好きに使うスレ STRANGE JOURNEY 14at EROCHARA
好きに使うスレ STRANGE JOURNEY 14 - 暇つぶし2ch507:遠坂 凛 ◆0Th2mzeSKE
11/09/27 22:55:03.67
【いえ、確かめたら前回きっちり――……うう、どうも有難う……ごめん】

>>506
(声のトーンを落とすティトォに、
この世界の通常を理解したのだな、と分かって微笑み)
了解よ。そっちは家でね。
(ブティックの店員とあれこれ相談しながら恨んだ服は、
穏やかなティトォの雰囲気によく似合っていて、問い掛けに大きく頷く)
うん、よく似合ってるわ――上出来。

(バスを降りた停留所からは、河川沿いに綺麗に整備された公園が広がっていて)
(散歩を楽しむお年寄りや、子供を連れた母親の姿――、
戯れる子供達の声が聞こえてくる)
(快晴の青空に、その声が一層高く吸い込まれるようで)
海沿いね。じゃあ、埠頭に向かって歩いてって、いい感じの所で座りましょうか。
(あっちよ、と仕草で示して、軽快に歩きだそうとし)
(ティトォが米神を叩きながら言うのを聞くと―にんまり、と形容してもいい笑みを浮かべた)
……うふふふ。
どうしてわたしの荷物が増えてると思うの?
(がさ、と音を立てて、手に持っている大きな買い物袋を見せて)
ティトォが図書館にいる間に用意したの。
と言うわけで準備は万端よ――さ、行きましょ行きましょ。
(軽くウインクしてみせると、さっさと埠頭に向かう方向へと歩き出した)

(ふたりしてぶらぶらと、5分ほど歩いたろうか)
(潮の香りがきちんと感じられるようになって来た辺り、煉瓦敷きの道の手前)
(雰囲気に合うように作られた、装飾の付いたベンチの前で足を止めて)
この辺りなら、人もそんなに多くなくていいんじゃない?景色もいいし。
(海に向かって開けていく手前―水面がきらきらと光を弾いているのを眺めながら)
(ティトォに向かって同意を求めるように微笑むと、荷物をベンチに置いて)
ティトォはこっち側の端寄りに座ってね。……で、ここにこれを敷いて――と。
(大判のハンカチを間に敷くと、そこに袋から出した食べ物を並べる)
(長めのバゲットに具材が挟まれたサンドイッチを幾つかと、
大ぶりのプラスティック容器に入った野菜サラダに、冷製のコーンスープ)
これがチーズとハムで、こっちがローストビーフと野菜。
で、これがアボガドと海老のサンドイッチ――何切れかにしてあるから、好きなの食べて。
(プラスティックのフォークとスプーン、紙のナプキン等も置いてしまうと)
……出掛けるって分かってたら、お弁当作ったんだけどね。
まあ、これだけは間に合ったから。
(ちょっと恥ずかしそうにティトォに笑いながら、最後に小振りな魔法瓶を取り出すと)
食事時だから、セイロンっていう癖のない種類の紅茶にしてみたわ。
(こぽこぽと小気味よい音と共に、紙コップにミルクティが注がれる)
――結構熱いから、気を付けてね。
(そう注意しつつ、湯気の上がるカップをティトォに渡すと自分にも注いで)
(ティトォに向かって軽く掲げるようにすると)
さて。言うのが遅れちゃったけど。
この世界へようこそ、ティトォ――歓迎よ。

(いただきますと挨拶すると、
ティトォが食べ始めるのを待って、スープのプラカップを持ち上げる)
……あ、このポテトポタージュ美味しい。
(思わず呟いてしまい、ティトォと目線を合わせて微笑むと)
こっちの図書館はどう?ティトォ。システムとか、ティトォの所とあまり変わらない?


【好きなように動いてくれていいわ。今夜も宜しくね、ティトォ】


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