11/01/09 13:39:07 kycNc4Oj
12月に幻冬舎が凌辱・調教系を大量リリースしたおかげで、年末から年明けは官能小説三昧となったw
そこで読んだ作品のショートレビューなどを少々。【】内は個人的10段階評価
越後屋「女王の身動ぎ」 【6】
夜の飼育シリーズの6作目 今回はSの女王をM女に仕立てる そこに新味が
ただしエロ自体はオーソドックス 派手さはないので若い世代には不向きかも
逆におやじ世代にはお奨め 理屈っぽい調教師(源次)には感情移入できないがw
藍川京「いましめ」 【10】
ずっと読みたかった作品 元は1998年出版の「鬼の棲む館」(日本出版社)
藍川作品の中では過激度トップクラス 性奴に堕ちるプロセスが繊細に描かれている
定番のラビアピアスも有り ただし個々のエロは短め 個人的には大満足
若月凛「公家姫調教」 【7】
勝気なヒロインが処女のまま調教される エロ描写にも古風なエッセンスが盛りだくさん
女性作家にしてはえぐい責めも(乳首と陰核の糸縛り・針責めetc)
浣腸シーンが序盤にあるのは珍しい だが中盤からデレデレの展開へ 最後はハッピーエンド
雨乃伊織「弟の目の前で」 【8】
デビュー作 作風は由紀かほるや舘淳一に近いかも エロ描写はフランス作品に比べて短め
ただしバリエーションは多い 精飲・浣腸・肛門破瓜etc王道の責めも完備
終盤には刺青まで なぜか文体はミステリ系 しかし表紙と内容のギャップがすごいなw