09/04/29 10:24:04 oTyxtirA
「エリスちゃん!?」
「にーさま、ちゅー!」
目を閉じて、口唇を突き出すエリスちゃん。
いやいやいや、その一線はまずいだろ、俺。
ここは妥協して…。
俺はエリスちゃんの前髪をそっとかきあげ、
まるで卵みたいに形の良いおでこに
軽くキスした。
俺の口唇にエリスちゃんのおでこの
ほんのりとした柔らかさとちょっと高い体温の暖かさが伝わってくる。
その感触が心地よいと感じてしまった俺は、
犯罪者フラグまっしぐらな気がしてきた。
このまま抱きしめてしまいたい誘惑に打ち勝ち、俺はキスをやめる。
「にーさま、ちゅーするばしょ、ちがうー!」
「えぇ!?」
「ちゅーっていったら、べろちゅー!」
「エリスちゃん、よくそんな言葉知ってるね」
「にーさま、べろちゅー!」
俺の目をじっと見つめるエリスちゃんの瞳から目をそらそうとしたら、
可憐な口唇が目に入った。その、見るからにやわらかそうな
ほんのりピンク色は反則だーーーーー!
俺の中でリミッターが音をたてて外れた。
エリスちゃんの後頭部を左手で抱えて、その口唇を一気に奪った。