桜蘭高校ホスト部 5at EROPARO
桜蘭高校ホスト部 5 - 暇つぶし2ch60:Voi che sapete 後編
08/01/04 20:07:04 4sAYYDZC
十分に口腔の感触を楽しんだ後、環はハルヒをそっと布団の上に横たえさせた。
そして、上着の裾から手を差し入れて、下着越しに彼女の胸に触れる。
「…あっ……」
未だ口付けの余韻に浸っていたハルヒは、突然の刺激に声をあげた。
長袖カットソーと膝丈のハーフパンツという部屋着の下には、
薄いキャミソールとコットンのショーツしか着けていないため、
薄布一枚のみを隔てて、環の掌の感触が如実に伝わってくる。
彼はそのまま鼓動を確かめるようにハルヒの控え目な胸を包み込み、何度か緩やかに撫でると、
今度は上着をキャミソールごとたくし上げてきた。

「…あ、あのっ。じ、自分で脱ぎますからっ!」
ハルヒが恥じらいながら自分の上着を押さえると、環はいささか不服そうな顔をする。
「で、では、こういうのはどうだろう?俺の服はハルヒが脱がせていいから、
ハルヒの服は俺が…ということで」
「それも遠慮しときますっ!…いいから、少し後ろ向いててください」
環の提案をあっさり却下して上体を起こすと、ハルヒは背を向けた。
彼が後ろを向いて制服のブレザーを脱ぎはじめるのを確認してから、
少し恥じらいつつ上着に手をかける。

      *       *       *

互いに上半身のみ裸になってから、環はハルヒを再び押し倒した。
横たえられたハルヒは、両腕を胸の上で交差させ体を硬くしている。
彼の視線を少しでも避けようといじましい抵抗をしている姿が、何とも可愛らしい。
「ハルヒ、腕を退けてもらえるかな?」
「…い、嫌ですっ!」
ハルヒの胸は、同じ年頃の女生徒達に比べると幾分控え目な部類に入る。
普段は然程それを気にしているふうにも見えないが、やはり好きな相手に見られるとなると、
気になるらしい。

「ハルヒ、気にしなくていいぞ。俺は、胸が小さいくらいで嫌いになったりしないから…」
「環先輩、優しい口調でさりげなくひどい事言ってませんか?」
ハルヒは頬をますます紅潮させ、腕に力を込める。
彼女の緊張を解そうと思っての発言が裏目に出てしまい、環は焦った。
そして、いかにして状況を打破すべきかと、違う方法を考える。

「すまない、ハルヒ…。でも、さっき言った事は本当だから」
「だ、だから、それが……」
「好きだよ…」
文句を言いかけたハルヒの頬に軽く口付け、環は耳元で囁いた。
不意な口付けにたじろぎ、彼女の腕が緩む。
さらに環が貴婦人にするかのごとく左手の甲にも優しく口付けると、
ようやくハルヒは腕の力を抜いてくれた。
程無くして、環の眼前にハルヒの白く瑞々しい肌が晒される。



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