08/11/24 19:55:53 fz0nAKLX
(なんか知んねーけど、オナ●ーを眞希に見られる以外はラッキーじゃん!彼女と別れて溜まってたし。
ん?でも親に見つからないようにしないとな…)
少年は、一階の両親が気になり階段を下りて様子をうかがうが、
二人ともソファーに腰掛け、寝間着のまま大河ドラマに夢中になっている。
(これなら暫くは安心だな、よし…なるべく静かに…。ちゅーか、いっつも大河見てるな。)
少年は再び眞希の部屋を目指し、ゆっくり階段を昇る。
廊下を歩く足音、床板のきしむ音、自分の心臓の鼓動がやけに大きくきこえる。
泥棒は、人の家に入る時はこんな感じなんだろうと少年は思った。
だがドアの前で一旦立ち止まり、少し躊躇する。
彩ほどの美少女に淫らな誘いをされて、それを断れる男などいないだろう。
今更引き返したりは出来ないと、覚悟を決めて少年は眞希の部屋のドアノブをきっと睨みつける。
(眞希…ごめんな、部屋借りるだけだから)
少年はドアノブをゆっくり回し、ドアを手前に引く。
ドアノブの冷たさが逆に自分の火照った体を意識させる。
ドアの軋む音と共に、中からいかにも女の子の部屋という甘い香りが、少年の鼻腔をくすぐる。
少年はその匂いを楽しみながら、眞希の部屋に入り、バタンとドアを閉める。
部屋の中はアイドルとしての多忙な生活もあり、本来はきれい好きの眞希の部屋は、
服も脱ぎっぱなし、本も読みっぱなしで意外と散らかっている。
(もう少し片付けろよな。……しかし、ここでオナニーするのか。なんかドキドキするな)