12/06/09 17:49:08.06
(女装レイヤー専門のコスイベントという特殊なイベントも、開催毎に参加者のレベルが上がり)
(やがて一見すると女しかいないと思えるほどにまで女装の質が上がると、初めはゲテモノ扱いだったイベントも市民権を獲得するようになり)
(今やテレビや雑誌でも特集が組まれるようにまでなる)
(そんな中、ネットでは「とあるレイヤーがとんでもないマゾでビッチで、女装レイヤーとしまくってるらしい」という噂が流れ)
(体験談なんかが載っていてもネット上の噂なので、それを鵜呑みのする人も少ない)
(ミオ…というレイヤーネームのレイヤーがそうだと言われていたが、珍しくも無い名前でやはりそれを簡単に事実と思う人間はごく少数だった)
さーって。今日はどのコにしようかなぁ?
誰かいいコはいないかなぁ…っと。
あ、いけないいけない…また目、元に戻ってた。はぁ~常にジト目って何気に疲れちゃう…
レミリアとか咲夜とかの方が人目引けたかな?あ、でもでも私以外にも一杯いるしインパクトには欠けるかも。
さとりって可愛いけどエロくはないコスになるからこれで釣れるかは微妙かなぁ…
いっそ東方から離れてエロ系で行ってみるのも手だったかなぁ…
でもさとりも可愛いし、着たいコスだったしなぁ。
(意識的にしているためか、ジト目は気を抜けば崩れてしまいもとのぱっちりと大きく、また睫毛の長い瞳になる)
(元に戻ったことに気づけばまたジト目にして、気が抜ければまたぱっちりになるというのを繰り返す)
(スカートはわざと短いものにしてあり、ただ立っているだけならまだしも大きな動作をすると下着が見えてしまう丈で)
(あえて尻を突き出すようにして歩くと、青白のストライプが入った女性物の縞々パンツとそれに包まれている)
(こぶりながらぷりんとした白い尻が除き、それに気づいた何人かがこちらを凝視し、何人かのレイヤーが前かがみになる)
(一見女だらけの空間も、女に見えるのが全員男というのが業の深い不思議な空間だった)
(さとりの特徴でもある第三の目を抱えながら会場内のレイヤーを物色するように見回り…)
あ?あのコいいかも…ブラック★ロックシューターなんて大胆~
それに顔も美人さんで…フフ♪あのコに話しかけちゃおう♪
(黒いエナメル質の衣装が目を引き、上着の下はエナメルのビキニにホットパンツという大胆なコスに身を包んだレイヤーを見つけて)
(小走りになって駆けていく)
あの~初めまして、ブラック★ロックシューターさん?
すっごい似合ってますね~それ。ツインテが左右非対称とか、元キャラちゃーんと見てるのも好みです♪
ねっねっ?この後一緒にお食事とかどうです?すっごい美人さんだからお話したいかも。
あ、会場内のお店ならこのままで入れるから…もしよければ♪
(初めて会うレイヤーに天真爛漫な笑みを向けて積極的に挨拶する)
(まるで無邪気で無害…そう思わせて内心舌なめずりをして、自分よりやや背の高いレイヤーを上目遣いのジト目で眺める)
【お待たせしました~】
【状況説明から入っちゃったから長くなったけど、大体端折っていいよ】
【それじゃよろしく、メーイちゃん♪】