10/07/16 20:23:19 HT5SdBeE
>>214の続き
「あの…。」
そういうと彼女は俺の右腕を握り、自分の胸にぐっと押し付けた。紺色の制服
の上から小ぶりだがはっきりとした乳房の感触(パットもかなり混ざってそうだが)
が俺の右肘に伝わる。
「私ってそんなに魅力ないですかあ?ぐす、男の人から見てどう思われます?」
「どうって、そりゃ……」
潤んだ瞳で彼女が俺を見つめ、若々しい体臭と化粧の香りが俺の鼻をくすぐった。
「魅力無いなんてそんな事無いよ。絶対無い。俺が断言する。君の彼氏が分かってない
だけさ。出来る事なら変わってやりたいよ。」
「ほんとに?!」
がばっと、彼女が俺に抱きつき正面から見つめてきた。密着する上半身と紅潮する彼女
の顔から体温がじわっと伝わってくる。待て。ちょっと待て!!
「私、私先輩とだったら、どうなっても……。」
彼女は目を閉じ、俺に唇を突き出した。俺のどこかで大切な、とても大切な何かがブチっと
切れた。