13/05/15 22:57:28.27 nUOI6VX1
起きると、先輩がベッドの上で膝枕をしてくれていた、茉莉花も心配そうに僕を見ていた
あれ、そうか、僕、は、倒れて…、どこ?
「保健室だ、いきなり部室に入ってきて倒れたから運ぶのに苦労した」
時計を見たら夜の23時だった「先輩、こんな時間まで、その、帰らなくていいんですか?」
「何を言ってるんだ? 私に病人を放置して帰れと言いたいのか?」「すみません…」
ところで茉莉花と白粉は?
「茉莉花はそこのソファーで寝ている、白粉はさっき帰った」
そうか、白粉が居ないのだからゆっくり休め、え、槍水先輩の膝枕で、アレが起きちゃって寝れないって
分かってくれよ視聴者達よ、君らと違い僕はリア充なんだ
「先輩、何で居てくれたんですか?」
「ん、理由は無い、ただ置き去りにするのは嫌でな」
僕はあえて言いまくると何かが誓った「先輩、淫乱なんですね、こんな夜中に僕と二人っきりになるなんて」
「待て、茉莉花も居るから三人だ」「でも寝てますよね、先輩、そんなに誘われたら、今夜は僕と寝てくれますよね」
「子供か? そんなに怖いなら一緒に寝る位はしてやる」
僕はそう考えている先輩に無理矢理深いキスをした「何を?」
「言ったじゃないですか、一緒に寝る位はしてやる」って、僕、もう我慢しませんよ
「違っ、そういう意味じゃ」「もう我慢できないんです、僕から広部さんも著莪も忘れさせて下さい」
「ちょっと待て!私には、その、あの、他に好きな 人が…」
「それは、金城先輩ですか?」「何でそれを?」「分かってました、なんとなく、結果が上手くいってるなら、僕は退散します」
「待て!待ってくれ、その、先輩はチョコさえ受け取ってくれなかった…」そう言って泣き出した
「じゃそんな男は忘れろ、俺が抱いてやるから、ずっと俺の側に居ろよ、仙」
僕はそんな某ゲームの真似発言した挙句、先輩を抱きしめていた、ただ悔しかったし憎いとも思った、チョコ位受けとってもいいだろう
「先輩、僕はウィザードに勝ちます、そうしたら先輩、奴を忘れて下さい」
僕はアホな発言をしてしまった、けど先輩は「分かった、もし勝てたらそうしよう」
なんか先輩が可愛い、僕は泣いてる先輩にキスをしてそのまま(ピー)したあと眠った、幸い、茉莉花は起きて来なかった
朝になった、インスタントコーヒーを僕は入れた、二人で飲んて、そのまま授業へ
その後、著莪と茉莉花にはアッサリとバレていた、だけど今の僕にはたった一つだけ言い切れる言葉がある
「ウィザード、許さない!!」