【卓球場】野村美月作品エロパロ2冊目【文学少女】at EROPARO
【卓球場】野村美月作品エロパロ2冊目【文学少女】 - 暇つぶし2ch550:名無しさん@ピンキー
11/12/26 18:15:01.06 CiReKI3+
新刊でてるのに誰もいないよー

551:名無しさん@ピンキー
11/12/27 02:44:28.03 2dmv/Jwx
「コノハ」
 ソファに腰掛けたまま甘えたい心と心葉をからかいたい心。二つの想いを込めた声で、コノハを呼ぶ。
「美羽?どうしたの」
「どうしたいと思う?」
 瞳を見つめて、小首をかしげながら問い返す。
 もし今の自分の姿を鏡で見たら恥ずかしくて、きっと目も向けられない。
 でも、そんなあたしを見て、コノハはその瞳に戸惑いを宿し、その綺麗な頬を朱色に染める。
 そういうコノハを見るのは、好きで好きでたまらない。
「コノハって、正直者ね」
「純粋って言って欲しいな」
「そんな純粋なコノハはもういないんだと思ってた」
「少しは、純粋なところも残ってるよ」
「そうかしら」
 少しだけ思い出して、クスリと笑いが漏れてしまう。
知ってる。でも認めてあげない。
「たぶん、ね」
 見つめ続けるあたしにコノハが自信なさそうに答えた。
 うん。それでこそコノハだ。
 「ねぇ、コノハ。座って」
 自分の隣を指して、コノハに座らせる。
 腰を下ろしたコノハにそっと寄りかかると反対の肩に感じたのは、優しい手のひらだった。
 優しくも力強くあたしを引き寄せるそれに、すっと力が抜けた。
「どうしたの美羽」
「別に。少し疲れただけ」
「そう?」
「うん」
 何も言わないあたしをコノハは抱きしめる。
 コノハの体温。包みこむようなその温もりはとても優しくて心が癒された。
「ねぇコノハ。コノハは、あたしのこと好き?」
 漏れたつぶやきは、コノハにそんな問いかけをしてしまう。
 答えの代わりに帰ってきたのはコノハの手だった。
 あたしの髪を優しく撫でる。
 あの頃では絶対に無かったことような返答。あたしはそれを甘んじて受け入れる。
 でもちょっぴり恥ずかしくて
「あたしのことは、子供扱い?」
 なんて、憎まれ口をきいてしまう。
「愛情表現だよ」
「本当に?」
「うん」
「なら許してあげるわ」
 くすぐったくて、恥ずかしくて、蕩けそうだった。
 目を瞑って精一杯コノハを感じる。温もりも匂いもその鼓動の音も。
 頬がゆるんでしまうのを、どうしようもなく止められない。
 あたしは幸せだ。
「ねぇ、コノハ」
 髪を撫でていたコノハの手を両手で取って、その手を頬で感じる。
「暖かい」
 女の子みたいにさらさらで綺麗なこの手はあたしので、あたしだけを見てくれているコノハが大好きで、ただこうしてるのがよかった。
「ミウ」
 小さく耳元で囁かれて、ぼんやりとしてた意識が少し目覚める。
 呼ばれた方に向かって顔を向けると、その時にはもう間近にコノハの顔が―
「ん……」
 吐息が漏れる。
 唇と唇が触れ合う。
 ただ、お互いのことを確かめ合うかのような軽いキス。
 不意打ちで行われたそれに精一杯応えようとしてもダメだ。
 応えるのに遅れて、自分のペースにも持っていけずにコノハにただされるがままだった。
 もうどうすることも出来ずあたしはそれを受け入れる。

552:名無しさん@ピンキー
11/12/27 02:45:51.76 2dmv/Jwx
 唇が離れると、コノハはあたしを見て、嬉しそうに微笑んでいて。
 その微笑みの理由はすぐ分かった。
 あたしの顔は、きっと紅い。
 言い訳できないくらい、今までよりずっと。
 もう隠せない程に。
「な、何見てるのよ……」
「こういうのもいいかなって」
「ば、バカじゃないの。これは、その、ちょっと驚いただけよ」
 コノハがあたしの頬に指先で触れる。
「……なによ」
 あたしは唇を結んでコノハを見返した。
 そんなあたしにコノハは「なんでもないよ」といって、ただ笑いながらあたしの頬を撫でるだけ。
「なにか、いいなさいよ……」
 こんなの、恥ずかしさに耐えられない。
「かわいいと思うよ」
「あのねぇ―」
 あたしがもう一度口を開こうとすると、今度はコノハの両腕に抱きしめられた。
 声はコノハの胸の中に消えてしまう。
 不満を抱きながらもコノハの抱擁を、あたしは受け入れた。
 おずおずと背中に手を回してコノハの体を掴む。
 さっきと違って、変な隙見せたりなんてしてあげない。
 顔を見られるのは恥ずかしいから絶対このまま離さないけど。
「ホント、バカじゃないの……」
 コノハのくせに。
 コノハのくせに、こんなの……。
「ミウは、こんなふうにされるの、イヤ?」
 その言葉に心臓が跳ねる。
 卑怯。そう卑怯だ
 ここで、そんなふうに問いかけるなんて。
「ミウ。ミウは、僕のこと嫌い?」
 馬鹿、いじわる、最低。
 そんな言葉がいくつも心の奥底から恥ずかしさと共に込み上げてきた。
 いつのまにか、コノハにいいようにされてしまっている。
 それに気づいてもあたしはコノハに逆らえない。
「……嫌い、じゃないわ」
「え?」
 小さなさえずりのような声はコノハには届かない。
 だから―
「す、好きよ、好き……コレで満足?」
 コノハの胸におでこを当てて、答える。
 顔なんて絶対に見てやらない。どうせ楽しそうに笑ってるに決まってる。
 あたしを抱きしめる腕にもっと力が込められる。
 もう一度撫でられた。
「僕も、ミウのこと大好きだよ」
 知ってるわ、そんなこと。
 コノハのことだもの。
 心のなかでつぶやいて、もう一度コノハのことを感じるために目を瞑る。
 落ち着くとあたしだけ、あたふたしているのが馬鹿みたいに思えた。
「ねぇコノハ、もっと抱きしめて」
 思っていたより弱々しい声が出た。
 でも、もういい。
 精一杯あたしを抱きしめて、コノハもあたしを感じたらいい。
 恥ずかしいのが、あたしだけなんて絶対に許せないんだから。
「コノハ、今日は寝るまでずっと一緒だからね」
「うん」 

ミウかわいいよミウ
葵ちゃんもしーこもかわいいけど

553:名無しさん@ピンキー
11/12/27 03:04:01.49 2dmv/Jwx
ageちまったすまそ

554:名無しさん@ピンキー
11/12/27 07:33:58.88 Ll1jeJgJ
なんて綺麗なミウ……


555:名無しさん@ピンキー
11/12/30 02:10:34.29 aqKMTgH6
 夢を見た。
 二度目の恋の始まり。それと共に訪れた、別離の始まり。
 長い長い。けれども、いつか必ず春が来ると信じて自分を磨き続けた、やはり長過ぎる冬を終えて、ようやく隣りに立つことができた彼の女の―

 これっぽっちも変わることのない、後ろ姿。

 おかしいな。寝不足で目が疲れているのだろうか?
 しかし、いくら瞬きをしても、目を擦ってみても、その幻影は消えたりしない。
 よく見ると、彼女が着ている制服は、昔通っていた卒業校のセーラーではなく、白い上着にチェックのスカートだ。
 時々、出歩いた先で見かけることもある。記憶が正しければ、高校の制服。
 おかしい。
 出会いは高校生の頃だが、ぼくの彼女は、今、二十代半ばのはず。
 それでも、長年、恋いこがれた彼女の姿を見間違うわけがない。
 その証拠に、ばいばいと手を振って、こちらに振り向いた制服姿の『文学少女』は、ぼくと目を合わせるなり、肩を強張らせた。
 まるで、いたずらが見つかった子どものように。
「こここここ心葉くん!? なんで、ここにいるの!?」
 目を泳がせる彼女から視線を逸らし、先ほど手を振って別れた相手の姿を確認すると、あちらは、どうやら本当の高校生のようだ。
 彼女が気にかけて、側にいる男子高校生、と考えれば、それが誰かは顔を見なくても想像できる。
 なるほど。
「これから打ち合わせですよね。迎えに来たんです。一緒に帰りましょう? 遠子先輩」
 遠子さん、ではなく、わざと先輩呼びして、有無を言わさないだけの笑顔を向けると、彼女は四の五の言い訳をしたりはせずに、ただ肩を落として見せた。
 ああ、本当に、これが夢だったら良かったのに。


556:名無しさん@ピンキー
11/12/30 02:10:57.72 aqKMTgH6
 夢を見た。
 二度目の恋の始まり。それと共に訪れた、別離の始まり。
 長い長い。けれども、いつか必ず春が来ると信じて自分を磨き続けた、やはり長過ぎる冬を終えて、ようやく隣りに立つことができた彼の女の―

 これっぽっちも変わることのない、後ろ姿。

 おかしいな。寝不足で目が疲れているのだろうか?
 しかし、いくら瞬きをしても、目を擦ってみても、その幻影は消えたりしない。
 よく見ると、彼女が着ている制服は、昔通っていた卒業校のセーラーではなく、白い上着にチェックのスカートだ。
 時々、出歩いた先で見かけることもある。記憶が正しければ、高校の制服。
 おかしい。
 出会いは高校生の頃だが、ぼくの彼女は、今、二十代半ばのはず。
 それでも、長年、恋いこがれた彼女の姿を見間違うわけがない。
 その証拠に、ばいばいと手を振って、こちらに振り向いた制服姿の『文学少女』は、ぼくと目を合わせるなり、肩を強張らせた。
 まるで、いたずらが見つかった子どものように。
「こここここ心葉くん!? なんで、ここにいるの!?」
 目を泳がせる彼女から視線を逸らし、先ほど手を振って別れた相手の姿を確認すると、あちらは、どうやら本当の高校生のようだ。
 彼女が気にかけて、側にいる男子高校生、と考えれば、それが誰かは顔を見なくても想像できる。
 なるほど。
「これから打ち合わせですよね。迎えに来たんです。一緒に帰りましょう? 遠子先輩」
 遠子さん、ではなく、わざと先輩呼びして、有無を言わさないだけの笑顔を向けると、彼女は四の五の言い訳をしたりはせずに、ただ肩を落として見せた。
 ああ、本当に、これが夢だったら良かったのに。


557:名無しさん@ピンキー
11/12/30 02:12:46.79 aqKMTgH6
 実年齢はともかく、傍目からは女子高生としか思えない少女を、大人のぼくが手を引いてマンションに連れ込む様子が、周囲からどう見られていたか。
 中学生の妹の隣りに並ぶ時とは異なる、どう聞かれても誤魔化しのきかない状況ではあったが、それを考えるだけの余裕など無かった。他の誰にも見られず、声もかけられなかったのは、ただ単に幸運だったのだ。
「あの、あのね。心葉くんっ!」
「なんです? 二十代も半分に差し掛かろうといういい年をした大人の女性が、年甲斐もなく制服なんて着ている言い訳ですか?」
「ああっ!! ひどいわ。その言い方は差別よ! 大人は制服を着ちゃいけないなんて法律はないわ。ううん。むしろ、大人だからこその楽しみ方もあるのよ」
「ふぅん」
 えへんとつるぺたの胸をそらし、やや無理矢理めいた言い訳を遠子さんが語るのを、ぼくは冷めた目で見つめた。
 遠子さんも、自分で言っておいて後から居心地が悪くなったらしい。耳を近づけなければ聞こえないようなか細い声で、溜めに溜めてから、ごめんなさいと呟いた。
 けれど遠子さんは、ぼくが何を怒っているか、正確には理解していないだろう。
 制服を着たことに対して怒っているのではない。ぼくにとって、彼女の制服姿は、この恋の象徴で、思い出深い特別な姿だ。それを、よりにもよって、彼女に恋するぼく以外の男に会うために着たという、そこに対する引っ掛かりは、簡単に胸から失せやしない。
 かと言って、直接そうと口にすれば、感情のままに怒鳴ってしまいそうだ。
 しょんぼりと項垂れる遠子さんに背をまわして、ぼくは無言で机に向かった。
「これ、そんなに似合ってないかしら?」
「…………」
「快斗くんは、いいんじゃないかって言ってくれたんだけど……」
 やっぱり、全然分かってない。
 手にしたシャーペンの針が、ぱきっと音を立てて折れる。けれど、返事を口にはしなかった。

558:名無しさん@ピンキー
11/12/30 02:15:23.17 aqKMTgH6
 無言の部屋に、物を書く音と、身じろぎする衣擦れの音だけが響き渡る。そこに、遠子さんも、静かな怒りと羞恥を感じ取ったのかもしれない。しばらくしてから、思い立ったかのように遠子さんが立ち上がった。
「わたし、着替えてくるわね」
「だめです」
「えっ?」
「もう少しで終わるから、そのままで待っていてください」
「えぇっ!?」
 動揺を露にして、遠子さんが心細いような声を掛けてきたが、これにも返事はしなかった。
 ちらりと視線を向けると、遠子さんが制服姿でそわそわと正座して待っている。
 意味が分からないなりに、お願いを聞こうとする姿勢がいじらしい。
 恥ずかしそうに俯く顔に背を押されて、ぼくは原稿用紙に締めの言葉を走らせた。
「読んでください」
 食べないでくださいね? と念を押して手渡すと、遠子さんは少しだけ不服そうな顔で、ぼくを見上げた。
 いじわるだわ、とでも思っているのだろう。でも、これくらいの意地悪は許してほしいところだ。
 お題は、『嫉妬』『接吻』『恋敵』
 今の状況に沿った想いを託した三題噺を読むにつれ、遠子さんの頬が紅く染まっていく。
「どうです?」
「えぇ。とても美味しそ……、素敵だわ。井上ミウの作風とは違うけれど、極上のお酒に浸したさくらんぼみたい」
「それは、ミウの作品ではなくて、井上心葉が書いたものですから」
 ほぅっと息を吐く遠子さんから原稿用紙を取り上げる。
 惜しそうに手を伸ばして、引っ込めて。でも、次にぼくが取った行動には我慢ができなかったらしく、目を丸くして抗議の声を上げた。
「いやあぁぁっ!! 心葉くん! なんで、心葉くんが食べようとするの!?」
「ぼくが書いたものですから」
「だめよ! だめだめ、そんなの勿体ない……。はっ!! じゃなくて、食べたらお腹を壊しちゃうわ。ね? お願いだから、こちらに寄越して」
「ぼくの心配よりも、おやつの心配をするんですね。あなたは」
 いやしんぼの本音が駄々漏れになっている間に、ぼくは破った原稿用紙の欠片を口にくわえて、遠子さんの両腕を掴んで引き寄せた。
 これで、手を使って紙を奪うことはできない。
 さあ、どうします? と目線で挑発すると、遠子さんは一瞬きょとんとした後、その意味に気付いて目を見開かせた。頬どころか、耳までがさくらんぼのように紅い。


559:名無しさん@ピンキー
11/12/30 02:16:31.25 aqKMTgH6
「いじわる」
 恥ずかしそうに目を伏せ、ぼくとの間に残っていたわずかな距離をゆるゆると埋めてくる。
 かさりと音を立てて、目を閉じたぼくの唇に軽い口付けが落とされた。
 未だ慣れることのない、固い口付け。微かな息がかかって顔が離れた時、口に挟んだ原稿用紙の欠片は、遠子さんに飲み込まれていた。
「どうでした?」
「思ったよりも、お酒が強いみたいだわ」
「じゃあ、もういりませんね?」
 かき集めた原稿用紙の欠片を抱え、立ち上がろうとすると、
「なんて勿体ないことを言うの! 食べ物は粗末にしちゃいけないって、いつも言っているでしょ!!」
 慌てた遠子さんにさっと奪われた。
 食べ物の恨みは恐るべし。一瞬で、怒られる側から怒る側へと転化した遠子さんが、くるりと背を向ける。その華奢な肩を掴んで、今度はぼくの方から口付けた。
 遠子さんの口付けよりも深く、息も奪うようにして。
「んっ」
 手から紙切れがひらひらと落ちる。
 長い口付けの後、わずかに顔を離して見ると、遠子さんは本当に酔ったかのように、ぼうっとしていた。
 くすりと、我ながら意地悪い笑みが漏れる。このまま、ぼくだけしか見えなくなればいい。熱をもった首筋に唇を寄せ、耳元で囁く。 
「仲直りのあとで、もっと甘いおやつを書いてあげます」
「え?」
「大人の楽しみ方を教えてくれるんですよね?」
「!?」
 あわあわと腕から逃れようとする様が可愛らしく、余計に内の熱を掻き立てられる。
 ささやかな抵抗の後、逃れられないことを悟って、遠子さんが静かに瞳を閉じた。
 あの頃と同じようで、しっかりと大人の色香を身に付けた仕草に、ぼくまで酔いそうになる。
「心葉くん?」
「好きです」
 ぼんやりとした表情のまま、遠子さんがすみれのような笑顔を向ける。
 わたしもよ、と呟く唇を塞ぎ、制服のリボンに手を掛けた。

560:名無しさん@ピンキー
11/12/30 02:21:49.55 aqKMTgH6
555を間違って2度押ししてしまいました
すみません
時期は半熟作家と空騒ぎの学友達です。


561:名無しさん@ピンキー
11/12/30 16:33:35.83 5T8qKU5R
砂糖吹いたわw

続いてほしいような、このまま甘々で終わってほしいような……

562: 忍法帖【Lv=3,xxxP】
12/01/13 20:32:30.51 2KB2oZ0d
保守

563:名無しさん@ピンキー
12/01/28 22:42:36.08 7kuYkmIu
ほしゅ

564:名無しさん@ピンキー
12/02/06 12:14:56.72 KF08kwB3
保守

565:名無しさん@ピンキー
12/02/10 18:34:11.43 e1RQO9JE
保守


566:名無しさん@ピンキー
12/02/16 20:57:37.06 7yPqWM1z
保守

567:名無しさん@ピンキー
12/02/19 20:12:41.57 3SN8dPiS
是光×朝ちゃんを期待して捕手

568:名無しさん@ピンキー
12/02/26 19:47:48.98 YDXIdrtp
朝ちゃん萌え

569:名無しさん@ピンキー
12/02/27 02:14:46.07 E0k6exqk
ユウを見たい

570:名無しさん@ピンキー
12/03/03 21:09:17.84 k0wo89pq
ド僕やんネタがいつかくると信じる

571:名無しさん@ピンキー
12/03/04 00:53:25.60 WFAhO5jc
デレた朝ちゃんとぱーぷるさんが是光をとりあう話はまだですか?

572:名無しさん@ピンキー
12/03/20 23:07:07.36 7HS1t00o
ほしゅ

573:名無しさん@ピンキー
12/03/31 22:49:42.56 Daum+obM
書き込みが無いな

574: 忍法帖【Lv=7,xxxP】
12/03/31 23:15:05.82 WD8HIqM8
ぼちぼち落ちるんじゃないかと予想

575:名無しさん@ピンキー
12/04/03 00:05:01.53 8vbj9xCG
遠子せんぱーい

576:名無しさん@ピンキー
12/04/12 23:44:56.44 cqGa95k2
書こうと思ったが、実際やってみると難しいな。
人に見せられるレベルのものが書けない

577:名無しさん@ピンキー
12/04/26 14:20:31.00 vkNJKqEG


578:名無しさん@ピンキー
12/04/30 14:36:08.19 KepMpqP7
 「こるり…。」
いきなり目の前に出てきた猫を見て、夕雨は、日本に住んでいた時飼っていた猫を思い出した。そして、ある人物のことを。
 夕雨は今、オーストラリアに住んでいる。夕雨の父と母が離婚し、母は仕事の都合でオーストラリアにいって、父は既に別の女性と家庭を築いているため、母のもとに行くしかなかった。
そして夕雨の母は、とても現実的な人間なので夕雨のことが焦れったいらしく、いろいろ自分には苦しいことをいってくる。でも、母の言うことも正しいんだと思う。
 日本に住んでた頃は、とても消極的で色んなことに逃げていた。
 だけど、夕雨が日本を発つとき、夕雨のために、精一杯の気持ちで「行ってこい。」と、いってくれた人の気持ちを無駄にすることはしたくない。だから、異国の地でも、夕雨は頑張っていられる。
 まだ、日本を離れて一ヶ月も経ってないが、言葉も違うこの国で頑張っていられるのは、やっぱり彼のおかげだと、夕雨は改めて思う。
 そして、この目の前にいる猫が夕雨から離れていくのを見ながら、日本で自分を外へ連れ出してくれた彼を思い出し、夕雨は心の中でつぶやく。
 「赤城君…。」

 是光は家の中で、しーことこるりが遊んでいるのを見ながら、ある少女を思い出している。こるりは、是光には全然なつかないが、ある少女が大事にしていた猫だ。
 彼女のことを思い出すととても切ない気持や、今でも抱く強い想いが胸を締め付ける。あの夢のように綺麗な日々が遠い昔のように感じる。
 是光が持って行った、氷砂糖だけでとても幸せそうにしていた彼女。
 とても脆く、儚げで、そして、とても綺麗な笑みを見せた彼女。
 とても細く滑らかな手をとって、ともに走り出した時、ヒカルに聞いたであろう花々を透き通ったその瞳で見つめた彼女。
 清楚なその唇を重ね合ったとき、そっと目を閉じ是光にその身をゆだねた彼女。
 別れの時、「太陽に向かって花びらを広げる花になるの。」と、瞳に涙を溜め、明るく笑った彼女。
 そんな彼女を外に連れ出した是光は後悔していない。なぜなら、彼女は強くなると決めたのだから。是光に向って「頑張ってみる」と、言っていたのだから。是光はそんな彼女の幸せを願ったのだから。
そして、相変わらずクールなこるりが自分から離れていくのを見ながら、心の中で是光はつぶやく。
 「夕雨…。」
 
 是光と夕雨は遠く離れた場所で、それぞれお互いを想いながら声に出して言う。
 「どんなところにいてもあなたのことが大好きよ、赤城君。」
 「どんなところにいてもお前のことが大好きだぜ、夕雨。」

                         終了

579:名無しさん@ピンキー
12/04/30 15:05:09.86 KepMpqP7
稚拙な文章ですが、夕雨が好きすぎて投下しました。

580:"文学少女"とイタズラ好きな完熟作家
12/04/30 16:02:44.52 DkEsAOwl
GJ。夕雨戻ってこないかな……

581:名無しさん@ピンキー
12/04/30 16:06:17.87 DkEsAOwl
前の名前が残っていた……。お恥ずかしい。

582:名無しさん@ピンキー
12/05/17 00:06:28.28 jieoxQY7
保守

583:名無しさん@ピンキー
12/05/28 23:22:30.85 mjmW5f/D
保守

584:名無しさん@ピンキー
12/05/30 08:34:11.57 4YaSQB0d
是光は今日も日舞研の部室に向かって廊下を歩いていた。
始めてみるとこれが意外と奥が深くて楽しいのだ。今まで属したことのない部活動への所属という新鮮さもあった。
ヒカルは「最初は基礎固めだからね。退屈で辞めてしまうかと思ったよ。それともハーレムっていうのがよかったのかな」
などと言い、鈴の様に笑っている。
「何がハーレムだ、ハーレム皇子!」
それが是光の頭痛の種だった。あれから生徒の間では「ヤンキーキングが日舞研を乗っ取って乱交に及んでいる」という
謂れのない噂がたっていた。
「慣れてっけどよ。慣れてっけどあんまりだよな…」
そう俺がボヤくとヒカルは彼の背中を優しく見つめながら、
「そうだね。足繁く日舞研に通う君の姿は現代のそんな野蛮さよりもむしろ平安貴族の雅やかさを感じさせるよ。
知ってるかい、平安の貴族たちは意中の女性を射止める為に屋敷へ足繁く通い詰めたんだよ。
娘が許してくれなければ雨の中待ち続けるのも厭わなかったそうだ。そんなつれない花も実に愛おしくてたまらないよね。」
なんとなく慰められているのが分かった是光は照れくさくて返事を返さずに部室の扉を開けた。

…そしてすぐに閉めた。
「あら、赤城君?」
中から月夜子の声が聞こえた。
「着替えてる最中だったね。うーん、さすがにのぞきはいただけないな。」
「こんな堂々とした覗きがいるか!」そう心の中で叫びながら俺は扉越しに謝罪の言葉をかけた。
月夜子はそれには応えず、ただ穏やかに
「もうすぐ着替え終わるからちょっと待っててね」
と言っただけだった。

あれから何分経ったのだろうか。是光は時間の感覚を失っていた。
先ほど目にした月夜子の肢体が脳裏に焼き付いて離れない。
首筋から胸元にかけてのライン。目を逸らす際に目に入ったスラリと伸びた脚。
そういったものが是光の時間の感覚を失わせていた。
「是光には刺激が強かったかな。紅の枝垂れ桜は健在だね。色づいてますます綺麗になった気すらするよ。」
そんなヒカルの声も耳を通り過ぎていくばかりだ。
そんな停止した思考を再び動かし始めたのは、
「赤城君、入ってらっしゃい。」
という月夜子の声だった。
入るなり是光は頭を下げた。
「先輩、すみませんでした。あの、俺…」
だが続く言葉が出てこない。是光は思案しているとその停止した時間を動かし始めたのはまたもや月夜子だった。
「あら、そんな畏まらなくていいわよ。私、見られて恥ずかしいような体していないもの。」
頭の片隅で「それを自分で言うな。」という考えが頭をもたげかけたが、それを押しとどめて
「ありがとうございます。」
と答えるのみだった。

「あの、先輩。他の二人は?」
是光がそう聞いたのは月夜子に立ち方を矯正されているときだった。
背中に体を押し当てる形で矯正しているので是光には背中にあたる二つのふくらみや、月夜子から薫る甘い香り、
そして月夜子の体温、息遣いまでもがはっきりと感じられた。
それがいちいち先ほど見た月夜子の肢体を思い出させるものだから是光は平静を保つだけで精いっぱいだった。
「今日は休んでいるわ。」
月夜子は平坦な声でそう答えただけだったが、なんだかその声にはいつも以上の艶が込められているように感じられた。
ヒカルなどは嬉しそうに
「是光、据え膳喰わぬは男の恥だよ。」
とふざけたことを抜かしている。
(無責任に煽りやがって…)
是光が睨みつけると
「ほら、是光君。また月の目になってる。あら。」
月夜子がバランスを崩し、それに伴って是光も畳の上に倒れこんでしまった。
是光はすぐに体を月夜子の方に向き直らせて月夜子の安否を確認するために声をかけようとする。
だがそれより前に月夜子が甘い香りを匂わせながら是光の耳元に唇を寄せて、
「嘘よ…」
と呟く。
是光が何も言えないでいると
「今日は二人には部活はお休みだと伝えておいたの。あなたと二人っきりになりたかったから。

585:名無しさん@ピンキー
12/05/30 08:35:02.73 4YaSQB0d
とうそぶく。
どうしていいかわからなくなった是光はヒカルを探した。…が、ヒカルはにこやかにほほ笑んでこちらをみつめているだけだった。
「ここは月の目じゃなくて金の目よ、是光君。」
そう言われて是光が正面に向き直ると月夜子が上気した顔でこちらを見つめていた。
そして目があったと思ったときにはもう是光は月夜子によって唇を奪われていた。
月夜子の舌が是光の口内をゆっくりと這い回る。是光が戸惑っているうちは導くように優しく、
是光がそれに応え始めてからは競うように激しく。
月夜子から薫る甘い匂いに口内が、体中が包まれて侵されていくようだった。
どれくらいそうしていただろう。月夜子が音を立てて唇を離すと独り置いていかれたような名残惜しさが残った。
「やっとこっちを見てくれたわね。二人っきりのときによそ見するなんてルール違反よ。」
上気させた頬はそのまま可笑しそうに笑うと指を下半身へと伸ばしていく。
それはいかにも当たり前のように見えて是光のズボンのベルトを外しズボンを脱がせ、
是道のモノを露出させるとゆっくりと上下に扱き始めた。
是道の思考は未だ月夜子の薫りに包まれて漂っているようだった。
それでも男の意地として声は上げない。
月夜子は再び是光の耳に唇を寄せると
「うん、硬派な男の子が声を我慢してるのって可愛いわね。でも、ちょっとだけ可愛くない。」
是光が耳にかかる吐息に声を上げるのを我慢している間に是光のYシャツをはだけさせると胸の突起を甘噛みする。
突起を舌でつつき、時に舌を押し当てて擦ると突起の愛撫を指に任せゆっくりと唇を舌へずらしていく。
そして是光のモノを舌の表面や先端を舌で嬲っていたかと思うとゆっくりと咥えていく。
月夜子の口内に包まれた瞬間、
是光は
「うあっ…」
と声を漏らしてしまう。
月夜子はそれを確認してほほ笑むと是光のモノを嬲り始めた。
顔を上下に動かし、同時に口内で舌で嬲る。先端から溢れる液体を舐めとり、その周囲を丹念に嬲っていく。
やがて是光の息が荒くなり、是光の下半身が痙攣を始めると是光のモノを押さえ、愛撫を止めてしまう。
「これ以上やったら終わっちゃうね。」
そう言い体を起こすと着物を見せつけるようにゆっくりと脱いでいく。
すぐに月夜子の裸体が露わになった。
是光は朦朧とした頭で「あれ、襦袢はどうしたんだ」と考えたがそれが意識の表層に浮上することはなかった。
月夜子は是光にしなだれかかり是光の手をそれぞれ胸と下半身へと導いていく。
是光はただ夢中で貪った。
豊かな胸を胸をもみしだき、すでに自己主張を始めていたピンクの突起を口に含み、下半身の割れ目へと指を滑り込ませた。
手探りで芽を探しだしそれを露出させるとゆっくりと指をこすり付ける。
月夜子は胸を是光に嬲られながら顔を是光の頭上で伏せていたがやがて
「これじゃ私が先に終わっちゃうね。」
と呟くと上半身を起こし是光の手を遠ざける。
そして是光のモノを握り、ゆっくりと自分の割れ目へと近づけていく。
そして、しばらくそれを擦りつけながら狙いを定めていたかと思うと一気に腰を落とした。
くちゅりと水音を立て、是光、月夜子の双方が声を漏らす。
二人の息遣いだけが聞こえる中、月夜子は是光の顔を観察しながら腰の動きを微調整していく。
腰を上下に、前後に動かし、ひねりを加え、ときに弧を描いていく。
やがて是光の顔が一番快感に歪む動きを見つけると満足そうに微笑み、その動きを継続していく。
しばらくはそうして是光の反応を楽しんでいた月夜子だったが、再び是道のモノが痙攣を始めるころには
もうそんな余裕はなくなっていた。
ただ快感を求めるためだけに腰を振る。
そして二人で朦朧とした意識の中、「もう…終わっちゃうね…」と無理に余裕を見せる。
だが、是道が必至に快感に耐える中「月夜子…」と漏らすと頭をガツンと殴られたような衝撃が走った。
鼓動が走り、頬が上気とは違う感情で朱に染まっていく。それに伴い膣がキュッと締り、
真っ白な世界に朱の花を一輪咲かせて二人は共に達した。

是道は頭を抱えていた。あの後先輩は「着替えるから先に帰っていて」と言うと奥に引っ込んでしまった。
頼りのヒカルはというと「僕がコマシ…ね…」と言うとジト目でこちらを見ているし、
「月夜子に謝ったりしたら絶交するからね」と凄みを感じる笑顔で言われてしまってはもうどうしていいか分からない。
さすがに遅くなったので先輩を待って送っている現在、先輩はこちらを見ようともしない。
(やっぱり怒ってるのか…)
と是光が内心頭を抱えていると、ヒカルが

586:名無しさん@ピンキー
12/05/30 08:35:20.88 4YaSQB0d
「はぁ…君って…。機嫌を直す方法なら僕が知ってる。嘘だと思っていいからやってごらん。」
とため息でもつきたい風に言ってきた。
(いや、でも、それは…お前以外がそれ言っていいのか?)
と思ったが他に方法も浮かばなかったので実行する。
先輩はビクンと肩を揺らしたと思うと、ツカツカと先へ歩いて行ってしまう。
慌てて追いかけると先輩は
「是道君は将来イイ男になるわよ。」と言い出した。
「またそれですか。やめてくださいよ。」
先輩を追いかけてはツカツカと突き放される。そんな様子をヒカルはとても嬉しそうに眺めていた。

---女の子に必要なもの。ときめき、まっすぐな愛情、約束。
そして、甘い言葉。

587:名無しさん@ピンキー
12/05/30 08:36:21.57 4YaSQB0d
即興だけど投下してみます。
賑やかし程度になれば幸いです。
月夜子先輩可愛い。

588:名無しさん@ピンキー
12/06/25 23:28:12.78 pwgy/22l
保守

589:名無しさん@ピンキー
12/07/14 23:13:19.81 7rkZSevQ
ほしゅ

590:名無しさん@ピンキー
12/07/31 22:49:38.20 6rlAhrQE
hoshu

591:名無しさん@ピンキー
12/08/14 01:01:37.78 kSZwJTDU
保守

592:名無しさん@ピンキー
12/08/20 11:17:19.79 I5u3BjAN
過疎やなぁ…

593:名無しさん@ピンキー
12/08/24 17:23:34.40 lzlm6+Dg
URLリンク(www.pixiv.net)
URLリンク(www.pixiv.net)

594:名無しさん@ピンキー
12/09/02 22:37:06.80 JXzjsdWJ
末摘花で、シャワーまで浴びたのに服来て帰っちゃった女の子の思い出をヒカルが語っていたが、あれってさりげにセックルのことだよね。

595:名無しさん@ピンキー
12/09/03 00:24:31.83 bgqpYPfw
新刊出たけど過疎いな

596:名無しさん@ピンキー
12/09/04 21:17:19.71 IwBVgeJT
保守

597:名無しさん@ピンキー
12/09/06 05:23:33.20 yHlXVZoN
「ちゃんと、守ってよね」
赤城に体を寄せながら言えたのはその一言だけ。
帆夏が見上げるとすぐそこに是光の顔がある。今までこんなに近づいたこともないし、こんなふうに触れたこともない。
(もう、なにも言えないよ~)
二人以外は誰もいない、静かな夜のプールとは裏腹に、帆夏の心臓は、いつまでも鼓動をドクンドクンと鳴らしていて、その恥ずかしさにぎゅっと胸を押さえていた。
(こ、こんなにどきどきしてるの赤城にばれてない?ばれてないよね!?)
「おい、大丈夫か?寒くなったのか?」
「う、ううん。大丈夫、大丈夫だから」
小さくなっていく声とともに帆夏の顔がだんだんと俯いていく。恥ずかしさと嬉しさが同時に込み上げてきて、身体中が熱くなって、頭から湯気かでてしまいそうだった。
「そ、そろそろでるか。人が来ても困るしな」
「ま、待って!」
離れようとした是光に帆夏がぎゅっと抱きつく。
「お、おい」
とっさのことに是光が反応できないでいると
「い、今離れたら見えちゃうから……!」
(自分からこんなとこに飛び込んだくせに!あたし、ホントなにいってるの)
「お、俺は見ねーから!目、瞑るから」
「み、見てもいい!よ、よくないけど!ち、ちょっと待って。心の準備をさせて!」
落ち着いて、一度だけ深呼吸をする。
是光の大きな身体、それを帆夏は全身で感じていた。大きな背中に腕をまわして少しだけ力をいれて抱き締める。
緊張して失敗しそうな自分を必死に抑えて、気持ちを整えた。そんな帆夏を是光はただ黙って見守ってくれていて……
「ねぇ」
「お、おう」
是光のことを見上げる。
「……い、一度だけ。一度だけでいいから。あたしのこと……抱き締めて、くれる?」
「俺でいいのか?」
少し困惑した是光の眼を帆夏はしっかりと見つめた。
「……うん。お願い、します」
「わかった」
是光のたくましい腕が帆夏の背中にそっと触れる。少しだけ乱暴に力強く、でも冬の日向のように優しく包んでくれる。
帆夏にとっては、間違いなくいままでで一番嬉しくて最高の瞬間。好きな人の鼓動も体温もその吐息も全部感じることができる。
(この時間がずっと続いてくれたらいいのに……)
「これで、いいか?」
すぐ近くに聞こえるくすぐったい声。返事の代わりに帆夏ももう一度是光を抱き締めた。それに答えるように是光の腕にも力が入る。
夢のような時間。そのわずかな時間はもうすぐ終わってしまう。
だから、その前にもうひとつだけ。
「あとひとつだけ、お願い……」
「ここまできたらなんだって聞いてやるよ」
「帆夏って、今だけでもいいから、名前で、呼んで」
「それだけでいいのか?」
「うん」
たったそれだけでも嬉しいから。だから―
「……お願い」
「よし、わかった」
一瞬でも聞き漏らさないように是光の紡ぐ一言をただじっと待つ。

「帆夏」

一言を心のなかで何度も何度も反芻して、幸福を精一杯感じていた。
嬉しさで泣いてしまいそうな顔をそっと是光に押し付ける。

うん、あたしって本当にチョロい。

保守しゅしゅしゅ

598:名無しさん@ピンキー
12/09/08 23:01:27.68 EHnpR33c
gj
次は葵でよろしく

599:名無しさん@ピンキー
12/09/20 01:19:18.91 eibtIYw+
いや、朝ちゃんだ

600:名無しさん@ピンキー
12/09/30 23:54:33.00 sPypaqxr
そこはしーこだろ

601:名無しさん@ピンキー
12/10/01 03:11:58.72 fMCslJDt
中国の逸品館
潮流の商品は発売します
往来の顧客
よろしくお願いします
URLの入り口:
URLリンク(cutt.us)
URLリンク(cutt.us)


602:名無しさん@ピンキー
12/10/10 07:54:58.28 0lYtrYsV
ほしゅ

603:名無しさん@ピンキー
12/10/16 19:11:33.12 W/NX4XhO
保守代わり

「甘い暮らしを守るため」
「おやつの時間を守るため」
「愛と正義のお菓子屋さんっ!」


↓後任せた

604:名無しさん@ピンキー
12/10/20 11:57:22.02 8Q/SP4Oa
続けるか

「スイートパティシエール、見参」
「死ぬほど食べていただくわ」

605:名無しさん@ピンキー
12/10/31 04:21:15.55 gVdO9AU1
「朝ちゃん」
「うるさい」
目付きの悪い男と済まし顔の少女。不釣り合いな二人が街中を歩いていく。
「前みたいには言わないのか?」
「どうせあなたはいくら言っても聞かないのでしょう?」
「まぁ、そうかもしれんが……」
本当にどうしようもない男。
少し前ならこんなやつに話しかけられることすら耐えられなかったはずなのに。
いつのまにかそんなことを気にしてない朝衣がそこにはいた。
「もうどうでもいいわ」
すたすたと歩く斜め後ろを是光がついていく。
「少しは認めてもらえたってことか、朝ちゃん」
「さあ?」
「教えてくれないのかよ」
「わたしは、犬というものは黙ってるほうが賢いと思うわ」
「犬ねぇ、あんまり厳しくしてると、ご主人様から逃げてっちゃうぜ」
朝衣の足が止まる。そのまま振り返ると、是光に問いかける。
「そう。じゃあ、あなたは逃げるのかしら?」
「そりゃ、逃げはしねぇけど……」
困ったように頬をかく是光を、朝衣は満足そうに見つめていた。
簡単に頬をゆるませてしまっている自分に気づいて、慌てて前を向く。
「に、逃げないというのなら、それはしつけとして間違ってないってことよ」
……ふん。
跳ね上がる振動の鼓動を、深呼吸でそっと誤魔化す。頬に熱を感じながらそれを無視して、今度は早足で歩き出す。

606:名無しさん@ピンキー
12/10/31 04:22:16.22 gVdO9AU1
「おい」
朝衣の腕が不意に引っ張られた。バランスを崩した体はそのまま是光に背中から抱きとめられる。
「な、なにを」
「ちゃんと信号くらい見ろって」
目の前の信号は、赤になっていて、車はどんどん通過していく。
「……わたし、気が抜けてるわね」
「泣く子も黙る朝の宮にもそんなことあるさ」
是光は朝衣の手のひらをぎゅっと掴んで
「危なっかしいからな」
「ぅ……」
手をしっかりと、繋ぐ。手のひらから伝わる体温。その熱を感じて、脈打つ心臓を抑えて、ただただなんでもないふりをするのが精一杯だった。
是光はそんな朝衣に気づかない。ただただ手を握って隣に立つだけ。
「さぁ、今日はお前の案内なんだろ?どこにでも連れてってくれよ、ご主人様」
からかうように、朝衣をみる是光。
「い、行くわよ!」
その視線から逃げ出して、そっぽを向いたまま繋がった手を引っ張って歩く。
「犬なんて、嫌いなんだから……」
唇から零れた言葉は、周囲の雑音にまぎれて消えた。


朝ちゃんのキャラの全容がわからぬ。ほしゅ

607:名無しさん@ピンキー
12/11/02 01:00:08.68 Pm6vD7ht
なんぞこのチョロ甘いの
素敵!

608:名無しさん@ピンキー
12/12/02 11:24:11.64 EvVvQcf0
ほしゅ

609:名無しさん@ピンキー
13/01/08 11:56:10.84 eqKoULKJ


610:名無しさん@ピンキー
13/01/25 18:07:14.10 TjyjbjZz
ほしゅ

611:名無しさん@ピンキー
13/02/01 15:00:40.23 PEll4aO3
朝ちゃん可愛い
でも俺は書けないんだ・・・

612:名無しさん@ピンキー
13/02/20 16:49:26.73 kvENhdNN
142 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2013/02/20(水) 16:35:18.25 ID:73NQeZTg [1/2]
「えへん!亀甲縛りも、宇螺旋巻き縛りも漢字で書けるし、
半陰陽も、包茎の種類も、チンチンが中折れしたときの立たせ方も、
パイズリの抜き方も、体位全般も、即効レポートにまとめられるわ!
オカマも、レズビアンも、完璧に、各国のスペルで綴れるのよ!」

613:名無しさん@ピンキー
13/02/24 22:15:24.11 0Pl72p+L
遠子、25歳の誕生日にロストバージン。なんて需要無いだろうな(´・ω・`)

614:名無しさん@ピンキー
13/02/27 22:01:06.44 pXgvXwYi
需要しかない

615:名無しさん@ピンキー
13/03/07 23:59:42.13 NvMcoOVI
保守

616:名無しさん@ピンキー
13/03/13 16:39:30.57 lBD+4CsV
遠子先輩の誕生日にSSあげようと思ったら
5000字書いても、まだ前戯すらしてない
金曜日にロダであげるね(´・ω・`)

617:名無しさん@ピンキー
13/04/08 23:26:40.85 nfUdhGkf
ほしゅ

618:名無しさん@ピンキー
13/05/05 17:43:17.22 vW2IjrhU
卓球読んだ。
なかなか百合百合しくてよかったよ。
最終巻では絶対一線こえてるよね。
朝香X華代子か、華代子X朝香かどっちがいいかなぁ。

619:名無しさん@ピンキー
13/05/10 22:32:04.77 G6RHXCfL
文学少女に、今話題の(?)ラヴクラフトを食べさせたらどういう味がするって言うんだろう
確か食ってなかったよな 食ってたっけか?

まあ怪奇物はけっこう食ってた気もするが

620:名無しさん@ピンキー
13/05/12 02:44:09.20 3Ld7yHBC
シュールストレミングの缶詰に乗ったインスマス面のデフォルメイラストまであったというに

621:名無しさん@ピンキー
13/05/14 20:52:45.69 1iH5tDUI
ホラーは辛口なんだったか

622:名無しさん@ピンキー
13/06/07 23:19:09.76 jFsLM95m
ほしゅしゅ


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