13/02/12 23:26:13.68 CSzL3O/W
さて午後6時20分、メシです。
何とか牛、何とかの盛り合わせ、何とかサラダ、何とか汁、何とかの盛り合わせ、何とかアイス苺添え・・・的な感じ。
で、父さんの前には6本ものプレモル。普段はのどごしで我慢してる父さんのめいっぱいなぜいたく。
まあ牛は美味かった。けど、何で旅館の肉ってあんなに薄いのかね?食い盛りなら2秒で食える量。
あとここは山の中なのに刺身盛り合わせ。サーモンだけが俺のジャスティス。真実の王者。
父ちゃんの「さあ食おうか」の言葉を合図に、家族4人でいただきます。
食が進むにつれ母さんのサーモンが俺に。俺の煮物が母さんに。父さんのアイスが文哉に。
父さんは何にももらえてないけど・・・ビールで満足らしい。
「なあ母さん、お前も呑むよな」
「えー」
「呑めよー、前は一緒に呑んだだろ」
「もうっ」
何だこの微妙にラブラブ加減は。こりゃさっきの「夜一緒に温泉」の可能性が高くなってきたな。くそっ。
というわけで母さんもプレモル1杯、いや、2杯・・・ん?3杯!?
案外呑むな母さん。家じゃ全く呑むとこ見た事ないのに。
「んー、おいしー♪」
「だろ、だろ!いやー、家族旅行っていいなーっ!」
・・・バカ親だぁ。このテンションは確かに楽しい。父さん登場でほとんどエロ要素は吹き飛んじゃったし。
相変わらず文哉は笑っちゃいない。けど、父ちゃんのアイスをいただいて不機嫌な顔じゃなくなってた。
一応テレビもつけてたし。文哉の好きな芸人食事バラエティやってたから少しニヤニヤし始めた。俺らは見てなかったけど。
なんか大人2人がハイテンション。父さんは完全に酔っ払い、母さんも顔赤くていつも以上にニコニコ。
「・・・いやー、食ったな。みんな食ったな!ごちそうさまでした」
「ごちそうさまでしたー。お父さんありがとー!」
これも大人2人がお互い顔を見合いながら大騒ぎ。俺は苦笑いで、文哉はテレビ見たまま「ごちそうさま」完了。
「さあ、腹もふくれた事だし・・・よし、一緒に風呂入るぞっ!」