【風俗】娼婦でエロ小説 2【遊郭】at EROPARO
【風俗】娼婦でエロ小説 2【遊郭】 - 暇つぶし2ch263:名無しさん@ピンキー
11/08/31 03:24:27.78 /5yLAOqn
ストッキングの娼婦 10

里美が微笑みながらもカウンターの上には、もう一枚の紙が置かれ
内容はこの通りの地図が描かれ、通りの名前は「坊や通り」と書かれており
詳しい案内と共に値段が最高で3万円、最低で150円と書かれている。

「ウチの店だけでは物足りなかったら、他の店にも行ってごらん?この店より楽しい店が沢山あるわよ」
「それじゃ、3万円の店は何があるんですか?」
「それは今まで味わった事の無い凄いサービスがあるらしいわよ?ま、坊やのお金だけではとても無理ね」
「3万円だと母親に叱られるなあ・・・」
「ま、仕方が無いわよ。坊やにとっては高嶺の花だからね。無理しないで遊ぶのがベストよ」

里美の明るい表情で、聖にこの通りの興味を示すようにアドバイスをする内に
外は夕暮れになり、カラスが鳴いている。

「それじゃ、聖ちゃん。また遊びに来てね。その道だったら簡単に抜けられるわよ」
「うん、分かった。それじゃあ、またね」
「バイバーイ、気を付けて帰るんだよ~」

聖は里美に手を振りながら店を去ったものの、3万円の店が気になり
里美に渡された地図を見て、その店を目指し歩き続けると
豪華絢爛かつ煌びやかなネオンが光り輝く、洋風の店に辿り着いた。
窓の外側にはバルコニーが設置し、そこには豪華なドレスを着た女性達が手招きをしている。

その店の正面の看板には、「喫茶店 シャーセイ」の文字が描かれたネオンが光り輝く。

「あれ、この店は一度見た事があるな・・・?」

264:名無しさん@ピンキー
11/08/31 03:25:27.48 /5yLAOqn
続きはまた今度にします。
ようやく第一章が終わった・・・。

265:名無しさん@ピンキー
11/08/31 07:57:07.39 bIqdOTKU
タイトルは名前欄だけでよくね?GJ

266:名無しさん@ピンキー
11/09/02 00:08:06.27 IxUg1Yg/
>>259 
GJ


ドイツがまたやらかしてくれました

独ボン市が売春婦に「税金メーター」導入
スレリンク(dqnplus板)l50

267:名無しさん@ピンキー
11/09/10 15:48:58.90 CU7byrnp
>>264
遅くなったけどGJ
続き待ってるよ


少女漫画だけど新東京廓恋酔夢っていうシリーズ読んで
このスレ向きだなって思ったw

268:名無しさん@ピンキー
11/09/18 20:17:25.07 qkCnJTF+
保守

269:名無しさん@ピンキー
11/09/19 06:36:43.19 m1VfNuiQ
娼婦のお姉さんに「ねえ聴こえるかしら?」って迫られて
「え?」って答えたら
頭に覆いかぶさってきた。
確かにジジジって音がして、横目で見たら脾肉のストッキングにローターのリモコン…。
「ね、聞こえるでしょ?いい感じになってるから何時でも幾らでもいいよ」
と言われ、パンティに手を掛けたところで目が覚めた…。

残念、夢か…。

270:雨宿り(保守ネタ)
11/09/24 06:41:27.55 Z3iu/1qn
外で遊んだら突然、雨が降ってきて雨宿りをしていると
白の日傘を差し、黒のドレスを着た美しい娼婦が現れ、傘の中に入れと言われる。

傘の中に入ったら、突然ズボンのチャックを下ろされ
ドレスを捲り上げて立ったまま、幼い肉棒を娼婦の秘穴の中に入れられる。

何度も腰を動かして我慢ができなくなると、娼婦は秘穴から肉棒を離し
シルクの手袋に包まれた右手で、肉棒を握り上下に動かすと
幼い肉棒から生暖かい白い樹液が発射して、娼婦の黒ショーツやストッキングに
生暖かい白い樹液が掛かり、白く汚されていく。

娼婦は白く汚れた肉棒を舐め取りチャックを上げた後、すぐに立ち去った。
辺りを見渡すと、雨が上がり、日が射して青空が見える。

彼女は何者だろうか?

271:名無しさん@ピンキー
11/09/24 09:16:31.83 nEKoKXVC
昔その辺りに娼館があったらしいんだけど…
火事にあって焼けちゃったらしいよ…
娼婦のお姉さんも何人か逃げ遅れてなくなったらしい…。



272:名無しさん@ピンキー
11/09/26 07:11:20.23 sggSqt1X
その後、娼館が再建されて今でも残っているよ。
その近辺は暇を持て余す、娼婦のお姉さんがうろついているからな。
普通、子供が近付いては行けない所だが
子供には色々なサービスをしてくれるらしいよ。



273:名無しさん@ピンキー
11/10/11 23:27:25.39 MFokY3Xw
版権キャラ使った二次SSは微妙か。セラムンからプリキュアまで歴代の変身ヒロインがそのコスチュームで客を取る娼館とか妄想。

まあ単純に海外の売春窟でオタクの日本人か、日本のアニメ好きなギークの客が、娼婦のお姉さんにコスプレお願いする展開で良いか……

あと、年増娼婦にブルマとかスク水とか、ババア無理すんな!なコスプレさせてエッチとかね。
『もう、こんな格好させるなんて……////』
普段、セクシーなドレスや官能的なランジェリーを纏って客とベッドに入るより恥じらう娼婦。

274:名無しさん@ピンキー
11/10/15 00:09:58.25 N3BQbpSa
>>273
以前は「版権キャラの売春スレ」(名前うる覚え)ってのがあったけど
ずいぶん前に落ちちゃったし、別にここでもいいんんでね?
スレが過疎るよりはるかにマシだし。

275:名無しさん@ピンキー
11/10/19 23:13:59.57 /PBZzGJR
“夜の街の蝶”もいいが“娼館の華々”も萌える

276:名無しさん@ピンキー
11/10/25 20:35:28.48 o3rWoe2o
これから寒くなる時期、馴染みの客から暖かいコートをプレゼントされてほっこりする娼婦さん。

277:名無しさん@ピンキー
11/10/31 22:27:20.77 Py7cghab
保守

278:名無しさん@ピンキー
11/11/04 23:59:07.44 BnxwPx34
過疎っとるなあ……

279:名無しさん@ピンキー
11/11/06 21:06:10.08 0//6e0rC
台湾で合法化されたらしいな。
日本もはよw

280:名無しさん@ピンキー
11/11/10 21:44:03.23 A/KqHXHZ
中世ヨーロッパ風か、現代の海外風の娼婦が登場するエロ漫画とかないんだろうか……

281:名無しさん@ピンキー
11/11/10 22:03:37.74 caEB5nhg
エロ漫画じゃないけど、
アニメ映画の「スカイ・クロラ」で娼館と娼婦が登場してたな。
あの淡々とした雰囲気がどこか淫靡でなんともいえないエロさがあった。

282:名無しさん@ピンキー
11/11/11 15:43:50.88 XIfEw6+n
色街と言うとやっぱ、
あぶく銭稼ぐゴールドラッシュの街とかで


283:電車で読むから
11/11/11 16:49:11.43 LFDd/9PI
iPhoneのibookでなんと860ページもの(輪姦体験・人妻が溺れたセックス)官能体験告白小説電子ブックサイト入口

URLリンク(avectoi3812.sakura.ne.jp)


284:名無しさん@ピンキー
11/11/12 17:39:47.34 X0L/xWtA
Courtesan や Middle Ages Prostitute でググると楽しい

285:名無しさん@ピンキー
11/11/19 23:20:26.47 DOVee//s
娼婦は如何にもなエッチな格好してなきゃヤダ

286:名無しさん@ピンキー
11/11/20 23:29:52.09 wLlCX14N
美人母娘娼婦を囲う変態紳士

287:名無しさん@ピンキー
11/11/21 00:40:07.63 4ZPoQK/e
胸元が開いたドレスを脱ぐと、黒のビスチェやショーツと
バックシーム入りのストッキングを履いた娼婦が、童貞坊やを誘惑する。

坊やの肉棒を扱く、舐める、秘穴に入れる、そしてザーメンを娼婦の身体に出す。

最高のシチュエーションだな。

288:名無しさん@ピンキー
11/11/23 23:46:06.74 diFAg71s
落ちぶれたアイドルが場末の売春窟で踊り子になってたりするのがイイ。
アイドル時代のコスチュームでお客とベッドに入ったり……

289:名無しさん@ピンキー
11/12/08 07:10:54.01 i96uDwmm
ウフフ、坊や。アタイと遊ばない?アタイと遊ぶと気持ちいい事してあげる。

290:名無しさん@ピンキー
11/12/08 12:20:03.48 TR/Wo+DL
>>288
アイマスキタ━━(゚∀゚)━━ッ!!

291:名無しさん@ピンキー
11/12/08 23:37:29.83 yfG+hTVT
>>288
マクロスFのシェリルは一時期そのシチュが似合ってたな…

種死のミーアさんがif展開で一命を取り留め、議長とラクスのごたごたの後、無罪放免されるも実質追放処分で、地球のどこか小さな町で春をひさいで生活するとか妄想。
風俗街の歌姫娼婦として昔のライブコスチュームで売春宿のステージに立ち、ベッドの上で踊り、一夜の愛を歌う。自慢のおっぱいで丹念に奉仕すると男達は簡単に昇天。

292:名無しさん@ピンキー
11/12/12 00:33:07.88 h0ORTPhL
>>291
普通の売春宿じゃなくて、なんかそういう元アイドルみたいのを集めた
ストリップ小屋兼売春宿みたいなのもいいなあ
現役時代の曲にあわせて踊りながら脱いでいったりしてw
でもってステージのあとは個室に

293:名無しさん@ピンキー
11/12/13 23:34:30.94 14OkUWQh
>>292
クリィミーマミの場合
ステージ「デリケートに好きして」→個室「デリケートに好きにして」ですね、わかr(ry

294:名無しさん@ピンキー
11/12/15 16:19:43.21 tjU2vSOw
コンコン ホテルの最上階のフロアでドアを叩く音が聞こえる。
これが待ちに待った時間の、始まりの合図だ。

「エーヴァです。その、今日はよろしくお願いします」
入ってきたのは日本人とは程遠い容姿をした女性だ。
髪はブロンドで眼の色もブルー、スタイルも凄い、10等身ぐらいあるんじゃないだろうか。
近づくと改めて彼女がとてつもない長身だということを思い知らされる。
「それじゃ、服を脱いでもらおうかな」
「は、はい…」
彼女は恥じらいながらおずおずと身につけているものを脱いでいく。
全て脱ぎ終わると手で隠したい衝動を抑え、後ろ手を組んだ。
背が高いため非常に細く見えるその身体、しかしよく見ると鍛えあげられた肉体であることがわかる。
視姦しながら彼女に近づいていき、身体に抱きつく。身長差のせいでこちらの顔は相手の胸の位置になる。
小ぶりな胸に顔を埋め、両手は彼女のお尻に向かっていく。
「んんっ、あっ…ひあっ!」
胸を吸われ、尻を揉まれ、思わず声を上げる。

295:名無しさん@ピンキー
11/12/15 22:18:52.68 tjU2vSOw
「それじゃ、奉仕してもらおうかな」
「あっ、はい」
俺のモノはムクムクと巨大化し、エーヴァの太腿にすり寄せているだけで射精しそうになっていた。
せっかくの機会なのに、股で射精するのはあまりに勿体無いじゃないか。
彼女は跪き、俺のモノへと口を近づける。
「おっと、その前に…」
「…むぐっ、んんっ」
彼女の舌に自分の舌を交わらさせる。そのまま口だけでなく頬など顔中を舐め回し、最後に彼女の舌に向かって唾液を落としてやる。
「んぐっ……げほっげほっ」
咳き込み、吐き出しそうになるのをなんとか堪えるのを見届けながら、ペニスをゆっくりと近づける。
「男のモノを舐めるのには慣れていたけど、こういうのはまだ慣れてなかったのかな?」
言葉ではなく、上目づかいで非難の声を出す。しかし、すぐに表情を整えモノに舌を交わしてゆく。
こうまで従順だと、もっともっと彼女をいじめたいという気持ちが出てしまう。
「そんなふうに足で隠さなくていいじゃないか。足を全開にして、恥ずかしいところを見せてよ」
器用に恥部を隠していた足を開かせる。身体が柔らかく、その長い足は全く逆方向に開いてゆく。
「羞恥で涙目になっている女の子の奉仕ってのはやっぱそそるなぁ」
それにしても、従順な子を選んだとはいえ、ここまで言われるがままにやってくれるとは思えなかった。
彼女はこの仕事が「本業」ではないのに。

彼女の本業はバレー選手だ。しかし、折からの不況はこの国も容赦なく襲い、スポーツ関連への国・企業からの予算は一気に減少した。
観光客も減少、スポーツ界だけでなく国全体が沈んでいた。そんな状況だからこそ生み出されたのが…
宿泊のオプションとして女―本物の女子バレー選手を提供するというビジネスである。
そもそも、1つの国で客を呼び込み、赤字にならないスポーツなど1つや2つしかありはしない。
彼女らは身体を売ってスポーツを続ける道を選んだ。否、選ぶしかなかった。
エーヴァもそのうちの1人。昼はバレーの練習に打ち込み、夜は男と交わう。
一見すると無駄毛は処理され、綺麗に見える身体だが、あちこちには擦り傷や痣がある。
厳しい練習に耐えながら、更に娼婦のような仕事を続けなければならない。彼女たちの悲哀はいかほどか。

口内奉仕を終えていよいよ本番、彼女はベッドの上で股を全開にして大の字ならぬ「土」の字のようにして、恥ずかしい部分を隠すこともできず犯されるときを待っている。
「挿れるぞ…おらっ」
「んっ、あっ、はぁっ、んんーっ」
流石、鍛えているだけあって締りは抜群だ。上からのしかかり、一心不乱に腰を叩きつけるもエーヴァはびくともしない。
それほどの体格差があるにも関わらず、彼女を奴隷のように扱える。その征服感が余計に俺を気持ちよくさせる。
「出すぞっ、受け止めろ!」
「ひぃっ、ああっ、ああーっ」

何度、膣内出しをしたかわからない。が、ともかく膣内出しがサービス内容に含まれているんだから素晴らしいよなぁ。
などと考えていたら、まだ1時間半しか経っていないことに気づいた。残り30分…うーん、正直、今日は打ち止めなんだよなー、ということで
「えいっ」
「んぐっ、んんーっ」
大きく開かれた性器に片足を乗せ、体重をかける。苦痛の声が漏れるが、構わず踏みつける。
自分より遥かに大きい女を屈辱に塗れさせる。男子の本懐だ。

296:名無しさん@ピンキー
11/12/15 22:21:40.11 KAZ9gx4Q
>>295
バレー選手というシチュを見つけたアンタは神か?

297:名無しさん@ピンキー
11/12/16 02:04:20.24 t/wd9+ea
うひょおおお乙!

298:名無しさん@ピンキー
11/12/16 21:03:09.04 R43F2r9f
>>294-295
乙でありまっし。

職業娼婦も萌えるが、こんな風にまっとうな仕事を持ってる女性が裏で売春しているシチュもいいな。
金銭等の問題でやむにやまれず、というのも良いし、完全な副業として春を売ってるというのもそそる。

昼はお淑やかで地味な女性が、夜は濃い化粧をし派手な服を着て街の立ちんぼになって客引きしていたり。
安宿の従業員が裏で秘密のショーに出演して、性的サービスを提供していたりと、二面性があるのがイイ。


299:名無しさん@ピンキー
11/12/31 00:08:02.70 BHbnBt5v
オープンブラ、スキャンティ、ガーター等のレースで縁取られた、いやらしい紫のセクシーランジェリーを着た幼女娼婦と

たくさんのフリルやリボンで少女趣味全開に飾られた、かわいらしいピンクサテンの甘ロリドレスに包まれた熟女娼婦を

買って

奉仕させたい

300:名無しさん@ピンキー
12/01/04 04:20:21.86 OsxyLQjx
「はぁっ、ああっ、んんっ」
ホテルの一室で肉と肉がぶつかり、嬌声がこだまする。
それ自体は何らおかしなことではない、ただし、その体位は明らかに異質だといえるだろう。
何しろ、立ったまま…それも女が男を抱きかかえながら、セックスをしているのだから。
男は小柄だったが、何よりも女が大きすぎた。
身長は2mを超え、太腿もお尻も胸もたっぷりと肉が蓄えられている。その点、腰回りは引き締まっているのだから、その身体は男を悦ばせるのに十分だ。
「ぷはぁっ、なんてデカいんだ、こうしてやるっ」
男の顔はちょうど胸のあたり、胸に顔を埋め、強く吸い上げる。
歯形までついているその行為は、赤ちゃんが母親のおっぱいを吸い上げるようなものではなく、むしろ女の身体に所有印をつけるかのようだ。
手足は女の尻や腰のあたりに巻き付き、その様子は木にとまるサルのようである。
「あんっ、くぅっ、イクうっ!」
「はぁっ、はぁっ、出すぞっ!」
精液が膣内に出される、体中に電撃が走るが男を手放すことは許されない。
だからといって逆にきつく抱きしめることもできない。女と男では体格差がありすぎるのだ。
そのように苦悩する姿を浮かべ、男はより満足をする。

このホテルが女付きであることは以前に述べたとおりだ。
具体的にどういうシステムになっているかというと、宿泊代に女の代金が含まれている。女はプロのバレーボール選手であり、好きな選手を選べる。
しかし、好きに選べるわけではない。AからCの三段階にランク分けされており、Cは加算料金無しで選べるが、BやAには加算料金が必要。
更に、使用する道具も一々課金が必要…と、ハマればハマるほどネットゲームよろしく金をむしり取られるシステムになっている。
例えばAランクの選手を選び、ソーププレイをするための石鹸を買い、時間を延長して一晩を共にすればそれだけで何十万になる。

今回、男の相手をしているライナはその中ではBランク、女らしい肉つきの身体と従順な性格は人気だが、あまりに背が高すぎるということだ。
「(Bランクだと加算料金がかかるけど、ライナはどんなプレイでも受け入れるから元が取れるんだよな)」とは男の弁。
今度はライナを寝かせ、両脚を抱えて代わりに男の足をライナの性器に乗せ、力を加える。
「んんっ、あっ、あんっ」
電気あんま責めを受け、悶える。いくら自分とは軽い男とはいえ、全体重を乗せられると負担になる。
体重をかけたりかけなかったり、あるいは連打してみたりと、その都度ライナの反応は変わる。
自分より遥かに大きく、力も強い女を自由にできることに男の自尊心は満たされてゆく。
更に、男の出した精液が性器から逆流することで男の足が汚れてしまった、その処理までさせられる。
「ぴちゃぴちゃ…じゅぽっ、ちゅぱっ」
単に男の足を舐めるだけでなく、精液と自らの愛液をすする。一体どれだけの辱めだろうか、それでも彼女は黙って奉仕をする。
「(こんなことで、諦めたく…ないっ)」

今や、この国の女子バレー協会の主収入はホテルでの客取りである。
これがなければプロとして成り立たない。それはつまり、人気のない選手はレギュラーから外され、クビにされるということにつながっている。
人生をバレーに捧げてきたライナにとって、バレーの道を諦めることはできない。
バレーを続けるために何でもした。自分の身体は勿論、不要なプライドは捨て、男に媚び、従順に振る舞うことを覚えた。
それが彼女にとってのレギュラーを守るための、自衛の術だった。

そして、そんな彼女の想いを男は利用する。
「今度はアナルを舐めたままパイズリをしてもらおうかな」
そういうと、ライナの顔にそのまま腰を下ろす。
「んっ、ぐうっ、んぐうっ!(苦しいっ!でも、こんなことで私は負けない!)」
彼女が抵抗できないことを良いことに、更なる辱めを与えるのだ。

301:名無しさん@ピンキー
12/01/04 05:07:15.14 HTgZfx4t
まさかの続編キタ━━(゚∀゚)━━ッ!!

302:名無しさん@ピンキー
12/01/06 04:37:46.27 n3R3W/75
これ面白いけど可哀想になってくる……(´・ω・`)

303:名無しさん@ピンキー
12/01/06 12:08:58.50 NX+WQXUM
だがそれがいい
悲壮感があるタイプも、「ご指名まいどありーw」なタイプも大好物だw

304:名無しさん@ピンキー
12/01/06 12:14:14.16 hKqvmNDv
ライバル国の成金団体に買われるのも面白い
仮想としては中国


305:名無しさん@ピンキー
12/01/08 03:54:01.98 1iDt35ZJ
マッチ売りの少女ならぬパンティ売りの少女という、しょうもないネタが浮かんだ。

しかし“花売り”とかの隠語は萌えるな!

306:名無しさん@ピンキー
12/01/08 22:05:24.38 pF20CYCk
>パンティ売りの少女
ブルセラか

307:名無しさん@ピンキー
12/01/08 22:45:40.79 Vu+4RP0w
>>304
「日帝の恨み晴らしてくれるアル!」
とか勇んで日本の風俗嬢を奉仕させるも、
そのテクと癒しまで含んだサービスに改心する中国男。

……なんかリアルにありそうだあの国だとw

308:名無しさん@ピンキー
12/01/09 00:50:33.08 5HEsHRXO
>>305
もともとあの童話自体、売っていたのは体だったというのをどこかで聞いた記憶が...
もしくはマッチの灯りでスカートの中を覗かせるいかがわしいバイトだっけ?

309:名無しさん@ピンキー
12/01/16 19:16:56.79 8PkU/pgg
職業娼婦や援交少女も良いが、全然その気も無い女に強制売春させるのも鬼畜でそそる。

310:名無しさん@ピンキー
12/01/17 17:08:50.32 fmH6WJFW
むしろそっちが本命。清純なまま娼婦テクがうまくなっていくとか最高。

311:名無しさん@ピンキー
12/01/18 23:51:05.83 /Ga59akE
場末で立ちんぼをやってる擦れきったチョイブサ売女が、“身分を隠した高名な人物”という場違いな客の使いによってリムジンで高級ホテルに送り迎えられ、最上級のスイートルームに招かれ、
メイド達の手で、普段の稼ぎ一年分でも買えないような化粧品と、まるで絵本のお姫様のようなドレスで美しく飾り立てられて、天蓋付きの豪奢なベッドの上でその“場違いな客”に抱かれる……

という、よくわからないネタが浮かんだ。

312:名無しさん@ピンキー
12/01/19 00:01:36.84 L0R7Uh/H
所々を無視すればデヴィ夫人がそれに近いかもしれぬ。

313:名無しさん@ピンキー
12/01/22 23:33:11.30 vNSt5h4O
うおおお、ワインレッドのマイクロミニボディコンを着たブロンドロングヘアーの娼婦と寝たい。

314:名無しさん@ピンキー
12/01/23 20:56:04.23 e1TPIVTo
>>311
それなんてプリティーウーマン?

315:名無しさん@ピンキー
12/02/02 01:33:58.73 w974ySTw
>>313
その娼婦のヒモが黒人だと良い

316:名無しさん@ピンキー
12/02/05 22:21:25.79 +dyq10rs
花魁もので一作投下します。
スカトロ・アナル・ダーク属性注意です。

花魁ものは好きなのですがどうにも浅学なもので、
矛盾点や考証の甘さなどありましたらケツで勘弁してください。

317:山吹の冬   1/25
12/02/05 22:22:51.53 +dyq10rs

多少なりとも遊女屋への興味があって、“紅華太夫”の名を知らぬ者はいないだろう。

紅華は、遊女となる前は武家の令嬢であったという。
密かに遊郭遊びへ赴いた大名さえ、彼女の凛とした気迫に惚れ込んだ……という逸話がある。
その紅華が、太夫になった折に立ち上げた遊女屋こそ『山紫苑』。
大名の贔屓にしている遊女屋として有名で、往時には色街でも指折りの格を持つ廓だった。

しかし大名の血筋が断絶した時、その山紫苑の名も地に堕ちる。
紅華も時を同じくして病に臥せった事から、巷では分家による陰謀論がまことしやかに囁かれた。
今や戸も閉め切られ、過去の栄華が語られるのみとなった山紫苑。
……その山紫苑を、それでも今、再び甦らせようとする一人の娘がいる。

名は山吹、齢は十五。
腰までの艶やかな黒髪と聡明そうな瞳、月光を帯びた桜の如き肌を持つ彼女は、紅華太夫の一人娘だ。
幼少の頃より城主への目通りを経験し、三味線や和歌、茶道など、あらゆる芸事を仕込まれてきた。
その素養は武家の娘をも上回り、広い御殿で育ったその品格はまさしく令嬢のもの。
しかしながら山吹は、けして自らの育ちの良さを鼻にかける娘ではなかった。
庭先を掃く者、渡り廊下に雑巾をかける者、全てに足を止めて労いの言葉をかける。
寒い中で雪かきをしている者には、自身が手縫いで拵えた半纏を手渡す。
傲慢になる事無かれ、周りに感謝を忘るる事無かれ。
その人徳を以って太夫にまで登り詰めた紅華の、そうした教えが染み付いている故だろう。

山吹は母が病に倒れて以来、自ら冷たい水で手拭いを絞り、その看病を行ってきた。
その手は苦労を知らぬ純白ではない。
ある時には刀を振るい、ある時には扇子を持って舞い、ある時には洗物をこなす。
そうして苦労を積み重ねた手だ。
ほんとうに物の解った人間には、その手の価値が読み取れるもの。
いつか花魁となるならば、そのような人を一人でも多く見つけ、愛されなさい。
それが紅華の最後の言葉だった。

15の春。最愛の母を腕の中で看取った山吹は、太夫を目指すべく山紫苑の敷居を跨ぐ。
名目上は女将として。
しかし彼女自身、色事のいの字も知らぬ生娘だ。
ゆえに、かつての紅華の従き人で、信頼も篤い『お志乃』を遣手とし、廓全体の管理を一任する。
そして山吹は女将としての仕事の傍ら、自らも遊女として経験を積む。
それが母・紅華の遺言であったし、山吹自身にも最も適切な選択に思えた。

彼女はまだ世を知らなかったのだ。
女が女に抱く嫉妬の情。いつの時代にも歴史の裏で繰り広げられる、その業のおぞましさを……。

318:山吹の冬    2/25
12/02/05 22:23:19.77 +dyq10rs

志乃は紅華が病に臥せった頃、娘の山吹が山紫苑再興の意思を見せるや、進んでその後見人を申し出た。
しかし、それは紅華母娘が感謝するような義理人情の心からではない。
志乃は紅華を内心で嫌っていた。
生まれついて自分より器量が良く、育ちが良く、遊女としての格すら違う。
彼女の後ろについて花魁道中を歩くたび、志乃は胸を刻まれるような口惜しさを感じていた。
志乃にとって『山紫苑』での奉公は、その恨みを晴らす絶好の機会に過ぎない。

志乃は着々と山吹を追い詰める準備を進める。
まずは山吹の屋敷を売り払わせ、得た金を山紫苑の修繕費、及び再営業許可取付け資金等とする事で、帰る場所を失わせた。
お母上も亡くなられた今、貴方の生きる場所はここしかない……そう諭せば、今の山吹に屋敷を売らせる事は容易い。

さらに、山紫苑に置く遊女は器量の良くない者ばかりを揃えた。
そうすれば彼女達による稼ぎは少なく、山吹自身が身を削らなければ廓の経営が立ち行かない。
また醜女であれば当然に美しい山吹に嫉妬しやすくなり、心理的立ち位置からして反山吹の志乃寄りとなる。
これの理由付けは至極簡単で、最近まで幽霊屋敷のようだった山紫苑に行きたがる器量良しはいない、
力不足で申し訳ないと苦い顔をすれば、山吹の方からとんでもない、気苦労をかけてごめんなさいと頭を下げ返してくる。

こうして志乃は、いとも容易く山吹を廓の内で孤立させる事に成功したのだった。
さらに、ただ孤立させるだけではない。彼女に無力な味方を一人だけつける事も、志乃は怠らなかった。
その味方は、遊女の着物の洗濯や風呂沸かしなどの雑務をこなす下働きだ。
その下働きには、かつて山吹の下男をしていた男から一人を選んだ。
男の名は辰吉という。
志乃は女の勘で、このまだ年若い男が山吹に惚れている事を見抜いていた。
さらには山吹の方も、真正直で働き者の辰吉のことを以前から憎からず思っていた様子。

山吹が屋敷を売ったことで解雇となった辰吉は、その山吹が働く遊女屋での下働きを快諾した。
それは仕事にありつける喜びというより、再び山吹の傍で働けるという事への悦びだろうと志乃は看破する。
彼に与えられた私室は、折檻部屋の真横に位置する物置を整理しただけのものだった。
遊女への折檻が、その声も音も、余す所なく聴こえる悪夢の部屋。
その折檻は、やがて山吹に最も多く与えられ、そのたび辰吉の眠りを妨げることとなる。

319:山吹の冬    3/25
12/02/05 22:23:49.75 +dyq10rs

「私の水揚を、人目に……?」
志乃の前に座した山吹が、強張った面持ちで問う。
志乃は頷いた。
「そうさ。遊郭内じゃ、未だこの山紫苑が再興した事さえ知られていないのが現状だろう。
 ここから山紫苑が並居る遊女屋を押しのけて繁盛するにゃあ、何はともあれ話題性が不可欠だ。
 そしてそれに足る絶好の題材はひとつ。
 紅華太夫の娘・山吹の初夜……ここを余さず隠さず衆目に晒してこそ、
 山紫苑には大した花魁がいるらしい、って噂も流れようってもんさ」
志乃がそう続けてもなお、山吹の表情は和らがない。

遊女の水揚、すなわち初夜は重要な意味を持つ。
特に将来的に太夫を志す娘なら、その水揚は品格に溢れ、かつ秘匿された物でなければならない。
まかり間違えても下世話な客寄せなどであってはならない。
山吹はそう考えているのだ。
元より頭の悪い女ではない、思考の引っ掛かりをそのままに流しはすまい。

しかし志乃とて裏の渡世を経験してきた苦労人。人を疑う事を知らない山吹を、口説き落とせない訳ではなかった。
食い物や落語の上演場所などを引き合いに出し、娯楽が大衆化しつつある事を説く。
今や武士も質素倹約、わざわざ廓に入る余裕はないが、それでも外から美しい姿が見えれば惹かれもしよう、と煽る。
そうして何とか山吹を得心へと落とし込んだ。

「……そう……太夫従きの遊女として勤め上げたあなたが言うなら、きっとそうなのよね。
 遊女というのも、綺麗事ばかりではいけないんだわ」
やがて山吹は、思う所はあれども、経験者の志乃を立てる形で瞳を閉じた。
元より人柄が良い上、志乃に遣手として廓内の一切を任せているという負い目もある。
どの道彼女が断ることなどありえないのだ。
「すまないね。後追いの小さな見世としちゃ、他に繁盛の糸口が見当たらないんだよ」
山吹は心苦しそうな表情の裏で、陰惨な悪女の笑みを浮かべた。

320:山吹の冬    4/25
12/02/05 22:24:30.50 +dyq10rs

山吹は東の角部屋、畳の敷かれた和室に連れられる。
粗末な部屋だ。畳には布団が敷かれてはいるが、綿の薄い煎餅布団に過ぎない。
床入りをする目的で誂えられたというよりは、汚れてもいいよう体裁を整える為だけに存在する物だろう。
逆を言えば、普通の敷布団では勿体無いほどに布団の汚れる事が、予め解っているとも取れる。
山吹はその事実に歯噛みしながらも黙していた。

「さて、じゃあいくよ」
志乃が山吹へ向けて告げ、角部屋の障子を開け放つ。
タン、タンという木の打ち鳴らされる音の後、角部屋の中は渡り廊下を隔てて吹き曝しとなった。
庭の竹垣の向こうには、すでに黒山の人だかりが出来ている。
彼らは肩の高さほどの竹垣から身を乗り出し、我よ我よと山吹の姿を拝もうとしていた。

「おおおお、あれが紅華太夫の娘っ子か!流石に綺麗な顔してるもんだなぁ!」
「本当だ。こんな小見世じゃ勿体ねぇ、かなりの大見世でも通る器量だぜ。
 まぁ格式高い遊女屋じゃあ、こうして己らが水揚げを拝む事は叶わなかっただろうがよ」
品の無い声が山吹に浴びせられる。
その中で、山吹に見えぬよう口元を緩めながら志乃が手を叩いた。

「さぁ山吹、観衆の皆様に素肌を晒しな」
その声で、男達の歓声が高まる。
山吹は羞恥に歯噛みするが、しかし今さら拒む訳にもいかない。
「……ええ」
彼女は覚悟を決めたように顔を上げ、白く細い指で帯をつまんでしゅるりと解いた。
そして長襦袢の襟元に手をかけて腕へと滑らせ、雪のように白い肩を露わにする。

「うひょお、あの『紅華太夫』の娘のハダカが拝めるなんて、生きてて良かったぜ」
「しかし良い肌だな。乳房も娘っ子そのものの桜色で、うんまそうだあ」
「十五の割にゃ体つきもいやらしいもんだ。さぞかし良いもん食ってきたんだろうなぁ」

下卑た品評を為されながら、山吹は身に纏っていたものを全て畳の上に舞わせていく。
そうして一糸纏わぬ丸裸となった所で、部屋奥の襖が志乃の手によって開かれた。
その奥から姿を現した二人の男に、観衆が息を呑む。
大柄な身体つきに隆々と盛り上がった筋肉、剃り上げた頭、そして肩と背に彫り込まれた入墨。
「今日の為に特別にお呼びした、『仙蓮』って見世で遊女の仕込みをなさってるお二人さ。
 どっちもおんなの扱いに関しちゃ一流だよ」
志乃は山吹に向けてか観衆に向けてか、よく通る声で告げる。
「そういう事だ。愉しもうぜェ嬢ちゃん」
男の一人が、鶴の入墨の入った太い腕を掲げて山吹の顎を持ち上げる。
「っ……お願いします」
山吹は一片の恐怖すら映さない凜とした瞳で、荒くれた男を見つめ返した。
その品格高い気丈さは、男達も観衆をも虜にする。

321:山吹の冬    5/25
12/02/05 22:25:01.64 +dyq10rs

「あ、あっ……ああっ……あっ…………あ」
和室に若い女の声が漏れていた。
それは春のやわらかな風に乗り、観衆の耳を悦ばせる。

山吹は、背後に座る男の胸板へ寄りかかるようになり、その豊かな乳房を揉みしだかれていた。
白い乳肉が男の浅黒い手の中で形を変え、根元から波打つように丹念に揉み上げられる。
そうしてじっくりと胸の性感を目覚めさせたあと、微かに粟立ちはじめる乳輪を指先でなぞり、
それら全ての焦らしでついに切なく尖り始めた胸の突起が挟み潰される。
「はふぅっ!!」
その瞬間は山吹にとって堪らないものであるらしかった。
まだ男を知らない未成熟な胸が、男の巧みな愛撫によってほぐされ、屹立し、解放される。
それが一度二度ではなく、延々と続けられているのだ。

「すげぇ……荒っぽい見目に反して、えらく上手ぇなあの野郎」
「ああ。うちのカカァなら、ああもやられちゃあもう十辺は乳汁搾り出されてらぁ」

観衆達はその巧みな胸への愛撫に感嘆する。
しかし、山吹が刺激されているのは胸の膨らみばかりではない。
彼女は背後の男に背を預けたまま、膝を折る形で脚を開かされていた。
その間に晒された桜色の秘裂には、別の男の舌が入り込んでいる。
舌は山吹の陰核と花びらを丹念に舐めしゃぶり、内側に湿り気をもたらしたのち、指での慣らしに繋いだ。
まだ未使用で痛みの強い十五の花弁へ、一寸ずつ僅かに押し進めて戻し、また一寸だけ潜り込ませる。
そうして丹念に慣らした末に、ついに山吹の花壷は男の二本の指を受け入れられるようになる。

そこへ至れば、男にも容赦はなくなった。
幾度も幾度も、節ばった指の関節を花弁へ通り抜けさせ、その内なる肉を弄る。
奥まりで指をひらいては狭穴の中に蜜の糸を引かせ、臍側へ曲げた指の頭で臍下の一帯を擦りまわす。
「……っ!!…………っ!!!」
それらはどうにも効果的なようで、山吹は声を殺しつつ、足裏を幾度も煎餅布団から離していた。

「へへ。十五の餓鬼の女陰(ほと)が、とろとろに蕩けてきやがったぜ。
 蜜もこりゃあ美味ぇもんだ。内も外も身奇麗にし続けてきた生娘、ってのが味で解らぁ」
前方の男は山吹の花壷から指を抜き、付け根までの全体に纏いついたぬめらかな愛液を舐り回す。
山吹の頬は林檎のように赤らみ、目元は恥辱に歪んでいた。
何も言わずとも、何も纏わずとも高貴さが滲み出るような淑やかな娘。
その山吹が調教されているという光景は、竹垣外の男を狂乱させるに充分なものだった。
「ええい、退け小僧ッ!」
「なりません、敷地内への立入はご遠慮下さい!!」
興奮の余り肩丈までの竹垣を乗り越えて踏み入らんとする男を、下男である辰吉が抑え込む。
辰吉はその見張りの仕事を黙々とこなしながらも、心中はけして穏やかではなかった。

322:山吹の冬    6/25
12/02/05 22:25:30.08 +dyq10rs

入墨の男達は山吹を散々に蕩かした後、その身体を畳の上に這うようにさせた。
「しゃぶれ」
男の一人が褌を取り去り、自らの逸物を衆目に晒す。
おおおっとどよめきが起こった。
それは男の体格に見合った立派なもので、隆々と反って天を向き、血管さえ浮き立たせて脈打っている。
「ひっ……!」
山吹は両手で口を押さえながら目を見開いた。
彼女とて遊女になるべく育てられた子供。勉学の一環として、下女が下男と交わる様を目の当たりにし、
その際に屹立した男のものを記憶に焼き付けている。
だが今鼻先に突きつけられているのは、その記憶の中のものよりも遥かに凶悪だ。

「おら、花魁がブツを前にボケッとすんな!」
痺れを切らした背後の男が山吹の肩を掴み、前方の男の逸物に顔を近づけさせた。
痛烈な男臭さが鼻をつき、山吹の美貌を歪ませる。
しかし、確かに彼女は一流の花魁となるべくここにいるのだ。逃げてはならない。
山吹はおぞましさを振り払い、恐る恐る男の逸物に手を添えた。
その光景は、それだけで刺激的であり、観衆を沸き立たせる。

「んっ……んむっ、んんっ……!!」
山吹は逸物の先へと丹念に舌を這わせ、唾液で塗れ光る先端を口の中へと含んだ。
そうして舌を使って舐めしゃぶる。
「もっと舌を伸ばして裏筋をなぞっていけ。喉の深くまで咥え込め」
だが前方の男は、容赦なくその口戯に注文をつける。
山吹がその通りに試みても、やはり拙く思えるのか険しい表情は変わらない。
「ええい、思い切りの悪ィ餓鬼だ!こう……すんだよっ!!」
男は叫ぶように言い、山吹の黒髪を掴んで自らの腰へと引き寄せる。
「ごえぇっ!!」
山吹は目を見開きながら喉の奥で叫んだ。
その声に辰吉が振り返る。
(……お、お嬢様……!!)
振り返った先では、山吹が入墨男に髪を掴まれ、口一杯に男の怒張を捻じ込まれている。
眉の顰め具合からして、喉のかなり深くまで入り込んでいるのだろう。
そのまま頭を前後させられ、その際に漏れる声などは、人間が日常で生活していて出る声ではない。

323:山吹の冬    7/25
12/02/05 22:26:16.89 +dyq10rs

「お、オエッ!!!」
やがて男が逸物を抜いた瞬間、山吹の口からえづきが漏れた。
きつく閉じられた瞳から涙が伝い、そして逸物が抜き去られた事で露わとなった口元からは、
夥しい唾液と混じってかすかに黄色い半固形の物が零れ落ちている。
「これしきで吐くな!」
入墨男はそれを目にするなり、強かに山吹の頬を張った。
一瞬にして山吹の左頬は赤く腫れ、俯いた泣き顔から涎の糸がぽたぽたと滴る。
「……続けるぞ」
男が再び山吹の頭を鷲掴みにし、逸物を唇へと割り入らせる。

山吹はそれを拒める立場になどなかった。
かつて経験がないほどの苦しさに涙を零しながら、男の命じるままに逸物を手で扱き、深くまで喉で受け入れる。
そして辰吉もまた、山吹を救える立場にはない。
かつての雪の日、自分に手縫いのあたたかな半纏をくれた、あの純真な女主人が穢されていく。
それをただ、竹垣から響く喧騒にまみれながら傍観しているしかなかった。

這うような姿勢で口戯を仕込まれる山吹の後ろには、もう一人の男が貼り付いていた。
彼はまだ肉付きの甘い山吹の尻を手で割り開き、そこに顔を埋めている。
そして鼻先で尻穴の匂いを嗅ぎまわりながら、花弁に執拗に舌を這わせているようだった。
先ほどまで散々に嬲られていた山吹の花弁は、それによっていよいよ蜜を垂らすほどになっていく。

「おうお、塗れちまったもんだ。甘ぁい蜜が、太腿にまで垂れてきやがった。
 ……おい、もうそろそろ頃合いだ、やるとしようぜ」
背後の男が、少女に逸物をしゃぶらせている男に呼びかけた。
その男は頷き、いよいよ一回りほど大きさを増した逸物を山吹の口から引き摺り出す。
「抱いてやる。布団の上に寝転がんな」
男が唾液に塗れた逸物を反り立てて命じると、山吹は覚悟したように布団に仰向けに横たわった。
いよいよ破瓜だ。
観衆の騒ぎを耳に入れるまでもなく、辰吉にもそれが解った。

324:山吹の冬    8/25
12/02/05 22:26:44.88 +dyq10rs

男は山吹と顔を合わせる対面位で、山吹の脚をわずかに曲げさせて挿入を開始した。
「んっ……!!」
指や舌で慣らされているとはいえ、初めての挿入はつらいのだろう。
山吹は目を細め、唇で指を噛みしめてその痛みに耐えているようだった。
「さてそろそろだ、一気にいくぜ」
半ばほどが入り込んだとき、男が山吹に囁きかけた。
そうして一呼吸置き、腰を強く掴んだまま一気に逸物を押し進める。
「…………うアッ……;!!!!!!」
山吹は布団に髪を押し付けるようにして天を仰いだ。
男の侵入が終わり、腰が止まる。
ざわめきが一旦落ち着いたことで、山吹がもう操を失っている事実が辰吉の心に突き刺さる。
山吹は騒いでなどいない。
目尻に大粒の涙を溜め、唇を引き結んで高貴さを保っている。

「へぇ、流石に静かなもんだな。女の初めてってなぁ煩いもんだと聞くが」
「この大人数の前だ。乱れちゃならねぇと、あの細い身体で必死に我慢してるんだろうさ。
 見ろよ、ちっこい手がぎゅうっと敷き布団を掴んでてよ、健気なもんじゃねぇか」

観衆達がいよいよ興味深く見守る前で、男はゆっくりと腰を動かし始める。
「ん……く」
山吹は流石に小さく呻きながらも、男にされるがままになっていた。

「ふん、まあまあの締まりって所か。あの紅華太夫の娘っつうから、期待してたんだがな。
 この界隈にゃあこれより具合のいい女なんざゴマンといるぜ?
 蚯蚓千匹や数の子天井なんざ当たり前で、その上で俵締めや巾着みてぇな技を持ってる女までいる。
 そういう女共から男を奪い取るにゃあ、並じゃねえ苦労が必要だ。
 だがまぁ安心しな。これから俺達がたっぷりと時間を掛けて、テメェのおんなを目覚めさせてやる。
 どんな男でも逝かせられるようになるまで仕込んでやる」

男は山吹の汗に塗れた顔を撫でながらそう告げる。
そうしてゆっくりと花壷から逸物を引き抜いた。
どろり、と結合液が垂れる。愛液に薄められたかすかな朱が、敷き布団に染みを作る。
紛れもない純潔の証。
たった今名前も知れぬ男によって女にされたばかりの山吹は、そこから数日に渡って。
筆舌に尽くしがたい遊女調教を受ける事となった。

325:山吹の冬    9/25
12/02/05 22:27:34.76 +dyq10rs

昼も夜も角部屋に面した障子は解放され、廓の表から無銭にて見放題となっていた。
遊ぶ金のある者は鼻で笑って顔をしかめ、普段遊郭に来ない貧しい男達は、見世先に齧りついて各々に慰めはじめる。
辰吉もまた、庭先で枯葉を掃き集めながら、ちらちらとその調教を盗み見ていた。
ついこの間まで仕えていた、美しく優しい主人が穢されているのだ。気にならない筈がなかった。

「こ、こんなっ……けだもののような格好!」
山吹は背後から男に抱かれ、信じがたいという非難の声を上げた。
男がほくそ笑む。
「ふん、面つき合わせて抱く以外は皆けだものの性交か?ガキの癖に古臭ぇ考えしてやがるぜ。
 まぁいいさ、もうすぐテメェも、けだものの『ような』なんて言えなくなる位に乱れ始めるんだからよ」
男はそう言いながら山吹の腰を掴み、力強く腰を打ち付ける。
パンッパンッと肉のはじける音が響き渡り、山吹の豊かな乳房が前後に揺れる。
山吹は気恥ずかしげに唇を噛みながら、布団に肘をついて突き込みに耐えていた。

「おら、甘えるみてぇに感じてばっかいねえで、テメェの方からも締め付けろよ。
 テメェは入り口こそよく締まるが、ナカがまだまだ緩いんだ。
 こうやって後ろから突きゃあ、奥までよく届くだろう。そこで腹に力を入れてみろ」
男は山吹の尻を手の平で叩きながら命じた。
これはただの情交ではない、あくまで生娘を金の取れる花魁とする為の調教なのだ。
辰吉は改めてそう気付く。

「あ、ああ……っ!!……くあ……っ!!!!」
山吹は言われた通りに腹部をへこませ、結合部に意識を向ける。
しかしそれによって喘ぎ声が漏れ、さらには太腿に痙攣が起きてしまう。
「ふん、また逝ったのか?テメェは奥に意識を向けるとすぐに逝くな。
 まだまだへばってんじゃねーぞ。おら、自分で腰ィ動かせ」
男は溜息を吐きながら、山吹をなおも犯し続ける。
その前方では、別の一人が山吹の顎をつかみ、逸物を咥えさせてもいた。
「ったく、下手糞な花魁がいたもんだな。禿(かむろ)の方が、まだ男の悦ばせ方を知ってんぜ」
男達は山吹の未熟さを散々罵りながら、前後からの陵辱を加え続ける。

辰吉にはその中で、山吹が涙を流すのが見えた。


326:山吹の冬    10/25
12/02/05 22:28:27.79 +dyq10rs

山吹も母の華々しい逸話を聞き、また自分なりの太夫への夢を馳せる中で、憧れは様々にあっただろう。
身元は潔白で羽振りがよく、男前のきりりとした好青年に優しく抱かれる。
それが本来、山吹ほどの女の『初夜』があるべき状況だ。
その栄光への道は、今や地に堕ちてしまった。
饐えた匂いを発する下卑た男共に晒されるほど。道ゆく市井の民にすら蔑まれるほど。
これではまるで、調教ではなくただの辱めだ。

「馬鹿野郎ッ、誰が勝手に逝っていいっつった!!」
男の怒号が飛び、山吹の胸の突起が捻り上げられた。
「あううっ!!……ご、ごめんなさい……」
山吹は苦痛に顔を歪ませながら、男達に謝罪する。

彼女は布団に腰掛けた男へ後ろ向けに覆い被さるようになり、背後から深々と花弁を貫かれていた。
肩幅以上に広げられた膝の間から、ぬちゃっぬちゃっと何とも艶かしい音が立つ。
山吹は布団に手をつくようにしながら、その音が立つたびに身体を細かに震わせていた。
「いいな、『逝く』んじゃねぇ、『逝かせ』ろ!!
 ここで心地の良さに飲み込まれるような奴は花魁じゃねぇ、ただの素人だ!!」
男はそう言いながら、さらに容赦なく山吹の背を反らせて腰を打ち付ける。
「あっ!!ううっ、くっ!!!」
山吹は快楽に顔を歪ませ、懸命に堪えているようだった。

「おーまだやってる、可哀想だねぇ。今日で三日目だっけ?朝も晩もなく、ようやるよ」
「そうだなぁ。逝くなっつったって、こう何日もかけて逝き癖をつけられちゃあ無理ってもんだ。
 あの生娘だった紅華の娘を、数日でここまで愉悦に染め上げるのは流石って所だがな」
「布団がすっかり濡れてしなびてやがらぁ。腰が動くたびにニチャニチャいってやがるしよ。
 あれ、ほとんど嬢ちゃんの汗と愛液だろう?そりゃあ逝きっ放しにもならぁな」

初日に比べればまばらとなった竹垣の観衆達が、山吹達の情交を眺めながら言う。
その最中にも、男の精を搾り取る前に絶頂を迎えた山吹が、強かに頬を張られる音が響いてきていた。
何度目に頬を張られた頃だろう。
山吹の白い脚の間から、水の溢れる音がした。それは微かな飛沫を上げながら布団に広がっていく。

「ちっ、漏らしやがった。ビビッたのか、それとも心地が良すぎたのかよ?
 この衆目の前で用が足せるなんて、さすが太夫を目指す女は器が違うね。
 どうだいお集まりの皆々様。この女が見事太夫になった暁にゃ、『小便太夫』とでもお呼びしようじゃあねぇか」

男は高らかに笑いながら、小便と愛液に塗れた山吹の花園を開いてみせた。
もはや見慣れた光景となったそれに、観衆は誰も声など上げない。
ただにやついた不愉快な笑みでもって、山吹を見つめるだけだ。
その顔は言っていた。早く山吹を抱きたい、早くこの娘を自分の物で善がらせたい、と。

327:山吹の冬    11/25
12/02/05 22:29:26.53 +dyq10rs



見世に顔を出すようになって以来、山吹は、日に最低五人は相手をすることになった。
他の娘が日に一人か二人しか客を取れない上、来客の殆どが山吹の身体目当てなのでそうせざるを得ないのだ。

また山吹には、器量の他にも客から好まれる要素がある。
彼女はたとえ一仕事の後で疲れ果てていても、身体を正して三つ指をつき、有難う御座いましたと礼を述べる。
そして真裸のまま、一客のために本格的な茶を点てるのだ。
洗練された茶筅の動きが醸し出す侘び、しかし面を上げれば美しい女の裸体。
その品格高くも艶かしい異様な光景には、遊郭に通い慣れた伊達男でさえ、一時声を上げるのを忘れるほどだった。
山吹が人気を博すのも、至極当然の事と言える。

しかしまだ15に過ぎず、男に慣れきってもいない山吹の身体には、日に五人の相手でもつらい。
連日の無理が祟って高熱で倒れて以来は、五日続けて見世に出た後、一日は裏方に徹して休養するようになった。
この休養日は、色町の男達から“枯山吹”と呼ばれ、大層残念がられたという。
だが、その山吹の苦労を知ってなお、志乃の追い込みは終わらない。
彼女としては、美しく才豊かな山吹がより惨めに潰れてくれた方が気分が良いのだ。


「名目上は女将だか知らないが、所詮は娼妓の何たるかも知らない小娘さ。
 たっぷりと世の厳しさを教えておやり、嫌な客は全部山吹に回すんだよ」

志乃は山吹以外の遊女全てにそのように言い含めていた。
言われずとも、『紅華太夫』の血を引く山吹には皆が危機感を抱いている。
普通に客を取らせれば、たちまちに花魁の頂点へと登り詰めていく事は明白だ。
ゆえに、遊女達は志乃の謀りに乗った。
一度ついた客で嫌だと思う者がいれば、次からは山吹指名と伝えて回すのだ。
山吹はその裏心を察知してはいたが、それでも困った時は助け合いだからと快諾する。
そうしていざ相手をする段になって、他の遊女がその客を忌避する理由を嫌というほど思い知らされるのだった。

328:山吹の冬    12/25
12/02/05 22:30:17.67 +dyq10rs

忌避される一人は、信じがたいほどの巨根を有していた。
着衣で話をしている時から自分本位な性格が見える難ありの客ではあったが、
いざ褌を取り去って逸物が露わになった時、山吹は悲鳴を上げるのを堪えるのがやっとだった。
指で摘むなど到底出来ない、両手の指で包み込んでなお全く足りない。
それを愛撫するには、腕で抱き込むのが最も適切ではないかと思えるような規格外の巨木。
男はそれを誇らしげに揺らしながら笑った。

「どうだ、聞いたとおりデケェだろ。
 前にここで相手ばした女は、勘弁して下さいばっがで話んなんねがったかんな。
 ここの女将なら相手ば出来る言うがら、おらマス掻きもしねぇで溜めて込んできただ。
 ほら、とっととしゃぶれぇ」
男は山吹の鼻先へ逸物を突きつけて言う。
「は、はい。失礼いたします」
山吹は自身の女将としての責任感と男への憐れみから、その逸物へと口を近づける。
しかし余りに大きすぎた。顎が外れる寸前まで口を開いても、その亀頭部分さえ含めない。

「お前ェのそのちんまい口じゃあ、おらの物咥えるのは無理だぁ。
 口ですんのはもうええがら、さっさと女の場所に挿れさせてくんろ」
男がそう要求すると山吹は立ち上がり、部屋の戸棚にある陶器の蓋を開けた。
多少大きな物を受け入れるための油が入っている。
山吹はやや逡巡した後、その全てを男の逸物に注ぎかけた。
「うおっ!!へへ、冷たいじゃねが」
「しばし、ご辛抱を……」
山吹は自らの花弁にもその油を塗りこめ、いざ男の上に跨ろうとする。
しかしそれを男が制した。

「まで。なしてお前ェが上になる、おら女に主導されんのはきれぇだ。
 挿れんのはおらがしてやっがら、女は寝そべってされるがまんまにしどげ」
男のその発言で、山吹の心臓が震え上がった。
入る見込みなどまるでない極太だが、自分で腰を沈めて調整しながらならばまだ何とかなる。
しかし相手任せとなれば、自衛のしようがない。
「ほら、さっさと寝そべれ」
男はなおも横柄に命じてくる。山吹は、ただそれに従うしかなかった。

329:山吹の冬    13/25
12/02/05 22:31:05.82 +dyq10rs

「あうっ!!」
極太が花弁を通り抜けた時、山吹は思わず目を見開いた。
男の力に任せた、みしりと音を立てるような無理矢理の挿入。
骨盤が砕けそうなほどに軋み、下腹部を尋常でない圧迫感が襲う。
嫌な汗がどっと全身から噴き出す。
「ほーら、入っていくぞぉ、やらけぇ所に、おらのぶっといのがよぉ」
男はそう言いながら、いよいよ腕を痙攣させつつ強引に奥までを蹂躙する。
「くああああああああっ!!!!!」
山吹の瞳から涙が零れ落ちた。

身体が耐えられるような痛みではない。自分の歳で許容できる大きさではない。
息が苦しい。
それでも、山吹は耐えていた。
女将として、この不満を持つ客を満足させるのだ、という使命感で。
男が欲望に任せて無理矢理に腰を動かすと、細い身体を精一杯に踏ん張ってそれを助けた。
その甲斐あり、男は絶え間ない抜き差しの果てに、ついに射精に至る。
「おおっ、ええぞ、果てるぞ、果てるぞッ!!」
男は叫びながら、山吹の奥深くで精を放った。
避妊具の在庫にも限りのある山紫苑では、膣内射精は原則禁止となっているが、そんな事はどうでもいい。

ようやく終わった……。
酸欠で意識も朦朧としている山吹が安堵の息を吐いた時、男が口を開いた。
「ああ善がった、たまんねえなぁ。ほれ、寝とらんと次いくぞ」
男はそう言いながら、射精してなお大きさの変わらない逸物を山吹の中で動かし始めた。
精液が攪拌され、再び呼吸が阻害される。
「そ、そん、な…………も、もう、い……いき……が…………」
山吹は、すでに限界を超えていた。
使命感だけでかろうじて酸欠状態を乗り切った彼女に、余力などない。
山吹は口から泡を噴きながら意識を落とした。
男が喚いている声が遠くに聴こえ、胸が痛むが、もはや気力でどうにかなる状態でもなかった。


目を覚ました山吹の視界に入ったのは、険しい顔をした志乃。
そしてその周りで、呆れ果てたように山吹を見下ろす遊女達だ。
「やってくれたね山吹。お客からの大顰蹙だ。
 他の女から盥回しにされ、あの女なら出来るというから期待していたのに、何だあの様は、
 あれで女将を名乗るなぞ笑止と仰って、店の中で随分と暴れてくれたよ」
志乃は荒れ果てた店内を指し示しながら告げる。
なけなしの金で買った壷も掛け軸も、無残に破壊され尽くしていた。
「本当に怖かったのよ。しかもその原因が、女将の不手際だったなんて。
 反省してくれないと、あたいらだって身の振り方を考えるよ」
志乃と遊女達に糾弾され、山吹はただ青い顔で頭を下げる。

これらは全て、志乃達の目論見通りだった。
性格にかなり問題のあるあの客が腹を立てていたのは事実だが、店を荒らしたのは志乃達自身だ。
全ては山吹を追い詰めるために。

330:山吹の冬    14/25
12/02/05 22:32:16.54 +dyq10rs



「ほーら、調教の時間だよ。どんなご立派様でも咥え込めるように蕩かそうねぇ」

折檻部屋の襖が開け放たれ、蝋燭を手にした遊女達が姿を現す。
その紅色の光が照らす輪の中には、竹轡を噛まされたまま柱に縛り付けられた山吹の姿があった。
その乳首と陰核には細い糸が結わえ付けられ、天井近くの横木に繋がれている。
「ふう、いつ見てもいい格好。
 ただいま女将さん、六ツ時から一人放置されて、寂しかった?」
女郎達はその山吹の姿を笑い、各々筆を取り出した。
そして部屋の隅にある壷へ筆先を浸し、粘質な薬を掬い取っては山吹の乳首と陰核に塗りつけていく。
「ふうううっ!!」
竹轡越しに山吹の声が漏れた。
「そんなに感じるの?まぁもう胸の方もオサネの方も、可哀想なくらい膨れ上がってるけど。
 こわーい薬なのね、これって」
遊女達は嬉々として筆を操る。

そうして陰核と胸の蕾へ散々薬を塗布したところで、繋がれた糸をピンッと弾いた。
「ふぁうううああっ!!!!!」
山吹が竹轡越しに呻く。噛みしめた口の端から唾液が零れ落ち、床の液だまりに弾ける。
「もう我慢できないみたいね。今朝はその割れ目にも、筆で直接お薬を塗り込んであげたもんね。
 しょうがないな、ちょっと鎮めてあげる」
遊女の一人が言い、持参した桐の箱を開ける。
中からは、縄を結び合わせて作ったような責め具が姿を現した。

「あなたのお蜜でふやけた随喜よ。昨日以来だから待ち遠しいでしょ?」
遊女はそう囁きながら随喜を取り出し、先端を指でぬちょぬちょと弄びながら笑った。
そうして山吹の瞳をしっかりと覗きこみつつ、ゆっくりと花弁へと挿入していく。
「んんん……!!」
「ふふ、女将さんったら腰がいやらしく蠢いてる。
 でも御免ね、二寸までしか入れては駄目と、お志乃さんに仰せ付かってるの。
 だからこうして、入口辺りをくすぐるだけ……そうしていくら強請っても駄目なのよ。
 ほら……随喜のお汁が染み渡って、堪らないでしょう。
 そんなに切なそうな顔したって、男じゃない私たちは篭絡できっこないんだから無駄よ。
 もっともっと酷い顔で、けだものみたいに呻くようになるまで止めないから。
 そうやって欲しくなって欲しくなって、最後には私らの腕を飲み込める位にしてしまうのよ。
 あははっ、すごいお汁出てきたわね。想像してお小水漏らしちゃった?さすがは“小便太夫”さまだわ」

女郎達は淫靡な表情で、山吹の秘所と胸の突起を責め苛み続ける。
同性ならではの的確すぎる責め。呆れるほど容易く、そして切なく昂ぶらされてしまう。
「ううう、うう……うううぅうんんっ!!!」
拘束された山吹は、その幼い手のもたらす責めに、涙と涎を零しながらただ耐え忍ぶ他なかった。

331:山吹の冬    15/25
12/02/05 22:33:05.79 +dyq10rs



山吹に回される『嫌な客』は、巨根の男ばかりではない。
初夏に訪れたある男は、服を着ていれば紳士的だったが、いざ床となると愛撫の折に執拗に尻穴を刺激する。
「い、いやっ、そんなところ!!」
山吹は恥じて身を捩るが、男は止める気配もない。
「何が嫌だ!客の男が望む事あらば、何であれ聞くのが遊女であろうがっ!!」
そう激昂し、尻穴へ膏を塗って指で解したあと、無理強いでの挿入を試みた。
「いやああああああっっ!!!!」
出すための穴を犯されるのは、いかに山吹とはいえ許容できない。
山吹は何とか逃れようともがくが、男はその狂乱をも愉しんで彼女を背後から押さえ込む。

「ふん、艶のある綺麗な背中をしおって。
 女の分際で、飢饉なぞとは縁のない、満ち足りた生活をしてきたのであろう。
 だが、そのような娘の後ろの孔を使っていると考えれば、これほど気分のいい事もない。
 農家の娘が腹を空かせて泣いているその時に、育ちの良い娘もまた糞の穴を犯されて泣くのだ。
 これぞ天下泰平、平等至極。……ほらどうした、入口から奥までよく絡み付いてくるぞ、この穴は!!」

男はそう罵りながら腰を打ちつけ、ついに肛門の中で精を放った。
男が逸物を抜き出すと、桜色の肛門からは白濁液に混じって茶色い筋が流れ落ちていく。
「ふん、花魁ともあろうものが浅ましい。糞汁が漏れているではないか」
男が機嫌悪く言う横で、山吹は懐紙を用いて尻を拭い、男へ向けて三つ指をついて頭を下げる。

「………………ありがとうございました」

どのような事をされても、相手がどのような人物であれ、意識がある限り続けている作法だ。
だが男の表情は晴れない。
「それだけか?」
男のその言葉に、山吹は目を見開いた。
「『紅華太夫』の娘は、母親と同じで事を終えた後に茶を点ててくれるのだろう?
 私に限ってないというのは些か寂しいものだが」
そう言われると、山吹も返す言葉がない。
かくして、彼女は男の望み通りに茶を点てた。犯された尻穴の痛みを堪えながら。

「ふむ、美味いな。その正座した脚の間から、精液と入り混じった糞汁を垂らす女が淹れたとは思えない。
 忘れるな、次も後ろでやるぞ。
 痛いのが嫌というなら、次に私が来る時までに、張り型でも使って慣らしておきなさい。
 もし自分でなさるのが嫌なら、下男の誰かにでも頼むといいよ、紅華のお嬢様。
 お前が相手となれば、およそ男なら誰であろうと喜んでやるだろうさ」

男のその言葉を偶然に耳にし、庭先で拳を握り締める人間がいた。辰吉だ。
彼には耐えがたかった。
山吹が後ろの穴を犯された事も、その後に関する侮辱も。

332:山吹の冬    16/25
12/02/05 22:33:43.78 +dyq10rs

その事件は秋口に差し掛かる、ある日に起こった。

「……有難う御座いました」
山吹がようやくに事を終え、三つ指をついて男に礼を述べていた時だ。
突如襖が騒々しく開き、遊女の一人が姿を現した。
「お、お鶴!?お前、今日居たのか」
男が動揺した声を出す。どうやらその遊女とは顔馴染みらしい。
その遊女は男に一礼をくれたあと、事情の飲み込めていない山吹を睨みつけた。

「……この、泥棒!!」
お鶴はそう叫ぶと山吹に掴みかかる。
「ま、待てよお鶴、落ち着いて……」
男が割って入ろうとするが、お鶴に跳ね飛ばされて畳に尻をつく。
そこでお鶴の剣幕を思い知った男は、そそくさと衣服を整えて退散した。
「い、いたい!!ちょっとお鶴さん、何するの!?」
髪を掴まれ、肩に爪を立てられた山吹は気が動転するばかりだ。

「何を白々しい。あんた今、あたしの上客と寝てたでしょう!
 あの男はね、ずーっとあたしを指名してくれてたの、お得意様だったのよ。
 それを知ってて、取ったんでしょう!!元から人気の癖に、まだ男が欲しいの!?」
「そ、そんなの誤解よ!!私は、指名があったというからこの部屋に来ただけ。
 お鶴さんへの悪意なんか、これっぽっちもなかったわ!!」

そうして騒いでいるうち、志乃が他の遊女を連れて駆けつける。
「やめな!一体何事だい!?」
お鶴を引き剥がした志乃は、双方の言い分を聞いた後に裁定を下す。
「……そうかい。なら今回悪いのは、山吹だね」
「どうして!?私は、何も知らなかったのよ、悪意なんて……」
「いや、悪いのはお前さ。女将の立場でありながら、誰の客が誰かも把握できていない。
 別の遊女の贔屓にしてた男に手をつけた事も、間違いのない事実。
 仮に罪が五分五分でも、お前が怒りを汲んでやる事で丸く収まろってもんさ」
志乃は冷たく言い放ち、傷だらけの山吹の心を絶望に染める。

これは言いがかりに近い裁定だった。
どの遊女がどの客を取っているのかは、全て遣手である志乃のみが把握している。
志乃はそれを元に下男に指示を出して遊女を誘導させる。
山吹に出来る事といえば、辰吉に連れられて部屋へ赴き、そこで客を取ることだけだ。
一日に何人もの客を取り、誰よりも働きづめで常に疲労困憊である山吹に、他に何が出来るというのか。
しかし山吹は折れるしかない。
おかしいとは思うが、山紫苑を維持するには、山吹自身が頭を下げるしかなかった。

333:山吹の冬    17/25
12/02/05 22:34:10.12 +dyq10rs

折檻部屋に、再び地獄が繰り広げられる。

「さてと。人の客を取るような泥棒には、それ相応の折檻が必要だねぇ。
 ここいらじゃ、泥棒にどういう責めをしてんのか、その身体に教えてやるよ」

お鶴は、紅白色の腰巻だけを山吹に着けさせ、上は丸裸のまま柱を抱えさせた。
そしてその両手首を、腋を晒す格好のまま上方で結び合わせる。
背中を隠す長い黒髪は、首と掲げた腕に挟み込むようにして脇に垂らした。

その状態で遊女の一人が箒尻を手に取り、無防備な白い背中を打つ。
耳を切り裂くような容赦のない音が響き渡る。
「あぐうっ……!!」
山吹の口から苦悶の声が漏れた。
「顔は打つんじゃないよ」
お鶴が命じる中、山吹の美しい肩、肩甲骨、背筋、腰つきに赤い線が描かれていく。
時には三重四重と平行に走り、時には交差して、傷のない所がないほどに徹底的に刻み込まれる。
「うっ、んぅぐっ……!うぐうぅぅッ…………!!」
山吹の全身からは汗が噴出し、細い身体がうち震えた。

数刻の後、ようやく手首の戒めを解かれた山吹は力なくその場に倒れこむ。
しかしその両腕は抱え上げられ、容赦なく後ろ手に縛り上げられた。
「うあ……!!」
山吹は背中の痛みで覚醒する。
「おや、お目覚めかい。よくお眠りだったから、今度は水に漬けて起きて頂こうと思ったんだけど。
 まぁどっちでもいいわ、やんな」
お鶴の声で、後ろ手に縛られた山吹の足首にも縄が巻かれる。
その縄は天井の滑車に通され、山吹の身体は遊女達の引きに合わせて天井近くへ吊りあがった。
離れていく床の一部には、並々と水の汲まれた巨大な桶がある。
「ひっ……」
これからなされる事を把握した山吹が顔を引き攣らせた。

彼女の予想通り、吊られた山吹の身は勢いよく桶の中に沈められた。


334:山吹の冬    18/25
12/02/05 22:34:37.09 +dyq10rs

「がぼっ……!!がぼっ、がぼぼっ……!!」
水に落とされた衝撃で空気を吐き出しながら、山吹は胸に強い痛みを覚えていた。
季節は秋口、寒いとはではいわないが暖かい季節ではない。
その時期に冷たい水に漬けられるのは、かなり心肺への負担がかかる。
苦しみもがく山吹の身体が、一旦水から引き揚げられた。

「げほっ、げほっえほっ!!うええええっ!!!」
かなりの水を飲んで空気を足りていない山吹は、酷く咳き込む。
「どうだい気分は、反省したかい」
そうお鶴に問われても、咄嗟に答えが返せる状態ではない。
すると、山吹の身体は再び水に漬けられた。

再度あふれ出す空気、全身を襲う寒気。窒息の苦しみ。
「さぁ、どうだい」
次に水から引き揚げられた時、山吹はすぐに口を開いた。
「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさいっ!!!!」
しかしそうして謝罪しても、底意地の悪いお鶴が容易に赦すはずもない。
「誠意がないね。長めに漬けな」
そう冷たく言い放ち、山吹に更なる苦しみを与える。

肺の空気がなくなっても、大量に水を飲んでも終わらない三度目の水責め。
山吹の身体は苦しみに痙攣し、やがてその腰巻の一部が変色しはじめる。
それは腰巻から流れ落ち、腹部を伝い落ちる時に薄黄色をしているのが解った。
それは桶の中の水に溶け、かすかな刺激臭を漂わせる。
「あはは、流石は失禁太夫さまね。これだけ苦しめられても自己流を貫くなんて、大したものだわ」
お鶴が笑いながら引き揚げる指示を出す。
意識も朦朧として口から水を吐き零し続ける山吹は、お鶴を眺めて口を動かした。

「…………お、おつるさん…………ほ、ほんとうに、反省、しているの…………。
 ごめんなさい、わたしが、わるかったわ…………」

何とか赦しを得ようと、失神寸前の状態で言葉を紡ぐ山吹。
その彼女に、お鶴は冷ややかな表情の裏で思う。
何を言っても無駄、どう媚びたって無駄。この折檻は、私が飽きるまで続くのよ、と。


335:山吹の冬    19/25
12/02/05 22:35:04.01 +dyq10rs



「お嬢様、お嬢様!大丈夫ですか!?」
辰吉は、机に寄りかかったまま眠る山吹を揺り起こした。
山吹が眠そうな瞼を開く。
白い吐息が辰吉の頬を撫でた。
「……辰吉さん……?ああ、ごめんなさい、少し眠ってしまったわ」
「いけませんよ。火鉢を炊いているとはいえ、まだまだこの部屋は冷えます。
 眠るなら布団の中にした方がいいです」
辰吉はそう言い、ぶるりと身震いする山吹の背に半纏を掛ける。
「暖かいわ」
「そうでしょう。憶えていらっしゃいますか、これ、あの雪の日に……」
「ええ、私が縫ったものよ。肩口がどうにも上手く縫えなくて、別の布を当てて誤魔化しているんだわ」
山吹は半纏の裏を見ながら、恥ずかしそうに笑った。
辰吉は彼女に温かな柚湯を淹れる。

「……店の方は、どうですか」
辰吉は、山吹の手元にある帳簿を見やりながら問うた。
山吹はやや寂しそうに首を振る。
「厳しいわね、この時期はお客様も少ないし。
 本当は私が一日十人ほどお相手出来ればいいのだけど……痛くって」
どこが、と山吹は言わず、辰吉も聞かない。
山吹はしばしの沈黙の後、それに、と付け加えた。
「帳簿の計算も合わないの。お金に関する部分は志乃さんにだって任せてないのに、
 毎月三両ほどがこの店から無くなってる。
 見世の皆を疑うわけじゃないの。でも、これ以上はもう……」

山吹がそう言った時だ。俄かに見世先が騒がしくなりはじめた。
「……何かしら」
山吹は帳簿を閉じ、引き出しにしまってから障子を開ける。
それが地獄の釜の蓋だとも知らずに……。

336:山吹の冬    20/25
12/02/05 22:35:58.82 +dyq10rs

山紫苑の見世先には二十人余りの男達が詰め掛けていた。
男達は玄関口で志乃と言い合っている。
「志乃さん、一体何事なの!?」
山吹が下駄を鳴らして姿を現すと、男達が喚き出す。

「この見世で、今日は何人ででも遊べるってぇから来たんだぜ!?
 それをあの女、今日相手が出来る新造は三人だけだなんぞと抜かしやがる。
 こりゃあ一体どういう事だ、ああ女将さんよぉ!?」

男達は怒り心頭といった様子で山吹に詰め寄った。
山吹には何の事やら解らない。
確かに今日出られるのは、山吹を含めても三人だ。最近は寒く、客足も遠のいている。
そんな折に何人も見世にいても、という遊女達の言葉を聞き入れ、休暇を与えていた所だった。
それを見透かしたようなこの大人数。
他の見世による妨害か、あるいは……。
山吹がそう考えていた所へ、まさに疑惑の当人である志乃が声を掛けた。

「これはまずいよ山吹。あの人らは、遊郭でも頻繁に姿を見かける常連だ。
 その人達を怒らせたままじゃあ見世の風評が悪くなって、お取り潰しの憂き目に遭っちまう」
志乃はさも山紫苑の心配をしているという風を装っている。
しかし今の山吹には、その本心が透けて見えた。

やはり裏で糸を引いているのはこの志乃だ。
先ほど志乃と男達が言い合っていた時の空気と、今騒ぎ立てている空気。
その微かな空気の違いを比べれば、志乃とこの男達が内通している事は容易に感じ取れる。
志乃の謀も杜撰になったものだ。
何度も彼女の顔を立てて従っているうちに、山吹の事を考える頭のない木偶とでも見たか。
……しかし。しかしながら山吹は、今回も志乃の謀に乗らざるを得ない。
母の遺した山紫苑を護るために。

「……わかりました。女将である私が、皆様のお相手をいたします」

思った通り、山吹がそう申し出ると、男達の雰囲気ががらりと変わる。
怒りの空気から、飢えた獣のような気配に。
「そうかいそうかい。じゃあ愉しませてもらうぜ、紅華太夫の娘さんよぉ」
顔を舐めるようにして告げる男の濁った目を、山吹は凛とした瞳で受け止める。


「む、無茶です、壊れてしまいますお嬢様……!!」
何十という男と共に門を潜る山吹を見送りながら、辰吉は言い知れぬ悪寒に震え上がった。


337:山吹の冬    21/25
12/02/05 22:37:14.14 +dyq10rs

その地獄は、山紫苑の「松・竹」二部屋を仕切る襖を取り払い、吹き抜けとした仮設の大部屋で繰り広げられた。

「おらおら、次々代われよ!まだ後が支えてるんだからよ!!」
そう野次が飛び、果てた男と入れ替わりに一人が背後から山吹の身体を抱いた。
「おおっ……。へへ、餓鬼のくせにしっかり締め付ける技を身につけてるじゃねぇか。
 奥が吸い付いてくるみたいで、たまらんぜぇ」
男は強く山吹の腰を掴み、一切の容赦なく腰を叩きつける。

山吹の顔側では、また別の男が逸物をしゃぶらせていた。
肉茎をやわらかく指で扱き上げ、先端を口の中で転がす絶妙の口戯。
「ああ、あ、駄目だこれ、すげえっ……!!!」
一人が忽ちに射精へと導かれ、しかし間髪置かずに別の男が山吹の唇へ逸物を宛がう。
山吹は一刻の間隔さえなく、常に複数の男達に群がられていた。
前後左右様々な姿勢から逞しい物で花壷を犯され、口唇奉仕を強要される。
花魁としての経験と技巧を身につけた山吹は、群がる男を次々に射精に導いていくが、いかんせん数が多すぎる。

「はっ、はぁっ、はぁ、はあっ……」
山吹は何十度目かの口戯の最中、息が続かずに怒張を掴んだままで息を整えた。
その顔は汗に塗れ、彼女がどれほど疲労しているのかをよく物語っていた。
しかしそれを隙と考えた男が、山吹の頭を掴んで喉奥深くへ逸物を叩き込む。
「えおっ!?」
「へへ、ようやっと余裕のない顔が出たな。女は素直が一番だぜ?
 ……ふむ、中々いい具合に喉奥へ入っていくな、こんなのももう経験済みってか」
男は言いながら、山吹の喉奥を掻き回す。
「おっ、おえっ、げぼっ……!!!」
山吹は嘔吐こそしないものの、涎を次々に吐き零し、鼻からも汁を垂らして苦悶した。

山吹の身体は時が経つほど乱雑に扱われるようになり、やがては前へ挿入されている最中の山吹へ、
もう一人が密着して逸物を宛がう。
「あうっ!!」
喘ぐばかりだった山吹が突如として大声を上げた。
「へへ、おい見ろよ!!こいつ糞の穴にも入るぜ!?」
「マジかよ!?おいおい、早く代われよ、どんな具合なんだ?」
「糞穴に入れるなんざ正気じゃねーなぁ。だがせっかくの機会だ、試してみるか」
男達は新たな加虐手段に目を光らせ、前後から山吹を犯し始める。
「あ、あう!あう!!ああううううっ!!!!!」
多くの客を取ってきた山吹とて、前後から挿れられる経験は初めてだ。
彼女はその未知の感覚に顔を歪め、男達に抱え上げられた両脚を強張らせて悶え狂う。

338:山吹の冬    22/25
12/02/05 22:38:23.80 +dyq10rs

悲痛な宴は夜が明けきるまで続けられた。
二部屋の至る所が精液や汗、その他様々な体液で汚され、酒と男の匂いで噎せ返るほどだった。
やがて畳に倒れ伏したまま動かない山吹を残し、男達が引き上げようとする。
「…………まって…………お、お代…………」
それを山吹の声が引き留めた。
彼女は意識も朦朧としているような有り様ながら、這うようにして男達ににじり寄る。
「あ、ああ……そらよ」
最後尾の男は顔を引き攣らせながら銀貨をばら撒いた。
そこに残っている、五人分の料金だけを。
山吹の目が見開かれた。

「ご、五人なはずないでしょうっ!」
そう叫ぶ山吹に、男の数人が気圧される。しかし中には平然としている者もいた。
「……何言ってる、ここにいるのは5人さ。
 文句があるなら、何人いたと思うのかをきっちり教えな。
 言うまでもねぇが、1人でも多く吹っ掛けやがったら承知しねぇぞ」
そう言い放たれ、山吹の瞳が惑った。
山吹が硬直している間にも、男達は一人また一人と帰り始めている。
やられた。
山吹を犯した正確な人数、そんな物は解るわけがない。
例え的確な人数を言い合てたとしても、証拠がない以上は相手の言い分でどうにでも覆せる。
「…………そんな…………こんな、ことって…………!!」
山吹は絶望の言葉を吐きながら意識を失い、力なく畳へと倒れ伏した。


「ええーっ嘘、『松・竹』の二部屋貸切にした上に、これだけ廓中汚されて、たったの五人分?」
遊女の一人が信じられないといった表情で山吹を睨む。
他の遊女も、志乃も、同じく山吹の吊るし上げに加担していた。

「何人の客を相手にしたのかも把握できないようじゃ、花魁失格だよ。
 加えて見世に大損害を与えるなど、女将としても度し難い。これは猛省が必要だね」
志乃は正座させた山吹を見下ろしながら宣言する。
今になって解る、心の内から愉しそうな表情。
あるいは紅華が病に伏せるよう仕向けたのも彼女かもしれない。そう思える異常性。

「……おや山吹、なんだいその瞳は。まさかお前、このあたしに逆恨みでもしてるのかい。
 とことんまで性根の腐った女だね。
 お前達、こいつの骨身に染みるような、一番きっつい折檻をしてやんな!!」
志乃はそう言い放ち、遊女達に山吹を引っ立てさせる。
人を疑えない、心優しい山吹は、しかしついに彼女へと不屈の視線を向け始めていた。


339:山吹の冬    23/25
12/02/05 22:38:57.15 +dyq10rs

数刻の後。
山吹は、駿河問いの格好で吊るされたまま笞打ちを受けていた。
顔も含めた全身至るところを滅多打ちにされている。
さらには用いる責め具も、牛の革で作られたしなやかな笞だ。
以前に使われた箒尻とは格が違い、皮膚の張り裂けるような鋭い痛みを対象者に与える。

「ぎゃッ!!あっ、うあぁっ!!ひいぃッ!!!」

山吹は悲鳴を上げ続けていた。
悲鳴を上げては暴れ、また悲鳴を上げ、やがて息をすることさえままならなくなっていく。
吊られる『駿河問い』のつらさと、笞の痛み。
しかもそれだけではない。
足の親指と人差し指の間に、右足は赤、左足は白の蝋燭を括りつけられており、
痛みに身を捩るたびに色とりどりの蝋が美しい背中を汚す。
「あははっ綺麗な紅白だよ。さすが芸事を修めてらっしゃるだけあって、芸術的だねぇ」
笞を振るうお鶴が嬉しげに笑った。

山吹の涙が、頬から顎先へ伝う。全身も至るところが汗で濡れ光っている。
その身体を容赦なく笞が襲った。
「ぎゃあっ!!……っあ、あうぅ……」
苦痛のあまり山吹が気を失うと、冷水が浴びられて無理矢理に意識を引き戻される。
「はぁ、はぁ、い、いつまで、続けるつもり……?」
「さぁ、特に何も言われてないわ。別にあんたが死ぬまででもいいのよ?」
そのようなやり取りが何度も交わされ、山吹は何度も失神しては目覚めさせられた。
やがて声さえ発さなくなった頃、ようやくにお鶴は笞打ちを止める。

「ふん、情けなく失神してるわ、汗やら何やらでくっさいいねぇ。
 まぁこれからもっと酷い有り様になるんだから、関係ないわね」
お鶴はそう吐き捨てながら、山吹の縄を解かせ始めた。

340:山吹の冬    24/25
12/02/05 22:39:42.81 +dyq10rs

山吹は朦朧とした意識の中で、湯のみ一杯の液体を飲まされる。
「うえっ……!」
あまりに不味いのか吐き出しかけるが、全て飲み干す事を強要された。
「今飲ませたのは、強烈な下剤よ。あと少しで効いてくるわ」
お鶴はそう言いながら、再び遊女達に山吹を拘束させ始めた。

首を支えに逆立ちをした状態で、両膝を頭の側面まで降ろす姿勢。
秘部と肛門が天を向く格好だ。
惨めさもさる事ながら、散々に背中を笞打たれた山吹にとっては、
その姿勢を維持する事自体が涙の出るような苦行だろう。

「ふふふ、いい格好。あの紅華太夫の娘が三流遊女の前でこんな姿を晒すなんて、
 一体誰が思ったかしら」
お鶴はそう言いながら山吹の尻肉へ指をかけ、肛門を開いて見せた。
「可愛い不浄の穴ねぇ。散々犯されて、さすがに開いてしまってるけど」
その言葉と共に肛門を開いて、閉じて、を繰り返すと、周りの遊女から笑いが起きる。
「くっ!!」
山吹は顔を顰めた。
「何だか後ろの穴は物欲しそうだわ。折檻部屋には大抵何か転がってるから……
 うん、これがいいわ」
お鶴は手近な箱から張り型を取り出し、山吹の肛門に宛がう。
「ちょっと、そっちはもっやめ……!!」
山吹の非難も空しく、張り型は桜色をした直腸内へと入り込んでいく。
そしてある程度まで入ると今度は抜き出され、また挿し込まれ、一定のリズムで抽迭され始めた。

「う! う! う! うっ!!」
山吹は後ろの穴が弱いのだろうか、一突きごとに呻きを上げる。
「なんだ、煩いねぇ。これでも咥えときなよ」 
別の遊女にとっては山吹の喘ぎは耳障りだったらしい。
彼女は山吹の口に竹の一節だけ切り取ったものを嵌め込み、それを縄で首裏に括りつけた。
その簡易な猿轡で、山吹の声は殺される。
「んおうぅぅあえーーーっ!!!」
だがしばらくすると山吹は、それでもなお漏れるほどの声を上げ始めた。
何が起こったのかと訝しむお鶴達は、その直後に事実を知る事となる。


341:山吹の冬    25/25
12/02/05 22:40:44.85 +dyq10rs

「あーあー、出てきた出てきた!」
一人の遊女が、山吹の肛門を差して叫ぶ。
彼女の差す先では、お鶴の抜き差しし続けていた張り型を押しのけるようにして茶色い液が漏れ始めている。
「おっと、ようやくか。意外によく堪えてたものね」
お鶴が満面の笑みで張り型を抜くと、その瞬間栓が抜けたかのように汚液が溢れ始めた。
「んむうううううぅぅーーーーっ!!!!!」
山吹が目を見開いたまま頭を振る。
下痢便は幾度か飛沫のように噴き上がり、次いで肛門を押し開くように流れ出して山吹の身体を汚した。
剥き卵のような尻、すらりとした脚、細い腰つきに柔らかな乳房、すっきりとした首元……。
「いああああーーーっ!!!」
汚液は山吹の顔にも容赦なく流れ落ち、小鼻や固く閉じた瞼の上を通り過ぎていく。
しかし竹を噛まされた口だけは防ぐすべもなく、奔流の幾筋かが舌へ絡み、喉奥へと入り込んでいく。

「あっはっはっはっは、ぶり、ぶびいいって凄い音!
 匂いも鼻が曲がりそうに堪らないわ」
「惨めねぇ。あの『紅華太夫』の娘なんていっても、うちらと何も変わりやしないわね。
 今までの世の中が、変にこいつを特別扱いしすぎてたのよ。
 せいぜいそうやって、自分自身が出した汚物に塗れたまま一晩を過ごしなさいな」

お鶴達はそれで満足したのか、なおも溢れ出る汚物に塗れたままの山吹を残して部屋を出た。


辰吉は布団に包まりながら、その全てを耳にしていた。胸が張り裂けそうになりながら。

やがて彼は『禁忌』を犯す。
志乃達全員が寝静まった頃、折檻部屋へと忍び入ったのだ。
すぐに鼻の曲がりそうな異臭が漂ってくる。
辰吉はその只中にいる山吹の傍へ屈み込み、水に塗らした布でその顔を拭った。
そして縄を解いて口枷を抜き取った時、辰吉は山吹の瞳を見る。

「………………負けない………………」

ぞくり、とした。

「…………絶対に花魁の中の花魁に、なってやる」

しわがれた声で呟く山吹を前に、汚れた布を握りしめながら辰吉は、どうしてか涙を零していた。


                     終わり

342:名無しさん@ピンキー
12/02/05 23:25:32.78 k7dNpTnN
最高でした!
保存して楽しみます

343:名無しさん@ピンキー
12/02/05 23:26:01.47 YNqTXU6g
う、うーん、まあ、花魁ものってか、花魁風ファンタジーとしてならあり、かな…?w

344:名無しさん@ピンキー
12/02/05 23:39:54.69 k7dNpTnN
終わり方からすると続編もありですよね
期待しています

345:名無しさん@ピンキー
12/02/05 23:46:29.03 rHk+78wg
投下乙!!GJでした。
花魁風ファンタジー、それについては>>343と同意見かなw
この書き手さん、くノ一スレに書いたことある人かな~?

346:名無しさん@ピンキー
12/02/06 07:10:09.35 V9BJZHiY
長編GJ!

347:名無しさん@ピンキー
12/02/06 14:49:37.00 1/pZ4jg3
URLリンク(www.nicovideo.jp)
これ凄すぎw

348:名無しさん@ピンキー
12/02/06 22:43:24.17 YHINyYsO
スモークキャットさんか
こいつ本当に嫌味なくらい天才的に上手いよな
埋もれさせておくにはあまりにもったいない才能

349:名無しさん@ピンキー
12/02/07 10:32:06.54 TU2XTR3B
3/25のラスト、山吹じゃなくて志乃だよね?

350:名無しさん@ピンキー
12/02/07 14:04:57.58 ZDKVSjmH
学生時代、学費を稼ぐためソープ嬢となった主人公。無事卒業し、念願の高校
教師となるが、偶然、かつて働いていたソープランドの店長と再会してしまい、
無理矢理、契約を結ばされる。やむなく、ソープ嬢と教師の二重生活が始まる。
かつての看板ソープ嬢の復活で、閉店の危機を免れるソープランド。教師と
ソープ嬢の二重生活に充実した日々を送る主人公のもとに教え子が客として
現れて・・・・・というSSを頭の中で妄想したことがある。

元ネタはテレビでとりあげられていたキャバ嬢で、語学留学の費用を稼ぐために業界入り
するが、指名NO1となり、店が辞めさせてくれず、当分留学はできない、と言って
いたのと、昼は諜報員、夜は高級ソープ嬢という設定のコミック。

351:名無しさん@ピンキー
12/02/08 20:32:59.43 ytp0Q1K+
ある漫画でサーカス維持のため男娼をやらされてるピエロの話があるんだが、その女性版とか。
いや女がピエロ(クラウン?)のド派手でキラキラ光ってる衣装や、ドーランで真っ白けな地に色々描く化粧してるとビザールなエロさを感じるんだよね。
サーカスという夢の世界のために、ベッドの上で踊って見せる道化師……

352:名無しさん@ピンキー
12/02/09 07:42:26.96 fN1dFLiF
>>350
学費を稼ぐ程度なら、ソープじゃなくキャバのバイト辺りが普通の発想じゃないか?

353:名無しさん@ピンキー
12/02/10 23:57:06.23 Rr5xzK8L
生来女王気質で、男を蔑み虐げたいが為にSMクラブで働き始めた若い娘が、
『S嬢になるためにはまずMの気持ちを知らなきゃ駄目』との事で心ならずもM嬢からスタート、
研修中にエロ店長からたっぷりアナルマッサージ受けて塗れちゃったり、
子供の頃虐めてた奴とかキモ親父な客を相手に、浣腸&排泄晒した挙句アナルファックまでされちゃったりすると萌える。

354:名無しさん@ピンキー
12/02/11 22:22:30.99 csYIz38X
gisgy

355:名無しさん@ピンキー
12/02/14 19:29:26.92 OsnYIAD1
>>353
AFは売春にならないしな

356:名無しさん@ピンキー
12/02/17 10:49:39.41 0TNZI/lX
遊女と戯れたい

357:名無しさん@ピンキー
12/02/21 06:39:56.53 Jxq1fRa9
「ボウヤ、もっと腰を振らないと身体が暖まらないわよ?」
「あらら、ボウヤの生温かいザーメンが出ちゃったわ。」
「ガーターベルトとストッキングに掛かったわよ。結構出たわね?」


358:名無しさん@ピンキー
12/02/24 00:09:09.98 HLaJTSOk
ひらひらのフリフリなドレスを着たゴスロリ娼婦とかに萌える

359:名無しさん@ピンキー
12/03/02 23:23:41.57 ur4swzXf
エロの敵と思われてたPTAが実は主婦売春の組織だったらおもしろそう

360:名無しさん@ピンキー
12/03/06 23:24:56.85 42t9V/8C
口先ではポルノに対して批判的なことを言っているのに
裏に回ったらエロいことしてるのか…

361:名無しさん@ピンキー
12/03/11 20:32:18.05 jRGnd0PD
毎年のように登場する変身ヒロイン、魔法少女などと呼ばれるジャンルのアイドルたち。
しかし、その内お役御免となっていったアイドルのその後を、彼女たちに守られてきた一般市民やファンたちは知らない。
何と彼女たちは裏の世界の地下アイドル――魔法娼婦となって春をひさいでいたのだ!

362:名無しさん@ピンキー
12/03/13 21:09:48.33 rNoMzfPC
>>361書いた俺が恥ずかしいから、みんなも数行ぐらいのネタ書こうぜ。

363:名無しさん@ピンキー
12/03/19 07:14:36.02 bCzMuSB6
今日もストッキングの淵が見えるミニスカート姿で客を待つ娼婦。
目の前に坊やが歩いているのを見て、ついつい手招きをして呼び込む。

最初はフェラ、次は挿入、最後は外出しで射精して帰らせる。

これが娼婦の一日。

364:名無しさん@ピンキー
12/03/20 00:29:11.91 +4Gbv+QT
バニーガールはこのスレに含まれますか?

>>363
お尻の形がくっきり浮かび上がるほどタイトなウルトラミニのレザースカート。
レースのストッキングに包まれた二本の美脚の付け根には、紫のスキャンティが。
プリプリぷるぷるの唇には真っ赤なルージュが引かれている。マスカラとアイシャドウ。サングラスをかけて、シガーを咥えて。
トップは身に付けず、毛皮のコートを羽織っただけ。15cm以上のピンヒールでツカツカと歩く度に柔らかな肉の双球が跳ね回る。

365:名無しさん@ピンキー
12/03/24 00:17:25.93 Q/SILXKs
○リ娼婦とかは時節柄ヤバすぎるネタか

366:名無しさん@ピンキー
12/03/24 01:24:28.81 5zfGeCpX
AV女優がヒロインの作品はこのスレでいいのでせうか……

367:名無しさん@ピンキー
12/03/24 21:01:34.41 ING2l5N2
>>366
LR見てみると、
>以下は禁止、より相応しい他の板でどうぞ。
>キャラ単位、キャラ主体のスレッド →ピンクのキャラサロン
>年齢制限付きの作品に関するスレッド →エロゲネタ&業界/エロ漫画小説アニメ/エロ同人等
>画像の貼り付け →半角二次元/お絵描き・創作等
>実在する人物(アイドル等)を元にした創作 →えっちねたロビー等 【PINKちゃんねるは18歳未満立ち入り禁止】
>18歳未満の方は、エロ妄想を含まない範囲で2ちゃんねる掲示板をご利用ください。

と書いてあるから、
架空のAV女優ならおkで実在のAV女優を元にした場合はアウト になると思う

368:名無しさん@ピンキー
12/03/25 01:38:29.11 QYmfkZeF
架空のAV女優モノで一作失礼します。
スカトロ(嘔吐)分があるので注意。20レスほど。

369:AV女優 冴草里奈   1/20
12/03/25 01:40:49.86 QYmfkZeF

眩い照明とレフ板が、閉ざされた室内を真昼のように照らす。
パシュッという音で一瞬の閃光が走り、ピピピピピと電子音が続く。
カメラを構えた男達が真剣そのものの顔で正面を凝視する。
その中心では、一人の女が数人の逞しい男達に囲まれていた。
行われているのはセックスだ。
ボディラインを浮き出しにしたまま、逸物を咥え、男の上に跨って蠢く女。
行われているのがアダルトビデオの撮影である事は疑いようもない。
しかし渦中の女性は、およそ性的な営みとは無縁なほど清楚に見えた。

「本当に彼女、惚れ惚れするぐらい若いよね。
 あれで今年32だなんて信じらんない。せいぜい女子大生くらいだよねぇ」
メイク係の女が壁に寄りかかりながら言った。
話しかける相手は、この撮影現場には似つかわしくないような少年だ。
歳は15,6といった所か。
坊主刈りの青い頭に、好奇心を抑えきれない瞳が新鮮だった。
彼の瞳は、女優の痴態に釘付けとなっている。

冴草 里奈(さえぐさ りな)。
女優顔負けのルックスを誇り、あらゆるハードコアを極めたと言われるAVクイーン。
デビューしてから11年が経ってもその人気が風化する事はなく、
DVDの売り上げでは今なお単体女優の中でもトップクラスに位置している。

デビュー当時は妹系、特にロリコン趣味の層をターゲットとする清純派女優だった。
初出演作はイメージビデオ程度の刺激の弱いものだったが、
アイドル級の愛らしさは早くも一部のマニアから高く評価されていた。
そして二作目、三作目でいよいよ本格的なセックスシーンが撮られると、
普段撮りとはまた違うカラミのシーンでの表情の良さ、声の通り具合が話題となる。
ただ可愛いだけでも綺麗なだけでもない、『エロい』女優。

やがて様々なメーカーを渡り歩いて経験を積んだ里奈は、
当初の“清純派ロリータ女優”というカテゴリから脱却し、官能美を売りにしはじめた。
女らしい艶があり、けれどもデビュー当時の瑞々しさも残している。
愛らしい、綺麗、色っぽい。それら女性の美の全てを内包した未知の魅力。
聖母という表現も多く用いられた。
作品を経るごとに洗練されていくその神秘性は、長らくに渡って男達を魅了し続ける。

370:AV女優 冴草里奈   2/20
12/03/25 01:41:22.78 QYmfkZeF

「この業界ではね、女優は出演するたびに価値が下がるって考えが基本なの。
 ほとんどのAV女優がデビュー後3作かそこらで消えるでしょ。
 まぁ名前を変えてまた出たりもするけどね。
 でも里奈さんは、その厳しすぎる業界で11年も残り続けてる。
 いや、残るなんてもんじゃない、今でも第一線だわ。
 新作が出れば迷わず買うっていう熱狂的なファンが一杯いる。そうだよね」

メイクの女は、少年に向けてそう続けた。
少年……駿介は、図星を突かれたかのようにメイクの女を振り仰ぐ。
確かに、駿介自身も冴草里奈の大ファンだ。
彼女の過去作は何度も見返しているし、雑誌のインタビューも余さずチェックしている。
間違いなく恋といえるレベルでの好意を持っているのは間違いない。
月に2本出る里奈の新作が日々待ち遠しくて堪らず、
学校の友人が里奈の話をしている際にはつい聞き耳を立ててしまう。

その駿介にとって、目の前の撮影現場は現実ではないようだった。
冴草里奈のセックスシーンなど飽きるほど観てきたはずなのに、興奮が止まらない。
空間に漂っているのは、殆どが男優の体臭と精液の匂いだが、
その中に微かに混じる甘い香りが、里奈の発するものではと思ってしまう。
彼女は何人もの男に囲まる状況下で、大ベテランの貫禄を見せ付けていた。

里奈に逸物を咥えさせている男は、甘いマスクが人気な、やはりベテランの男優だ。
「ううっ!!」
しかし彼も、里奈に口と手で逸物を扱きまわされ、情けない声で射精する。
里奈の唇が離れた時点でカメラからはフェードアウトしている筈だが、
傍から見ている駿介には男のその後の姿もしっかりと見えていた。
男は信じられないといった表情で逸物を見下ろし、荒い呼吸を繰り返している。
よく見れば筋肉質に締まった脚が震えてもおり、どれほどの快感に襲われたのかが見て取れた。
彼とて『ヤスの女性狩り』シリーズで、数名の女性を相手取って10回以上も射精する絶倫だ。
その彼がまるで子供扱いとは。

371:AV女優 冴草里奈   3/20
12/03/25 01:41:59.84 QYmfkZeF

里奈に騎乗位で跨られる男優もまた、彼女の技術に翻弄されていた。
里奈は両の掌で2つの逸物を扱き、口にも2人分を咥え込んでいるので腰しか使えない。
しかし、彼女が腰を浮かせながら締め付けると、下になった男から呻きが漏れる。
「くっ……!!」
男優はまるで犯されている女のような顔をしていた。
彼は自由な両手を使って里奈の腰を掴み、主導権を握ろうと躍起になるが、
やがて脚の先までをピンと伸ばしてあえなく射精を迎えてしまう。
にちゅっという音と共に結合部が外れると、里奈の割れ目からは多量の白濁が零れ落ちた。
明らかに絞りつくされたかのような量の精液。
無論、今絶頂を迎えされられた男も、熟練の域にあると名高い中年の名手だ。
AVに出ればそれだけで看板となりうる実力派男優が、次々と果てさせられる。
その様はまるで妖魔に精を搾り取られるようで、作品の仮題である『吸精主リナ』そのものだ。

やがて撮影も終わりとなった所で、里奈を円状に取り囲んで逸物を扱きはじめる。
〆のぶっかけ、という定番の手法だ。
男達が苦渋の顔を作りながら逸物を扱きたて、呼吸を合わせて里奈の顔へ次々と白濁を浴びせかける。
「あ、あ!」
しかし若い一人だけは、中々射精に至らない。
勃起は他の誰よりもしているが、現場慣れしていないだけに上手く射精できないのだろう。
「カット、OK!お疲れさん!!」
そこで監督の声が入り、撮影は終了となる。
男優達が一様に安堵の息を吐く中で、半端に達し損ねた若い一人が項垂れた。
すると里奈が彼の足元に歩み寄り、その逸物を摘み上げて口に咥える。
「あっ!?」
男優は驚きの声を上げた。
カメラの回っていない部分でまで奉仕をする義務は女優にはなく、完全なサービスだ。
カットが掛かればすぐに気だるそうに座り込み、煙草をふかす女優も多いというのに、
大ベテランがそこまでしてくれるものなのか。
「あ、有難う……ございますッ……」
男優が感謝の言葉を述べながら、実に心地よさげに射精を迎える。
里奈は精液を口に受け、手渡されたティッシュに吐き出してから、男優に朗らかな笑みを向けた。
それを直視した若き男優は、危うく惚れそうになったことだろう。

372:AV女優 冴草里奈   4/20
12/03/25 01:42:32.89 QYmfkZeF

「お疲れ様でした!!」
若い男優を先頭に撮影スタッフが頭を下げる中、里奈はバスローブを羽織ながら振り返る。
「みんなこそ、お疲れさま!」
汗を浮かべながらそう笑う顔は、まるで試合を終えたスポーツ選手のようだ。
駿介はその里奈の格好良さに見惚れると共に、改めて彼女がこの現場の主役なのだと実感する。

「彼女って、どれだけ大きな存在になってもああなのよね。
 その人徳が回りまわって、彼女をクイーン足り得させてるのかも知れないけど」
メイクが、シャワールームへ消える里奈を見ながら呟いた。
「彼女、業界でも有名なのよ。交渉でゴネない女優だって。
 勿論NGプレイはマネージャーから指定されるけど、ギャラは完全に相手の言うなり。
 本当ならもう豪邸を建てられるくらい稼げてるはずなのに、
 里奈さん本人は食べられるだけの稼ぎがあればいい、って言ってるらしいの。
 ホント、あたしなんかの物差しじゃ測れないような人だよ」
メイクはそう言いながら、自分の仕事をしに部屋の外へと消えていく。

スタッフ達も各々の仕事に忙しなくなる中、駿介はしばし立ち尽くしていた。
撮影の熱気に当てられたようだ。
頬が紅潮し、重苦しい息が漏れる。隆起した物が、窮屈そうにズボンの中で脈打つ。
丸2日に及ぶ撮影は、思っていたよりも遥かに生々しく、凄まじかった。
それに比べれば、単にビデオ映像を観るだけの行為など搾りカスのようにすら思える。
これが現場。これが生の熱さなのだ。
駿介がそう思って生唾を呑みこんだ時、彼の視界に再び里奈が現れる。
場の主役であった里奈が、傍観者である少年の目の前に。

「お待たせ。帰ろっか、シュンくん」
カジュアルな私服に着替えた里奈は、そう言って駿介の手を取った。
柔らかくしっとりとしたその掌の感触に、駿介はぞくりとする。
あの冴草里奈と親しい存在だという事実。
それが思い起こされた瞬間、少年は危うく射精しかねないほどの興奮に見舞われた。

373:AV女優 冴草里奈   5/20
12/03/25 01:43:05.17 QYmfkZeF



駿介と里奈は、同じマンションの隣同士だ。
カリスマAV女優とはいえ人間で、日本のどこかに住んでいるのだから、
たまたま近所である人間がいても何の不思議も無い。
その幸運な少年が駿介だった。

隣に住んでいるのがAVクイーンだという事は、駿介の両親共に知っている。
父親は密かなファンで、自室にいくつも彼女のDVDを隠しており、
駿介が冴草里奈という女優に一目惚れするきっかけを作った。
母親はその父の鑑賞シーンを目撃して隣人の正体を悟ったが、悪く思う風もない。
「あれだけ可愛いんだもの。稼げるうちに稼いでおくのは賢いわ」
そのようにむしろ肯定的に捉えている天然ぶりだ。
両親がまだ駿介と共に住んでいた頃には、母親が作りすぎた惣菜を、
父親が鼻の下を伸ばしながら里奈に届ける光景が頻繁に見られた。
里奈はお袋の味が楽しめると、それは大喜びだったそうだ。

今では両親揃って遠くに出張しているが、それでも月に一度、
里奈の分も合わせて2つセットでの惣菜が届く。
それを届けるついでに憧れの里奈の部屋に招き入れられたのが、
2人の知り合うきっかけだ。
初めて里奈の部屋に上がった時、駿介はインテリ人間の部屋という印象を持った。
とにかく本が多い。
一般小説に始まり、心理学、語学、環境学といった教養本が本棚に詰まっている。
額縁の卒業証書からは、驚くほど偏差値の高い大学の出である事も窺い知れた。
各部屋のレイアウトも斬新だ。
探究心と向上心に溢れた性格だという事が、家の中を見ただけで解る。

374:AV女優 冴草里奈   6/20
12/03/25 01:43:46.17 QYmfkZeF

里奈は頭の良い女性だった。
勉学のみならず、生活の上での諸問題についても、自身の哲学に沿って答えをくれた。
そして駿介に近い大人の誰よりも、しっかりとした倫理観を備えている。
『隣に住むお姉さん』として駿介と親しくはしても、それ以上になろうとはしない。
駿介が下心から里奈の体に触れようとすると、里奈はそれを頑として拒んだ。
「まだ早いよ」
ぴしゃりとそう告げ、欲情に猛る少年を戒めた。

……ただし、それはあくまで雄介が性欲からの行動を起こした場合の話だ。
しかし里奈と共に過ごす内に、彼は『本気で』里奈に恋するようになっていった。
諌められても、叱られても止まらない想い。
未熟な身でありながら、駿介は揺らがない恋心を里奈に抱いていた。

「…………本気なのね?
 その選択は、シュンくんの人生にとって毒になるかもしれないんだよ。
 後ろ指を差されて生きる事になるかもしれないんだよ」

里奈は何度もそう諭し……思い悩んだ末にその気持ちを汲む。
隣のお姉さんとして、彼の憧れるAVクイーンとして、ありのままで駿介の本気を受け止めた。

375:AV女優 冴草里奈   7/20
12/03/25 01:44:32.06 QYmfkZeF



乳液を塗る里奈の後ろから、駿介が抱きつく。
「里奈さん……」
シャツの裾から腕を潜らせ、脇腹を経由して乳房を揉みしだく。
「あんっ!」
里奈が声を上げた。
駿介の手のひらに吸い付く餅肌は、彼より10以上も年上のものとは思えない。
何かの拍子に触れた彼の同級生の肌にすら、負けてはいないように思える。
それは天性の素質に加え、里奈の努力にも拠るものだ。
ジムで定期的に汗を流し、朝晩の手入れも欠かさない。
また菜食を中心とした食事内容は、日々彼女の公式ブログに掲載され、
ある著名な女性アスリートもそれを参考にしているという。

駿介は、その芸術的な張りと触感を持つ肌を掌の中で堪能する。
「こら。私、さっき撮影終わったばっかりじゃない。
 撮影以外のプライベートでまでセックスなんて嫌ぁよ」
里奈は頬を手で叩いて引き締めつつ答えた。
「そんな」
駿介の表情が残念そうなものに変わった。
勃起しきった逸物を背中に擦り付け、名残惜しそうにねだる。
里奈の口元がふっと緩んだ。

「なーんて、ウソ。男の子の生理は、よく理解してるつもりよ」

里奈は突如振り返ると、駿介の唇を奪う。
少年の嗅覚を、里奈の付けている香水、乳液の薫り、そして女の匂いが埋め尽くす。

376:AV女優 冴草里奈   8/20
12/03/25 01:45:03.45 QYmfkZeF

柔らかな唇も、ぬめった舌も心地良い。
「ん……んんっ」
駿介はされるがままに、ベテランAV女優のディープキスを受け続けた。
上手いなどという次元ではない。
唇が生き物のように蠢く一方で、舌が口内に侵入してくる。
その舌先は少年の歯茎、舌の付け根、そして上あごの粘膜を丹念に舐めまわす。
ゾクゾクとする快感が少年の背筋を駆け上り、そして。
「んううっ!!」
里奈の舌に開かれたままの口から悲鳴が漏れた。
そして腰が小刻みに揺れた直後、下着の中がぬるいもので満たされる。
それは少量では済まず、どくどくと溢れて太腿を汚した。

状況を察した里奈は、糸を引きながら唇を解放する。
そして少年のズボン摺り下げ、悲惨な状態となっているトランクスを脱がせた。
「可愛い。キスだけで出ちゃったのね」
里奈が白濁に塗れた少年の持ち物を指先で弾く。
「う、うん……キスだけで、出ちゃった」
催眠に掛けられたように、同じ言葉を繰り返す駿介。
その髪を愛おしげに撫でながら、里奈は逸物の先を握り込んだ。

「ねぇ、シュンくん……今日も潮吹きさせてあげよっか」
意地悪そうな瞳が告げ、やわらかな掌は、射精を経験したばかりの敏感な亀頭を扱きはじめる。
「あっ、ああ!!」
駿介はその感覚に腰を蠢かせた。
射精直後の亀頭責め。それはつらいが、里奈の導くままに我慢していれば、
やがて痛烈な尿意にも似た感覚の直後に精液が飛沫くのだ。
肉体的な快感は薄いものの心が気持ちよく、駿介はそれに病み付きになっていた。
「あっ、あっあっ、ああっ!!」
AV男優をも腰砕けにする一流女優のテクニック。
それを惜しげもなく披露されながら、少年は声を上げ、極感の坩堝へと飲み込まれていった。


377:AV女優 冴草里奈   9/20
12/03/25 01:45:46.17 QYmfkZeF



冴草里奈のAV女優としての公式なデビューは、有名レーベルでの美少女物。
まるでアイドルのイメージビデオのような作品だったが、
実際にはそれ以前に、無名なインディーズビデオへの出演があると言われている。
ファンの間で存在が囁かれては、『ありえない。他人の空似だ』と一蹴される噂。
だが他ならぬ里奈自身がそれを持ち出した時、駿介は噂が真実なのだと知った。
「シュンくんは、これ……見た事ある?」
里奈は駿介の隣に腰掛けながら、そのDVDを翳す。
駿介が首を振ると、里奈はやや躊躇いを見せながらも再生を始めた。
冴草里奈を形作る、始まりの一作として。

ワイドテレビの画面に映像が映し出される。
素人娘が風俗店の店長から研修を受けるというありふれた内容のようだ。
ありふれてはいる。けれども横に座る里奈の、素人時代のビデオだ。
そう考えると、駿介は鼓動の高鳴りを抑えられない。

映像の中には、まだロリータ系の雰囲気を有していた頃の里奈がいた。
彼女は店長役の男優からスケベ椅子やマットを使って客の悦ばせ方を仕込まれた後、
いよいよベッドでの本番講習を受ける。
本当の講習らしく、正常位、座位やバックなど一通りの体位での実践がなされたが、
騎乗位での腰の使い方は特に念入りに仕込まれているようだった。

「これは辛かったわ……。他の体位と違って、騎乗位は自分で腰を使わなきゃいけないでしょ。
 最初は腰を振るのが恥ずかしくて、全然出来なかったの」

里奈自身の言う通り、ビデオの中の彼女は騎乗位を苦手としているらしかった。
男優に秘部を見られるのを嫌うのか、膝を閉じて腰を浮き沈みさせるばかり。
それはまるでお嬢様のセックスとでも言うべきものだった。
しかし里奈は、男優に何度も叱られ、半べそを掻きながら必死に腰遣いを覚えていく。
純白の布が何度も泥水に漬け込まれ、染められていくように。

「勿論お芝居なんだけど、初めて本格的なテクニックを仕込まれたこれは、
 私にとって本当の風俗研修のようなものだったわ」

里奈が遠い目で語る間に、テレビ画面の中は新たな場面に移る。
技量不足として、遊び人風のボーイ2人を相手に経験を積まされるシーンへと。

378:AV女優 冴草里奈   10/20
12/03/25 01:46:23.74 QYmfkZeF

「あははっ、遊び慣れてない娘のキスって旨いよな」
鼻にピアスをした男が、ベッドに座らせた里奈の唇を奪っている。
片手首を掴み上げ、頭を押さえつけたままでの口づけ。
困り果てたような顔で息を乱す里奈は、なるほど経験豊かそうには見えない。
「アソコもキッツキツだぜ。処女みてぇ」
下半身では、また別の一人の手がショーツに潜り込んでいた。
指はショーツの形を歪に変えながら激しく動かされ、クチュクチュと音さえ立てている。

「……感じてるの?」
画面の前で、駿介が里奈に尋ねた。里奈は首を振る。
「違う。感じる所を刺激されて、むりやり愛液を滲まされてるだけよ。
 怖くって、快感に浸るような余裕なんてなかったわ」

里奈の意思に関わらず、ショーツは彼女の愛液で透けるほどになっていく。
やがて男達はそのショーツを脱がし、ベッドの上でフェラチオをさせ始めた。
「徹底的に仕込んでやるから、覚悟しとけー」
男の声がする。
里奈は寝転がったその男に覆い被さって黒髪を上下させていた。
「んー、ダメだ。お前さっきから咥えてるだけじゃん」
男は痺れを切らしたように身を起こし、里奈の口に指を入れる。
そして2本指で挟みこむようにして舌を引きずり出した。
「フェラはこの舌を使うんだよ。ほら、指舐めてみろ」
男の指が、まだ幼げな顔をした里奈の口内を蹂躙する。
「あっ、あえおっ、あおああっ……!!」
里奈は非難めいた声を上げながら、執拗に舌遣いを仕込まれる。

やがて指が唾液塗れになった頃、男はベッドの上で膝立ちの姿勢を取った。
「そろそろコツも解ったっしょ。ほら、それを俺のチンポに対してやってね」
里奈は唇の端から唾液を零しながら、半ば泣くような瞳で逸物を口に含む。


379:AV女優 冴草里奈   11/20
12/03/25 01:46:50.13 QYmfkZeF

里奈が必死にしゃぶり回すうち、男の逸物は明らかに大きさを増していった。
初めは里奈の口にすっぽり収まるサイズだったものが、明らかにはみ出てきている。
「えっ、えはっ!!あえっ……」
里奈は苦しそうに呻きながら、唾液塗れの逸物を指の輪で扱く。
しかし男はその手首を掴み、跳ね除けた。
「ほら、苦しいからって手で誤魔化さないの。これ舌遣いの研修なんだから」
そう言いながら里奈の両腕を頭の後ろに掴み上げ、喉奥深くに逸物を捻り込む。
女の苦しげな声が映像内に漏れた。
そこから、リズミカルなディープスロートが行われ始める。
里奈のえづきや嫌がりなど度外視した、無機質にも思える喉奥蹂躙。
「…………っ!!」
容赦のない責めに、駿介は隣の里奈を仰ぎ見た。
かすかな笑みで画面を見つめる里奈は、横顔を凝視する視線に気付いて口を開く。

「スムーズにしているように見えるけど、かなり深くまで咥え込まされてるのよ。
 それはもう苦しくて怖くって、カメラの映っていない所では、
 男優さんに何度も『もう許してください』って上目遣いの視線を送ってるの。
 でも全く手を緩めてくれなくって、ああ自分で頑張るしかないんだって、
 うっすらとだけど現場の流儀に気付きかけてた」

里奈はそう言うと、しなだれかかるように駿介をソファへ押し倒した。
そしてジャージを摺り下げ、逸物をつまみ出す。

「AVみたいな特殊な環境じゃ、自分自身で気分を盛り上げていかないとダメなの。
 ライトは眩しいし、カメラは恥ずかしいし、人は多いし、
 声や表情も普通にセックスするだけじゃなくて、人の目を意識しなきゃいけない。
 素面のままじゃ、身も心も縮こまっちゃって何もできないわ。
 そういう意味じゃ、ボクシングなんかのリングと近いわね、AVの現場って」

里奈はそう囁いてから逸物を咥え込む。
過去を映したDVDの前で、積み上げてきた技術の実践をするように。


380:AV女優 冴草里奈   12/20
12/03/25 01:47:14.67 QYmfkZeF

「んむっ、おっき……相変わらず、AVに出ても恥ずかしくない立派さね」
里奈はそう言いながら、唇、舌、そして手を使って駿介の物を扱きたてる。
その技量は凄まじく、駿介の物にはたちまち血が滾って痛いほどに勃起していく。
「んふっ」
里奈が鼻に抜けるような笑いを浮かべた直後、逸物が喉奥までずるうっと入り込んだ。
「あふぁっ!?」
駿介の方が声を出させられた。
食道という未知の器官で、逸物の先が締め付けられる快感。
亀頭の裏に感じるコリコリとしたものは、普段彼が“喉チンコ”と呼ぶものか。
そのまま数度喉奥で扱かれると、耐えることは出来なかった。
「ううっ!!」
駿介は足を震わせ、里奈の喉奥へ亀頭を入り込ませたまま為す術なく射精を迎える。
里奈はそれをしっかりと受け止め、やや頭を後退させてからごくん、と飲み込んだ。
「……ンっ。ふふ、にがぁい」
そう笑う里奈。
ほのかに匂う汗の香りと、少し汗ばんで額に張り付く髪、柔らかな瞳。
相も変わらず、ぞくりとするほど魅惑的だ。

映像の中では、なおも在りし日の彼女が陵辱されている。
口内に深く咥え込んだ状態のまま、背後からももう一人の突き込み。
「うむおおおおおっ!!!」
里奈は、明らかに苦しげな声を上げている。
それがしばし続いた後、ビデオの中で男が役割を入れ替えた。
すなわち、フェラチオをさせていた男が膣へ挿入し、
膣へ挿入していた男が口を犯し始めたのだ。

「これは勇気が要ったわ。自分のあそこに入ってたものを咥えさせられるのよ。
 咥える瞬間に匂ってくるのが解った。
 単純な匂いの強さだけなら、男優さんのアレの匂いの方が強いんでしょうけど、
 自分の匂いって不思議とよく嗅ぎ分けられるものなのよね、困ったことに。
 でも最初は嫌だったけど、段々と興奮してくるの。
 自分の愛液塗れのものを無理矢理咥えさせられてるんだって思うと、
 それだけで軽く達しそうなくらいに。
 自分がどうしようもなく変態なんだって気づいたのはこの瞬間ね、きっと」

里奈は駿介の短い髪を撫でながら、懐かしむように言う。
これがAVクイーン・冴草 里奈の始まり。
ここから里奈は、様々な経験と苦労を積み重ねて、人としての厚みを増していく。


381:AV女優 冴草里奈   13/20
12/03/25 01:48:10.49 QYmfkZeF

「一番印象深いことって言えば、やっぱり初めて増谷さんと撮った時ね」

里奈は駿介の質問に、悩む風もなく即答した。
増谷とは、AV男優の増谷準の事だ。
AV産業の黎明期から業界に関わり、何千という女性と撮影を重ねてきた。
彼のノウハウや思想は数多くの出版社によって書籍化されており、
押しも押されぬAV男優のカリスマとして広く知られている。
経験豊富なだけに、仕事はまた別として女性の選り好みが激しい事でも有名で、
彼に認められる事が一流AV女優の条件とする声も多い。

「とにかく顔を合わせた瞬間からオーラに圧倒されたわ。
 単体女優として間近で向き合ってると、呑み込まれそうな雰囲気。
 やっぱり伊達じゃないのよ、あの人って。
 初めて増谷さんと共演した時は、女優としてのデビューから3年目で、
 自分では脂の乗ってきた頃だと思ってたの。
 でも増谷さんは、私とカラミを撮った後に『まだ小便臭い小娘だ』って。
 ……ただ実際、撮影してる間中、私はあの人に翻弄されてた」

里奈のその言葉を聞きながら、駿介は彼女が増谷と初共演した作品を思い起こす。
確かにあの作品の里奈は、終始増谷に圧倒されているのが見て取れた。
増谷は表面上はいつも通りの甘い声で里奈と仲睦まじく撮影しているように見える。
しかし何度も観返すと、その責めにはまるで容赦がなく、
まだ女優として青い里奈を徹底的に責め抜いて恥を晒させているのが見て取れた。
ネット上でもファンの間から、いつもの増谷らしくない、
事務所と関係が悪くなったゆえの女優いびりだ、などと様々な意見が交わされている。



次ページ
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch