14/10/10 02:12:16.67 O9PieTEh
誰もいないようなのでコッソリ貼り逃げ
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『かんなちゃんとオジサン』
さぁ、かんなちゃん・・・これからオジサンがイイコトをしてあげよう・・・
心配なんかいらないよ?痛くしないからね・・・
ほら、ここを、こう軽く叩いてやると、どうなると思う?
だんだん刃が緩んでくるんだよ・・・
どんなに固く留めていたつもりでも、
ほら、もうこんなに緩んできた・・・
わかるかい、あと一叩きで刃が外れてしまうよ・・・
抵抗しようとしても無駄さ・・・
ほぉら外れてしまった、ははは
さぁ、工場で出荷されて以来、誰にも見せたことのなかった所を見てしまうよ・・・
ほぉら・・・
おぉぉ!
すごくきれいじゃないか・・・!
サビひとつないきれいな刃の裏側をしているよ・・・
おや?
よく見ればこんなところに木くずがたくさん溜まっているよ・・・
ダメじゃないか、大切なところなんだからきれいにしておかないと・・・
せっかくだからオジサンがきれいにしてあげよう、
遠慮なんかしなくていいんだよ?そう、オジサンに身をまかせていればいいんだ・・・
ほぉらきれいになった・・・
木に油の混じったような匂いまで立ち上らせて・・・
う~ん・・・でもいい匂いだ、いつまでも嗅いでいたくなるよ・・・ふふふ
しかし君は、まるで新品のような顔をして、もしかして裏では
たくさんの木材を相手にしてきたんじゃないのか・・・?
これまでいったい何本の柱をここで削ってきたんだい?
言ってごらん・・・?
そんな悪い子には御仕置きが必要だな・・・
さぁ、これを見てごらん・・・わかるかい?
砥石だよ・・・これをどうするかって?
これを使って、君の一番大切なところを
ツルツルに研ぎあげてしまおうというのさ・・・
はっはっは
さぁ、かんなちゃん・・・覚悟はできたかい?
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あ、お気づきと思いますが、「かんな」ちゃんの名前は「鉋」で