ヴァンパイア騎士でエロパロ at EROPARO
ヴァンパイア騎士でエロパロ - 暇つぶし2ch205:名無しさん@ピンキー
08/10/13 17:55:00 5cIiwNmM
>>204
何かそれ見たことあるな…どこで見たかは忘れたけど。
確か支葵の絵に紹介文みたいな感じで
「莉磨と同室を希望したが断られたので一条と同室に」
って書いてあった気がする。


206:名無しさん@ピンキー
08/10/14 11:04:20 OV34o9jL
まり亜×優姫の百合が見たい。

207:名無しさん@ピンキー
08/10/14 13:54:40 GQfLmCzB
>>204
確か、ドラマCDについてたキャラ紹介にあったかと


208:名無しさん@ピンキー
08/10/14 14:03:45 /GUiH8/Y
男と女で同室て・・・

209:名無しさん@ピンキー
08/10/15 02:47:18 txhbuSf5
寮の建物自体は男女一緒なんだっけ?

陽の寮に比べてかなり自由に男女が行き来してる感じだけど流石に同室はなぁw

210:名無しさん@ピンキー
08/10/15 11:48:02 tVz/h2/s
色気ゼロの天然なんだか下心全開なんだかわからんなシキは

211:名無しさん@ピンキー
08/10/15 15:35:53 KCbBOsz1
天然でエロなんでねw

212:名無しさん@ピンキー
08/10/15 17:57:04 aLJXOA4w
零×優姫がみたいなー

あんまでてこなかったら、久しぶりに書くかなあ。

213:名無しさん@ピンキー
08/10/15 19:51:22 r6PkM0Dg
零×優姫見たい
もし書いてくれるのならwktkして待ってるよ

214:名無しさん@ピンキー
08/10/15 21:00:08 aLJXOA4w
うん雰囲気的に出なさそうだから書くかな。久しぶりだから期待しないでね

どんなシチュエーションを望む?自分だけで書いたら妄想ぶちまけるだけでむなしい気がするw


215:名無しさん@ピンキー
08/10/15 22:01:29 UxTqb7IM
「…ん…莉磨っ…もっと…」

「はぁ…ダメ支葵…あっ」



「「…っあ」」









「…欲張るから…ポッキンチョコ最後の一本だったのに」


「ごめん…莉磨」

216:名無しさん@ピンキー
08/10/15 22:11:32 KCbBOsz1
前からポッキンチョコなんて名前がいやらしいと思ってた自分はレベルEだなw

217:名無しさん@ピンキー
08/10/15 23:49:13 VPbzu99o
ボッキーチョコ

218:名無しさん@ピンキー
08/10/16 00:54:03 CgMAoBDQ
アニメ派だけど、2話の優姫お仕置きが良かったw
もっと性的なお仕置きをしてほしいと妄想しながら見てたよ

219:名無しさん@ピンキー
08/10/16 12:13:10 J3xJRfR7
俺の心を弄ぶなww

220:『花弁を撫でる指先』1
08/10/16 15:40:10 CgMAoBDQ
お邪魔します。我慢出来なくて少しですが書いてみました
枢x優姫、アニメ版第2話の「お仕置き」のシーンが元です
苦手な人はスルー推奨


『花弁を撫でる指先』

ソファーへと寝かされ、緩く曲げて背凭れに寄り掛からせた優姫の右足に、そっと枢の手が触れる。
ニーソックスを伝いながら太腿へと流れ、素肌に触れた直後に制服のスカートを指先で弾いた。
はらりと拡がる布の感触に優姫の大きな瞳がきゅっと閉じられる。それは拒否ではなく、無言で示される
了承みたいで。
今更優姫が枢を拒否する訳は無く、胸の前で硬く握られる手に静かに唇を付ける。
屈めた身体を追って左手が優姫の中心に下り、下着の上から優しく指先がなぞる。中指が縦に往復を
すれば、小さく吐息が零れて。
布地の上から摩っていればその裡ぷっくらと膨らんでくる箇所があり。中指の先がそこを中心にして円を
描き出す。

「優姫…」
「…ッ」

お互いの息が掛かる程に至近距離にまで近付いたまま、枢が静かに名を紡ぐ。
優しくて艶のある声に吐息が交じり、優姫の全身が硬直して。
語尾の吐息が消える前に枢の指が下着の横から中へと侵入し始める。
ぴたりと閉じられた蕾の上をさわさわと指先が撫で、包皮の天辺から降りるラインに沿ってゆっくりと花弁を
開く。
陰唇の隙間に侵入った中指はぬるりとした感触に着いて。同時に枢が微笑った気配を漂わせ、優姫は一層
瞼を固くした。
何度か上下にスライドした指はいやらしい水音を奏で出す。耳を塞ぎたいのに、圧し掛かる枢の胸がそれを
許してくれない。
名を囁くように耳元で零される吐息が優姫の細い髪を揺らし、熱を帯びさせる。
十分に蜜を纏わせた指が上へとスライドすれば、包皮を捲るように淫核に触れて。
ひくん…と僅かに腰が跳ね、耳に口吻けが落とされる。緊張している優姫にそれは逆効果で、赤い舌が
軟骨に添って這わされればくちゅりと蜜が溢れてくる。

221:『花弁を撫でる指先』2
08/10/16 15:41:04 CgMAoBDQ
指先で淫核を弾いた後、枢の指が直接それに触れることは無く、焦らすように包皮を戻して。
下着の上から触れていたのと同じように、包皮の周りを指が撫でる。円を描く感触がもどかしく、優姫は
小さくかぶりを振るが、微笑みの吐息がそれを制する。

「ダメだよ優姫…」
「枢…先ぱ…ッン。やっ、あ」
「僕は此処を出てはいけないと言ったのに、君はそれを破った…だから、お仕置き」
「ごめん…なさっ。枢さ…まっ」

開かれた陰唇が故意に閉じられ、指が周辺を撫で始める。
下着の圧迫を無視してまさぐる動きは、優姫に羞恥ともどかしさを与える。
枢の手が下着の中に入っているというだけでも恥かしいのに、焦らす動きが更に鼓動を加速させて。
紳士な手付きが優しく、それでも僅かの怒りが篭められているのが分かる。それは耳元で奏でられる吐息
の囁きにも表れていて、優姫は只管に耐えるしかなかった。
もしかしたら枢の気が変わり、もっと確かな刺激を与えてくれるかもしれない。いつもみたいに優しく囁いて、
指を挿れてはキスをしてくれるかもしれない。
それを待っているのに、頬に感じるのは柔らかな枢の髪の感触だけ。

さらさらと流れる髪が下りていき、首筋に唇が付けられる。
小さく吸ってから離れ、舌がぺろりと這わされて。熱い息を感じて瞠れば信じられない言葉が捧げられる。
まるでそれはプロポーズのようで、待ち望んでいた言葉。最初から拒否することなど考えに無く。
ただ静かに応えた。
もしかしたらそうすることで指が濡れる花弁の奥を掻き混ぜてくれるような、そんな期待もあった。
邪だったが純白の願いは真っ直ぐに紡がれる。
だが枢の歯が優姫の首に突き立てられることは無く、詰まる息が僅かに髪を揺らすだけだった。

222:『花弁を撫でる指先』3
08/10/16 15:41:56 CgMAoBDQ
すっ…と下着から手が抜かれ、衣擦れの音をさせて枢の気配が離れていった。ゆっくりと目を開ければ
いつもと同じ顔をした枢が傍らに立ち、僅かに蜜を残した指を舐めていた。
自分の蜜を舐めているのだと分かり、優姫の顔が一気に朱に染まる。恥かしくて俯いた視界に、枢の右手が映る。
直後ゆっくりと掌を見せて差し出された。まるで立ちなさいと言っているようで。
視線を逸らせば捲れた自分の制服がそこにあり、また恥かしくなってぱぱっと身形を整え、身体を起こす。
今日はもうこれで終わりなのだと、雰囲気が物語っており優姫は従うしか道が残されていなかった。
高められるだけ熱を帯びた身体を立たせ、枢のエスコートを受けて部屋を後にした…



終わりです。お粗末様でした。

223:名無しさん@ピンキー
08/10/16 18:30:34 J3xJRfR7
GJでした!!

224:名無しさん@ピンキー
08/10/16 23:19:41 A+zjcyQj
乙っす!

>>214
シ、シチュ?零の手料理を優姫が食べてるうちにとか?

225:名無しさん@ピンキー
08/10/17 03:54:45 R5UWdPgi
職人GJ

アニメの一期を今更ながら見たんだが「枢さまがみてる」みたいなシーンが多くて吹いた


226:名無しさん@ピンキー
08/10/18 09:02:56 0IltJJ5m
こばはー。みんなが書かないなら~とか言ってた212です。零×優姫書く。
無題にマイペースに書かせてください。
最近アニメ見て知ったばっかりで漫画はみてないです。





「なんで俺がつくるんだよ・・・」
「いいじゃなーい。たまには零の手料理も食べてみたいよ」


夜、2人はキッチンにいた。事の顛末を話すと、それは30分程前になる。


- - -



「あれ優姫?ゆうきー。錐生君も呼んでちょっときてくれる?」
「なあに理事長。今見回りしてるから零とも一緒だよ」
「そうかならよかった。すまないけど、用事でこれから出なくちゃいけなくなったんだ。
クリームシチューの材料は揃えてあるから、錐生君、優姫につくってあげてくれる?」
「零の手料理!?」「・・・なんで俺が・・・」
「なんでって、錐生君~。優姫は前に手怪我してまだ治ってないのよ。
今回だけだよ~。頼むよ!・・・おっと!もう時間だから、出るね!よろしくねえ~」


「「・・・。」」


- - -



227:名無しさん@ピンキー
08/10/18 09:04:17 0IltJJ5m
「や、おかしいだろ。それに俺は料理なんて普段しねーし・・・」

ブツブツ文句を言いながら手を動かす零。その横で優姫が指示をだす。普段勉強でも何でも
零が教える立場なだけに、どこか新鮮で、また、微笑ましい。
優姫はそれを感じているのか、嬉しそうに頬を緩める。静かな夜に、少し危なっかしい
包丁の音が響く。

「あ、ほら、たまねぎ甘くしたいならもう入れて。」
「…優姫は、指示は的確なのになんでいつもあんな味になるんだろうな。
俺がつくったのも、味だけあんなふうになるのだろうか」

ぼーっとしながらボソリと零がつぶやく。
聞こえないかと思っていたが、隣なのでそんなわけなかった。

「っちょっと!失礼ね!早く次入れて!」

バシッ!

「ってぇな!・・・!」

ふいっと顔を背けた優姫の横顔に、心臓がはねる。
調理に集中してて気づかなかったが、火を使ったコンロの近くに立つ優姫は、まともに
熱気にあたっていたのだ。頬が紅潮している。いつもよりずっと、どこか艶かしく感じた。


ドクン・・


「っ…入れた。箱の裏の通りにやればいいんだろ。しばらく待つな・・・暇。」
「そんな事いったって・・・。また見回りは疲れるし、やっぱり待つしかないよ。
あ、ちょっと零どこいくの!ここで待ってればいいでしょ!・・・え?」

出て行こうとした零に優姫が駆け寄って腕をつかむのと、
零が優姫を引きよせて抱きしめるのは、ほぼ同時であった。


228:名無しさん@ピンキー
08/10/18 09:05:05 0IltJJ5m

「ぜ、零?どうし・・・「あつい。」
「え・・」
「体が・・・あつい・・・。ゆうき・・・」

「?・・・!?零っ!?やっ・・・!!」

エプロンをとられ、不意に背中にまわされていた零の手が服の中に入ってきた。
解こうにも予想以上に力は強く、どうにもならない。首もとにかかる零の息に、
体がはねる。違う。血がほしいとかじゃ、ないの・・・・?

「冷たいっ!・・零・・・手、冷たいよ!やっ・・ぁああ!」
「・・・優姫・・・、き・・・。」

・・・チュ・・・

「・・!!!!! ふっ!…んんっ!」

キスに驚く間もなく、零の左手が膨らみを弄りだす。
空いている右手は、ゆっくり、体のラインをなぞりながら下におりていく。

「っうああっ!ぜ、零…はっ…ぁ、やだっ・・て…ば!」
「…っ無理…、ごめん…優姫…



ほしい… 」


本当にどうしたのだろうか。色々な事を一気に考えすぎて、頭がパンクしそうだ。
力が入らない。零に勝てそうもない。体があつい。零、卑怯だよ…




ーーーー 完 ーーーー


嘘ですごめんなさい。続いてほしくないかもだけど続きます

229:名無しさん@ピンキー
08/10/18 11:31:50 uoaqWiwj
>>228
GJ!零って優姫に対しての愛情表現を努めて抑えている印象があるので、
こういうの読んでみたかった。
楽しみにしています!

230:名無しさん@ピンキー
08/10/18 19:26:57 Sou+50Iw
>>228
ワッフルワッフルワッフル

他にも藍堂×優姫、支葵×莉磨、一条×架空の女性など…
変わり種お待ちもうしております

231:名無しさん@ピンキー
08/10/18 22:20:07 55KEoQIT
壱縷×閑が読みたいなーとこっそりと呟いてみる
>>202さんよろしければぜひに!半裸でお待ち申し上げておりまする

232:名無しさん@ピンキー
08/10/18 23:09:02 rrfaLWIg
>>230
一条…orz

233:名無しさん@ピンキー
08/10/18 23:10:17 TPeujZ6R
>>228
GJ!待ってました
優姫に欲を出す零が見てみたかったので嬉しいです
続きが気になる

234:名無しさん@ピンキー
08/10/18 23:57:22 Sou+50Iw
>>232
すまんw架空じゃあんまりだよな…さすがに優姫は違うしなぁ
じゃあ、一条の誕生パーティーにいたムチ使いの美女で。

235:名無しさん@ピンキー
08/10/19 11:28:23 BMvIwCAn
どもー228です。作家さん混ざると迷惑かかるかなと思ったので、
またやる気のない名前にしてみますた。変わり種!いいかもしれない。
もしかしたら、またしょうもない文投下するかもしれないです。

では失礼。続きかきます。



抱き上げられて台の上に乗せられる。恥ずかしさにうっすら涙も浮かべている優姫と、
零との視線が交わる。フッ…と零が笑った気がした。
優しいキスをされながらボタンは外されて行く。行為は再開される。

零の長い指が、下着の中にそっと入って来る。優姫は恥ずかしさに固く目を閉じた。
しかしそれは余計に零を肌で強く感じてしまうだけであった。

「優姫・・・。」
「っ・・あっ・・ああああ!!」

ちゅく…

上下に行き来していただけの指が、ゆっくり湿った音をたてて入って来る。
いつの間にか脱がされ、はだけたシャツ。首から胸元へ零の舌が這う。時々故意に
立てられる牙に、全身がビクつく。

「…一回、指でイかせてやろうか」
「え?…!!っやあっ!! ああああっやっ!ぜ…っふぁああんっ!」
「気持ちいいか?…優姫…」
「やっめ…ああんっ!!! 零おっ!!駄目だっ!!!…て! やあああ!!」

急に激しくされる指の動きに、優姫の体は過剰に反応する。上では指と口とで愛撫され、
頭がどうかなってしまいそうだ。

「っはあん!!んぅ!っもっ…無…理!!…やっん!! あああああ!!」

一際大きく声をあげると、くた…体の力がぬけた。零は指を抜き、丁寧にそれをなめる。
薄目にぼーっとそれを眺める優姫。

「優姫、これで終わりだと思ってんのか?」
「…な、に…?意味が…「わかるだろ…
ほら…触ってみろよ・・・」
「?・・・!!」

優姫の手をとり、自分の股間へもって行かせる零。とたんにハッっとして、顔を赤らめた。
制服の上から見ただけでも、すぐにわかるそれ。
零は優姫の手で服の上から自分のを刺激させる。

「…はぁ…ゆ、・・きっ…」
「零・・・」

236:気まぐれ
08/10/19 11:29:41 BMvIwCAn

恥ずかしさに目をそらせてしまいたいが、眉間に少ししわをよせ、
目を閉じ、少しだけ頬を赤らめて感じている零がひどく色っぽくて。

「っふ…入れたい…っ…優姫…」
「……」

零の表情に何も言えないでいると、零は優姫の手を開放し、肩を押してそっと押し倒す。
また、しばらく見つめあった後、今度は長いキスが降る。
口に、瞼に、首に、胸に。下まで降り、もう一度口にキスをされてから、
零の体が降りて来る。近くに、零を感じる。

「入れるぞ…」
「ん……っあああ!!! ぜ、ろっ…」
「っ…きっつ…優姫、力抜け…くっ…」
「そ…な事っ…ぁああんっ! やあっ!!! ああっ・・」

「優姫、すまん…。手加減…っ…できなから」



「??…!?…あああっ!!零っ!!…ふぁんっ! いやあっ!」
「っく……優姫…ゆう…きっ…・」

激しく突かれるガクガクと揺れる優姫。首に零の息がかかる。途切れ途切れに自分の名前を
口にする零。まわされた腕に力が入っているのがわかる。

「も…イく…優っ姫…っ…く…っふ…」
「っはあ!…ああっ…うっんあああああああ!!!!」


ぐっ…


最後に強く抱きしめられた。

朦朧とする意識の中で、零が何か言っているのがみえる。銀髪が揺れている。
なんだかあんなに強引だったくせに、零が今にも泣きそうな、子供のような顔をしている。
泣かないで・・・零・・・

「だいじょ・・うぶ・・・」
「優姫・・・ごめっ・・・ご「あやまらないで・・・
大丈夫・・・大・・・丈夫」


「・・・、・・・・」


また零が何か言った気がしたけど、聞こえなかった。体が甘ったるい。眠たい。
ふわっと体が浮いた気がした。たぶん抱き上げてくれているんだと思う。
シチューは今日は食べられなかった。きっと明日、もっとおいしくなってる。

眠たい。零のあたたかさと、安心する香りが、また優姫を眠気に誘った。




* * *
\(^o^)/オワリ もうだめぽ。しかもひとつめ名前入力しわすれた

237:名無しさん@ピンキー
08/10/19 15:11:59 6PK8uKkP
>>236
職人さん、乙!
その最中は強引なクセに、事後には後悔入ってるぽい零と
結果的に行為を受け入れて、最後には零の心配までしてる優姫が
いかにもありそうで良かったです。

238:灰色 猫
08/10/19 23:19:02 Pbrsckim
>>231
努力してみましょう。
根っからの遅筆なんで、服着て待っててください。

239:名無しさん@ピンキー
08/10/20 01:05:22 9JLr/scE
>>236
お疲れ様
繊細な零と優しく受け止める優姫がとても良かった
個人的に銀髪が揺れているという表現がツボでした

240:名無しさん@ピンキー
08/10/20 07:40:30 EicEQbpp
>>238
わっふるわっふる
呟きに反応ありがとうございます
ゆっくりと服着ながらお待ちしております

241:名無しさん@ピンキー
08/10/30 14:03:25 oSQoFeTf
保守あげ

242:名無しさん@ピンキー
08/10/30 23:37:02 h5l0CG5W
まり亜凌辱ものとか見てみたいお

243:名無しさん@ピンキー
08/10/31 04:23:05 CjcXn7Ox
アニメ始まったのに相変わらず過疎だなー


244:名無しさん@ピンキー
08/11/01 05:27:51 ScyeNVRC
優姫スレのブラッディローズキチガイを引き取ってくれないか。
ここも賑わう事間違いないぞ。

245:名無しさん@ピンキー
08/11/02 00:19:57 4sR67uKV
だが断る。

246:名無しさん@ピンキー
08/11/02 04:12:33 CpXrX/Ge
そう言わずに頼むよ
ブラッディローズをアナルにぶちこむとかいってんだし

247:名無しさん@ピンキー
08/11/02 15:47:13 X6hPvIIP
枢×優姫が見たいよー見たいよー

わっふるわっふる

248:名無しさん@ピンキー
08/11/04 22:54:45 2PFI1JGD
優姫と枢の間に生まれた子はこれ以上ない純血種だけど
零との間に生まれた子は双子のハンター凶事を越えた父と
純血種の母に生まれた新種なんだな


249:名無しさん@ピンキー
08/11/05 01:00:56 s9ye5thQ
>>182さんはその後どうなったんですかね
続きをキボンヌ

250:名無しさん@ピンキー
08/11/07 05:55:26 zJm2qR3T
>>248
新種っていうか普通…ではないかもしれんが、吸血鬼なんじゃないか?

貴族にしろ純血種以外は人間の血が入ってるみたいだし

親世代が兄弟間で妹巡って家庭内泥沼愛憎劇やらかしてたが、純血種って狭い範囲で恋愛してんだな


251:名無しさん@ピンキー
08/11/11 08:21:24 BVJGgSa6
枢に優姫からキスしてそのまま下半身に顔を埋めて
「かならずおにいさまを子宮で感じますから…ね?」
ってのキボン

252:どうも、鬼畜好きな人です
08/11/13 14:50:11 fqxYVo2o
保守ついでに零×優姫 いくわよーん











―――なんだ…?この状況は…?―――


「ぜ、ぜろ…?どうしちゃったの…?」


………どうしたかって?
聞きたいのは
俺の方だ。




【第1話】

いつも生意気ばかり言って俺に突っかかってくる。
学校の奴らは怯えた目で俺を見るのに、お前だけは違うんだ。
なのに、何だ?その怯えた目は…
組み敷いた身体は、とても細くて…抱き締めたら折れそうだ。
枕元で1つに纏めて封じた手首。
俺が噛んだ跡が薄ら残る首筋――いつからだろう?
その跡が日が経つに連れ消えて行くことに、嫌悪感を覚えたのは…
いつもいつもアイツを見ている大きな瞳。
今は涙が浮かび、恐怖の為か睫毛が震えている。
いつかアイツのものになるんだろうか?
この大きな瞳も、
抱き締めたら折れそうな細い腰も、
まだ成長しきっていない胸の膨らみも、
この、身体全てを―――


だったらいっそ
今ここで


壊してやる

コワシテヤル――


253:名無しさん@ピンキー
08/11/14 10:41:36 K0rzqAiE
零×優姫ktkr
抑制しすぎてとうとう零がぶっ壊れたなw
続き楽しみ、待ってるよ

254:名無しさん@ピンキー
08/11/14 21:09:41 LERLECpr
>>252保守乙
行間空け過ぎ。そういうのは自サイトでやろうな
ふいんき(ry小説やりたいなら節度を


255:名無しさん@ピンキー
08/11/14 23:12:39 pyvVUXKa
>>254
ふいんk(ryは必要じゃね?
詰まってると読みにくいし
文句言うならお前投下してくれ。


>>252
で、続きは?w

256:2
08/11/16 19:26:05 /1AVnrhR
182です。
遅くなりましたが、続きです。↓ネタバレ注意!


窓からは明るい光が差し込んでいた。
その光に照らされているのは、まだ幼さの残る白い裸体。
優姫は、先ほどの枢からの吸血で、もはや立ち上がることすらできない。抵抗してその腕を動かしても、何の意味もない。ただ衣服を剥がれたその体を力無くベッドに横たえるだけだった。
自分の体に、先日まで『枢センパイ』だった男の指が触れる度に、何とも言えない嫌悪感と悲愴感が体を支配する。

「枢お兄様・・・何でこんなこと・・・お願いです、やめてください・・・」

か細い声でそう訴える優姫の目を見つめながら、枢はその口角をほんのわずかに上げた。

「・・・やめたところで、優姫はどうするの・・・?僕から離れて、あの錐生のところにいくの・・・?」

最も残酷な質問だった。
もう零には会えない。それを分かっていて、言うのだ。

その言葉を聞いた瞬間、優姫はその瞳に涙を浮かべ、小さく泣き声を漏らした。

「そう・・・もっと思い知ればいい。君の居場所は、ここしか無いのだと・・・」

枢はそう言うと、優姫の首筋に顔を埋めた。
前回の吸血とは違い、今度は優しく、そして丁寧にその皮膚を吸い、舐め上げる。

「やっ、やぁっ!!やめて、お兄様!」

「何・・・?もしかして優姫はこれから僕がすることが分かってるの・・・?」

枢はそう言うと、優姫のまだ固さの残る小さな胸のふくらみを掴んだ。

「痛いっ!!」

「・・・まさか優姫、あの錐生に、もうこの体を・・・?」

優姫には、枢の言っていることが理解できなかった。
それどころか、今自分が置かれている状況すら理解できていないようだった。たった一つ分かっていることは、今目の前にいる人は、以前の優しかった彼ではないということだけだった。

「・・・返事は・・・無いのかい?」

その言葉に、優姫はただただ困惑するだけだった。
枢の瞳の色が、さらに赤く染まったような気がした。

すいません、まだまだ続きます・・・

257:名無しさん@ピンキー
08/11/16 19:47:56 90ABCZMY
>>256
お話内で時間を置いた続きなのかナルホド
ああでも残酷な感じがすごいいいです!GJ!
続きお待ちしてます

258:名無しさん@ピンキー
08/11/17 00:13:27 0phU9bWt
>>256
ふぉぉお鬼畜の予感!
裸に網タイツで待ってる

259:名無しさん@ピンキー
08/11/18 09:17:14 MaUn10yW
>>256
お待ちしてました
お待ちしてます

260:名無しさん@ピンキー
08/11/18 23:45:23 QN92btA8
>>256
わっふるわっふる!

オッドアイ支葵にレイーポされた瑠佳が心の純潔は暁に捧げたいって暁に血を飲ませる
ド鬼畜支葵×瑠佳とプラトニック暁×瑠佳を、アニメみて妄想した

261:名無しさん@ピンキー
08/11/20 23:55:11 a9Y5X38g
小ネタを小出しするんじゃなく、ちゃんとSSにしてから投下してほしい

262:名無しさん@ピンキー
08/11/21 01:43:09 DECbgPgF
投下してくれるだけでも有難いというのに

263:名無しさん@ピンキー
08/11/21 02:39:32 MU4a8hcT
流れの速いスレだったら>>261に頷けるケースもあるんだけど、
この過疎スレでは>>262に深く同意。

264:名無しさん@ピンキー
08/11/22 13:08:22 T9iUxuD1
SSどころか書き込みがあるだけで嬉しいとさえ思える今日この頃
小ネタや妄想レスからSS投下に繋がることもあるし

265:名無しさん@ピンキー
08/11/22 15:44:46 nAVm+yyi
>>260
それ最高
今回のルカやべえええええええええ

266:名無しさん@ピンキー
08/11/24 20:55:17 LeMNyKFV
過疎

267:名無しさん@ピンキー
08/11/25 23:40:52 ouGvdWY4
以前、少女漫画・少女小説全般スレ5の方で枢×優姫を書いた者です。
やっとホスト規制解除された!
>>261にはもうしわけないが、
今は前作みたいにちゃんとしたSSを書ける時間がないので小ネタで許してもらいたい。


というわけでこれから零×優姫の小ネタを投下します。
注意!キス止まりでもおk、女性向けな文章でもおkという人のみどうぞ。
ネタバレ要素はないので、アニメ派・コミクス派・本誌派、気にせずに読めると思います。
だめな人はスルーしてください。

268:零×優姫小ネタ1/2
08/11/25 23:41:43 ouGvdWY4
きっかけは些細な事だった。
何かの拍子に優姫が下を向き、うなじが垣間見えた。
襟足の髪が前に流れて、ペンダントのチェーンと肌が晒される。
今まで何度となく見てきた、有り触れた光景であり出来事だ。
それなのに零は激しく動揺した。
ヴァンパイアとしてではなく、『男』として優姫のうなじに視線が引き寄せられたのだ。
優姫の肌の甘さは、何度となく血を貪ったときに知っている。
舌で味わった白い柔肌。牙を穿つときの心地よい弾力。仄かに香る甘やかな体臭。

「零?」

顔を上げた優姫が、立ち尽くす零を訝しむ。

「へんなの…あ、もしかして『渇いて』いるの?飲む?」

人目も無いことだし、と優姫は無防備に首を傾けて、
右手を頭の後ろに回して横髪を後ろへと流す。
柔らかく光る首筋に、ごくりと喉が鳴った。
目の前の大切な少女の肢体を思うが侭に貪りたい衝動に駆られ、鼓動が忙しくなる。
その体を組み敷いて首筋に鼻先を埋め、甘噛みして所有印を付けたら、
どんな顔を見せてくれるだろうか。
信頼する男からの突然の蛮行に、唖然と自失するだろうか。
信頼を裏切る行為だとねめつけるだろうか。
『男』に恐怖を覚えて怯えた目を向けてくるだろうか。
リアクションを夢想するだけで、体の中心がカアッと燃えるように熱くなった。
牙を突き立てて血を啜るよりも、その夢想は強い官能を予期させた。。

「ねえ、ほんとにどうかしたの、零」

頬へと指し伸ばされた優姫の手を、零はとっさに振り払った。
今不用意に彼女に触れれば傷付けかねず、零はそんな事態を防ぎたい一心でその手を拒んだ。

「あッ」

まさかこんな乱暴に拒絶されるとは思わなくて、優姫は呆然と零を見る。


269:零×優姫小ネタ2/2
08/11/25 23:42:20 ouGvdWY4
「…ごめん。零がそんなに嫌がると思わなくて、私、」

優姫は行き場を喪った手をのろのろと胸元に引き寄せた。
打たれた手は赤くなっていた。

「いや、少し驚いて…。俺こそ悪かった」

零は理性に芯を入れ直すと、慎重に優姫の手を取った。

「大丈夫か?」
「うん。ねえ、零」

視線を合わせた零を、優姫は見つめた。

「私は神様を脅迫したの。
 零がこのままレベルEに堕ちる運命なら、対価に私が零に血を与える行為を見逃せって」

何を言い出すんだと目を瞠る零の頬を、優姫はそっと両手で包み込んだ。
幼い頃はこうすれば額と額と触れ合わせる事もできたのに、今ではこんなに体格差ができてしまった。
男と女なのだから当たり前のことなのに、なんだかそれが面白いことのように思えて優姫は微笑む。
そう、零は男で、自分は女なのだ。だから…。

「私は零のためなら何だってできる。血を与えることも…零が求めるなら体を繋ぐことも」

終わりが見えているヴァンパイアに人間が血を与え、あまつ情を交わす。
人に知られれば、きっと非難される。
憧れのあの純血種が知れば、眉を顰めるだろう。
でも――。

「世界に赦されなくても、零の温もりがあれば私は胸を張って立っていられるの。
 零が私を望むなら…一緒に1番許されないことをしよう…」

優姫は零の頭を抱き寄せる。
零も抗わなかった。
何度か啄ばむように口付けると、2人はそっと唇を重ねた。

270:名無しさん@ピンキー
08/11/25 23:43:26 ouGvdWY4
以上で小ネタ終了です。
実は自分は>>260で、暁×瑠佳はずっと書きたいと思っているから
いつかはこのネタを文字にしたいです。

読んでくれた人、スルーしてこんなものでスレを消費することを黙認してくださった人、
ありがとうございました。

271:名無しさん@ピンキー
08/11/25 23:54:29 CAl8yeuE
GJ!!

このスレでは職人は貴重だよ。

272:名無しさん@ピンキー
08/11/26 00:12:17 T+HopAc3
>>270
GJ!!!
小ネタでも投下してくれるだけでありがたいよー

273:名無しさん@ピンキー
08/11/26 00:20:40 Ty2O35uv
>>270GJ!
ワイルド×瑠佳も楽しみにしてます

274:名無しさん@ピンキー
08/11/26 22:28:56 sW2/LJlZ
>>270
GJ!!
許されなくても求め合ってしまう背徳の恋が萌えますた
零や優姫の行動が、個人的には凄くしっくりきて想像しやすかった
って偉そうに聞こえたらスマン
暁×瑠佳も楽しみにしてる

275:名無しさん@ピンキー
08/11/30 01:55:16 KqIKiS8a
>>270
純血種乙!!

276:名無しさん@ピンキー
08/11/30 04:03:38 VrBaFXz5
随分下がってるから一応保守
モデルコンビのSSいつまでも待ってる

277:名無しさん@ピンキー
08/11/30 18:30:59 vaUjC5TT
>>270
G~~~~J~~~~!!!!!
瑠佳も楽しみにしてます!!!

278:名無しさん@ピンキー
08/12/03 18:50:12 rt4RvzQH
>>220みたいなのまた読みたい

279:名無しさん@ピンキー
08/12/06 18:58:24 7ABCz/n9
支葵(李土)+一条×莉磨ならできそう

280:名無しさん@ピンキー
08/12/07 16:13:18 DEEGInXf
>>279
さあ早くそれを書くんだ

281:名無しさん@ピンキー
08/12/07 23:32:37 xHyoaV5p
>>279
ageたり誘い受けしてないで書けば?

282:月の影(支葵×莉磨)
08/12/08 00:52:02 WWfJtUep
どうも。
支葵×莉磨の投下をwktkしながら待っていたが誰も投下されなかったので勢いあまって自分で生産してしまったorz

ってことで支葵×莉磨投下。
やる気のないものを期待している方も多いかもしれないが一応支葵(李土)×莉磨なんだ……
しかも原作・アニメの流れを全力で無視。
ちょっと無理矢理っぽいので苦手な方、逃げて逃げて!
全然おkな方はこのままドゾ。


283:月の影 1/2(支葵×莉磨)
08/12/08 00:53:01 WWfJtUep
空に星の影はなく、月とその影だけが妙に輝いて見えた。


「っ……」
乱暴に押し倒されその衝撃で一瞬息が止まる。
そして呼吸をする間もなく乱暴に唇を塞がれ「支葵の姿をした」ヴァンパイアが私に覆いかぶさった。
2人分の体重がかかったせいでベッドのスプリングがギシ、と悲鳴をあげた。
「はっ……離してっ…んんっ!」
酸素を求めて開いた口から「支葵の姿をした」奴の舌が私の口内に侵入してくる。
前歯をその舌でなぞり私の舌と絡めあう。
―その身体は、支葵のものなのに。
なんだか支葵に無理矢理犯されているようで、そんな自分に無性に腹がたった。
……それでも強姦まがいのことをされていることに変わりはないのだが。
十分に酸素の回っていない頭では目の前のこいつを引き離す方法も考えることが出来ない。
ただただ目の前の「支葵の姿をした」奴にされるがままにされた。
と、急に唇が離れその間を銀の糸が繋いだ。
それと同時に急に酸素が肺に流れ込みむせ返った。
「何?もしかしてキスだけで……感じた?」
「だ、誰が…ひっ……」
「だってほら、ここ……」
その指が制服越しに私の胸の頂に触れる。
「直接触ってほしいだろ?莉磨」
片手で私の身体を支え、もう片方の手で器用にブラウスのボタンを外していく。
そして唇は私の首筋にあてられ、ヴァンパイアが血を吸った跡のように華を散らせていった。
そのせいで抵抗する術もなく気がついたときにはブラのホックに手をかけられた後だった。
「嫌っ…ああっ…やめて……」
右手で乱暴に胸を揉みしだかれ、残った胸の頂は口に含まれ舌で弄ばれる。
声が漏れそうで両手で自分の口を塞いだ。
強姦されているはずなのに感じてしまう自分が悔しい。
そのうち快感に耐えられなくなり左手でシーツを掴んだ。
「こっちはどうなっているんだろうな?」
そう言うと「支葵の姿をした」奴の手がスカートの中に侵入してきた。
「嫌だ!!そこはっ……」
続きを言いかけたところで、まるで脳に電撃が走ったみたいな快感が私を襲う。
奴の指が、私をショーツの上からなぞる。
それだけで濡れてしまうのが私にもわかった。
「こうして触れているのは千里なのに何故そこまで拒絶するんだ?」
そう言いながらも指はショーツの上を往復し続け私の声はあられもない、言葉にならない言葉しか紡ぎ出さない。
(だって、あんたは支葵じゃないから)
外見は支葵そのものであっても中身は支葵じゃない。
私が求めてるのは外見も中身も支葵千里その人だけなのに。
「助けなさいよ……支葵…」
やっと出た言葉がこれだった。ついでに涙も流れた。
これじゃ情けない。


284:月の影 2/2(支葵×莉磨)
08/12/08 00:53:34 WWfJtUep
……そう思ったとき。
「!!」
覆いかぶさっていた影が急に私から離れた。
「な、何…?」
上体を起こし、シーツを手繰り寄せて自分の上半身を隠してそいつを見る。
「おと、なしくして……いろッ!千里!!……ぐああああ!!」
しばらく何かに悶え苦しんでいたようだが急にピタリと大人しくなり、俯いた。
中々顔をあげようとしない。
その時間は精々30秒くらいのものだったと思うが、永遠のように感じられた。
「……支葵?」
そう名前を呼んでみる。
すると俯いていた顔をあげ、その瞳で私を見据えた。
それは赤と青のオッドアイではなく私の知る支葵の瞳だった。
「……ごめん」
と、短く言ってフワリと私を抱きしめた。
柔らかく、どこまでも優しく……
「本当に、ごめん……」
その声は泣くのを堪えるように聞こえた。
(いつもの、支葵だ)
そして私も彼を抱きしめかえした。
「大丈夫。支葵は何も、悪くないから……」


月が雲に隠れるころ、その影もまた姿を隠した……



285:月の影(支葵×莉磨)
08/12/08 00:55:56 WWfJtUep
以上です!
李土ってどんな感じだったかなーと思い出しながら書いたんで偽者感漂うお兄様になってしまいましたが…orz

読んで下さった方本当にありがとうございました!
明日早いんでもう寝ます。おやすみーノシ



286:名無しさん@ピンキー
08/12/08 01:38:51 61Wbb2cQ

「無理矢理っぽい」って展開のことかと思ったら、強姦紛いってことなのか…
まあ李土x莉磨ならそうなるわなw

287:名無しさん@ピンキー
08/12/09 00:38:33 OfO2bbCl
純血種降臨キター

288:名無しさん@ピンキー
08/12/09 07:54:53 TQDFlhhi
GJ!!
支葵って李土入ってる支葵かよ!
って思ったのは自分だけだろうか

289:名無しさん@ピンキー
08/12/09 22:36:33 TynKlWM/
アニメもネタと役者が揃ってきたので、ある程度制限が無くなってきた頃かね?
住人が(情報媒体として)アニメと原作、どっちを見てるかにもよるけど

290:名無しさん@ピンキー
08/12/10 20:32:37 VaLvFst3
アニメ原作とコンプリートしている自分は勝ち組

291:名無しさん@ピンキー
08/12/12 13:06:48 99x/Hchb
支葵×莉磨を書いてみたいと思う。
でもそれって無理矢理(強姦)系にすればいいのか甘くすればいいのか
わからん。なので、みんなの希望を聞きたい。
あと莉磨って処女?

292:名無しさん@ピンキー
08/12/12 13:24:14 Y79Jy1zU
自分の好きに書いてみたらいいだろjk どっちに転んでも注意書きは必須
誘い受けするより自分の好みで書いた方が良い物が出来るんじゃね?
処女かどうかは作者に訊けwwww
支葵x莉磨は求められてるんだから、取り敢えず書いてみたら?

293:名無しさん@ピンキー
08/12/12 16:50:12 99x/Hchb
わかった。とりあえず無理矢理系で書いてみる。
嫌な人はスルーで。
駄文だったらごめん。
ではドウゾ。


294:愛故に
08/12/12 17:26:28 LDuIg8qm
夜。と言ってもこの時間帯は起きている者はほとんどいないであろう
明け方のほうだ。夜間部の寮の一室、そこで行為は行われていた。

「莉磨……」
「ひ…う…」
ベットに押し倒されているのは一糸も纏っていない少女、遠矢莉磨。
押し倒しているのは少年、支葵千里。
彼の指は少し湿っている彼女の秘部を撫でていた。
「あう…やめて…」
「やだ」
「なんで…?」
「俺以外の男と喋ったからかな」
口に笑みをうかべて支葵は指を莉磨の陰核に這わせ軽くつまんだ。
「ひああ!」
はじめての感覚に体を震わせる莉磨。だが支葵はかまわず今度は
陰核を包む包皮をくいっとめくった。
「やっああ!!」
「気持ちいい?」

くちゅ……くちゅ…

秘部から溢れた蜜が卑猥な水音をたてる。
「ああ…ふやあ……」
「あーあ。こんなによごして…綺麗にしてあげる」
そういって支葵は莉磨の秘部に顔を埋めた。
「なっ何……」

ぷちゅん……

「ふああああ!」
舌が触れ体に電撃がはしったような感覚に襲われた。
「あうう!ひあああ!」

ぐちゅ……ちゅうう…

「んうう!」
いきなり秘部をすわれ、びくっと震える。
「莉磨の、甘い」

ぬぷぷ……

「や!…いた……」
舌が膣内にはいってきた時、痛みがおきる。
「ん……血の味。もっとちょうだい」
「やだあ…いたいよ……」
莉磨の悲願を聞かず、支葵はどんどん舌を奥へ、奥へとすすめる。
その動きで鼻が陰核に当たる。
「いああ…あ……ふぁ!?」
ある一点を舌が突いた時、莉磨は大きな声をあげた。

295:愛故に
08/12/12 17:54:40 LDuIg8qm
「ここ?」
支葵は莉磨の感じるその一点を重点的に責めた。

ぐちゅぐちゅ……じゅるる……

奥を突いては蜜をかき出し、かき出してはその甘い蜜をすった。
「あっあっああ……」
しばらくすると締め付けがだんだん強くなり、莉磨の体が大きく震えだす。
絶頂の兆しがみえてきたのだ。
「そろそろイキそう?」
「あ……なにかくる…!」
「いいよイって」
支葵は舌の動きを速め、指で陰核をくりくりとねじった。
「くる……きちゃう…いやあ!いやだぁ!」
はじめての快楽は莉磨に恐怖を与えた。

コワイ……コワイ……イキタクナイ……!

だがその願いは脆くも崩れ去り、ついにその体は限界を超えた。
「あああ!んああああああああ!!!」

ぷしゅ!ぴゅっぴゅう!

イった瞬間彼女の秘部からは熱く濃い蜜を吹き出した。支葵はそれを
一滴もこぼさず音をたてて飲み干した。
「は…は…」
「いっぱい出したんだね、莉磨。気持ちよかったでしょ?」
彼は聞くが莉磨はそれを否定した。
「そんなこと…ない…」
「じゃあなんでイったの?潮まで吹いて」
「それは…!」
「まぁいいや。今度は絶対気持ちいいから」
支葵はベルトを外しズボンからはちきれそうな自身を取り出し
莉磨の秘部にこすりつける。
「それを……どうするの?」
「どうするって…いれるんだよ。……此処にね」
それを聞いた莉磨はさぁっと青ざめる。
「え…?やっやだ!いやああ!」
「やめてあげない。俺も限界だから」
そして彼は自身をぐっと莉磨の膣に押し込んだ。

296:愛故に
08/12/12 18:37:56 LDuIg8qm
ぐ…ぐちゅ…

「っ!あああああ!」
「くっ狭……」
莉磨を襲った快楽とは言い難い激痛。結合部からは少し多めの血が
流れ出て来た。
「すごい血…」
「痛い…はやく抜いて……」
「いいよ。“抜いて”あげる」
そう言い支葵は腰を激しく動かした。
「うああ!ああっやああ!」

ずぷずぷ…ぐちゅ…

最初は痛がっていた莉磨だが、支葵が動いていくにつれだんだん
喘ぎ声に変わっていく。
「あっあっああ…ふあ…」
「ふ…くうっ」
腰を動かしながら支葵は指で陰核を押しつぶす。
「ふああ!やだ…そこは!」
ぐりぐりと押してやれば莉磨の膣内はきゅうきゅう締まる。
「し…きぃ…もう……だめぇ…あん!」
「俺も……出すよ…!」
そして支葵は中に精を放った。

どぷ…びゅるるるる!

「くうう!」
「あ…ひああああああああ!」
二人は同時に達した。荒い息づかいのまま支葵は自身を引き抜く。
「ん……」

ぬぷ…

抜くと莉磨の膣からは血と精液がまざった桃色の液が流れでた。
「ねぇ支葵…」
「何?」
「なんで…ひっく…なんでこんなことしたのよ……!」
目に涙を浮かべながら支葵に言った。
「決まってる」
「え……?」
「莉磨が…好きだから」
その言葉を聞いて莉磨は目を見開いた。
「ほんと…?」
「うん」
「よかった…わたしも支葵が好き……!」
「ありがと。…ごめん。こんなことして」
「わたしこそ…支葵の気持ちに気付かなくてごめんね…」
涙を流す莉磨を支葵はそっと抱き締めた。
「そんなのもう気にしてない。莉磨と両思いになれたから」
「…うん!支葵…大好き…!」
「俺も」
そして二人は唇をあわせた。今度は乱暴なものではなく
優しくて甘いキスだった。

fin



297:名無しさん@ピンキー
08/12/12 18:41:27 LDuIg8qm
以上です。
うわあああああ。なんだこの駄文は!
文才なくてごめん orz
最後まで見てくれた人達、こんな駄文をよんでくれてありがとう。
もっと修行シマス……

298:名無しさん@ピンキー
08/12/12 20:04:29 Y79Jy1zU
正直スマンカッタ(AA略

>>297
次はメモ帳とsageを覚えような

299:名無しさん@ピンキー
08/12/12 20:21:23 n6z8Rbp9
よくやったぞ純血種

300:名無しさん@ピンキー
08/12/12 21:00:42 xvIbW+XY
支葵×莉磨GJ!!

301:名無しさん@ピンキー
08/12/12 23:35:10 mV9aCgNW
アニメのあの二人の淡々とした声を思い浮かべながら読んだら萌えた
GJ

302:名無しさん@ピンキー
08/12/13 00:22:31 dOcf9G3h
うわああああと自分で言うくらい文才ない駄文と思うなら、
投下しないか、投下できるくらいにまで推敲してから投下すればいい。
誘いうけはものすごくウザイ。

303:名無しさん@ピンキー
08/12/14 21:32:21 tzTr/R9y
とりあえず、誘い受けなんて腐女子みたいなことを言う輩は死んじゃいなさいよと。

304:名無しさん@ピンキー
08/12/14 23:27:05 ZYkjjuuD
ここって誘い受け多いよな。同じ奴?
シナリオSSにも無差別GJするし
書き手が少ないからどんなのでも貴重なんだが…

305:名無しさん@ピンキー
08/12/14 23:50:42 RGshLQ9G
素人が書いた小説なんだから叩くのはあんまりよろしくないと思う。
文なんて誰でも書けるんだからどんどん上げればいいさ。スレも活気付くし。

といってる自分も優姫×枢大好きなんで書きますわ。
ageるのはいつになるかわかんないけど…

306:名無しさん@ピンキー
08/12/15 00:23:20 IW+GgfnM
単なる感想を評論と勘違いしてケチつけてる奴が多すぎるんだよ。

307:名無しさん@ピンキー
08/12/15 03:17:58 8O/CAhrE
誘い受けは止めた方がいいと言われた矢先にするのはよろしくないと思う

308:名無しさん@ピンキー
08/12/15 19:31:05 wUCZ9E50
仮にも書いてくれてる人に云々言うのもよろしくないと思う

309:名無しさん@ピンキー
08/12/15 20:48:00 TI3aTm1E
好みに合わなかったら華麗にスルー
これ最強

310:名無しさん@ピンキー
08/12/15 23:36:46 IW+GgfnM
まぁ、とにかく純血種の降臨待ってるわ。

311:名無しさん@ピンキー
08/12/17 20:33:21 twwnGR1w
>>305
優姫×枢ってめずらしいですね。期待しています。

312:名無しさん@ピンキー
08/12/17 21:28:13 xJ8kypjD
このスレが活気付きますように!!

313:名無しさん@ピンキー
08/12/23 11:38:07 v0XAvThx
アニメで触手ktkr!と思ったのは自分だけじゃないはず

314:触手x優姫 1
08/12/23 16:37:28 uMz7FloW
ノシノシ
自分も思った。良いぞもっとやれ

という訳で書いてみた「李土(触手)x優姫」 短文です
触手拘束でエロ少な目なので、興味のある方のみどうぞ


両手と両足を広げた形での拘束に自由を奪われ優姫は唇を噛み締めた。
全身を戒める触手は革紐のように硬く、柔肌に容赦無く食い込んでくる。
首を絞められなかっただけでも幸いだったが、李土が薄く微笑を零すのと同時に割れたコンクリの隙間から
更なる触手が伸びてきた。
首を絞められる…そう思いつい目をきつく瞑ってしまう。
だが触手は晒された太腿までしか上ってくることは無く、恐る恐る眼を開け。
するとそれを待っていたように再び触手が動きを見せる。
ニーソックスを這う触手が優姫のスカート内に消え、下着のゴムを持ち上げながら更に奥へと侵入してきた。

「ひ─…ッ」

息を呑んで声を上げることも出来ず。恐怖に慄くまま拘束された手足で藻掻くが、大した抵抗にもならず。
下着に侵入した触手は不気味な粘液を分泌し出し、ぬるりとした感触を持って優姫の花弁を弄り出す。
ぴったりと閉じた花弁を後ろからつつっとなぞり、後から付いてくる別の触手によって左右に開花される。
緩く開かれた花弁に滑る触手が上下に擦り出し、包皮に隠された淫核を先端で突付きながら刺激し始めれば、
羞恥と屈辱と嫌悪感、そして感じたことの無い熱が全身を包み込んでいく。
拘束する触手が俄かに動き優姫の両足を更に拡げ、李土へと下肢を差し出す体勢へと強制的にさせて。
そこまでされてやっとで優姫は抵抗の声を上げる。だがそれは李土を興がせるだけのもので。
粘液の所為で滑る感触が嫌悪なのに、ピリピリとした感覚が淫核から感じ、全身の力が抜けていくような気がした。

315:触手x優姫 2
08/12/23 16:38:02 uMz7FloW

包皮から顔を覗かせた淫核に極細の触手が巻き付くものの、粘液でつるりと解けてしまう。
数度その動きをされれば、まるで唇で吸い付かれているような擬似的感覚になり、優姫は太腿を微かに震わせて。
別の触手が濡れる入り口を先端でノックし、つぷりとゆっくり挿入ってくる。指よりも細いそれは痛みを与える
ものでは無かったが、異物感を与えるには十分過ぎる質量。初めて胎内に挿入ったものが異質な触手など、
吐き気すら催すもの。それでも触手はゆっくりと出入りして優姫に自身の存在を押し付ける。
くちゅくちゅとした卑猥な水音は触手の粘液が奏でるものだったが、まるで快楽で零す蜜が溢れているような
感覚にさせ、優姫に羞恥を、李土に支配感を、硬直して見つめるだけしか出来ない者達に屈辱を齎す。
するすると再び複数の触手が優姫の太腿を伝い上がり、李土が悦の微笑を口端に浮かべた時、陵辱の宴が
まだ終わらないのを示していた…


─終

お粗末様でした

316:名無しさん@ピンキー
08/12/23 23:39:34 H7ih+kk8
乙だ純血種

317:名無しさん@ピンキー
08/12/24 13:57:57 pLeqo1f5
触手きたwww
言ってみるもんだな!(自分>>313です)
純血種乙!GJ!できたら続きもきぼん。わっふるわっふる!!

318: ◆aTZl9YQy5A
08/12/27 02:27:03 BepskEvw
305です。
遅くなりましたが枢×優姫投下!
甘系ですがお好きな方がいらっしゃればうれしいです;

零と枢の戦闘でぶっ壊れたお風呂は修繕が完了している感じで。
この小説における私の脳内イメージ風呂
URLリンク(image.blog.livedoor.jp)
こんな感じのをイメージしながらでよろしくお願いします。

319: ◆aTZl9YQy5A
08/12/27 02:29:43 BepskEvw
柔らかな湯気が肌を包み込む。
二人で入ってもまだ余裕のあるバスタブの中に、二人はいた。
赤いものが水面にいくつも浮かんでいる。
「一緒にお風呂なんて初めてだから、うきうきしてしまって…薔薇を浮かべてみたんだ。優姫、前に試したがっていただろう?」
優姫の正面には、バスタブの淵に肘をついて頬杖をして優姫を見つめる枢。
「あはは、枢さま覚えていて下さったんですね。」
自分で言ったのに忘れてかけていたことを少し恥じながら、枢がそんな些細なことまで覚えていてくれていることに愛しさを確認する。
「もちろんだよ…僕はね、優姫が望む事をできる限り叶えてあげたいんだ。」
とても優しい笑顔を投げかけられ、つられて微笑む優姫。
「私、一度シャワー浴びますね」
そう言って躊躇いがちにお湯から上がろうとすると、ふと枢が優姫の手首を掴んだ。
目をぱちくりさせる優姫と視線を外さない枢の間に、しばし沈黙が流れる。
先に口を開いたのは枢だった。
「もう少しゆっくり。ね?」
少し寂しそうな瞳で言われ、急ぎすぎたかな、と優姫も思い直してバスタブに再び入る。
「いい香りですね…」
一片の薔薇を掌に乗せて、香りを堪能する。
お湯でやわらかくなった薔薇は、どこか儚げに見えた。
「ね、枢さま?」
ちゃぷ…と音がして顔を上げると、すぐそこに枢がいた。
反射的に顔を背けても、枢の視線は変わらずに優姫を捕らえている。

320: ◆aTZl9YQy5A
08/12/27 02:31:58 BepskEvw
「あの…枢…さま…?」
再び戻した視線の先には枢の瞳。
普段は伏せがちな目から覗くダークレッドの瞳が、今はより一層明るい赤色に染まっている。
それは、枢が優姫を求めている事を表していた。
「優姫…」
枢の舌が首筋を滑る。
後頭部と肩を掴まれた状態で、枢の牙が優姫の首筋に突き刺さった。
「…っ……」
吸血する枢の唇の間から未だ感じる舌の感触に、体の芯がゾクゾクとして、優姫の吐息が荒くなっていく。
ゴクゴクと自分の血が飲み下される音が止まると、覆いかぶさった状態で優姫を見下ろす枢の口元に一筋の赤い線が見えた。
それを拭き取ることもなくすぐに優姫は枢自らの口で口を塞がれ、言葉を発することを許されなかった。
「ふっ…う……んっ…」
時々熱い吐息を交わしながら、淫らに唇を重ね、舌を絡ませる。
ただでさえ湯気の漂う浴室でのキスは、さらに思考回路を狂わせどんどんキスがエスカレートしていった。
唇から首筋へ、乳房へとたどりつくと、枢は胸の突起を舐めて、片方の胸を揉みしだいた。
「ん…はぁっ…かなめ…さま…私…」
「優姫…僕はずっと君がほしかった。
僕たちの一生のうちで10年なんて短いものだと思っていたけれど、君が記憶を取り戻してこうなるまでの時間は僕にとって途轍もなく長いものだったんだ…」

321: ◆aTZl9YQy5A
08/12/27 02:33:29 BepskEvw
「枢…さま…」
「愛している。優姫」
「私もです…」
言葉で愛を確かめ合ったあと、二人は甘いキスを交わす。
太ももの間に伸びてきた手を感じて、一気に優姫の顔が紅潮する。
枢は優姫をバスタブの横に上がらせると、秘唇をなぞってから指を入れた。
片方の手で胸を触りながら、指が優姫の中を掻き乱す。
もう十分すぎるほど濡れていたそこは拒むことなく枢の指を受け入れ、優姫は未知の快感に喘いだ。
「ああっ…ん…はっ…ぁ…」
浴室は声をよく反響させ、ひとつひとつの音を拾って大げさに演出する。
「優姫、ちゃんと脚を開いて力を抜いて」
優姫の両膝に手をかけて枢はその間に入り込み、もう十分勃っているそれを秘部にあてがった。
「優姫…ごめん、途中で止められないかもしれないけど…いい?」
「んっ……は…い…」
ゆっくりと背中に回された腕を感じて、枢はゆっくり微笑んだ。
「愛しているから…」
そう言って枢は一度優姫と唇を重ねると、汗を輝かせながら優姫の中に男根を突き入れる。
「あぁあっ!!!かなめさまっ!」
「大丈夫だよ優姫、落ち着いて」
何度も出し入れしたくて仕方のない欲を押し殺して、枢は優姫を胸に抱いて耳元で言葉を囁く。


322: ◆aTZl9YQy5A
08/12/27 02:34:54 BepskEvw
「はぁっ…はぁ…」
「…大丈夫?」
欲情に掻き立てられながらもそれを極力抑えて自分を見つめる枢に、優姫はこくりと頷いた。
「いくよ…」
一度止められた動きがまた始まり、最大に硬くなった枢の男根が優姫の中を素早く出入りする。
「あっん…ああっ!!」
枢のモノが出入りするたびに、卑猥な音が浴室に響く。
もわもわとする湯気でさらに吐息が荒くなり、動きもどんどん激しさを増す。
「はっ…あぁ!!枢さま…っ…あああ!!」
絶頂に達してきゅうっと引き締まった優姫の中で、枢の精液がドクドクと吐き出されていく。
二人はしばらく抱き合っていたあと、荒い息を整えてから見つめ合って微笑んだ。


「枢さま、次はお風呂にゆずを入れてみたいです」
「…そうだね、いい香りがするかもしれない」


浴室から出た頃には、もう日が高く昇っていた。

END

323: ◆aTZl9YQy5A
08/12/27 02:40:45 BepskEvw
絶頂前後のシーンを長く持たせる技術が皆無ですが、
日々精進したいと思っております。
文章力や国語力をちゃんとレベルアップさせて、また投下したいです…
乱文失礼いたしました!

324:名無しさん@ピンキー
08/12/27 05:06:36 b58SpWWQ
おつです
素敵でした有難う!

325:名無しさん@ピンキー
08/12/27 15:08:43 ogw90jAd
優姫x枢じゃなかったのかwww

326:名無しさん@ピンキー
08/12/27 23:08:27 JitRyz66
待ってたぜ、GJ!だ純血種。

327:名無しさん@ピンキー
09/01/02 20:57:13 k7ib2a6K
そして保守

328:名無しさん@ピンキー
09/01/05 23:01:40 EnjpQC0V
yes hoshu

329: ◆aTZl9YQy5A
09/01/06 14:01:12 ZaHyZhlF
>>325
今気付いたwwwwwwwwww
予告の優姫×枢は単なるミスです(つд;)申し訳ありません_| ̄|○
優姫攻めとか書けませんあの純粋な優姫が枢さまをくぁwせdrftgyふじこlp
優姫攻めにwktkしてくださっていた皆様、本当に申し訳ありませんでした(´;ω;`)

330:名無しさん@ピンキー
09/01/10 21:38:19 rrArJrEo
ho

331:名無しさん@ピンキー
09/01/11 04:41:41 NBHeJ/bF
syu

332:名無しさん@ピンキー
09/01/17 13:03:46 55+h4xQG
アニメ終わったけど原作続いてるし保守しとくか

333:名無しさん@ピンキー
09/01/17 14:47:58 YS31+9KM
スカパーで見ていまさらはまった
暁×瑠架がみたいのだけど全然見つからず凹みつつここに至りました
自家発電するしかないのか……

334:名無しさん@ピンキー
09/01/17 15:03:48 YS31+9KM
かの字間違えた…
瑠佳たんごめん

335:名無しさん@ピンキー
09/01/18 04:16:33 T3GspYhN
暁×瑠佳は前に投下されてたよ

336:名無しさん@ピンキー
09/01/18 12:00:41 GlelpNEF
>>335
それは知ってる。
読みました。萌えた。職人様ありがとうございます。

でももっと浴びるように読みたいんだよぉぉぉぉぉ

337:名無しさん@ピンキー
09/01/18 22:06:19 0uDsuZCv
このスレはもともと職人が少ないから仕方が無い。
少女マンガにしては女性の書き込みもほとんど無いし。

338:名無しさん@ピンキー
09/01/19 01:29:04 m11VsTfq
>少女マンガにしては女性の書き込みもほとんど無いし。

主な読者層が若いせいだと思う
で、上の年齢層ではまってる人はBLに行ってしまうような…
少なくとも私の周りはそうだ

自己満足のためにサイト作ることにした
もしエロ書けたら投下しにくるかもしれない

339:名無しさん@ピンキー
09/01/19 02:09:05 ikbFeurR
なんかジャンル全体的にドリームがすごく多くない?
年齢層が低いせいなのかは分かんないけど、カプ萌えよりもキャラ萌えしてる人が多い感じ

>>338
わっふるわっふる!のんびりとお待ちしています
サイト運営頑張ってください~

340:名無しさん@ピンキー
09/01/19 10:11:17 5oSjIKh4
藍堂に良い相手がいないんだよなぁ。
アニメ見て星煉カワユスと思ったものの妄想が及ばないわ・・

341:名無しさん@ピンキー
09/01/19 19:34:02 tXAzTTgF
>>340
小説版のデイクラス女子
優姫

・・・・・・・・たしかになんでかしっくりくる相手が居ないね。
あんなに女の子大好きなのに。
女の子大好きというよりモテる自分大好きで(枢様除いて)基本的に自分以外への愛がないから?
好意的なんだけど自分1番過ぎて、恋愛には発展しない。
崇拝だけど枢様好きな点で他女子キャラとはライバルっぽくなる。
優姫やルカとは仲良しだけど友達止まりで、エロの方向に向かない。
恋愛や性的な関係に持ち込もうとすると気持ち悪い。
腐女子ではないがまだ男キャラのほうがマシなぐらいだ。

以下妄想注意


支葵に無言の低いテンションで貧乳を馬鹿にされたリマ。
藍堂に「藍堂先輩女の子大好きですよね?やっぱり胸が大きい子に発情してますか?」と無表情相談。
大慌てで「僕は胸で女性を判断しない!」と叫ぶ藍堂。
通り過がりの星煉とルカに侮蔑の目で見られる。
否定しようと二人を追い掛けようとするがリマに服の裾を引っ張られて、無表情相談続行。
無表情だが実は相当落ち込んでいるリマに気付き、一生懸命に慰めてるうちに…

駄目だこんなぐらいしか思いつかない。
とりあえず最終的に枢様が藍堂をしめてくれれば完璧。

342:名無しさん@ピンキー
09/01/19 22:55:24 5oSjIKh4
>>341
その妄想萌えたw
頑張って書いてくれ!


黒優姫×藍堂で「くやしいっ!でも感じちゃう!」って
言ってる藍堂しか思い浮かばないんだがどうしよう。

343:名無しさん@ピンキー
09/01/19 22:56:26 CVq5gERC
いい具合に盛り上がってきたね。


>主な読者層が若いせいだと思う
>で、上の年齢層ではまってる人はBLに行ってしまうような…
男にはわからないこの辺の事情を詳しく。

344:名無しさん@ピンキー
09/01/19 23:40:57 U07lFDNI
>>341
枢様が藍堂をしめるのは優姫に手を出されない限りないでしょw


345:名無しさん@ピンキー
09/01/19 23:42:04 tXAzTTgF
>>342
ありがとうwでも小説書くのに向いてないのだー。すみません。誰か書いてくださいorz

黒優姫じゃないしありがちな展開ですが↓
枢様が溺愛する理由を知りたくて優姫に近付き、
拉致監禁縛りあげ、ちょっとエッチな詰問を大真面目にし、
「こんな小娘の何処が…」と思いながらボディータッチ。
優姫の可愛くてエッチな反応に徐々に発情してのめり込む藍堂。
最終的に枢にばれて無惨な姿にされる。

誰か書いてください。

346:338
09/01/20 00:37:05 0AKz3Mhi
>>343
※軽くBL語り注意

私見ですが

主な読者層が若い(LaLaのメインターゲット層はたぶん中高生)
→若い子はピンク板に来ない&
 若い子はドリームに行ってしまうことが多い(キャラ萌えから夢へ)

>>339の言うとおりドリームサイトすごく多い
サーチ漁るとドリームとコスばっかりでどっちも苦手な自分涙目

…で、お姉さま方がBLと言うかヤオイに行ってしまうのは
美形が二人以上いるとくっつけたくなる性…もあるけど
この作品ヤオイ的に萌えられる関係性がすごく多いからではないかと
(女性は属性よりも関係性に萌えます)

枢と零:対立(基本)
枢と一条:主従
枢と藍堂:主従+憧れ
架院と藍堂:幼馴染
一条と支葵:保護者と被保護者

ざっとこんな感じ(ここで語るのも何ですが。苦手な人ごめん)
あとこれ書きながら気がついたんだけど、↑の関係性が枢と零以外は
間にヒロインとか他の女性キャラを挟まなくても成り立つ、というのがポイント高いのではないかと思う
普通の逆ハーものだと、どうしてもヒロイン(主人公)中心の関係性になるから

347:名無しさん@ピンキー
09/01/20 00:38:51 0AKz3Mhi
>>340
優姫の同室の子とか駄目じゃろか…
接点ないけど

348:名無しさん@ピンキー
09/01/20 22:18:31 KtUxdAvB
>>346
非常に貴重な情報をサンクス。
年代ごとの嗜好の違いではなくて、根本的な男女の感性の違いなのね。

349:名無しさん@ピンキー
09/01/21 02:12:00 gxJLO9b8
自分はヤオイなんか興味ないぞ
>>345の完成版が読みたいですお!

350:名無しさん@ピンキー
09/01/21 11:32:21 ZGCAHPP6
ここはエロパロ版だからエロがないと駄目なんかな?
暁と瑠佳でしかもエロなしって需要あるのかわからないんだけど

351:名無しさん@ピンキー
09/01/21 11:41:03 gIin01ds
>>350
少なくともここに一人需要がある人がいます!!!
投下願います

自分も読み手としてはエロなくてもいいじゃない読みたいよと思うんだけど
書き手として落とすときはエロなしじゃがっかりなんじゃ、と思ってしまう

352:名無しさん@ピンキー
09/01/21 14:10:41 lXmjSrjr
>>350
暁×瑠佳 燃え!!!!!!!!!
お待ちします。

353:ZGCAHPP6
09/01/21 15:01:01 ZGCAHPP6
少しでも要望あるなら…
じゃあとりあえずサイトに上げる前に投降

※注意事項
枢←瑠佳←暁 でエロ全くなし ほんとキスもない ので服を脱ぐ必要はない
アカルカというよりは瑠佳←暁 枢さま出てきません
4巻の舞踏祭の時のあの委員長らへん→二人で踊ってるあたりの妄想
ちょい捏造あり。貴族の夜会とか。あとナイトクラスには瑠佳のこと好きな人いないつもり
ドレスとかダンスとか少女漫画的要素てんこ盛り
興味ねーよって方はスルーで
あと初投降なんで注意事項とかもにょる所あったらばしばしつっこんでやって下さい。

354:暁と瑠佳1
09/01/21 15:20:27 ZGCAHPP6
 全てを捧げてもいいと思った。
 その気持ちは嘘じゃない、今だって変わらない、そしてこれからもきっと、ずっと。
 そばにいられることが、幸せなのだと。

 ―ただ、それだけ、純粋にその気持ちだけを抱えて生きていけたらと、切に願った。


 外の肌寒さとは対象的に、ホールの中は既に人いきれで暖かくざわめいていた。高く影を落とすシャ
ンデリアと弾けるグラス、飾り付けられた花とフルーツの香り。“夜の貴族たち”にとっては特に珍し
くもない光景、けれど今夜は少し様相が違う。ざわめく人々の半数は、鉄臭い血の匂いを芳しくとも思
わなければ、その命の香りにその瞳を紅く揺らめかせることもない。今夜は、交わらないはずの昼と夜
の住人達が時を共有する、数少ない機会だ。
 デイクラスとナイトクラスの交流という、理事長たっての希望で設けられているこの舞踏祭は、もち
ろんナイトクラスも全員出席が義務だから、普段はわりと好き勝手にしている千里や莉磨も今夜はきち
んと最初から顔を出していた。…交流まで律儀にしているかどうかは別だけれど。
 社交界は貴族の義務だし、舞踏会になんて慣れた身にとってはこんな行事は別に好きでも嫌いでもな
くこなせるけれど、普段顔を合わせない分デイ・クラスの物珍しげな視線は多少居心地が悪い。特に、
見ず知らずの男に検分されるように不躾な視線を送られるのはいい気がしなかった。
 ふっと視線を窓ガラスに移すと、そこには外の闇を透かして自分の顔が映っていた。ホールに背を向
けたとたんに、背中に幾つもの視線を感じる。ガラス越しに見つめてくるその顔はとりあえず全部無視
して、ひとすじほつれた後れ毛をそっと撫で付けた。
 私達の夜会にもあまりお出にならない方だから、こんな会に興味もあまりないだろうけれど。
 せめて、いつ目に入っても見苦しくないように。
 暗いガラスの中で、艶めいた唇だけが紅い。いつも以上に装う程度には、心の奥で期待しているらしい。
 体はひとつしかないのに、まるで心がふたつあるよう。解っているはずなのに、もうひとつの心はくす
ぶったかけらをあきらめられず、抱き続けている。
 泣きたくなる。愛しさではなく、哀れみゆえに。
 艶々の紅を消すように、指先が何度もガラスをこすった。


「あの、・・・すみません、架院先輩」
 ふと、ざわめきに透明な声が差し込んだ。はっと現実に戻った指先が冷たい。
「玖蘭先輩は・・・来てらっしゃらないんですか?」
「寮長なら、テラスのほうに一人でいるはずだ」
「はい・・・!ありがとうございます」


 駆けていく背中は真っ直ぐで、小さかった。
 もしも、私が、人間だったら?
 もしも、もっと早くに、出会っていられれば。
 下らないと心底分かっているはずなのに、その背中から目が離せなかった。
「・・・教えちゃマズかったか?」
 微妙にずれた気遣いをされる。長い付き合いの分、こちらの中が見透かされているようで嫌だ。
「・・・別に」
 そんな過剰に気にしてるわけじゃないわよ。口には出さずに、ふいと暁にも彼女にも、その向こうの開
け放されたテラスにも背を向けた。


355:暁と瑠佳2
09/01/21 15:28:03 ZGCAHPP6

「瑠佳さん」
 ふと、震える声で名前を呼ばれた。こちらを向いている彼は、おそらくさっきからの視線の主のひとり
だ。顔も知らないデイ・クラスの男子生徒、わかるのは制服の色ぐらい。私の名前なんてどこで知った
のやら。
 僕と、踊っていただけませんか。そう言う彼の視線があんまりまっすぐで熱いから、いたたまれなくて
思わず目を伏せる。
「頑張れ、親睦だ。踊ってやれよ」
どうやって断るべきなのか迷っていると、暁がまた余計な口を挟んできた。
「・・・ちょっと、イヤよ知らない男となんて」
「そうはいっても、いいのか?あいつ、捨てられた子犬みたいな目してるぜ」
「……う」
(そんなこと言われたって・・・)
 はっきりと乗り気じゃない自分の様子に、その人があんまり悲しそうにしているから、何だか自分が極
悪人のような気がしてきてしまう。
「…せっかくそんな着飾ってるんだ、たまには外を向いて男を大勢引っ掛けてこいよ。
おまえ、シーズンの舞踏会でもあんまり踊らないだろ」

 暁の言葉が何だか一々ひっかかるけど、でも、そうね。まあ1回くらいは、踊ってもいいかもしれない。
 自分も目の前の彼と同じ目をしていたりするのかなんて、少しでも思ったことは別に理由にならないけど。
 今日は貴族とか家柄とか社交とか、そういうものを何も考えなくていい舞踏会なんだし。たまには、好きな
踊りを何も考えず踊る機会があったっていい。
 堂々巡りの思考ばかりを繰り返す自分に、ちょうど嫌気も差していたのも確かだった。

「…わかったわよ。でも、交流だからよ、交流」
「おう。いってこい」
 ちょうどカドリールが終わって、ホールの男女がざわざわと入れ替わるところだった。次はワルツ、相
手をするのが一人だけでいいなら都合がいい。
 さっきまであんなに悲しそうな顔をしていた眼鏡の彼は、いざ踊れるとなると驚いた顔をして固まって
いて、それがちょっとだけおかしかった。

 1・2・3、1・2・3、1曲目のワルツはゆったりと進む。少しぎこちないリードだけれど、これなら大丈夫
そうだ。
 支えやすいように、体をわずかに寄せる。はっと気付いた腕に重心を預けて、くるりとターン。うまく呼
吸を合わせられて、彼はとても嬉しそうだった。
 純粋な好意が、なぜかすんなり嬉しいと思えた。
「・・・・・・私ね、好きな人がいるの」
 思いがけず、言葉がこぼれた。
「え、あ・・・。・・・僕も、です」
 お互い、相手の気持ちは完全にわかっている。
「そう。・・・私は、上手くいきそうにないけれど」
「一緒です。・・・片思いですから」
「おんなじね。あなたと私」
 何を言っているんだろうと思ったけれど、なんだかもう別によくて、口から出るままにまかせた。
 きっと今日の演奏が悪くないから、相手のリードが上手ではないにしても、合わせられるくらいにはま
あまあだから、そして自分でも思った以上に、今日の舞踏会が悪くないと思い始めているから、こんな
初対面の人にこんなふうに想いのかけらを話してしまう。
「貴女なら、きっと相手の方は嬉しいでしょうに」
「・・・・・・」
 沈黙で何となく察したのか、彼はわずかにためらった後言葉を続けた。
「・・・僕は、相手のことを好きだと思うそれだけで、幸せだと思います。たとえ、決してうまくいきそうになくても」
「・・・・・・どんなにつらくても?相手から全く意識されていなくても?」
 それがもはや愛なのかと疑ってしまいたくなるほどに一方的過ぎる想いであっても?
「つらい時もあります。でも僕は、そんなに想いをかける相手に出会えたことに、感謝したい」
 うらやましいほどに、強い人だと思った。


356:暁と瑠佳3
09/01/21 15:39:09 ZGCAHPP6
 楽しかったです、と礼をとって彼はそっと離れていった。自分もダンスエリアに背を向けて壁際に向か
う。ワルツは始まったばかりだけれど、別にこれ以上誰の相手をするつもりもない。
 たまにはいいかもね、と言い訳じみて思う。今夜は月がきれいだし―
(・・・え、ちょっと)
 はじめは2曲目のワルツのパートナーの入れ替わりに動いているのかと思った。がしかし、
「すばらしいステップでした。よろしければ次は私と―」
「いえ僕の方が、先に彼女と目が合っていたんですよ。瑠佳さん、僕をご存知ですよね?」
「俺が前に送った薔薇を覚えてらっしゃいますか?けっこう手に入れるのが大変だったんですよ。そのかわ
りといっちゃ何ですが―」
「皆さん、彼女は踊り終えたばかりなんですよ?あ、ちょっとそこの君、グラスを」
(暁の馬鹿!)
 誰とも踊らないならまだしも、よりにもよってデイ・クラスの生徒と一度踊ってしまっては次が断れない
じゃないの。はっきりと断ったら断ったで、さっきの彼への特別扱いを疑われ始めたらもっと面倒くさい。
(ああ、もう、うざったいけどうまく断るにはどうすれば―)
 そのとき、黒の制服の集団の前にすっと白が入ってきた。
「踊っていただけますか、レディ」
 完璧な礼で手を差し出して、普段とはかけ離れた口調で社交用の決まりきった台詞を吐く。普段のや
りとりを考えれば、全く、からかわれているとしか思えない。
(・・・まったく、タイもしていないくせに私と踊ろうなんてね)
 それでも助けてくれたのはわかるから、差し出された手に自らの手を重ねた。
「わたくしでよろしいのなら、お相手をして差し上げてもよろしくてよ」
 素直に従うのも悔しいから、せめてつんとすましてそう言ってやると、暁は何がおかしいのかふっと笑
った。


357:暁と瑠佳4
09/01/21 15:46:16 ZGCAHPP6
「…交流だなんて適当なこと言って。あんなことになるなら乗せられなかったのに」
「だからこうして来てやっただろ。まあ、俺で我慢しとけ」
 向かい合って手を重ねるクローズドポジション、暁の胸元に飾られた薔薇の香りが近い。そういえば
こうして暁と踊るのは何年ぶりだろう。確か私が13歳の頃、あの時暁は12歳で、英も一緒になって3
人で社交界デビューの練習のために3人のうち誰かの家で何度も練習をしていたんだっけ。あの頃は
まだ私の方が少しだけ背が高くて、そのせいでバランスが取りにくいらしいのとまだ練習を始めたばか
りで慣れない暁に何度も足を踏まれたものだ。
 今のこの体格差で足を踏まれたら痛いどころじゃないわよ、と自分の足と見比べて思う。大丈夫なの
かしら。
2曲目の曲はささやくような旋律から。この曲は確か、踊る男女とその周りを囲む人々、きらめくダンス
ホールがだんだんと浮かび上がってくる曲だ―だんだんテンポが上がって、そう、ステップも早く―
(……、上手じゃないの)
「おまえなあ。あれから何年経ったと思ってるんだよ」
 あんまり考えていたことが表情に出ていたらしく、あきれた顔をされる。ばつが悪くてそっぽをむいた。
「だって暁が夜会で踊るところなんて、見ないもの。…もし、今度某夫人が来る集まりの時にあんまり
つまらない相手の男しかいなかったら、その時は踊ってよね」
 家同士のお取次ぎを取り仕切るのが大好きな某貴婦人のことを考えると、いい誤魔化し相手に出来
ると思った。やたらダンスの相手を紹介してきてはた迷惑なのだけれど、彼女はなかなか血筋も高く、
厄介なことこの上ない。
 暁も身に覚えがあるらしく、苦笑いをしている。
「まあな…。しかし”夢幻のいばらの君”と踊ったとなると俺がまたとばっちりを受けるんだが」
「はぁ?」
「俺ら貴族の男共の間でおまえにつけられてるアダ名。おまえの力にちなんで、夢の中の夢魔のように
美しいのにもらえるのは花のない鋭いいばらだけ、ってさ。あんまりおまえがそこらへんの男を袖にして
るもんだから」
「………………あ、そう……」
 あまりにも自分たちの勝手な都合で付けられた由来に脱力して、反論する気も失せる。ほんと、もう、
どうでもいいけど。
 曲はクライマックスに向けて加速する。ほとんどつま先だけで、飛ぶようにステップを踏んでもちゃんと
合わせてくれるのが心地よかった。背中を深く支える腕に促されて、ドレスの裾をゆらめかして大きく回
る。…今のは自分でもそうと思えるくらい、良かったかも。
 曲のラスト、さっと重ねた右手だけ残してお互い外に大きくステップをとる。その一瞬後に素早く、けれ
どそっと寄り添うように基本姿勢に戻って終わり。のはずが、
(あ、)
 暁の方が反応が早かった。隣のペアの翻る裾が見えて、ぶつかる、と思うより一瞬先に腰が強く引か
れる。あまりの勢いにそのまま二人して倒れ込むかと思ったけれど、抱きかかえる暁の体は揺るがな
かった。
 一拍遅れての拍手の中、二人で顔を見合わせて思わず笑う。
「・・・もう、最後の最後で締まらなかったわね」
「まったくだ。・・・ん、次は、メヌエットか」
「何よ、まさかワルツしか出来ないとか言い出すんじゃないでしょうね?  次、行くわよ」
「仰せのままに、マイ・レディ」
 そのまま当たり前のように突入した2曲目は、自分至上最高のメヌエットだったと思う。



358:暁と瑠佳5
09/01/21 15:53:46 ZGCAHPP6

 鳴り止まない拍手の中、手を引かれるままにバルコニーに抜けた。一人で月を見上げていると、暁が
シャンパンとアイスクリームを手に戻ってきた。熱くほてった体に甘い冷たさが心地いい。
「何か話したのか、さっきの奴と」
「え?」
「4つ隣くらいのところで踊ってたら見えた」
 まったく、踊りの最中に余所を見る余裕があるなんて、余裕ね。
「…想ってるだけでもいいんですって、言われたわ。…私、片思い同士だから私達おなじねって彼に
言ったけど、同じじゃなかった。全然違った」
「おまえ、よりにもよってあいつに片思い同士とか言うか…」
 気の毒に。そう呟く声は頭に入らなかった。
 出会えたことが、そばにいられることが幸せだというのは分かっているはずだったのに、いまだに胸
の痛みを飲み込むことが私はできないでいる。いばらを抱いても、傷つかない強さが欲しいと思った。
「…私より、ずっと強い人だったわ」
 暁が何か言いたそうな顔をしたけれど、結局何も言わなかった。
なんとなく気まずくなって、シャンパンを一口流し込む。ホールでは新しい曲が始まったらしく、音楽
の旋律が流れてきた。
 まだ体に残る余韻で、思わず体を揺らす。
「おまえにしては、大分気分が乗ってるみたいだな」
「そうね。結構、思い切り踊れたし」
自分でも驚くぐらい、そう素直に笑って言えるぐらいには楽しめている。このところずっと、同じこと
しか考えられなかったのが嘘みたいに。
 そこでふと、気付いた。
(…もしかして、気を使ってくれたのかしら)
 親睦だからと、わざわざ私が踊りやすいような大義名分の理由までつけてそそのかして。でも、その
おかげで今日は、いろんなことを忘れられた。振り向くことのない背中も、それに守られる小さな背中も。
「……暁、」
 今日は暁がいてくれて、よかった。
「…ありがとう」



 バルコニーにひとり残り、暁はホールの様子を遠目に見やった。手持ちぶたさに瑠佳の残したグラス
を手元で回す。
(それを、”強さ”、ね・・・)
 見返りなど求めていない一途な思い。恋慕と憧憬がないまぜになるうちに、それでいいと、そう強く
あろうと思う人もきっといるのだろう。
 まあ美しいと、強いと言えなくもない。
 けれど、
(・・・俺は)
 腕をかざすと、グラスの淵に残った紅が月明かりに透けた。
「想ってるだけなんて、厭だね」
 制服に移ったかすかな香水の残り香を感じながら、そっと唇をその紅に寄せた。







(end.)



ごめん三点リーダーが前後でぐっちゃoyz
お目汚し失礼しました…エロが書けたらいいな次は…

359:名無しさん@ピンキー
09/01/21 16:01:03 uLEKsWsX
リアルタイム投下に遭遇!
ワイルドとルカしゃん、GJでした。
この二人すごく好きなんだ。嬉しい。

360:名無しさん@ピンキー
09/01/21 16:05:27 gIin01ds
GJ!
このカプ一番好きだから嬉しい
いいもの読ませていただきありがとうございました
エロも待ってます

いろいろと触発されたので自分もサイト作成がんばる

361:名無しさん@ピンキー
09/01/21 19:04:32 lXmjSrjr
めっちゃ甘ラブ 暁と瑠佳。

100回 GJっ!!!!!(。。)
いいぞ、もっとやれ~~~ww


362:名無しさん@ピンキー
09/01/21 22:09:51 OB545XpW
GJだ純血種

363:名無しさん@ピンキー
09/01/24 17:10:14 tHqI64pa
358>> GJを100回言わせてもらうよ!


364:零×優姫
09/01/26 01:18:17 +aUL0BKG
323です。(トリはうざいので外しました)
多少自重するつもりだったのですがスタミナ切れなので補充するため再び投下!
きっかけは原作の8巻を使わせていただいています。
またまた短いですが、枢と零への愛は十二分ッ!!

365:零×優姫1
09/01/26 01:19:39 +aUL0BKG
優姫が…ヴァンパイア…
認めたくない事実が胸に突き刺さる。



「ヴァンパイアの優姫が…食べちゃったから…」
ドア越しに聞こえる声。
今までの「優姫」とは違う、ひどく落ち着いた雰囲気を纏っている。
落ち着こうと思えば思うほど、心臓の鼓動は早くなっていった。
「お前達はいつも…そうやって…!!」
ドアを思いっきり開くと、そこにはロングヘアになった純血の少女がいた。
一瞬驚いたものの、零はすぐに眉根を寄せて元の表情になる。
「零…?」
一方の少女も、驚きながら今までとは違った美しさで零を見つめる。
純血種の、独特の雰囲気。
目の前にいる優姫は、もう人間ではない。
『敵』であると自分に何度も言い聞かせるが、いざ目の前にしてしまうと何をしていいのかわからなくなった。
「優…姫……」
零は無意識に視線を逸らし、手で前髪をかき上げた。
「零…どうした…のっ」
急に抱きしめられたことに、優姫は驚きを隠せず目を見開く。

366:零×優姫2
09/01/26 01:20:23 +aUL0BKG
背中にまわされている男の人の腕は、紛れもない零のもの。
零の心臓から聞こえる優しい音を聞いて、優姫の目からは涙がこぼれた。
「今までずっと…ごめんね…っ…」
やっとのことで言葉を発し、顔を上げると同時に唇が塞がる。
零らしい、強引だけど溶けるようなキス。
舌を絡ませ、口の端からは唾液が一筋の糸となって流れ落ちる。
「…ん……ふっ…ぅ…」
長いキスの途中で、ネグリジェの裾から零の手が入った。
太ももをなぞって下着の上から秘唇に触れ、入り口の上の部分を中指で弄る。
そのままそっと優姫の背を壁に押し付け、胸を揉みながらその行為を続ける。
「んんっ…!!はぁっ…んぅ…」
すべての場所を攻められている優姫は、喘ぐことしかできない。
やがて零の指が下着のラインから中に入り、溢れる蜜でヌルヌルになったそこに指を入れた。
絶え間を知らないキスで唇も塞がっているので、思うように喘ぐことさえ許されない優姫は、ただ零の背中に回した腕に力を入れる。
中に入ってくる指の本数を2本に増やして、零はその指を出し入れする。
室内に響くピチャピチャという音で、二人の行為は更にエスカレートしていった。
零はその唇の拠点を唇から胸に移し、甘噛みしながら猥らに舐める。
「ふっ…ぜろっ…!あぁっ!」
零の息遣いも徐々に荒くなり、既にぐったり気味の優姫の中に自分の男根を挿入した。
「!?…いっ…やぁっ…!!」
熱い零の物が、優姫の中を出入りする。
立ったままで入れられているため、下から突き上げられるような快感が優姫を包む。
制服の胸元を開けただけの制服姿で表情を快感に歪ませている零は、いつにも増して色っぽい。
再び唇を重ねて熱いキスを交わすと、零の動きが一層早くなった。
「んっ…あぁ…ぜろっ…ぜろ!!」
「…っ」
優姫の中が一定の間隔でビクビクと痙攣し、それと同じように零の精液が優姫の中に否応なく注がれる。
ただ本能に従って行ったこの行為を二人は後悔することなどなく、少し話をした後優姫はそのまま零の部屋を後にした。

367:零×優姫
09/01/26 01:22:32 +aUL0BKG
sage忘れサーセン…!!orz
前回と表現がかぶっていたりするので、あまり見比べないでやってください。
またしばらく自重します!
それではノシ

368:名無しさん@ピンキー
09/01/27 12:04:42 zv3NtRC5
いやいや気にするな
自重もしなくていいと思う
萌えたよ、乙!

369:名無しさん@ピンキー
09/01/28 19:32:36 S6/SS8h2
書き手は自重しなくていいと思う
女みたいな誘い受けしなければ

370:名無しさん@ピンキー
09/02/04 16:54:22 yHwzbYKI
保守がてら。

カプだと枢×優姫で、単品だと一条最萌だったんだけど。
DSやってから一条×優姫も良いなとか思ってしまった。

371:支葵×莉磨
09/02/09 00:28:35 Vrf2ix4k
どうも。>>283の支葵×莉磨を投下した者です。
>>341さんの妄想を見て「これは…!」と思い勢いあまって書いてしまいました。
341さんごめんなさいorz

例によって支葵×莉磨。あくまでもオチはこれです。
ちょっと長いので区切りますが、今日は色んな事情でひとつだけ投下して続きは明日以降にします。
あと私の中で胸の大きさは瑠佳>優姫>莉磨の順です。


372:支葵×莉磨
09/02/09 00:30:29 Vrf2ix4k
「莉磨ってさ」
ある日のこと。
ポッキンチョコをつまみながら、いつもの低いテンションで支葵は言った。
それが常なので莉磨もポッキンチョコをつまみながら、続く支葵の言葉を受け流す準備をしていた。
「ないよね」
「何が」
1本目のポッキンチョコを食べ終わったので2本目を手に取り口へと運んだとき、それは起こった。
「胸が」
ポッキン、なんて商品名のように可愛らしい音ではなくボッキンと、骨が折れるような鈍い音を立ててクッキーが真っ二つになった。
しかも丁度チョコと持ち手のクッキーの境目の部分で、だ。
それを見た支葵は「あ、折れた」などとだるそうな感想を述べたが、莉磨は内心穏やかではなかった。
出来るだけ平常心を保ち、軽く睨みつけながら莉磨は問うた。
「……見たの?」
我ながら愚問だと、彼女はそう思った。
雑誌の撮影で水着姿になったことはあるし、支葵とは身体も重ねる仲だ。
前者はまだ誤魔化しようがあるが後者はそうもいかない。
「見たって言うか……見た目風紀委員より小さそうだし」
その瞬間莉磨の額に滅多に走らない青筋が一筋、ぴしっと走った。
しかしそんなことにも気づかず支葵は続ける。
「早園さんのほうが柔らかそうだし……」
このエロ支葵!と心の中で叫ぶがもちろん支葵は気づかない。
まず瑠佳をそういう目で見ていたことも驚きなのだが。
そして次の言葉で莉磨の我慢は限界に達した。
「それになんか莉磨って……固い」
何がと主語を言わずともわかる。
莉磨はガタリと音を立てて椅子から立ち上がり、机の上のポッキンチョコの箱を引っ手繰り何も言わずに部屋を出て行った。
どうしたの、と言う支葵の声を背中に聞きながら。
残された支葵は何がなんなのかが全くわからず、莉磨よりも取られたポッキンチョコの心配をし、果てには
(後で一条さんに貰おう……)
などと、気楽なことを考えていたのだった。

373:名無しさん@ピンキー
09/02/09 22:23:29 gSLvD5Kw
続きはあああぁぁぁぁぁぁ!?

374:支葵×莉磨2
09/02/10 00:09:05 ErLVajlH
>>372の続き。

読書をしながらアフタヌーンティーを楽しんでいた藍堂のもとに莉磨がやってきたのはそれから数十分後のことだった。
そのまま何も言わず向かいのソファに座りポッキンチョコを食べ始めたので
(なんだ。ただの気まぐれか)
と思うことにし、読書を再開した。
しばらくすると藍堂は何やら視線を感じた。
訝しげに本から顔をあげると、口にポッキンチョコを咥えたままの莉磨が無表情でこちらをじっと見ていた。
「……何」
この状態でずっといても相手は莉磨だ。
こちらから話題を振らないと話をすることも、それをするのも続かない。
またしばらく「ここは図書館か」と突っ込みたくなるくらいの沈黙が訪れ、やがて莉磨が意を決したのか口を開いた。
「藍堂さんって女の子大好きだよね」
「なっ……何をいきなり…!」
しかし続く言葉が見つからない。
確かに女子には愛想を振りまいてはいるが、誰彼問わずとまではいかない。
だから否定したくても否定出来ないのだ。
目に見えて動揺している藍堂に莉磨がさらに追い討ちをかけるように質問を投げかける。
「やっぱり胸の小さい子よりも大きい子のほうに発情してる?」
まさか莉磨からそんな質問が飛んでくるとは流石の藍堂でも予想外。
先ほどの「女の子大好き(誰彼構わず)」疑惑のこともあってなのかもしれないが。
勢いあまった藍堂は乱暴に本を閉じ、カップをこれまた乱暴にソーサーの上に置き立ち上がって拳を振り上げ、
「ぼ、僕は胸で女を判断しない!!」
と、顔を真っ赤にして叫んだのだった。
……が、これが藍堂の運のツキ。
丁度拳を振り上げた瞬間、瑠佳と星煉が部屋に入ってきたのだ。
無論、その叫びはばっちりふたりの耳に届いてしまった。
冷たい視線を感じた藍堂は恐る恐る扉のほうを振り向くと案の定、瑠佳と星煉がいた。
しかも瑠佳は完全に軽蔑しきったような表情をしている。
星煉の表情はいつものままなのだが、心なしか軽く「なんだコイツ」とでも言いたげな顔をしている。
この部屋を天使が通り過ぎたような、そんな沈黙が流れた。

375:支葵×莉磨2
09/02/10 00:10:13 ErLVajlH
「……英、冗談も大概にしなさい」
沈黙を破ったのは瑠佳。
それだけ言うと星煉を連れて部屋を出て行った。
去り際に星煉が振り向き藍堂を見たが、無言の圧力とでも言うのだろうか。
普段ほとんど喋らないだけにもの凄く怖い、と藍堂は思った。
扉の閉まるバタン、という音でハッと我に帰った藍堂はなんとか先ほどの失態を返上すべくふたりの後を追おうと立ち上がったが、何故かソファに座りなおさせられてしまった。
見るといつの間にか藍堂の隣に移動した莉磨が彼の服の裾を引っ張って戻したのだった。
「何する……」
言い返そうと莉磨の顔を見ると、目の前の少女はいつになく真剣な表情をしていた。
「まだ私の話、終わってないから」
するとぽつぽつと少しずつだが、莉磨はさっき支葵との間であったことを語り始めた。
支葵に貧乳を馬鹿にされたこと、男はやっぱり胸の大きい女性のほうが好きなのかと言うこと、やはり支葵も例外ではなくそうであること……
終始無表情の莉磨だったが、藍堂は気づいていた。
(こいつ……かなり落ち込んでるんじゃ……)
言葉の端々からわかる、支葵への想い。
だけど肝心の相手がそんなことを言うのだ。
女の子が傷つかないわけがない。
一通り莉磨が話し終えた後、一息落ち着こうとさっきの紅茶を口に運んだ。
もうそれは冷め切ってしまっていて最高級の紅茶と言えども、もうそこら辺の10パック300円のものと何ひとつ変わらないものとなってしまっていたが。
しかしこんなフォローの仕方は天才と言えど慣れてはおらず言葉を捜すのに不自然なほど時間がかかってしまった。
「その……なんて言うか…多分それは個人の好みにもよる、と思う…」
藍堂には珍しく弱気な態度で目線も斜め上に反らしていて、声が尻すぼみになっていた。
それだけこの状況に慣れていないと言うことだろう。
「それって枢様も? やっぱりあの風紀委員が……」
「枢様のことは言うなあああああああっ!!!」
枢の名前に反応してつい声を荒げてしまう。
大きくなった声に莉磨は驚いたのか、元々大きい目を更に大きく見開いている。
「……ごめん」
ばつが悪そうに藍堂はそう呟いた。
そしてまたふたりに沈黙が訪れる。
一体この沈黙の中のまずい空気を今日何度味わっただろう。
「そう言えば……」
ふとそこで藍堂はあることを思い出した。
先日他の吸血鬼の部屋に置いてあったというエロ本(藍堂曰く「低俗な雑誌」)を盗み見て得た知識なのだが……
「胸は揉むと大きくなるらしい」
再び沈黙の時間が訪れる……かのように思われたがそれはすぐ莉磨によって破られた。
「本当?」
少し上目遣いで藍堂を見上げるその姿に、彼の胸が高鳴った。
(ば、馬鹿な!どうなっているんだ僕は!僕は枢様一筋なのにっ……!!)
しかしそんな藍堂の心の葛藤も露知らず、莉磨は視線を自身の小さな胸へと持っていっていた。
「でもどうやって……」
「……試してみるか?」
ぼそりと、無意識に出た言葉だったのに静かな部屋ではやけに大きく聞こえた。
莉磨が何も言わないのを同意だとひとりで勝手に解釈して恐る恐る、藍堂は莉磨に手を伸ばした。

376:名無しさん@ピンキー
09/02/10 22:48:48 r8oKI/yR
またも寸止めとは…
やってくれるな

377:支葵×莉磨4
09/02/11 00:51:34 3ex3Bt2q
>>375の続き。今日も寸止め。

と、その時。
「何やってんの?」
先ほどまで寝ていたような、気だるそうな声が聞こえた。
ふたりが同時にそちらを見るとそこにはいつもと変わらない、支葵の姿があった。
「支葵……!?」
「一条さん、探してもいなかったから。何も貰えなくて」
そう言う支葵はいつも通りの雰囲気なのだが、何か纏っているオーラが違う。
普段はだるそうにしている支葵なのに、何故か藍堂の背筋に寒気が走った。
それはただの気のせいだと思いたかった彼だったが、次の支葵の言葉でそれは確信に変わってしまうことになる。
「だから……ちょっと一緒に来て」
普段の彼からは考えられない、有無を言わさない迫力がそこにはあった。
莉磨もそれを感じ取ったらしく「わかった」と一言だけ言うと立ち上がり、支葵について行った。
ふたりが部屋を出て行った後、藍堂は気が抜けたように、更に深くソファに座り込んだ。
そして深く溜め息をつく。
(台風みたいだったな……)
莉磨がここにいた時間は結構長かった。
沈黙時間がかなり長かったのだ。
しかしこれでまた読書に集中することが出来る。
読みかけの本を手に取り、どこを読んでいたかとページをめくり始めたその時。
「藍堂」
不意に聞こえた、少し色気を帯びた低い声に彼は犬の如く反応した。
声の主―枢がいつの間にか扉にもたれかかるように立っていた。
「枢様!何故ここに……」
驚いたように反応するがどうも頭には耳・尻には尻尾がついているようにしか見えない。
「藍堂、さっきそこで聞いたんだけど」
次の言葉は?次の言葉は?と促しそうな態度で聞いている藍堂を見て枢は、
(本当にウザい)
と心の中で思ったのだった。
そしてここからが本題だ。
「君が僕の優姫の胸を馬鹿にしたとか、って……」
そう言った枢の顔は少し悲しそうな表情をしていたが、同時に藍堂に対する怒り(+ウザさ)も垣間見えていた。
そして一瞬で藍堂の視界に火花が散った。
別に枢に殴られたわけでもなんでもない、ただ枢にそんな表情をさせてしまったこととそれがレア物だから、である。
しかしその考えはすぐ彼の脳内から消えた。
まず黒主優姫の血を吸いかけたことはあれど胸を馬鹿にした覚えなど全くない。
完全なる勘違い、とばっちり以外の何者でもない。
「ち、違います枢様!!僕は黒主優姫のあるかないかもわからない微妙な貧乳を馬鹿にした覚えなんて……!」
「『あるかないかわからない微妙な』?」
しまった、と藍堂は慌てて口を塞いだが遅かった。
枢から溢れる、純血種特有のオーラが黒い。
(支葵か!?吹き込んだのは支葵なのか!?)
しかし支葵は先ほどのやりとりの内容を知らないはずだ。
「藍堂」
恐ろしいほど艶やかな声で自身の懐刀と呼ばれる少年の名を呼ぶ。
この後、どうなったかは省略しておこう。
何せこの話はあくまで支葵と莉磨がメインなのであって、決して藍堂のMさがメインではないのだから。
ただひとつ言うとするならば、とばっちり王・架院にも枢の怒りが飛び火した。

378:支葵×莉磨5
09/02/11 00:52:39 3ex3Bt2q
「ちょっと……支葵!」
支葵が莉磨を連れてやってきたのは月の寮の、莉磨の部屋だった。
支葵の部屋だと今はいないが、一条が戻ってくる可能性があるためだ。
莉磨を先に部屋に入れ後ろ手で扉を閉めた支葵は、彼女に言葉を発せさせる暇もなく莉磨を強く抱きしめた。
「支葵……?」
「さっきはごめん」
彼らしくない台詞と彼らしくない声音で支葵はそう言った。
「別に馬鹿にしたわけじゃなかったんだ。何て言うか……藍堂さんのところに行って……」
いつもの眠たそうな感じで喋る支葵だったが、どこか必死な感じも伝わってくる。
不意に莉磨はそれが可愛いと思い彼を抱きしめ返した。
「莉磨?」
「もういいから。それ以上言わなくてもいいから」
言葉のボキャブラリーが中々少なくて、いつもの素っ気無い言葉になってしまったが支葵なら言いたいことをわかってくれる筈だ。
支葵の腕の中で莉磨はそう思った。
そのままどれくらいの時間が過ぎただろう。
先ほどの藍堂とのどう切り出していいかもわからない気まずい沈黙の空気ではなく、この空間にいつまでもいたいと思えるような、そんな幸せな空気だった。
不意に支葵が莉磨を解放した。
「支葵?」
「莉磨、胸って男に揉んでもらうと大きくなるって知ってる?」
幸せな空気が一瞬で凍りついたような気がした。
莉磨の顔に血液が集中し真っ赤になる。
藍堂にも先ほど同じことを言われたが、言う相手が違うだけでこんなにも恥ずかしいものなのだろうか。
「試す?」
デジャヴ。数分前に同じ質問を他の男にされた。
だけどその時とは違う。その質問を投げかけたのは支葵だ。
少し俯いてコクリと頷くと支葵は少ししゃがみ小さくごめんと呟くと、その小さな背中と膝裏を抱えて横抱きにした。
落ちないように莉磨は彼の首におずおずと腕を回した。
そのまま支葵は部屋の奥へ莉磨を連れて行った。

今日はここまで。明日で完結予定。焦らしまくってサーセンorz

379:支葵×莉磨6
09/02/11 18:03:57 3ex3Bt2q
部屋の奥―ベッドルームに着くと支葵はそっと莉磨をベッドに下ろし、キスをした。
最初は触れるだけだったそれも熱が高まるにつれて深いものになっていく。
酸素を求めて口を開いたその少しの隙間も逃さず、そこから支葵の舌が侵入してくる。
「んんっ……はあっ」
身体も、唇も。何度も重ねたはずなのに、今日の莉磨の反応は初めてのようだ。
角度を変えて激しく、貪るようなキスを繰り返しながら支葵は器用にも片手一本でブラウスのボタンを外していく。
名残惜しそうにふたりの唇が離れたときには、莉磨の上半身を隠すものはもうブラしか残っていなかった。
「いつの間に……」
「莉磨、いい?」
彼女の呟きを完全にスルーして支葵は問うた。
そしてその返事も待たず、腕を背中に回し「背中浮かせて」と手短に言い、ブラのホックをパチンと外した。
邪魔でしかならなくなったそれを取り、ついに莉磨の上半身を隠すものは何もなくなった。
急に羞恥心に襲われた莉磨は両腕を胸の上でクロスさせ小さな胸を隠していたがそんなもの、防御でもなんでもない。
「腕、外して」
そう支葵が耳元で囁くだけで莉磨は腕を外した。
ここまで来ると、脆いものだ。
掌を彼女の胸に這わせる。
「んっ」
今日の莉磨は感度でも良いのだろうか。
それだけでもピクリと身体を震わせ反応する。
そのままその掌で片方の乳房を包み込む。掌にすっぽりと収まってしまった。
そこから伝わってくる体温と、莉磨の心臓の鼓動。
支葵はそれだけで少しの安心感を覚えた。
包み込んだ胸をゆっくりと、壊れものでも扱うかのように優しく揉みしだく。
「んうっ……はあっ、ひゃあっ!?」
突然莉磨が甲高い声を発する。
支葵がもう片方の胸の飾りを口に含んだからだ。
吸血する時とは違う、牙を立ててしまわぬように優しく舌で弄ぶ。
同時に反対の胸も弄び続ける。
それが莉磨には少し刺激が強すぎたのだろう。
うっすらと目尻に涙が溜まり、ひとすじ流れていった。
「し、き……もういいから……っ」
飾りを舐めていた支葵の頭を力なく押し返しながら莉磨はそう言った。
何を求めているのか、彼には聞かなくてもわかった。
支葵はコクンと頷くと一旦莉磨から離れ、着ている衣服を全て脱ぎ去った。
それを見ていた莉磨は初めて支葵の裸を見たわけでもないのに羞恥心で火照った顔をさらに赤くし、枕に顔を埋めた。
戻ってきた支葵は再び莉磨を組み敷き彼女を隠す最後のショーツを剥ぎ取り足を開かせた。
「……濡れてる」
「っ、実況なんかしなくていいから!」
わかった、と本当にわかってるんだかわかってないんだかわからない返事を返すと蜜で溢れかえる秘部に指を一本埋めた。
「あっ…やっ……」
「声、抑えなくていいから聞かせて、莉磨」
必死で声を我慢する莉磨を見かねてそう言えば少し楽になったのだろう。
それでもまだ遠慮していたが唇の隙間から莉磨の甘い声が聞こえた。
1本だった指を2本に増やし、中をかき混ぜる。
いつの間にか部屋の中には莉磨の甘い喘ぎ声と支葵の息、そして卑猥な水音しか聞こえなくなっていた。
遠くから普通科の女子の声が聞こえた。
それでやっと、もう朝が来てしまったのだとわかった。
指を全て引き抜いた支葵は、自身を利磨の秘部につけた。
「……行くよ」
返事の代わりに莉磨は彼の首に腕を回した。

380:支葵×莉磨7
09/02/11 22:53:16 3ex3Bt2q
***
「……て言うか」
事後の気だるい雰囲気の中、莉磨が口を開いた。
「なんで揉むと大きくなる、なんてこと知ってたの?」
「何が」
「(ここまで言わせる気か…)胸が」
ベッドの中で無表情に交わされる会話は情事後とは思えないくらいあっけらかんとしていた。
正直、気だるくても甘い雰囲気など欠片も存在しない。
「前、読んだ雑誌に載ってた」
あの支葵がエロ本、しかも出所は恐らく一条さんかと思考を張り巡らせたが、答えにはすぐ辿り着いた。
以前支葵が表紙を飾った女の子向けの雑誌にそんなことが載っていたような気がする。
それ以前にそれを知っていることは、興味があってその記事を読んだということだ。
彼にしてはすごい進歩なのかもしれない。
「でも硬いってのはちょっと傷ついたんだけど」
「本当のことを言ったまでなんだけど」
そう言うとふわあと欠伸をひとつした。
「だけど今日気づいた」
「何に?」
莉磨が無表情でそう問うと、やはりまた支葵も無表情で答えた。
「莉磨の胸、俺の手のひらサイズ」
するとみるみるうちに莉磨の顔が赤くなっていく。
支葵のこういうところがずるい、そう思った。
(手のひらサイズって……)
「私のはビデオじゃないわよ、馬鹿」
支葵のクセに、と言って彼のそろそろ逞しくなってきた胸に顔を埋め目を閉じる。
そして彼もゆっくりと目を閉じる。
そのままふたりは深い眠りへと落ちてゆく。
夕方、一条がふたりを探しに来るまで―

381:支葵×莉磨8(オマケ)
09/02/11 22:53:51 3ex3Bt2q
オ・マ・ケ~始祖とハンターのはかりごと~

「断る」
ジャキッと、錐生零は血薔薇の銃の銃口を向けた。
向けられているのは―玖蘭枢だ。
「どうしても、と言うのかい?錐生君」
「俺はそんなものに興味はない。それ以上ふざけたことを抜かすようなら……貴様をこいつで撃ち抜く」
もう許さない、と零の目がそう語っているのを枢は感じ取った。
これ以上零を刺激すれば危険が及ぶのは間違いなく枢だろう。
「君はそう言うことに興味はないんだね……僕は優姫の胸の大きさを知りたいだけなのに」
「黙れ!」
元はと言えば枢の一言で始まったのだ。
藍堂が優姫の胸について触れた際、実際はどうなのかと。
だから零に協力を頼んだのだが……
「残念だよ、錐生君。君とはいい関係が築けそうだと思ったのに……ただ、ひとつだけ言っておくよ」
と、枢は自身の人差し指で今自身に向けられている血薔薇の銃を指した。
「それ、上下左右反対になってるよ」
「そんな冗談が俺に……」
そう言いつつも銃を見ると持ち方も銃口も全てが逆になってしまっている。
自分がどう銃を持っているのかも謎だ。
今ここで引き金を引けば、死ぬのは枢ではなく零自身だろう。
吸血鬼にしか効果が及ばない銃と言えど、彼自身も一応「元人間の吸血鬼」なのだ。
と言っても撃ったことがないため効果があるとは言い切れないのだが。
「君も本当は興味があるんじゃないかい?」
もう逃げる術がない。
零はがっくりと項垂れた。枢が勝ち誇ったようにニヤリと笑みを浮かべたのは気のせいだ。
「……俺は何をすればいい」
こうして始祖とハンターの計画は進められていった。
夜も深まった、満月の日のことだった―

382:支葵×莉磨
09/02/11 22:57:26 3ex3Bt2q
以上です!3日間かかりましたが、なんとか最後まで書き上げられました。
自分はどうやら支葵に謝らせるのが好きなようですw(前回投下の>>283>>284
オマケは完全にネタとしてみてやって下さい。

読んで下さった方本当にありがとうございました!

383:名無しさん@ピンキー
09/02/12 04:05:50 EBPG0XKo
おまけに激しく悶えますたw
GJです

そういえば支葵って16歳なんだよね。
この前ファンブック読み直してたら気づいて「ぶほっ」ってなった。
一条の一個下くらいかと思(ry

384:名無しさん@ピンキー
09/02/12 04:26:09 GCzhGiKP
>>382
うわぁ…

385:名無しさん@ピンキー
09/02/13 12:54:05 fKbOfoJT
シキリマ職人さんGJ
藍堂はほんとに馬鹿でいいキャラだ…w

386:名無しさん@ピンキー
09/02/13 23:58:37 tr4Bht5g
シナリオ職人に見えたw

本誌の全サでなぜ優姫のおやすみセットが無いのだろうか

387:名無しさん@ピンキー
09/02/18 20:55:34 yaLOJxTY
>>386
某風紀委員や某寮長が圧力掛けているからじゃね?w

388:枢×優姫
09/02/18 23:06:59 NAeL6EtZ
>>386
普段は投稿しないのだが、おやすみCDを妄想していたら妙なブツができあがってしまった。
折角なのでショタ枢×ロリ優姫でエロパロなのにエロくないブツを投下。
尚、零バージョンは妄想エネルギーが足りないので無理っス。

原作8巻以降未読の方は注意!




~優姫のおやすみCD~

「おにいさま・・・?眠れないの?」
外からの光は差さぬ地下部屋の一室。
吸血鬼の本能が昼前と知らせる時間帯。
優姫はランプシェードの柔らかい灯りに瞼を震わせ、目を開いた。
傍らには大好きなおにいさま。
昼頃になっても未だ本を捲る兄を見上げ、優姫は眠そうに瞼を擦りつつ問う。
「起こしてしまった?」
ごめん、と隣で眠っていた可愛い娘に謝り、乱れた髪を撫でつける。
優姫は子猫のような仕草で小さくあくびをするともぞもぞと隣の兄のひざに乗り上がる。
「優姫・・・?」
優姫の動きを止めることもなく、枢は本をサイドボードに置く。
枢の胸に頭をのせ、優姫の手が枢の頭に伸びる。
「ねーんね、おにいさまが眠くなるまで優姫がこうするの」
さすりさすりと小さな子供の手が枢のやわらかな髪を撫でさする。
ちいさな生き物はねーんね、ねーんねと母親が眠れぬ日にやってくれた事を繰り返す。
小さな、腕の中の愛しい生き物・・・枢にとって庇護すべきちいさきものが枢を子供扱いする。
それはおままごとのようでひどく滑稽なのに・・・
ああ、どうしてだろう。この胸に宿るこの想いは。
泣きたいほどに切なく、暖かい慈雨のように愛しさだけが渇いた心に染み渡る。
枢は優姫の体をきつく抱きしめて彼女に顔が見えないように天井を見た。
「おにいさま・・・?」
どうしたの?と小さく問いかける少女に枢はなんでもないよ。と答えた。
柩の中では見る夢はただ暗く、眠りは優しくもなく、ただ"無"でしかなかった。
愛しい娘の腕に抱かれて見る夢はどんな血よりも甘く優しい。
この時間がずっと続いてしまえばいいのに、と枢は切に願いながら瞼を閉じた。


389:名無しさん@ピンキー
09/02/18 23:08:35 NAeL6EtZ
以上、お目汚し失礼しました。
では通常のROM専門の住人に戻ります。
|ミ

390:名無しさん@ピンキー
09/02/18 23:44:11 UdrqD10/
う、うまい!!GJ

391:名無しさん@ピンキー
09/02/18 23:57:05 HbHfhxZt
GJ!切ない…

392:名無しさん@ピンキー
09/02/20 16:36:00 W1ch2WuF
そういえば「おやすみ」じゃなくて「目覚まし」はあったなw
「起きないと襲っちゃうよ」と言ってくれるボイスが…

優姫は寝ているシーンが多い印象だし、寝姿は扇情的なので堪らない

393:名無しさん@ピンキー
09/02/24 13:08:54 Zcku/+q2
今月のLaLaが暁瑠佳すぎて萌え転げた
寝ててもでこちゅー止まりかよ!とは思ったけど

394:名無しさん@ピンキー
09/02/25 00:01:54 7f1HNn2J
up

395:名無しさん@ピンキー
09/02/26 04:51:35 6pR7dHsk
寝てる相手に唇にキスしたらレイプだ!

396:名無しさん@ピンキー
09/02/28 18:45:33 Q/qEmM6U
今月号の暁(と瑠佳)はよかったなー
なにげに暁も瑠佳に負けず劣らず一途なんだな

397:名無しさん@ピンキー
09/03/01 09:38:48 kYBWuBPZ
せめて1ページだけでもうp

398:名無しさん@ピンキー
09/03/02 00:43:49 oLDipMLi
まぢで?まだ本誌見てないや
脇カプも素敵だから困る
次は支葵莉磨描写こーい!

399:名無しさん@ピンキー
09/03/02 22:33:53 SgsgDG4I
>なにげに暁も瑠佳に負けず劣らず一途なんだな

オット、委員長を忘れてもらっては困る。

400:名無しさん@ピンキー
09/03/08 23:39:27 FgsLN5k5


401:名無しさん@ピンキー
09/03/10 13:04:21 v2aR4MEF


402:名無しさん@ピンキー
09/03/12 01:15:40 EUEK515Q
昔のママン性格違いすぎワロタ
あの娘を兄がどう手篭めにしたのか気になる

403:零×優姫
09/03/14 14:59:40 ibLTjpn/
流れぶったぎります。
どうも。>>283>>372の支葵×莉磨の者です。
>>381のオマケの続編を投下します。零×優姫です。シキリマじゃないよ。
先に381読まれたほうがいいかもしれませんw
またもや胸ネタなんで、苦手な方注意。
あとヘタれ零だとか、むっつり零とかいるかもしれないのでそれも注意してくださいorz


404:零×優姫1
09/03/14 15:00:36 ibLTjpn/
「ああああああっ!」
「くっ……出るっ…ぁ、はあっ!!」
―零の寝室。
優姫はその小さな背中を撓らせ絶頂を迎えた。
その姿は普段の彼女からは想像も出来ない可愛らしい少女の姿ではなく、妖艶な女の姿だった。
そして優姫を抱いていた零も同時に絶頂を迎え、優姫の中に己の欲望を吐き出した。
まだ彼女の中でビクビクと痙攣する自身を押さえつけながら恍惚とした表情で、息を整えようとしている優姫を見つめた。
こんな時零はある一種の優越感に浸る。

『イッた後の優姫の顔は玖蘭枢ですら見たことがない』

ただただ枢に吠えることしか出来ない自分が、ひとつだけ枢よりも勝っていることなのだ。
たったそれだけのことなのに何故か心が満たされる。
優姫の秘められた一面を知っている、それだけのことに。
ふと、まだ繋がったままの彼女を見る。
窓から差し込む月明かりに照らされた優姫の白い肌は、なんとも艶やかで美しい。
そこに一輪、二輪と無数に咲く赤い薔薇は零の所有の証。
明日体育の授業があるのに、と訴えられたのだが止められないものは止められない。
そのままつっと視線を下にずらしていき彼女の控えめな乳房が目に入ったとき、昨日の会話が蘇った。

『君も本当は興味があるんじゃないかい?……優姫の胸の大きさ』

脳内にあの憎たらしい吸血鬼の始祖が出てきて、零は激しく頭を左右に振った。
「……どうしたの…ぜろ……」
優姫の明らかに不審者を見ているような視線にも気付かずに。
事後の雰囲気というのは気だるいようで、それでもどこか甘ったるい空気がただようのにこれで台無しだ。
(確かに優姫は人並みというか並の下というか……)
ふと頭に普通科の女子や、夜間部の吸血鬼の早園瑠佳が思い浮かぶ。
決して、断じて普段彼女らをそういった目で見ているわけではないのだが、彼女らに比べると優姫の胸はお世辞をいれても大きいとは言い難い。
それに優姫の裸を見たのは今日が初めてというわけでもない。
だがそれも含めて優姫には優姫の胸なりのいいところが……


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