08/09/20 02:13:34 8WXDtUVE
ラビ×ミランダで小ネタ投下します。
途中でアレンや神田が入ってきます。
「っ…やぁ…っ」
「我慢して…すぐに、気持ちよくなるから…」
アレンが廊下を歩いていると、ミランダの部屋から何やら声が聞こえてくる。
ラビがミランダの休息を邪魔しているのではないかと思い、アレンが注意をしようと、部屋のドアノブに手を掛けようとすると、中からまた声が聞こえてきた。
「ラ…ラビ君…。あぁ!?そこっ…そこはだめぇ!!」
「ふ~ん。ミランダはここが感じるんさ?」
「ち…違っ!?」
「違わないさ。そんなにギュッて締め付けてるくせに嘘はいけないさ」
ミランダの艶っぽい声と、ラビの少し意地悪そうな囁き声を聞いた瞬間、アレンの手が止まった。
『な…ななな何をしているんだ!?2人は!!』
当然の反応である。初めて聞く2人の艶のある声は、15歳の少年を石化させてしまうには十分すぎる破壊力である。
アレンが硬直してドアの前で固まっている間にも、中からは2人の声が聞こえてくる。
「んっ、はぁはぁ…。あ…あの、ラビ君…」
息を弾ませながら、涙を滲ませた声でミランダはラビに話しかける。
「はぁはぁ…。何?ミランダ?」
答えるラビの声にも吐息が混ざっている。
「わ…私。その…、はは…初めて…なの。できたら…優しくしてくれたら嬉しいわ…」
「オレも初めてだから、上手くできるかわからないけど、できるだけ優しくするさ…」
「ありがとう」
ドアの前で硬直していた少年は、あまりに衝撃的な会話に我を忘れそうになっている。
『ま、まさか。これは世間で言う所の、お楽しみ中、というやつなのかぁぁ!?』