08/07/07 00:51:44 OjyZQe6B
前の流れを無視して>>360続き
「灯里ちゃん・・・・」
穏やかな、懐かしい日々の春の日差しのような暖かい声がした。
「あなたには随分苦労させちゃったわね」
懐かしさやこうなってしまった事の申し訳なさや嬉しさやら様々な感情が一気に
吹き出して大泣きしながら抱きついてしまった。
「アリシアさ~~~~ん」
「あらあら・・・大丈夫よ、私が付いているんだから」
「心も体もボロボロでも私が絶対に治してみせる」
随分と長い間一人で苦悩したせいかどっと力が抜けてくるのを感じた。
「でも、もうゴンドラを漕ぐことも出来なくて・・・」
「大丈夫、懐かしい友達がお見舞いにきているのよ、外を見てごらんなさい」
正直、外に出るのもウンディーネの制服を着るのも体がこわばってしまうよう
な状態で恐る恐る窓から外を見る。
泣いていた灯里だったがほんの少し笑顔がこぼれる。
忘れるはずもない黒いゴンドラ。
キズだらけで古びた、灯里とアリシアのウンディーネとしての始まりを見守っ
てくれた懐かしいパートナー。
灯里は思わず駆け寄って、自分がつけた左舷の大きな傷を撫でていた。
楽しかったあの頃が走馬灯のように蘇る。
「もう、寿命がきたんだけどなんとか乗れるように修理してもらったの」
「灯里ちゃんを立ち直させるのが最後の仕事にしたいんだって」
いつしか、灯里のゴンドラへの拒絶感が薄れていき、まるであの頃に戻った
ように感じていた。
あの日の誓い目指してまた一から漕ぎ出していけそうな気がした。
駄文でスマン、なかったことにしてくれ^^;
380:名無しさん@ピンキー
08/07/07 01:02:44 m8IVGvfu
>>379
救われた!よかったね灯里ちゃん!
381:名無しさん@ピンキー
08/07/07 01:25:49 OjyZQe6B
駄文書いた上にレスまでします。
ウザくてすまんです。
あの状況じゃ原点に戻らんと立ち直れないんじゃないかなと。
で、その助けになるので真っ先に浮かんだのがあのペア、シングル時代のゴンドラ
で、灯里の前まで持っていくのはアリシアさんしかいないかなと。
他にもグランマやらネオベネツィア自体が灯里を救うってのも考えたけど難易度高
いし、自分の手に余るので回避しときました。
382:名無しさん@ピンキー
08/07/07 01:42:35 oMI5Cfxy
なんだ……ちゃんと自分で立ち上がれるんじゃない……
わざわざ心配して……私、バカみたいだよね……
な、泣いてなんかいないんだからねっ!?
383:名無しさん@ピンキー
08/07/07 20:24:47 cepv2X9L
>>377
>「お客さんが増えるよ!」
>「やったね灯里ちゃん!」
このネタ分かる奴、このスレにはいねーだろ…。
384:名無しさん@ピンキー
08/07/07 20:48:09 YUvD1yEJ
>>383
おれがいる
385:名無しさん@ピンキー
08/07/08 00:30:05 4tbKeGgU
なんかエロパロ版らしく無くなって来ているようで・・・(エロ無しでちゃんと話が続いてるし)
とりあえず灯里は救われてほしいです。ここがARIAスレであり続けるためにも。
386:名無しさん@ピンキー
08/07/08 07:20:16 vBe1Wice
意味が分からない。
エロあるなしは灯里が救われる救われないに関係ないし
387:名無しさん@ピンキー
08/07/09 00:24:10 ERkJ0lho
(´-`).。oO(アカリカンパニーに期待…
388:名無しさん@ピンキー
08/07/10 14:22:10 Snru9IyV
オレンジぷらねっとに入ったアイちゃんとアテナ先輩のやりとりを見てみたい
389:名無しさん@ピンキー
08/07/11 18:31:43 bS7tzPJY
続き!
390:名無しさん@ピンキー
08/07/16 17:55:25 6sRhCTFz
だれか何か書いてよ
391:名無しさん@ピンキー
08/07/16 19:42:43 E8jRCT1b
じゃあ俺が
392:名無しさん@ピンキー
08/07/17 12:00:53 2VZo9/H7
>>256
393:名無しさん@ピンキー
08/07/17 21:13:11 HAhv3IrN
>>256の続きみたい
394:名無しさん@ピンキー
08/07/17 21:35:39 1l1B7i1e
>>256
なんか別スレで見たことある。
実は暁だったってオチだったはず。
原作ベースなので面識ないってのが前提だった。
395:名無しさん@ピンキー
08/07/17 23:27:26 avlc0ldh
~の続きが見たいとか言ってる奴って何なの?
リレーがしたいの?
書き手の足も遠のくし、そこからは何も生まれないよ
396:名無しさん@ピンキー
08/07/20 16:03:40 7EAdmiLY
>>359へんに絡むとややこしくなるぞ
397:名無しさん@ピンキー
08/07/20 19:37:35 BqTLWvhR
>>369
どういう意味だ?
398:名無しさん@ピンキー
08/07/20 22:20:25 BIXNQyYX
>>379
そうからかうな
399:名無しさん@ピンキー
08/07/21 11:21:21 OsJdsuFM
そんなことより灯里ちゃんの親はどうしてるんだ?
家に帰ってこいって言わないのかな?
400:名無しさん@ピンキー
08/07/21 13:54:28 zMPAyRx6
エロといっても無理に会社の経営状態や水先案内業界を危うくしなくても、たまたま拾った客がさわやかに長旅でたまってるから抜いてYOと頼んで、
なぜかウンディーネが引き受けてしまうなんてシチュもありだろ
401:名無しさん@ピンキー
08/07/22 04:58:00 l5psM4ry
アリかも知れないけど、糞つまらん展開だろ、そんなんじゃw
402:名無しさん@ピンキー
08/07/22 05:27:08 G9tPOPYs
ま~無理に経営危機にするまでも無いと思うがな…
ロリショタネタでアニメ版アイを男の子にして、練習コースで無人島を廻る
で、途中で暴れて落水&助けようとしてウンディーネも落水
服を乾かす為に無人島に上陸→服を脱いで乾かす→で、何かイベント(1人でゴンドラに忍んでた理由辺りをキーにして)を起こしてHさせる
→宙港に送って行く→適当に別れのイベントを書いてEND
なんてのでも良い気がする
ま~文才無いから書けないけど…
403:名無しさん@ピンキー
08/07/22 05:47:32 FsbqEajQ
>>402 お前は何を言っているんだ?
エロパロSSは文才で書くんじゃない。
お前の妄想力のありったけを、キーボードにぶつけるんだ!
そして、それをうpするんだ!!
つべこべ言っている暇は無い。いまから取り掛かれ!
え? 俺? 俺はもちろん全裸で待機する役ですが、何か?
404:名無しさん@ピンキー
08/07/22 09:59:58 XRADG/6A
普段奇麗事ばかりで進行してきたARIAの世界観を壊す時期にきてるんだよ。
もっと人間の内面、黒い部分を描写するとか
405:名無しさん@ピンキー
08/07/24 11:57:30 IU1AQuwp
ARIA
406:名無しさん@ピンキー
08/07/24 14:44:22 rYKE401r
>>404
その通り
407:名無しさん@ピンキー
08/07/24 20:34:55 hu9ZNEEI
姫屋とおれんじによるシェア争いの激化なんて流れもありかも
サービス競争が壮絶になると業界三位や四位がどんな動きに出るだろう
408:名無しさん@ピンキー
08/07/27 14:37:33 COEZDvZO
>>407
「すわっ!何だこの成績は?オレぷらに水を開けられる一方じゃないか!
──藍華、お前というものが支店にいながら、何だ、このていたらくは!!」
「す、すみませんっ!晃さん、もといチーフ!でも、操船術と接客は完璧にこなして……」
「──言い訳はいいっ!言い訳は!!」
「──相変わらずね、晃ちゃん♥」
「アリシア?──何で貴様がここにいるのだ!」
「いや、私、ゴンドラ協会の幹部ですから………それより、聞いたわよ、晃ちゃん♥」
「──何をだ?」
「──オレンジぷらねっとの独走よ………姫屋が老舗という立場にあぐらをかいてるからじゃないかって………話よ」
「………」
「独走というのは、ゴンドラ業界自体にとってもあんまり良くないことなの………
お互い競争して切磋琢磨していかないと業界全体も発展していかないのよ………」
「………分かってる………」
「………なら、自分で考えなきゃね………晃ちゃんは姫屋のウンディーネを束ねるチーフなんだから………
──それでは、忙しいから行くね。私」
そう言うと、アリシアさんはとっとと姿を消した。
「………」
「………」
「………すわっ!始めるぞ!!姫屋の新サービスを!!!」
「………何かやな予感………」
「──何か言ったか?」「──イエ、実ニスバラシイコトダトオモヒマス(汗」
支店長、藍華の苦難は続く………
409:408を少し修正
08/07/27 14:43:33 COEZDvZO
>>407
「すわっ!何だこの成績は?オレぷらに水を開けられる一方じゃないか!
──藍華、お前というものが支店にいながら、何だ、このていたらくは!!」
「す、すみませんっ!晃さん、もといチーフ!でも、操船術と接客は完璧にこなして……」
「──言い訳はいいっ!言い訳は!!」
「──相変わらずね、晃ちゃん♥」
「アリシア?──何で貴様がここにいるのだ!」
「いえ、私、ゴンドラ協会の幹部ですから………それより、聞いたわよ、晃ちゃん♥」
「──何をだ?」
「──オレンジぷらねっとの独走よ………姫屋が老舗という立場にあぐらをかいてるからじゃないかって………話よ」
「………」
「独走というのは、ゴンドラ業界自体にとってもあんまり良くないことなの………
お互い競争して切磋琢磨していかないと業界全体も発展していかないのよ………」
「………分かってる………」
「………なら、自分で考えなきゃね………晃ちゃんは姫屋のウンディーネを束ねるチーフなんだから………
──それでは、忙しいから行くね。私」
そう言うと、アリシアさんはとっとと姿を消した。
「………」
「………」
「………すわっ!始めるぞ!!姫屋の新サービスを!!!」
「………何かやな予感………」
「──何か言ったか?」
「──イエ、実ニスバラシイコトダトオモヒマス(汗」
支店長、藍華の苦難は続く………
410:名無しさん@ピンキー
08/07/27 21:49:05 +bO4qY4F
荒れ覚悟で秋乃×郵便屋投下
苦手な方はスルーで
411:名無しさん@ピンキー
08/07/27 21:49:59 +bO4qY4F
彼女と初めて会ったのは、潮の満ちた狭い水路だった。
ゴンドラを立ち往生させていた俺を拾い上げ、白いゴンドラで集配に付き合うと言ってくれた。
姫屋の制服に身を包んだ彼女に俺は、会社にばれると面倒な事になると遠慮したが
「大丈夫。お友達をゴンドラに乗せるなんて、みんなやってますから」
と、その場で友達にされてしまい、一日無料でプリマのゴンドラを拝借させてもらったというわけだ。
彼女も郵便の集配は初めてだったのだろう。自分からポストを開けては郵便袋を落としかけ、俺の寿命を縮めかけた。
この事が会社にばれたのか、彼女は突然独立して水先案内店を立ち上げた。
責任を感じた俺は度々客として足を運んだが、彼女は頑として俺をゴンドラに乗せようとしない。
「お友達をお客様とお呼びするなんて、なんだか恥ずかしいじゃない」
と。呆れた俺は客として足を運ぶのを諦め、仕事帰りや近くまで来た際に顔を見せる程度に留めた。
彼女―天地秋乃はいつでも快く迎えてくれる。成熟した女の落ち着きと、少女のようなあどけなさが同居した笑顔で。
ふらりと寄って茶を馳走になり、談笑して帰る。いつしかそれが俺の習慣になっていった。
412:名無しさん@ピンキー
08/07/27 21:50:48 +bO4qY4F
「よぅ、居るかい」
「まぁ、ようこそ。今日も一日、ご苦労様です」
「お前さんもな」
秋乃が見計らっていたようなタイミングで玄米茶を入れる。
先月までは紅茶だったのが、健康にいいからと始めてみたそうだ。
いつものように二人で長椅子に座り、夕暮れの風に吹かれて一息つく。
まっ白な猫が一匹、こちらに背を向けて海を見つめていた。こいつは何度足を運んでも俺に馴れない冷たい奴だ。
「恥ずかしがり屋さんなんです、アリア社長は」
胸元のリボンを揺らし、彼女がにこやかに微笑んだ。
澄んだ青色の制服は自身に似合うように仕立てたのだろう。
「社長なのにお客様が見えると隠れてしまって。でも、郵便屋さんの事は気に入ったみたい」
「……こんな冴えないおっちゃんの何処が気に入ったのか、訊いてみたいね」
「あら、まるで本当のおじさんみたいな言い方をするんですね?」
俺は思わず頭を掻いた。今年で四十、女房も子供も居る俺は、やはり只のおっちゃんでしかない。
秋乃は女としてはまだ十分に若い。男話の一つも飛び出さないのが他人事ながら気に掛っていた。
「おっちゃんの相手なんかしてないで、いい加減男でも作ったらどうだ。お前さんなら引く手数多だろうに」
413:名無しさん@ピンキー
08/07/27 21:51:22 +bO4qY4F
「縁が無いのかしら。気がついたらこんなおばさんになっちゃった」
「……馬鹿言え。じゃあ、結婚もしないのかい?」
「その内に、ね。いつかは私も家族を持ちたいけど……今はまだ、この仕事が楽しいから。」
そう言って微笑む秋乃の表情に、僅かに影が差すのを俺は見逃さなかった。
「だがよ、寂しくねぇか?……身も固めず、一人っきりで住み込んでてよ」
彼女は答えない。猫が秋乃に甘えるように擦り寄って来た。そっと抱き上げて、子供でもあやすように撫で始める。
長い沈黙の末、彼女が呟いた。
「……今日ね、姫屋に居た頃の後輩が尋ねて来てくれたの。彼女は私よりずっと前に引退して、結婚して。子供もここに連れて来てくれたわ」
沈みきった声。遠くの教会から響く昏鐘が、酷く重々しく聞こえた。
「幸せそうな彼女を見てたら、胸が張り裂けそうになって。私は本当にこれから、一人でやって行けるのか不安になったの」
夕闇の中、痛い程の沈黙が広がる。絶え間なく打ち寄せる波の音。
気の利いた言葉が見つからなかったが、俺は口を開いた。
「お前さんの選んだ道だ。降りるのも踏ん張るのもお前さんの自由だな。……ま、俺でよけりゃ悩みくらいは聞くけどよ」
414:名無しさん@ピンキー
08/07/27 21:51:57 +bO4qY4F
彼女が顔を上げた。哀しげに目を閉じ、何か言おうとしたが
「そうね、ありがとう」
とだけ呟くと、唇を噛み締めたまま社長を抱いて立ち上がり、屋内に消えてしまった。
何時になく感情的なその様子に、俺は呆然と立ち尽くすしかなかった。
翌日も彼女の振る舞いは普段と変わらない。会社を訪れる誰に対してもあの溢れるような笑顔で接していた。
俺は毎日のようにARIA(猫に付けた名前らしい)カンパニーへ足を運び、茶を馳走になっていた。
こうなると嫁き遅れの妹を持ったような心境だ。食事にかこつけて郵便局の若い衆に引き合わせたりもしたが、彼女は上の空だった。
「男の一人や二人居た所で、仕事に障りは無いだろうに」
いつもの場所で煙草に火を灯しながら呟いた。彼女が嫌煙家と知ったのはずっと後の事だ。
「ごめんなさい。でも怠け者の私には、やっぱり重過ぎたみたい」
「毎日律義に湯を沸かして待ってる女の何処が怠け者だって?」
街の灯が波に蒼く煌めいている。二階から聞こえてくる涼やかな音色は夜光鈴だろうか。
膝の上で眠る猫社長をしきりに撫で回す秋乃。彼女はこの臆病な社長猫を肌身離さない。
俺はゆっくりと煙を吐き出しながら、彼女が口を開くのを待った。
415:名無しさん@ピンキー
08/07/27 21:54:57 +bO4qY4F
「……じゃあ、参考として聞くけど、奥さんは貴方と結婚して幸せだったかのしら」
「どうだかな。聞いた事が無いからわからんが、不満たらたらな事は間違いねえよ。……女房なんて大体そんなもんだ」
俺がしみじみとぼやくと、彼女はにっこりと微笑んで言った。
「何だか羨ましいです。奥さん。こんなに旦那さんに愛されてるんだもの」
……俺は何か恥ずかしい事を言っただろうか?照れ臭くなって、慌てて切り上げる事にした。
「とにかく、世話を焼きたくなるような男を見つけな。そうすりゃ寂しさなんてすぐに忘れるさ」
「そうね」
どこか気抜けしたような返事が帰ってくる。虚ろな眼差しは遠く夜空を見つめていた。
「早くいい人、見つけなくちゃね」
俺は、秋乃の事を頻繁に思い出すようになっていた。
それは彼女が俺に寄せる想いに気づき、戦慄を覚えたからだ。……少なくとも自分ではそう思っていた。
秋乃は俺に好意を持っている。それが独り身を貫かせる程の慕情なのか、寂しさを潤す慰めに過ぎないのかは俺には判断できなかった。
俺の自惚れであってくれ―そう願うのは嫁への義理立てではない。俺への想いを押さえて、ひたすらに優しく振る舞う秋乃が哀れだったからだ。
416:名無しさん@ピンキー
08/07/27 21:55:29 +bO4qY4F
「明日はレデントーレね。郵便屋さんもやっぱり、ご家族と過ごされるのかしら」
いつものように茶を手渡しながら、秋乃が笑顔を浮かべて尋ねる。
「いや、妻もガキも旅行中だからな。同僚と呑みに行くつもりだが」
「でしたら是非―」
彼女が嬉嬉として口を開くのを、俺は手をかざして制した。
言葉を紡ぐのに一瞬躊躇したが、夢から醒めるのなら早い方がいい。
俺が此所を立ち去っても、すぐに彼女は他の男を見つけるだろう。そう思い返して口を開いた。
「……今度ガキを連れて来る。親子共々ゴンドラに乗せてやってくれねえかな」
視線を水平線から反らさずに、俺は言った。彼女が驚いて俺を見つめるのが分かった。
彼女は口を開かない。アリアとやらも今日は何処に消えたのか、姿が見えなかった。
「それは、お客様として……ですか……?」
「悪いな。水先案内人が見てえって、ダダこねやがってよ。金は払う」
老夫婦のような関係が、只の客と店員へと冷めていく。
俺は湯呑みを脇に置いた。客には到底出せないような、垢抜けた地味な柄の湯呑み。
「……分かりました。当社において最高の御案内をさせて頂きます」
秋乃が沈み切った声で呟いた。
417:名無しさん@ピンキー
08/07/27 21:56:05 +bO4qY4F
「悪いな」
俺は謝っていた。未練とは分かっていたが、謝らずには居られなかった。
「―でしたら是非」
立ち去ろうとした俺の背中に声が掛かる。
「明日、一晩だけお付き合い頂けないかしら。貴方に伝えたい事があって―ほんの少しの間で構いませんから」
俺は振り返らない。背後で彼女の、思い詰めたような声が細かく震えていた。
打ち寄せる波の音。黄昏時の風が静かに頬を撫でていく中、俺は言った。決心したように、はっきりと。
「ああ。楽しみにしてる」
重ね重ねに酷い約束をしたものだ。
俺は己の愚かさを責める一方で、約束の時刻を心待ちにしている自分に気が付いた。
情けない話だが仕方がない。心利いた妙齢の美人からの誘いを喜ばない男が何処に居るだろう?
最後くらいは名残を惜しませてやろう―そんな心積もりだった。
日没前にARIAカンパニーを訪れた。沖には早くも屋形船やゴンドラが浮かんでいるのが見える。
店内に人影は無かった。あの猫すらも。
普段なら営業を終える時刻だが、祭の夜だ。接客も長引くに違いない。
俺は馴染みの長椅子に腰掛け、彼女の帰りを待つ事にした。
418:名無しさん@ピンキー
08/07/27 21:56:46 +bO4qY4F
どれほど経ったのだろう、辺りはすっかり暗くなっていた。招待状の集配に追われた疲れが出て、眠り込んでいたらしい。
沖に無数の灯が煌々と輝いていたが、店内は変わらずひっそりと静まり返ったままだ。秋乃の戻った気配はない。
開いたままのシャッターを覗くと、壁の時計は11時を指していた。
おかしい。事故にでも遭ったのだろうか。
途方に暮れていると、岸を白く小さな物がこちらに向かって駆けてくるのが見えた。……あれは猫社長だ。
奴は俺の前で妙な声で鳴き立てると、ズボンの裾をくわえて引っ張り出した。その様子が尋常でない。
「お前さん、一体どうしちまったんだ。……俺をどこに連れて行きたいんだ?」
すると奴は言葉が判るのか、先に立って走り出した。俺も慌てて付いて行く。
街に人影は無い。住人全てが船で漕ぎ出してしまったかのようだ。暗い路地を、猫を見失わないように付いて回るのは骨が折れた。
やがて猫は袋小路で暗闇に消えた。
運河には白いゴンドラ―酒瓶や泥が散乱しているが、確かに青い縁取りの―が係留されている。
「秋乃ッ!居るのか?」
不安に襲われた俺は暗闇に向かい大声で呼ばわる。
「頼む、無事で居てくれ―」
その時、夜空に花火が弾けた。
419:名無しさん@ピンキー
08/07/27 21:58:26 +bO4qY4F
辺りが赤や黄色の光に照らされた瞬間、俺はその場に凍り付いた。
そこには制服を引き裂かれ、青痣の浮いた裸身を無惨に晒して横たわる秋乃の姿があった。
夜空に続けざまに打ち閃く光弾が、腫れ上がった乳房や粘液にまみれた局部を容赦なく照らし出す。
「おい!秋乃!?しっかりしろっ!」
返事が無い。血の気が失せた白い額は生気を失い、涙の残る両瞼が開く事は無かった。
俺はシャツを脱いで秋乃に被せ、抱き抱えて彼女のゴンドラに乗せると、そのまま病院を指して漕ぎ始めた。
こんな馬鹿げた真似をするのは観光客しか居ない。座席に転がる酒瓶から見て、相手は四・五人だろう。
連中、始めから個人営業と目を付けて店を訪れたに違いない。
祭りの中にあってその病院は普段より静まり返って見えた。
秋乃は明け方に目を醒ましたが、俺は顔を合わせる事無く病院を後にした。
俺の識っている秋乃は、こんな時でも必ず笑顔で迎え入れようとするだろうから。
あの優しい秋乃が、うちひしがれて病院のベッドに横たわるのを見るのは余りにも忍びない。
彼女を待ち受けるのは警察、避妊薬、噂話。…もしも神が居るのなら悪戯にも程があろう?
祭りの終わりを告げる朝陽の中、俺は壁に拳を叩き付けた
420:名無しさん@ピンキー
08/07/27 21:58:58 +bO4qY4F
彼女がARIAカンパニーに帰って来たのはそれから3日後だった。
社長猫に餌をやっていた俺は、社長が駆け出すのを見てそこに彼女が立っているのに気が付いた。
社長を抱き上げる秋乃は以前とすっかり違って見えた。優しい微笑みは変わらないが、あのはにかむような人懐こさはすっかり影を潜めていた。
「……アリア社長の面倒を見てくださって、ありがとう」
彼女が口を開いた。声音は優しかったが、どこか他人に対するような口振りだ。
「ん、ああ」
「今、お茶を入れますね」
先に立ってさっさとドアを潜っていく。俺がそこに立っているのも忘れてしまったかのようだった。
やがて彼女は紅茶の盆を手に階段を降りてきた。来客用のテーブルに、来客用のカップが二つ。
俺は戸惑いながらも椅子に腰掛け、紅茶を一口すすった。華やかでどこか虚ろな香りが、彼女の表情に重なった。
「……それで、どうすんだ。これから」
言葉を選んだ積りだ。あんな目に会っても依然としてこの仕事を続けるのだろうか。
「どうって……これまでと変わらず、お客様に笑顔を届けていくつもりです」
白々しいまでに明るく、彼女は言った。俺はため息をついて口を開こうとしたが、彼女が遮った。
421:名無しさん@ピンキー
08/07/27 21:59:38 +bO4qY4F
「郵便屋さんも確か、ご予約を承って居りましたね。日程を伺っても宜しいでしょうか」
俺と目を合わせないまま、有無を言わせず彼女は言い切った。
無機質な文句だが、語気は切実そのものだ。俺が彼女を覗き込むと、秋乃は顔を背けた。
「……どうして俺を見ねぇんだ?」
彼女は答えない。黙って唇を噛みながら、予約を取り付けようとペンを差し出す。
「何故そんなに辛そうにするんだ?……たった3日でそんなに俺の事が嫌いになったのか」
逆だ。秋乃はここまで露骨に嫌悪を示す女じゃない。彼女の目に涙の浮かぶのが見えた。
―あの時あんな事が起きなければ、俺達はもう少し綺麗に別れていただろう―
頭がかっと熱くなり、俺は立ち上がって彼女の腕を掴んだ。同じゴンドラ漕ぎなら、女を相手に振りほどかれるような事はない。
「きゃあっ……?あっ!……や、嫌ぁっ!」
俺は椅子ごと彼女を押し倒していた。乱れた裾から白い脚の覗いた時、俺の理性は再び消し飛んだ。
俺は秋乃をかき抱き、唇を塞ぐように押し当て舌をねじ込む。
噛まれる程度の覚悟はしていたが、秋乃にそこまで俺を拒絶する決意は無かったようだ。
静まり返った店内に、舌の絡み合う水音と二人の荒い息遣いだけが響いた。
422:名無しさん@ピンキー
08/07/27 22:00:12 +bO4qY4F
生暖かい腔内に万遍なく舌を這わせると、秋乃が応えるように舌の根本を刺激してきた。
金糸のような髪を撫で、流れに沿って背筋、腰へと手を這わせる。壊れそうな程の柔かさが手の平に心地よい。
強調された稜線に沿い腿から胸へと撫で上げ、上着の裾から手を滑り込ませてその感触を確かめる。
「ッ……!」
秋乃が身をよじらせた。
唇を離して彼女の紫の瞳を覗き込むと、そこには困惑と恐怖の色がありありと見て取れた。
俺は何をしてるんだ―そんな思いを振り払うように、強引に上着を剥いでいく。
白く豊満な乳房に食らいついても、彼女は熱に浮かされたように悶えるだけで何の抵抗もしなかった。
甘い芳香に顔を埋め、乱暴に指先を食い込ませる。
「ぃやっ……痛ぁ……」
苦痛に顔を歪める秋乃に構わず、丸い突起に吸い付き歯に挟み込む。
彼女の感応の如何などどうでもよかった。俺は秋乃の体をまさぐり、以前の彼女を探し出そうとしていたのかも知れない。
はだけた胸元から、下に向かって服を下ろしていく。彼女に良く似合う青い下履きに手を掛けた時、俺は手が細かく震えているのに気付いた。
乱暴に剥ぎ取る。秋乃の消え入りそうな叫びが耳に突き刺さったが、俺は冷たく聞き流した。
423:名無しさん@ピンキー
08/07/27 22:00:45 +bO4qY4F
秋乃の体は透き通るように白く、頼り無い程に細い。
それでも腰や腿の肉付きは年相応に豊かで、官能的に横たわる姿はどこかティツィアーノの油絵を思わせた。
首筋に舌を這わせると、耳元で秋乃が小さく鳴いた。女の甘い匂いが鼻孔をくすぐり、男の本能を勃然と煽り立てるようだ。
そのまま片手を伸ばして彼女の茂みに指を差し入れ、 熱を帯びた粘膜をゆっくりと撫で上げる。
指先にぬめった水気を感じて俺は思わず生唾を飲み込んだ。
そのまま指先を沈め、温もりを感じながら掻き回していく。とろけそうな程に熱く柔かな感触が堪らなく愛しかった。
「……んふっ……あぁ……」
秋乃が甘い声で喘ぐ。
白い肌に青痣を残し、野良犬どもに汚されたばかりの体で、こうも愛らしく悶えるのだ。
「感じてんのか?たった一晩で随分と濡れ易い女になっちまったらしい」
「そ、そんなこと……あぁっ! 」
「案外お前さんが誘ったんじゃねえのか。こんなに、体中に跡を残しやがって」
泣き悶える彼女に冷たく言い放つ。嫉妬に近かった。
……俺は彼女を失うのがこんなにも悔しいのだ。
秋乃が目を見開いて抗議するのが目に入ったが、
すかさず肉芽を押さえつけ、よじらせて彼女の表情を消し去ってしまった。
424:名無しさん@ピンキー
08/07/27 22:01:47 +bO4qY4F
これだけ苛めれば十分だ。
俺は膣から指を引き抜くと、ズボンを下ろし得物を取り出した。
「……っ!」
秋乃が息を飲むのが気配で分かった。
無理矢理脚を割るようにして、彼女の間に腰を落とす。震える裂目に触れた瞬間、秋乃の体が小さく跳ね動いた。
「あっ、は……いや……いやああぁ……」
「百も承知だ」
あの夜も彼女は、こんなにも怯えきった悲鳴を上げたのだろうか。
後ろめたさを振り払うように俺は、秋乃の中へと激しく突き進んだ。
「ぁああああぁぁッ!」
腕の中で身悶える秋乃を押さえ付けながら、甘美な快感に思わず身震いしてしまう。
熱い肉襞が絡み付き、さらなる高みへと煽り立てられた俺は、抽送を開始した。
「はああぁっ! ああっ!あん、あんっ!ああぁッ!」
悲鳴とも嬌声ともつかない叫びに応えるように、腰を打ち付けていく。
二人で過ごした時間は頭の中から消え去り、目の前に横たわるのはもはや只の女だった。
乳房を揉みしだきながら、ひたすら俺は自分の快楽のためだけに腰を動かした。
奥へと突き込む度に中が濡れていき、静かな社屋に艶やかな喘ぎと水音が響く。
もっと長く彼女を味わうつもりだったが、沸き上がる欲求は押さえられそうになかった。
425:名無しさん@ピンキー
08/07/27 22:02:22 +bO4qY4F
腰の動きが自然と勢いを増すと同時に、合わせるように腰を振る秋乃に気付いたとき、言い様のない昂ぶりを感じた。
彼女の奥へと突き入れ、肉襞に押し当てて腰を小刻みに揺り動かしていく。
「あぁんっ!はあっ、あああッー―!」
一際大きく彼女が鳴いた瞬間、俺は精を放った。
まるで恋人にでもするように、千切れんばかりに強く抱き寄せて温もりを感じる。
秋乃は細かく身を震わせ、暫く余韻で腰を揺すっていたが、やがて力無く床の上に身を緩めた。
こんなふうに裸で横たわる彼女を見るのは二度目―花火の中で見たのと同じ光景だった。
あの時と違うのは、彼女の紫の瞳が何かを訴えるように俺を見つめていた事だ。
俺は秋乃を犯した連中と変わらない。彼女の優しさに気を良くして、別れの未練のあまりその華奢な体にすがり着いてしまったのだ。
何か言おうと口を開きかける俺に、彼女は優しく微笑みかけた。見覚えのある、柔らかで幸福そうな微笑みだった。
そして俺の首筋に腕を回し、唇で言葉を封じ込めると舌先を再び熱く絡めてきた。
乱れた息遣いの中で、彼女が何事か小さく囁くのが聞こえる。
お互いの唇の中で、あの猫にさえ漏らさぬように。
426:名無しさん@ピンキー
08/07/27 22:03:22 +bO4qY4F
日差しも和らぎ、冷たい風が身に染みる午後、俺は子供の手を引いてARIAカンパニーを訪れた。
学校の宿題で水先案内人のインタビューをするらしい。俺は子供に引きずられるようにしながら、桟橋を渡った。
「あっ、いらっしゃいませ!ようこそARIAカンパニーへ!」
若々しい声と共に俺達を出迎えたのは、十四、五の少女だった。真新しい制服に青いリボンが目に眩しい。
「いらっしゃいませ。ご予約承っております、庵野波平さまですね。どうぞこちらへ」
店の奥から現れた秋乃は、あの頃と少しも変わらなかった。まるで自分の家に帰ったような気持にさせる、あの笑顔。
ぎこちない手つきでゴンドラを引き出してくる少女は見習いなのだろう。オールを受け取る秋乃の目は母親のように慈みに溢れていた。
「お客様、お手をどうぞ」
腰を屈めて子共の手を取り、ゴンドラに上げる。そして今度は俺に手を差し出した。
職業柄ゴンドラには慣れていて照れくさかったが、大人しく手を取ってゴンドラに上がる事にする。
二人の体が最も迫った瞬間、秋乃が耳元で小さく唇を開いた。
「ありがとう」
柔らかな髪を秋風になびかせながら、彼女はそう呟いたのだった。
427:名無しさん@ピンキー
08/07/27 22:08:50 +bO4qY4F
以上。読んでorスルーしてくれてありがとう
>>409
立場にあぐらをかいてるのはアシリアさんな件
428:名無しさん@ピンキー
08/07/27 22:35:15 q2STeBml
情景描写とか繊細な表現が上手すぎる
俺は気に入ったぜ、GJ&乙!
429:名無しさん@ピンキー
08/07/27 23:05:21 2RquJ9eB
いいな、こういう作品に出会いたかった。
姫屋の新サービスも楽しみだ。
430:名無しさん@ピンキー
08/07/28 21:26:24 5yzw3qoO
>>427
GJ!
郵便屋さんの玄米茶好きも、こう見ると、
何か哀愁がこもった感じに見えるな……
431:名無しさん@ピンキー
08/07/28 21:34:47 5yzw3qoO
>>427さんに追伸。
>>426の新人ウンディーネさんを灯r……と思いかけたけど、
考えてみれば、アリシアさんだよね……その娘は……
大人でエレガントな姿しか頭になかったから、すぐには気付かなかった……
432:名無しさん@ピンキー
08/08/01 16:20:20 Y/XYbAuO
もう8月ですね…
433:名無しさん@ピンキー
08/08/01 21:36:03 O61DIedR
春満開ですな
434:名無しさん@ピンキー
08/08/03 10:55:37 JYIeEqg4
アリア社長
435:名無しさん@ピンキー
08/08/03 12:31:47 EXvndZUG
晃さんとアリシアさんのハッピーエンドを読みたいです。
実は晃さんは男であることを隠してウンディーネになったってような。
436:名無しさん@ピンキー
08/08/09 19:53:20 64CoUq/K
実はアリシアが成功できたのは猿の手のおかげで、最後の願いも叶えてしまったから、これからは一気に不幸が訪れるなんてどうよ?
437:名無しさん@ピンキー
08/08/11 01:55:14 z4PVzSnD
アリシアさんはすぐ離婚すると思う
438:名無しさん@ピンキー
08/08/11 21:30:02 z2PwBc+W
そしてすぐ再婚すると思う
439:名無しさん@ピンキー
08/08/12 00:33:18 JPgRDzp7
なんとなく娘と二人で気楽に生きてそうだ。
440:名無しさん@ピンキー
08/08/15 11:39:00 0QgIM9qQ
ガチャペン
441:名無しさん@ピンキー
08/08/18 10:23:48 qlaeWWWE
ムックンてなにもの
442:名無しさん@ピンキー
08/08/18 20:35:03 uWiUDUsg
>>441
チン毛の塊だよ
443:名無しさん@ピンキー
08/08/20 15:24:46 DkHsVOg2
水無って名字珍しいよな
444:名無しさん@ピンキー
08/08/21 02:23:48 L4SKgxCo
洪水の起きやすい地域とかでつけられた苗字かな
445:名無しさん@ピンキー
08/08/22 04:02:34 cTrdoocA
水の惑星で働く人間にしては不吉な苗字だと想うんだが
446:名無しさん@ピンキー
08/08/25 01:18:48 coirkYdI
人居ないなぁ
447:名無しさん@ピンキー
08/08/25 17:54:06 dwd1r5hy
>>446
原作もアニメも終わったしねぇ…
SS書きの人も別スレで見かけたりするし…
448:名無しさん@ピンキー
08/08/25 20:04:04 EtIQi4lJ
そっかぁ。書き手さんも別作品だか、別ジャンルだかに転進かぁ…
なんだか、さみしいね。
しってる書き手さんなら、「原作もアニメも終わったけど、
スレはまだ続いてますっ!」って、アピール汁!
449:名無しさん@ピンキー
08/08/26 02:01:11 a7RJwK3O
今だったらアリシアが襲われたりオリジナルヒロインなど多少突飛な話でも受け入れられそうだ。
450:名無しさん@ピンキー
08/08/29 03:32:38 qy4fVNl1
俺は無理だな…
451:名無しさん@ピンキー
08/08/31 18:08:54 SJk9dx/m
天野こずえ新作だしたな
452:名無しさん@ピンキー
08/09/03 18:07:08 4hPEqHV5
熱海が舞台w
453:名無しさん@ピンキー
08/09/03 18:29:11 GtNVADy5
ヨコハ(ry
454:名無しさん@ピンキー
08/09/04 20:36:31 jgXdO0qe
PS2のほうのヒロインのアニーで誰か書いてくれないかな・・・
偽アンジェにひょいひょい着いていって陵辱とか
455:名無しさん@ピンキー
08/09/07 18:57:18 btqyFPTx
暇だな
456:名無しさん@ピンキー
08/09/08 15:37:14 0UY87mq+
>>443
飛騨一宮水無神社という神社がある。
Wikipediaによると、祭神は御歳大神・天火明命・応神天皇・神武天皇などあわせて16柱で、
水無大神(みなしのおおかみ)と総称するのだとか。
「みずなし」じゃなくて「みなし」だけどね。でも神社のなまえも「みなしじんじゃ」が基本だけど
「みずなしじんじゃ」とも読むそうで。
457:名無しさん@ピンキー
08/09/10 23:21:40 67Xi6DEX
よくしらべたな
458:名無しさん@ピンキー
08/09/12 06:35:34 eM9pobtj
晃さんは藍華とアル君の関係をどう思っているのだろうか
459:名無しさん@ピンキー
08/09/15 21:05:09 cuAHHPqM
>>458
表向き:幸せになれよ
心ん中:藍華は私のものだぁー!
460:名無しさん@ピンキー
08/09/24 21:11:28 aKLJ0EA3
あげ
461:名無しさん@ピンキー
08/10/05 13:12:39 mBuVe2D+
あげ
462:名無しさん@ピンキー
08/10/05 19:36:23 i0HDkuR8
三大妖精が所属してる水先案内店以外では奇想館、エンプレス、天神遊船、スクロッコがあるみたいだけど、
もしこれらがリードしたらいろいろ変わってきそうだ。
463:名無しさん@ピンキー
08/10/06 02:50:11 koGUH0to
「じゃーん ムッくんの抱きぐるみ。 昨日発売されたばかりなんですよ」
「わあ わあ でっかい可愛いです。ぜひっ、私にも触らせてください」
「いいですよー。あたしら、結構気が合うのかもですね」
「はいっ、それはもう。私、同じ世代の友達ができたの初めてなんです」
「……………え」
「どうかしましたか?杏ちゃん。」
「…………ううん、何でもないです」
という夢を受信した
464:名無しさん@ピンキー
08/10/07 00:00:16 8635AjTb
>>463
早く続き書けよ
465:名無しさん@ピンキー
08/10/07 01:00:27 HTANH5K6
>>463
もっと受信するンだ (*´Д`)
466:名無しさん@ピンキー
08/10/08 23:31:13 PmM/j8dq
>>463
続きwktk
467:名無しさん@ピンキー
08/10/18 00:19:20 9m29cNIv
保守
468:名無しさん@ピンキー
08/10/19 20:55:14 bFlu/Ndz
ある晩のアリア・カンパニー。
今夜はアリシアさんもお泊りです。
もち、灯里と一緒のベッドで。
灯里「ううん・・・」
おや、灯里が苦しそう。
アリシア「どうしたの?」
灯里「お腹がちょっと」
アリシア「あらあら、見せてごらんなさい」「まあ、どうしたの、パンパンじゃない」
灯里「便秘で、今日でもう4日も」
アリシア「あらあら。ちょっと待ってなさいね」
と言ってアリシアは部屋を出て階段を降りていく。
そのステップが何となく楽しそう。
やがて部屋に戻ってきたアリシアの手にはイチヂク浣腸が。それも両手に2個。
(アリシアさんも便秘気味で、事務所に浣腸を在庫している)
アリシア「灯里ちゃん、浣腸をしましょう」(はぁと)
灯里「そんな恥ずかしい」
アリシア「だめよ。私達は健康に気をつけねば」「さぁ、パンツを脱いで」
ペロン、と灯里のお尻が出ました。
アリシア(私一度でいいから灯里ちゃんのをアソコを見たかったの。これでやっと合法的に見ることが出来たわ)
アリシア「はい、差します」
プチュ。浣腸の先端が灯里の肛門に入る。
灯里「あぁ」
アリシア(ふふ、可愛い。でもこれからよ)
ヌヌヌ。浣腸が肛門に深く刺さる。
灯里「ああ、痛い~」
アリシア「お薬を入れます」
チュルチュル。浣腸液が入る。
アリシア「はい1つ目終わり。2つ目を入れます」
灯里「いやー、かんにんしてー」
灯里「うう、出そう」
浣腸を2つ入れられて、灯里は苦しむ。
アリシア「我慢しなさい。お尻を押さえてあげる」
アリシアは右手の親指を灯里の肛門に押し当てました。
灯里の肛門はヒクヒクと痙攣しています。
アリシア(後輩ちゃんの肛門を見て/浣腸をして/肛門に触って楽しむ。
私って変態かしら?でもとにかく、神様、感謝します)
アリシアさんが変態?いえいえ、あなたは寧ろ正常です。
本当の変態はこれからです。
(一旦カキコ)
469:名無しさん@ピンキー
08/10/19 21:10:07 bFlu/Ndz
翌日。
灯里がお客を乗せてゴンドラを操船。
アリシアは指導員として同乗。
おや、灯里の様子が変です。
アリシア「どうしたの?」
灯里「トイレに行きたくなって」
アリシア(大変、でもこの辺りにトイレは無いし・・・)
灯里「・・・我慢できない・・・」
アリシア(仕方が無い、後輩ちゃんのためです)
アリシア「お客様、失礼します」
言うが早く、アリシアは灯里の制服を捲り上げてパンツを下ろし、
灯里の股間にむしゃぶりついた。
同時に灯里は放尿。
アリシアはむせながら、必死で灯里の聖水をゴクゴクと飲み干した。
ほーっとする灯里。
突然のことに驚く乗客。
灯里の聖水を飲むことが出来た嬉しさと同時に「水の三大妖精」の地位を失ったアリシア。
アリシア(神様、感謝します。でも私はこれからどうなるのか・・・)
まだまだダークになります。
(一旦、カキコ)
470:名無しさん@ピンキー
08/10/19 21:22:09 bFlu/Ndz
その翌日。
今日も灯里がお客を乗せてゴンドラを操船。
アリシアは指導員として同乗。
またまた、灯里の様子が変です。
アリシア「どうしたの?」
灯里「トイレに行きたくなって」
アリシア(げっ、ひょっとして)
灯里「・・・今度は大きい方です・・・もう、ダメ」
アリシア(あぁ、やっぱり!!でも仕方が無い)
アリシア「お客様、失礼します」
言うが早く、アリシアは灯里の制服を捲り上げパンツを下ろそうとした。
しかし灯里はパンツを穿いていない。
アリシア(ノ、ノーパン!?どうして)
しかし考えている間はない。アリシアは灯里の肛門に口をつけた。
同時に灯里は大噴出。
アリシアの口へ、食道へ、胃へと糞が雪崩れ込む。
ほーっとする灯里。
目の前で展開する物凄い光景に凍りつく乗客。
アリシア(ああ神様、これも感謝なのでしょうか・・・)
灯里の糞に窒息して薄れていく意識の中、アリシアは
自分を見る灯里の顔が「ニヤリ」と笑った様に感じた。
次がオチというか、種明かしです
(一旦、カキコ)
471:名無しさん@ピンキー
08/10/19 21:43:03 bFlu/Ndz
オチというか、種明かしです。
以下は灯里の独白です。
「アリシアさん、ごめんなさい」
「実は、私は自分の排泄物を他人に食べさせるのが趣味なのです」
「そして、浣腸されることに快感を感じるのです」
「あなたから浣腸をされたくって、先日私はワザと便秘になりました」
「その時、判りました。あなたも私のお尻に興味があることを」
「あなたのその興味を利用して、昨日・今日と私は趣味を楽しむことが出来ました」
「それにしても、今日はあぶなかった」
「乗船の前に下剤を飲んだら、あそこで突然効いてきた」
「ノーパンにして正解でした」
「先輩は、可愛い後輩ちゃんのために、飲尿・食糞も辞さず」
この話は直ぐに広がりました。
それを聞いて、恐れをなすプリマ/密かに期待するプリマ/
意地悪な先輩に仕返しをするチャンスと喜ぶシングル・・・
ゴンドラ協会は新しい規則を制定しました。
①乗船前に必ず排尿すること。
②朝は必ず排便すること(出なければ浣腸をしてでも出すこと)
③それでも緊急時に備えて、ノーパンにすること。
472:名無しさん@ピンキー
08/10/20 20:17:44 tlKtQt2G
エピローグ
水の星アクアに新しい見ものが増えました。
「シングル操船/プリマ指導」のゴンドラが突然演じる「ウンディーネの飲尿食糞パフォーマンス」
これを見ることが出来た観光客は大ラッキー。
イヤでも忘れられない、一生の思い出になります。
以前は、観光客は「プリマが操船する」ゴンドラを目当てにしていました。
でもプリマ一人ではこのパフォーマンスは出来ません。
今は「シングル操船/プリマ指導」のゴンドラが大人気です。
アリスちゃんと藍華さんは一足早くプリマに昇格しました。
アテナ「アリスちゃんの聖水を飲みたかったな・・・」
アリス「私も、でっかい残念です」
晃「あいつ、支店長として頑張っているかなぁ」
藍華「一人で総受け。嬉しいけど身が保たんわ」
アリア・カンパニーにはマンホームから新入社員です。
灯里「いらっしゃい、アイちゃん。あなたが来るのをずっと待っていました。ゴクリ」
アイ「灯里先輩は私の健康に気を遣ってくれます。でも、おしっこは近い?下痢は便秘は?
と、何故かお下のことばかりです・・・」
アリシア「あらあら」
グランマ「私ぁもう絶対に復帰出来ないネ」
473:名無しさん@ピンキー
08/10/21 23:43:31 dKivnhnh
>>472 はうまいオチが浮かばず、取りあえずグランマで締めました。
しかしどうせグランマを出すのであれば、言い分を逆に変えます。
グランマ「そんな面白いパフォーマンスが流行しているのなら、私も現役に復帰しようかねぇ」
アリシア「あらあら」
474:名無しさん@ピンキー
08/10/24 02:09:21 9F5wbvTg
カオスですねww
475:名無しさん@ピンキー
08/10/25 07:54:56 z+CxwG1w
>>377
鬱の後のハイテンションは病状が悪化したってことらしい。今ならまだ治療できるけど次の段階、つまり妄想が酷くなるとアウトで後は痴呆になるだけ。
でもそれもありだと思う。
476:名無しさん@ピンキー
08/10/25 11:30:03 5mt2ScqO
灯里から妄想を取ったらもみあげしか残らないじゃないですか!
477:名無しさん@ピンキー
08/10/26 00:11:14 JzBvWM5o
痴呆といえばアリシアの口癖も相手の言葉が理解できなかったりまるで忘れていたのをごまかす意味があるかもしれない。
でも、ダメさではアテナの方が上か。
478:名無しさん@ピンキー
08/10/26 07:07:43 k5djjUEu
>>377
「社名変えるって本当?」
藍華が尋ねた。
久しぶりに3人の休みが揃い、アリアカンパニーに集まったのだ。
テーブルにはカップやポットやお菓子、そして置物の新社長が置いてあった。
「うん。アリア社長居なくなっちゃったのに名前そのままなのはどうかなって思って」
灯里がお茶を注ぎながら答える。
「しかしアカリカンパニーは安直過ぎるわよ」
「だって私の会社なんだから、そうだってわかるようにしないと」
「でもねえ」
「いいの。もう決めたんだから。あっ、アリスちゃん、アイちゃんの様子はどう?」
急に声を掛けられビクッとなるアリス。
自分が引き抜いた訳ではないのだが灯里と会うのが気まずく感じているのだ。
「練習頑張ってますよ」
アリスは指導員ではないのでシングルの練習に参加しないのだが、時間を見つけてはアイに会うようにしていた。
「そう、よかった」
灯里が微笑む。
「本当?」
「本当だよ藍華ちゃん。だってここに居たらいろいろ心配かけちゃうじゃない。」
藍華とアリスが顔を見合わせる。
「まあ灯里はボケボケだからねえ」
「それは確かに心配ですね」
「ええーっ、ひどいよ藍華ちゃんアリスちゃん。」
そう言いながら灯里が笑う。
「ところで先輩。」
「何?アリスちゃん」
「新しい社長はどうするんですか?」
「そうよ、それが気になってたのよ」
アリスの質問に藍華が同調する。
「社長?これよ」
灯里がテーブルの上の置物に手を乗せる。
「それ置物よね?いいの?」
「聞いた事有りませんが」
「大丈夫だと思うよ」
「どうだかねえ」
その後、時間を忘れて会話する3人の楽しい休日もそろそろ終りが近づいた。
「私頑張るから2人とも見ててね」
「くれぐれも無理はしないでくださいね」
「そうよ」
「2人こそ無理してるでしょ」
灯里は2人が疲れを隠しているのを感じ取っていた。
479:名無しさん@ピンキー
08/10/26 14:22:57 VArnhZsU
>>476
「ないものは、足せばいいんだよ!」
「というわけで灯里ちゃんには、ふたなり化手術をうけてもらいます。うふふ」
「は~~ひ~~~、い~や~~で~~~で~~~す~~~」
480:名無しさん@ピンキー
08/10/26 16:56:02 yI+veK4C
…無粋な指摘かも知れないが「社長には青い目のアクア猫を使う」ってのが水先案内店の伝統ですよ
481:名無しさん@ピンキー
08/10/26 23:55:10 fIZPmKRD
伝統はぶち壊すものだって城ヶ崎のばっちゃが言ってた
482:名無しさん@ピンキー
08/10/31 05:47:48 ML0PLUt+
15レス投下。
お触りのみ。微妙にホラー注意
483:名無しさん@ピンキー
08/10/31 05:48:37 ML0PLUt+
─前略。灯里先輩ではありませんが、如何お過ごしでしょう。
水面を渡る風も冷たく、冬の訪れを間近に感じる季節になりました。
ところで皆さんはハロウィンというお祭りをご存知でしょうか?
近頃はマンホームはおろかアクアでも殆ど見られなくなりましたが、
かつては秋を代表する大切なお祭りだったそうです。
「あ、私知ってるよ~。おばけの仮装したり、かぼちゃのランプを吊したりするんだよね?」
口を開いたのは灯里先輩です。
仕事を終えた私達はレストランのテーブルを囲みながら、
とりとめもない話に華を咲かせている所でした。
「どっかの国のふるぅーい行事でしょ?
お店の飾り付けなんかでは見るけど、実際に仮装してる人は居ないわよね」
と、藍華先輩。
「で、それがどうしたのよ?」
「明日なんです、そのお祭りは。
翌々日はサン・ミケーレ島のお参りがあるので忘れられがちですが」
「水先案内人にとってはそっちの方が大事でしょ。
…そーいえば後輩ちゃん、お化けとか幽霊とか好だったわね」
藍華先輩が頬杖ついてこちらを見つめています。
何だか最近晃さんに仕草が似てきたみたいです。
「そこで、会社に怪奇スポットにまつわるツアーを企画してみようかと」
484:名無しさん@ピンキー
08/10/31 05:49:49 ML0PLUt+
同意を求めるように灯里先輩に言うと、案の定目を輝かせて乗って来ました。
「あー、それ面白いかも。私もARIAカンパニーにおばけやカボチャを飾ってみようかなぁ」
「お手伝いしますよ。カボチャのランプは彫るのにちょっとしたコツがあるそうなので」
「からす瓜とかほおずきも一緒に飾ったら可愛いかもね」
「あんた達、盛り上がるのは勝手だけどハロウィンは明日なんでしょ?
準備とか飾り付けとか、今から始めて間に合うの?」
藍華先輩が口を挟みます。面倒見はいいのに、相変わらず心配症ですね。
「大丈夫です。コースは日頃から知ってますし、カボチャは今夜にでも彫るつもりですから。
灯里先輩はお菓子や他の飾りを買い整えておいてください」
「え、なんでお菓子?」
「ハロウィンには貧しい子供たちにお菓子を配る風習があったそうです。
マンホームの子供たちは“お菓子をくれなきゃ悪戯するぞ”と言って町を練り歩いたとか」
「へぇ~、さすがアリスちゃん、詳しいね」
「ま、それほどでもありますけど」
……怪奇小説で仕入れた知識ですが。
なぜかあまり乗り気でなさそうな藍華先輩をよそに、
私と灯里先輩はハロウィンキャンペーンの計画に華を咲かせました。
485:名無しさん@ピンキー
08/10/31 05:50:38 ML0PLUt+
その夜、真っ赤なカボチャを二つ買い求めた私は、まっすぐ部屋に帰りランプの製作をはじめました。
「そんな事があったの……」
膝に抱いたカボチャをぺちぺち叩きながら、アテナ先輩が呟きます。
「じゃ、こっちのカボチャはなあに?」
「私のです。こっそりゴンドラに置いてみようかと思いまして」
「ふーん…」
手持ち無沙汰なアテナ先輩の見守る中、どうにか二つとも顔の形に削り上がりました。
不揃いで、見るからに気味のわるい顔ですが、かえって雰囲気が出るでしょう。
出来栄えに満足した私はお風呂に入って寝る事にしました。
部屋に戻るとカボチャが両目を光らせてこちらを睨んでいたので、あっと声を立てて驚いていると
「ペンライト、中に立ててみたの」
アテナ先輩の間伸びした声。私は思わず胸を撫で下ろしました。
「…脅かさないでください。本当に死霊が宿ったかと思いました」
「ごめんなさい。ランプなのに光ることが出来ないのは可哀想だと思ったから」
「それはそうですけど…。ではっ、折角なので今夜はこのまま光らせておきましょうか」
「うん」
嬉しそうに頷くアテナ先輩。
部屋の灯りを落とすとカボチャが暗闇に浮き上がって、ますますもって不気味です。
486:名無しさん@ピンキー
08/10/31 05:51:40 ML0PLUt+
ベッドに潜り込んだものの、怪しく光るカボチャがでっかい気になって寝つかれません。
0時を回った頃でしょうか。うとうとし掛けた頃、コツコツとガラスを叩く音がします。
窓を見るとランプの灯りに照らされて、小さな女の子が部屋を覗き込んでいました。
それも黒いマントにとんがり帽子をかぶって。
いつかアテナ先輩がこんなふうにして魔女っ子に扮したことがありましたが、
窓の向こうの女の子は怖いくらいに色が白くて、顔も指先も幼げです。
「…なぁに?」
本当は叫びたいくらいびっくりしたのですが、なにしろ相手はお子様ですから。
震える声を絞って尋ねると、その子は逃げるように窓を離れてしまいました。
慌てて窓の外を覗き込んでも、外には夜の闇が広がっているだけです。
あれは何だったのでしょう?魔女の仮装をしてました、はっきりと。
あれがハロウィンにお菓子を貰いに来るという子供なのでしょうか。でも、こんな時間に?
そろりとベッドに戻りますが、胸はずっと高鳴ったまま。
「……えっと、ここ、三階ですよね?」
すうっと背筋が冷たくなり、思わず枕元に置いたカボチャに問いかけます。
でも勿論返事はなく、真っ赤な光を洩らして不気味に笑っているだけでした。
487:名無しさん@ピンキー
08/10/31 05:52:36 ML0PLUt+
翌朝、私はお散歩ついでにARIAカンパニーを訪れ、彫り終えたもう一つのカボチャを届けました。
「あと、こちらもよかったらどうぞ。カボチャでプリンを作ってみました」
「わあ、すごいよアリスちゃん。今お茶をいれるから、一緒に食べよう?」
「そのつもりで来ました。…それにしても、随分派手に飾り付けましたね」
店内には幽霊やら黒猫やらといったオーナメントがぶら下がり、楽しげなお化け屋敷といった風情です。
「えへへ~、ちょっと張り切り過ぎちゃった。ほら、ちゃんとお菓子も用意してみたよ」
カモミールの匂うカップを下ろし、灯里先輩はカウンターを指差します。
皿に盛ったオレンジ色の包みを見てふと、私は昨夜の女の子の事を思い出しました。
「灯里先輩。マンホームでは今でもハロウィンの夜に、仮装してお菓子を貰う風習があるんですか?」
「うーん…そんな行事をほんとにしてる話は聞かないなぁ
でも、おばけに化けた子がお菓子を貰いに訪ねて来たら楽しそうだよね」
「…そうですね」
このネオ・ヴェネツィアでさえ、そんな行事を敢行したと言う話はありません。
でも昨夜の事は口に出しませんでした。お祭りモードの灯里先輩に水を差したくありませんでしたから。
488:名無しさん@ピンキー
08/10/31 05:53:17 ML0PLUt+
その日は一日、カボチャをゴンドラに乗せて街を廻りました。
子供たちにはあまり評判が良くなかったみたいです。何しろ、あの顔ですから。
でもご年配のお客さまには概ね喜んで頂けたみたいでした。
「懐かしいわねえ。私達も小さい頃はこんなのを掲げて外を歩き回ったものだわ」
「そうなんですか?」
そのお客さまは、自分も小さい頃お化けの格好して夜の街を練り歩いたそうです。
でも、子供達に不幸な事件や事故が降り掛ったせいですっかり廃れてしまったとか。
確かに子供達が夜に出歩くのは利口なことではありません。
治安の良いネオ・ヴェネツィア出身の私でさえ、そう思うのですから。
「でっかい不可解です」
帰り路、舳に灯るカボチャを見つめながら一人呟きました。
ランプの灯りが揺れる度に、あの白い顔と魔女の仮装が思い出されてなりません。
「ぎゃーーーすっ!?」
金切り声。思わず身震いしてオールを停めます。
見ると、擦れ違おうとしたゴンドラの漕ぎ手が甲板の上にのけぞってました。
「こんばんわ、藍華先輩。こんな所にへたりこんで、どうかしましたか」
「…なんだ、後輩ちゃんかぁ。
あんたねぇ。そんな気味悪いモンゆらゆら光らせてたら誰だって驚くでしょうが」
489:名無しさん@ピンキー
08/10/31 05:54:30 ML0PLUt+
なんだ、藍華先輩も怖かったんだ。私はほっと一息ついて自分に言い聞かせました。
実を言えば私も、ゆらゆら揺れるカボチャの笑みを少し薄気味悪く感じていた所でしたから。
「良かったら、晩御飯でもご一緒しませんか」
「あー、ゴメンね。今日はパス。支店のみんなと先約があるから。また今度とゆうコトで」
藍華先輩の目が泳いでます。
これ以上オカルトマニアには付き合い切れないわって本音が見え隠れしてました。
…微妙に避けられてますね、私。
「そうですね。じゃ、私はこれで」
「…あ、うん。気をつけて帰るのよ?」
これでは昨夜の事を打ち明けるどころではありません。
何より、私が藍華先輩以上に幽霊を怖がってるだなんて…
…つい幽霊と言ってしまいました。でも、あの子は本当に幽霊な気がしてなりません。
「今夜も、来るのかな」
カボチャの灯りを消して、薄暗い水路を会社の方へと漕ぎ進んでいきました。
「あの、仮装した誰かが訪ねて来たりしませんでしたか?」
「…?……???」
部屋に戻るなりアテナ先輩に尋ねます。
先輩は朝遅くまで寝ているので、顔を合わせるのはいつも日が暮れてからなんです。
要領を得ないアテナ先輩に、私は昨夜の事を残さず話しました。
490:名無しさん@ピンキー
08/10/31 06:25:39 ML0PLUt+
「そんな事があったの…ぜんぜん気がつかなかったわぁ」
無理もないです。なにせアテナ先輩ですから。
それでも、やっぱりアテナ先輩にも気味がわるいようでした。
「…じゃ、怖くないように今夜は一緒に寝てあげるね」
「いえ!結構です。ただ、戸締まりはちゃんとしておいてくださいね」
アテナ先輩の申し出を素早く辞退した私は、夕食を摂るため食堂へ降りていきました。
誰かに話す事ですっきりしたのでしょうか、朝から振るわなかった食欲も戻ってきたみたいです。
私が立ち去った後にアテナ先輩が、窓の鍵をこっそり開けていた事など露知らずに。
その夜は早めに布団に入りましたが、昨日の今日で易々と眠れる筈がありません。
まぁくんもアテナ先輩も、あんなに気持良さそうに寝息を立てているのに。
枕元ではカボチャのランプが相変わらず不気味に笑ってますし……
アテナ先輩の話ではカボチャのランプは、こわい顔で悪霊を追い払うおまじないなんだそうです。
でも私の読んだ小説では、永遠に浮かばれない幽霊の持つ灯火とも。
ぼーっとそんな事を考えているとやがて瞼が重くなり、次第にまどろんでいきました。
熱を出した日とこんな夜には、いい夢を見たためしがないのですけれど。
491:名無しさん@ピンキー
08/10/31 06:26:37 ML0PLUt+
カラリと窓の開く音がして、夜のつめたい空気が頬に当たったような気がします。
淡い眠気が一遍に飛んで、ごそごそ動く黒い人影をはっきりと目にしてしまいました。
……やだ、誰か、入って来た……?
一人、二人、…三人。やっぱりハロウィンにふさわしい仮装姿で、窓を乗り越えてきます。
「あ…アテナ先輩!アテナ先輩っ!でっかい大変で…!」
ベッドに起き直った私は震える声で呼びかけますが、返事はありません。
見るとアテナ先輩はベッドから忽然と姿を消していました。何故か、まぁくんも…
三人の子供─背格好で、子供だって事はすぐにわかりました─がゆっくりベッドに向かって来ます。
ど、ど、どうしよう。怖くて、震えて、思うように立ち上がれません。
腰を抜かすって、こういう時の事を言うのでしょうか。
くたびれたマントにゴムの牙を生やした男の子が、紫色に乾いた唇を開きました。
「お菓子をおくれよ、お姉ちゃん」
「…はい?」
思わず聞き返してしまいました。
「優しそうなお姉ちゃん、お菓子をちょうだい」
今度はとんがり帽子の女の子。目が落ち窪んでて、怖いくらいに痩せこけてます。
…こんな事なら灯里先輩から、お菓子をいくらか頂いてくればよかった。
492:名無しさん@ピンキー
08/10/31 06:27:27 ML0PLUt+
「…今夜は何にも無いんです。ごめんなさい」
「お菓子が欲しい。隠してもわかるんだ」
これは覆面を被った男の子。黒地に蛍光塗料で、おざなりなガイコツが描いてあります。
「ちょうだい、ちょうだい。とびきりのお菓子を、ハロウィンの夜に」
…でっかい聞き訳がないです。少し腹を立てた私は言いました。
「ここにはお菓子なんて無いんです。早く家に帰らないと大人を呼びますよ」
「帰る家なんかないよ」
「食べ物も 飲み物も」
「お金もね。でも僕たち、ちっとも構やしない」
声を揃えて唄うように繰り返しはじめました。何度も何度も、繰り返し。
いつまでも止めないので再び気味が悪くなり、ベッドの上で後退りします。
「何なんですか…?何の悪ふざけなんですかっ…!?さっさと部屋から出てってください!」
毛布をぎゅっと握りしめ、強い調子で言いました。
カボチャの灯に浮かぶ顔は土色で、青っぽい血管が透けて見えます。
こんな顔色をした子供…いえ、人間は見た事ありません。これからもきっと、恐らく。
「ひどいお家。ジャックのランタンがあったから来たのに」
「構いやしない。悪戯しようぜ」
「きっとどっかに隠してるんだ。こんなに綺麗なパジャマ着てるんだもん」
493:名無しさん@ピンキー
08/10/31 06:28:32 ML0PLUt+
三人は顔を見合わせて囁くと、所構わず一斉に部屋をひっ掻き回し始めました。
絨毯をめくり、カーテンを引きずり下ろし、ソファをひっくり返し…
あまりのお子ちゃま振りに呆れていると、突然女の子が私のネグリジェの裾を掴みました。
「ひっ…!?な、何ですかっ…?」
思わず身を引いたのがまずかったみたいです。女の子がニタリと、薄気味の悪い顔で笑いました。
「あー、ここだ?」
「ここでしょ?お姉ちゃん?」
震えて裾を押さえる私に他の二人が興味を持ったみたいです。
小さくて骨張った手が伸びて、袖とお腹の辺りの服を掴まれました。
「や、違っ……そんな所に隠してなんかいませんからっ」
身をよじりますが狭いベッドの上は三人に占領されていて、逃げ場はありません。
布の上から、ひやりとした手指の感触が伝わってきました。…重くてぶよぶよして、ゴムのような手です。
「ひっ!?嫌です、嫌っ、来ないで……!」
奥歯がかちかちと鳴って、胸の奥がおぞましさに震えるみたい。
腿、お腹、脇、胸…確かめるようにまさぐられます。
堪らなくくすぐったいのですが、怖くてそれどころではありません。
背中を丸めて横たわり、両腕を必死に抱きながら震えているのがやっとでした。
494:名無しさん@ピンキー
08/10/31 06:30:31 ML0PLUt+
「ここでしょ?」
「ここに隠してるんでしょ?お姉ちゃん」
「そんなカッコじゃよく見えないよ?」
小さく蹲る姿が何かを隠してるように見えたのでしょうか。私のネグリジェが背中の方から大きくはだけられました。
寒い夜なのでスパッツは履いていましたが、そちらにも指を掛けらたみたいです。
「で、でで、でっかい駄目ですッ!だいたい、そんな所に食べ物隠したりしませんからっ!」
彼らの手が止まりました。言い終わる頃にはもう膝の辺りまで下ろされていたのですけど。
「じゃ、こっちだ?」
腿とお尻に冷たい空気を感じたまま、仰向けに転がされます。
下腹部から手が差し入れられ、おへその辺りをまるく撫でられました。
「どう?どう?」
「もっと上だよ。ほら、あんなに大事に抱えてるもの」
「違っ…何も隠してなんかいませ…ひゃんっ!?」
胸に抱えた両腕の間に、小さくて冷たい手が割り込もうとして来ました。それも直接素肌を伝わって。
怖い。……怖い。無邪気に笑う子供達の目はどれも虚ろで、薄く濁っています。
その気になれば私の小さな心臓など、簡単に握り潰されてしまうに違いありません。
見慣れたカボチャの顔だけが、まるであざ笑うみたいに私を見つめていました。
495:名無しさん@ピンキー
08/10/31 06:31:23 ML0PLUt+
手首を左右からしっかりと捕まれ、高鳴る胸を鳥肌の立つような感触でゆっくりとまさぐられていきました。
「いや…です……許して……」
「お姉ちゃん、おっぱい小さいね」
「でも暖かくていい匂い」
「ふぁっ!ひあ………あ……あ……」
微かな痛みと、それに勝る何百倍もの気色悪さ。叫んだつもりですが声が思うように出ません。
……なな、何かが、尖端に触れました。それが何か、なんて考えたくもありません。
こんな時にアテナ先輩はどうしたのでしょう。やっぱり私と同じように悪戯されてるのでしょうか?
人の好いアテナ先輩の事ですから、どこかへ呼び出されていったのに違いありません。
昼間のお客様の言葉が蘇ります。─ハロウィンの夜、子供たちは不幸な事件に巻き込まれてそのまま─
─助けて。アテナ先輩。お願いです、助けてくださ──
「お菓子、見つかった?」
「だめ。全部脱がせなきゃ」
「やっぱり、こっちだよ」
…悪夢にも程があります。今度はショーツに指を掛けられたみたいでした。
腰がどうしようもなく震えて、金縛りにでも会ったように痺れて動きません。
ぎゅうっと目を瞑って、おぞましい光景から目を反らすくらいしかできませんでした。
496:名無しさん@ピンキー
08/10/31 06:32:25 ML0PLUt+
……遠くで鐘が鳴ったみたいでした。
両手から冷たい感触がふっと消えて、胸元には微かな暖かさまで感じられます。
恐る恐る薄目を開けてみても、カボチャが笑っているだけで部屋には誰も居ません。
……あれ。
時計はもう0時を回っていました。窓は閉まったままで、まるで夢でも見ていたみたい。
いえ、でもやはりアテナ先輩のベッドは空のままです。まぁくんもやっぱり消えたまま。
ひとりぼっちです。
「……あ。ごめんねアリスちゃん。起こしちゃった」
「きゃぅっ!?」
ドアの開く音がして、思わず飛び上がるくらい驚いてしまいました。
振り向くと、まぁくんをだっこしたアテナ先輩がドアの前に立ってます。
「あ、あああ、アテナ先輩。今まで何処に行ってたんですかっ!?」
「まぁ社長がお腹壊しちゃったみたいで…寮長の所でお薬貰っていたの」
「まぁ」
「……そうですか。でしたらもっと早く起こしてくれれば良かったのに」
「ごめんね。でも、もう大丈夫みたいだから」
どうやら本当に夢だったみたいです。私はほっと胸を撫で下ろしました。
でも、もう少し早く起こしてくれたらあんな思いをしなくて済んだんです。
…やっぱりアテナ先輩、肝心な所で頼りにならないんだから。
497:名無しさん@ピンキー
08/10/31 06:34:31 ML0PLUt+
むすっとして黙り込む私を、アテナ先輩が心配そうに覗き込みます。
「どうしたの、アリスちゃん?お顔が真っ青よ。………それに」
「いえ、ちょっと怖い夢を見たものですから。…それに?」
「パンツ、見えちゃってる。」
「え?…あ、はわ!…そ、そういう事は先に言ってください!!」
慌ててスパッツを穿き直しました。…夜中にこんな格好して、アテナ先輩にどんなふうに思われたでしょう?
気恥ずかしさに言葉を失った私を、アテナ先輩がちょいちょいと手招きします。
「…いらっしゃいな。一緒に寝れば怖くなくなるかもしれないわ」
「いえっ。お気持ちだけで結構です。今日はもうハロウィンではありませんから」
ぱちん。突然辺りが真っ暗闇に包まれました。カボチャの灯りの電池が切れたみたいです。
「……怖いわけではありませんけど、やっぱり今日だけはお邪魔することにしますね」
「うん。」
暗闇の中を私はいそいそと、アテナ先輩とまぁくんの温もりを感じるベッドに潜り込みました。
アテナ先輩が取り替えたのは使用済みの電池だった事など、知る由もなく。
end
498:名無しさん@ピンキー
08/10/31 15:22:47 ARceWWT9
(´∀`*)
499:名無しさん@ピンキー
08/10/31 16:55:10 PVYUy6Cw
>>497
GJ
最後のアテナ先輩も果たして本物か?って感じのオチですね。
500:名無しさん@ピンキー
08/11/01 22:51:13 4+l4qRSr
>>497
でっかいGJです
501:名無しさん@ピンキー
08/11/07 00:30:24 HIFGxDGN
あげ
502:名無しさん@ピンキー
08/11/17 02:37:35 aO2htOzs
保守
503:名無しさん@ピンキー
08/11/22 04:44:57 VJZZyAje
|
\ __ /
_ (m) _
|ミ|
/ .`´ \
∧_∧
<`∀´ ∩
(つ 丿
<__ ノ
レ
504:名無しさん@ピンキー
08/11/25 03:24:40 OrO4K3UV
誰もいないのならば藍華は俺がいただいていく
505:名無しさん@ピンキー
08/11/25 18:27:52 RQNctz56
どうぞどうぞ
この俺を倒せればの話だがな!!
506:名無しさん@ピンキー
08/11/28 02:37:38 SGXcU4rx
その藍華別の作品のだよ?
507:名無しさん@ピンキー
08/12/06 02:49:49 5yArV5yK
ほしゅ
508:名無しさん@ピンキー
08/12/08 19:36:39 M6vf7LqJ
アリア!
509:名無しさん@ピンキー
08/12/13 01:20:22 1fbLdvNV
>>508
ぷいにゅ!
510:名無しさん@ピンキー
08/12/13 16:54:11 ukzFGmT0
オリコンランキング
最も面白かったアニメ
1位 ドラゴンボール
2位 起動戦士ガンダム
3位 名探偵コナン
エヴァンゲリオン
5位 スラムダンク
ワンピース
今までで最も感動したゲーム
1位 ファイナルファンタジー10
2位 ファイナルファンタジー7
3位 ドラゴンクエスト3
4位 ドラゴンクエスト5
5位 ファイナルファンタジー8
最も面白かったアニメ映画
1位 天空の城ラピュタ
2位 風の谷のナウシカ
3位 名探偵コナン
4位 となりのトトロ
5位 千と千尋の神隠し
人生で一番ハマったゲーム
10代・20代・女性 1位 ファイナルファンタジー
30代・40代・男性 1位 ドラゴンクエスト
511:名無しさん@ピンキー
08/12/27 17:23:59 3lS7kp9G
あげ
512:名無しさん@ピンキー
08/12/30 11:26:38 HtGs9zQg
保守しておく
513:新春あけおめ保守
09/01/03 11:56:31 qz64/re7
「むむっ、父さん、妖気だっ!」
「 …… アテナ先輩、片目隠しの髪型にして、
アホ毛を自由自在に動かしながら遊ぶのは、でっかい止めてください」
514:名無しさん@ピンキー
09/01/14 23:47:50 VgON8r3R
保守
515:名無しさん@ピンキー
09/01/17 02:53:45 Vjh9PjvP
灯里「アクアが滅ぶその時まで藍華ちゃんとアル君は井戸の底から空を見詰め続けるんだよね」
516:名無しさん@ピンキー
09/01/23 21:47:53 +MbSMT72
今年のARIAのカレンダーってあるんですかね?
517:名無しさん@ピンキー
09/02/01 20:19:07 Pwvikskx
ゴンドラを漕いでいる揺れる尻を見ながら、
気づかれないようにチンポしごいて
最後は、スカートの上から尻の穴にぶっかけたい。
518:名無しさん@ピンキー
09/02/06 14:03:36 ZX7j4G3V
保守
519:名無しさん@ピンキー
09/02/06 18:39:39 1B8SyTTG
>>517
自分が乗ってるゴンドラのウンディーネは見れないぞ?
520:名無しさん@ピンキー
09/02/06 20:32:29 ST3CRpNI
>>519 逆漕ぎオーダーで万全
521:名無しさん@ピンキー
09/02/07 16:43:20 topT+fjB
>>520
それは相手の目の前であれを出して扱いてるという…。
522:名無しさん@ピンキー
09/02/16 04:38:15 8FBeHfEF
そういやARIAにバレンタインデーってないよな。
523:名無しさん@ピンキー
09/02/22 23:46:08 Amit2d6a
代わりに花贈る日あったしいいんでないの
そもそもバレンタインデーって海外でも祝うもんなのか?
524:名無しさん@ピンキー
09/02/23 00:37:34 5cvwZqyt
ある。
以前、留学生の時に男から貰った。
うわ、やべえ・・・その趣味ねえよと思ったが、話を聞いてみたら男女関係なく
チョコを交換する習慣らしい。
525:名無しさん@ピンキー
09/02/23 13:00:04 OAI4GLUx
どーして薔薇なんですか?チョコとかじゃなくて。って台詞あるしな
あとイタリアはバレンタイン発祥の国
526:名無しさん@ピンキー
09/02/23 13:57:16 MyOkE6i8
ポ×灯がみたい
527:名無しさん@ピンキー
09/03/09 14:26:47 d9gGYcpJ
ほしゅ
528:名無しさん@ピンキー
09/03/23 17:29:45 y02PZZfR
保守
529:名無しさん@ピンキー
09/04/02 04:36:23 3PL2OntR
保守
530:暁×灯里
09/04/13 19:12:23 atciH0Ga
しゃかしゃかしゃか。
ざっざっざ。
真水を撒きながら、モップとブラシで丹念に海水を洗い流し、掃き出していく。
フロアを傷付けないよう慎重に。壁も、染みにならぬよう丁寧に水を掛け、拭き清める。
「あかつきん、こんなもんでOKなのだ?」
「ああ、いいんじゃねぇか? よく分かんねぇけど」
とりあえずフロアからは潮臭さが消えた気がする。後は風通しを良くして乾燥させて、ワックス掛け。
上着を脱いで黒のタンクトップ姿になっている暁は、ブラシを肩に担いで額の汗を拭った。
袴をモチーフにしたサラマンダーパンツは膝まで捲り上げ、足元はゴムサンダル。
傍らでは、壁を拭き掃除していたウッディーが、バケツの上で雑巾を絞っている。
──アクア・アルタ。
ネオ・ヴェネツィアの町並みを覆う高潮現象は、昨日あたりからようやく潮位が下がり始め、今朝には
ここアリア・カンパニーの一階フロアもようやく水が引いた。
潮水に浸かっていた床や壁は、放っておくと傷みが進んだり悪臭を放ったりするので、この時期は
どこも掃除で大忙しとなるのが常だ。
このアクア・アルタを過ぎれば、ネオ・ヴェネツィアは本格的な夏の始まりを迎える──
ぱたぱたぱたぱたぱた。
階段を、急ぎ足で降りる音が聞こえた。
「すみません、何だか全部お任せしちゃったみたいで……」
制服を着て化粧も整え、すっかり花形ウンディーネの格好になった灯里が、申し訳無さそうに
二人に声を掛ける。
「まったくだぜ。夜勤明けのオレ様をこき使いながら自分だけ途中で抜け出しやがって」
「接客業は身だしなみが肝心なのだ。あかつきんの文句は気にしなくていいのだ」
「本当に助かりました。お礼に、夕食は頑張って腕を振るいますから」
後を追うように階段から降りてきたアリア社長と一緒に、灯里はフロアから外に出た。
例年ならアクア・アルタ明けは丸一日掛けて店の掃除をしているのだが、今日はどうしても外せない
予約客が入っているという。
これから宇宙船発着港まで直接迎えに行くのだ。
先に手入れをしておいたピカピカのゴンドラに乗り込み、オールを手にすれば、その表情はまさに
“麗しき水の妖精”そのものとなる。
「それじゃ、行ってきますね!」
「おぅ、行ってこい」
「ぷいにゅ」
「まだ潮が高いから気を付けるのだ~」
「ありがとうございます。では」
手を振る二人と一匹に見送られ、白いゴンドラは店から離れていった。
「さて、それじゃあ私も配達に行ってくるのだ」
ゴンドラが遠ざかっていくのをぼんやり眺めていた暁が、友人の言葉に隣を向く。
「なんだよ。今日は休みって訳でもなかったのか」
「時間に融通が利くのが配達人のいいトコロなのだ。あ、それと今夜はヤボ用があるから
残念ながら夕食会はキャンセルさせてもらうのだ。灯里ちゃんによろしくお伝え願うのだ~」
531:暁×灯里
09/04/13 19:13:42 atciH0Ga
融通が利く、と言った割には急ぎ足で、ウッディーもデッキから桟橋へ向かっていく。
海から突き出たアリア店舗と陸地を繋ぐ桟橋には『準備中』の札が掛けてあった。ウッディーは
札を外して通り抜けるとまた律儀に掛け直し、岸壁に停めていたエアバイクに跨る。
鳥のように空を飛んでいく友人を手すりに凭れたまま見送って、それから暁は足元に目を向けた。
「ぷいにゅ」
丸々と太った白い火星ネコが、つぶらな瞳で見上げてくる。
「…………んじゃ、俺らはのんびり留守番してっか」
だるそうに息を吐きながら、暁がアリア社長に呼び掛けた。
* * *
「腹、減ったな」
受付カウンターの横を通って店舗の中に戻り、暁は呟いた。
何しろ夜勤を終えてから朝食も仮眠も摂らずにアリア・カンパニーへ直行し、そのまま大掃除に
突入したものだから流石に空腹も疲労も限界に近い。
ぐるりと洗い終わった店内を見回してみる。
机も椅子も一切合財が避難済みのフロアは、居心地良く設えた普段の様子を知っているだけに
どことなく物寂しかった。灯里の姿が無いと、尚更だ。
風通しのためにドアも窓も開け放ってあり、海からの風が優しく屋内を吹き抜ける。
「とりあえず、何か食うか」
だらん、と肩の力を抜きまくって、暁は階段へ向かった。
「ぷいにゅ~」
アリア社長も、その後ろを付いていく。
二階へ上がると暖炉のあるリビングに出た。ためらわずダイニングキッチンへと足を運ぶ。
ふとテーブルに目を遣れば、大きな花瓶いっぱいに活けられた薔薇の花が目に飛び込んできた。
「…………」
無数の薔薇が意味するところを理解して、我知らず暁は渋い表情になる。
“ボッコロの日”。
ちょうどアクア・アルタの頃に重なる、男性から意中の女性へと赤い薔薇を送る行事。
この花束も、灯里が他の男たちから貰ったものに違いない。
ネオ・ヴェネツィアのアイドル“プリマ・ウンディーネ”ともなれば、得意先やファンから
それこそ何十本もの薔薇を贈られるのも珍しい事ではないのだ。
頭では分かっているものの、胸の奥底から何か不愉快な気分が湧き上がってくるのを暁は自覚した。
落ち着け。これは良くない感情だ。水先案内人の仕事が好調な証拠じゃないか。
「─ま、アリシアさんが貰ってた数に比べたら、もみ子もまだまだだな」
息と一緒に胸のモヤモヤを吐き出したところで、花瓶の横に布巾を被せた篭があるのに気付いた。
「ほう、バゲットか。いただこう」
布巾をめくってニヤリと笑い、ナイフで切り取る。
白く香ばしいパンの切り口に齧り付きながら、今度は冷蔵庫を開けた。紙包みの中にはチーズ、
その上には量り売りのハムとソーセージ。
適当に切り分け、そのまま食す。アリア社長が足に纏わり付いてねだれば、分けてやる。
トマトは丸ごと、セロリも葉付きのまま齧った。これは社長が欲しがらない。
プリンやチョコレートも見付けたが、手を付けると後で灯里に恨まれそうなのでスルーする。
「むぅ。予想通りというか、酒は無いか」
冷蔵庫を上から下まで探って、暁は残念そうに溜息をついた。
食器棚や冷蔵庫以外の食料棚も覗いたが、それらしい姿は無い。そもそも灯里が下戸なので
大して期待はしていなかったが、やはり徹夜明けの労働に見合う一杯が欲しいところだ。
「くそぅ、無いと分かると余計に欲しくなるな。いっそ買いに行くか」
532:暁×灯里
09/04/13 19:16:48 atciH0Ga
くい、くい。
裾を引っ張るアリア社長に気付いて、暁が下を向く。
「ぷいにゅ」
白猫は腹を揺らしながらキッチンの隅っこに駆けて行き、床を叩いた。
「……床下収納?」
小さな観葉植物の鉢植えの下に、取っ手の付いた四角い枠。
好奇心も手伝って、促されるままに鉢植えを退かすと取っ手を掴んで持ち上げた。
「おおおっ!? こ、これは!」
狭い穴の中に横たわる流麗なボディライン。紛れもなくワインの瓶だ。それも二本。
「ブラーヴォ! 実にブラーヴォだぜ! まさかこのタイミングでこんないい酒にありつけるとは!!」
取り出した瓶を高々と掲げ、その場で小躍りする。寝不足なので無意味にテンションが高い。
と、素朴な疑問に思い至って我に返った。
「何でまた、ここにこんなモノが?」
飲まない灯里が買い置いていたとは思えない。それに、うっすらと瓶に被った埃からしても
収納してから一年以上は経っているだろう。
「…………まさか……アリシアさん……」
呟いて、手の中の瓶をまじまじと見た。
* * *
ガランとした一階の店舗に、小さなテーブルと折り畳み式のデッキチェア。
日は、かなり高くなっていた。暗い建物の中と、明るい外とのコントラストが眩しい。
風は相変わらずフロアを吹き抜けていて、暑さは感じなかった。
「よし」
デッキチェアの上に胡坐をかき、潮風を胸いっぱいに吸い込みながら暁が背すじを伸ばした。
隣のテーブルには、氷水を張ったボウルに突っ込まれたワインの瓶。
手にした大ぶりのグラスの中には、既に瓶の中身─アクア産の白ワインが注がれている。
「アリシアさん」
透き通った果汁そのままの色を、暁は目の高さに掲げた。
「いつか来る筈だった、俺との逢瀬の為に用意してくれてた一杯……頂きます!」
夏の色を漂わせ始める青空に乾杯し、グラスを煽る。ぐびり、と喉仏が上下した。
「……………………っくぅぅぅ~~~……美味い……!!」
冷たさが喉を滑り落ちて、胃の腑へと染み渡る。
アルコール度も酸味もそれほど強くなく、フルーティな香りが鼻から抜けていく。
その品の良さと爽やかさは、かつて水の三大妖精に数えられた“彼女”そのもののようだ。
余韻を味わうように暫し目を閉じ、長い息を吐いた。
「アリシアさん……」
柔らかな笑みを浮かべた彼女の姿を、青空の彼方に思い描く。
憧れは──今でも、ある。
そう、憧れだ。甘酸っぱい胸の痛みと共に思い出す、ほんの少し遠くなった憧憬。
二杯目を注いで、飲んだ。今度は、ゆっくりと味わいながら。
相変わらず、いい風が吹く。目の前には穏やかに広がる青色の海と空。
誰にも邪魔されることの無い、まさにリゾート気分。
グラスをテーブルに置き、デッキチェアに寝転んだ。手足を伸ばしながら大きなアクビを一つ。
「うぉ…………一気に眠気が来やがった……」
仕事疲れに酒も入って、腹もくちくなった。ゆったりと流れる時間。心地いい空気。
潮騒を子守唄に、暁はそのまま眠りに落ちた。
(続く)
533:名無しさん@ピンキー
09/04/13 22:24:19 qBrFI6/B
和んだ。あかつきんイイ男だ…
続きwktk
534:暁×灯里
09/04/15 15:24:13 b7dZ9RYo
* * *
空が、ゆっくりと夕方の色に染まり始めていた。
灯里の操る白いゴンドラが、水面に真っ直ぐ線を引きながら滑るように進んでいく。
仕事を終えたその顔には、穏やかな微笑みが浮かんでいた。
「可愛かったなぁ、あの赤ちゃん……」
『また、じゃがバターを食べさせてもらいに来たよ』
まだ半人前だった頃に乗せた、マンホームからのお客さん。
娘さんと一緒に、初孫を抱いての再訪だった。
今年の春に仕事を引退したそうで、あの頃より随分雰囲気が丸くなられた気がする。
「暁さんとアリア社長、どうしてるかなぁ」
昼食の用意までは手が回らなかったけど、どこかに食べに行っただろうか。
一応、お土産にピザを買っておいたけど。
あれこれ考えているうちにアリア・カンパニーに到着した。
ゴンドラを係留していると、アリア社長がポヨポヨとお腹を揺らしながら迎えに来てくれる。
「ただいまです、アリア社長。夕御飯前だけどピザ買ってきちゃいました」
「ぷいにゅ~」
大喜びでじゃれつく社長と一緒にスロープを上り、デッキに出た。
「暁さんは? 一緒じゃなかったんですか?」
社長に尋ねながら店の中に入り、灯里の足が止まる。
フロアの真ん中に置かれた、小さなテーブルとデッキチェア。
そのデッキチェアに長身を預け、静かに寝息を立てている暁が居た。
朝の掃除の時と同じ、黒のタンクトップ姿。隣のテーブルには、どこで調達したのかワインの瓶が
二本並んでいた。
瓶の一本はコルク栓が開けられて水を張ったボウルに突っ込まれており、まだ中身が残っているのか
甘い果実酒の香りが周囲に漂っている。
そのボウルの横には空になったグラスと、無造作に纏められて置かれた暁の上着。
灯里は下を向いてアリア社長と顔を見合わせ、少し考えてからピザの箱を社長に手渡した。
それからテーブルに置かれた上着を広げ直し、身体を冷やさないよう暁にそっと掛ける。
社長からピザの箱を受け取り直すと、足音を立てないよう静かに階段を上った。
「はい、どうぞ」
カーペットの上に置いたピザの紙箱を開けると、待ってましたとばかりに社長が飛びついた。
「もしかして、まだお昼食べてなかったんですか」
ピザをむさぼり食う社長をしばらく眺めていた灯里だったが、立ち上がると再び階段に向かった。
一階に下りると、カウンターの向こうには夕陽に彩られた空と海があった。
差し込むオレンジ色の光と影が、壁にくっきりとしたコントラストを描いている。
灯里は少しだけ目を眇め、それからゆっくりと、夕陽に浮かび上がるデッキチェアへと近寄っていく。
相変わらず暁は寝入っていた。その隣に膝をつき、灯里は寝顔を覗き込む。
(こうして黙ってると、格好いいんだけどなぁ)
火炎之番人として鍛えられた身体は細いけど筋肉質で、当たり前だけど女性とはまるで違う。
顔立ちも整っている方だと思うし、寝てると意外と睫毛が長いのにびっくりだ。
─意地悪なコトを言ったり、いきなり髪を引っ張ったり。
─それでも頻繁にお店まで顔を出してくれたり、夜勤明けに掃除に駆け付けてくれたり。
「……………………」
灯里が、そっと暁の頬に唇を寄せる。
535:暁×灯里
09/04/15 15:30:07 b7dZ9RYo
「…………帰ったか」
「はひーーーーーーーっっ!?!?」
口付けの寸前に声を掛けられて、灯里は驚いて顔を引いた。
「おおお起きてたなら言ってくださいよぉぉ」
「いま目が覚めたトコロだ」
上半身を起こした暁が、チェアに座ったまま伸びをする。掛けられていた上着が膝の上に滑り落ちた。
「もう夕方か。けっきょく半日寝て潰しちまったな」
「すみません、貴重なお休みを。でもおかげで助かりました」
「いや。俺も最高の一杯にありつけたから充分だ」
「…………???」
暁が、ぼんやりと夕焼けに染まる海を見る。つられて、灯里も視線を向けた。
「きれいですね」
呟きに、暁は答えない。無言で灯里の言葉を受け入れる。その静寂が、灯里にも何だか心地良かった。
「─さぁ、それじゃあ夕御飯の用意しなくちゃ。ご馳走作りますから、ウッディーさんが来るまで
待っててくださいね」
立ち上がりかけた灯里の手首を、暁が掴んだ。
「……暁さん?」
「急がなくていい。ウッディーは先約が有って、今夜はキャンセルだとさ……」
「あっ……」
暁の手が灯里の腕を引いた。バランスを崩して前のめりになる。
「んっ─」
重なる唇。自由な方の暁の腕が灯里の背中を抱き寄せ、灯里の手が暁の肩に縋った。
「んっ。ふ、うぅ……んふっ……」
男の舌が積極的に侵入しようとしてくるのを、灯里は微かに口を開いて受け入れる。
互いの舌先が触れ合い、より強く唇を重ね合った。
漏れ聞こえる吐息。絡み合い、啄ばみ合う湿った音。
「…………っぷぁ……」
たっぷりと時間を掛けて、ようやく唇が離れた。
名残惜しそうに別れる舌と舌を、唾液の糸が細く引いて途切れる。
「暁さん……」
苦しそうな息を整えながら、頬を赤らめた灯里が男の顔を見つめ─
「汗臭いですぅぅぅぅ~~~~ッ!!」
顔をしかめて叫んだ。
「なんだとうッ!? この状況で言うに事欠いてソレか!?」
「ぎにゃぁぁ~~っ! 寄らないで! なんかモワッてするぅぅーー!」
暁が顔を寄せると涙目で後ずさっていく。
「ぐぬぬぬぬ……でぇえええい!」
ぎりぎりと歯噛みしていた暁だったが、不意にテーブルに手を伸ばしワインの瓶を引っ掴むと
どぽどぽどぽどぽどぽっ。
中に残っていた液体を一気に頭から被った。
「あ、暁さん?」
「どうだ。これで問題ないだろう」
酒の香りで汗の匂いを無理矢理誤魔化した暁が、濡れた前髪をかき上げつつフン、と鼻を鳴らす。
そして呆気にとられている灯里の手を再び掴んで強引に引き寄せた。
(また続く)
※圧縮落ち回避を兼ねて細切れ投下させていただいてます。御容赦ください。
536:名無しさん@ピンキー
09/04/16 07:26:20 s8mKFsxI
あかつきんガンガレw
537:名無しさん@ピンキー
09/04/17 03:58:47 8zh2viR1
久々の新作GJ!
続き待ってます。
538:名無しさん@ピンキー
09/04/18 02:15:22 7uRrGYb8
_ ∩
( ゚∀゚)彡 続き!続き!
( ⊂彡
| |
し ⌒J
539:17
09/04/20 06:13:39 CgXnfJnT
539
540:名無しさん@ピンキー
09/04/25 01:31:24 F1cYXzQD
>>535
あかつきん!
構わねぇから、思いっきりヤっちまいな!!
541:名無しさん@ピンキー
09/04/29 07:21:15 4Dd7xkfl
URLリンク(www.nicovideo.jp)
これの人に灯里とアリスでHな台詞をいわせた音源欲しいよ~~!!
542:名無しさん@ピンキー
09/05/07 07:27:01 JfFvqH5j
つ、続きはまだか?
543:名無しさん@ピンキー
09/05/12 03:43:45 gALY7yWR
アニメは1期から見てましたが、
今し方原作読破して暁×灯里に目覚めたので
続きがでっかい気になります
544:名無しさん@ピンキー
09/05/14 00:38:32 pj1QaJ/B
あかつきんはキスする時も
ダブルもみあげ落としして引き寄せそうなイメージ
あの回はちょっとドキドキした
545:名無しさん@ピンキー
09/05/29 03:15:20 H15ZXy2u
ほしゆ
546:名無しさん@ピンキー
09/06/01 21:48:25 XaddQLHE
>>535
GJ!!!
続き続き!!!
547:名無しさん@ピンキー
09/06/04 01:38:11 CocZ+7Qd
暁から猛虎魂を感じるでえ!保守
548:名無しさん@ピンキー
09/06/23 04:20:50 qO9lVw+k
ほしゅ
549:名無しさん@ピンキー
09/06/24 22:31:19 T+ol6QMQ
おっぉぉ
550:名無しさん@ピンキー
09/07/16 08:25:50 3P5Tnl1c
ほしゅ
551:名無しさん@ピンキー
09/07/24 22:27:57 15lMM+yC
ARIAのキャラ達を病ませてみた
URLリンク(nico.gantz.jp)
なんか、すっごくアレな想像してシコってしまった。
552:名無しさん@ピンキー
09/08/06 22:18:24 2cIx7ljU
ほすあげ
553:名無しさん@ピンキー
09/08/26 23:13:13 6bkXt5VE
暁×灯里の続き…age
554:名無しさん@ピンキー
09/08/31 15:23:36 foqGDr0h
▲▼▲▼
555:名無しさん@ピンキー
09/09/01 13:36:57 b6b6f3RP
なによそれ
556:名無しさん@ピンキー
09/09/01 22:16:24 vJCYtE4s
あらあら
557:名無しさん@ピンキー
09/09/04 02:03:01 2k3kGvz5
うふふ
558:名無しさん@ピンキー
09/09/14 00:05:05 XomifHYy
あらうふふage
559:名無しさん@ピンキー
09/09/14 06:16:02 mhU0ARe3
アリシアさんの旦那ってどんな人かね?
あと晃さんとアテネさんはどんな人と結婚しそうかね?
560:名無しさん@ピンキー
09/09/14 09:40:12 JB0vCcQz
晃さんの相方はアルっぽい、ややセンの細い若おやぢ。
尻に敷かれながらも、要所要所では頼りになるタイプ。
アテナさんの相手は、少女漫画の妄想を具現化したような美形。
周囲にも、本人にも原因がわからないが、アテナにベタ惚れ。
アリシアさんの亭主は、実はケットシー。
当然のように、異論反論は認める。
561:名無しさん@ピンキー
09/09/15 01:28:47 q8p9oBVd
晃さんはちょっとうだつの上がらないリーマン?みたい人かなあ。線が細いアル君っぽいってのはあるかもね。
アテネさんは…なんだろ、案外会社の上司とかかな。
562:名無しさん@ピンキー
09/09/15 02:53:40 MV0uHkcS
人化ケットシーとアリシアさんなら似合うかも
ケットシーは黒髪長身のイタリア紳士のイメージ
アテナさんは音楽家とかは?
普段はうだつが上がらないのに楽器に触れると神になる、
天才ピアニストとかチェリストとか
休日は旦那の演奏に合わせてアテナさんが歌ってそう
563:名無しさん@ピンキー
09/09/18 14:56:58 QqXdOVhc
ケットシー×アリシアは獣姦ですね、わかります
564:名無しさん@ピンキー
09/10/06 23:30:56 /gfpkQq+
>>563
あ…んっ
そ…んなザラザラの舌で舐めちゃ…ぁ
ひぃ…んっ
565:名無しさん@ピンキー
09/10/15 20:25:44 g8gz7Vdl
これまでで藍華受けってある?
566:名無しさん@ピンキー
09/10/16 05:40:48 EcaehRmG
あげ
567:名無しさん@ピンキー
09/10/18 22:31:08 KeGluwar
>>565
過去スレさかのぼって見れば?
確かあったような希ガス
568:名無しさん@ピンキー
09/10/19 03:13:20 pctsq89i
リアルに猫の舌で舐められると腕とかでも痛いのよねぇ…>マジで
敏感な所を舐められたら…そんなモンでは済まないと思うぞ>>546
多分絶叫レベル…チョットした拷問だねぇ
569:名無しさん@ピンキー
09/10/19 03:13:45 pctsq89i
>>564だった
570:名無しさん@ピンキー
09/10/19 06:47:17 Z3RclAyH
>>568 現在の地球猫も、慣れてくると
「ニンゲンを、毛づくろいと同じように舐めたら、痛がる」
という事を理解して、手加減して舐めてくれるようになる。
だから大丈夫。多分。
571:名無しさん@ピンキー
09/10/20 13:38:17 UlHYqVRM
どなたか保管庫の在り処を知ってる人いませんか
過去のを全部見たいんです
572:名無しさん@ピンキー
09/10/22 09:22:05 VkH5lpej
>>571
保管庫
URLリンク(rinrin.saiin.net)
更新止まってるから全部は見れないけど
管理人さん帰って来ないかなあ…
573:名無しさん@ピンキー
09/11/11 04:41:30 m+NdwZPA
ほしゅ
574:名無しさん@ピンキー
09/12/07 16:59:36 YT497tbH
保守
575:名無しさん@ピンキー
10/01/01 00:29:19 oPhefQm0
アウグーリオ・ボナーノ!!!
576:名無しさん@ピンキー
10/01/09 00:54:28 Em85xfKc
ぷいにゅ!age
577:名無しさん@ピンキー
10/02/20 00:39:50 ovUFajxd
アリシアさんは俺の理想の女性
578:名無しさん@ピンキー
10/02/24 04:46:35 D3ycy1xR
気が合うな
579:名無しさん@ピンキー
10/03/01 20:14:43 PC30MYRl
保守
580:名無しさん@ピンキー
10/03/28 14:30:57 MaC6SQzb
オリキャラの作品とか読んでみたい
581:名無しさん@ピンキー
10/03/29 02:47:55 wInETW8I
>>580
女性がオリキャラってこと?
582:名無しさん@ピンキー
10/04/08 10:04:05 gTLJrNbW
保守
583:名無しさん@ピンキー
10/04/12 10:06:34 50VbdkSn
アイカ→アル…見た目は子供だけど精神年齢高い
灯里→アカツキ(仮)…大人だけど子供っぽい
アリスちゃんにはどんな相手が似合うのだろう…?
584:名無しさん@ピンキー
10/04/12 22:47:02 tuWQ28mH
>>583
え?アリスの相手ってウッディーじゃないの?
ずっと公式カポーだと思ってた
585:名無しさん@ピンキー
10/04/13 06:59:44 Qr3RYCXK
保管庫の更新ないのー
586:名無しさん@ピンキー
10/04/15 08:52:59 gAWfi0DD
アリスちゃんの相手はここにいる俺たちに委ねられた…
587:名無しさん@ピンキー
10/04/15 23:04:25 Oux2z6QS
アリスちゃーん!
全力で逃ーげーてぇーー!!!
588:名無しさん@ピンキー
10/05/07 08:20:31 G2lEbGwx
・・・
589:名無しさん@ピンキー
10/05/10 00:15:15 1NuhU2Yh
あらあら
590:名無しさん@ピンキー
10/05/10 03:29:25 z9P/MV9X
あらあら禁止!
591:名無しさん@ピンキー
10/05/11 02:03:37 XzMTOP4B
うふふ
592:名無しさん@ピンキー
10/05/11 02:07:22 LFLMTWH7
うふふも禁止!
593:名無しさん@ピンキー
10/05/16 21:27:28 L/ViVLmp
ぷいにゅ!
594:名無しさん@ピンキー
10/05/23 00:35:15 /AR171XO
引退したはずのアリシアが満月の夜にだけゴンドラで漕ぎ出して
時差で眠れない上に性欲をもてあます若い観光客を乗せて
秘密の場所でセクースするとかどうよ?
595:名無しさん@ピンキー
10/05/30 13:21:34 LpU1zrl3
シングルが圧倒的に多いということはオフのときにナンパする観光客もいそうだ。
地道にトラゲットしてたけど借金が出来て副業に精を出すウンディーネもいるかも
596:名無しさん@ピンキー
10/06/01 16:46:54 EIn8Hu+0
「ずっ!ぷこ… ずっ!ぷこ… ずんっ!!ぽこ…すポ――ん」
「…もみ子よ、セックス中に歌うの禁止だ…」
「えぇ――……」
597:名無しさん@ピンキー
10/06/01 18:13:18 EIn8Hu+0
藍華の結婚式に出席した帰り、泥酔状態で行きずりの男相手に
三十年守った処女を呆気なくロストする晃
598:名無しさん@ピンキー
10/06/01 19:55:33 seYG7LNO
アリシア「あらあら、こんない大きくして」
晃「すわっ、どうしようもない変態だなこいつは。」
アテナ「わー、バナナおいしそー」
アリス「違いますよアテナ先輩、それは男性器ですよ?」
灯里「すごいね、脈動はまるで春の芽吹きのよう、そして黒光りするモノは
まるで海底に眠る黒真珠のよう…」
藍華「はいー、恥ずかしいセリフ禁止!あんたも先走り汁ダラダラ垂らすの
禁止!!」
…そんなパライソに私は住みたい。
599:名無しさん@ピンキー
10/06/01 23:29:35 PDqv9d0u
>>596
灯里ちゃんwwwww
600:名無しさん@ピンキー
10/06/02 03:29:48 14YGnYGh
>>598
そんで、まあ社長が噛み付いてくるオチがつく、って訳だなw
601:名無しさん@ピンキー
10/06/02 17:35:42 klSat27j
「あ… あ… ア、アルく~ん、そろそろ… 焦らすの禁止…」
「はい、では、藍華さん、失礼をば…」
「ぎゃ――す!! ま、まちがった振りしてアナル…禁止ぃ!! …はつぅ…」
602:名無しさん@ピンキー
10/06/03 12:05:30 1Y4BEDZQ
ウンディーネは若い娘だらけ
経年による容貌衰退により指名が減ることが引退の最大要因なのかな
グランマは四十代まで現役でいられたのは中高年や同性の人気が相当
高かったからか、それとも美熟女としてマニア垂涎の的だったか
603:名無しさん@ピンキー
10/06/03 12:06:50 OF+AOwUY
ちうか、あの世界の超高レベルのテクノロジーだと
かなりすごいアンチエイジング技術がありそうな
604:名無しさん@ピンキー
10/06/03 19:39:10 o294KWsE
>>603
でもあんまりやりすぎると多分嫌われると思う
地球が水没するような時代だし、倫理観もかつての「人間が環境を支配する」みたいなのを反省して
それなりに自然志向になってるんじゃないかと
605:名無しさん@ピンキー
10/06/04 00:54:23 yobV17tI
>>604
地球は完全に環境コントロールされてるだろ
606:名無しさん@ピンキー
10/06/04 06:14:36 UV4AgbDd
AQUAだって、地にはノームが天にはサラマンダーが。
こてこてけばけばは嫌われても、上手にアラを隠すのは許容範囲なんでしょw
607:名無しさん@ピンキー
10/06/09 18:50:27 vxE4UEKX
水上エレベーターを上って行くオレンジプリンセスことアリスとその後輩のペア
彼女の昇格試験のゴールも間近、お客の役を演じるアリスは胸に手をあて
あの日を思い出す、アテナ先輩と向かい合い手袋を外された時の事を
本日、ここまでそつなく道程をこなしてきた後輩に対し、あと少しで自分が
それを執り行う、アリスは目を細めて赤みを帯び始めた空を見やった
やっと出来たかわいい後輩との日々、自分の指導力のなさに落胆した時もあった
しかし今、これまでの二人三脚の努力がいよいよ結実しようとしていた
「あれ?… ゴンドラ…誰かいる…」
水路脇から夕日に染まる丘に添えられた見覚えのある一艘の白いゴンドラ
後輩のペアが不意に叫んだ
「あ!あれ、アリアカンパニーのゴンドラじゃないですか!」
兼ねてよりアリアカンパニーの”アクアマリン”に憧れていたという
彼女の眼が輝き出す
しかし一緒に見つめるアリスの目にぎくりと入り込んで来たのは、
無人のゴンドラに脱ぎ捨てられたウンディーネとサラマンダーの衣服の一部
「アリス先輩!あの…灯里さん、あの丘の向こうにでもいるのでしょうか!」
「捜しに行かなくていいです!、接客の邪魔はでっかい迷惑になります!」
それでも憧れの人物が近くにいると気もそぞろの後輩、対してアリスは一気に
表情がむすり …灯里先輩、よりによってこんな場所で…
…せっかくの感動シーンのところなのに…でっかいぶちこわしです……
608:名無しさん@ピンキー
10/06/10 02:50:42 cPSDG4mN
流石に一般人も集るメジャーな観光地でそれは…
609:名無しさん@ピンキー
10/06/10 10:14:49 jPN5vpcz
「…というわけなんです、藍華先輩うんと叱ってやってください」
「灯里!ところかまわずサカるの禁止ぃ!!」
「えぇ~…」
610:名無しさん@ピンキー
10/06/12 02:21:28 +13zkJGg
晃さんにぱくんちょ!もぎゅもぎゅ…されたい
611:名無しさん@ピンキー
10/06/15 10:01:30 RKAwue0J
灯里は好奇心旺盛
とりあえず暁相手にバージン卒業するが、その後暁は兄弟がどんどん増える
第一話 その 秘密の場所で初めての… (暁)
第二話 その 空の海を泳ぎながら… (ウッディ)
第三話 その 友達の家で、その留守中に… (アル)
第四話 その 宛先は空家の屋根の上… (郵便屋のおっちゃん)
第五話 その あるはずのない島で… (カップル客の男性方をNTR)
第六話 その 彩色の煌きに囲まれて… (ガラス工房のあんちゃん)
第七話 その カフェラテの香りの中で… (フロリアン店長)
第八話 その 劇場の暗い片隅で… (暁の兄貴)
第九話 その 静まった夜の広場で… (パティシエのあんちゃん)
第十話 その ため息橋のたもとで… (アイの義兄)
第十一話 その 昼下がりのカンポで… (近所のガキども)
第十二話 その 夜光鈴の揺らめく中で… (アリシアの旦那)
第十三話 その 雪虫の飛び交う原で… (ファミリー客のご主人をNTR)
第十四話 その 湯煙に抱かれて… (初老の男性客)
第十五話 その 閉ざされた水路の奥で… (新婚客と3P)
第十六話 その 木陰のベンチにもたれて… (人形劇のおっさん)
612:名無しさん@ピンキー
10/06/16 10:02:04 xccZVKDZ
「ふぅ… どうだいお嬢ちゃん、おっちゃんのは若えやつと比べても
まだまだ引けを取らねえだろぅ」
「は… はひ… 郵便屋さんの…すごくかたくて… 熱くて…
私たちが繋がってる底から伝わる波で… 体中…よろこんじゃってますぅ」
「そうかい… それじゃあ、おっちゃんの愛情を注ぎ入れてやらんとな」
「あ! はひ~…ん か、感じる…わたしの中にいっぱい出てる… すてきぃ」
「…というわけだったんですアリシアさん
今でもおなかがじんじん… 郵便屋さんたら、たくさん射精すものだから
あとからとろとろぼたぼた…溢れ落ちてきて大変でした」
「あらあら、灯里ちゃんたらすっかり、たっぷりの生クリーム入りにして
もらっちゃたのね、うふふ」
613:名無しさん@ピンキー
10/06/17 12:34:23 jGTicxSs
今はアリシアが連日、生クリーム入りにされてます
しかし、アリシアは仕事と銘打ってちゃっかりフィアンセとデートも予定に
紛れ込ませていたのだろうな
恋人と甘い時間を過ごしつつ、灯里やアリア社長との時間も失いたくなくて
灯里の昇進を躊躇し続けていた彼女は、なんでもないふうを装いつつ
中身は強烈な寂しがりだったわけだね
614:名無しさん@ピンキー
10/06/18 10:53:00 Xvq8YPOq
「ちょっと!ポニ男! 酔い覚ましなさい!
わたしは灯里じゃないったら!!」
灯里の留守中にアリアカンパニーにやってきて
彼女を待つ間、灯里のベッドに潜りこんでうとうとしていた藍華に
酒の匂いをプンプンさせた暁が夜這いよろしく抱きついてきていた
「いいかげんにしなさーい!! 禁止よ!きんしぃ… んん!!」
暁の口に唇を塞がれる藍華
アル以外の男性と初めて交わす口付けに目を見開き、全身が総毛立つ
ん… ん… くちゅくちゅぅ……
普段、灯里と彼がどんな接吻を交わしているのか、藍華の口の中で再現される
アルとは比較にならないごつい大きな体、跳ね退けようと身を捩るも
びくともしない、そしてサラマンダーの厳つい指が、姫屋の制服を藍華から
毟り取って行った
「ふは! やめろ! こんなこと…禁止よ! 禁止ぃ……」
藍華の体は暁の片腕だけでしっかり押さえ込まれ、彼のもう一方の手が
せわしなく肌に手垢を揉みつける
見事な実りをつけた胸をがっぷりと咥えつかれて、ちゅぶぅ~…と音を立てて
吸い上げられる
「くうぅぅ… お…おっぱい揉むの…きんし」
アルよりずっとねちっこく、吸う力も強い、谷間に鼻を埋め込まれ
においを嗅がれ、心臓の鳴る音を聞かれる
その間、暁の指のほうは股間に潜りこみ、藍華の内側をくしょくしょと
湿り気を帯びさせていた
「ぽ… ポニ男ぉ!! いい加減にさらせええ!!」
興奮の極に達しているポニ男の耳にガチャペンの声はすべて喘ぎに
変換されて届く
姫屋のウンディーネのおみ足がサラマンダーの腕で広げられ
厳つい腰が割り込んで来た
「だめ!だめ!ぜったい禁止ぃ! それだけは…ぜったい禁止いぃぃ!!」
がっちりと羽交い絞めにされて逃げ場を塞がれた藍華、
頭だけぶんぶん振って涙ながらに訴える
そんな彼女の股間を暁の硬く熱い先端が割った
「ぎゃあああああ!! すぅぅぅ……」
藍華は暁に一気に貫かれ、瞬く間にこれまでアルでは届かなかった領域まで
深々と埋め尽くされた
615:名無しさん@ピンキー
10/06/18 10:53:41 Xvq8YPOq
ぎし… ぎし… ぎし… 灯里のベッドがリズミカルに軋む
軋ませているのは、藍華と暁
「う… ぐぅ… すご…ひ……」
太さも長さもこれまで彼女が経験したものと比較にならない
熱い重圧にはらわたを抉り込まれるように、新たな男を打ち刻まれる
「あ… あぁ…」
深く打ち込まれて、子宮の口をひしゃげられる度、甘い息を漏らしてしまう藍華
豊かな胸の膨らみは分厚い胸板と揉み合い、向かい合った腹同士を
二人から流れた汗を互いに塗り込めあう
次第に刻む力が増していく暁の腰を、こともあろうに藍華のおみ足は
何時の間にか抱き挟んでいた
「あ! あ! だめ! こんなの…きんしぃ あ! はぁ…」
藍華の中の感じる部分はすっかり暁に擦り焦がされ、何度も軽くいきまくる
その際の藍華の肌の小刻みな震えが密着している暁に伝わる
藍華の太もものすべすべした感触が暁の情動する腰にふぎゅっと食い込み
彼女の発散する芳香が彼を包み込む
激しい興奮の坩堝と化した灯里のベッドの中で、数回大きく波打った後
暁の腰は藍華の腰にみっしりと嵌り込んで小刻みな戦慄きに変じた
藍華の奥深く、彼女の子宮の口と暁の先端が熱く口付け
どくっ どくぅ…と脈打ちが流れ込んでいた
素っ裸の暁が大の字になって、ごぉごぉ鼾を掻いている
その隣でやはり素っ裸の藍華が先ほどまでの熱烈なセックスの余韻で
閉じれない足を投げ出している
藍華は自分の体内にすっかり放出して萎えきった暁の股間と
その放出物で白く泡立ち噴き溢す自分の股間を交互に見やる
「…禁止よ…禁止なんだから…」
藍華はうりゅうりゅと涙を垂れ流した
おしまい
616:名無しさん@ピンキー
10/06/19 13:20:21 BGs8Kw0C
「ほへー、藍華ちゃん また知らない人に膣内射精されちゃったよお」
「ほれ、モーニングアフターピル」
「わーひ」
617:名無しさん@ピンキー
10/06/20 09:38:51 QDq8x65W
「アテナ先輩、スカートの奥から生クリームが床に垂れ落ちてます
また転んだ拍子に気絶して、その間に犯されちゃったのですか?」
「う~ん、一人や二人じゃないみたいなの」
「でっかい輪姦されすぎです
はい、モーニングアフターピル、きちんと飲んで下さいね」
「ありがとう、アリスちゃん」
618:名無しさん@ピンキー
10/06/21 12:10:38 SVtTEAc+
「灯里ちゃん、おはようなのだ 本日は卵が切れててありませんなのだ
そこで、私の濃いい生クリームを灯里ちゃんの中にたっぷり注入して
あげるのだ―!!」
「はひ、ウッディさん、朝からそれはだめだよー
じんわり染み出て、においでお客さんにバレちゃうから…
だから、夕方遅くに寄っていってくださいね」
619:名無しさん@ピンキー
10/06/23 09:55:08 BSZBiAAA
「はひぃ… ウッディさんの大きすぎていまだにヒリヒリしてる
うひゃあ… 糊づけしたみたいに濃いクリームでお股べったりぽん」
620:名無しさん@ピンキー
10/06/23 23:25:31 4g5ECVSv
おまいら、やりたい放題だなwww
621:名無しさん@ピンキー
10/06/24 10:21:14 TCGgx+Up
灯里は喘ぎ声が無茶苦茶でかい
しかもお得意のぼけぼけメンヘラな台詞混じり
622:名無しさん@ピンキー
10/06/25 13:13:23 4lUBmXxO
挿入される瞬間、思わず「ご!ゴンドラ通りまーす!!」と叫んでしまうアリス
623:名無しさん@ピンキー
10/06/26 02:11:06 ReUxG/bb
「あ… 晃ちゃん…」
「ふふ アリシア、彼氏が出来ても私の指は忘れてないようだな」
「そんなの… 私が晃ちゃんのことを忘れるはず…」
「あらあら、うふふ…だろ、ここは」
「あ! あはぁん」
(…ほへ! アリシアさんと晃さん? ふ、二人とも…丸裸で…)
「ん? だれだ!! そこで覗いてるのは!!」
「はひ!」
「…灯里ちゃん」
「あ…アリシアさん… その… わ、わたし… そんな… 覗くつもりじゃ…」
「夜分、こっそり先輩の部屋を覗き見するのは感心できないな」
「あ、晃…さん」
(ど、どうしよう… こっちにくる… 晃さん…すごい胸大きい…
そ!そんなこと考えてる場合じゃ… あ!)
「捕まえたぞ、灯里 さあ特別講習の時間だ
アリシアは間もなく私に付き合えなくなるからな、丁度いい
その後釜をおまえに努めてもらうことにするか」
「は!はひー! わたし わたし、そういう趣味は… あ、アリシアさ~ん!」
「あらあら、大丈夫よ灯里ちゃん、
これからとっても素敵な摩訶不思議体験が待ってるわ
うふふふふふ……」
624:名無しさん@ピンキー
10/06/26 14:11:04 ReUxG/bb
晃の口癖「すわっ!」が全然はいってなかったな、失敗
625:名無しさん@ピンキー
10/06/27 18:59:08 zlbjw3oh
灯里の居ない間に、Aカンパニーにやってきた暁に犯されるアイちゃん
その後もずるずる関係を続けさせられる