【はいぱあ】森生まさみ作品でエロパロ【小林クン】at EROPARO【はいぱあ】森生まさみ作品でエロパロ【小林クン】 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト600:名無しさん@ピンキー 11/03/21 15:26:44.90 UbyFPz7t 保守 601:名無しさん@ピンキー 11/04/03 04:26:35.50 /E1DVYfz ほしゅ 602:千尋×吹雪 11/04/08 11:12:14.02 1Lk4G7dx あれ・・・・・気がついたら美しい顔を見上げている状況になっている。 いつもの悪態も不思議なぐらいに出てはこない。 変わりに呼吸が止まってしまったかの様に息がとまった。 「あれ?抵抗しないの?吹雪ちゃんらしくもない」 軽い感じのいつも通りの千尋の冗談、いつもなら顔面にパンチして終了。 少しアルコールが入ったせいだろうか?眩暈がする。 でもすぐにその可能性を否定する。お酒には強い。 就職してからはそれなりのお酒の付き合いは経験している。 まさかビール3杯で酔ったりするわけがない。 「はやく・・・どいて」 ようやく口から出た言葉もいつもの悪態ではなかった。 自分は思ったより弱りきっている。 そしてこのサド男にすがっているのかもしれない。 健吾とつきあって8年、それなりに平和に過ごしていた。 だから少し前から健吾の様子が違って見えたのも仕事が忙しいんだろうと勝手に片づけた。 昔、まだ健吾と付き合っていない頃、初恋の女の子の話を聞いた事があった。 健吾はその女の子を好きになったと同時に、自分が言った言葉をずっと後悔していたんだと・・・ その生真面目な性格をその時はただほほ笑ましく思っていたんだ。 仕事関係の繋がりでその子に再開したと健吾に聞いた時に、あーと思った。 本当に馬鹿正直だと。告白されたけどきちんと断った。そう健吾は言った。 私に笑いかけた顔は傷ついて悲しげに映った。 「別れよう」 本当は別れたくないのに、そうしたくないのに一言告げて走った。 「待て、吹雪」 後ろから呼びかける声が聞こえたけど、止まらなかった。 健吾は追っかけてはこなかった。 いつもいつもどんな時も、喧嘩して必ず追いかけてくれた。 それがすべての答えの様な気がして。 私は卑怯だ。この先に待っているかもしれない健吾からの別れを聞きたくなくて。 健吾の悲しい顔を見たくなくて、自分が邪魔かもなんて思いたくなくて、自分から別れを告げた。 そして最後に試したのだ。彼の気持ちがどこに向いているかを。 足は重く鉛のようだ。眼からは勝手に水がでてくる。 下を向いて歩いていると誰かに激しくぶつかった。 「ごめんなさい」 ハッとして顔をあげると見慣れた無駄に美しい顔がこちらを見下ろした・・・・ 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch