08/09/15 21:25:30 vwonpFRF
「いいか!?分かったな!?」
返事をしないミランダにますます語気を荒げてしまうが、当の本人は、ちょっと間を置いた後、
くすっと笑いながら頷く。
「テメェ何を笑ってやがる!」
神田はいつもより高い目線で笑われている事に腹を立ててしまう。
「ご…ごめんなさい。ちっちゃくなった神田君に怒られてもあまり怖くなかったから、ちょっと安心しちゃって…」
笑いながら謝る彼女に、嫉妬とは別の怒りが高まる。
「おいっ!!」
そう叫ぶなり、神田はミランダの首筋を噛み、歯形をつける。白くて細い首筋からは、うっすらと血が滲んでいた。
驚いたミランダが叫ぶ前に神田は滲んでいる血を舐める。
首筋をなぞる舌と唾液のなま暖かさに、ミランダは声を発する事もできずに、顔わ真っ赤にして口をパクパクさせていた。