【アサウラ】ベン・トーでエロパロat EROPARO
【アサウラ】ベン・トーでエロパロ - 暇つぶし2ch2:名無しさん@ピンキー
10/03/31 16:52:03 EybKVKKV
×無かったので立てた
○読みたいから立てた、誰か投下して

3:名無しさん@ピンキー
10/03/31 16:57:25 QSP7blJr
サイトウ刑事×筋肉刑事よろ

4:名無しさん@ピンキー
10/04/04 00:02:14 gxzBlIx0
あやめイイ!

5:名無しさん@ピンキー
10/04/05 16:09:02 nDuzPkBK
さあ投下だw

6:名無しさん@ピンキー
10/04/06 00:01:45 9WU4FL+X
やっぱりバイバイ×白粉だろ

7:名無しさん@ピンキー
10/04/10 00:37:59 3b3Mxh3a
>>3
花さん、何してるんすかw

8:名無しさん@ピンキー
10/04/12 21:22:37 uyfI/I4K
あやめエロいよあやめ

9:名無しさん@ピンキー
10/04/18 20:41:23 jHBKSwXF
変態&白粉×猟犬キボンヌ

10:名無しさん@ピンキー
10/04/20 23:10:38 zVYeZkHY
とりあえず投下してみるよ。

11:名無しさん@ピンキー
10/04/20 23:11:20 zVYeZkHY
「だからその話はもう何度もしたじゃないか。」
佐藤は困惑していた。昨夜の弁当争奪戦において佐藤は半額弁当を手に入れることに成功した。
槍水先輩も圧倒的な強さで弁当を手に入れ、
白粉もどこかの店からちゃっかり半額弁当を手に入れてきて、それで夕餉と相成った。
テーブルを囲んでそれぞれの弁当を食べている中、一人どん兵衛をすすっていたのが著莪である。
彼女は佐藤からおかずを強奪することもなく、黙々とどん兵衛を食べ続けていた。
佐藤はそれに対して違和感を覚えたが、それ以上気にすることはなかった。そして、
それがいけなかった。
「帰る…。」
彼女はそういうと荷物をまとめて一目散に去っていった。
佐藤は後を追うか悩んだが、槍水先輩の目が「行ってやれ。」と言っていたので後を追うことにした。
というか、あれは行かないと殺るくらいの気迫がこもった視線だったと思う。
その後、不機嫌な彼女を宥めすかして徹夜でサターンをプレイして今に至る。
いつもならこれで解決するのだが、どうにも今回はこれだけでは終わらないようだった。
「なんで、あのときアタシと弁当被せたのさ…。」
これも何度も繰り返した問答だった。確かに昨夜の争奪戦において佐藤は彼女と戦った。
それは単に佐藤の欲しい弁当が彼女と同じであったということだし、
HP同好会同士で争ってはいけないルールの上でのことでもあった。
狼は互いの健闘を称えこそすれ、あとを引くようなことはしない。
その点で彼女の言い分は半ば豚のようでもあった。
そんな考えが顔に現れていたのだろうか。彼女はしばらく考えた風な素振りを見せると言った。
「…佐藤、ジャンケンしよう。アタシ、グー出すから。」
「いや、おかし…。」
佐藤の言葉が最後まで発せられることはなかった。
彼女の瞳が涙に濡れているような気がしたからだ。
この気丈な従姉妹の涙を見るのなんていつ以来だろうか。
そんな思索に耽っていたから、次の一言を聞き逃した。
「アタシが負けたら佐藤がアタシを好きにしていいよ。勝ったら逆ね。じゃんけんぽん。」
「著莪、お前何言って…って、おい。」
悲しいかな、身についた習慣とは無意識の中でこそ最大限に発揮される。
佐藤はばっちりチョキを出してしまっていた。猛烈な後悔に襲われる。
いくら慣習とはいえここは勝ってしまっても仕方がない場面だったんじゃないのか。
大体、青い性の中真っ只中にいる少年にこんなことを提案してどうなるか分からないでもなかろうに…。
佐藤の思索は彼女に唇を奪われたことによって中断した。
彼女の舌が佐藤の舌をなめとり、そして口の中を蹂躙する。
我に返ったのは彼女が佐藤のジーパンの上からモノを撫で始めたからだった。
彼女を突き飛ばしながら言う。
「お前、いい加減にしないと怒るぞ。」
佐藤だって性春真っ盛りの男子なのである。これ以上は自制出来るか怪しいものがあった。
だが、次の瞬間そう言って睨み付ける佐藤を彼女は押し倒していた。
「お前…。」
「いい加減にするのはアンタでしょ…。嫌なら抵抗すればいい。嫌じゃないなら…。」
眼前に迫る彼女の真剣な表情に佐藤は呑まれた。だから力を抜いた。
「そうそう。天井の染みでも数えてれば終わるから任せなさい。」
「いや、お前それは」
完全に男の台詞である。こんなときでも著莪あやめは変わらない。体が震えているのを除けば。
彼女の手がジーンズの上から佐藤のモノの上を這い回る。

12:名無しさん@ピンキー
10/04/20 23:12:02 zVYeZkHY
ゆっくりと這い回るその感触は気持ちよかったがどちらかといえばもどかしかった。
ジーンズがテントを形作っていくのを見て彼女は少し笑うと
ジーンズ、パンツを脱がせて直接モノを擦りだした。
先走りが滑りをよくしていく中、彼女は竿全体を扱いてみたり、
先端を丹念に擦ってみたりと様々なアプローチを試みる。
「いや、朝からお盛んですな。」
仕方ないのである。朝だからこそお盛んであるということもあるし、
徹夜明けの体だからこそ体がピンチを悟って子孫を残そうと必死になっているということもある。
佐藤がそんな人体の神秘に感動していると、
彼女はゆっくりと顔を下半身へと近づけていき…そして咥えた。
「くっ…。」
「ひもひいい??」
彼女が眼鏡の奥の目をチェシャ猫のように細めて聞いてくる。
その間も指と舌でモノを嬲るのをやめない。
舌で裏筋を辿ったかと思うと、今度は全体に沿って舐め回し、先端を吸い上げる。
やがて、佐藤のモノがゆっくりと痙攣を始める。
彼女はそれを確認すると、口の中で佐藤のモノを唾液にまぶし
更にストロークのスピードを上げていく。
そして佐藤に笑顔を向け、片手を佐藤と繋いだかと思うと次の瞬間思い切り吸引した。
「…!」
「うわ…ベトベトだよ。アンタ凄いね。」
彼女は暫く口の中に溜まった白濁をどうするか考えあぐねていたが、
やがて口の中で唾液と混ぜ合わせ、こくりと飲み込んだ。
「さて、まだ出来そうだね。もう少しつきあって貰うから。」
佐藤のモノは一回精液を吐き出したにも関わらず相変わらず元気だった。
彼女はジーンズを脱ぎ、ゆっくりとショーツに手をかけていく。
そして、佐藤のモノをゆっくりと自分の局部にあてがい、先端を挿入する。だが、それ以上は何もしない。
「著莪?」
「やっぱり、こういうのは合意がないとね。最後の決断は佐藤に任せるよ。」
彼女の膣口は時折きゅっきゅっと律動し、佐藤に快感を伝えてくる。
だが、達するには明らかに快感が足りない。
そして、快感に溺れてしまいたい反面で自制しろと叫ぶ自分がいた。
「とはいっても、ここで断られるのもちょっとショックなんだよね。」
彼女は服をたくし上げると、ブラをゆっくりと外した。それは見せつけるようにゆっくりな動作だった。そして、佐藤の両手を掴むと胸にあてがわせる。
「好きにしていいよ。」
最初はゆっくりと揉みほぐすように、そして段々と力を込めていく。
「くっ、はっ…。」
ゆっくりと円を描くように手を動かしながら、中心に近づけていく。
そして、自己主張の激しい蕾を摘んだ。
「んっ、佐藤…佐藤!」
佐藤は了解したというように頷いて…思い切り腰を突き上げた。
「はっ…つっ…。」
その瞬間彼女の秘部から一筋の赤いものが流れ、シーツを染める。
「はっ、はっ、はっ。」
歯を食いしばり、目の端に涙を浮かべながら荒い呼吸を繰り返す彼女が落ち着くのを待つ。
彼女が落ち着いた頃合いを見計らってゆっくりと腰を動かし始める。

13:名無しさん@ピンキー
10/04/20 23:12:32 zVYeZkHY
最初は緩やかなピストン運動から、
やがて彼女が落ち着くと佐藤の腰の動きに合わせて快感を引き出す方法を模索し始める。
前後に、斜めに、そしてより深く。
佐藤は彼女の膣中が与えてくる快感に酔い始めていた。
ピストンを繰り返す度にゴリゴリと彼女の膣中を征服していく感覚がなんとも心地よい。
「そろそろアタシ本気出すわ。」
それはゲーマーの常套句だった。
ただし、佐藤は彼女がそう言ったとき本当に強くなるのを知っている。
彼女はゆっくり佐藤を制すとモノが彼女から抜けるギリギリまで引き出し、
そして思い切り打ち付けた。
それがどれほど続いただろう。やがて眼鏡の奥の彼女の瞳が焦点を結ばなくなり、
彼女の秘部が痙攣を始める。
「おい、著莪?」
「あっ、あっ…あん。」
限界を迎えそうになった佐藤はそのことを彼女に伝えようとしたのだが、
彼女には最早何も聞こえていないようだった。
そして、何を思ったか佐藤の首に腕を回すと佐藤の唇を奪った。
彼女に口内を蹂躙される中、佐藤は限界を迎えた。

そして泥のように眠ってハーフラベリングタイムがやってきた。
佐藤は頭を抱えていた。果たして著莪を抱いてしまってよかったのだろうか。
自分は彼女を傷つけてしまったのではないだろうか。
そんな佐藤を背中から抱きしめる手。
「起きてたのか…。」
「うん。なんというか…ごめん。」
謝られても困る。結局最後は自分の意志だったのだし。その旨を伝える。だが、彼女は離れない。
「もうよくないか?」
「いや、なんか癪だからアタシの匂い付けておこうと思って。」
「怖いわ!」
彼女はニシシと笑って、ゆっくりと抱擁を解くと真剣な顔になって言う。
「さて、そろそろ行きますか。」
彼らは狼。湖の麗人はすっかり機嫌が直ったようだった。



14:名無しさん@ピンキー
10/04/20 23:16:32 zVYeZkHY
保守代わりになればいいと思って書いた。反省はしていない。
他の人の妄想も読みたいので、じゃんじゃん投下すればいいと思うよ。

15:名無しさん@ピンキー
10/04/22 16:36:58 40HLLKTe
GJ
天井の染み数えてろに笑ったw
確かに言いそうだわ

この二人はこのままだと数年後にはなし崩しにこうなっちゃう感じだよなー

16:10
10/04/23 05:16:30 4QGHya6T
>>15
GJありがとう。書き込みなさ過ぎて誰もいないんじゃないかと思ってたところだw

とりあえず新刊発売日だし、盛況を祈ってもう一本投下しておくよ。

17:10
10/04/23 05:16:59 4QGHya6T
「もがもが」
「あら目をお覚ましになられたんですのね。」
ここは丸富高校生徒会室。佐藤は猿ぐつわを噛まされ床に手足を拘束されていた。
生徒会の沢桔姉妹に呼び出されてのこのことやってきたのがよくなかった。
警備員には相変わらず追い立てられて、ロープでぐるぐる巻きにされるし。
佐藤が貞操を失う覚悟をしたときに助けに来たのが沢桔姉妹だった。
彼女らは佐藤の体裁を取り繕い、佐藤を助けてくれた…かに思えたのだが現状はこの有様である。
「もがもが」
「あなたは何やらサバイバルに長けているとお聞きしましたので…
縄ぐらいなら抜けてしまうのでしょう?」
それは親父だ思う。確かにあの親父なら、間接を外して縄を抜けることも、
ロープくらいな単純なパワーで引きちぎることも可能だが、自分には出来ない。
「姉さん、とりあえず猿ぐつわだけで外したらどうでしょうか。意思疎通が出来ませんよ。」
「…!そんなことは分かっています!」
絶対に言われるまで気がつかなかったんだろうな、と思っていると猿ぐつわが外された。
そして何か文句を言ってやろうと佐藤が口を開くとその唇を梗に塞がれた。
佐藤があっけに取られているうちに梗の舌は佐藤の口内を這い回り、快感を引き出そうとする。
快感に溺れそうになっている一面でそれ以上の動揺があった。佐藤は鏡に目で説明を促す。
鏡は「やれやれ」と呟くと姉を佐藤から引きずり離す。
「姉さん、口下手だからボディランゲージに頼れとは言いましたが、
いくらなんでも性急に過ぎます。」
小さくなる梗を尻目にようやく佐藤は言葉を発することが出来た。
「あの、何がどうなってるの。」
鏡はその言葉に頭痛を抑えるような素振りを見せると、言った。
「端的に言うと姉さんが貴方に恋慕しているということですね。」
「き、鏡。」
「嘘ではないはずですよ。」
鏡は心なし不機嫌な顔で言う。
佐藤の混乱はここにきて頂点となった。れんぼ?レンボ?恋慕?それを遮るように梗が言葉を紡ぐ。
「あのときの戦いのあなた、とても素敵でしたわ。そう、あれはまるで…。」
「王子様。」
「そう、王子様みたいでしたわ!って何を言わせるんですの!」
「間違ってはないはずです。」
佐藤はそれを聞いて一気に恥ずかしくなった。
赤面しつつも頭の中の著莪が「うわ、サブ…」とツッコミを入れてくる。
待ってくれ、今のは俺の発言じゃない!そんな混乱の中でも事態は進行していく。
「とりあえず既成事実があればいいんですわ。」
「待て、その理屈はおかしい。」
佐藤の言い分など聞くつもりはないようだった。
梗は再び佐藤の唇を奪うと蹂躙し始めた。
佐藤の胸に手のひらを当てて撫で回していたかと思うと、ゆっくりとワイシャツをはだけさせる。
そして一旦唇を離し、見せつけるように指を何本か自分の口に出し入れしたかと思うと、
それを潤滑液にして乳首を愛撫し始める。
「くっ…。」
「あら、可愛い声ですわ。それにこちらの方も大きくなってまいりましたわね…。」
そう言って梗は撫でるように下半身へと手を滑らせていく。
そして、ゆっくりとズボン、下着をおろすと佐藤の屹立したものが露わになる。
梗はモノに顔を近づけて先走りを舐め取ったかと思うと、口の中で唾液と混ぜ合わせ、

18:10
10/04/23 05:17:32 4QGHya6T
佐藤のモノに垂らして潤滑油にするとゆっくりと擦り始める。
「気持ちいいですか。でももっと気持ちよくなりますから、満足してはいけませんよ?」
梗はそういうと顔をゆっくりとモノに近づけていき、咥えた。
「くはっ…。」
「ひもひいいんですのね。」
梗は上目遣いで佐藤の表情を確認すると満足げに言った。
そして佐藤の表情を観察しながら、舌での愛撫を続けていく。
最初はまんべんなく、そして舌を尖らせて先端をつつくように
…やがて佐藤の感じる場所を把握するとそれをメインにまんねりにならないように組み合わせる。
やがて佐藤のものが痙攣し始めたのに気づくと根本をしっかり持ってそれを止める。
そして佐藤の耳許に唇を寄せて囁く。
「私を抱いてくれる気になりましたか?」
「…」
佐藤には最早抵抗する力は残っていなかった。
ただ虚ろな目で頷く。それを満足そうに確認した梗はそこであることに気がつく。
「さっきのは訂正しますわ…」
そう言って梗は佐藤の戒めを解いた。

鏡は姉の痴態を眺めていた。姉は何故あの男に惹かれたのだろうか。
確かに例の一件の際のあの男は…まあ自分も格好いいと思った。
だからといって何もここまですることは…。
もし、あそこで痴態を演じているのが姉ではなく自分だったらどうだったのだろうか。
そう考えているとショーツがじんわりと濡れてくるのが分かった。鏡は逡巡する。
姉は今あの男に夢中だ。ならば自分も少しくらい…。ショーツの中に手を潜り込ませていく。
筋をなぞっただけで立っていられなくなった。座り込んでゆっくりと指を進入させていく。
激しく脈打って指を締め付けてくる。なんなんだ。なんなんだ、これは。
そうして鏡は自慰に耽った。姉の接近に気がつかないほどに。
「鏡ちゃん」
気がつけば姉が目の前にいた。そして、姉は何を思ったか唇を重ねてくる。
「姉さん、何を…」
「何を?自分でももう分かってるのではなくて?私たちは姉妹なのですから。」
そして、姉は私の下半身へと手を伸ばした。
「もうこんなになってるんですのね。すごいわ。」
「姉さん、これは違うんです。」
「何が違うというんですの?鏡ちゃん、あの方は私たちの王子様になってくれるそうよだから…」

「三人で愛し合いましょう?」

梗は佐藤のモノを掴むとゆっくりと自分の秘所に宛がい、そして一気に腰をおろした。
佐藤はその暖かさに声をあげそうになる。だが声をあげることは出来ない。
何故なら今、佐藤の顔には鏡の秘所が押しつけられているからだ。
そして声にもならない吐息は鏡の秘所を刺激する。
「んっ…。」
「鏡ちゃん…すっごくエッチな顔してますわ。可愛い…。」
梗が破瓜の痛みに耐えながら言う。生まれたままの姿となった彼女たちの体を佐藤の手が這い回る。
佐藤がどこかツボを心得る度にその痛みは薄れていくようだった。
佐藤は鏡の秘所を舌で押し分け進入させていく、それと共に腰を突き上げ梗を感じさせることも忘れない。

19:10
10/04/23 05:17:55 4QGHya6T
梗の膣中のひだは佐藤に絡みつき、精液を搾り取ろうとしてくる。
佐藤はそれに耐えながら腰をピストンさせていく。これならばもう暫くは保つだろう。
そう思っていたのだが、均衡が崩れるのはあっと言う間だった。
梗が破瓜の痛みから復帰したのか自分から快感を貪り始めたのだ。
やわやわと自分の望む部位に当てるように腰を振っていたかと思うと、
緩急を付け始め、最後は佐藤に合わせた激しいピストン運動となった。
やがて、梗の瞳から光が失われていき、膣が痙攣を始める。
「「あっ…んはっ…」」
心地よいユニゾンの響く中、佐藤は精液を放った。

お互いに達した後の気怠さに包まれる。
「あの、私まだ…。」
その一言で二人は現実に引き戻される。
佐藤は鏡を顔からどけると、ゆっくりと押し倒す。
そして、鏡の秘所に未だ堅さを保ったままのモノを押しつけると、一気に押し込んだ。
「っ…。」
鏡は破瓜の痛みに震えている。佐藤は腰の動きを止めて、ゆっくりと鏡の前進を愛撫していく。
クリトリスを重点的に責めてやると鏡からも嬌声が漏れ始めた。
それを確認するとゆっくりと腰を打ち付け始める。
「私、仲間はずれって好きではないんですの。」
梗が佐藤の背中から抱きつく形になり、手で佐藤の乳首を、そして舌を耳に這わせる。
胸が背中に当たる感覚がなんとも心地よい。佐藤の興奮は更に昂ぶっていく。
鏡の膣中は梗と似ているようでどこか違っているようだった。
梗が貪欲に快楽を貪ろうとしていたのに対し、
鏡のものはこちらの意図を汲んで自在に形を変えていくようだった。
そんなこともあり、スムーズに注挿を繰り返していく。
しかし、それでもやはり限界はやってくる。鏡はそれを感じ取ったのか、
ゆっくり身を起こすと佐藤に口づけた。そして、姉妹に抱かれたまま佐藤は達した。

「で、僕は帰っていいんですか?」
「勝手に帰ったらいいと思いますわ。でも忘れないことね。
貴方は私たちオルトロスのものだということを。」
佐藤は苦笑して、生徒会室を後にする。それを追ってくる人影。鏡だ。
「すみません。姉さんは素直じゃないものですから。姉さんを大事にしてくださいね…あと。」
「たまには私のことも大事にしてくださいね。」
それは初めて見るいい笑顔だった。



20:名無しさん@ピンキー
10/04/23 10:11:14 0o2cw1cT
なにやら規制に巻き込まれていてなあ…

そして今度もいいものをみた
豊作、豊作
このスレはもっと盛り上がるべき
>>10には褒美として『The novel of Four o'clock』のサイトにアクセスする権利をやろう

21:名無しさん@ピンキー
10/04/23 22:18:41 ijOZsUnN
>>10はなんなの?マグロ?道程?www


22:名無しさん@ピンキー
10/04/23 23:53:16 dxDxKJrn
>>10
GJ!!!!過疎スレに救世主が!しかもレベルたけえええええええ
あと出来ればでいいんですが槍水先輩ルートも読みたいなあ…なんて

>>21
氏ね

23:名無しさん@ピンキー
10/04/25 17:32:21 LbTiI+fW
広部さんと茶髪が好きな俺にも恵みを下さい。

24:名無しさん@ピンキー
10/04/25 19:26:24 ugrnLKXS
いい乳の茶髪は性的な意味で気になる

25:名無しさん@ピンキー
10/04/30 15:53:01 mzCcW3a+
GWですよー

26:名無しさん@ピンキー
10/05/07 01:14:06 jJIwxpnT
あやめのエロビキニ最高!

27:名無しさん@ピンキー
10/05/08 23:25:41 k7tcKV2T
エロ要員

28:名無しさん@ピンキー
10/05/09 02:12:18 QrRsalNr
筋肉刑事ウッシッシw

29:名無しさん@ピンキー
10/05/11 21:06:59 dPj4KVfr
このスレ唯一にして最高の神>>10さんはもう来ないのか…

30:名無しさん@ピンキー
10/05/14 21:16:47 /Xiw98W0
自分も>>10神の降臨を切に願う。
他のスレでもなかなか見れない文章力とエロさだったのに!

31:10
10/05/14 23:28:54 IvvJ0ik1
>>29
>>30

ええと、>>10です。お褒めに預かり光栄です。
少々プライベートが忙しくて投下出来ていません。すみません。
気長に待っていただけたら嬉しいです。

とりあえず広部さんは書きやすそうかなあ…とか、そろそろ花先生のヒロインとしての
復権を…とか色々考えてはいます。

32:名無しさん@ピンキー
10/05/16 01:12:23 Wodc1XGQ
全裸で正座して待ってます!

33:名無しさん@ピンキー
10/05/24 18:54:51 YK24kqLR
あやめのエロビキニでシコシコ

34:名無しさん@ピンキー
10/05/29 01:45:42 ak6o7fQu
ドピュ!

35:名無しさん@ピンキー
10/06/02 20:36:26 HsiuCQO3
保守

36:名無しさん@ピンキー
10/06/06 00:18:32 yQpjncWi
ほsy

37:名無しさん@ピンキー
10/06/10 20:06:50 eNIsz8jS
あやめエロい

38:名無しさん@ピンキー
10/06/14 18:40:18 MKa5xVMg
保守

39:名無しさん@ピンキー
10/06/18 23:31:00 D1cxreJT
保守

40:名無しさん@ピンキー
10/06/22 19:05:00 cANADiLS
干す

41:名無しさん@ピンキー
10/06/28 20:22:46 yDkwFhp1
広部さんが可愛すぎて生きるのが辛い

42:名無しさん@ピンキー
10/06/30 00:06:52 cnVkru7U
ほす

43:名無しさん@ピンキー
10/07/02 23:09:22 9TGs7iRM
保守

44:名無しさん@ピンキー
10/07/05 16:32:47 +Hmsoqwt
ほsy

45:名無しさん@ピンキー
10/07/08 00:01:04 GvznGNwG
保守

46:名無しさん@ピンキー
10/07/15 18:29:56 nX1v+Oa8
あやめたんちゅっちゅ

47:名無しさん@ピンキー
10/07/16 00:44:10 OY/gVvCW
ほす

48:名無しさん@ピンキー
10/07/18 22:23:29 OyKFkIoq
奢我エロい

49:名無しさん@ピンキー
10/07/20 18:33:05 stEm7XFG
ほsy

50:名無しさん@ピンキー
10/07/24 20:13:36 ygyp2Ohq
保守

51:名無しさん@ピンキー
10/07/30 11:10:11 TSEdnCRQ
保守

52:名無しさん@ピンキー
10/08/02 00:32:44 E+iEaJ1u
保守

53:名無しさん@ピンキー
10/08/05 09:46:56 Z0DeunmT
ほす

54:名無しさん@ピンキー
10/08/07 10:34:27 3S6KIxHa
ほs

55:名無しさん@ピンキー
10/08/08 00:05:43 qvSEWRmM
先輩の痴態が見たい!!


56:名無しさん@ピンキー
10/08/10 23:03:03 FnG/rEwg
奢我のパイズリ!

57:名無しさん@ピンキー
10/08/17 05:14:37 E3e/AyAw
ベン・トーのエロ同人が出たと聞いて飛んできますた

58:名無しさん@ピンキー
10/08/23 20:01:06 BD3HdeQK
保守しとく

59:名無しさん@ピンキー
10/08/24 09:29:34 TxEfSWj7
ほす

60:名無しさん@ピンキー
10/08/30 20:44:15 yyH+Q/WN
ほしゅ

61:名無しさん@ピンキー
10/09/01 10:03:55 WPrvLeuS
―そこはスーパーではなかった。

明るく優しい光に満ちた食卓の守護者、何よりも笑顔が似合う場所、
そしてまた一方では”狼”たちの闘争の場でもある―そのスーパーマーケットとは、まったく違う場所だった。

そこは繁華街の裏側。
そこは間接照明の薄闇と、嗜虐的なにやにや笑いが彩る場所。
偏った趣味と変態性癖の持ち主だけが知る、極狭領域。

だがそこにも、”狼”と呼ばれる者たちが、いた。
そしてまた、その狼たちの欲望をそそってやまない”獲物”も……。

そこにあるのは、雄狼たちの別の顔。
食欲ではなく性欲をかけた、女体盛り弁当争奪戦……!



という話を誰か書かないか

62:名無しさん@ピンキー
10/09/02 18:15:50 /GemLtfd
ニッチな市場も大事だがやはりそういうのは商品のラインナップが充実してから挑戦すべきだと思うんだ
だから先輩とのを書いてくださいお願いしますマジで

63:名無しさん@ピンキー
10/09/02 21:04:41 YSmZ7TJL
普通に書くのが一番難しい
凡庸になるから

64:名無しさん@ピンキー
10/09/02 21:15:42 /GemLtfd
100もいってない1スレ目で凡庸もクソもないってことで書いてください
戦いは数だよ兄貴
凡庸万歳

65:名無しさん@ピンキー
10/09/02 21:25:50 KoShVLMu
ageんなキチガイ
乞食はvipで死ね

66:名無しさん@ピンキー
10/09/05 00:29:12 HcHIKbIy
>>61の頭の方だけみてたら
肉の奪い合いになるタイプの鍋パーティーを連想した

67:名無しさん@ピンキー
10/09/05 07:17:41 7E4S9RCu
あやめに全部肉奪われる佐藤しか思い浮かばないw

68:名無しさん@ピンキー
10/09/07 15:35:14 mBa4tyaw
22歳のJD最高!

69:名無しさん@ピンキー
10/09/12 10:48:14 6CtOl7Od


70:名無しさん@ピンキー
10/09/14 16:00:41 vOWAo2XP
JDはア○ネスの規制対象外


マジ最高!

71:名無しさん@ピンキー
10/09/17 20:19:34 wNOg4k+1
保守

72:名無しさん@ピンキー
10/09/23 01:28:20 ZVOvmwq1
干す

73:名無しさん@ピンキー
10/09/27 21:21:12 gfoz3s2I
保守

74:名無しさん@ピンキー
10/09/30 22:12:40 ZcZxPFSw
奢我最高!

75:名無しさん@ピンキー
10/10/05 11:33:11 INu/U3bW
ほす

76:名無しさん@ピンキー
10/10/09 19:59:33 25csViWh
保守

77:名無しさん@ピンキー
10/10/12 19:24:35 Nn59NXxK
保守

78:名無しさん@ピンキー
10/10/15 21:24:36 cj/yorbo
柚子イイ!!

79:名無しさん@ピンキー
10/10/16 00:31:26 QXdvwR3w
ほす

80:名無しさん@ピンキー
10/10/19 20:57:02 3c9WkFRL
保守

81:名無しさん@ピンキー
10/10/20 16:31:06 IOrnkFDE
保守

82:名無しさん@ピンキー
10/10/24 23:34:03 CVYfcfri
保守

83:名無しさん@ピンキー
10/11/03 00:49:38 JtEVQV6Q
なんかベン・トーってそのうちアニメ化しそうだよな

84:名無しさん@ピンキー
10/11/03 01:42:48 Z7iRibIX
アニメ化すると人気は出るだろうが確実に変なの湧くから嫌だな

85:名無しさん@ピンキー
10/11/03 06:05:48 MwveHfhA
ベン・トーってあの地の文があるからこそここまで面白いって気がするんだよね
アニメにして面白いかって言うと疑問

86:名無しさん@ピンキー
10/11/05 01:17:43 k4fJctZn
広部さんがかわいすぎて生きてるのが辛い

87:名無しさん@ピンキー
10/11/09 17:54:41 jHdhiYoU
保守age

88:名無しさん@ピンキー
10/11/13 14:45:06 dV8WkhX5
ほす

89:名無しさん@ピンキー
10/11/17 00:52:19 ORd8SqO/
age

90:名無しさん@ピンキー
10/11/22 16:39:10 Fca8EAub
保守

91:名無しさん@ピンキー
10/12/02 21:19:04 QPrCjCJJ
age

92:名無しさん@ピンキー
10/12/12 17:34:14 LbeVf8OZ
ほしゅ

93:名無しさん@ピンキー
10/12/22 19:08:22 7O7ZTxLr
ほしゅ


94:名無しさん@ピンキー
10/12/28 19:21:21 EGITsrbe
著莪は下の毛も金色

95:名無しさん@ピンキー
11/01/04 20:31:07 ZR7pxqJ8
保守

96:名無しさん@ピンキー
11/01/07 21:28:37 +oYAN6cY
保守

97:名無しさん@ピンキー
11/01/16 22:57:34 u/VjpUmo
保守


98:名無しさん@ピンキー
11/01/28 01:34:59 02qe/+WB
保守

99:名無しさん@ピンキー
11/01/31 18:35:50 LZBwCawm
佐藤が掘られる話はまだですか?

100:名無しさん@ピンキー
11/02/01 01:23:42 TT1lmiiw
このラノ5位なのに閑散としてるなw

101:名無しさん@ピンキー
11/02/01 23:48:59 BWKw349P
書きたいんだが地の文のハードルが高すぎる……

台本形式でいいならそのうち投下するかも

102:名無しさん@ピンキー
11/02/02 00:00:44 n7fq5v2/
この超供給不足状態
台本形式だろうが構うまい

いや俺は台本形式も好きだけど

103:101
11/02/02 22:49:46 XAgiQpQI
おk

多分来週になると思う

104:名無しさん@ピンキー
11/02/03 00:57:46 KAdQqPFq
まってるせわ

105:名無しさん@ピンキー
11/02/07 12:11:05 6IFMx6W3
保守

106:101
11/02/11 22:22:19 vjFIgn8O
書きあがったので投下。

アドバイス、感想は受け付けるが批判は受け付けない。
台本形式といったが合わなかったので地の分形式。

駄文です

107:101
11/02/11 22:22:40 vjFIgn8O
日も暮れきり部活をしている生徒どころか教師もほとんど帰ってしまった丸富大学付属高校
その生徒会室には二人の姉妹の生徒がまだ残っていた。
「今日もこんな時間になってしまいましたのね……」
その生徒会長であり姉でもある梗が一人ごちる。
「この時間でしたらジジ様の店しか半額値印章時間に間に合いませんが、どうしますか?」
「行きましょう。」
妹の鏡の何か含みを持たせた質問に鏡が即答する。
「……姉さん。無理に仕事を引き伸ばしてジジ様の半額値印章時間に合わせるのはもう止めにしませんか?」
「……では鏡は彼に合えなくなってもいいと言うのですか?」
「そんなことは! そんなことは、ありません。」
鏡にしては珍しく声を荒げかけたが直ぐに冷静さを取り戻したのか静かに言い直した。
「ただ姉さん、彼に会いたいならアブラ神の店に向かえばいいのではないのですか?」
「……そうですわよね。私としてもそちらのほうが良いとはわかってはいるのです。」
ただ、と彼女は続ける。
「……怖いのです。またあの時のように拒絶されることが。彼はそんなことはしないとわかっていても……」
「……」
半額弁当争奪戦から拒絶された時の感情は共有できる。
しかし鏡は彼に想いを寄せていなかったため想い人に拒絶された時の気持ちは分からない。
逆に彼女は一刻も早く今の想い人に会いに行きたいと思っているのだがそれは口には出さない。
「わかりました。ではもう何も言いません。」
なぜならば姉のフォローをするのが生まれた時からの彼女の役割なのだから。
「行きましょう。温かく美味しい夕餉を口にするために。」


108:101
11/02/11 22:23:33 vjFIgn8O



僕、佐藤洋は一人でトボトボとジジ様のスーパーへ向かっていた。
理由は簡単、アブラ神のスーパーで負けたからだ。
今日アブラ神のスーパーで出た弁当は三つ。
まず今日はアブラ神の弁当が食べたい気分なのだと参加した先輩が即効で一つを奪取。
その混乱に乗じて白粉がもう一つを取り、残る弁当を僕、坊主、顎鬚で奪い合っている隙をついて茶髪が手に入れていた。
……なんていうか。軽く劣等感を抱いてしまう。
先輩はともかく同じ時期にデビューした白粉は弁当を手に入れているのに自分は手に入れていない。
それが少し……くやしい。
いかんいかん!
こんな余計なこと考えていて弁当を奪取できるほど半額弁当争奪戦は甘くない。
腹の虫のみに意識を向け空腹だけを思わなければ!
「あら?そこにいるのは佐藤さんではなくて?」
そう思った時後ろから声を掛けられた。




109:101
11/02/11 22:24:09 vjFIgn8O
「へ~そんなことが……。」
「ええ、ここ最近はいつもこんな感じですのよ。」
道で沢桔姉妹と出会った僕は二人と共にジジ様のスーパーに訪れていた。
なんでもここ最近丸富の先生に用事を押し付けられることが多く、いつもこんな時間になってしまうらしい。
それ故にこの辺りの最終半額値印章時間を有しているジジ様のスーパーにしか顔を出せないらしい。
しかし、
「大丈夫なの?」
「心配には及びませんわ。例え一店舗しか周れなくとも確実に弁当を手中に収めてみせます。」
「いや、そうじゃなくてさ。」
苦笑するしかない。
いくら何でもただの狼である僕が二つ名持ちである彼女達の弁当の心配をするなんておこがましいにもほどがあるだろう。
「僕が言ってるのはこんな時間に女の子二人で出歩いていて危なくない?ってことなんだけど。」
スーパーでは並み居る猛者を薙倒す彼女達も腹の虫の加護を受けていない状態ではただの女の子なのだ。
主観的、客観的事実を付け足すならば頭に綺麗なとつくだろう。
ジジ様の店の半額値印章時間は遅いし争奪戦が終わる時刻はもう深夜近くになる。
一日二日ならばともかくここのところ毎日こんな時間に出歩いているならば心配するのは男として当然だろう。
まあ僕としては当然のことを言ったつもりなだけなのだが……
「どうしましょう鏡!私たらまた早とちりで折角心配してくれた佐藤さんに恥をかかせてしまいましたわ!」
その一言を受けて面白いくらいに混乱している人がいるのね、ここに。
「落ち着いてください姉さん。佐藤さんは大して気にしていないと思います。……ですよね?」
最後の一言は僕に向けられたものだ。
なので僕は縦にうなずきながら言う。
「僕のほうこそ言葉が足りなかったよ。さっきの一言だけじゃ多分他にも勘違いする人はいるだろうし。
逆にプライドを傷つけたんじゃないかと心配になってる位だし。」
「……だ、そうですが、姉さん。」
「で、ですが!今の言葉も私達はかばう言葉の裏に
『お前達のプライドなんてあってないようなもんだがな』
という言葉を滲ませた高度な皮肉という可能性も……!」
「ありません。それにさりげなく私を混ぜないでください。姉さんが一人で勝手に勘違いして暴走しているだけです。」
「鏡にまで見捨てられてしまいましたわ―――――!!」
おいおいと泣き始める姉を抱きしめてなぐさめている鏡。
……なんていうかこの姉妹に出会うたび、同じやりとりをしている気がする。
苦労してるんだなろうなァ……と思わず鏡に同情的な視線を向けてしまう。
その視線に気づいたのか苦笑が帰ってきた。
そんなことをしているうちにスーパーに着いた。
気を引き締め直す。
双子は……特に入店前と変わらず梗が騒ぎ、鏡がたしなめている。
普通ならば犬と蔑まれる行為。
だが一度争奪戦が始まってしまえばその二つ名にふさわしい強さを見せ付ける。
そんなことを考えている間に惣菜・弁当コーナーにたどり着いた。
今宵、半額弁当に昇華しそうな弁当は二つ。
鯖の塩焼き弁当とハンバーグ定食だ
僕は今日はハンバーグ定食に狙いを絞ることにする。
理由は簡単、何か気分的に肉が食いたい気分なのだ。
弁当コーナーを通りすぎ、お菓子コーナーにただりつく。
狼は僕とオルトロスを入れて七人、弁当は二つ。
……かなり厳しい戦いになりそうだ。



110:101
11/02/11 22:24:54 vjFIgn8O
「ありがとうございましたー。」
僕はスーパーで会計を済まして外にでた。
袋の中には……どん兵衛と惣菜コーナーに残っていたかき揚げが入っている。
予想通り弁当は二つとも双子が手に入れていた。
僕も強くなったつもりではいたがやはりまだまだ二つ名持ちには敵わないらしい。

そう感傷に浸っていると前方の暗がりから声が聞こえた。
「姉さん、佐藤さんがスーパーから出てきましたよ。」
「で、でも私は佐藤さんが出てきたことをわからないということは
『失礼なお前などout of 眼中DAZE!』
ということなのでは!?」
「視界に入っていないのはスーパーと真逆のほうを向いているで姉さんで佐藤さんの視界には入っています。」
「それでも私達に話しかけてくれないということはやはり嫌われたのでは!?」
「嫌われたのではなく店から出てくるなり姉さんが暴走しだしたので呆然としているだけかと。」
「で、ですが!」
「姉さんいい加減にしてください。その面倒くささで迷惑がかかります。主に私と佐藤さんに。」
「そ、そうですわよね……。鏡はともかく佐藤さんに迷惑を掛ける訳には参りませんものね。」
「……さらっと私に迷惑が掛けるのをスルーされた気もしますが、覚悟を決めたなら佐藤さんに謝ってください。」
謝る?何のことだ?
特に謝られるようなことはした覚えはないんだけど……
「佐藤さん!」
「はい!」
突然、大声で呼びかけられ僕は自衛隊も真っ青な直立姿勢を取る。
ちなみにその時現自衛隊員の父と元自衛隊員の祖父の顔を思い出しかけてげんなりしかけたのは内緒だ。
「この度は誠に申し訳ありませんでした!」
いきおいよく頭が下げられる。
「あ~、謝られる理由がよくわからないしとりあえず頭を上げてくれない?」
僕はそう言うものも一向に梗は顔をあげる様子は無い。
困った僕は鏡の方向を向き彼女の助けを得たいという旨を視線で送る。
その視線に気づいてくれたのか彼女は助け船を出してくれる。
「姉さんは多分脳内で悪い妄想ばかりして全く外に注意を払っていないと思います。」
「……一種の現実逃避ってこと?」
「そういうことになります。」
こんなに近い距離で会話していても全く動く様子が無いということはよほど深くトリップしているのだろう。
なんていうことだ。
まさか“妄想戦士”と呼ばれた田口君以外にもここまで深くトリップできる人間がいたとは。

111:101
11/02/11 22:25:16 vjFIgn8O
ちなみに田口君と僕はは中学校三年生の時に同じクラスだった。
そのころは受験シーズンに入りつつもまだ授業はあるという微妙な時期だった。
僕はそのころに推薦で進路を決めており気楽な立場を満喫していた。
進路が決まっていない石岡君も同じような感じだったがそれは僕に気を使わせない為だったんだろう。
そんな中、田口君は特に勉強をしている生徒の一人と言っていいだろう。
授業中はもちろん休み時間もひたすらに机に向かって勉強していた。
それはもう見ていて鬼気せまるものがあった。
どれくらいかと言うと、学校が終わりの合図をつげるチャイムが鳴ってもかまわずに机に向かっていたくらいだ。
先生方も田口君の熱心さは知っていたのか授業中に田口君を当てることを遠慮していた。
だがしかしある日のこと担当の先生が出張だそうで別の先生が授業にやってきた。
その先生は全く田口君のことを知らなかったらしく田口君を問題に答えるように指名してしまった。
当然田口君は気づかずに勉強を続けていた。
先生は苛ついた様子で田口君を呼び続けた。
その結果遂に田口君がぽつりと言葉を漏らした。

「おっぱい」

その瞬間教室は混乱の坩堝に叩き込まれた。
僕の残念な友人、石岡君ならともかく真面目という言葉を擬人化したような田口君が「おっぱい」と呟いたのだ。
先生も流石にどうしたらよいのか困った様子で固まっていた。
その瞬間突風が吹き先生のカツラが吹き飛ばされたことも僕らの混乱を加速させた。
それに気づいた先生が慌てて自習だと言い残し去って言った後も誰一人動くことができなかった。
それ以来田口君は勉強している振りをしてHな妄想をしている戦士つまり“妄想戦士”というあだ名が影でつけられた。
ちなみに田口君はめでたく受験に成功した。
それは僕達の世代での七十七不思議の一つにもなっている。

112:101
11/02/11 22:25:39 vjFIgn8O
「………さん、佐藤さん!」
「はっ!」
しまった。
僕もトリップしてしまっていたらしい。
現実世界に戻ってきた僕を見て梗は無表情な彼女にしては珍しくほっとした表情を見せた。
「何なんですかこのカオスな空間は……」
確かに彼女の言うとおり三人中二人トリップしていたらかなりカオスになるだろう。
反省しよう。
「ゴメン。……それで彼女はまだ戻ってこないの?」
「いえ。一回戻ってきましたが佐藤さんがトリップしているのを見るとまた自分だけの世界へ。」
はぁ~と彼女はかなり憂鬱な様子でため息をついた。
……自分も原因の一端を担っているとはいえ流石に彼女に同情してしまう。
と、その時

「グゥ~」

とお腹が鳴る音が聞こえた。
僕では無いので二人のどちらかだろうと思い鏡の顔色を伺ってみると……
「………」
もうね、すごい睨んでくるのよ。
暗がりの中でもわかるくらい真っ赤な顔で。
正直言って普段無表情なだけにギャップで可愛さがもの凄いことになっている。
「……忘れてください。」
「はい。」
このまま気まずい空気が続くのはいやだったので話題を慌てて振る。
「そ、そういえば夕食はまだだったね。」
「そ、そうですね。早く姉さんを引き戻して夕餉としたいです。」
「あ、じゃあさ……」
「?」
「HP部で一緒に食べない?」
「え?……いいんですか?」
「先輩達も二人なら大歓迎だと思うしさ、人数が多いほうが美味しいし。」
「わかりました!」
そういうと鏡は梗をガクガクと揺すって無理やりこっちに引き戻そうとしている。
普段の二人とは逆の構図だ。
その顔はどことなく嬉しそうに見える。
なんだろう。
その顔は皆と食べれて嬉しいということの他になにかあるような気がするけど……。
まあ暗がりだし、気のせいだろう。
……さっき言ったことの他にも理由はある。
やはりこの時間に女の子二人だけで帰すのは気が引けたのだ。
だがなんというかそれを言うのは気恥ずかしくて言わなかった。


………夕餉の時に梗が暴走して先輩が怒らないといいけど。
それでも僕は楽しみだった。

113:101
11/02/11 22:27:01 vjFIgn8O
以上です
まだまだ続きます

続きはまた来週

ではノシ

114:名無しさん@ピンキー
11/02/11 22:49:26 NHYsedGT
そんな殺生な・・・
地の文がどうとか言ってたけどいい感じじゃない
無駄な過去話とかすごいそれっぽいわ

115:名無しさん@ピンキー
11/02/11 23:23:25 hCC3U7OO
いいぞぉ!

116:名無しさん@ピンキー
11/02/12 00:10:37 zCkNMR5T
お前実はアサウラだろww

続き期待してるぜ

117:名無しさん@ピンキー
11/02/13 00:06:24 qeNQ25xB
おい

もう来週になったぞ

118:名無しさん@ピンキー
11/02/15 00:31:43 OGbaWQyJ


119:名無しさん@ピンキー
11/02/18 19:58:59 q6RHC2/d
保守

120:名無しさん@ピンキー
11/02/22 22:48:04.46 0D3xfUEn
うおおおおおおおおおおお!

121:名無しさん@ピンキー
11/02/22 23:08:29.94 q/7Hcsxd
アニメ化でここも盛り上がればいいな

122:名無しさん@ピンキー
11/02/23 21:08:06 w+AUrK4y
内本君が割とガチでキモくてワロタ

123:名無しさん@ピンキー
11/02/27 20:25:25.06 eznDzJcq
保守

124:名無しさん@ピンキー
11/03/04 13:34:11.76 83D52phk
保守

125:名無しさん@ピンキー
11/03/06 02:55:39.44 C4uI6wkC
保守

126:名無しさん@ピンキー
11/03/13 10:38:29.64 e1Bf0D89
保守

127:筋肉刑事 of the END その0
11/03/15 23:34:39.51 lQTW5sjJ
じゃあノリだけで書いたものを投下。

一人称とか、キャラ同士の呼び方とか間違っていても気にしない!
内容は酷い!苦情は受けつない!パロが嫌いな人はご勘弁!

では、どうぞ。

128:筋肉刑事 of the END その1
11/03/15 23:35:39.14 lQTW5sjJ
新人刑事であるサイトウは、ベテランの刑事であるガントウと共に、室神町に潜入していた。
詳しい経緯は省くが、サイトウはベテラン刑事であるガントウに気に入られ、現在の部署でガントウの相棒として活躍してきた。

サイトウは張り込みのために借りたアパートの一室で、ガントウのためにミックスジュースを作っていた。
いつもと変わりないレシピなので、今では作業と並行しながら、考え事もできるようになっていた。
サイトウは今回のヤマに若干の不満・・・というより、不服感を持っていた。
というのは、先輩であるガントウは誰もが認めるほどのベテラン刑事だ。大きい事件を解決するために使われる人物である。
サイトウにもガントウの下に配属され、ガントウ刑事の相棒として数々の難事件を解決してきた。という自負があった。
(あの電話はイタズラではないだろうか。それに自分達二人には、こんな確証もない、事件とも呼べないことに構うより、もっとすることがあるがはずだ)
しかし、このヤマに当たることを決めたのはガントウだ。そうなるとサイトウは黙って随伴することになる。
「ガントウさん、本当にこの街で事件が起きてるんですか?」
サイトウ刑事の目の前に広がるのは、昼は賑やか、夜は大人の街として賑わう繁華街に過ぎない。
何か大きな事件・・・例えば違法格闘闘技場事件や連続刑事狙撃事件の時のような大事件が起きるとでもいうのか。
サイトウの一言にトレーニングをしていたガントウは振り返った。休まずにダンベルを持つ腕を上下に動かしながら、ガントウが口をニヤリと歪ませる。
その笑みは「俺が信用できないか?」と問いかけているように見え、サイトウに(やっぱりこの人には叶わないな)と思わせた。
闘技場事件、狙撃事件もいつもガントウが正しかった。それは一番間近で見ていた自分がよく知っている。
なら今度も自分はこの人について行くだけだ。
サイトウは気持ちを切り替えて、室神町に潜入する経緯を振り返ることにした。
事の起こりは一本の電話である。いや、正確に評すなら、たった一声である。
   『室神町が壊れちゃうよおー!』
力強く、野太いその一声がガントウ刑事を動かしたのだ。

129:筋肉刑事 of the END その2
11/03/15 23:36:57.09 lQTW5sjJ
「ガントウさん、ジュース出来ましたよ」
ガントウにジュースを手渡す。サイトウはガントウがジュースを喉に送るため、喉仏が上下に艶かしく動くのを見送って出掛ける準備をした。
ガントウがコップを流し台に置いて、サイトウを見やる。
「ちょっと外の空気を吸ってきます。なにか買ってくるものはありませんか」
ガントウの逞しい指がメモ帳にペンを走らせる。サイトウはこの指先が自分の胸板をツツゥーと舐めるようになぞる光景を想像して頭を振った。
三日前からサイトウとガントウはこの一室に同棲していた。
アパートの部屋は狭く、面目は潜入捜査であるため、ガントウの刑事もトレーニングは(といっても軽いものだが)この部屋で行っていた。
部屋の畳にはガントウの汗が染込み、天井までガントウの芳しい体臭が立ち籠めっている。
なので、もう三日の間、サイトウはいつ自分が獣のようにガントウに襲い掛かってしまうのか分からなかった。
(でもそんな自分もガントウさんは優しく包み込んでくれるんだろうな)
潜入捜査のためとはいえ、この環境ではいつ我慢の限界を迎えるか分からない。
外の空気を吸って気分を落ち着かせることは、我慢を持続させるためにサイトウには必要なことだった。

「ふぅー。これでガントウさんのメモの買い物は一通り終えたかな」
街にも何ら異常はなし。サイトウはアパートへの帰路につこうとすると、街の一角に人ごみを見つけた。
丁度雑居ビル下、工事中とテープが貼られた地下街への階段あたりだ。
サイトウは刑事として、それ以前に持ち前の正義感のため、近づいた。
「どうかしたんですか」
顎にヒゲを蓄え、ピアスをつけた男が落ち着かないよう状況を説明した。
「ふむ・・・つまり、あの二階の部屋から何か激しい争いが聞こえるということか」
見上げた二階の窓には、『ダンドー商会』とカッティングシートが貼り付けられている。
サイトウは事前のガントウの説明を思い出した。室神町は繁華街であると同時に、極道たちの頻繁に出入りしている、という情報を。
「うぉ!あれ見ろ!」
顎鬚が声を上げる。
サイトウも思考の流れを切って顔を上げた。
 ガシャーン!!
二階の窓が割れ、人が地面に叩きつけられる。
「誰か救急車!」
サイトウが叫ぶと近くにいた顎鬚が慌てて携帯電話を取り出す。
サイトウは落ちて来た坊主頭の男の状態を確かめるために近づいた。
「おい、大丈夫か!?」
頭を打っているかもしれず、素人のサイトウには下手に動かすこともできない。
(クソッ!こんな時ガントウ刑事なら・・・!)
サイトウが思い悩んでいると、ピクリと坊主頭が動いたように見えた。
「おい!しっかりしろ!もうすぐ救急車が来るからな!」
サイトウは坊主頭の意識を保とうと必死に呼びかける。
「っ・・・!」
サイトウは息を呑んだ。
顔を上げた坊主頭の顔色が酷く、眼は虚ろで焦点が定まってないように見えた。
(何か異常だ。落ちて来るまでに一体何が・・・。ちょっと待て!本当に”落とされて”きたのか?)
ゆっくりと坊主頭が立ち上がる。
「なんだビックリさせやがって。顔色は最悪だが、身体は平気そうじゃないか。とりあえず救急車呼んだから、それに乗って行きな」
顎鬚が携帯電話を折りたたみ、ポケットにしまう。そして坊主頭から目を逸らした。
「ゥアッー!」
坊主頭は目を逸らした顎鬚の首を掴み、そのまま地下街へと引きずり込んだ。人間業ではない。
一瞬の時が止まったような静寂。次に悲鳴が響き渡った。
(何をヤっているんだ自分は!近くにいたのに!)
サイトウは目の前で一般人を危険にさらされた焦りと責任に駆られ、地下街へと飛び込んだ。

サイトウはここで取り返しのつかないミスをした。
そう、それは相棒であるガントウの支援を待たなかったことである。

130:筋肉刑事 of the END その3
11/03/15 23:38:51.47 lQTW5sjJ
サイトウは階段を降り、地下一階に立った。
地下は薄暗く、照明も乏しい。唯一の救いは、工事が終わっており、あとはオープンを待つだけの状態だった。ということだけだ。
(これがガントウさんの感じた事件か・・・?)
二階から飛び降りても丈夫な身体。成人男性を片腕で連れ去る腕力・握力。そして顎鬚を抱えたまま走り去る脚力。
どれをとっても坊主頭は一般人では考えられない身体能力を有している。
(今からでもガントウさん、いや派出所の応援を待ったほうがいいのか)
汗がサイトウの背中を流れる。
だが、現状がサイトウから選択肢を奪う。
「ッァー!」
緊張を打ち破るように、通路の置くから男の悲鳴が聞こえた。
サイトウは声の聞こえた方向に走って向かった。今は一刻でも早く救出が必要である。
近づくにつれ、音もはっきり聞こえるようになった。男の苦悶に押しつぶされた声と何か打ち付けるような音。
「ここか!」
声の発信地は、ゲームセンターのスタッフルームだった。サイトウはドアの前に立ち、蹴破った。
想像を絶する光景が目に飛び込んできた。
顎鬚がスチールディスクの上にうつ伏せに倒され、ズボンが乱雑に破かれていた。
坊主頭は左腕で顎鬚の片腕を背中にまわしていた腕をとき、腰の間にあるぬらぬらと黒光りするものを顎鬚の臀部から引き抜く。
「なっ・・・!まさか!」
サイトウが今ここで行われていたであろう、陰惨な光景を思い描き、絶句した。
顎鬚は力が抜け落ちたようにスチールディスクから崩れ落ちる。同時、坊主頭がサイトウに向かって飛び掛ってきた。
サイトウは咄嗟に横へ避けたが、坊主頭の瞬発力の前では無意味に等しかった。
空中で横に飛んだまま、坊主頭が被さってサイトウをうつ伏せに押し倒してしまう。
「くっ!おい!今のうちに逃げろ!」
サイトウは何とか顎鬚だけでも逃がそうと叫ぶ。が、
「アッー。アァー」
顎鬚が立ち上がり、顔が見えるようになると、坊主頭と同じ症状が見えた。

131:筋肉刑事 of the END その3
11/03/15 23:39:47.70 lQTW5sjJ
「まさか感染したの―ぐっ!」
サイトウの左に膝立ちで立つ坊主頭。左手でサイトウの頭を抑える。
そして腹が引っ張られるような衝撃。ベルトが引っ張られ、サイトウは自分のズボンが無理やりに脱がされようとしていると分かった。
さらにもう一つの足音、顎鬚が近づいてくる。サイトウの鼻は顎鬚の過度な香水の臭い、坊主頭の煙草の臭いで曲がりそうだった。
サイトウが足でもがこうとするも、足の上に顎鬚に座れ動きが封じられてしまう。
業を煮やした坊主頭が、ズボンとトランクスを一緒くたに破き、サイトウの引き締まった臀部があらわになった。
「ンゥー!ゥー!」
サイトウは拘束から逃れようとするが、桁外れの筋力がそれを許さない。
坊主頭の右手が佐藤の肛門括約筋をこじ開けようと、人差し指、中指を伸ばして迫る。
ヒヤリとした手が臀部に触れる。
「んン!」
ローションもなく、一息に指が佐藤の肛門括約筋を突き抜け、デリケートな内部に差し込まれる。
「ンンッッッー!」
まるで器具を挿入された感覚に違和感を覚える佐藤。だが挿入された指はおかまいなしに前後運動を開始する。
「んっ!ン!・・・んン、ンッ!」
三日間のストレスもあり、佐藤の体はされるがままに反応していた。
「ン・・・んっ!ん!ン!ンゥ!」
(く・・・ガントウさんっ・・・!)
佐藤の目には涙が溜まっていた。
「ん!っや!ンゥん!んゥ!」
悔しさと、恥ずかしさが綯い交ぜになり、自分が酷く情けなくなる感情。
だが、身体はそれとは関係無しに反応してしまう。
「んン、ンッ!んゥぅうウゥー!」
一度果ててぐったりする佐藤。坊主頭の拘束も解けた。
(これで開放される・・・)
だが後ろでカチャカチャと金属がぶつかる音がす聞こえる。首を捻って確認すると、顎鬚がベルトを緩め、自身のを露出させていた。
それを見て、佐藤は必死になって立ち上がろうとするが顎鬚に蹴飛ばされ、部屋の隅まで飛ばされる。
(あれを入れられたらこいつらと同じようになってしまうのか・・・。ガントウさん・・・!)
迫り来る顎鬚。佐藤が覚悟を決めて目をつぶる。
 ダーーンッ!
衝撃音。佐藤が驚いて目を開けると、パイプ椅子を片手に持ったガントウ刑事が立っていた。
「夢か・・・?」
佐藤が呟く。
「アー」「アアー」
横を向くと先ほどまでガントウの位置に立っていた顎鬚と坊主頭がノロノロと立ち上がるところだった。
どうやらガントウ刑事がパイプ椅子で吹き飛ばしたらしい。

ガントウ刑事が佐藤に向かってニヤリと笑みを作る。
あの時あきらめかけた佐藤を立ち上がらせた、あの笑み。

佐藤が目を擦って涙を拭く。
「そうです!ここから反撃開始ですね!」


ナレーション:『筋肉刑事 of the END!! 公開未定!乞うご期待!』

132:筋肉刑事 of the END あとがき
11/03/15 23:46:07.19 lQTW5sjJ
ゲームのPV、というか導入部分をイメージして書いた。
・・・のだけど、説明しないとわからないよな。そこは反省点。
元ネタは某が如くの発売延期と、その体験版。
一応エロも書いたのだけど、おまけだな・・・。

この書き込み部分で書きすぎると自分の気持ち悪さが出るので終わります。
いるかわからんけど、読んでくれた人、ありがとう。

133:名無しさん@ピンキー
11/03/16 00:11:06.91 2EZXmW8u
花ちゃんが喜びそうだな、乙乙

134:名無しさん@ピンキー
11/03/16 00:22:26.61 zmU3eInp
筋肉刑事 of the ENDを書いた者。
『その3』が二つあるのは章ごと・・・というのは言い訳で、単純にミスです。

他にも誤字脱字、あるかもしれません。苦情も必要かな・・・。

135:名無しさん@ピンキー
11/03/16 00:58:40.74 zr+mO5OJ
白粉さん何やってるんですかwww

おもしろいぐらい脳内描写されたww



136:名無しさん@ピンキー
11/03/16 02:21:08.41 b8Ik/q1Y
テラ白粉wwww

137:名無しさん@ピンキー
11/03/19 11:20:58.17 IloXhPY7
筆がノってくるとサイトウが佐藤になるとか
そんなもんまで再現しなくていいからw

138:名無しさん@ピンキー
11/03/22 20:15:23.26 RwmBdeEK
うほほーいウルフズベインたまんねー

139:名無しさん@ピンキー
11/03/29 23:50:54.96 i7h+zZ5T
ほしぃ

140:名無しさん@ピンキー
11/03/30 14:46:45.24 Ar03gUvz
>>137
ほんとうだw芸が細かいw

141:名無しさん@ピンキー
11/04/07 11:33:23.89 yd1vpbWa


142:名無しさん@ピンキー
11/04/09 18:50:25.86 /gEpBeBr
保守

143:名無しさん@ピンキー
11/04/12 10:39:11.43 3GNof3Ao
保守

144:名無しさん@ピンキー
11/04/14 23:20:06.23 tTQT2r7t
保守

145:名無しさん@ピンキー
11/04/17 19:46:02.66 bvMcHkuq
保守

146:名無しさん@ピンキー
11/04/17 19:47:08.35 ABnNgGSD
>>113はどうなったのか

147:名無しさん@ピンキー
11/04/17 22:00:14.98 ogvVAr0q
アサウラが関わっているらしい
アクワイアの「Akiba'strip」はココで話題を出してもいいのだろうか?

148:名無しさん@ピンキー
11/04/17 22:21:50.62 Vea/aJcx
シナリオについてならいいがゲームの攻略法とかはさすがに自重

149:名無しさん@ピンキー
11/04/21 13:59:18.71 0UIkp9VG
アサウラさん何処まで関わってるんだろうな…あのゲーム。

結構エロパロ向きだと思うんだ…
ストリップアクションとか。

150:名無しさん@ピンキー
11/04/23 09:31:59.75 VeiqhHWg
ベン・トーは「食べたいと思う欲求」
アキバズトリップは「脱がせたいと思う衝動」

それであんな動きが出来るんだ…人間ってスゴイネ。

151:名無しさん@ピンキー
11/04/23 17:09:31.33 B/L4Kzf0
食欲→性欲→ときたら次は睡眠欲か

152:名無しさん@ピンキー
11/04/23 22:49:23.50 AwX8uCe2
睡眠欲となると・・・
深夜に暴走族が騒いでて眠れないからとブチのめしにいく男たちの話とか?



153:名無しさん@ピンキー
11/04/26 18:50:36.32 ww58yilb
保守

154:名無しさん@ピンキー
11/05/04 09:27:14.57 azIWUtZX
二人揃って弁当を獲れた祝勝会として佐藤が白粉にジュースをおごることになり、
なぜか店員が間違って「氷結」を買い物袋に入れ、
それを誤って飲んだ二人が妙なハイテンションになり、
しかもどこをトチ狂ったのかアナルセックス談議に
「そんなところに入るわけがない」と童貞の癖に断言する佐藤に
白粉が「じゃあ入れてみましょう」と


そして
気がついたら
いつの間にか―


「すっ、すごい!! 脳天までびりびりキます! おほぉ……ッ! おしり、お尻がこんなにイイなんて……ッ!! サトウ……サイトウ刑事も夢中になるわけですね!」
「はじめてが女子高生のアナルだなんて……僕は何か間違った大人の階段を猛ダッシュしていないか!? だが止まらないッ!! セックスするッ!! もっとセックスするッ!!」


佐藤の童貞は
白粉のアヌスに
食われていた―


「すみません。ノーカンにしてください、白粉先生。頼む真剣に」
「では、二人だけの秘密ということで」
その後、白梅に隠れながらの二人のアナル訓練日記が始まるが、それはまた別の話だ……




といった電波が届いたんだが、誰か送信先間違えなかったか

155:名無しさん@ピンキー
11/05/04 10:15:35.97 0UlhBp+N
間違っていない

だがそのとき氷結の先輩がどこで何をやっていたのかだけkwsk

156:名無しさん@ピンキー
11/05/04 11:45:28.70 azIWUtZX
その頃先輩はドSの麗人にイジられて、野外露出に目覚めていました

157:名無しさん@ピンキー
11/05/04 18:04:49.93 pg+D3aPA
はやくkwsk

158:名無しさん@ピンキー
11/05/05 00:36:44.51 2NUPxPa1
>>156
kwsk


159:名無しさん@ピンキー
11/05/06 09:45:25.87 VDhqlhvj
白粉が(前の穴未使用にも拘らず)後ろの処女をささげていたその頃―

「ふっ、今夜はいい戦いだったな」
 ”氷結の魔女”こと槍水仙が、大きな月を見上げながら満足げにつぶやく。
「まさか残っている半額弁当が二つだけとはね……。ま、その二つともアタシたちが獲っちゃったワケだけど」
「ま、順当な結果といえば順当な結果だった」
「そうね―それより、気づいてる?」
 奢我あやめが金髪を揺らして振り返る。
「何をだ?」
「スパッツ……」
 という単語をあやめがつぶやくと、仙はギクッと身体を硬直させる。
「はいてなかった、よね」
「い、いやその……うっかり全部洗濯してしまっていて……だ、だから! ええと……」
 赤面してしどろもどろ弁解する仙に、あやめはばっさりと言った。
「仙って露出狂?」
「な! な、何をいきなりッ!! そそそんなわけないだろう! 変態は佐藤の馬鹿だけで十分だ!」
「でもあんな激しいアクションしてさー、スカートでさー、そりゃあ丸見えだったよねー」
「うっ……」
「周りの男どもも仰天してお頃のシャッターを押しまくってたしさ。そのせいでいつも強敵だった奴らも腹の虫よりチンコの欲求が勝っちゃって弱体化してたし、ひょっとして新しい戦術なのかと思ったわ」
「い、いや……争奪戦の最中は夢中になって忘れていて……き、今日は見るだけ見て帰ろうと思っていたんだ! 参加するつもりは……。でも麗人、お前がいたから」
「アツイ勝負になると思った?」
「……気合が入っている顔をしていたからな」
 にやり、と笑みを交わす雌狼、二匹。
「それはそうとして、あの時……弁当を取った瞬間のことだけど」
「ん……? ああ、一瞬、お前は妙な動きをしたな。そのおかげで、隙を突いて先に掻っ攫うことができたわけだが」
「あの瞬間、実はアタシ、仙のおパンツを抜き取ってたのよね」
「…………。は…………?」
 仙は(お前は馬鹿なのか?)という顔でぽかんとあやめの顔を見つめた。あやめは真顔でそれを見つめ返し、そして弁当の袋からそっと、くしゃくしゃに丸まった布切れをつまみ上げた。
 ―色は、ピンクと黒のストライプだった。
「そ……れは私のッ!」
 はっとなって自分のお尻に手をやる仙。ない。なかった。そんな……そんな馬鹿な、あの一瞬で? たとえキックを放つために足を上げていた瞬間はあったにしろ、あの高度な攻防の中でそんなおふざけをするとは……!!
「ばっ、馬鹿ァ!! か、返せッ!」
「フ……」
 あやめはこれ異常ないほどのいじめっ子づらで仙を見下ろした。
「ノーパンで他人の縄張りをうろつきまわる女狼ってどうなのかしら? 発情期? ふふーん」
 あやめは指でくるくるとこれ見よがしにパンツを回してみせる。
「返せッたら!」
「何してくれる?」
「クッ……な、何って……」
「何かしてくれんだよね? まーさか、ただで返せとかいわないよねえ?」
「そ、それは……じ、条件は何だ、麗人ッ!」
「あ? やるんだ? そうね、じゃあまずはー……」

 悪魔の交渉が始まった。
 そしてそれはもちろん、奢我あやめの独壇場であった。


160:名無しさん@ピンキー
11/05/06 10:07:22.46 VDhqlhvj
「だ、だれも見てないだろうな!」
「見てないってば。……アタシ以外ね」
「く、くそ……こんなこと、金輪際今回だけだからな!」
「はいはい、そうだといいねー?」

 ”ノーパンスカートのまま倒立”
 あやめが出したのはそんな条件だった。
 悪魔としか思えない所業だ。

「……ど、どうだ!」
「おー! 倒立きれーい。ふともも白いねー、くすぐり回したくなるわ。さーてどれどれ……かんじんなところは」
「や、やめろばか! どこ触ってる!」
「まんこ」

 月光の降り注ぐ人気のない夜の公園。その滑り台の陰で、少女二人のひそかな遊戯。

「そういうこというなッ! 馬鹿ッ!」
「おけけうすーい。くぱぁ、ご開帳。ほらほらじたばたすんな、おーやー、濡れてきてませんか、お仙さんや」
「そ、そんなことあるかッ!」
「あ、誰か来た!」
「う、うわわっわぁっ!」
「じょーだーん」

 ばふっ、とスカートを頭にかぶせて茶巾包みにされる仙。

「や、やぁっ! なんだこれ、どうなってるんだ!? 放せ、おい、真っ暗で何も見えないぞっ!?」
「え? アタシはよく見えるよ、仙のエロい下半身が」
「や、やぁ……!こ、こんなところ人に見られたらどうするんだ!」
「さあてねー? どうなっちゃうのかなあー? あ、もうこんな時間かあ。家帰らなくっちゃなー。この娘どうしよー、このまま朝まで公園に放置しようかなー」
「麗人……! お前は鬼かッ!? こ、こんな恥ずかしい格好で……!! 麗人、後生だ! もうやめてくれ!」
「『お願いします』でしょ?」
「ぐッ……!」
「あ、泣くの? いいよ泣いても? アタシ泣いてる女子イジメんの大好きなの」
「だ、誰が泣くかッ!」
 仙は湿った息ですすり上げると、『お願いします、もうやめてください』とか細い声でつぶやいた。
 あやめはその声に性的に感じたように、ぞくぞくッ、と背中を震わせて頬を紅潮させる。
「ああ……! やっぱ、いいわ仙は……! こう、サド心にぐっとくるっていうか……」
「や、やめてくれる……んだよな?」

 あやめの口元が花のようにほころぶ。可憐な、しかし猛毒のある極彩色の笑み。
 無造作に伸ばした金髪が月光に輝き、ブルーの瞳が危険な輝きを宿す。

「もちろん、やめてあげるわよ。―アタシが好きなだけ弄繰り回したあ・と・で♪」

 あやめの指が暗闇を突き破り、仙の股間へ触れる。

(省略されました 続きを読むにはワッフルワッフルとry

161:名無しさん@ピンキー
11/05/06 14:03:02.68 tC7hMy7e
うっひょ~~~~~!

ワッフルワッフル

162:名無しさん@ピンキー
11/05/06 20:28:04.25 +Uam4RPw
ワッフルワッフルゥゥゥゥゥゥゥゥ!

163:名無しさん@ピンキー
11/05/06 22:06:38.66 962Smgc1
ワッフルワッフル
ワッフルワッフル
ワッフルワッフル
ワッフルワッフル
ワッフルワッフル
ワッフル

164:名無しさん@ピンキー
11/05/07 12:23:06.50 1cOojh3I
ワッフルワッフルワッフルワッフル

165:名無しさん@ピンキー
11/05/07 19:39:05.08 BfBRaeN9
仙が金城に告白してるところを見てしまい落ち込んでしまった佐藤をあせびちゃんが慰めようとファミ部の部室に誘う
しかし不幸にもスプリガンに捕まり失恋のショックからまともに反抗出来ない佐藤はオッチャンにバッテリーチャージされてしまう…

というところまで妄想した
続きは白粉先生にお任せしたい

166:名無しさん@ピンキー
11/05/10 21:54:19.47 POnsiv2c
保守

167:名無しさん@ピンキー
11/05/13 23:55:50.02 DFM9JylI
梅様は?

168:名無しさん@ピンキー
11/05/15 02:42:11.91 +BJmw2tt
「白粉、今なんで画面隠した?」
「えええええ、何でもありませんよさ、サイトウさん?ああっ!」
僕は溜息をつきながら白粉を後手で捻りテーブルに押し付けた
「この前の録音が随分と役にたってるみたいだな……」
「ええ、敵組織に捕まったサイトウ刑事が張形を口にって違うんでs痛い痛い!」
もがきながらも自らの欲望を垂れ流すと同時に墓穴を掘る白粉
「お前なあ……そろそろモデル代はらって貰うぞ。決めた、今日が回収日だ」
もう片方の手で白粉のスカートをめくったところで
「やりすぎかなと思うけど怒ってるのは事実だし、もうこういうの書かないっていうんならここで終わらせる」
顎でPCのモニターを指し最後通告を突きつける、正直さくらんぼな僕にはこれが限界だ 折れてくれ
「で、できませんっこれは私のライフワークでもあるし何千人の読者がががああっ」
心がどんと冷たく落ちていくのを感じながら右手で腕を捻る力を加え左手でクマ柄の布を下ろす
「普段不潔とかいう割に綺麗にしてるなあ」
剥き出しのお尻を軽く一打ち
 




169:名無しさん@ピンキー
11/05/15 04:59:36.53 NxiZ2TGp
ワッフルワッフル

170:名無しさん@ピンキー
11/05/15 08:45:01.98 +BJmw2tt
「ひゃん、何をっ、してるんですかあっ、」
「大声出して見つかると俺もお前もこの同好会も危ないぞ」
観念して声を押し殺す白梅 理不尽な目にあっているというに
更に不利な状況を受け入れる この娘の将来が心配だ
「まぁ言う事を聞くしか無い訳だけどね、続けるよ」
「うっ、くっ、ふうん……ぅぅ」
緩急をつけた打撃ごとにくぐもった声をあげる
何と申しましょうか満足に動けないまでも身をよじりながら
可愛らしい声をあげる仲間の普段見せない痴態を見てしまうと
僕のライジングロッドが獣王記ばりにその姿をフォームチェンジ
「おやおや白粉さん、なんだか満更でもないみたいですな」
いかん、心まで獣になってしまうぞ
「そんな、そんなわけえっ?」
最後まで言い終わらないうちに先程まで触れていた部分より
下に手を伸ばす ここからは更に未知の領域だ
「これ以上はしゃれになりませんよぉっ、やめえてくださィっ」
「だから大きな声を出すなってば」
非難の声をあげる白粉を無視して大事な部分をなぞる
この娘さんなんだか湿らせてるよ 困った子だなあ
「あれれこれは白粉さん、もしかして今ので感じてらっしゃいました?」
いぢめるときは体と心と何かの本で読んだハウツーを参考に
言葉を投げかける
「ちがっ、違います。そんなわけっううう……」
今まで堪えていた強がりにトドメをさされたのか嗚咽をもらしはじめる
あれ?なんか可愛いぞ?だって相手はあの白粉ですよ?
ごめんよ内本君、僕はどうやらS側の人間らしい

171:名無しさん@ピンキー
11/05/15 08:54:40.41 TnPHNv3U
こっそり白梅と書くなんて、こやつ中々やりおるわい

172:名無しさん@ピンキー
11/05/15 09:28:36.16 gcc48+E5
続きは?
ねえ続きは?

173:名無しさん@ピンキー
11/05/15 09:30:17.48 +BJmw2tt
湿り気を帯びた丘に手を添えたまま上下に動かす 神秘の世界が今
「だめっだめですっやめてくださいっ、他の事なら何でもしますからっ」
筋肉刑事が他の事に含まれてない事が明確な以上手を止める理由は無い
白粉の訴えは無視して上下から左右にそしてその中に指を這わせる
「嫌ぁ、嫌だよぉ こんな形でなんて」
小さくなってしまった声で抵抗の意志を示す白粉
「そっか、そりゃ無理矢理好きでも無い奴に初めてを奪われちゃうなんて嫌だよなぁ」
「えっ!?そ、それは」
なんだか意外そうな視線をこちらに向ける白粉 言い当てられたのがショックなのだろうか
「僕も鬼じゃないからね、せめて前はとっておいてあげよう」
少しだけ残っていた仏心に自分自身でほっとした僕は今や充分に潤った丘から
蜜を掬い取り少し上部の穴に擦り付ける
「な、何をするんですかっそこは合ってるけど違いますっ!」
「潤滑油代わりだよ、今からお前がサイトウ刑事だ」
えっ?えっ?と戸惑う白粉の後ろから中に僕のライ(略)が進入を開始した
どうやらベッド下コレクションから得た知識が功を奏したようで
なんとか入り口をこじあけることに成功した
「はあっ!あがっ……くっ」
満足に声を発することが出来ない白粉を気遣う事も出来ないくらいの締め付けが
僕の分身を襲った さくらんぼな僕にはどちらがどうか比較できないけど
初体験というのはこういうものなんだろうか
「もうちょっとで全部、はい……った」
きつかったけど第一歩をやり遂げた
「くふぅぅぅぅっひうっ」
息とも声とも付かない白粉の声を聞きながら第2フェーズに移る
「動かすぞ、白粉」
その声を聞いた瞬間今まで脱力していた表情が恐怖へと変わる うん、可愛い
捻る必要のなくなった腕から手を離し両手で腰をホールドする体制に移る


174:名無しさん@ピンキー
11/05/15 09:36:07.59 +BJmw2tt
>>171
すみません今気付きました 
白粉でした こういうのはじめてなもんで


175:名無しさん@ピンキー
11/05/15 10:28:10.32 oOw1HuIO
>>174
さぁ、白梅様の話を!

176:名無しさん@ピンキー
11/05/15 10:32:17.81 +BJmw2tt
「何でこんな事になっちゃったんだろうなあ?白粉」
彼女自身がしたいであろう問いかけを代弁しながら抽挿を開始する
暫く黙々と没頭する HP同好会部室に歪な音が一定のリズムで響く
下腹部からの刺激が只の圧迫から若干心地よいものに変わってきた辺りで
「ふうぅっ、うん、んっんっ」
白粉の苦しげな声の中に違う性質のものが混ざりはじめる
「あれ?白粉も良くなってきた?こっちだけが気持ちいいなんて不公平だもんな」
確認と同時に責めのフォローもしておく これは本来お仕置きなのだから
「ぜったいに、ちが、います。こんなむりやりなの」
可愛らしい否定をしながら僅かに残った気力で強がる白粉
「そりゃそうか、じゃあ次からはちゃあんと優しくするからな……」
自然とこれからもこの関係を続けていくと宣言するあたり
僕の中の獣はケダモノになったようだ、どうやら進化の余地を残していたらしい
「えっ、きょうだけじゃないっのっ」
そんな絶望の言葉を言いながらぐったりした白粉の体を抱え椅子に移る
「それは今日この時間しているコレは受け入れてるって事と受け取るよ」
「だからぁそれはちがうっぜんぶちがいます」
即座に否定 だがもう言葉にも力が無い
「どっちでもいいんだけどね、あ、そろそろ出る」
終焉にむけてスピードを上げる こんな時バネ式の椅子は便利だ
「えっ?やめやめてやめうあっ!」
一番深い位置で白粉を捕らえ全てを注ぎ込む
「いやあぁぁぁぁぁ」
僕の肩に頭を乗せたまま小さな断末魔を吐き出す 今度は顔が近いからしっかり聞こえた
「ふぅ……白粉、これからもよろしく」
放心している白粉に繋がったまま念を押し ゆっくりと彼女の中から離れた
ケダモノから賢者になった僕は白粉のカバンから消臭と消毒グッズを取り出し
汚れた部分を掃除した 彼女に服を着せてアフターケアもばっちりだ
「あ、そうそう白梅には相談とかしない方がいいと思うよ?お互いの為」
そうして本棚の間からこの前没収した白粉ののビデオカメラを取り出し
元持ち主の目の前にかざした
狩りより体力と精神を消耗した事もあり虚ろな表情で僕の言葉を黙って聞く白粉
「大人しくしてりゃ可愛いと思ってたけど、別の可愛い部分がみれたな」
とひとりごちながら白粉を背負う、流石に家に帰さないといけない
著莪の力を借りると全てがコンマ1秒で露見してしまうので避けねばいけない
「それにしても先輩が今日来なくて助かったよ」
と部室のドアを施錠しながら学校を後にした
「白粉編 了」

177:名無しさん@ピンキー
11/05/15 10:35:40.43 oOw1HuIO


178:名無しさん@ピンキー
11/05/15 10:37:19.83 +BJmw2tt
終わりです
>>175
ごめんなさい


179:名無しさん@ピンキー
11/05/15 10:44:40.63 oOw1HuIO
ごめんなさい戴きましたー!

他のMの兄弟が立ち上がってくれる事を祈ろう

180:名無しさん@ピンキー
11/05/15 10:57:19.06 +BJmw2tt
多分書いたら白梅さんが白粉さんの動画をネタに~とかいうアレになっちゃうと思いますので
白梅さんが受けにというのもどうかなあと

181:名無しさん@ピンキー
11/05/15 11:55:29.30 xQQYuu0v
梅様が受けですと
気の強いおにゃのこを無理や(ryなんて夢のようじゃないか

182:名無しさん@ピンキー
11/05/20 22:44:07.37 PAIVx597
書けばいいじゃない

183:名無しさん@ピンキー
11/05/22 00:14:24.92 C9f6zoj6
目が覚め体だけで起き
欠伸をひとつ 昨日は狩りなんてしてい無いのに
体が丁度いい位に疲れててぐっすり眠れたようだ
徐々に頭も覚めていく、そして昨夜の記憶が寝ぼけた頭に引っ付いてくる
あれ?何しちゃってんの僕?
事の発端は昔のビデオ製作を思い出し
バンジーを越えるインパクトのある動画を
撮ろうとして華を添える意味でヒロインとして
仲間の白粉を交えたハプニング映像を完成させるつもりだった
そして出来上がったのは 
僕の年齢ではプレイしてはいけない類のゲームに使われる
2文字を頭に冠する 陵辱ビデオだった
阿呆かあァァァァ! 
かけがえのない仲間であり(たまに)可愛い妹分である
そして何より大切な友人である白粉のバックファーストを奪い
ビデオを回し定番の脅迫 はいスリーアウト
てかワンアウトの時点で有罪です
どうしようどうしよう
許してもらうとかいう次元を超えている
どうかしてた 事が終わった時点で冷静になることもなく
放心状態の白粉に釘を刺してビデオを持ち帰り
安らかな眠りにつく 今まで僕が生きてきた人生の経過で
どうすればこんな悪魔の所業が出来るのか 出来た
どの時点で後ろにお縄がまわるのかなあ
だけど今考慮すべき事はそれじゃ無くて
白粉に謝ること 許してもらう為とかそういう意味じゃなく
ハラキリや紐無しバンジーはその後だ
今から白粉に会いに行こう 妙に落ち着いた気分で
顔を洗い服を着替え学生寮を出た所で

「佐藤さん」

昨日と変わらない白粉がそこに居た

184:名無しさん@ピンキー
11/05/22 21:38:41.69 jdXRRItN
どうした?

さあ、濃い!

185:名無しさん@ピンキー
11/05/23 00:19:32.66 Qp0NU0A6
「おはようございます」
「あ、ああおはよう」
笑顔でも怒っているでも無表情でも無く
ただすまし顔の白粉に挨拶を返す
何故ここに?それは待ち伏せしてお前を涅槃に送るためだよ
何故そんな普通にしてられるんだ?気取られない為だよ
何故僕は何も言えない?言えないんじゃなくて言わないんだよ
「ささ、時間にまだ余裕はありますが。そろそろ行きましょう」
思考に囚われ言葉を失い固まる僕に登校を促す白粉
彼女の意図が判らないままとりあえず今はその言葉に従う事にした
白粉は60cmくらいの距離を保ちについてくる
「なあ、白粉。昨日の事なんだけど……」
怖くて表情が確認出来ず前を向いたまま後ろの気配に問いかける
「ごめん、酷い事をした。謝ってすむ話じゃないけどっ!?」
白粉に向き直り謝罪の言葉をかけた瞬間きょとんとした表情の彼女と目が合った
両耳にはイヤホン それを無言で抜き取り自分の耳にあてる
そこで僕は彼女が先日部室で聞きながら悦に入っていた
マッスル大行進のクライマックスパートを聞く羽目になった
僕は白粉の髪をいつものように引っ張るでもなくイヤホンを
そっと持ち主のあった場所に戻した
手を離す時に少し耳に触れてしまいビクッと上下に揺れる白粉
「や、あのこれは違うんですごめんなさい」 何故謝る
いたたまれなくなり再び学校に向かう 
後ろからたたたっと白粉のものであろう足音が聞こえ 距離を置いて止まった
部室で起きた事は部室でケリをつけよう できたら 善処したい 遺憾に思う


186:名無しさん@ピンキー
11/05/24 01:22:19.13 wfSIFWRk
いったいどうしたというのだ・・・

187:名無しさん@ピンキー
11/05/25 22:13:52.09 sxMS8oDX
白梅梅
桃白白

188:名無しさん@ピンキー
11/05/29 01:34:09.85 lxVLXOd3
今日も先輩は私用で席を空けている
部室にカタカタと不規則に響くキーボードの音
昨日と同じく僕と白粉しか居ない
それにしてもこいつもうテキスト隠そうとしないのな
そりゃあ負い目はありますけど 火が付いた原因でもあるんだぜ? それ
いかん、悪い流れに 朝みたいにイヤホンをつけてないのを確認
「白粉、あのさ」
ビクッと動きの止まる白粉
「ごめん、何を言っても言い訳にしかならないから……」
白粉が顔を上げて視線を合わせて来た
「その言い訳聞きたいです」
愕然、今から陳述をしなければイケナイのか いいだろう
「正直に言うとドッキリムービーを撮るつもりがムラムラ来t」
「そんな理由で!もう少しで散らす所だったんですよ!?」
怒りに任せて被せてきた そりゃ怒るよね 後ろはアウトだけど
「嘘でも白粉が可愛いからいけないんだとか内山さんの代わりにとか言えないんですか!」
う、内山君とはそんなんじゃないやい てか可愛いかったら許すのか
「もしかしたらって思って無理矢理気持ちを落ち着けたのに」
ぼそぼそと何かを俯きどんよりとした空気を纏う白粉
「サトウ刑事は次巻で陽の光を浴びれなくなってもらいます」
と、決意表明を行い再びPCに向かう
「だからいい加減そういうのやめろよ!」
後ろに回りこみいつものように髪を引っ張、れない
「もう……」
構えたまま固まる僕の胸の中に椅子を後ろに傾けて白粉が身を預けてきた

189:名無しさん@ピンキー
11/05/29 01:39:02.63 eEYv1pc2
ktkr

190:名無しさん@ピンキー
11/05/29 01:41:24.15 lxVLXOd3
ごめんよ内本君・・・
あとエロにならないようどうしよう

191:名無しさん@ピンキー
11/05/29 01:54:26.94 eEYv1pc2
エロくならなくてもいいじゃない、と言うわけで続けてくださいお願いします

192:名無しさん@ピンキー
11/05/29 03:10:30.99 lxVLXOd3
なんだこの状況 なんか言わなきゃ 喋って白粉さん
「お、おしり痛かったんですからね」
1分程度の沈黙を破り表情は見えないが多分むくれている白粉がぽつりと
「あと怖かったです……いつもと違ってなんか変態じゃなくて悪魔っていうか」
面目ねぇ本当に面目ねぇ 明日から二つ名悪魔でいいよ
「でもですね……でも無い奴にっていう訳でもないです」
え?よく聞き取れなかった パードン?


193:名無しさん@ピンキー
11/05/29 03:13:57.56 lxVLXOd3
「著莪さんが居るから諦めてたのになぁ、酷いです佐藤さん」
言い終わると僕の両手を取り自分の体に巻きつかせる白粉
「そこで何で著莪の名前が出るんだよ、流れがわからないぞ」
覗き込む僕の顔が見えるように首を後ろに傾け悲しげに笑う白粉
「佐藤さん、これからも私書くの止めませんからその代わり」
いやいやいやいや僕の毒気にあてられておかしくなっちゃったのかい
「平常は今のままの関係で、心は諦めましたからせめて」
「お前が何を言っているのか咀嚼しちゃうと駄目な気がする」
なんか酷い事を言ってるのは自分でも判る

194:名無しさん@ピンキー
11/05/29 03:18:11.99 lxVLXOd3
「普段から汚いって言ってるのに髪は引っ張ってくるし、もっと深い所まで
入り込んできちゃいましたから佐藤さんは」
ああ、僕は大事なものを壊しちゃったんだと痛感した
「壊れてなんかいませんよ?もう我慢するのを止める事にしただけです」
まるで読んでいるかのような返答
「それってどういう……」コンコン
質問を遮るように短いノックとドアが開く音ともうひとつ
「白粉さん居ますか?」
その訪問者は僕達をみて固まる
ああ、僕はその(勝手につけた)あだ名通りこの世にバイバイしなくちゃいけない
状況がどうであろうとこの人は僕を絶対に八つ裂きにするから
そうだよね 白梅さん

195:名無しさん@ピンキー
11/05/29 03:22:53.99 lxVLXOd3
すみませんまたいつか
次は白梅さんの話になってくるんじゃないかなあと思います

196:名無しさん@ピンキー
11/05/29 08:26:28.71 eEYv1pc2
乙乙!!
梅ちゃんのも楽しみに舞ってます

197:名無しさん@ピンキー
11/05/29 15:54:37.34 ev8o3j9q
おつ~

梅様の活躍期待してるん

198:名無しさん@ピンキー
11/05/30 23:15:34.37 YkO9Y4X6
わたしには大切な人達が居る 勿論家族であり
そして小さな頃から一緒の 
愛していると言っても過言ではない
白粉花さん
名を体言するかの様に可愛らしく可憐な花だ
が 最近その芳しい香りに惹かれ悪い虫が寄ってきた
佐藤洋
小、中学校時代と彼女はわたしの見えない手の届かない所で
理不尽な仕打ちを校内で受けた 都度対処してきたけど
彼女はそれが原因か自分を卑下する事が多くなった
これ以上状況を悪化させ無い為に以前と同じく合法的に
学校での権力を握り彼女が心安らかに過ごせる環境を作るのがわたしの使命

199:名無しさん@ピンキー
11/05/30 23:18:50.38 YkO9Y4X6
高校生にもなり美しく成長した彼女に違う方向のアプローチで
脅威が迫るのは必然 即座に虫 
いや佐藤洋に彼女との関係性を問いただす
言質を取り杞憂に終わり安心したのもつかの間
彼女は佐藤洋と同じ弁当を奪い合う怪しい同好会に入部してしまった
彼女の自主性と創作活動に必要なのだという理由で渋々これを認めた
校外活動でも一緒という間違いが置きかねないファクターが
ある事からわたしは二人の監視を継続する

200:名無しさん@ピンキー
11/05/30 23:37:13.11 YkO9Y4X6
白粉さん以外の人間
しかも男子を視界に入れるのは不快だが仕方が無い
丁度同じクラスという事もあり動向の監視は容易だ
最初の接触から日数も経たないうちから琴線に触れる失礼な
ニックネームをくれたり彼の奇行には枚挙に暇がない
始めは彼に白粉さんが汚染されるのを恐れていたけど
HP同好会入部後から自主性が回復してきた節もあり
何より白粉さんに友人として接する彼を信用しても良いかとすら
日が経つにつれ仲の良い兄妹の様にじゃれあう二人を見る機会が増え
心がざらつくようになってきた
彼のスタンスは変わらないけど白粉さんは徐々に変わっていった
決定的だったのは恒例の彼の怒りに触れた白粉さんが髪を引っ張られる場面
無言で彼を叩きに近づいたわたしが見たのは白粉さんの嬉しそうな顔
わたしでも見たことの無い笑顔


201:名無しさん@ピンキー
11/05/31 00:02:46.44 TrbW7lhb
以前のわたしなら手段を選ばず言葉通りの死を彼に与える所
だけど振り上げた手はそのまま力なく垂れ言葉はかき消された
これ以上は危険と判断したわたしは気持ちに蓋をしたまま日常に
それから更に日を重ね新たなファクターが現れた
著莪あやめ 彼の従姉妹 白粉さんとは対極の美しさを持つ女の子
彼に似てやんちゃな所の有る著莪さんは白粉さんをターゲットにして
いじくった それはわたしのです 領有権を明らかにする為に
著莪さんを招待して体に覚えこませる この前の鬱憤もあってか燃えた
ついでに彼と著莪さんの関係も聞いておく 勿論白粉さんと引き離す材料に使う為
従姉妹であり只の腐れ縁という割に満更でも無い様子 あなたもですか
彼が事実上のフリーと知ってもがっかりしなかった 安心もできなかった

202:名無しさん@ピンキー
11/05/31 00:11:37.41 TrbW7lhb
すみません
会話とか無しで何を書いてるのやらです
今日はこんな感じで


203:名無しさん@ピンキー
11/05/31 00:16:01.29 Ao2JIG3k

生きる気力が湧いてきた

204:名無しさん@ピンキー
11/05/31 01:17:20.52 HIGOeWCH
今月は余裕で乗り切れそうだ

205:名無しさん@ピンキー
11/06/01 00:27:33.03 2x8qtt4b
わたしの中の人物相関図が少しづつ更新されていく中
諸悪の根源である所の佐藤さんは立ち位置を変えずに奇行が平常運転
ある日資料の編纂を手伝って貰っていた時に二人きりという
シチュエーションに脳が誤作動でもしたのか粉をかけてきた
何回殴られたのかカウントできないほど痛めつけてきたのに
何を口走るのか わたしの担当じゃない 白粉さんや著莪さん 駄目だ
おかしくなる とりあえず殴っておいた
物理的にも精神的にも遠ざけたい
ここで同じクラスという利点が反転する 本当に?

206:名無しさん@ピンキー
11/06/01 00:29:32.32 2x8qtt4b
小刻みに事態は動く 
わたしの家にあろうことか佐藤さんを招待するはめに
異様に反応する父 はずかしい とてもはずかしい
鍋という調理の特性上個別に手を抜いたり毒を盛るわけにもいかず
何より客人 たとえそれが…… このひとは一体何なんだろう
理由はどうあれ腕によりをかけた海鮮チゲ鍋がお気にめした様子の佐藤さん 
さあ早くゴーホームしなさい ハリー!ハリー! 何かがわたしに取り憑いた
これから安寧の時間が待っているはずだったのに
佐藤さんと帰り道を同行しているわたし もう嫌だ
後方 離れた電柱の影から父の気配がする というか見えた
普段はそれなりに尊敬出来る父だが 時折見せるこういった
はしゃぐ所や無邪気な所はどうにもくすぐったい 

207:名無しさん@ピンキー
11/06/01 00:33:35.72 2x8qtt4b
いつもすみません
もう少しで白梅さんのターン終わるかと
また



208:名無しさん@ピンキー
11/06/01 00:48:55.19 Idf5s74x

梅ちゃん終わってしまうのか…

209:名無しさん@ピンキー
11/06/01 20:54:26.72 2x8qtt4b
似てるのだろうか そんなことはない
せめて佐藤さんもこの位のバランスを保って居れば
拳や平手といった暴力的な接触ではなく 
もっと別の 
そんなものはいらない
どうして彼中心に問題がすり替わるのだろうか
楽になってしまえばいい 認めてしまえばいい
その後にまた別の問題が出てくることは明確だが 今はすがりたい
頭を振る 熱でもあるのかわたし
こんな時は白粉成分を補給しよう それがいい 
今の私にとって何よりの特効薬
いつもは重い足取りも軽く部室棟の5階へ 形式上のノックを行い
ドアノブを回す そこには

210:名無しさん@ピンキー
11/06/01 21:19:36.23 2x8qtt4b
椅子に座ったままの白粉さん
その彼女を後ろから抱く佐藤さん
どちらも顔だけこちらに向け固まっている
わたしが入って来たことで温度は失われたが
確かにそこに 熱はあった
「う、梅ちゃん」
「白梅……さん?」
何かが露見したような二人の表情 昨日までとは違う二人の距離感
わたしの温度も失われていく さっきまであんなに熱っぽかったのに
「はぁ」返事の代わりに目を伏せ息を吐く
わたしもでした 
どうやら知らずの内に二兎を追った罰が今
踵を返し部室を後にする 何も聞こえないし聞きたくも無い
同時に失ってしまった 
可笑しくもないのに笑ってしまう 
傍から見ると今わたしはすごい顔になっているんでしょうね

211:名無しさん@ピンキー
11/06/01 21:33:37.29 2x8qtt4b
すみません
短いですがこれで白梅さんのターン終わりです
次はヨー・サトウのターンです
白梅さんの寝間着ってどんなんでしょうかね

212:名無しさん@ピンキー
11/06/02 12:33:00.68 0om5zwyl

個人的にバスローブであってほしい

213:名無しさん@ピンキー
11/06/02 22:03:33.16 71/7Sa1A

>>212とは気があいそうだ

214:名無しさん@ピンキー
11/06/03 08:59:33.11 d19qEjxF
ナイトキャップとかかぶってほしくもあるな

215:名無しさん@ピンキー
11/06/03 22:21:44.27 zSW+L4w7

今日も命を繋げられている事に安堵感と焦燥感を覚える朝
白梅さんが学校を休んで2日になる
これはもうアレが原因だよね 
僕を仕留めず去るなんて よっぽどショックだったに違いない
白粉の件もあるというのに ていうか白粉に手を出した時点で
どう転んでもモーコンでフェイタリティなんだよね ふぅ
出会い頭に惨いフィニッシュを迎えるのは辛いから
せめて自分で最期の場所は選ばせてもらおう
「そんなわけで白梅さんのお見舞い行って来る、僕一人で」
帰ってこれないかもしれないけどなという言葉は飲み込んで
白粉に僕の決意を伝える
「そ、それは……いや、お見舞いがいけないとかそういうんじゃないですけど……」
戸惑いながら白粉が答える
「流石に二人で行ったら白梅さん刺激しちゃうだろ?」
「……(コクリ)」
頷く白粉 ごめんな お前も心配だろうにさ 眼下の頭に手を乗せ撫でる

216:名無しさん@ピンキー
11/06/03 22:24:31.53 zSW+L4w7
「梅ちゃんにひどいことしないでくださいよ?」
おいおいなんだよ僕の方が今から酷い事されに行くんだぜ?
「判ってないですよ、佐藤さんは」
頬を膨らませながら僕の尻をつねってくる 珍しくニチャって無いな
「いてて、何をするか、まあ帰ってきたらお前に言わなきゃいけない事もあるしな」
この前からどうにも僕達はすれちがってる 
原因が僕にあるのは重々承知してるから どうにかしなくちゃいけない
前と同じ関係に戻るのは無理だとしても
少しの間逡巡し白粉に視線を戻すと喋りかけの状態で口を開け
目をとろんとさせながら僕を見上げている 顔も赤い
今なにかマズイ事言ったかな まあ熱だろう うん
白粉の額に手をやり微熱を確認し 今日は早く休むように含める
頷いたあと両の拳をぎゅっと握った白粉が
「梅ちゃんをよろしくおねがいします」と
判ってるさ……いいや、判ってないんだろうね

217:名無しさん@ピンキー
11/06/03 22:28:06.93 zSW+L4w7
すみませんいつも短くて
>>212
>>213
>>214 ありがとうございます 本当に助かります
次もヨー・サトウが色々と

218:名無しさん@ピンキー
11/06/03 23:26:59.79 Q59gDmVa
このままなしくずし的に梅梅とも結ばれちゃってそれを白粉に隠す展開だと俺得

219:名無しさん@ピンキー
11/06/04 00:21:08.42 +KkHDKdh
白粉にもバレて3P突入したら俺特

220:名無しさん@ピンキー
11/06/04 22:18:16.07 Pd7CYpXV
お見舞い用の定番フルーツ籠を手に白梅さんの部屋に向かいながら色々考える
こんな形でまた此処に来る事になるとはつい数日前まで思ってもいなかった
ああ、もうあんな楽しい夕餉にはありつけないんだろうなあ
「あの子体調も回復してるし そろそろ学校にも行かせないといけないから
佐藤さんその辺お願いしますね あとご飯もみんなで一緒に食べましょう」 
と、全く深刻でない風の笑顔でのたまっていた白梅ママ
信頼してくれてる所すいません、それ原因僕なんですよ
はあ お父さん居なくて良かったあ 悪い人じゃないんだろうけどどうも僕と白梅の仲を
怪しんでるみたいだし こんな状況を見られたら超光戦士に燦然しかねない
勇気をチャージングして白梅部屋のドアをノックする
「僕です、佐藤です お見舞いとその お話を」 
ネタを仕込んで入った瞬間眉間にナイフというのもありえない話ではないのでここは普通に

221:名無しさん@ピンキー
11/06/04 22:20:11.31 Pd7CYpXV
「返事が無い、肯定とうけとりつつおじゃましまーす」
お姫様が住んでる様な部屋を想像していたが 調度品もさほど多くなく
機能的な構成になっている なるほどこれも白梅さんらしいかな
「が、やっぱり広いね……教室くらいかっていけないいけない 白梅さーん」
部屋の窓下あたりに配置されたベッドに寝転ぶ白梅さんらしき人物に声をかける
やっぱり返事が無い
①近づいた瞬間スプラッターハウスのヒロインばりにギャー
②ここ実は白梅ママの部屋で空間連結先回りで僕をウエイト
③深度はともかく寝てる
まあ③だよねー 話が進まないけど心の準備が出来た事は幸いか

222:名無しさん@ピンキー
11/06/04 22:34:21.93 Pd7CYpXV
すみません、終わりが見えないです
というか僕このまま書き続けても良かったでしょうか? 
カムバック>>514の方

>>218 >>219
そうなってくると白梅さんのお話が終わっても延々と妖佐藤の話が続きそうです
茉莉花とk 

223:名無しさん@ピンキー
11/06/05 00:04:15.95 oz6rlm2q
乙乙
もうハーレム作ってしまえばいいじゃない!!

224:名無しさん@ピンキー
11/06/05 12:17:15.27 cj0hqg3o
問題ない
続きをください
続けてください

225:名無しさん@ピンキー
11/06/05 16:49:48.80 AeOb+JhF
是非書き続けていただきたい


あと>>514はがんばれ
超がんばれ

226:名無しさん@ピンキー
11/06/05 23:12:19.22 F78KgkoT
戦いを制すには情報が必要なんだよと自分に言い聞かせて
目の前のお姫様を上から下まで観察 ヘンナイミジャナイヨ チガウヨ
まるで違和感の無いバスローブを身につけてるということはお風呂あがりか 
御自慢の麗しい黒髪はナイトキャップに包まれている ここだけ見るとお人形さんみたいだ 
導かれる結論は お風呂上りにご飯を食べずそのまま寝るつもりで
ベッドに横になってたらつい眠り姫 そのままじゃん
空調はしっかりしてるけどこのままじゃ風邪ひくぞと傍らのパジャマを見て思う
疲れてるんだよな やっぱり 今日は話を諦めるにしてもせめて
「おーい白梅さんやーい 起きてはもらえませんかね」
「さ・とうさん……けほっ」
ぼんやりと目を開けくぐもった声のあと軽く咳き込む白梅さん 少し喉をやられてるか
部屋の中心に配置された小さなテーブル上のミネラルウォーターのボトルを取り
ベッドに腰掛ける
彼女を上半身だけ抱き起して首を支え口元に持っていき 少しづつ注いでいく

227:名無しさん@ピンキー
11/06/05 23:14:44.10 F78KgkoT
こくんこくんと彼女の小さな喉が鳴ったのを見届けて 安堵しふと我に返る
いつも思うけど大胆すぎやしませんか僕 
固まりつつ視線を落とすと 彼女の口元から溢れた水が数滴滑り落ちていく
そのいくつかはバスローブのタオル地に吸い込まれ 
残りは彼女の胸部をなぞるように そのラインをしめすように
その光景に釘付けになった僕はせめて抵抗する為に目を閉じる
するとどうだろう シャンプーの香りとまじった彼女のいい匂いで
思考が埋め尽くされる ならば口で息をすればいいんだよ!ビクトリー!
今度は触覚だ バスローブの上からでも判る彼女の柔らかさ 
それに彼女の心地よい重さがプラスされ まるで触れている部分が一体化していくような気分に
(ヨンダ?)
呼んでないよ僕の獣王!これ以上はホントに洒落にならないから!


228:名無しさん@ピンキー
11/06/05 23:23:13.50 F78KgkoT
ブレイク 距離を取ってクールダウンだ
「さとう、さん……」
ベッドに下ろそうとした所うわ言のように僕の名を呼び白梅さんが抱きついてきた
「ほうっ!」あまりな事に間抜けな声を発してしまう
全身を通じて広がる彼女の温もり、優しい香り、そして安らぎをくれる感触
自然と彼女を抱く手に力がこもりそのままの姿勢でベッドに着地した
頭の中が白梅さんで満たされていき 隅々まで彼女で更新されていく
もう少しこのままで居たくなってしまっている自分がそこに
「くっ くふっ」
数刻そうしていると 思ったより僕の体重がかかっていたのか苦しげに白梅さんが
息を小刻みに吐き出し、目をしっかり開けゆっくり僕に向き直った 
これは……えらいタイミングでお目覚めですか?

229:名無しさん@ピンキー
11/06/05 23:28:45.18 F78KgkoT
すみません安価間違えました >>514じゃなくて  >>154の方でしたよ カムバック
その節は勝手に参考にさせて頂きまして申し訳ないです

>>223 >>224 >>225 ありがとうございます いける所までやってみます 

230:名無しさん@ピンキー
11/06/06 17:44:49.60 ZBnSSQ04

ネタを出してくれた>>154には感謝してもしきれない

231:名無しさん@ピンキー
11/06/07 22:27:41.83 JrsmnC10
覚悟をキメて 
「お、おはよう白梅さん。お見舞いに来たんだけど、林檎でも剥こうか?」
精一杯爽やかな笑顔を作り差しさわりの無い言葉をかけてみたが
「なんでさとうさんっ、や嫌だぁっ」 
瞬時に起き上がって取り乱し僕の腕を振り解き白梅さんが暴れ始めた!コマンド
「落ち着いて白梅さん!」無茶な話だけどな
今度はあうあう言いながらぐるぐるぱんちを繰り出す 体にダメージは無いが心が痛い
事態を打開するためにまずは動きを 両手でそれぞれの手首を掴み動きを止めて
よしもう一回!「僕の話を聞いてよ白梅さん!」ここで動きが止まったけど
「えっく、えっくふうううううぅわああああああぁぁぁぁん」
やっべぇ梅ちゃん泣き出したよ そんな彼女は普段のギャップと相まって超絶にいとおしい 
もう何度目かという位 重大な場面で色香に惑う僕
我に返り内省している間にも泣き声がどんどん大きくなってきた
いかん、このままでは信頼してくれたママさんに申し訳が立たない
ええいっ!僕は彼女の唇を自身のそれで塞いだ

232:名無しさん@ピンキー
11/06/07 22:31:38.10 JrsmnC10
「んむうっ!?」これで良し 最悪の選択をした気がするけど良しなんだ 
そうだと言ってくれる人はこの空間に居ない 僕を含めて
あまりのショックに体が硬直したあと力が抜けていく彼女 ごめんよ……
それにしても今僕は(著莪以外の)女の子と初めてキスをしてしまってる
しかも普段の関係からすると一番ありえない対象の高値の花 僕に攻撃という形で接触してくる白梅さん
唇からダイレクトに伝わる柔らかい熱とこれ以上ないくらい近い距離からの香りで
僕の力も抜けてゆきそれは自然に再びベッドに倒れ込んだ
体が離れない 離れてくれない 離さない 逃がすもんか あれ?いつ呼んだ?
鼻孔から脳に伝わった白梅さんの匂いを引き金にして体に信号が走る
身をよじる彼女の唇は捕らえたまま体を斜めにずらし腿の内側に滑らせる形で体を押さえつける
準備完了 一瞬の隙をつき舌を彼女の口内に潜り込ませる 
いつもの彼女なら眉一つ動かさず噛み千切られていただろうが 
無事を確信していた僕は臆せず舌を暴れさせる 確信した通り歯に力がかかる様子は無い
せめてもの抵抗か僕のそれから逃れようとしていた彼女の舌を捕らえ絡みつかせる
先程までの彼女を思いやる気持ちはがらりと一方的な情欲に変わっていた

233:名無しさん@ピンキー
11/06/07 22:43:19.46 JrsmnC10
すみません 10日目でようやくチュウです 展開遅っ
今更ながらえらくキャラ崩壊してますね 

>>230 ネタ出してもらったり見て頂いてる方々に感謝です


234:名無しさん@ピンキー
11/06/07 23:19:21.71 3CNKeA5T
おいおい
俺のジョニーが暴発しちまうじゃねえか
だから早く続きを

235:名無しさん@ピンキー
11/06/08 23:02:19.03 v/YUI0ds
なんと俺得な展開。つづきはいつになるんだ。
楽しみに待ってます。
流れがこのままできれば、ここでも何か落としてみようと思うしだい。

236:名無しさん@ピンキー
11/06/09 12:11:10.51 XJOxpZnh
そういえばベン・トーってアニメ化するらしいな
JAMプロ好きの友人が、ベン・トーのオープニングソングは「嘆きのロザリオ」か「HEATS」が合ってるんじゃないかっ言ってて爆笑したわ

237:名無しさん@ピンキー
11/06/09 12:26:00.88 5c3GbR7i
乙 エロ表現に苦戦してるかな

アニメはどんな絵になるんだろ

238:名無しさん@ピンキー
11/06/09 12:38:41.89 2Rf1sxN9
本スレダメになったらこっちで話すとか
まぁ、別にいいけどさ

239:名無しさん@ピンキー
11/06/09 12:54:22.09 5c3GbR7i
そうだったのか
すまん、控えとく


240:名無しさん@ピンキー
11/06/09 12:56:20.01 kBVPQfqV
いや気にするな
本スレが過敏になってるだけだろう

241:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/09 21:29:16.94 BDwrwGWC
一連の動作で落ちたナイトキャップからこぼれた長い髪がベッドの上で波打つように広がり
その光景を見ながら 反省してないとかいう物では無くこれが自分の本質なのだろう そう思う事にした
唇の味に飽きることは無いけど とりあえず順番に頂こうとおもいます まる

「念には念をいれとかないと」

バスローブの紐を使いベッドに結び両手の自由を奪っておく
ロングの黒髪に反比例した白い肢体は全身ほんのりと赤みがかって熱を帯び色気を増して目を引く
彼女の表情をは当然僕を非難するものではあるがいつもの冷徹な視線は悔しそうなそれに変換されたものに
まあその中身がどうであれ僕を燃えさせる燃料である事には変わりないんだけど
さて作業再開 こういうときって便利だよねとバスローブの胸元をはだけさせてみた
脱がす楽しみもあるのだろうが初めての経験なんだしスムーズな方が有難い
豊かなボリュームで構成された乳房の頂点にツンと立ち上がる突起が小刻みに震えている
たまらず片方を口に含みもう片方を手で包み揉みしだく

「やめ、やめてくださいっほんきでおこりうぅふっ!」

抗議の声をより強い胸への刺激で打ち消しながら没頭していく

242:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/09 21:38:37.75 BDwrwGWC
普段著莪や茶髪といったすごいボリュームの膨らみを横目で見つつ手を出せないジレンマから
男子としての欲求が高まっていたこともあってか延々と二つの胸を責めた 
舌で突起を転がし次第に中心から隆起していく変化を楽しんむ 
口全体で乳房に吸い付き上に持ち上げ離しわざと音を立たせ
彼女の羞恥をあおったりと悪乗りしていく そういった余裕がある自分がいた 
勿論刺激に都度震える表情も楽しんでおく事も忘れない
名残惜しいが時間は有限だ 徐々に下腹部へ手を動かす すべすべのお腹やわらかー 
危険を察知したのか抵抗する力を強める白梅さん 
だが身をよじる姿がえろいだけで脅威にはならない ありがとう
すぐに目的の場所にたどり着いた 内腿の付け根 手を添えた瞬間挟み込まれた
しかしそんなに力は込められない事もあり僕の手を使って自らの秘所を捏ねる事になる
暫くそのままにしておこう 内股に力を込める度それが刺激となって返っていき
波が引くとまた繰り返す パニック状態なのかループから抜け出せないようだ
何往復かしたあと手の先がじわりと滲んできた

243:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/09 22:18:58.83 BDwrwGWC
るすばんのひと

また一人少なくなった部室にかたかたといつもよりローペースな打ち込み音が響く

(今頃、梅ちゃんと佐藤さんは……)

出掛けの彼の言葉を全く信じていない 信じられるわけもなく

(避けては通れない問題だけど、あたしは)

都合の良い未来など訪れはしないと判っているけども 可能性も だけど
佐藤さんが帰ってきて梅ちゃんと何も無く
あたしとの関係も否定すると言うならばそれを受け入れるし
梅ちゃんを交えて3人で新しい関係を構築しようとハーレムめいた夢想を口にしても受け入れる
でも一番は あたしだけを 人を夢想家に仕立てておいて自分が一番夢を見ている

(高校に入って最初に親しくなった女の子 そんなアドバンテージはもうない)

それさえも自分の思い込みだったかもしれない 最初はすがって 依存していただけかもしれないけど
一緒に過ごした時間で自分なりに佐藤さんを好きになっていた それは事実だ
だからこそあの夜ここでおそわれた時 そうさせたのかな  怖かったけど我慢した
夢に見たような甘い交わりでは無かったけど これで新たなアドバンテージを

(ライバルが多い 多すぎるよね)

著莪さんに 茉莉花ちゃん 梗さん そして気付いてたよ 梅ちゃん

(それにしても戦力の隔たりは深刻だよ) 

自分の胸に手を当てる

(あんまり触ってこなかったのはやっぱりおっきくないから楽しくなかったのかなあ)

そのまま手のひらで包み離し繰り返す

(待つだけっていうのは せつないよ……)

片方の手をスカートの中に入れ 今だ彼の感触が残っている奥の方へ

244:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/09 22:25:30.40 BDwrwGWC
すいません 後付けで その頃白粉さんは? を 
書き込んだ瞬間無かった事にしたいです 無かったことに 無いです

>>234 ジョニー……ごめん 
>>235 早く!早く投下を お願いします お願いします
>>237 その通りです

245:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/09 23:14:29.60 KqspjpMC
白粉さんがヒロインしてる…だと…?


くそう
本編ではアレなのに不覚にもときめいてしまったじゃねーか


246:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/10 00:44:01.67 Z1Pd9Vta

やっぱり花ちゃんはかわいいな!!超かわいいなぁ!!!

247:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/11 23:09:57.27 IYRwVP43
>>107->>112
の続きです

248:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/11 23:10:33.93 IYRwVP43
「ただいまもどりましたー」
双子を引き連れてHP部の部室に戻る。
そこで出迎えてくれたのは予想通り先輩だった。
「遅いぞ、佐藤。……ん?そこにいるのは沢桔姉妹か?」
「ええ。ジジ様の店で佐藤さん鉢合わせたので一緒に食べようかと誘われましたの。……よろしいですか?」
「私は構わない。夕餉は大人数の方がうまいしな。だが佐藤、ジジ様の店で鉢合わせたというが……」
僕は苦笑しながら袋の中身を見せる。
その中に鎮座しているのはどん兵衛とかき揚げ。
先輩はそれを見ると、ただ一言夕餉にするか、と短く呟いた。
僕は先輩のその何も聞かない優しさに感謝した。


電子レンジのチンという音が鳴り弁当が程よく温まったことを告げて夕餉となった。
先輩が獲得した弁当は
『これこそ永遠の命題……だがそれはどちらか一つしか食べられないならばの話だ! 
どちらか一つしか食べていけないなど誰が決めた!ビーフオアフィッシュの時代など最早古い!これからはビーフアンドフィッシュの時代だ!!
両方食べればいいじゃない 肉と魚のW揚げ物弁当!!!』

 
うむ。相変わらずぶっ飛んだ弁当名だ。
ごく自然にマリーさんのあの名言を盛り込んでくる弁当などアブラ神以外の店ではあり得まい。
先輩が蓋を開き弁当の美味しそうな匂いが漂ってくる。
ついつい目がフライの方向に行きそうになるのをこらえてどん兵衛の蓋を開ける。
先輩が肉の揚げ物、つまりはトンカツだ、にかぶりつく。
サクっと言う音がここまで聞こえてきそうな位、圧倒的な衣のパリパリ感に目を奪われる。

249:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/11 23:11:10.71 IYRwVP43
その視点に気づいたのか先輩が声を掛けてくる。
「……佐藤、そんなに物欲しそうな目で見るな。」
「あ、すいません。」
「いや、謝ることのほどではない。……ほら。」
先輩がそういいながら身を乗り出してをこちらに差し出してくれる。
「「!!」」
ぼくはありがとうございます。とお礼を言ってそれにかぶりつく。
双子が何故か驚いていたみたいだがなにかおかしいところがあっただろうか?
やはり美味い。
素材の味を活かす為にソース等は使わずに塩だけで味付けされている。
それでももの足りなさなど欠片も感じられず、もう一口味わいたくなる。
「佐藤、人から貰っておいてそのお礼が何もなしと言うのは道徳に反していないか?」
「あ、はい。つまらないものですがお納めください。」
どん兵衛を必要以上に仰仰しく先輩に差し出すと、先輩も必要以上にものものしく
「うむ。苦しゅうない。」
と言ってどん兵衛を受け取り一緒に笑った。

「あの、佐藤さん。」
「ん、何?」
「これ、どうぞ……」
と言い、しずしずと彼女の獲得したハンバーグ定食のメインである。ハンバーグをこちらに差し出してくれる鏡。
「えっと、ありがたいんだけど…いいの?」
彼女が差し出してくれるハンバーグは見てるだけで肉汁があふれだしてきそうなほどにジューシーだ。
この距離でも気を抜けばよだれが垂れてきてしまいそうなほど香ばしい香りをただよわせていて僕の腹の虫を刺激する。
鏡から分けて貰うのはなんとなく気が引けるがそんなものは腹の虫が簡単に捩じ伏せた。
僕は身を乗りだし鏡が差し出してくれているハンバーグに食らいつく。
流石はジジ様だ。
ジジ様のスーパーの主力と言えば鯖だろうがなかなかどうして肉も美味い。


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