母親が他人に侵される 漫画・小説 #14at EROCOMIC
母親が他人に侵される 漫画・小説 #14 - 暇つぶし2ch772:多部聡の憂鬱 ◆pQBymCKmbj68
13/12/11 23:47:59.64 YeM7N7i9
73.
母さんの衝撃的な事件の話は、しばらく続いた。
母さんはその時、何も抵抗できなかったのだという。
抵抗したら殺されるかもしれないという恐怖に体が動かず、男たちの意のままにされたらしい。
無抵抗な母さんを、男たちはくみし易しと侮り、かわるがわる凌辱した。
そして、すべてが終わった後、車から放り出すように解放したのだという。
だが、母さんはその車のナンバーを記憶した。それが精一杯の抵抗だった。
「…でも家には帰れなかった。両親に会うのが怖くて、そのままあてもなく駅まで戻って」
「だんだん自分に何が起こったか分かってきて。がくがく身体が震えて」
父はその頃、大学の短期留学制度で半年間、フランスへと渡っていた。
誰にも頼れず、母さんは、気が付くと"勇人"に電話をしていたのだ。
「…勇人は飛んできてくれた。駅前のベンチで勇人を見たとたん、私、わあわあ泣いて」
母さんは勇人にだけ、すべてを打ち明けた。
勇人は警察に行くことを勧めたが、母さんは怖くてそれが出来なかったのだという。
「両親や…周りの人に、そして聡一さんにも。知られてしまうのが、怖かった」
そして母さんは次の日からも普通に振る舞った。大学もアルバイトも休まなかった。
だが、そんな状態で精神を普通に保てるはずなどない。
ある日、大学の帰りに母さんは発作的に、駅のホームから走ってくる電車に飛び込もうとした。
その時母さんを救ったのは、事件以後、2日と空けずに母に寄り添っていた勇人だった。
「その夜、私─、勇人に抱いてもらったの」


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