09/04/28 15:05:26 /8s80aW6
モゾモゾと動き続けていたせいで、密着している彼の太ももや股間を刺激してしまっていたのだ。
まだ完全に勃起しているわけではないようで、若干の柔らかさが残っている。
「す・・・すいません・・・。」
上野の耳元で彼が小さく囁いた。
互いの肩の上に顔を乗せるような状態で密着しているので
顔を確認する事は出来ないが、どうやら若い男性のようだ。
「い、いえ、こちらこそすいませんー。」
顔を赤らめながら恐縮する二人はまるでお見合いでもしているようだが、
互いにその顔も見ないまま胸や股間を密着させているという不思議な関係である。
言葉を交わした事で、恥ずかしさが一層こみ上げてきた。
“おやおや樹里ちゃん、どうかしたんですかぁ~?”
「な・・・なんでもないですー・・・。」
仕事仕事で、随分とご無沙汰気味の上野。
恋人とも、もう付き合っているのかどうか判らなくなるくらい会っていない。
人気女優である前に、一人の健康な女性である。
彼の息遣いや微かな汗の匂いまでもが、上野に性的なものを連想させてしまう。
意識すればするほど、アソコがどんどん湿り気を帯びてくる。
“あらまあ樹里ちゃん、すっかり濡れちゃってますねぇ~。”
どこから撮っているのか、ディレクターのカメラはしっかり働いているようだ。