07/12/16 21:46:18 et6TUNKK
2ゲッツ
3:名無しさん@ピンキー
07/12/16 22:47:46 /ZFLacaW
落ちないだろうな…
あ、そんなに早い板じゃない?
4:名無しさん@ピンキー
07/12/17 00:25:48 Sv3xzuHK
まあ、これからだろうな
3期も出るし
5:名無しさん@ピンキー
07/12/17 06:49:04 Ic/CxrDE
前スレは4だったんだが、このスレは6なの?
重複でもあったのか?
6:名無しさん@ピンキー
07/12/17 16:45:00 Sv3xzuHK
単にスレ番間違いだろうな
気にするな
7:名無しさん@ピンキー
07/12/18 21:49:11 YbMejGYs
みんなもっと妄想しようぜ
アテナさんとアリスの無駄にラブラブな百合がみたいとかさ
8:名無しさん@ピンキー
07/12/18 22:56:22 2o5rr3uK
アリシア「あらあら、**くんは乳首でも感じるのね」
**(俺)「っぁ・・・! ぁぅう…」
晃「足でしごかれて感じるのか? どうしようもない変態だなw」
**(俺)「あああっ… あぁあぁぅ…」
アテナ「ふふふ、前立腺もぷっくりしてる…。 えいっ(ぐりぐり)」
**(俺)「あぁああっ!! あああぅぅ、アウグーリオ・ボナーノ!!!」
9:名無しさん@ピンキー
07/12/19 00:35:16 BQww7QXp
昨日のVIPのスレのネタか
10:名無しさん@ピンキー
07/12/19 00:55:10 yPdahFDp
残念ながらあっちも俺だ
11:名無しさん@ピンキー
07/12/19 01:27:23 BQww7QXp
そうか
12:名無しさん@ピンキー
07/12/20 20:53:38 uIrFDhai
それより灯里犯したい
13:名無しさん@ピンキー
07/12/21 00:56:30 R5vowt+e
アテナさんと変態ちっくなプレイがしたい
14:名無しさん@ピンキー
07/12/21 08:40:41 0i6HanzP
アテナさんは間違いなく夜が激しいタイプ
15:名無しさん@ピンキー
07/12/21 10:21:41 0JlIz1vn
_ノ
'´´ ノlヾヽ
从!イノiノヘilト
゙ヘ(!|´ヮ`ノリ アリスちゃ~ん
_- =ノ つつ
-=((((@)))
16:名無しさん@ピンキー
07/12/21 17:17:57 rvKTB9Y7
静かなスレだな
17:名無しさん@ピンキー
07/12/23 00:25:17 hWQPj4Jy
「先輩…でっかい恥ずかしいです…」
「大丈夫だよ♪アリスちゃん可愛いから」
「…わ、笑わないで下さいね?」
「私は笑わないよ。だって、アリスちゃんが好きだから♪」
「あ、灯里先ぱ…んぅ!?」
「夜は長いよ…楽しもうね?」
なんて電波を受信した
18:名無しさん@ピンキー
07/12/23 00:51:05 s5v2/Qml
さあ書いて!
19:名無しさん@ピンキー
07/12/23 16:07:37 MULnauK4
>>17
アンテナの感度を上げるんだ!
20:名無しさん@ピンキー
07/12/23 16:15:47 rchOGEwo
アテナの感度を上げるんだ!
に見えてしまった俺は
アリスにフルボッコにされてきます _| ̄|○
21:アリス
07/12/24 02:35:30 cdSw+w3U
でっかいワクワクです!
22:名無しさん@ピンキー
07/12/25 17:52:52 jIMpZEjE
前スレのアドレスと、過去スレのアドレスよろしくお願いします
23:名無しさん@ピンキー
07/12/25 18:17:59 NnmAeIdH
>>22
▲▼ ARIAでエロパロ ▲▼
スレリンク(eroparo板)
▲▼ ARIAでエロパロ 2 ▲▼
スレリンク(eroparo板)
▲▼ ARIAでエロパロ 3 ▲▼
スレリンク(eroparo板)
▲▼ ARIAでエロパロ 4 ▲▼
スレリンク(eroparo板)
このスレは実質5スレ目
24:名無しさん@ピンキー
07/12/26 00:54:16 9dnvhikQ
そのようですな
25:名無しさん@ピンキー
07/12/26 16:14:11 aHQxAAPo
スレ立て荒らし発生中につき保守
26:名無しさん@ピンキー
07/12/27 19:38:26 setp9ryz
ほ
27:名無しさん@ピンキー
07/12/28 21:22:28 DY2lUzmg
し
28:名無しさん@ピンキー
07/12/28 22:53:41 m8Cu5FGT
が
29:名無しさん@ピンキー
07/12/28 22:56:32 sZHt8jGx
き
30:名無しさん@ピンキー
07/12/29 02:00:02 ptvnD3E8
既に過疎化しかけてるのか…
31:名無しさん@ピンキー
07/12/29 23:36:27 75T6GAqm
エロパロ板なんてこんなもんでしょ
32:名無しさん@ピンキー
07/12/30 13:27:07 /PlqFPdj
まとめサイトってないんですか?
33:名無しさん@ピンキー
07/12/30 21:20:20 OsRiKTF9
>>32
でっかいないです
34:名無しさん@ピンキー
07/12/30 22:27:27 dziQjoJb
>>32
URLリンク(rinrin.saiin.net)
35:名無しさん@ピンキー
07/12/31 10:26:01 zxRQccON
>>34
だが、残念ながらずいぶん前に更新が止まっている。
36:アリシア
07/12/31 20:20:12 s+VMeLnF
>>33
あらあら、アリスちゃんってばトジっ娘さんね☆
うふふ
37:名無しさん@ピンキー
08/01/01 23:04:04 CJOwtk0p
おまいら、あけおめですよ
38:名無しさん@ピンキー
08/01/03 19:58:35 DNaahqFx
さて
39:名無しさん@ピンキー
08/01/04 12:01:11 5PjdaEwL
原作とアニメと同時期に終了
になるんかな
40:名無しさん@ピンキー
08/01/08 12:57:38 mWvww1i0
放送したがどうなのよ?
41:名無しさん@ピンキー
08/01/08 13:09:09 e4WNTJ7J
糞だった
42:名無しさん@ピンキー
08/01/08 14:06:26 u2MHLmIc
一話見たら晃さんに抱かれたくなった
43:名無しさん@ピンキー
08/01/08 14:55:00 dftgu/P2
晃さんの実力に惚れた。
44:名無しさん@ピンキー
08/01/08 15:00:14 3UrSTuIQ
初回からいきなり最終回目前見たいなノリで吹いたw
45:名無しさん@ピンキー
08/01/11 14:06:39 r/UitRvY
>>35
更新止まってるなら
作ろうと思ったが
新しく作るほど投下されてないな(´Д`)
46:名無しさん@ピンキー
08/01/13 19:14:57 5wXatrix
なんか三期になってから人減ったよな本スレも
47:名無しさん@ピンキー
08/01/13 21:38:35 wtiDZf6P
つまんねーからしょうがないよ
48:名無しさん@ピンキー
08/01/13 22:14:26 5wXatrix
もう人を引き込む力がないんだよな
3期あるって聞いた時は少し嬉しかったが今は他のアニメに目がいってる
49:名無しさん@ピンキー
08/01/14 03:37:01 7qmwNsON
っていうか3期目ともなると流石に新規の客より固定ファンばっかだろうよ。
50:名無しさん@ピンキー
08/01/14 09:37:31 iHtennj9
本スレ見てると「新規です」って書き込みはそれなりにあるんだけど
と言っても、もう3期だからたかが知れてるかもね
新規の資料クレクレはやめて欲しいわ…
51:名無しさん@ピンキー
08/01/14 09:55:48 jqJ9U7wj
古参乙。
そんなに神経質になる必要なくね?
100も200もスレ消費されたら嫌だけど。
52:名無しさん@ピンキー
08/01/14 15:43:20 AHcWKYb0
>>48
原作を考えるとアニメはかなり頑張ってる方だと思うんだけどな
53:名無しさん@ピンキー
08/01/15 04:08:22 05Rv8svQ
>>52
確かに
今日の見てきたがなかなかだったぞ
作画は良いんだから
今のところいい線いってると思うが
54:名無しさん@ピンキー
08/01/16 19:12:42 iFrfaurP
保守
55:名無しさん@ピンキー
08/01/19 18:28:32 G9AAcnNs
AMARIAはまだか?
56:名無しさん@ピンキー
08/01/21 12:06:24 1fvqYi75
>>5-6参照に
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
このスレは実質 ▲▼ ARIAでエロパロ! 5 ▲▼ です
次スレは ▲▼ ARIAでエロパロ! 6 ▲▼ になります
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
57:名無しさん@ピンキー
08/01/22 14:35:29 +nr8g3+Z
それはいいが誰か作品投下しようぜ?
58:名無しさん@ピンキー
08/01/22 18:52:07 jP6YAzA3
今回のアンリ×灯里は?
59:名無しさん@ピンキー
08/01/23 08:49:53 EDWyRktN
客としてゴンドラに乗って途中でいきなりオナニーをしてみたい。
恥ずしくて注意できないアリシアさんであった。晃さんさえ硬直するだろう。
60:名無しさん@ピンキー
08/01/23 11:54:13 mZnivy/q
晃硬直はない
61:名無しさん@ピンキー
08/01/23 12:52:29 dIVsvDb0
晃はむしろ止める振りして注目しそう
「どのぐらい大きくなるのかなぁ…」とか
62:名無しさん@ピンキー
08/01/23 13:16:09 tuZhlK96
>>58
何でっしゃろ?それ。
63:名無しさん@ピンキー
08/01/24 07:39:06 +j+d/f/v
携帯でスマン。
「灯里ちゃん、今日はもういいわよ。私はこのままゴンドラ協会の会合に行くから」
「ぁ、はいっ」
客を見送る穏やかな笑顔を少しも崩すことなく、灯里にそう告げると
アリシアのゴンドラは岸辺を離れ、船舶の流れの中に消えていった。
桟橋に残された微かな香水の香りを感じながら、手を振って見送る。
さて帰りますかといわんばかりに歩き出す社長に向かって、灯里は遠慮がちに言った。
「アリア社長、ちょっとだけサン・マルコ広場に寄り道してもいいですか?」
数日前から姿を見ないチョコの出店、今日はもしかしたら店を出しているかもしれない。
足並み揃えて小広場に足を踏み入れたが、やはり今日も灯里の探す菓子屋の姿はなかった。
社長が先に立って、そのまま大広場へと歩いていく。カフェの前で演奏するバンドにふと目をやると、果たして出店の主が広場を横切るのが見えた。
柔和な印象の若いパティシエ。
先刻アカデミア橋で見かけたセーター姿の青年はやはり彼だったのだ。
『フロリアン』に真っ直ぐ入って行くパティシエに灯里とアリア社長も続く。
64:名無しさん@ピンキー
08/01/24 07:40:35 +j+d/f/v
給仕は店内に駆け込むウンディーネをちらと見ただけで、物見高い客を待つ仕事に戻った。
フレスコ画風に装飾された部屋を覗いてはパティシエの姿を探す。
「いつ来ても凄いな…部屋を見ているだけで楽しい気持になれる。」
灯里の想いをそっくり乗せた感嘆。奥の部屋でパティシエがひとりつぶやいていた。こちらに気付いた様子はない。
何か声をかけなきゃ……きまりわるさの中ででそんな事を考えていると、隣のボックス席でにわかにざわめき、席を立つ音がした。
一服喫して店外へ出て行く一団の中に、ウンディーネの姿も混じっている。
ああ、ゴンドラ協会の会合だったのかと灯里はひとり合点した。いつかの会合も『フロリアン』で行われていたっけ。
十数組のカップや水差しの残された席に視線を移すと、 やっぱり居た。がらんとした部屋でアリシアはひとり書きものをしている。
しかし灯里が驚いたのは先程のパティシエが部屋へ無造作に入り、アリシアの近くに座ったことである。 アリシアが嬉しげに笑みを浮かべる様子から、とても初対面とは思えない。少なくともお客様に見せるような笑顔ではなかった。
65:名無しさん@ピンキー
08/01/24 07:43:29 +j+d/f/v
彼もまた笑いながら小言で何か言った。互いの耳元でささやきあい、クスクス笑う。
それが若い恋人同士にしか通じない言語であることを灯里が知ったのはもっと後のことだ。
それでも二人の只ならぬ仲を感じるのにこの邂逅は十分だった。
周りをはばかりながら二人は手に手を取り、そっとキスをしたのだから。
思わず社長と顔を見合わせる。彼もまた意外、といった面持ち。
背を屈め、隠れるようにして席に近づくしかなかった。この状況で、どんな顔して声を掛ければばいいんだろう?
アリシアは頬を染めて、乱れた髪を撫でつけた。きまりのわるい時に彼女がよくとる仕草。
「お客さんを乗せる時も、そんなに魅力的な匂いをさせているのかい?」
パティシエの少し呆れたような声。
「あら、どういたしまして。お化粧直しに行った時にちょっと、ね。うふふ」
パティシエの首筋に腕を回しながらアリシアはささやく。楽しげな口調が少し子供っぽいかんじ。
「アンリのために貸し切りの席を用意してあるの。だから今日は、あなたがお客様よ」
そう言うとアリシアは立ち上がる気配を見せたので、灯里は慌ててソファの影に隠れた。
敬愛する先輩の秘密を見てしまった背徳感にさいなまれながら。
66:名無しさん@ピンキー
08/01/24 07:45:31 +j+d/f/v
比較的新しいタイルが貼られたトイレの、いわゆる女子側にアンリとアリシアが入っていく。
灯里は絶句した。あのアリシアさんが男性を誘い込んでるなど思いたくなかった。 しかし現に、楽しげに先に立っているのはアリシアその人ではないか。
女子トイレの札の前でアリア社長は腰を下ろし、灯里に入って見届けてくるよう指示した。
紳士である彼はここで待機するという。小さくため息をついて灯里は中へ忍び入る。
入り口には折りよく「清掃中」の札がかかっていた。それもアリシアの筆跡で。灯里は泣きたくなった。
中には個室が三つ、一番奥部屋のだけ閂がかかって、忍びやかな笑い声や息遣いがそこから漏れてくる。
一瞬、悪い夢の中にいるように感じたが、大きく波打つ鼓動が現実に引き戻させた。
灯里は静かに二つ目の個室に入り、便器に立って仕切り越しにそっと隣の個室を覗いた。見ちゃいけない、見たくなんかないと心の中で繰り返しながら。
互いに腕を回して唇を吸い合う姿が目に飛び込んできた。静かな室内に舌と唾液の絡み合う音だけが響く。
先程よりずっと激しい、大人の接吻。
67:名無しさん@ピンキー
08/01/24 07:47:59 +j+d/f/v
アンリは唇を合わせたまま、アリシアの胸に手を伸ばした。ケープで覆われた豊かな乳房を揉みしだかれて、アリシアが甘い吐息を漏らす。
片手はさらに下へと伸び、制服のスリットから中へと侵入した。灯里は思わずびくんと身震いする。自分のスカートにも彼の手が侵入し、股間をまさぐられるような気がしたから。
「あらあら、せっかちさんね…うふふ、さあ、脱がせてもらいましょうか?」
ケープを壁に掛けたアリシアは首のカラーを外し、アンリにしおらしく向き直る。まるで皮を剥かれるのを待つ果実のように。
「こんなに芳しい果物はまたと無いだろうね? さて、どう料理したものかな。」
たどたどしく前をはだけたアンリは、花畑を思わせるブラのホックを外した。こぼれる白い乳房。
勝負下着、という下世話な単語が灯里の頭をよぎった。アリシアさんはいつの間に彼と会う約束をとりつけたのだろう?
男性の乳房に対する興味は知っているつもりだったが、その執着ぶりを見せつけられたのは初めてだった。
いや、ともすると女性も例外でないかも知れない。
揉みしだかれるアリシアの胸に、安らぎに似たものを感じて灯里の目は釘付けになっていたのだから。
68:名無しさん@ピンキー
08/01/24 07:49:36 +j+d/f/v
初めてアンリを羨ましいと思った。男として彼女に触れられる、その一点において。
乳首は彼の唇に含まれて見えない。時折アリシアがもらす甘い吐息から愛撫の様子を想像するしかなかった。甘噛みされているのか、吸われているのか。
「はぁ…ん……ぁん…そんなに揉んじゃったら張りがなくなっちゃいますよ、パティシエさん?」
「問題ないよ。よくこねなきゃ、ふっくらしたパイにはならないからね」
「んっ… …うふふ、生地を練る時も怪しいこと考えてるのかしら」
胸を彼の欲望に預けながら、アリシアは空いた両手で“下拵え”を始める。
後ろ手にスカートをまくり上げ、腰のところで短く結んだ。冠水した部屋や街を歩く時に灯里がするやり方である。
もっともスリットが裂けるほどにたくしあげられたアリシアの恰好は、外を出歩くには破廉恥すぎたけれども。
アンリもまた愛撫の対象を下に移した。屈んで秘丘を下着越しに撫でさすると、ストッキングをパンティごと下ろす。
きらびやかな毛が薄くアンリの鼻先にかかり、その香りを吸わせている。
さすがのアリシアも目をつむって羞恥に耐える仕草を見せる。灯里にはそれが幸いであった。アリシアさんはまだレディだと。
69:名無しさん@ピンキー
08/01/24 07:50:46 +j+d/f/v
アリシアの恥部に顔を埋めるアンリ。彼の頭を抱えてアリシアはよがりはじめた。彼女の大切な箇所を舌が這っているであろうことは疑いない。
足首に留まったパンティにぽたぽたと滴り落ちるものを見た時、灯里の頭の中は真っ白になった。
あのパティシエさんが私の大切なアリシアさんに、あんなに恥ずかしい恰好をさせている。
いますぐ水を掛けてやりたい気持にかられたが、彼を責めることはできなかった。
アリシアもまた、うっとりした顔でこの華奢な青年を愛しげに見つめていたから。
アリシアは造作なくアンリのベルトをほどき、ズボンを脱がせていく。
ためらうことなくパンツを下ろし、ごわついた股の間から伸びる勃起を露出させた。
灯里がせめてその瞬間は目を背けようと思う間もなく、である。
アリシアは満足げに笑みを浮かべて、アンリに目配せした。
70:名無しさん@ピンキー
08/01/24 07:52:16 +j+d/f/v
「デザートの時間だよ、ミス・フローレンス。」
アンリは便座に座ってアリシアを導いた。いきりたつ男根が天井を、灯里の方を向いている。
覆い被さるようにアリシアは彼の上にまたがった。靴もパンストも脱ぎ捨てた無防備な姿で。
「ん……っ!……あぁん…………あらあら、入って来ちゃった…」
「うっ…柔らかくて…それなのに素晴らしい締まりだ…」
「うふふ、私の中で何度も震えてる…また少し膨らんだかしら?」
ひとしきりその感触を楽しむと、刺激を求めて女性器を掻き回すように押し付けていく。
動きが大きく、激しくなるにつれアリシアも乱れていった。柔らかな尻を揺らし、声をはばかることをしない。髪はいつしか乱れ、快楽に歪んだ顔が天井を向いている。
胎内で繰り返される甘い感触に悶えるその表情は、朝食に作ったオムレツをおいしいと褒めてくれた彼女とはあまりにかけ離れていた。
早く終わりますように。そう繰り返しながら眼下に繰り広げられる痴態を眺め続けるしかなかった。
71:名無しさん@ピンキー
08/01/24 07:54:02 +j+d/f/v
いつしかアンリは、彼女を上下に突き上げていた。大きく突く度に乳房が揺れ、尻が絶えず震え続ける。アリシアの表情も崩れ、沸き上がる誘惑を必死に耐えているように見えた。
「あぁっ!ふあ、ん、ぁ、い、ああっ…ん……あっ、だめっ…、っ、い…あ、ああぁっ……!」
「うっ……なんて締め付けだ…君は最高に甘美だよ、アリシア…!」
「ぁ、あっ…!?い、あ、はあああんっ……!!」
突然アリシアが声を張り上げ背中を反らせたかと思うと、彼女の狂乱ぶりは収束した。アンリもまたアリシアの躯を強く抱きしめ、痙攣して果てた。
イッたのだという事実は灯里に何の感動ももたらさなかった。ただ速やかに、この場を離れるべきだと感じた。
ぐったりとしたアリシアの膣から男根が引き抜かれ、どろりとしたものが溢れるのを見届けると灯里は足場を降りにかかる。
名残りをおしもうともう一度ふりかえった時である。
アリシアが灯里を見上げて微笑みかけていた。いつもの穏やかな笑顔で、でもどこか誇らしげに。
足を滑らせ、ドシンと音を立てて灯里は床と個室の壁に叩きつけられた。
「はわ、はわわわわ」
そのまま後を見ず一目散にアリア社長の待つ外へと駆け出していく。
72:名無しさん@ピンキー
08/01/24 07:55:36 +j+d/f/v
眠れぬ夜、であった。昼間の光景が瞼に浮かび、どうにも落ち着かない。
「パティシエさん…いろいろ聞きたい事があったのに…」
彼が丹精込めてつくった二粒のチョコを手に灯里はそう呟いた。
以上
73:名無しさん@ピンキー
08/01/24 13:25:02 DsHes1i/
そういや、猫にチョコって駄目なんじゃなかったっけか
(まあ火星猫にそんな事言ってもアレだがw)
74:名無しさん@ピンキー
08/01/24 14:35:24 tepL0uyh
乙~
75:名無しさん@ピンキー
08/01/24 22:39:20 0cVYhnyV
>>72
GJ!!!!!!
これは素晴らしくエロいわぁ!!!
次はアンリ×灯里キボン!!
76:名無しさん@ピンキー
08/01/25 23:24:23 Lfu3oSDg
GJあげ
77:名無しさん@ピンキー
08/01/27 00:18:34 WSaNFUoX
ID:DsHes1i/はかなり高度な荒らし
恐らく潔癖君だろ
78:名無しさん@ピンキー
08/01/29 08:16:16 FYH0mnZc
ここは静かだね
本スレとかν即とかは昨日すごい騒ぎだった
79:名無しさん@ピンキー
08/01/29 08:41:40 jvA+hXh/
俺にはアリスちゃんがいるからな
80:名無しさん@ピンキー
08/01/29 17:21:56 51Dhw1/O
>>79
残念それは広橋こなただ
81:名無しさん@ピンキー
08/01/29 20:18:46 Ml25GCLU
さて、もうあとは好きにキャラを汚してしまって構わないですよ
誰かアリシア×婚約者の男で頼む
黒い台詞つきで
82:名無しさん@ピンキー
08/01/29 21:43:26 iqOboqhB
,、
r― . _/ }
| \  ̄ ̄ ̄ / |
| ツ ( ⌒ ) (⌒) 〈
∨ ¨¨ ¨ ',
__/ | l
. // ̄| | _ _人_ _
| | | ,z'ニx z=x. l `Y´
| | ∩ | {:〔 〕} {:{ }:} ! l
| | ∪ |. ゞニジ (__,、__.)'辷ソ .!
| |/ ̄ト、 ト ⌒ソ |
レ' \ `ー ′ ノ
|' , > . ___ ,. < 俺様は社長だ
| | { {_x(⊂)x_}}/___. |
| | >'⌒'¬、⊂二⊃}|
| |_>'´ 〉 ||
| / .人 ノ|
| z-―く. 厂 ̄ |
. 八 ,.<____ | |___
.  ̄ ̄ `-z<⌒'''¬――┘ |
( ノ
\ ,.―――く
`ー¬¨
83:名無しさん@ピンキー
08/01/29 23:21:36 0QBA9nG3
>>82
いやぁあぁー!恐いぃー!
84:名無しさん@ピンキー
08/01/30 00:35:04 RNpMtQ38
>>78
アリシアさんが人妻になろうと妊婦になろうと私は一向に構わんっ!!!
85:名無しさん@ピンキー
08/01/30 20:34:27 OTd44Th6
もう好きなだけ汚しちゃえよ
86:名無しさん@ピンキー
08/02/01 01:04:30 cWi140UT
とりあえず今、
男性客とアリシアさんが野外でやってるss書いてる
今月号読んでから、アリシアさんがセックスしまくりのエロ女としか思えなくなった
87:名無しさん@ピンキー
08/02/01 01:26:22 aQgfB+hk
試しにアリシア×婚約者書きはじめたが、出会いをどうしたものか。
とりあえず来月の結果、描写がなければ好きかって捏造するか。
88:名無しさん@ピンキー
08/02/01 18:32:49 khFIcPUF
アリシアさんに中田氏したい
89:名無しさん@ピンキー
08/02/01 19:33:45 NXlSsFyz
アリシアの結婚相手はセックスでは乱暴と勝手に想像している
90:名無しさん@ピンキー
08/02/01 19:38:56 AqpncAgb
かなり激しそうだよな
まあセックス好きなアリシアさんなら無問題
91:名無しさん@ピンキー
08/02/02 00:57:24 RYb8Okfx
流れ読まずにトラゲット。
百合投下注意
不合格。
寮へ帰る道すがら、頭の中で何度も反芻する。
昇格試験の結果は酷いものだった。及第点どころか、
半年前にはそつなくこなせた課題もあやふやで。
ある程度覚悟はしていたけど、みじめな現実に変わりはなかった。
「おーっす、お疲れさん」
人混みの中で、聴き慣れた声がかかる。
「…あゆみ」
「ね、昇格試験受けたんだって?首尾はどうよ?」
私は答えない。
「……そっか」
何気ない調子であゆみが言うと、黙ったまま二人並んで歩き出した。
バウータの屋台が白熱灯のあかりをきらきらと照り返している。私が口を開いた。
「…今の私の頑張りが足りなかっただけ。でも今日はブルーな杏の気持ち、よくわかるわね」
「やりにくいなー、二人揃ってこんなじゃあ」
あゆみはこんな時でも、気の利いた言葉を選ぶなんて事はしない。
でも下手に気遣われて恥と悔しさのつまった心をまさぐられるよりも、ずっと居心地がよかった。
「アトラ、今日はもう上がりだろ?ちょっと付き合わない?」
ともすればうつ向きがちな私の顔を覗き込んで、
あゆみがニッと笑った。
92:名無しさん@ピンキー
08/02/02 00:58:50 RYb8Okfx
あゆみに誘われるままに、
彼女の馴染みの店でワインを一杯だけご馳走になる。
少しでも心晴れるようにと彼女の無言の慰め。
慣れないせいか、いや正確に言えば初めての体験だったのだけれど、
店を出る頃の私は顔を真っ赤にしてのぼせていたみたい。
軽く頭痛がして、前より感傷的になってるのが自分でもわかった。
「いや、ゴメンゴメン。アトラがお酒だめだなんて知らなかったからさ」
「…いいわよ、気持は嬉しいから」
「大丈夫?ふらふらしてるよ?」
私とは対象的にますます陽気なあゆみに肩を借りる。
歩きながら私は暗がりの中で、あゆみの横顔を見続けた。
「ん? なに?」
「…ううん、見てただけ。」
「今日も綺麗だろ?」
「うん」
また甘えてしまう。いつも。
会社で辛い思いをした時も、トラゲットに甘んじる自分に不安を感じた時も。
あゆみと一緒に居れば何もかも忘れられた。
「そう言うアトラだって、その眼鏡じゃ折角の美人が台無しだよ」
「そうかしら?…似合ってない?」
「未来のプリマには似合わないね」
…言葉を失った。
打ち砕かれたばかりの幻想。
私とあゆみは違う―あの時の言葉が、今更のように胸に迫ってきた。
93:名無しさん@ピンキー
08/02/02 00:59:56 RYb8Okfx
「…アトラ?」
急に立ち止まった私を怪訝そうに覗き込む。
私は唇を噛んで、その目を真っ直ぐ見据えた。
夢と自尊心を無惨に打ち砕かれた一日の終わりに、
こんな気休めは聞きたくなかったから。
「試験…そんなにひどかったの?」
どこかの運河から微かに謳が聞こえてくる。
「ごめん…悪いこと聞いたね」
あゆみは視線を反らした。
軽い気持で慰めて悪かった、でも所詮は他人事だよと弁解するように。
つまらない自尊心が頭をもたげた。
「しょうがないわよ、先輩も忙しい時期だし、ここの所ずっとトラゲットにかかりきりだったから」
ツンと鼻に迫るものがあって、気付かない内に涙声になっていた。
違う。こんな事を言う筈じゃなかったのに。
あゆみは怒らない。短く吐いた息が白く凍るだけ。
「なら好きにしなよ。無理に私に付き合わなくていいからさ」
そう言い放つとあゆみは踵を返した。滅多に見せない感傷を露にして歩き去っていく。
あゆみは知らない。同じ渡し場に配置されるのを、私がどれほど楽しみにしているか。
離れ離れになるのが怖くて昇格試験に身が入らない事も。
明日も明後日もその先も、ずっとあゆみとゴンドラを漕いでいたい。
そう伝えたかったのに。
94:名無しさん@ピンキー
08/02/02 01:01:07 RYb8Okfx
頬を涙が伝った。
何年振りに泣いたのだろう?
私はその場にしゃがみ込み、顔を埋めて鳴咽した。
何から何まで、まるで子供みたい。
肩に触れられ、顔を上げた。
ぼやけた視界を通して、あゆみの戸惑う顔がそこにあった。
「ホラ、泣くなって。お巡りさんのお世話になりたいの?」
「…ひっく……だって…ひっく…ぐすっ…」
「…とんだ泣き上戸だなあ」
あゆみは苦笑してハンカチを渡し、小さな子にするように背中を優しく撫で擦ってくれた。
その優しさが嬉しくて私は始終ずっとしゃくり上げていたのだけれど。
泣き腫らした顔で夜の街は歩けない。
ひとまずあゆみは近くにある姫屋の寮に通してくれた。
「お疲れー…って、オイあゆみ、どうしたんだその子?」
姫屋の先輩とおぼしき人の声。私は思わず縮こまる。
「ちょっと事情がありまして……心配なんで、一晩泊めてあげてもいいですか?」
目の端であゆみが手首を一文字に切る仕草をするのが見えた。
「ああ、別にいいけど…」
気を呑まれた感じだった。
95:名無しさん@ピンキー
08/02/02 01:02:26 RYb8Okfx
部屋に着くなり、私は口を開いた。
「ねえ、やっぱりいいよ、無理に泊めてくれなくても…」
「ほら。悪い癖だよ、それ」
着替を引っ張り出しながらあゆみは言う。
「予備の布団借りてくるからさ、先に風呂入ってな。」
シャワーで泣き痕を洗い落としながら、じっと鏡を見つめた。
あゆみが朝晩姿を映す鏡に私が映ってる。
「お互い、不器用ね」
生まれたままの姿の私に、ぽつりと語りかけた。
「背中、流そっか?」
ふいに扉が空いてあゆみが顔を覗かせる。
「きゃっ!?」
反射的に前を隠す。その様子を見てあゆみは吹き出した。
「あのなあ…お前らの寮は共同風呂だろ?恥ずかしがってどうするのさ」
「だって、個室に裸で二人きりなんて照れるじゃない」
私も笑った。笑ったのは久しぶりな気がする。
しなやかな裸身を惜しげもなく晒してあゆみは浴室に入ると、
縮こまる私の背中を磨きはじめた。
大人しく背中を預けて石鹸を流させ、あゆみにも同じようにしてあげる。
「ごめんな」
「…え?
「ウチはアトラの事、何も分かってあげられないからさ。傷つけてばかりで、ごめん」
「そんな事…」
胸が締め付けられるような気がした。
そうじゃない、悪いのは私だと。
96:名無しさん@ピンキー
08/02/02 01:03:27 RYb8Okfx
いつも先の事ばかり考えて、あなたに本当の気持を伝えられなかったから。
私はあゆみのかたい背中に胸を押し付け、震える手で彼女を強く抱いた。
肌を通してあゆみの温もりが伝わってくる。
濡れた肌の吸い付く感触と、彼女の甘い匂いも。
「……ない」
「ん?」
「…離れたくない。本当は、ずっとあゆみの傍に居たいの」
「……そっか」
そっと私の手を握り返してくれる。
出会った頃はお互いたくさんあった手豆も、今では影も形もない。
「ウチら、もっと早くこうしてればよかったのにね」
あゆみが寂しげに言った。
二人で湯船に浸かる。一人用の容積しかなかったけど
抱き合うようにして入るので窮屈とは感じない。
体に温度を染み込ませながら、お互い吸い寄せられるように唇を合わせた。
「…んっ……」
二人とも目を閉じてするのがうぶな感じ。
そのまま互いの頬や額を確かめるように撫で擦る。
「アトラ。顔、真っ赤だよ」
一寸顔を離してあゆみが囁く。私は舌をねじこむようにしてその唇を塞いだ。
「はぁっ…んんっ…」
舌先であゆみの歯茎や頬肉をなぶっていく。微かに漂う酒の残り香。
97:名無しさん@ピンキー
08/02/02 01:05:21 RYb8Okfx
あゆみを犯したいという衝動はキスだけでは果てず、
頬や耳、顔の至る所に舌を這わせる。
首筋を舌で優しく撫でた時、あゆみがびくんと身震いした。
「…ここが、いいの?」
「や、だめ、そこくすぐった…ひっ…!ゃ、やめっ…!」
いつになく女の子らしい声。それが可愛くて、
時折音を立てて吸い付いては詫びるように舌で撫で回す。
「やっ、あ、吸っちゃ駄目だって……痕が、ひゃ、ひやぁっ」
あゆみが悩ましげな声をあげて身悶えしても、私は止めない。
首筋に紅色の斑点を次々と咲かせながら、執拗に責める。
でも攻勢もそこまでだった。あゆみが私の胸元に手を伸ばしてきたから。
「…え…?ちょっと…!?」
「どうしたの?女の子同士でしょ?」
あゆみは悪戯っぽく笑って、私の双丘を揉躙する。
強く揉まれる度に白い肌が波打ち、形を歪めた。
「あっ…ああ……!いや、あっ…んっ…」
「ふーん、アトラ、女の子におっぱい揉まれて感じちゃうんだ?」
「はぁん…あっ、あん… ち、違っ…」
「違わないよ」
あゆみは私の胸に顔を埋めて、敏感な突起に唇を当てた。
98:名無しさん@ピンキー
08/02/02 01:06:26 RYb8Okfx
舌が先端をひと舐めした時、電流が走ったような衝撃が走る。
「ひっ…!?」
思わず膝がぶるぶる震えてしまい、浴槽にさざ波が立つ。
「だめ…ひぁっ、痺れちゃっ…!」
「んっ… 先っぽ、だいぶ硬くなってきたなぁ…
ほら、 アトラのほど大きくないけど、ウチのも可愛がってくれないと」
そう言ってあゆみは自分の胸に私を導いた。確かにそこには申し訳程度の控え目な膨らみしかない。
それでもちゃんと柔らかくて、愛撫すると嬌声をあげて答えてくれる。
それから私達は互いの乳房を交互に吸い合った。
あゆみが歯を立てれば私も同じようにするし、焦らすように舌先でつつくと私もあゆみから同じ報復を受ける。
「はぁ…はぁ… んっ!」
「んっ……はぁんっ……ふぅ………アトラ、気持いいっ…?」
「うん… …あっ、あんっ… …あっ…」
刺激を受ける度に体中の力が抜けて、奥深いところに溜まっていく気がした。
堪らず、その捌け口になる部位をあゆみのそれに擦りつける。
あゆみもまた、私の秘所を求めて脚を絡ませてくる。
水中で二人の若草がもつれ合うのがわかった。
柔らかな箇所が触れ合い、互いに慈しみ合うのがとても甘美で。
99:名無しさん@ピンキー
08/02/02 01:07:57 RYb8Okfx
劣情に突き動かされて夢中で腰をくねらせる。
「ねえ、あゆみ、私…」
「…うん。触ってあげよっか」
そう言ってあゆみは私の下腹部をなぞり、秘丘を撫でた。
私もあゆみの太股を伝ったて、差し入れるべき場所を探り当てる。
柔らかな肉襞が水にそよいで、そっと指先に触れた。「ひっ……!」
私の胸の中で、あゆみが小さく鳴いた。
片手で背中をぎゅうと抱き締めてあげる。
「怖いの…?」
「…ちょっぴり」
「女の子だもんね」
再び唇を交わす。心ゆくまで互いの唾液を味わい、髪を掻き撫でる。
あゆみの秘裂は熱く火照り、お湯の中でもぬめっているのが分かった。
彼女の一番柔らかな箇所を指の腹で優しく撫で回していく。
溝に沿って指を滑らせ、あゆみの割れ目に隠された敏感な突起を探り当てると、もどかしげにそれをつつく。
「…ッ!ぅあっ、そこ、…ああっ…… ダメ、やめちゃ…」
「…じゃ、私のもお願い。あゆみのと違って大きくないけど」
あゆみは頬を染めて私の陰部をまさぐる。程なくして私にも突き刺すような甘い電流が流れた。
お互いに陰核をいじめながら性感を高めていく。
100:名無しさん@ピンキー
08/02/02 01:09:01 RYb8Okfx
官能に酔いきった表情を浮かべて絶え間なくキスを求めるあゆみを抱きながら、
あゆみに入りたい、掻き回して犯し犯されたいという思いが膨らんでいく。
「…あゆみ、ごめんね」
「アトラ…? ひあっ!あ、あぁんっ!や、やぁっ…」
中指を突き立て、内部に侵入する。あゆみの中は狭く、柔らかな襞が指先を包み込んでくる。
まとわりつく肉感。みずみずしいぬくもり。
あゆみの手を導き、彼女にも挿入させた。
滑るように硬いものが入って来る。私の腟を、私の全てを愛撫するために。
指先を少し曲げてあゆみの中をそっと掻き回す。秘められた箇所を押し広げていく感触。
私もまたあゆみに掻き回され、触れ合う快楽に腰が震えてしまう。
「んっ、ふぁっ、ふぁぁんっ…あっ…」
「ひゃんっ… …アトラのここ、…びくびくって震えるてるよ」
「あゆみだって…私の指に吸い付いて離さないじゃない……ふあぁっ」
あゆみがせわしなく出し入れをはじめる。丁度男女のそれのように。
私も激しく指を動かして応え、お互いの秘裂を犯していく。
入口と指の関節が擦れて、淫らな快感が絶え間なく襲いかかる。
101:名無しさん@ピンキー
08/02/02 01:10:06 RYb8Okfx
「あ、あ、あ、ふぁ、ゃ、あっ、あぁ…」
規則的に沸き上がるよがり声。二人とも絶頂が近いのを感じて唇を求めた。
閉じた視界に柔らかい唇と熱い吐息を感じた時。
「あぁっ……!」
我慢の堰が切れた。二人の内部が切なく締まり、互いに体を震わせる。
何も考えられない。ただ激しい快感に包まれて、熱い抱擁を交わすだけ。
劣情も愛欲も全て消えて、愛しいひとの温もりだけが意識に登る。
激しい息遣いだけが浴室に長いこと響いた。
のぼせた。
茹で蛸のように真っ赤で、一言も口を訊く気になれない。
着替えもそこそこに、二人してひとつベッドに倒れ込む姿は煮干か何かのよう。
それでも十分、幸せだった。
枕を並べて、手を繋いで、このまま夜明けまで。
せめて、今だけは。
おわり
102:名無しさん@ピンキー
08/02/02 01:11:58 0FQq9AFs
GJ
百合ネタならこっちを支援してくれw
◆◆ ARIA 百合専用総合スレ ◆◆
スレリンク(lesbian板)
103:名無しさん@ピンキー
08/02/02 01:19:46 RYb8Okfx
>>102
そんなスレがあったのか…
スマンカッタ
104:名無しさん@ピンキー
08/02/02 21:03:53 OrNsBE9Z
だな
百合厨はそっち池
105:名無しさん@ピンキー
08/02/02 21:51:58 u/uDHbwM
>>104
今まで、お世話になりました。
新天地で新しい奇跡を探してきます。
106:名無しさん@ピンキー
08/02/03 00:00:19 RYb8Okfx
そろそろヒメ社長のエロきぼん
107:名無しさん@ピンキー
08/02/04 22:12:00 WU1qjygr
そういえばまぁくんってメスなんだよね
108:名無しさん@ピンキー
08/02/05 00:08:58 ABxRbEgo
あんな糞パンダどうでもいいがな
109:名無しさん@ピンキー
08/02/05 08:49:51 /2cxFqzd
>>108
まぁくん実はアテナさんの対アリス用監視カメラ付きロボットで、アリスは知らぬ間にあんなとこやこんなとこを撮られているんだよ
110:名無しさん@ピンキー
08/02/05 08:51:39 YJbVgnar
>>108
まぁくん実は生茶パンダなんだよ
111:名無しさん@ピンキー
08/02/05 22:47:09 z1is5pM0
>>110
それは言っちゃあいけない、お・や・く・そ・く☆
112:名無しさん@ピンキー
08/02/08 22:20:57 b4OoE/oG
どうよぉ
113:名無しさん@ピンキー
08/02/09 00:21:19 9Jb90sU8
URLリンク(wwwww.uploda2ch.net)
URLリンク(wwwww.uploda2ch.net)
URLリンク(wwwww.uploda2ch.net)
URLリンク(wwwww.uploda2ch.net)
URLリンク(wwwww.uploda2ch.net)
潮騒
114:名無しさん@ピンキー
08/02/10 01:40:12 b1SHegSK
>>113
素直に抜けない俺は負け組
115:名無しさん@ピンキー
08/02/10 07:40:35 c9GNlfip
灯里が壊れたところで抜いた
116:名無しさん@ピンキー
08/02/10 19:35:09 MG03c/1q
下手糞な糞漫画を方々に貼って新手の嫌がらせか?
117:名無しさん@ピンキー
08/02/10 20:46:46 vmoJb0Tv
実用性抜群の素晴らしい漫画だと思うが・・・
118:名無しさん@ピンキー
08/02/11 01:56:28 7I7qi1Od
心が痛むんだけど
もっと見たいとか思っちゃうんですよ
119:名無しさん@ピンキー
08/02/11 07:40:13 VHL9Qw1o
だよね
凄く興奮する
もっと壊せって思う
でも、凄く…心が痛みます…^^;
120:名無しさん@ピンキー
08/02/11 08:38:45 dFb3HJ8N
心が痛みすらしない俺は勝ち組
121:名無しさん@ピンキー
08/02/11 09:04:05 bImInPsJ
ブックオフに全巻たたき売ってきた俺も勝ち組
122:名無しさん@ピンキー
08/02/11 14:58:57 ehKydQwn
アリシアさんがちんこ咥えてるなんて・・・
天野に絶望した
読者裏切りやがって・・・
123:名無しさん@ピンキー
08/02/11 21:18:50 t6hUD57l
>>122
おまいはこのスレに何をしに来たんだw
124:名無しさん@ピンキー
08/02/11 21:32:39 UNW9f3Qy
>>122
問題は、「上の口」か「下の口」なのでは?
両方か?www
125:名無しさん@ピンキー
08/02/12 06:38:39 9t7+6Jy0
当たり前だwwww
126:名無しさん@ピンキー
08/02/12 14:48:01 9t7+6Jy0
てすと
127:名無しさん@ピンキー
08/02/12 20:00:37 l10W/3hU
>>124
後ろの口という選択肢もw
128:名無しさん@ピンキー
08/02/12 20:29:11 Dy9h5yaE
これは?携帯だけだけど
URLリンク(courseagain.com)
129:名無しさん@ピンキー
08/02/12 21:25:20 Yel9pzN1
今回の話で、アリシアさんとアリスの絡み見たくなった(*´Д`)
130:名無しさん@ピンキー
08/02/12 22:18:42 fFJSZRkj
二人の会話を聞いてたらアリシアさんがアリスに性的なお仕置きをする姿が見えた
131:名無しさん@ピンキー
08/02/12 22:35:08 JvzcDXTu
おこちゃま「叱って下さいっ!」
黒大仏「あらあら。」
132:名無しさん@ピンキー
08/02/13 19:55:37 N+QAuqkL
あらあらはひひ
133:名無しさん@ピンキー
08/02/13 21:20:45 5nbMQxVi
ぷいぷいぷにゅにゅ!
134:名無しさん@ピンキー
08/02/15 00:55:26 gmN2oSCQ
藍華凌辱。
猫にチョコあげちゃダメよ
アリア社長は肩を落として夕暮れの街路を歩いていた。
今朝アリシアは両手一杯のチョコレートを抱えて営業に出掛け、
灯里も始終テーブルに色鮮やかな包みを幾つも並べていた。
嗚呼、それなのに。自分には一粒も恵んではくれなかったのだ。
アリアとて男。今日この日が何を意味するかは理解している。
食欲とプライドを無惨に打ち砕かれた彼の足は姫屋に向いていた。
「ヒメ社長ならあるいは」と、儚い希望を抱いて。
ヒメ社長は体を丸めて午睡の最中であった。
その横をもどかしげに行ったり来たりする藍華。
卓の上にはひと箱のチョコが佇み、時折それを眺めては溜め息を漏らす。
灯里らと交換するような義理チョコとは明らかに違う、
フォーマルな包装のいわゆる本命弾。
肝心のアルはここ暫く姿を見ないばかりか、電話すら寄越さない。
「偶然会えたら」と一日中チョコを持ち歩いたが、そう都合よく運ぶ筈もなく。
男女の観光客の応対に追われて、気がついたら日が暮れていたという次第。
チョコを渡したいがためにこんな時間にわざわざ呼び出すのもアルに悪い。
といって今から届けに出掛ければ帰りは遅くなる。先方でも気を遣うことだろう。
135:名無しさん@ピンキー
08/02/15 00:56:39 gmN2oSCQ
「ま、いっか。明日ってことで」
あくまで自然に、スマートに渡さないと変に勘繰られるに違いない。
照れくさくて先伸ばしする自分に言い訳するように、藍華は結論づけた。
「藍華、入るぞ?」
ドアの外で晃の声がする。
藍華は反射的にチョコを卓の下に隠した。
ヒメ社長の眠る傍らに。
「…あ、晃さん。どうしたんで… って、アリア社長?」
ドアを開ける晃の腕にはアリア社長がすまし顔で抱かれていた。
「ヒメ社長に面会だとさ。猫にもバレンタインがあるらしい」
「…いや、年中この調子ですから」
部屋に降ろされたアリア社長は、目を覚ましたヒメ社長に擦り寄り挨拶するも、
彼女は起きぬけの身繕いでそれを制止した。スキンシップを丁重にお断りしたのだ。
「ああ、それと藍華にもお客さんだぞ。今ロビーに待たせてるからさ」
それだけ言うと晃は立ち去った。口の端に不自然な笑みを浮かべながら。
「はーい…。ヒメ社長、ちょっと外しますんで、アリア社長といい子にしててくださいね?」
藍華はそう言い置いてドアの外へ出て行った。
136:名無しさん@ピンキー
08/02/15 00:58:00 gmN2oSCQ
アリア社長はヒメ社長を振りかえり見たが、彼女の姿は消えていた。
藍華がドアを閉める寸前、その隙間から飛び出していったのだ。
アリア社長と二人きりなんて冗談じゃないと言いたげに。
かくしてアリア社長は部屋にとり残された。
残ったのは温もりの残る座布団と、傍らの香ばしい小箱だけ。
階下に顔を出した藍華は息を呑んだ。
心の中で薄々期待していた人物が彼女を待っていたから。
アルは軽くお辞儀をしてこちらを見上げる。
「こんばんは藍華さん。お忙しい時間にお呼び立てしてすみません」
「もぅ、他人行儀な挨拶禁止!とにかく上がってって」
「お邪魔します」
アルは荷物を抱えて階段を上がった。
「今日もお使いの途中?」
まるで子供と話すように尋ねる。
自分に会いに地上へ出る口実があるのを羨ましく思いながら。
「それもありますが…今日は藍華さんにお渡ししたい物がありまして」
「へ、へぇ?そうなんだ」
声がうわずっていた。
「どうしました?」
「…ううん、別に。 あー、まさかアンタの方から来るとは思わなかったわ」
ああ、とアルは相槌を打つ。
「…別に深い意味はないんですよ?」
「当然」
137:名無しさん@ピンキー
08/02/15 00:59:34 gmN2oSCQ
ドアを開くとアリア社長がのそりと出ていった。
一人きりの留守番に辟易したに違いない。
「…アリア社長も来てたんですね」
「ヒメ社長お目当てでね」
そう言ってアルを部屋に通す。
男性を部屋に入れることに抵抗がないではなかったが、
アルの人柄なら心配する程の事は無いと思った。
卓に荷物を下ろすとアルは小綺麗な小箱を取り出し、藍華に差し出す。
「つまらないものですが、宜しければ召し上がってください」
「ははーっ、これはどうもご丁寧に」
一通り受け取ってから可笑しさがこみ上げてきて、藍華は吹き出した。
「アルくん、もしかして照れてない?」
「な、何故です?」
「だって今日は随分とよそよそしいじゃない。なんか意識してるっしょ」
「いやはや、改まって贈り物というのも気恥ずかしいものがありますから」
「……ホント、肝心なところで子供っぽいんだから」
プレゼントと共にちょっぴり気の効いた言葉を期待していただけに、
アルの消極的な態度に落胆していた藍華は呟いた。
「子供っぽい、ですか?」
「そ。 まあ私もアルくんにチョコ用意しといたから受け取っ…
って、あれ? …あれれ?」
先程は確かにあったチョコの箱が、跡形も無く消え去っていた。
138:名無しさん@ピンキー
08/02/15 01:00:50 gmN2oSCQ
「どうしました?」
まさか肝心のチョコを失くしたなんて言える筈もない。
答えに詰まりながらふとくずかごに目をやると
無惨に食い散らかされたチョコの包装が顔を覗かせていた。
あの白くて丸いあんちくしょう!
藍華は心中密かに叫んだ。ご丁寧に食べ殻まで捨ててくれて。
アルは笑みこそ絶やさないが、不審そうにこちらを見ている。
「ち、違うから!食べたのは私じゃなくて…」
「なるほど、僕はチョコを贈られるような男に値しないという訳ですか」
笑顔であっさりと言う。
「ちょ、なんでそうなるワケ…!?」
「僕としましては随分気を遣った贈り物だったんですけが。
お手間をとらせました、そろそろ失礼致しますので」
アルは軽く頭を下げると、さっさと部屋を出ていく。
「待って、アルく…」
慌てて肩を掴み呼び止めるが、その手を逆に強く掴まれ、捻りあげられる。
水先案内人の藍華にとっては赤子に手をひねられるようなものだったが、
豹変と言っていいこの行為に完全に気を呑まれていた。
「まだ、なにか?」
顔を上げたアルからは笑みが消え、眼鏡の奥の瞳が鋭く光っていた。
藍華の背に冷たいものが走る。
彼のこんな表情は、今までに一度も見たことなかったから。
139:名無しさん@ピンキー
08/02/15 01:02:05 gmN2oSCQ
「…意外ですか。子供だと思って油断していたんでしょう。
一人前の男を躊躇なく部屋に入れるくらいですから」
違う、と言おうとしても、口が思うように動かない。
「随分紳士的に接してきたつもりですが…これは少し態度を改めた方が良さそうですね」
それまでの冷たい口調に嗜虐的な香りが加わる。
「…アル……くん……?」
恐ろしくなり、振りほどこうとするとアルは藍華を後ろ手にねじ上げた。
「…痛っ…!」
うめき声。
恐怖に震える耳元に背後からアルが低く囁く。
「成熟した雄として…貴女への想いをお見せしましょう」
「…ゃ、いやっ、ちょっと、離しっ…」
もがけばもがくほど腕を締めあげられる。
突き飛ばそうにもこの体勢では力が入らない。
「下手に抵抗しないでくださいよ?僕としましても暴力に訴えたくはありませんので。
…そうですね、ひとまず両手を拘束させていただきましょうか」
「冗談じゃないわっ…ちょ、離して!離しなさいっ」
もがき叫ぶ藍華に構わずアルは紙袋の中からケーブル用のフックを取り出し、
藍華の細い両手首を手錠のように繋いだ。
140:名無しさん@ピンキー
08/02/15 01:03:11 gmN2oSCQ
さらにフックをベッドの枠に結わえ、藍華はシーツの上に拘束された。
「嘘でしょ…?」
弱々しく呟く。
アルは冷たい笑みを浮かべて、震える藍華を満足げに見下ろした。
「いい眺めです。これは全て藍華さんが招いた事なんですよ?
…ああ、丁度よい所に鏡がありました。自分でご覧になってください」
カバーを外された鏡に、拘束された自分の姿が映る。
これから何をされるか―思いを巡らし、藍華は顔から血の気が引くのを感じた。
「…いや… いや、やめて、離して!いやぁ!」
拘束具がガチャガチャと音を立て、怯えた表情で泣き叫ぶ藍華。
それがアルの嗜虐心を一層掻き立てた。
ばたつく両足を押さえつけると太腿を撫で回し、下着越しに股上、下腹部、臀部と手を這わせていく。
「ひぃっ…!」
優しく、しかし執拗に這い回られる感触。
指先から征服欲がひしひしと伝わり、恐怖が否応なしに高められていく。
「やめて… ねえ、アルくん、お願いだから…」
藍華が声を震わせて懇願する。
好きな人に触れられている筈なのに、胸中は恐怖と嫌悪感で一杯だった。
そんな思いを一蹴するようにアルはショーツに手を掛け、ゆっくりと引き下ろしていく。
羞恥に苛まれていく過程を愉しむように。
141:名無しさん@ピンキー
08/02/15 01:04:36 gmN2oSCQ
「…やだ、待って……嫌っ、いやあぁっ!」
秘所を晒されるにつれ、消え入りそうな声が漏れた。
「そうです、もっと泣き叫んでください。大人しく犯されるようでは嬲り甲斐がありませんからね」
目を潤ませて羞恥に耐える藍華に無情に言い放つ。
光沢ある露草に指を絡ませながら、その手を少しずつ腿の狭間に侵入させた。
あたかも藍華の半身の無防備さを見せつけるように。「やだっ… やだぁ…! 」
震えが止まらない。このまま、こんなかたちで大切なものを奪われるなんて。
赤の他人にレイプされるようで、いや、むしろ親しいアルの豹変ぶりが一層不気味で、
底知れない恐怖が藍華を襲った。
アルが両腿に手をかけ強引にこじ開けた瞬間、
反射的に跳ね上げた脛がアルの頬をしたたかに打ちつけた。
「うぁっ!」
頬に青痣をつくりながらも、アルは起き直るとメガネを直し平然と呟く。
「…それでこそ藍華さんです。ただこれは少々危ういですね?
少し、大人しくなって頂きましょうか」
あられもなく開かれた両足の間にアルは顔を埋めた。
引き離そうと藍華の両足が必死にアルの背中を撫で回し、頭を挟み込む。
構わずアルは秘裂を押し広げ、その恥ずべき箇所を観察した。
142:名無しさん@ピンキー
08/02/15 01:06:08 gmN2oSCQ
「やはり女の子ですね。恥ずかしい匂いがしてますよ?
…おっと、随分綺麗な花弁と思ったら…男にこんな事されるのは初めてですか?」
「いや… やめて……お願い…」
「まだ触れてもいないのに、そんなに顔を泣き腫らしてどうするんです?
これからとても痛くて恥ずかしい事をするんですから」
羞恥を煽るように次々と問いかけながら、アルは滑らかな恥肉に舌を伸ばした。「ひゃうっ!?」
藍華がびくっと身震いする。緊張を集中した箇所を熱い舌が這い回り、太腿が思わず緩んでしまう。
「あっ… ひあっ… や……ああっ…」
ひたひたと柔肉を舐め回し、舌先で前の窪みや奥の泉を突つき苛める。
「やっ…寮で、こんなことして…あ、晃さんにバレたら、只じゃ済まないんだから…」
「その時は藍華さんも同罪ですよ。部屋に引き入れたのは藍華さんですから。
バ連帯ン責任ってやつです」
「あっ…き、禁止ぃ…い、あっ…ひあっ!」
剥き出しの肉芽を摘み擦るように責めながら、唇を密着させ肉襞に吸い付くと
藍華が悩ましげな声を立ててよがりはじめた。
「あ、だめ、あっ、そんなトコ…あっ、吸ったら…あっ!」
キスもまだなのに、と思いながらも沸き上がる快楽に抗う術はなかった。
143:名無しさん@ピンキー
08/02/15 01:07:21 gmN2oSCQ
藍華の中が湿り気を帯び、愛液が唾液に混じって溢れ出る。
「気持ち、いいのでしょう?こんなに糸を引いてるんですから。
こちらの唇は牝の本能に正直ですね」
「ひあっ、あ、 …そんな、ことっ… あ…!あっ、あっ!ああっ!」
突然がくりと力が抜けて、腰が浮くような気がした。絶頂に達したらしい。
ぐったりと横たえた体を時折びくびくりと震わせ、焦点の定まらない瞳が虚ろに宙を見つめていた。
「…そろそろ、僕も我慢の限界です」
アルはおもむろに呟くとベッドに起き直り、ズボンのベルトを外しにかかる。
緊張し張りつめた男性器が藍華の女性器と対面した。
おぼろげに想像していたよりもずっと大きく、グロテスクな姿で。
。
思わず藍華はあとずさる。怯えきった表情で、必死に手首の拘束具を鳴らして。
「嫌っ!絶対、嫌!こ、来ないでっ!」
力無く蹴りつけるも達した直後のことで、たやすく脚を掴まれ強引に股に割り込まれてしまう。
敏感な場所の入口に硬く熱い先端が触れた。
「…お願い、許して……何でもするから…」
泣いて懇願する藍華にアルは歪んだ笑みを浮かべて答える。
「随分と強情ですね?処女は好きな人に捧げるつもりでしたか?
…上等ですよッ!」
144:名無しさん@ピンキー
08/02/15 01:08:21 gmN2oSCQ
肉棒が裂け目にねじ込まれる。優しさの欠片もなく、きわめて乱暴に。
「いやっ!いやあああ!」
あまりの衝撃と痛みに藍華は絶叫した。
裂けるような激痛が体が突き抜け、内部を異物に擦られる嫌悪感に襲われる。
藍華の膣内は狭く、押し広げるようにしても充分な奥行きは保てなかった。
しかもゴンドラ漕ぎで培った脚力がアルの半身を痺れるほどに締めつける。
「…充分濡らしたつもりですが…初めてではこれが限界ですね」
アルは肉棒をゆっくりと引き抜いていった。それに従い
愛液に混じる赤いものが滴り、シーツに生々しい染みをつくっていく。
先端を埋没させたまま再び元の位置へと突いた。膣襞をゴリゴリと擦る音が頭の中に響く。
「痛… やめ……痛ぁ… ぅああ、痛ぁ……!」
涙と涎を溢れさせひたすら泣き叫ぶも、構わずアルは抽送を繰り返す。
藍華の処女を奪うのが嬉しくて仕方のないように、軽快に幾度も叩きつけていく。
「うぁ、はっ、ひあっ、ああ… ああっ…!」
「ううっ… はあ… …いい声です、もっと聞かせてくださいよっ…!」
「いぁっ、あっ、アル、くん、ひっ、あっ、あっ、ひああっ、あっ…」
出し入れを繰り返すうちに、藍華の泣き叫ぶ声に艶っぽさが混じりだす。
145:名無しさん@ピンキー
08/02/15 01:09:20 gmN2oSCQ
内部がだいぶこなれてきたのを確認すると、アルは藍華にのしかかるようにして律動を再開させた。
上着越しに乳房を揉みしだき、火照る身体を強く抱きしめる。
男として必死に彼女の所有権を主張するかのように。
柔らかな肌が、しなやかな躰が、燃えるような温もりが、
彼女から感じる全てが快楽の絶頂を促していく。
ひとときでも長くこのひとと繋がっていたい。
その一心でアルは沸き上がる誘惑を必死に堪える。
「あっ、ひあっ!…ああっ…ああ…ア…ル……くんっ……!」
あえぎ声に紛れて途切れ途切れに叫ぶ。
藍華は最後の意識を振り絞り、間近でアルを見つめた。
首を伸ばし、アルの頭を抱くようにして顔を近づける。
アルの唇のやわらかさを感じた時、藍華は意識を手放した。
「…なんだ、アリア社長の仕業だったんですか。いやぁとんだ早とちりでしたよ。ははは」
「ははは、じゃないでしょ。しょーもない意地で中出しまでしてくれちゃって」」
手首の痣を撫でさすりながら、藍華はアルを睨みつけた。
しかし思い直すと、改まった様子でリボンのついた金属片を差し出す。
「アルくん、チョコのかわりに、……その、これ、あげる」
「…?鍵、ですか?」
「…合鍵」
おわり
146:名無しさん@ピンキー
08/02/15 02:03:20 Frpi+iGT
でっかい乙です
今から抜くです
147:名無しさん@ピンキー
08/02/16 04:19:00 SqtH+ztq
,. -─- 、 ミ r‐、
/ _ -v-- 、 \ ノ) }
/ / rv、 、`ヾヽ /ハ l ! / ))
l/ // | l l lヾヘマヽ / \/
/ /ー '^′`ー:: ┼l_」ヘ/| / /
H'´ ≡/////≡ | / | j / /
l{ ::::: ┌─ ┐ :::::: 冂ヽ lく / /
八 | | l´レj / /
/ /\ | | | |/ /
〈_/ rく ` ー--‐ 7´:! {:{ /
/\ / l/Ll:|:. .:/|
/ / ー-/ :|: l:l:/ l
/ / i :|: //:. ヽ
/ヽ ヽ、 __::人 __:ノ:/'´|:. l: __ノ
\ \_ { ,,,):::::l(,,.;;} .:|:.__冫´
/ `ー/ー┤:::l .:|
148:名無しさん@ピンキー
08/02/16 08:17:16 Da4ACurP
GJ!!!!!!!!!!!!!!!
149:名無しさん@ピンキー
08/02/17 01:34:18 dTJOR9Kn
もみあげ
150:名無しさん@ピンキー
08/02/17 12:34:39 1UV4uqiu
アリシアが陵辱されるSSはまだですか?
151:名無しさん@ピンキー
08/02/18 22:59:56 +OBWcGbC
むしろアリシアさんが陵辱するSSきぼん
152:名無しさん@ピンキー
08/02/19 03:05:12 hr0WTutu
グランマは本当に縮んでるなあw
153:名無しさん@ピンキー
08/02/24 02:38:39 rmfcJb5+
はひのおもらし
154:名無しさん@ピンキー
08/02/26 02:16:39 gomES7uB
アリシアさんフェラ上手いよね
155:名無しさん@ピンキー
08/02/28 11:58:43 YECpPuzm
うん
156:名無しさん@ピンキー
08/02/29 14:41:30 LA8f08wN
はひ
157:名無しさん@ピンキー
08/03/01 20:18:38 UHVeYd5z
灯里ってなんであんなかわいいの?
はひはひとかほへほへとかはわわとか猫耳キャップとか狙いすぎだろ
158:名無しさん@ピンキー
08/03/01 23:52:57 FletqxgO
灯里ちゃんの半分は可愛さで出来ています
159:名無しさん@ピンキー
08/03/01 23:53:54 5v90TiV0
>>158
残りの半分は…(ゴクリ
160:名無しさん@ピンキー
08/03/02 16:37:30 i2Q88dAv
残りの半分は逆漕ぎでできています。
161:名無しさん@ピンキー
08/03/02 22:10:13 gwWROyj5
残りの半分はアリシアさんとの濃密な関係で出来ています。
162:名無しさん@ピンキー
08/03/03 05:02:40 NTzk2sP8
そういや
社長の「待っている」話は結局回収されんかったか・・・
163:名無しさん@ピンキー
08/03/05 18:02:57 d3ylxQmr
女とヤってお金が貰える♪
まさに男の夢の仕事!
出張ホストっておいしくない?
URLリンク(outsideseek.com)
164:名無しさん@ピンキー
08/03/06 08:25:04 FfWXg3bm
>>162
具体的な話は無かったが、第2期の17話「その 雨降る夜が明ければ・・・」で
ゴンドラで眠る灯里と社長に傘を差してくれた幽霊の紳士が、社長が「待っている」
相手だと思う
165:名無しさん@ピンキー
08/03/08 02:21:19 bXhzpJxh
幽霊紳士は古くなったゴンドラの魂みたいなものじゃないの?
166:名無しさん@ピンキー
08/03/09 19:52:33 5mHS/Y0A
アクアそのものにケット・シーっていう心があるくらいだから、
ゴンドラにあっても何の不思議もないな。
オールとかパリーナとかにもあるかもしれん。
167:名無しさん@ピンキー
08/03/12 16:09:35 6Q3mx0h6
そういや
メールの相手はあの人(?)だったって事で良いのかね?
168:名無しさん@ピンキー
08/03/13 11:44:14 LiZ//7Fk
>>167
よく分からんが自分はブログみたいな感じなのかと思っている
169:名無しさん@ピンキー
08/03/13 13:46:48 j/Zvz3RS
灯里のブログかぁ・・
それなら一日中読んでもいいよ
170:名無しさん@ピンキー
08/03/13 13:50:02 okondJ4j
いまだ見ぬ全ての人へ、って感じじゃねぇの?
まあ、猫にも届いてる感じではあるが
171:名無しさん@ピンキー
08/03/16 01:48:51 1rYq2v8H
こんなところでいい話すんな
172:名無しさん@ピンキー
08/03/16 01:49:44 zTVCSVPk
まったくです
173:名無しさん@ピンキー
08/03/16 03:06:09 PGacYqxb
あれじゃね、瓶に手紙詰めて海に流す感じ
174:名無しさん@ピンキー
08/03/16 13:39:48 u5sWWE9o
アルはあの体格差で藍華を満足させられんのかね?
よっぽど股間の望遠鏡に自信がアルのかw
175:名無しさん@ピンキー
08/03/16 15:03:48 vzH86DLY
恥ずかしいセリフきんっし!
176:名無しさん@ピンキー
08/03/16 16:20:58 GzyvBTO3
…藍華は言葉攻めに弱そうだからな~
アルなら愛撫&言葉攻めだけで十分ヒィヒィ言わせられそうだ
177:名無しさん@ピンキー
08/03/16 17:20:29 u5sWWE9o
>>176
ア「今日の藍華さん、一生懸命働いたんですねえ・・・」
藍「え?それどうゆう・・・」
ア「藍華さんの匂い、いつもよりきついですよ?」
藍「(かああッ!)はっ、恥ずかしいせりh」
ア「ああ、藍華さんの匂い、大好きです・・・」
でもアルと藍華ってHすんのに取れる体位ってあんまなくねw
騎上位と対面座位はアルが圧死しそうだし、駅弁なんぞもってのほかだろw
178:名無しさん@ピンキー
08/03/16 20:42:17 zTVCSVPk
じゃあ藍華がペニバンつけてアルくんを・・・
179:名無しさん@ピンキー
08/03/17 11:25:56 QVSiRniU
ノームの職権を濫用して、無重力寝室とか作るのはどうだろうか
180:名無しさん@ピンキー
08/03/17 11:37:45 Oi14q9xC
階段で地下まで降りてたくらいだし、力と持久力は凄いのかもよ>アルくん
階段で鍛えた足腰で駅弁も楽勝だったりw
181:名無しさん@ピンキー
08/03/17 13:29:50 dlJdL2Iv
まあ
無重力状態だからって質量を無視できるってわけじゃないから、結局微妙なのかもしれん訳だがw
182:名無しさん@ピンキー
08/03/17 15:26:31 eu7fEEwr
アリシア結婚妊娠はNTRたっぷり満点だったけどw
藍華×アルだと不思議と何も感じない
なんでぢゃろ
まあアルも年上の威厳こかして、藍華をヒィヒィ言わしたれw
183:名無しさん@ピンキー
08/03/17 18:14:44 bmpDteai
どうしても藍華がアルをヒィヒィ言わせる図しか思い浮かばない俺
184:名無しさん@ピンキー
08/03/17 21:58:49 eu7fEEwr
アルの包茎ドリチンではARIAのむちむち担当藍華を満足させることなぞ
夢また夢よ
185:名無しさん@ピンキー
08/03/17 23:54:40 f09Pvqf/
藍華ってドMだろあれ
晃さんにいびられても嬉しそうだし
186:名無しさん@ピンキー
08/03/18 03:39:55 FRs840g0
二人まとめて晃さんに調教してもらえば解決じゃね?
187:名無しさん@ピンキー
08/03/19 15:00:22 jGTSP3BH
俺の中では晃さんはドMですが何か?
188:名無しさん@ピンキー
08/03/19 16:38:58 GCfkyVC9
いやいや、両方混在していると見たがどうか
189:名無しさん@ピンキー
08/03/22 13:46:22 xn35k2EX
勢いでアルの童貞を奪ってしまい、藍華にいじめられる晃さん、と申したか。
190:名無しさん@ピンキー
08/03/22 14:11:47 qrdCu7AW
>>189
どんな勢いだよwwwww
191:名無しさん@ピンキー
08/03/22 23:02:29 BESd6r6J
晃さんはゆきずりの客とセックルしてそうだ
しかもイク時は獣のように吼えそうw
192:名無しさん@ピンキー
08/03/23 00:25:54 KVmV9C38
アリシアさんは超高級コールガール
アテナさんはセクハラされまくりだがよく分かっていない
晃さんはよく一人で慰める
193:名無しさん@ピンキー
08/03/23 05:04:47 MjzrVoKT
ネオ・ヴェネチアには
普通にウンディーネもののAVがありそうだな・・・
194:名無しさん@ピンキー
08/03/23 16:58:37 YY1mAyT1
3大妖精のアイコラが氾濫してるぜ、きっと
195:名無しさん@ピンキー
08/03/23 20:43:14 BCUBUNRC
アリシア「フォースを信じるのよ」
196:名無しさん@ピンキー
08/03/27 01:06:55 JiTAJNiN
はひ
197:名無しさん@ピンキー
08/03/27 01:17:08 FQtYmcSy
あ
198:名無しさん@ピンキー
08/03/28 18:23:56 uP15iAOC
り
199:名無しさん@ピンキー
08/03/29 03:24:36 DIdSxZ22
ま
200:名無しさん@ピンキー
08/03/29 14:12:55 Uu9PatOV
>>186
そのネタ見たぞ。
201:名無しさん@ピンキー
08/03/29 15:20:04 fACvVuKP
あらあらでっかい禁止令
202:名無しさん@ピンキー
08/03/29 23:03:31 lCFOzUCC
さっきまで実況版でやってた奴のSSっぽいのを再編して乗せてもいいか?
思いっきりクロスSSになりそうなんだけど?
203:名無しさん@ピンキー
08/03/29 23:09:32 G7aBy0+2
絶対文句言う奴が出ると思うけどいいんじゃない?
っていうか過疎って1ヶ月以上SSらしいSSが出てないし、ARIA関係なら構わない気がする。
204:名無しさん@ピンキー
08/03/29 23:24:59 lCFOzUCC
>>203
こんなに早くレスが来るとはww
じゃあちょっくら書いてみるから2・3日待っててくれ
参考までに↓の伊太利亜人レスってか何の実況か直ぐ分かると思うけどw
スレリンク(liventv板)l50
スレリンク(liventv板)l50
スレリンク(liventv板)l50
スレリンク(liventv板)l50
スレリンク(liventv板)l50
205:名無しさん@ピンキー
08/04/03 19:04:38 zfvZuAWf
>>204
と、いいながらも2~3日をとうに過ぎているのだがどうした?
206:名無しさん@ピンキー
08/04/03 19:18:09 Z6zdH65W
スレリンク(anichara2板:60-62番)
207:名無しさん@ピンキー
08/04/05 04:22:27 pNJ/W/04
はひ~、おもらししちゃいました~
208:名無しさん@ピンキー
08/04/06 01:07:02 k6mii3DY
灯里のオールをあそこに擦り付けてオナヌーするアイちゃんの姿を受信しますた!
209:名無しさん@ピンキー
08/04/06 22:22:55 4XcBImyV
ARIAカンパニーに入社すると、自動的に先輩から百合の手ほどきを受けます
210:名無しさん@ピンキー
08/04/08 08:47:38 /u3lhRzT
「アイちゃんの体って奇跡で出来てるんだよね……ほら……こんなに………」
「あ……灯里さ……ん……は……はず……!っあん……」
こうですか?
分かりません(>_<)
211:名無しさん@ピンキー
08/04/08 19:34:38 Xqd855qB
>>208
よくやった。後はわかるな?
212:名無しさん@ピンキー
08/04/08 20:47:16 /u3lhRzT
「はひー!アイちゃんとイッちゃったら、おまわりさんに捕まっちゃいましたー」
「──まったく、灯里は何歳になっても、相変わらずなんだから……もぉ!」
「でっかいあえぎすぎです」
「あらあら、うふふ……………………………………………………
………これはお仕置きが必要かもね……」
「………はひ?」
こうですか(>_<)
分かりません!
213:名無しさん@ピンキー
08/04/08 22:31:38 x9sJN1o7
>>208
頭の中で描いた画像を画像ファイルとしてHDDの中にダウンロードする方法とか無いもんかな?
214:名無しさん@ピンキー
08/04/10 19:27:24 lr1NWnkh
(……うふふ、やっと捕まえたわよ、小鳥さん……
もう、逃がさない─ARIAカンパニーの色に染まりきってしまうまで、
たっぷりと調教してあげる………)
異常な程の思念を込め、舐め回すようにアイちゃんを見つめ続ける灯里……
赤くなるアイちゃん。
「………あの………何でしょう?」
灯り里は屈託のない表情でほほえんだ……
「ちょっとうれしかっただけだよ」
何も知らされないアイちゃんの運命は──!
215:名無しさん@ピンキー
08/04/10 20:26:32 zXzS9B3E
>>214
なんという捻じ曲がった根性w
216:名無しさん@ピンキー
08/04/11 08:10:34 Wy8ozTb0
素朴な疑問なんだが、
灯里も「水の三大妖精 Vol.2」とか呼ばれているのだろうか?
217:名無しさん@ピンキー
08/04/11 08:28:13 iCM0mM1q
水の三大妖精2.0
続 水の三大妖精
水の三大妖精の逆襲
帰ってきた水の三大妖精
水の三大妖精 広島死闘編
>>216 好きなのを選べ
218:名無しさん@ピンキー
08/04/11 08:38:21 FOOJ89wK
あの三人が次世代の三大妖精って呼ばるようになる
ってのは分かり易い流れではあるが~
まあ、三大妖精って名称自体がたまたまアリシアさんたちの世代に
卓越したウンディーネが三人いたから偶発的に呼ばれるようになったものだったりすると
次の世代ではまた別の尊称が生まれたりするのかもしれんけど
219:名無しさん@ピンキー
08/04/11 21:18:14 sAkc9WPo
灯里なんて現役でいられるの2,3年だけだろうな。
そのくらい経てば、アイちゃんもプリマになるだろうし。
そしたら引退、と(笑
短いプリマ人生乙www
220:名無しさん@ピンキー
08/04/11 21:34:03 Gihp6kb+
>>219
たった4行なのにすっごい頭悪そう
221:名無しさん@ピンキー
08/04/11 22:21:16 J2A6nm8G
>>219
そういうのはアンチスレでやりなって。
222:名無しさん@ピンキー
08/04/12 00:55:44 ES83fNoE
アリアカンパニーが小規模主義な以上、アイちゃんがプリマ
になったら引退は宿命でしょう。
あれか、花の命は短い、とかいう奴か。
しかしアリアカンパニーも効率の悪いことやってるよな。
これじゃ人が育たないだろうに。
223:名無しさん@ピンキー
08/04/12 00:59:28 qQBP+sxZ
>>222
ウンディーネは引退後はキャバクラ嬢、その後はソープに沈む
これ常識な
224:名無しさん@ピンキー
08/04/12 01:04:04 7WMPrqvm
つーかウンディーネのナイトクルージングは通常の十倍料金で朝までコースなんだろ?
225:名無しさん@ピンキー
08/04/12 09:21:18 GENOl/qq
年長のウンディーネが画面に出てきた事って無いもんなぁw
226:名無しさん@ピンキー
08/04/12 14:04:19 eP9tzGjy
グランマって、何歳まで現役だったのかねぇ?
227:名無しさん@ピンキー
08/04/13 00:56:14 jt7SgHHk
>>226
46歳
228:名無しさん@ピンキー
08/04/13 03:03:53 Gifp+sB1
アリシアの先輩プリマはプリマ昇格前に寿退社した事があるんで、「アリアカンパニーは、プリマが常に1人」ってのは正しく無さそう
少なくともアリシアの先代は一時的にでもプリマ2人体制だと思われる
アリシアと違って灯里はゴンドラ協会が引抜こうとはしないだろうし、アイの昇格もアリシアみたいに遅らせないだろう
アイがプリマ昇格したら、順当に見習い増やすんだろう
指名予約が付かないプリマは、予約入ってなければ流しや後輩育成してるんだろうしね
効率を考えると、ベテラン(指名が入るプリマ)/ルーキー(指名が入らないプリマ)/見習い(シングル・ダブル)が1セットなんじゃね~かと…
…何か何処かで見た様な構図……あぁっ「マリ見て」だ~w
229:名無しさん@ピンキー
08/04/13 05:18:32 VJRq2Nqm
そんなことより、まずおまえは、
アリシアさんには「さん」をつけろ。
アイちゃんには「ちゃん」をだ。
灯里は灯里でいいけど。
230:名無しさん@ピンキー
08/04/13 15:02:14 55wlSjoQ
>>229
最終行は激しく同意しかねる
231:名無しさん@ピンキー
08/04/13 15:24:34 KzZrU5mG
>>229
上に同じく。
なぜアリシアさんやアイちゃんには『さん』『ちゃん』をつけてしまうのだろう?
232:名無しさん@ピンキー
08/04/13 15:34:42 JgawmNfa
作品内のキャラの位置づけの問題だな
尊敬されるべく描かれているキャラには敬称を
愛玩されるべく描かれているキャラには愛称を
等身大に近く描かれているキャラには呼び捨てを
郵便屋さんを郵便屋とは呼ばず
ヒメ社長をヒメとは呼ばず
杏を杏ちゃんとは呼ばない
233:名無しさん@ピンキー
08/04/14 00:32:31 /JxBtTKo
まあ社長じゃないんだよな
234:名無しさん@ピンキー
08/04/14 00:53:09 0gVRQzln
>>216
水上三美人
もうちょっとグレードがあがると水の三美神、とかどうよ
235:名無しさん@ピンキー
08/04/14 02:06:28 ZB52PQYl
水の三連星でおk
236:名無しさん@ピンキー
08/04/14 05:09:20 Uy4aHUZQ
>>235
「はい、どう、藍華ちゃん!」
「わたしは、踏み台なのーっ?!」
237:名無しさん@ピンキー
08/04/14 07:06:48 L9gzv/iE
>>235
ジェットストリーム吹いたw
238:名無しさん@ピンキー
08/04/14 12:39:08 Eu6t5VEG
「私の夢はね! 灯里さんたち三大妖精はもちろん、いずれは偉大なる伝説の大妖精
“グランドマザー”をも超えて、水先案内人の一番星になることなのよー!!」
オレンジプラネットの制服を着たボーイッシュな少女が、片方だけ手袋をした両腕を
天に伸ばして力説する。
「へぇぇ……グランドマザーって、そんなすごい人なんだ」
先ごろ晴れて半人前に昇格したアイが、ジェラート片手に感心したように頷いた。
「っていうか、アイちゃん」
隣に座っていた、眼鏡を掛けた姫屋の少女がおっとりと話し掛けてくる。
「そのグランドマザーが、ARIAカンパニーの創立者なんですよ」
「……え? ええええええぇぇっ!?」
「ついでに言うと、協会理事のアリシアさんも元ARIAカンパニー所属で、
初代“三大妖精”の一人だったんです」
「…………も、もしかして……
ARIAカンパニーって、実はすごいところなんじゃ…」
「すごいところなんですよ~」
「アンタ、よくそんなんでウィンディーネになろうなんて思ったわね…」
239:名無しさん@ピンキー
08/04/14 13:02:50 8Rn6snvu
GO-TOが灯里とアイちゃんの両方をうっかり犯しちゃう作品キボン
240:名無しさん@ピンキー
08/04/14 21:56:32 7OxCElUm
>>238
いいぞもっとやれ
241:名無しさん@ピンキー
08/04/14 23:39:47 5ZFOjhsx
次世代話は妄想するよなー。
242:名無しさん@ピンキー
08/04/14 23:43:28 5rSk8+ux
さて問題はアル君だ
アルはいつ藍華を妊娠させて寿退社させるつもりなのだろう
243:名無しさん@ピンキー
08/04/14 23:47:38 FTxpRvd7
既婚者のウンディーネは成立しないのか…
いや、既出ウンディーネで結婚したのは全部引退したんだけど、規約でも在るのかと…
普通に考えると引退したウンディーネが次代を育てるのが普通の様な気もするんだが、何でか現役が育ててるよな~
244:名無しさん@ピンキー
08/04/14 23:49:22 5rSk8+ux
腹ぼでのウンディーネとか、おぞましいだけだろ?胎教にも悪そうだしw
245:名無しさん@ピンキー
08/04/15 00:06:39 Qix2Uhtd
腹ぼて…って、産休くらいは在るだろう
246:名無しさん@ピンキー
08/04/15 00:25:28 nX0IeNkJ
>>242
藍華プリマ昇格直後に妊娠が発覚して寿退社 → 1度も営業をせずに現役引退という伝説樹立
という落ちになるかと思っていたが。
>>243
オレンジぷらねっとには既婚のママさんウンディーネがいるとか。(月刊ウンディーネ)
また、オレぷらでは引退したウンディーネを指導員として雇っている。
従来プリマが後輩指導に当たっていた時間を営業に振向けることができ、業績躍進の一助となっている。(小説2巻)
247:名無しさん@ピンキー
08/04/15 01:56:05 yXV678Ps
ネオヴェネツィアの生活は何から何まで自分でやんなきゃいけないから、共働きはかなり辛いんじゃないか?
だからどっちかが家庭に残んなきゃいけなくて、んでもってアクアの顔たるウンディーネをモノにする男となると
バリバリ稼いでる奴だったりして、結局家庭持ちでウンディーネ続ける子が少ないと。
グランマですら40歳くらいで引退だったし、ウンディーネそのものが将来性が薄い職業ってこともあるかも。
30越えた女性がバリバリやれるほど体力的に楽な仕事ではないだろうし。
248:名無しさん@ピンキー
08/04/15 05:25:10 zwHevm4u
アイちゃんはそこまで天然じゃないと思うがw
249:名無しさん@ピンキー
08/04/16 08:13:39 EM3fxa62
>>244
ウンディーネとしての腕は並で廻るコースも在り来たりでも
料金はコアな客が相場の何倍でも払ってくれるだろうから
「専門店」が在ってもおかしくない
250:名無しさん@ピンキー
08/04/16 21:11:00 kupwpeNe
>>247
>30越えた女性がバリバリやれるほど体力的に楽な仕事ではないだろうし。
スポーツ選手みたいなもんか
251:名無しさん@ピンキー
08/04/16 21:18:14 OaIqy6Qd
でもアッチの方は30超えた方が円熟味が増すと言われてるが
252:名無しさん@ピンキー
08/04/21 22:59:43 ZRVlOz9Y
灯里より先にアイちゃんが結婚しちゃったらどうしよう
253:名無しさん@ピンキー
08/04/22 01:09:48 0bx2+Tl6
「藍華は歌が下手だな」
「藍華先輩は歌がでっかいドへたです」
「あらあら、藍華ちゃんは歌がだめね」
「藍華ちゃん、ガンバ!」
「も~、みんなして。私だって少しは努力してるんだから~」
「よし、聞いててやる。歌え」
「♪ネコミミモード。ネコミミモード。ネコミミモード。ネコミミモードー」
とかって妄想してしまった
254:名無しさん@ピンキー
08/05/01 12:00:33 jtEr01Sm
ムッくんきぐるみプレイ
255:名無しさん@ピンキー
08/05/03 00:59:13 XXo3YyzN
他社3人娘が犯される奴
256:「お姉ちゃんの彼氏」的な位置付け
08/05/06 03:18:44 208OKXaY
※エロ無し
「たのもぉぉーーーーっ!!」
夕暮れ時。
水先案内『ARIAカンパニー』の受付に野太い声が響いた。
「は、はぁーい!」
まだ覚束ない手付きで閉店の準備をしていたアイが、店の奥から慌ててカウンターへと駆けていく。
「すみません。本日はもう終了してしまったんです……け……ど」
茜色の光を受けて立つ男に近付くにつれ、次第に少女の歩みは遅く、声は小さくなっていった。
腕を組んで立つ、背の高いシルエット。
長い黒髪を頭の後ろで一束に括り、偉そうにふんぞり返っている。
ゆったりとした上着を羽織った下から覗く体躯は、細身ながらも鍛えられた筋肉の影が浮かび上がり、
肩幅の広さも手伝って実際よりもずっと大きく見えた。
オマケに、ギロリと藪睨みに見下ろす剣呑な目付き。
─怪しい。アイの小動物的防衛本能が警告を発した。
男の全身から発散される不審者オーラ。チンピラというか押し込み強盗というかお嬢ちゃん今一人なの
ウエヘヘヘ大人しくしてれば天国へ連れてってやるぜ的な身の危険をひしひしと感じる。
「むぅ? なんだ、お前は」
アイの姿を見とめて、男が声を発した。無駄によく通る声だ。
「あ、あの……どういった御用件でしょう」
接客業たるもの、どんな相手でも怯まず応対しなければならない。
頭では分かっていても、アイは完全に腰が引けていた。
不安そうな表情を浮かべ、『困ったお客様応接マニュアル』を必死に脳内検索する。
「…………」
無言のまま、不審人物(←すでに客と認識されてない)が身を乗り出してきた。
「ひっ!?」
反射的に、アイが一歩後ずさる。
「む?」
カウンターに両手をつき、男が更に身を乗り出す。つられてアイも更に退く。
「……………………」
「……………………」
数秒の沈黙の後──男がカウンター横から店内に入ってきた。
「キャアアアアアァァァッ!!」
「ぬぅっ!?」
思わず悲鳴を上げて店の奥へ引っ込むアイ。その後を、男が追ってくる。
「な、なんで追い駆けてくるんですかぁ!」
「お前が逃げるからに決まっとろうが!」
あっという間に店の隅に追い詰められ、アイはうずくまって怯え竦むしか出来なくなった。
「ひーーん」
「ったく、てこずらせやがって。ほれ、もう観念しろ」
ずい、と男がにじりよってくる。その顔に浮かぶ、邪悪に勝ち誇った好色な笑み。
嗚呼。哀れな小鳥は、このまま下卑た欲望に羽を散らされ、その幼い肢体を貪られてしまうのだろうか。
257:「お姉ちゃんの彼氏」的な位置付け
08/05/06 03:20:23 208OKXaY
─スパーーーン!!
小気味いい音と共に、男が前へつんのめった。
「何やってるんですか暁さん!? アイちゃんが怯えちゃってるじゃないですか!!」
丸めた帳簿を片手に、もう片方の手を腰に当てて、男の後ろにアイと同じ制服の女性が立っていた。
腰より長い髪。服の上からも分かる、成熟した女性らしいスタイル。
アイよりは幾分背が高いが、それでも長身の男とは頭一つ以上の差がある。にも関わらず、彼女は
一歩も怯まず毅然として不審人物を睨みつけている。
「も、もみ子。不意打ちとは卑怯者め。オレ様はこいつの素性を聞いてるだけだ」
「アイちゃんはうちの新人です。まだ入ったばかりなんだから恐がらせないでください。それと、
いい加減“もみ子”は止めてください。私が今の髪型にしてどれだけ経ってると思ってるんですか」
「なにおう!? もみ子はもみ子だろうが!」
(……あれ? なんだろう、この感じ……)
アイは目の前でいきなり始まったやり取りを─自分の“師”であり『ARIAカンパニー』の
先輩でもある水無灯里と、怪しい男との会話を呆然として見守っていた。
どうやら男の方は灯里と顔見知りらしい。とりあえず身の危険は去った、と内心で胸を撫で下ろす。
それにしても、灯里がこんな風に強い口調で誰かを咎めるなんて、初めて見た。
アイの知っている彼女は、その二つ名─アクアマリンの名の通り、何処までも遠く澄んだ
海のように、いつも穏やかで優しい人だから。
そんな風に考える余裕が出来て、あらためて男の様子を観察してみる。
灯里との言い合いは未だ続いているが、なんとなく男の方が旗色が悪そうだ。内容も段々子供の
口喧嘩レベルになってきている気がする。
そして、上着の背に見えるのは『炎』をかたどった紋様。
(この人、サラマンダーだ!)
空高い浮き島にあって、惑星アクアの大気温度をコントロールする『炎の番人』。
でも、なんでそんな人が地上の、しかも水先案内人の所へやってくるのだろう?
「ごめんなさいねアイちゃん、恐い思いさせて。私が手が離せなかったばっかりに」
灯里が駆け寄って、まだ床に座り込んだままのアイをぎゅっと抱き締めてくれた。
「い、いえ。私も勝手に動転しちゃって」
「まったくだ。おかげでえらい目に遭ったぜ」
「──暁さん?」
男のぼやきに、アイの手を引いて起こしながら灯里が笑みを浮かべる。その視線に、暁と呼ばれた男は
バツが悪そうにそっぽを向いた。
(やっぱり、なんか違う)
灯里と男に対するイメージが自分の中で大きく変わっていくのを、アイは感じた。
「ぷいにゅ~」
男─暁の足元に、いつの間にかアリア社長がやってきていた。
ブーツに纏わり付き、丸い身体で懸命によじ登ろうとしている。
そのまま蹴飛ばされるんじゃないかとアイは内心ヒヤヒヤしたが、暁の方は別に気にした風も無く
社長のやりたいように任せたままだ。
「それで、今日はどうしたんですか」
アイの乱れた髪を整えてやって、あらためて灯里が暁に向き直った。
「む? ああ、ほれ、あれだ。ええと…………つまり、だな。今月は何かと物入りいうか、
先立つものに少々事欠いてるというか……まぁ察しろ、色々と」
アリア社長を抱きかかえて肩に担ぎ直しながら、歯切れ悪く暁が答える。
「……………………晩御飯、食べていきます?」
「悪いな」
ため息混じりに申し出た灯里に、暁はニヤリと笑った。
258:「お姉ちゃんの彼氏」的な位置付け
08/05/06 03:22:59 208OKXaY
* * *
「へぇぇ。じゃあ暁さんは、灯里さんにとって“初めて”のお客様だったんですね」
三人と一匹の食卓。
シチューを掬うスプーンを止めて、アイが暁に話し掛けた。
「おう。なんせ半人前もいいとこだったからな。船足はトロいわ、あちこちぶつけるわ、
そりゃひどいもんだったぜ」
パセリソースをまぶした豚肉を口に運んで、暁が昔を思い出すように笑った。
「ちゃんと時刻に間に合わせたんだからいいじゃありませんか。大体、料金も払わなかった人に
文句を言われる筋合いはありません」
暁の器にサラダを取り分けながら、灯里が言い返した。自分の恥ずかしい過去を暴露されている
せいだろうか、心なしか顔が赤い。
「それは料金を請求しなかったもみ子が悪い」
「だから、もみ子じゃありませんってば!」
「えーと……」
なんだろう。
ARIAカンパニーに来てから、こんなに賑やかな─というか騒がしい食事は初めてだ。
いつもの、灯里さんとアリア社長とで囲む穏やかな食卓も好きだけど、これはこれで嫌いじゃない。
何よりも、今日の灯里さんはいつもと違ういろんな表情を見せてくれる。
ただ、一つ気になるのは暁さんという人の事。
いったい、この人は灯里さんとどういう関係なんだろう。
「あの……」
全員の目が一斉に自分に向けられて、アイは言いかけた言葉を詰まらせる。
「え、えと……その、灯里さん達の昔の話……もう少し、聞きたいかなぁ、って思って……」
ストレートに二人の関係を聞く勇気は無い。だから別の切り口で尋ねてみた。
「ふふん。そうかそうか。コイツのドンくさ~~いエピソードをそんなに知りたいか。
ではオレ様が、もみ子最強ドジっ子伝説の数々を─」
「暁さん」
組んだ両手の上に顎を乗せ、灯里が暁に向けて極上の笑みを浮かべた。
「ここ、明日から出入り禁止になりたいですか?」
「ぬぅっ!?」
少し首を傾げ、“たおやか”と言って差し支えないはずの仕草をしながら、灯里の言葉には
有無を言わせぬ迫力があった。
これが『水の三大妖精』の貫禄というものだろうか。
「くぅっ。人の弱みに付け込んで横暴を振るいおって。こんな奴がアリシアさんと同じ三大妖精に
数えられるとは、世間の連中は見る目が無いとしか思えん」
「当たり前みたいにタダ乗り・タダ飯していく人に、横暴とか言われたくありません」
「あはは…」
そろそろアイも今までとのギャップに驚かなくなってきている。
「あのね。私がARIAカンパニーに入ったのも、アイちゃんと同じくらいの時だったの」
そうして、灯里は自分が入社してからの物語をアイに聞かせてくれた。
お友達との出会いのこと。
先代の水の三大妖精のこと。
会社の枠を超えた合同練習の日々。
不思議な“猫妖精”の話。
それは、アイにとっても驚きと感動のいっぱい詰まった物語。
食事を終え、まったりとしたお茶の時間になっても、アイは瞳を輝かせて熱心に聞き入っていた。
259:「お姉ちゃんの彼氏」的な位置付け
08/05/06 03:25:25 208OKXaY
* * *
外はすっかり日が暮れていた。
微かに温かい風が吹いている。
町並みの灯を受けて揺らめく黒い水面を、暁と灯里は、二人並んで眺めていた。
「いい子じゃねぇか。客商売にしちゃ、ちょっとオドオドしてるっぽいのが気になるけどな」
両腕を上着の袂に収めて、暁が口を開いた。
「でも、とっても素直で、ゴンドラを漕ぐのが大好きなんですよ。
最初は誰だって未熟で当たり前です。将来は、きっと素敵なプリマになれますよ」
我が事のように嬉しそうに、灯里が答える。
「しっかし、こいつは参ったな。これじゃあ流石に今夜は泊まっていく訳にもいかんか」
残念そうに溜息をついて、暁が頭を掻く。
「どうするんです? ロープウェーはもう終業時間ですけど」
「なに、いざとなったらアルの所にでも転がり込むさ」
風が、灯里の香りを運ぶ。“お預け”を食わされた今の身には辛い。
「……ったく、新入社員が居るなら先にそう言っとけ。お陰でビビらせちまったろうが」
「だって、こっちから暁さんに連絡する手段って手紙くらいしか無いじゃないですか。
だからメール端末くらい持っておいてほしいって、前から言ってるのに」
「馬鹿者。大丈夫たるオレ様が、そんなチャラチャラした物が持てるか」
アクアの海に向かって、暁が無意味に威張る。それから、少しだけ優しく笑ってみせた。
「だけどまぁ、良かったじゃないか。アリシアさんが引退してから、ずっともみ子一人で
頑張ってたもんな。二人なら何かと心強いだろ」
暁の横顔を見上げて、灯里がはにかむ。
「これからは、オレ様がちょくちょく様子を見に来る必要も無くなったかな?」
「…………」
ぎゅっ。
灯里が暁の腕を抱き込んで、その肩に頭を預けてきた。
「お、おい、もみ子」
彼女からの不意打ちに、暁が慌てた。肘に当たる柔らかな膨らみを感じて、抑えたはずの血が騒ぐ。
「急に甘えるな。離れろ」
「意地悪な人の言うことなんか、聞いてあげません」
「意地悪? このオレ様が、いつ意地悪をした」
「そーゆーところが、でっかい意地悪です。アリスちゃん的に」
(─ああ。やっぱり、そういう関係だったんだ)
暁を見送りに出たまま戻らない灯里を心配して様子を見に来たアイは、テラスで仲良く寄り添う
後ろ姿を見つけて全てが腑に落ちたように独り頷いた。そのまま回れ右で戻ろうとして、
「ぷいにゅ」
「わ~、ダメダメ社長。いま行ったら二人のお邪魔ですよぉ!」
背後で、灯里の笑い声がした。
(おしまい)
260:名無しさん@ピンキー
08/05/06 12:45:59 xyeiGHdc
>>256-259
GJ!原作最終話見てから、こーゆーのが読みたかった!
灯里と暁はアイちゃん公認カポーになりそうだよね。暁がチャラチャラしたものは持たん!ていうのもありえそうだw
261:名無しさん@ピンキー
08/05/06 13:06:25 9t37+h2A
GJ!!
262:名無しさん@ピンキー
08/05/06 13:07:01 tTtjR9bD
アルの所に行っても藍華がいて結局戻ってくることになりそうだ。
263:名無しさん@ピンキー
08/05/06 13:29:11 C6IWxKYr
>意地悪な人の言うことなんか、聞いてあげません
うわああああああああああ
モユス(*´д`)
264:名無しさん@ピンキー
08/05/06 20:11:05 HZn3UbUO
>“お預け”を食わされた
ここらへんkwsk
265:名無しさん@ピンキー
08/05/06 21:51:26 UqbhYChm
いい話だが、相手が暁と言うのが気にくわんw
他にもいい男がいるだろぉぉぉ
266:名無しさん@ピンキー
08/05/06 22:08:53 nhCXdN5k
だよなぁ
暁よりは名無しの男が相手の方がいいと思ってしまう
あいつはウザいというか何か気に食わないんだよなぁ
ご都合っぽさが多いから
せめて奴が身長163cmぐらいなら好感持てるんだが
267:名無しさん@ピンキー
08/05/06 23:17:13 CHFu1dj+
せっかく職人が神ssを書いてくれたのに
文句言うのはどうなんだよ…
>>256-259
超GJ!!何かわからんが泣けてきた
お預け食らってない版の話も読んでみたいぜww
268:名無しさん@ピンキー
08/05/06 23:35:29 BL3zuinx
上に同じ。続きが見たい。自分は灯里X暁好きだし・・・
269:名無しさん@ピンキー
08/05/07 17:50:05 djjanNhQ
あかつきんと灯里は似合わないと思う
奴は何か知らんがうざい
270:名無しさん@ピンキー
08/05/07 18:17:55 Bu91dkkf
満足いかないなら自分で書けばいいのに
271:名無しさん@ピンキー
08/05/07 20:04:55 TfFUaR5d
保守
272:名無しさん@ピンキー
08/05/08 00:21:20 4OMiF/Lf
>>256-259
でっかいGJです!
273:名無しさん@ピンキー
08/05/08 00:36:47 ky65qK1L
自分はARIAにエロはいらん派なんだが、他作品のエロパロスレに良作非エロssが
たまに転がっているので、ここにもないかなと思って来てみた。
すごいタイミングでいいものに遭遇できた。神ss作者と素敵な奇跡に感謝!
274:名無しさん@ピンキー
08/05/08 03:00:19 iU4PkCqY
>>269
たぶん中途半端にイケメン設定&ろくに登場もしていないのに無理矢理絡む
が原因だと思う
あれは「殆ど関わりのない男が自分の好きな子にネタもないのに絡もうと
必死になっているのを目撃したとき」に近いウザさがある
275:名無しさん@ピンキー
08/05/08 19:10:14 0D9aNB9t
すまん……
水を差すようで非常に申し訳ないのだが………………
……………アイちゃん、確かあかつきん知ってたよな?
276:名無しさん@ピンキー
08/05/08 19:12:01 groqv3Ty
・・・あ
277:名無しさん@ピンキー
08/05/08 22:25:14 ky65qK1L
>>275-276
原作版と思えばおk
278:名無しさん@ピンキー
08/05/08 23:58:31 /sPEtiXN
>>274
ああ、正にそんな感じだわ
学生時代を思い出して更にムカついてきた
279:名無しさん@ピンキー
08/05/09 15:34:22 FjqV9afF
というか、普通に原作設定なんだと思ってた
280:名無しさん@ピンキー
08/05/12 08:49:30 PNPwyobS
>>278
俺も学生時代にそういうのあったよorz
女の前でだけ急に強引になる空気キャラってむかつくわ
281:名無しさん@ピンキー
08/05/12 13:07:49 5LZgUGwf
嫉妬ですね、わかります
282:名無しさん@ピンキー
08/05/17 00:25:48 oHNmx2oW
ネオヴェネチア中にいる灯里のお友達同士の間では結構ギスギスした人間関係が・・・
283:名無しさん@ピンキー
08/05/17 11:44:04 OsRGYJoV
>>282
灯里の人を惹きつける魅力は半端ないからな、灯里からみれば友達でも
相手からみたら恋愛感情込みとか、ネタ抜きでありそうだ。
284:名無しさん@ピンキー
08/05/19 23:27:59 ZczLrufR
なんて罪作りな子なの…
灯里…!!
285:名無しさん@ピンキー
08/05/20 08:17:26 aPl9Di0V
灯里は超大型の台風の目
灯里自身は通り名のアクアマリンそのままの
どこまでも澄み切った綺麗な心の持ち主
だけど、周りはアリシアを筆頭に物凄い嵐
286:名無しさん@ピンキー
08/05/20 09:33:16 LDZfe7vX
寿退社以後、人気急落中のアリシアさんのために
66レスでdat落ちしたキャラスレを立て直しました!
アリシアさんの性的魅力について語りましょう。
(アニキャラ個別)
【ARIA】アリシアさんたまんねぇPart9【白濁妖精】
スレリンク(anichara2板)
287:名無しさん@ピンキー
08/05/29 23:18:36 ZaFOmuqD
暁×灯里の小説が読みたかったりする
288:名無しさん@ピンキー
08/05/30 06:19:54 o3lbAbOR
暁って、なんか話に絡め難い気がする。
どういう流れでえちーに持ち込むのか想像つかん、みたいな。
ARIAって、基本、女の子が動く話だからかねぇ。
289:名無しさん@ピンキー
08/05/31 11:48:14 CDLNIufu
あかつきんはツンデレだからww
290:名無しさん@ピンキー
08/05/31 11:52:56 PGe3rMLa
アルくんが笑顔で藍華を嬲るのは割りと簡単に想像できる
291:名無しさん@ピンキー
08/05/31 21:27:13 2Cn8HgVi
ウッディ×アリスはどうなの?
292:名無しさん@ピンキー
08/06/01 12:11:06 /W5Ah2Zb
なんと言うかウッディ自体が薄すぎてなぁ……
293:名無しさん@ピンキー
08/06/01 18:59:27 ZZ1aq2Iw
>>291
アリスたんと杏たんが共謀してムッくんいぢりw
294:名無しさん@ピンキー
08/06/01 22:27:39 6j+XfBH/
灯里とあかつきんは恋人としては発展しそうにない気がする
アリシアさんみたいに灯里もいつの間にか結婚してそう
295:名無しさん@ピンキー
08/06/05 21:35:16 XKlIL+5r
ほ
296:名無しさん@ピンキー
08/06/08 11:41:46 H/U5qOPT
しゅ
297:名無しさん@ピンキー
08/06/09 20:11:07 LY7ybcOs
ほしゅひゅうまw
298:名無しさん@ピンキー
08/06/10 19:05:28 N3Nz4DmW
暁の兄貴の名前なんだと思う?
299:名無しさん@ピンキー
08/06/10 19:12:59 qYoBpQrA
出雲新太
ソースは月刊ウンディーネ
300:名無しさん@ピンキー
08/06/11 23:27:08 UdYHUa77
>>298
5巻のカバー外せ。
301:名無しさん@ピンキー
08/06/12 20:25:14 SZUX4MSQ
age
302:名無しさん@ピンキー
08/06/15 11:00:00 yAdn3N0M
なんか書いてよw 暁灯里で出来ちゃった婚とかw
303:名無しさん@ピンキー
08/06/16 00:34:14 A/TQV6zr
アイがアリアカンパニーに入社して、3ヶ月がたった
彼女はとても努力家で、操舵技術もメキメキと上達している
「灯里さん、練習行ってきます」
彼女は元気に出ていった。同じシングルの仲間との合同練習だ
「行ってらっしゃいアイちゃん」
そう言った灯里の笑顔は、対照的にどこか疲れているようでもあった
灯里は仕事の準備をしながら、自分の友人たちのことを考える
藍華は任された店舗の経営も上々で、自身も人気ウンディーネとして活躍している
アリスも既にオレンジプラネットのエースとして、先輩であるアテナすら追い抜く勢いらしい
一緒に頑張ってきた仲間が活躍する姿はとても嬉しいと灯里は思う
しかし同時に、自分の現状と比べると惨めにもなる
アリシアが引退してから、アリアカンパニーの業績は右肩下がりになっていった
初めはいろいろな人の紹介で来る客がいたので、なんとかやっていけたが、その客も二回目はほとんど来ない
「さて、私もそろそろ行こうかな」
ほとんど予約のない灯里は、朝から晩まで、街に出て客を探す
見つからないときには、昼食の時間さえ惜しみ、仕事をした
休日返上で働いて、生活を切り詰めて、どうにか会社を運営出来ている状態である
本音を言えば、アイにもトラゲットなどをして、少しでも業績の足しにしてほしい
しかし、アリシアが自分に自由にさせてくれたように、アイにも自由にさせたいのだ
夏場、炎天下の中、ろくな休憩も取らず、灯里は仕事をした
疲労と、経営に関する心労で食事も喉を通らない
「灯里さん……私が作った料理、やっぱりおいしくなかったですか?」
料理に手をつけない灯里に、アイは不安そうに聞く
「ううん、そんなことないよ。ちょっとお昼ご飯食べ過ぎちゃって……」
アイに心配させまいと、彼女の前では極力明るく振る舞う
「で……今日はこんなことがあって…」
合同練習の話を楽しそうに語るアイ
その笑顔を見て、やっぱり彼女には余計な心配や苦労はかけさせないようにしようと、改めて灯里は決意した
しかし、この状態をどう改善すればいいのだろうか……
それを考えるには、灯里はあまりにも疲れすぎていた……
304:名無しさん@ピンキー
08/06/16 00:54:23 r8z6Lf+5
>>303
どっか別のスレで見たなコレ。
個人的には欝モノはあまり・・・。
305:名無しさん@ピンキー
08/06/16 01:05:14 A/TQV6zr
>>303
灯里スレにも投下したことあるから多分それだと思います
306:名無しさん@ピンキー
08/06/16 22:57:10 OFP+KBfh
>>303
これは続きがきになるぜ。。
307:名無しさん@ピンキー
08/06/16 23:15:40 E0e9iL/y
灯里はすごく人当たりがいい娘だから、リピーターがつかないってことは無いと思う。
エロパロにするのはいいけど、キャラの設定を変えてしまったら元も子もないかと
308:名無しさん@ピンキー
08/06/17 00:18:10 I4IhbJUH
>>303
これは期待
309:名無しさん@ピンキー
08/06/17 00:43:29 uY3M6Ias
あんた、また痩せたんじゃないの?」
忙しい合間を縫って遊びに来てくれた友人の心配そうな声に、灯里は明るく返した
「へへ、ちょっと夏バテしちゃって……」
無理に笑顔を作ったが、付き合いの長い藍華には、灯里の体調の悪さが見てとれた
日々の激務から来る疲労、食欲不振、不眠症、最近では昼夜問わず頭痛がした
「会社、大丈夫なの?」
藍華の耳にもアリアカンパニーの業績悪化の話は届いているのだろう
「うん……なんとか」
弱音を吐くわけにはいかない。
「なんとかって……ほとんど休みもとってないんでしょ?」
灯里は二ヶ月前に会ったときよりも少し痩せて、顔色も青白く、疲労はピークに達しているように見えた
問題は体調面だけではない。以前はよく笑っていたのに、今は伏し目がちで、たまに見せる笑顔もどこか痛々しかった
精神的にもすっかり参ってしまっているのだろう
「あっ、紅茶もう一杯作ってくるね」
そう言って立ち上がった灯里だったが突然ふらつき、テーブルに寄りかかるように手をついた。その衝撃で、テーブルの上にあったティ-カップは床に落ちて、粉々に割れてしまった
「灯里大丈夫!?」
灯里の様子に驚き、慌てて駆け寄る
「あっ、ごめん藍華ちゃん。うん……平気、ちょっと眩暈がしただけだから」
灯里の額からは大粒の汗が流れ落ち、呼吸も荒かった
「こんなの……全然平気じゃないわよ……。こんなこと続けてたら……」
藍華は自分が泣いていることに気づいた
藍華はアリアカンパニーが好きだ
偉大なグランマやアリシアが守ってきた、この会社の大切さも分かる
でも……友人……本当に大事な友人と比べたら、会社や伝統なんて比較するのもくだらないほど卑小なものだと、藍華は思う
「灯里!もう……」
「藍華ちゃん、覚えてる?」
藍華の声を遮るように、灯里は話し始めた
「藍華ちゃんとアリスちゃんと私で、アクアで一番のウンディーネになろうって約束したよね」
その声はとても美しく、優しかった
「藍華ちゃんもアリスちゃんもその約束に向かって頑張ってる……だから私も頑張れるんだよ」
そのときの灯里の笑顔は、以前と少しも変わらない彼女らしい笑顔だった
藍華はもう何も言えなかった
このまま行けば、きっと取り返しのつかないことになってしまうだろう
それでも藍華は何も出来なかった
灯里がこれほど頑張っているのは、会社のためでも伝統のためでもなく、あの日の約束を守るためだと知ってしまったから……
310:名無しさん@ピンキー
08/06/17 00:47:21 O4TYGnVw
ヤバイ… 気になるじゃねぇか!
311:名無しさん@ピンキー
08/06/17 01:30:37 3TZ9cvNp
どんどん堕ちていってほしい・・
312:名無しさん@ピンキー
08/06/17 04:34:32 HdI3ZKMK
見たくない…。しかし見たい!
313:名無しさん@ピンキー
08/06/17 23:23:00 O4TYGnVw
つ…続きはまだか…
314:名無しさん@ピンキー
08/06/18 00:12:35 m1PnLjML
灯里が救われますように悪い方向に進みませんように(ToT)
315:名無しさん@ピンキー
08/06/18 01:15:23 lHqATczY
ううっ 涙が出てきよった…
316:名無しさん@ピンキー
08/06/18 01:21:29 9nLatzYW
借金するんだろ、これからw
で、返済に困るとかw
317:名無しさん@ピンキー
08/06/18 04:18:23 G09H2IU8
灯里が倒れた─
アイからその一報を受けた藍華は仕事を早々に切り上げ、灯里が運ばれた病院に向かった
院内に入り、灯里の病室の近くまで来たとき、困惑するアイを見つけた
「藍華さん…………」
アイはすっかり取り乱した様子で、藍華に駆け寄ってきた
「………………」
「わ、私、どうしたら……まさか灯里さんが……」
藍華は目の前が真っ赤になるのを感じた
アイの無神経さに腹が立ったのだ
そして次の瞬間には、平手でアイの頬を打っていた
「なんで気付いてあげなかったの!?灯里は……灯里はあんたのために……」
自分は卑怯だ、と藍華は思う
灯里はアイに余計な心配をかけないように振る舞っていた
だからアイが灯里の異常に気付かないのは、仕方がないことなのだ
一方自分はどうだろうか……
それに気付きながら、何も出来なかった。いや、出来ることはあったはずなのに……何もしなかった
そして今はアイに、その全ての責任を押し付けているだけではないか
「うっ……ぐすっ……」
立ち尽くしたまま、涙を拭うアイを残し、藍華は灯里の病室に向かった
灯里はベッドを起こし、窓の外の風景を眺めていた
「あ、藍華ちゃん来てくれたんだ」
病室のドアを開けた藍華に、灯里は笑みを投げかける
「……灯里」
その笑顔はシーツの白さと相まって、病的なほどの蒼白さを藍華に感じさせた
「えへへ、倒れちゃった。お医者さんは疲労がたまってたんだろうって」
灯里は不注意でカップを割ってしまったときのように、照れながら言った
「しばらくゴンドラは漕げないって……」
しばらく……と灯里は言ったが、もう二度と漕げなくなる可能性もある
肉体的な疲労はすぐ回復するだろう
しかし問題は精神的な方だった
毎日長時間働かなければ、会社を存続していけないという強烈なプレッシャーとストレスは、灯里の心を確実に蝕んでいた
「藍華ちゃん……お願いがあるの」
黙って、ただ俯いていることしか出来ない藍華に灯里は言った
「アイちゃんを、姫屋で預かってくれないかな」
なんとなく予想は出来ていた……
今回灯里が倒れたことで、ARIAカンパニーは休業せざるを得ないだろう
そのためアイが今まで通りの練習を続けるには、他会社へ移籍する他はない
「うん、いいわよ」
そんなことで灯里が少しでも救われるなら、いくらでもしてあげたいと藍華は思う
「ありがとう藍華ちゃん」
二人は久しぶりに笑顔を見せあった
しかしその笑顔も、かつて二人が同じ夢を目指していたころのそれとは、悲しいほどにかけ離れていた
「灯里は……完治したら……どうするの?」
藍華は最も重要なことを聞いた
彼女は本人さえ頷けば、アイとともに灯里を姫屋で引き取ることも考えていた
しかし灯里は藍華にとって最悪の答えを出していた……
「私は……もう少し頑張ってみるよ」
灯里は精一杯の笑顔で答える
藍華は愕然とした……
彼女はこれ以上、何を頑張るというのだろうか……
318:名無しさん@ピンキー
08/06/18 04:21:41 G09H2IU8
遅れてすいませんでした
前の2つは結構前に書いたものを投下しただけで、本来続きはなかったんですが、とりあえず書いてみました
もうネタ切れなのでたぶんこれで終わりです
319:名無しさん@ピンキー
08/06/18 17:57:54 loFSe8Y+
頼むから続き書いてくれ あと…できればハッピーエンドで頼む
320:名無しさん@ピンキー
08/06/18 20:30:45 HRs8pXQn
もし、318氏が続編を描かないのであれば、誰か続きを・・・
堕ちていく灯里がみたい・・・