12/08/26 22:01:59.36 Htyyuyl1
「なぁ…あの人に…頼んでみるか?」
「えっ…あの人…まだ寝てるみたいだよ…何か悪いよ…」
二人は、新聞紙を被りベンチに寝転がる人物に恐る恐る近づく…
そして、声を掛けてみた。
「あの…すみません…ちょっといいですか?」
恐る恐るベンチに寝転がる人物に声を掛ける巧海…
「んん~~~っ…あぁ…ふぁあ~~~あ…あれっ…もう朝なの~~?」
被っていた新聞紙を払いのけると、ムクリと起き上がってきたのは…なんと女性…
栗毛色の髪の毛をポニーテールにまとめ…
ジャケット代わりの青いジャージの上着…その下は大胆なヘソ出しキャミソール姿…
そして、膝上20センチのタイトなミニスカート…
「ふぁあ~~あ…やぁやぁ…おはよう~~少年少女たち♪」
「って、何だよ…杉浦先生じゃん!!こんな所で何してるんだよ~~!」
呆れ顔の晶…
601:名無しさん@ピンキー
12/08/26 22:03:08.70 Htyyuyl1
そう…ベンチで寝ていたのは、私立風華学園高等部の教師 「杉浦碧」だった。
「あっはははは♪実はさ~~夜中の3時までこの近くで飲んでてね、何だか家に帰るの
面倒になっちゃって(笑)そのままここで酔い潰れてたって訳♪」
バーボンの小瓶を懐から取り出すとベンチに置き、うんっと身体を伸ばす碧…
そして三度目の大欠伸を終わらせた碧は、巧海の姿に気づく。
「おやぁ~~?キミは…もしかして舞衣ちゃんの弟くんかなぁ~~?」
「はい、鴇羽巧海です…以前は姉がお世話になってたみたいで…」
数年ぶりに見る巧海の姿に、碧は目を輝かせる…
「うわぁ~~~久しぶりだよね~~♪」
碧は巧海に歩み寄ると、頭の先からつま先まで…舐めるように視線を這わす…
「うひひっ♪背も伸びて…格好良くなったよね~~巧海くんっ♪」
碧は隙を突いて、巧海に抱きつく…
602:名無しさん@ピンキー
12/08/26 22:04:04.18 Htyyuyl1
「あ~~ん♪私オヤジ趣味だけど~~これはこれで良いかも~~♪」
アルコール交じりの甘い息を吹きかけられながら、巧海は強引に抱きつかれ抵抗できない様子…
「うひひぃ~~♪オヤジもいいけど~~♪イケメンもいいかも~~♪うりうりぃ~~♪
おねーさんのナイスバディどうだぁ~~♪あぁ~~ん!もう私、浮気しちゃおうかなぁ~~♪」
教師という身分を忘れ、乱れる碧…
「ちょ、ちょっと先生!!離れろよっ!!巧海から離れろっ!!」
夢中で巧海から碧を離そうとする晶…
朝から騒がしい教師と遭遇したことに若干後悔した晶だった…
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
603:名無しさん@ピンキー
12/08/26 22:05:12.61 Htyyuyl1
それから10分後…
「はい、チーズ♪」
レトロな響きの合図を口にすると、碧はデジカメのシャッターボタンを押す。
花盛りの桜の木の下で、仲良く並ぶ巧海と晶…
制服姿の笑顔の二人を撮影した碧は、デジカメを晶に手渡した。
「はいっ、晶ちゃん♪いい具合に撮れたと思うよ~~♪」
「はいっ、ありがとうございます!」
「おっと…そろそろ時間だ…っとその前に…ちょっと碧ちゃん、朝のお勤め済ませてくるから!!
二人は遅刻しないようにね♪」
そう一言言うと、碧は近くの公衆トイレに駆け込んだ…
苦笑いしながら見送る巧海…
「下品っ!!」と一言口にする晶…
いつの間にか時間は過ぎていて…辺りにも人通りが多くなってきた。
「よしっ、じゃ…行こうか♪」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
604:名無しさん@ピンキー
12/08/26 22:06:04.42 Htyyuyl1
高等部 玄関ロビー
ロビーには、それぞれの学年のクラス編成が書かれた大きな紙が張られていた。
「え~~っと、私は…3-Cだな…巧海は?」
「僕は…3-Aだね」
「あ~~そうか…クラス…違うんだな…残念…」
「残念だね…でも…僕、晶ちゃんと学園生活が送れるなんて…嬉しいよ…夢みたいだよ…」
クラスが別々になったことを残念に思いながらも、二人はそれぞれの教室に向かった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
605:名無しさん@ピンキー
12/08/27 04:32:04.67 6y1FTWbv
晶はくのいちとして殺人も辞さずだから下手に巧海に手を出すと詩帆は軽く
返り討ちされそうだ。考えてみりゃゲンナイの恨みもあるw
606:名無しさん@ピンキー
12/08/28 01:20:31.71 TTqDOJ47
クラス別々だとはw展開がたのしみです!
607:名無しさん@ピンキー
12/08/28 13:35:40.15 ccegFb3j
詩帆は巧海たちの一歳上の筈。詩帆が大学見に行ってるなら
巧晶は高二ではなかろうか
608:名無しさん@ピンキー
12/08/29 08:15:21.95 6Zv3li8x
しまった!!そうなのですか(笑)>学年
実は…舞衣ちゃんとの年齢差を考えると、巧海くんは高校生かどうかも怪しいのです(スミマセン)
二次創作ということで、大目に見てやってください(笑)
矛盾点だらけで本当にゴメンなさい~~!!
609:名無しさん@ピンキー
12/08/29 08:59:52.53 vDwdT1od
巧海君は療養中に猛勉強してすでに大検受かり、飛び級した、とかで無問題。
くのいち君はくのいち君で文化省からの書類偽造とかもお茶の子だろうしさ
610:名無しさん@ピンキー
12/08/29 13:06:11.48 vDwdT1od
再計算した
舞衣の退学時点で巧海は中三、現在それから二年強程度と思うので高三で良いと思う
つまり問題なのは詩帆なんだな・・ 足も悪かったし留年したとか
611:名無しさん@ピンキー
12/09/02 20:13:58.08 v/wyEwsP
3-A 教室
若干緊張した面持ちで教室のドアを開け入室した巧海…
巧海を見た周囲の生徒が騒ぎ始めた。
「…!?お…おい」
「あれっ…もしかして…ほら…巧海じゃね?」
「あっ!本当だ!鴇羽だ!!」
久しぶりに見た巧海の姿に、男子生徒は盛り上がった。
「よう鴇羽~~!!久しぶり!!」
「久し振りだな!!中2の時以来だよな?」
「また病気で手術したとか聞いたけどよ、大丈夫だったのかよ?」
周囲から一気に話しかけられ、返答に困る巧海…
「みんな…久しぶりだね!!またみんなに会えて…僕…嬉しいよ!!」
懐かしい同級生たちとの再会に感激した巧海は、笑顔で答えた。
612:名無しさん@ピンキー
12/09/02 20:14:39.04 v/wyEwsP
「あの時よ~~心配したんだぜ!また手術受ける為に海外に行ったって聞いてよ~~!!」
「今ここに居るって事は、もちろん手術は成功したんだよね?病気は完治したんだよね?」
周囲の男子生徒は、懐かしさもあって興味津々と言った表情で巧海に話しかける。
「うん、一応病気は治ったんだけど…まだ激しい運動はしちゃいけないって言われてるんだ…」
「…そうか…ま、その辺は気長に治して行けばいいんじゃね?」
「そうだ巧海、3年ですぐに引退だけど、部活とか考えてる?」
「あっ、もし良かったら…僕らの萌えアニメ研究会に!!」
「テメェ!!巧海をヲタクの道に引き込んでんじゃね~~よ(笑)」
教室に男子生徒たちの笑いが響き渡る…
男子の輪の外からは、女子たちの話し声が…
「鴇羽くん…格好良くなったよね~~!!」
「うんっ!!身長も伸びて…凄くイイ感じじゃない?」
「前は何か…可愛い系だったけど~~本当に雰囲気変わったよね~~」
遠巻きに巧海を見ながらソワソワしている女子たち…
そんな女子たちの反応にも、巧海は何となく気づいていた。
『僕は…皆に受け入れられている…僕は…皆に忘れられていなかった…』
自分を受け入れてくれた周囲の反応に、巧海は安心と自身…そして充実感を覚えた。
613:名無しさん@ピンキー
12/09/02 20:15:36.38 v/wyEwsP
始業5分前…
「ふぅ~~ギリギリセーフ!!」
左右4本のテールを結った少女は、遅刻ギリギリに教室に到着した。
そして、少女はすぐに巧海の存在に気づいた。
「あっ、鴇羽くん!久しぶりだねっ♪」
遠巻きから見ている女子たちとは違い、屈託のない笑顔で無邪気に話しかける詩帆…
「あっ、宗像さん…おはよう、久しぶりだね」
詩帆と会話を交わそうとした時、ホームルームのチャイムが鳴る…
そして、3-Aの担任が颯爽と教室に現れた。
614:名無しさん@ピンキー
12/09/02 20:16:37.66 v/wyEwsP
「は~~い♪みんな席に着いて~~!!」
席に着いた生徒たちの前で、自己紹介を始めた女性教師…
「みんな~おはよ~♪今日からこのクラスを担任する杉浦碧です♪碧ちゃんって気軽に呼んでねっ♪」
男子にも女子にも人気のある碧の登場に、クラスは盛り上がった。
「高等部の3年生!!皆にとっては、ここ…風華学園で送る最後の学園生活だよね。
皆が最高の1年を送れるように、碧ちゃん頑張るから、よろしくねっ♪」
「よろしくお願いしま~~す!!」
「よろしくね~~碧ちゃん!!」
碧の挨拶に対し、生徒たちもそれぞれ挨拶を返した。
「それと…もう皆も知ってると思うけど(笑)ウチのクラスに初日から
転校生が来てるんだけど~~♪巧海くん、自己紹介お願いね」
巧海は教卓の前に向かうと、生徒たちの方を向き自己紹介を始めた。
615:名無しさん@ピンキー
12/09/02 20:17:38.17 v/wyEwsP
「中等部からの人たちは、お久しぶりです。高等部からの人たちは、初めまして。
今日から風華学園高等部に編入することになりました、鴇羽巧海です。
今日から1年間、よろしくお願いします!」
巧海の自己紹介が終わると、碧が付け加えるように話し始めた。
「知ってる子も多いと思うけど~~巧海くんは心臓の手術の為に、一度風華学園を退学したの。
それから独学で勉強して既に高認合格済み♪だけど、少しでも風華学園で高校生としての生活を
送ってみたかったのよね?だから、去年ウチの編入試験を受けたの。凄いのよ~~♪
なんと巧海くんは異例の飛び級合格を果たして編入してきました!!」
「マジで!!?スゲ~~じゃん!!」
「飛び級って…いきなり3年生って…今までに例がないだろ?」
「鴇羽くん、凄~~い!!」
異例の優等生に、周囲からは羨望の眼差しと歓声が向けられる。
そして、碧と巧海の自己紹介が終わると、教室に始業式が始まる連絡が流れた。
「さぁさぁ!!泣いても笑っても、学園生活はあと1年!!どうせ送るなら、楽しんで過ごそうね!!
今日から卒業式の日まで、学園生活を皆で盛り上げて行くわよ!!」
教室に生徒たちの若く張りのある歓声が響き渡った。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
616:名無しさん@ピンキー
12/09/02 21:00:12.33 uzidOtwK
巧海君は健康上の不幸には苦労したけど、あまり人間関係で酷い目にあった
描写は無いし(あえて言えば姉と対立した奈緒に襲撃されたぐらいだが
多分あの時は何が起こってるか全くわかってない)、
突然詩帆の煮えたぎった悪意に晒されてどうなっちゃうのか
617:名無しさん@ピンキー
12/09/05 17:31:12.95 CDMMEZxS
4月9日 午後6時
都内 某歓楽街
「ねえねえ、ちょっとあれ…見てよ…」
「ヤダ~~何あれ…」
「プッ…何あの女…恥ずかしい格好(笑)」
…あれ…あたし…何か注目されてる?
突然の雨…
あたしは傘もささず、雨にずぶ濡れになりながら人混みの中を歩く…
「おっ…あれ見ろよ!スゲーじゃん!!」
「うわぁ…乳でけぇ!!」
「てか、乳首透けてるよな…見せ付けてんじゃねーの?」
遠巻きから…すれ違う人たちから…あたしに向けられる言葉や視線が鬱陶しい…
…うるさいわね…さっきから…何言ってるのよ…
618:名無しさん@ピンキー
12/09/05 17:31:57.71 CDMMEZxS
あたしはふと自分の胸元に視線を落として気付いた。
…あっ…いけない…あたし…ノーブラのまま出てきたんだ…
白いロングTシャツの生地はびっしょりと濡れ、あたしの身体にピッタリと張り付き、
あたしの身体の線をハッキリと曝け出していた。
白い生地から透ける肌の色…
ハッキリと分かる胸の形…
両胸につんと立ったピンク色の突起…
もう…裸と一緒よね…
あたしの姿を興味津々といった表情で眺める人たち…
まぁ…どうでもいいわよ…
雨に濡れようが…変な目で見られようが…今はもう…どうでもよかった…
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
619:名無しさん@ピンキー
12/09/05 17:32:36.67 CDMMEZxS
あれから何日経ったのかしら…
アパートを飛び出した後、あたしは当ても無く歩き続けた。
気の赴くままに歩き続け…
気がつけばこんな賑やかな街にたどり着いてたの。
煌くネオン…建ちひしめく雑居ビル…
街には帰宅途中のサラリーマンやOL…
そして学生や若い人たちでいっぱい…
っていうか…ここ…何処なの…?
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
620:名無しさん@ピンキー
12/09/05 17:33:18.68 CDMMEZxS
雨は降り続ける…
傘を差し、すれ違う人たちは、あたしに好奇の視線を向ける…
「わ…見てあれ…何か凄いよ~~!」
「ふんっ…よっぽど身体に自身あるんじゃない?見せ付けてるのよ…」
「あんな女がいるから…あたし等も変な目で見られちゃうのよね~~」
OL風の女の人たちから蔑みの視線を向けられると、少しだけ申し訳ない気がした…
「おいおい…あれ…誘えばヤラせてくれるんじゃねーの?」
「うわ、見ろよ!歩くたびに揺れてるぜ!マジ巨乳じゃん!!」
「おほっ!福眼、福眼!」
若い子からおじさんまで…男って…本当に馬鹿よね…
あ~~あ…もういいわよ…見たければ見ればいいじゃない…好きなだけ見れば…
何なら…今ここでTシャツ脱いであげようかしら…
621:名無しさん@ピンキー
12/09/05 17:34:09.88 CDMMEZxS
あたしに近づく勇気も無いくせに…
「やぁ、こんばんは~~♪そこの綺麗な彼女♪」
あたしに直接話しかける度胸もないくせに…
「キミだよキミ♪ナイスバディで魅力的なキミ♪あれ…聞こえてる?」
遠巻きから…あたしの身体を盗み見して…影口叩いて…
「傘持ってないの?ずぶ濡れで大変だね♪よかったら傘貸そうか?」
まったく…鬱陶しいのよ…
「思い詰めた顔してるね~~何かあったの?俺でよければ相談に乗ろうか?俺暇だし(笑)」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
622:名無しさん@ピンキー
12/09/05 17:35:14.29 CDMMEZxS
っていうか…さっきから…本当に鬱陶しい…
…誰…?誰なの…?
あたしは不意に声の聞こえる方を振り向いた。
大勢の通行人があたしを避けて通る中、あたしの近づいてきた男の人が一人…
「あれ~~?もしかして完全無視?あはは~~俺傷付いちゃうなぁ~~(笑)」
長身で、スーツを着崩した…ホスト系?っていうのかな…チャラチャラした感じの男の人は、
遠慮なしに話しかけてくる…
あ~~本当にうるさいわね…
あたしのイライラは溜まってくる…
「っていうかさ~ぶっちゃけ、おっぱい丸見えなんだけどさ~(笑)もしかしてそういうプレイ?」
あたしは思わず男の人の顔を思いっきり睨んでやった。
「うるさいわねっ!!ナンパなら他当たってくれない!!?」
623:名無しさん@ピンキー
12/09/05 17:36:15.48 CDMMEZxS
すると…男の人の態度は一変する…
男の人は、あたしの顔をじっくり眺めると…何かを思い出したかのようにハッとした表情になり…
「あれっ!!?もしかして…鴇羽…鴇羽じゃね?」
っ!!?どうして…どうして…あたしの名前…知ってるの?
「ほらほら、俺だよ俺!!何だよ~~覚えてないのかよ~~!!」
知らない…こんなチャラチャラした知り合いなんて…いるわけ…
あっ…もしかして…
「…もしかして…大塩…くん?」
「正解~~!!嬉しいなぁ~~♪俺のこと覚えていてくれて!!」
あたしは思い出した…
『大塩 教くん』
中学生時代の同級生…
まさか…こんな所で出会うなんて…
624:名無しさん@ピンキー
12/09/05 17:36:53.63 CDMMEZxS
「ってかさ、ずぶ濡れじゃん?良かったらさ~~俺ん家結構近いんだけど…来る?」
あたしはその言葉に迷った…
普段なら全然迷わず断るのに…
あたし…寂しいのかな…
「何か…深刻そうな顔してるし…良かったら…服乾かして、ちょっと話そうぜ♪」
「…いいの…?」
あれっ?あたし…何言ってるの?
こんな…中学生時代、素行不良で有名だった同級生に…あたし…ついて行くの?
ま…いいか…正直もう辛いし…
行く当てもないし…
大塩くんのお家で…休ませて貰おうかな…
あたしは無言で頷く…
大塩くんは笑顔を向けながら、馴れ馴れしくあたしの肩に腕を回してきた…
あたしは肩に回された手をじっと見つめる…
そしてあたしは…なすがままに…連れられ…
とある雑居ビルに入っていった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
625:名無しさん@ピンキー
12/09/05 18:40:11.28 h/KnKfdL
妙なチャラ男と出会う代わりになつきと偶然会うような運が無いのが舞衣だな