


252:名無しさん@ピンキー
11/02/07 23:34:07 CcDy0L0x
・キャラの視点をころころ移動させていて感情移入できない
(撫子主観で男の行動を描いている部分なども多い)

・背骨や筋肉の硬質単語の中で「お尻」は違和感がある

・「てにおは」をはじめ、小難しい描写を選ぼうとしているが日本語がおかしい
例:>肌がぬるぬるの粘液で覆われて暖かい。
 肌がぬるぬるの粘液【に】覆われて【温かい】。
ちょうどこの部分、
>肌がぬるぬるの粘液で覆われて暖かい。先ほどの痛みとは相反する刺激で息を荒げていて。
痛みを感じるのは撫子だが「息を荒げていて」は男か神の視点になる
もしくは撫子が客観的に呼吸を荒げている述懐か…ともあれ全体的に
【誰の視点で語られているか】を意識して地の文を書くべき

全体的にそのレベルの問題点が多く、不安定な文でつっかえて没頭して読めない

253:名無しさん@ピンキー
11/02/07 23:39:51 gmIHVp42
∧_∧
( ・ω・ ) ……これはまた手厳しい?
( つ旦~O
と_)_) 旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦

254:名無しさん@ピンキー
11/02/07 23:45:03 D6UxMUbC
>>252
どうでもいいけど、
>てにおは
じゃなくて「てにをは」ね、助詞の「て」「に」「を」「は」が由来だから
てにをはの誤りを指摘するのだから、それくらいは正確にね

255:名無しさん@ピンキー
11/02/07 23:55:28 gmIHVp42
∧_∧
( ・ω・ ) てにお茶
( つハ O
と_日 ) 旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦
~~~

256:名無しさん@ピンキー
11/02/07 23:56:17 CcDy0L0x
追加。
>若く張りと弾力を併せ持つ限られた時間にしか存在しない少女の背中の背骨に沿ってじっくりとした圧を加えていく。
『限られた時間にしか存在しない若【い】張りと弾力を併せ持つ少女の背に男は手を這わせ、
背骨に沿ってじっくりとした圧を加えていく。』
一文の中で何をメインに力を入れて描写したいのかを絞り込んだ方がいい
『若く張りと弾力を併せ持つ限られた時間にしか存在しない少女の背中』だと時期を過ぎると
背中が消滅しそうで怖い
あと『限られた時間にしか存在しない』は『成長期特有の』などシンプルな表現の方がいい
あと『背中の背骨』はないわー

>>254
誤字修正ありがとう

257:名無しさん@ピンキー
11/02/08 00:07:46 PM+HDDBr
技術的なことはわからないので感想を

これはntr物?
それなら、出だしはそのお兄ちゃんとのシーンをいれたほうがいいんじゃない?
それともう少し最初は嫌悪感みたいなのがあってもいいと思う。
最後の方は快感がまさってくって感じで波は出来るんじゃないかな。
嫌悪感を感じながらもお兄ちゃんのために、的な。

それと、一文一文が長く感じる。
それでテンポが悪くなってる気がするかな。

まぁなんか参考にでもなれば



   ∧∧
  (,,゚Д゚)  ∬   山田く~~ん、>>255さんに
pく冫y,,く__) 旦   座布団一枚
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
TTTTTTTTTTTTTTTTTTT

258:名無しさん@ピンキー
11/02/08 00:42:02 vj9uIYTN
>>252さんが先に言っているけど、やっぱり視点が飛び過ぎなのが一番気になる
こういうのは、慣れていない側(より刺激を感じている側)の視点で一貫して書いた方がエロいんじゃないかと思う
(男側で、幼女の体に触れて感動している、って書き方でも可)
使う単語も、視点となるキャラクターの語彙に合わせる(これ結構重要と思う)
あと、女の子側で書くならもっと早めに、快感を感じて、男の行動にちょっとずつ疑問を持つような感じの内面描写が欲しい

女の子視点でちょっとだけ書きなおすとこうなる
---------------------------------------------------
男がそう言って撫子の背中に手を当てエアーマットへと導く。
(わわっ……男の人に身体触られてる……!)
慣れないどころか、ほとんど初めての行為に頬がみるみる赤く染まっていくのが自分でも分る。
---------------------------------------------------
「やぅぅっ!」
指が太腿に押し込まれる強い刺激に思わず声をあげる。
(や、やだ…。変な感じ…)
ビクンと身体が勝手に動いてその度にお尻を男の眼下でいやらしく震わせてしまう。
「お兄ちゃんは泳ぎ疲れてるからきっとこうするのが気持ちいいから」
「はぁ……ぃ……」
痛みと、それ以上に与えられる快感に撫子は返事もろくにできない。
---------------------------------------------------
「それじゃ次は仰向けで」
撫子は言われるがままに体をころんと回す。
いままで感じたことのない高揚感が全身を包んでいる。
(もっと…)
頬が紅潮し、目が潤んでいるのが自分でも分る。
男を上目使いで見つめ、次の「マッサージ」をおねだりしてしまう。
男は撫子の期待に応え、大胆にも淡い膨らみをわずかな布で隠すそこへとオイルを垂らし両の手で擦るように指を使い始める。
「あぅっ!んあっ!…………んっ!」
撫子は仰け反って強く悲鳴を漏らす。
成長途上の胸が指に侵入され、健気に反発するのを十の指が獣のように貪りつくす。
全身を襲う快楽で小さくも硬く主張している乳首を摘み上げられる。
もはやマッサージとは呼べないその動き。
しかし、撫子はそれに疑問を持つどころか、その刺激を待ちかねていたように身を震わてしまう。
(マッサージなのに、いやらしいよう…………)
----------------------------------------------------
以上

259:名無しさん@ピンキー
11/02/08 00:55:10 s2r3Jq37
>>248
>どうも書いていて描写が温いかなというのと、そのわりに女の子側の感じる反応が
>今一歩かなと思っています。

というのでそのあたりに絞ってあまり此処では付かない種類のレスをあえて付けると

>(すげえ気持ちいい。二十歳過ぎた女とは比べ物になんねえ)
>若く張りと弾力を併せ持つ限られた時間にしか存在しない少女の背中の背骨に沿ってじっくりとした圧を加えていく。
>「んっ……」
>くすぐったさに少しだけ身震いする撫子の様子を見て男は別の所へ指を走らせた。
>両手を少しずつ下げ、腰のくびれ周辺を人差し指と親指を使い刺激すると
>撫子がよりくすぐったいのか身じろぎする。

序盤のここの展開がまずヌルい。ヌルすぎる。ヌルぽ。というかインポ。
「撫子の様子を見て男は別の所へ指を走らせた」
別の所…別の所…別の所とまで、意図はともかく結果として読者に気を持たせておきながら
「腰のくびれ周辺を人差し指と親指を使い刺激する」ってエステかこれは?
これはないだろう。ないでないだろうか。ないんじゃありませんか?ちっともエロくない。
序盤なのは解るがここでもうもっとガッと逝って良いんじゃないですかね。
部位的にもっとガッと。部位的に。

>(気持ちいい……のかな?)
>男の指先が優しく肌表面をなぞり、時には軽い指圧が筋肉の薄く柔らかい撫子の身体を
>さらに柔らかくほぐしていって、撫子は経験のない感覚で気持ちよさそうに目を瞑った。

続くここもヌルい。良くわからない第三者視点で「男の指先が~」と続くというのは
ヌルいというよりもはやスカしているようにさえ見える。ここは
>(気持ちいい……のかな?)
>(でもこんなので気持ちいいのって変態さんだよね?)
>(けど最近ずっと暦お兄ちゃんに指までは大丈夫って触られてるから……)
とか撫子側の心理かあるいは感覚描写で押しておくところじゃないかな。
そうしといてもバチは当たらないような気がするな。

あとは
「男の下には中学生のとても可愛い少女。しかもほとんど全裸の紐ビキニ」
「(すげえ気持ちいい。二十歳過ぎた女とは比べ物になんねえ)」
と序盤持ち上げた男の心理状態、高揚感がエスカレートしていく様子が後半ほとんど見られない。
構図を整理してみたらどうでしょか?それが「騙していいなりになっている女の子」を前に度を越していく男、
あくまで有り得ないほど「騙されてあられもない状況になっていく女の子」なのであれば
どこを強調すれば良いのか自分で判断つくと思いますがどうでしょうかね。どうでしょう。


260:名無しさん@ピンキー
11/02/08 06:00:31 s2r3Jq37
∧_∧
( ・ω・ ) …… 愛
( つ旦~O
と_)_) 旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦


261:名無しさん@ピンキー
11/02/08 06:01:23 s2r3Jq37
∧_∧
( ・ω・ ) …… のコリーダ
( つ旦~O
と_)_) 旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦


262:名無しさん@ピンキー
11/02/08 06:02:15 s2r3Jq37

        *'``・* 。
       旦~     `*。
       ,。∩      *    that's where I am
      + (´・ω・`) *。+゚
      `*。 ヽ、  つ *゚*
       `・+。*・' ゚⊃ +゚
       ☆   ∪~ 。*゚
        `・+。*・ ゚


263:名無しさん@ピンキー
11/02/08 06:03:01 s2r3Jq37

      。*・``*
 `。*`    旦~
 ☆ `* ∧,,/∩。,
  ゚+。*(・ω・` ) +
☆*゚*⊂   ノ 。*` You send me there
 + ⊂゚`・*。+・`
. ゚*。. .~∪ ☆
・`☆ ゚ ・*。+・`


264:名無しさん@ピンキー
11/02/08 06:18:41 s2r3Jq37
∧_∧
( ・ω・ )
( つ旦~O
と_)_) 旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦


265:名無しさん@ピンキー
11/02/08 06:19:21 s2r3Jq37
∧_∧
( ´・ω・) とりあえずお茶入れて待ちますか……
( つ旦O
と_)_) 旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦


266:名無しさん@ピンキー
11/02/08 09:22:49 6w+5oAHU
ID:s2r3Jq37は>>247かな?
だとしたら個別レスしろとまでは言わないけど荒らしレベルのAA貼ってないで
しっかりレスしとくのが礼儀ってものだよ
別人ならいらんAA貼るのはやめとけ


267:名無しさん@ピンキー
11/02/08 13:10:00 FGGzB/yx
>>266
>>266
>>266

268:名無しさん@ピンキー
11/02/08 13:57:49 6w+5oAHU
ID:s2r3Jq37は>>247でなく>>259の山田さんか
アドバイスしておいてAA連貼りとか荒らしっぽいのやめなよ

269:名無しさん@ピンキー
11/02/08 17:45:51 Jh30Id9N
喘ぎ声は、キャラサロンを参考にするのもいいんじゃないの

(敬称略)
kLvcCZFtYc
9vktT4nVbE :2009/10/16(金) 21:39:06
とかね

270:名無しさん@ピンキー
11/02/08 18:02:47 VomD+l2+
いや、参考にならないと思う。
チャットとSSは表現方法が違うと思う。
臨場感が重要なチャットと、読み返しができる媒体であるSS、との違い。

あと、どう考えても他板への誘導になるので、避けたほうがいい。
その先がキャラサロンなどと言われた日には、確認を取るより先にこの書き込んだ人は>>39かと考えてしまう。

271:名無しさん@ピンキー
11/02/09 09:00:55 MtKo1k9e
>>252 >>256
三人称の使い方を間違ってた気がします。
個人的に三人称はこの場合両者の行為を俯瞰的に描写できる事をメリットにして
書いてるつもりだったのですが、それと同時にその描写の視点分けができていないのがわかりました。
読み手からすると負担になる部分というのを理解してなかったです。
てにをはは完全じゃないですかある程度修正したのと表現を簡略化及び消去しました。

>>257
導入としてこの前に5kbほどのシーンがあります。
NTRというほどの意識はないのですが、嫌悪感の描写はちょっと思いついてなかったです。
文はどうも長くする癖がついていたみたいなのでほとんど一行で収まるように修正できました。

>>258
女一人称気味のが苦手なので、あくまで三人称としてなのですが
言うとおり女の子側を優先視点として書くようにします。
わかりやすいフレーズはとても参考になりまして、三つ目のところは
ほとんどお借りした形になりました。

>>259
気付いたのですが、自分の文章力ではマッサージ的なものをエロく感じてもらうには無理があったようなので
指摘されたところはほとんど省略して、あくまで前戯の前座としてさらりと流す事にしましたです。
なのでヌルい部分を短く、その次の背後から抱き締めながら、うなじ髪責め、胸とあそこを触りながらキスの練習などで
濃くいってカバーしていこうと思います。男視点も消して、あくまで女側視点に拘るようにしました。
あと、変態さんというフレーズは撫子っぽいので、後半のお尻攻めとかに使っていくことにします。


皆さんのおかげでとても文章がわかりやすくできました。
自分の癖がわからない事が多く、特に三人称での行為を欲張りに詰め込もうとしてる時の
問題点が理解できたです。続きもその流れが意識できた事で、きっと前よりいいものが書けそうです。
本当に色々とありがとうございました。

272:名無しさん@ピンキー
11/02/09 19:56:28 az+AazVd
>>271
寝取られに見えないこともないので叩かれないためにも
注意書きをいれといたほうがいいと思いますよ


>>232を批評してもらったものなのですが
あの続きを書いたので、リベンジ的な意味合いも込めて
批評してもらいたいのですが連作はスレ的に大丈夫でしょうか?

結構長くなったのですがエロシーンだけ抽出したほうがいいでしょうか?

273:259
11/02/09 21:55:28 K7Fccsrz

控え目にお茶出し。つ旦旦旦~

>>271
山田的には通常ありえない事なんですが、
楽しみにして見に行きます。いつか。
では。

>>272
ここは今をさかのぼる事、3年ほど前にとある1人の書き手が
当時すでに始まっていたエロ叩きに悩んだ挙げ句、思い詰めてスレ立てまでして

>エロパロでエロネタ書いて叩かれた者です。
>(正確には、この掲示板ではなくあるスレのまとめサイトに投稿しました)
>最初のうちは、自分があんなエロいネタを投稿したから叩かれたんだとかなり反省しましたが、
>よく見ると、他の人も程度は違えど同じような事(エロネタ)を書いていました。
>よく考えるとエロパロ板のスレのまとめサイトですからね。
>
>そうなると同じエロネタでも書いていいエロネタと悪いエロネタがある、
>そして、私が悪いエロネタを書いてしまったから叩かれているという事になります。
>
>では、その悪いエロネタというのは誰がどう定義づけているのでしょうか?
>今の所、何も定義がありませんよね。
>もし、あなた方の言う、悪いエロネタの投稿を禁止したいのなら、
>どんなエロ表現が良くて、どんなエロ表現が悪いかを明確化して
>LRとして提示するべきだと思います。
>
>エロパロ板のガイドラインを見ましたが、そのような事は書いてありませんでしたし、
>該当スレッドのLR、私が投稿したまとめサイトにもそのような事は書いてありませんでした。

というレスと共に自作を投下したという、言わば’いわく付き’のスレを
その後その時々の有志がそれぞれの目的と意図で維持発展?させてきたものです。
だから良いんじゃないでしょうか?好きにして。適当で。

274:名無しさん@ピンキー
11/02/09 21:57:08 3e6yzIF5
>>272
>批評してもらいたいのですが連作はスレ的に大丈夫でしょうか?
>結構長くなったのですがエロシーンだけ抽出したほうがいいでしょうか?

自分は最近このスレを覗くようになったので、他の人の意見は分りませんが
過去2スレをざっと読み返してみました。
・よくあるのは1~10レス程度(「レス」で抽出しただけですが)
・批評するなら数レス分で十分という意見もが前スレであり
・25レスという投下もあったが、特に苦情もない
・同一作品・シリーズの複数回投稿(改訂版、続編など)については、該当例見つからず

1.長さについて
20レス以内くらいなら、全文投下でもよいのではないかと思うけど、
同一作品の場合は全面改定が条件と思います。
抽出するなら、エロシーンは欲しいけどw、状況説明なども重要です。
個人的には、前回の指摘部分でこうしてみましたよ、というところが見てみたいです。

2.連作について
これは個人的見解です。
批評スレなんで、どっちかというと改訂版を投下したほうがレベルアップの度合いが分りやすく、
前回の山田さん達も嬉しいような気もします。
改訂版は書き上げましたか?書いていないのならばそれを書くのが先決と思います。
書いた上で、今回投下したい「続編」が前回の物とは質的に異なるモノであるという自己判断があるのならば
連作はありと思います。(失礼ですが、山田さん達が同じ指摘をしなくても済みますよね?という老婆心です)

エラソーに聞こえるかもしれませんが、自分はここで批評を受けた人が、それを取り込み、レベルアップした作品を
本来発表すべき場所で発表することを願っています。

275:272
11/02/10 01:22:40 BbDWpDqD
前例もないので断りをいれといたほうがいいかと

前回投下したのは意見を参考にして改変して目的のスレに上げました。
あれの続きで、質的には同じものなのですが
本番のシーンも書いてみたので意見を聞きたいのですが。

276:274
11/02/10 02:00:19 POUUYVpR
>>275
そういうことでしたら、問題ないと思います。
うるさいこと言ってすいません。

277:名無しさん@ピンキー
11/02/11 03:34:05 5lR1Uit5
>>276
わざわざ過去スレまで辿って頂いて有難う御座います。

投下させていただきます。

・オリジナル
>>232の続き
・流血表現あり、苦手な人はスルー推奨
・19レス程度
・エッチは13以降


278:名無しさん@ピンキー
11/02/11 03:34:47 5lR1Uit5
 最後に秋那(あきな)と会ったのはいつだったか。
 帰り道を一人歩く。
 生暖かい空気が素肌に纏わり付く。
 春が終わり、暑い夏の始まりへ日々は移りゆく。
 季節の移ろいを感じながら思案する。

 一昨日の夜は、そのまま自分のアパートに直帰して独りで寝た。
 翌朝は最近の早起きが祟ったのか、血を抜きすぎて体力が低下していたのか、
もう年なのか久々の寝坊をした。
 目が覚めたら7時半を過ぎていて、支度も程々に会社に急いだ。
 その日も会社が忙しく、よく働いて疲れ果てすぐに帰って寝てしまった。
 今朝もまた寝坊してしまい7時に起きて、彼女のマンションには寄る余裕も
なく会社に行った。
 その日はまた一段と忙しかった。
 出社して直ぐに部長に呼び出され、又仕事が増えたのかと思い憂鬱な気分で
行くと、転勤を言い渡された。

 北海道へ。
 半年間。

 それで、今日は仕事の引継ぎやらなんやらで一層疲れた。
 引越し費用は会社で出してくれるらしいし、向こうにある格安の独身寮へ
入寮させてくれるらしい。
 それに転勤手当もつく。
 詳しい日程はまだ決まっていないが、遅くて1ヶ月後というところらしい。
 向こうへ行ったら半年間、そう簡単には戻っては来れないだろう。
 しかし半年程度で、これが終われば昇進もあり得るらしい。
 こんな風に仕事を任せられるのは入社して初めてだ。

 やはり、良い流れに乗っている。
 これも秋那と出会ったおかげだろうか。

 そのせいで今日も残業で、既に日付もまわっているし身体も疲労を
訴えている。
 布団に入ってしまえば、すぐにでも眠れるだろう。
 それでも足は彼女のマンションへ向かっている。


279:名無しさん@ピンキー
11/02/11 03:35:30 5lR1Uit5
 結局、2日も会っていない。
 出会ってからは毎日のように会っていたから、2日も会わない日が
続いたのは初めてのことだ。
 一人街灯に見送られ静かな道を歩く。

 「ふわぁ」
 欠伸が一つ漏れる。
 身体は疲労を感じているが足取りは軽い。
 明日は日曜で会社も休みだしこの時間なら秋那も充分起きているだろう。
 これからもう何度、この逢瀬を重ねられるかわからない。

 半年。
 多分あっという間だ。

 しかし秋那にとってはどうだろう。
 自分があのくらいの年齢の時の半年は長く、大きかった気もする。
 どうだろうか。
 もうよく覚えてはいない。

 秋那は、俺が会社で仕事を任されたと言ったら喜んでくれるだろうか。
 そんなこと、彼女は興味ないだろうか。
 久方ぶりの良い出来事を彼女に伝えたい。
 彼女に一言、よかったねと言って欲しい。
 この喜びを彼女と共有したい。
 独り身でろくに人間関係を築けない俺には、喜びを共有できるような
相手はいない。
 不思議な関係の、独りだった少女以外。

 あの娘は2日も行かなかったことに怒っているだろうか。
 半年も会えなくなることを怒るだろうか。
 寂しんで、くれているだろうか。
 忘れられは、しないだろうか。
 久しぶりに秋那に会えるのが嬉しい半面不安もある。

 不安と喜びがグチャグチャに混ざり合って、深夜の道路で叫びだしたくなった。


280:名無しさん@ピンキー
11/02/11 03:36:40 5lR1Uit5
 こんな所で悩んでいてもしょうがないと足を進める。
 それに、彼女がちゃんと食事を摂っているかも心配だ。
 これからまた独りで生活していけるのかも心配だし、彼女を独り置いて
いくことに罪悪感もある。

 まぁそれでも、俺と会う以前から一人で生活していたらしいし、
それは心配することでもないのだろう。
 半年間、彼女は一人でやっていくのだろう。

 臓腑を引き絞られるような感覚。
 身勝手な感傷。
 独身寮に少女は連れていけない。
 それに秋那が俺に付いてくるわけがない。
 また、腹の底に嫌な物が積み重なっていく。

 思考を無理矢理にでも切り替える。

 深夜にもかかわらず光々と光るコンビニに吸い込まれる。
 異様に明るい店内を一周して、プリンやケーキをカゴに放り込んでいく。

 これでご機嫌が取れるだろうか。
 ブリンもケーキも以前に買っていったら、子供らしく喜んでくれた。
 まぁ秋那に言わせると俺の血が一番うまいらしいが。
 甘い物が好きなくせにあんな鉄分たっぷりの液体のどこがうまいん
だろうか。
 旨い旨くないというより、あの娘もよく他人の血液なんて飲めるものだ。
 そんな下らないことを考えながらレジを通す。
 色褪せた財布から、折り目がついた千円札を出しお釣りを受け取る。
 コンビニの外に出ても町は足元に困らないくらいに明るい。

 病気の感染という観点から見れば、彼女の行為はへたな性行為よりも危険だ。
 考えれば考えるほど、心配事は積み重なっていく。
 そう考えれば随分危なっかしい娘だ。
 それでも自分の娘くらいの年齢の女の子と、関係を持っている
俺ほどでもないのだろう。


281:名無しさん@ピンキー
11/02/11 03:37:55 5lR1Uit5
 意味のなさない考え事をしながら、人の少ない夜道を歩く。

 秋那が一人で住んでるマンションに辿り着く。
 外観は綺麗で、俺が住んでるアパートなんかより随分値が張るだろう。
 しかしオートロックなどはついていない。

 俺にとっては面倒がなくて有難いが、秋那のことを思うとかなり心配だ。
 小綺麗なエントランスをつっきりエレベーターまで行く。
 上、のボタンを押す。
 ボタンは上下に2つ付いていて、秋那くらいの身長でも手が届く位置に一つ余分についている。

 3階にあった箱が音もなく下りてくる。
 間抜けな電子音が鳴り、目の前の扉が開く。
 乗り込み、8Fを押し、ドアが自動的に閉まる僅かな時間さえも待てずに、
閉のボタンを押してしまう。

 エレベーターの箱の中は静かで、心臓がドクドクと煩い。
 全身の筋肉が堅くなっている、気がする。
 壁に寄りかかってみたり、離れて鏡の前にたって髪を直してみたりする。
 鏡に映った顔は固く、間抜けだ。
 また、壁に寄り掛かる。

 …落ち着かない。
 今の俺をはたから見れば、まるで緊張しているようだ。
 いや、どうも俺はここにきて緊張しているらしい。
 たった2日会っていないだけなのに、こんなにも不安になる。
 胸が苦しく、何時もしているように息ができない。

 彼女が俺のことを忘れていたら、嫌われていたら、いなくなって
しまっていたら、どうしようかとまた不安に思っている。
 自分勝手な理由で会わなかったのは俺なのに。
 あの娘より、仕事をとるのは自分だ。

 思考が負の方向にグルグルと螺旋を描く。
 現実的に将来を考えれば、仕事を選ぶのは当たり前だ。
 いやそれより、普通は得体の知れない他人より自分のことを優先するのは
何も悪いことじゃない。
 他人の子どもを置いていくのなんて当たり前のことだ。


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