14/08/20 04:29:38.72
あっ、これは…どうも
（ドアの影から声を掛けられ声の主へと返事を返す。）
（確か…この人は見掛けはともかくとしてプロジェクトを一つ任される程の優秀な人だったな…。）
○○さんこそ遅くまでご苦労様です。
今日も、研究所にお泊りですか…？
えっ！？
（気になりはしていたが立場上詮索するのは不味いと思っていた部屋の中央のテーブルの上に乗せられたそれ…。）
（シーツを顔の部分だけ退けられたそこには…、若いと思われる美少女と言っても良いような顔立ちが見られ）
（急に心の臓がドキドキと鼓動を強めたのを意識する）
いや、しかし…私に見せるのは不味いのでは…
守秘義務が有るのでは無いですか…？
もう、これ以上は…
（言いかけた時、男の手がおいでおいでと言うように動き、なぜなのか誘われるままテーブルに近寄ってしまった。）
（間近で見るとその顔は推定年齢15～20歳といったところか…コンテストにでも出れば優勝も狙える程の気品と顔立ちが見て取れる）
（ゴクリと唾を飲んで…今にも目を開けそうな少女の顔から目が離せず）
綺麗な女性ですね…眠っているだけなんですか？
それとも…
（一見生きているように見える肌の色…もしくは、まだ時間が経って居ないだけか…）
（この研究所では良くある事…それ以上は口に出来ず小さく呟いた。）