13/04/15 20:54:39.46 GkzflWV6
>>610
アーンヴァルMk2「無理だなんてそんな。危なくなったら無理心中しますから」
ストラーフMk2「マスター。今すぐ私達に詫びて反省しろ。アーンヴァル型の心は純粋さが売りだ。弄んだ罪は落下隕石並みの重さだ」
フブキ「弄んだ覚えはない……言いわけですかマスター」
ストラーフMk2「愛でて慈しんで情を養っていたと、そう言い張る気か。本心だと? 信じられん」
アーンヴァルMk2「わたしは、そんなマスターが……ぐすっ」
フブキ「婦女子を泣かせるとは、マスターは男なのですか? 男の外装を纏ったナニカなのですか?」
アーンヴァルMk2「フブキさん、マスターを悪く言わないであげてください。マスターはきっと人生に疲れているんです。それだけなんですよ」
ストラーフMk2「溜めこむな、アーンヴァル型。また今度二人でジェリカン飲みに行こう。そこで思い切り吐き出そう」
フブキ「お二人でそのような所に……? 何故、その時誘ってくれなかったのですか?」
ストラーフMk2「お前が念仏唱えて震えてたからだ。フブキ型はよほど念仏を唱えるのが好きなのか」
フブキ「あの時はマスターが化生の類だと感じていましたから。どれだけお経を唱えても成仏しないからおかしいと思っていました」
アーンヴァルMk2「一時期はこのお部屋もお線香の匂いが凄かったですよね。……はい、今もですかね。マスターも気に入っているようですので」
フブキ「別にマスターのためにお香を炊いていたわけではなかったのですが。気に入ってもらえてしまいましたか……」
ストラーフMk2「……? ところてんか。これなら普通に使われてもいるから平気、だと?」
フブキ「食べ物を粗末にするとマスターの全身を塩もみしてサラドに盛り付けてしまいますので、ご自重ください」
アーンヴァルMk2「フブキさん、マスターを泣かせちゃいけませんよ。ああ、そうですよね、仕方ないんですよね。仕方ないのですよね」
ストラーフMk2「アーンヴァル型。ここは私達で対応するから、お前は自室に戻って休んでいろ。何も言うな、これは私の我儘だ」
アーンヴァルMk2「ストラーフ……。マスター、わたしはマスターのこと、誰よりも大好きですよ、いつまでも一緒ですからね!」
フブキ「アーンヴァルさんがお部屋に戻りましたね。扉を閉める音がしませんでしたので、わかりにくいですが」
ストラーフMk2「マスター、お前も寝ろ。アーンヴァル型が寝たんだ。お前も寝ろ。その理屈はおかしいとかは言わせないぞ」
フブキ「全裸のままでは寒いので、毛布くらいかけておきましょう。それではお休みなさい、マスター。お休みなさい」
それにしてもどうしてこんなに過疎なんだろう。マイナージャンルだから?