桜蘭高校ホスト部 5at EROPARO
桜蘭高校ホスト部 5 - 暇つぶし2ch301:名無しさん@ピンキー
08/04/27 23:22:29 JKDflcgu
なんというか環は、ただ一緒に抱き合って眠るだけでもう幸せいっぱいいっぱいって感じがする。
プラトニックな面も強いと思うなー

>>299
自分も同じ妄想してたw
風呂の場面での環の目線(アヒル見てる)にハルヒを当てはめて脳内変換してたよ( ̄▽ ̄)自分キモイ

>>300
環のことだからありえそうだw
自分の仕事も忙しいだろうに、少しでもハルヒの負担を軽くしようと一緒になって奮闘してるっぽい

なんだか、気がつくとこのスレ見に来てしまう…orz
妄想垂れ流しスミマセン☆

302:名無しさん@ピンキー
08/04/29 22:38:15 qbjIJC+p
なんという萌える流れ
>>301が垂れ流してくれた妄想にニヤニヤ
新婚タマハルイイ!!
やっぱいつかは第二邸で一緒に暮らすのかな


303:名無しさん@ピンキー
08/04/29 22:52:58 apeB3t43
うん、ここ数日の流れはきゅんきゅんだね!
あとはこの流れで書いてくれる方がいれば最高なのだけど…

304:名無しさん@ピンキー
08/04/29 23:54:14 lQrPW6vi
>>302
あんな妄想に萌えてくれてありがとうw
いつかは本邸で暮らせるといいねー

環の腕の中にすっぽり包まれて安眠するハルヒを想像すると可愛くてしかたない
てかあの身長差に萌えw

ほんと環ハル好き過ぎる…
でもそれを書く自信も度胸もない(´Д`)
脳内なら腐るほど妄想できるのに
自分のバカン

305:名無しさん@ピンキー
08/05/01 01:34:09 quZPma+F
ハルヒは結婚したら環をなんて呼ぶんだろ?
さすがに結婚して環先輩もなんだし、環さん?あなた?
でも最初のころは先輩と呼んで、たしなめられるのもいいかも。

306:名無しさん@ピンキー
08/05/01 10:36:07 e80HJio5
「せんぱい」ってのが愛称みたいになってると思うから、結婚してもそう呼んでる感じするな
で、子供が生まれたら「あなた」って呼んでほしいw



307:名無しさん@ピンキー
08/05/01 22:44:49 SZ5cXZj3
ハルヒ妄想の夫婦設定では、子供生まれた後も「せんぱい」って呼んでたようなw
個人的には「環さん」がなんか萌える
きっと結婚しても敬語なんだぜw

308:名無しさん@ピンキー
08/05/01 23:11:04 Tbb7gzl/
結婚してしばらくは、人前では環さんだけど二人になると環先輩だったりして。
で、環は本当は早くあなたと呼んでほしくてウズウズしてるとみた。

そして大人のくせに鏡夜に、「どうしたらハルヒにあなたと呼んでもらえるだろうか?」と相談。
で、自分も仕事で忙しいときにくだらん相談されて魔王様激怒。携帯真っ二つ…という妄想。

309:名無しさん@ピンキー
08/05/02 03:12:18 Ifzfs7PC
今でも鏡ハルや馨ハルを夢見ている。

310:名無しさん@ピンキー
08/05/02 04:18:37 aC8Pm/ms
>>308
そのころだと、携帯あぼん何台目だろうかw

311:名無しさん@ピンキー
08/05/02 06:38:40 7fh5H6L9
いってらっしゃいとおかえりなさいのチューは毎日してほしいw
環のためにハート型のお弁当作ってねハルちゃん(^ε^)

環ハルの新婚生活想像するだけでご飯どんぶり3杯いける

312:名無しさん@ピンキー
08/05/02 07:19:33 eqBdNNqB
>>309
他のカプもいいよね。
原作がどうなっても妄想は自由だ!
その熱い想いをぶつけろ!!

313:名無しさん@ピンキー
08/05/02 10:57:57 jL4FEghj
>>309
自分は環ハル好きだけど、保管庫のSS読んで鏡ハルに目覚めたよw
他カプ妄想上等だよ、どんどん来い

314:名無しさん@ピンキー
08/05/02 13:23:23 aC8Pm/ms
保管庫といえば一年更新なしか
お父さんどうしてるのか心配…

315:名無しさん@ピンキー
08/05/02 19:31:37 7fh5H6L9
鏡ハルだとせつない話とか鏡夜の片思い的な視点の話しか思いつかない…
環ハルならラブラブ妄想いくらでも思い付けるw

316:名無しさん@ピンキー
08/05/03 00:45:24 kOKmbdBk
あえて、鏡夜←ハルヒの片思い話とか

317:名無しさん@ピンキー
08/05/03 01:14:19 jUmlFKCw
綾女→環とかメイ受けとかハニ伽名とかいいんちょ→くらかのとか
ハルヒ絡み以外のカプも読みたい自分は異端

318:名無しさん@ピンキー
08/05/03 05:43:14 VL4eD/VF
ハルヒ×倉賀野だな

319:名無しさん@ピンキー
08/05/03 08:45:56 EHYyQX1E
ハニ伽名読みたい…!
ふと見せる男前ハニーに萌え

320:名無しさん@ピンキー
08/05/04 02:07:38 ktVvGIwk
>>318
くらかのさん目線で妄想なら性別の壁も超えられそうかな。
ハルヒテラ紳士、背景は大変美しい感じでw
夢オチになっちゃうだろうけど。

321:名無しさん@ピンキー
08/05/05 00:40:54 r1HRfTMZ
環ハルの結婚初夜を妄想してクスクス笑ってる自分は異常かもしれない…orz

個人的に、ハルヒは顔真っ赤で緊張しまくりだけど環は落ち着いてて欲しい。それで「愛してる」を耳元で何度も囁いてほしい。
ハルヒの髪を撫でながら、愛おしそうに目を細めて微笑むんだ。ハルヒはそんな環の笑顔を見て嬉しくて幸せで、泣きそうになるんだよきっと。





ハイ、自分キモいねorz



322:名無しさん@ピンキー
08/05/05 01:08:12 Ksue+N0t
分かってるなら書き込むなよ

323:名無しさん@ピンキー
08/05/05 09:07:14 HZDn7jcT
マァマァ(((ノ´ー`)ノ

>>314
最近ハマった自分に保管庫はありがたかった
見られてない4スレ目がどんなだったか気になる
投下はあった?

324:名無しさん@ピンキー
08/05/05 18:31:07 VWuLJVuZ
>>323
4スレは爆撃荒らしのせいで232レスまでしかないけど、
環ハルヒ、ホスト部全員出る下ネタ話、ポメ(擬人化)モリ、双子の環イジメ話、九瀬満山がありました。

一応ログとってあるけど、良ければロダにでもUPするよ。

325:名無しさん@ピンキー
08/05/05 20:13:39 HZDn7jcT
>>324
!!是非!お願いします

久瀬満山の投下があったとは…!
幼馴染好きなので、この二人も大好き
5つも投下あったのか
正座してお待ちしております&

326:名無しさん@ピンキー
08/05/05 20:16:19 HZDn7jcT
しまった、九瀬先輩の漢字間違えてるorz

327:名無しさん@ピンキー
08/05/05 21:25:26 VWuLJVuZ
コピペして保存していたものだから読みにくいかもしれないけど、4スレのログです。
+おまけで保管庫未収録分の3スレのSS部分のみ。

URLリンク(www.dotup.org)
パスワードは host

328:名無しさん@ピンキー
08/05/05 22:12:46 HZDn7jcT
>>327
ぐわあああ!!!ありがとうございます!!
光速で保存した

329:名無しさん@ピンキー
08/05/05 22:47:40 3/6VKW/Q
>>327
横からいただきますた。
|д゚)<サンクス

330:名無しさん@ピンキー
08/05/06 19:41:05 xKMFbWjj
横から頂戴させていただきました。
thx!

331:名無しさん@ピンキー
08/05/06 22:26:54 9LpxFzHa
>>327
323さんと同じく、最近はまったのでとても助かりました。
ありがとうございました。

332:名無しさん@ピンキー
08/05/07 02:44:37 Yy375Xe4
うわーん
エラーでファイルが存在しませんになる・・・!!


333:名無しさん@ピンキー
08/05/07 14:59:33 jPPLTpJ2
前に編集したファイル捨ててしまったのでおまけはないけど、4スレログだけ再Upしたよ。
パスは>>327と同じです。
URLリンク(www.dotup.org)

334:名無しさん@ピンキー
08/05/08 19:50:17 jzsPWUBY
ちくしょー…このスレ覗く前は環×ハルヒなんて
ありえないって思ってたのに…
なぜ、こんなにも萌えてしまうんだw

335:名無しさん@ピンキー
08/05/08 20:58:21 wCXJgAkW
>>334
スレに書かれたSSを何となく読んでしまったがために、
それまで興味のなかったカプに萌えるようになってしまうのは、よくあることです。
素直に新しい自分を受け入れて、存分に萌えるがいいです。

くっ…、あの日偶然ここを発見してから環ハルに萌えまくりだよ!ハルヒ可愛いよ、ハルヒ!

336:名無しさん@ピンキー
08/05/08 23:21:35 KxBq996r
環以外×ハルヒなんて(ry
と思っていたけれど、今では環以外×ハルヒに萌え萌えですよ

337:名無しさん@ピンキー
08/05/11 03:09:42 vUq5b5MV
なんだかんだで部員たちも環とハルヒ応援ぽいしなあ

かといって環ハル結婚したら
鏡夜……言葉巧みに手練手管で不倫を要求、寝取る気。
双子……人妻なのに殿前でわざといちゃこら
ハニー……見た目が子供な特権を生かしベタベタ
モリ……いいとこ取りでさりげなく地道に高感度をあげる。

鏡夜だけ悪質な気がする。最後までしつこく粘着質に諦めなそうな……

338:名無しさん@ピンキー
08/05/11 11:18:53 Yfee1NqC
>337
いや、その変換でいくとモリが極悪だろう。

339:名無しさん@ピンキー
08/05/12 01:15:47 rYMyJvI3
>>338
殿とハルヒに子供が生まれたら、子供は殿よりモリ先輩になついたりして

殿……お父さんウザーい
鏡夜……なんか怖い(or鏡夜の手のひらで踊らされる)
双子……いたずらの師匠
ハニー……お菓子
モリ……大好き!

…みたいなね。

340:名無しさん@ピンキー
08/05/14 17:49:50 LLNbcxRq
>>339
普通にありそうで困るw

できたら誰かボサハル書いてくれれば嬉しい。
自分が書くと駄文になってしまふ(・ω・`)

341:名無しさん@ピンキー
08/05/19 21:28:46 iU5Riikz
保守

342:名無しさん@ピンキー
08/05/21 18:09:33 DuaSgG5M
ちょwww過疎すぎwwwwww

343:名無しさん@ピンキー
08/05/21 20:12:25 9aOwon0a
書きたいがいつもグダグダでエロくなんないだよ…

344:名無しさん@ピンキー
08/05/21 21:13:56 DuaSgG5M
>>343自分的にはエロくなくてもウェルカムですよ

+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・) ワクワクテカテカ
 (0゚∪ ∪ +        
 と__)__)+


345:名無しさん@ピンキー
08/05/22 03:58:12 AsDKspuU
鬼畜鏡×ハルを望んでやまない

346:名無しさん@ピンキー
08/05/22 11:38:32 425enZ3h
非常に亀なんだが
>>42
>「自分は環先輩の娘じゃないし、
>先輩の事もおとーさんだなんて思っていませんからっ!!」

とハルヒに言われて、
「では兄と妹か?そーか、俺はシスコンだったのか!」
と間違った方向に納得する環を想像してしまいました。
ごめんなさい。

347:名無しさん@ピンキー
08/05/22 11:49:51 AsDKspuU
簡単に想像できました。本当にありがとうございます

348:名無しさん@ピンキー
08/05/22 13:10:36 GZUsBjbR
>>346
そういうボケもあるだろうけど、普通に考えたらショックのほーがでかいんじゃね?
と思います。

349:名無しさん@ピンキー
08/05/24 23:20:56 4er3tJLx
>>343
ここに投下してみるんだ
話はそれからだ

350:名無しさん@ピンキー
08/05/30 21:23:05 vjHn2nNM
ハルヒ可愛いよ、ハルヒ

351:名無しさん@ピンキー
08/05/31 21:28:38 2Cn8HgVi
殿可愛いよ、殿

352:名無しさん@ピンキー
08/06/01 22:39:20 0lqkxbZC
女の子にもてモテのハルヒの話が読みたい
いいとこありますかね?

353:名無しさん@ピンキー
08/06/01 23:42:48 Sb02INyJ
目の前の箱を使って探すといいと思います

354:名無しさん@ピンキー
08/06/02 16:00:50 yZ4kB5so
女の子とハルヒというと、女とバレてれんげに調教されるとかロベリア三人衆に拉致られて…とか?
もしくはレズとみせかけて誰かの妄想か夢とか?

355:名無しさん@ピンキー
08/06/03 03:54:12 cHtvkx+3
ロベリアはいらない
れんげもしくはお客様の誰かだな

356:名無しさん@ピンキー
08/06/07 10:32:07 Jk0A0j27
副委員長の妄想とかも考えたけど、エロスに向かわないんだよな。

357:名無しさん@ピンキー
08/06/09 20:45:09 flwAg9eP
それはそうと、常陸院兄弟お誕生日オメデトウ!

358:名無しさん@ピンキー
08/06/09 21:20:09 eZV9sXeH
そりゃあめでたい
これはプレゼントをもらわなければならんな

359:名無しさん@ピンキー
08/06/13 10:53:36 spFERw1Y
あげますね!

360:名無しさん@ピンキー
08/06/16 11:07:12 vm38Y478
くださいな!

361:名無しさん@ピンキー
08/06/17 03:33:12 ZqPrpcFr
いやです!

362:名無しさん@ピンキー
08/06/21 11:26:40 GPlWh3wW
ハニカナが読んでみたい、大人なハニー先輩いいよね

363:名無しさん@ピンキー
08/06/24 14:41:04 RJtXmbfO
>>362
ハニーが素を出せるのはカナとモリの前だけって感じでイイよね

364:名無しさん@ピンキー
08/06/26 01:28:04 cBKjGv4b
だめだ、どうしても自分の頭じゃハルヒをエロくする事が出来ない
ただ純粋に好きらしい

でも鏡夜の鬼畜具合は好きです

365:名無しさん@ピンキー
08/06/26 01:41:47 Oj0QRCQ0
そんな時は鬼畜鏡夜×ハルヒ以外の女の子でエロ妄想OR書けばヨロシ!
…と、神様がおっしゃられています。

366:名無しさん@ピンキー
08/07/01 21:53:10 Z062f9oU
鏡夜だと…綾女かれんげあたりいいかも

367:名無しさん@ピンキー
08/07/06 18:09:48 dF15L+eg
守っておく、ハルヒを。

368:名無しさん@ピンキー
08/07/12 10:50:03 UuRH7bNX
保守 保守

369:名無しさん@ピンキー
08/07/12 12:47:27 2l9mZ/2k
う~む、キャラや話が純粋に好きだと、なかなかエロに話を発展できないもんだね。
どうしてもほのぼの友情系になってしまう……
シチュエーションは整ってるのに……

370:名無しさん@ピンキー
08/07/18 00:28:34 8/MA8/Tb
ほしゅ

371:名無しさん@ピンキー
08/07/18 11:56:20 3b6oSi6R
別にエロに拘る必要はないよ
ほのぼの系も大歓迎

372:名無しさん@ピンキー
08/07/20 22:26:35 Utbli0SV
hosyu


373:名無しさん@ピンキー
08/07/25 22:08:07 NrZRK4I9
今月号でさらわれたハルヒがどうなったのかと思うとちょっとドキドキする

374:名無しさん@ピンキー
08/07/28 00:53:03 Bbeptb80
>>373
このスレ的にドキドキですよね

375:名無しさん@ピンキー
08/07/30 18:29:04 eSZaQQOc
このスレ的にはベタなところで、もう環に近付けないようにとお祖母さまの手下に拉致監禁強姦か、
すんでのところで助かって、事件によって自覚した環に慰められるか、
お祖母さま派から守るためにあえて連れ去った高坂さん(実は百合)に迫られるか…といったところか

376:みき
08/07/31 12:56:28 +dhf93Zg
すいません初めまして突然ですが今から書かせていただきます。
カップリングは鏡夜×ハルヒです。(エロです。)
シチュエーションは鏡夜の家のベットで。。。媚薬などを(一応)使います。
初めて小説をかくのでみなさんが満足できるような作品ではないかもしれませんが
みてやってください(^^*)




377:みき
08/07/31 12:57:06 +dhf93Zg
「・・・・んん、あれ?ここは・・・」
目を覚ますと見たことのない部屋のベットに自分は寝ていた。
どうして自分はこんなところにいるのだろう。という疑問の答えはすぐに分かった。
自分は放課後のホスト部でお客様の相手をしていた時、急に目の前が真っ暗になりその場で倒れたのだった
そこまではいい問題はこの状況だ、どうして自分はこんな所にいるのだろう・・・

「なんだ目が覚めたのか」
声がした方を見るとそこには
「鏡夜先輩!」
ホスト部の副部長鳳鏡夜がいた・・・
「どうして鏡夜先輩がここに?」
「ここは俺の家だよ・・・そういえばお前が来るのは初めてだったな」
「はぁ・・」
自分は混乱しつつ一番気になっていた事を聞いた。
「どうして自分は鏡夜先輩の家で寝てたんですか?」
そう聞くと鏡夜先輩は
「お前が倒れた後鳳の病院に連れて行ったんだがあいにくみんな手が離せなくてな
しょうがないから俺の家に連れてきたんだ。環達も心配してここに居るといっていたのだが俺が
いつ起きるか分からないから帰ってくれといっておいた」
といい、自分に紅茶をくれた
「そうだったんですかありがとうございます。」
なにか嫌な予感がして紅茶を飲んですぐ帰ろうとすると突然体が熱くなった事に気づいた
下半身が渦巻くように熱くなってゆく、そんな変化に戸惑っている自分に
「もう効いてきたのか」といった。
「先輩これはなんですか?なんだか体が熱いです・・・・」
「それは媚薬だよ、俺は前からハルヒの体に興味があってなせっかくのチャンスだから見ておこうと」
「そんなっ・・・・・んん!」
反抗しようとしたその瞬間口に鏡夜先輩の舌が入ったかと思うと両手を捕まれベットに押し倒される状態になった。どんなに暴れようと
所詮男子と女子の力の差など分かりきっている。それに今自分は媚薬のせいで力が入らないのだ

鏡夜の舌が容赦なく自分の舌を絡めとってゆく、
「ん・・はぁ・・・!」
「っ何するんですか!」
「黙れ・・・・」
そう言うとハルヒの着ていた制服のネクタイをとりハルヒの両手を頭上で縛った。
「なっ・・・」
驚いている隙に器用にハルヒの服を剥ぎとり下着だけとなったハルヒをみて
「綺麗だな」と耳元で囁いた。それだけでもハルヒは感じてしまう

↓に続きを書きます


378:みき
08/07/31 14:00:34 +dhf93Zg
ハルヒのブラジャーを取りあらわになった胸を優しくもみはじめた
「ひゃっ!・・・きょ・・うや先輩・・」
「ん・・はぁん・・や・・・やめて・・」
そんなハルヒのねがいも届くはずもなく鏡夜先輩は手でハルヒの胸を堪能していた。
鏡夜先輩に触れられた所が熱くなってきている、
「はぁん・・・」
「気持ちよくなってきたか・・・」そういうともむのをやめた、
ほっとしたのもつかのま、今度は胸に鏡夜の舌が触れた
「や・・・あんんんっ」
片方は手で片方は舌で愛撫され続け敏感な胸は感じ続けていたハルヒは快感に飲み込まれ理性を
なくしてしまった、
「きょ・・・鏡夜先輩・・・もっとぉ・・してくださぃ・・・」
「あぁ・・・」
ハルヒはきっと気がつかなかったのだろうそのとき、鏡夜が笑っていたことに
胸への愛撫をやめもう濡れているだろう、ハルヒの中心に手を入れた
「っひゃん!ああああぁぁぁぁぁん」
すでに下着にしみを作っていたそこはなんなく鏡夜の中指がはいった
指を動かすたびにハルヒから甘い声がもれ、愛撫しているそこはくちゅ、くちゅと
淫らな音をだしつづけている
「いぃ、気持ちいいですぅ…ふぁあっあん」
「ハルヒのここもうぐちゃぐちゃだな」
そういうと今度は一本指を増やし二本で激しく動かしはじめた
「もっと・・もっと・・・ああっ・・・んっ・・」
ハルヒのそこはにじゅぷじゅぷ、ぴちゃぴちゃと淫らな音をしきりにたて続けている
そして中が鏡夜の指をくわえ込んではなさずにいるのだ
「・・・はあっ・・・イっちゃう・・っっ・・!」
「いけよ・・・」
そういうと今までにないくらい激しく中を掻き回した
「はあっ…はあっ…ん…ああっ…!ふあああっ…!やああっ…」





すいませんつかれたのでここで終わりとしておきますw(中途半端ですいません)
あとはみなさんのご想像ってことでww

379:名無しさん@ピンキー
08/08/02 00:45:21 tQvIBXTD
>>376
乙です

380:名無しさん@ピンキー
08/08/09 22:48:21 QRwX3lp1
想像と言われてもねえ…

381:名無しさん@ピンキー
08/08/10 00:07:58 WoMl6Gfa
>>376
書き逃げはイクナイが、とりあえず乙

382:名無しさん@ピンキー
08/08/10 01:46:27 1URKA5Gt
↓想像した

「あっ…」
鏡夜の容赦ない攻撃にハルヒは小さく声をあげ絶頂に達した。
「おや、もうイってしまったのか…ハルヒ」
意地悪な言葉とは裏腹に、鏡夜はハルヒを愛おしそうに見つめる。
ハルヒが薄っすらと目を開けると、すぐ前に鏡夜の手が見えて
汗で張り付いた額の髪を整えていた。
鏡夜の指先がハルヒに触れるたびに、ハルヒはピクリと身体を
震わせる。
「ふふふ。まだ媚薬の効果は抜けていないようだな」
恥ずかしそうに頬を紅潮させ目をうるませるハルヒの様子に、
鏡夜は堪らなくなり覆いかぶさると唇を奪う。
「んっ…んぁっ」
呼吸さえもさせてもらえない激しいキスにハルヒは翻弄される。
冷静沈着な普段の鏡夜からは想像できない情熱的なキスだった。
ただ受け止めるだけのハルヒにも次第に変化が現れる。
不器用ではあったがおずおずと舌を絡ませて鏡夜に応えてくる。
興味本位ではじめた行為だったのに、鏡夜には今までになかった
感情が芽生えてきた。

383:名無しさん@ピンキー
08/08/10 01:47:03 1URKA5Gt
「ハルヒ…」
鏡夜はハルヒの胸に顔をうずめると、小ぶりな胸を持ち上げる
ように揉みほぐしながら、立ち上がったその中心を舌で転がす。
「せんぱい…せんぱい」
身体が燃え上がるようだった。先ほど達したばかりなのに、
ハルヒは打ち寄せる快楽に身を震わせた。直接触られている訳
ではないのにハルヒの中からは透明な愛液が溢れ出る。
「いやらしいな…ハルヒは」
ハルヒの反応に気をよくした鏡夜はニヤリと微笑むと、ハルヒの
股間に顔をうずめた。
「ふぅっあぁっ…そんなとこっ…せんぱいっ」
舌先を器用に動かしハルヒを陵辱する。ハルヒは再び絶頂に
駆け上っていく。しかし鏡夜は徐に身を起こすとハルヒから離れた。
「ん……せんぱい」
訴えるように潤んだ瞳を向けるハルヒに鏡夜の怒張はドクンと脈打つ。
「どうしたハルヒ。続けてほしいのか」
「……」

384:名無しさん@ピンキー
08/08/10 01:48:10 1URKA5Gt
恥ずかしさのあまり何も言わずハルヒが目を閉じると、
カチャカチャと金属音が聞こえてきた。目を開けると鏡夜が
ベルトをはずし服を脱いでいるところだった。次第に現れるバランス
よく筋肉のついた鏡夜の姿態。しかし、はち切れんばかりに勃ち上が
った怒張に気づくとハルヒはその大きさに目を見張った。
「……ハルヒ…いいか?」
再び覆いかぶさると耳元で囁く。そして答えを待つことなくハルヒ
に自身をあてがうと、ゆっくりと挿入していった。
「んっ……いたっ」
痛みにハルヒは顔を歪ませる。鏡夜もまた処女のきつい締め付けに
絶えながら、ハルヒの両手を縛っているネクタイを解く。
「ハルヒ…辛いなら…つかまっていろ」
ハルヒは目に涙を浮かべながら、コクリと頷くと鏡夜の背に両手を
回した。処女のハルヒのため鏡夜はすぐにでも動き出したい衝動
に耐えつつ、そのままの状態でゆっくりと呼吸を整えた。

385:名無しさん@ピンキー
08/08/10 01:49:53 1URKA5Gt
「いくぞ」
ゆっくりと腰を動かしていく。その動きにあわせて接続部から
じゅくじゅくと嫌らしい音がする。
「はぁっ、んっ、んっ、んっ」
鏡夜の動きは次第に激しくなり、深く突き入れるように腰を前後させる。
ハルヒに必死に鏡夜にしがみついた。
硬く燃えるように熱い鏡夜の怒張を体内に感じ、ハルヒの背筋には
快楽がぞわぞわと駆け抜けていく。
ハルヒはあまりの気持ちよさに前後不覚に陥った。
「くっ、ハルヒっ、ハルヒっ」
ぎゅうぎゅうと締め付けてくるハルヒに鏡夜の限界も近かった。
ハルヒの両足を抱え込むとラストスパートとばかりに勢いよく
突き上げていく。
「あっ、せんぱいっ、も、だめっですっ、ふあぁっ、ぁああん」
「ハルヒっ、一緒にっ」
「あっ、あっぁぁあん」
ハルヒは高い声を上げ絶頂に達した。鏡夜は素早く怒張を抜き取ると
ハルヒの柔らかな腹の上に熱い精を放つ。
「ハルヒ…」
鏡夜は意識を手放し横たわるハルヒをじっと見つめる。
このとき鏡夜は自分の感情にはじめて気づく。
「ハルヒ…愛している」
独り言のようにつぶやいた鏡夜の告白は、ハルヒに耳には
届いてはいなかった。

以上

386:名無しさん@ピンキー
08/08/11 03:48:32 LjC2N2m7
想像、GJGJ

387:名無しさん@ピンキー
08/08/16 14:13:12 4p7UuxMd
想像ってすばらしいな!
GJ!

388:名無しさん@ピンキー
08/08/17 03:09:35 RpFWyr5h
GJ!おいしくいただきました。

389:名無しさん@ピンキー
08/08/19 00:29:51 sgWrMeog
よし、上げとこうかな

390:名無しさん@ピンキー
08/08/26 07:30:35 QY/aw6Nm
よし、保守しとこうかな

391:名無しさん@ピンキー
08/08/27 02:32:23 Z4n4/j3z
鏡夜×高坂弁護士
眼鏡対決って感じで萌る
……マイナーだなι

392:名無しさん@ピンキー
08/08/30 21:50:36 /FJ7CeIy
>>391
あるとすれば、環の家関係で体に訊いてやるパターンだろうか
やはり年上相手でも魔王様のいやらしさ炸裂?
それとも高坂のほうが一枚上手で鏡夜のほうが手玉にとられて大ピンチ?

393:名無しさん@ピンキー
08/09/04 21:30:30 gz4flhIn
ほっしゅほっしゅ

394:名無しさん@ピンキー
08/09/06 00:23:45 ZhiMlLqZ
パンちらっしゃいませ

395:名無しさん@ピンキー
08/09/06 00:31:39 nZwK2QsB
>>394
ええええ~

396:名無しさん@ピンキー
08/09/07 08:53:18 ceBmGNDM
凉宮も良い

397:名無しさん@ピンキー
08/09/07 20:57:52 lgGCcuOf
ハルヒ違いです><

398:名無しさん@ピンキー
08/09/14 21:37:19 fxkpBZnC


399:名無しさん@ピンキー
08/09/17 16:16:35 QVCbf/9V
ほす

400:名無しさん@ピンキー
08/09/26 20:27:33 N9INEf34


401:名無しさん@ピンキー
08/09/26 20:34:12 hoOOMeTe
誰かネタはないかのう~

402:名無しさん@ピンキー
08/09/26 23:10:44 Yf+z7hc0
規制てst

403:名無しさん@ピンキー
08/09/27 00:23:56 U8uQmlqw
うーん・・・、鏡夜が年上とかの一枚上手な相手に手玉にとるつもりが逆にとられて・・・なんてのも
見てみたいかもしれないw

404:名無しさん@ピンキー
08/09/30 09:04:05 pG66iFLG
鳳父×鏡夜とか?
・・・見たくねえwwww

405:名無しさん@ピンキー
08/09/30 15:03:35 jCDiSuvl
ちょw普通に考えて相手は女だろ?!
環の家のこと調べてるうちに高坂さんと…なんてのだったらまだあり得るかも。

406:名無しさん@ピンキー
08/09/30 22:21:08 S1TG7FcR
流れ㌧切りますが…。

カプ物も良いけど、前にちょこちょこあった小ネタも久しぶりに読みたいなー。
みんながどんなエロ本が好きかとかw


407:名無しさん@ピンキー
08/10/01 00:15:42 JCvZKIji
>>406
いいね。
きっとモリの好みがマニアックなんだよ、そしてハニーの好みがハードだったりww

408:名無しさん@ピンキー
08/10/01 00:40:40 aNBA+bI6
>>407
モリ先輩は見つかってもいい用のソフトなヤツと、秘蔵の超マニアックなヤツを
両方隠し持ってそうな気がするw

409:名無しさん@ピンキー
08/10/01 13:20:59 mT7chJOn
どうしてもモリ先輩の「そういう」所が想像、もとい妄想出来ない
ハニー先輩では出来るのにどうしてだろう

410:名無しさん@ピンキー
08/10/01 18:15:46 QrGOdige
モリ先輩って原作では無口でストイックなキャラだからね~。
ムッツリスケベとか、眠いとマニアックとかは
このスレオリジナル設定というか、妄想なわけでw

その点、お菓子大好きで甘えんぼキャラ、
ブラックハニーっていう美味しい設定もあるハニー先輩はネタにしやすいのかな。

411:名無しさん@ピンキー
08/10/01 23:05:47 PKz6D/zW
エロゲとか持ってそうなのは双子かな?
案外鏡夜あたりが隠れてエロゲーマスターのような気もするがw
しかも完璧にクリアしないと気が済まないタイプだったり

412:名無しさん@ピンキー
08/10/01 23:48:41 aNBA+bI6
>>411
目を血走らせながら徹夜でエロCG回収フルコンプに励む魔王様を妄想したww

双子辺りは「このヒロインがハルヒに似てるんだよ~」って環にエロゲを押し付けてそうな気がするな。
好奇心に負けてプレーし始めたが最後、うっかりハマっちゃって
「おおおお、おとうさんの前でなんてはしたない格好をするんだぁぁぁ!やめなさい!
服を着なさい!」
とか、大騒ぎしながら何だかんだいいつつクリアしてそうだ。
環ってたぶん素直にゲームの主人公に自分の名前をつけちゃうタイプだよね。

って、ここまで細かく妄想出来る自分キメエw


413:名無しさん@ピンキー
08/10/02 00:41:17 /9WDzliN
キモイよ

414:名無しさん@ピンキー
08/10/03 03:15:47 NqD3gdPc
もっともっと細かく妄想出来る人などざらにいるよ、平気。
ただ、形にするのが難儀なだけ。

415:名無しさん@ピンキー
08/10/03 10:18:54 0x4VrEN8
ハルヒとやりてえなあ
やれなくてもキスしたいなあ
キスできなくても手をつなぎたいなあ
手をつなげなくてもライトに話したいなあ
話せなくてもメアド知りたいなあ
メアド知れなくてもあいさつぐらいしたいなあ
あいさつできないから遠くで見てよ

416:名無しさん@ピンキー
08/10/03 17:26:26 UNvP5qu1
こうしてストーカーが出来上がるわけですね、わかります。

417:名無しさん@ピンキー
08/10/08 07:30:16 ddQaIGTl
そうしてハルヒ以外の部員たちから物理的・社会的制裁を受けるんですね。
わかります。

418:名無しさん@ピンキー
08/10/08 23:29:32 PmM/j8dq
ハルヒー!
>>415から全力で逃げてー!!

419:名無しさん@ピンキー
08/10/10 23:02:50 untKn4zp
むしろ>>415逃げてー多分逃げ切れないけど全力でー

420:名無しさん@ピンキー
08/10/11 02:45:26 hMVTdXax
「くっ…、ハルヒにストーカーする奴は許せん!鏡夜、手配を頼む!」
怒りを湛えた表情で環が指を鳴らすと、鏡夜は静かに携帯を開いた。
「…ああ、俺だ。即効で>>415を捕獲しろ」

421:名無しさん@ピンキー
08/10/11 18:48:11 IItoGXHz
「……それって、環先輩とどう違うんですか?」

422:名無しさん@ピンキー
08/10/11 21:41:13 1HPlS85B
「お、俺は違うぞハルヒッ!俺はただ、純粋におまえが心配で……!」
ハルヒは真剣な環の表情に一瞬胸を高鳴らせたが、すぐにそれを打ち消すように小さく首を振る。
「と、とにかく、自分はストーカー被害になんて遭ってないんですから、余計なお節介はいりません!」
そう言い放ってハルヒは部室を出て行く。
だが、彼女が気付いていないだけで、確実にストーカーの魔の手は迫っていた。

一方、余計なお節介はいらないと言われたものの、
ハルヒを心配する環たちはこっそりと対策を練ることにした。
白熱する話し合いの中で、ハニーがぽつりと呟いた。
「それにしても>>415は人気だねえ~、ちょっと嫉妬しちゃうよ」

423:名無しさん@ピンキー
08/10/11 21:58:47 LVAz+iOR
この流れに吹いた

424:名無しさん@ピンキー
08/10/12 01:31:10 PhloNias
ハルヒにアンティークな着物着せたい
そんで帯クルクルやって脱がせたいよ(´д`)

425:名無しさん@ピンキー
08/10/12 04:27:55 DPLVj1AK
何だかんだ文句言いつつも次にお前は「あーれーっ」と言うッ!

426:名無しさん@ピンキー
08/10/16 22:27:29 pfgeYlQV
>>425
ちょ…何するんですか、やめてください!…や、こんなのテレビの観すぎですってば……
あ~~~れ~~~~~~~!

…こうですか?

427:名無しさん@ピンキー
08/10/19 18:35:49 Zv7nTiGZ
ハルヒッ、棒読みでも可愛いぞ!

428:名無しさん@ピンキー
08/10/26 19:02:22 KSzqfx0/
今月号読んでちょっと思った
ハルヒが嫉妬するSS読んでみたい

429:名無しさん@ピンキー
08/11/04 13:23:51 ITLB8MhD
.

430:名無しさん@ピンキー
08/11/07 07:22:35 12n53uN7
ほしゅ

431:名無しさん@ピンキー
08/11/07 21:01:07 O05P4N01
表現規制反対派議員情報スレ
スレリンク(giin板)

432:名無しさん@ピンキー
08/11/14 01:09:05 Lj5lYUNN
キャラの中で精力すごいのって誰だろ?
なんとなく鏡夜あたりは淡泊そうな気もするけど…

433:名無しさん@ピンキー
08/11/14 01:19:00 MtJ8ef85
ハニー。なんか絶倫っぽい。
あとは環かなぁ。
でもハニー最強説。

434:名無しさん@ピンキー
08/11/14 22:21:34 0o8q+Ttp
>>433
ハニー>|超えられない壁|>>環>>>他の皆さんということか。

環も絶倫ぽいけど、ハニーはもうね、人外な何かだと思うw
きっと無邪気に笑いながら48手連続とかするんだよ、夜の埴之塚流奥義免許皆伝的な。

435:名無しさん@ピンキー
08/11/15 23:01:31 O9ryqWX5
なんてエッチで楽しいスレなんだ
思わず笑ってしまう流れだ


436:名無しさん@ピンキー
08/11/15 23:37:52 p5yl4L00
ちょw夜の埴之塚流奥義ってどんなのだよwww
激しく気になるとです、誰か教えてください!
なんとなく技が決まるたびに門下生が太鼓叩いてそうだよ・・・

437:名無しさん@ピンキー
08/11/19 21:50:48 qLH5Ro/9
>>432
鏡夜の父さんは4人子供をつくりました
鏡夜はムッツリスケベだと思う
眼鏡とったら凄いのかもしれないw

438:名無しさん@ピンキー
08/11/20 00:13:57 VnMsYWFt
>>437
ちょwwwその理屈だと、芙裕美姉さんなんかもああ見えてもの凄くエロいことに…!

439:名無しさん@ピンキー
08/11/22 00:25:01 ABRkk1OQ
ハニー先輩の奥儀がきになりすぎるw

440:名無しさん@ピンキー
08/11/25 03:35:18 v2hXQMMC
笑い死ぬwwwwwww

441:名無しさん@ピンキー
08/11/26 02:34:29 yQpNHPQz
ブラックウサちゃんww


442:名無しさん@ピンキー
08/11/27 00:26:22 D1eIcrin
埴之塚流合体奥義…いや、なんだ…先が浮かばない…

443:名無しさん@ピンキー
08/11/27 02:01:47 SONePXQw
埴之塚流四十八手か…ゴクリ

444:名無しさん@ピンキー
08/11/28 17:03:06 YTcCDOsE
このごろ埴之塚流奥義が気になりすぎるので、
ハニー×伽名月ちゃん初夜ネタで短編を書いてみた
ふざけたネタなので、苦手な方はスルー推奨でお願いします

445:ハニカナ埴之塚流ネタ
08/11/28 17:04:05 YTcCDOsE
埴之塚家の敷地内にいくつかある道場の中の一室―。
部屋の四隅に篝火が焚かれ、その中央に敷かれた寝具の上では、
一時間ばかり前から男女の営みが行われていた。
互いを愛しむ想いが、篝火に照らされた二人の熱をいっそう駆り立てている。
激しく睦み合っているのは、埴之塚光邦とその妻の麗子。
光邦の卒業後に交際を始めた二人は、麗子の卒業を待って本日祝言をあげたばかりだった。

武道の名門である埴之塚家には、一般の家庭とは違う数多のしきたりがあり、
次期当主である光邦は幼少の頃からそれに遵ってきた。
現在行われている初床の儀(初夜にあたる)も、その一つ。
一般には知られていないが、埴之塚流には幾多の武術奥義の他に、
男女の夜の営み用の裏奥義が存在する。
それは埴之塚流房中奥義という名で、愛撫の仕方から挿入時の動き方に至るまで網羅された、
百八手からなる情事のテクニックだ。
過度に体力を消耗する危険な技が多いので、一般人に教える事は禁じられており、
奥義の中には次期当主にのみ伝授される一子相伝の技も幾つかあった。
初床の儀とは、未来の跡継ぎ獲得のため、江戸四十八手と埴之塚流房中奥義百八手を駆使し、
三日三晩を徹した営みをするという儀式である。

「…じゃあ、伽名月ちゃん。そろそろ一つになろうねえ」
奥義を駆使した愛撫を充分に施した後……。
光邦は麗子の秘所に屹立した己の分身―ブラックうさちゃんをあてがい、擦り付けた。
麗子の秘所は先程までの愛撫で充分すぎる程に濡れそぼっていたが、
これから彼の小柄な体躯に見合わぬ立派な逸物を初めて受け入れるという期待と不安に身が竦む。
「埴之塚先輩…、あの…私、少し怖いです……」
麗子は呪いの本(実際にはおまじない雑誌)を読んで作った緊張を解くアミュレットを握り締め、
固く目を閉じた。
「大丈夫だよ。少しだけ痛いかもしれないけど、怖がらないで僕に任せてほしいな」
光邦は麗子に優しく口づけ、彼女の力が緩むと同時に、素早く挿入していった。
初めての女性の痛みと出血を最小限に済ませる効果のある、秘伝の技を使う。
「いくよー、埴之塚流神速瓜破斬ー!」
「ああああぁっ!」

一気に最奥まで到達させた後、光邦はそのまま動かずに気を溜め始めた。
「ごめんね、痛かったよね?でも、もう大丈夫だよ」
「……だ、大丈夫というのは一体…?」
根拠のない言葉に麗子が首を傾げるも束の間、異変がおきた。
結合部から光邦の暖かな気が伝わり、破瓜の痛みと圧迫感が次第に薄れていく。
数分もする頃には、すっかり出血が止まり痛みも消えていた。


446:ハニカナ埴之塚流ネタ
08/11/28 17:05:04 YTcCDOsE
「埴之塚先輩…、これは?」
「うん。埴之塚流平癒術といって、気の力を送って相手を癒す技だよ。
こうしておかないと、僕も本気が出せないからねえ……」
「本気……?」
「そう。僕のブラックうさちゃんの本気の力、伽名月ちゃんだけに教えてあげる」
光邦は無邪気な顔で微笑み、逸物を膣口付近まで引き抜いた。
「んんっ……!」
気の力で癒えたせいか、痛みの代わりに甘やかな疼きが麗子の秘所を侵していく。
「それじゃいくよ。埴之塚流……」
「ぁっ…んっ…ぁぁぁあああ……!!」
光邦は麗子の腰を抱え、抽送を始めた。
その激しい動きとそれによって生じる快感の渦に、麗子は早くも飲み込まれていった。

*****

「……おお、あの動きは埴之塚流八面六臂突き!さすがは埴之塚本家の次期当主ですな!」
埴之塚の分家の一人である初老の男性が、感嘆の声をあげた。
ここは、埴之塚家の敷地の中で一番大きな道場。
壁に取り付けられた大きなモニターには、光邦達の営みが映し出されている。
こちらにも篝火が焚かれ、それを見守る男達の真剣な表情を照らし出していた。
現在ここに集まっているのは、当主を含む埴之塚本家の男と銛之塚など親戚筋の者達、
そして全国に散らばる埴之塚流一門の幹部達と、門下生の中でも選りすぐりの優秀な猛者達だ。
モニターの中の光邦の腰の動きに合わせて大太鼓が打ち鳴らされ、
激しい動きに、撥を打つ者の額に玉の汗が浮かぶ。
その後ろで同様に動きに合わせてソイヤ!ソイヤ!と正拳突きを繰り返す猛者達も、
一同汗みずくだ。

やがて、光邦達の営みが佳境に差し掛かった事を察知した埴之塚家当主が、厳かに言葉を発した。
「……崇くん、そろそろ舞を頼むぞ」
「……はい」
銛之塚崇は静かに立ち上がり、中央に設えられた舞舞台へと移動する。
埴之塚の初床の儀には、銛之塚の者が子宝祈願の舞を舞うのが、古来からのしきたりだ。
崇はモニターに向かって一礼すると、埴之塚流幹部の笛の調べに合わせて舞い始めた。
光邦の幸せを願い、指先の動きにまで細心の注意を払う。
―…光邦、頑張れ。未来のおまえの子に届け、俺のこの思い……!
優雅で男らしい舞に魅せられ、若い門下生達がほう…と溜息を漏らした。



447:ハニカナ埴之塚流ネタ(終)
08/11/28 17:06:46 YTcCDOsE

フィニッシュに向けてより激しさを増す光邦達とともに、それを見守る男達の熱気も上昇していく。
「…むう。埴之塚流電光石火突きから流れるように埴之塚流乱れ卍とは、お見事!」
「光邦兄さん、まさかここまで埴之塚流房中奥義を自分のものにしているなんて…!」
興奮した彼等は、モニター越しの光邦が奥義を繰り出す度に感嘆の声を漏らしていた。
父である埴之塚家当主も、息子の素晴らしい成長に歓喜の涙を流す。
光邦の技の一つ一つは、誰が見ても文句のつけようがないものだった。

……そして、ついに光邦と麗子の結びつきが頂点に達した。
初めての絶頂を迎えた麗子の秘奥に、光邦の思いの丈が迸る。
精を放ちながら彼が腰を震わせる度に、二度三度と彼女の腰が浮く。
艶めいた喘ぎ声をあげながら、くたりと麗子の体から力の抜ける様が、モニター越しに見てとれた。
「オオオオオオオオオ―!!!」
道場にいる全ての男達が、歓声をあげる。
埴之塚流房中奥義、剛直流星群。
射精の勢いで絶頂中の相手を更なる高みへと導く、一子相伝の技の一つである。
「祝杯をあげるぞ!宴の用意をせよ!!」
当主の号令とともに、埴之塚流の男達は酒を酌み交わし、新しい夫婦の誕生を祝い始めた。

*****

初めての営みを終えた二人は、寝具の上で抱き合ったまま語り合っていた。
「…私、身も心も埴之塚先輩のお嫁さんになれたのですね。こうしていると、
あなたを想って日夜呪いに勤しんでいたのが、遠い事のように思えます」
「うん。僕も幸せだよ伽名月…んー、これからは麗ちゃんって呼ぶね。いいかなあ?」
と、光邦は麗子の黒髪を優しく撫でる。
その言葉に、麗子は幸せそうに頷いた。
「はい。光邦さん……」
「麗ちゃん、疲れたよね?夜はまだまだ長いけど、少し休んで一緒にケーキ食べよ?」
光邦は廊下に用意されていたホールケーキと紅茶を持ってきて、愛しい人に勧めた。

「ねえ、麗ちゃん。赤ちゃんいっぱい欲しいねえ。男の子と~、女の子と~……だから頑張ろ?」
大きなケーキをすっかり食べ終えた後、光邦はそう言って再び麗子を組み敷いた。
彼のブラックうさちゃんは、既に元気いっぱいだ。
労わりをもって腰を沈め、しばし温もりを味わった後、抽送を始める。
「いくよー?埴之塚流昇竜旋風脚~!(ただし真ん中の脚)」
「あぁっ……!そんな…いきなり激しいです…んんっ…!」

敷地内の遠く離れた道場で、またもや男達の歓声があがった。
初床の儀式は、まだ始まったばかりである。
ちなみに、夜毎の激しい営みとそれを見守る男達の宴は、
麗子の懐妊が発覚する二ヵ月後まで続いたという。



448:名無しさん@ピンキー
08/11/28 18:32:27 3OUNosqE
埴之塚流すげえ!
モリが踊りはじめたところで腹筋痛くなったw

449:名無しさん@ピンキー
08/11/28 23:40:39 7mdRM/yh
GJすぎる!
超笑えた!!
かなつきちゃんはこれが当たり前だと思って、まわりに
「埴之塚流昇竜旋風脚をされてしまうと、すぐ……」
とかいう話をしてしまうんだろうかw

450:名無しさん@ピンキー
08/11/29 14:11:51 AY7vFnXQ
GJ
ハニーもすごいが奥義を受けても無事なカナもすごいと思う。

451:名無しさん@ピンキー
08/11/29 16:00:41 EyPHBRCn
大変面白かった!お疲れ様でした

452:名無しさん@ピンキー
08/11/30 13:00:12 EPYVm9rO
面白かった!技の名前とか考えるの楽しそうだなw
GJ!

453:名無しさん@ピンキー
08/11/30 19:01:43 osP9n6t5
GJ!おもしろすぎw
埴之塚流昇竜旋風脚~!(ただし真ん中の脚)で声あげて笑ってしまったww

454:名無しさん@ピンキー
08/12/04 02:18:28 /9QrVmDP
殿役の声優さんがおめでた婚だと。

455:名無しさん@ピンキー
08/12/07 01:35:07 6Qn//Pwy
問題ない。父さんがパパになっただけだ

しかし腹いてぇw

456:名無しさん@ピンキー
08/12/12 21:27:17 jLz/XozI
素朴な疑問
イトコのモリは夜の埴之塚流奥義使えないんだろーか?

457:名無しさん@ピンキー
08/12/15 23:15:02 /DJ8Y01s
従兄弟だから簡単なのは出来るかもしれないが上級技は無理かもよ。

458:名無しさん@ピンキー
08/12/20 21:00:45 Hd2pvo+V


459:名無しさん@ピンキー
08/12/20 22:37:26 3We5NNk/
シュ

460:名無しさん@ピンキー
08/12/21 23:19:24 /6cMbiOg
ほすがてら
愛ハルヒで環へのご奉仕対決3Pとか妄想中なエロゲ脳の自分が通りますよ

461:名無しさん@ピンキー
08/12/22 19:16:08 ItI9SM1Y
>>460
あなたの書き込み見て自分もうっかりベタな電波受信しちまったよ…
なんか愛は望んだ事を何でもしてくれそう…(でも自分で考えてじゃなく、相手の言う事に合わせるだけ)
以下妄想

ひょんなことから愛がハルヒの性別と環ラブを知る
環をめぐり、ハルヒのしらないうちにホスト部のお膳立てで、
エロご奉仕でより彼を悦ばせたほうが勝ちとなる対決をすることに

やる気のない&素直になりきれないハルヒは、消極的
「こんないやらしい下着、着れません」「そんな変態みたいな事、出来るわけないでしょう?!」とか反発
一方、愛は恥ずかしがりながらも、環を悦ばせるために調べたエロ技を積極的に披露していく
それに触発されて、次第にハルヒも……

エロ勝負の途中で自分の気持ちに気付いた環が結局ハルヒを選ぶけど、
ハルヒがこんな勝負から初体験するのはなんか嫌だとか言って、
ちゃんと付き合ってから後日仕切りなおしでラブラブ本番
ちなみに愛にも何らかの救いはあり

…うーん、エロゲよくわからんですw

462:名無しさん@ピンキー
08/12/22 19:36:27 LIj9l05x
ナイス妄想!
先生、3Pなら愛に対抗しようとパイズリチャレンジしてみたものの
無理ショボンなハルヒは欠かせないと思います!

463:名無しさん@ピンキー
08/12/23 21:35:54 Um1HID4Q
>>462
無理ショボンなハルヒに萌えまくる環がいろんなことをやってしまうに一票

464:名無しさん@ピンキー
08/12/23 21:53:33 I82j97OV
巨乳なハルヒなんて想像できん
ハルヒはつるぺたでなんぼだろ

465:名無しさん@ピンキー
08/12/23 22:01:31 bocKaknX
>>463
すごくありそうだw
それで御奉仕対決→むしろハルヒのほうが環に御奉仕(?)されてるですね
愛の立場ねえな…カワイソス

466:名無しさん@ピンキー
08/12/27 21:22:03 JH+aKFYk
実際ハルヒってまるっきりぺたんこではないよね
Aカップてことは、小さいけどちょっとはふくらんでるよね

467:名無しさん@ピンキー
08/12/28 03:10:51 pUMBzrbG
伽名月さんって・・・誰?

468:名無しさん@ピンキー
08/12/28 11:12:11 Nw8Nf1OW
>>467
ハニー先輩に片思いの女の子だよ

469: 【大吉】 【1696円】 株価【---】
09/01/01 21:01:06 EDneNY9G
今年中に殿とハルヒが結ばれるかおみくじチャレンジ!

470: 【大吉】 【1340円】
09/01/01 21:19:19 4RjIkqQY
>>469
大吉おめ!

471:名無しさん@ピンキー
09/01/01 21:20:10 9YtH4LO4
>>469
おおお~


472:名無しさん@ピンキー
09/01/06 12:20:02 eyk2orto


473:名無しさん@ピンキー
09/01/08 19:27:25 dHERxjQ3
しゅ

474:名無しさん@ピンキー
09/01/12 11:20:03 NeSRFhmU


475:名無しさん@ピンキー
09/01/14 01:37:48 7A5ZqTxz


476:名無しさん@ピンキー
09/01/17 13:56:09 to8O+fDG
へ、ようこそ!

477:名無しさん@ピンキー
09/01/19 02:13:11 f+MYGXqt


478:名無しさん@ピンキー
09/01/20 20:09:25 H9orQ8G7
か臭くないですか、環先輩?

479:名無しさん@ピンキー
09/01/22 05:14:06 9HoKWksD
ちょwww

480:名無しさん@ピンキー
09/01/27 00:37:15 e3dRLP4N
>>478
えぇええwwwwwwwwwwwwwまさかのwwwwwwwwwwwwwwww

481:名無しさん@ピンキー
09/01/27 19:17:44 daRLD+8U
つーか、どんな状況だそのセリフwww

待ちに待った初体験で興奮しすぎな自身を落ち着かせようと
ハルヒ入浴の間にちょっと抜いといたら、
戻ってきたハルヒに異臭を問われてあせる環?

それとも環の家に遊びに来たハルヒにそう言われて、
まさか昨夜ハルヒのことを考えながら一人でしたときの残り香がまだ!?とあせるが、
ハルヒが来る前にスクラップ作業していたよっちゃんイカの空き袋が原因というオチ?

482:名無しさん@ピンキー
09/01/29 23:39:44 5V2swdEn
環が卒業するとハルヒが双子と接する時間が増えるあまりに
不安とストレスで馬鹿丸出しなままちゅっちゅしちゃうかもな、と思う


483:名無しさん@ピンキー
09/01/30 22:17:50 Bzo7W8aX
>>481
前半

「あの、環先輩、これからもどうぞよろしく」
艶やかなアイボリーのカクテルドレスをまとったハルヒは三つ指をついて頭を下げた。
場所は都内一流ホテルのスウィート、応接セット脇の床の上である。

「ハ、ハルヒ、何をする! 顔を上げてくれ!」
ガバッと床に正座した環は純白のタキシードに身を包んでいた。
どちらも、披露宴の最後に着替えた衣装である。
環はそっとハルヒの手を取り、口づけをして囁いた。
「頭を下げるのはこちらのほうだ。ハルヒ、これからもよろしくな」
「先輩…」
「さあ、ハルヒ、もっとリラックスしてくれ」

環はハルヒの手を取って立ち上がらせた。
「そうだな、も、もっと楽な格好をするとか…」
(ネグリジェ…いや、パジャマはんぶんこもいいな…)
ニヤニヤする環の気を知ってか知らずか、ハルヒはドレスをつまんでこう言った。
「うーん、だったら、お風呂入りたいですねー。ワックスや化粧が気持ち悪いです」



484:名無しさん@ピンキー
09/01/30 22:18:36 Bzo7W8aX
数分後。
バスルームから聞こえるシャワーの音をBGMに、環は悶々としていた。
(いいんじゃないか? 行っていいんじゃないか? 俺達はもう夫婦!)
(いや、紳士たるもの、たとえ妻とはいえ、無断で裸を見るなど…)
(く…っ! 腰抜けめ! ハルヒもそれを待っておるわ!)
(お待ちくだされ、腰抜けとは聞き捨てならず! 腰使いには自信が…!)
(情けない。こんなことをしている間に、ハルヒは全裸でシャワーを!)
(ああ、ハルヒの、まだ熟れきっていない瑞々しい体…!)
(ハルヒの肌を流れる湯になりたい…!)
環の手は知らず知らずのうちに股間に伸び、イチモツを取り出していた。

(ハァハァ…ハルヒ…いま、どこを洗っているんだい?)
(いやっ、環先輩のえっち!)
(ハルヒ、なんてポーズを…ああ、そんなに念入りに洗って!)
(だって、環先輩にきれいなハルヒを見てもらいたいもん!)
(ふふ、せっかくのハルヒの味が薄くなってしまうじゃないか)
(いやぁ~ん///)
(大丈夫、ハルヒはもう、最高にきれいさ)
(うれしい…)
(さあ、恥ずかしがらないで、もっと開くんだ!)
(あっ、先輩、そんな!)
(…初めて、だったんだね、ハルヒ)
(ああん、環先輩のおっきい! 壊れちゃうよう!)


485:名無しさん@ピンキー
09/01/30 22:19:16 Bzo7W8aX
「ああっ、ハルヒ! ハルヒ! …うっ!」
環は左の手でソファの手すりを握りしめ、腰を浮かせた。
右の掌に、ねばねばした白い液がへばりつく。
ガチャ
「せんぱ~い、先にお湯使ってすみませんでした。次、どうぞ。…ん?」

「…なんか、いか臭くないですか、環先輩?」

 <いか臭くないですか、環先輩? 前半部分 完>



486:名無しさん@ピンキー
09/01/30 23:04:42 Bzo7W8aX
「…うーん」
ベッドに入った2時間後、環は数十回目の寝返りを打った。

明日の休校日、ハルヒがこの部屋を訪れることになっている。
単に環の蔵書を使って調べ物をしたいということだったが、
初の私室で長時間二人っきりイベントを前に、環はいやがおうにも興奮していた。
(もし、ハルヒが求めてきたら…、俺はどうすればいいんだ!)
夜も眠れないとはこのことだった。

(いけない、ハルヒ! そんな体勢ではパンツが見えてしまうぞ!)
(きゃっ、だって、お父さんが買ったこのスカート、短いんだもの…)
(いいぞ、蘭花さん…もっとやれ…)
(先輩、あそこの本取りたいんですけど、台あります?)
(台はここにいるさ! 俺はいつでも君の足下にこの身を投げ出そう!)
「ああ、ハルヒのちいさな足の感触…この重み…とても素敵だ…」
シルクのパジャマに手を差し込み、環はいつものように自家発電を始めた。

(ああハルヒ、俺は一生君の土台になるよ…だから、ここに乗るんだ…)
(こわくないよ、ハルヒ…もっと足を開いて…)
(ハルヒの中…あったかいナリ…)



487:名無しさん@ピンキー
09/01/30 23:05:43 Bzo7W8aX
「ああっ! そんな腰使い、どこで覚えたんだ、ハルヒ…!」
びゅるっ!
「うっ! ああ、ハルヒ、ハルヒの中に出すよ!」
どくん どくん どくん どくん…

「ふぅ・・・」
ひとしきり放出したあと、スッキリした環はそのまま熟睡したのだった。

「環様、藤岡様がお見えです」
「うーんムニャムニャ…………」
「こんにちわー、おじゃましまーす」
「えっ!?」

「ハ、ハハハハハ、ハルヒ!?」
「あ、勝手に入っちゃってすみませーん。まずかったですか?」
「いや、すまない。寝過ごした」
「いいですよ、先輩関係ないし。
 私ここで作業するんで、先輩はどうぞごゆっくりおやすみください」
「いや、そういうわけにはいかない!」
ガバァ!と布団をはいだ環の目に、生臭い汁でガビガビのパジャマが映った。
舞い上がった風が、ふわりとハルヒのほうに流れていく…

「ん? …なんか、いか臭くないですか、環先輩?」
「……!」
「あ、本棚の中によっちゃんイカのスクラップがある。これの匂いですね」
「………」

「別にいいですけど、他の本にイカ臭さ移りますよ、先輩。…先輩?」
環は目を開けたまま気絶していた。

 <いか臭くないですか、環先輩? 後半部分 完>


488:名無しさん@ピンキー
09/01/30 23:36:31 DJ0+saR6
ありがとう。
自分481だけど、まさかこのネタで形にする人がいると思ってなかったから思わぬサプライズでした。

489:名無しさん@ピンキー
09/01/31 00:47:03 ygZIJLj0
サプライズってゆうか普通に笑って楽しんでしまった


490:名無しさん@ピンキー
09/01/31 19:25:07 BVuinr2F
ワラタw
GJwww

491:名無しさん@ピンキー
09/02/01 00:09:18 VwS55lRw
爆笑wwww

492:名無しさん@ピンキー
09/02/04 22:15:23 VTx4+5gR
ハルヒの誕生日なのでちょっと書いた環ハル、エロはなしか微エロくらい。
4レス使います。

493:環ハル エロなし
09/02/04 22:16:17 VTx4+5gR
須王環は悩んでいた。
ハルヒと恋人同士になってから初めての大きなイベント、―彼女の十六歳の誕生日が数日後に迫っている。
以前訊ねてみたところによると、ハルヒは去年の誕生日を一人きりで勉強をして過ごしたという。
本人は、数日後に桜蘭の筆記試験を控えていたし父も仕事だったから仕方がないと言うが、
十五歳の彼女が孤独な誕生日を過ごす姿を想像すると、胸が痛んだ。
だからこそ、今年は自分が傍にいて一生忘れられないような素晴らしい一日にしたい。
ハルヒの笑顔が見たい一心で、彼女が喜ぶプレゼントは何が良いかと考えていた。
しかし、ルーズリーフに思いつくままの案を片っ端から書き連ねてみたものの、どれが一番良いのか決めかねる。
そんなわけで部活前のひとときにルーズリーフを穴が開くほど見つめていると、背後から不意にそれをひったくられた。
「……へー、殿ってばハルヒの誕生日プレゼントまだ決めてないんだ?」
「付き合いはじめてすぐのイベントだし、失敗出来ないよねー。僕等で良ければ相談にのってあげてもいいけど?」
と笑うのは、光と馨。
ちなみにハルヒは日直で遅れてくるというので、彼女にまだ秘密にしておきたい相談事をするには好都合だという。
二人に半ば押し切られるような形で、環は申し出を受けることにした。

「俺としては、この、放課後に遊園地貸し切りデートが良いと思うのだが……」
「ダメダメ!庶民のハルヒが費用知ったらドン引きだよ。もっとお金がかからないので良いんだってば」
「……ということで、自家用機で海外とか劇場貸し切りとかもナシだね」
と、馨がルーズリーフに幾つかのバツ印を増やす。
ものの十数分の間に、環が数日かけて書き連ねたプレゼント案のほぼ全てにバツがつけられていた。
「だからさー、何で分かんないかな?ちょっとした小物とお寿司でも持ってハルヒの家に遊びに行くくらいで良いんだよ」
「し、しかし、それでは多少インパクトに欠けるのではないか?ハルヒの十六歳の記念日は一度しかないというのに!」
「……あー、なんか飽きてきたかも。別に殿が失敗しようと、僕等に何かあるわけでもないし……」
光は欠伸を噛み殺しながら、傍らに置かれていた本をパラパラとめくった。
それは前の日にお客様の誰かが忘れていった少女漫画だったが、途中でふとその手が止まる。
「ねぇ、馨。これどう思う?」
「……いいんじゃない?面白そうだし。まさか本気にしないとは思うけど見せてみようか」
笑いを堪えながらその本を見せると、馨も新しい玩具を見つけた子供のような顔をした。
環のことは尊敬しているし、ハルヒと幸せになってほしいと思う。
だが、どうしても彼をからかって遊ぶのは止められそうにない。
二人は頷き合い、ポーカーフェイスを装いながら環に本を渡した。
「殿、これなんてどうかな?案外ハルヒも殿がこうしてくれるの待ってるかもよ」
その本の裏表紙には、こんなあらすじが書かれていた。

―『と・き・め・き LOVEバースデー』
 あたし、多摩美。恋する十七歳。
 もうすぐ大好きなカレ、春彦くんの誕生日。キャッ、何をプレゼントしようか迷っちゃう!
 絶対に二人の恋を進展させて、忘れられない日にしたいよね♪
 ……だから決めたの、勇気を出してちょっとダ・イ・タ・ンなプレゼント。
 春彦くん、世界でいちばん大好きだよ。だから、あたしのピュアな想いを受け取って……!―


494:環ハル エロなし
09/02/04 22:17:31 VTx4+5gR
「誕生日おめでとう、ハルヒ!」
二月四日の放課後、環は大トロの寿司を持ってハルヒの家に遊びに来た。
二人で仲良く炬燵を囲んで寿司とハルヒの手作りの鍋料理を食べ、光達のアドバイス通りに買った小さなプレゼントを渡す。
初めての大トロに喜ぶハルヒを見ていると、それだけで幸せな気持ちになった。
自分に向けられる可愛らしい笑顔に魅せられ、環は改めて「ああ、俺は本当にこの子が好きなんだな…」と感慨深く思う。

「……あの、環先輩がくれたプレゼント、開けてみてもいいですか?」
食事の後で、少しはにかみつつハルヒが言った。
「勿論。ハルヒが気に入ってくれると良いのだが……」
「環先輩が自分のために選んでくれた物が嫌なわけないです。あ、あまり高級すぎる物は困っちゃいますけど……」
と、ハルヒは小さな包みにかけられたリボンをゆっくりと解いていく。
環は固唾を呑み、静かにそれを見ていた。
解かれていくリボンと反比例するかのように、緊張の糸が張り詰めていくのを感じる。
彼女がプレゼントを全て開けたら、伝えることがあるのだ。

「……わぁ、これってもしかして環先輩のとお揃いですか?」
ハルヒが手にしているのは、スワロフスキーの飾りが付いた白いくまちゃんストラップ。
環が携帯に付けている物の色違いである。
「お揃いなんて少し恥ずかしいけど……嬉しいです、ありがとうございます。こっちの箱はなんだろう?」
ハルヒは笑顔のまま、ストラップと一緒に包まれていた小箱を開け、勢いよく中身を取り出した。
いよいよその時が来たのだと、環は大きく深呼吸し、ボタンに指をあてる。
「……えっ、これって……!?」
それを手に取ったハルヒの表情が、凍りついたように固まった。
そのことに気付かぬまま、環は目を閉じて必死に言葉を吐き出そうとする。
「ハ、ハルヒ!俺は……」
上擦って絡まる声を一度飲み込み、一気に捲し立てた。
「ま、まだこういう事は早いかと思っていたんだが、やはり誕生日という大事な日を最高の思い出にするならば、
プレゼントも最高に素晴らしいものでなくてはなるまい!だから、俺がハルヒにあげたいと思ういちばんのものを!と……」
「……まさか、最高のプレゼントは自分自身というつもりとか?」
抑揚のない声でハルヒが言う。
「そう、その通りだハルヒ。俺はおまえを好きだと自覚した日から、この時が来るのを待っていたのかもしれない。
そして、おまえも待っていたはずだ!だから受け取ってほしい、この想いを……!」
「あ、あの、ちょっと、そんな……」
顔を真っ赤にしてうろたえるハルヒを見つめつつ、環は自分のシャツのボタンを外していく。
その脳内では、あの少女漫画で読んだ、主人公が恋人の誕生日に自分の処女をプレゼントするシーンがフラッシュバックしていた。


495:環ハル エロなし
09/02/04 22:18:34 VTx4+5gR
ハルヒは、環の瞳に宿る狂気じみた輝きに怯えながらも、頭の中の冷静な部分で思った。
環は何かに影響されると、たまにこうした突拍子もない行動に出ることがある。
恐らくは今回も、誰かにろくでもない事を吹き込まれたか、変な本を読んでそれが普通だと勘違いでもしているのだろう。
自分は環が好きだ。
求められて悪い気はしないし、密かにちょっとだけそういった想像をしたこともある。
恋人同士になったからには、いつかそういう日が来ると思ってはいた。
でも、正直なところハルヒにはまだ心の準備が出来ていない。
なにしろ、二人は付き合いはじめてまだ日が浅く、デートも数えるほどしかしていないのだ。
キスだって、付き合う前に二回ばかりおでこにされたことがあるだけで……。

申し出を断れば、環は落ち込むかもしれない。
しかし、叶うならばこういったことはしっかりと心の準備が出来てからのほうが良いと思う。
夢見る乙女のように、初体験は夜景が綺麗なホテルのスイートで……とまでは思っていないが、それなりの雰囲気はほしい。
そんなことを考えながら顔を上げると、環はすでに上半身裸になりベルトまで外しかけていた。
その腕が不意にハルヒの肩にかけられ、耳元に唇が寄せられる。
首筋に熱い吐息がかかり、彼の呼吸に合わせて体がビクンと震えるのを感じた。
ハルヒの薄い胸が、早鐘を打つ。
環は熱っぽい瞳でそんなハルヒを見つめ、そっと囁くように言った。
「……さあ、早くハルヒも着ている物をお脱ぎ。このまま俺と初めての愛の儀式をしよう」
「あ、あの……ええと……」
戸惑うハルヒの華奢な体を抱き寄せ、環はさらに続ける。
「怖いのか?……でも俺を信じておくれ。出来る限り優しくするから……」
さらに互いの体が密着し、自分の身につけている衣服ごしに環の体温と鼓動を感じた。
彼の心臓は自分と同じように高鳴っており、裸の胸は熱を帯びている。
その熱に導かれるまま、ハルヒは彼の背中に腕をまわし、初めてしっかりと触れる肌の感触を確かめた。
(……環先輩の体、あったかい。腕も背中も逞しくて、自分と全然違う。このまま抱かれたら、どうなっちゃうんだろう……?)
じわり……と、体の中の触れた事もない深い場所が僅かに疼く。
しばらくして、環の指先が唇をなぞり、躊躇いがちに頤に触れる。
その行為の意図を汲み取り、ハルヒはそっと目を閉じた。
唇にかかる吐息と密着した肌の熱さ、そしてそれよりも熱を帯びる下腹部に押し付けられた硬い何か……。
(さっきから気になってるけど、これって何?携帯電話にしては大きくて熱いような……)
その正体を確かめようと、ハルヒは片目を眇めて……。
それが何なのか理解したとき、流されようとしていた意識が一気に目覚め、彼女の中で燻っていた複雑な回路が爆発した。
「……イ、イヤ!やっぱりダメですっ!環先輩の、変態!変態!!変態ッ!!!」
ハルヒは渾身の力で環を突き飛ばし、握り締めていた避妊具と透けるシルクの下着を彼に投げつけた。
口付けの寸前で訳の分からない拒絶をくらい、すっかりその気になっていた環は愕然とした。
「……え?え?な、何故?!俺、何かハルヒに嫌われるようなことでも?!」
「べ、別に嫌っていませんけど、とにかくダメなんです!すみませんが、今日はもう帰ってくださいっ!」


496:環ハル エロなし
09/02/04 22:20:12 VTx4+5gR
結局、追い立てるように環を帰らせた後、ハルヒはキッチンの床に力なく座り込んだ。
「……環先輩に悪いことしちゃったな」
いつかは……と思っていた行為。
これからそれなりに時間をかけて互いの想いを深め、それからでも全然遅くはないと思っていた。
吃驚して拒絶して、その結果……きっと環をそして自らをも傷つけて……。
環の想いに応えるには、今の自分はまだ子供すぎたのだと思う。
もしも自分がもっと心構えの出来た大人だったら、あのまま彼を受け入れていただろうか?
抱きしめられていた時とは、別の意味で胸が痛む。
それと同時にぶり返す、あの時初めて感じた火照り。
環の指が触れ、あのまま自分が拒絶していなければもう少しで互いに触れ合うはずだった唇に、そっと指を当てる。
「もし、次に求められたら自分は……」
もしも今回の事で自分に愛想を尽かさずに環が求めてくれたのなら、その時こそ素直に応えよう。
出来るだけ近いうちに仲直り出来るように頑張って、その時までにはきっと心構えを……。
付き合い始めた時に、環はもうじきやってくるバレンタインの贈り物を楽しみにしていると言っていた。
それまでには、何としてでも元の関係に戻りたい。
少しだけ泣いた後、ハルヒは環にお詫びのメールを送ることにした。

その翌日、環は未だ自己嫌悪に陥っていた。
妙な漫画を鵜呑みにしてハルヒの気持ちもろくに確かめずに暴走しかけ、その結果互いに傷付くことになってしまった。
あの後、怯えたハルヒが一人きりで泣いていただろうと想像すると、胸が締め付けられる。
ただ可愛いハルヒの笑顔が見たくて、最高の誕生日にしたかったのに、上手くいかなかったのは自分のせいに他ならない。
昨夜のうちにハルヒから、『気にしないください、自分も悪かったんです』といった内容のメールがきたが、
そもそもの原因を作ったのは自分なのに気を遣わせたと思い、ろくに眠れなかった。
話をしようにも、ハルヒはずっと準備室で昨日の分の洗い物をしている。
彼女も仲直りのきっかけを掴めずに戸惑っているとは露知らず、環は久しぶりに部室の隅でうなだれた。

部室の床で茸栽培しかねない姿を見かねて鏡夜が声をかけると、環は昨夜の事を少しずつ話しだした。
「……というわけで、俺はこれからハルヒとどう接していいのやら。多分、嫌われただろうし……」
絶望に満ちた表情の環を見て、鏡夜は苦笑する。
「安心しろ、おまえは嫌われてはいないはずだ」
と、彼は隣のテーブルの上に置かれたハルヒの鞄を指差す。
鞄のポケットから覗く携帯電話には、環が昨夜プレゼントしたくまちゃんストラップが。
「もし俺だったら、嫌いになった相手から貰った物はすぐに捨てるだろうな」

準備室で洗い終えた食器を片付けながら、ハルヒは小さく溜息を吐いた。
環と仲直りをしたいのに、いざ顔を合わせると気まずくて避けてしまう。
メールの返事も貰えなかったし、彼は昨日の自分の態度に腹を立てているのかもしれない。
だけど、このまますれ違って辛い思いをするのはどうにも嫌で……。
(……うん、決めた。部室に戻ったら、環先輩に声をかけよう。バレンタインまでには…と思ってたけど、それまで十日も気まずいの嫌だし!)
片付けを終えてハルヒが戸棚を閉めるのとほぼ同時に、背後でドアが開く音がした。
ゆっくりと近付いてくるその人は、ハルヒと同じように何か言いたげな表情をしている。
「ハ、ハルヒ、昨日はその……すまなかった!」
「環先輩、昨日はすみませんでした……!」
同時にそう言ってから、思わず顔を見合わせる。
互いに心を痛めていたことを知り、二人はどちらからともなく手を繋いだ。
そのまましばらく笑い合った後、見つめ合って……。
やがて、初めて二人の唇が重なるまでには、然したる時間を要とはしなかった。

―終

497:名無しさん@ピンキー
09/02/04 23:25:29 iXzdKW9j
うわあ~可愛い話でした。ありがとう

498:名無しさん@ピンキー
09/02/05 00:29:10 dyO4EzE0
GJ&ハルヒ誕生日おめ
何だかこのタマハル、バレンタインあたりにエッチしそうな予感するわ

499:名無しさん@ピンキー
09/02/05 21:19:38 iWISmDIn
ハルヒの感情描写が丁寧でよかった!
原作でもハルヒの誕生日かバレンタインエピやってほしい・・・

500:名無しさん@ピンキー
09/02/08 10:55:46 9k4BGP1Z
熊ちゃんストラップがいい味出してるね、乙!
スワロだなんて流石殿だよ、高ぇーよw 

501:名無しさん@ピンキー
09/02/08 13:43:56 CeEOmYuW
>>500
最初に遊園地貸切デート考えてたような殿にはスワロなどきっと掴み取りレベルです><

502:名無しさん@ピンキー
09/02/14 17:53:56 StmXgYA8
なんかバレンタインネタのラブいの来るとイイナー

503:名無しさん@ピンキー
09/02/14 21:22:00 zJVBdJLj
バレンタインと関係ないないけれど13巻にあった鏡夜と黒猫が気になったんで投下します。
* 熱烈な鏡夜ファンは読まないほうがいいと思います。

【鏡夜の黒ぬこ日記】

○月●日
芙裕美姉さんが黒い子猫を連れてやって来た。
たしか明日から旦那と旅行に行くと聞いていたが、実家で猫と遊んでいる場合か?
全く、相変わらず暢気な人だ。
最近飼い始めたのだというそいつは、ノワールという名前らしい。
…まあ、見ている分にはいいが、いかんせん小動物の扱いはよく分からない。

そうこうしているうちに姉さんが言った。
「…そうそう。旅行の間、鏡夜さんがこの子を預かってくれないかしら?」
俺は今まで一度も猫を飼ったことなどないのに、冗談じゃない!
そんなの自分の家のメイドにでも頼んでいけばいいだろう?
……と言ったのだが、結局押し付けられてしまった。

仕方ない、まあ適当に餌をやっておけば死にはしないだろう。
学校にいる間は、橘達にでも預けておけばいいか。

○月×日
俺は今、すこぶる機嫌が悪い。
それもこれも、みんなあのノワールのせいだ。

昨夜はどうにも目が冴えていて日付が変わってだいぶ経ってから寝入ったのだが、
あいつの鳴き声で起こされたのがその二時間後だった。
二度寝しようとする度に何度も起こされ、その結果が寝不足だ。
元々が低血圧なせいもあるが、最低でも数時間は眠らないとどうにも調子が出ない。
くそっ、朝からニャーニャー鳴きやがって嫌がらせか?!
……しかし、小さな生き物に八つ当たりするのもどうかと考え、我慢している。

部活のミーティング中にイライラしていたところ、ハニー先輩が、
「鏡ちゃん、イライラするときは、い~っぱいケーキ食べてお昼寝するといいよぉ!」
と言って顔を覗き込んできた。
黙れ!寝る前にケーキなんか食ったら胃もたれするんだよ!俺を自分と同じ特異体質だと思うな!
と思ったが、相手は先輩なので、遠慮しますとだけ言っておいた。

……芙裕美姉さんが旅行に行ってから、まだたったの一日。
正直、耐え切る自信がない。

○月▽日
自分の部屋で数学の課題をやっていたところ、ノワールが足にじゃれついてきた。
餌はさっきやったはずなのに、何の用だ?
ズボンの裾に抜け毛が付くのが鬱陶しいので、追い払うことにした。
「ほら、これをやるからあっちに行け!」
猫用のおやつを一つ、部屋の端っこ目がけて投げてやる。

これで暫く静かになるかと思いきや、……ものの数秒で戻ってきた。
「しつこい奴だな。ほら、これでどうだ?」
そうやって何度か同じ事を繰り返した。
ノワールは懲りるどころか、むしろ嬉々としてじゃれついてくる。
ふ、ふん、少しは可愛いところもあるじゃないか。

……暫しそうやって過ごしていると、双子から電話がかかってきた。
用件は、明日の部活のイベントで用意するものについて。
会話を終えて電話を切ろうとしたとき、馨が言った。
「鏡夜先輩、声がすごく嬉しそうだけど、何か楽しい事でもあった?」
……いや、別にそんなこともないのだが。

504:名無しさん@ピンキー
09/02/14 21:22:53 zJVBdJLj
○月☆日
今日も昨日と同じように、暇をみてはノワールの相手をしてやる。
すると、奴が突然プルプルと震えだし……与えたおやつを全部嘔吐した!
その後は何事もなかったかのように元気に遊んでいたが、
いささか心配になったのでモリ先輩にそれとなくメールしてみたところ、すぐに返事がきた。
(勿論、知人に相談されただけで、俺のことではないと伝えておいたが……。)

―それは動物を飼うのに慣れていない者がやりがちな間違いだ。
 可愛いからと欲しがるままに餌をやるのは、猫のために良くないぞ。
 まあ、獣医に診せるほどではないだろうから、今夜は暖めて安静にさせるといいだろう。
 念のために猫の飼い方をネットなどで検索するのを奨める。俺もピヨちゃんを飼い始めた頃は、
 ネットや本で色々と勉強したものだ。そうそう、ピヨちゃんといえばこの間……―

モリ先輩からのメールは、かなりの長文だった。
以前から思っていたが、何だってこの人はメールだとこんなに饒舌なのだろう?
それはともかく参考にはなったので、寝る前にネットで猫の飼い方を検索してみた。

今夜はノワールと一緒に寝てみようと思う。
……ああ勿論、別に特別な感情があるからではない。
ただ、俺のせいで病気にさせたとあっては、芙裕美姉さんに申し訳ないからだ。

○月■日
芙裕美姉さんからノワールの様子が気になるというメールがきたので、デジカメで撮影して送った。
自分でもなかなか良く撮れたと思うので、その内の一枚をパソコン用の壁紙にしてみた。

部活の後に少しばかり席を外して戻ってくると、ハルヒが俺のノートパソコンの画面を覗き込んでいた。
「へー、可愛いですね。鏡夜先輩のお家の猫ですか?」
即座に否定したが、彼女は更に続ける。
「でも、何だか愛情が感じられる写真ですね。これ撮った人は、
もの凄くこの猫が好きなんだろうなっていうのが分かりますよ、ふふふっ……」

その言葉を聞いて、俺は複雑な気持ちになった。
冗談じゃない!この俺がこんな小動物に夢中になっているとでも?!
ま、まあ、可愛くないわけではないのだが、それを認めるのは何かに敗北するような気がした。

「黙れ!それより、今日はおまえが愛してやまないスーパーのタイムセールがあるのだろう?
部活も終わったことだし、さっさと帰ったらどうだ?」
「……ヒィィッ!」
ハルヒは一瞬凍りついたような表情をした後、フラフラと去っていった。
一部始終を見ていた光が、
「怖っ!今の鏡夜先輩の顔、魔王そのものって感じだったよ!ハルヒも気の毒に……」
とか何とか馨に囁いていたが、相手にしないことにした。

家に帰ってからもハルヒの言葉を思い出してイライラしたせいで、間違って下落した株を買ってしまった。
俺としたことが何というミスを!それというのも……!
……いや、完全な俺の不注意だ。
別にハルヒが悪いわけじゃない、ノワールのせいでもない。

自己嫌悪に陥っていると、ノワールが足元に駆け寄ってきて鳴いた。
……何だ、慰めているつもりなのか?
こいつが来てからというもの色々と苛立たしい事があったが、それ以上に……。
「ハハハ、おまえは本当に憎めない奴だよ……!」
俺はノワールを抱いて、飽きるまで笑った。
思えばこいつが来てから、俺は初めて本気で笑ったのかもしれない。

芙裕美姉さんが帰ってくるまで、あと数日。
出来る事ならその日が来なければいいのにと思うなんて、最初は考えもしなかったのだが。


505:名無しさん@ピンキー
09/02/14 21:24:16 zJVBdJLj
○月◎日
家に着いてから、部室にペンケースを忘れてきたことに気付いた。
……まあいいか、明日は予備を使えば問題ないだろう。

部屋に戻ると、俺の帰りを待ちかねていたかのようにノワールが近寄ってきた。
「こらこら、もう少し待ってくれ。着替えたら遊んでやるから」
俺の言葉を理解したのか、一度だけニャーンと鳴く。
よしよし頭のいい奴だ、そんなところも可愛いぞ。

それから俺は、帰りにペットショップで購入した玩具でノワールと遊んだ。
猫じゃらしにじゃれる姿が、何とも可愛らしい。
いつしか俺は我を忘れて、ノワールを構うのに没頭していった。

トントントントン!
うーんノワールは可愛いな、ハアハア……!
「鏡夜様、環様がいらっしゃいましたが……」
ふふふ、こいつめ!ハハハハハ……!!
「はっはっは、おまえらしくないぞ鏡夜、部室にペンケースを忘れて……はうぁっ!!」
「んー、ノワールの毛並みスベスベでちゅねー……えっ?!」
人の声に気付いてノワールを抱いたまま振り向く。
戸口に、呆然とした橘と環が立っていた。

( ゚д゚)……
( ゚д゚ )!!!!!

……い、いつの間にッ?!!
くっ、自分の部屋だと思って油断していた!まさか環にこんなところを見られるとは、……不覚っ!!
「;jcvmqa@ッ……!!!」
気まずさと腹立たしさが相俟って、自分でも何を口走っているのか分からない。
「きょ、鏡夜様!申し訳ございません、お楽しみの最中とは知らず……」
「……あ、えーと。鏡夜、今見た光景は誰にも言わない!言わないからっ!!」
橘と環が怯えた顔で言う。
自分ではよく分からないが、この時の俺は目から怪光線でも出しそうな雰囲気だったらしい。
「……うるさい、二人とも記憶を失えっ!!!」

*****

……その翌日、第三音楽室にて。
「どうしたんですか環先輩?今日は元気がないですね」
ハルヒが淹れた庶民コーヒーを啜りながら、環は遠い目をした。
「……いや。実は昨日、鏡夜の家に忘れ物を届けたのだが、そこから今朝までの記憶がなくて……」

それを聞いて、ハルヒもまた小さく溜息をつく。
「……それは何というか。じ、実は、自分も同じような事があったんですよ。
一昨日、部活の後に鏡夜先輩と話した後から暫くの間の記憶がなかったんです。
それで、家に帰ってから買い物袋を開けると、必要のない高級食材をいくつも買っていました……。
ああっ、お父さんの給料日までまだ十日もあるのにぃっ!」
「何っ、ハルヒもか?!互いの話から察するに、俺達は何か鏡夜の逆鱗に触れることでもしたのだろうか?
……ま、まずいぞ、どうすれが良いのだっ?!!」
「そ、そうかもしれないですけど、……もし本当だったら想像するだけで怖いです!!」
二人は視線を交わし、凍えた子猫のように震えた。
どうやら、鏡夜が魔王のイメージを完全に払拭する日はまだ遠そうだった。


……以上です。おわり。

506:名無しさん@ピンキー
09/02/15 00:15:31 uVY4n8Om
ワロタw
GJ!

やたら長文メールのモリ先輩が容易に想像できるのはなんで?

507:名無しさん@ピンキー
09/02/15 01:14:28 QwTN/XDQ
ぬこへのデレを隠す鏡夜必死すぎワロス
しかしぬこに対してもツンデレかw

508:名無しさん@ピンキー
09/02/19 14:51:50 XicmO9TD
鏡夜の「でちゅね」はちょと想像つかんwwwww

509:名無しさん@ピンキー
09/02/19 15:35:12 zlAcKIf5
可愛い動物相手だと人は時として、えっ?あの人が?!!という行動に出る事もあるよw
なんとなくモリもピヨポメと二人(?)きりの時にすごい事してそうなイマゲww

510:名無しさん@ピンキー
09/02/25 22:11:22 8OOJy3/1
今月の環すごかったなwww
あれでハルヒと付き合ってセクロスなんてことになったらと思うと・・・
なんだか色んな意味ですごいことになりそうだw

511:名無しさん@ピンキー
09/02/25 22:54:58 1ouLoI0B
>>510
ベッドでもじもじしながら初夜でハルヒを待つ環が浮かびました

512:名無しさん@ピンキー
09/03/02 14:54:50 tUTssZ50
ほしゅ

513:名無しさん@ピンキー
09/03/02 15:38:18 kmHABLxH
ニュー環のまま付き合うとハルヒのちょっとした仕草や表情に自分がドキドキなのを、
ハルヒがエッチしたがってる、俺を誘ってる、と勘違いして暴走しそうだと思う

514:名無しさん@ピンキー
09/03/08 21:58:13 R5BNTeXD
何となくだけど、環って自分の体についてなんか言われると
相当気にするんじゃないかとオモ。
もし双子にふざけて「殿の乳首って僕らより黒くない?」とか言われたりしたら、
ハルヒに遊んでると思われたらイヤだ・・・と一生懸命ヴァージンピンク塗るとか。

515:名無しさん@ピンキー
09/03/14 00:16:23 6miBejGG
きっと、普段は気にしてないつーか自信持ってるけど、
雑誌とか読んで急に気にしたりすんだよ
で、着替えの時などに他の部員をジロジロ見てきてハニーあたりが怯えるとw

516:名無しさん@ピンキー
09/03/21 20:57:29 KrzxIQJ7


517:名無しさん@ピンキー
09/03/24 14:06:36 Y/cmeF3Y
けん体育の勉強、ハルヒと二人きりでしたい!

518:名無しさん@ピンキー
09/03/31 01:42:14 A8mp8sLG
ほしゅ

519:名無しさん@ピンキー
09/03/31 23:19:54 Bhvp9ba2
>>517で思ったけど、ハルヒって体育は選択してないけど高校は体育の単位も必要。
で、桜蘭は実技か保健のどっちか受ければいいんだとすれば、有りうるシチュだね。
例えば、ハルヒが保健のレポート(きっと運動力学とか)を書いてるのを見た殿が、
実技も必要だろうという自分勝手な勘違い理論でエロに持ち込むとか妄想。

520:名無しさん@ピンキー
09/04/06 13:45:31 JCtwdySc
キスキス保ー守らっ

521:名無しさん@ピンキー
09/04/08 16:18:53 0Sg9nLLX
環誕生日オメ…というわけでSS希望。

522:名無しさん@ピンキー
09/04/08 21:16:50 EzDxcNeZ
「先輩・・・誕生日おめでとうございます」

そう言って可愛いランジェリーを身に着けたハルヒが
ベットで横になっている環に近づいていく。

「ハ・・ハルヒ・・」
「先輩がもらって一番喜びそうなのがこれしか思いつかなくて・・・
もらってくれますか?」

やっとハルヒへの恋心を自覚した環は、もう限界ギリギリで・・・
そしてついにランジェリーの上からハルヒの乳首が見えた瞬間、環の限界を越えた。

「ハっ!ハル!」 ブハー
環がハルヒに飛びつく前に鼻の血管が先に壊れ、環の意識もここでショートした。

次の日の朝、
「失礼しますお坊ちゃま。朝で、キャーーー!!!」
環を起こしに来たメイドが見たものは、眠りながら鼻血でベットを血の海にしている環の姿だった。


とまぁ、こんな下らないネタを思いついた俺がいた(汗)

523:名無しさん@ピンキー
09/04/08 22:12:06 0DUoBQZx
ありがとう。しかしメイドカワイソスw
そして誕生日おめでとう環

524:名無しさん@ピンキー
09/04/08 23:20:50 OchdPv63
>>522
殿…
そうとう溜まってますねwww

525:名無しさん@ピンキー
09/04/11 20:33:14 oCvhxFe/
保守

526:名無しさん@ピンキー
09/04/13 23:45:20 xiNZwVoP
環はどうみても結婚=エッチができると考えてそうだね

527:名無しさん@ピンキー
09/04/15 13:37:49 4Jla7gbo
>>526
ハルヒを押し倒したいが真面目で古風な自分の性格が邪魔をする
「ハルヒに触れたい…イ、イカン、俺たちはまだ未成年だぞ!そんなハレンチなことはいけません!」

「待てよ…、四月になれば俺は十八。結婚して夫婦になれば、愛の営みは当然の事!」
で、色んな手順をふっとばしていきなりプロポーズ、困惑するハルヒ。

こんな感じなら、まあ有りそうではある…

528:名無しさん@ピンキー
09/04/15 23:44:10 oq+ZuMVe
こんな環を想像してみた
初夜なのでもじもじしながらベッドで“の”の字を書いてハルヒが浴室から出るのを待つ
恐る恐る近付くといきなり目を輝かせて
「ハルヒ!俺のぞうさんスゴいんだぞう!」
とつまらないシャレを叫び、布団全開


529:名無しさん@ピンキー
09/04/16 12:32:15 gpSrUoHQ
>>528 面白すぎてコーラ吹いたぞw

530:名無しさん@ピンキー
09/04/22 16:54:11 xYYZEDok
そういえば、環とハルヒが結婚後のSSってないね
多分、弁護士の仕事に打ち込みたいから子供はまだいいと思うハルヒに対して、
環はとにかく早く子供が欲しくて果敢に頑張ってくるんだろうなぁ…ちょい斜め上にw

531:名無しさん@ピンキー
09/04/28 13:15:05 veCQIHcQ
☆ゅ!

532:名無しさん@ピンキー
09/05/05 01:43:30 C9S6KLn1
ほしゅー

533:名無しさん@ピンキー
09/05/13 08:47:47 uqGnr13C


534:名無しさん@ピンキー
09/05/13 21:04:15 Uu4u4UQ9

















535:名無しさん@ピンキー
09/05/13 21:41:07 IoX112ZR
うええん、ちょっとだけSS書き込みしようと思ったがプロバイダー規制中
運営の意地悪!
とゆう訳で誰かまだー?

536:名無しさん@ピンキー
09/05/23 23:40:56 eAQOnqSh
今月号の素直になれないツンデレハルヒ可愛いすぎる…
もう環はさっさと告白して押し倒してしまえばいいよ!!

537:名無しさん@ピンキー
09/05/27 10:35:37 +ayORi8m


538:名無しさん@ピンキー
09/05/28 10:06:54 UttDk6xS
シュ

539:名無しさん@ピンキー
09/05/29 03:03:15 Yex89FUK
単行本派なので見なかった事にする

540:名無しさん@ピンキー
09/06/08 22:19:13 8sS5fOSt
>>539
何を?

541:名無しさん@ピンキー
09/06/18 22:34:30 4ehZOUXf
ホス

542:名無しさん@ピンキー
09/06/21 21:13:39 GTPzWDUK
ほしゅ

543:名無しさん@ピンキー
09/07/01 18:27:31 KJPSj/DN
ト部

544:名無しさん@ピンキー
09/07/02 22:18:18 HD2ik8ie
ちょー

545:名無しさん@ピンキー
09/07/05 19:48:39 Ry8q0BCG
萌え(´Д`)


546:名無しさん@ピンキー
09/07/05 19:49:00 Ry8q0BCG
ごめんあげちゃった

547:名無しさん@ピンキー
09/07/23 17:12:52 qUoQ7EUC
ほーしゅ

548:名無しさん@ピンキー
09/07/23 22:57:44 oh2xbt/l
静か

549:名無しさん@ピンキー
09/07/26 22:28:46 X62X6an7
本スレの108読んで表紙の見かたが変わったわ。
たしかにさり気にハルヒ拘束されてるww

550:名無しさん@ピンキー
09/07/31 03:47:16 X4lEb4ra
ふんふんふん

551:名無しさん@ピンキー
09/08/03 14:29:33 nOS/GBk+
>>550
アントワネット乙だね

552:名無しさん@ピンキー
09/08/03 22:10:22 f6aISUf0
>>551
ついうっかり、アントワネットをバター犬にしこむ若を思い浮かべちゃったジャマイカww

553:名無しさん@ピンキー
09/08/03 23:10:40 LSMaTiUJ
こんばんは
どなたかボサノッチ×ハルヒ好きな方おられますか
いらっしゃいます様に……と願いながら作品投下します

注意
○うp主はss初心者且つ、原作未読なんでアニメの知識しかありません
○シチュはボサノバ→ハルヒ(微妙に殿→←ハルヒ)
○アニメのボサノバ君(22~23話)の続き(妄想)として読んで頂けると助かります
○ハルヒに振られたけどやっぱり諦められない…でも報われない若のお話です
○ウザいですが冒頭15行くらいアニメの話が被ります
○すんません、エロは無いのに書いたら長かった(10レスくらい)です


以上、苦手な方はスルーでお願いしますm(_ _)m

554:ボサノバの憂鬱1
09/08/03 23:12:46 LSMaTiUJ
放課後_ホスト部(第三音楽室)__
「ま。振られちゃいましたわ」
どこか頭の片端からそんな声が聞こえた気がした。
なんども頭にタライが落ちて来たようなリアルなショック……心の痛みに耐え、さっきのハルヒの言葉を反芻する。
(そうか……そうだよな………男として生活しなきゃなんねえのに、男からの恋愛感情なんて、迷惑でしかねえよな……)
(それなら…!……せめて俺が藤岡の為にしてやれる事はぁ!)
言葉にするのに手に力が入る。
悔しいが、きっとそれしかないんだ……!
そう思うと勝手に声が震えた。
声が震えるなんてカッコ悪い…と、絞り出すように…でも一気に言った。
「ずっと友達だ!俺たちは…!…なあ!」
やっとの想いで言うと、ハルヒは眩しい笑顔で
「うん**」
と返事した。

(クソ……やっぱ可愛い……。)





藤岡ハルヒに見事に振られ、カサノバは自分でも落ち込むかと思ったが、
自分の家に帰り、テツや舎弟達の嬉しそうな顔を見て心が癒された。
皆、缶蹴りをしようと山積みの空き缶を用意していてくれた。
その心に触れて、一気に心が浮上する。
気付くと、視線の横にテツの、「ほらね」とでも言いたげな優しい笑顔があった。
凍えていた自分の心が溶かされる……。
第三音楽室での一幕で、先程まで泣きそうだったくせに、
今は……、心から暖かく、喜んでいる。
(……俺も、子供だよな……)
笠野田も照れくさそうな笑顔で、皆の笑顔の輪の中に入っていった。

次の日__

「あ」

「あ、おはよう、カサノバ君」
昨日の今日で、会いたかったような会いたくなかったような人物の顔を、朝一番に見れてしまった……。
彼……いや、彼女は相変わらず可愛らしい無垢な笑顔を向けて挨拶してくれた。
一瞬、キン…と胸を突く僅かな痛み。
「お、おぉ……おはよう」
そう言ってから気が付いた。
(あれ……俺、学校でちゃんと挨拶したの、初めてじゃねぇ?もしかして……)
言った瞬間の違和感で、挨拶さえ言い慣れていなかった事実に、今更気付いて軽く自己嫌悪に陥る。
まあ、今までは挨拶しようとすると、先に相手がそそくさと逃げる為、声を掛けられなかっただけなのだが。
(これからは、もっと積極的に挨拶するか………)
と、密かに考えていると。
あ、とハルヒが話し掛けてきた。


555:ボサノバの憂鬱2
09/08/03 23:13:43 LSMaTiUJ
「昨日は缶蹴り、楽しかった?」
「あ、お、おお!………それはもちろん…」
昨日の放課後の缶蹴りは、ホスト部員や客も総出で突然始まった。
初めて覚えた缶蹴りだったが、血が騒ぐようなあの高揚感は嬉しい発見だった。
だが、どうもハルヒを前にすると上手くはなせない自分がもどかしい。
ちらっと横を見ると、ハルヒの大きな黒い瞳が見えた。
それを見て、急に昨日の出来事を言いたくなった。
「あ、あのさ……、実は昨日家に帰った後、舎弟達とも缶蹴り、出来たんだ」
「へえ、そうなんだ!あはは…よかったじゃない」
自分の事の様に嬉しそうにハルヒも言ってくれた。
(ドキッ……)
慌てて話を続ける。
「あ…あぁ、……皆結構ムキんなってさ、晩飯も忘れて…最後は怪我人続出でメチャクチャだったけど」
そう話す笠野田に思わず
(さすが極道缶蹴り……)
と心の中で呟くハルヒ。
「すげー楽しかった………やっぱりいいもんだな、皆で缶蹴りすんのも」
昨日の舎弟達の顔を思い出し、思わずフッと笑みが零れる。
普段は人間ブリザードと呼ばれるカサノバの幸せそうな顔を見て、ハルヒは心から嬉しくなった。
(ふふ…)
朝から嬉しい気持ちで、ハルヒも思わず伸びをして快晴の空を仰いだ。
「ん…!……いい天気だね!」
爽やかな笑顔。
自分の隣で、好きな人のこんな笑顔が見られる…。これ以上の幸せがあるだろうか。
笠野田も、思わず笑顔になった。
「あ」
ハルヒが声を上げた。
「?な、何だ?」
「今の笑顔。皆の前で今みたいに笑いなよ、絶対友達増えると思うよ」
ふ、と微笑むハルヒ。
「ラブリーアイテムだとか、イメチェンだとか、キャラ改革だとか、そんなの意味ないと思うんだ……。そのまま、ありのままのカサノバ君を出すだけ、それだけで良いんだよねきっと」
ふわりと告げる。
「………」
そんなハルヒを思わず見詰めてしまう笠野田の心がまた、騒がしく鳴りだす…。
「「まさか、まだハルヒの事諦めてないんじゃないだろうねえ?」」
突然、双子の冷たい声がドアップと共に聞こえて来た。
「う"ううわああ"!!」
感じたトキメキの後ろめたさもあって、思わずたじろぐ笠野田。
それを見て双子は顔を見合わせる。
「……ちょっとちょっとぉ…?」
「……まさか、ボサノバッチィ…?」
ニヤッと笠野田を見る双子の目は、少しも笑っていなかった。
「こら!何なのさ、光も馨も!」
双子の無礼に見兼ねてハルヒが嗜める。
ム、と双子がハルヒを見てバツの悪そうな顔をした。
過去に、友達絡みでハルヒを怒らせた経験のある双子(主に光)は、もう二度と同じ過ちは繰り返さないと心に決めているのだ。
またハルヒを怒らせるわけにはいかないため、ケロリと表情を変え、肩を組んで校舎に入っていった。
「……………」
そんな双子を見送った笠野田の心は複雑だった。
(俺だってわかってる……思ったって無駄だって……。)

556:ボサノバの憂鬱3
09/08/03 23:15:08 LSMaTiUJ
昼休み___

独りで昼食もいつもの事。
いつもの様に、弁当(お重)を持参して人気の無い園庭へ向かっている時だった。
ちなみにこのお重はテツのお手製だったりする。
(ん…?)
いつもは人気の無いはずの場所に、先客がいた……。
一瞬ガッカリしたが、なんだか気になって注意してみる。
「すー……すー……」
規則正しい寝息が聞こえて、主の深い眠りを物語る。
近づくと、男子の制服が見えた。
それと、見覚えのある黒髪…と横顔……。
(ふ、ふ、ふ、ふ藤岡っっ!!???なんでココに!?)
ハルヒの傍らに、参考書が開きっぱなしで落ちている。
(なんでっ…ココで寝ているんだ……?)
起こさないように、静かに、たっぷり狼狽えてから、笠野田は周りを見渡す。
こういう時に必ず現れそうなホスト部員…特にあの双子が居ないか確認する。
(………いない……な…。)
邪魔は入らないと分かって、改めて眠っているハルヒを見た。
(此処で少しの間見詰めるくらい、いいよな…、こんなチャンスきっともうねえし…)
そんな見納めのつもりで、その愛らしい男装の少女を目に焼き付ける。
伏せた瞳の長いまつげ、
小柄な肩は呼吸と一緒にゆっくり上下している。
柔らかそうな前髪、
うっすらと開いた唇から聞こえる穏やかな寝息。
うっすらと開いた唇…
うっすらと…開いた……く……

思わずその小さな唇から目が離せなくなっていた。
何をする訳でもないのに、勝手に心拍数が上がる。
(俺はきっぱり諦めたんだ……、ずっと、友達って決めたんだ……)
でも、ハルヒはココに無防備にその可愛らしい唇を晒して眠っている。
まるで起きる気配もなく、深い深い眠りの底に……。
(藤岡だって……俺と友達でいる事を…望んでくれてる……それを裏切る訳には……)
なのに……勝手に……手が……。
(いや、起こすだけ……でも起こした方が良いよな、こんなとこで風邪引いちまったら可哀想だし……
でも最後の最後に少しだけ……いや、そんな事して藤岡にバレたら絶交されちまうかも……
あ…でも…すっごい爆睡してて可愛いし!あ"あ"…!)

557:ボサノバの憂鬱4
09/08/03 23:16:00 LSMaTiUJ
激しい葛藤のあまり、頭から湯気が出た。
(……か、可愛いよな………)
気が緩むとぼーっとなって、素直に手が伸びる。
(…藤岡……)
す……っと指の背で柔らかそうな頬を撫でた。
(……!!!や!柔けえ!!)
一気に機関車のような湯気が頭部から噴出した。
「ん……」
ハルヒが微かに身じろぎした。

「…ヤメて下さいよ……環センパ……ィ」
微かな声だったが、はっきり聞こえた。
満開の桜の花がドサーッと一気に散り落ちたような気分になる笠野田。
(環センパイって……あの、自分の事を藤岡の親父だって言い張ってた……)
あの、自分とは正反対の種族の人間……いわゆる王子様のような容姿のホスト部部長を思い出す。
「藤岡……、藤岡、起きろ」
思わずハルヒに声をかけていた。
「うん……?」
眩しそうに目を細めてハルヒが起き上がる。
「こんなとこで寝てっと風邪引くぞ」
知らず声が不機嫌になる。
「あれ、カサノバ…君……?」
ココはどこ?という風に辺りを見回して、暫くして納得する。
「ああ……食堂じゃあの人達がうるさくて、こっちに逃げて来たんだった」
自分で確認するようにつぶやくと、笠野田に向き直る。
「ありがとう、カサノバ君」
ハルヒに礼を言われて、笠野田は「いや……」と顔をそらした。
(あの人の出ている夢をあのまま見せていたくなかった……なんて……)

558:ボサノバの憂鬱5
09/08/03 23:16:35 LSMaTiUJ
「カサノバ君は?」
「えっっ?」
一瞬話を聞きそびれたかと焦る。
「あ、それ、お弁当?ココで食べるんだ」
「あ、ぉ、ああ、食堂で食べるよかこっちの方がいろいろ楽でさ……」
「あー…わかるなー…ソレ」
「お前は?もう食べたのか?」
「うん、今日は時間がなくておにぎり作って来たんだ」
「あ、……食うか?一緒に」
お重をあけると、まるで懐石料理のような豪華なおかずがぎっしり……。
「い、いや、いつもはもっと少ねえんだが、今日はなんだかテツが張り切っちまって……」
照れた様に言い訳じみる笠野田。
断るつもりだったのに、思わず輝くお弁当をじいっと見詰めてしまうハルヒ。
「……いいの?」
ちょっと恥ずかしそうに遠慮がちに聞いてくるハルヒに、笠野田は膝が震えだす。
頭の中では、「あーん」してハルヒに食べさせてもらったりハルヒに「あーん」してやるという妄想が始まりそうになる。
「い、いいい良いに決まってんじゃねえか。ととと、友達だろ!」
「「わあ!ありがとう!!」」
突然降って湧いたかの様に現れた双子のステレオ音声。
「!!!!!!!」
(び…びっくりした……!)
「ちょっと、光も馨も!もう食堂で食べたでしょ……!あ!こら!!」
ひょい…と美味しそうなだし巻き卵をつまみ上げる光の手をピシッと叩く。
あっけにとられていた笠野田だが、すぐに、「良かったらお前らも食うか?」と声をかける。
一瞬動きを止めて双子が笠野田の顔を見る。
すると、クルッと踵を返してツマンナーイとでも言いたげに、
「やっぱお腹いっぱいだから良いやー。」
「ハルヒィ、殿がさっき探してたよ。すぐ行ってやんなきゃあの人きっと捜索願いだしちゃうよー」
と言い捨てて校舎に戻っていった。
「ええ~~」
『殿』と聞いて、さも面倒くさそうにハルヒが渋い顔をする。
捜索願なんて本気で出されたら敵わない。
「………あの人待ってんだろ、行ってこいよ。」
笠野田が言うと、ハルヒが振り向いて申し訳なさそうに言った。
「うん、ご免ね。一緒に食べれなくて……」
ハルヒの気遣いに、ふわっと胸の一部が暖かくなった。
同時に、見透かされたのかとちょっと恥ずかしくなった。

「若、今日はこのテツ、腕に縒りを掛けましたんで、昨日仲良くなったお友達の皆さんと一緒に食べて下せえ」

朝、出がけに嬉しそうにそう言ったテツの顔が浮かんだ。
遠くなるハルヒの後ろ姿を見ながらぼんやり想った。
そう、自分はやっぱり誰かと一緒に弁当を食べたかったのだ……。
(もっと……話したかったな……)

559:ボサノバの憂鬱6
09/08/03 23:18:54 LSMaTiUJ
___
まる一日、昼間の出来事が頭から離れなかった笠野田は普段はしない失敗を繰り返した。
ボーッとして目付きが柔らかくなったと思えば急にブリザードを吹き荒らしたり、
授業中は違う教科の教科書を出していたり、机から立ち上がる時に椅子に足を引っかけたり、
廊下で小柄な女子とぶつかって転んだり、トイレでは鍵をし忘れたり……
担任も心配になって放課後話を聞こうとしたが、笠野田は生返事ばかり。
すると、「何かに打ち込める物を見つけたらどうだ?」と、部活に入る事を勧められた。

校内を歩き回り、ブラブラと部活動を一通り見学して、これから帰る時だった。
ハルヒが、慌てた様に校舎に入っていくのが窓から見えた。
(なんでこんな時間に…?もう誰もホスト部員も残っちゃいねえだろうに……忘れ物か?)

一方ハルヒは、案の定忘れ物を取りに部室に来たが、落ちているだろうと思った場所に忘れ物が無い……。
(あれー?もしかして誰かが拾っちゃったのかな……?)
だが、お客様の落とし物入れにも入っていない。
そうしてごそごそ探している時だった。
「藤岡?」
カチャッと扉を開けて入って来たのは笠野田だった。
「ああ、カサノバ君。まだ残ってたの?自分は忘れ物だけど、…カサノバ君はどうしたの?」
「俺は、担任の用事でな……」
「へえ、こんな遅くまで__」
「いや、今日はたまたまだ。……見つからないのか?手伝うぞ。」
「ありがとう、家の鍵なんだけど……」
「家の鍵を落としたのか?家の人はまだ帰らないのか。」
「うん、今日は朝までいないんだ。さっきまで買い物して家に帰ったら鍵が無いのに気付いて……」
「藤岡でも、そんなドジするんだな。」
フッと笠野田が表情を緩める。
「いや、ドジなら結構あるよ」
「…………そうなのか」
そんなハルヒをもっと知りたい……という望みがどうしても捨てきれない笠野田。

「…カサノバ君?」
「…ッ…!」
知らずにハルヒを見詰めてしまっていたのに気付き、慌ててそっぽを向く。
「??」
「え、えーっと……ここら辺は探したのか?」
笠野田は、赤くなった顔を見られない様に、ハルヒに背を向けて探し始めた。

暫くして、僅かだが遠くでゴロゴロ……と空の唸りが二人の耳に届いた。
「なんだ?今日はずっと晴れのはずなのに……まさか雷か?」
笠野田が外を見ると、傾きかけていた筈の太陽も鉛色の雲に消え、見ている中に暗い空へと変わっていった。
「あ、あぁぁあの、自分、そろそろ家に帰っ……」
大きく狼狽えたハルヒが言い終わらない内に、薄暗い部屋にフラッシュが走る。
離れていてもはっきりわかる程ハルヒの身体がビクッと揺れる。
「藤岡?」

560:ボサノバの憂鬱7
09/08/03 23:21:45 LSMaTiUJ
ゴロゴロ……
確実に近づいている雷鳴が聞こえた。
ハルヒの顔から見る見る血の気が失せる。
明らかに身体が震えている。
「大丈夫か?」
笠野田が手を伸ばしたが、気付かずハルヒは突然走り出した。
「ごめん!帰る!」
廊下に出て、本能的にハルヒは適当な場所に身を隠そうとした。
しかし、防音効果の高かった第三音楽室を出てすぐにまた雷光が。
続け様に胸にまで響く程の雷鳴……というより爆音。
「ひっ…!!!]
血の気の失せたハルヒが身体をチヂ込ませた。

「びっ……くりした……雷の奴もう近くに来たのか…」
ハルヒを追って廊下に出た笠野田も、聞いた事も無いような雷鳴に驚いたが、校舎には立派な避雷針もついている為あまり心配はしていない。
廊下に耳を塞いで踞るハルヒを見つけると可哀想なくらいガタガタと震えていた。
「お、おい……大丈夫か」
「………!」
全く声も出ないくらい怯え切っている。
(雷が苦手なのか…)
「……待ってろ、今なんか羽織る物を__」
震えが止められるような物を…と思い、探しにいこうとした瞬間、
つんっ…と足が引っ張られた。
振りむくと、ハルヒが無意識に震える手で笠野田のズボンの裾を掴んでいた。
小さな手が必死だった……。
ぎゅっと目を瞑って小さくなって震えている……。
(俺に“行くな”っていうのか……?)

次の瞬間、思わずその小さな体を抱きしめていた。
「……ぅ……」
急に抱き締められてハルヒの口から呼吸が漏れる。
「藤岡……!」
ぎゅ……と腕に力を入れると華奢なハルヒを丸々包み込めた…。
花の様な香りが笠野田の鼻をかすめる。
自分の腕の中でもガタガタと震えの止まらないハルヒ。
笠野田はとりあえず防音効果の高い音楽室に入るようハルヒを促そうとした__その瞬間。

校舎に雷撃を食らったかのような光と音と、建物が揺れる程の衝撃____
「…!!」
笠野田は思わず窓を見上げた。
(まさか……此処に落ちたのか?)
フッと辺りが静かになった気がした。
空にはまだ雷鳴が轟いていたが、今の一撃で満足したかの様に雨音まで大人しくなった。

「お、おい、藤岡、大丈夫か?___藤岡… 」
「____」
ハルヒはあまりの衝撃に気を失っていた。
「マジかよ……どこかに寝かしてやらないと…」
そっと抱き上げたが、気を失っていてもまだ軽いハルヒがこんな非常時にも心配になった。

561:ボサノバの憂鬱8
09/08/03 23:25:29 LSMaTiUJ
ホスト部の部室には、音楽室なのになぜか天蓋のついた小さめのベットがあったのを思い出す。
ハニーのお昼寝用ベットだとは知らない笠野田だったが、緊急事態なので躊躇わずハルヒをそのベットまで運んだ。

そのまま仰向けに寝かすと、ハルヒの顔が僅かな光に浮かんで見えた。
青白い顔でピクリともしない。
手を握ると恐ろしく冷たくなっていた。
「藤岡………」
体も冷えきっているのかと肩の辺りを服の上から触ってみる。
___とたんに自分の体に疼きに似たものが走った。
昼間に触れてしまった柔らかな頬…そして先程、咄嗟に抱き締めた時の感触が蘇る。
思わずハルヒの華奢な肢体をマジマジと見てしまう。
(い…いけねえ……気を失ってるからって……)
頭とは裏腹に、手が伸びた。
雲も切れ始めたのか薄く夕日が照らす中、ハルヒの髪に触れてみる。
汗で額に張り付いた一筋を除けてやると綺麗な額が露になった。
指はそのまま頬を伝い…顎に掛かる。
自然と視線は唇に集中してしまう……そして……引き寄せられる様に、唇を重ねた……。
感動のあまりすぐに離したがまた、考える余裕など無く只、愛おしい彼女の温もりを再び唇から感じていた。
触れた瞬間から、想像以上に柔らかい感触に頭が真っ白になっていく……。
昼間見せてくれたあの柔らかな笑顔………自分の事を心配してくれる凛とした声……
しかし急に、未だ気を失っているハルヒに罪悪感を感じた。
キシ……と傍らに腰をかけて、空気を包む様にそっと、ハルヒの身体を自分の腕で包み込んだ。
「藤岡……ごめんな………俺、やっぱり好きなんだ……」
初夏だというのにすっかり冷えきったハルヒの身体を制服越しにぎゅっと抱き締める。
笠野田の大きな手にハルヒの頭はすっぽりとは入りそうだった。
そっと、慈しむ様に何度も撫でた。
「やっぱり、諦められねぇよ……」
笠野田の切ない独り言が音楽室に静かに響く。

その時__
バターン!!!!
音楽室の扉が勢い良く開いて、あの人が現れた。
「ハルヒィィ!!!」
金色の王子は必死の形相で名前を呼んだ。


562:ボサノバの憂鬱9
09/08/03 23:26:51 LSMaTiUJ

『ヤメて下さいよ……環せんぱ…い』
昼間のハルヒの寝言が脳裏を過る。

「ハルヒィ!!此処にいるのか!ハルヒーー!!」
環は遠目からもわかる程、全身びしょ濡れだった
(走って来たのか?あの雷の中を…?)
急に笠野田は気持ちが萎んでいくのを感じた。
そっと、ハルヒから身体を離し、環に対峙した。
「須王先輩」
「!…君は…ボサノバ君?何故君が………!……ハルヒ!?」
笠野田の後ろのベットにハルヒが寝かされているのに気付く環。
見る見る顔色が変わる。
環の表情を見て、笠野田が慌てて説明する。
「あの、藤岡の奴、雷の衝撃で気を失っちまって……此処に運んだんです。もう、気が付くとは思うんスけど…」
「そ、そうだったのかーーっ!!ありがとう!!ボサノバ君!」
「……“笠野田”です」
「ハルヒの命の恩人とは気付かず、失礼した!ハルヒの父として礼を言うぞ~!!ありがとう!ありがとぉう~!!」
しっかり笠野田と握手をして感謝の言葉を言うと、ハルヒの傍らに跪く。
「ハルヒ………遅くなってごめんよ……」
見ている方が痛々しくなるような苦しげな表情で環はハルヒの手に口付けた。
「ん……」
ハルヒがゆっくりと目を覚ます。まるで王子のキスによって目覚めた眠り姫のようなタイミングで……。
(まるで本物の王子だな……)
笠野田が心の中で自嘲気味に呟いた。
環は泣きすがる様にハルヒにへばりついている。それを「はいはい」と軽くあしらおうとするハルヒ。
だが笠野田は気付いていた。
環を見るハルヒの頬はうっすらと赤く明らかにホッとしていた。
___雷はもう遠くへ去ってしまっていた。


結局鍵は鏡夜が音楽準備室で拾ったが、それを自ら届けたいと申し出た(言い張った)環が
ハルヒのアパートで待ち伏せをしていたが、なかなか帰らないハルヒが心配になり、
庶民スーパーを経由して学校まで探し回って辿り着いた…という事だったらしい。

それから笠野田は、ハルヒが気を失っているのをいい事に唇を奪った事への罪悪感等から
独り悶々としたり、加えて双子の陰にも怯える日が1ヶ月続いたとか。
そんな若を慰める為に、テツや舎弟達までも奔走する事になったのはまた別の話である……。


END

563:名無しさん@ピンキー
09/08/04 00:09:39 rLcDBS/F
>>553
GJ!
過疎ってたスレに恵みのSSじゃ~


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