08/08/07 09:26:36 yvGE1ArI
>>166
あったのかw
どんな内容だったんだろう
やっぱファスアと言えば、2巻の陵辱ネタか?
168:名無しさん@ピンキー
08/08/07 22:59:52 tFCrgryL
>>165
OVA版だね。
クロノス星と地球の常識の違いをついたストーリーで、なるほどって感心したわ。
>>167
どっちかと言うと腐向けの、テイラノとの純愛ものだったはず。
アニメ誌の投稿常連さんが集まって作ってた本だったと思った。
169:名無しさん@ピンキー
08/08/09 19:44:29 UEkcDVn6
>普通の女の子
ソレ(・∀・)ダ!!
エロだけじゃなく、萌え属性も重要ですよね。
>こんなシーン
そうでしたか。羽原さん、アニメディアでは体操服をやたら描いていた記憶が;^^
>同人誌
俺も>164のヤツしか知らないです。
希少なのかしらん。
同じ葦プロのアニスはやたらと同人誌があるけど、
レイナのは種類が少ないですよね。アニスに比べると。
>ファスア
白状すると、ティラノは読んだこと無いんです。
当時貧乏だったので、買うかどうしようか散々悩んで、結局買わなかった(つД`)
本当はファスアのスレなのに、居候してすみません。
ファスア書きたい方はどうぞ書いてくださいね。
>腐女子系
腐女子というとどうしてもロム兄さん×ガルディ兄さんとかを想像してしまry
170:名無しさん@ピンキー
08/08/09 19:46:57 UEkcDVn6
レイナ×タイラント編がだいぶ固まってきました。
予告編じゃないですけど、概略を。
京子、サラ、ゆうこを取り戻そうとタイラントに戦いを挑むレイナ。
タイラントは三人を解放する代わりにレイナ自身を求めます。
三人を救うために求めに応じるレイナにタイラントの毒牙が…
みたいな感じになりそうです。
23日投下目標です。あと2週間お時間ください。
m(_ _)m
171:名無しさん@ピンキー
08/08/12 07:50:11 oS3xAOxf
原案がまとまったようで、もうじき拝見できるのを楽しみに
しております。
たまたまコミック版夢幻戦士ヴァリスの一巻目でセーラー服で
戦うシーンがありますが、麗奈も漫画にするとこんな感じにな
るんですかね
172:名無しさん@ピンキー
08/08/14 18:57:19 RFEPPeQw
>>161
>>164
>>169
作者さんのサイト見ると、夏コミに少し持ってくるって書いてるね
質問したのは、このスレの住人?
173:名無しさん@ピンキー
08/08/15 07:22:23 wdOZzdyQ
夏コミで新作あると有り難いねぇ
174:名無しさん@ピンキー
08/08/15 14:47:32 aRuw2h/8
ネタものはサンクリでって書いてるから、そっちでは可能性あるかもな
175:名無しさん@ピンキー
08/08/17 02:33:08 qoG5VFjv
こんばんは。
お盆で仕事がそれほど忙しくなかったので;^^
一気に書き上げてしまいました。
前回の倍近いボリュームになってしまいましたが、
よかったら最後までお付き合いください。
予定より一週間早いですが、投下しまーす。
176:名無しさん@ピンキー
08/08/17 02:33:47 qoG5VFjv
レイナ×タイラント編
レイナは選択を迫られていた。
目の前にいる、少女達の時を喰らいつづける、”タイド・タイラント”という化け物に。
地球に降り立ったレイナは何かの力に導かれるように、”帝都女子学院”に転入し、
ナミ、京子、サラ、ゆうこと知り合った。
彼女達との触れあいの中で、レイナはタイラントという化け物の存在に気づく。
タイラントはナミを利用し、京子、サラ、ゆうこを篭絡して、彼女たちの時を奪おうとしている。
彼女達を取り戻すべく戦いを挑むレイナにタイラントは二つの選択肢を提示した。
ひとつは正面からタイラントと戦うこと。
剣狼の力をもってすればレイナがタイラントを倒すことは可能だろう。
しかし、タイラントがレイナに倒されるまでに、京子達の時はタイラントに吸い尽くされてしまうかもしれない。
これ以上の犠牲を出さないために、京子達を見捨ててタイラントを倒すべく戦うか。
もうひとつの選択肢は、三人の少女達を解放する代わりにレイナ自身の時をタイラントに捧げること。
タイラントは他の少女達とは違う、ハイリビードに満ち溢れたレイナの存在に初めから目をつけていたのだ。
そして、レイナが決して他の少女達を見捨てることができないことも見抜いていた。
レイナには選択の余地は初めからないに等しかった。
177:名無しさん@ピンキー
08/08/17 02:34:16 qoG5VFjv
帝都女子学院の深夜の校舎の屋上に対峙する人影がふたつ。
遥麗奈ことレイナ・ストールとタイド・タイラント。
京子、サラ、ゆうこの解放と引き換えに、剣狼を手放し、スーツを除装したレイナは
一糸まとわぬ姿でタイラントの前の冷たい床の上に立ち尽くしている。
タイラントの絡みつくような視線をさえぎるものは、レイナの2本の腕のみ。
片手で胸を覆い、片手は下腹部へと伸ばし儚い抵抗を試みる。
校舎の屋上にある時計塔の下には、タイラントの懐中時計から解放された、
京子達が気を失い倒れている。
「では、約束通り、お前の時を味わわせてもらおう。」
タイラントはその口を歓喜にゆがめるとレイナの身体を嘗め回すような視線を送りながら
ゆっくりとレイナに近づく。
レイナは頭の中で考えをめぐらせていた。
チャンスは京子達が開放された直後。
京子達を開放することと、レイナの時を奪うことに気をとられているこの瞬間なら、
付け入る隙はあるはず。
レイナの必殺の天空宙心拳旋風蹴りでタイラントにダメージを与える。
ガルディやロムに比べ、力の弱いレイナは、そのハンデを埋めるため、
幼い頃から足技を中心に鍛錬を積んできた。
剣狼が無くとも、タイラント程度の相手に遅れをとることは無い。
万一仕留めそこなったとしても、再び剣狼を手にする時間は稼げるはず。
タイラントはレイナの読み通り、レイナの身体に視線をめぐらせることに集中している。
戦士である以前に、一人の少女としての心が、その視線に負けそうになりながら、
レイナは、そのチャンスを待ち構えている。
178:名無しさん@ピンキー
08/08/17 02:34:59 qoG5VFjv
タイラントがレイナの旋風蹴りの射程圏内に踏み込んだ。
(今!)
この瞬間を待ち続けていたレイナは必殺の蹴りを繰り出す…はずであった。
しかし、レイナの身体は動かない。いや、身体を動かせない。
レイナの二の腕と足首に絡みつく四本の腕のせいだった。
恐ろしく体温の低いその腕は、しっかりとレイナの二の腕と両足首に絡みつき、
レイナの四肢の自由を奪う。
後ろから、レイナの首筋に冷たい息が吐きかけられる。
想像もしていなかった事態に、レイナは振り返ることもできず、
目前のタイラントを呆然と凝視している。
身体中にふつふつと鳥肌が立っていくのが、レイナ自身にもわかる。
「お前の考えなどお見通しだよ。私の肉体はひとつではないのだ。」
目前の美しい顔をしたタイラントは、そうレイナにタネ明かしをする。
恐る恐るレイナが振り返ると、そこには目前のタイラントとは似てもにつかぬ、
老人の顔をしたタイラントがレイナの背後に立ってニヤニヤと笑みを浮かべている。
足下に目を移すと、床下に溜まったレイナの影の中から二本の腕が伸びてレイナの両足首をつかんでいる。
やがて影の中からズルリと頭頂部を表したのは、上下に醜く顔をつぶされたようなタイラントだった。
ククク、ヒヒヒ、フフフ
周りからタイラントの不気味な笑い声が響いてくる。
口元に不適な笑みを浮かべたまま、タイラントが着ていたマント状の衣服を脱ぎ捨てると、
その下には、線が細く、しかしがっしりと筋肉質で手足の長い四肢の身体があった。
レイナの背後でも衣服を脱ぎ捨てる衣擦れの音がしている。
179:名無しさん@ピンキー
08/08/17 02:36:32 qoG5VFjv
タイラントは真正面からレイナに顔を近づけ唇を奪う。
(冷たい…!)
タイラントの唇から伝わってくる体温はとても低く、人のそれではない。
タイラントの舌は生き物のようにレイナの口中に挿入しようと唇をこじ開けにかかる。
「や、いやっ!」
レイナはそうされる前に顔を横に背ける。
しかし、四肢を拘束された状態では、せいぜい顔を背けるのが精一杯の抵抗だ。
タイラントはニヤニヤと笑みを浮かべながら、手をレイナの顎にあてると、
ぐい、と自分の方に向き直らせる。
レイナの顎に当てられたタイラントの手も、まるで氷のように冷たい。
再びタイラントに顔をむけられたレイナの目には怯えの色が走る。
タイラントは先ほどよりも深い口付けをレイナに求める。
「んーっ!」
もはや抵抗は無意味と悟ったか、レイナは瞳を閉じ、身を硬くして、
その行為が終わるまでじっと耐えている。
執拗に口中を弄ばれている間、背後の老人のようなタイラントは、片手でレイナの
両手首を押さえ込むと、空いた片手でレイナの白い乳房をまさぐり始め、
レイナの耳を後ろから舌で嘗め回す。
足下の醜いタイラントは影の中から上半身を表し、レイナの細く美しい脚を下から上へと
舌で嘗め回しながらゆっくりと昇ってくる。
180:名無しさん@ピンキー
08/08/17 02:38:34 dORLf6AX
(や…、いや、ダメ…)
体中を氷で嘗め回されているような感覚に、レイナは胸中で必死の抵抗をしながらも、
体中から力が抜けていくのを自覚する。
ようやくタイラントが唇を離すとレイナとタイラントの唇の間に唾液の橋が一瞬かかり、
すぐに左右に離れていく。
同時に、レイナの下半身は糸の切れた操り人形のようにその場にしゃがみこんでいく。
レイナがしゃがみこんだそこには、床から半身を出しているタイラントの顔が位置していた。
醜いタンラントは、待ち構えていたかのように、舌でレイナの秘所をゾロリと舐め上げる。
「いや、いやぁっ」
レイナは短い声をあげ、首を左右に振ってイヤイヤをするが、手首を後ろ手に押さえられ、
地面からは醜いタイラントが両腕を外側からレイナの腰に回し、身体の自由を奪っている。
「美味い、美味いぞ…」
と醜いタイラントは悦楽の声を上げながら、指先でレイナの秘所を左右に押し開くと、
舌先はクリトリスへとたどりつく。
ほどなく、レイナの秘所からは愛液が溢れ出す。
「ククク、嫌がるわりには溢れてくるなぁ」
タイラントがレイナを挑発するように言葉を浴びせながら、抉り出したクリトリスを
舌で転がし続ける。
レイナのクリトリスはタイラントの愛撫に抗いきれずに屹立していく。
背後からは老人のようなタイラントが両手をレイナの胸に伸ばし、
白い乳房を包み、ゆっくりと弄んでいる。すぐにレイナの乳頭は自らを守るかのように硬くなる。
「柔らかい、柔らかいぞ…」
レイナの肩に顎をのせ、肌の柔らかさを楽しむように、タイラントはレイナに頬ずりをする。
レイナの腕の戒めは既に解かれているのだが、止まることの無いタイラントの責めに、
レイナはそのことに気づかないほど心を乱されている。
181:名無しさん@ピンキー
08/08/17 02:39:13 dORLf6AX
氷のように冷たいタイラントの身体に愛撫されるレイナは、声を殺してその屈辱に耐えていた。
いや、耐えているのは屈辱だけではない。
タイラントの愛撫は、レイナの身体に快楽をもたらし始めていた。
(いけない…ダメ…)
幾度と無く流されそうになる心を懸命に引き戻そうとするが、
愛液の横溢は止まることなく、あえぎ声すら漏らしそうになる。
レイナの身体の奥底に火がついたかのように、とめどなく溢れ出す快楽を求める感情は、
もはや抑えきれないところにまで来ていた。
頬が火照り、息も荒くなり始めているのが自分でもわかる。
「助けて…、ロム兄さん…」
小さな声でレイナはそうつぶやく。
その声が聞こえたのか、タイラントは突如愛撫をやめ、身体をレイナから離していく。
怪訝な表情を浮かべ、ぺたりと床上に座り込んだレイナは眼前のタイラントを見上げるが、
タイラントは無言のままレイナを見下ろしている。
ドクンッドクンッ
愛撫を止められ、レイナの胸の鼓動は激しさを増し、子宮の奥が次第に熱を帯びていく。
レイナの視界に、タイラントの肉棒がちらつくと、思わずゴクリと唾液を飲み込んでしまう。
(ああ…、挿入(いれ)て…、イヤ、ダメ、私、何考えてるの…)
欲情に溺れそうになるレイナの脳裏を悲しそうなロムの顔がよぎる。
(ロム兄さん…、そんな目で見ないで…)
必死に葛藤を続けるレイナにタイラントは揺さぶりをかける。
「欲しいのか?」
「…!」
胸の内を見透かされていることを悟ったレイナの心の堤防は一気に決壊していく。
「…はい。」
レイナはタイラントを正視できず、うつむいたまま小さな声で答える。
タイラントはニヤリと口を歪めると、レイナに命じた。
「では口でしてもらおうか」
レイナが不安な眼差しでタイラントを見上げると眼前にはタイラントの肉棒が突き出されていた。
182:名無しさん@ピンキー
08/08/17 02:39:56 dORLf6AX
「さあ、勃たせるんだ」
タイラントはレイナの後頭部に手を回すと、有無をいわさずレイナのやわらかい頬に自身の肉棒を押し付ける。
「あん…」
頬を紅潮させて、欲情の赴くまま、レイナは掌でタイラントの肉棒を陰嚢ごと持ち上げると
静かに愛撫を始める。が、同時に屈辱感にさいなまれる心のために、瞳には涙がこみ上げてくる。
ロムにした時と同じようにレイナは奉仕を続けるが、一向にタイラントの肉棒は、勃つ気配を見せない。
(ロム兄さんの時はあっと言う間だったのに…どうして…)
勃たない肉棒と増していく一方の欲情のためにあせりの色が濃くなっていくレイナを弄ぶように、
タイラントは、
「この調子では、挿入ることはできんな」
とレイナに冷たく言い放つ。すぐ後ろでは二人のタイラントが下卑た笑い声を上げている。
レイナはついに身体の奥深くの疼きを抑えきれず、片手を自らの秘所へと伸ばし、
チュグ、チュグ
と湿った音をたてて自らを慰め始める。
敏感な部分へと中指を伸ばすと、たまらず声が漏れ出てしまう。
「ん…、ふぅ…、」
タイラントの肉棒を横に倒すと、自慰を続けながらレイナは竿に沿って唇を滑らせていく。
そのレイナの痴態に呼応するかのように、ようやくタイラントの肉棒がムクリと勃ちあがる。
「…勃ちました、だから…お願い…」
焦点の定まらぬ目でタイラントの勃ち上がった陰茎を見つめながら、レイナは哀願する。
「言ったろう、私の肉体はひとつではないのだ。」
タイラントはそう答えると肉棒を屹立させたまま、レイナの背後へと視線を送る。
背後の気配にレイナが振り向くと、左右から2本の肉棒がレイナの目の前に突き出された。
183:名無しさん@ピンキー
08/08/17 02:40:32 dORLf6AX
タイラントの2本の陰茎を勃たせる間に、レイナの秘所からは、愛液がとめどなく流れ出し、
内腿を濡らしていた。
疼きを少しでも抑えるための自慰だったが、レイナの疼きは納まるどころか
昂る一方で、指の動きを止められず、激しく上下動を繰り返し続ける。
ようやくタイラントの3本の肉棒を勃たせると、レイナは地面に仰向けに倒れこみ、
荒い息で白い胸を隆起させながら、自分を取り囲むように立っているタイラント達を恍惚の表情で見上げる。
「それでは、ご褒美をやるとしよう、望むことをその口で言ってみろ」
美しい顔をしたタイラントがレイナに問いかける。
「タイラント様の…、欲しい…」
既に欲情の波に流されるがままのレイナは、自分の唾液にまみれテラテラと輝く、
タイラントの肉棒しか目に入らないかのように、弱弱しくつぶやく。
「私の何をどうして欲しいんだ」
タイラントは意地悪く詰問を続ける。
レイナは床上に仰向けに横たわったまま、膝をたてて両足を開き、自らの秘所を指で左右に開くと
「タイラント様の肉棒をレイナのここに挿入(いれ)てください!お願いだから…、早くぅ…」
屈辱感と膨張する一方の疼きのため頬を紅潮させたまま、上ずった声でようやくそれだけ言うと、
瞳に涙を溢れさせ、レイナはタイラントの肉棒を見つめ続ける。
「では、その望みをかなえてやろう」
そう言うとタイラントは、レイナの両足首を両手で掴むと、自らの両肩のあたりまで高々と掲げ、
両足をV字型に広げさせると、屹立した自身の肉棒を、愛液にまみれたレイナの秘所へとあてがう。
タイラントがそのままゆっくりと身体を前に押し倒すとその動きに合わせて、
タイラントの肉棒がずぶずぶとレイナの膣に侵入を始める。
「はぅぅっ…!」
待ち望んだモノをようやく自身の中に迎え入れたレイナの身体はビクンとはねる。
タイラントの体温が低いため、レイナには膣の中に氷柱を挿入されたように感じる。
快感、屈辱感、寒気、欲情これらの感覚がない交ぜになり、
タイラントの最初の一突きだけでレイナは絶頂に達してしまう。
上半身は仰け反り小刻みに震え、両目は虚空を見つめたまま焦点を結んでいない。
184:名無しさん@ピンキー
08/08/17 02:41:47 dORLf6AX
「ふふ、もう達したのか、しかし…!」
そうつぶやくと、タイラントは容赦なく、レイナの膣を自身の肉棒で突き上げ始める。
「はぁ…、んあぁ…」
入り口から奥までを一気に突き上げる、荒々しいタイラントの律動に、
レイナは成すすべなく両目を見開いたまま翻弄されていく。
「ふっ、ふっ」
タイラントの口からは獣のような猛々しい息が吐き出される。
タイラントの逞しく張り詰めた肉棒が規則正しくレイナの愛液に溢れた内壁を擦りあげていく。
待ちわびた感触に満たされたレイナは抵抗する気力を失い、心はタイラントにもたらされる快楽を
享受し始める。
やがて、タイラントの腰の動きが早まり出す。
「ふふ、出すぞ、出すぞぉ」
まるで、レイナに呪文をかけるように、上からレイナを見下ろすと、
腰を突き上げながら、タイラントは呻く。
その言葉で一瞬我に返ったレイナは、
「いや、いやぁ、ダメぇ…、外にぃ!」
と叫んで、両手でタイラントの胸板を押し戻そうとするが、タイラントの圧力に
抗しきれるはずもない。
レイナの儚い抵抗をよそにタイラントの肉棒はレイナの膣の中で暴れまわっている。
「ぐぅっ!」
やがてタイラントが呻くと、レイナの膣中に冷たいタイラントのスペルマが流れ込んでくる。
「あぁぁぁん…」
両頬に涙を流しながら、その奔流を受け入れたレイナは、身体を震わせながら、
再び頂へと登りつめる。
(ロム兄さん…!)
ロム以外の男を受け入れてしまった罪悪感からレイナは心の中で兄の名を呼ぶ。
タイラントは、涙を掬い上げるように、やわらかいレイナの頬を舌で二度三度舐め上げると、
「ふふ、お前のハイリビードは最高だ…」
とレイナに耳打ちする。
185:名無しさん@ピンキー
08/08/18 08:08:51 +BrVyeH/
新作お疲れ様です。
全裸できましたね。タイラントにイジメられる戦うヒロイン。
でも、すでにレイナ脱出不能ですね。懐中時計に封印される前に
186:名無しさん@ビンキー
08/08/18 19:36:04 oNRHUhwz
こんばんは。作者です。
調子こいて連投してたらカキコ制限くらってしまいました。このカキコは携帯からです。
原稿は、あと6投下分残ってますので、折りを見て投下します。
気長にお待ちください。
187:名無しさん@ピンキー
08/08/18 22:29:39 MjHCEwwd
老人のようなタイラントは横たわっているレイナの腕を掴み、上半身を引き起こすと、
「今度は上に乗るんだ」
と促す。
喪失感と抑えようの無い欲情に支配されたレイナは、黙ってタイラントの命令に従う。
横たわったタイラントの身体をまたぎ、肉棒を自分の膣へと導くように手を添え、
レイナはタイラントの上にゆっくりと腰を下ろしていく。
「動け」
タイラントは短く命じると、両手を目前のレイナの白い乳房へと伸ばし、掌で弄び始める。
タイラントの手は上下左右へとレイナの乳房を自在に揉みしだき、指先はピンクの乳頭を
挟んでは執拗にこねまわし、時につまみあげる。
「あん、あぁ!!」
レイナは膣中にタイラントの肉棒を咥え込むとタイラントの腕の動きに合せるように腰の上下動を繰り返す。
タイラントの両掌の動きと肉棒の下からの突き上げに、レイナの上体は次第に仰け反り、顔は天を仰ぐ。
タイラントが両腕の力を緩めると支えを失ったかのように、レイナの上半身はタイラントの胸の上に倒れこんでいく。
しかし、上半身の動きと相反するかのように、次第にレイナの腰の動きは速度を増していく。
タイラントの胸から腹部にかけてレイナの胸が上から覆い被さると、
その柔らかさがタイラントの肌にぷるぷると伝わってくる。
「ふぅ…、ん…」
レイナは目の前のタイラントの唇に自らの唇を重ね、舌をお互いの口中で行き来させる。
二人の唾液が口中で混ざり合い、ピチャピチャと湿った音を立て、タイラントを高みへと誘う。
タイラントはレイナの腰に両手を回し、がっしりと押さえ込むとビクビクと身体を震わせる。
「おぅッ!」
「あぁぁぁんっ」
呻き声を上げると二人は同時に果てる。
レイナが唇を離し、上体を仰け反らせると、お互いの唇から唾液が糸を引き、すぐに切れていく。
レイナの膣は再びタイラントの粘液を受け入れ、小刻みに震えている。
188:名無しさん@ピンキー
08/08/18 22:44:00 MjHCEwwd
息つく暇もなく、醜いタンラントが荒々しく後ろからレイナのくびれた腰に両側から手をかけ、引き上げると、
「後ろからいくぞ」
と怒張した肉棒をレイナに突き立てる。
「あん、あぁん」
タイラントの前後動に合せて、レイナのあえぎ声が漏れ始める。
四つん這いになっていたレイナはやがて頭から地面に崩れ落ちていき、腰だけを高く突き上げた形で、
タイラントに後ろから突かれ続ける。
「ハッ、ハッ」
荒々しく息を吐き出しながらタイラントは、レイナの両足首を掴むと、そのまま腰の位置まで持ち上げ、
さらにレイナを後ろから突き続ける。
両足を開かれたまま、下半身の自由を失ったレイナは
「あんっ、あんっ」
と嬌声を上げてタイラントの肉棒を大きく開かれた膣内に受け入れていく。
ずっぷ、ずっぷ
力が入らぬまま、股を左右に開かれ、タイラントを根元まで咥えこんだレイナの膣は、
愛液とスペルマで溢れたまま、淫らな音を立て続ける。
「出して…、そのまま出してぇ!、膣(なか)にぃ!」
肩越しに振り返ると涙を浮かべた瞳でレイナはタイラントに懇願する。
「ふぅっ!」
タイラントは声をあげると腰を突き出し、レイナの下半身へと注ぎ込んでいく。
「あぁっ…!」
レイナの声を聞きながら、放出を終えると、タイラントはレイナの膣から自身の陰茎を
ずるりと引き抜き、身体を引き剥がす。
タイラントの束縛から開放され、自由になった下半身を高く突き上げたまま、
レイナは放心状態で床の上に横たわり、身動きひとつとることができない。
レイナの内腿に沿って、溢れ出したタイラントのスペルマがトロトロと流れ落ちていく。
189:名無しさん@ピンキー
08/08/18 23:01:11 MjHCEwwd
美しい顔をしたタイラントがレイナの背後から左の腿に手をかけ、身体を返すと、
レイナは股を大きく開かれてあお向けにされる。その恥ずかしい体位にレイナは思わず声を上げる。
「あっ、や…、開いちゃ、いやぁ」
その声を無視するように美しいタイラントは大きく開いたレイナの脚と自分の脚を交差させるように交わると、
レイナを貫いていく。
言葉とはうらはらに、レイナの腰はタイラントの腰の動きに合せて、
タイラントの陰茎をしっかりと咥えこんで離さない。
「フフ、何がいやだって?ずいぶん私の肉棒にご執心じゃないか?」
「そんな…、そんなことな…、あぁん…」
タイラントの言葉通り、レイナの性欲は収まるどころか底なし沼のように深みを増していく一方だった。
タイラントが正常位に移行すると、レイナも両腕をタイラントの身体に、両足をタイラントの腰に巻きつける。
しばらくタイラントはその体位を楽しむと、今度は自分が下になり、レイナを上に位置するよう身体を入れ替える。
タイラントはレイナのやわらかい尻肉を両手でつかむとぱっくりと左右に広げ、後ろに立つ老人のような自分に
「来い」
と声をかける。
自分がこれから何をされるのか悟ったレイナは必死に哀願する。
「いや、やめて、そこだけは許して!お願い、やめてぇ…」
そこはロムだから許したのだ。タイラントにそこまで貫かれたら…。
レイナの願いもむなしく、老人のようなタイラントはずぶずぶとレイナのアナルに侵入していく。
「ひっ、きっ、あぁ…、壊…れる、壊れちゃうぅ…」
嗚咽をもらすレイナを尻目に、挿入が完了したことを確認した二人のタイラントは、
交互に腰を振りはじめる。
「ふっ、さすがに…キツイな…」
老人のようなタイラントは思わずそう漏らす。
しかし、その動きは一向に止まることなく、前後動が繰り返される。
「ひぃ、ぁ…、…き…、…いぃ…」
搾り出すようなレイナの声に、美しいタイラントは、醜い自分に対し、
「おい、口を塞げ」
と声をかける。醜いタイラントは嬉々として、レイナの顎に手をかけると顔を自分にむけさせ、
レイナの口腔に自分の肉棒をあてがう。
190:名無しさん@ピンキー
08/08/18 23:13:18 MjHCEwwd
「んぅー!」
醜いタイラントはレイナの口に挿入すると腰を前後に振り始める。
レイナの貪欲に深まっていく欲情は、タイラントの3本の肉棒を次第に受け入れ始める。
口にあてがわれた肉棒には舌を這わせ、タイラントの陰部に奉仕を続け、
下半身はタイラントの腰の前後動に合わせて、2本の肉棒を咥えこむ。
愛液とスペルマにまみれた膣はぬるぬると、
まだ一度の通過しか経験の無いアナルは狭く、窮屈に、
それぞれにタイラントを締め上げる。
「ふふ、かわいい顔をして、たいしたお嬢さんだな、後ろでも感じるとは…」
3穴同時の責めに順応していくレイナの反応を楽しみながら、
タイラントはレイナに聞こえるようにつぶやく。
「もっと…、もっと奥まで…、おね…がぁい…」
タイラントの陰嚢を唇と舌で愛撫しながら、レイナはタイラントに応えるように声をあげる。
レイナの柔らかい胸は下になったタイラントの胸にその先端をこすれさせ、
レイナの柔らかい尻は後ろのタイラントの下腹部に触れ、
レイナの柔らかい唇は口を征服したタイラントの根元をくすぐる。
タイラントはレイナの肉体に充足を得て各々絶頂を迎える。
「うぉぉ!」
ビュクビュクッ、ピュピュッ、ドクッドクッ、
3人のタイラントが次々にレイナの中に注ぎ込んでいく。
「はぁっ…い…くぅ!」
タイラントのスペルマを次々に受け入れたレイナは思わず甘い声を上げる。
注ぎこまれるスペルマと引き換えにレイナの身体からは大量のハイリビードがタイラントに吸いあげられていく。
身体中をタイラントに陵辱されながら、レイナは何度目かの絶頂を迎える。
しかし、レイナは身体の奥底の疼きがまだ満たされずに、新たなハイリビードの息吹を体内に感じていた。
3人に解放され、しばらく脱力感に浸っていたレイナは身体を起こすと自分からタイラントの肉棒に手を伸ばし、
「もっと…、まだ…終わらないで…、もっと…して…」
と濡れた瞳で懇願した。
191:名無しさん@ピンキー
08/08/18 23:57:49 RyuTa7K8
タイラントの陵辱は続く。
タイラントと交わる度、レイナの体からは新たなハイリビードが生み出され、
タイラントは際限なくレイナから供給されるハイリビードをむさぼり続ける。
体内で活性化するハイリビードのためか、あらゆる感覚が研ぎ澄まされたレイナは、
肌を合わせ続ける内に、タイラントが少女達に向ける牙の意味を理解したような気がしていた。
少女達から時を奪うタイラントが生み出されたのはなぜなのか。
それは、少女達自身が時を凍らせることを望み、現実からの逃避先として、
少女達の想念がタイラントを生み出したためなのだ。
タイラントは、少女達の望み通り、少女達の時を奪い続けてきた。
タイラントのしてきたことは許されることではないが、
少女達の想念に生み出された怪物は、どれほどの長い時間を
たった一人で孤独に過ごしてきたのだろうか。
現実から逃避するためにタイラントを生み出さざるをえなかった少女達の悲しい心に、
そしてタイラントの孤独な心に対して、レイナは涙を止めることができない。
「…そう」
「なに?」
「かわい…そう…」
レイナは両手でタイラントの顔を包むと、涙を流しながら、タイラントの顔を見つめる。
「貴様のような小娘がこの私を憐れむと言うのか!」
タイラントは怒声を放つと荒々しく自身の体の下に組み敷いたレイナの体を蹂躙し続ける…。
どれほどの間、レイナはタイラントの陵辱に耐え続けていたのだろう。
意識を失っていたレイナは記憶の糸を手繰り寄せる。
レイナが意識を取り戻した時には、タイラントは既に消滅した後だった。
かすかな記憶では、レイナと交わる度、その身にレイナのハイリビードを吸収しつづけたタイラントは、
次第にハイリビードを吸収しきれなくなり、その身体を醜く膨らませると、光と共に消滅していった。
最後に残った美しい顔をしたタイラントもレイナのハイリビードを吸収しきれず、光と共に天へと上っていった。
その時のタイラントはなぜか満ち足りた顔をしていたような気がする。
もう、少女達にとって自分が必要ないことを悟ったかのように…。
192:名無しさん@ピンキー
08/08/19 00:08:11 31A6HYyE
上半身を起こしたレイナの視線の先には地面に突き立った剣狼が鈍い光を放っている。
よろよろと立ち上がり、力の入らない二本の足でようやく剣狼のもとにたどりつくと、
剣狼にすがるようにしゃがみこみ、レイナは剣狼の柄に手をかける。
すると、レイナの体内のハイリビードが活性化し、傷ついた身体が癒されていく。
その時、レイナの脳裏にロムの姿が一瞬よぎる。
どこかの惑星でレイナの知らない敵と戦い、苦戦を強いられているロムの姿。
レイナの心は暗く沈んでいく。
ロム兄さんの元には行けない…。
京子達を助けるためとはいえ、自分の身体をタイラントに差出し、その上、
タイラントを受け入れ、抗うどころか、溺れてしまったのだ。
ロムを愛する一人の少女としての心が、ロムを裏切ってしまった自分自身を許せずにいる。
(レイナ!)
その時、レイナの名を呼ぶロムの声がはっきりとレイナの耳に届く。
ロム兄さんが剣狼を必要としている!
迷っている場合でないことを悟ったレイナは、剣狼を頭上にかざし、
「天よ、地よ、火よ、水よ、我に力をー!」
と叫ぶ。一瞬にして、今ロムがいる惑星の位置がレイナの脳裏に刻み込まれる。
今は戦士として剣狼をロム兄さんに届けることだけを考えよう…。
一瞬でコンバットスーツに身を包むと、レイナは京子達に視線を送る。
「ん…」
京子達の口から息をふきかえす声が漏れ出している。
タイラントが倒れたことで、京子・サラ・ゆうこ、そしてナミも間もなく目を覚ますだろう。
また、彼女達の想念がタイラントのような化け物を生み出す時がくるのだろうか。
そして、タイラントのような化け物に彼女達が脅かされる時がくるのだろうか。
その時は、きっとまた助けにくるから。
さようなら、みんな!
心の中でナミ達に別れを告げると、夜明けの空をレイナは光に包まれ宇宙へと飛び立っていく。
視線の先にはロム兄さんが待っている…。
レイナ×タイラント編 終
193:名無しさん@ピンキー
08/08/19 00:14:58 31A6HYyE
以上です。
今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
剣狼伝説Ⅰにエロ描写を含めたら、ってのを想像して書いてみました。
当初、レイナ×ロム編より先に考えていたのですが、レイナちゃんの最初の相手がタイラントでは
あまりにレイナちゃんが不憫なので;^^、2作目での登場となりました。
ちょw、おまw、言ってることとやってることがちがw
なにこの無理やりなオチ
なんでもかんでもハイリビードで片付けるのイクナイ
ビキニアーマーとかセーラー服ドコー
こんなのレイナじゃなry
などのダメ出しから、こうしたらもっとエロくなる、
レイナちゃんのこんなシーンが見たい等(実現できるかはわかりませんが)のご意見まで、
今回もご感想ただけると幸いです。
流れからいくと、レイナ×マイラ、ザルク編になるんですけど、
投稿方法等含めて、ちょっと考えますので、またお時間ください。
なにか良いアドバイスなどありましたらいただけると幸いです。
それではまた。
ノシ
194:名無しさん@ピンキー
08/08/21 12:24:49 SGw6nLfw
脳内ボイスは、ガデスに吸収されそうになったときのレイナ。
水谷優子の喘ぎ声ってアニメだとあまりないけど、洋画吹替え
だとわりとあるんだよね
195:名無しさん@ピンキー
08/08/24 02:17:33 xU4wycIE
>>173-174
夏コミで本ゲト出来た人いる?
196:名無しさん@ピンキー
08/09/13 11:55:53 iK9Ze9qz
保守age
197:名無しさん@ピンキー
08/09/21 22:55:12 9MvntLAP
>>193
遅まきながらGJ!
198:名無しさん@ピンキー
08/10/06 23:25:18 v7kuDERQ
保守
199:名無しさん@ピンキー
08/10/07 02:43:07 oZd7Cyd+
でもこのスレでは守られないファスアたんの処女w
200:名無しさん@ピンキー
08/10/08 18:01:50 uT2xHGsR
優しい妹キャラが犯されて、糞生意気なファスアが未遂っていうのは納得が出来ないのでage
201:名無しさん@ピンキー
08/10/15 06:22:33 /c0UzPNk
レイナの剣狼物の同人ソフトが出た
202:名無しさん@ピンキー
08/10/16 07:48:36 wTrnpsh7
絵がわりと似てていいな
203:名無しさん@ピンキー
08/10/17 00:28:44 +62Xo5WH
>201-202
18禁?
くわしく
204:名無しさん@ピンキー
08/10/17 06:48:12 tqTrxuZV
うん,アニスの同人で有名な人が書いてるHなの。
広告の画像しか見てないけど,レイナの清楚な雰囲気掴んでると思われる。
なぜか,秋葉のメッセでしか売ってない…。ヤフオクにも出てたみたいだけどよく知らない。
205:名無しさん@ピンキー
08/10/17 13:04:13 oCobpSMR
アニスは確かに数多く描いてる人だけど全然有名な人じゃないから、そのヒントだけでは
たどり着かないと思うな
「剣○のアレ」で調べてみるといい
一応プロの人みたい……アンソロレベルだけどw
206:名無しさん@ピンキー
08/10/17 22:29:34 +62Xo5WH
>204-205
情報ありがとうございました!
さっそく買ってきましたw
ランスさんのHPに行ったら、サンプル画像がありました。
アンケートに答えるとCD未収録画像がもらえるよ。(エロくないけど)
URLリンク(www.cronos.ne.jp)
207:名無しさん@ピンキー
08/10/17 22:59:36 tqTrxuZV
アンケートでシリーズ化お願いしたw
ツボというか,レイナのキャラクターというか,雰囲気分かってる人だね
208:名無しさん@ピンキー
08/10/19 22:44:57 yjVOMyb5
2ヶ月間音信不通ですみませんでした。
ようやく続きのアイディアがまとまりましたので、投下します。
まだ、全部書きあがっていないので、出来た部分から順次投下していきます。
完結するまで時間がかかると思いますが、気長におつきあいくださいませ。
今回はヒロピンの王道、
”ヒロインが洗脳されて味方を襲う”
パターンっぽい話になります。
では、スタート。
209:名無しさん@ピンキー
08/10/19 22:46:04 yjVOMyb5
レイナ×マイラ・ザルク編
「キャァァッ!」
フレームバージ、ダールの攻撃を受け、地面にたたきつけられたレイナの口から
思わず叫び声が上がる。
マイラの乗ったダールはジリジリとレイナを追い込むように迫ってくる。
レイナは強い視線で睨み返すと、ダールの口から放射される火炎攻撃をかわし、
反撃の糸口を見つけるべく、ダールの懐に飛び込んでゆく…。
ロムの待つ惑星B-1へと飛来したレイナは、闇からの使者ヴェルト・ザルクと
死闘を繰り広げるロムに剣狼を手渡すことに成功した。
しかし、すぐに二人の間にザルクが割って入り、さらにダールに搭乗したマイラが
現れ、ロムとレイナは言葉を交わす間もなく散り散りになってしまう。
剣狼を手にしたロムはザルクと。
レイナはロムの邪魔をさせないためマイラとの戦いに身を投じる…。
しかし、ダールの相手を、剣狼を持たないレイナ一人で負うのは荷が重い。
ダールの圧倒的な攻撃力にレイナは次第にジリジリと追い込まれていく。
反撃を試みて、ダールの懐へと飛び込んだレイナに、ダールの口から吐き出された
無数の触手が襲い掛かる。
フットワークで交わし、手刀で叩き落し、
本体まであと一歩のところまで迫るが
さらなる触手の攻撃がレイナの下半身にまきつき、
岩の壁へと叩きつけられてしまう。
コンバットスーツの力で身体の回りにフィールドを展開するため、
直接岩肌にたたきつけられることは無いが、
それでも華奢なレイナにとって、触手に振り回されるダメージは大きい。
先ほどからもう何度も同じことを繰り返しているが、
一向にダールの本体に迫ることができない。
210:名無しさん@ピンキー
08/10/19 22:46:50 yjVOMyb5
「アッハハ、いつまで抵抗を続けられるかしら」
コクピットから半身を現したマイラがレイナを挑発するように声をかける。
「もたもたしてると黒焦げになるよ!」
そう叫び、マイラがコクピットに戻ると間髪を入れずに、ダールの口から
高熱の火炎がレイナに向かって放射される。
上へと飛翔し火炎を回避するレイナに向かって、
またしても触手が着地のタイミングを計って襲い掛かる。
先ほどからダールは、まるでレイナを弄ぶかのように、
同じ攻撃を繰り返してばかりいる。
(今度こそ!)
フットワークと手刀で触手を回避し、続く攻撃を回転脚でかわすと、
ついにダールの懐へとレイナは飛び込んだ。
「えぇい!」
レイナはダールの胸板へと渾身の飛び蹴りを放つ。
さすがのダールもガクリと膝をつき、その動きを止める。
「くっ、さすがに天空宙心拳の使い手だねぇ…、でもこの程度ではね!」
マイラの声が響くと、ダールの触手が後ろからレイナの首に巻きつき、電撃が襲う。
「アアァッ!」
全身を引き裂くような痺れに襲われ、たまらずレイナは声を上げる。
ダールはレイナの首に触手を巻きつけたまま持ち上げると、遠心力に乗せて
レイナの身体を虚空へ放り出す。
電撃から解放されたレイナは、間一髪空中で回転すると、地面に足から着地する。
電撃のダメージが大きく、レイナは思わず膝をつく。
(…このままじゃ、いずれ追い込まれてしまう…。どうする、レイナ…)
レイナは自問しつつダールの弱点を探る。
211:名無しさん@ピンキー
08/10/19 22:47:28 yjVOMyb5
動きの鈍くなったレイナに容赦なくダールの触手が襲い掛かる。
体力の落ち始めたレイナは、次第に回避するので手一杯となり、反撃の手数が減り始める。
「ほぉら、ほぉら、もうお終い?」
マイラの挑発するような声がダールから響いてくる。
正面に対峙したダールの一点にレイナは視線を止めると、
先ほどレイナが攻撃した部分が破損しているのに気づく。
(もう一度あそこに攻撃できれば…!)
体力を消耗し、有効な攻撃はあと何回も望めないレイナは、
可能な限り体力の消耗を抑え、反撃に全力を注げるよう、反撃体制を変更する。
ダールの触手を最小限の動きでギリギリに回避し、ダールとの距離を少しずつ詰めていく。
しかし、それは体力の温存と引き換えにリスクを伴うものだった。
ダールとの距離が縮まるにしたがい、触手の攻撃は激しさを増していく。
次第に触手による攻撃の回避に余裕がなくなり、
触手の鉤爪がレイナのコンバットスーツを切り裂いていく。
二の腕のアーマが削り飛ばされ、腿を覆うアーマが砕かれ飛び散っていく。
さらに1本の鉤爪がレイナの胸元を掠めると、胸の赤い部分のアーマーが
ジャケットごと切り裂かれ、レイナの白い胸が露になる。
「はっはっはっ、良い格好だねぇ!ほらほら!」
勝ち誇ったようなマイラの声が響き、触手の攻撃はさらに激しさを増す。
(あと少し!)
コンバットスーツを切り裂かれ半裸の状態となりながら、
ダメージに臆することなく、レイナはダールとの最期の距離を詰めるために
変則なステップでダールを幻惑すると、天に向かって高く飛翔する。
212:名無しさん@ピンキー
08/10/19 22:50:19 yjVOMyb5
「なに!?」
レイナの予想外の動きに一瞬マイラの判断が遅れる。
タイミングの遅れた触手をかい潜り、レイナはダールの胸板へと突貫した。
レイナの渾身の一撃がダールの胸へと突き刺さる。
(これでダメならもう…お願い…)
祈るような気持ちでレイナがダールを見上げると、
グオォォォ!
ダールは咆哮を上げるとその場で動きを停止する。
「やった!」
動きを止めたダールを確認するとレイナはうれしそうに声をあげる。
「くっ、手を抜いていれば調子にのって!遊びは終わりよ!」
怒りを込めたマイラの声が響くと四方からダールの触手がレイナに襲い掛かる。
ダール本体の駆動系と触手部分の駆動系は別になっているらしく、
最後の一撃で力を使い果たしたレイナは逃げることもできず、無数の触手に絡めとられる。
両手、両足を拘束され、首にも触手がまき付きレイナを締め上げる。
「あぁっ!」
触手の圧力に思わずレイナは声を漏らす。
触手の先端の鉤爪がレイナに襲い掛かり、残ったコンバットスーツを切り裂いていく。
やがて、触手に拘束されたレイナは、コクピットから姿を現したマイラの前に吊るされる。
「やってくれたねぇ。ダールを稼動停止まで追い込んでくれるとは…」
少し困ったようにつぶやくマイラに対し、ほぼ全裸に近い状態にされたレイナは
「無駄よ、フレームバージが動かなければ、後はロム兄さんがバイカンフーで…」
と言いかける。その声をさえぎるように、マイラは
「だからさ、ダールを直すのよ。アンタを使ってね。」
と応える。
「何を言ってるの!?」
「これだけのことをやってくれたんだ。ただで済むとは思わないでよ。」
マイラはそうつぶやくとパチンと指を鳴らす。
「っ!」
レイナを拘束する触手から、先ほどより強力な電撃が走ると、レイナの視界は暗黒に包まれた。
<つづく>
213:名無しさん@ピンキー
08/10/21 01:36:18 vBht47T1
いいですね。
できれば,赤パンツとか残しといてください
214:名無しさん@ピンキー
08/10/25 22:22:26 IFxG6g0b
「ん…」
ぼんやりとしたレイナの視界が次第に像を結び始め、
同時に意識も回復し始める。
しかし、電撃の後遺症のために、思うように身体を動かすことができない。
「ようやく、気がついた?」
ぼんやりした視界が像を結ぶと正面にマイラの顔が浮かび上がる。
「くっ…」
慌てて身を捩るようにもがくが、レイナの身体は言うことをきかない。
電撃の後遺症だけではなく、どうやら手首足首を固定されているらしいことが
おぼろげながらレイナにもわかる。
レイナは首を動かして自分の格好を確認する
コンバットスーツは先ほどダールに切り裂かれてしまったため、ほぼ全裸に近い状態で、
唯一レイナの腰周りの赤いビキニ状のアーマーが最後に残された儚い防衛線だ。
両腕は身体に沿って手首が固定され、両足は先端に行くほど左右に開かれやはり足首が固定されている。
「暴れても無駄よ。ここはダールのコクピットなの」
薄暗い室内を見渡すと人が二人入るとほぼいっぱいになりそうな空間であることがわかる。
しかし、コクピットらしい計器類は見当たらない。怪訝な表情のレイナを見てマイラが答える。
「ダールは生体兵器でね。コクピットにいる操縦者の脳波でコントロールするの。だから計器類はほとんど無いわ」
両腕を組み、レイナに冷ややかな視線を浴びせながら、マイラが顔を寄せる。
一糸まとわぬその身体には青い蛇のような紋様が浮かび上がっている。
「何をするつもりなの!?」
レイナはマイラを睨みながら詰問する。
「言ったでしょう。アンタのハイリビードを使ってダールを直すのよ。」
マイラは憎悪のこもった目線をレイナに注ぎながら答える。
「ザルク兄さんの指示がなければ、アンタなんか、とっくに始末してやったのに…」
そうつぶやくとマイラはレイナに顔を近づけ、その唇を自らの唇で塞ぐ。
「ん…、んん…」
予想外のマイラの行動にレイナは思わず目を見開きマイラを見つめ返す。
レイナの反応にはかまわず、マイラはレイナの唇から舌を侵入させ、その口腔を自由に泳ぎまわる。
215:名無しさん@ピンキー
08/10/25 22:24:06 IFxG6g0b
ひとしきりレイナの唇を楽しんだマイラはようやく口を離すと、レイナを見下ろしながら、
「フフ、じっくりほぐしてあげる。」
とつぶやいた。
「な、なにを…」
状況を理解できぬまま、レイナは頬を紅潮させマイラに問い返す。
「ダールのエネルギー源はハイリビード。そのハイリビードをあんたから直接ダールに吸わせるのさ。
ダールを壊した責任は取ってもらうわよ。」
そうレイナに言い放つと、マイラはレイナの首筋へと舌を這わせ、ビキニ状のアーマーの上部から手を差し入れ、
中指をレイナの秘所へと潜り込ませる。
マイラの愛撫にレイナは思わず声をあげる。
「あ…んん…」
仰向けのレイナの体に自分の体を重ねるように覆いかぶさったマイラは、
お互いの乳房が擦れあうように体を上下に滑らせる。
マイラは舌先をレイナの首筋から乳房へと這わせ、指先は休み無くレイナを攻め立てる。
「ふふ、下の口はもう涎がとまらないようね」
マイラが指先をレイナの眼前で開くと、指の間をレイナの愛液が糸を引いている。
快楽に身を委ねまいと唇をかみしめ、レイナは強い視線でキッとマイラを睨み返す。
「その顔もいつまで続くかしら」
マイラはさらに人差し指もレイナの秘所へと潜り込ませ、指の動きを激しくする。
「いや…、いやぁ」
たまらずレイナは上ずった声をあげ、頭を左右に振って意思表示をするが、
拘束された身体はレイナの思い通りに動かすことはできない。
チュズ、チュグ、チュブ
レイナの膣からはマイラの巧みな指使いで湿った音が鳴り続ける。
「ふふ、まだイクのは早いわよ…」
レイナの愛液にまみれた自身の指先を舐めると、
マイラはレイナの秘所に自分の秘所をあてがい、腰を上下に動かし始める。
マイラの愛撫で屹立したレイナのクリトリスとマイラのそれとが擦れあい、
よりいっそうレイナを転落させていく。
216:名無しさん@ピンキー
08/10/25 22:27:56 IFxG6g0b
「お願い…、これ以上は…、もう…、やめてぇ…」
頬を紅く染めて瞳に涙を浮かべながらレイナは弱々しくマイラに懇願する。
「ふふ、陥落寸前ってところかしら。でも、本当はやめて欲しくないんでしょう?」
マイラは再び自らの指をレイナの秘所に潜り込ませ、
今度は焦らすようにゆっくりと膣の中をかき回す。
「はぁ…、あぁぁん」
マイラが中指を根元まで埋め込み指の腹を上に向けて、ツン、とつきあげると
レイナは思わず悦楽の声を漏らす。
ほどなく、マイラが指の動きを止めると、マイラの指を自身の膣の中へと
取り込もうとするように、レイナは腰を動かし始める。マイラの瞳には意地の悪い光が宿る。
「ねぇ、気がついてる?私もう指を動かすの止めてるんだけど…」
マイラはレイナの耳元でボソリとつぶやく。
その声でレイナは我に返り赤面すると、マイラからあわてて視線を逸らす。
「そんなに嫌なら止めてあげるけど」
そうつぶやきながら、マイラは指をレイナの膣からゆっくりと引き抜き、
焦らすように何もせずに、上からただレイナを見下ろす。
「お願い…、このままに…しないで…」
しばらくの沈黙の後、レイナは下からマイラを見上げると弱々しく哀願する。
「それじゃ、本題に入りましょうか。ダール!」
マイラが命じるとコクピットの床からユラリと一本の棒状のものが起き上がってくる。
表面をびっしりと海綿体状の細かい突起物に覆われたそれはクネクネと蠢いている。
その形状は、男性の生殖器に酷似している。
「ふふ、これはダールがハイリビードを吸収するための”アダプター”よ。
初めはキツイけど、慣れるとこれ無しじゃいられなくなるから。」
マイラは簡単に説明すると、最後に残されたビキニ状のアーマーを引きちぎり、
両手の指でレイナの膣を押し開き、ダールに命じた。
「さあ、いらっしゃい、ダール!」
217:名無しさん@ピンキー
08/10/25 22:30:47 IFxG6g0b
表面の海綿体状の突起物から粘液を染み出させながら、ダールのアダプターは
それ自身が独立した生き物のように、レイナの股間へと先端部分を寄せると
一気にレイナの中へと侵入していく。
「い、あああぁぁぁぁ…」
嫌悪の声か、それとも歓喜の声か、どちらともつかない声がレイナの口をつく。
ズチュ、ズチュ、ジョプ
まるで飢えた肉食獣が久しぶりに捕らえた獲物を貪り食うように、
ダールのアダプターはレイナを貪り続ける。
レイナの膣の中では、ダールのアダプターが収縮し自在に太さを変え、
その動きに合わせて柔軟な突起物が隆起し膣内を擦りながら蠢いている。
ダールのアダプターは、際限なくレイナの奥底へと侵入を繰り返し、
やがて子宮の下部へと突き当たると、そこでまた太さを変え、膣の中で身を捩り暴れまわる。
「ひっ、ふぅ、うぅっ…うっ…」
口の端から唾液を垂らしながら、自らの膣に侵入し蠢き続けるアダプターを
焦点の定まらぬ目で見つめながら、レイナは嬌声を漏らす。
やがて快感の波がレイナの背筋から頭頂にかけて駆け上っていく。
「あ、あぁぁぁぁぁん…」
身体をのけ反らせると全身を小刻みに震わせ、レイナは絶頂を迎える。
レイナの子宮の奥底は熱を帯び、高純度なエネルギー、ハイリビードが胎内に精製される。
ダールのアダプターは膣内に留まったまま、まるでストローで飲み物を吸い上げるように
精製されたばかりのハイビリードを吸収し始める。
アダプターを通して、ダール本体にハイリビードが送られると、
次第にダールのエネルギーゲージが上昇していく。
やがて、ハイリビードの吸収が完了すると、ダールのアダプターは、
再びレイナからハイリビードを抽出する作業を再開する。
「すごい…、これが”ハイリビードジェネレータ”…」
一度のハイリビードの吸収で一気にダールのエネルギーゲージが上昇する様を見て、
マイラは驚きの声をあげる。
「はぁ、あぁ、あん…、あぁん…」
その傍らでは、アダプターの律動に反応するレイナが再び嬌声を上げている。
218:名無しさん@ピンキー
08/10/25 22:33:15 IFxG6g0b
レイナに視線を落とすと、マイラは
「あんたはこれから、ザルク兄さんとダールの奴隷になるのよ」
とつぶやき、仰向けのままのレイナの身体の上に、自身の身体を重ねる。
マイラにはザルクから命じられたことがもうひとつあった。
「レイナ・ストールを我が妹として洗脳しろ」
マイラがレイナに対して不機嫌な理由がこれだった。
自分と言う妹がありながら、レイナ・ストールをザルクの妹にするとは…。
ダールのオペレータであるマイラはダールのシステムを利用しての”洗脳”行為にも精通している。
ダールは基本的に脳波コントロールするため、搭乗者と脳波リンクする必要がある。
そのシステムを利用して相手の脳波に干渉し、記憶を書き換えるのだ。
今回は時間が無いため、レイナの記憶の全てを書き換えることは不可能である。
そのため、マイラが行うのは、レイナの記憶にある、いわば”対人データベース”
のロム・ストールの部分をヴェルト・ザルクに書き換えてしまうことである。
イメージとしてはロムの写真の上にザルクの写真を貼り、
自分の兄はヴェルト・ザルクであると刷り込んでしまうのだ。
その作業を行う際には、相手が精神的に無防備な状態、
例えば性的な興奮状態にある今のような状態が最適なのだ。
<つづく>
219:名無しさん@ピンキー
08/10/27 00:50:35 Z9XueHc9
「んふ…」
マイラは目を閉じ、ダールのアダプターに貫かれ、半ば放心状態のレイナの唇を自身の唇で塞ぎ、
乳房を重ね、クリトリスが擦れあうように身体を合わせる。
ダールのアダプターがマイラのクリトリスをも刺激して、マイラ自身も流されそうになるが、
懸命に踏みとどまり、ダールの脳波リンクを利用して、マイラはレイナの記憶の中の
”対人データベース”への接触を試みる。
既にダールのなすがままになっているレイナの”対人データベース”の入り口までは
容易に侵入することができた。
しかし、さすがに強固なガードがかかっており、簡単には書き換え作業を行うことはできない。
書き換えを行うには、レイナを絶頂に導き無防備な状態にしなければ…。
マイラはレイナと舌を絡め合い、クリトリスを刺激し、レイナを高みへと誘う。
「あぁっ、ダメぇ…、い、いくぅ…」
レイナはそう声を上げると、ビクビクと痙攣し、再び悦楽へと身を委ね、
ダールのアダプターは先ほどと同じようにハイリビードの吸収を始める。
マイラが待ちわびていたタイミングが訪れた。
快楽に身を委ね、精神的に無防備な状態の今こそ、書き換えの絶好のタイミングなのだ。
わずかの隙に、レイナの”対人データベース”に侵入し、ロムに関する記憶を
ザルクへと書き換えを行ったマイラは、一瞬で作業を終えるとレイナから身体を離し、目を開く。
目前で、股間からアダプターを延ばし、快楽に身を震わせているレイナの身体に
マイラと同じ青い蛇のような紋様が浮かび上がる。
「ふふ、堕ちた…」
マイラは満足そうに唇の端を吊り上げた。
220:名無しさん@ピンキー
08/10/27 00:54:45 Z9XueHc9
ダールによるレイナのハイリビードの吸収は既に片手では収まらない回数に達していた。
ダールのエネルギーゲージはMAXに近づき、その体躯もふた周りほど、巨大化している。
レイナによって破壊された部分は既に自己修復を完了している。
その時、コクピットハッチが開き、外からザルクの声が響く。
「マイラ!ロム・ストールがバイカンフーを出してくるぞ!首尾は?」
目前で、ダールに貫かれるレイナをサディスティックな目線で見つめていたマイラは
ザルクの声に振り返ると、
「ダールのパワーアップはあと少し、レイナ・ストールはご覧の通り」
と自身満々に応える。
ザルクの言いつけを守れば、可愛がってもらえる…。
その信念が、マイラのザルクへの忠誠心を支えていた。
コクピットに入り、マイラの仕事の”成果”をその目で確認すると、ザルクは
「よし、マイラ、良くやった。」
とマイラを抱きしめ、唇を重ねる。
ザルクの舌がマイラの口腔に侵入し、ゆっくりとお互いの舌を絡めあう。
この瞬間こそが、マイラにとって至福の一瞬なのだ。
同時にパワーに満ち溢れたダールはザルクの脳波コントロールを受けて飛翔し始める。
少し長いキスを終え、絡めた舌と共に唇を離すと、マイラは熱を帯びた目線でザルクを見つめる。
ザルクはそんなマイラの頭部を手で掴むと、
「今までご苦労だった、”ハイリビードジェネレータ”が手に入った以上、お前はもう用済みだ」
そう宣告し、そのままコクピットの外へマイラを放り出した。
ザルクの宣告と同時にマイラの身体の青い蛇の紋様は消失し、マイラの洗脳が解けていく。
今、レイナに施した洗脳と同じ方法でマイラはザルクに洗脳されていたのだ。
なぜ、今のいままで疑問に思わなかったのか…。
呆然としたまま成す術なく高空から落下していくマイラを彼方から飛来したジェットが救い
飛び去っていく姿をザルクが気づくことは無かった。
221:名無しさん@ピンキー
08/10/27 00:58:12 Z9XueHc9
ザルクはコクッピットハッチを閉じ、シートに拘束されたレイナを見下ろす。
「はん、あぁ、あふっ…、ふぅん…」
ダールのアダプターの律動に反応し、全身を桜色に染めたレイナはあえぎ続けている。
レイナは自身の腰を軽く浮かせ、アダプターの動きに合わせて、
恍惚の表情を浮かべたまま。上下に腰を動かし続けている。
アダプターの前後動により、レイナの膣とへその間の下腹のあたりがせわしなく蠢いている。
「はうぅ…いく、いくぅ…、あぁ!」
ビクビクと身体を痙攣させると、何度目かの絶頂を迎えたレイナは、
身体をシートに横たえ肩で息をしている。呼吸に合わせ、胸の二つの隆起が激しく上下に揺れている。
抗う気力を無くし、快楽に身を委ねたレイナの姿がそこにあった。
やや小ぶりだが形良く丸みを帯びた胸、くびれた胴、そして太ももへとつながる細い腰…
新たに手に入れた”妹”をしばらく視姦すると、
自らの肉棒がむくりと屹立するのをがまんすることなく、ザルクは、レイナの四肢の拘束を解く。
「…あ…、ザルク…兄…さぁん」
レイナは混濁した意識の中で、ザルクを認識すると、ダールのアダプタを挿入したまま、
ザルクの胸の中に倒れこむ。
「レイナ、大丈夫か?」
ザルクはレイナに声をかけながら抱きとめる。
レイナはザルクの腕の中で肩で息をしながら頷き、自分の意思を伝える。
「レイナ、ロム・ストールが来る。兄さんはヤツを倒さなければならない。わかるね?」
レイナは顔を上げると焦点を結ばない目でザルクを見つめている。
「ロム・ストールを夜明けまでに倒さなければ、この惑星B-1を崩壊させることはできない。
この宇宙を救うにはそれが必要なんだ。ヤツを倒すために、レイナの力を兄さんとダールに貸してくれ」
ザルクを兄と認識したレイナは頷きザルクの胸に顔を埋める。
レイナの頭を胸に受けとめると、ザルクは
「よーし、良い子だ…」
とつぶやき、瞳に邪悪な光を宿らせる。
222:名無しさん@ピンキー
08/10/27 01:03:18 Z9XueHc9
「ん…、んふ…」
ザルクの股間に頭を埋めたレイナの口から声が漏れる。
コクピットシートに身を沈めたザルクはレイナに口で奉仕させ、
バイカンフーとの一戦に備え、ダールの最終チェックを行っている。
全てのパワーゲージが桁違いに跳ね上がっていることを確認すると、満足そうに笑顔を浮かべる。
レイナは、ダールのアダプターを挿入したまま、
ザルクのたくましく屹立した肉棒に奉仕を続けている。
先端を舌先でチロチロとくすぐり、やがて、根元から先端へと、
裏筋を丹念に舌全体を使いなめ続ける。
さらに竿全体を口腔に含むと頭を上下させて、ザルクを奮い立たせる。
次第に限界に近づくと、ザルクは、
「くっ…、レイナ、出すぞ、全部…飲むんだ」
とレイナに命じる。
「はい…、ザルク兄さん…」
ザルクに命じられるまま、レイナは素直に応じ、ザルクを放出へと導くよう愛撫を続ける。
ダールのアダプタも動きに激しさを増し、ザルクとレイナはほぼ同時に絶頂を迎える。
「うぅ!」
「あぁぁん!」
ザルクの肉棒からほとばしるスペルマはレイナの顔面へと降り注ぐ。
開いた口でザルクのスペルマを受け止め、ゆっくりとそれを飲み干すと、レイナは、
肉棒に付着したスペルマも舌で拾い上げる。
ダールのアダプターからはさらにハイリビードが吸収され、ザルクの目前のパワーゲージは
一気にレッドゾーンへと振り切れて行く。
「ダール、もう良いだろう、バイカンフーとの戦闘に備えろ!」
ザルクがそう命じると、レイナの膣から、アダプターがズルリと抜き取られ、
コクピットの床下へと収納されていく。
「あん…」
アダプターが引き抜かれる際、レイナは甘い声を上げ、身体を一瞬痙攣させると、
ザルクの肉棒の上に頬を乗せ、ザルクの下半身に倒れこんだ。
<つづく>
223:名無しさん@ピンキー
08/10/29 21:06:59 8LAMrcNm
毎回,力作ですね
224:名無しさん@ピンキー
08/11/01 00:00:16 k2Gq2Yq5
保守
225:名無しさん@ピンキー
08/11/01 00:38:12 +IDnoR57
倒れこんだレイナを上から見下していたザルクは、軽々とレイナを抱き上げ、
シートに座る自分の身体をまたぐようにレイナを座らせる。
「レイナ…、今度はザルク兄さんを力づけてくれ…」
瞳に光を失い、半ば自分の意思を失ったかのようなレイナは、
ザルクに呼びかけられるままに、視線を下ろすと、両手でザルクの肉棒を包む。
そのまま両手を上下に動かし、ザルクの肉棒を刺激する。
レイナの刺激に反応したザルク自身はたちまちレイナの掌の中で
たくましさを取り戻していく。
ザルクの復活をうれしそうに見つめると、ダールの粘液と自らの愛液にまみれた膣口に
ザルクの肉棒を導くように手を添え、レイナは静かに腰を下ろす。
「ん…」
ゆっくりとザルクの肉棒がレイナの膣中に潜り込んでいく。
肉棒の侵入に合わせてレイナは眉根を寄せ、
苦悶とも快感を堪えているとも取れる表情を浮かべる。
ズプ、ジュプ、ズポ
淫らな音をたてて、ザルクの肉棒にレイナの内襞が複雑に絡みつき、しごき始める。
「はん、あぁん…」
ダールのコクピットの中にレイナのあえぎ声が響き始める。
ザルクの眼前では、レイナの乳房がぷるぷると上下に揺れている。
ザルクは口を開き、レイナの乳房に吸い付き、乳首を舌で転がし、
掌で反対側の乳房をゆっくりと回すように揉みしだく。
「ザルク…兄さん…、気持ち…いい?」
レイナは潤んだ瞳でザルクに問いかける。
レイナは捩るように腰を動かし、その動きに合わせて、
レイナの内襞はザルク自身を時にきつく、時に包み込むように柔らかく刺激していく。
「ああ、最高だよ、レイナ、お前は最高の”妹”だ…」
レイナの乳房から口を離すとザルクは応える。
226:名無しさん@ピンキー
08/11/01 00:42:01 +IDnoR57
ザルクの応えに安堵したように、レイナは背を屈め両手でザルクの頬を包み唇に自らの唇を重ね、
お互いの舌を貪るように絡めあう。
始めは舌の先端を突付きあい、やがて唇を合わせると、レイナの舌がザルクの咥内に侵入してくる。
レイナの舌はザルクの舌の上下に位置を変え、執拗に絡みつく。
ザルクはレイナの尻を抱え込んでいた右手の人差し指をレイナの後ろの穴へと伸ばすと、
その先端を第一関節から第二関節まで侵入させていく。
「やん…!」
声を上げるとレイナは唇を離し、上半身を弓なりに仰け反らせる。
やがてレイナの腰は動きを早め、激しさを増していく。
「うっ…」
根元から先端へと昂ぶりが駆け上るのを必死に抑えながら、ザルクは短く呻く。
「ザルク…兄さぁん…、来て、レイナと一緒に…、イッってぇ」
両腕でザルクの頭を抱え込み、ザルクの耳元でレイナが甘い声でささやくと、
ザルクは自らも腰を激しく突き上げる。
ドクッ、ドクッ、ドクッ
ザルクは両手でレイナの尻を抱え込むと、一気にレイナの中へと
熱いスペルマをほとばしらせていく。
「い…、いく、ひ…、あぁ…」
レイナも短く声を上げるとビクビクと身体を震わせ、脱力して自分の顎をザルクの肩に乗せ、
両腕をだらりと下に垂らし、ザルクの上半身に倒れこむとようやく腰の動きを止める。
放出の後、次第にザルクの身体の奥底にもハイリビードがみなぎり始める。
「レイナ、お前は本当に最高の”妹”だ…」
失神したレイナの耳元でザルクがそうささやいた時、
ダールのモニター越しに、バイカンフーが姿を現した。
227:名無しさん@ピンキー
08/11/01 00:48:27 +IDnoR57
レイナのハイリビードを満杯まで吸収したばかりのダールのパワーはバイカンフーを圧倒していた。
それでもバイカンフーがダールから致命的なダメージを受けずに渡り合えているのは、
幾多の死闘を乗り越えたロム・ストールの技量によるものか。
しかしパワーで圧倒されているバイカンフーの劣勢は否めない。
反撃の糸口をつかめず、ダールの攻撃をどうにか凌いでいる状態だ。
「ふん、時間の問題だな…」
ザルクはつぶやくと、上半身に覆いかぶさっているレイナを優しく揺り起こす。
「レイナ、レイナ…」
「ん…、…ザルク兄さん…」
気づいたレイナは、ザルクの顔を認識すると、虚ろな目線で笑顔を見せる。
「レイナ…、もう一度だ。今度は後ろから…」
ザルクはレイナに意思を伝えると、レイナの腰に手をやり、レイナを後ろ向きにさせる。
ザルクに背をむけ、四つん這いにされたレイナの眼前にダールのモニターが広がり、
ダールと対峙している、バイカンフーの巨体が映し出されている。
「このロボット…、見覚えがある…」
レイナは小さな声でそうつぶやく。
「いや、こいつはレイナとは関係ない、すぐに忘れさせてやるさ。」
ザルクはレイナの背後からそう声をかけると、一気に肉棒をレイナの膣へと侵入させていく。
「あん…」
ザルクの激しい突きに思わず上半身を仰け反らせて、レイナは鼻にかかった高い声を上げる。
ズプ、ズプ、ブプ…
四つん這いにされたまま、両側から腰をザルクの両腕で鷲掴みにされ、
何度も突き続けられるレイナの心には、しかし、次第に不安が広がっていく…。
目の前のロボットはどこで見たロボットだろう…、
自分にとってとても大切な存在のような気がする…、
この不安な気持ちは何…?
レイナの感情を他所に、ザルクの邪悪な計画は大詰めを迎えようとしていた。
ザルクは後ろから、レイナの上半身を引き起こすと両腿の裏側に両手をあて、
レイナと結合したまま、レイナを抱えあげる。
ザルクとレイナが結合した部分が前から丸見えになる体位だ。
228:名無しさん@ピンキー
08/11/01 00:53:36 +IDnoR57
「いや、ザルク兄さん、こんな格好…、恥ずかしい…」
レイナは両足を大きく開かれたまま頬を赤く染めて、顔だけ振り返ると、ザルクにそう懇願する。
「ダメだ。ロム・ストールに見せつけてやるんだ。」
レイナを抱えたままザルクは立ち上がると、コクピットハッチを開放し、全身を外気にさらす。
レイナの瞳には巨大なバイカンフーの体躯が飛び込んでくる。
バイ…カンフー…、ロム…ストール、ロム…兄さん?
ピシッ
レイナの心の奥底で何かにヒビが入るような音が鳴る。
ピシッ
レイナの心の奥底の”優しいザルク兄さん”の顔にまるでガラスが割れるようにヒビが入る。
ピシッ、ピシッ、バリン!
やがてザルクの顔写真が砕け散ると、その下から”優しいロム兄さん”の顔が現れる。
「イヤァァァァァァ…!」
レイナは全てを思い出した。同時にレイナの身体に浮かび上がっていた青い蛇の紋様が消失していく。
今、背後にいるのは、ロムの宿敵、この惑星B-1を破壊しようと目論むヴェルト・ザルク!
「ロム兄さんの前で…、こんな…、お願い、やめてぇ…」
レイナはうつむくと両手で顔を覆いザルクに哀願する。
「ちっ、洗脳が解けたか。」
ザルクは愚痴ると、レイナの両手を払いのけ、顎に手を掛けると、顔を上げさせ、
眼前のバイカンフーに見せつけるように、下からレイナを激しく突き上げ続ける。
マイラの操るダールと死闘を続け、ダールとザルクに陵辱された後のレイナに抵抗する力は残されていない。
ザルクとレイナの眼前のバイカンフーは成す術なく、呆然と立ち尽くしているように見える。
中にいるはずのロム・ストールの表情を伺い知る術はレイナには無い。
「ロム・ストール!お前の可愛い妹は既に私のものだ。絶望と共にあの世に送ってやる!」
バイカンフーに向かってそう叫ぶとコクピットハッチを閉めながら、ザルクはレイナの耳元で
「この戦いが終わったら、もう一度じっくり時間をかけて我が”妹”にしてやる…」
とささやく。
「ロム兄さぁん!」
弱弱しい声を上げ、涙を流しながら、右手をバイカンフーに向かって伸ばそうとするレイナの眼前で、
ダールのコクピットハッチは無情にも閉じていった。
<つづく>
229:名無しさん@ピンキー
08/11/02 03:20:36 k6CpFKKi
「ダール、バイカンフーにとどめをさすぞ!バイカンフーの心臓部を狙え!」
ザルクがダールにそう命じると、コクッピットのモニター上のバイカンフーの胸の辺りに
赤い標準マークがロックされる。
バイカンフーはロム・ストールがケンリュウを経て二段階に合身して完成する。
ちょうど標準の定まったあたりにロムが搭乗しているはずだ。
ズポ、ズプ、チュポ
ザルクは変わらず、両手でレイナの腿の裏側を持ち上げると、自らの腰の動きと合わせて
レイナの身体を上下させ、レイナを貫き続けている。
抵抗する力の残っていないレイナは、ザルクになされるがまま、呆然と眼前のスクリーンの
バイカンフーを見つめている。
「さぁ、お前の兄の最後をその眼に焼き付けておくんだ。後はこの私がダールに命じるだけだ。」
ザルクは勝利を確信したようにレイナに宣告すると、後ろから跪かせたレイナの両腕をつかみ、
腰の動きを加速していく。跪き両腕を後ろに延ばされたレイナの頭部は自然とモニターの前へと突き出される。
その時、モニターに映し出されたバイカンフーを見つめるレイナの目に光が宿る。
バイカンフーのあの構え…、以前に見たことがある。
”肉を切らせて骨を断つ”
かつて強敵と戦った際に、相手にあえて自分の身体の一部を切らせて、
相手の急所を突き、辛くも勝利した時の構え。
ロム兄さんはあきらめたわけじゃない、間違いなくダールを倒そうとしてる!
そして狙っているのは、恐らくこのコクピット!
クロノス族の戦士を自認するレイナは絶望しかけた心を奮い立たせる。
ロム兄さんの手にかかるのなら…!
覚悟を決めたレイナは頭を巡らせる。ロムの攻撃を助けるために、少しでも自分ができることは…。
「ダール!止めを刺せ!」
ザルクのその命令を聞いた刹那、レイナの脳裏にマイラの言葉が甦る。
”ダールは生体兵器でね。コクピットにいる操縦者の脳波でコントロールするの。”
だからザルクはダールを操縦せず、重要な命令は逐一指示していたんだ!
それなら、コクピットにいる自分にもダールに命令できるかもしれない…
間髪を入れず、レイナは叫ぶ。
「ダール!ダメよ、バイカンフーを、ロム兄さんを攻撃しないで!」
230:名無しさん@ピンキー
08/11/02 03:31:20 k6CpFKKi
レイナの願いが届いたのか、バイカンフーに向かって突き出されたダールの尻尾の先端が
一瞬動きを停止する。
「貴様!小癪な真似を!黙っていろ!」
怒声を上げるとザルクは後ろからレイナの頭を押さえつけると、
強引にレイナを屈服させるように、荒々しく腰を突き上げる。
「あん…」
力ずくで押さえつけられたレイナは思わず声を上げる。
しかし、その一瞬の躊躇がザルクとダールにとって命取りとなった。
バイカンフーを狙っていたダールの尻尾の先端は一瞬の躊躇の後、
再びバイカンフーの心臓部に向かって突進していく。
同時にバイカンフーもカウンター攻撃を試み、
右手の手刀をダールの頭頂部のコクピットへと突き出していた。
レイナの命令が無ければ、恐らく両者共に急所に攻撃を受け相打ちとなっていたに違いない。
だが、レイナの命令によってダールの攻撃が一瞬遅れたことで、
バイカンフーの踏み込みを一歩深く許すことになり、
ダールのバイカンフーへの急所への攻撃はわずかに逸れ、
逆にバイカンフーからの攻撃をまともに受けてしまった。
まるで、ストップモーションのように、
ダールのモニターにバイカンフーの右手の手刀が迫ってくる。
(ロム兄さん…!)
レイナが心の中で兄の名を呼んだ瞬間、
ダールのコクピットは崩壊した。
231:名無しさん@ピンキー
08/11/02 03:44:03 k6CpFKKi
レイナは生きていた。
バイカンフーの右手は、コクピット内のレイナを守るかのように、レイナがいた空間を
避けて包み込むように、ダールのコクピットを圧壊させた。
それは単なる偶然だったのか。
それとも熟練した戦士としてのロムの才能か。
それとも兄妹がお互いを想いあう”愛”が生み出した奇跡だったのか。
「ぐ…、ぐは…」
肌に多少の傷を負ったものの、致命的なケガを負うことの無かったレイナの背後で、
ザルクがうめき声を上げる。
レイナが振り返ると、身体の半分を押しつぶされたザルクの無残な姿がそこにあった。
「ふ、ふふ…、最後の最後で詰めを誤ったか…」
口から血を吐きながらザルクはつぶやく。
「だが、お前達兄妹とて、元には戻れまい…、愛する兄の前であのような姿をさらしてはな…、ぐふ…」
最後に一声うめくと、身体をビクビクと痙攣させ、
最後の熱い粘液をレイナの中に放ち、ザルクは絶命した。
ザルクの最期の放出を受け止め、レイナは静かにザルクの顔に手を伸ばす。
洗脳していたとは言え、自らの妹を捨て駒にし、ストール兄妹に挑んだ闇からの使者の最後だった。
「人の心を弄び、最後に全てを失った可哀想な人…」
そうつぶやくと、レイナは見開いたままのザルクの目にそっと手をかざし、瞼を閉じさせた。
ガクン
レイナを包んでいたバイカンフーの手が動き出し、
ダールのコクピットからレイナを救い出す。
バイカンフーの掌の上からレイナが朝陽を背にしたバイカンフーを
眩しそうに見上げると、
バイカンフーもレイナを見下ろしているようだった。
232:名無しさん@ピンキー
08/11/02 03:54:42 k6CpFKKi
朝陽を身体に受け、小高い丘の上でレイナとロムは向き合っていた。
ザルクを倒したロムを仲間達が取り囲み、歓喜の輪が広がろうとしていた時、
レイナは一人その輪に背を向け、どこへともなく去ろうとしていた。
そんなレイナにいち早く気づいたのはやはりロムだった。
ロムはレイナの腕をつかむと、
「レイナ、話があるんだ」
と強引にこの小高い丘までレイナを連れてきた。
仲間達は遠巻きに心配そうにロムとレイナを見つめている。
仲間達から少し離れた場所にやはり心配そうに二人を見つめているマイラの姿もあった。
レイナは先ほどからうつむき、ロムの顔を見ようとしない。
「レイナ…」
一歩レイナに近づこうとロムが足を踏み出すと、レイナは一歩下がり、距離を縮めさせない。
「来ないで、ロム兄さん…」
胸に片手を押し当てたレイナは、大粒の涙をこぼしながらうつむいたままロムに語りかける。
「ロム兄さんの近くには…、行けない…」
搾り出すような声でそれだけ言うと、レイナはその場に泣き崩れた。
ロムはレイナに語りかける。
「マイラから聞いたよ、レイナ。例えレイナの身に何があってもこの俺の気持ちが変わることは無い」
レイナは頭を左右に振るとようやく顔を上げ、ロムを見つめながら、
「違うの、洗脳されただけで、ああなったんじゃないの…」
レイナは涙を流しながら、タイラントとのこと、そしてダールやザルクとのことをロムに語った。
きっかけは無理やりだったかもしれない。
でも”その行為”になると、快楽に抗えない自分がいて、流れに身を委ねてしまう…。
ロムへの想いよりも”悦び”に負けてしまう自分の心の弱さをレイナは許せないでいる…。
「このまま一緒にいたらきっとレイナのことでロム兄さんをもっと傷つけてしまう…、そんなの耐えられない…」
レイナは自分の気持ちを正直にロムに伝えた。
233:名無しさん@ピンキー
08/11/02 04:12:12 k6CpFKKi
レイナの気持ちを理解したロムは答える。
「レイナ、俺も正直に言おう。レイナを愛する気持ちは、
たとえどんなことがレイナの身に起ころうとも変わることは無い。
どんな苦しみがあろうとも、レイナと二人なら乗り越えていけると信じている。」
「…」
レイナはロムの言葉にじっと耳を傾けている。
「レイナが帰る場所は宇宙でここだけだ。」
そう言ってロムはレイナを迎え入れるように両腕を胸の前に広げる。
「お帰り、レイナ」
レイナは口を両手で塞ぎ大粒の涙を流しながらロムの胸へと飛び込んでいく。
「ロムにいさぁん!」
ロムの胸の中で泣きじゃくるレイナは、子供の頃、ガルディやロムに追いつこうと、
野原をかけまわっていたときに転んで泣き出してしまった、あの時のレイナと変わらない。
ロムにとってはかけがえの無い最愛の”妹”だ。
「どんな苦しみも一緒に乗り越えよう。そのためなら、剣狼を失っても、全宇宙を敵に回してもかまわない。」
ロムはレイナの耳元にやさしくそうささやいた。
レイナはただ泣きじゃくりながら、ロムの言葉にうなずくばかりだった。
「フッ…」
「ヒュー、ヒュー」
「熱いぜ、こん畜生!」
ジェットのあきれたような声やトリプルジムやドリルのひやかしの言葉が聞こえてくる。
涙を拭きながらようやくレイナが顔を上げ、仲間達の方に顔を向けると、
丘を駆け上がってくる仲間達の姿が見える。
ロムとレイナはあっという間に仲間達の歓喜の輪に取り囲まれた。
仲間達に囲まれながら、ロムは心の中でつぶやいていた。
(レイナが”ハイリビードジェネレータ”として覚醒した以上、間違いなくアイツはレイナを狙ってくる…、ヴァルトゥン!)
レイナ×マイラ・ザルク編 終
234:名無しさん@ピンキー
08/11/02 04:37:11 k6CpFKKi
>213
>223
いつも感想ありがとうございます。
また、毎回毎回長々とお付き合いいただきありがとうございます。
個人的にバッドエンドはやり逃げ臭がしてw好きでないもので、
ハッピーエンド(?)にもっていくために、長くなってしまい、申し訳ないです。
エロさえ読めればいいんじゃ!
という方は読み飛ばして脳内補完をお願いします。;^^
なんだかエロシーンの描写が早くもマンネリ気味で困っています。
表現のネタを仕入れないと;^^
レイナ×ヴァルトゥン編がいつになるかわかりませんがw
投下できた際にはまたお付き合いください。
(Ⅲでレイナがヴァルトゥンの触手に捕縛されるシーンがあったので触手Hになるかなぁ…)
レイナ×ヴァルトゥン編の前にちょっとした番外編とかも書けたらいいなぁ、とも思ってます。
”ハイリビードジェネレータ”とか勝手な設定作ってしまったので、その説明を兼ねてとか…
また感想いただけるとありがたいです。
それでは、またノシ
235:名無しさん@ピンキー
08/11/02 11:12:04 uKRCpW/3
面白かったです。次の作品も期待してます。
236:名無しさん@ピンキー
08/11/09 22:35:40 rqT+z00/
乙
次回作にも期待
ところで、レイナのブロック崩しゲームを見つけた。
脱衣していくやつ。
最後は残念ながら全裸でなくて白ビキニだったけど。
このスレの人はみんな知ってるのかな?
237:名無しさん@ピンキー
08/11/09 22:51:28 3pZLRmN/
>>236
ur教えて。やってみたい。
238:名無しさん@ピンキー
08/11/10 00:15:40 a0cdvQYC
つURLリンク(members.jcom.home.ne.jp)
ここの”GAME”ページの”レイナのブロックくずし”だよ。
ちなみにここの管理人さんも重度のレイナヲタみたい。
イラストがたくさんあった。(ただしエロなし)
239:名無しさん@ピンキー
08/11/10 00:45:49 yIAX+K0z
>>238
ありが㌧
240:名無しさん@ピンキー
08/11/10 02:43:03 c7HSmo/0
新しいファスアネタが欲しいなぁ
241:名無しさん@ピンキー
08/11/13 15:50:23 cEm0AU5+
剣狼伝説は、ジャンプの打ち切りマンガみたいな終り方だったから、続きは気になるんだよなぁ。
ファスアたんが今後、西山史ばりの陵辱を受けるに違いない!と考えると、読みたくてたまりません。
242:名無しさん@ピンキー
08/11/13 22:01:01 HSQnmlgS
>>241
そんな欲望をかなえる為のファスアたんスレじゃないか!
243:名無しさん@ピンキー
08/11/29 21:42:54 xorXrLvJ
保守
244:名無しさん@ピンキー
08/12/21 22:30:21 fcHB1zKh
ティラノ全巻セットが近所の古本屋で手に入ったので、読んでます。
1巻目は、牢獄のシーンでファスアたんのおっぱいぽろり、とかあった。
勃起したイチモツをヒロインに押し付ける主人公って、いったい…
245:名無しさん@ピンキー
08/12/22 07:39:21 ncj8czNT
そんなのは、まだ序章に過ぎないぜ
246:名無しさん@ピンキー
08/12/23 23:37:34 7Fk9XhtL
2巻のアレを読んで想像が広がったら、遠慮なくこのスレにぶつけてくれ
247:名無しさん@ピンキー
08/12/28 01:17:07 hm5CmFg+
こっちとしては、ファスアたんがレイープされた後連れ去られて、徹底的に嬲られてほしい。
最後には地下牢の三角木馬の上でイキまくっているところを、ティラノに救出されてほしい。
248:名無しさん@ピンキー
08/12/28 20:43:37 ZYnBDf/H
読み終わりました。
ファスアたん、読みどころまとめ。
第一巻
1.牢獄で傷だらけのティラノを舌でペロペロ(ただし猫の状態で)
2.牢獄でおっぱいぽろり
3.牢獄脱出後、逃げた先の洞窟でティラノとちょっと良い雰囲気に
第二巻
1.伝説の未遂シーンw下着はヒモパンであることが判明(ザウバー早すぎるよザウバー…)
第三巻
1.<魔結陣>のシーンとか星空を見上げて夢を語るシーンとかティラノとファスアのシーンはあるが、
あまりエロくない…
番外:ランス・クリスのクリスに迫られるティラノ
第四巻
1.ティラノとファスアのキスシーンあり。でもやはりあまりエロくない…
2.甲羅鬼にさらわれるファスア
第五巻
1.ガイゴールに洗脳されて全裸にw(クリス邪魔だよクリス…)
第六巻
1.ガイゴールの魔術で振り回されて衣服をボロボロにされる
2.ガイゴールに后になれと迫られる。(ティラノ早いよティラノ…)
249:名無しさん@ピンキー
08/12/28 20:44:16 ZYnBDf/H
エロ小説に転用できそうなのは、
・1巻の洞窟のシーン
・2巻の未遂のシーン(上の方で散々やられてますが)
・ガイゴールに手篭にされそうになるシーン
ぐらいですかねぇ。
本編には絡みはないですが、
・孔雀鬼の獣人針で淫獣に治療されてしまうファスア
・ティラノとランス・クリスとの3P
とかちょっと想像してしまったw
他にどんなのがありますかね。
250:名無しさん@ピンキー
08/12/28 23:45:28 DB1nWNMD
エロに関しては2巻がピークだからなぁ
251:名無しさん@ピンキー
08/12/29 02:02:01 JFqVumBs
それを言ったらこのスレ終わっちゃうよ
252:名無しさん@ピンキー
09/01/01 03:03:54 SU8fAcu+
そんな事はないさ
ファスアたんへのエロ妄想がある限り
253:名無しさん@ピンキー
09/01/04 00:22:10 lwAwWc7+
ガイゴールの部下に、「妖艶で残忍な女将軍」というお約束なキャラがいたな(名前なんだっけ?)
こいつは最終話で生き残っていたのだ。
よってこいつに、ファスアたんをいじめさせろ!
オバちゃん将軍に捕まり、気が付くとSMハウスに監禁されてたファスアたん。
抵抗するも全裸に剥かれ、OΠ両方ちゅうちゅうされたり、磔鞭打ちと嬲られ放題。
そして、実はレズだった女将軍様に処女とバックバージンとファーストキスを奪われちゃうのだ!
一方ティラノは近くにいるのに、何故か助けず、静かに見守っているという・・・・
254:名無しさん@ピンキー
09/01/04 00:38:57 lwAwWc7+
ジンの兄貴は生き残っていたな。
兄貴がファスアたんをねちねちとストーキングしまくる展開も、乙かも知れねぇ。
例えばファスアたんが牢屋に囚われ、何故か隣に兄貴いて、四六時中言葉責めをするとか、変態看守とともに毎日陵辱しまくるとか。
グヘヘヘ。たまんねぇな。
255:名無しさん@ピンキー
09/01/04 00:52:13 PaICwHo7
あえて1巻のおっぱい披露を
処女喪失の本番まで持っていくのに挑戦してみるとか?
言葉責めやるならチンポ、マンコの卑語率アップ希望
どちらかと言うとファスアたんに卑語ってもらいたいw
256:名無しさん@ピンキー
09/01/04 21:38:28 lwAwWc7+
>>255
つまり、大分話は変わってしまうが、ファスアたんが捕まって、抵抗するものの服を剥ぎ取れておっぱいポロリ。そのままヒモパンも脱がされて、挿入されるって展開?
それもおいしいな
257:名無しさん@ピンキー
09/01/05 00:59:01 9ADCfIWu
おっぱい披露して隙を作るも、ティラノがあっさり気絶させられ
そのまま犯されるとか
258:名無しさん@ピンキー
09/01/06 00:10:55 pUgJK+cO
一巻でティラノ救出のために牢屋に入ったが、やっぱりファスアたんも捕まっちゃうわけか。そりゃ手間が省ける。
それなら城中の女に餓えた獣どもに犯され続けるのか。しかも地下牢だから、拷問道具もてんこ盛り。
高手小手に吊るされ鞭打ち。
電気アンマで悶絶。
浣腸で下剤を与え、公開排出。
そして屋外で全裸晒し。
いっそ、ティラノの真向かいの牢屋に全裸で監禁されて、恋人の目の前で嬲られるという、究極の屈辱を差し上げよう。
259:名無しさん@ピンキー
09/01/06 00:23:05 pUgJK+cO
そしてイザとなれば、猫に変身するとかで魔法で脱出。
嬲り者のファスアを見たティラノの力が爆発(もっこり?)し、救出してもいいわな。
え?救出するはダメ?
だって、ファスアたんを殺したり重症を負わせる話じゃないんですよ。
260:名無しさん@ピンキー
09/01/24 00:41:31 mJXBoFhd
定期age
261:名無しさん@ピンキー
09/02/13 19:20:58 STBHxCjb
話は変わるが、最近は電撃文庫にしろ、スニーカー文庫にしろ、ヒロインが陵辱されるってシーンは無くなったよなぁ。
例えば、『ルナ・ヴァルガー』ではスゴイシーンがカラー挿絵付きで登場していたのに、次作のネオ・ヴァルガーではガクンと減っちまった。
これは、出版社の「自主規制」ってヤツですか?
262:名無しさん@ピンキー
09/02/14 00:58:14 9gaDCa6F
ティラノも2巻をピークにエロ度下がったからなぁ
あとがき読んでファスアたんの更なるエロを期待してたのに・・・
263:名無しさん@ピンキー
09/02/16 02:27:46 aBo0Sw3Y
だよな。ファスアみたいな生意気な小娘が犯されてこそ興奮するっていうのに、健気な子ばっかり不憫な目に遭って・・・
264:名無しさん@ピンキー
09/02/18 00:03:09 0sIeCLZn
そら18歳未満の読者が増えたんだから規制せざるをえんだろ
今ティラノのノリでエロ展開入れたら間違いなく親どもがこぞって潰しに来るからな
265:名無しさん@ピンキー
09/02/19 01:11:02 8lgfbGAJ
てか普通に厨房の頃に2巻読んでたけどなぁw
266:261
09/02/19 22:00:49 ZxIZSglF
ルナ・ヴァルガーの後書きには、ファンサイトの活動も紹介されていました。
確か、ティーンズが中心だったような気が。
・・・・・あんなトンでもないエロ小説が、普通に読まれたんだぜ。ちょっと前までは!
規制が厳しくなったのは、宮崎勤の影響かな?
267:名無しさん@ピンキー
09/02/19 22:08:05 2OqwBWQj
その代わり。ってワケでは無いのだろうけどラノベの寸止めエロっぷりは以前の物どころでは無いがな。
268:名無しさん@ピンキー
09/02/20 13:38:09 GTjpn47m
>>267
kwsk!
269:名無しさん@ピンキー
09/02/21 09:44:19 Zgj8zTr3
>>267
でも、最近のラノベのエロはある意味「予定調和」というか、ボーダーラインが
はっきりしてるからな。
旧世紀の角川スニーカーとか、基本「何でもあり」だったから。
270:名無しさん@ピンキー
09/02/21 11:28:52 3c+fNJFv
一番最初のSSをすこし変えてみた。
「オーラ・ウリム・ラト・ウム」
しかし、その呪文もまた、むなしく森の闇に吸い込まれていくだけだった・・・
ファスアには、受け入れたくない現実だった。
好きでもないむしろ、見るだけでも毛嫌いするような醜い男たちである。
その男たちが、自分の上に覆いかぶさるように群がっている。
その内のはげ頭の男の一物が、自分の股間に押し付けられている。
もう、あきらめ受け入れるしかないのだ。
自分が、犯されることを!!!
グニッ!
ついに、ファスアの秘穴にバリの亀頭だけがめり込んだ。
「アァ・・・・・・・・・・」
ファスアは股間に熱いものが入ってきたのを感じて、声にならない悲鳴を上げた。
― 痛い・・・痛いッ!!
バリの一物が、ファスアの中を進むたび、体の中心を痛みがかけていく。
ファスアは、その痛みに必死に耐えていた。
バリは、ファスアの中の感触を確かめるようにゆっくりと進んでいく。
「きついな」
ファスアの膣口は、バリの一物を受け入れるにはあまりにも狭かった。
271:名無しさん@ピンキー
09/02/21 11:29:25 3c+fNJFv
…この感じ、間違いなく処女だ。……
改めて感じるこの事実に、バリはさらに興奮していた。
その一物が、かすかな抵抗を感じた。
それは、ファスアの処女膜だ。
「お嬢ちゃん・・・女になる覚悟はできたか!!!!」
バリは、そういうと苦痛に必死に耐えるファスアの顔をみた。
バリは、正直これほどまで美しい女は見た事が無かった。
自分がこの少女の始めての男になるのである
バリは、嫌らしい笑みも浮き出た血管も隠すことはできなかった。
メリッ・・メリッ・・
この瞬間を、長く感じようとバリはゆっくりと腰に力を入れていく。
徐々にファスアの処女膜は、破られていく。
ファスアには、この時間が人生で一番長く時の流れをかんじていた。
272:名無しさん@ピンキー
09/02/21 11:29:55 3c+fNJFv
「いや・・・・いや・・・」
弱弱しい声がファスアから漏れてくる。
強気なファスアはもうどこにもいない。
ファスアの股間からは、赤い滴が流れ出す。
バリの一物は、ファスアの処女膜を完全に破っていた。
ファスアが、少女から女になった瞬間だった。
バリは、時間をかけファスアの処女を奪った。
抵抗を失ったバリの一物は、水を得た魚のようにファスアの中を進んでいく。
「最高だぜ・・・・・・」
あまりの快感に、バリの口から感嘆の声をあげる。
バリの一物は、完全にファスアの中に埋まっていた。
ファスアの中は、想像していた以上よりも柔らかく、膣壁の肉がとろけるように肉棒に絡み付いてくる。
名器と呼ぶにふさわしいすばらしい膣だった。
あまりの気持ちよさに、すぐにでも射精してしまいそうになる。
ファスアは、股間に熱い大きなものが入っているのを感じていた。
それは、受け入れがたい汚らわしいもの。
しかし、確かに感じる存在感。
股間からバリと一つになっていく感覚。
これが、穢れるということなんだと感じていた。
もうきれいな体でティラノに会うことはないのだ。
そのことをファスアは悲しく思った。
273:名無しさん@ピンキー
09/02/21 11:30:27 3c+fNJFv
バリの腰は、執拗にファスアを突き上げる。
手足を拘束され、無理やり男の物を受け入れさせらている。
これが夢ならと思うがこの股間の痛みは、現実のものであった。
バリの腰の動きが、速くなってくる。
ファスアの膣は、バリが突き上げるたび、キュッとバリの一物を絞め上げる。
そのたびに、バリに何とも言えない快感が現れる。
もう、バリは射精感を抑えることも忘れ、ファスアの膣を味わっていた。
「もうすぐだ…お嬢ちゃん…・いくぞっ。」
何がくるのかは、ファスアもわかっている。
「お願い…それだけは、中だけはやめて……」
それは、目の前の男に聞き入れられないのはわかっていた。
それでも、ファスアは、最後の哀願をした。
バリは、ファスアに印を残そうとしている。
妊娠という絶望を味わうのだ。
バリの一物が、大きく膨れ上がった。
そして、ファスアの子宮にむかって、亀頭から大量の精子をぶちまけた。
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーー」
ファスアの一際大きな悲鳴が、森の闇に木霊した。
ファスアは、熱いものが子宮の中に注ぎ込まれたのを感じ、絶望の中で少女はその意識を閉じた。
「マジで、最高だったぜ…」
バリは、ファスアの中から一物を引き抜くと、足を大きく開かれたファスアを見ながら満足げに呟いた。
274:261
09/02/26 22:00:17 3XfFR0M0
なぬ!ファスアが妊娠しちゃうのか。
それもオイシイ展開。
しかしそうなると、今後の展開に支障が出ちゃうなー。
妊婦を連れて、あちこち冒険するわけにも・・・
275:名無しさん@ピンキー
09/03/02 12:05:24 9pyGJUO9
>>269
イコノクラストの寸止め無しのガチっぷりには驚くぞきっとw
276:名無しさん@ピンキー
09/03/16 15:47:02 VOZxG7f1
>>274
だいたいこの手のは出来ないよw
レイプの妊娠率が和姦より高いのは医学的にも証明されてるけどな
277:名無しさん@ピンキー
09/03/17 00:31:31 K15hmCbA
まぁ「お願い!中には出さないで!」ってのは
お約束みたいなもんだしなw
遅くなったけど>>269-273
GJ!
278:名無しさん@ピンキー
09/03/23 16:28:30 8xfPnwRC
>>276
そうなの?
まぁ妊娠したら、その後の処理(堕胎とか)がややこしくなりそうだけど。
でも、いっか。ファスアタンのエロ以外はどうでもいいし(←あ~あ。言っちゃった)
279:名無しさん@ピンキー
09/04/11 05:40:09 2pxVYyC2
>>265
そうそう
んで抜きまくってたしw
280:ファスアたんのエロ画像キボンヌ
09/04/11 15:42:37 DY9mL07d
話が飛びますが・・・
剣狼伝説の世界観って、『邪悪な力に世界が侵食されている』ですよね。
よー分からんが。
その影響か、治安もべらぼうに悪くて無法地帯レベルです。
そう考えると、ファスアの行動って非常識(と言うか基地外沙汰)じゃないの!?
ヨハネスブルクやソマリアで、薄絹を纏っただけの少女が一人で旅したら、どうなるか分かりそうなもの。
しかも全裸水浴びのおまけ付き。
もう世間知らずを通り越して、襲ってと絶叫しているものだよ。
281:名無しさん@ピンキー
09/04/12 15:16:32 SRWSekOB
1巻の最初でも、ティラノが襲われそうになったファスアを逃がしたために兵士に捕まって、腹いせにアッー!されそうになっていたな。
いっそあのままティラノが掘られただけで『ティラノ~ゲイ狼伝説魔空界編 完』でもあり!な、気が・・・
しっかし「剣狼伝説魔空界」なんて、中二病丸出しのイタイ名前だなぁ。
282:名無しさん@ピンキー
09/04/13 15:41:51 RaIBGcwU
これと凄ノ王伝説のせいで凌辱属性がついちまったぜ(´・ω・`)
当時のライトノベルだとサムライトルーパーの小説版なんか
すっかり同じようなシチュでおさななじみの子(たしか13才)が
ガチでやられちゃって妊娠するんだぜ(´・ω・`)
283:名無しさん@ピンキー
09/04/13 18:30:50 LliSyof1
まず1巻でファスアたんがおっぱいを自ら披露した際の
おわん型の乳房って表現がインパクトあった
そしてまさか2巻で速攻、全裸で水浴びを披露したどころか
ザコキャラにその美乳をこねる様に揉まくった挙句に
口に含まれチュバチュバ舐めしゃぶられまくるとは・・・(;´Д`)ハァハァ
284:名無しさん@ピンキー
09/04/24 15:38:02 +12BTq+R
保守
285:名無しさん@ピンキー
09/04/30 00:40:40 AVdeVgxi
いっそ難しい話は抜きにして、あっさりとファスアが犯される展開を考えてみた。
宿屋か洞窟で一人で寝ていたら、いきなり怪しげな男に取り囲まれ、「やっちまえ」の声とともに押さえ込まれるファスアタソ。
口を塞がれて叫ぶ事も出来ないまま、服を胸元までたくし上げられ、パンツまで下ろされるファスア。
男もズボンとパンツを下ろし、イチモツを晒す。
そのまま容赦なく、激しく勃起したイチモツがファスアに挿入される。
そして叫ぶ事も出来ないまま、性感の喜びと屈辱にもだえるファスア。
気が付いたときは、ティラノが解放していた。男たちはファスアを犯しただけで帰ってしまった・・・
286:名無しさん@ピンキー
09/04/30 01:07:10 AVdeVgxi
>>285
訂正。
ティラノが解放していた。
→ティラノに介抱されていた。
他にも、>>285の状況において・・・
処女喪失の絶頂の時、脳裏に神託が流れ込む。それこそがファスアの前世たる『マシンロボ』でのレイナの記憶であった。
(ファスアの前世はレイナだったんだよ!
ΩΩΩ<な、なんだってー!!!)
陵辱の性感にもだえながらも、レイナだった時の記憶と意識が戻る。
そして闇に立ち向かうべく記された、自分の宿命も・・・
意識が戻った後は、ティラノに自分達の宿命を話し、そこから『剣狼伝説』の新しいストーリーが始まる、なんてのも、ありかも。
287:名無しさん@ピンキー
09/04/30 01:20:05 AVdeVgxi
もっと、シンプルなのもいいかも。
ファスアが町を歩いていたら、いきなり襲われ暗がりに連れ込まれ、そこでパンツを脱がされ足を開かされる。
そして暴漢にペニスをマ○コに挿入され、射精!
抵抗するヒマも絶頂に至るヒマも無く、男たちは無言で逃げる。
呆然としたファスアは、急いで服の乱れを直し、何事も無かったかのように立ち去る・・・
288:名無しさん@ピンキー
09/04/30 01:50:49 AVdeVgxi
もっと載せます。
いつの間にか「犯されて処女喪失していた」と言う展開もあり。
『ティラノ』の魔空界編が終わった後で、いつの間にか犯されいたファスアタソ。
時々その事を思い出して、涙したり気持ちよがってオナヌーしています。
289:名無しさん@ピンキー
09/05/01 14:53:46 V6C0qvpF
>>280
実際、剣狼伝説(レイナ編)の同人ではその辺の設定を上手くいかして
基地外沙汰に扱われていたり、襲われたり、肉便器にされたりしていた
結局、書き手の視野の広さに依存する部分だからなあ…
290:名無しさん@ピンキー
09/05/02 23:50:16 2TMPxZ84
>255-259
あたりを参考に書いてみました。
よかったら感想お願いします。
291:名無しさん@ピンキー
09/05/02 23:59:46 2TMPxZ84
グシャッ!
なにかがつぶれた感触がティラノの足につたわってくる。
つぎの瞬間ジャイは壁に叩きつけられていた。
顔面では破壊された標準の機械類が放電して火花を散らしている。
火花の下では、醜い顔が真っ赤な血を吹き出していた。
「ワオッ!すっごい!」
ファスアが飛びあがって叫んだ。
「さすが、あたしの婚約者だけあるわ。やるじゃない!」
咳きこみながら、ティラノは立ち上がった。
喉に赤黒くジャイの手形がくいこんだ跡がついている。
と、顔をあげたティラノの視線が空中でとまった。
はだけたままのファスアの胸がそこにある。
「………」
ティラノは目をパチクリさせて唾を飲み込んだ。
「い、いつまでそんなかっこうしてんだよ…」
「えっ?」
ファスアの視線がゆっくりとさがった。そして、ようやく自分があられもない格好を
しているのに気づいた。
「キャッ!」
少女はあわてて胸を隠した。
ファスアが胸を隠しながらキッとティラノの顔を見返すと、
顔を赤く染め、せつなげな表情でファスアを見つめるティラノの顔がある。
「どうしたの?早く逃げないと…」
服を元に戻しながらファスアが言いかけると、
「俺、その…、もう…がまんが…」
とファスアの瞳と胸元を交互に見つめながらティラノはつぶやく。
「バカ!こんなところで何考えてるの?それに私はそんな女じゃありませんからね!」
強い口調で言い返すものの、ファスアを見つめるティラノの瞳は、間違いなく、
幼い頃のティラノの瞳そのものだった。
292:名無しさん@ピンキー
09/05/03 00:11:04 4ksyLaDg
(やっぱり…ティラノに間違いない…)
とファスアは心の中でつぶやく。
その瞳に見つめられると、なんでも許してしまいそうな気持ちになってしまう。
ファスアの心の声がティラノに届いたのか、ティラノは自分の唇でファスアの唇を強引に奪う。
「ん…んん!」
ファスアは、身体をティラノのたくましい腕で抱きしめられ、身動きがとれない。
押しつけられるティラノの股間のふくらみは、さきほどより大きさを増しているように感じられる。
「…もう!強引なんだから!」
ようやく口を離すとファスアは少し怒ったようにティラノを見上げて声をあげる。
「ファスア…、俺…」
「そんな瞳で見つめられたら断れないじゃない!…はじめてなんだからやさしくしてよ…。
それに、誰にでもこんなこと許すわけじゃないんですからね。相手があなただから…」
後半は恥ずかしさのあまり消え入るような声をファスアは出した。
ファスアの言葉が終わらぬうちに、ティラノはファスアの衣服に手をかける。
やさしさとは程遠い、衝動を抑え切れない、若者らしい乱暴な脱がせ方だ。
「ちょっと!ティラノ、落ち着いて…」
ファスアの言葉が耳に届かないかのように、ファスアの衣服を捨て去ると、
ファスアの両足を左右に開き、ティラノは強引にファスアの中に割って入ってくる。
「やだ!ティラノ!いやぁ…」
ファスアが抗議の声をあげた刹那、
「あぁ…!」
ティラノは数回腰を前後させただけで絶頂に達したらしく、短い声を上げると、動きを止める。
同時にファスアはティラノの先端から自分の体内に熱いモノが流れ込んでくるのを感じた。
(はじめてだったのに…!)
ティラノのあまりに一方的な行為に、ファスアの心に怒りが込み上げてくる。
「自分勝手すぎるわよ、バカ!」
すごい剣幕で怒るファスアにようやく我に返ったのか、
ティラノが顔を真っ赤にして、オロオロしながらファスアに向かって口を開こうとしたその時、
ヴァオオオン!
爆音がおこり、ファスアの身体の上からティラノの身体が牢獄の壁に向かって弾き飛ばされた。
293:名無しさん@ピンキー
09/05/03 00:22:06 4ksyLaDg
激しく牢獄の壁に身体を叩きつけられたティラノはそのまま床に崩れ落ちて動かなくなる。
「ティラノ!」
ファスアは叫ぶと身体を起こしティラノにかけよる。
上半身が焼けただれ、壁に激突したショックか身体がおかしな角度で曲がっている。
かろうじて息はあるものの、危険な状態であることは、ファスアの目からも明らかだった。
「いやあ!ティラノ、ティラノ!」
触ることもかなわず、傍らでティラノの名を呼び続けるファスアの視界の隅で、
ゆらりと影がうごめく。機関青銅砲を構えたジャイだ。
「小僧が…、ふざけやがって!」
顔中から血を流しながらジャイがゆっくりと立ち上がる。
「おい、どうした!」
爆音を聞きつけて、牢獄に詰めていたブラッド国の兵士達がティラノの牢獄に集まってくる。
その中には、リーダー格のバリアムやティラノを拷問した小男、ラッシュの姿もある。
「なっ!」
鉄格子をくぐり、牢獄の中に入り込んだ兵士達は牢獄内の光景を目の当たりにすると、一瞬絶句した。
顔中血だらけにして機関青銅砲を構えて立ち尽くすジャイ、
機関青銅砲に焼かれたらしく、大ケガをして床に転がっているティラノ、
そして…全裸でティラノの傍らにしゃがみこんで心配そうにティラノを覗き込んでいるファスア。
バリアム達にとっては何がおこったのか、すぐには理解できない光景だった。
「ジャイ、いったいなにがあった?」
バリアムは傍らに立つジャイに声をかける。
「どうもこうもねぇ!この小僧、牢に女を連れ込んだあげく俺に襲い掛かってきやがった。」
「それで撃ったのか」
「悪いか!」
興奮気味のジャイは相手かまわず怒鳴り返す。よほどティラノに打ちのめされたのが気に障っているようだ。
294:名無しさん@ピンキー
09/05/03 00:28:41 4ksyLaDg
「ふん。」
バリアムはジャイの返答を聞き流しながら、ティラノへと視線を戻す。
その時、ファスアと目が合った。どこかで見た少女だと思い、すぐに昼間の少女だと思い出す。
思わず唾液を飲み込んでしまうほど美しい少女だ。
その感想はどうやらバリアム一人だけのものではなく、この牢獄に居合わせた兵士達全員の感想らしい。
バリアムは周り中の兵士達が次々にゴクリと唾液を飲み下す音を聞いたような気がした。
周りの兵士達はジリジリとファスアに向かって歩を進め距離を縮めていく。
牢獄の中の空気を感じ取ったのか、ファスアは、はっと顔を上げるとにじりよる兵士達に向かって叫ぶ。
「来ないで!それ以上近寄ったら舌を噛み切って死ぬわ!」
欲望を丸出しにした、ギラつく兵士達の視線から、自分の身体に近づく危険を感じ取ったファスアは、
兵士達をけん制する。
ファスアの言葉に兵士達はぴたりと歩を止めた。
中にはあからさまに舌打ちする者や隣同士どうする?と視線を交わして相談をする者もいる。
「かまわねぇぜ」
とまどう兵士達の輪の中から声を上げたバリアムは、一歩進み出るとゆっくりとファスアに近づいていく。
「近寄らないで!」
つり目気味の目をさらに吊り上げて、ファスアはバリアムに向かって声を上げる。
ファスアの声が聞こえないかのように、バリアムはティラノの前に立つと、
ゆっくりとしゃがみこむ。
「俺達は良いんだぜ。別に。でもなぁ、この小僧は可哀相だよなぁ。」
バリアムは憐れむようにゆっくりとティラノに視線を落とす。
「この小僧は元はと言えば、お前を助けようとして俺達に捕まったんだもんなぁ」
ファスアはバリアムの言葉にハッとすると視線をティラノへと向ける。
「簡単にお前が死んじまったんじゃ、うかばれねぇ。でも、ま、心配すんな。
お前が死んだら、この小僧で憂さ晴らしをさせてもらうぜ。
あのラッシュは、人間を生きたまま切り刻むのが得意だからな…。
この小僧は簡単には死なせやしねぇ」
バリアムはラッシュに視線を向けながら、言葉でファスアを絡め取っていく。
バリアムの意図を理解したラッシュは、ファスアに見えるように、
ニタニタと笑みを浮かべながら、手にした小剣の刀身を舌でベロリと舐め上げる…
295:名無しさん@ピンキー
09/05/03 00:34:45 4ksyLaDg
「…なにが…望みなの?」
しばらくの沈黙の後、ファスアはバリアムに問う。
「この砦の連中は女日照り続きでよ。夜伽の相手が欲しいのよ」
バリアムの答えに、ファスアはバリアムをにらみ返しながら、
「冗談じゃないわ。誰があんた達なんかに…」
と震える声で応じる。
「ふん、ただでとは言わねぇさ。この砦には治癒術師もいる。小僧の手当てもしてやる。」
そう言ってバリアムが顎をしゃくった先には、治癒術師らしい男の姿があった。
「このままだと、小僧も長くはもたねぇなぁ…」
ファスアの心に止めを刺すようにバリアムはつぶやいた。
ファスアはこれから自分に与えられる屈辱と瀕死のティラノを心の中で両天秤にかける。
結果は自ずから決まっていた。
小刻みに震えながら、吊り上げた目の端に涙をため、バリアムに視線を向けると、
「…好きにしたらいいわ。」
と声を絞り出すように応えた。
「よし、商談成立だな。おい、小僧を壁にくくりつけろ」
バリアムは周りの兵士達に命じる。
「乱暴なことしないで!」
声をあげるファスアに、
「約束は守るさ。だが、治ったあと、また暴れられたんじゃたまらねぇからな」
バリアムはそう応えるとファスアをその場から立ち退かせる。
兵士達は慣れているのか、数人がかりでティラノの身体を起こすと、
壁に鎖でつながれた輪をティラノの首、手首、足首に素早くはめていく。
作業が終わると、ティラノは両手両足を左右に広げて立ち上がった状態で、
壁にはりつけにされたように見える。
機関青銅砲に焼かれた衣服は、ティラノの身体からボロボロと剥がれ落ち、足元にたまっている。
大ケガをした裸身をさらしているティラノを心配そうに見つめているファスアの顎に手をかけ、
自分の方に向かせるとバリアムはファスアの唇を強引に奪う。
296:名無しさん@ピンキー
09/05/03 00:41:46 4ksyLaDg
ファスアの身体が一瞬で硬くなるのを感じながら、
バリアムは舌でファスアのやわらかい唇をなめまわす。
周りでは、兵士達が卑猥な嬌声を上げ始める。
バリアムはやがて、舌をファスアの口中へと忍び込ませる。
軟体動物が口中でのたうつような不快感を、ファスアは目を閉じ、じっとこらえている。
全てはティラノを、一度はあきらめた婚約者を救うために。
バリアムがようやく唇を離すと、ファスアはプイと顔を横に背ける。
「くく、気が強いな、そこがまた、たまらねぇ…」
ファスアの気丈な反応を、むしろ楽しむかのようにバリアムがファスアの横顔に声をかける。
間を置かず、バリアムはファスアの首筋に舌を這わせ、指先をファスアの股間へと伸ばす。
ピクン、とファスアの身体が反応し、ファスアはバリアムの指先の侵入を拒むように、
両足を閉じる。
「早く、ティラノを助けてちょうだい!」
バリアムをにらみつけながら、ファスアは声をあげる。
「小僧の心配より、自分の心配をするんだな。楽しまねぇと苦しむのはお前だぜ…」
ファスアに覆いかぶさるようにしたバリアムの身体越しに、
ティラノに掌をかざし、治癒術師が呪文の詠唱を始めるのが見える。
ティラノに気を取られた一瞬のスキにバリアムの指先がファスアの股間にスルリと滑り込む。
「あっ、やっ!」
短く叫び声を上げると、ファスアは身体をよりいっそう硬くする。
「こっちは約束を守ってるんだぜ。なんなら、今すぐ治癒術師を止めてやろうか」
バリアムはファスアの耳元で小声でささやく。
ファスアは、奥歯をかみしめ、口を一文字に引き結ぶとバリアムと視線を合わせないよう、
横に向いたまま身体の力を抜く。
力の抜けたファスアの身体の敏感な部分をバリアムの指先が往復し始める。
ファスアは声を上げまいと必死に耐えている。
やがて、バリアムの指先に粘液が絡みつき始める。
「へへ、濡れてきたようだな…」
バリアムの声を無視するようにファスアはひたすら顔を横に背け耐え続けている。
297:名無しさん@ピンキー
09/05/03 00:52:03 4ksyLaDg
バリアムはファスアの足首をつかんで両足を左右に広げると、膨張しきった肉棒をファスアの股間へとあてがう。
周りの兵士達があげる歓声に合わせて、バリアムは一気に腰を突き出し、ファスアを貫く。
「あぁっ!」
さすがに、耐え切れず、ファスアが短い悲鳴を漏らす。
バリアムは自身の身体でファスアの身体を覆い隠すように、上からのしかかり、
一定のリズムでファスアを貫き続ける。
「ふぅ…、たまらねぇ身体してやがる…」
バリアムは思わず声を上げる。
ファスアの内襞に肉棒を包み込まれながら、バリアムは胸の二つの丘陵を両手でゆっくりと
揉みしだく。
ファスアは責め苦が終わるのを目を閉じながらじっと待ち続けている。
「ううっ!」
ほどなく、バリアムはうめき声を上げ、上半身をのけ反らせると、ファスアの中へと放出していく。
ファスアは身体をビクリと震わせると目じりから一筋の涙を流す。
心が折れてしまいそうで、声をあげるのを必死でこらえている。
ティラノを助けるためとはいえ、こんな汚らわしい連中に自分の身体をもてあそばれて…
はずかしさと怒りでファスアの心は荒れ狂っていく。
「ふふ、俺がこんなに早く果てちまうなんざ久しぶりだぜ…」
と耳元でささやいたバリアムに向かって、ファスアは、
「ケダモノ!」
と涙を流しながらはき捨てるように言葉を浴びせる。
にらみつけるファスアをよそに、バリアムは回りの兵士達に向かって、
「おう!お前ら一人一日一回だ。いいな!こんな上玉長く楽しまなくちゃ、もったいねぇ。
簡単に壊すんじゃねぇぞ!」
と告げる。即座におぉ!と周りの兵士達から歓声が上がる。
その歓声をかきわけるように、小男のラッシュが前に進み出る。
「へへ、次は俺だ!」
298:名無しさん@ピンキー
09/05/03 00:59:08 4ksyLaDg
床の上に横たわったファスアの身体に馬乗りになり、ラッシュは腰から
小剣を引き抜くと、刀身をファスアの柔らかい乳房にピタリとあてがう。
「ひっ!」
刀身の持つ冷たさとその奥に隠された切れ味、そして人を生きながら切り刻むという
ラッシュ自身に恐怖したのか、ファスアは短く悲鳴を上げると、カチカチと上下の歯を打ち鳴らし、
小刻みに震え出す。
ラッシュの残虐な性癖で、拷問中にこれまで何人の捕虜がむごい仕打ちをうけてきたか。
あきらかにラッシュの暴走が始まろうとしていた。
「ラッシュ!調子にのるな!傷モノにしてみろ、回りの連中が黙ってねぇぞ!」
バリアムに一喝されると、ラッシュは渋々
「ちっ」
と舌打ちし、素早く小剣を腰の鞘に戻す。
戻した掌の中には、いつの間に手にしたのか、ピンク色の液体が入った小瓶が握られている。
親指で弾くように小瓶の蓋を外し、ラッシュは一気に自分の口中にその液体を流し込む。
「へへ、アレを使うのか!」
「いいぞ、ラッシュ!」
周りを取り囲む兵士達の間から次々に声が上がる。
ラッシュが自分の指を口中に含み、ゆっくり引き抜くと、指先に先ほどの液体が、
ねっとりとからみついて滴り落ちていく。
「何をするつもりなの!」
声を震わせながら問うファスアの声を無視するように、ラッシュはファスアの唇を乱暴に奪い、
口伝えで液体をファスアの口中に流し込んでくる。
「や…、んん…」
始めの数滴は口の端からこぼれ落ちるが、口中に溢れた薄く甘い液体は行き場を無くし、
ファスアの喉から奥へと流れ込んでいく。
食道を伝い胃に到達したそれは、通った後に熱い感触を残し、胃の更に奥底、
へその下の下腹部へとその熱を伝播させていく。