【うpろだ】専用スレのないSS その2【代わり】at EROPARO
【うpろだ】専用スレのないSS その2【代わり】 - 暇つぶし2ch331:拘束 その3
11/06/29 23:24:40.29 5x6fwB4q
女研究員の指示を聞いたジルが、朦朧とした顔で頷く。
射精できる悦びにだらしなく笑い、自らペニスをしごき上げる。
皮のグローブが亀頭を擦り、チューブトップから乳房が飛び出して弾んでいる。
「・・・で、出るっ!」
尿道を精液が勢いよく駆け上がり、会議室に生臭い独特の匂いが広がる。
撒き散らされたのは、大量のヨーグルトのように半固体の精液だ。
「以上で終了です。」
女研究員が言った。
しかし、返事を待たずに多くの研究員が足早に出ていく。
残って拍手をしているのは、ジルに恨みを持つ研究員だけだ。
汗だくで、ぐったりと

「ジル、綺麗にしておきなさい・・・」
「・・・ふぁい。」
床に撒き散らされた精液をジルが舌で掬い取る。
「あの・・・」
「何かしら?」
「これは・・・取れるんですか?」
掃除を終えて幾分か正気を取り戻したジルが問い掛ける。
そうね、と女研究員が答える。
「ずーっと、そのままよ。」
女研究員が意地悪く言うとジルは、ぐったりとその場に倒れこんだ。
(一週間程度で自然に取れるけど・・・諦めさせて実験に付き合ってもらうわ。)

後日。
監視カメラも気にする事無く、ジルがペニスをしごき上げている。
廊下を勃起したまま歩かされるよりも、オナニーをした方がマシだ、と思いながら。
しかし、今日は何時もと違っていた。
二人分の足音が聞え、ドアが開く。
女研究員と見覚えの無いアジア系の女性だ。
「今日は特別に・・・女性を用意したわ。」
ジルがゴクリ、と喉を鳴らし、己の欲望に顔を紅く染める。
触手や自分の手でなく、女性とヤれる。
「彼女は、もう一人の実験者だと思って頂戴。」
目隠しをされ、拘束された女性が背中を押されて一歩前へと出る。
一体、自分はこれから何をされるのか。
・・・エイダ・ウォンは、精液の匂いのする部屋の中で、身を震わせた。


・・・To Be Continued?

332:名無しさん@ピンキー
11/07/10 17:19:59.93 4b6T7gFZ


333:名無しさん@ピンキー
11/07/30 07:26:25.75 SlHSRpPx
ふたつのスピカを2巻とちょっと読んで、
日中にマリカちゃんの過去を想像しすぎたせいか、
夢でマリカちゃんは妾の子で幽閉されながら毎晩父親に犯されていたという夢を見た。
ベットの上で後背位のマリカちゃん(中学生ぐらい)が涙目で嗚咽を堪えながらシーツを掴み、尻穴で父親の一物を飲み込んでいた。
夢に感謝

334:名無しさん@ピンキー
11/07/30 16:25:40.78 XH18UQos
>>331おつー!濃厚な描写だ……

335:クイズマジックアカデミーのエロパロ
11/08/24 21:56:26.65 rtZ8zoIh
こんにちは。
とあるジュブナイル小説好きなのですが、書いてみると
どうなるか、挑戦してみました。

【エロ内容】
ふつうのジュブナイルです。
【ストーリー内容】
学校もの?
アーケードゲーム・クイズマジックアカデミーのSSです。
【ターゲット属性】
3P、お嬢様堕落もの

キャラ専スレで投稿してみたのですが、いまいちコメントがもらえず、
重複投稿になりますがこちらにもかかせていただきます。

お目汚しになるかもしれませんが、読んで楽しんでいただければ嬉しいです。

336:クイズマジックアカデミーのエロパロ
11/08/24 21:58:47.57 rtZ8zoIh
アメリア
シャロン
参考画像
URLリンク(blog-imgs-50-origin.fc2.com)


「ん?シャロン・・・どうした?」
黒檀の教壇に左手を預け、シャロンはじっとこちらを見つめている。
その立ち振る舞いは、いつもの様な、背筋を反らせたお嬢様特有の高慢さ
はなく、他の子と同様、17歳という年相応に映る。

先ほど口に添えられていた右手は今は下げており、おや?っと教壇の影を覗くと、
その手は黒いスカートの前面にぎゅっと添えられている。

「シャロン・・・もしかして、一人でしているのか?」
「ばっ、そ、何を言うのっ!そんなはしたないこと・・・この私が・・・っ」

透き通る頬が紅く染まり、形のよい細眉をつり上げ、わなわなと肩をふるわせ
怒りをあらわにする。が、その指先を見れば、すらりとした両太腿の間で、
その怒りの震えとは全くと違ったリズムで、あふれ出す欲情を抑えるよう、
必死にうごめかせているのがここからでも分かる。

「ふやぁぁぁ、止めないで!もっとしてえ!」
シャロンが現れる前に攻めていた青いシルクのベットシーツにしわを立て、正常位でその下弁に物を咥えた
いるアメリアが声を上げる。
思わず気がそれ、先ほどまでの挿入が止まってしまっていたようだ。
リズムの止まった滾りの挿出に我慢ができないというように、
その腰を捻り、躍動の再開を求めてくる。


337:クイズマジックアカデミーのエロパロ
11/08/24 21:59:24.18 rtZ8zoIh
再び、「パンっ!パンっ!」と、アメリアのその形の良いヒップに腰の打ち付けを
再開すると、「はぁっ!やぁ!生徒がっ!シャっ!ロンが見ているのにっ!私っ
声がでしゃぅう!」と、アメリアはその尖った顎をクイと天井にひきつらせ、
もはや普段魔法学園教師の規律はなく、押さえつけている肉欲をさらけ出すのであった。

「ああ・・・アメリア先生っ、、そんなに、はぁっ!」
横目で再びシャロンを見れば、挿出に合わせて左右に遠慮無くたゆむアメリアの
豊乳に目を奪われているようで、先程まで必死に隠していた自慰行為はすでに
恥じらいを忘れ、プリーツスカートをたくし上げている。

黒いガータのベルトに挟まれたそこには、たまに聞く男子生徒の噂通り、黒い下着が晒されており、
白い指先をその秘部の上で必死に踊らせているのであった。

上品な光沢を見せる布地であったが、その光沢とは別に、明らかに違う色合いを
見せている部分が見え、己の滾りが、清楚な少女のその脳裏の淫欲を想像して
「ビクッ!」とさらに大きく跳ね上がるのを感じる。

「いやあん!また、大きくぅ!すごい!あ、あ、!」
肉棒のさらなる硬化に腰元のアメリアが反応し、まじめな性格を表したような、
紺碧、ショートカットの髪元をさらに乱れさせる。

「んっ、ふうぅん、んっ、んっ」
シャロンはもはやその若さでは、体の奥底からあふれる熱さを押さえられないようであり、
いつの間にかその手を黒い下着の中に入れ、直に痺れるような刺激に打ち震えていた。


338:クイズマジックアカデミーのエロパロ
11/08/24 21:59:52.90 rtZ8zoIh
「シャロン、こっちに来なさい。」
もはやうつろであり、その半身に滾る熱さのもって行き場が分からなくなっているシャロン
は、その誘いに対し、テンプテーション(魅力魔法)をかけられたようにふらふらとよってくる
のだった。


ベッドの脇に歩み寄ってきたシャロンの細腰に左手をまわし、ぐっと引き寄せる。
「やぁっ!」
っとか細い声を上げたものの、抵抗はなく肌を寄せてくる。

無言でじっとその蒼い瞳を見つめ続ければ、シャロンは涙腺を緩めながら背伸びを
してくるのだった。
「どうした?いやにおとなしいじゃないか?」
と、問いつつさらに柔腰を引きつける。
「んんー!んんぅ-!」
初めて近づく男の裸体に期待をしているのか、己の体の火照りにいたたまれなくなったのか、
シャロンはその滾りを押さえるすべを知らず、ただ、背伸びをして端正な唇を近づけてくる。

おそらく他人の味を知らないであろうその口に、思わず口づけ、侵し尽くしたい衝動に
かられるが、ふとその理性を試したくなり、問うてみる。

「シャロン、自分で上着を脱いでみなさい。そしたらシてあげるよ。」


339:クイズマジックアカデミーのエロパロ
11/08/24 22:00:49.13 rtZ8zoIh
「はぁっ、そんなっ、はしたないことっ、できないっ」
と、シャロンはあくまでも抵抗を見せたが、瞬間に手が上着裾にかかり、慌てて
下げたのは見逃さない。で、あれば、その欲をさらに刺激してあげれば墜ちるであろう。

眼下であえぐアメリアのたわわな乳をすくい上げるようにつかみ、乳首に向かって
しごきあげる。
「んやぁん!おっぱい!おっぱいもいいのおっ!感じちゃうのぉ!もっとしてえ!」
涎を垂らし、アメリアがさらにあえぐ。

「そんな。アメリア先生ぇ。そんな声あげないでぇ、、
じゃないと、私、わたしぃ・・・止められない・・」
アメリアへの乳刺激の快感を感じ取ったのか、その言葉とは裏腹に、シャロンはついに
学園服のボタンに手をかけ、外す。

同時にシャロンの唇を奪う。
「ンっ!ンンーっ!」
一気にを差し込み、その咥内を犯す。

いきなり犯されたことで理性が飛んだのであろう。
それが引き金となり、とうとう快楽のタガが外れたようで、
シャロンは引きちぎるように制服を開く。

真っ白な鎖骨に、黒く細い肩紐が横切っている。

その下にゆっくりと視線を下ろせば、そこには14という年齢を考えれば早熟な、
確かなボリュームを感じさせる双乳が、これまた、年齢には少し不相応と思われる
艶やかな黒のブラジャーに収まり、上下に動悸しているのであった。


340:クイズマジックアカデミーのエロパロ
11/08/24 22:01:11.71 rtZ8zoIh
続きは週末書きます。

341:名無しさん@ピンキー
11/08/29 02:03:27.67 qHii4ed6
GJであります

342:名無しさん@ピンキー
11/08/30 00:17:03.41 bGXOELjf
おつ!

343:WOLF×RED
11/09/03 02:42:26.68 RB7UgA+L
ジャンプ今週号(38号)掲載読み切りの
近未来杯エントリーNo.6「WOLF×RED」のエロパロです。
ヒロインのツンデレに萌えて思わず書き殴ってしまった。
時期は読み切りが連載まで行ったと想定して一応エンディングというあたり。
作品が少しでも気に入ったらハガキを送って下さい。

【エロ内容】
弱苦痛、獣姦
【ストーリー内容】
一応純愛、ファンタジー
【ターゲット属性】
ツンデレ

344:WOLF×RED 1
11/09/03 02:45:03.86 RB7UgA+L
 グリム元帥の秘められた野望を打ち砕いて、最後の235年を一気に削り倒した。
 だけど、長かった。
 1200年を削るのに、4年かかった。
 私の王子様を解き放つために、私はなんでもやると誓った。
 この道を選んだ時、彼に好かれることは諦めた。
 でも、たった一つだけ、諦められないものがあった。
「アンタも、ずいぶん成長したわね……」
 吐息と共に出た言葉には珍しく嘘偽りが無かった。
 ハチベエの背丈はこの四年でずいぶんと私より高くなった。
 粗暴というよりもやんちゃだった少年が、頭一つ以上見上げなければならないほど立派な青年になった。
 使役機関の制服を着こなす姿は、怪人であっても振り返る女も多い。
 その結果には、満足している。色々な手を使ったもの。
「成長しなきゃ死にそうなメに何度も遭わせてくれたのはどこのどいつだよ」
 切れ長の目と細面の玲瓏な容貌だが、こうして八重歯を見せる表情には、初めて会った頃の面影が確かにある。
「そのおかげでこうやって釈放の日を迎えることができたんだから、感謝感激した上に土下座して額かち割って永遠の忠誠を誓ってくれてもいいと思うのだけど」
 最後に本音を少しだけ入れた。
「けっ外道。お前の目的も達成されるんだろ。お互い様じゃないか」
 そう、私の目的が何であるのか、私はついに最後まで彼に隠し通すことに成功した。
「で、約束、忘れてねえよな」
 怪人というよりは、肉食獣の目で彼が私を見つめる。その視線がどれほど私の心を蕩かすか、彼は知らないだろう。
「忘れてないわ。アンタと違って記憶力はいいのよ」
 彼の怪人としての属性がオオカミであるならば、いいオオカミさんである彼に、オオカミになってもらうことができると思った。
 だから意図的に、彼に対して意図的に、風呂上がりの姿や薄着での身体を見せつけ続けた。
 彼の性欲を煽り、お子様でしかなかった彼に性を目覚めさせ、それをさらにあおり立て、彼に獣欲を目覚めさせた。
 その上で、ぐーたらでいじけ癖のある彼を少しでも早く釈放させるための餌として、この身体を目の前にぶら下げてやったのだ。
 今から二年半前、残り1000年のときに約束した。
 釈放の日に、この身体を犯させてやる、と。
 残酷なことをしたと思っている。
 散々獣欲を煽ったが、執行猶予中の彼はもちろん女郎屋に通うこともできない。
 女犯なぞしたら執行猶予は取消だ。
 有り余った性欲は、怪人を倒すだけでは発散しきれない。
 風呂上がりの私の姿を見せつけながら、彼の肉槍を足先でしごいてやるのがそのうち日課になった。
 表向きは、よく働いた彼へのご褒美として。
 働きが特別良かった日は、特別なご褒美として舐めてもやった。
 本当は、それにすがりつきたい自分を抑えながら。
 早く、一刻も早く、それに貫かれる日を夢見ながら。
 恩赦完了後でももちろん強姦罪など犯せば一発で懲役が復活する。
 彼が獣欲を発散させることができる対象を、私の身体だけに仕立て上げていった。
「じゃあ、いいんだな」
 既に鎖から解き放たれた肉食獣がすっくと立ち上がる。
 その股間が、服の上からでもはっきりとわかるほどに膨らんでいた。
 やっと、その時が来た。
「……、ええ」
 頷いた次の瞬間、ハチベエがオオカミそのもののような仕草で、服の首元に噛みついた。
 そこから噛みついたまま首を翻して、せっかくキメていた服を思い切り引き裂いてくれた。
 それを三回も繰り返すと、私の服はあえなく下着までボロ布と化して、私の身体を隠す役目を終えてくれた。
 これでも結構身体には自信がある。
 せめて誇れるくらいに、餌になるくらいにはいい身体を作ってきたつもりだ。
 私の裸を見て興奮したのか、ハチベエは服を脱ぐのも面倒になったらしく、気合い一閃で自分の服を引き破って全裸になった。
 凶器のようなオオカミの男根が露わになった。
 天を刺すように反り返った太い幹は、これまで私が慰めてきたときよりもさらに大きく膨らんでいる。
 先端からは既にだらだらと先逸り液が滴り落ちて、肉槍をぎらつかせていた。
「手ついて、さっさと四つん這いになれよ」
 前戯も何も無しに、獣のように犯されるのだ。
 これは仕方がない。抱いてくれと言えなかった自分が悪い。
 それでもいいと思うことにしたのだ。
 そっと手をついて、彼に尻を向ける。
 恥ずかしいと思う気持ちはとうに消えていて、触られてもいないのに期待だけで身体は昂ぶっていた。
 はしたないくらいに自分の中が濡れているのがわかる。
 彼が荒々しく私の腰を掴んできた。

345:WOLF×RED 2
11/09/03 02:45:45.19 RB7UgA+L
 ああ、あと少しで、私の目的が叶う。
 獣のようで構わない。
 彼が私のことを思い出さずに、私の望みを叶えてくれれば。
 あとは、彼の巨大な分身を、この初めての身体で受け入れられるかが心配だった。
 裂けてもいいから、せめて、彼を満足させることができればいいのだけど、こればかりはやってみないとわからない。
 ああ、どうしたの。
 早く、早く、貴方と一つになりたいのに、どうして、入れてくれないの……
「そういや……外したとこ見たことなかったな」
 背後から戸惑う様に掛けられた声が何を意味しているのか、一瞬、わからなかった。
 ハチベエが、眼鏡に手を掛けたのだとわかった瞬間、私は恐怖に駆られながら身体を翻して眼鏡を守った。
「なんだよ、服は全部脱がしたんだから、眼鏡も取っていいだろ」
「お、お願い!それだけは、それだけはやめて!」
 眼鏡は仮面だった。
 オオカミさんに助けられた女の子が、オオカミさんを助ける地位を得るために、文字通り血反吐を吐くほどに勉強して、あげく目を悪くして、顔を隠すためにつけた仮面だった。
 眼鏡の質が悪く、わずかにピントがずれているために、目を細めて見なければならず、おかげで吊り目の性悪女の顔になることができる、便利な仮面だった。
 万が一にも、彼の憧れの女の子が、目の前にいる憎い女だと気づくことがないようにするための、彼に夢を見させ続けるためにどうしても必要な仮面だった。
「そう言われるとな、かえって外してやりたくなるぜ。テメエがそんなに狼狽するところなんか初めて見るしな」
 私は、いかなるときでも、彼の前でこの仮面を外したことはなかった。
 期待通り、この眼鏡のお陰で、彼は私の正体に気づくことはなかった。
 この眼鏡を奪われたら、彼が私の正体に気づいてしまったら……
「やめて!おねがい!なんでもするから!それだけは許して!」
 性悪女の顔をかなぐり捨てて、嘘ではない涙を溢れさせて懇願する。
「いやだね。そう言われたら、最後にテメエが嫌がることの一つくらいやってやりたくなる」
 最後に、という言葉に胸の奥が貫かれるように痛んだが、それどころではない。
 両手を顔の前で交差させ、なんとかして眼鏡を守ろうとする。
 だけど、この四年間他ならぬ私自身が鍛え上げた彼の力は圧倒的だった。
「いやあああああああああ!」
「いいね、テメエのそんな声を聞けただけでもやる甲斐があるってもんだ」
 のし掛かられ、馬乗りにされて、軽々と左手一本で両腕をねじ上げられ、右手でそっと、私の大事な仮面を引き剥がした。
「………………」
 ハチベエの、動きが止まった。
 呆然としている。
 両腕をねじ上げられているから、隠すことも出来ない私の素顔を、まじまじと見つめていた。
「綾音……、おまえ、ひょっとして……」
 ハチベエの顔に理解の色が広がった。
 それだけは、それだけは気づかれてはいけなかったのに。
 彼の思い出の中にある女の子がもう、無垢な女の子ではなく、最低最悪の性悪女になっているということを。
「なんだよ……それ」
 長年の勘違いにようやく気づいてしまったのだろうハチベエは、私を拘束することも忘れて両手で頭を掻き毟った。
「俺は……、やさしいオオカミさんになるって……言ったのに……」
 恐れていた通り、性悪女に昔年の恨みを晴らすために固く反り返っていた彼の肉槍は、やさしいオオカミさんである自分を取り戻した今、するすると小さくなってしまった。
「おまえは、全部、俺のために……」
 やめて、そんな目で見ないで。
 私はもう、そんな優しい目で見てもらえる女の子じゃなくなったのに。
「……ごめん」
 この四年間一度たりとも聞いたことがない悔恨に打ちのめされたような声で、彼の口から、初めて聞く謝罪の言葉が漏れた。
 そんな言葉が、聞きたかったんじゃないのに。
 男根を突きつけるようにのし掛かっていたその身体が離れる。
 圧倒的な体温が失われる喪失感に耐えきれなかった。
「お願い……」
 立ち上がろうとするその首に、すがりついた。
「お願い、だから、私の、ことを、犯して……」
 十年以上の作戦もプライドも何もかも失って、どうしていいかわからなくなった自分が、泣きながら彼に懇願していた。
「私は、そのために生きてきたの……。
 今度は、オオカミさんを助けるために……、そして、大好きなオオカミさんに、私の初めてを奪ってもらうために……」


346:WOLF×RED 3
11/09/03 02:46:53.71 RB7UgA+L
 嫌われてもいい。
 せめて、あの幼い恋心の消えない残り火の証を、この身体に刻んで欲しかった。
「おまえは、そんなことのために……」
「だって、あなたがいなければ、私は死んでいたのよ……。あなたは、私の全てなんだから……」
 格好悪いにもほどがある。雌犬として犯されていたら、こんな情けない姿を見せずに済んだのに。
「おまえ、俺よりバカだったんだな」
 それは、あなたにだけは言われたくない。泣くのを忘れてさすがに抗議の声をあげようとしたところで、
「あ……」
 息もできないほどに抱き締め返された。
「あの子が、大きくなることも、ずっと傍にいたことにも、気づかなかった俺よりもバカだぞ」
 これは、夢か。
 この十余年、夢にだけ何度も見た。
 彼にこうやって抱き締められる、ありえないと分かっていた光景を。
「……いい」
 相変わらずの馬鹿力で身体が痛い。なら、この光景は夢じゃない。
「バカでも、いい……。夢が、叶うなら」
「そんなこと言ったら、俺は本当に、オオカミになるぞ」
 間近で真っ直ぐに向けられる視線は、情欲に燃えていてもなお鋭く、下卑たところを感じさせなかったのが救いだった。
 ある意味ではとても純粋に牡としての使命や本能を全開にして私の身体を求めてくれていた。
「……私を、食べて。大好きな、オオカミさん」
 その言葉を聞いた彼が左の胸に噛みついてきて、私は一瞬本当に喰われたのかと思った。だがすぐに痛みが甘く変わったので、乳首を強く吸われているとわかった。
 出るはずのものが出ないと不思議がるように強烈に吸い上げられ、私の身体はそれだけでもう火が付いたように熱くなっていた。
 吸われていない方の乳首が、早く吸ってとせがむようにはしたなく尖ってくる。
 それに気づいた彼は、そちらも容赦無く吸い上げてくれた。
 甘く鋭い痺れが胸から子宮に伝わって、下半身が蕩けてくる。
 ただでさえ犯される直前でお預けをくっていた身体が、情けないくらいに燃え上がって仕方がない。
「吸うだけじゃなくて、もっと、いっぱい、いじくって……。
 これでも、満足してもらえる身体を作るように頑張ったんだから」
自分の身体は食べるものに気を遣ってしっかりと仕立て上げたつもりだった。
 形も、大きさも、しっかりと堪能して欲しい。
「いいんだな?」
 問いかけに答を返すより先に、そのまま胸の双丘を掴んできた。
 揉むというより握りつぶすかのような荒々しい動きに、育て上げた私の身体はちゃんと応えてくれた。
 絞るように握られてもそれを弾くだけの弾力をもって、仰向けになっていても乳首はピンと上向いていた。
 生意気だと言わんばかりに今度はその乳首を指で押し込み、続いて捻り上げられる。
 そうかと思えば、膨らみをまるごと包むように鷲掴みにしてきた。
 彼が、私の身体を蹂躙することを、楽しんでくれているのがわかった。
 ああ、よかった。重ねた努力は無駄じゃなかった。
 私の大好きなオオカミさんが、かつて助けた女の子の身体を、貪ってくれている。
 気がつけば、一度しおれかけていた彼の男根が、ふたたび凶器のように硬く反り返っていた。
「悪い……、もう、我慢できねえ……」
「うん……。早く、早く、入ってきて」
 下半身は正直に、早く入れてとねだるように中から濡れてきていた。
 そのはしたない割れ目を差し出すように、彼に尻を向けて、今一度四つん這いになる。
 無理やりでなくても、どうしても、彼に抱かれるときは、獣のようになりたかった。
 後ろから彼が近づいてきて、私の割れ目に彼の太い肉槍がそっと押し当てられる。
 それだけで頭の中が吹っ飛んでしまうかと思った。
 だけど、彼はなかなか入ってきてくれない。
「おい、おまえ、大丈夫なのか」
 やさしいオオカミさんは、私の身体を裂いてしまうことを心配してくれていた。
 確かに、どう考えても入りっこないくらいの大きさだった。
 でも、ここまで来てやめないで欲しい。
 彼に入れてもらえるのなら、私はそれで死んでも構わない。
「大丈夫。そこは、本当ならもっと大きなものが通るとこなんだから……」
 彼に向かって言うというよりも自分に向かってつぶやいた言葉だった。
「じゃあ……、いくぜ」
 彼が両手で私の腰をしっかりと掴んだ。
 もう逃げられない。
 やっと、やっとその時がきた。

347:WOLF×RED 4
11/09/03 02:47:38.15 RB7UgA+L
「…………!!」
 突き刺さるような衝撃とともに、普段なら絶叫してのたうち回るほどの激痛が走った。
 でもそのときの私は、その激痛を全部彼方に消し飛ばすほどの歓喜でいっぱいだった。
「あああああああああああ!!」
 歓喜で満ちた心が身体を燃え上がらせて、処女だったというのに入れられただけで絶頂に達してしまった。
 その事実を心が認識してもう幸せでまたイってしまって、身体が心に追いつこうと痙攣するくらい震えて、ずぶずぶと奥まで入ってくる彼の感触が巨大で痛くて嬉しくてもう天国に行ってしまったくらいに気持ちいい。
 彼の分身が押し込まれているところが波のようにうねりながら、蜜みたいな液が身体の奥から洪水のように溢れていた。
 自分の中の足りなかったところが、ようやく満たされていった。
 彼の熱い重みが、身体の芯の一番奥に突き刺さるようにのし掛かっていた。
「すげ……、全部、はいっちまった……」
「そう……、よかった」
 ずっと不安だったことが、大丈夫だった。
 彼の太く長い分身を、私の身体は、ちゃんと根本まで受け入れることができた。
 嬉しくて、身体がまたうねる。
 彼の分身を抱き込むように、撫でるように。
「うわ……おまえの……、なか、気持ち、よすぎる……!」
 そう叫ぶと彼は、衝動的に私の身体を前後させ始めた。
 巨大な彼の先端が、貫かれたばかりの私の身体の中を掻き出して、そのすぐ後に最奥まで突き刺さった。
 猛然と、ケダモノのように腰を打ち付ける彼の動きが、私の中をめちゃくちゃにかき回す。
「ああああああ!」
 こうして欲しかった。ずっとこうして欲しかった。
 私の身体が彼のモノになっている。彼が私で喜んでいる。私で快楽を貪っている。
 思考が全部消え去りそうなくらい、嬉しい……気持ちいい……!
「くあ……!出る……!」
 彼のその声が私の耳をくすぐった直後に、私の一番奥まで突き込まれたものがひときわ大きく膨らんで、私の中に大量の熱い飛沫が注ぎ込まれた。
 どくん、どくん、どくん、どくん、どくん、どくん……
 どれほど注ぎ込まれてるのか、腹の中が膨らんでくるくらい。
 幸せで、嬉しくて、気持ちよくて、もう、四つ足で立っていられなくなり、私はその場にくずおれ、意識を失った。




348:WOLF×RED 5
11/09/03 02:48:16.71 RB7UgA+L
 目が覚めると、身体に何か突き刺さって動いていた。
 ぐったりと倒れていた私の身体に、彼がまだのしかかって、ひたすらに腰を振っていた。
 それと自覚してすぐ、また身体の中に精液が注ぎ込まれた感触があった。
 時計を見ると、あれから六時間くらい経っている。
 身体中がべたべたすると思ったら、全身ほとんどくまなく、精液がぶちまけられていた。
 ということは六時間ほど、私はずっと彼の玩具になっていたのか。
「なんだ、目が覚めたのか」
 ごぷりという音とともに、どろどろに精液に浸されていた下半身から、ようやく彼の分身が抜けた。
 すごく、名残惜しかった。
 その六時間の間、意識があったら、どれほど嬉しかったことか。
 処女を失った直後だというのに、ずっと彼の男根を擦られ続けていた私の下穴は大きく口を開いて、中に留めておけない大量の精液を噴き出し続けていた。
 これは、さすがに孕んだかもしれない。
「すげえ、よかったぜ。お前の身体」
 下半身だけでなく、胸も腕も精液まみれということは、多分、私の全身を使って楽しんでくれたのだろう。
 それは、とても嬉しかった。
 その記憶が無いのが残念だけど、これから確認すればいい。
 全身快楽の後遺症で重い身体を引きずって、近くに置いてあったリモコンを操作する。
「……なんだ?」
「録画しておいたのよ」
 わくわくするような私の声とともに、スクリーンに映像が映し出された。
 だって、大好きな人との初めての日のこと、どうしても映像に残しておきたかったから、仕掛けておいたのだ。
 呆然としている彼を横目に、ちょこちょこと早送りして、行為の概略を確認する。
 うわー……すごい、私、あんなことまでされてる。
「おまえ、それ、どうするつもりだ……」
 どうするって言われても、もちろん永久保存……あ。
 いいこと、思いついた。
 こうすれば、彼はまだ、いてくれる。
「これ、明らかに一般人に対する陵辱行為よね。
 この映像が法廷に提出されたら、どうなると思う?」
「は?」
 あなたは、ずっと私のもの。
 私は、ずっとあなたのもの。
「まずいわよねえ」
 眼鏡無しでもこの邪悪な笑みができる自分に驚いた。
「おまえ、ひょっとしてまた、俺を檻に入れるつもりじゃ……」
「檻に入るのは、時々でいいわ」
「おまえ……さっきのしおらしい態度はどこへ行ったんだよ!時々でもやってられるかよ!」
「時々は入ってくれないと困るわ。……ここに」
 そういって私は、自分の下腹にある、彼を閉じ込める檻をそっとなぞった。


おわり

349:名無しさん@ピンキー
11/09/03 10:34:20.68 k+ZBpAXm
おつ!

350:名無しさん@ピンキー
11/09/06 04:32:02.57 Ex4ZY4cH
遅ればせながらGJ

351:名無しさん@ピンキー
11/09/08 00:08:54.40 8bbqPJed
投下乙
GJ!


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