【妄想の】武装錬金のSS第12章【ミッドナイトラン】at EROPARO
【妄想の】武装錬金のSS第12章【ミッドナイトラン】 - 暇つぶし2ch544:名無しさん@ピンキー
10/03/17 00:04:30 P5ZiwteP
>>543
で、まだ?
風邪引いて病院からレスしてるんだけど?

545:名無しさん@ピンキー
10/03/21 02:47:39 4oDfqOMB
 「・・・・・ん・・」
斗貴子はゆっくりと目を開ける。ここは?病院?腹部に痛みがある。そうだ、
火渡戦士長から殴られて意識が飛んで、それから・・・そこでカズキのこと
が思い浮かんだ。あわてて周囲を見回す が、求めている人は何処にも居な
い。
「カズキ・・・・そんな・・・」

またあの記憶が蘇る。ヴィクターとの決戦のときのあの言葉・・・
「その約束守れない・・本当にごめん・・・」

「カズ・・・キ・・・」

「コンコン」
突然鳴り響いたノックの音。
「千歳よ 入っても大丈夫?」
声の主は千歳さんだった。斗貴子は目いっぱいに溜まった涙をぬぐい、すぐ
に答える。
「はい・・・」

「カズキは・・月へ行ったのですよね・・」
斗貴子は、千歳が入れたコーヒーの入ったカップを手に、そう質問した。
「ええ・・・・防人君といっしょに昨日出動していったわ。」
「戦士長と?」
「そうよ・・・ヴィクター抑制には、防人君の武装錬金が必要だったから。」
どこか寂しげに、千歳は答えた。 

「カズキは・・カズキは帰ってきてくれるのでしょうか・・・」
斗貴子は震える声でそう言う。
「また、あの時の様に、会えなくなるんじゃないかって・・私は
それが不安で・・・もし本当にそうなったら・・・」
斗貴子はまた目に涙を浮かべて、今にも泣きだしそうな状態だった。
千歳はそんな斗貴子を見て、そっと語った、
「防人君は、今までどの任務に出動しても、必ず帰ってきた。
カズキ君はどう? あの子もいつもぼろぼろになりながらも生きて帰って
きたじゃない? 大丈夫。二人は絶対に帰ってくるわ。」
それを聞いた斗貴子は少し落ち着いた様子を見せた。それだけ確認すると、
千歳は立ち上がり、部屋を出て行った。

それを見た後、斗貴子は布団に潜り、体を丸めて
「・・カズキ・・・・・」
涙を・・・流していた。

546:名無しさん@ピンキー
10/03/21 02:52:13 4oDfqOMB
ようやくUP・・・・
家庭の事情でなかなか進まなかったことを深くお詫びいたします><
今の俺だとこのペースが限界・・・・・

547:名無しさん@ピンキー
10/03/21 13:23:31 eSYxAEoT
>>546
がんばれお前ならできる

548:名無しさん@ピンキー
10/03/21 17:11:10 afsD7xza
斗貴子は武装錬金をもっと有効活用しようといろいろ考えていた。
ポテチを食べるとき手が汚れない、ちょっと遠くのリモコンを取る、
アイロン、ヘアーアイロンなどなど・・・

しかし一番の使用用途はオナニーである。
4本のアームで、あそことお尻と両胸を(ry
また外出時に少し長いスカートをはいて両足のアームで野外オナニ錬金をry
あぁ、くだらないw

549:名無しさん@ピンキー
10/03/21 18:05:42 BhtMI1Ke
バルキリースカートの刃をマジックハンドに付け替えたら…
ただのものぐさに見えるな。

550:名無しさん@ピンキー
10/03/23 01:11:50 4yrr3QOO
アナザータイプはきっとそれ

551:名無しさん@ピンキー
10/03/27 16:31:48 mxT9xQwh
保守あげ

552:名無しさん@ピンキー
10/03/28 16:51:05 m3W6Aemm
カズキでオナヌしてた斗貴子

名前呼んだ拍子にカズキが部屋にガチャリ

仲良くセクロス

構成だけ浮かんだんだが
文才が無くて書けそうにない
職人頼む!!!

553:月見て跳ねる 0/8
10/03/29 21:54:51 5RjEP8n/
SS投下します。
パピヨンと店員さんでほのぼの(?)、キスどまり。小ネタのはずが妙に長く。
かなり少女趣味的で二人が別人のようになってしまったので
興味のない方は以降8レスほどスルーしてください。
それでもいーよと言う方はどうぞ。少しでも楽しんで頂ければ幸いです。

タイトルは谷山浩子さんの曲から拝借。
とあるモチーフも影響を受けています。

554:月見て跳ねる 1/8
10/03/29 21:56:19 5RjEP8n/
 今日も一日が終わる。
 最後の客を笑顔で見送り、変態バーガーもとい某ファーストフード店の店員さんである彼女は、
もうひとふんばり、と元気よく閉店作業に取り掛かった。
 店の前を軽く掃除し、看板を店内に仕舞おうとする彼女の背後に、黒い影が音もなく降り立つ。
「なんだ、もう閉店か」
 低いが張りのある声は、彼女にとって充分すぎるほど聞き覚えのあるものだった。
「パピヨンさん!!」
 振り返った彼女の顔に満面の笑みが浮かぶ。
 客に対する仕事中の笑顔とは違う、ぱっと輝かんばかりのそれは、恋する乙女の表情だ。
 蝶を模したマスクと、バレエダンサーのような全身にフィットした衣装をまとい、その奇抜な
格好とは不釣合いに美しい立ち姿をした異形の男に向かい、彼女はぴょこんと勢いよくお辞儀をした。
「こんばんは」
 声が上ずらないようにと気をつけながらパピヨンに話しかける。
「お久しぶりですね。お忙しいんですか?」
「まぁ、それなりにな」
 パピヨンはいつものように尊大な態度で彼女を見下ろし、それから電気の消えた看板に目をやった。
「近くまで来たついでにと思ったが……店仕舞いの時間では仕方ないな」
「そんな。大丈夫です、どうぞ」
「いいのか?」
 そう聞きはするが、訊ねる口調に遠慮する気配は欠片もない。
 パピヨンは、看板を抱えた彼女と共に優雅な足取りでドアをくぐる。
「名誉店長を追い返したりなんて出来ません。折角来て頂いたのに」
「折角、じゃない。ついでだと言っただろう」
 すかさず入った訂正の言葉に彼女は小さく笑みをこぼした。
 よく判らないが断固として譲れないこだわりがあるらしい。
「判りました。ついで、ですね」
 お客様の機嫌を損ねないようしっかりと同意すると、パピヨンがうんうんと満足そうに頷く。
 なんだか楽しそうだ。
 そう思って、彼女もまた楽しくなった。


555:月見て跳ねる 2/8
10/03/29 21:58:10 5RjEP8n/
「お疲れ様でした」
 彼女はコーヒーを載せたトレイをそっとテーブルに置いた。
 湯気を立てるコーヒーは当然店内最高級品、それにカスタードパイのおまけ付だ。
「いつもながらサービスのいい店だ」
 パピヨンはカップを手に取り、ふん、と鼻を鳴らす。
 美味そうにコーヒーを飲むパピヨンを見つめ、サービスがいいのはこの人の方だと彼女は思う。
 有名人である蝶人・パピヨンの来店に、店内に残っていた他の店員達も驚き歓声を上げた。
 握手やサインをねだったり、携帯電話で写真を撮ったりと、パピヨンを取り囲んではしゃぐ店員達に
対し、彼は嫌な顔一つ見せることなくその要望に応えていたのだ。
 パピヨンは店を訪れると大抵そんな感じで、言動の端々からは気位の高さがうかがえるのに、
周囲への対応は実に気さくで、気持ちがいい程社交的なものだった。
 頼まれなくとも妙なポーズを取っていることも多々あり、もしかしたら人の注目を浴びるのが
好きなのかもしれない。
 正直なところ彼女はパピヨンのことを何も知らず、何を考えているのかも全く判らない。
 凡人である自分には、蝶人を名乗る彼を理解することなど不可能だ、と自虐的に考えてみたりもする。
 パピヨンとのしばしの交流を楽しんだ店員達が帰った後、彼女はパピヨンへの感謝も込めて丁寧に
コーヒーを淹れた。
 パピヨンを煩わせないよう、店のドアは閉め、カーテンも下ろして貸しきり状態にしている。
 二人しかいない店の中は静かだった。
 ふたりきり、という言葉に彼女はささやかな幸せを噛み締める。
「おい」
 不意にパピヨンが声を上げた。
 カップを手に彼女を見上げる。
「お前も飲みたいのか?」
「いいえ?」
 何故そんなことを訊くのだろうと不思議に思いながら、彼女はにこやかに首を振った。
「私は結構です」
「ならじろじろ見るんじゃない」
 ぴしゃりと返ってきた言葉に、彼女は自分がずっとパピヨンを見つめ続けていたことに気づく。
 ぱぁっと顔に血が昇るのが判った。

556:月見て跳ねる 3/8
10/03/29 21:59:42 5RjEP8n/
「すっ、すみません!!」
 慌てて頭を下げるが、そろそろと顔を上げると、やはり視線は吸い寄せられるようにパピヨンへと
向かってしまう。
 すると、彼女を見返すパピヨンとばっちり目が合ってしまい、彼女の躯はヘビに睨まれた蛙の如く硬直した。
 どうしよう。
 彼が帰るまでカウンターの中に入っていた方がいいだろうか。
 おろおろと悩む彼女の姿に、パピヨンは仮面の下でその目を細めた。
 おもむろに立ち上がり、身を屈めるようにして彼女の顔を覗き込む。
 息も掛かる距離に、彼女は息を呑み、その瞳を大きく見開いた。
「……随分と物欲しそうな目をしている」
 低い声が彼女の耳に届く。
 まるで何かの呪文のようだ。
「コーヒーが目当てじゃないなら、何が欲しい?」
 パピヨンがにやりと意地悪く笑う。
 酷い既視感が緩やかなめまいとなって彼女を襲った。
 こんなにも近い場所で彼の顔を見たことが前にもある。
 口唇に甦る、冷たい感触。
 夢の続きを見ているような、何処か現実感のない不思議な感覚に陥りながらも、彼女は間近に
迫るパピヨンをまっすぐに見つめた。
 口唇が自然に言葉を紡ぐ。
「キス、してもいいですか?」
 意識することなく口をついた言葉だったが、少し遅れて知覚した自分の声とその意味にも、
彼女は驚くことがなかった。
 それが自分の先からの望みだったと素直に納得する。
 目の前に立つパピヨン、以前に一度だけ、その口唇に触れたことがあった。
 あの時パピヨンは、悪戯のように彼女に軽くキスをすると、突然の出来事に戸惑い、
腰を抜かして失語状態となった彼女を笑うだけ笑って帰って行ったのだ。
 この先、一体どんな顔をして会えばいいのかと悩み混乱した彼女をよそに、その後も度々店を
訪れるパピヨンの様子は至って変わらず、拍子抜けすると共に彼女も徐々に平静を取り戻した。
 夢だったかもしれない、そう思うことすらある。
 だから確かめたかった。
 あれが夢ではなかったことを。
 口づけを許す程度には、心を許されているのだと。

557:月見て跳ねる 4/8
10/03/29 22:01:02 5RjEP8n/
 以前の彼女なら、恋人でもない相手とのキスなど考えられなかった。
 けれど今は、少しでもパピヨンに近づきたい。
 目の前の彼に触れたい。

 ―たとえ、彼が他の誰かのものだとしても。 

 じっと、すがるようにパピヨンを見つめる彼女から、パピヨンもまた視線を逸らさずにいる。
 ああ、マスクが邪魔だ。
 彼女は少しじれったくなる。
 彼の表情が、感情が、よく読み取れない。
「好きにしろ―と言いたいところだが」
 ようやくパピヨンが口を開いた。
 右腕が彼女の腰を抱き、ぐいと強く引き寄せる。
「ひゃ」
 密着する躯に思わず奇声を上げた彼女の頬には、パピヨンの左手が触れた。
 鋭い爪が柔らかな肌を傷つけることもなく、青白い指先は彼女の頬をしっかりと包み込む。
「生憎とされるのは好きじゃないんでな」
 物憂げな囁きと口づけが、彼女の口唇に落ちた。
 彼女は目を閉じ、パピヨンの胸許をきゅっと掴む。
 やっぱり冷たい―。
 記憶にあるキスと同じ温度に、彼女はあれが夢ではなかったと安堵する。
 角度を変えて繰り返されるキスに、口唇を開き、おずおずと応えた。
 心臓がとくとくと早鐘を打ち、つま先から感覚が消えていく。
 夢でなかったと認識したばかりなのに、また夢の中を漂う心地になる。
 自分のため息を遠くに聴き、呼吸が楽になったとぼんやり思う。
 パピヨンの口唇が首筋に押し当てられていることに気づいたのはその瞬間だった。
 冷たい口唇が首筋を辿る感覚に、紛れもない快感の欠片を覚え彼女は狼狽える。
「まっ、待って! パピヨンさん、待って!!」
 後先を何も考えられないまま叫び、男の胸許をどんを突き飛ばしてしまう。
 口唇は離れたが彼女の躯は未だパピヨンの腕の中にあり、突き刺さるような厳しい視線に
しまった、と思うのはその後のことだ。

558:月見て跳ねる 5/8
10/03/29 22:05:42 5RjEP8n/
「貴様……」
 眉間に皺を寄せ不機嫌を露わにしたパピヨンを目の当たりにし、彼女の全身からは一瞬の内に
血の気が引いた。
「あ、あの、私……っ」
 言い訳をしようにも口の中が乾いて舌が回らない。
「誘っておいて逃げるとは、いい度胸だな?」
 低く、唸るようにパピヨンが言った。
 最悪だ!
 怒らせた、嫌われた。
 絶望で彼女の顔面は蒼白になる。
 どうしよう、決して嫌だったわけではないのだ。
 なんとかしてそれだけは伝えたいと彼女は必死で言葉を探す。
 ―と。
 パピヨンが俯き、くつくつと肩を揺らす。
「パ、パピヨン……さん?」
 彼女がおそるおそる声を掛けると、パピヨンは笑いながら顔を上げた。
 その表情から怒りは感じられない。
「欲がないな、オマエは」
「……はい?」
「他に誰もいないというのに、それ以上のことはねだらないのか」
 それ以上のこと、をダイレクトに想像し、彼女はまたカーッと赤くなる。
「しょ、職場ですからっ!」
「なるほど」
 合点がいったというようにパピヨンが頷く。
「神聖な場所か」
 それもあるが、彼女は毎日ここで一日の大半を過ごすのだ。
 キスだけでも思い出しては取り乱しかけるというのに、それ以上のことなどをしてしまった
日にはのた打ち回って仕事が出来なくなる。
 しばらくは今日のことを思い出しては動揺を隠すのに苦労するだろう。
 後悔はしていないが場所だけは考えた方が良かったかもしれない。
 彼女は両の頬をぱたぱたと叩いて火照りを冷ます。

559:月見て跳ねる 6/8
10/03/29 22:06:54 5RjEP8n/
「やっと面白くなった」
「何がですか?」
「この頃のオマエは普通だからな。赤くなったり青くなったり奇声を上げたり、おたおたと
挙動不審でないとつまらん」
 要はまたからかわれたと言うことだろうか。
「そんなので面白がらないでください」
 彼女は、き、とパピヨンを睨んだが、彼を怒らせたわけではなかったと安心する気持ちの方が
大きく、情けなくも迫力不足は否めない。
 それでもパピヨンが笑っているので、彼が楽しいならいいかと思ってしまう辺りが重症だ。
「何かに似ていると思ったら、あれだな。ハムスターだ。いつもちょこまかと落ち着きがない」
「……ねずみですか」
 彼女はがっくりと肩を落とす。
 どうせならもっと可愛い動物にたとえて貰いたい。
「不満そうだな。悪くないぞ。ねずみも」
「動物が好きなんですか?」
「悪くない。欲望に忠実で、生きることに貪欲だ。何より、嘘をつかない」
 そう言って横を向いたパピヨンの目に、一瞬、昏い陰が差したように見えた。
 まるで人間は嘘ばかりつくと言わんばかりの物言いだ。
 心臓をきりきりと締めつけられるような痛みに、彼女は口唇を噛んだ。
 パピヨンから信用していないと言われたようで悲しい。
 怒らせて嫌われたと思った時よりも悲しかった。
「……私だって、パピヨンさんに嘘をついたりなんかしません」
 彼女はパピヨンの横顔に小さく訴える。
 心細さに震えた声では彼の心に届くまいと、己の不甲斐なさを呪いながら。
 けれど。
「だからねずみだと言った」
 返ってきた声は存外に温かかった。
「え?」
 再び彼女を見たパピヨンに先ほど感じた陰は微塵もない。
 その表情は明るく、陽気で自信と誇りに満ちて居丈高な、彼女がよく知るパピヨンの姿だった。

560:月見て跳ねる 7/8
10/03/29 22:09:08 5RjEP8n/
「そうだな。ねずみが気に入らないならうさぎにしてやろう」
「どうしてもげっ歯類なんですね」
「粗忽者。うさぎはげっ歯類じゃないぞ」
「そんな知識はどうでもいいです」
 ちちちと指を立てて間違いを指摘するパピヨンに、彼女は脱力してうなだれる。
「似ているじゃないか」
 パピヨンは手を伸ばし、曲げた指の背で彼女の目じりを軽く撫でた。
「目が赤いぞ」
「これはっ」
 さっき悲しくて泣きそうになったからだと言うに言えず、彼女はもごもごと口ごもる。
 パピヨンの手は頬を下り、彼女の短いお下げをくるりと指先に遊ばせた。
「耳もある」 
 パピヨンは笑い、うさぎで遊ぶのに気が済んだのか、彼女から離れて椅子に腰を下ろした。
 とうに冷めてしまったカップを彼女に向かって掲げながら、
「似ているだろう? オマエは俺を見るとぴょこぴょこ跳ねるしな」
 とくり、と。
 パピヨンのなんでもない言葉に、心臓がまた音を立てた。
 とくり。
 それは、あなたが好きだから。
 ただ恋しい人の姿を見かけるだけで、心も躯も躍るからだ。
 この些細なやり取りに、彼女は今一度パピヨンに恋をした。
 既に焦がれた人なのに、募る想いは限りがない。
「パピヨンさん」
 彼女はパピヨンの傍らに立ち、その名を呼んだ。
「パピヨンさんは、うさぎは好きですか?」

“ワタシノコトガ、スキデスカ……?”
 
 少しでも。
 ほんの少しだけでも。

 彼女の心を知ってか知らずか、パピヨンは薄い笑みを浮かべ平然と答える。
「嫌いじゃないな」

561:月見て跳ねる 8/8
10/03/29 22:11:47 5RjEP8n/
 彼女にはそれで充分だった。
 彼がうさぎを信頼に足る存在だと思っているのなら、それに彼女が似ていると言うのなら。
「パピヨンさん」
 全てを自分に都合よく解釈しているだけだとしても、その言葉に勇気を貰った彼女は、
ずっと言いたかったことを口に出して言った。
「私、あなたが好きです」
 少しも飾ることのない、心からの想い。
「そうか」
 パピヨンの返事はそっけなかった。
「はい」
 それでも彼女は笑顔で頷き、パピヨンは何事もなかったようにコーヒーとパイを口に運ぶ。
 短い答えは、拒絶か容認か、それとも。
 それ以上はお互いに何も言わず何も訊かなかった。
 パピヨンがコーヒーとパイを片付けて席を立つまで二人は無言だったが、その沈黙さえも
彼女にはやさしく心地が良かった。

 店を出るパピヨンの背に彼女は訊ねる。
「お味はいかがでした?」
「美味、だな。デザートにも力をいれているようで結構」
「ありがとうございます」
 彼女は店員の顔で深々と頭を下げる。
「またいらしてくださいね? いつでもお待ちしてますから」
「当然だ。この店は気に入りだと言っただろう」
「そうでした」
 彼が初めて姿を見せた日を思い出し、彼女は笑った。
 パピヨンも何か思うところがあったのか楽しげに口許を歪める。
「またな」
「おやすみなさい」
 別れの挨拶を交わすとパピヨンはふわりと宙に浮き上がり、あっと言う間に空高く
舞い上がって行った。
 夜の闇に紛れてその姿はすぐに見えなくなる。
 しばらく見送ってから、彼女も歩き出した。
 次に彼と逢える日に想いを馳せながら、うさぎのように軽い足取りで。

562:名無しさん@ピンキー
10/03/30 15:59:39 AdY3pnRf
GJ
少女趣味的という点でどうしようか悩んだけど、読んで見たら面白かった
別人のようになってたかどうかはともかくとして、結構情景浮かんだ…


563:名無しさん@ピンキー
10/03/31 12:47:25 UMNtuoFz
GJ!
まさかのパピヨン×店員さんwと思ったけど、いい感じにストロベリってて良かった。

パピヨンはいざコトに及ぶときはどこから出すんだろう?やっぱ全部脱ぐのか?

564:名無しさん@ピンキー
10/04/16 20:08:54 M+TqkSOy
遅くなったけどGJ!
そういえば以前にパピヨン×店員さんのがあったよね

565:お題:「中出し」
10/04/19 16:42:13 S+xAdE2O
SS投下します。

-------------------------------------

1人目:「ひっ、避妊をするのは当たり前だろう!?
私達はまだ学生なのだからな!」


2人目:「あの人ったらそういうことに関しては真面目なのよねぇ…。
間違いが起こりようもないのよね。真面目すぎていい加減嫌になるわ。
いっそ、今度安全ピンでゴムに穴開けとこうかしら」


3人目:「あ?避妊?そんなもんするかよ。
うまくいきゃ孕ませて一生側に置いとく口実ができるじゃねぇか。
 ・・・まぁアイツまだ体ができあがってねぇから、孕めるかどうかはわかんねぇけどな」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

三者三様ということで^^

短くてごめん!

566:火×毒(1/5)
10/04/23 16:36:32 mzAdEFP7
SS投下します。
連投ゴメンナサイ


華花たん14歳くらい、ガスマスクなしの設定。

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毒島華花は10歳の時に家族をホムンクルスに殺され、孤児として錬金戦団に保護された。
保護された当初、心因性による極度の低体温の症状が彼女を苦しめていた。
そこで治療の為、平熱が飛び抜けて高い火渡戦士長に白羽の矢が立った。
毎日裸で添い寝し、人肌の体温を与えることが症状の改善に一役買った。
「ガキに欲情するわけねぇし、まぁ抱き枕みたいなモンだろ」と火渡り自身もその時は深く考えていなかった。



ある長期の任務の後、火渡は久々に戦団本部に戻って来た。

久しぶりに毒島を抱えて寝たその晩、火渡は夢を見た。
下半身が熱く火照り、挿入している感触までやたらとリアルな性的な夢だった。
あーコリャ大分溜まってんなぁ、近々風俗行くか・・・と夢半ばに思ったその瞬間、
啜り泣くような声で目が覚めた。

気が付くと、毒島の細く小さな体を組み敷いていた。

「ッ痛・・・火渡様…嫌…ぁっ!!」
不 味 い、寝惚けてヤっちまった。

火渡が固まっている一瞬の隙に、毒島は体を離し、
ジャケットをひっ掴み、下着も付けず泣きながら部屋から出ていった。



不 味 い 不 味 い 非常に不 味 い。
とりあえず話せば分かる、寝惚けるのは誰にでもあることだ。
しかしまだ14になったばっかりだってのに、毒島には悪ィことしちまった。

567:火×毒(2/5)
10/04/23 16:37:52 mzAdEFP7
火渡は慌てて後を追いかけた。
廊下を通りかかった犬飼に、「オイ、毒島見なかったか」と尋ねた。

「毒島さんなら大戦士長の部屋の方向に走って行きましたよ~。
なんか前はだけてましたけど、・・・まさか戦士長、彼女の事手篭n熱い熱い熱い!!!」

犬飼はメガネを叩き割られた上服も燃やされ靴下オンリーになった。
「目がー目がー!」という絶叫が辺りに響き渡ったが、日常的な光景なので誰も気に留めなかった。



火渡は、大戦士長・照星の部屋の前に着いた。
戦団を統括する大戦士長の個室ということで、厳重なセキュリティが敷かれている。
火渡は乱暴にドアをノックした。

ドアが開いたその瞬間、火渡の喉笛にものすごい勢いで肘鉄が突き刺さった。
「ッ・・・カハッ・・・!!!」
「この糞ロリコンがァ年端も行かない子供相手に火遊びも大概にしろよォォ!!!!!
 去勢されないだけマシだと思いなさいHAHAHAHA!!!!!」

火渡をしこたま殴った後照星は、毒島は「今は混乱しているから会いたくない」と言っていると吐き捨て、
血達磨になった火渡を蹴り出した。



火渡は核鉄で砕けた喉の骨を治療しつつ逡巡した。
「あの変態老頭児ことだ、慰めるフリをして手を出さないとも限らない。
 いやあのジジイなら本当にやりかねん、
 前からあんまりいじめるようなら毒島を大戦士長付の秘書係に転属させるとか言っていた位だ。
 ・・・毒島は早急に回収しないとヤベェ。」



入り口のセキュリティの突破はさほど難しくなかった。
厳重なセキュリティと言えど、所詮管理しているのは人間である。
翌日セキュリティ担当職員を軽くド突き回し、施錠を無理矢理解除させた。
後は照星が外出する時間を見計い、何食わぬ顔で部屋に入るだけである。


568:火×毒(3/5)
10/04/23 16:38:58 mzAdEFP7
「オイ、戻るぞ」
オートロックのはずの入り口が不意に開き、今は顔を合わせたくない人物No.1の突然の来訪に
毒島は驚き困惑した表情を浮かべた。

「や、あの、・・・きゃんっ!?」
火渡は戸惑い抵抗する毒島を強引に抱えて部屋に戻った。



「火渡様、あのっ、私この間のことは忘れますから・・・!だっだから、火渡様も忘れて下さい、
・・・寝惚けたんですよね?悪いのはいつまでも火渡様に甘えていた私ですから・・・!!」
毒島は言いながら後ずさり、火渡と距離を取ろうとした。
その怯えた表情は、火渡の嗜虐心をくすぐるには十分だった。

火渡は毒島をベッドに突き飛ばした。
間髪入れずのしかかり、 体重を掛け抵抗できないようにした。
隊服を無理矢理脱がせ、下着も剥ぎ取り、手の届かない所まで放った。

耳の付け根から首筋に舌を這わせ、乳首に軽く歯を立てる。
「あ・・・ッ!!!きゃうっっ!!!!!」
敏感な部分に熱い舌が這いずる。毒島は体を硬直させた。

「ひっ火渡様!!!他の事ならなんでもします!!……だからこれだけはお願い、やめて、下さい……!!」
「うっせ、仕切り直しだ。今まで散々面倒見てやったんだ、上司様に少しぐらい恩返しやがれクソガキ」

そもそも今までの関係こそが不自然だったのだ、と火渡は思った。


「舌を出せ」
投げ掛けられた言葉の意味が解らず、毒島は身構えた。
「言われた通りにしろっつんだよ」
恐る恐る毒島は、桃色の小さな舌を差出した。
毒島の口の中に火渡の舌が侵入し、その小さな口の中を犯す。
「んっ!んんッ・・・ンッ、ッぁ・・・!!!」
舌の付け根から深く吸われ、毒島は身悶えた。
苦しげな様子の中に、恍惚の表情が垣間見えたのを火渡は見逃さなかった。


569:火×毒(4/5)
10/04/23 16:40:13 mzAdEFP7
火渡は毒島の足を強引に大きく開かせた。
「やっ、恥かしいですッ、嫌だッッやだ・・・!」
毒島は足を閉じようと懸命に抵抗するが、所詮火渡の力には敵わない。
クリトリスを剥き、大量の唾液をまぶし、執拗に舌で愛撫する。
「……ッ、……ん、ッあぁぁっ……んッッ!!!!!」
毒島は初めて味わう絶頂の感覚に驚き、堪えられず腰を震わせ悶えた。

「イヤイヤ言う割にはしっかり感じてんじゃねぇかエロガキ。こんだけ濡れてりゃ痛くねぇだろ。
 …もう挿れっぞ」
「やっ、ま、待って・・・待って下さいお願い・・・
 ッア!!!・・・んっっっ!!!!!痛ッッ・・・嫌ぁっ!!!やっぱり嫌ぁっ・・・!!!!!」
「うるせぇぞ、もういい加減観念しろ。まだ根本まで入ってねぇ」
涙目で必死に抵抗する毒島の腰を押さえ付け、火渡は無理矢理根本まで挿入した。
「痛い・・・!!!アッ・・・ッあああッ!!!んッ、ッッ・・・!!!ッ・・・ッ!!!」

体型的に膣が狭いのと、愛液でズルズルなのが相まって物凄い感触である。
「・・・悪くねェな。育て方次第で化けるな」
火渡は激しく腰を打ちつけるのを途中で止め、今度は壁を擦り上げるように動く。
「ああッ!!!!やっ、それ、・・・・・・ッあああああッ!!!!!」

ふわふわの栗色の髪を振り乱して悶える毒島に、火渡はもう一度口付けた。
今度は素直に口を開く。
火渡は唾液を大量に流し込んだ。
「んッッ・・・!?ッゴホッ!!!!」
毒島は驚いてむせた。
「こぼしてんじゃねぇよ、ちゃんと全部飲め」
ニヤニヤと意地の悪い笑顔を浮かべる火渡を見て毒島は、この人は本当に根っからのSなんだなぁ・・・と改めて思った。
逃げるつもりはなかったが、まさか連れ戻されて再度犯されるとは。人非人にも程がある。
が、到底嫌いになれるはずもなかった。
戦団に保護されてから数年、保護者だと思っていたはずの男は、この夜一人の雄に変貌した。


570:火×毒(5/5)
10/04/23 16:49:41 mzAdEFP7
怒張した雄根を一度抜き、毒島をうつ伏せに押し潰し、火渡は再び挿入した。
後ろから突き上げることで、毒島の反応が明らかに変わった。
「きゃあッッ・・・!!!!苦しい・・・です!!!やぁっ、破れちゃうッ、アッ、やぁあああっ!!!!!」
「我慢しろ、もうすぐだ・・・ッッ!」

その刹那、白い分身が毒島の背中に飛び散った。


毒島は、上司の体調管理は部下の務めだぜ、これからもせいぜい励めよ、という声を
遠のく意識の中でが聞いた気がした。

--------------------------------------------------

神職人さんたちに比べたら超未熟でごめんなさい。

少しでも楽しんでもらえたら幸いです。

571:名無しさん@ピンキー
10/04/23 19:05:57 8UzWdyHN
グッジョブ

……まったく、火渡はロリkうわなにs

572:名無しさん@ピンキー
10/04/23 23:20:00 mzAdEFP7
>>571が燃えちゃった・・・

ありがとね。
またがんばって書くよ。


573:名無しさん@ピンキー
10/04/24 23:58:25 DCFNHnHs
_|\○_ヒャッ ε=\_○ノ ホーウ!!

脳内再生したら元気出た!
これから朝昼晩それぞれのお勤めを教え込まれる訳ですね、わかりますとも!
ょぅι゛ょ相手にけしからんですねこのヘタレドSが(゜∀゜)=3=3

574:名無しさん@ピンキー
10/04/25 12:23:33 QNd/FEh9
>>573

566-570です。
そう言われて俺も元気出た!

今銀成学園文化祭ネタでまた火毒書いているところなので、
仕上がったらこっそり投下するよ


575:火×毒 銀成学園文化祭(1/4)
10/05/01 12:49:29 ee12W9IE
銀成学園の文化祭】


火渡が教師、毒島が生徒として銀成学園に編入してきて数ヶ月、学園は文化祭の時期を迎えた。



毒島が所属するクラスの出し物はコスプレ喫茶。(発案&企画@武藤まひろ)

文化祭なんてガキの行事、くっだらねぇと思いつつ巡回していた火渡は、
毒島のクラスを通りすがりに覗いた瞬間、驚いて目を丸くした。


まひろからナース服を借りた毒島が接客をしていたのである。
他人の視線を浴びるのを嫌って普段肌を出さない毒島が、
白いミニ丈のナース服に黒のニーソックスを身に付けている。

それは実年齢より幼い容姿の毒島に妙に似合っていた。

「あ、火渡さ…先生いらっしゃいませ♪」
「てっ、てめぇは・・・なんつー格好してやがる…!!!」

「あっ火渡せんせー!似合ってるでしょー?華ちゃんは絶対こういうのが似合うと思ったんだ♪
なぜなら私はコーディネートの達人なのだー!」と、まひろは自信満々に言い放つ。

こんな格好で毒島がウロウロしているのを放っておいたら、
盛りがついて四六時中ムラムラしているバカ男子の格好の餌食になる。
これ以上ここには置いておくのは危険だ。


「ひゃんっ!?」
「おめーは説教だ!オイお前ら、これはただの教育的指導だからな!」と言い残し、
ポカンとしているまひろ達を置いて、火渡は毒島を担いで教室を出ていった。



576:火×毒 銀成学園文化祭(2/4)
10/05/01 12:53:45 ee12W9IE
火渡は教官室のソファの上に毒島を放り投げた。
「文化祭だからっつってハシャいでこんなもん着てんじゃねぇよ」

それにしてもけしからん。見れば見るほどけしからん。
こんなガキに妙な気持ちになるようなもん着せやがって、武藤の妹はどういう趣味をしてやがる。
兄がアホなら妹もアホだ、兄弟揃って俺の気に触る事ばかりやらかしやがる。


「以後気をつけます。でも火渡様、私一度戻らないと・・・。
給仕のお仕事が途中ですから、クラスの方にご迷惑を掛けてしまいますので」
「・・・おい看護婦サン」
「はい?・・・あっ火渡様、今は看護師さんって言うんですよ」
「イチイチうっせー奴だな・・・
 ハイハイ看護師サン、って、これでいいのかよ。
 ・・・僕×××が腫れて痛いんでェ治療してほしいんですけどォ。
 ×××に毒が回ってるみたいなんで、・・・あーコリャ毒抜きしないと駄目だな~」
「はっ!?ちっ……!?ってええええええ!!!!!!?」
「いいから咥えろっつってんだよあほ!!!!!言う通りにしろ!さっさと始めろオラ!!」


またこの人はとんでもないことを言い始めた…!と毒島は頭を抱えた。
この元・上司様はいつも一度言い出したらき聞かない。
言わば不条理・強引・我が儘の権化みたいな存在の男である。
せっかく初めての学校行事をを楽しんでいたところだったのに・・・というよりもそもそもここは神聖な学校内なのだが。
しかしここで口答えをしても無駄であることは分かっていた。
すぐに終わらせて手伝いに戻れば問題ないだろう、と毒島は覚悟を決めた。


「し、失礼します…」
毒島は震える手でジッパーを下ろし、
既に赤黒く怒張している雄根の根本に両手を添え、その先端に軽く口付ける。

「んん……、熱くて…大きい・・・です」
「デカイってどこの男と比べてんだお前」
「えっ!?そんな、違います…!」

まず亀頭に舌を這わせ、唇全体を裏筋に擦りつけた。
舌の力を抜いいて竿を優しく上下に舐め上げ、唇で裏筋をつまむ。
雄根全体をくわえ込み、故意に卑猥な音を立てながら、上下に強く吸う。
毒島の小さな口には雄根が全部入り切らず、喉の奥で擦れる度に苦しそうに呻く。

「んっ・・・んんっ・・・ぅ・・・ぅん・・・ッちゅっ・・・じゅくっ・・・ぷはぁっ・・・」
雄根から先走った液が溢れたので舌で舐め取り、飲み下す。

「……フン、大分巧くなったじゃねぇか。・・・ちゃんと俺の目を見てしゃぶれよ」
「やっ・・・!そんなの・・・恥ずかしい・・・です・・・」
火渡は、この従順で可憐な少女を独占している優越感に思わず頬を弛ませた。


・・・ガチャッ!
その時、タイミング悪く剛太が教官室に入ってきた。

「しっつれいしまーす、火渡せんせー単語テストのプリント集めてきましたー・・・
 ……ってのわぁぁぁあああ!!!!!」
「ッッてんめー・・・・・・空気読めボケカス!!!死ねっ!」
「見てません!!!僕は何にも見てませェん!!!!!」

火渡は手元にあったガラスの灰皿をぶん投げた。
灰皿は剛太の眉間にクリーンヒットした。   剛太、死亡。

577:火×毒 銀成学園文化祭(3/4)
10/05/01 12:56:07 ee12W9IE
「きゃっっ!?いっ、今誰が入ってきたんですか?」
股間に顔を埋め押さえ付けられている毒島には状況が分からない。

「何でもねぇ、ただの出歯亀だから気にすんな。続けろ。」
「出歯亀って、根来さんですか?」
「ちげーよ!いいから続けろ!!・・・もういい、邪魔が入る前に一回イくぞ」

火渡は毒島の頭を無理矢理押さえ付け、ガチガチに勃起した雄根を喉の奥に打ち付けた。

「んくっ!息、できな…・・・っ苦し…ッ!!!んぐぅっ・・・・・・!!!!」
「出すぞ、こぼすなよ……ッ!」
火渡は毒島の口内に発射した。

「ゴホ……ッ!!!ん…んん!!ごくん・・・っ!ッはぁっ、はぁっ………」
「よーし、全部飲んだな」
「最後のはひどいですぅ・・・」
弱々しく抗議しつつも、頬を上気させ目を潤ませている毒島。
火渡は満足気にその表情を見降した。


部屋の入り口で物言わぬ屍になっている剛太を蹴り出して鍵を閉めた後、
「攻守交代だな」と火渡は言い放った。

ナース服姿の毒島の下着だけ剥ぎ取り、ソファの上で大きく開脚させ、前戯もそこそこに繁みに指を沈める。

「嫌あっ……ッ!ひわたり、さまぁッ……そんなところ・・・ンンッ!あッ!!やっ、そんなに弄らないで……ッッ!」
「嫌がってる奴の面じゃねぇなぁ、お前もうグッショグショじゃねぇか、咥えただけで濡れやがって」

体をくねらせて抵抗する毒島を押さえ付け、奥の方のザラザラした部分を激しく指で擦り上げる。

「やっ、やぁっ・・・・・・!!指ッ、そんなに激しく動かさないでぇ・・・!!!!」
「腰が上がってんぞ、毛も生え揃ってねぇのに下半身は育ってきたな・・・。
そんなに大声出すと外に聞こえちまうぞ?」
「あああっ!!!やだぁ・・・っっう!!」
声を押し殺すことにより逆に被虐的な快感が高まり、毒島はあっけなく絶頂に達し、花芯から大量の蜜を溢れさせた。

「手マンで潮吹きやがって、・・・そんなに悦かったか?」
「はぁっ、はぁっ……ううっ・・・ぐすん。もういいですか?火渡様、じゃあ私、そろそろ教室に戻りますから・・・」
「あー?何言ってんだ、今からがホンバンだぞ?もっとヨロコばせてやるから覚悟しろよ」
「えっ!?やッ、それ、挿れっ!!!?ッッ嫌あああぁぁぁー!!!!!!!」
「まぁ俺が満足するまで付き合えや」



~しばらくお待ち下さい~

578:火×毒 銀成学園文化祭(4/4)
10/05/01 12:58:36 ee12W9IE
何度目かの絶頂で気を失った毒島が再び目を覚ました時には、辺りは既に暗くなっていた。

「やっと起きたか。お前のクラスもう片付け始まってっぞ。
・・・あー、服がクシャクシャになっちまったな。武藤の妹には新しいの買って返すか。
制服取ってきてやるからお前はここで待ってろ。」
「ううっ…初めての文化祭だったのに…ぐすっ」
「まぁいいじゃねーか、今日一日お前は俺と楽しんだんだからよ」

火渡は毒島のふわふわの髪を撫でてくしゃくしゃにした。

――――――――――――――

>>574です。書き上がったので投下します。

とりあえずフ○ラシーンが書きたかったんです(´д`)

他の人が書いた火毒も読みたいよー!!!

579:名無しさん@ピンキー
10/05/01 22:07:06 alg+7yxx
待っていたぞ!(゜∀゜)
それどんなイメクラですかまったくけしからんですねハァハァ
規制で携帯からしか書き込みできなくて、く、くやしい(ビクビク

580:名無しさん@ピンキー
10/05/02 00:13:24 8GVFVCne
まったくもってけしからんな GJ
それにしても剛太カワイソス
ちーちんに手当てしてもらうといいよ

581:火毒1
10/05/02 19:58:41 ukOVCpza
とある昼下がり。毒島は保健室の棚を物色していた。
「え~と。消毒液は…と…」
「うるせぇな。さっきから何ガサガサやってんだよ」
不意にカーテンの向こうから投げかけられるその声に、毒島は飛び上がらんばかりに反応する。
「うわっ、火渡様っ!?何してるんですか?授業は…」
「質問に質問で返すんじゃねぇ。5時間目に授業入ってないから寝てた」
声の主─火渡が荒々しくカーテンを開ける。
寝起きの為か、少々不機嫌そうな様子だった。
「すみません…(って言っていいのかな…)茂みに入ったボールを取ろうとして、枝に引っかけちゃって…
一応、洗い流したんですけど、消毒液が切れてるみたいなんです」
そう言うと、うっすらと血のにじむ腕を差し出す。
「んなの、ツバつけときゃ治る。元戦士が甘ったれんな」
面倒くさそうに立ち上がると、そのか細い腕を掴み、引き寄せた。
「ひゃぅ…ッ」
「これぐらいの事でいちいち大袈裟なんだよ」
「や…火渡様、くすぐった…!」
生暖かい舌が傷口をなぞる。
痛い様な、痒い様な、ゾクゾクとした感覚が走る。
「ひ…火渡様っ…」
「あぁ?」
「も、もう大丈夫ですから…」
濡れた患部が空気にさらされる。
毒島は高鳴る胸の鼓動を悟られない様に、平静を装った。
「火渡様、こんな所で不謹慎です」
「先生が生徒の傷口を舐めてやるのが、どう不謹慎なんだ?ん?」
わざと意地悪そうに笑うと、枕元の教科書とプリントを束ね始めた。
毒島は気付かれない様に、その傷口にそっと唇を寄せた。微かに煙草のにおいが残る。

「い…ッて…!」

聞き慣れぬその言葉に、毒島は振り返った。
見ると、ベッドに腰掛けた火渡が人差し指の根元を押さえ、唸っていた。
「どうしたんですか?」
「くっそ~、プリントで指切った。地味に痛ぇ~ッ」
武装錬金の特性で火炎同化できていた以前とは違い、核鉄のない今は、
たった紙切れ一枚でもダメージを与えるのに充分な武器となる。
「勤務時間にこんな事をしているからバチが当たってんですよ」
足元に散らばるプリントを拾い上げると、ずい、と鼻先に差し出した。
「あー、もう駄目だ。出血多量で死ぬ」
「元戦士長が何を甘ったれた事言ってるんですか。大袈裟な」

582:火毒2
10/05/02 20:00:58 ukOVCpza
先程の仕返しとばかりに毒島は言い放った。
「血文字でお前の名前をダイイングメッセージにして残すぞ」
「どうぞご自由に」

「ん…っ」
遠慮がちに舌先を伸ばし、傷口にそっと触れる。
痛みなのか、火渡の腕が微かに震えた。
火渡はされるがままにしていた指先を、ゆっくりと唇に割り込ませた。
「んふ…!」
それに驚いた毒島が身を引こうとするよりも早く、空いたもう片方の手で頭を押さえられる。
「や…ひわた…んむッ」
「サボってないで、傷の手当てを続けろ」
やがて指は上顎や小さな舌をなぶり始める。
「や…んぷ…っふ…」
指を引き抜こうとすると、それに合わせて毒島の頭も前のめりになる。
「何だ?傷の手当てすんのに、随分と気分乗ってんじゃねぇの?」
「あぅ…火渡様が変な事させるからです…もういいですか?血は止まりましたよ」
毒島は口元に溢れた唾液を拭う。
「そうだな。血液は違う所に集中したからな」
「や…だ…火渡様…っ駄目ですっ、こんな所で…!」
言葉ではそう言うものの、体はどう対応したらいいのか、躊躇いを見せた。
「ん…!」
耳に熱い吐息がかかる。毒島は小動物の様に、ふるふると震えた。
「…バーカ」
「え…っ」
涙目をうっすらと開けると、火渡がいつもの意地悪そうな笑みを浮かべて頭をグシャグシャと撫で回す。
「うゅ…っ」
「いくら俺でもこんな所でヤらねぇよ。いちいち本気にするな。もっとも、お前がそうしたいな…」
言い切らない内に枕が飛んできた。


ヌルくてスマンがヨソから書き込んでみた@579

583:名無しさん@ピンキー
10/05/02 21:53:39 EIndpeXU
>>581-582

いいぞもっとやれ

絵板の方も華たんがうpされてるし火毒祭りDA!!!

584:名無しさん@ピンキー
10/05/03 00:46:08 SgRJw63B
>>578です

>>582
GJ!!(゜∀゜)

>>579>>580
読んでくれてありがと、
またエロいやつ書く気力が湧いてきたぜww

585:579
10/05/04 08:38:15 9t3Z+/zE
オチがまとまらずに放置状態だったのを、投下してから思い出したんだ、ぜ…
自社生産もいいが、他社生産も嬉しいので、他キャラ作品も期待
ではまたROMに戻りますノシ

586:名無しさん@ピンキー
10/05/15 11:48:58 MaZfSGpt
ふたなり書くって言ってた人はどこ行った

587:名無しさん@ピンキー
10/05/19 19:09:19 SMJhyIxz
宿敵と月に行ったのか

588:名無しさん@ピンキー
10/05/28 12:23:31 OVQU0fWX
そうかも

589:名無しさん@ピンキー
10/05/29 17:02:43 U+nCBsyp
女体化書くって言ってた人も一緒にか

590:名無しさん@ピンキー
10/05/31 00:29:09 0IC2OaIx
ふたなりって誰だろう

①とっこさん
②桜花
③まっぴー

591:名無しさん@ピンキー
10/06/01 23:01:01 zTUaBzim
桜花さんがいいけどまっぴーでもいいな
両方使った気持ち良さに流されそうで。とっこさん襲ってくれてもいい

592:名無しさん@ピンキー
10/07/06 02:16:58 TfZtQZ8S
保守

593: ◆f2oDWArF9w
10/07/13 01:37:28 xBWl/DOk
ヴィク子が人間に戻った前提でのソウヤ×ヴィク子ネタを投下する


その前にちょっとした発見
ソウヤのイニシャルはSM
ソウヤ×ヴィク子を同じようにイニシャルになおすと
SM×VP→SMVP
→S,MVP
つまり、一番輝いたサドもしくは一番活躍したサド
うん、どうでもいいな

では投下します



594:中の人ネタでもある ◆f2oDWArF9w
10/07/13 01:39:23 xBWl/DOk
ヴィク子「フ~フフン」
ソウヤ「雑誌なんか見て、欲しい物でもあったのか?」
ヴィク子「別に、去年着てた水着が着れなくなったから、代わりのを探しているだけよ」
ソウヤ「そうか、(人間に戻った事で成長するようになったのか)そりゃ良かったな」
ヴィク子「ん、うん、ありがと。あ、着れなくなった水着だけど、あんた使う?」
ソウヤ「女物の水着なんて着るわけないだろ」
ヴィク子「スクール水着なんだけど」
ソウヤ「……ス・スク水だろうと関係ないだろ!それより使うってどういう意味で言った!」
ヴィク子「ツッコミ所満載ね。フフフ」


595:名無しさん@ピンキー
10/07/16 00:36:41 0SB36J/q
ラブくてGJ!
ところでソウヤ君、君のお父さんのお友達がそのスク水に
とても興味を示しているようですが?

596:名無しさん@ピンキー
10/08/04 08:03:09 gneb6ctF
女体化小ネタ(エロス無し)ってここに投下して平気?
エロ無しでもあっちのスレの方がいいかな?

597:名無しさん@ピンキー
10/08/04 10:39:48 TPyZCvPB
個人的には、今までの特殊な内容と同じように注意書き+数行下げとか
『苦手な人はタイトル・IDをNGにしてください』でいいと思うけどねえ
ここも過疎ってるし何か投下があると有難い

598:名無しさん@ピンキー
10/09/11 23:27:03 3Cg9mW4H
保守を兼ねて

或る男子高校生達のありがちな会話

「毒島しゃ~んprz」
「まあまあ岡倉君、そんなに気を落とさないで、毎度のコトなんだし」
「そうだぞ岡倉、元気だせよ!慣れっこだろ?」
「カズキのいうとおりだ。嘆いている暇があったら次を探せ」
「(ああ、いつものコトなんだ、つーかコイツら地味にキツいな)」
「うるしぇえェェェ~ッ!よりによって火渡先生とだなんてェェェ」
「それにしても教師と女子生徒の恋愛とは……」
「……そういえば昔、そんなドラマがあったよね?
題名なんだっけ?剛太君、覚えてない?」
「あ、いやオレは……
その、昔はあんまりテレビとか見てる暇なかったから……」
「!そうそう、あったあった!まひろと一緒に見てたよ!
主演は……ほらアクションで有名な、えーと名前は~」
「あーあったあった!主題歌でハートがブルーになっちまうんだ。
いや、いい曲なんだけどさ」
「あれは」
「確か……」
(ピコーン!)
「「「「 調教師びん○ん物語 !!」」」」
ガラガラガッシャーン!
「馬鹿野郎ォォォッ!!それをいうなら『教師び○びん物語』だッ!」
「おや噂をすれば、火渡先生」
「っていうか、お前らの言ってたのは『高○教師』だろうがッ!」
「で、つまりはアンなコトやコンなコトをヤらかした、と」
「ヤってねェよ!!」
「まだ」(声マネ)
「付け足すなァァァァッ!」

だがこの話に尾ひれと翅が付き、遥かなる高みを目指して翔んでいってしまった結果、
緊急教職員会議という名の『火渡先生を吊し上げまショー』が開かれたのは二日後の事だった
「ま、まて防人、それと他の先生方。アレは単なる噂、いや誤解だ。
つーか何で照星サンまで居るんだよ?!」
「勿論、呼ばれたからです。では皆様方、ご一緒に」
「「「 HAHAHAHAHAHAHA 」」」

~オワリ~

599:名無しさん@ピンキー
10/09/11 23:29:12 3Cg9mW4H
放送時期から考えると変?とかは見逃して下せェ
なお『調教師びん○ん物語』というマンガ(成人向)は実在するようです
というか武装錬金的には『蝶☆教師 ビンビン! 物語』?

600:名無しさん@ピンキー
10/09/12 02:59:27 LgkF9WAB
パピヨンがビンビンするだけで終わるのか それもいい

601:名無しさん@ピンキー
10/09/12 17:09:11 0wOZAO8u
精液を、ぶち撒けろォ!

うんごめん


602:パピ×桜花 0/5
10/09/13 20:47:05 hPAWSdJ1
投下します。
パピヨン×桜花が苦手な方はスルー推奨。

603:パピ×桜花 1/5
10/09/13 20:47:43 hPAWSdJ1
 ああ、と。
 肌をなぞる口唇と指先に、気づけば吐息がこぼれた。
 存外甘く響いたその吐息を他人事のように聞きながら、桜花はいつの間にか閉じていた瞼をゆるりと開ける。
 自分を組み敷いた男と目が合ったが一瞬だった。
 かすかに笑みを浮かべたようにも見えたが気の所為かもしれない。
 男は、桜花の反応など大して興味のない素振りで顔を伏せ、桜花の胸許に何度目かのくちづけを落とした。
 鋭い爪を持った大きな手が乳房を包み込み、太腿の内側からその中心へと指を這わす。
 そつのない慣れた愛撫に肌は汗ばみ、淫らな熱が緩やかに躯を満たして久しい。
 不規則に乱れる呼吸に快楽の色を滲ませて応えれば、胸許を責める手はなまめかしさを増して強く絡みつき、
奥に潜り込んだもう一方の指先は角度を変えながらより深くを探り出す。
 無関心に見えて、桜花が見せる素直な反応には悪い気がしないらしい。
 男の手によって確実に追い上げられていきながら、意識の中の何処か片隅はまだ醒めたままで、桜花は自分の
上の男の姿をなんとはなしに見つめていた。
 闇のような黒い髪と、病的に白い肌、そして閨の中でも決して外されることのないマスク。
 顔の大半を覆う蝶の形をしたそれは、互いに全裸と言う状況を考えれば滑稽を通り越して間抜けとしか言いようが
なかったが、既にそれを含めて相手の顔なのだと割り切っている桜花にとっては今更どうということもない。
 慣れとは怖いものだと冷ややかに思い、桜花は思わず忍び笑いをもらした。
 パピヨンが動きを止める。
 桜花は、躯を起こしたパピヨンを見上げた。
「……どうしたの?」
「こっちの台詞だ。何を考えている?」
 低い声が問う。
 少し苛立ったような声に桜花は首を傾げた。
「そうね……あなたのこと、かしら」
「嘘をつけ」
 パピヨンが鼻を鳴らして笑う。
 桜花の言葉を信じていないのは明らかだが、不快げに歪められた顔は逆に楽しそうだ。
「あら、本当よ?」
 そう言えば言うほど真実味がなくなることは百も承知で、桜花はくすくすと笑いながら間近に迫るパピヨンの顔を見つめた。
 白蝋の肌はわずかに汗を浮かせながらも未だ青白く、熱と言うものをまるで感じさせない。
 常には死体のように冷たい指先すら、肌に触れれば熱を帯びるのか、すっかり桜花の体温に馴染んでいると言うのに、
男の顔色は寧ろ更に血の気が失せたように見える。

604:パピ×桜花 2/5
10/09/13 20:49:07 hPAWSdJ1
 本当に冷たいままなのだろうか。
 桜花はパピヨンに向かって手を伸ばした。
 桜色の爪をした指先が青白い頬に触れる刹那、パピヨンが桜花の手首を掴んでそれを遮る。
 マスクに触れられるとでも思ったのか、パピヨンは険しい顔つきで桜花を見下ろすと、掴んだ手首をベッドに押さえつけ、
同時に空いた手で桜花の足を抱え上げた。
 濡れた足の間に熱と硬さを持った昂ぶりが宛がわれる。
「あ……っ」
 そのまま無言で貫かれ、桜花は自由になる手できつくシーツを握り締めた。
 背がしなり、露わになった白い喉がどくりと震える。
 衝撃は小さくなかったが、行為をよく知る躯は乱暴な侵入を無理に拒まず、それまでに与えられた刺激を糧に
やわらかく男を受け入れていた。
 わずかばかりの苦痛を深く、ゆっくりとした呼吸と共に吐き出すと、過ぎ去った痛みの代わりに躯の内側をぴったりと
埋め尽くしたものの存在を強く意識せずにいられなくなる。
 どくどくと脈打つそれがもたらす新たな快楽の予感に、男を飲み込んだ場所が貪欲にうごめく。
 背中を這い上がる甘い疼きがひとまず通り過ぎるのを待って目を開けると、ごく間近にパピヨンの顔があった。
 一見冷ややかな無表情の中に桜花の身を案じる気配を確かに認め、桜花はわざと恨めしげにパピヨンを睨む。
「もう……っ。あんまり乱暴にしないで頂戴」
「貴様がつまらんことを言うからだ」
 パピヨンは桜花の抗議をあっさりと切り捨てる。
 けれどその傲慢な声音の中にも安堵の響きが混ざり、予想通りの相手の反応に桜花は声を立てずに笑った。
 先ほどの行為の何がパピヨンの気に障ったのか、それは桜花には判らないし取り立てて知りたいとも思わない。
 パピヨン自身にもさしたる理由はないのではないかと思う。
 一時の激情が桜花に乱暴な振舞いをさせても、それがただの衝動であるなら後に残るのは後悔だけだ。
 聡明でプライドの高い男だから、自制の利かなかった己を恥じ、戸惑い、酷く腹を立てているだろうことは容易に想像がつく。
 桜花に対し、少なからずばつの悪い思いを抱いているであろうことも。
 だから桜花は、珍しくも自分をもてあましているだろうパピヨンの雑念を取り除いてやるべく、遠慮なく強気な台詞を吐いた。
「責任転嫁はみっともなくてよ?」
 そしてにっこりと笑ってみせる。
 老若男女問わず魅了すると自負している華のような微笑みに、少々の毒を添えながらパピヨンへ言外に伝える。
 こんな可愛げのない女に罪悪感を抱く必要はないのだと。
 手酷く扱われたことを気にしてなどいないのだと。

605:パピ×桜花 3/5
10/09/13 20:50:12 hPAWSdJ1
 パピヨンは虚を衝かれたように一瞬目を丸くしたが、やがて喉の奥で低く笑った。
 桜花の真意を正しく受け取った男の、その口唇にいつもの不敵な笑みが浮かぶ。
「減らない口だ」
 いつになく楽しげに笑いながら、パピヨンが桜花の口唇をくちづけで塞いだ。
 口唇から頬へ、頬から顎をなぞるようにして首筋に落ちたパピヨンのキスは少しくすぐったく、ささやかな刺激に
桜花は恥らうことなく声を上げる。
 謝罪の言葉や気遣いなどはいらない。
 腹の内を探り合い、憎まれ口を叩き合っている方が自分達には似合っている。
 桜花はおもむろに片腕を上げ、パピヨンの首に手を回した。
 今度は遮ることなく桜花の好きにさせたパピヨンの首を掴まえ、引き寄せてくちづけをねだると、応えたパピヨンが
それを合図としたようにゆっくりと腰を動かし始める。
 浅く深く、緩急をつけて探るような動きに小さく喘ぎながら、桜花はパピヨンから手を離しシーツをしっかりと掴み直した。
 苦痛は欠片ほどもなく、快感だけがゆるゆると躯中を満たしてゆく。
 波のように引いては寄せるそれは繰り返す度に大きくなり、抗いようのないうねりに飲み込まれていく感覚が好きだ。
 貫かれ引き抜かれ、また突かれ、繋がった場所から躯が壊れるような刺激が走る。
 徐々に速度を増し激しくなる突き上げに躯中を揺さぶられ、息をするのも苦しいほどの快感に意識を侵食されながら、
桜花は瞳をこじ開けて自分を責め立てる男を見上げた。
 ぶれる視界の中、珠のような汗を浮かべた男の顔が映る。
 理性を完全に手放すことなく色欲に彩られた男の顔を、美しいと桜花は思った。
 目が合うと、咬みつくような勢いでくちづけられる。 
 そうやって強引に奪われることすら快感だった。
 舌を絡め合い、無心でお互いを貪り合う。
 ―ああ。
 良かった、と桜花は思う。
 口唇が塞がれていて良かった。
 腕を押さえつけられていて良かった。
 そうでなければ、男をかき抱いてすがりついてしまいそうだ。
 好きだと口走ってしまいそうだ。
 心にもない、薄汚い愛の言葉を。
 折角の夜を嘘で飾るくらいなら、物のように乱暴に扱われた方がずっといい。
 恋愛感情からパピヨンと肌を重ねているのではないのだから。

606:パピ×桜花 4/5
10/09/13 20:51:54 hPAWSdJ1
 桜花がパピヨンを求めるのは、彼の中によく見知った闇を感じるからだ。
 弟と二人、開かれた扉の向こうに見つけた新しい世界は明るい光に満ちて、夢のように美しかった。
 時にやさしく、時に厳しく自分達を迎え入れてくれた世界には何の不満もある筈がない。
 それでも、時折無性に恋しくなるのは錬金術の澱んだ闇。
 たとえ間違いだとしても、姉弟二人きりの閉じた世界を繭のように包み込んでくれた昏い闇は、どうしようもなくやさしかったのだ。
 組織が壊滅し、錬金戦団がその活動の大半を凍結した今となっては、二度と触れてはいけない、戻ろうにももう何処にも
存在しない甘美な悪夢。
 手が届かないからこそ焦がれてしまうそれを求めて手を伸ばした先に、パピヨンがいた。
 桜花が知る以上の闇をその身に棲まわせた男が。
 危険だと思わなかったわけではない。
 目の前で人を喰う姿こそ見たことがないものの、パピヨンの経歴は情報として知っていたし、怒気を漂わせた彼に
迫られた時には、正直死の恐怖を覚えすらした。
 それでいて、桜花にはパピヨンが自分を傷つける筈がないという確信があった。
 この世に―人の世界の理にパピヨンを繋ぎとめる人間が一人だけいるのだ。
 パピヨンにとって唯一無二の存在である武藤カズキは、桜花にとっても誰よりも信頼の置ける恩人であり、
この明るく美しい世界の象徴のような健全な少年だった。
 武藤カズキの存在がある限り、パピヨンもまた完全な闇にはなり得ない。
 だから桜花は、安心してパピヨンに身をゆだねることが出来る。
 もしも、ホムンクルスの本能を暴走させたパピヨンに喰い殺されることになったとしても悔いはなかった。
 パピヨンを見上げ、桜花はうっとりと夢見るように双眸を細める。
 ―なんて愛しい、私の闇。
 その闇を全身で感じたくて、或いはこの世で唯一、自分の望むものを与えてくれる男に快楽を返そうと、
桜花はその名の通り桜色に染まった白い足をパピヨンの腰へと絡みつけた。
 揺さぶる動きと汗ですぐに離れそうになる足をしっかりと抱え、パピヨンが一際激しく腰を打ちつける。
 最奥まで届きそうなほど鋭い律動に、桜花は波にさらわれるように絶頂へと押し上げられた。
 息が止まり、貫かれた場所を中心に全身が強張る。
 細かい震えが幾度となく躯中を走り、甘く痺れるようなその感覚に身悶えながら、薄い膜越しに放たれたものの熱さで
男もまた達したことを知った。

607:パピ×桜花 5/5
10/09/13 20:53:29 hPAWSdJ1
 暫くは、どちらのものともつかない荒い息遣いだけが耳を打つ。
 それが収まり、パピヨンがゆっくりと桜花から離れると、緊張の糸が切れた躯はその反動でぐったりと弛緩した。
 全身を覆う疲労感は不快でこそないもののそれなりに大きく、桜花はのろのろと寝返りを打ってパピヨンに背を向ける。
 すぐには起き上がるのも億劫で、行儀が悪いと思いながら足でブランケットを引き上げて肌を隠した。
 背後ではパピヨンが後始末をし躯を整えている気配がする。
 秋水とは事の後も子供のようにじゃれあって過ごしたものだが、パピヨンとそんなムードになったことは一度もない。
 目を合わせ、キスをして、また触れて―無邪気にただ相手をいとおしむ行為は、自分にもパピヨンにも違和感が
強過ぎて、想像しただけで眩暈がしそうだ。
 そんな面倒はパピヨンも好まないだろう。
 そう考えて、時々桜花は不思議に思う。
 何故、この男は自分を抱くのだろう。
 パピヨンは実にあっさりと桜花の誘いに応じた。
 それは、どれだけの駆引きと手練手管を要するかと覚悟していた桜花が拍子抜けするほどの気軽さで、
最初はパピヨンが逆に何かを企んでいるのではと疑ったくらいだ。
 その疑いは既に捨てたが、パピヨンの真意は未だに判らずにいる。
 始めに訊きそびれた為に今更訊ねる気にもなれず、訊ねたところでまともに答えるとも思えない。
 些事でパピヨンの機嫌を損ね、この関係を失うのも嫌だった。
 そんなことをつらつら考えていると、不意にパピヨンの手が頭にそっと置かれた。
 桜花が眠っていると思ったのだろうか、パピヨンは何かを言うこともなく、その長い指で桜花の髪を梳くように撫でる。
 桜花は全力で狸寝入りを決め込んだ。
 触れる指先が酷くやさしくて、このまま本当の眠りに落ちてしまいたい。
 桜花がパピヨンに誘いを掛けたのは、彼の闇が欲しかったからだ。
 ではパピヨンは、桜花に何を求めたのだろう。
 彼はこの行為に何か意味を見出しているのだろうか。
 多分、その答えを桜花が知る必要はないのだ。
 桜花が求め、パピヨンが応えた。
 その事実だけが全てだという気がした。



 ―了


608:パピ×桜花 6/5
10/09/13 20:56:45 hPAWSdJ1
解除キテターーー!!

読んでくれた人ありがとう。

この二人は自分で思うよりも実はお互い大事に想ってて、
でも二人ともそれを自覚してなかったらいいと思う。

609:名無しさん@ピンキー
10/09/13 21:55:24 aMYjVMku
>>608

この二人好きだから嬉しい
文章が凄く好み

610:名無しさん@ピンキー
10/09/13 21:55:37 TdSNS/+z
>>608
GJ!!
アニメ版で、戦部戦後に満身創痍のパピを御前様が気遣って、
それに対しパピが安心させようと「蝶大丈夫!」と返すシーンで
毒づきながらも無意識に信頼し合ってる二人に萌えたので嬉しかったです

611:名無しさん@ピンキー
10/09/16 05:54:19 AG/zq7gy
桜花とパピって珍しい組み合わせだと思ったらこのスレではそうでもないのな
GJ


612:名無しさん@ピンキー
10/09/17 14:42:22 iuLmMmNS
ちゃんとつけてるとは蝶紳士

613:名無しさん@ピンキー
10/09/17 17:21:14 aTjXW8gI
そもそもホムンクルスに生殖機能ってあるんだっけ


614:名無しさん@ピンキー
10/09/17 18:01:12 Fh64pgUg
ない、ってどっかに書いてあったような気がする
性別はベースとなった人間で決まるのかも知れないけど

615:名無しさん@ピンキー
10/09/17 19:43:08 iuLmMmNS
それでもつけてるのがパピヨンなりの思いやりだと感じた

616:名無しさん@ピンキー
10/09/17 20:54:36 /WinZ2a+
>>608
久しぶりのSS、しかも内容も俺得
お疲れ様です、これからも頑張ってください

617:名無しさん@ピンキー
10/09/27 13:39:55 MotiYDvC
 

618:名無しさん@ピンキー
10/10/06 23:54:06 Uag6P/so
hosyu

619:名無しさん@ピンキー
10/10/07 23:21:03 8O4pmx1e
素敵なパピ×桜の後で申し訳ないのですが、火×毒投下します。

アフター後の火渡宅での補習編です

620:名無しさん@ピンキー
10/10/07 23:21:54 8O4pmx1e
毒島は卒業後は養護教諭になることを決意した。
銀成高校の英語教諭になった火渡の側に居続けるには、それが最善だと考えた為である。

受験において必修となる化学・数学は毒島の得意教科だったが、英語の成績は関しては校内でも中の上程度であった。


「お前がどうしてもっつーからわざわざ休みの日に付き合ってやってんだぞ?あーぁめんどくせぇ」
間違えたから罰ゲームだからなー、と悪態を吐きながらも
毒島の熱意に負け、火渡は自宅で毒島の補習授業に付き合ってやっていた。

受験で求められる記述式の設問の正答率は、毒島の学力レベルでは7~8割程度であった。
英語教諭・火渡の持論は『音読を強化することで英文法の読解効率をさらにアップさせる!!』というものであり、
今回の補習は英会話中心となっていた。
英会話、殊に発音を元々不得意としていた毒島は指導内容に戸惑い、補習は中々進まなかった。

「えーと、えーと、あ…すと…ろ…」
「astronomical!!さっきも出てきたぜ、いい加減覚えろよアホゥ」
「むー、……あのー火渡様、今更ですけど試験に音読って本当に関係あるんですか?
 よく考えたら志望校の試験で面接はなかったと思うんですけど…」
「っせーな、そういう問題じゃねェんだよ。てか俺の教え方に文句つけんじゃねェ、黙って言う通りにしてろ!」

貴重な休みを潰された上に、案外飲込みの悪い毒島の様子に火渡は苛々し始めていた。
気付けば目の前の灰皿の吸殻が山のようになっている。
しまった、今のは失言だったな、と毒島は自分の発言を後悔した。
機嫌の悪くなった火渡の表情を見て、
「付き合わせてすみませんでした。私そろそろ寄宿舎に戻りますね、今日はありがとうございました」
と言って毒島はそそくさと帰り仕度を始めた。


621:名無しさん@ピンキー
10/10/07 23:22:53 8O4pmx1e
「オイ毒島よォ、補習の途中で帰るのはかまわねーが、間違えた分の罰ゲームが終わってからにしろよ。」
「はい…?ああ、罰ゲーム、ほんとにするんですか?」

じゃあこれが罰ゲームな、と言って火渡は手元のリモコンでDVDデッキの電源を入れた。
画面に映ったのは、なんと火渡様秘蔵のアダルトDVD(無☆修正)であった。

「○☆(゜д゜;)×◎◆~!!パリンプシュ~!」
「なーにハシャいでんだ?」
男女が盛大に番っている様が大音量&どアップで画面一面に映し出される。
初めて見る女優の甘い嬌声、痴態、そして無修正の性器のアップ。

火渡は狼狽して耳の付け根まで真っ赤になっている毒島を見てニヤニヤと意地の悪い笑みを浮かべた。

「○☆×◎◆!!!!!ちょっ、ちょっ、ちょっと!!こういうのは一人の時に観て下さい!!!!」
「興味はあんだろが、このムッツリめ」
とにかく電源を落とそうと毒島は涙目で慌ててデッキに飛び付いたが、火渡はそれを無理矢理取り押さえた。

「ひゃあんっ!!嫌ぁっ!!なっ、何を…!! やっ…あ…!!」
火渡は毒島のブラウスのボタンを乱暴に外し、下着を上にずらし胸元を露にさせた。
突然外気に晒されたことによって、胸の二つの突起は緊張して固くなっていた。
強く吸って更に勃起させると、薄桃色のその部分は唾液で濡れて妖しく艶々と光った。
未発達な身体を執拗に舌で愛撫し、毒島が恥ずかしがって悶える様子を火渡は楽しんでいた。


毒島は火渡の豹変した態度に面食っていた。
普段はどちらかといえば自分には素っ気ない位なのに、今は異常な程に執拗であった。


622:名無しさん@ピンキー
10/10/07 23:23:33 8O4pmx1e
「やあっ…!!やめて…!!お願いです、もう終わりに…!!」
火渡は切々に喘ぐ毒島の下着を剥ぎ取り、逃げられないよう押さえ込み足を大きく広げさせた。
そこには毒島の細い下半身には不似合いに大きな花芯が、充血して晴れ上がり真っ赤に潤んでいた。

「フン、お前を見てっとどうも妙な気分になる原因はコイツか。
 道理でな、つるっぺたのくせにエロい匂いがするわけだ。
 …こんなにデカきゃ、歩くだけでも擦れて感じてんじゃねぇのか?」
「やっ、そ、そんな匂いさせてな…」
毒島が言い終わらぬうちに、火渡はその花芯を舌で弾き、幾度も吸って噛んだ。
「あっ!!やっ、あっ!!ああああンッ!!!!!」

毒島は悲鳴を上げ腰を震わせ、瞬く間にイってしまった。
「ひぁッ!!やっ、嫌ぁ!!止めて下さい!!そんな、ところ噛んじゃ…ダメ……ああああぁッッ!!!!」
皮膚が薄いせいか、毒島は粘膜も感度が高く敏感だった。
毒島が幾度も幾度も頂点に達した後、火渡はやっと花芯から舌を離した。

「なんだ、嫌か?俺には悦んでるように見えっけどな」
「もうこれ以上は無理です!!ううっ、ぐすん…もう終わりに…ひっく」
「フン、しょうがねーな。 ……お、そうだ。じゃあこうしようぜ。
 『先生、私の××××に先生の×××××をブチ込んでください』って可愛く言えたら今日は終わりにしてやるよ」
「○☆×◎◆!!!!!?(´д`;)」
「言わないなら続行だが…」
「わっ、分かりました!!分かりましたから!!!とりあえず言えばいいんですよね!?
 うぅ……せ、先生、私の××××に、先生の×××××をブチ込んでください……
 こっ、これでいいですか!!」
「よーし、ヘタレのお前にしてはよく言えたじゃねェか。花マルだ。 …じゃあお前の望み通りブチ込んでやるか」

623:名無しさん@ピンキー
10/10/07 23:24:22 8O4pmx1e
火渡はニヤッと笑い、言い終わって油断している毒島に覆い被さった。
「うっ嘘吐きっ!!!!!わーん!なんでそうなるんですかーーー!!!
 やぁぁっ!!入れないで!!ちょっ、待って!!せっ、せめて避妊して下さい!!」
「ゴチャゴチャうるせーな、そう簡単にできやしねーよ。病気なら最近ヤってねェから大丈夫だろ」
「…………最近っていつですか」
「なんだ、妬いてんのか」
普段から素直にそういうこと言えば可愛気もあるんだがな、と思いつつ火渡は半べその毒島に軽く口付けた。


「う……。」
雄根を挿入しようとしていた火渡は不意に動きを止めた。
「あ、あれ?あの、もしかして、……ゆるいですか?」
毒島は途中で急に動きを止めた火渡の気配に気付き、ビクビクしながら尋ねた。
「ッざけんな、穴狭すぎだろ、入んねーんだよ!ったく仕方ねぇな…ここまできて…
 オイ足もっと開け! …お、入った」
「んっ……ッ!!ああ……ッ!!!!!」

初めは濡れ方が足りず結合部分が軋んでいたが、火渡が動くにつれて膣壁は次第に湿り気を帯び、
花弁が雄根にヌルヌルと絡み付いてきた。

「…気分はどうだ?」
「んっ……お腹の中が、火渡様でいっぱいで……ッう……!!」
「感じてンならもっと声出せよ」
消え入りそうな声で喘ぐ毒島の様子に焦れて、火渡は腰の動きを更に強める。

「やあ…っ!!苦し…ッ!!!」
「初回だし、大サービスで早目にイってやるか。……オイ、出すぞ」
「や…だめ…!!外に……ッああっ!!!!!」
火渡はその言葉には答えず、毒島の膣内で果てた。



「ひ、火渡様何して!?……あッ…!んンッ……んやぁ…っ!!」
愛液と混ざって濁った白い分身を指で掻き出され、毒島は身悶えた。
「大体出したからこれで大丈夫だろ…。 まぁ何かあったら言えや。とりあえず風呂入るぞ、洗ってやるから」
「○☆×◎◆(´д`;)今日何しに来たんだろ私……」


~毒島さん初めて物語 完~


624:名無しさん@ピンキー
10/10/07 23:27:40 8O4pmx1e
なんか色々犯罪D A Y O N E!!
火渡、アウトォォォォォ!!!!!

駄文すみませんでした&ありがとうございました。


625:名無しさん@ピンキー
10/10/08 00:02:54 39TypS+N
色々犯罪とかスキなのでGJだしとこうb

626:名無しさん@ピンキー
10/10/23 18:27:31 uIG7BVE4
(略)背中にGJを!

根来が好きなんだが、カプらせる相手が思い付かない
毒島に手を出したら消し炭だろうしな
結局出歯亀を卒業できないという…

627:名無しさん@ピンキー
10/10/23 22:08:46 Z7piU/7u
片想いとかストーカー的なのしか思い浮かばないな

628:名無しさん@ピンキー
10/10/25 01:24:04 2l+xB8U7
萌え属性なツインテールのさっちゃんあたりを、こう・・・スtいや見守るとかどうだろうか

629:名無しさん@ピンキー
10/10/25 01:24:46 2l+xB8U7
すまんsage忘れてた

630:名無しさん@ピンキー
10/10/31 01:14:43 ViShNkma
凌辱展開なら誰でもありだろう。毒島とか千歳とか。
で手練手管を尽くして落として火渡&防人涙目のNTRモノとか。

631:名無しさん@ピンキー
10/10/31 07:15:45 9yLIkE03
>>630
その後間男が火渡or防人に死ぬよりひどい目に合わされるのが
眼に見えるようです

632:名無しさん@ピンキー
10/11/03 20:05:03 lBmnB5eR
>>626

書いてみたらいいと思うの
事後がgkbr展開確定なら夢オチにするとか

忍の間で代々伝わる催淫剤を使うとかベタにだな

633:名無しさん@ピンキー
10/11/03 21:12:58 xJKBAxmg
>>632
>忍の間で代々伝わる催淫剤を使うとかベタにだな
それだ!

634:名無しさん@ピンキー
10/11/11 20:50:49 MohczXrd
ねご毒書いてみました

全然エロスにならなかったけど

635:【ほんのり】再殺・忘年会【根×毒風味】
10/11/11 20:52:36 MohczXrd
円「ねー!!ねー!!知ってる?
 巨乳<爆乳<超乳<魔乳<鬼乳<奇乳の順におっきいらしいわよ!
 ああ~、もういっそ整形しようかしら!!胸欲しいいいい!!胸さえあればあああ!!!」
戦「それは整形という名の大工事だな・・・」
犬「豊乳ってのも聞いたことあるよ!」
火「まぁ何にせよデケェのが一番だな」
円山「ちょっと毒島ちゃん!赤ワイン頼んでー!あと焼酎、芋でお願いね!!」
火「中瓶ももうねェぞ、10本くらい頼んどけ」
毒島「はっ、はいぃ!!」


ハイペースでグラスが空くので忙しく酌をして回っていた毒島であったが、
火渡の言葉を聞いた時、平静を装っていたが内心は心臓を鷲掴みにされたような心持であった。

追加の注文の為廊下に出た時、思わず溜め息が漏れた。
「はぁ…やっぱり火渡様は胸の大きな女性が好きなのですね。私なんかじゃとても…。」

何となく部屋に戻り辛く、廊下に座り込み、膝を抱え込んだ。
ああ、今すぐに成長期が訪れて、来年の今頃には背も胸も人並みに大きくなっていたらいいのに…と思いながら。


ふと、気付くと。いつの間にか根来が側らに立っていた。

「女性の価値は胸の大きさで決まるものではないぞ。そう落ち込むな」
感情を感じさせない口調はいつもと変わりなかったが、その雰囲気は普段よりも若干柔らかであった。

「あ、根来さん…。あ、あ…りがとうございます。
 私、自分が幼児体型なこと、いつも気にしてるわけではないんですけど。
 でも、やっぱり胸とかあった方が女性らしくて魅力的ですよねー…」
「毒島は」
「…はい?」
「今のままで十分女性らしい」

根来は表情を崩すことなく言葉を続けた。
「あっ、あの」
「それに、可愛い。」
「え……」
そして毒島の頭をポンポンと軽く撫でた。

常日頃火渡にぞんざいに扱われ、誉めらることに慣れていない毒島は、
普段の根来らしからぬ優しい言動と行動に耳まで真っ赤になった。

「あ、あ、あ、あのっ、フォロー、有り難く思います!……どっ、どどどうかお気遣いなく!!」
恥ずかしさが極限に達し、どう振る舞うのが正解なのか分からなくなった毒島は、
意味不明な言葉を言い残し、脱兎の如くその場を逃げ出した。



「…オイてめ、聞こえたぞ」
廊下に面した襖が開き、不機嫌を露にした表情で火渡が現れた。
「根来よォ、ガキからかって随分楽しそうじゃねェか」
「……別に、何も。」
「フン、……手ェ出したら殺すぞ」
「…承知。」

火渡が酒の席に戻った後、
今の所はな、と根来は呟いた。


636:名無しさん@ピンキー
10/11/11 20:54:02 MohczXrd
忘年会シーズン到来ということで。

しかも最後火毒になっちゃった

短くてごめんなさい

637:名無しさん@ピンキー
10/11/12 19:07:16 ZSh2C73F
このちょっと切ない感じがいいな 火毒ごちそうさまっ!

638:名無しさん@ピンキー
10/11/17 11:45:15 hwHOzOsL
なんて漢前な根来…
ごちそうさまでした

639:名無しさん@ピンキー
10/12/01 00:21:26 J676S2Wb
カズキン 誕生日オメ!


ついでにホシュ

640:名無しさん@ピンキー
10/12/20 20:17:46 HMTNi1KS
「いい?24日はクリスマス・イブ、25日はクリスマスよね?
 アメリカが25日のとき、日本は26日。
 すなわち!26はまだクリスマスなの!クリスマス過ぎじゃないの!!」

というネタが浮かんだのだが規制に巻き込まれて
通常(?)の2chにカキコできないので保守も兼ねてココにカキコ
決して特定の誰かを揶揄したものでh


ドグシャ

641:名無しさん@ピンキー
10/12/31 23:25:49 MAKEnpf1
大晦日保守

642:名無しさん@ピンキー
11/01/15 10:31:38 ROsphyEG
保守ネタ
ヴィク子「アンタのマフラー薄くて、暖かくなさそうね」
ソウヤ「別にいいだろ」
ヴィク子「見ているこっちが寒いのよ。
     いいわ。パパの為に作って失敗したやつあげる」
ソウヤ「な、あ…がと…」

ソウヤ「しかし、貰っといて言うのもなんだが酷い失敗だな。
    端のヒラヒラが腰に巻けるほど長いじゃないか」
ヴィク子「パパの為に作ったとは言ったけど、
     マフラーを作ったとは言ってないわよ」
ソウヤ「ま・さ・か・!」


643:名無しさん@ピンキー
11/01/19 04:52:49 cb80IsD6
age

644:名無しさん@ピンキー
11/02/12 19:51:15 4m6JgLX5
保守

645:名無しさん@ピンキー
11/02/22 17:44:27.79 rLn63dt+
誰かぁー

646:名無しさん@ピンキー
11/02/27 00:44:27.03 T+m4rWIh
復帰

647:名無しさん@ピンキー
11/03/04 23:40:42.11 p49qgmbb
 

648:名無しさん@ピンキー
11/04/18 02:06:42.37 vbnZvyP8
秋水君はアニメで出番と活躍が増えたけど
その代わり影が薄いというキャラが薄くなったなぁ
などと思いつつ


保守

649:名無しさん@ピンキー
11/05/28 18:48:17.37 xx5LUlS8
 

650:名無しさん@ピンキー
11/06/07 23:58:20.52 VJxCtLDr
 

651: 忍法帖【Lv=2,xxxP】
11/06/09 18:08:41.50 TRxtSxjU
a

652:名無しさん@ピンキー
11/07/04 22:38:11.18 U9wvoUwf
保守

653:名無しさん@ピンキー
11/07/26 23:46:32.58 S2zLFSj8
HOSHU

654:名無しさん@ピンキー
11/07/31 11:30:49.41 XHo0z9IM
保守!

655:名無しさん@ピンキー
11/08/08 05:34:58.87 iaxWplRP
保守~♪

656:名無しさん@ピンキー
11/08/16 00:14:06.46 toG+mtAl
ほす

657:名無しさん@ピンキー
11/08/29 17:28:09.63 jkTZQgE3
保守!

658:名無しさん@ピンキー
11/08/30 08:55:09.92 tt1qEB+B
ほしゅ


659:名無しさん@ピンキー
11/09/09 02:09:20.37 H0bWJ3m3
 

660:名無しさん@ピンキー
11/09/26 10:08:02.68 MuUlh+5I
 

661:名無しさん@ピンキー
11/09/26 10:27:39.75 kL5WGZDF
もう次スレは和月総合かな

るろ剣
錬金
エンバ

と揃ってればまあ息長く続くでしょ
・・・GBW? 何ソレおいしいの?

662:名無しさん@ピンキー
11/09/26 19:11:28.69 DLEAky5o
るろうには今勢いあるしね。
スレ落ちするよりは総合で細く長く続いてほしいねぇ

663:名無しさん@ピンキー
11/10/20 12:59:13.48 oAOfqDRM
 

664:名無しさん@ピンキー
11/11/12 01:24:52.34 CmdcqhEL
 

665:名無しさん@ピンキー
11/11/16 09:32:35.60 Yf8FL97t
\(゜ロ\)ココハドコ? (/ロ゜)/アタシハダアレ?

666:名無しさん@ピンキー
11/12/07 10:31:01.61 WsIT7sIa
保守です!

667:名無しさん@ピンキー
11/12/17 01:17:50.65 j8k6WwW8
片手に

668:名無しさん@ピンキー
11/12/21 20:10:09.74 2voq0UNm
ピストル

669:名無しさん@ピンキー
12/01/01 03:54:17.53 cjgqwto6
 

670:背中に人生を
12/01/02 05:08:59.95 tW0iSvt9
あけおめ♪

671:名無しさん@ピンキー
12/01/14 00:57:22.14 rpQmOq0r
 

672:名無しさん@ピンキー
12/01/31 00:59:31.53 TN2Qt896
 

673:名無しさん@ピンキー
12/02/01 13:01:16.87 0vZTtV5t
\(゜ロ\)ココハドコ? (/ロ゜)/アタシハダアレ?

674:名無しさん@ピンキー
12/02/17 10:07:02.53 0TNZI/lX
どした?

675:名無しさん@ピンキー
12/03/01 21:05:25.08 NytVT+bd
 

676:ティーチ
12/03/14 09:34:07.52 J/0GLj7a
ゼハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!

677:ホーリエ
12/03/16 08:59:44.09 po+zRfOT
\(゜ロ\)ココハドコ? (/ロ゜)/アタシハダアレ?

678:名無しさん@ピンキー
12/03/29 21:36:21.18 V4FPpBZx
 

679:名無しさん@ピンキー
12/04/22 22:35:03.78 CjO7OTFY
 

680:名無しさん@ピンキー
12/05/17 20:14:16.37 czJklXaR
 

681:名無しさん@ピンキー
12/06/15 21:11:49.63 xz2lpeU1
 

682:名無しさん@ピンキー
12/07/01 21:19:23.83 C5zUTc5y
 

683:名無しさん@ピンキー
12/07/10 18:11:43.51 x5QuH8It
ほしゅ~♪

684:名無しさん@ピンキー
12/07/21 10:30:44.60 rNOc8qXA
HO

685:名無しさん@ピンキー
12/08/15 14:21:28.12 oLffGO4j
ほしゅ

686:名無しさん@ピンキー
12/09/10 21:58:28.86 32mokE0F
錬金術師

687:名無しさん@ピンキー
12/10/08 21:32:19.70 pmHsCIDn
 

688:名無しさん@ピンキー
12/10/16 22:31:33.95 82mQ5MQt
武装錬金

689:名無しさん@ピンキー
12/11/05 22:35:11.71 QUkwvlif
 

690:名無しさん@ピンキー
12/12/06 05:23:30.44 IKaCo6Qu
 

691:名無しさん@ピンキー
13/01/06 18:08:31.65 8wEOgdCz
保守

692:名無しさん@ピンキー
13/02/02 13:49:00.02 JdCNwSE8
保守

693:名無しさん@ピンキー
13/02/19 20:11:36.64 2WvlPss0
保守

694:名無しさん@ピンキー
13/02/26 10:16:59.55 ZQfEN1Za
保守

695:名無しさん@ピンキー
13/04/20 17:05:50.35 jJz/iOnh
保守

696:名無しさん@ピンキー
13/08/11 NY:AN:NY.AN c22Xd59t
 

697:名無しさん@ピンキー
14/02/09 20:47:13.37 8ycILkez
 


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