14/08/20 21:45:15.02
君の素性は全て理解しているよ。
政府に報告するにも私の説明を聞いた方が楽だろう…？こそこそ、調べないでも済むのだから…。
（元自衛隊特殊部隊非合法組織第1部隊リーダー別名「ブラックバード」所属。）
（現在は政府直属の我々秘密研究所監視班兼事が有れば全てを闇に返す権限を持つ男）
（プロフィールを思い出しながら一見風采の上がらない男を演じる警備員に笑いかけて）
…はは、驚いた顔だね？私にはこの研究所を統括する権限が与えられているのでね。
そういう事も全て理解しているつもりさ。
（おどけた口調で怖がる演技をしながらも情報を聞き出そうとする男に向かって笑い掛ける）
クローン…さすがに鋭いね、…当たらずとも遠からずと言った所かな、ふふっ
ただ、我々が現在知っている生物とは…かなり違っているとだけ言って置こうか
見掛けはこんなに人間そっくりだとしても…ね。
（金色の髪を指先で摘み警備員の目の前でふわりと落として…）
まあ、ラブドールでは無い事は保証してあげよう、…あはは。
…残念かね？
（問いかけるように男に向かって）
実際問題、この生物をどう扱えば良いのか…研究所内でも意見が別れて居るのだよ。
危険だと見做し即座に焼却してしまえと言う意見。
いや、…新しい生命体として認知し我々で管理せよと言う考えの者
或いは厄介者として本国へ送り返せと言う者。
（テーブル周りをコツコツと軽快な乾いた足音を立てながらシーツを持ち上げては
…中を覗きこんで異常が無いかをはぁはぁと興奮しながら確認する）
ただまあ、私の一存でこうしてここに…。
彼女の名は「イブ」。……自分でそう言ったらしい。
…らしいと言うのはそれを確認した者が既にこの世に居ないからなのだがね。
（丁度男に説明を終わった時、それを待って居たかのように少女の唇が動いた。）