09/05/21 07:38:19 cSwHdYKY
敷居が高いんだろうか……
101:名無しさん@ピンキー
09/05/21 23:21:28 twqCiOJm
>>99
ビックリマン
102:名無しさん@ピンキー
09/05/23 21:41:23 OEA5UhVU
矢凪まさしのマンガ「恋愛悪魔」の悪魔は可愛いな
天使っこも出てくるのでオススメ
103:名無しさん@ピンキー
09/05/28 09:57:28 UttDk6xS
ぐぐったら確かに可愛かった
104:名無しさん@ピンキー
09/05/29 18:21:53 Hlo8XLl2
保守
105:名無しさん@ピンキー
09/06/02 19:09:23 hSqjCVXV
天使よ…どうぞ降臨してください
106:名無しさん@ピンキー
09/06/10 22:25:25 8gLQElzh
七つの罪源
高慢 堕ちたルーチェ
憤怒 デーモン
嫉妬 リウ゛ァイアサン
貪欲 バルバロッサ
怠惰 ベルフェゴール
大食 ベルゼブブ
愛欲 リリス
107:名無しさん@ピンキー
09/06/11 01:51:04 dw8oFZBa
どうしたんですか突然!
108:名無しさん@ピンキー
09/06/22 03:05:31 oR19w3T5
昇天
109:名無しさん@ピンキー
09/06/22 11:57:53 Ck03Dh4g
ふふっ、この天使……天へ帰るに悪魔の手は借りん!!
110:名無しさん@ピンキー
09/06/30 22:43:42 Kv+eC1z1
我が生涯に一片の悔い無し
111:名無しさん@ピンキー
09/07/08 03:05:29 TgTr6Rgn
尻尾をふりふりする悪魔のお尻に
天使も思わず反応
112:名無しさん@ピンキー
09/07/11 01:41:48 /gHwRJ9U
俺が反応した
113:名無しさん@ピンキー
09/07/12 01:07:41 q2gpZDjb
びくんびくん
114:名無しさん@ピンキー
09/07/18 20:47:18 /OLvGtb6
もっと盛り上がってもいいはず
115:名無しさん@ピンキー
09/07/19 12:33:22 QRbh/dtV
昇天
116:名無しさん@ピンキー
09/07/19 15:58:44 NR5PrJD3
ぺ天使とあ熊
117:名無しさん@ピンキー
09/07/26 13:12:24 NhyK9eUR
悪魔と天使って組み合わせがいい
118:名無しさん@ピンキー
09/08/05 23:19:10 BKObfrWd
保守
119:名無しさん@ピンキー
09/08/05 23:40:48 SprnkOMU
良シチュ
120:名無しさん@ピンキー
09/08/06 03:22:43 ZTsvqoPZ
悪魔娘は褐色の肌に限る
121:名無しさん@ピンキー
09/08/06 13:25:39 sEs1l59B
>>120
蒼白だろ。
122:名無しさん@ピンキー
09/08/06 13:33:42 wbSCiVsG
紫でも可
123:名無しさん@ピンキー
09/08/07 03:07:27 2tf1dIKQ
ある漫画を読んでいたら
天使のように見える悪魔が天使として育てられ、本人も知らずに育ち、ある日それを知らされて悪魔になるが
かつて仲間だった天使に倒された後強引に引き戻されてというシチュを思いついた
天使と悪魔に関する知識もないから文に起こすのは無理そうだからとりあえず言っておいた
124:名無しさん@ピンキー
09/08/07 04:09:42 ZztuktQe
>>123
ベンジャミンの描くショタはレベル高いよな
125:名無しさん@ピンキー
09/08/07 04:17:07 ZztuktQe
良く考えりゃ逆だ
「放課後は淫魔」なら淫魔としての記憶を植え付けられた堕天使のショタだし
どちらにせよ、ベンジャミンの描くショタのレベルが高くて、「放課後は淫魔」もなかなかエロかったのは確かだ
126:名無しさん@ピンキー
09/08/08 04:11:52 Xc8CU0QH
>>124
実は天使も悪魔も出てこない漫画でな
太陽光使って闇の一族を倒していく話なんだ
で、主人公の仲間だった少女が闇の一族だったって話で思いついた
反省は多少しているが後悔はしていない
127:名無しさん@ピンキー
09/08/08 18:26:36 GKFaGerw
>>125
死神が好きだった。
ちょいボケなとことか。
鎌相手に渡しちゃ駄目だよw
128:名無しさん@ピンキー
09/08/13 15:38:53 gCa1cbpN
天使のような……悪魔の笑顔……
この街に……あふれているよ……
129:名無しさん@ピンキー
09/08/14 18:20:48 hP7Qb3H1
非道天使♂×純真悪魔♀
130:名無しさん@ピンキー
09/08/15 06:14:34 jUt20ZKT
>>129
男女逆もいいね
いじわる♀天使×純情♂悪魔
131:名無しさん@ピンキー
09/08/15 12:02:04 DNxy601v
悪戯悪魔♂×純心天使♀
132:名無しさん@ピンキー
09/08/15 14:32:07 haz5YjcD
まったり天使と怠惰な悪魔
133:名無しさん@ピンキー
09/08/16 23:55:32 EFtQJSQJ
挫けそうでも、迷いそうでも……ってか。
懐かしいな
134:名無しさん@ピンキー
09/08/18 01:17:20 5RKbGwxb
ミカエル…まだ地球を見てるのか…
もう、いいかげんにしたらどうだ…。
おまえとの契りを最後まで結んだが故に、彼女は一切の記憶を無くし、
あの惑星へ堕とされたのだろう?
その記憶の全てを自らの贖いによって取り戻すまで、彼女はその輪廻
の輪から解き放たれてこの天界に戻ることなどないのだから…!
たとえ、この天界に戻れたとしても…神の所有物である彼女がお前の
ものになることは、二度とないのだから!
それに…かろうじて堕天として堕とされなかったお前には、大天使
としての役割を引き続き果たす責務があるだろう…。
我らが主たる神は、お前さえ望めば、直ぐにでも元の立場に戻し
てやろうと仰せだというのにな…。
135:名無しさん@ピンキー
09/08/18 01:18:01 5RKbGwxb
…大天使としての責務だと…?
…笑わせるな!我らが絶対的主たる神に逆らうだけの力もなく、
ただ、見せしめのためだけに、この天界につながれている私に
これ以上、なんの責務があるというのだ!
ルシフェル…お前も、我らが主に何度でも伝えるが良い!
このミカエルは、私と彼女のことの全てをお赦し戴けぬ限りは、
意思を曲げぬと…!
ミカエル…お前のその頑な意思の強さには、敬服するが…それではお前
は、ここで、神からの命を受けた堕天使…悪魔たる私に犯され続け
ることになるな…。
136:名無しさん@ピンキー
09/08/18 01:19:23 5RKbGwxb
…っあ、あぁっ!
…ルシフェル…構わんさ…私は自らの意思を貫き通すまでだ…!
…ふふ、私の愛するミカエル…君の気が変わるまで…どこまでも
付き合ってやるとしよう…これから先も長い…覚悟しておいた方
が良いと思うよ。
…っあ、ああぁっ!……ルシ…フェル…!!
相変わらず良い声で鳴くね…ミカエル、私は本当にこの役目を与え
てくれた神に感謝しなくてはならないようだね…。
…ふふ、これから先が本当に楽しみだよ…。
-END-
137:名無しさん@ピンキー
09/08/21 13:09:34 vKHU+ZfX
天使を犯して堕天させたい。
138:名無しさん@ピンキー
09/08/21 22:15:07 k393AY6G
ただ犯すだけじゃ天使は堕とせないさ…
恋情にも似た狂おしい程の憎しみも一緒に与えてやらんとね…
さて、あいつらをどうやって堕天させてやろうか…!
139:名無しさん@ピンキー
09/08/22 17:44:07 U4e5Js08
>>138
執着が必要なのか。
140:名無しさん@ピンキー
09/08/23 00:08:30 lh/7wp34
そうだな…。
執着とか、嫉妬とか…
あいつらを汚すには、黒いマイナスの感情をその胸に絶えず
灯してやる必要があるからな…。
さあ、あんたの望みどおり、あいつらを堕天させてやるよ。
…どうやって堕とすのが望みなんだ?
141:名無しさん@ピンキー
09/08/23 15:08:17 Oj4l3J/p
>>140
まず犯す。
これで天使の心に「義憤」が灯る。
犯しながら精神的に痛め付けていって、「義憤」を七つの罪源の一つ「憤怒」に変える。
殺意を覚えたら堕天。
142:名無しさん@ピンキー
09/08/25 00:31:31 QArD10m6
案外変な噂流しておけば他の天使達が勝手にレッテル貼って堕天させそうな気もする
そして絶望に打ちひしがれている所に優しく近付いて後は美味しく……と
143:名無しさん@ピンキー
09/08/25 01:52:49 mLqYxyDW
そうだよな。
あいつら以外と慈悲深いんで、単に陵辱してやった位じゃ堕ちなかったりするしな。
おまけに殺意があるかどうかは別として、正義感に篤いせいか、あいつらの方がよっ
ぽど憤りやすいし、主の御心のままにとか言ってあっさり、人を殺すんだよなぁ…。
陵辱され、絶望と快楽の中で涙を流しながら堕ちていく天使の様子が観たいっていう、
あんたらの望みは解った。
あいつら天使が堕ちるのは、自らの意思で己の心の中に絶対的な強さの黒い感情を恒
久的に抱えるか…神の意志により堕天させられるかのどちらかだからな…。
ご要望を果たすべく…まぁ、少し考えてみるとするよ。
144:名無しさん@ピンキー
09/08/25 17:54:07 Yx5TZhbN
ルシフェルは、「一番偉い天使だから」って理由だけで、神のパシリにされるのが嫌で、反逆したら堕天させられて、金星ルシファーになったんだっけ。
145:名無しさん@ピンキー
09/08/25 20:34:03 QArD10m6
>>144
大雑把に言えば「スト起こしたら纏めてクビにされました」って事か?
146:名無しさん@ピンキー
09/08/25 23:27:10 nqdTdEOZ
まあ、大雑把に言えばそんなところかな…。
私はミカエル達を公然と虐めてやれる立場になれるんで、ちょうど良いと思って
たんだけどね。
とか笑顔で言いそうw
147:名無しさん@ピンキー
09/08/26 04:17:32 HQdJJnkd
大掃除感覚で大洪水だしなあ
148:名無しさん@ピンキー
09/08/27 01:22:22 Rfffb+fK
天使「あ…悪魔の方が罪もない人間達をそそのかして、争いの種を生み、戦争を引
き起こさせて…自分で手を下さず、多くの人を死に追いやるような酷いこと
を沢山してるじゃないか!!」
悪魔「お前…バカか?
人間共が悪魔に誘惑されて実行したとか言っている罪のほとんどが、自分自
身の心に生じた罪悪感から逃れるための言い訳だろう。
俺たち悪魔が人間どもの罪悪感をほんの少し肩代わりすることで、一体どれ
だけの脆く傷つきやすい人間の心を救ってきたことか…。」
天使「…なっ…罪を犯して傷ついた人間の心は、その人間が自分自身で贖うことで
しか救われないよ!」
悪魔「だからぁ…いきなり自分の罪を直視できる強い人間ばっかりじゃないっての。
俺ら悪魔が一時的な緩衝材の役目を果たしてやってるってことが解んないの
かね?
結局、俺ら悪魔もあんたら天使も神のご意思とやらで、この世界に必要とさ
れてる存在なんだっての。
あんたさぁ、俺は今、ただでさえ、その天使の善人面した正義感がうっとお
しいと思ってたのに…。
そんな俺の前に不用意に現れといて、これ以上、そんなガキくさくて、可愛
い正義感たれ流しな口を利いてると、本気で犯すよ?」
天使「えっ…っや!…やだっ!…っや!!!!…んっ、あぁ…止めろ…よ…!!」
悪魔「…本当にバカ可愛い小娘…いや天使か…だな…。
ここまで来といて今更、止めるワケないだろう。
…ほら、たっぷり泣かせて、可愛がってやるよ。
お前がさっき口にしたような正義感だけじゃどうにもならないことも
あるってことをその身体で体感させてあげるよ?」
天使「あ…っ…痛、っぁ…あ…あぁんっ!!」
悪魔「何?もう感じ始めてんの?」
天使「…感じてるって…何の…こと…あ…っ…あぁっ…!!」
悪魔「そうか…知らないんだな…解んないのか?
…あんた、そういう風に今、自分の身体全身で俺のキスと指の動きを気持
ち良いって感じ始めてるだろ?そのことだよ。
…それから…安心しろよ。これから、お前らが言うところの最後の契りま
で俺がお前と交わしてやるよ!」
天使「えっ!…っや!…止め…て…嫌だっ!…っあ、あぁああ!!……嫌あぁぁ!!!」
149:名無しさん@ピンキー
09/08/27 17:12:27 0c/W1tBn
>>148
GJ
さあ続きを。
150:名無しさん@ピンキー
09/08/28 01:19:17 gz2Ra/rB
悪魔「何泣いてんの?まだ、あんたのここに…俺の指を一本、入れただけだよ?
まぁ、最も…十分濡らしてやってないから、痛かったかな?
そんなに心配しなくても良いよ。
ほら…これから充分、気持ち良くしてやるからさ。」
天使「っあ!!…止め…ろ!…そんな…ふうに…指を…動かす…なぁ…っ!!」
悪魔「ん?…ほら、あんたのココは、こんなに気持ち良いって、言い始めてるよ。
ほら、解るか?もう、ココからこんなに蜜の溢れる音がしてるだろ?
ほら…こんなに感じて…くくっ…あんたホント初めてだろうに…厭らしいなぁ…。」
天使「っあ!!…厭らしい…って?…何が!…っふ、あぁんっ!!」
悪魔「…ああ、こんなに感じるなんて、淫乱だねって、誉めてんだよ。
もう、俺の指がココに複数入ってるけどさ、気持ち良いんだろ?」
天使「…っ、違うっ!そんなことないっ!…っあ、あぁあんっ!!」
悪魔「可愛くないなぁ…ほら、気持良いだろこれ?
そういうこと言ってると、ほら、指、動かすの止めちゃうよ?いいのかな?」
天使「んぁ!…や…嫌ぁ…」
悪魔「ん?…何が嫌なんだ?…素直に言えよ…もっとも…あんたの身体の方は素直だな。
ほら、もう…身体の方が快感に疼いて、焦れて…そうやって腰を少し動か始めてるだろ?
今、俺の指は全く動いてないんだけどね…俺が動いてるように感じてたの?
なあ、あんたさ、素直になれよ…ほら、ココで俺の指をもっと動かしてほしいんだろ?」
天使「…ちが…あぁんっ、嫌ぁ…!」
悪魔「何が違うんだ?…ほら、素直に言ってみろよ!」
天使「んぁ!…やぁ…っ…お願い…」
悪魔「ん?…それに相手に何か頼むんなら、『お願いします。』だろ。で?…何をして欲しいのかな?」
天使「ん…あぁ!!…お願い…します…指…を…動かして…ください…」
悪魔「…くくっ、解んないなぁ…誰の指をどこで動かすのかな?」
天使「…っふ、あぁ!…嫌っ!…いじわるっ!!」
悪魔「いじわるだよ?…さあ、言ってみな?」
天使「…っ、お願い…します!…キミの…指をボクのここで、動かしてぇっ!!!」
悪魔「おや…ようやく言えたじゃないか。
…さあて、ご褒美にこっちの小さい先端も一緒に気持ちよくしてやるよ!!」
天使「…あぁぁっ…っふ…あぁああぁんっ!!!…気持ち…い…ふ…あぁあぁんっ!!」
悪魔「ああ…もう、イッちゃっうのかな?…でも…まだまだ…これからだよ?」
天使「えっ…っや!!…それ…嫌ぁ…!!」
151:名無しさん@ピンキー
09/08/28 17:55:28 R3aGGNvh
>>150
GJ
天使は、七つの罪源の一つ「愛欲」を手に入れた。
152:名無しさん@ピンキー
09/08/30 23:44:43 YGDL2FmC
いいですね
153:名無しさん@ピンキー
09/09/06 12:18:44 V6ML/s5w
保守 主よ…我らにご加護を…!!
154:名無しさん@ピンキー
09/09/11 01:25:37 gOpLKDxQ
このスレ萌える
155:名無しさん@ピンキー
09/09/13 01:24:31 DNdE4wTm
神に愛されたスレ
156:名無しさん@ピンキー
09/09/15 02:48:30 wwLVKN20
過疎ってるからな
157:名無しさん@ピンキー
09/09/15 19:23:15 UdWqXo+X
純真無垢な天使ちゃんと、百戦錬磨な悪魔くん。
二人が出会ったのは、本当に些細な偶然が重なったから。
天使狩りをする悪魔くん。逃げる天使ちゃん。
いつもなら、言葉を交わす暇も無い間に、天敵を消し去る。
でも、今日はそれをしなかった。
プルプルと小さな身体をもっと小さくした天使を、
悪魔くんは捕まえた。
そんな妄想をして、早1年。
この二人の話も大分進んでいます。
でもあえて、ここでパス。
こんな二人のお話が読みたかったりなんだりラジバンダry
158:名無しさん@ピンキー
09/09/22 13:35:40 oYSi51GO
ここも保守
159:名無しさん@ピンキー
09/09/29 02:35:41 dMiyb8cn
生き残ったか
160:名無しさん@ピンキー
09/10/01 22:52:52 UDEF9MSE
保守 光りを…
161:名無しさん@ピンキー
09/10/03 01:56:26 0rTdpVN8
どうして…
あれから…どうしてボクを墜としに来てくれないの?
このまま…ボクに…この天界に居続けろというの?
キミとのあの日の記憶をこの身体に刻み込んだまま…
灼けるように火照ったこの身体を持て余し続けたたままで…
このまま、ずっと、ボクは天使のままで…
キミに恋焦がれ、待ち続けたままで…この天界に居続けろというの?
もう、ずっと…ずっと…!
ここに…身体のこの場所にもう一度、キミを感じたいのに…!!
「…んっ、あぁぁ!!」
も…キミがほしい…よ!
お願い…だから…ボクを迎えにきて…よ!
ボクを墜としにきて…よ!
お願い…ボクを悪魔にして…
162:名無しさん@ピンキー
09/10/03 23:42:49 0rTdpVN8
…相変わらずバカだよなぁ…
今はまだ、お前がその天使としての聖属性を持ちつづけたままで、
悪魔であるこの俺に従属し、執着し続けることにこそ、意義があるのに…
だからこそ、今、お前を墜としてやるわけが無いだろうに…
それに、俺がお前の基に居なくとも、こうして監視下に置いて観ている
ことにも気付いてないんだろうなぁ…
…くくっ、俺が居なくて一人でも…随分と恍惚とした良い表情をする
ようになったじゃないか…
まだ暫くの間、そうやって俺を欲して、焦れて…
…そうやって、何度でも、自分でその躯を慰めていれば良いんだよ…
ほら、そのうち…これ以上は無いというかたちで…お前を神に背かせて…
俺の最高の従僕にしてやるよ…
…くくっ、今は、そうやってただ、ひたすら俺を求めて待っていれば良いんだ…
…ほら…再びお前と会うときが楽しみだな…
163:名無しさん@ピンキー
09/10/07 21:52:17 yGvvSj4j
このスレS男の率が高いような気がする
164:名無しさん@ピンキー
09/10/08 02:54:28 8k78dk6N
おいしゅうございます!SS書く意欲がわいてきた!
165:名無しさん@ピンキー
09/10/09 00:57:35 w6J+7v5A
>>163
…Sな奴が多いって?
悪魔「当たり前だろ!
俺ら悪魔は、天使と人間共を痛めつけ、改悛させてやるために存在してるんだからな!」
天使「そうですよ!
私達天使は、悪魔と人間達を厳しく諭し、導いていくために存在しているのですから!」
悪魔「で、 お前は、どっちに導かれたいんだ?」
天使「それで、貴方は、どちらに導いてほしいのですか?」
人間「えっ、あ…その…! お前らのどっちにいたぶられるのも御免だって、言ってるじゃないか!」
166:名無しさん@ピンキー
09/10/09 00:58:32 w6J+7v5A
悪魔「…ふーん、そうなんだ…解ったよ。
やっぱりさぁ、まずは天使であるお前と俺との決着をつけなければならないようだな。
あんたさ、この俺と…どちらが早くこの小生意気で愚かな人間の小娘をいたぶって、篭絡させるか競わないか」
天使「篭絡させるというくだりは少々気に入りませんが…それも面白いかもしれませんね…。解りました。
良いですよ、余興のひとつとして、貴方の提案に乗りましょう。
どちらが早くこの娘をより従順にさせることができるか…楽しみですね…」
悪魔「…良かった。あんたとは気が合いそうだな。
そうと決まればまずは、こいつの躯に俺達に従うということを覚え込ませたいのは、俺もあんたも同じだろう。
ほら、早速はじめようか!」
167:名無しさん@ピンキー
09/10/09 01:08:58 w6J+7v5A
人間「…っ、きゃあ!!…何するんだ!」
天使「そうですね、始めましょうか」
人間「いやあっ!…っあ、痛いっ!!…ん…あぁあ!!…ん…あぁああぁ!!」
天使「…何って、まだ貴方を裸にして…ほら、ココに即効性の媚薬をひとつ挿れてあげただけじゃないですか。
色々と覚えてもらうのは、まだまだこれからですよ」
悪魔「…くく、そうだよなぁ…ほら、まだ痛いか?…良くなるのは、まだこれからだぞ?」
人間「…う…く…ぁ!…あ、やっ、嫌ぁ!!…っふ、あぁああぁ!!…やめてぇ!」
悪魔「今更、何言ってんだ、止めるわけがないだろ。
…ほら、今から人間のお前には、そんなこと要求する資格すら無いことを良く解らせてやる。
…天使がおまえのココ入れた媚薬が良く効くように…もっと奥に突っ込んでやるよ!
更なる媚薬効果を生み出す俺の尾を使ってな!!」
人間「く…かはぁ!!…あぁああぁん!!…嫌ぁあ!!」
天使「ふふっ…ああ、貴方とは、本当に気が合いそうですね。
これからも、たまには、こうして悪魔と一緒に仕事をするのも良いかもしれませんね」
悪魔「…ああ、そうかもしれないな。あんたとは、本当に気が合いそうだぜ…」
168:名無しさん@ピンキー
09/10/09 04:17:14 8Mv4jjow
僕はMです
169:名無しさん@ピンキー
09/10/10 01:26:24 X2vfnFL2
GJ
168はS女天使や悪魔の妄想を書き込む作業に戻るんだ
170:名無しさん@ピンキー
09/10/10 22:55:19 Zo6ROk+s
>>168、169 ではS(女悪魔)×M(男天使)で…
「…うっ…あ…あぁああぁ!!…も…やめ…ろ!」
「ふふっ、私の口で…手の中で…そして、この膣内で…もう、何回イッたのかしらね?
…私とが初めてだなんて思えないわね?…ねぇ、淫乱な高位天使さん?」
「…っあ、やめろ!…お前が…それを…俺から外したからだろ!!…この悪魔!!」
「そうねぇ…私も知らなかったわ…あんたが手首にしていたこの腕輪がエンジェルリングで、
人の魂を迎えにいく場合とかの特別なときにしか、光輪にしないものだっていうのは、聞いていたけど、
まさかこれを外して、天使に快楽を与えてあげると、こんなに感じやすく、淫乱になるなんてね…」
171:名無しさん@ピンキー
09/10/10 22:57:27 Zo6ROk+s
「く…っ…あ、う…あぁぁっ! …返せ…よ! …このままだと…俺の感情と…魔道力をセーブできない…から…」
「…くくっ、だから何だっていうの?」
「…俺が本当に達して、気を失くしたら…天使の本能だけが残るから…あんたを殺しかねない」
「安心しなさいよ。まだまだ、当分この快楽に溺れてもらうわよ…ほら、ここ…この膣内…気持良いでしょう?
でも、そう簡単に気を失うほどの快楽は与えてあげないわよ…
ほら…まだまだ、そうやって、ソコを大きく、硬くしたままで…私の膣内で感じ続ければ良いのよ!」
172:名無しさん@ピンキー
09/10/10 22:59:38 Zo6ROk+s
「…っ、ああああぁぁ!! あぁぁ!!」
「…ふふっ、ほら…後ろの門も私の尾で犯されながら、こんなに感じてるのに、まだまだ大丈夫でしょう?
…天使の本能なんて…それが何だっていうの?」
「…やめろ! …天使の本能は…殺戮によって、この世界を淘汰し、永遠の安息をもたらすということ…
だから…だめ…なんだ…俺みたいな高位の能力を持つ天使が…気を失くしたら…」
「っふ、この辺り一帯が貴方の能力によって、血と灰の海になるとでもいうのかしら?」
「そうだ」
「…っふ、ふふふ…っ、貴方にそんなことができるっていうの?
…ほら、これから、最高の快楽をあんたに与えてあげるわよ! …やってみなさいよ!!」
「…うっ…あぁっ…っああああぁ!!!…も…やめ…ろぉ!!本気で…保た…な…ぐ…う…ああああぁぁ!!!」
173:名無しさん@ピンキー
09/10/16 19:04:29 DXzDbm/V
保守
そろそろSSの投下が欲しいものよのう…
誰か生意気な少年天使×悪魔のお姉さま なんて組み合わせで書いてくれない
かなぁ…
174:名無しさん@ピンキー
09/10/17 05:31:50 WZxKjUYv
>>173
僕らにできるのは待つことだけ
175:名無しさん@ピンキー
09/10/17 23:11:00 h8Z3mPmZ
>174
此処で美しき天使と悪魔の降臨を待つのみ…ということですね
176:名無しさん@ピンキー
09/10/21 14:24:15 URaW7gBS
天使が舞い降りた
177:名無しさん@ピンキー
09/10/21 16:10:52 m3HFaiio
>>173
初心者が書いたようなのでいいなら書かせていただく
178:名無しさん@ピンキー
09/10/21 17:03:42 tIWZ4WXM
書いてくれるんなら悪魔にでも魂を売り飛ばそう
……ごめんやっぱり奥歯一本ぐらいで
179:名無しさん@ピンキー
09/10/21 17:22:33 KRQ43Tin
>>167
GJ
天使と悪魔はパートナー
180:名無しさん@ピンキー
09/10/21 18:07:57 m3HFaiio
知らん奴の奥歯貰ったって嬉しくもない。そして悪魔はいない。天使は居るが。
プロット無しで書いた上に描写ボロボロなんで、ネタ切れ(笑)オーラ出てますがスルー。
「そーよそーよ、どうせあたしは使えない奴ですよー!」
一人寂しく部屋で叫ぶ。ライバルの天使と喧嘩して、負けて、それが上の人たちに伝わったらしい。
ついさっきお偉い人に呼ばれて、おっしゃあたしもそろそろ昇格? なーんて思ったら待ってたのは説教。
最悪としか言いようがない。いっそのことあれだ、悪魔やめてやろうじゃないの、とか思ったけど後が怖い。
「あー……こんな時に慰めてくれる知り合いもいないし……もう嫌……」
ベッドにダイブして、枕に顔を埋めてぼそぼそと呟く。やる気がなくなってきた。
ふ、と人の気配を感じる。さっきまであたしが居たはずの窓際には―
「あははっ、いじけてやーんの。かっわいいなあお姉さん」
部屋の中に勝手に入ってきている(開きっぱなしだった窓から入ったと思われ)天使。
どうせ幻覚よ。苛々しすぎて嫌いな奴の幻覚が見えてるの。うん。そうよ。
……声まで聞こえるとなると重症だろうけどね。
「ちょ、お姉さん僕のこと無視? 酷いなあ。ほらほら、ねっ、みてよー」
ウザイ。本当に。
うろうろ周りを歩いたり飛んだりする若い天使。コイツにあたしが負けたなんて信じたくない。
「……なによ」
「あのねー、いいお知らせ持ってきたよ。僕ね、お姉さんのことが好きみたい」
「―は?」
181:名無しさん@ピンキー
09/10/21 18:23:49 m3HFaiio
>>180です
ちと出かけてくるんで続きが今日…書けるかな?って言う状態です。
御免なさい。
182:名無しさん@ピンキー
09/10/21 18:47:07 cYohrS19
待ってるよ
183:名無しさん@ピンキー
09/10/21 20:34:38 KRQ43Tin
>>180
期待
184:名無しさん@ピンキー
09/11/04 03:04:15 8T3DLEbN
wktkしながら期待
185:名無しさん@ピンキー
09/11/05 00:20:50 L6wg/Wgq
規制?
186:名無しさん@ピンキー
09/11/17 03:42:54 Pk3WLO9y
悪魔を飼育する天使のハナシを書いてた者ですが
規制解除されたら投下したいです
ので保守
187:名無しさん@ピンキー
09/11/17 22:32:24 37MwVkXu
まじかぁああああああ
待ってる!
188:名無しさん@ピンキー
09/11/18 11:40:33 W4pDZS1J
楽しみ
189:名無しさん@ピンキー
09/11/21 01:13:38 hmhBYEu0
これは期待!
190:名無しさん@ピンキー
09/11/22 23:24:50 Rvu/jkXV
わぁいわぁい
191:名無しさん@ピンキー
09/11/25 17:10:46 WIL/KYVt
悪魔飼育の人来てたー!
泣く準備する!
192:名無しさん@ピンキー
09/12/02 22:38:06 rSHQeYlX
期待
193:名無しさん@ピンキー
09/12/03 07:41:53 2Slpjbml
何百年待ったか………
194:名無しさん@ピンキー
09/12/06 00:27:09 CXpIpRgK
悪魔図鑑とか見てたら萌える
195:名無しさん@ピンキー
09/12/07 17:46:49 zqy8twU3
保管庫で悪魔飼育読んだけど
あれでENDってのもありそうだね
196:名無しさん@ピンキー
09/12/11 19:27:02 KhyzRStA
>>195ねぇよ!>>186で投下するって言ってんじゃん!!
約大雑把に1ヶ月たったけど…
ほす。
197:「序章」
09/12/13 02:12:24 tl5do1IM
186氏の投下を待ちつつ、
流れが読めてない気もするが、
とりあえず保守を兼ねて投下
・天使(男)×天使(女)
・エロなし(濃厚な?キスのみ)
・導入部が長めかつ、ストーリーも全体的に長い
ので、ダメな方は「序章」をNGにしてスルー願います。
198:「序章」◇1
09/12/13 02:18:34 tl5do1IM
と剣を交差させる鋭い音が鳴り響く。
ここは、天使達が治める天使領の一角に設けられた武闘殿だ。
太古の昔から神の御心に従って、天界と地上の安穏を護り、正と負の力の均衡を司ってきた天使達にとって、自
らの能力を高めていくための武闘と魔導の鍛錬は欠かせない。
今、この中央闘技場で行われている大天使長ミカエルの補佐官アルシエルと次期大天使長候補として名高い大天
使ルシフェルの補佐官サタナキエルによる公開闘技もそんな鍛錬を兼ねた試合のひとつだ。
先程からアルシエルとサタナキエルの両者が激しく競り合い、お互いの剣と剣を重ねて鋭い音を響き渡らせる度
に、観戦席から大きなどよめきと歓声が沸き起こっていた。
「また腕を上げたね、アルシエル。
君と対戦すると、いつも新たに色々なことに気付かされる。毎回、それが楽しみになっているよ」
先程から幾度となく互いの剣を交えて火花を散らしながら、激しい競り合いをしている最中だというのに、サタ
ナキエルはアルシエルに笑顔で語りかけた。
「君こそ腕を上げすぎだろう!
…君がこんなに強くなったら…私がいくら努力したって敵わないじゃないか!!」
未だに落ち着いた、余裕のある態度を見せながら、自分と対峙していることを心から楽しんでいる様子のサタナ
キエルを前に、アルシエルは凛々しいアクアマリンブルーの瞳で相手をきつく相手を見据えながら言葉を返した。
そんなアルシエルの言葉を受けて、サタナキエルは再び目の前に繰り出される剣先を冷静に避けながら、先程と
変わらぬ笑顔で話しかける。
199:「序章」◇2
09/12/13 02:20:18 tl5do1IM
「そうでもないよ。先程から君と対峙しているけど、正直、私にも前ほどゆとりが無くてきついかな…
このままだと、いつぞやの様に、僅かな隙を衝かれて、君に負かされるかもしれないなぁ」
「君が私に負けたのなんて、随分昔に1回だけじゃないか!
それにあれから、こうして何回も闘ってはいるが…
…いつも良いところまではいくけど…私が勝てた試しなんてないだろ!!」
アルシエルはそう言うと、自らの手に力を強く込めて剣を握り直し、瞬時にサタナキエルとの間合いを詰めて、
一気に剣を振り下ろした。
それとほぼ同時に、先程より一層激しい音と火花を生じさせながら、剣と剣がぶつかり合い、観戦している多く
の天使達からも大きなどよめきが上がった。
その思い切り振り下ろされたアルシエルの剣を自らの剣で受け止めたサタナキエルは、その剣で受け止めきれず
に腕から身体にかけて走った軽い衝撃に耐え、ほんの少しだけ顔をしかめた。
サタナキエルは、それから、互いに剣を交わしたままで、力で押し合うようなこの状況が、自分にとって不利な
形に傾かないよう、相手の力を受け止めることに注意深く気を配りながら、常日頃から相手に研ぎ澄まされた印
象を与えがちだと言われるその蒼いサファイアブルーの双眸をアルシエルに向ける。
200:「序章」◇3
09/12/13 02:21:57 tl5do1IM
「そうかな?
俺は、貴方と対峙する度に、毎回、結構きついと思ってるんだよ?
いつもぎりぎりのところで勝っている気がするし…なにより、魔導力そのものは君の方が上だしね。
でもね、幼馴染で女性の君に負けるというのは、
正直なところ男としては、かなり堪えるからね…それなりに努力はしてますよ!」
サタナキエルは、そう言うと、ほんの一瞬、微笑んだ後に、自らの剣にかけていた力を少しだけ緩めて、相手と
の力の均衡が崩れるように仕掛けていく。
その次に、互いに剣を交差させて、力で押し合うように組み合っていた状態から、自らの剣を素早く振り解き、
アルシエルの体勢を崩しにかかると同時に、自らの剣を大きく横に振り払った。
もちろん、横に振り払った剣とその剣から生じる剣風をアルシエルが咄嗟の判断で避けてくれることを計算に入
れての動きだ。
「…なっ!私が女だからとか、幼馴染とか、君が男だからとか!…そんなの関係ないだろ!」
アルシエルはサタナキエルが想定していたとおり、しなやかな身のこなしで、振り払われた剣の軌道を見事に避
けると、自らの体勢を立て直すために一旦、その身を引いて充分な間合いを取る。
それから、相手が予測していなかったような速度で再び一気に間合いを詰めると、上段から容赦なく剣を振り下
ろす。
201:「序章」◇4
09/12/13 02:23:36 tl5do1IM
振り下ろされる剣とその動きから生じた剣圧を防ごうと、サタナキエルが自らの剣を構えたのとほぼ同時に、互
いの剣が重なって火花が弾け、大きな音が辺りに響き渡った。
先程よりも少々不利な姿勢で、再びアルシエルの剣を受け止めたサタナキエルは、少し焦りながらも重ねた剣に
力をかけると、自分にとっては、不利になったその体勢を押し戻しつつ、アルシエルに言葉をかけた。
「いや、まあ、その…ね、
正直なところ、俺自身に毎回、こんなにもゆとりが無くて、
君と相対する度に、自分の素の部分が出ちゃうのはまずいとは思ってるんだよ。
もっと冷静に対峙できるようにって、努力はしてるけど…自分の努力が君の実力に追いついていないね」
「自分の素の部分って…なんだよ!
…君は…相変わらず、私とは、いつも本気の力で対峙してないかのような物言いをするんだな!」
アルシエルは自分よりも不利な体勢に置かれているくせに、まだ余裕ありげに微笑みながら言葉を交わすサタナ
キエルの様子に、軽い苛立ちを覚えながら言葉を返した。
それから、自分とって優位な形で組み合っている今の体勢を元に戻させないように、自らの身体を傾け、渾身の
力を込めて、サタナキエルが加えてくる圧力を押し返そうとしていく。
それに対して、サタナキエルは、アルシエルが全身の力を込めて自らに傾けてきた力をしっかりと受け止めると、
その体勢をほとんど崩すことなく、先程と変わらぬ笑顔の残る表情で言葉を重ねる。
202:「序章」◇5
09/12/13 02:25:19 tl5do1IM
「違うって…いや、だから大天使補佐官たる自分としてはね、
余裕がなくてつい俺とか言っちゃったり、どちらかというと君のことを苛めたくなっちゃう性質なのを
いつもこの場で再認識してるのはどうかな…と思ってたりするだけなんですけど」
そう言いながら、サタナキエルは更に確実に自身が優位に動けるような体勢へと押し戻していく。
サタナキエルは、お互いが相手をほとんど同じ形で間近に見据えるようになるまで、体勢を押し戻すと、アルシ
エルを正面からじっと見つめた。
そして、アルシエルの瞳にゆっくりと視線を合わせると、その距離の近さに動じる様子も無く、普段と変わらぬ
笑顔で微笑んだ。
サタナキエルのその表情に気をとられたアルシエルは、その視線を振り解くように、ほんの一瞬だけ、自らの視
線を正面から逸らす。
その一瞬だけ、そのとき確かにアルシエルに隙ができていたはずなのに、サタナキエルはむしろその距離感と掛
け合いを楽しんでいるかのようで、今、互いに剣を交えて組み合っているこの体勢を変えようという気配は全く
無かった。
アルシエルは、サタナキエルのそんな様子に気付くと、少し顔を上げ、先程よりも幾分苛立ちを顕わにした表情
で相手をきつく見据えるようにして、サタナキエルへと視線を返す。
サタナキエルの立ち振る舞いから、今、現時点においても、自分に対して、相手が相当手加減をしているのだと、
改めて認識させられている気がしたからだ。
アルシエルは、そのことに余計に憤りと苛立ちを隠せなくなっている自分を自覚すると、ため息をつきながら、
サタナキエルに言った。
「…サタナキエル…お前さぁ…本当に相変わらずだな…そろそろ、そんな口を利けなくしてやるよ!!」
203:「序章」◇6
09/12/13 02:27:21 tl5do1IM
「そうだね、そろそろ終わりにしようか」
サタナキエルがアルシエルの言葉を受けて、相も変わらぬ笑顔でそう答えると同時に、二人は互いに剣を交差さ
せて組み合っていた体勢を素早く振り解き、剣を振るうのに充分な間合いを開けた。
そして、次の瞬間にほぼ、同じタイミングで、それぞれが自らの剣を大きくなぎ払うようにして、魔導力を乗せ
た一撃を打ち放つ。
それに合わせて、アルシエルが上段から思い切り剣を振り下ろして打ち放った真っ白な閃光の束とサタナキエル
が斜め上段から剣を打ち下ろすようにして作り出した蒼く鋭い雷のような激しい光の二つの熱量を持った力が
真正面からぶつかり合い、それまでに無いほどの大きな光と轟音が一瞬にして辺りを包み込んだ。
同時に、互いのエネルギーから生じた強い風が容赦なく、切り裂くような勢いをもって、アルシエルとサタナキ
エルの周りに巻き起こり、砂塵が視界を遮っていく。
その強風と砂塵の勢いから身を護るために、アルシエルは、素早い動作で剣を横にかざすように構えると、自ら
が持つ魔導力を剣へと移しながら、その力を防護壁の代わりとして発動させ、それを楯にすることで、その場か
ら動くことなく、持ちこたえていた。
しかし、その次の瞬間、アルシエルが作り出した咄嗟に作り出した、その簡易的な魔導防護壁だけでは、避けき
れない程の新たな風と砂塵がアルシエルの周りへと吹き荒れると、その強い風の刃をまともに受ける形となった
アルシエルは、頬に引き裂かれるような傷を負い、その反動で、自らの体勢を崩しながら声を上げた。
「く…っ!…あぁっ!!」
「…ちいっ! 少し、しくじったか!」
204:「序章」◇7
09/12/13 02:29:50 tl5do1IM
自らの剣とその完璧な魔導制御力により、強風と砂塵を見事に防ぎきっていたサタナキエルは、アルシエルが傷
を負った様子を目にした瞬間、アルシエルの側へと咄嗟に駆け出していた。
そして、切り裂くような風がまだ収まりきらない中で、アルシエルを自らの腕の中へと掻き抱くと、その風の刃
と砂塵から庇うようにして、抱きとめる。
それから、剣の使い手としては、繊細かつ華奢な線を描くアルシエルの身体が、地面へと崩れ落ちて倒れ込むこ
とのないように、しっかりと支えると、サタナキエルは自らの身体と剣を楯にして、僅かな間ではあるが、かな
りの勢いを持って吹き荒れた強風と砂塵が完全に収まるのを待った。
やがて、一瞬の閃光とそれに伴って生じた轟音と強風が収束し、辺りを静寂が包む。
辺りの視界が再び開けていくなかで、サタナキエルは自ら腕の中に視線を移し、アルシエルの無事を確認した。
その視線の先に映ったアルシエルの様子から、片方の頬に軽い切り傷を負わせたものの、その他に大きな怪我を
させることが無かったようだと判り、サタナキエルはほっとしたようにため息をついた。
同時に、試合を観戦していた天使達の周りを覆っていた砂塵が収まり、視界を遮るものが徐々に無くなってくる
と、アルシエルとサタナキエルの様子は、観戦席からも確認できるようになっていた。
二人が無事であることが観戦席からも確認できるようになった瞬間、静寂に包まれていた闘技場内に、観戦して
いた天使達からの大きな歓声が沸き起こる。
サタナキエルは、その観戦席の様子に一度、目を遣った後で、自らの腕の中に抱いていたアルシエルへと視線を
戻した。
それから、アルシエルの頬にかかっていた、長いプラチナゴールドの髪をそっと払い、傷の無かったもう片方の
頬に手を軽く添えながら、声をかけた。
205:「序章」◇8
09/12/13 02:32:06 tl5do1IM
「…済まない、アルシエル、大丈夫か?」
「大丈夫じゃない…けど…君の頬にも同じような傷がついてるな、ほら、これで引き分けだな」
アルシエルは、歓声に包まれた中で、自らを支えてくれている、サタナキエルを見上げるようにして見つめなが
ら、相手の頬へと手を差し伸べて微笑んだ。
そのアルシエルの言葉で、自らも頬に傷を負っていたのだということに、改めて気が付いたサタナキエルは、知
らぬ間に自分の頬にあった傷を確認するために、自らの手元に握ったまま剣を、その剣先の扱いに充分な注意を
払いながら、腰に留めていた鞘へと収めると、差し伸べられたアルシエルの手の先に自らの手を伸ばした。
それから、その傷口に触れ、僅かに顔をしかめたが、自らのその傷については、それ以上あまり動じる様子もな
く、いつもと変わらぬ様子で微笑みながらアルシエルへと視線を返すと、聞く者を安心させるような落ち着いた
声で言葉を返す。
「…あぁ…確かに…これは痛いな…でもアルシエル、残念だけど、ほら、君の剣は今、君の手元には無くて、
俺の剣はこうして俺…いや、私の手元にあるからね。私の勝ちだよ」
206:「序章」◇9
09/12/13 02:33:49 tl5do1IM
サタナキエルは、そう言うと、アルシエルの手元を離れて足元の地面に突き刺さったままの剣と、鞘に収めてい
た自らの剣へと視線を移した後で、再度、アルシエルの瞳に視線を戻すと、先程よりも一層、晴れやかな笑顔で
微笑んだ。
それから、もう片方の腕でアルシエルを抱き支えたまま、頬から手を降ろすと、その手で自らの剣を再び鞘から
抜き放ち、そのまま天空に向かって高く挙げた。
そして、試合の結果を見守っている大勢の観衆の前に差し出すようにして示しながら、真っ直ぐな視線を観衆の
方へと向ける。
そのサタナキエルの様子を合図にして、試合の勝敗を確認した観戦席の天使達からは、一斉に割れんばかりの大
きな拍手と歓声が贈られ、闘技場内はその大きな音に包まれる。
そんな観衆の様子を目にしたアルシエルは、改めて自らの負けを認識しながら、サタナキエルの上着を少し掴ん
で、まだ足元がおぼつかない身体を支えつつ、下を向いたまま声を絞り出すようにして言った。
「私は…また君に負けたんだな…」
「そうだね、少し残念だけどね…」
207:「序章」◇10
09/12/13 02:36:16 tl5do1IM
サタナキエルはそう言うと、自らの剣を振り降ろして地面へと刺した。
それから、アルシエルの額にやさしい口付けを降らせると、傷の無かったアルシエルのもう片方の頬に再び手を
軽く添えて、その反対側の頬にある傷へと自らの唇を滑らせる。
「…っ…痛! …い…たい…って!!…サタナキエル! 君はっ!…ボクに…何してるんだ!!」
アルシエルの抗議に満ちた言葉に全く動じる様子もなく、サタナキエルは、アルシエルを抱いたまま、自らの舌
で傷口から僅かに零れていた血を拭拭い去るように舐めた後、その傷口も同じようにゆっくりと舐め上げていく。
「…んっ、あ…ぁっ…や! …サタナキ…エル…!」
小さな吐息を混じえながら、自らの名を呼ぶアルシエルの声を聞いたサタナキエルは、自分へと抗う気持ちの所
為か、傷の痛みの所為かは解らないが、若干潤んだ瞳で見上げるようにして、自分を見つめているアルシエルに
視線を合わせて微笑んだ。
そして、傷の全く無くなったアルシエルの頬に手を添えたまま、言葉を返す。
「何って、君の傷を治しただけだよ?…それにほら…勝者への口付けと抱擁はこうして別に貰わないとね…」
サタナキエルは、しなやかなアルシエルの腰に回していたもう片方の腕にほんの少し力を入れ、先程よりも強く
アルシエルを抱きしめた。
「…なっ…何するんだ!! …サタナキエル…!」
アルシエルは、その動きに反応するかのように僅かに腰を逸らし、先程よりも更にサタナキエルを見上げるよう
な格好になったが、その表情と瞳に凛とした気を湛えたまま、相手を少しきつい表情で見据える。
それから、自らの腕に力を込め、サタナキエルの身体を押し戻そうとした。
208:「序章」◇11
09/12/13 02:37:26 tl5do1IM
「…何?…アルシエル、よく聞こえないよ?」
自らの腕で再びアルシエルを強く抱きしめながら、相手の抵抗をあっさりと抑え込んだサタナキエルは、そう言
ってから、ふいにアルシエルの顔に自らの顔を寄せると、その柔らかな唇へと軽く口付けを贈る。
それから、アルシエルの整った顎へと自らの手を添えて、少々乱暴なかたちでその唇を開かせるようにすると、
柔らかな口腔内をゆっくりと愛しむように深く口付けていった。
アルシエルは抵抗する間も与えられず、サタナキエルに身を預けるようにして、その少し性急な口付けと抱擁を
受け入れる形になり、そのことに動揺して身動きできなくなった。
それと当時に、二人の様子を先程からずっと見守っていた天使達からも、今までとは異なる意味でのどよめきが
起きた。
サタナキエルは、その周りの様子には全く構うこと無く、一層、口付けを深くするように、自らの舌をアルシエ
ルの口腔内の奥へと差し入れると、相手の柔らかな舌の感触を確認し、軽く触れるようにしながら、自らの舌を
這わせていく。
アルシエルは、そのサタナキエルからの行為を避けたいとでも言うかのように、敏感に反応して、自らの身体を
小さく震わせた。
そんな彼女の様子からも、アルシエルが未だに動揺を隠せない様子にあることをサタナキエルは充分に理解して
いたが、今、この瞬間に、自分と口付けたままでいるアルシエルを解放してやろうという気は、全く無かった。
それどころか、アルシエルが今、初めて経験している甘く、疼くような感覚を引き出していくために、自らの舌
を少し強引な形でアルシエルの柔らかい舌に更に深く絡めると、互いの舌と舌とが交わる、濡れた音をわざと少
し響かせて、その音がアルシエルの耳元に届くようにした。
それから、アルシエルの口腔内に再び優しく触れ、口腔内全体を愛しむようにして、濡れた音をたてながら、そ
の音の基となる唾液さえも舌先で掬い取った後で、アルシエルの整った歯列を丁寧に舐めていく。
そして、徐々に敏感さを増していくアルシエルの感覚を煽るように、その舌の動きから生じる、濡れた音を更に
響かせるようにしていった。
209:「序章」◇12
09/12/13 02:39:29 tl5do1IM
そんなサタナキエルの深い口付けを受けたまま、抗う力もなく、その腕に抱かれていたアルシエルは、自らの身
体の芯へと徐々に熱を持って生じてくる、生まれて初めて感じた、熱く疼くような感覚に、目眩さえ起こしそう
になっている自分に戸惑いながら、自らの意識を必死に保とうとした。
それでも、サタナキエルから受けるその行為によって、余計に敏感になりながら増していく、この甘く疼く感覚
は、自らの意識を保とうとすれば、保とうとする程に、今、自らの力で、全く押さえることが出来ないものなの
だと自覚させられているような状況に置かれていることを思うと、アルシエルは、涙を零しそうになった。
「…っ…あぁ!! …や…っ…!!」
自らの腕の中で、アルシエルの身体から抵抗する力が徐々に無くなっていくことを認識したサタナキエルは、ア
ルシエルの唇を一度、ふいに解放すると、先程とは明らかに違う気持ちに揺れて、涙に潤むアルシエルの瞳を見
つめながら、微笑んだ。
それから、動揺したままで、抵抗することを全く忘れているかのような状況にあるアルシエルの耳元にそっと口
付け、甘く噛むと、今、おそらく、アルシエルが感じているであろう、身体の芯が熱を帯び、疼いていくような
感覚を再び煽るように、耳元での小さな口付けを繰り返す。
「…んっ…あっ!!…や…!」
相手から快楽を与えられることを意図とした口付けなど、今までに一度も、誰からも受けたことが無かったアル
シエルは、サタナキエルから受ける初めてのそんな口付けに戸惑いながらも、無意識に先程よりも艶めいて切な
げな吐息をあげていく。
「…あぁぁっ!!…や……だ…!」
アルシエルは、先程よりも更に強く生じた、甘く、疼くような感覚が、自らの身体の中心で再び熱を帯びていく
ことを感じながらも、自らの意識を何とか保っていたが、サタナキエルの腕の中で、新たな感覚に染められてく
自分を本当にどうすることも出来ないのだと、実感すればする程、泣きたくなるような気持ちで一杯になった。
そんな気持ちの中で、アルシエルは、僅かに残る力でサタナキエルの腕を力なく掴み、ようやく身体を支えるよ
うにして、自らの耳元から背中へと走っていく甘く鋭い感覚に耐えながら、サタナキエルに対して再び抵抗の声
をあげる。
210:「序章」◇13
09/12/13 02:41:32 tl5do1IM
「…も…や…だ…サタナキエル…っ…やめ…ろっ!」
「…嫌だ」
サタナキエルは、アルシエルの耳元でそう言うと、自分の腕に頼りなく添えられた腕に構う様子もなく、アルシ
エルの口元に自らの手を添え、その唇を軽く割って、もう一度、口付けた。
それから、アルシエルの整った歯列に、自らの舌で軽く触れると、アルシエル自身が更に唇を開き、先程と同じ
ように、サタナキエルの熱い舌を口腔内へと深く受け入れていくようにと、仕向ける。
「…ふ…あぁ…っあ!…やぁ…あぁっ…!!」
アルシエルが小さな吐息交じりに、唇をほんの少しだけ、再び開いたところを見計らうと、サタナキエルは、多
くの天使達が見ていようとも、全く気に留めること無く、何の躊躇いも無いかのように、自然な流れるような所
作でアルシエルを抱きしめる腕に力を入れた。
同時に、アルシエルが顔を反らすことなど出来ないように、その頭をかき抱くようにして口付け、自らの舌をア
ルシエルの口腔内へと、少し荒々しくも思えるような形で差し入れていく。
そして、先程、初めて交わした口付けの時よりも、少し性急に互いの舌と舌を絡ませると、アルシエルの口腔内
全体を味わうように舐め上げながら、口付けを一層深くした。
それから更に、次第にその口付けで、互いの唾液が口腔内で混ざりあい、相手の喉を潤すような濡れた音を立て
ていくまで、丁寧に舌を使いながら、口腔内を余すところなく、先程よりも時間をかけてゆっくりと、深く深く
愛撫していった。
「…っや! サタナキエル…も…本当に…やめ…ろぉっ…!!」
今までに経験したことのない、言いようもなく、甘い快楽に満ちた感覚に、完全に支配されていきそうになった
アルシエルは、再びサタナキエルから唇を解放された瞬間、自らに残された渾身の気力をもって、残っていた僅
かな力の全てを賭けて、サタナキエルを退けようと、その頬を思い切り叩いた。
「いっ!―― 痛あっ!!!」
次の瞬間、サタナキエルの頬を叩く、渇いた音と共に少々大袈裟にも聞こえるサタナキエルの声が闘技場内に響
いた。その様子に闘技場内の観衆からも再びどよめきが上がる。
211:「序章」◇14
09/12/13 02:43:11 tl5do1IM
サタナキエルの腕から逃れたアルシエルは、たった今まで自分が受けていた行為が、全て大勢の観衆の前で行わ
れていたのだということに改めて気付くと、そのための羞恥心から頬を真っ赤に染め、涙目になりながら、サタ
ナキエルをきつく睨みつけた。
「こ、こんなに…た、沢山の人が観てる前で何やってるんだ君は!!
…普段からボクにこんな風にしたことなんか、一度も無かったクセにどうして…!!」
「…っ…痛ぁ!……ごめん、アルシエル、素に戻った君がかわいくて、つい…そのね…」
叩かれた頬に手をあてたサタナキエルは、アルシエルに視線を戻すと、まだ涙の滲むアクアマリンブルーの瞳を
見つめて微笑みながら、そう言った。
謝罪の言葉とは裏腹に、その表情には、少しも反省の色が見えない様子のサタナキエルから、自分も素に戻って
反応していたと、指摘されたアルシエルは、はっとしたように顔を上げ、サタナキエルの方を見て、言葉を返す。
「ば…ばかっ、そんなの知るか!!…私は…私は、もう帰る!」
まだ頬に手を当てたままで微笑むサタナキエルと視線を合わせたアルシエルは、先程よりも、余計に顔を真っ赤
に染めると、くるりと背を向ける。
その様子を見たサタナキエルは、自分に背を向けて、そのまま歩き出そうとしたアルシエルの手を引き、自らの
方に振り向かせると、相手を真っ直ぐに見据えるような視線を送りながら、アルシエルに話しかけた。
212:「序章」◇15
09/12/13 02:44:52 tl5do1IM
「…アルシエル、済まなかった。後で君の部屋に正式な形をもって謝りに行ってもいいかな?」
「ば…ばかっ…お前…そんな必要ないだろ! それに…そんなことっ、今、ここで聞くなっ!…帰る!!」
サタナキエルのその表情に、アルシエルは一瞬、戸惑うようにして答えると、サタナキエルの手を振りほどいて
再び背を向ける。
それから、背中に仕舞われていた、大きな純白の翼を出現させると、蒼天の空に向かって、翼を大きく羽ばたか
せながら、その身をふわりと中に浮かせて、空へと舞い上がった。
サタナキエルは、そんなアルシエルの様子を見上げるようにして声をかけた。
「解ったよ、後でもう一度、謝りに行くようにする」
「後で来るって…そんなこと、誰も承知してないっ!!」
その言葉に振り返るようにしてサタナキエルを見たアルシエルは、相手に向かって言い捨てるように答えると、
蒼く澄んだ天空へと更に高く羽ばたいていった。
サタナキエルは、アルシエルが空へと羽ばたいていく時に生じた心地よい向かい風でなびく自らの漆黒の髪を片
方の手でかき上げるようにして押さえると、空の上方を見上げるように視線を上げた。
そうして、アルシエルが去っていく様子に、改めてこの試合の終わりを認め、再び一斉に歓声を上げた観衆とと
もに、蒼い空の高みへと次第に遠ざかっていくアルシエルの姿を微笑んで見送ってから、観衆に背を向けると、
闘技場を後にした。
やがて、全ての歓声が消えた闘技場には、模擬戦用の剣が二振、地面に刺さったそのままの形で残されていた。
〈END〉
213:「序章」
09/12/13 02:49:12 tl5do1IM
-以上、お目汚し失礼しました-
:続きは未定
:二人のうち、どちらかをエロを絡めつつ墜天させる予定で書き始めたのに、こんな結果に…orz
186様、投下を楽しみにお待ちしております-!
214:名無しさん@ピンキー
09/12/13 03:39:18 tl5do1IM
うああ…!すみません!…出だしからコピーミスをして1字欠けてました!
「序章」◇1の冒頭の書き出しは、「剣と剣を交差させる鋭い音が鳴り響く。」でした。
ああ…本当にすみませんでした…orz
215:名無しさん@ピンキー
09/12/14 00:40:21 Avg+BNSM
おお! 久しぶりのSS投下だ!!
地の文が丁寧に描写されてる分、ちょっと長いかな…
という印象を受けましたが、
後半部分の描写に萌えました!GJ!
エロを絡めた墜天…部分の投下もお待ちしてますよw
216:名無しさん@ピンキー
09/12/15 15:41:18 GZsy2KWO
エロで堕天期待
217:名無しさん@ピンキー
09/12/15 23:09:03 dRi2SQb7
投下乙
堕天にも期待してる
218:名無しさん@ピンキー
10/01/09 23:38:54 AG84MhYb
ほしゅ
219:名無しさん@ピンキー
10/01/11 00:44:39 VrP1CAh/
今年も期待
220:名無しさん@ピンキー
10/01/12 21:59:51 ZV7qPU72
隠れた良スレですな。
221:名無しさん@ピンキー
10/01/23 01:42:20 bIZVu1Kf
全ては天使と悪魔のお導き…
今年もこのスレへの天使と悪魔の降臨を期待
222:名無しさん@ピンキー
10/01/30 13:40:24 /EZFHFZe
ほしゅ
223:名無しさん@ピンキー
10/02/08 18:09:16 DxLvNXCl
悪魔飼育読みたいYO~
224:名無しさん@ピンキー
10/02/11 21:14:19 StfWCO88
あげー
悪魔飼育さんこないね…
225:名無しさん@ピンキー
10/02/19 18:18:56 I8qeUqDs
, λ,..,,λΨ ,
/i\/ ・ω・ヽ|/i\
⌒⌒l::.:... o⌒⌒
`'ー---‐´l
226:名無しさん@ピンキー
10/02/21 21:03:13 ht1KI3iK
もこもこした悪魔だな
227:名無しさん@ピンキー
10/02/22 13:14:28 8rt1B1bX
こんなにモコモコしててかわいいが実は大悪魔な悪魔が、ロリ天使を拾って育てる
228:名無しさん@ピンキー
10/02/22 19:48:53 U6nKclac
そんでもってまだうまく飛べないロリ天使とお出かけするときは
おなかにしがみつかせて飛ぶ
229:名無しさん@ピンキー
10/02/23 03:23:05 W5bzR6+9
トトロw
230:名無しさん@ピンキー
10/02/26 12:05:52 FtDxjX5z
お腹柔らかそう
231:名無しさん@ピンキー
10/02/28 18:33:44 lVjzXTln
SSかもーn
232:名無しさん@ピンキー
10/03/06 21:28:55 iEBlBX2W
悪魔は尻尾が弱いように天使はわっかが弱点なんだろうか
いや、それはコメディだな
233:名無しさん@ピンキー
10/03/06 21:49:31 mhx6R7eA
わっかを奪われると腹を下すんだっけ
234:名無しさん@ピンキー
10/03/07 00:45:22 p6eF1xOc
ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~
235:名無しさん@ピンキー
10/03/08 00:32:38 W6Tn9yM0
>>233まじか!
236:名無しさん@ピンキー
10/03/19 04:37:33 HPH00kH9
悪魔も酔っ払うのかね?
ベロベロに酔った悪魔に絡まれる天使とか
237:下界・居酒屋にて
10/03/19 14:54:03 CgaF2URU
「悪魔、悪魔って忌み嫌われるあたしの気持ちが
あんたに分かるかよう!」
「うーん…それは、僕も天使以外のものに
なったことないんで…」
「いっつも全身黒ずくめだしさあ!
あたしも人間の女の子みたいに
ピンクのワンピとか着てみたいよう!」
「はあ」
「あんたなんか男のくせに
そんなフワフワした羽生やしちゃってさあ!
そういうのは物凄く可愛い美少女の
このあたしにこそ相応しいっての!」
「自分で言うとは…困った悪魔さんだ」
「うっうっうえぇ~っ、もうヤダぁ~悪魔なんてぇ~」
「はいはい泣かないでくださいよ頼むから」
「飲みがたんないわ! 飲みが!酒持ってこーい!!」
「ああ、もう…ほら、鼻水たれてますよ。
せっかくの美少女とやらが台無しですよ」
「……」
「どうしました?」
「……て」
「え?」
「慰めてえぇ~っ」
「わ! ちょっと! まっ(以下略
238:名無しさん@ピンキー
10/03/26 02:59:46 Fe22kCpU
続きを熱望
239:名無しさん@ピンキー
10/04/03 03:43:35 x9fSitnn
面白いじゃないか
240:下界・居酒屋にて
10/04/04 19:24:18 ACsSxtgI
「ねえ、ねえ、そういえばさあ、この天使の輪っかって
一体あんたたちにとってなんなの?」
「う……い、言えるわけないじゃないですか、そんなこと」
「あれぇー? 動揺してる? 天使、もしかして動揺してるー?」
「いいから、どいてくださいよ。重いし暑いし、酒くさい」
「ふん、そんなこと言って……顔真っ赤にして、心臓ばくばくいわせながら
吐くセリフじゃないわよ」
「顔が赤いのも動悸が激しいのも酒を飲んだからで…あっ!?」
「んふふふぅ~天使の輪っか、奪っちゃったあ~」
「やめてください! 返して!」
「へえ~こんなふうになってんだあ。ちょっと暖かいのね…ふふっ、震えてる」
「ああっ、胸の間なんかに挟まないでくださいよ! か、感触が……」
「え? 感触伝わるんだ~。うふふふ、ねえ、これってもしかしてあんたたちの…」
「……っあ!」
「んふ……ちゅ…んむ……はあ……ねえ…もしかして、きもち、いい?」
「~っっ!!」
「うふふ……そんなに身を捩じらせちゃって。あんたのそんな顔、初めて見た」
「かっ、返して下さい!! 頼みますから、悪魔さん! ほんとに、もう、限界です!!」
「限界って、何の限界なのぉ? これがないと理性が保てない、とか…?」
「それがないと僕たちは…」
「輪っかがないと天使は?」
「おなかが下るんです…っ……あぁぅっ、もう…げんかいだっ…」
「早く言え」
241:名無しさん@ピンキー
10/04/04 19:28:43 ACsSxtgI
すまん、あげてもうた
242:名無しさん@ピンキー
10/04/04 19:31:55 j6ubk01V
下るネタで上げるとはこれ如何に
243:名無しさん@ピンキー
10/04/19 08:02:12 ADUhjlRb
保守
244:名無しさん@ピンキー
10/04/25 18:31:42 zFebMRQx
保守
245:名無しさん@ピンキー
10/05/01 12:52:43 XZVssRba
神様……そこにいるにですか?
今、私の目の前で悪魔が……救いを求め、改悛の涙を流しているのです。
……私は……あなたが言うところの純粋な救いを望む者のために……
…………この身体を差し出すべきなのでしょうか?
……… 儚くも永遠に続く、快楽という名の救い届けるために ………
―― そして、これから、今、私は墜天使になるのだ ――
246:名無しさん@ピンキー
10/05/20 09:41:27 taGKRr53
保守
247:名無しさん@ピンキー
10/06/05 23:17:44 YPwozOAu
ほしゅ
248:名無しさん@ピンキー
10/07/01 22:58:32 /ClwECTl
天まで届け!age
249:名無しさん@ピンキー
10/07/17 10:07:45 gD2PK4rf
保守
250:名無しさん@ピンキー
10/07/17 18:43:24 otcUz+Bv
天使♂×悪魔♀に萌える。悪魔がドジっ子というか頭弱いと良い。
それで天使がサドッ気のある腹黒・鬼畜なのに全くそう見えないのが好きだ。
天使が手のひらで悪魔を転がしてるのが好きだ。
でも最近悪魔♂×天使♀も好きだと気付いた。つまり全部萌える。
ええいこのスレは続きが気になる作品が多すぎる!焦らしプレイとか悪魔か!
251:名無しさん@ピンキー
10/07/18 00:13:41 XZhEXmqM
俺は悪魔♂×天使♀の純愛が好き
悪魔♂がツンデレだとなおいい
252:-Lost Innocent-
10/08/07 14:00:35 NgWdFTtq
>>251に触発されて書いてみた。
悪魔♂×天使♀で、これから12レス投下します。
253:-Lost Innocent-
10/08/07 14:01:57 NgWdFTtq
「ん……あっ……嫌ぁ……ああっ!!」
彼女は、もう何時から始められたのかさえ思い出せない程の快楽の果てで、声を上げた。
先程から、ずっと、目の前のこの男に快楽を与え続けられているにもかかわらず、その男から受けるこ
の行為には、一向に終わりが見えないようにも思えた。
「……も……許して……」
「本当に、良い声で啼くなぁ……でもね、まだ君を許すつもりなど、更々無いよ。
今も……ほら……こんなに感じながら、心の中で、誰の名を呼んでいた?
それは許さないと最初に言っただろう?……君には、まだまだ……お仕置きが必要なようだね」
短く整えられた銀色の髪と同じく、アイスブルーの色味を帯びて冷たく輝く瞳と釣り合う程の美しい
容姿を持つその青年は、彼女を目の前でそう言って、冷酷に微笑んだ。
それから、つい先程、自らのものをあてがい、その白濁した精液を放ったばかりの彼女の秘所へと、
自らの指を乱暴に捩じ込むようにして、再び差し入れた。
「ほら……君の此処は、まだ、こんなに濡れているんだろう?。
……ついさっき、俺のものを受け入れてから、
また達しそうになったばかりだというのに、まだ物足りないらしいな。
……俺の指を咥え込むようにして、まだこんなに締め付けてるじゃないか。
……おまけに俺の腕にまで、零れる程、君の此処から溢れ出る蜜が滴り落ちてるんだけどね……」
「嫌っ! ……も……止めて……」
彼女は、先程から、その青年から与え続けられる快楽に、ずっと喘ぎ続けていた。
しかし、彼女がその菫色の瞳から涙を零し、快楽から逃れようとすればする程に、細くしなやかな曲線
を描く彼女の腰は、濡れた音をたてながら、無意識に揺れていた。
254:-Lost Innocent-
10/08/07 14:02:42 NgWdFTtq
「ほら、嫌じゃないだろう? ここで、こんなに感じているのに、嘘をつくのはいただけないよなぁ……
……やっぱり、君には時間をかけて、まだまだ色々と教え込まないと駄目かな」
青年は、そんな彼女の腰をもう片方の腕で抱くようにして、その束縛を強めると、彼女が快楽から逃
れようとしていた、その腰の動きを止める。
そして、その言葉とともに、彼は彼女の腰に置いていた自らの手で、彼女の華奢な背中の窪みをな
ぞるようにして、肩甲骨へと指を滑らせた。
それから、肩甲骨の側に在る、小さな窪みに指をかけるようにすると、そこに強く力を入れて、彼女の
背中を掴む。
「……きゃあぁっ!!!」
その瞬間、彼女は、彼の腕の中で、叫ぶように悲鳴をあげながら、身体を大きく反らせた。
「くくっ、痛いか? そうだろうなぁ……ここは、君の大切な翼があるところだもんなぁ……
でもね、そうやって、翼を封じたままでいると、もっと痛い目に合わすよ……解ってるだろう?
……ほら、君の翼を拡げてごらん」
「う……く……」
彼女は、その青年の言葉に従って、瞳を涙で一杯にしながら、自らの魔道力で、今までその背中に
封じていた純白に輝く翼を出現させる。
その美しい翼は、彼女が、その身体を束縛されているベッドから、ほんの少し、身体を浮かせるように
した瞬間、周囲に真っ白な小さな羽根を舞い散らせながら、瞬く間に彼女の背中へと出現していた。
それは、彼女の菫色の瞳と、絹のように滑らかな漆黒の髪に彩られた華奢で美しい容姿に加えて、
彼女が、天使の中でも稀に見る純粋なる魂を備えた者であるのだということを立証するには、十分な
輝きを備えたものだった。
255:-Lost Innocent-
10/08/07 14:03:15 NgWdFTtq
「……どうりで……さっきから、あんなに穢してやっても墜ちない訳だな。
これだけの聖属性の気を兼ね備えた翼を持ってるなんてね……これからも、色々と楽しめそうだ。
君が本当に、あの高位天使……ザドキエルの妹君、リディシエル殿だったとはね……」
「言ったでしょう、兄上を助けてくれるなら……兄上に手を出さないなら、何でもするって……」
リディシエルと呼ばれた少女は、先程から自らの身体を凌辱し、弄び続けている、その男に鋭い視線
を向けながら言った。
「ふうん……さっきからの俺との行為で結構、感じやすくなってきた割には、まだ余裕があるなぁ。
でもね、君がその美しい、生まれたままの姿を俺の前に晒しながら、
そんな風に気丈に振舞っていても、何の意味も無いよ。
まして、あんたの大事な処で、俺の指をこんな風に美味しそうに咥え込んだまま、
芳しい蜜を溢れさせてるんだからな……」
「っあ、あぁっ!! ……嫌あぁっ!! ……もう、止めて……」
彼女は、自らの膣内に差し込まれた青年のしなやかな指の動きに勝手に反応し、自らの身体に生じていく熱い疼きに必死に耐えようとして、思わず青年の腕を掴む。
「おや、もう、降参かな? まあ、君、ついさっきまでは、処女だったし。
まだ全く、躾が済んでないからね……これから、もう少し、楽しませてもらおうかな」
青年は、そう言いながら微笑むと、彼女の狭い膣内の更に奥深くへと複数の指を一気にねじ込むよ
うにして進めながら言った。
「……えっ、きゃあぁあ! あっ! ……嫌ぁあ!!」
彼のその指の動きは、先程まで彼女が受けていた快楽を与える為だけに施されていたものとは異な
るもので、彼女は、悲鳴を上げながら、その華奢な身体を震わせた。
256:-Lost Innocent-
10/08/07 14:05:10 NgWdFTtq
「あ、ごめん、さっき、処女膜を破ったばかりだったよなぁ……これは、ちょっと痛かったかな?
じゃあ、もう少し、優しくしてやるよ、ほら、さっきみたいに、感じながら、泣き叫ぶといい」
「ああっ……んう……ふ……嫌ぁ……!!」
彼女は、自らの膣内に差し入れられた、彼の指が、快楽を与える動きへと変わった途端に、彼女は、
先程の悲鳴とは、異なる艶めいた声を上げた。
彼女は、先程から彼に執拗に弄ばれるうちに、その指の動きがもたらす快楽をその身体で覚え始め
ている自分に気づくと、今までも流していた涙を余計に止めることができなくなった。
彼は、そんな彼女の様子を冷酷に見つめながら、その指の動きを更に強める。
「さっきも言っただろう?
……お前、俺の指をこんなに締め付けながら、今、ものすごく感じてるだろ……
こういう風にされるのは、もう、とっくに嫌じゃ無くなっているくせに……
だけど、お前が素直に感じてるんだって、言わない限り、この快楽からは、逃してやらないよ……」
彼は、細い腰を再び無意識に揺らし始めていた彼女の耳元で、そう囁くと、その指をわざと少し、緩
慢なリズムで動かようにした。
それから、彼女の柔らく形の良い胸へともう片方の手を当てると、まろやかな膨らみを揉みしだくように
してから、その頂にある桜色に染まった、小さな突起を摘んだ。
「……ん、きゃあぁあっ! ……嫌ぁあ!!」
胸の頂を少し強く摘まれた瞬間、彼女は、それに敏感に反応して、声をあげた。
その声を聞きながら、彼は一層締め付けてくる彼女の潤んだ膣内から、一度指を引き抜いた。
そして、先程、意識を失う直前の状態にまで落とし込み、弄ってやった際も、彼女が最も敏感に感じ
ていた小さな花芯へと指をあて、ゆっくりと動かし始めた。
それと同時に、彼女の胸を先程よりも、強く揉みしだきながら、胸の突起を掌で擦るようにして弄ぶ。
257:-Lost Innocent-
10/08/07 14:08:45 NgWdFTtq
「……ふ……あぁあっ!! ……嫌ぁ!!」
「お前さぁ……見た目と違って、本当に可愛くないなぁ……さっきも一回、これで達しかけただろ。
もう、意地を張っても無駄だと思うけど」
彼は、そう言いながら、また彼女を絶頂の一歩手前まで導くと、再びその手を止めた。
もう先程から、ずっと、彼は、こうして幾度となく、彼女を絶頂の一歩出前まで、導きながら、彼女が気
を失うことを決して許さなかった。
「さて、今、この状況の中で、君は、俺の名前を呼べるかな?
そうしたら、君と俺とののこの情交をもう少し、早く、終わりに近づけてやるよ」
先程からずっと、彼女を凌辱し、弄び続けているにもかかわらず、自らは、それに全く溺れている様子
も無い青年は、冷酷に微笑みながらそう言った。
「……嫌ぁあっ! ……ラグイエル!! ……もう、止めて! ……お願い…!!」
その呼びかけに対し、彼女は、朦朧とした意識の中で、無意識にその青年の名を呼び、懇願してい
た。
先程、青年が無理やりに近い形で、彼女の純潔を奪ってから、その快楽の高みに押し上げられたま
ま、ずっと果てることを許されていなかった彼女は、自らの意思を保つための意識の限界をもう、とっく
に超えていた。
「はは、俺の名を呼びながら、お願いすることが、ようやく出来たじゃないか。
ま、ここまでしておいて、焦らすなんて、ちょっと可哀想な気もするけど……君が本気で俺を主だと認め
てくれるまでは、終わらせることなんか、出来ないかな……」
彼は、そう言うと、彼女の身体を愛しむように、愛撫していた手を一旦、止めると、その手で、真っ白な
彼女の翼の根元を再び強い力をかけて掴んだ。
258:-Lost Innocent-
10/08/07 14:09:47 NgWdFTtq
「……きゃあぁあぁあっ!!! 」
彼女がその激痛に耐えかねて、先程よりも一層、大きな悲鳴を上げた瞬間、青年は、その少女の泣
き濡れた顔を自らの正面に振り向かせた。
そして、彼女のその華奢な身体を押さえつけるようにして、覆い被さるようにしていたその姿勢のまま、
その瞳を見据えるようにして、微笑みながら言った。
「さあ、リディシエル、遊びは終わりだ!
お前は、今、此処で、再び我が名を呼び、我を主とするのだから。
それを受け入れられないというのなら、お前の愛しむ全てを今、此処で打ち滅ぼすことになるな」
「この……悪魔っ!!」
リディシエルは、何も身につけていない、自らの身体とは対照的に、漆黒の装束をその身に纏ったま
ま、今、自らの身体を押さえつている青年―ラグイエルという名の悪魔を目の前に、憎しみに満ち
た紫水晶色の瞳で睨みつけた。
その銀色に輝く瞳の美しい青年の姿をした悪魔は、リディシエルからの激しい憎しみに満ちた視線に
も、表情ひとつ変えることなく言った。
「俺は悪魔だよ。お前にも初めから、そう言っていただろう。
そして、お前は、それを知っていても尚、俺の処へと助けを求めに来たのだからな。
同胞である筈の大天使アクラシエルに捕えられたお前の兄を
それ相応の代償を払ってでも、救うためにな。
もっとも、俺から見れば、実兄に対して、特別な感情を抱いている、
お前の方こそ、悪魔である俺よりも余程、魔に魅入られた者に見えるがね。
さて、リディシエル、
君は、我が従僕として、俺の基に下らない限り、君の愛しい兄上を救うことなど出来ないよ。
さあ、俺にこんな事までされた上に、全てを失う結末と、
俺の従僕に下る方と……君はどちらを選ぶのかな?」
259:-Lost Innocent-
10/08/07 14:11:05 NgWdFTtq
自らの目の前で、穏やかにさえ見える表情で、冷酷に微笑んでいる悪魔の言葉に、リディシエルは、
今、目の前にいるこの悪魔が、自らの身体を彼に捧げろと言った、その言葉の意味と重みを自分自
身が、完全に軽く見ていたのだと、絶望的な気持ちになりながら悟った。
それでも、その真摯な想いをたたえ、紫水晶の色味を帯びた瞳の視線をその悪魔へと真っ直ぐに向
けて言った。
「……それでも、私は兄上を救いたい。ラグイエル、私は、貴方を私の主とする……から」
「そうか、では、その証を改めて君の身体に刻んであげるよ」
ラグイエルは、そう言うと、彼女の身体を引き寄せると、その額に軽く口付けた。
それから、彼女の胸元へと同じように軽い口付けを贈り、その口付けを少しづつ、柔らかい下腹部か
ら、彼女の秘所へと移していく。
「……ん……ああっ! ……そんなところ……嫌ぁあっ……あぁあっ……!!」
彼の腕が、彼女が両膝を合わせるようにして閉じていた、内腿へと割り入れられ、その秘所の花芯へ
と口付けられた瞬間、彼女は、今まで、必死に堪えていた声を抑えることが出来ずに、艶めいた声を
あげた。
ラグイエルは、そんな彼女の様子に構う事なく、濡れそぼる花芯周りに溢れる蜜を自らの舌先で掬い
取るようにして舐めてから、彼女の蜜壺の奥へと舌を差し入れた。
「ふ……ああっ!! ……も……いや……ああっ!!」
先程から受けていた、どの愛撫とも異なる、彼の舌先がもたらすその感覚に、リディシエルは、完全に
声を抑えることができなくなっていた。
それでも、ラグイエルの愛撫に抵抗するかのように、もう、全く力の入っていない手を彼の頭へと置く
と、銀色の髪をつかもうとするかのように頼りなく動かす。
そのリディシエルの仕草に気付いたラグイエルは、自らの唇を一旦、彼女の秘所から離した。
それから、彼女の身体へと覆い被さるようにしたまま、彼女の潤んだ紫水晶のような瞳を見つめ、そ
の涙を拭うように柔らかな頬へと軽く口づけた。
260:-Lost Innocent-
10/08/07 14:11:56 NgWdFTtq
「……や……なんで……急に……そんなに優しくするの……」
「いや、すごく苛めてるけど……まあ、一応、君は初心者だからね……」
リディシエルから不意に問いかけられたその言葉に対し、ラグイエルはそう返事をすると、彼女の艶や
かな唇へと再び幾度か優しく口づけてから微笑んだ。
「……さてと、これから、本当の主が誰か、君の身体にしっかりと刻みこんでやるから、覚悟しなよ」
ラグイエルはそう言うと、リディシエルの潤みきった秘所へと自らのものを宛がい、その熱い膣内へと、一気に押し進るようにして、彼女を貫いていく。
「……あぁあぁあっ!!!」
彼女は、自らの狭い膣内へと一気に侵入してきた熱い塊がもたらす痛みに耐えきれずに、細い身体
を弓なりに反らしながら、悲鳴をあげた。
「……っ……さっきもそうだったけど……君の膣内は、やっぱり狭いな……」
先程、その純潔を無理やりに奪った時と、ほぼ変わらない位の悲鳴をあげながら、リディシエルが痛
みを堪えている様子を目にしたラグイエルは、彼女に合わせて、自らの身体を少しゆっくりと動かすよ
うにして、徐々に彼女が快楽を感じていくペースに合わせてやる。
「ん……ふ……あっ、や……あぁっ!」
それから、リディシエルの呼吸が少し落ち着つき、彼女が再び快楽に反応して、艶めいた小さな声を
上げ始めたことを確認すると、ラグイエルは彼女に対して優しい声で呼びかけた。
261:-Lost Innocent-
10/08/07 14:12:59 NgWdFTtq
「リディシエル……君の新たなる主は誰だ? そして……君は、今、何を感じている?」
「……や……ラグイエル……これ……気持ち……い……」
リディシエルは、自らの下腹部の更に下の方から押し上げてくるような痛みが、ほんの少しずつ、治ま
っていくのに合わせて、ラグイエルが与える新たな快楽へと包まれていく。
そして、その快楽のなかで、思わずそう、声をあげた。
その声を聞いたラグイエルは、更なる快楽の中へと押し流されそうになってゆく、リディシエルの残り少
ない意識へとたたみ掛けるようにして、問いかける。
「おや、リディシエル、君……随分と素直になってきたじゃないか。
君、実は、もう、さっきから、ずっとこうして欲しかったんだろう?
そうやって、最初から素直におねだりしてくれてれば、もう少し優しくしてあげたんだけどね……。
ん? リディシエル……君、俺にどうして欲しいの?」
「……っぁ、ラグ……これ……して……」
「聞こえないよ?」
ラグイエルは、彼女の耳元で、そう囁くと、彼女を焦らすように、わざと浅く、緩慢な挿入を繰り返しな
がら、リディシエルの言葉を待った。
リディシエルは、彼のその行為に焦れたように、自らの細い首を小さく左右に振りながら、声を震わせ
て言った。
「……お願い……これ……もっと……して欲しいの……」
「良くできました。と言いたいところだが、全然、伝わんないなぁ……まぁ、君、初めてだからね。
今は勘弁してあげるよ」
自らの顔を真っ赤にして、泣きそうになっていたリディシエルに対して、ラグイエルは事も無げにそう言
った。そうして、それと同時に、彼女の狭い膣内を攻め立て、打ちすえるようにして、再び自らの腰を
強く動かし始める。
262:-Lost Innocent-
10/08/07 14:13:52 NgWdFTtq
「あっあぁ!!……ラグイエル……い……あぁっ!! ん……ふぁ!!」
「くくっ、当たり前だろう。俺が、今与えている快楽の全てを感じられるようにしてやってるんだから!」
「ん……は……あぁあんっ、もう……や、気持ち……いい……の!!」
リディシエルは、ラグイエルが彼女を確実に絶頂へと導くように、攻め立ていくのに合わせるかのように
して、無意識のうちに自らの腰を揺らし始めていた。
そして、徐々に、それだけではなく、ラグイエルが自らの膣内に幾度となく打ちすえる、熱いものが動く
度に、それを締め付けるようにして迎え入れるようになっていく。
そして、そのリディシエルの熱く潤んだ膣内は、ラグイエルが彼女に与える快楽に比例するように、彼
自身にも、灼熱を帯びた、熱く滾るような心地良さを与えていく。
「……っ!
……リディシエル、さっき、初めての時も言ったと思うけど……もう少し力を抜いてくれないか」
リディシエルは、ラグイエルのその言葉に、ほんの一瞬、振り仰ぐようにして、いつの間にか、彼女自
身の身体に余分な負荷がかかり過ぎないようにするかのように、しっかりと抱き留めてくれていた、そ
の悪魔の方へと、視線を向けた。
そして、ほんの少しではあるが、自らと同じように、切なげな表情をしたラグイエルの様子に初めて気
が付くと、驚いたように彼を見つめた。
「……何?」
「……ラグイエルも、気持良いって、感じてるの?」
「な……お前っ! ……ば、馬鹿か!? ……感じなかったらこんなことしないだろう!
まあ……前は、もう、俺の従僕だからな……お前が望んでいた絶頂に連れて行ってやるよ!」
ラグイエルは、リディシエルのその様子を目にしながら、呆れたようにそう言った。
そして、その言葉と同時にラグイエルは、リディシエルの腰に手を添えると、ひと際強く、突き上げるよ
うにして、彼女の膣内を一気に貫き、再び攻め立てる。
「ふ、あぁあぁあっ!! ……ラグイエル、ラグイエル!!」
「……っあ!! リディシエル、そんなに俺を締め付けるな!!」
263:-Lost Innocent-
10/08/07 14:16:28 NgWdFTtq
彼女の狭いそこは、潤んだ蜜の音を響かせながら、彼の動きに合せて、ラグイエルのものを温かく包
み込むむように、きゅうきゅうと締め付けていく。
「……ああっ、気持ち……いいの! 私……も! ……もぉ……だめぇっ……いい……の!!
ラグイエル、私……もぉ!! ……あぁあぁあっ!!」
リディシエルは、一際高い声を上げて、ラグイエルの名を呼ぶと、その意識を失いながら、果てた。
その彼女の様子を見届けたラグイエルは、彼女の膣内へと自らの精を放つと、リディシエルの頬へと
自らの手を添えて微笑み、既に意識を無くした彼女の額へとキスを贈った。
それから、彼女の安らかな寝顔を見つめながら独りごとを言った。
「これだけ穢してやっても墜ちないとはね……
全くコイツには、どんな高位聖霊の加護が付いてるんだか……まあ、これからが楽しみかな……」
-end-
264:-Lost Innocent-
10/08/07 14:19:58 NgWdFTtq
投下終了
やっぱりエロは難しい…
265:名無しさん@ピンキー
10/08/08 10:00:49 ojvgdf4a
おお、久しぶりの投下だ!
エロくて良し!
またの投下を待ってるよ。
266:名無しさん@ピンキー
10/08/08 23:28:55 aXVFqdln
GJ!
267:名無しさん@ピンキー
10/08/16 15:58:34 W2a1o/Sg
GJ!!
もっと落してやりたくなる感じですね
268:名無しさん@ピンキー
10/08/20 20:58:01 6r7hgnfh
ここって絶対天使×悪魔?
途中に人間を挟んでもいいかな
269:名無しさん@ピンキー
10/08/21 00:04:03 KC8DvNaT
いいと思うの
270:名無しさん@ピンキー
10/08/26 13:09:34 uKmFzc0P
>>264
GJ!
天使めちゃ可愛いわ悪魔はツンデレで可愛いわでニヤニヤした。
271:名無しさん@ピンキー
10/09/14 22:35:24 /gPBsvG/
降臨期待age
272:名無しさん@ピンキー
10/09/30 22:10:45 cf/n8WIx
保守
273:名無しさん@ピンキー
10/10/01 04:19:45 8JpsQhbP
エルシャダイのルシフェルがビニ傘天使だったので保守ついでにageておく
ああいう感じで現代社会に溶け込んでる天使とか悪魔は滾るよなぁ
274:名無しさん@ピンキー
10/10/01 04:36:51 1KBG2//7
キャバ嬢とかホストに化けてる悪魔とか
日中は公務員で夜になると悪魔を狩る天使とか?
275:名無しさん@ピンキー
10/10/02 21:26:32 4k7Pu+xz
>>246
この写真は去年か一昨年くらい
276:名無しさん@ピンキー
10/10/02 21:26:53 4k7Pu+xz
誤爆
277:名無しさん@ピンキー
10/10/03 06:31:54 v80z9D3y
>>268-269
凄い亀レスだけど、こういうの?
少し前に天使じゃないけど悪魔が聖職者を陵辱して…というSSがあったので紹介
スレリンク(eroparo板)
278:名無しさん@ピンキー
10/10/25 16:30:54 SGCgsPBU
>>197さんの「序章」って去年の投稿なんだね。
余裕綽々の天使♂ が女の子天使をいじめるっていいね。
延々とキスするだけでも萌えるもんだね。続きが読みたかったなあ。
>>264さんのようなツンデレな悪魔♂もかわいい。
あー愛があるのが読みたい。
279:名無しさん@ピンキー
10/10/31 16:16:31 lqBnjdRW
保守
280:197
10/10/31 17:11:21 zJn/pzbm
>>278
レスありがとー!
このSS、当時は、
この後、
二人のまともなエチーを絡めつつ、互いがその絆を確認し合った後、
数日も経たないうちに、アルシエルがサタナキエルの宿敵の天使に凌辱され、
サタナキエルがその怒りのあまり、その宿敵を葬り去り、自らが堕ちる
同時進行で、アルシエルの上官のミカエル様も禁忌に触れることになってしま
うことになると解っていながらも、自らの想い人に手を出し、そのミカエル様
をある意味で庇う為に、サタナキエルの上官のルシフェル様も堕ちる
アルシエルは凌辱され、酷い目に遭うが、サタナキエルとミカエル様が間一髪
のところで救いに入るので、なんとか一命を取り留めるも、意識を取り戻すこ
との無い状態に
そして、ミカエル様は、禁忌に手を染めたその罪によって幽閉されることとなり、
幽閉されたその場所で、自らの所為で堕天したルシフェル様もとい、ルシファー
と名を改めた魔王からの定期的な監視―監視の度に行われる凌辱―という形での
彼の愛を徐々に受け入れてゆくことに
また、堕天してサタナキアと名を改め、悪魔となったサタナキエルは、ある日、
偶然、足を運んだ天界の園の片隅で、アルシエルの面影を宿す無垢な少女のよう
な天使に出会う―
↓
>>148へ
そして、その天使の少女は、ある日、サタナキアとアルシエルの関係を知り、
自らの命をもってアルシエルを覚醒させようとするのですが……
なんて、壮大な(?)ストーリーが出来ていたのです
設定があまりに広がりすぎて書けなくなってしまいましたが、いつかこの時の
設定を活かしつつ、SSが書けると良いな-なんて思っています
妄想吐き出し失礼しましたー
では、またー
281:名無しさん@ピンキー
10/11/04 19:15:39 vvjgzSFt
保守
282:名無しさん@ピンキー
10/11/09 22:47:42 uC82B+Uk
おお、>>197さん生存確認。
そこまで壮大だと、一本の物語として完結後にまとめてじっくり読みふけりたいなー。
とりあえず、アルさんとサタさんの勝負その後が気になる。
あの後アルさんがどう攻略されたかがとても読みたいです!
283:197
10/11/13 14:35:07 iL6StAEK
>>282
再びのレスありがとー!
このほかにもいくつか天使と悪魔なネタがあるので、
またそのうち、SSにできるとと良いなーとは思っているので、
期待しないで待っていてもらえると嬉しいです。
では、またー
どうぞよろしくー
284:名無しさん@ピンキー
10/11/20 03:01:09 23rZBMfa
良いネタは無いかと思って適当な天使紹介サイトを巡っていたのだが
最下級の天使って「アイ、ロボット」のNS-5みたいな奴らなんじゃね?という殺伐とした発想に至ってしまった。
下っ端天使はひたすら大量生産されて使い物にならなくなるまで酷使、壊れたりしたら新しい奴と即交換
堕天して反抗されると面倒だから悪魔に襲われたら即自決、無論当の天使たちはそれが当然だと刷り込まれてる
でも時には廃棄直前の天使がうっかり逃げ出したりして堕天使に拾われる→飼い主とペットみたいな関係になる、とか。
誰かコレに上手いことエロを絡めて話を作っておくれ……
自分で書くとどうしても驚きの健全さになるんだ……エロスハムズカシイネ
285:名無しさん@ピンキー
10/11/25 01:47:57 YUOFULwd
真女神転生の(II辺りが特に)下級天使は、まさしくそんな感じの解釈だったな
適当に画像検索したら、幸せになれるかもよ
286:名無しさん@ピンキー
10/12/11 01:09:10 rQsRYxAr
ほしゅ
287:名無しさん@ピンキー
10/12/18 23:24:54 RvIdD3fI
投下します。
短い物で、エロ少な目、ギャグ多目。
288:名無しさん@ピンキー
10/12/18 23:25:52 RvIdD3fI
ここまで来れば大丈夫でしょうか、このまま彼女も諦めてくれる事を願います。
あ、コレは失礼申し遅れました、私は―。
「あ! 見つけた!!」 はい、見つかりました。
「こんなとこに隠れていたの、道理で見つからないわけだわ!」
そう言うとツカツカと彼女が近づいてきます。
「私に見つかったのが運の尽きよ! さあ、覚悟なさい! 」
彼女は左手を腰に当てながら、右手の指をわたくしに『ビシリ!』と、突きつけます。
天界では人に指を突きつけてはいけないと習わないのでしょうか? 残念です。
金色の髪を頭の横で二つに結び、真っ白なワンピースは背中の部分が大きく明き、
ソコからは真っ白な羽が二枚はえている、所謂天使という存在で。
彼女達言う所の『悪魔』である私を倒そうとしているらしいのです。
ヤレヤレ。
「何ごちゃごちゃ言ってるの? あんたはさっさとワタシに退治されちゃえばいいのよ!」
退治される方の身にもなってください。 大変なんですよ?
「なによ~、さっきからやる気ないわね~『テメエをぶっ殺して神の野郎のちんぽを食いちぎってやるグヘへ』とか言えないの?」
何ですか、女の子がハシタナイ……。 そんなアニメみたいな声で下品な言葉はお止めなさい。
「誰がアニメみたいな声よ!! まあ良いわ、華麗な妙技でアンタをヤッツケテ神様に名前を貰うんだから!!」
どうやら名前も無いほどの新人さんみたいです、ほんとに困った物です。
「行くわよ!! 超必殺技!!! エクストリーム・スーパー・スペシャル・サンダー!!」
まるで子供向けアニメのヒロインのような声で彼女が叫ぶと空からゴロゴロと雷が落ちてきました。
夕立でしょうか? 村の人達のお洗濯物が心配です。
「な、何でワタシの超必殺技が通じないの!?」
ああ、貴方が落としたのですかスイマセンでした。 気づかなくて。
ええと、あっ! も、もう一度やれば効果があるかもしれないですよ?
「く、食らいなさい! 超必殺!! エクストリーム―― 」
ウワアア、ヤラレタアアア。 ばたり。
あれ? 倒れた私の所になにやら半泣きの顔でつかつか近づいてきます。
私の死んだフリが上手くいって泣いてくれてるのでしょうか?
あ、い、痛い! 痛いですよ!
い、一体なんです? 死んだ者を叩くなんて酷いです。
「起きなさいよ! バカ!」
如何やら死んだフリがばれてしまったようです、何故でしょう?
289:名無しさん@ピンキー
10/12/18 23:27:08 RvIdD3fI
「アンタ馬鹿!? 今年91に成るエレナお婆ちゃんだって騙せないわよ!!」
はあ、そうですか、でもあのお婆さん結構しっかりした方でこの前も―痛い。
「だれも‘ご長寿万歳話,なんて聞いてないわよ! この馬鹿!」
人を簡単に叩くのは辞めて下さい、さっきの何たらより‘グー,のが痛いです。
「知るか馬鹿! 何なの、さっきっから!! 其のやる気のなさ!」
逆切れですか? 困りましたね、と言うか私、只のマイナーな地方神ですので、
あなた方に何かしようとか思わないわけで。
「何それ? それって私が弱くて、襲うに値しないほど可愛くないってこと?」
いえ、そうとは言ってません、それに可愛いいですよ、胸ちっこいですけど。
「な!? ち、ち、小さくて悪かったわね!!」
あ、いえ、そんなに怒らなくても‘ぺったん娘,が好きな方も世の中には――痛いです。
「うるさい! うるさい! うるさい!!! 馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿アァー!!」
顔は辞めて下さい、あ、い、意識が、意識が飛びそうです。
「好きでちっこい訳じゃないモン! 小さい小さい言うなぁ!」
コレは失礼、では大きくしてみましょうか?
「ほえ? 嘘!? 出来るの?」
まあ、一応わたくし豊穣の神として祭られてますので出来なくはないです。
この村の女性は皆胸大きい方が多いでしょ?
「そう言えば……ねえ、本当に大きく出来るの?」
恐らく。
「じゃ、じゃあ、お願い、如何すればいいの?」
まあ、普通に胸を揉ませて頂くだけですので、不愉快なら辞めますけど。
「いいわ、やって!」
はいはい、あっ!? ええと、本当にいいんですか?
「良いわよ、本当に大きくしてくれるんでしょ?」
はい、ですが……。
「いいから早くして!!」
わ、わかりました、では失礼、おお、人間と違いまして天使の方って何と言いますか肌触りが。
「あ、の、ねえ、ソコはお腹よ!!」
失礼しました。 ここですね。
「うきゅう」
大丈夫ですか? 随分と感じやすいお体ですね。
「は、はづかしい事言わないで!」
はいはい、それにしても顔真っ赤ですよ、大丈夫ですか?
「大丈夫よ、うん、ねえ、悪いんだけど服のうえからじゃなくて、じかに触ってくれる?」
いいんですか?
「うん、服が擦れて、凄く変な気持ちになっちゃう……」
では。
「あ、そっとよ! 急に触ったらダメなんだからね!?」
はいはい、そっと触りますよ。はいタッチ。
290:名無しさん@ピンキー
10/12/18 23:27:46 RvIdD3fI
「うきゅうう!」
そ、そんなに悲鳴を上げて仰け反るほどですか!?
「ご、ゴメン! 我慢するから続けて!」
では、そっと、胸の横からこの可愛いらしいピクピクとした先端に向けて寄せていきます。
「か、解説しないでよぉ、恥ずかしいじゃなぃ……馬鹿ぁ……」
相当我慢されてるようですね、身体の横でギュウと強く手を握ってます。
小刻みに身体も震えてますし、真っ白だった肌が、薄いピンク色に染まってます。
「あ、あううん、ね、ねえ、まだ?」
まだですよ。 あ、ちょっとスイマセン、この先端部分を触りますよ。
「えっ!? 一寸待って! 乳首は、あ!? ら、らめえ!!」
おっと、少しやめましょうか、少し摘んだだけで、あ、えええと。
「うう、悪魔に乳首つままれて逝っちゃうなんて生涯の恥だわ」
仕方ないですよ、女の子ですから、皆そうです。
「本当に?」
ええ、きっと貴方のお友達とかもそうですよ、たぶん。
ん? 如何されたんですか? 暗い顔をされて。
「いないの、私、友達って」
あ、其れは失礼。 大丈夫です、そういう物はゆっくりとできていく物です。
「有難う、あんた冴えない顔しているけど優しいよね」
冴えないは余計です、この顔は当時では美形の方なのですよ?
「フフフ、ゴメンね、あ、もう平気またお願い」
はいはい、もっとリラックスしてください、じゃあ行きますよ。
コリッとな。
「はゆううう! やっぱりらめえ!」
小さいのに感度良好すぎですね、でももう少し我慢してください、もう少しですので。
「はにゅう! らめえ! そんなにおっぱいコリコリされたらまた逝っちゃうんだから!」
そんなにアニメ声で叫ばないでください、恥ずかしくなります。
「あ、ああん、やめっ! んうん!」
もう少しですよ、がんばって。
「あああん、ラ、ラメなの!! も、漏れちゃう!! 来ちゃう! 来ちゃうのおぉ!!」
あ、あああ、凄い事になってます。
今まで何度か女性の方の胸にさわらさせて貰いましたが、こんなに激しく反応された方は初めてです。
それにしても天使でもこんな風にお漏らししてしまう物なんですね。
291:名無しさん@ピンキー
10/12/18 23:28:18 RvIdD3fI
「う、うう、まじまじと見ないでよぉ、バカぁ……」
ああ、スイマセンまさか泣くとは、あ、あのぉ替えの下着とか持ってきますか?
「天使はパンツなんてはかないもん」
あ、そうでしたっけ、失礼しました、しかし真に申し訳難いのですが……。
「失敗したの!?」
はい、ですがソレよりもモット大事な事が……。
「何、私が何か……あああ!? なにこれ!?」
彼女が驚かれたのも無理はありません。 なにせ真っ白だった羽が黒くなってしまっているのですから。
「なんなの? なんで!?」
ええと、つまり簡単に言えば天使である貴方が他の神に願い事を叶えてもらおうとしたからです。
「え!? あああああああ!!!」
だから、私何度も良いのですかと言ったんですよ。
「ああ、そうかあ、私、堕天しちゃったのかぁ」
あ、あのぉ余り気を落とされませんように、天使だけが人生ではないのですよ?
「ま、いいわ! じゃあ、いつか神の野郎のチンコでも食いちぎってやるわグヘへ」
変わり身、早!! 後、其のグヘへはお止めなさい、下品な上に、声とあってません。
「いいじゃない別に、あ、ねえじゃあさ、アナタ私に名前付けてよ!」
へ? 私がですか?
「だって神でしょアナタも? 可愛くって親しみやすくて、すぐに覚えて貰えそうなのね」
注文が多いですね、しかしこれ、難しいですからね、口に出したら即決定ですし。
う~ん、猫っぽいですがニャニャエルとか、ネコエルとかは今一ですし、
アニメみたいな声だから、クギュエルとか? うん、だめそう。
「まだ? 待ちくたびれちゃったよう、もうぱっと浮かんだのでいいよ」
良いんですか、そんなので、じゃあ、エイ!
「ん、なんかきた、これね、じゃあ」
ドキドキしますねこの瞬間。いよいよ彼女が自己紹介をして一人前になる瞬間です。
「私の名前は ペタエル 今後ともよろしく―って、何コレ!!」
ダメですか? ぱっと思い浮かんでしまって。
「最低最低最低!! このバカバかばかばか!!!!」
後にこの村の神を祭る祠の脇に小さな可愛らしい女の子の像が作られる事になりました。
この子は女性の、とりわけ、小さい胸の女性の、守り神として末永く祭られるのでした。
ただ、誰かがいつも悪戯をして胸のところに何かをくっつけてしまうのを、
村の人たちはたいそう不思議に思うのでした。
おしまい。
292:名無しさん@ピンキー
10/12/18 23:29:09 RvIdD3fI
以上です有難うございました。
293:名無しさん@ピンキー
10/12/19 02:54:18 OL01KLKv
>>292 GJ!
294:名無しさん@ピンキー
10/12/27 09:05:10 qYxNx70c
GJ!
ペタエルの変わり身の速さに笑ったw
295:名無しさん@ピンキー
11/01/17 23:36:17 vHX92uC2
天使と悪魔降臨期待age
296:名無しさん@ピンキー
11/02/07 00:25:07 pW22Y3zN
保守。
297:名無しさん@ピンキー
11/02/27 08:39:21.42 3BS/5zVu
test
298:名無しさん@ピンキー
11/03/10 23:10:27.28 UibiGBma
ルシファーは地獄に堕ちた者を噛むらしいな
何とかエロくできないものか
299:名無しさん@ピンキー
11/03/11 04:16:59.75 BC8avYaU
>>298
幼女化すればおk
300:名無しさん@ピンキー
11/03/11 13:41:31.96 ZvTuKlBU
はむはむはむはむ、かんじゃうぞー
って感じかね
301:名無しさん@ピンキー
11/03/14 11:22:16.40 vZFKhGFl
神の野郎のチンコでも食いちぎってやるわグヘへ
って感じかもしれんw
302:名無しさん@ピンキー
11/03/14 12:18:27.09 UMe1HqZT
そのままおなごの首筋やらおっぱいやら内ふとももやらかめば無問題
303:名無しさん@ピンキー
11/05/07 10:56:55.78 TlwotbXC
保守
304:名無しさん@ピンキー
11/05/09 00:04:26.99 PD93VIwY
爽やか系天使君が、つんつんした悪魔ちゃんを得意の話術でにっこり優しく丸め込んじゃう話が読みたい。
真面目な悪魔くんとちょっと不良な天使ちゃんでもいい。
もうなんでもいい。
305:名無しさん@ピンキー
11/06/08 03:44:24.93 BMjzADKT
魔羅
306:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/11 07:56:22.70 NbiNUufU
悪魔と天使
307:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/12 02:07:21.49 oxI+R6Et
悪魔のような天使様に誘惑されたい
308:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/22 02:10:58.99 X86YAjMr
保守
309:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/24 00:22:32.49 E/TA36vl
天使サマの穢れなき白い翼が悪魔のザーメンで真っ白だぜ
とか言われながら放心状態のぶっかけ天使が読みたいんだが
310:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/30 03:42:00.66 znd6F/eJ
>>309
「クックック。その真っ白な羽根も、こうして俺のザーメンで汚れちまったな。
その処女だった膣も、こうして俺ので汚してやったしな」
悪魔の身体の下から、天使は答えて言った。
「…赦します」
あくまで凛とした清らかなその声は悪魔を驚かせる。
「あン?」
「…あなたは罪人ではあっても、悪人ではありません。
あなたは力の使い方を間違っているだけなのですから」
「な、ナニ言ってやがる! オレは悪魔だぞ!!」
困惑した悪魔は叫ぶ。
悪魔は天使が悲嘆に泣き叫んだり、恨みがましく睨んだりするのは予想していても、
こんな態度を取るとはまったく考えていなかった。
「それに処女じゃなくなったらテメエはもうじき天使じゃなくなるだろうが!エラそうな口利くんじゃねえ!!」
「あなたは愛を知らないだけなのです」
白濁に塗れた天使は、悪魔の首に細い腕を回すと、その胸に悪魔の顔を抱え込む。
柔らかな乳房が変形し悪魔の顔を包む。
天使の乳肉の天上の至福の柔らかさに一瞬悪魔は意識を奪われる。
「…」
天使は胸の中の悪魔に語りかける。
「あなたは間違っています。それは、他人を傷つけたり屈服させる為の道具ではありません。
いとしい人に愛を伝えるための器官なのです」
「う、うるせえ! オレに説教なんかすんじゃねえ!」
「あなたは可哀想な人です」
「人じゃねえ! オレは悪魔だ!」
「わたくしもあなたも、神のお作りになったものであることに違いはありません」
311:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/30 03:42:18.13 znd6F/eJ
「黙れッ!!!」
悪魔は叫ぶと、天使の唇を手でふさぐ。
そして再び猛りきった怒張で天使の白濁に塗れた性器に突き入れる。
「ふっ…っぐ、畜生、やっぱコイツは最高に具合がいいぜ…」
悪魔は眉根を寄せて天使の膣のその内側の妙なる快楽に耐える。
「て、天使って言ったって、所詮ただの女じゃねえか。憎い悪魔に無理矢理犯されても抵抗できねえんじゃ、
神の力っても大したことねえな!」
笑い飛ばす悪魔に、その体の下から天使が囁く。
「て、抵抗できなかったのではありません。……抵抗しなかったのです」
「なん……だと!?」
「愛する人に身体を求められて拒む女がいるでしょうか」
天使は微笑む。悪魔に犯されながら。
「な、な、ひ、ひとじゃねえ!いやそうじゃねえ!なんだそれは!アイ?!アイだなんて、ふ、ふ、ふざけんなッ!!!」
悪魔は突き入れた腰を動かすのも忘れてそう叫ぶ。
「…わたくしは、ずっとあなたのことを見ていました。
人を騙して魂を食べるときも、あなたは弱いものは見逃していましたね」
「ち、違うッ、オレはエラそうにしてる魂が好物なだけだ!」
「女性を襲ったときも、あなたは盲目の女性は避けていました」
「あ、あれは、あれは、目が見えないと俺の正体を見ても怖がらないから他のヤツにしただけだっ!!」
「炎を吐いて人を焼き殺すときにも、あなたは後ろにいた猫だけは焼かないように気を遣っていました」
「なっ、ち、違うっ!お、オレは、獣が焼ける匂いが嫌いなだけだっ!」
「だからわたくしはあなたに恋焦がれるようになったのです」
「な、なに言ってんだ!オレの話を聞けっ!」
天使は悪魔の首に腕を回すと、ゆっくりとその唇を悪魔に捧げた。
キスを終えると、天使は嬉しそうに微笑むと、悪魔に囁く。
「ですから、わたくしはあなたに本当の愛を教えて差し上げます」
悪魔の腰に、天使の細くて白い脚が絡みつく。
悪魔は腰の動きを止められない。
天使の中が気持ちよすぎるから。
天使の甘い喘ぎにを聞くたびに、身体の中に溢れてくる不思議な感覚がたまらないから。
312:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/30 03:42:33.50 znd6F/eJ
そんな悪魔の腰使いを受けながら、天使は言う。
「悪魔にも知らないことがたくさんあるのですね」
「なんだと!?」
「天使は処女を喪うと天使でいられなくなる。それは正しいです。
父なる神は、わたくしたち天使に降俗の権利をお許しくださっていますから」
「だろうが!お前はもうじき…ホラ、その輪っかが薄くなってきてるぞ」
天使の頭上の光の輪がかすれてきている。
「ええ。天使は、下界で人間に恋したときは降俗の儀式を行います。
その儀式の後に処女を喪うと、天使は人間の女の子になれるのです」
「だから何だよ!オメエだって人間になりかけだろうが」
「その儀式を経ずに処女を喪った場合、天使は人間になるのですが、その相手に呪いが掛かるのです」
「何?」
「処女を奪った男根に呪いが降りかかります」
「なななな、何だって!?」
悪魔は必死に天使の膣から男根を抜こうとするが、天使の脚が悪魔の腰をしっかりと抱きしめていてそれは叶わない。
「もう遅いですよ。呪いはもう成就してしまいました」
「じょ、成就って何だ!?」
腰の止まった悪魔に、天使は下から腰を突き上げる。
「たいした呪いではありません。生涯、その膣でしか射精できなくなる呪いです」
「なっ、うそっ、そ、そんなっ」
「ウソではありませんよ。天使はウソはつけませんから」
「ちょっ、ちょっと待てっ、待て、止まれ」
「もう遅いですよ。呪いは先ほど発動してしまいましたから。
あなたは生涯、わたくしの膣でしか快楽を得ることはできないのです」
「ふうっ、あっ、そ、そんなっ」
天使は、かつて天使だった人間の女は、悪魔に優しく微笑みながら言った。
「ですから、わたくしも生涯を掛けてあなたに真実の愛を教えて差し上げます」
313:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/30 03:44:07.90 znd6F/eJ
「…というのが、ママとパパの馴れ初めなのよ」
と母親は娘と息子に教えている。エロスな部分はうまくキス程度にぼかしているが。
「うっそだー」「うそー」
「ホントよ。ママはね、昔天使だったの。
悪魔だったパパがね、『オレは悪魔を辞めるからお前も天使を辞めてくれ』って言ってくれてね。
ママはホントに嬉しかったのよ」
「えー」「パパ悪魔なのー」
「いいえ。悪魔だったのは昔のことよ。今はちゃんとあなたたち二人のために真面目に働いてくださってるの。
だから、パパにちゃんと感謝しないといけないのよ―あら。ほら、パパが帰ってきたわよ」
マンションのチャイムが鳴り、鍵が開く音がする。
「あ!パパだー」「パパー」
どことなく悪魔の風貌が見える幼い男の子と、天使に似たやはり小さな女の子が玄関に向かって駆け出す。
「おかえりなさーい」「パパー、おしごとおつかれさまー」
そう言いながら二人の子供が抱きつくのは悪魔。いや。元悪魔のサラリーマンである。
「ただいま。お前らちゃんといい子にしてたかー」
そう言いながら元悪魔は二人の子供を片腕で一人づつ抱き上げる。
「わー」「きゃーー」
「あのね、ママがね、パパは悪魔だって言うの」
「ママも天使だったって。ホント?」
「ママそんなこと言ったのかー。ホントだぞー」
「えーーー」「うそーーー」
「だから、パパはお風呂に入らない悪い子は食べちゃうんだー。さ、一緒にお風呂入るぞー」
「わーーーい」「わーー」
二人のちびっ子が先を争って風呂場に駆けていくのを見ながら、元悪魔は元天使の妻にカバンと上着を渡す。
「いいのか? ホントのこと言っちゃって」
「いいのよ。こうやって少しづつ本当のことを教えておけば、いつか事実を知ったときにショックを受けなくて済むでしょう?」
そう言うと、奥さんは夫にキスをする。
唇を割り、下が絡み合う濃厚なキス。
そのキスが終わると、元天使な奥さんは夫に囁く。
「ねえ、あの子たちもそろそろ手が掛からなくなってきたし…ね。三人目、作りましょうよ」
その甘い囁きを聞きながら元悪魔は思った。
―ああ。この最愛の女を作ったヤツのモットーは「産めよ殖えよ、地に満てよ」だったなあ。
給料を増やすには資格をもう一つ取って手当てを増やさなきゃ。
そう思いながら元悪魔はネクタイを元天使の、最愛の妻に解かれていた。
おしまい
314:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/30 03:48:10.25 X+bH1i6N
夜中まで起きていた甲斐があったというものです
315:名無しさん@自治スレで設定変更議論中
11/06/30 09:33:49.52 jrwvU5i8
猫は焼かなかった…の所でこの悪魔に惚れますた、カワイすぐるw
GJ
316:309
11/07/02 01:41:36.42 /qNxpRw1
ふおお!まさか甘々に転ぶとは思ってなかったぜ
期待してたのとは全然違うがそんなことどうでも良くなるくらいGJ!
大変おいしかったですごちそうさまでした
317:名無しさん@ピンキー
11/07/02 08:19:11.53 a2wTX04I
GJ!
318: 忍法帖【Lv=3,xxxP】
11/07/05 09:00:07.10 jTJoF4rG
GJ
319:名無しさん@ピンキー
11/07/21 23:49:09.07 MigSiX9W
GJ!
320:名無しさん@ピンキー
11/08/06 21:48:38.80 +BsTsF40
保守
321:名無しさん@ピンキー
11/08/30 19:37:00.77 AWCSMy9D
あげ
322:名無しさん@ピンキー
11/09/13 09:26:26.20 WC7PYa7r
保守
323:名無しさん@ピンキー
11/09/27 18:28:50.21 01WuiGnV
過疎で寂しい…
324:名無しさん@ピンキー
11/10/20 13:56:53.63 FPushnRd
保守
325:名無しさん@ピンキー
11/10/21 16:48:27.77 T+qpntFA
元天使(ドS男)×天使(ロリ美少女)って需要あるのかな・・・
変な電波受信して今書いてるんだけどさ
326:名無しさん@ピンキー
11/10/21 20:02:03.70 LPjQsuCN
エロければ無問題
327:名無しさん@ピンキー
11/10/22 14:31:05.67 a3amLObq
どんぴしゃ
328:名無しさん@ピンキー
11/10/22 21:37:26.60 u8BRt1Ek
>>325
wktk
329:名無しさん@ピンキー
11/11/18 12:06:44.68 9y89Wy6o
あ
330:名無しさん@ピンキー
11/11/20 10:16:18.65 tcAGHRPy
保管庫の悪魔飼育呼んで泣いた
331: 忍法帖【Lv=34,xxxPT】
11/11/22 11:57:43.18 TVobR4zQ
テストついでに保守
332:名無しさん@ピンキー
11/11/23 06:56:07.58 9TnaCtiD
>>330
ありがとう。
書いた僕も泣きながら書いたのでそう言ってもらえると嬉しいです
333:名無しさん@ピンキー
11/12/15 10:35:01.73 682WDfu4
天使になりたい
334:名無しさん@ピンキー
12/01/03 19:56:08.79 q9P4z87L
あけおめ保守
335:名無しさん@ピンキー
12/02/12 01:45:32.35 t2xM4U/c
ほしゅ
336:名無しさん@ピンキー
12/02/14 07:21:08.55 d+lMY8gx
読み返してたら>>126の元ネタがわかってニヤニヤできた
337:名無しさん@ピンキー
12/02/17 11:10:24.98 0TNZI/lX
>>336
kwsk