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「ボク、妹がほしいって言ったじゃないか」
まだランドセルを背負った可愛らしい『お兄ちゃん』の見舞いが微笑ましいのか、和やかな
表情で看護婦が病室から退出した途端、智明の口調が拗ねたものに変わった。
「で、でも可愛い弟よ。とても元気」
「……。弟なんてほしくない」
「智君、お兄ちゃんなんだからそんな事……ひっ!」
母のベッドに並ぶベビーベッドにはもう興味がない様子の智明は、不機嫌そうな表情のまま
女体に手を伸ばした。授乳期の張り詰めた乳房をネグリジェの上から掴み、揉みしだく小さな
掌の下で、パッドへと母乳が溢れる。だが母の口から溢れたのは悪戯を咎めるものではなく、
どこか艶めいた悩ましい呻きだった。
「ママ、感じちゃうと男の子ができやすいんだってインターネットで読んだよ。―ママいんらん
だからなぁ…すぐボクのチンコでひいひい泣いちゃうのが悪いのかなぁ」
「だめ…っ、駄目よ智君、ここ病院なのっ」
産み落とした我が子に遠い昔乳を与えたのは当然母親として忘れてはいない。そして今
授乳すべき赤子が眠っているそのすぐ近くで、まさに赤子の父親に…まだ男になって1年と
経たない、そして父親の自覚もない我が子に乳房を揉まれ、己の中の牝がどくりとうねり、
乳房からは母乳が、そして膣内が潤んでしまうのを感じ、母は何度も首を振る。
「―もう赤ちゃん作れるんだよね?今度こそ妹にしようよ」
「縫合とかもしてるの、だから今は駄目、ね……、あぁ……もう駄目よ、パパに申し訳ないで
しょ?」
まだ幼さの残る息子の手が夏掛けとネグリジェを除けるのを拒めないのは産後の体力の
不足なのかもしれない…それは言い訳だと感じる母の膣口が術後の鈍い痛みを訴えながら、
とろりと濃い露を溢れさせ、赤子を産んだその道がざわめき淫らな蠢きを思い出し、そして
母の痛みを鈍らせていく。
保守